JP2014108584A - 印刷システム、印刷装置及びその制御方法とプログラム - Google Patents

印刷システム、印刷装置及びその制御方法とプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 紙詰まりが発生した場合、搬送路上の用紙が別の退避場所に勝手に移動されて、そこに収容されたままになるため、ユーザがその退避場所にある重要な文書を取り忘れてしまい、その文書が第三者の目に触れるというおそれがある。
【解決手段】 印刷処理中に紙詰まりの有無を判定すると印刷処理を中断し、紙詰まりした用紙を退避場所に退避させる。そして、その退避場所に用紙があるか否かを検出し、その退避場所に用紙があると検出されると、その退避場所から用紙を取り除くようにユーザに通知する。
【選択図】 図6

Description

本発明は、印刷システム、印刷装置及びその制御方法とプログラムに関するものである。
近年のデジタル複写機は、単にコピーを行うデジタル複写機と異なり、ネットワークで接続されたコンピュータから送信されたPDL言語(ページ記述言語)を解釈して画像データを生成し、その画像データに従って印刷を行う機能を持っている。このようなデジタル複写機では、大容量の用紙を給紙するための給紙アクセサリと、印刷物の仕分け、シフト、ステイプル、パンチ穴あけ等の機能を持つ排紙アクセサリとを接続してPODの印刷システムを構成するものがある。この構成では給紙された用紙が搬送される距離が長くなるため、一枚ずつ、給紙、印刷、排出、給紙、印刷、排出を行っていると単位時間当たりの印刷枚数が少なくなる。従って、単位時間当たりの印刷枚数を多くするために、複数枚の用紙を連続して給紙して、印刷と排紙を行うようにしている。
通常のデジタル複写機では紙詰まりが発生した場合、操作部に紙詰まりの箇所を表示してユーザにより手動で、その紙詰まりの原因となった用紙を取り除くように誘導している。しかし前述のように給紙アクセサリや排紙アクセサリを接続した複写機では、給紙された用紙が搬送される距離が長く、複数枚の用紙を連続して給紙して印刷と排紙を行っている。このため、紙詰まりが発生すると複数の箇所で搬送路上の紙詰まりを取り除かなくてはならなくなる。これはユーザに、距離の離れた複数個所の紙詰まりを処理させるという負荷を負わせることになる。
このような紙詰まりが発生したときのユーザの負荷を軽減するために、特許文献1では、紙詰まりが発生すると、紙詰まりが発生した箇所以外の搬送路上の用紙を別の退避場所に退避させることにより、ユーザによる紙詰まりの処理を軽減させている。
特開2009−220966号公報
しかしながら上述の技術では、重要な内容の文書を印刷している時に紙詰まりが発生した場合、搬送路上の用紙が別の退避場所に勝手に移動されて、そこに収容されたままになる。このため、ユーザがその退避場所にある重要な文書を取り忘れてしまい、その文書が第三者の目に触れることになるというおそれがある。
本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解決することにある。
本発明の目的は、紙詰まりが発生した場合に退避場所に用紙を退避することによりユーザによる紙詰まり処理を軽減できるだけでなく、ユーザに退避場所に用紙があることを明示してから印刷の継続を指示させる技術を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の一態様に係る印刷装置は以下のような構成を備える。即ち、
印刷処理中に紙詰まりの有無を判定する判定手段と、
前記判定手段により紙詰まりがあると判定されると印刷処理を中断し、紙詰まりした用紙を退避場所に退避させる退避手段と、
前記退避場所に用紙があるか否かを検出する検出手段と、
前記検出手段により前記退避場所に用紙があると検出されると、前記退避場所から当該用紙を取り除くようにユーザに通知する通知手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、紙詰まりが発生した場合に退避場所に用紙を退避することによりユーザによる紙詰まり処理を軽減できるだけでなく、ユーザに退避場所に用紙があることを明示してから印刷の継続を指示させることができることができるようになる。これにより、例えば、機密性の高い文書を印刷しているときの紙詰まり発生時に、ユーザの負荷を軽減させながら、その退避されている文書が第三者の目に触れるのを防止できる。
