JP2014112759A - 撮像装置及び撮像方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】コンピュータ制御により自動で動く雲台等の大掛かりな装置を用いずに、簡便な方法で、撮像装置での撮影の際にリハーサルでの操作を再現できる様にする技術を提供する。
【解決手段】撮像装置は、動き検出手段300と、動き検出手段によって検出された撮像装置100の動きを記憶する記憶手段56と、表示部28を有する。撮像装置は、使用者がリハーサルモードにおいて動かした撮像装置の動きを動き検出手段によって時系列で検出し、検出された撮像装置の動きを記憶手段に記憶する。再現撮影モードにおいて撮影を行う際に、記憶手段に記憶された撮像装置の時系列の動きに基づき、撮像装置の動かし方を案内する記号301を表示部28に表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、被写体像を電気信号に光電変換する撮像素子を備え動画撮影機能を有するデジタルカメラやビデオカメラ等の撮像装置などに関する。
デジタルカメラやビデオカメラ等を用いての動画撮影では、次の様なニーズがある。即ち、本番撮影に先立ち行われるリハーサル撮影時に撮影者が操作した、パンやチルト等のカメラの動かし方や、ズーム、絞り及びフォーカス等の光学的パラメータの設定及び変更を、実際の本番撮影の際に再現したいというニーズがある。従来、上記ニーズに対応するための技術として、例えば、モーション・コントロール・カメラが提案されている(特許文献1参照)。こうしたカメラは、被写体を撮影するロボットカメラと通信し、該ロボットカメラを用いて予め行われたリハーサル撮影で得られた映像と該リハーサル撮影時のカメラ撮影の条件であるカメラパラメータに関する情報とに基づき、前記リハーサル撮影を再現する。
特開2003-348384号公報
しかしながら、上記モーション・コントロール・カメラは、テレビ局のスタジオ等での使用を想定したものであり、コンピュータ制御により自動で動く雲台等の大掛かりな装置を必要とし、一般の個人が利用することは現実的ではなかった。そこで、本発明は、コンピュータ制御により自動で動く雲台等の大掛かりな装置を用いずに、簡便な方法で、撮像装置での撮影の際にリハーサルでの操作を再現できる様にする技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明による撮像装置は、撮像装置の動きを検出する動き検出手段と、前記動き検出手段によって検出された撮像装置の動きを記憶する記憶手段と、表示部を有する。撮像装置は、動作モードとして、リハーサルモードと再現撮影モードとを有し、使用者が前記リハーサルモードにおいて動かした撮像装置の動きを前記動き検出手段によって時系列で検出し、検出された撮像装置の動きを前記記憶手段に記憶する。そして、前記再現撮影モードにおいて撮影を行う際に、前記記憶手段に記憶された撮像装置の時系列の動きに基づき、撮像装置の動かし方を案内する記号を前記表示部に表示する。
また、上記目的を達成するため、本発明による撮像装置は、光学的パラメータの変更機能として、光学的変倍機能、絞り調節機能、フォーカス位置調整機能の内、少なくともどれか一つの機能を有するレンズ光学系と、記憶手段を有する。撮像装置は、動作モードとして、リハーサルモードと再現撮影モードとを有し、使用者が前記リハーサルモードにおいて操作した光学的パラメータの変更内容を前記記憶手段に記憶する。そして、前記再現撮影モードにおいて撮影を行う際に、前記記憶手段に記憶された光学的パラメータの変更内容を再現する様に前記レンズ光学系を駆動させる。
本発明によれば、簡便な方法で、動画などの撮影の際にリハーサルでの操作を再現できる様にすることができる。
実施例1による再現撮影モードにおける画像表示部の表示を示す図。 本発明の一実施形態を示し、撮像装置の概略構成を示すブロック図。 実施例1によるリハーサルモードルーチンを説明するフローチャート。 実施例1によるリハーサルモードルーチンを説明するフローチャート。 実施例2によるリハーサルモードルーチンを説明するフローチャート。 実施例2による再現撮影モードにおける画像表示部の表示を示す図。
本発明では、リハーサルモードにおいて動かした撮像装置の動きを時系列で検出し、検出された撮像装置の動きを記憶し、再現撮影モードにおいて撮影を行う際に、記憶された撮像装置の時系列の動きに基づき、撮像装置の動かし方を案内する記号を表示する。加えて、または或いは、リハーサルモードにおいて操作した光学的パラメータの変更内容を記憶し、再現撮影モードにおいて撮影を行う際に、記憶された光学的パラメータの変更内容を再現する様にレンズ光学系を駆動させる。
以下、本発明を実施するための形態について、添付図面等を参照して説明する。なお、以下の説明では、具体的な数値、構成、動作等を示して説明を行うが、これらは、本発明の趣旨の範囲において適宜変更することができる。
(実施例1)
本実施例では、動画撮影機能を有する電子機器としてデジタルカメラを例として説明する。図2は、本発明の一実施形態としてのデジタルカメラの構成を示すブロック図である。図2に示すように、デジタルカメラ100は、撮像レンズ10と、シャッター12と、撮像素子14と、画像処理部20と、システム制御回路50と、画像表示部28を備える。また、不揮発性メモリ56と、モードダイアルスイッチ60と、シャッタースイッチ62と、ズームスイッチ66と、操作部70と、記録媒体200と、加速度センサ300をも備えている。本実施例では、レンズ光学系である撮影レンズ10は、焦点距離を変更可能ないわゆるズームレンズとなっている。撮像レンズ10は複数枚のレンズから構成され、そのレンズを光軸に沿って夫々移動させることにより焦点距離、すなわちズーム倍率を変化させる。また、撮影レンズ10中のフォーカスレンズを移動させることにより、フォーカス距離を変更(フォーカス位置調整)することができる。シャッター12はさらに絞り調節の機能を備える。即ち、レンズ光学系は、光学的パラメータの変更機能として、光学的変倍機能、絞り調節機能、フォーカス位置調整機能の内、少なくともどれか一つの機能を有する。撮像素子14は光画像を電気信号に変換する。
