JP2014115319A - 光学系および光学機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】傷がつきにくく光学性能を維持することが可能な光学系および光学機器を提供すること
【解決手段】複数のレンズ群の中で最も外側に配置された第3レンズ群L3は異なる樹脂材料よりなる複数のレンズを接合した接合レンズであり、前記接合レンズを構成する中心肉厚の最も厚いレンズL3aの材料の鉛筆硬度をH1、前記接合レンズの最も外側のレンズL3bの材料の鉛筆硬度をH2、前記中心肉厚の最も厚いレンズの中心厚と材料の吸水率をt1、A、前記最も外側のレンズの吸水率と材料をt2、Bとすると、H1<H2、1<B/A<35、1.6≦t1/t2<20が満足される。
【選択図】図1

Description

本発明は、光学系および光学機器に関する。
樹脂材料から構成される単レンズは、光学ガラスからなる単レンズに比べて安価で軽量であるが、硬度が低く傷が入りやすい。従って、一眼レフカメラの接眼レンズにおいて樹脂材料のレンズを使用する場合には、最も外側のレンズに傷が入りにくい硬度が十分な材料を選択する必要がある。
特許文献1は、最も観察側のレンズの材料を樹脂で構成したファインダー光学系を開示している。特許文献2は、接眼レンズを4つのレンズより構成している。
特開2001−311881号公報 特開2000−111810号公報
しかしながら、アクリル樹脂は、硬度は高いが、吸水率も高く、経時変化によりレンズ面形状や屈折率が変化し、特に中心厚の厚いレンズではこの変化が長時間にわたって生じ、光学性能が悪化する。また、接眼レンズの中心厚を薄くすると観察倍率が低下する。また、ポリカーボネート樹脂は、吸水率は低く、レンズ面形状や屈折率の変化は少ないが、硬度が低いため、傷がつき易い。特許文献2の接眼レンズは、レンズ枚数が多いため、光学系の大型化、メカ構成の複雑化、透過率の低下を招きやすい。
本発明は、傷がつきにくく光学性能を維持することが可能な光学系および光学機器を提供することを目的とする。
本発明の光学系は、互いに異なる樹脂材料よりなる複数のレンズを接合した接合レンズが最も外側に配置された光学系であって、前記接合レンズを構成する中心肉厚の最も厚いレンズの材料の鉛筆硬度をH1、前記接合レンズの最も外側のレンズの材料の鉛筆硬度をH2、前記中心肉厚の最も厚いレンズの中心厚と材料の吸水率をt1、A、前記最も外側のレンズの中心厚と材料の吸水率をt2、Bとするとき、以下の条件式を満足することを特徴とする。
H1<H2
1<B/A<35
1.6≦t1/t2<20
本発明によれば、傷がつきにくく光学性能を維持することが可能な光学系および光学機器を提供することができる。
本発明の樹脂材料接合レンズを有する接眼レンズを有するファインダー光学系を一眼レフカメラに適用したときの要部断面図 本発明の接眼レンズの断面図である。(実施例1、3) 本発明の接眼レンズの収差図である。(実施例1) 本発明の接眼レンズの断面図である。(実施例2、4〜7) 本発明の接眼レンズの収差図である。(実施例2) 本発明の接眼レンズの収差図である。(実施例3) 本発明の接眼レンズの収差図である。(実施例4) 本発明の接眼レンズの収差図である。(実施例5) 本発明の接眼レンズの収差図である。(実施例6) 本発明の接眼レンズの収差図である。(実施例7) 本発明の接眼レンズの断面図である。(実施例8) 本発明の接眼レンズの収差図である。(実施例8)
図1は、本実施形態のデジタル一眼レフカメラ(光学機器、撮像装置)の要部断面図である。デジタル一眼レフカメラは、撮影レンズ(撮影光学系)1と、クイックリターンミラー(QRミラー)2、焦点板(フレネルレンズ)3、ペンタダハミラー(正立像形成部材)4、接眼レンズ(接眼光学系)5を有する。焦点板3、ペンタダハミラー4、接眼レンズ5は所定面に形成された物体像を観察するためのファインダー光学系を構成する。
撮影レンズ1は、物体(被写体)の光学像を形成し、撮影レンズ1を収納したレンズ鏡筒(レンズ装置、光学機器)は不図示のカメラ本体に着脱可能に構成されている。なお、本発明はレンズ一体型デジタルカメラにも適用可能であるので、レンズ装置はカメラ本体に固定されていてもよい。
クイックリターンミラー2は、図1に示すミラーダウン位置と不図示のミラーアップ位置との間で移動可能に構成され、ミラーダウン位置では撮影レンズ1からの光束を上方のファインダー光学系に反射させている。ミラーダウン位置では光路から退避して撮影レンズ1からの光束を撮像面(撮影レンズ1の像面IP)に到達させる。像面IPには、CCDセンサやCMOSセンサ等の光電変換素子(撮像手段)の撮像面またはフィルム(撮像手段)等の感光面が配置される。光電変換素子は、マット面に形成された被写体像に相当する像(被写体像の一部または全部またはそれよりも大きな部分の像)を光電変換する。
