JP2014108016A - 回転機器 - Google Patents

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Yusuke Tokunaga
裕介 徳永
友也 ▲高▼橋
Tomoya Takahashi
Kazuyoshi Nagai
和義 永井
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    • G11B19/20Driving; Starting; Stopping; Control thereof
    • G11B19/2009Turntables, hubs and motors for disk drives; Mounting of motors in the drive
    • G11B19/2018Incorporating means for passive damping of vibration, either in the turntable, motor or mounting

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  • Sliding-Contact Bearings (AREA)
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Abstract

【課題】衝撃や振動による悪影響を低減する。
【解決手段】回転機器において、回転体は、記録ディスクが載置されるべきハブ28と、一端側がハブ28に固定されるシャフト26と、ハブ28と一体的に回転するスラスト部材30と、を含む。静止体は、シャフト26の他端側を環囲して回転自在に支持するシャフト支持部46aと、当該シャフト支持部46aのハブ側の端部から半径方向外側に突出するフランジ部46bと、を有するスリーブ46を含む。スラスト部材30の一部は、フランジ部46bのハブ28から遠い側の面に臨む領域で回転する。回転体と静止体の間には連続的に潤滑剤48が介在する。スリーブ46は、スラスト部材30がフランジ部46bに接近した場合に、領域54から領域52に潤滑剤48を流し込む連通路であって、フランジ部46bとスラスト部材30の間の通路とは別に設けられる連通路を有する。
【選択図】図6

Description

本発明は、静止体に対して回転可能に支持される回転体を備える回転機器に関する。
回転機器の一例としてハードディスクドライブなどのディスク駆動装置がある。現在、装置の小型化、大容量化が進み、2.5インチ型で2.0TB程度のモデルが登場している。この傾向により、ディスク駆動装置は種々の電子機器に搭載されはじめた。特に、ノートパソコンやデジタルビデオカメラなどの携帯型の電子機器への搭載が進んでいる。従来では例えば特許文献1に記載のディスク駆動装置が提案されている。
携帯型の電子機器に搭載されるディスク駆動装置に対しては、デスクトップパソコンなどの据置型の電子機器に搭載されるものと比べて、落下などの衝撃や持ち運びによる振動にも耐えうるように耐衝撃性、耐振動性の向上が求められている。
特開2011−151882号公報
ハイビジョン動画など大容量コンテンツの普及にともない、ディスク駆動装置には、さらなる大容量化が求められている。ディスク駆動装置の大容量化の手法として、記録トラックの幅を狭くし、磁気ヘッドを磁気記録ディスクの表面により接近させることがある。しかし、磁気ヘッドとディスクの表面の隙間が狭いと、衝撃などにより磁気ヘッドがディスクに接触する可能性がある。また、記録トラックの幅が狭いと衝撃により記録トラックのトレースが乱れる可能性がある。これらはデータのリード/ライトエラーを引き起こしうる。
このような課題は、ディスク駆動装置に限らずディスクを回転駆動する他の種類の回転機器でも起こりうる。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は衝撃や振動による悪影響を低減しうる回転機器の提供にある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の回転機器は、記録ディスクが載置されるべきハブと、一端側がハブに固定されるシャフトと、ハブと一体的に回転するスラスト部材と、を含む回転体と、シャフトの他端側を環囲して回転自在に支持するシャフト支持部と、当該シャフト支持部のハブ側の端部から半径方向外側に突出するフランジ部と、を有するスリーブを含む静止体と、を備える。