画像処理部20は、撮像素子14のアナログ信号出力をデジタル信号に変換し、変換されたデジタル信号に所定の画素補間処理や色変換処理を行う。画像表示部28はTFT、LCD等からなる画像表示部である。画像データは画像表示部28により表示される。画像表示部28によって、撮像した画像データを逐次表示すれば、電子ファインダ機能を実現することが可能である。また、撮像した画像データの上に、アイコンや文字列などのビットマップを重ねて画像表示部28に表示することも可能である。この機能により、電子ファインダ機能に加え、撮影情報や後述のリハーサルを再現するための情報を記号や文字列を用いて表示できる。撮影情報には、ズーム倍率を視認させる表示領域、画素数、フォーカス方式、露出補正値等がある。
システム制御回路50はデジタルカメラ100の全体動作を制御し、具体的にはマイクロコンピュータによって構成される。モードダイアルスイッチ60とシャッタースイッチ62とズームスイッチ66と操作部70とは、システム制御回路50に各種の動作指示を入力するための操作手段としての機能を果たす。これらの各部は、スイッチ、ダイアル、タッチパネル、等の単数又は複数の部材の組み合わせで構成される。具体的には、モードダイアルスイッチ60は、電源オン/オフ、静止画撮影モード、動画撮影モード、再生モード、リハーサルモード、再現撮影モード等の各機能モードを切り替え設定することができる。
シャッタースイッチ62は、押し込み方向に対して2段階に押圧可能になっており、1段目の押圧でSW1がONし、さらに2段目の押圧でSW2がONする構成になっている。SW1は不図示のシャッターボタンの操作途中でONとなり、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の動作開始を指示する。SW2は不図示のシャッターボタンの操作完了でONとなる。SW2がONとなると、撮影処理が開始する。ズームスイッチ66は、テレスイッチとワイドスイッチとからなっている。テレスイッチがONになると望遠方向(テレ方向)にズームが行われ、ワイドスイッチがONになると広角方向(ワイド方向)にズームが行われる。操作部70は各種ボタンやタッチパネル等からなる。操作部70には、具体的には、メニューボタン、セットボタン、マクロボタン、マルチ画面再生改ページボタン、フラッシュ設定ボタン、単写/連写/セルフタイマー切り替えボタン、メニュー移動+(プラス)ボタンがある。また、メニュー移動−(マイナス)ボタン、再生画像移動+(プラス)ボタン、再生画像−(マイナス)ボタン、撮影画質選択ボタン、露出補正ボタン、日付/時間設定ボタン等がある。記録媒体200は、半導体メモリ等から構成される記録部を有しており、撮影された静止画や動画を保存することが可能であり、デジタルカメラ100から着脱可能となっている。
撮像装置の動きを検出する動き検出手段である加速度センサ300は、デジタルカメラ100の加速度を検知し、検知した加速度情報をシステム制御回路50に伝達する。システム制御回路50は加速度情報に基づいてデジタルカメラ100の動き情報(速度、加速度)を算出し、必要に応じて記憶手段である不揮発性メモリ56に記録する。このデジタルカメラ100の動き情報が、後に詳述する再現撮影モードに利用される。
次に、本発明の特徴であるリハーサルモードと再現撮影モードについて詳細に説明を行う。本発明によるデジタルカメラ100は、通常の撮影モードの他、リハーサルモードと再現撮影モードの二つの動作モードを有している。リハーサルモードは、本番撮影に先立って、後述する方法によってデジタルカメラ100の動かし方やレンズ10等の光学的パラメータを事前に設定するためのモードである。一方、再現撮影モードは、後述の方法で、リハーサルモードで設定したカメラ100の動かし方を案内する記号を表示部28に表示したり、リハーサルモードで設定したレンズ10等の光学的パラメータを自動的に再現したりする。このことにより、リハーサルモードでの撮影の仕方を再現するモードである。
図3−1と図3−2は、本実施例のデジタルカメラ100のリハーサルモードのルーチンを示すフローチャートである。本図を用いて、本実施例のリハーサルモードにおけるデジタルカメラ100の動作を説明する。モードダイアル60でリハーサルモードを選択することにより、リハーサルモード処理が開始する。先ず、デジタルカメラ100は、レンズ10の光学的変倍位置、絞りの値、フォーカスの位置等の光学的パラメータの変更を受け付ける(ステップ101)。そしてステップ102で、光学的パラメータの初期状態が使用者の望む状態になっているかどうかを判定する。光学的パラメータの初期状態の設定が終了されたと判定された場合(ステップ102でY)、その時点での光学的パラメータを撮影レンズ10の初期状態として不揮発性メモリ56に記憶する(ステップ103)。光学的パラメータの初期状態の設定が終了していないと判定された場合(ステップ102でN)はステップ101に戻る。