焦点板3のマット面上には撮影レンズ1によって被写体像(ファインダー像)が形成される。
ペンタダハミラー4は、マット面上の被写体像(倒立逆像)を正立正像に変換し、入射部4a、第1の反射鏡4b、第2の反射鏡4c、出射部4dを有する。入射部4aには、マット面からの被写体像の光束が入射する。屋根型形状の第1の反射鏡4bは、入射部4aから入射したマット面上に形成された被写体像の光束を被写体像側(物体側)へ反射する。第2の反射鏡4cは、第1の反射鏡4bによって反射された光束を観察側に反射し、出射部4dから光束は射出される。なお、正立像形成部材としては、ペンタダハミラーの他にペンタダハプリズムや複数のプリズムより構成されたものでもよい。
接眼レンズ5は、焦点位置に集められた物体像を拡大してユーザに観察することを可能にする光学系である。接眼レンズ5は、ファインダー光学系の光路に沿って物体側から観察側に順に、負の屈折力の第1レンズ群L1、正の屈折力の第2レンズ群L2、最も観察側に配置された負の屈折力の第3レンズ群L3の3群構成を有する。第2レンズ群L2は1枚の正レンズから構成される。第3レンズ群L3は、異なる樹脂材料よりなる複数のレンズを接合した接合レンズである。樹脂材料の使用によって低価格化と軽量化を実現している。第2レンズ群L2を接眼レンズ5の光軸に沿って移動することで視度調節を行っている。各レンズ群は単一レンズ又は複数のレンズから構成されている。接眼レンズにおいて、最も外側のレンズ面は外部に露出していてもよい(反射防止膜などは形成されていてもよい)。
6はアイポイントであり、観察者の眼が位置する。接眼レンズ5の最終レンズ面から観察側のアイポイント6までの距離がアイレリーフに相当している。
接眼レンズ5においては、最も観察側(アイポイント側6)は樹脂材料よりなる複数のレンズを接合した接合レンズよりなっている。
接合レンズを構成する中心肉厚の最も厚いレンズの鉛筆硬度をH1とし、接合レンズの最も観察側のレンズ(最も外側のレンズ)の鉛筆硬度をH2とすると、以下の条件式が満足される。
H1<H2 ・・・(1)
鉛筆硬度とは、鉛筆で表面が傷つくかどうかの硬度(表面を引っかき、傷がつかない鉛筆の固さ)を表し、その測定はJIS測定法による。条件式(1)は接眼レンズの耐候性を高めるために、接合レンズの各レンズの材料の硬度を規定したものである。
また、接合レンズを構成する中心肉厚の最も厚いレンズの中心厚と、材料の吸水率を各々t1、A、接合レンズの最も観察側のレンズの中心厚と材料の吸水率を各々t2、Bとすると、以下の条件式が成立することが好ましい。
1<B/A<35 ・・・(2)
1.6≦t1/t2<20 ・・・(3)
吸水率とは、ある材料を水に浸して十分水を吸わせたときの吸水量を乾燥物一定量に対する比率で表した数値であり、その測定はJIS測定法による。条件式(2)は接眼レンズの光学性能を考慮しつつ、接合レンズの各レンズの材料の吸水率を規定したものである。下限を下回ると、吸水による光学性能の劣化が顕著となる。上限は特に限定されないが、一般的な樹脂材料を選択する便宜上加えられている。条件式(3)は接合レンズの各レンズの光軸上の厚みの比を規定している。下限を下回ると吸水による光学性能の劣化が顕著となる。上限は特に限定されないが、一般的な樹脂材料を選択する便宜上加えられている。このように、条件式(1)、(2)、(3)は耐候性を高め、経時変化によるファインダー光学系の光学性能の劣化を低減しつつ、ファインダー倍率の高倍率化を実現するための条件式である。接合レンズの吸水率の低いレンズの中心厚を厚肉化することで、経時変化によるファインダー光学系の光学性能の劣化を低減しつつ高倍率化を実現している。
更に好ましくは、H2は鉛筆硬度3H以上に設定するのがよい。
また更に好ましくは条件式(2)、(3)の数値範囲を次の如く設定するのがよい。
1.2<B/A<32.0 ・・・(2a)
1.6≦t1/t2<15 ・・・(3a)
各実施例によれば、簡易な構成で経時変化が少なく、強度を保ちながら高倍率の接眼レンズを有するファインダー光学系が得られる。
更に、接合レンズを構成する中心肉厚の最も厚いレンズの材料の屈折率をN1、最も観察側のレンズの屈折率をN2とすると、以下の条件式を満たすことが好ましい。下限を下回ると、厚いレンズの屈折率が低くなるために光学性能が劣化する。上限は特に限定されないが、一般的な樹脂材料を選択する便宜上加えられている。
1<N1/N2<1.3 ・・・(4)
ファインダー光学系の観察倍率を大きくするためには、焦点板3から接眼レンズ5までの距離(接眼レンズ5の主点位置までの光路長)を短くする必要があるため、第3レンズ群L3の負レンズの屈折力が大きいことが望ましい。条件式(4)を満足することによって接合レンズの中心肉厚の最も厚いレンズの屈折率が大きくなるので負レンズの屈折力を大きくすることができる。
第2レンズ群L2のアッベ数をνd2、第3レンズ群L3の中心肉厚の最も厚いレンズの材料のアッベ数をνd3とすると、以下の条件式を満たすことが好ましい。