本実施形態に係る印刷システムの構成を示す図。 本実施形態に係るスキャナ及びプリンタの断面図。 実施形態に係るスタッカの断面図。 本実施形態に係るプリンタの制御部の構成を示すブロック図。 実施形態に係る操作部の上面図。 実施形態に係るプリンタによる制御処理を説明するフローチャート。 実施形態に係る紙詰まり箇所を操作部に表示した画面例を示す図。 実施形態において、退避場所にある用紙を取り除くように指示する画面例を示す図。 実施形態におけるコピー処理の待機中の画面例を示す図。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。
図1は、本実施形態に係る印刷システムの構成を示す図である。
図1において、スキャナ101は、原稿を読み取ることで画像データを生成する。プリンタ102は、画像データに基づいて用紙(シート)に印刷を行う。操作部103はユーザにより操作され、ユーザによる各種設定値等の入力に使用される。また、この操作部103は、タッチパネルである表示パネル504(図5)を有し、ユーザへのメッセージや指示等を表示するとともに、その表示パネルを使用したユーザの操作により、各種情報を入力する。給紙アクセサリ104は、大容量の用紙をストックしてプリンタ102に給紙する。107は給紙アクセサリ104のエスケープトレイである。
スタッカ105は、プリンタ102から排出される印刷済みの用紙を蓄積する。またスタッカ105は、プリンタ102から排出される印刷済みの用紙を後続のフィニッシャ106に搬送することもできる。フィニッシャ106は、プリンタ102から排出された印刷済みの用紙に対してステイプル、パンチ穴あけ、ソートを行う。108は、スタッカ105のエスケープトレイである。また109,110は、フィニッシャ106の排紙トレイである。
図2は、本実施形態に係るスキャナ101及びプリンタ102の断面図である。
コンタクトガラス202上に置かれた原稿は、ランプ203により露光され、光学ユニット204の図面の左右方向への移動により原稿全体が走査される。この時の原稿からの反射光は、ミラー205,206,207及びレンズ208によってCCDラインイメージセンサ(以下CCDという)209へ導かれる。これにより原稿はCCD209によって読み取られ、CCD209から原稿の画像に対応する画像データが出力される。
プリンタ414へ転送された画像データは、レーザユニット220で画像データからレーザ光へ変換され、レーザーユニット220から発信されるレーザ光により感光体ドラム211上で画像として結像され静電潜像を形成する。この静電潜像は、現像ユニット212から供給されるトナーにより可視画像となり、この可視画像は給紙カセット213,214から給紙される用紙に、転写ユニット215により転写される。こうして画像が転写された用紙は定着器216に搬送されて画像が定着された後、搬送ローラ218の回転によりスタッカ105に搬送される。また用紙の両面に印刷を行う場合は、画像が転写された用紙はフラップ219により両面印刷用の搬送路に送られ、搬送ローラ217の回転によりその用紙の裏面に画像を転写するために再度転写位置に送られる。
図3は、実施形態に係るスタッカ105の断面図である。
プリンタ102の搬送ローラ218により、印刷済みの用紙が搬送されることが通知されると、搬送ローラ群301,302,303,308,309,310,312及び搬送フラッパ313を駆動して用紙を搬送する。このとき搬送されてきた用紙をスタック部315へスタックするか、スタッカ105に接続されているフィニッシャ106は搬送するかは、搬送フラッパ313により切替えられる。ここでスタック部315へ用紙をスタックする場合は、搬送フラッパ313を制御して用紙反転部314を介してスタック部315に用紙を搬送する。一方、フィニッシャ106へ搬送する場合には搬送フラッパ313を制御し、搬送ローラ317,321,322,323によりフィニッシャ106へ用紙を搬送する。このスタッカ105は、エスケープトレイ108と、エスケープトレイ108上の用紙の有無を検出するセンサ319を有している。また、用紙を退避する退避部311と、退避部311に用紙が有るか否かを検知するセンサ307を有する。退避部311は、スタッカ105の内部に有り、装置の外側のカバーに覆われて見えづらくなっている。CPU401は、センサ319や、センサ307からの情報を受け取ることができる。