ステップ103が終了すると、ステップ104にて、デジタルカメラ100はパンやチルト等のデジタルカメラ100の動きの記憶を開始する指示があるかどうかを判定する。デジタルカメラ100の動き記憶開始指示があると判断された場合(ステップ104でY)、ステップ105にてデジタルカメラ100の動きを時系列に沿って記憶する。続いて、ステップ106にてデジタルカメラ100の動きの記憶を終了する指示があるかどうかを判定する。使用者の操作部70への所定の操作により、デジタルカメラ100の動き記憶終了指示があると判断された場合(ステップ106でY)、ステップ107に進む。ステップ106にて、使用者の操作部70への所定の操作が確認されず、デジタルカメラ100の動き記憶終了指示がないと判断された場合(ステップ106でN)、ステップ105に戻る。ステップ107では、デジタルカメラ100の動きの記憶をやり直す指示があるかどうかを判定する。使用者の操作部70への所定の操作により、動きの記憶のやり直し指示があると判断された場合(ステップ107でY)、ステップ108にてこれまで記憶したデジタルカメラ100の動きの記憶を消去し、ステップ105に進む。また、ステップ107にて、使用者の操作部70への所定の操作によるデジタルカメラ100の動きの記憶のやり直し指示がないと判断された場合(ステップ107でN)は、ステップ109に進む。ステップ109では、デジタルカメラ100の動きの記憶から動き設定ファイルを作成し不揮発性メモリ56に記憶し、もとのデジタルカメラ100の動きの記憶を削除する。また、ステップ104にて、使用者の操作部70への所定の操作により、デジタルカメラ100の動き記憶開始指示がないと判断された場合(ステップ104でN)は、ステップ110に進む。
ステップ110にて、デジタルカメラ100のレンズ10の光学的変倍位置、絞りの値、フォーカスの位置の光学的パラメータの設定を開始する指示があるかどうかを判定する。使用者の操作部70への所定の操作により、光学的パラメータの設定を開始する指示があると判断された場合(ステップ110でY)、ステップ111に進む。また、ステップ110にて、使用者の操作部70への所定の操作による光学的パラメータの設定を開始する指示がないと判断された場合(ステップ110でN)は、ステップ129に進む。ステップ111では、デジタルカメラ100のレンズ10の光学的変倍位置の設定を開始する指示があるかどうかを判定する。使用者の操作部70への所定の操作により、光学的変倍位置の設定を開始する指示があると判断された場合(ステップ111でY)、ステップ112に進む。ステップ112では、使用者のズームスイッチ66への操作により光学的変倍位置を変化させながらその光学的変倍位置を時系列に沿って記憶し、ステップ113に進む。
ステップ113では、光学的変倍位置の記憶を終了する指示があるかどうかを判定する。使用者の操作部70への所定の操作により、光学的変倍位置の記憶の終了指示があると判断された場合(ステップ113でY)、ステップ114に進む。ステップ113にて使用者の操作部70への所定の操作が確認されず、光学的変倍位置の記憶の終了指示がないと判断された場合(ステップ113でN)、ステップ112に戻る。ステップ114では、光学的変倍位置の記憶をやり直す指示があるかどうかを判定する。使用者の操作部70への所定の操作により、光学的変倍位置の記憶のやり直し指示があると判断された場合(ステップ114でY)、ステップ115にて、直近の光学的変倍位置の記憶を消去し、その後、ステップ112に進む。また、ステップ114にて使用者の操作部70への所定の操作による光学的変倍位置の記憶のやり直し指示がないと判断された場合(ステップ114でN)は、ステップ116に進む。また、ステップ111にて使用者の操作部70への所定の操作による光学的変倍位置の設定を開始する指示がないと判断された場合(ステップ111でN)は、ステップ116に進む。
ステップ116では、デジタルカメラ100の絞り機能を備えるシャッター12による撮影レンズ10の絞り量の設定を開始する指示があるかどうかを判定する。使用者の操作部70への所定の操作により、絞り量の設定を開始する指示があると判断された場合(ステップ116でY)、ステップ117に進む。ステップ117では、ステップ103で記憶された撮影レンズの光学的パラメータの初期状態と同じになる様に撮影レンズの光学的パラメータの状態を変化させる。ステップ117が終了すると、ステップ118に進む。
ステップ118では、光学的変倍位置の記憶データがある場合は時系列に沿って光学的変倍位置の変化を自動的に再現する。そして、これと同時に、使用者の操作部70への操作により絞り量を変化させながらその絞り量の変化を、記憶されている光学的変倍位置の変化の時系列と関連付けて記憶する。また、光学的変倍位置の記憶データがない場合は、光学的変倍位置はステップ103で記憶された撮影レンズの光学的パラメータの初期状態のままで、使用者の操作部70への操作により絞り量を変化させながらその絞り量の変化を時系列に沿って記憶する。ステップ118が終了するとステップ119に進む。ステップ119では絞り量の記憶を終了する指示があるかどうかを判定する。使用者の操作部70への所定の操作により、絞り量の記憶の終了指示があると判断された場合(ステップ119でY)、ステップ120に進む。ステップ119にて使用者の操作部70への所定の操作が確認されず、絞り量の記憶の終了指示がないと判断された場合(ステップ119でN)、ステップ118に戻る。
ステップ120では、絞り量の記憶をやり直す指示があるかどうかを判定する。使用者の操作部70への所定の操作により、絞り量の記憶のやり直し指示があると判断された場合(ステップ120でY)、ステップ121にて直近の絞り量の記憶を消去し、その後、ステップ118に進む。また、ステップ120にて使用者の操作部70への所定の操作による絞り量の記憶のやり直し指示がないと判断された場合(ステップ120でN)は、ステップ122に進む。また、ステップ116にて使用者の操作部70への所定の操作による絞り量の設定を開始する指示がないと判断された場合(ステップ116でN)は、ステップ122に進む。