vd3<vd2 ・・・(5)
第2レンズ群L2のアッベ数を大きくし、第3レンズ群L3のアッベ数を小さくすることで倍率色収差と軸上色収差を改善することができる。
更に、第3レンズ群L3の中心厚をd3、ファインダー光学系の−1ディオプターのときの全系の焦点距離をf、第1レンズ群L1の焦点距離をf1とすると、以下の条件式を満たすことが好ましい。
0.13<d3/f<0.21 ・・・(6)
−1<f1/f<−0.7 ・・・(7)
条件式(6)、(7)はアイポイント6を十分に確保しつつ、観察倍率を大きくするための条件式である。負レンズの第3レンズ群L3を厚くすることによって、焦点板3から接眼レンズ5までの距離(接眼レンズの主点位置までの光路長)を短くすることができ、ファインダー系の観察倍率を大きくすることができる。
条件式(6)の下限よりも小さくなるとG3レンズを十分な厚さにすることができずに、ファインダー系の倍率を十分に大きくすることができない。条件式(6)の上限よりも大きくなりすぎるとG3レンズの観察側の面とアイポイントまでの距離を十分確保することができない。
条件式(7)の下限よりも小さくなると負レンズG1のパワーが弱くなりすぎてしまい、光線を跳ね上げることができずに、十分なアイポイントを確保することができない。条件式(7)の上限よりも大きくなりすぎると、負レンズであるG1のパワーが強くなりすぎてしまい、ファインダー系の倍率を十分に大きくすることができない。
接合レンズの接合レンズ面の曲率半径をRa、最も観察側のレンズ面の曲率半径をRbとすると、以下の条件式を満たすことが好ましい。
0.9<Ra/Rb<1.1 ・・・(8)
即ち、接合レンズの接合レンズ面の形状と接合レンズの最も観察側(アイポイント側)のレンズ面の形状は略同一となるようにしている。両者が大きく異なると、射出成形等による製造時に型構造が複雑になるといった点が問題となる。条件式(8)を満足することで、第3レンズ群L3の製造が容易となる。
以下、本発明の各実施例について説明する。なお、球面収差図において、実線のdはd線、2点鎖線のgはg線である。非点収差図において、Mはメリディオナル像面、Sはサジタル像面である。歪曲収差はd線について示している。倍率色収差図においては、d線を基準としたg線について示している。hはマット面側での像高である。
実施例1(数値実施例1)の接眼レンズ5は、図2に示す断面図の構成を有する。図3(A)、(B)、(C)は、その接眼レンズ5におけるファインダー視度が−1ディオプトリー(標準視度)、−3ディオプトリー、+1ディオプトリーのときの収差図である。第3レンズ群L3は、スチレン系樹脂から構成され、中心肉厚の最も厚いレンズL3aと、アクリル系樹脂から構成され、最も観察側のレンズL3bの2つのレンズと、が接合された接合レンズから構成されている。
スチレン系樹脂からなるレンズL3aの鉛筆硬度は2Hであり、アクリル系樹脂からなるレンズL3bの鉛筆硬度は3Hである。最も観察側のレンズ(最も外側のレンズ)は鉛筆硬度の大きい樹脂材料から構成されるので、傷つきにくい耐候性に優れた接眼レンズ(ファインダー光学系)を提供することができる。また、吸水率の低いレンズL3aを吸水率の高いレンズL3bよりも中心厚を厚くすることで、経時変化によるファインダー光学系の光学性能の劣化を低減しつつ、ファインダー光学系の高倍率化を実現している。
実施例2(数値実施例2)の接眼レンズ5は、図4に示す断面図の構成を有する。図5(A)、(B)、(C)は、その接眼レンズ5におけるファインダー視度が−1ディオプトリー(標準視度)、−3ディオプトリー、+1ディオプトリーのときの収差図である。第3レンズ群L3は、アクリル系樹脂から構成され、最も物体側のレンズL3a、スチレン系樹脂から構成され、中心肉厚の最も厚いレンズL3b、アクリル系樹脂から構成され、最も観察側のレンズL3cの3つのレンズからなる接合レンズである。
レンズL3bの鉛筆硬度は2Hであり、レンズL3a、L3cの鉛筆硬度は3Hである。レンズL3cをレンズL3bよりも鉛筆硬度の大きい樹脂材料で構成することにより、傷つきにくい耐候性に優れた接眼レンズ(ファインダー光学系)を提供することができる。また、レンズL3aも鉛筆硬度の大きい樹脂材料から形成しているため、組み立て時に傷がつきにくく取り扱いが容易となっている。更に、吸水率の低いレンズL3bを吸水率の高いレンズL3cよりも中心厚を厚くすることで、経時変化によるファインダー光学系の光学性能の劣化を低減しつつ、ファインダー光学系の高倍率化を実現している。
実施例3(数値実施例3)の接眼レンズ5も図2に示す断面図の構成を有する。図6(A)、(B)、(C)は、その接眼レンズ5におけるファインダー視度が−1ディオプトリー(標準視度)、−3ディオプトリー、+1ディオプトリーのときの収差図である。第3レンズ群L3は、ポリカーボネート系樹脂から構成され、中心肉厚の最も厚いレンズL3aと、アクリル系樹脂から構成され、最も観察側のレンズL3bの2つのレンズと、が接合された接合レンズから構成されている。
