JP2014120369A - 電池パック - Google Patents

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正泰 仲山
Takuya Matsuda
卓也 松田
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Abstract

【課題】ラミネート外装体を有する素電池を収納した電池パックにおいて、厚みを増大させることなく外装ラベルに被覆されないラミネート外装体の封止部の断面を外部より絶縁保護し、高い信頼性を発揮させることが可能な電池パックを提供する。
【解決手段】
パウチセルの素電池2の封止部領域2a、2bを発電要素の厚み(Z)方向に折り返し、封止部の断面25、26を第1面2A側に配向させる。素電池2の少なくとも第1面2Aの周縁を断続的に取り囲むように外装ラベル2を被着する。ラベル間隙D1、D2に位置する封止部の断面25、26を絶縁シート7A、7Bで被覆する。素電池2の第1面2Aと第2面2Bは絶縁シート7A、7Bを被覆しないようにする。
【選択図】図4

Description

本発明は電池パックに関し、特にパウチセルを有する電池パックに関する。
近年、発電要素をラミネート外装体に収納して封止した、いわゆるパウチセルを用いた電池パックが開発されている。パウチセルは軽量且つ薄型であり、各種携帯型電子機器や電動工具、電動アシスト自転車、電気自動車等の電源として用いられている(特許文献1を参照)。
電池パックは、例えばパウチセルの素電池と、素電池に電気接続された保護回路基板とを外装シートで被覆してなる。
図7(a)は、従来の電池パック1Xの構成を例示する組図である。図7(b)は、電池パック1の外装ラベル8の間隙D1周辺の部分拡大図である。図7(c)は、電池パック1Xの外装ラベル8の間隙D1周辺の部分斜視図である。図7(a)に示す電池パック1Xは、パウチセルの素電池2Xと保護回路基板(不図示)とを含むコアパック10Xを、外装ラベル8で被覆してなる。素電池2Xにおいて、長手(Y)方向側面に沿って位置する封止部領域は素電池2Xの厚み(Z)方向に曲折される。これにより封止部の断面25、26は図7(a)のように第1面2A側に配向する。外装ラベル8はその中央部8eにおいて素電池2Xの第2面2B(紙面下方の面)の全面を被覆し、端部8a〜8dにおいて第1面2Aの周縁を被覆するように配される。
特開2007−335309号公報 特開2005−197218号公報 特開2011−82136号公報
外装ラベル8の端部8a〜8dの間には隙間が存在する。このため電池パック1Xの第1面2Aを平面視すると、図7(b)に示すように第1面2Aの角部C1付近における端部8d、8cの間にラベル間隙D1、角部C2付近の端部8bと8cの間にラベル間隙D2がそれぞれ形成される。ここで図7(c)に示すように、ラベル間隙D1からは封止部の断面25が露出する。封止部の断面25には金属層(ここではAl層)と、その両面に配された樹脂層とが存在する。尚、図示しないがラベル間隙D2においても同様に封止部の断面26が露出する。
このように金属層が露出していると、金属層が外部の異種金属等と接触した場合、イオン化傾向の違いにより金属層が電蝕する。これによりラミネート外装体が破れて内部の電解液が漏れ出し、電池パック1Xの信頼性が低下するおそれがある。
この問題に対し、例えば封止部の断面25、26と素電池2Xの第1面2Aにわたって絶縁テープ等を貼着したり、端部8b〜8d同士を部分的に重ねて貼着することで、封止部の断面25、26を露出させないように図る等の対策が考えられる。しかしながら、これらの対策では電池パック1Xの厚みを増大させてしまうため、電池パック1Xの特徴の一つである薄型のメリットを減殺させるという別の問題を生じうる。
本発明は以上の課題に鑑みてなされたものであり、ラミネート外装体の素電池を収納した電池パックにおいて、厚みの増大を防止しつつ、外装ラベルに被覆されないラミネート外装体の封止部の断面を外部より絶縁保護し、高い信頼性を発揮させることが可能な電池パックを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一態様に係る電池パックは、発電要素と、前記発電要素を収納するラミネート外装体とを有する素電池を備える電池パックであって、前記発電要素は互いに矩形状の一対の第1面及び第2面と、前記第1面及び前記第2面の周囲を取り囲む4側面とを有する形状を有し、前記発電要素を挟んで前記ラミネート外装体を折り返し、前記発電要素の周囲3方における前記ラミネート外装体の周縁部を重ね合わせて封止してなる封止部と、前記封止部における前記ラミネート外装体の断面の端部領域を少なくとも被覆するように配された絶縁シートと、前記端部領域上の前記絶縁シートを外部露出させ且つ前記ラミネート外装体の断面の前記端部領域とは異なる領域を含む前記素電池の表面に被着された外装ラベルとを有する構成とする。