スラスト部材の一部は、フランジ部のハブから遠い側の面に臨む領域で回転し、回転体と静止体の間には連続的に潤滑剤が介在し、ハブのフランジ部と対向する面と、フランジ部のハブと対向する面と、フランジ部のスラスト部材と対向する面と、スラスト部材のフランジ部と対向する面の少なくともいずれかには潤滑剤にスラスト動圧を発生するスラスト動圧発生溝が設けられ、スリーブは、スラスト部材がフランジ部に接近した場合にハブとフランジ部との間に介在する潤滑剤をスラスト部材のハブから遠い側の面に臨む領域に流し込む連通路であって、フランジ部とスラスト部材の間の通路とは別に設けられる連通路を有する。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや、本発明の構成要素や表現を方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、衝撃や振動による悪影響を低減する回転機器を提供できる。
図1(a)、図1(b)は、実施の形態に係る回転機器を示す上面図および側面図である。 図2(a)はベースを構成する第1ベース板を示し、図2(b)は第2ベース板を示す図である。 図1のクラッシュストッパーの固定方法を説明する説明図である。 図1(a)のA−A線断面図である。 図4の環状部材周辺を拡大して示す拡大断面図である。 図4のスリーブの上端およびスラスト部材周辺を拡大して示す拡大断面図である。 図7(a)は本実施の形態に係る回転機器に衝撃を加えたときの加速度波形を示し、図7(b)は図7(a)の貫通孔を塞いだ回転機器に衝撃を加えたときの加速度波形を示す。 様々な周波数の振動を加えたときの磁気記録ディスクの変位を示す図である。 実施の形態の変形例に係る回転機器の環状部材周辺を拡大して示す拡大断面図である。
以下、各図面に示される同一または同等の構成要素、部材には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、各図面における部材の寸法は、理解を容易にするために適宜拡大、縮小して示される。また、各図面において実施の形態を説明する上で重要ではない部材の一部は省略して表示する。
実施の形態に係る回転機器は、ディスク駆動装置、特に磁気記録ディスクを搭載しそれを回転駆動するハードディスクドライブとして好適に用いられる。
(実施の形態)
本実施の形態に係る回転機器の概要は以下のとおりである。
例えばこの回転機器は、静止体と、静止体に軸支手段を介して回転自在に取り付けられる回転体を含む。回転体は磁気記録ディスクなどの被駆動メディアを搭載しうる搭載手段を含む。軸支手段は軸体と相対回転可能な軸受体を含むラジアル軸支手段を備える。また、軸支手段は静止体と回転体の何れかに構成されたスラスト軸支手段を備える。一例としてスラスト軸支手段はラジアル軸支手段の半径方向外側に位置する。ラジアル軸支手段やスラスト軸支手段は一例として潤滑媒体に動圧を発生させる。さらに、この回転機器は、回転体に回転トルクを与える回転駆動手段を備える。この回転駆動手段はコアとコイルとマグネットとを含む。
より具体的に説明する。本実施の形態に係る回転機器は、ハブと一体的に回転するスラスト部材と、ハブ側の端部に半径方向外側に突出するフランジ部を有するスリーブと、を備える。スラスト部材の一部は、フランジ部のハブから遠い側の面に臨む領域で回転する。スリーブは、ハブとフランジ部との間に介在する潤滑剤をスラスト部材のハブから遠い側の面に臨む領域に流し込む連通路を有する。この連通路は、フランジ部とスラスト部材の間の通路とは別に設けられる。これにより、回転機器の落下等によりスラスト部材がフランジ部に接近した場合でも、ハブとフランジ部との間に介在する潤滑剤を、スラスト部材のハブから遠い側の面に臨む領域に流し込む経路が確保され、潤滑剤の圧力の平均化が図られる。
図1(a)、図1(b)は、本実施の形態に係る回転機器1を示す。図1(a)は回転機器1の上面図である。図1(a)では、回転機器1の内側の構成を示すため、トップカバー2を外した状態が示される。図1(b)は回転機器1の側面図である。
回転機器1は、静止体と、静止体に対して回転する回転体6と、回転体6に取り付けられる磁気記録ディスク8と、データリード/ライト部10と、を備える。回転体6は、クランパ36と、ディスク固定用ねじ38と、を含む。静止体は、ベース4と、ベース突出部材23と、トップカバー2と、6つのねじ20と、を含む。
以降ベース4に対して回転体6が搭載される側を上側として説明する。
磁気記録ディスク8は、直径が65mmのガラス製の2.5インチ型磁気記録ディスクであり、その中央の孔の直径は20mm、厚みは0.65mmである。磁気記録ディスク8は、回転体6に載置され、回転体6の回転に伴って回転する。回転体6は、図1(a)、図1(b)では図示しない軸受ユニット12を介してベース4に対して回転可能に取り付けられる。