ポリカーボネート系樹脂からなるレンズL3aの鉛筆硬度はBであり、アクリル系樹脂からなるレンズL3bの鉛筆硬度は3Hである。最も観察側にあるレンズを鉛筆硬度の大きい樹脂材料により構成することにより、傷つきにくい耐候性に優れた接眼レンズ(ファインダー光学系)を提供することができる。また、吸水率の低いレンズL3aを吸水率の高いレンズL3bよりも中心厚を厚くすることで、経時変化によるファインダー光学系の光学性能の劣化を低減しつつ、ファインダー光学系の高倍率化を実現している。
実施例4(数値実施例4)の接眼レンズ5も、図4に示す断面図の構成を有する。図7(A)、(B)、(C)は、その接眼レンズ5におけるファインダー視度が−1ディオプトリー(標準視度)、−3ディオプトリー、+1ディオプトリーのときの収差図である。第3レンズ群L3は、アクリル系樹脂から構成され、最も物体側のレンズL3a、ポリカーボネート系樹脂から構成され、中心肉厚の最も厚いレンズL3b、アクリル系樹脂から構成され、最も観察側のレンズL3cの3つのレンズからなる接合レンズである。
レンズL3cをレンズL3bよりも鉛筆硬度の大きい樹脂材料によって構成することにより、傷つきにくい耐候性に優れた接眼レンズ(ファインダー光学系)を提供することができる。また、レンズL3aも鉛筆硬度の大きい樹脂材料から形成しているため、組み立て時に傷がつきにくく取り扱いが容易となっている。更に、吸水率の低いレンズL3bを吸水率の高いレンズL3cよりも中心厚を厚くすることで、経時変化によるファインダー光学系の光学性能の劣化を低減しつつ、ファインダー光学系の高倍率化を実現している。
実施例5(数値実施例5)の接眼レンズ5は実施例2の接眼レンズ5と同様であり、図4に示す断面図の構成を有するが、レンズL3bの厚さなど、数式(3)、(6)、(7)の数値が異なる。図8(A)、(B)、(C)は、実施例5の接眼レンズ5の接眼レンズ5におけるファインダー視度が−1ディオプトリー(標準視度)、−3ディオプトリー、+1ディオプトリーのときの収差図である。本実施例の接眼レンズ5も実施例2と同様の効果を得ることができる。
実施例6(数値実施例6)の接眼レンズ5は実施例2の接合レンズ5と同様であり、図4に示す断面図の構成を有するが、レンズL3bの厚さなど、数式(3)、(6)、(7)の数値が異なる。図9(A)、(B)、(C)は、実施例6の接眼レンズ5の接眼レンズ5におけるファインダー視度が−1ディオプトリー(標準視度)、−3ディオプトリー、+1ディオプトリーのときの収差図である。本実施例の接眼レンズ5も実施例2と同様の効果を得ることができる。
実施例7(数値実施例7)の接眼レンズ5は実施例2の接合レンズ5と同様であり、図4に示す断面図の構成を有するが、レンズL3bの厚さなど、数式(3)、(6)、(7)の数値が異なる。図10(A)、(B)、(C)は、実施例7の接眼レンズ5の接眼レンズ5におけるファインダー視度が−1ディオプトリー(標準視度)、−3ディオプトリー、+1ディオプトリーのときの収差図である。本実施例の接眼レンズ5も実施例2と同様の効果を得ることができる。
図11は、実施例8の撮影光学系の断面図であり、図12は、その収差図である。撮影光学系は、物体側から像側に順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G21、正の屈折力を有する第2レンズ群G22、負の屈折力を有する第3レンズ群G23から構成されている。第2レンズ群G22を光軸方向に移動させることにより、視度調節を行っている。第1レンズ群G3は、アクリル系樹脂よりなるレンズG21aと、スチレン系樹脂よりなるレンズG21bと、を接合した接合レンズより構成されている。レンズG21aは最も物体側のレンズ(最も外側のレンズ)に位置して、外部に露出している。
スチレン系樹脂よりなるG21bの鉛筆硬度は2Hであり、アクリル系樹脂よりなるレンズG21aの鉛筆硬度は3Hである。最も外側にあるレンズを鉛筆硬度の大きい樹脂材料により構成することにより、傷つきにくい耐候性に優れた撮影レンズを提供することができる。また、吸水率の低いレンズG21aを吸水率の高いレンズG21bよりも中心厚を厚くすることで、経時変化によるファインダー光学系の光学性能の劣化を低減しつつ、ファインダー光学系の高倍率化を実現している。