ここで本発明の別の態様では、前記4側面に含まれる平行な第1側面及び第2側面に沿って前記封止部の一部または全部が前記第1面側に曲折されることにより、前記ラミネート外装体の断面の前記端部領域が前記第1面側に配向し且つ前記第1面の周縁のいずれかの角部に近接して存在する構成とすることもできる。
また本発明の別の態様では、前記外装ラベルは前記素電池の前記第2面と、前記ラミネート外装体の断面の前記端部領域とは異なる領域と、前記第1面の少なくとも周縁とにわたり被着されている構成とすることもできる。
また本発明の別の態様では、前記4側面には前記第1側面と前記第2側面の両方に隣接する第3側面が含まれ、前記角部は前記第1側面と前記第3側面との間に位置する第1角部と、前記第2側面と前記第3側面との間に位置する第2角部とを含み、前記第1角部と前記第2角部とにそれぞれ近接して前記ラミネート外装体の断面の端部領域が存在し、前記封止部の前記第1側面または前記第2側面との対向面を内表面とし、前記封止部の前記内表面とは反対側の面を外表面とするとき、前記第1角部と、前記第2角部とに近接する、前記ラミネート外装体の断面の2つの前記端部領域との各対応位置において、前記絶縁シートは前記封止部の前記外表面と前記第3側面の一部領域とにわたり連続して被着されている構成とすることもできる。
また本発明の別の態様では、前記絶縁シートは表面に粘着層が形成された第1シート部を有し、前記第1シート部は、前記封止部の前記外表面と前記第3側面とに前記粘着層にて前記被着されている構成とすることもできる。
また本発明の別の態様では、前記絶縁シートは、前記第1シート部と連続し且つ前記ラミネート外装体の断面の端部領域を被覆する第2シート部と、前記第2シート部と連続し且つ前記第1側面又は前記第2側面と対向する前記封止部の前記内表面を被覆する第3シート部とを有する構成とすることもできる。
また本発明の別の態様では、前記絶縁シートは前記第3シート部において、前記封止部の内表面と前記第3側面の一部領域とに連続して被着されている構成とすることもできる。
また本発明の別の態様では、前記第1シート部の面積は前記第3シート部の面積より大きく、前記絶縁シートが前記第3側面と対向する位置において、前記第1シート部と前記第3シート部とが互いに折り返されて前記粘着層にて貼り合わされ、前記第1シート部が残余の前記粘着層にて前記第3側面に被着されている構成とすることもできる。
また本発明の別の態様では、前記絶縁シートは前記素電池に対し、2以上の前記角部に近接する前記ラミネート外装体の断面の各端部領域において、互いに離間して存在する構成とすることもできる。
また本発明の別の態様では、前記封止部は、前記第1側面と、前記第2側面と、前記第3側面とは異なる第4側面との各周囲にわたって連続するように形成され、前記第3側面の両端の各角部の近接位置において、前記ラミネート外装体の断面の前記端部領域がそれぞれ存在する構成とすることもできる。
また本発明の別の態様では、前記第1面を平面視する際、前記第4側面の両端の各角部に近接する前記封止部の断面の領域が絶縁部材で覆われている構成とすることもできる。
また本発明の別の態様では、前記素電池は前記第4側面より延出する封止部の領域よりさらに延出された極性端子を有し、前記極性端子に電気接続され且つ前記外装ラベル下に収納された回路基板を備える構成とすることもできる。
また本発明の別の態様では、前記外装体はアルミラミネートシートからなる構成とすることもできる。
また本発明の別の態様では、前記絶縁シートは紙シートを用いてなる構成とすることもできる。
また本発明の別の態様では、前記外装ラベルは、中央部と、前記中央部の周囲に存在する複数の端部とを有し、前記中央部が前記素電池の第2面の全面に被着され、前記複数の端部の少なくともいずれかが前記ラミネート外装体の断面の前記端部領域と、前記第1面とに前記被着されている構成とすることもできる。
また本発明の別の態様では、前記素電池をリチウムイオンポリマー電池とすることもできる。