図4は、本実施形態に係るプリンタ102の制御部の構成を示すブロック図である。
CPU401はROM402に格納されている制御プログラム、或いはROM402のブートプログラムによってHDD(ハードディスクドライブ)420からDRAM404にロードされた制御プログラムに従って、この印刷システムを制御している。
スキャナ101において、CCDセンサ209から出力される原稿の画像データは、画像処理部409でRGB信号に変換され、スキャナI/F408、バスコントローラ407を介してDRAM404に格納される。この画像データは更に、I/O制御部415を介してHDD420に保存される。原稿検知センサ411は、スキャナ101において、読み取り対象の原稿がセットされたかどうかを検出している。
HDD420に保存された画像データを印刷する場合、CPU401は、HDD420に保存された画像データをDRAM404に一時保存した後、グラフィックプロセッサ403によりRGB→CMYK変換などの色空間変換処理等を実行する。そして、その変換された画像データをプリンタエンジン406に出力して印刷する。このプリンタエンジン406は、図2を参照して説明した構成を備えている。
スタッカ105の制御は、CPU401から搬送のための情報を受け取るCPU431により行われる。CPU431は、CPU401から印刷済みの用紙が搬送されることを通知されると、搬送ローラ群301〜303,308〜310,312を回転駆動して用紙を搬送する。このとき搬送されてきた用紙をスタック部315へスタックするか、スタッカ105に接続されているフィニッシャ106に搬送するかは、CPU401がシリアル通信コントローラ416を介してスタッカ105のCPU431に指示をすることで制御される。CPU401の指示によりスタッカ105のCPU431が、搬送されてきた用紙をスタック部315へスタックする場合には、搬送フラッパ313を制御して用紙反転部314を介してスタック部315に用紙を搬送する。またフィニッシャ106へ搬送する場合には、搬送フラッパ313を制御して搬送ローラ317,321〜323を介してフィニッシャ106へ用紙を搬送する。
尚、印刷された用紙の搬送先は、CPU401が操作部I/F418、I/O制御部415を介して、ユーザが操作部103から入力した情報を基に、制御プログラムに従ってCPU401が排紙先を決定する。そして、この決定された排紙先は、I/O制御部415のシリアル通信コントローラ416を介して、スタッカ105のCPU431に通知される。
CPU401からのユーザへの情報の表示、或いはCPU401へのユーザからの指示は操作部103を介して行われる。CPU401はユーザに対して表示したい情報をI/O制御部415、表示制御部417を介して操作部I/F418に送信する。こうして送信された情報は表示パネル504に表示されてユーザに提示される。またユーザは、操作部103のキー群と、感圧または静電式タッチセンサを備える表示パネル504により情報を入力し、その入力された情報は操作部I/F418、I/O制御部415を介してCPU401に送信される。
またフィニッシャ106とプリンタ102との通信は、I/O制御部415のシリアル通信コントローラ416を介して、フィニッシャ106のCPU441と通信することで行われる。
図5は、実施形態に係る操作部103の上面図である。
テンキー505は、印刷部数等の設定に使用される。スタートキー509はコピーなどの開始を指示するキー、ストップキー511は実行中の動作を停止させるためのキーである。表示パネル504は、感圧或いは静電式タッチセンサを備え、タッチパネルとして機能している。
図6は、実施形態に係るプリンタ102による制御処理を説明するフローチャートである。この処理を実行するプログラムは、ROM402或いはHDD420に格納されており、CPU401が、ROM402、或いはHDD420からDRAM404に展開されたプログラムを実行することにより、この処理が行われる。尚、ここでは、スキャナ101とプリンタ102によるコピー処理の場合で説明するが、例えば、外部のPC等から受信した印刷ジョブを実行する場合も、印刷処理は基本的に同様に実行される。