次に、各実施例に対応する数値実施例を示す。各数値実施例において、面番号は焦点板3からの順番を示す。riは焦点板3側より順に第i番目の光学素子面の曲率半径である。r1(3)はr1が焦点板3の射出面であることを意味している。r2は出射部4dの射出面(平面)を意味している。diは焦点板3側より順に第i番目の光学素子厚及び空気間隔である。ndiとνdiは各々焦点板3側より順に第i番目の光学素子の材料の屈折率とアッベ数である。r1は焦点板3のマット面(物体像が形成される面)に相当する。r2は接眼レンズ5の物体側に設けた設計上のダミー面である。数値実施例1乃至3においてr3〜r9と数値実施例4においてr3〜r10、数値実施例5においてr3〜r7は接眼レンズ5を構成する各レンズ面の曲率半径である。最終の面はアイポイントを示している。数値実施例8においてr1〜r7は撮影レンズを構成する各レンズ面r21〜r27の曲率半径である。最終の面は撮像面を示している。
なお、各数値実施例において*印は非球面を表しており、非球面形状は光軸方向にX軸、光軸と垂直方向にY軸、光の進行方向を正としRを近軸曲率半径、K、A4、A6、A8、A10とすると、次式で定義されるものとする。また、「e−0X」の表示は「10−X」を意味している。
数値実施例においてアイポイントは接眼レンズの最終レンズ面からアイポイントまでの距離(アイレリーフ)を示している。また、前述の条件式と数値実施例における諸数値との関係を表1に示す。

(数値実施例1)
単位 mm
面データ
面番号 r d nd vd
1 ∞ 69.81
2 ∞ 0.56
3 -500.481 2.00 1.58306 30.2
4* 34.314 (可変)
5* 21.943 5.68 1.53110 56.0
6 -30.825 (可変)
7* 21.300 6.00 1.57400 33.8
8* 11.374 3.00 1.49171 57.4
9* 11.374 23.00
10 (アイポイント)
非球面データ
第4面
K=0-0000e+00,A4=-3-6506e-08,A6=-1.25194e-07,A8=7.58542e-10,A10=-1.64874e-12
第5面
K=0-0000e+00,A4=-4.31109e-06,A6=-3-4991e-07,A8=1.40490e-09,A10=-2.48372e-12
第7面
K=1.28427e+00,A4=-8.20943e-05,A6=1.94273e-07,A8=-8.88333e-10,A10=-6.11573e-12
第8面
K=0-0000e+00,A4=-1.39360e-04,A6=2.20539e-07,A8=-7.74364e-09,A10=-1.63569e-11
第9面
K=0-0000e+00,A4=-1.39360e-04,A6=2.20539e-07,A8=-7.74364e-09,A10=-1.63569e-11
各種データ
視度(m-1 ) +1 -1 -3
焦点距離 60.63 63.45 59.78
d 4 3.22 0.78 4.11
d 6 2.89 5.33 2.00

(数値実施例2)
単位 mm
面データ
面番号 r d nd vd
1 ∞ 69.81
2 ∞ 0.66
3 -381.775 2.00 1.58306 30.2
4* 30.336 (可変)
5* 21.962 5.65 1.53110 56.0
6 -30.772 (可変)
7* 21.300 1.00 1.49171 57.4
8* 21.300 8.63 1.57400 34.0
9* 11.671 1.00 1.49171 57.4
10* 11.671 23.00
11 (アイポイント)
非球面データ
第4面
K=0.00000e+00,A4=-5.43282e-06,A6=-4.48166e-08,A8=-5.71121e-10,A10=3.66982e-12
第5面
K=0.00000e+00,A4=-3.50957e-06,A6=-2.37138e-07,A8=8.92388e-11,A10=1.89928e-12
第7面
K=-6.05217e+00,A4=2.86643e-05,A6=-2.42145e-07,A8=2.90402e-09,A10=-9.27813e-12
第8面
K=-6.05217e+00,A4=2.86643e-05,A6=-2.42145e-07,A8=2.90402e-09,A10=-9.27813e-12
第9面
K=0.00000e+00,A4=-1.08265e-04,A6=-9.11182e-08,A8=-4.87879e-10,A10=-2.19740e-11
第10面
K=0.00000e+00,A4=-1.08265e-04,A6=-9.11182e-08,A8=-4.87879e-10,A10=-2.19740e-11
各種データ
視度(m-1 ) +1 -1 -3
焦点距離 60.15 64.34 58.87
d 4 2.87 0.97 3.54
d 6 1.54 3.44 0.86

(数値実施例3)
単位 mm
面データ
面番号 r d nd vd
1 ∞ 69.81
2 ∞ 0.72
3 -500.475 2.00 1.58306 30.2
4* 34.314 (可変)