ステップ122では、デジタルカメラ100の撮影レンズ10のフォーカス距離の設定を開始する指示があるかどうかを判定する。使用者の操作部70への所定の操作により、フォーカス距離の設定を開始する指示があると判断された場合(ステップ122でY)、ステップ123に進む。ステップ123では、ステップ103で記憶された撮影レンズの光学的パラメータの初期状態と同じになる様に撮影レンズの光学的パラメータの状態を変化させる。ステップ123が終了すると、ステップ124に進む。ステップ124では、光学的変倍位置の記憶データと絞り量の記憶データの両方がある場合は時系列に沿って光学的変倍位置と絞り量の変化を自動的に再現する。そして、これと同時に、使用者の操作部70への操作によりフォーカス距離を変化させながらそのフォーカス位置の変化を、記憶されている光学的変倍位置の変化と絞り量の変化の時系列と関連付けて記憶する。また、光学的変倍位置の記憶データと絞り量の記憶データのどちらか一方がある場合は、時系列に沿って光学的変倍位置と絞り量のうちの記憶データがある方の変化を自動的に再現すると同時に、次のことを行う。即ち、使用者の操作部70への操作によりフォーカス距離を変化させながらそのフォーカス位置の変化を、記憶された光学的変倍位置と絞り量のうちの記憶データがある方の変化の時系列と関連付けて記憶する。また、光学的変倍位置の記憶データと絞り量の記憶データがない場合は、光学的変倍位置と絞り量はステップ103で記憶された撮影レンズの光学的パラメータの初期状態のままにする。そして、使用者の操作部70への操作によりフォーカス距離を変化させながらそのフォーカス位置を時系列に沿って記憶する。つまり、既に設定が完了した光学的パラメータの内容通りにレンズ光学系を自動的に駆動させて、次の光学的パラメータの変化について記憶する。ステップ124が終了するとステップ125に進む。
ステップ125では、フォーカス距離の記憶を終了する指示があるかどうかを判定する。使用者の操作部70への所定の操作により、フォーカス距離の記憶の終了指示があると判断された場合(ステップ125でY)、ステップ126に進む。ステップ125にて使用者の操作部70への所定の操作が確認されず、フォーカス距離の記憶の終了指示がないと判断された場合(ステップ125でN)、ステップ124に戻る。S126ではフォーカス距離の記憶をやり直す指示があるかどうかを判定する。使用者の操作部70への所定の操作により、フォーカス距離の記憶のやり直し指示があると判断された場合(ステップ126でY)、ステップ127にて直近のフォーカス距離の記憶を消去し、その後、ステップ124に進む。また、ステップ126にて使用者の操作部70への所定の操作によるフォーカス距離の記憶のやり直し指示がないと判断された場合(ステップ126でN)は、ステップ128に進む。また、ステップ122にて、使用者の操作部70への所定の操作によるフォーカス距離の設定を開始する指示がないと判断された場合(ステップ122でN)は、ステップ128に進む。
ステップ128では、レンズ10の光学的変倍位置、絞りの値、フォーカスの位置の内、記憶されているものがあれば、次の様にする。即ち、再現撮影モードにてそれらを同時に再現するための光学的パラメータ設定ファイルを光学的変倍位置、絞りの値、フォーカスの位置の記憶に基づき作成した上で不揮発性メモリ56に記憶する。そして、その後、光学的変倍位置、絞りの値、フォーカスの位置の記憶を消去する。ステップ128が終了すると、ステップ129に進む。ステップ129では、リハーサルモードを終了する指示があるかどうかを判定する。使用者の操作部70への所定の操作により、リハーサルモードを終了する指示があると判断された場合(ステップ129でY)、ステップ130に進む。また、ステップ129にて使用者の操作部70への所定の操作によるリハーサルモードを終了する指示がないと判断された場合(ステップ129でN)は、ステップ103に進む。
ステップ130では、作成された動き設定ファイルと光学的パラメータ設定ファイルを作成された順番で結合して、リハーサルファイルを作成する。このリハーサルファイルが後に説明する再現撮影モードにてリハーサルを再現するために使用される。ステップ130が終わると、リハーサルモード処理は終了する。
リハーサルモードでの光学的パラメータの設定の順序を、光学的変倍位置、絞りの値、フォーカスの位置の順序としたのは、次の理由による。即ち。光学的変倍位置を変化させることにより、レンズ10の開放F値が変化するので、絞りの値の設定は光学的変倍位置の設定の後に行う方が都合が良いためである。また、絞りの値を変更するとレンズ10の被写界深度が変化するため、フォーカス位置の設定は絞りの値の設定の後に行う方が都合が良いためである。
次に、再現撮影モードの動作の説明を行う。モードダイアル60に所定の操作を加えることにより、再現撮影モード処理が開始する。再現撮影モードでは、使用者は操作部70にて所定の操作を行うことにより、再現するリハーサルファイルを選択することができる。使用者によって、再現するリハーサルファイルが選択された後、リハーサル再現開始の指示が使用者の操作部70にての所定の操作により開始されると、動画撮影が開始されると同時に、デジタルカメラ100はリハーサルを再現するための動作を開始する。