まずS601で、CPU401は、ユーザが操作部103を使用して行うコピーの各種設定を受け取る。そしてS602で、CPU401は、コピーの開始を指示する操作部103のスタートキー509が押下されたかどうかを判定する。スタートキー509が押下されないときはS601に戻り、ユーザにより入力されるコピーの設定等を受け取る。S601では、ユーザは印刷する用紙をプリンタ102の給紙カセット213,214、給紙アクセサリ104のいずれから給紙するか、何部コピーを行うか、印刷済の用紙をスタッカ105に排紙するか、フィニッシャ106に排紙するか等を入力する。こうして入力された情報は、CPU401の制御の下に、操作部I/F418、I/O制御部415を介してDRAM404に保存される。
S602で、スタートキー509が押下されるとS603に進み、CPU401は、S601でDRAM404に保存された情報に従って、スタッカ105のCPU431、フィニッシャ106のCPU441に排紙場所などの諸設定を行う。即ち、CPU401は、I/O制御部415のシリアル通信コントローラ416を介して、スタッカ105のCPU431とフィニッシャ106のCPU441に、印刷済の用紙の排紙先として指定されているかどうかを通知する。
次にS604に進み、CPU401は、スキャナI/F408を介してスキャナ101に原稿の読み取りを指示する。これによりスキャナ101で原稿が読み取られ、その原稿を読み取って得られた画像データをスキャナI/F408を介して受け取ってHDD420に格納する。そしてS605で、CPU401は、HDD420に格納した画像データに対してグラフィックプロセッサ403による画像処理を施す。そしてS606に進み、その画像データをプリンタエンジン406に出力して印刷を行う。
つぎにS607に進み、CPU401はI/O制御部415、シリアル通信コントローラ416を介して、スタッカ105のCPU431、フィニッシャ106のCPU441と通信を行い、印刷処理中に用紙の搬送が正常に行われているかどうかを監視する。ここではプリンタ102の搬送ローラ218、スタッカ105の搬送ローラ301〜303、308,309,317,321〜323に対して給紙された用紙の送り方向の長さと搬送速度から計算した所定のタイミングで、用紙が到達したかどうかを判定する。こうして所定のタイミングで到達していないと判定した場合は、プリンタ102内で、或いはスタッカ105内で紙詰まりが発生した判断する。尚、スタッカ105内で紙詰まりが発生したときは、CPU431からシリアル通信コントローラ416、I/O制御部415を介してCPU401に通知される。S608で、紙詰まりが発生していないと判定した場合はS609に進み、CPU401は、ユーザが指示した部数の印刷が終了したかを判定し、印刷が終了していなければS605に戻って前述の処理を実行する。
S608で、CPU401が紙詰まりが発生していることを検知した場合はS611に進む。S611でCPU401は、スタッカ105のCPU431、フィニッシャ106のCPU441からシリアル通信コントローラ416経由で通知される紙詰まり箇所の情報から紙詰まりが自動的に解除されたかどうかを判定する。これはプリンタ102に接続される給紙アクセサリ104、スタッカ105、フィニッシャ106が、紙詰まりを検知すると自動的に紙詰まりの用紙を所定の場所へ排出する機能を持つ場合、ユーザが紙詰まりを処理しなくても自動的に再開できるためである。ここで紙詰まりの用紙を排出する退避場所は各ユニット毎にあり、給紙アクセサリ104であればエスケープトレイ107、スタッカ105であればエスケープトレイ108、フィニッシャであればトレイ109、トレイ110である。
そしてS612に進み、CPU401は、S608で発生した紙詰まりが自動的に解除されているかどうかを判定する。ここで自動的に解除されていないと判定した場合はS613に進む。S613でCPU401は、スタッカ105のCPU431、フィニッシャ106のCPU441からシリアル通信コントローラ416経由で通知される紙詰まり箇所の情報を受け取り、操作部I/F418に送信して操作部103の表示パネル504に表示する。