本発明の一態様に係る電池パックでは、発電要素の周囲3方におけるラミネート外装体の周縁部を重ね合わせて封止してなる封止部において、ラミネート外装体の断面の端部領域を少なくとも被覆するように絶縁シートが配される。これにより封止部におけるラミネート外装体の断面の端部領域に金属層が存在する場合であっても、金属層が外部の異種金属等と接触し、電蝕を生じるのを防止できる。従って、金属層の電蝕に起因してラミネート外装体が破損して電解液が漏れ出るのを防止でき、高い信頼性を発揮させることができる。
一方、絶縁シートは封止部に配設されるため、例えば封止部以外の素電池の領域に絶縁シートを配設しないようにすることで、絶縁シートによって素電池の厚みが増大するのを防止できる。
電池パック1を上面側から見た外観図(a)と、下面側から見た外観図(b)である。 電池パック1の内部構成を示す展開図(組図)である。 絶縁シート7A(7B)の構成を示す展開図(a)と、絶縁シートの変形例を示す展開図(b)、(c)である。 電池パック1の部分正面図(a)と、電池パック1の外装ラベル8の間隙D1周辺の部分拡大図(b)と、電池パック1の外装ラベル8の間隙D1周辺の部分斜視図(c)である。 電池パック1の製造工程を示す斜視図である。 電池パック1の製造工程を示す部分斜視図である。 従来の電池パック1Xの構成を示す組図(a)と、電池パック1の外装ラベル8の間隙D1周辺の部分拡大図(b)と、電池パック1Xの外装ラベル8の間隙D1周辺の部分斜視図(c)である。
以下に、本発明の実施の形態を説明する。尚、当然ながら本発明は以下に示す各実施の形態に限定されず、本発明の技術的範囲を逸脱しない範囲で適宜変更することができる。
<実施の形態1>
(電池パック1の外観構成)
本発明の実施の形態1に係る電池パック1の外観構成を、図1(a)及び図1(b)を用いて説明する。図1(a)及び図1(b)は、同順に電池パック1を上面側及び下面側からそれぞれ見た外観図である。
電池パック1は、素電池2と、絶縁板3cと、絶縁部材6と、外装ラベル8と、定格シール9とからなる外装を有し、Z方向を厚み方向、X方向を幅方向、Y方向を長手方向とする外観形状である。絶縁板3cにはスリット30が設けられ、スリット30よりコネクタ線5bが外部に延出されている。
(電池パック1の内部構成)
電池パック1の全体的な内部構成を図1〜図5に基づいて説明する。図2は電池パック1の内部構成を示す展開図(組図)である。図3(a)は絶縁シート7A(7B)の構成を示す展開図である。図4は電池パック1の部分正面図(a)と、電池パック1の外装ラベル8の間隙D1周辺の部分拡大図(b)と、電池パック1の外装ラベル8の間隙D1周辺の部分斜視図である。図5は、電池パック1の製造工程を示す斜視図である。
図2に示すように、電池パック1は、パウチセル構造の素電池2と、絶縁板3a〜3cと、リード部材4と、保護回路基板5と、絶縁部材6と、絶縁シート7A、7Bと、外装ラベル8と、定格シール9とを有してなる。
図2に示すように、電池パック1の全体的な構成としては、素電池2の長手(Y)方向上側に絶縁板3aを介して保護回路基板5を配置し、保護回路基板5を絶縁板3cで被覆し、絶縁部材6で絶縁板3cを素電池2に固定した状態とし、素電池2の第2面2Bの全面と第1面2Aの周囲を外装ラベル8で被覆し、第1面2Aの中央に定格シール9を貼着してなる。電池パック1では、外装ラベル8と定格シール9を除いた上記構成要素でコアパックが構成されている。
以下、電池パック1の各構成要素を順に説明する。
[外装ラベル8]
外装ラベル8はPET等の材料からなる樹脂フィルムで構成されたシート体である。外装ラベル8は素電池2の第1面2A、第2面2Bの形状及びサイズに合わせた矩形状の中央部8eと、中央部8eの周囲に存在する複数の端部とを有する。具体的には、中央部8eの周囲4辺より連続して4つの端部8a〜8dが配されている。外装ラベル8は素電池2との対向面に粘着層を有する。素電池2に対し、中央部8eは第2面2Bの全面を被覆するように被着される。また各端部8a〜8dは、ここでは素電池2の封止部領域2a、2bの断面25、26の大部分を占める第2領域Y1、Y2を被覆し、断面25、26のY方向一端に存在する第1領域Y3、Y4を被覆しないように配される(図5(c))。尚、第1領域Y3、Y4は、封止部領域2a、2bにおけるラミネート外装体の断面25、26の端部領域である。また第2領域Y1、Y2は、ラミネート外装体の断面25、26の端部領域(第1領域Y3、Y4)とは異なる領域である。第1領域Y3、Y4は、各端部8a〜8dを素電池2に被着させた場合、端部8a〜8dの各一部が互いに重なって電池パック1の厚みが増さない目的で設けられている。従って外装ラベル8を素電池2に被着すると、第1面2Aを平面視した際、第1領域Y3、Y4の位置に合わせ、端部8c、8dの間にラベル間隙D1、端部8c、8bの間にラベル間隙D2がそれぞれ存在する(図1(a)、図4(a)〜(c)、図5(c))。