クランパ36は、ディスク固定用ねじ38によってハブ28(図1では不図示)の上面に圧着されると共に、磁気記録ディスク8をハブ28のディスク載置面に押しつける。
ベース4は、図2で後述するごとく、金属板をプレス加工することにより形成された2枚のベース板を重ね合わせて形成される。このため、ベース4は型押し面を有する。「型押し面を有する」とは、ベース4の表面にプレス金型のプレス面に応じた凹凸模様が形成されていることを指す。ベース4は、回転機器1の底部を形成する底板部4aと、磁気記録ディスク8の載置領域を囲むように底板部4aの外周に沿って形成された外周壁部4bと、を有する。外周壁部4bの上面4cには、6つのねじ孔22が設けられる。
データリード/ライト部10は、記録再生ヘッド13と、スイングアーム14と、ボイスコイルモータ16と、ピボットアセンブリ18と、を含む。記録再生ヘッド13は、スイングアーム14の先端部に取り付けられ、磁気記録ディスク8にデータを記録し、磁気記録ディスク8からデータを読み取る。ピボットアセンブリ18は、スイングアーム14をベース4に対してヘッド回転軸Sの周りに揺動自在に支持する。ボイスコイルモータ16は、スイングアーム14をヘッド回転軸Sの周りに揺動させ、記録再生ヘッド13を磁気記録ディスク8の上面上の所望の位置に移動させる。ボイスコイルモータ16およびピボットアセンブリ18は、ヘッドの位置を制御する公知の技術を用いて構成される。
ベース4には底板部4aから突出するベース突出部材23が設けられる。ベース突出部材23は、ベース4の底板部4aに固定されるピン24と、ピン24を取り囲むダンパー25と、を有する。ピン24は、例えばステンレス鋼などの金属材料で形成される。ダンパー25は、例えばゴム材料などの緩衝材で形成される。ベース突出部材23は、例えば、クラッシュストッパーとして用いることができる。この場合、ベース突出部材23は、仮にスイングアーム14が設計範囲を超えて揺動してもスイングアーム14や記録再生ヘッド13がベース4や回転体6と衝突しないよう、スイングアーム14の揺動範囲を制限する。なお、ピン24の固定方法については図3を参照して後述する。
トップカバー2は、6つのねじ20を用いてベース4の外周壁部4bの上面4cに固定される。6つのねじ20は、6つのねじ孔22にそれぞれ対応する。特にトップカバー2と外周壁部4bの上面4cとは、それらの接合部分から回転機器1の内側へリークが生じないように互いに固定される。
図2(a)、図2(b)は、それぞれベース4を構成するベース板を示す。図2(a)はベース4の上側半分を構成する第1ベース板5aを示し、図2(b)はベース4の下側半分を構成する第2ベース板5bを示す。ベース4は、第1ベース板5aと第2ベース板5bとを硬化性樹脂で結合することによって形成される。第1ベース板5aと第2ベース板5bの間に硬化性樹脂を介在させることで、硬化性樹脂により振動が吸収され、ベース4ひいては回転機器1全体の振動を抑えうる。
第1ベース板5aおよび第2ベース板5bは、それぞれ金属板をプレス加工することにより形成される。図2(b)のごとく第2ベース板5bには、プレス加工の結果、ヘッドを支持するスイングアーム14の揺動範囲60、ボイスコイルモータ16が設置される箇所62、および、ボイスコイルモータ16と制御基板とを接続するためのコネクタが設置される箇所64、に対応する部分に開口66が設けられている。金属板としては、例えば、アルミニウム板や鋼板などを用いることができる。回転機器1では、比較的な軽量なアルミニウム板を用いている。第1ベース板5aと第2ベース板5bは異なる材料から形成されることがある。
回転機器1では、ベース4を第1ベース板5aと第2ベース板5bとに分けて形成することで、プレス成型品の厚みを比較的薄くすることが可能になる。このため、プレス加工によっても、例えば、揺動範囲60、箇所62、箇所64あるいは開口66などの部分について比較的高い寸法精度を実現できる。なお、ベース4は、アルミダイカストで製作された素材が切削加工されて形成されてもよい。
なお、第1ベース板5aおよび第2ベース板5bのうちの少なくとも一方を、2枚以上の金属シートと硬化性樹脂との積層構造としてもよい。硬化性樹脂により振動が吸収され、ベース4ひいては回転機器1全体の振動を抑えうる点で好ましい。