本実施例では、リハーサルの再現の例として、右方向にパンしたのち光学的パラメータを変更し、上方向にチルトするというリハーサルを本番撮影時に再現するものとして説明を行う。図1は、再現撮影モードの際のデジタルカメラ100の画像表示部28の表示内容を示す図である。再現撮影モードにて、リハーサル再現開始の指示があると、デジタルカメラ100の画像表示部28は図1の(a)に示す様な表示内容となる。301はデジタルカメラ100を使用者が動かす方向を案内する記号であり、本実施例では右方向にパンする様に指示する記号となっている。この記号に従って、使用者はデジタルカメラ100を右方向にパンすることによって、リハーサル時のデジタルカメラ100の動きを再現することができる。ゲージ302とバー303はデジタルカメラ100を使用者が動かす速さを示す記号であり、303のバーのゲージ302の位置によって、動かす速さを示している。デジタルカメラ100の動きは加速度センサ300により検出されており、その検出内容とリハーサル時とのずれに応じてバー303はゲージ302に沿って移動する。
具体的には、バー303がゲージ302中の適正の位置にあれば、使用者がデジタルカメラ100を動かす速さがリハーサル時と同じ速さであることを示している。また、ゲージ302中で適正よりも左側にバー303がある場合は、使用者がデジタルカメラ100を動かす速さがリハーサル時よりも遅いことを示している。ゲージ302中で適正よりも右側にバー303がある場合は、使用者がデジタルカメラ100を動かす速さがリハーサル時よりも速いことを示している。ゲージ302中の適正の位置からのバー303のズレ量が大きい程、デジタルカメラ100の動かす速さのリハーサル時とのズレも大きいことを表している。従って、バー303がゲージ302中の適正の位置になる様に使用者がデジタルカメラ100を動かすことにより、リハーサル時のデジタルカメラ100の動き(本例では右方向へのパン)の速さも再現することができる。図1(a)に示す例では、使用者がデジタルカメラ100を動かす速さがリハーサル時よりも遅いということを示している。この場合は、デジタルカメラ100をより速く動かせばよい。領域304はデジタルカメラ100を使用者が動かす移動量を示す記号である。加速度センサ300によって検出されたデジタルカメラ100の動きに従って、領域304中の左端から帯305が右に伸びていき、領域304の右端に帯305が達するまで動かす必要があることを示す。従って、領域304と帯305を見ることにより、使用者はデジタルカメラ100の移動量の残りを知ることができる。
306は現在の動作が終わった後の次の動作を予告するための表示である。予告のための記号は、現在の動作を示す記号と区別しやすくするために、色を変えて白抜きの記号としている。本例では、丸は光学的パラメータを自動で変更することを示す記号である。従って、図1(a)では、領域304の右端に帯305が達するまでデジタルカメラ100を右にパンした後には、光学的パラメータが自動で変更されることを予告している。
図1(b)は、所定量デジタルカメラ100を右にパンした後のデジタルカメラ100の画像表示部28の表示内容である。本実施例では、所定量デジタルカメラ100を右にパンした後に、リハーサルモードにて設定した通りに光学的パラメータである光学的変倍位置、絞りの値、フォーカスの位置を同時に自動的に変更する。307は、現在、光学的パラメータが自動で変更されていることを示す記号である。領域308はデジタルカメラ100の光学的パラメータの変更完了までに要する時間を示す記号である。光学的パラメータの変更が進むに従って領域308中の下端から帯309が上方に伸びていき、領域308の上端に帯309が達するまで、光学的パラメータの変更が自動的に行われる。従って、使用者は光学的パラメータの変更の残り時間がどれくらいかを知ることができる。310は、現在の動作が終わった後の次の動作を予告するための表示である。本例では、領域308の上端に帯309が達して光学的パラメータの変更が終了した後に、デジタルカメラ100を上方向にチルトすることを示している。
図1(c)は、所定時間が経過し、光学的パラメータの変更が終了した後のデジタルカメラ100の画像表示部28の表示内容である。光学的パラメータの変更が終了した後には、リハーサルモードを再現するためにデジタルカメラ100を上方向にチルトする。311は、デジタルカメラ100を動かす方向を示す記号であり、本実施例では上方向にチルトする様に指示する記号となっている。この記号に従って、デジタルカメラ100を上方向にチルトすることによって、リハーサル時のデジタルカメラ100の動きを再現することができる。図1(c)で説明したように、上方向への移動の速さに関してはゲージ302とバー303によって示され、上方向への移動量に関しては領域304と帯305によって示される。312は、上方向へのチルトが所定量終了したら、リハーサルの再現が終了することを予告するための記号である。所定量、デジタルカメラ100を上方向へチルトしたら、動画の撮影を終了し、撮影された動画を記録媒体200に記録する。
本実施例では、リハーサルモード時の設定内容を再現するために、再現撮影モードにて上記の様に、表示部28にデジタルカメラ100の動かし方を案内したり、光学的パラメータを自動で変更したりする。このことで、本番撮影時にリハーサル時の撮影の仕方を簡単に再現することができる。
(実施例2)
実施例1においては、再現撮影モードにて、例えば、デジタルカメラ100をパンするのと同時に自動的にレンズ10にてズームを行うという様に、デジタルカメラ100を動かすのと同時に光学的パラメータを自動的に変更する様な動作となっていない。一方、実施例2においては、再現撮影モードにて、デジタルカメラ100を動かすのと同時に光学的パラメータを自動的に変更する様な動作をすることが特徴となっている。
以下、実施例2におけるリハーサルモードと再現撮影モードについて詳細に説明を行う。図4は、本実施例のデジタルカメラ100のリハーサルモードのルーチンを示すフローチャートである。本図を用いて、本実施例のリハーサルモードにおけるデジタルカメラ100の動作を説明する。モードダイアル60でリハーサルモードを選択することにより、リハーサルモード処理が開始する。