なお本発明において、外装ラベル8の被着方法は上記に限定されない。外装ラベル8は、第1領域Y3、Y4上の絶縁シート7A、7Bを外部露出させつつ、断面25、26の第1領域Y3、Y4とは異なる第2領域Y1、Y2を含む、素電池2の表面に被着すればよい。
[定格シール9]
定格シール9は外装ラベル8と同様の樹脂フィルムで構成されたシート体であり、電池パック1の定格が記載される。定格シール9は素電池2との対向面に粘着層を有し、素電池2の第1面2Aの中央に貼着される。
[素電池2]
素電池2は、発電要素(不図示)と、発電要素を収納するラミネート外装体と、発電要素の周囲に存在するラミネート外装体の周縁部を重ね合わせてなる封止部とを有するパウチセルである。発電要素は、互いに矩形状の一対の2主面と、その周囲を取り囲む4側面とを有する偏平状の形状を有する。従って素電池2は、外観的にはXY方向を平面方向とする一対の2主面(第1面2A、第2面2B)と、第1面2A及び第2面2Bの間に配され、第1面2A及び第2面2Bより面積が小さい4側面(第1側面2d、第2側面2e、第3側面2f、第4側面2g)を有する偏平状の形状を有する。
第1側面2d、第2側面2eは素電池2の長辺に沿った一対の側面であり、第3側面2f、第4側面2gは素電池2の短辺に沿った一対の側面である。素電池2は、第1側面2d、第2側面2e、第3側面2gと対向する各位置にわたり形成された、ラミネート外装体の封止部(封止部領域2a〜2c)を有する。具体的に封止部領域2a〜2cは、素電池2の製造時において、発電要素を挟んでラミネート外装体を折り返し、発電要素の周囲3方における前記ラミネート外装体の周縁部を重ね合わせて封止してなる(図5(a)〜図5(c))。
完成後の素電池2では、封止部領域2aが第2側面2eに沿って厚み(Z)方向に曲折された曲折部となり、封止部領域2bが第1側面2dに沿って厚み(Z)方向に折り返された曲折部となる(図5(b))。これにより素電池2では、第1面2A側に一対の樹脂層とその間に介挿されたアルミニウム層からなる封止部の断面25、26が配向している(図5(c))。第3側面2fの両端の各角部(第1角部C1、第2角部C2)の近接位置において、ラミネート外装体の断面25、26の端部領域(第1領域Y3、Y4)がそれぞれ存在している(図2)。
尚、第4側面2gより延出された封止部領域2cは曲折されない。封止部領域2cの上方には保護回路基板5等を配置するためのテラス2hが存在する(図2)。
素電池2は、内部構造としては不図示の正極板及び負極板がセパレータを介して積層され、これを側面より押し潰してなる直方体状の発電要素29が、電解液とともにラミネート外装体の内部に収納されている(図5(a))。電解質にはリチウムイオンポリマーを利用する。正極板、負極板にはそれぞれ極性端子であるタブ23、24が同順に接続され、タブ23、24は封止部領域2cより外部に露出するように延出される。タブ23、24と封止部領域2cとが重なる位置には、封止性を向上させるためのタブ樹脂27、28が介在する。タブ23はNi材料またはCu材料で構成され、タブ24はAl材料で構成される。
[絶縁板3a〜3c]
絶縁板3a〜3cは、いずれも絶縁紙等のシート体で構成される。
絶縁板3aは、素電池2のテラス2hの内部に配され、素電池2に対する保護回路基板5またはリード部材4等の不要な接触を防止する。絶縁板3aの表面には素電池2のタブ23、24が折り返され、リード板4a、4bと接続されている。
絶縁板3bは、リード板4cに配されたPTC素子本体と保護回路基板5との不要な接触を防止するために設けられる。
絶縁板3cは、保護回路基板5と外部との不要な接触を防止するために設けられ、保護回路基板5の基板本体5aをその両面側より挟み込むように配される。絶縁板3cにはスリット30が設けられ、基板本体5aより延設されたコネクタ線5bが挿通されて外部に延設される。
[リード部材4]
リード部材4は、複数のリード板4a、4b、4cで構成され、保護回路基板5と素電池2とを電気接続するために用いられる(図2)。