図3は、ピン24の固定方法を説明する説明図である。ピン24は本体部24aと、本体部24aの延在方向と略直交する方向に張り出した張出部24bと、を有する。ピン24は、本体部24aが第1ベース板5aを貫通し、張出部24bが第1ベース板5aと第2ベース板5bに挟まれるように設けられる。つまり、ピン24は、張出部24bが第1ベース板5aと第2ベース板5bに挟まれることによって固定される。この方法により、ピン24を容易に固定でき、特に、底板部4aの上面に対してピン24を垂直に固定できる。
図4は、図1(a)のA−A線断面図である。図4では磁気記録ディスク8、クランパ36およびディスク固定用ねじ38の表示は省略する。
回転体6はさらに、ハブ28と、シャフト26と、スラスト部材30と、円筒状マグネット32と、を含む。静止体はさらに、積層コア40と、コイル42と、ハウジング44と、スリーブ46と、を含む。回転体と静止体との隙間の一部に潤滑剤48が連続的に介在する。
ハブ28は、軟磁性を有する例えばSUS430F等の鉄鋼材料から形成される。ハブ28は、鉄鋼板を例えばプレス加工や切削加工することにより形成され、略カップ状の所定の形状に形成される。ハブ28の鉄鋼材料としては、例えば、大同特殊鋼株式会社が供給する商品名DHS1のステンレスはアウトガスが少なく、加工容易である点で好ましい。また、同様に同社が供給する商品名DHS2のステンレスはさらに耐食性が良好な点でより好ましい。ハブ28は、アルミニウムから形成される部材と軟磁性を有する材料から形成される部材とを含むことがある。
ハブ28は、磁気記録ディスク8の中央孔に嵌るハブ突出部28aと、ハブ突出部28aよりも半径方向(すなわち回転軸Rに直交する方向)外側に設けられた載置部28bと、ハブ突出部28aの下面から下側に突出して軸受ユニット12を環囲する下垂部28cと、を有する。磁気記録ディスク8は、載置部28bの上面であるディスク載置面28d上に載置される。
シャフト26の上端面には、ディスク固定用ねじ38が螺合されるべきディスク固定用ねじ穴26aが設けられている。シャフト26の上端は、ハブ突出部28aの中心に設けられたシャフト孔28eであって回転体6の回転軸Rと同軸に設けられたシャフト孔28eに圧入と接着とを併用した状態で固着される。シャフト26は、ハブ28の原材料よりも硬い、例えばSUS420J2等の鉄鋼材料から形成される。
スラスト部材30は、第1円筒部30aとその上端から半径方向内側に延在する円環状の第2円筒部30bとを有し、スラスト部材30の断面は逆L字形状を有する。第1円筒部30aはハウジング44を環囲し、第2円筒部30bはシャフト26およびスリーブ46を環囲する。第1円筒部30aは、ハブ28の下垂部28cの内周面28fに接着により固定される。つまり、スラスト部材30はハブ28に固定され、ハブ28と一体となって回転する。このとき、第2円筒部30bの一部は、ハウジング44とスリーブ46との間の領域で回転する。具体的には、第2円筒部30bの一部は、ハウジング44の上面44bとスリーブ46のフランジ部46bの下面46fとの間の領域で回転する。
円筒状マグネット32は、略カップ形状のハブ28の内側の円筒面に相当する円筒状内周面28gに接着固定される。円筒状マグネット32は、例えば、希土類磁石材料やフェライト磁石材料によって形成され、積層コア40の12本の突極と半径方向に対向する。円筒状マグネット32にはその周方向(回転軸Rを中心とし回転軸Rに垂直な円の接線方向)に16極の駆動用磁極が設けられる。円筒状マグネット32の表面には、例えば、電着塗装やスプレー塗装などによる表面層が設けられる。この場合は例えば錆の発生を抑制することができる。
積層コア40は円環部とそこから半径方向外側に伸びる12本の突極とを有し、ベース4の上面4d側に固定される。積層コア40は、0.2mmの薄型電磁鋼板を10枚積層しカシメにより一体化して形成される。積層コア40の表面には電着塗装や粉体塗装などによる表面層が設けられる。この場合は例えばコイル42との短絡を防止しうる。積層コア40の各突極にはコイル42が巻回される。このコイル42に3相の略正弦波状の駆動電流が流れることにより突極に沿って駆動磁束が発生する。
ベース4の上面4dには、回転体6の回転軸Rを中心とする円環状の環状部材4eが設けられる。環状部材4eには、回転体6の回転軸Rに沿って貫通孔4fが形成される。積層コア40は、環状部材4eの外周面に圧入されもしくは隙間ばめによって接着固定される。環状部材4eの詳細については図5で後述する。
磁性リング84は、円筒状マグネット32と軸方向で対向するベース4の上面4dの部分に配置される。磁性リング84は、軟磁性を有する例えば鉄鋼板から軸方向に薄いリング状に形成される。磁性リング84は、その内周が回転軸Rと同軸にベース4の上面4dに例えば接着によって固定される。磁性リング84は、その側面がかしめられてベース4に固定されてもよい。磁性リング84を設けることによって、円筒状マグネット32には磁性リング84側すなわちベース4側に吸引される磁気的吸引力が働く。