先ず、デジタルカメラ100はレンズ10の光学的変倍位置、絞りの値、フォーカスの位置等の光学的パラメータの変更を受け付ける(ステップ201)。そしてステップ202で、光学的パラメータの初期状態が使用者の望む状態になっているかどうかを判定する。光学的パラメータの初期状態の設定が終了されたと判定された場合(ステップ202でY)、ステップ203に進む。光学的パラメータの初期状態の設定が終了していないと判定された場合(ステップ202でN)は、ステップ201に戻る。
ステップ203では、デジタルカメラ100の動きを時系列に沿って記憶すると共に、使用者のズームスイッチ66への操作により光学的変倍位置を変化させながらその光学的変倍位置をカメラ100の動きの記憶と関連付けて記憶する。続いて、ステップ204にて、デジタルカメラ100の動きと光学的変倍位置の記憶を終了する指示があるかどうかを判定する。使用者の操作部70への所定の操作により、デジタルカメラ100の動きと光学的変倍位置の記憶の終了指示があると判断された場合(ステップ204でY)、ステップ205に進む。ステップ204にて使用者の操作部70への所定の操作が確認されず、デジタルカメラ100の動きと光学的変倍位置の記憶の終了指示がないと判断された場合(ステップ204でN)、ステップ203に戻る。
ステップ205では、デジタルカメラ100の動きと光学的変倍位置の記憶をやり直す指示があるかどうかを判定する。使用者の操作部70への所定の操作により、動きと光学的変倍位置の記憶のやり直し指示があると判断された場合(ステップ205でY)、ステップ206にてこれまで記憶したカメラ100の動きと光学的変倍位置の記憶を消去し、ステップ201に進む。また、ステップ205にて、使用者の操作部70への所定の操作によるデジタルカメラ100の動きと光学的変倍位置の記憶のやり直し指示がないと判断された場合(ステップ205でN)は、ステップ207に進む。ステップ207では、デジタルカメラ100の動きと光学的変倍位置の記憶からリハーサルファイルを作成し不揮発性メモリ56に記憶し、もとのデジタルカメラ100の動きと光学的変倍位置の記憶を削除する。
次に、再現撮影モードの動作の説明を行う。モードダイアル60に所定の操作を加えることにより、再現撮影モード処理が開始する。再現撮影モードでは、使用者は操作部70にて所定の操作を行うことにより、再現するリハーサルファイルを選択することができる。使用者によって、再現するリハーサルファイルが選択された後、リハーサル再現開始の指示が使用者の操作部70にての所定の操作により開始されると、動画撮影が開始されると同時に、デジタルカメラ100はリハーサルを再現するための動作を開始する。
本実施例では、リハーサルの再現の例として、右方向にパンし、そのパンの最中にテレ方向に光学的変倍を行い、右方向にパンしたのちに暫く停止し、その停止している最中にテレ方向に光学的変倍を行う。そして、暫く停止した後に上方向にチルトし、そのチルトの最中にワイド方向に光学的変倍を行って、暫く光学的変倍位置を維持した後、テレ方向に光学的変倍をする。こうしたリハーサルを本番撮影時に再現するものとして説明を行う。
図5は、本実施例の再現撮影モードの際のデジタルカメラ100の画像表示部28の表示内容を示す図である。再現撮影モードにて、リハーサル再現開始の指示があると、デジタルカメラ100の画像表示部28は、図5の(a)に示す様な表示内容となる。401はデジタルカメラ100を使用者が動かす方向を案内する記号であり、本実施例では右方向にパンする様に指示する記号となっている。この記号に従って、使用者はデジタルカメラ100を右方向にパンすることによって、リハーサル時のデジタルカメラ100の動きを再現することができる。ゲージ402とバー403は、実施例1と同様にデジタルカメラ100を使用者が動かす速さを示す記号である。実施例1と同様に、領域404はデジタルカメラ100を使用者が動かす移動量を示す記号である。加速度センサ300によって検出されたデジタルカメラ100の動きに従って領域404中の左端から帯405が右に伸びていき、領域404の右端に帯405が達するまで動かす必要があることを示す。長方形406は光学的変倍が自動的に行われることを示す記号であり、本例ではテレ方向に光学的変倍が行われることを示している。領域404中の左端から帯405が右に伸びていき、図中左右方向に長方形406の左の辺と同じ位置に達すると光学的変倍が自動的に行われ、その後、帯405が長方形406の右の辺に達すると光学的変倍が終了することを示す。従って、図5(a)の状態は、使用者が右にデジタルカメラ100をパンしながら、テレ方向への光学的変倍が自動的に行われている状態である。
407は現在の動作が終わった後の次の動作を予告するための表示である。予告のための記号は、現在の動作を示す記号と区別しやすくするために、色を変えて白抜きの記号としている。本例では正方形は保持状態を維持すること指示する記号である。従って、図5(a)では、領域404の右端に帯405が達するまでデジタルカメラ100を右にパンした後には、使用者はデジタルカメラ100を動かさないで保持するということを示している。
図5(b)は、所定量デジタルカメラ100を右にパンした後のデジタルカメラ100の画像表示部28の表示内容である。本実施例では、所定量デジタルカメラ100を右にパンした後に、使用者はデジタルカメラ100を動かさないで保持する。408は動かさないで保持することを示す記号である。領域409はデジタルカメラ100の保持完了までに要する時間を示す記号であり、時間が経つに従って領域409中の左端から帯410が右方に伸びていき、領域409の右端に帯410が達するまで、保持を続ける必要がある。従って、使用者は保持状態の残り時間がどれくらいかを知ることができる。長方形411は光学的変倍が自動的に行われることを示す記号であり、本例ではワイド方向に光学的変倍が行われることを示している。領域409中の左端から帯410が右に伸びていき図中左右方向に長方形411の左の辺と同じ位置に達すると光学的変倍が自動的に行われ、その後、帯410が長方形411の右の辺に達すると光学的変倍が終了することを示す。