5* 21.888 5.58 1.53110 56.0
6 -30.644 (可変)
7* 21.300 6.00 1.58306 30.2
8* 11.370 3.00 1.49171 57.4
9* 11.370 23.00
10 (アイポイント)
非球面データ
第4面
K=0-0000e+00,A4=-1.36411e-06,A6=-1-1009e-07,A8=5.58861e-10,A10=-1-4795e-12
第5面
K=0-0000e+00,A4=-6.21045e-06,A6=-2.88480e-07,A8=1.31863e-09,A10=-2.33381e-12
第7面
K=1.36806e+00,A4=-8.20221e-05,A6=1.96062e-07,A8=-1.23546e-09,A10=-4.36216e-12
第8面
K=0-0000e+00,A4=-1.38547e-04,A6=2.38321e-07,A8=-9.18345e-09,A10=-1.80762e-12
第9面
K=0-0000e+00,A4=-1.38547e-04,A6=2.38321e-07,A8=-9.18345e-09,A10=-1.80762e-12
各種データ
視度(m-1 ) +1 -1 -3
焦点距離 60.65 63.40 59.83
d 4 3.23 0.78 4.12
d 6 2.82 5.26 1.93

(数値実施例4)
単位 mm
面データ
面番号 r d nd vd
1 ∞ 69.81
2 ∞ 0.62
3 -326.673 2.00 1.58306 30.2
4* 30.162 (可変)
5* 22.267 5.53 1.53110 56.0
6 -29.805 (可変)
7* 21.300 1.00 1.49171 57.4
8* 21.300 8.72 1.58306 30.2
9* 11.674 1.00 1.49171 57.4
10* 11.674 23.00
11 (アイポイント)
非球面データ
第4面
K=0-0000e+00,A4=-1.10206e-05,A6=-6.24753e-08,A8=6.60592e-10,A10=-2-6896e-12
第5面
K=0-0000e+00,A4=-1.47794e-05,A6=-2.58173e-07,A8=1.52181e-09,A10=-3-8295e-12
第7面
K=-5.39641e+00,A4=2.79588e-05,A6=-5.38588e-08,A8=5-4730e-10,A10=-7.42979e-12
第8面
K=-5.39641e+00,A4=2.79588e-05,A6=-5.38588e-08,A8=5-4730e-10,A10=-7.42979e-12
第9面
K=0-0000e+00,A4=-1-5276e-04,A6=1-7767e-07,A8=-6.96525e-09,A10=-2.49896e-11
第10面
K=0-0000e+00,A4=-1-5276e-04,A6=1-7767e-07,A8=-6.96525e-09,A10=-2.49896e-11
各種データ
視度(m-1 ) +1 -1 -3
焦点距離 60.14 64.45 58.83
d 4 2.93 1.05 3.59
d 6 1.55 3.43 0.90

(数値実施例5)
単位 mm
面データ
面番号 r d nd vd
1 ∞ 69.81
2 ∞ 0.55
3 -536.554 2.00 1.58306 30.2
4* 28.703 (可変)
5* 18.122 5.28 1.53110 56.0
6 -30.149 (可変)
7* 21.300 1.00 1.49171 57.4
8* 21.300 6.58 1.57400 34.0
9* 10.692 1.00 1.49171 57.4
10* 10.692 23.00
11 (アイポイント)
非球面データ
第4面
K=--0000e+00,A4=-3-3146e-05,A6=1.39201e-08,A8=1.92034e-10,A10=-5-5202e-14
第5面
K=--0000e+00,A4=-4-6648e-05,A6=-2.63751e-07,A8=8.87633e-10,A10=-1.34339e-12
第7面
K=-6.15465e+00,A4=9.40037e-06,A6=-6.19753e-08,A8=3-5161e-09,A10=-1.10458e-11
第8面
K=-6.15465e+00,A4=9.40037e-06,A6=-6.19753e-08,A8=3-5161e-09,A10=-1.10458e-11
第9面
K=--0000e+00,A4=-1.65530e-04,A6=1.92884e-07,A8=-2.65371e-09,A10=-3.15095e-11
第10面
K=--0000e+00,A4=-1.65530e-04,A6=1.92884e-07,A8=-2.65371e-09,A10=-3.15095e-11