軸受ユニット12は、ハウジング44と、スリーブ46と、を含み、回転体6をベース4に対して回転自在に支持する。ハウジング44は、円筒部と底部とが一体に形成された有底カップ形状を有する。すなわち、ハウジング44は、回転軸Rを中心とし上方に開いた凹部44aを有する。ハウジング44は底部を下にして環状部材4eの貫通孔4fに接着により固定される。
静止体は、ベース4に対して固定的に設けられシャフト26の外周側の領域に半径方向外向きに延在するフランジ部46bを有する。具体的にはスリーブ46は、円筒状の部材であって、シャフト26を支持するシャフト支持部46aと、シャフト支持部46aの上端から半径方向外側に突出するフランジ部46bとを有する。スリーブ46は、ハウジング44の凹部44aに挿入され接着固定される。このフランジ部46bは、スラスト部材30と協働して回転体6の軸方向の移動を制限する。スリーブ46には、貫通孔46cが形成される。貫通孔46cの詳細については、図6で後述する。
回転体6の一部であるシャフト26およびハブ28およびスラスト部材30と静止体の一部である軸受ユニット12との間の空間には潤滑剤48が介在している。
スリーブ46の内周面には、上下に離間した1組のヘリングボーン形状のラジアル動圧溝50が形成される。1組のヘリングボーン形状のラジアル動圧溝はシャフト26に形成されてもよい。これらのラジアル動圧溝はスパイラル形状に形成されてもよい。
第2円筒部30bとハウジング44の軸方向に対向する領域に第1スラスト対向部が設けられる。具体的には第1スラスト対向部は第2円筒部30bの下面30cとハウジング44の上面44bとの軸方向に対向する隙間に設けられる。第2円筒部30bとフランジ部46bの軸方向に対向する領域に第2スラスト対向部が設けられる。具体的には第2スラスト対向部は第2円筒部30bの上面30dとフランジ部46bの下面46fとの軸方向に対向する隙間に設けられる。
第2円筒部30bの下面30cに、ヘリングボーン形状の第1スラスト動圧溝(不図示)が形成される。第1スラスト動圧溝は、ハウジング44の上面44bに形成されてもよい。フランジ部46bの上面46dと対向するハブ28の面28h、ハブ28と対向するフランジ部46bの上面46d、第2円筒部30bの上面30dと対向するフランジ部46bの下面46f、および、フランジ部46bの下面46fと対向する第2円筒部30bの上面30dの少なくともいずれかには、ヘリングボーン形状の第2スラスト動圧溝(不図示)が形成される。回転体6の回転時には、これらの動圧溝が潤滑剤48に生成する動圧によって、回転体6は半径方向および軸方向に支持される。
図5は、環状部材4e周辺を拡大して示す拡大断面図である。環状部材4eは、コア保持部4gと、傾斜部4hと、基部4iと、を有する。コア保持部4gは軸方向に沿って延在し、その外周面4jには、積層コア40が圧入されもしくは隙間ばめによって接着固定される。基部4iには、前述のごとく、貫通孔4fが形成され、ハウジング44が接着固定される。ハウジング44の凹部44aには、スリーブ46が挿入され、接着固定される。つまり、基部4iは、ハウジング44を介して、スリーブ46を固定的に支持する。
傾斜部4hは、コア保持部4gの下端から基部4iの上端まで直線的に延在する。具体的には、回転軸R方向に対して角度θ傾いて直線的に延在する。傾斜部4hは、その延在方向Dに直交する方向の厚みt1が、コア保持部4gの半径方向に沿った厚みt2より小さい。具体的には傾斜部4hは、厚みt1が、厚みt2の0.16〜0.87倍となるよう形成される。厚みt1が小さくされるから、積層コア40に由来する振動が傾斜部4hで吸収され、基部4i、ひいてはベース4全体に伝わるのを低減できる。
図6は、スリーブ46の上端およびスラスト部材30周辺を拡大して示す拡大断面図である。図6では、スラスト部材30がスリーブ46のフランジ部46bと回転軸R方向に近接した場合を示している。スリーブ46の上端には、フランジ部46bの上面46dと、スラスト部材30と半径方向に対向するシャフト支持部46aの側面46eと、を直線的に貫通する貫通孔46cが形成される。貫通孔46cは、ハブ28とフランジ部46bとの間の領域52と、スラスト部材30の第2円筒部30bの下面30cに臨む領域54とを結ぶ実質的に最短の経路となっている。