図5(b)の例では、領域409中の右端と長方形411の右の辺は一致しているので、保持状態が終了するまでワイド方向への光学的変倍が続くことを示している。図5(b)の状態は、使用者がデジタルカメラ100を動かさないで保持しながら、ワイド方向への光学的変倍が自動的に行われている状態である。412は現在の動作が終わった後の次の動作を予告するための表示である。本例では、領域409の右端に帯410が達して保持状態が終了した後に、デジタルカメラ100を上方向にチルトすることを示している。
図5(c)は、所定時間が経過し、デジタルカメラ100の保持状態が終了した後のデジタルカメラ100の画像表示部28の表示内容である。保持状態が終了した後には、リハーサルモードを再現するためにデジタルカメラ100を上方向にチルトする。413はデジタルカメラ100を動かす方向を示す記号であり、本実施例では上方向にチルトする様に指示する記号となっている。この記号に従って、デジタルカメラ100を上方向にチルトすることによって、リハーサル時のデジタルカメラ100の動きを再現することができる。図5(a)で説明したように、上方向への移動の速さに関してはゲージ402とバー403によって示され、上方向への移動量に関しては領域404と帯405によって示される。長方形414と長方形415とは光学的変倍が自動的に行われることを示す記号である。光学的変倍の行われ方は図5(a)と同じであり、帯405が右に伸びていき図中左右方向に長方形414の左の辺と同じ位置に達すると光学的変倍が自動的に行われ、その後、帯405が長方形414の右の辺に達すると光学的変倍が終了することを示す。長方形415についても同様である。
図5(c)の状態は、使用者が上にデジタルカメラ100をチルトしながら、ワイド方向への光学的変倍が自動的に行われた後の状態であり、現在は、光学的変倍は行われていない。デジタルカメラ100をこの後、上方向に所定量チルトさせるとテレ方向への自動的な光学的変倍が開始される。416は上方向へのチルトが所定量終了したら、リハーサルの再現が終了することを予告するための記号である。所定量デジタルカメラ100を上方向へチルトしたら、動画の撮影を終了し、撮影された動画を記録媒体200に記録する。
本実施例でも、実施例1と同様に、本番撮影時にリハーサル時の撮影の仕方を簡単に再現することができる。
(他の実施例)
実施例2においては、リハーサルモードでの使用者による光学的パラメータの変更は、光学的変倍のみを行う場合を例にとり説明を行ったが、リハーサルモードにて使用者が絞りの値やフォーカスの位置等の他の光学的パラメータを変更する様にしても良い。その際は再現撮影モードにて、絞りの値、フォーカスの位置等の他の光学的パラメータの変更内容もデジタルカメラ100の動きに合わせて再現する。
上記した実施例のシステム制御回路が司る機能を実現するために、コンピュータに格納されたコンピュータプログラムに従って撮像装置に、図3−1と図3−2や図4に示されたステップを実行させる構成にしてもよい。具体的には、各種のデバイスを動作させるように、上記の各種デバイスと接続された装置又はシステム内のコンピュータに対し、実施例の機能を実現するためのソフトウエアのプログラムコードを供給する。そして、そのシステム又は装置のコンピュータ(CPU又はMPU)に格納されたプログラムに従って各種デバイスを動作させる。また、この場合、ソフトウエアのプログラムコード自体が上記した実施例の機能を実現することになる。すなわち、そのプログラムコード自体及びそのプログラムコードをコンピュータに供給するための手段、例えば、このプログラムコードを格納した記憶媒体が本発明を構成することになる。このプログラムコードを記憶する記憶媒体としては、例えばハードディスク、光ディスク、CD−ROM、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
また、そのプログラムコードがコンピュータにおいて稼働しているOS又は他のアプリケーションソフト等と協働して上記の実施例で示した機能が実現される場合にもこのプログラムコードは、本発明に含まれることになる。さらに、供給されたプログラムコードがコンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに格納される場合も本発明に含まれる。具体的には、メモリに格納されたプログラムコードの指示に基づいて、機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって実施される場合である。なお、上記実施例は、いずれも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術範囲は限定的に解釈されない。本発明は、その技術思想又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することが可能である。
100・・デジタルカメラ(撮像装置)、10・・撮影レンズ(レンズ光学系)、28・・画像表示部(表示部)、56・・不揮発性メモリ(記憶手段)、300・・加速度センサ(動き検出手段)、301・・動かす方向を示す記号(動かし方を案内する記号)

Claims (12)

  1. 撮像装置の動きを検出する動き検出手段と、
    前記動き検出手段によって検出された撮像装置の動きを記憶する記憶手段と、
    表示部と、を有する撮像装置であって、
    動作モードとして、リハーサルモードと再現撮影モードを有し、