リード板4a、4b、4cは、通電性及び溶接特性に優れる板状の金属材料(NiPまたはNi−Fe−Niクラッド材)を用いて構成される。さらにリード板4cは、異常電流が流れた際に通電を遮断するPTC素子本体が板状の金属材料からなるリード部に接続されてなる。
リード板4a、4b、4cの具体的な電気接続例を図2に基づいて説明する。
負極端子のタブ23には、リード板4aが電気接続される。正極端子のタブ24には、リード板4bが電気接続される。リード板4aには、さらにリード板4cが電気接続される。リード板4b、4cは、それぞれ保護回路基板5の基板本体5aと電気接続される。
タブ23とリード板4aとの電気接続、タブ24とリード板4bとの電気接続、リード板4a、4cの電気接続は、いずれも例えばダイレクトスポット溶接により実施される。リード板4b、4cと基板本体5aとの電気接続は、例えばシリーズスポット溶接により実施される。
[保護回路基板5]
保護回路基板5は、素電池2の充放電時の電流及び電圧を管理するとともに、駆動時に素電池2が異常温度を発生した場合に通電を遮断して素電池2を保護する目的で配される。保護回路基板5は、ガラスエポキシ樹脂等のコンポジット材料からなる長尺状の基板本体50と、基板本体5aに接続され、外部機器に対して得接続されるコネクタ線5bとを有してなる。
[絶縁部材6]
絶縁部材6は耐熱性の樹脂材料からなる粘着テープであり、素電池2の長手(Y)方向一端側に貼着され、絶縁板3a〜3c、リード部材4、保護回路基板5等を素電池2のテラス2h内部に配置した状態で保持するために用いられる。絶縁部材6は素電池2の第1面2A及び第2面2Bにわたり貼着される(図2)。
[絶縁シート7A、7B]
絶縁シート7A、7Bは、電池パック1の特徴部分の一つであり、外装ラベル8に被覆されないラミネート外装体の封止部の断面25、26の一部領域である第1領域Y3、Y4を少なくとも被覆するように配し、第1領域Y3、Y4を外部より絶縁して保護するために用いられる。絶縁シート7A、7Bは紙シート材料で構成され、互いに同一の形状及び構成を有する。
図3(a)に示すように、絶縁シート7A(7B)は、短冊状の第1シート部70A(70B)と、第1シート部70A(70B)に連続する第2シート部71A(71B)と、第2シート部71A(71B)に連続する第3シート部72A(72B)とを有する。
第1シート部70A(70B)は第1シート面L1に粘着層を有する。一方、第1シート部70A(70B)の第2シート面L2、第2シート部71A(71B)の両面、第3シート部72A(72B)の両面はいずれも粘着層を有さない。
以下、図2、図3、図5に基づいて絶縁シート7Bの態様を説明するが、この態様の説明に関し、絶縁シート7Aの態様をカッコ内で示す。
まず図5(b)に示すように、封止部領域2a、2bの第1側面2dまたは第2側面2eとの対向面を「内表面」と定義する。また封止部領域2a、2bの「内表面」とは反対側の面で、外部露出している面を「外表面」と定義する。
図2及び図3に示すように、第1シート部70B(70A)は、第1角部C1(第2角部C2)に近接した第1領域Y4(Y3)に対応する位置で、粘着層を介して封止部領域2b(2a)の外表面と第3側面2f(2f)にわたって連続的に被着される。ここで第1角部C1(第2角部C2)は第1側面2d(第2側面2e)と第3側面2fとが交差する位置の角部である。
第2シート部71B(71A)は封止部の断面25(26)に合わせた幅を持つ部位であり、第1角部C1(第2角部C2)付近の第1領域Y3(Y4)における封止部の断面25(26)の部分を上面より被覆する。
第3シート部72B(72A)は、第1角部C1(第2角部C2)付近において、封止部領域2b(2a)の第1側面2d(第2側面2e)と対向する内表面を被覆する部位である。電池パック1において、第3シート部72B(72A)は、封止部領域2b(2a)とこれに対向する第1側面2d(第2側面2e)との間に挟み込まれ、このときの摩擦力によって第2シート部71B(71A)の位置を封止部の断面25(26)の真上に保持する役目もなす。第3シート部72B(72A)は、封止部領域2b(2a)の第1側面2d(第2側面2e)と対向する内表面と、第3側面2fの一部領域とに連続的に被着される。
電池パック1に対し、絶縁シート7A、7Bは第1角部C1、第2角部C2に対応する各第1領域Y3(Y4)において、互いに離間して被着される(図2)。すなわち、絶縁シート7A、7Bは素電池2に対し、2以上の角部に近接するラミネート外装体の断面の各端部領域において、互いに離間して存在している。