図6のごとく貫通孔46cが設けられた本実施の形態の回転機器1が、ハブ28が下を向いた状態で地面等に落下した場合を考える。まず、慣性力により、スリーブ46およびハウジング44は、ハブ28に近づく方向に移動し、ハウジング44の上面44bがスラスト部材30に衝突する。この衝突の反作用で、スリーブ46およびハウジング44は、ハブ28から離れる方向に移動し、図6のごとくフランジ部46bの下面46fがスラスト部材30に衝突する。このとき、領域54は回転軸R方向に広がった状態となるが、貫通孔46cを通って領域52から領域54に潤滑剤48が流れ込むため、潤滑剤48の圧力は比較的短時間に平均化される。このため、領域54は圧力は低下しにくい。したがって、フランジ部46bとスラスト部材30との衝突の反作用で、スリーブ46およびハウジング44が再びハブ28に近づく方向に移動するとき、ハウジング44は、貫通孔46cがない場合と比較して大きい圧力抵抗を潤滑剤48から受ける。つまり、スリーブ46およびハウジング44のスラスト部材30に対する上下運動が抑えられる。そのため、スラスト部材30とハウジング44との衝突が緩和される。また、貫通孔46cがない場合と比較して、フランジ部46bおよびハウジング44がスラスト部材30と繰り返す衝突の回数は少なくなる。
以上のように構成された回転機器1の動作を説明する。磁気記録ディスク8を回転させるために、3相の駆動電流がコイル42に供給される。その駆動電流がコイル42を流れることにより、12本の突極に沿って磁束が発生する。この磁束によって円筒状マグネット32にトルクが与えられ、回転体6およびそれに嵌合された磁気記録ディスク8が回転する。同時にボイスコイルモータ16がスイングアーム14を揺動させることによって、記録再生ヘッドが磁気記録ディスク8上の揺動範囲を行き来する。記録再生ヘッドは磁気記録ディスク8に記録された磁気データを電気信号に変換して制御基板(不図示)へ伝え、また制御基板から電気信号の形で送られてくるデータを磁気記録ディスク8上に磁気データとして書き込む。
本実施の形態に係る回転機器1によると、スラスト部材30がフランジ部46bの下面46fに近接した場合に、ハブ28とフランジ部46bとの間の領域52に存在する潤滑剤48が、スラスト部材30の第2円筒部30bの下面30cに臨む領域54に流れ込み、潤滑剤48の圧力は即座に平均化される。このため、スラスト部材30がフランジ部46bの下面46fに近接した場合でも、領域54は圧力が低下しにくい。したがって、ハウジング44がスラスト部材30に近づく方向に移動するとき、ハウジング44は比較的大きい圧力抵抗を受ける。そのためハウジング44とスラスト部材30との衝突が緩和され、フランジ部46bおよびハウジング44とスラスト部材30とが繰り返す衝突の回数は少なくなる。その結果、データのリード/ライトエラーは低減される。
本発明者は、スリーブ46に貫通孔46cを設けたことによるデータのリード/ライトエラーの低減効果を確かめるため、実験を行った。具体的には、動作状態でかつハブ28が下を向いた状態で回転機器を試験台に落下させ、ベース4に取り付けた加速度センサでそのときの加速度を計測した。図7(a)は本実施の形態に係る回転機器1に衝撃を加えたときの加速度波形を示す。図7(b)は図7(a)の貫通孔46cを塞いだ回転機器に衝撃を加えたときの加速度波形を示す。図7(a)および図7(b)において、横軸は衝突前後の時間を示し、縦軸は加速度を示す。図7(a)、(b)のごとく、いずれの回転機器にも、加えられた半正弦波の衝撃に応じた加速度が生じている。図7(b)では、大きなスパイクノイズ(点線で囲った箇所)が発生している。このスパイクノイズは、フランジ部46bおよびハウジング44とスラスト部材30との衝突の繰り返しによるものと考えられる。これに対し、図7(a)では、図7(b)よりスパイクノイズが小さく、かつ少なくなっている。この実験結果から、スリーブ46に貫通孔46cを設けることによって、落下などによる衝撃が加えられたときのフランジ部46bおよびハウジング44とスラスト部材30との衝突回数が低減することが分かる。
本発明者は、データのリード/ライトエラーの低減効果を確かめるため、別の実験も行った。具体的には、動作状態でかつハブ28が上を向いた状態で回転機器を加振台に乗せて10Hz〜2000Hzの様々な周波数の振動を回転機器に加え、そのときの磁気記録ディスク8の変位を変位計で計測した。図8はその計測結果を示す。図8のごとく、700Hz〜900Hzの振動を回転機器に加えた場合に、磁気記録ディスク8は共振する。しかしながら、貫通孔46cを設けた本実施の形態の回転機器1では、貫通孔46cがない場合に比べ、共振時の変位が小さいことが分かる。これは、スリーブ46に貫通孔46cを設けることによって、回転機器1に振動が加えられたときのハウジング44およびスリーブ46を含む静止体に対するスラスト部材30およびハブ28の回転軸R方向の上下運動が抑えられ、磁気記録ディスク8の回転軸R方向の上下運動が抑えられるためと考えられる。