    使用者が前記リハーサルモードにおいて動かした撮像装置の動きを前記動き検出手段によって時系列で検出し、検出された撮像装置の動きを前記記憶手段に記憶し、
    前記再現撮影モードにおいて撮影を行う際に、前記記憶手段に記憶された撮像装置の時系列の動きに基づき、撮像装置の動かし方を案内する記号を前記表示部に表示することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記表示部に表示される撮像装置の動かし方を案内する記号は、少なくとも撮像装置を動かす方向を示す記号を含むことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記表示部に表示される撮像装置の動かし方を案内する記号は、撮像装置を動かす速度と距離の内、どちらか一方あるいはその両方を含むことを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記表示部に表示される撮像装置の動かし方を案内する記号と共に、撮像装置の次の動かし方を予告する記号を、前記表示部に表示することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の撮像装置。
  5. 光学的パラメータの変更機能として、光学的変倍機能、絞り調節機能、フォーカス位置調整機能の内、少なくともどれか一つの機能を有するレンズ光学系を備え、
    撮像装置の時系列の動きと共に、使用者が前記リハーサルモードにおいて操作した光学的パラメータの変更内容を前記記憶手段に記憶し、
    前記再現撮影モードにおいて撮影を行う際に、撮像装置の動きに応じて、前記記憶手段に記憶された光学的パラメータの変更内容を再現する様に前記レンズ光学系を駆動させることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の撮像装置。
  6. 光学的パラメータの変更機能として、光学的変倍機能、絞り調節機能、フォーカス位置調整機能の内、少なくともどれか一つの機能を有するレンズ光学系と、
    記憶手段と、を備える撮像装置であって、
    動作モードとして、リハーサルモードと再現撮影モードを有し、
    使用者が前記リハーサルモードにおいて操作した光学的パラメータの変更内容を前記記憶手段に記憶し、
    前記再現撮影モードにおいて撮影を行う際に、前記記憶手段に記憶された光学的パラメータの変更内容を再現する様に前記レンズ光学系を駆動させることを特徴とする撮像装置。
  7. 前記リハーサルモードにおいて、光学的変倍、絞り調節、フォーカス位置調整の順番で使用者が操作した光学的パラメータの変更内容を前記記憶手段に記憶し、
    前記再現撮影モードにおいて撮影を行う際に、前記記憶手段に記憶された光学的変倍、絞り調節、フォーカス位置調整を同時に再現する様に、前記レンズ光学系を駆動させることを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
  8. 光学的変倍、絞り調節、フォーカス位置調整の順番で設定される光学的パラメータについて、撮像装置が光学的パラメータの設定を受け付ける際に、既に設定が完了した光学的パラメータの内容通りに前記レンズ光学系を駆動させることを特徴とする請求項6または7に記載の撮像装置。
  9. 撮像装置の動きを検出する動き検出手段と、前記動き検出手段によって検出された撮像装置の動きを記憶する記憶手段と、表示部と、を備え、撮像装置の動作モードとしてリハーサルモードと再現撮影モードを有する撮像装置による撮像方法であって、
    使用者が前記リハーサルモードにおいて動かした撮像装置の動きを前記動き検出手段によって時系列で検出させ、検出した撮像装置の動きを前記記憶手段に記憶させる記憶ステップと、
    前記再現撮影モードにおいて撮影を行う際に、前記記憶ステップで記憶された撮像装置の時系列の動きに基づき、撮像装置の動かし方を案内する記号を前記表示部に表示させる表示ステップと、
    を有することを特徴とする撮像方法。
  10. 撮像装置は、光学的パラメータの変更機能として、光学的変倍機能、絞り調節機能、フォーカス位置調整機能の内、少なくともどれか一つの機能を有するレンズ光学系を備え、
    前記記憶ステップにおいて、撮像装置の時系列の動きと共に、使用者が前記リハーサルモードにおいて操作した光学的パラメータの変更内容を前記記憶手段に記憶させ、
    前記表示ステップにおいて、前記再現撮影モードにおいて撮影を行う際に、撮像装置の動きに応じて、前記記憶ステップで記憶された光学的パラメータの変更内容を再現する様に前記レンズ光学系を駆動させることを特徴とする請求項9に記載の撮像方法。
  11. 光学的パラメータの変更機能として、光学的変倍機能、絞り調節機能、フォーカス位置調整機能の内、少なくともどれか一つの機能を有するレンズ光学系と、記憶手段と、を備え、撮像装置の動作モードとしてリハーサルモードと再現撮影モードを有する撮像装置による撮像方法であって、
    使用者が前記リハーサルモードにおいて操作した光学的パラメータの変更内容を前記記憶手段に記憶させる記憶ステップと、
    前記再現撮影モードにおいて撮影を行う際に、前記記憶ステップで記憶された光学的パラメータの変更内容を再現する様に前記レンズ光学系を駆動させるステップと、
    を有することを特徴とする撮像方法。
  12. 請求項9乃至11の何れか1項に記載の撮像方法のステップを撮像装置に実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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