(電池パック1において奏される効果)
電池パック1では図4(a)に示すように、素電池2の第1面2Aにおいて、ラベル間隙D1(D2)に封止部の断面25(26)の一部が位置しているが、これらの封止部の断面25(26)の部分は絶縁シート7B(7A)の第2シート部71B(71A)によって適切に被覆されている(図4(b)、(c))。これにより、封止部の断面25(26)が外部露出していない。
従って、ラベル間隙D1(D2)に位置する封止部の断面25(26)に金属層が存在する場合であっても、金属層が外部の異種金属と接触して電蝕を生じ、素電池2のラミネート外装体の封止が破られて内部より電解液が漏れ出るのを防止することができる。よって、電池パック1では高い信頼性を発揮させることができる。
尚、絶縁シート7A、7Bは、封止部領域2a、2bの表面を一部被覆するが、図4(c)に示すように、素電池2に対し、第1面2A及び第2面2Bを被覆しないように被着される。従って絶縁シート7A、7Bを配設しても、素電池2の厚みが増大することはない。これにより電池パック1の薄型のメリットを活かすことができる。
(電池パック1の製造方法)
以下、電池パック1の製造方法を例示する。当然ながら電池パック1の製造方法はこれに限定されない。
[素電池2の準備]
正極板及び負極板がセパレータを介して積層され、これを側面より押し潰してなる偏平状の発電要素29を作製する。正極板、負極板に対してタブ23、24を同順に接続する。タブ23、24と封止領域とが重なる位置にタブ樹脂27、28を配設する。
図5(a)に示すように、凹部21Xと、平坦なシート部22Xとを有するアルミラミネートシート20Xを用意する。凹部21Xに発電要素29を電解液とともに収納する。凹部21Xとシート部22Xとの境界付近に存在する折り曲げ線X1にてシート部22Xを折り曲げ、発電要素29側に重ねる。発電要素29を取り囲む周囲3方のアルミラミネートシート20Xの端部を熱圧着して封止する。これにより封止部領域2a、2b、2cを有する封止部を形成し、ラミネート外装体を構成する(図5(b))。
[素電池2の折曲加工]
封止部領域2a(2b)を、これと対向する第1側面2d(第2側面2e)に沿って発電要素29の厚み(Z)方向に折り曲げる(図5(b))。これにより曲折部となった封止部領域2a(2b)の断面25(26)を第1面2A側に配向させる(図5(c))。
以上で素電池2を完成する。
[絶縁シート7A、7Bの取着]
絶縁シート7A、7Bを用意する。
素電池2の第1面2Aの第1角部C1付近において、まず絶縁シート7Bの第1シート部70Bの粘着層が存在する第1シート面L1を、封止部領域2bの外表面に貼着する(図6(a))。これにより、素電池2に対する絶縁シート7Bの大まかな位置決めを行う。
第2シート部71Bで第1領域Y3における封止部の断面25を被覆させつつ、第3シート部72Bを封止部領域2bと第1側面2dとの間に挟み込む(図6(b))。尚、第2シート部71B及び第3シート部72Bには粘着層を形成していないため、貼りずれを防いで効率的に第2シート部71B及び第3シート部72Bを適切に配設できる。
第3側面2fに対向する位置において、第1シート部70Bと第3シート部72Bとを粘着層を介して貼り合わせる。第1シート部70Bは第3シート部72Bより面積が大きいため、第1シート部70Bの残余の粘着層が露出する(図6(c))。そこで、残余の粘着層を用いて第1シート部70Bを第3側面2fに貼着する。これにより封止部領域2bの外表面と第3側面2fとに一体的に第1シート部70Bを貼着することができる。
尚、第1面の第2角部C2付近においても、第1領域Y4における封止部の断面26を被覆するように、絶縁シート7Bと同様に絶縁シート7Aを貼着する。以上で絶縁シート7A、7Bの取着を終える。
[リード部材4の接続]
ダイレクトスポット溶接により、負極端子のタブ23にリード板4a、正極端子のタブ24にリード板4bをそれぞれ電気接続する。リード板4aに、さらにリード板4cを電気接続する。シリーズスポット溶接により、リード板4b、4cをそれぞれ保護回路基板5の基板本体5aと電気接続する。ハンダ溶接により、基板本体5aにコネクタ線5bを電気接続する。
[絶縁板3a〜3cの配設等]
上記リード部材4の接続と平行して、テラス2hの上に絶縁板3aを配設する。リード板4a、4cの間に絶縁板3bを配設する。スリット30にコネクタ線5bを挿通させながら絶縁板3cを配設する(図2)。