以上、実施の形態に係る回転機器の構成と動作ついて説明した。この実施の形態は例示であり、その各構成要素の組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
実施の形態では、円筒状マグネットが積層コアの外側に位置する、いわゆるアウターロータ型の回転機器について説明したが、これに限られない。たとえば円筒状マグネットが積層コアの内側に位置する、いわゆるインナーロータ型の回転機器に本実施の形態の技術的思想を適用してもよい。
実施の形態では、ベースに直接軸受ユニットが取り付けられる場合について説明したが、これに限られない。例えば、回転体、軸受ユニット、積層コア、コイルおよびベースからなるブラシレスモータを別途形成した上で、そのブラシレスモータをシャーシに取り付ける構成としてもよい。
実施の形態では、ベースは底板部と外周壁部とが一体に形成される場合について説明したが、これに限られない。ベースは、例えば、底板部と外周壁部が別々に形成された後に結合されてもよい。底板部は、例えば、内側部材とこの内側部材を環囲する外側部材とを別々に形成した後に結合されてもよい。この場合は内側部材は外側部材よりヤング率が大きい材料を用いることができる。これにより、設計の自由度が向上する。
実施の形態では、第1ベース板5aと第2ベース板5bとを硬化性樹脂により結合する場合について説明したが、これに限られない。例えば、かしめ、または、硬化性樹脂とかしめとの併用により結合されてもよい。これにより、加工の自由度が向上する。
実施の形態では積層コアを用いる場合について説明したが、コアは積層コアでなくてもよい。実施の形態では積層コア40の突極の数が12本である場合について説明したがこれに限られない。積層コア40の突極の数は、例えば、6または9であってもよい。この場合はコイル42を形成する手間が少なくて済む。積層コア40の突極の数は、例えば、15から36の3の整数倍であってもよい。この場合はコイル42の巻数を大きくすることができる。これらの記載は一例であり、積層コア40の突極の数はこれらの範囲に限定されない。
実施の形態では積層コアは0.2mmの薄型電磁鋼板を10枚積層して形成される場合について説明したがこれに限られない。積層コアは、例えば、厚さが0.1mm〜0.8mmの範囲の薄型電磁鋼板を、例えば、2枚〜20枚の範囲で積層して形成されるてもよい。これらの記載は一例であり、積層コア40の構成はこれらの範囲に限定されない。
実施の形態では円筒状マグネット32の駆動用磁極の数は16である場合について説明したが、これに限られない。円筒状マグネット32の駆動用磁極の数は、例えば、8から14の偶数であってもよい。この場合は着磁が容易になる。円筒状マグネット32の駆動用磁極の数は、例えば、18から24の偶数であってもよい。この場合は積層コア40のの突極の数を多くしてコイル42の巻数を大きくすることができる。これらの記載は一例であり、駆動用磁極の数はこれらの範囲に限定されない。
実施の形態では、貫通孔46cが直線的に設けられる場合について説明したが、これに限られない。例えば、折れ曲がった形状であってもよい。これにより、設計の自由度が向上する。
実施の形態では、環状部材4eの傾斜部4hの側面が直線的である場合について説明したが、これに限られない。図9は実施の形態の変形例に係る回転機器200の環状部材4e周辺を拡大して示す拡大断面図である。図9のごとく、傾斜部4hの下端側の側面は、丸みを帯びた形状であってもよい。これにより、加工の自由度が向上する。
実施の形態における、各所の寸法の一例を示す。実施の形態は、特に軸方向厚みが12.7mm以下の薄型の通称2.5インチや通称3.5インチのハードディスク駆動装置に好適に用いることができる。軸方向厚みが略9mmの2.5インチのハードディスク駆動装置に用いる場合は、例えば、円筒状マグネット32の軸方向厚みは3.0mm〜4.2mmの範囲で積層コア40の軸方向厚みは1.4mm〜3.2mmの範囲で構成してもよい。軸方向厚みが略7mmの2.5インチのハードディスク駆動装置に用いる場合は、例えば、円筒状マグネット32の軸方向厚みは2.7mm〜3.9mmの範囲で積層コア40の軸方向厚みは1.2mm〜3.0mmの範囲で構成してもよい。軸方向厚みが略5mmの2.5インチのハードディスク駆動装置に用いる場合は、例えば、円筒状マグネット32の軸方向厚みは1.8mm〜3.0mmの範囲で積層コア40の軸方向厚みは0.6mm〜2.8mmの範囲で構成してもよい。軸方向厚みが略5mmより小さい2.5インチのハードディスク駆動装置に用いる場合は、例えば、円筒状マグネット32の軸方向厚みは1.6mm〜2.8mmの範囲で積層コア40の軸方向厚みは0.4mm〜2.6mmの範囲で構成してもよい。これらの記載は一例を示すにすぎず、マグネット32と積層コア40の構成はこれらの範囲に限定されない。