図7は、実施形態に係る紙詰まり箇所を操作部103に表示した画面例を示す図である。
図7の例では、フィニッシャ106で紙詰まりが発生していることが分かる。そして、その対処法として、「フィニッシャの上カバーを開けて紙づまりを取り除いてください」というメッセージを表示している。
こうしてS613で、CPU401は、ユーザに対して詰まっている紙を取り除くように表示する。そしてS614で、CPU401は、フィニッシャ106のCPU441とシリアル通信コントローラ416経由で通信を行い、紙詰まり箇所の情報を一定周期で取得する。これによりCPU401は、ユーザにより、その紙詰まりが解除されたかどうかを判定できる。こうしてS615で、CPU401は、フィニッシャ106のCPU441からシリアル通信コントローラ416経由で通知されてくる紙詰まり情報に基づいて、紙詰まりがなくなったことを検知するとS616に進む。
S616では、CPU401は、接続されているスタッカ105とフィニッシャ106がエスケープトレイ等の退避場所を備えた、紙詰まりの自動解除が可能な排紙アクセサリかどうかを判定する。ここでCPU401は、シリアル通信コントローラ416を介してスタッカ105のCPU431、フィニッシャ106のCPU441に、紙詰まりの自動解除が可能かどうかを問い合わせる。紙詰まりの自動解除が可能な排紙アクセサリであればS617に進み、スタッカ105のCPU431とフィニッシャ106のCPU441から、エスケープトレイ等の退避場所に紙詰まりの用紙があるかどうかの情報を取得する。本実施形態では、スタッカ105は、退避場所としてエスケープトレイ108と、センサ307の上の退避場所(前述の退避部311に相当)を有している。そしてセンサ307とセンサ319により、スタッカ105のCPU431は、紙詰まり時に詰まった紙が自動的にエスケープトレイ108又は、センサ307の上の退避場所に退避されて収容されているかどうかを判定できる。
そしてS618で、スタッカ105のCPU431が、退避場所に用紙が退避されて収容されていると判定すると、CPU431はシリアル通信コントローラ416を介してCPU401に通知する。こうして退避場所に用紙があると判定したCPU401は、S619で、CPU431からの情報に基づいて退避場所の用紙の情報を操作部I/F418を介して操作部103の表示パネル509に表示する。そしてユーザに対して、その用紙を取り除くように指示してS618に進む。
図8は、実施形態において、退避場所にある用紙を取り除くように指示する画面例を示す図である。
ここではスタッカ105の退避場所に、紙詰まりが発生した用紙が退避されて収容されていることが分かる。そこで「退避場所にある用紙を取り除いてください」というメッセージを表示して、ユーザに、退避場所にある、紙詰まりが発生した用紙を取り除くように指示している。
ここでCPU401は、紙詰まりが発生したときと同様に、スタッカ105のCPU431、フィニッシャ106のCPU441と通信を行い、退避場所であるエスケープトレイ或いは他の退避場所にある用紙の情報を一定周期で取得する。これにより、退避場所の用紙の有無を監視する。
こうしてS618で、CPU401が、退避場所の用紙が無くなった(ユーザにより用紙が取り除かれた)と判定するとS620に進む。S620で、CPU401は、操作部I/F418を介して、ユーザに印刷を継続するか否かを選択させる画面を操作部103に表示させる。
図9は、実施形態におけるコピー処理の待機中の画面例を示す図である。
図9では、紙詰まりの発生によりコピーが中断されており、プリント待機中を示すダイアログ901が表示されている。そしてこのダイアログ901に、コピーを再開するかどうかをユーザに問い合わせるボタンが表示されている。ここで「再開ボタン」902が押下されると、コピー処理が再開される。
S620で、再開指示がなされるとS621からS605に進み、CPU401はDRAM404上の画像データをグラフィックプロセッサ403で画像処理し、その処理済の画像データをプリンタエンジン406に出力して印刷を再開する。一方、図9で「中止ボタン」903が押下されると、そのまま処理を終了する。