各種データ
視度(m-1 ) +1 -1 -3
焦点距離 60.50 63.60 59.53
d 4 2.67 0.67 3.44
d 6 1.27 3.27 0.50

(数値実施例6)
単位 mm
面データ
面番号 r d nd vd
1 ∞ 69.81
2 ∞ 0.55
3 -538.903 2.00 1.58306 30.2
4* 31.624 (可変)
5* 18.354 5.25 1.53110 56.0
6 -30.422 (可変)
7* 21.300 1.00 1.49171 57.4
8* 21.300 6.32 1.57400 34.0
9* 10.394 1.00 1.49171 57.4
10* 10.394 23.00
11 (アイポイント)
非球面データ
第4面
K=0-0000e+00,A4=-3.19026e-05,A6=2.52936e-08,A8=8.25267e-10,A10=-3.47354e-12
第5面
K=0-0000e+00,A4=-4.22798e-05,A6=-2.73716e-07,A8=1.92084e-09,A10=-5.99417e-12
第7面
K=-2.79333e+00,A4=-4.51202e-05,A6=4.53072e-07,A8=-2.29722e-09,A10=1-5050e-11
第8面
K=-2.79333e+00,A4=-4.51202e-05,A6=4.53072e-07,A8=-2.29722e-09,A10=1-5050e-11
第9面
K=0-0000e+00,A4=-1.95971e-04,A6=7.50172e-07,A8=-1.83408e-08,A10=7.27020e-11
第10面
K=0-0000e+00,A4=-1.95971e-04,A6=7.50172e-07,A8=-1.83408e-08,A10=7.27020e-11
各種データ
視度(m-1 ) +1 -1 -3
焦点距離 59.98 61.86 59.41
d 4 2.76 0.50 3.73
d 6 1.46 3.73 0.50

(数値実施例7)
単位 mm
面データ
面番号 r d nd vd
1 ∞ 69.81
2 ∞ 0.56
3 -502.976 2.00 1.58306 30.2
4* 26.614 (可変)
5* 20.438 5.21 1.53110 56.0
6 -31.061 (可変)
7* 21.300 1.00 1.49171 57.4
8* 21.300 9.81 1.57400 34.0
9* 11.550 1.00 1.49171 57.4
10* 11.550 23.00
11 (アイポイント)
非球面データ
第4面
K=--0000e+00,A4=-7-9779e-06,A6=-1-3551e-07,A8=7.29837e-11,A10=7.69283e-13
第5面
K=--0000e+00,A4=1.86856e-06,A6=-2.77412e-07,A8=2.11200e-10,A10=7.90268e-13
第7面
K=-7.29221e+00,A4=3.81112e-05,A6=-4.82117e-07,A8=4.52797e-09,A10=-1-6468e-11
第8面
K=-7.29221e+00,A4=3.81112e-05,A6=-4.82117e-07,A8=4.52797e-09,A10=-1-6468e-11
第9面
K=--0000e+00,A4=-1.17546e-04,A6=-1.51021e-07,A8=1.84050e-09,A10=-1.25528e-11
第10面
K=--0000e+00,A4=-1.17546e-04,A6=-1.51021e-07,A8=1.84050e-09,A10=-1.25528e-11
各種データ
視度(m-1 ) +1 -1 -3
焦点距離 58.25 62.57 56.80
d 4 2.48 0.96 3.05
d 6 1.30 2.82 0.73

(数値実施例8)
単位 mm
面データ
面番号 r d nd vd
1* 1.361 0.20 1.49200 57.4
2* 1.361 1.05 1.57400 33.8
3* 2.155 0.70
4* -218.879 1.14 1.53110 56.0
5* -2.399 0.39
6* -3.027 0.60 1.58600 30.0
7* -5.603 0.30
8 ∞
非球面データ
第1面
K = 8.38614e-001 A 4=-8.40349e-003 A 6=-6.52207e-002 A 8=-3.00007e-002
第2面
K = 8.38614e-001 A 4=-8.40349e-003 A 6=-6.52207e-002 A 8=-3.00007e-002
第3面