絶縁板3cの外部より、素電池2の第1面2A及び第2面2Bにわたって絶縁部材6を貼着する(図2)。
[外装ラベル8の配設等]
外装ラベル8を用意する。平面状に展開した外装ラベル8の中央部8eを第2面2Bの全面に被着させる。端部8a〜8dを折り返し、封止部の断面25、26の第2領域Y1、Y2(図5(c))と、第1面2Aの4辺の周縁とにそれぞれ被着させる。これにより外装ラベル8を素電池2に配設する。
第1面2Aの中央に定格シール9を貼着する。
以上で電池パック1が完成する。
<実施の形態2>
次に、本発明の実施の形態2について、実施の形態1との差異を中心に説明する。図3(b)は、実施の形態2の絶縁シート7C(7D)の構成を示す展開図である。絶縁シート7A(7B)との違いは、第1シート部70C(70D)と第3シート部72C(72D)とを同サイズとした点である。
このような構成の絶縁シート7C(7D)を用いても、実施の形態1とほぼ同様の効果を期待できる。第3側面2fと対向する位置では、第1シート部70C(70D)の粘着層は全て第3シート部72C(72D)と粘着するため外部に露出しないが、第1シート部70C(70D)のほぼ全体が外装ラベル8によって被覆されるため、絶縁シート7C(7D)は外装ラベル8の内部で良好に保持される。
<実施の形態3>
図3(c)は、実施の形態3の絶縁シート7E、7Fの構成を示す展開図である。絶縁シート7A、7Bとの違いは、絶縁シート7E、7Fを平面視する際に互いに対称的となる形状に形成し、第3シート部72E(72F)を封止部領域2b(2a)と第1側面2d(第2側面2e)の間に挟み込む位置のみに設けた点にある。絶縁シート7E、7Fは同順に素電池2の第1面2Aの角部C1、C2に対応する位置に配される。
このような構成を持つ絶縁シート7E、7Fを用いても、実施の形態1とほぼ同様の効果を期待できる。さらに第3側面2fとの対向位置において、第1シート部70E、70Fはいずれも第3シート部72E、72Fと貼り合わされずに広い粘着層を介して第3側面2fと被着できるため、その分、素電池2に絶縁シート7E、7Fを強固に配設できる利点がある。
<その他の事項>
電池パック1に収納される素電池は1個に限定されず、2個以上であってもよい。
電池パック1が有する回路基板は保護回路基板に限定されず、サブ基板等、その他の基板であってもよい。
絶縁シート7A〜7Fにおいて、第1シート部70A〜70Fに配する粘着層は必須ではなく、これを省略することもできる。
各実施形態の電池パックでは、封止部領域2cを折り返さず、封止部の一部領域を折り返す構成とした。本発明はこれに限定されず、封止部領域2a、2bとともに封止部領域2cを第1面2A側に折り返すことで、封止部の全部を折り返した構成としてもよい。
本発明に係る電池パックは、例えばノート型コンピュータ、携帯電話、PDA、タブレット、ポータブルDVDプレーヤ、携帯型GPS、トランシーバ等の携帯型電子機器、或いは電動工具、ハンディ型掃除機等の主電源またはバックアップ用電源として幅広く利用できる。或いはパワーアシスト自転車の主電源としても利用できる。
1 第1角部
2 第2角部
1、D2 ラベル間隙
1 第1シート面
2 第2シート面
1、Y2 第2領域
3、Y4 第1領域
1 電池パック
2 素電池
2A 第1面
2B 第2面
2a、2b、2c 封止部領域
2d 第1側面
2e 第2側面
2f 第3側面
2g 第4側面
2h テラス
3 絶縁部材
4 リード部材
5 保護回路基板
5a 基板本体
5b コネクタ線
6 絶縁部材
7A〜7F 絶縁シート
8 外装ラベル
8a〜8d 端部
8e 中央部
9 定格ラベル
10X コアパック
20X ラミネートシート
23、24 タブ(極性端子)
25、26 ラミネート外装体の封止部の断面
29 発電要素
70A〜70F 第1シート部
71A〜71F 第2シート部
72A〜72F 第3シート部

Claims (16)

  1. 発電要素と、前記発電要素を収納するラミネート外装体とを有する素電池を備える電池パックであって、
    前記発電要素は互いに矩形状の一対の第1面及び第2面と、前記第1面及び前記第2面の周囲を取り囲む4側面とを有する形状を有し、
    前記発電要素を挟んで前記ラミネート外装体を折り返し、前記発電要素の周囲3方における前記ラミネート外装体の周縁部を重ね合わせて封止してなる封止部と、
    前記封止部における前記ラミネート外装体の断面の端部領域を少なくとも被覆するように配された絶縁シートと、