以上のように制御することで、紙詰まりが発生した場合に退避場所に用紙を退避することによりユーザによる紙詰まり処理を軽減できるだけでなく、ユーザに退避場所に用紙があることを明示してから印刷の継続を指示させることができるようになる。特に、退避場所が、装置の内部にあり、ユーザから見えづらい場合であっても、ユーザは、退避場所にシートがあることを容易に知ることができる。これにより、例えば、機密性の高い文書を印刷しているときの紙詰まり発生時に、ユーザの負荷を軽減させながら、その退避されている文書が第三者の目に触れるのを防止できる。
尚、上記実施形態では、プリンタと給紙ユニット、スタッカがそれぞれ別体のシステムを例に説明したが、本発明はこれに限定されるものでなく、プリンタと給紙ユニット、スタッカが一体に形成されたプリンタ装置にも適用できる。その場合は、プリンタ装置のCPUが、紙詰まりの有無や、紙詰まりにより用紙を退避させた退避場所に用紙があるかないか等の判定を行うことになる。
(その他の実施形態)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (8)

  1. 印刷処理中に紙詰まりの有無を判定する判定手段と、
    前記判定手段により紙詰まりがあると判定されると印刷処理を中断し、紙詰まりした用紙を退避場所に退避させる退避手段と、
    前記退避場所に用紙があるか否かを検出する検出手段と、
    前記検出手段により前記退避場所に用紙があると検出されると、前記退避場所から当該用紙を取り除くようにユーザに通知する通知手段と、
    を有することを特徴とする印刷装置。
  2. 前記通知手段による通知の後、前記検出手段が前記退避場所に用紙がないことを検出すると、前記紙詰まりにより中断した印刷処理を継続させるかどうかをユーザに問い合わせる問い合わせ手段を更に有することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記判定手段は、給紙された用紙の送り方向の長さと搬送速度から計算した所定のタイミングに、用紙が所定の場所に到達していない場合に紙詰まりが発生したと判定することを特徴とする請求項1又は2に記載の印刷装置。
  4. 印刷装置と、当該印刷装置で印刷された用紙を搬送して後続の装置に排紙する排紙アクセサリとを備えた印刷システムであって、
    前記排紙アクセサリにおける前記用紙の紙詰まりの有無を判定する判定手段と、
    前記判定手段により紙詰まりがあると判定されると前記印刷装置による印刷処理を中断し、前記排紙アクセサリが紙詰まりした用紙を自動的に退避場所に退避させる退避手段を有するかどうかを判断する判断手段と、
    前記判断手段が、前記排紙アクセサリが前記退避手段を有すると判断した場合、前記退避場所に用紙があるか否かを検出する検出手段と、
    前記検出手段により前記退避場所に用紙があると検出されると、前記退避場所から当該用紙を取り除くようにユーザに通知する通知手段と、
    を有することを特徴とする印刷システム。
  5. 前記通知手段による通知の後、前記検出手段が前記退避場所に用紙がないことを検出すると、前記紙詰まりにより中断した印刷処理を継続させるかどうかをユーザに問い合わせる問い合わせ手段を更に有することを特徴とする請求項4に記載の印刷システム。
  6. 前記判定手段は、給紙された用紙の送り方向の長さと搬送速度から計算した所定のタイミングに、用紙が所定の場所に到達していない場合に紙詰まりが発生したと判定することを特徴とする請求項4又は5に記載の印刷システム。
  7. 印刷装置を制御する制御方法であって、
    判定手段が、印刷処理中に紙詰まりの有無を判定する判定工程と、
    退避手段が、前記判定工程で紙詰まりがあると判定されると印刷処理を中断し、紙詰まりした用紙を退避場所に退避させる退避工程と、
    検出手段が、前記退避場所に用紙があるか否かを検出する検出工程と、
    通知手段が、前記検出工程で前記退避場所に用紙があると検出されると、前記退避場所から当該用紙を取り除くようにユーザに通知する通知工程と、
    を有することを特徴とする印刷装置の制御方法。
  8. コンピュータに、請求項7に記載の制御方法を実行させるためのプログラム。
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