K = 2.57647e+000 A 4= 4.43657e-002 A 6= 1.49638e-001 A 8= 3.75693e-003
第4面
K =-6.14315e+010 A 4=-1.68298e-001 A 6= 5.91913e-002 A 8= 7.32607e-003
第5面
K = 4.29758e-001 A 4=-6.56940e-002 A 6= 6.95472e-003 A 8= 1.85832e-018
第6面
K =-1.10829e-002 A 4= 8.98127e-004
第7面
K = 8.72556e-001 A 4=-1.99231e-002
各種データ
焦点距離 3.55
Fナンバー 2.53
半画角 28.17°
像高 1.90
レンズ全長 4.44
以下に各実施例における条件式の数値を表1に示す。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、本発明の光学機器はデジタル一眼レフカメラに限定されず、デジタルビデオカメラ、監視カメラ、双眼鏡、顕微鏡などであってもよい。接眼レンズや撮影レンズは小型化の観点からは3群で構成されることが好ましいが、4群以上から構成されてもよい。最も外側のレンズの材料はアクリル樹脂に限定されない。
本発明は、光学系や光学機器の用途に適用可能である。
L3…第3レンズ群(接合レンズ)、5…接眼レンズ(光学系)

Claims (10)

  1. 互いに異なる樹脂材料よりなる複数のレンズを接合した接合レンズが最も外側に配置された光学系であって、
    前記接合レンズを構成する中心肉厚の最も厚いレンズの材料の鉛筆硬度をH1、前記接合レンズの最も外側のレンズの材料の鉛筆硬度をH2、前記中心肉厚の最も厚いレンズの中心厚と材料の吸水率をt1、A、前記最も外側のレンズの中心厚と材料の吸水率をt2、Bとするとき、以下の条件式を満足することを特徴とする光学系。
    H1<H2
    1<B/A<35
    1.6≦t1/t2<20
  2. H2は鉛筆硬度3H以上であることを特徴とする請求項1に記載の光学系。
  3. 前記光学系は、接眼光学系であって、物体側から観察側に順に、負の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、負の屈折力の第3レンズ群からなる3群構成を有し、視度調節に際して第2レンズ群が光軸方向に移動し、前記接合レンズは前記第3レンズ群に配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の光学系。
  4. 前記中心肉厚の最も厚いレンズの材料の屈折率をN1、前記最も外側のレンズの屈折率をN2とすると、以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか1項に記載の光学系。
    1<N1/N2<1.3
  5. 前記第2レンズ群は1枚の正レンズより構成されており、該正レンズの材料のアッベ数をνd2、前記接合レンズの前記中心肉厚の最も厚いレンズの材料のアッベ数をνd3とするとき、以下の条件式を満足することを特徴とする請求項3または4に記載の光学系。
    νd3<νd2
  6. 前記接合レンズの中心厚をd3、前記第1レンズ群の焦点距離をf1、前記光学系の全系の焦点距離をfとするとき、以下の条件式を満足することを特徴とする請求項3または4に記載の光学系。
    0.13<d3/f<0.21
    −1<f1/f<−0.7
  7. 前記光学系は倒立逆像を正立正像に変換する正立像形成部材を更に有することを特徴とする請求項1乃至6のうちいずれか一項に記載の光学系。
  8. 前記光学系は、物体の光学像を形成する撮影光学系であり、
    物体側から像側に順に、正の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、負の屈折力を有する第3レンズ群と、を有し、前記接合レンズは前記第1レンズ群に配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の光学系。
  9. 請求項1乃至8のうちいずれか一項に記載の光学系を収納し、カメラ本体に着脱可能な光学機器。
  10. 請求項1乃至8のうちいずれか一項に記載の光学系を有することを特徴とする光学機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018514818A (ja) * 2015-05-13 2018-06-07 メリデントオプテルゴ・アクチェボラーグ ルーペ、及びこうしたルーペを含む眼鏡

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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