    前記端部領域上の前記絶縁シートを外部露出させ且つ前記ラミネート外装体の断面の前記端部領域とは異なる領域を含む前記素電池の表面に被着された外装ラベルとを有する
    電池パック。
  2. 前記4側面に含まれる平行な第1側面及び第2側面に沿って前記封止部の一部または全部が前記第1面側に曲折されることにより、前記ラミネート外装体の断面の前記端部領域が前記第1面側に配向し且つ前記第1面の周縁のいずれかの角部に近接して存在する
    請求項1に記載の電池パック。
  3. 前記外装ラベルは前記素電池の前記第2面と、前記ラミネート外装体の断面の前記端部領域とは異なる領域と、前記第1面の少なくとも周縁とにわたり被着されている
    請求項2に記載の電池パック。
  4. 前記4側面には前記第1側面と前記第2側面の両方に隣接する第3側面が含まれ、
    前記角部は前記第1側面と前記第3側面との間に位置する第1角部と、前記第2側面と前記第3側面との間に位置する第2角部とを含み、前記第1角部と前記第2角部とにそれぞれ近接して前記ラミネート外装体の断面の端部領域が存在し、
    前記封止部の前記第1側面または前記第2側面との対向面を内表面とし、前記封止部の前記内表面とは反対側の面を外表面とするとき、
    前記第1角部と、前記第2角部とに近接する、前記ラミネート外装体の断面の2つの前記端部領域との各対応位置において、前記絶縁シートは前記封止部の前記外表面と前記第3側面の一部領域とにわたり連続して被着されている
    請求項2または3に記載の電池パック。
  5. 前記絶縁シートは表面に粘着層が形成された第1シート部を有し、
    前記第1シート部は、前記封止部の前記外表面と前記第3側面とに前記粘着層にて前記被着されている
    請求項4に記載の電池パック。
  6. 前記絶縁シートは、
    前記第1シート部と連続し且つ前記ラミネート外装体の断面の端部領域を被覆する第2シート部と、
    前記第2シート部と連続し且つ前記第1側面又は前記第2側面と対向する前記封止部の前記内表面を被覆する第3シート部とを有する
    請求項5に記載の電池パック。
  7. 前記絶縁シートは前記第3シート部において、前記封止部の前記内表面と前記第3側面の一部領域とに連続して被着されている
    請求項6に記載の電池パック。
  8. 前記第1シート部の面積は前記第3シート部の面積より大きく、
    前記絶縁シートが前記第3側面と対向する位置において、前記第1シート部と前記第3シート部とが互いに折り返されて前記粘着層にて貼り合わされ、前記第1シート部が残余の前記粘着層にて前記第3側面に被着されている
    請求項7に記載の電池パック。
  9. 前記絶縁シートは前記素電池に対し、2以上の前記角部に近接する前記ラミネート外装体の断面の各端部領域において、互いに離間して存在する
    請求項3〜8のいずれかに記載の電池パック。
  10. 前記封止部は、前記第1側面と、前記第2側面と、前記第3側面とは異なる第4側面との各周囲にわたって連続するように形成され、
    前記第3側面の両端の各角部の近接位置において、前記ラミネート外装体の断面の前記端部領域がそれぞれ存在する
    請求項4〜9のいずれかに記載の電池パック。
  11. 前記第1面を平面視する際、前記第4側面の両端の各角部に近接する前記封止部の断面の領域が絶縁部材で覆われている
    請求項10に記載の電池パック。
  12. 前記素電池は前記第4側面より延出する封止部の領域よりさらに延出された極性端子を有し、前記極性端子に電気接続され且つ前記外装ラベル下に収納された回路基板を備える
    請求項10または11に記載の電池パック。
  13. 前記外装体はアルミラミネートシートからなる
    請求項1〜12のいずれかに記載の電池パック。
  14. 前記絶縁シートは紙シートを用いてなる
    請求項1〜13のいずれかに記載の電池パック。
  15. 前記外装ラベルは、中央部と、前記中央部の周囲に存在する複数の端部とを有し、
    前記中央部が前記素電池の第2面の全面に被着され、
    前記複数の端部の少なくともいずれかが前記ラミネート外装体の断面の前記端部領域と、前記第1面とに前記被着されている
    請求項1〜14のいずれかに記載の電池パック。
  16. 前記素電池はリチウムイオンポリマー電池である
    請求項1〜15のいずれかに記載の電池パック。
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