1 回転機器、 4 ベース、 6 回転体、 8 磁気記録ディスク、 10 データリード/ライト部、 12 軸受ユニット、 26 シャフト、 28 ハブ、 32 円筒状マグネット、 40 積層コア、 42 コイル、 46 スリーブ、 46c 貫通孔、 48 潤滑剤。

Claims (10)

  1. 記録ディスクが載置されるべきハブと、一端側が前記ハブに固定されるシャフトと、前記ハブと一体的に回転するスラスト部材と、を含む回転体と、
    前記シャフトの他端側を環囲して回転自在に支持するシャフト支持部と、当該シャフト支持部の前記ハブ側の端部から半径方向外側に突出するフランジ部と、を有するスリーブを含む静止体と、を備え、
    前記スラスト部材の一部は、前記フランジ部の前記ハブから遠い側の面に臨む領域で回転し、
    前記回転体と前記静止体の間には連続的に潤滑剤が介在し、
    前記ハブの前記フランジ部と対向する面と、前記フランジ部の前記ハブと対向する面と、前記フランジ部の前記スラスト部材と対向する面と、前記スラスト部材の前記フランジ部と対向する面の少なくともいずれかには前記潤滑剤にスラスト動圧を発生するスラスト動圧発生溝が設けられ、
    前記スリーブは、前記スラスト部材が前記フランジ部に接近した場合に前記ハブと前記フランジ部との間に介在する前記潤滑剤を前記スラスト部材の前記ハブから遠い側の面に臨む領域に流し込む連通路であって、前記フランジ部と前記スラスト部材の間の通路とは別に設けられる連通路を有することを特徴とする回転機器。
  2. 前記連通路は、前記フランジ部の前記ハブと軸方向に対向する面と前記シャフト支持部の前記スラスト部材と半径方向に対向する面とを貫通する貫通孔を含むことを特徴とする請求項1に記載の回転機器。
  3. 前記連通路は、前記回転体の回転軸に対して傾斜する直線に沿って設けられることを特徴とする請求項1または2に記載の回転機器。
  4. 前記静止体は、
    円環部とそこから半径方向に伸びる複数の突極とを有するコアと、
    外周面に前記コアが固定される環状のコア保持部および当該コア保持部の前記ハブから遠い側から回転軸方向に対し所定角度傾斜した方向に延在する環状の傾斜部および当該傾斜部の前記ハブから遠い側に延在し前記スリーブを環囲して固定的に支持する基部を有する環状部材と、を含み、
    前記回転体は、前記ハブに固定的に支持され前記突極側の面に周方向に複数の磁極を有するマグネットを含み、
    前記傾斜部の厚みは前記コア保持部の厚みより小さいことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の回転機器。
  5. 前記傾斜部は、その厚みが、前記コア保持部の厚みの0.16〜0.87倍の範囲となるよう形成されることを特徴とする請求項4に記載の回転機器。
  6. 前記静止体は前記スリーブを固定的に支持するベースを含み、
    前記ベースは所定形状の開口を有する第1ベース板と、第2ベース板と、を重ね合わせた積層板を含むことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の回転機器。
  7. 前記ベースは、前記積層板をプレス加工して形成される型押面を有することを特徴とする請求項6に記載の回転機器。
  8. 前記第1ベース板と前記第2ベース板の間には硬化性樹脂が介在することを特徴とする請求項6または7に記載の回転機器。
  9. 前記第1ベース板および前記第2ベース板のうちの少なくとも一方は、2枚以上の金属シートと硬化性樹脂との積層構造を含むことを特徴とする請求項6から8のいずれかに記載の回転機器。
  10. 前記第1ベース板を貫通するピンをさらに備え、
    前記ピンは、前記第2ベース板側の端部に、当該ピンの延在方向と略直交する方向に張り出した張出部を有し、
    前記張出部は、前記第1ベース板と前記第2ベース板とによって挟まれていることを特徴とする請求項6から9のいずれかに記載の回転機器。
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