JP2014103615A - 画像読取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】原稿カバーを閉じたときの衝撃による固定読取センサの故障の発生を抑制することができる。
【解決手段】原稿が搬送される際に原稿の一方の面に接触する第一プラテン27と、搬送経路を挟むように第一プラテン27の下方に対向して配設されて原稿を他方の面側から第一プラテン27に向かって押圧する固定側押さえ部30と、原稿載置面11Bの下方を移動しつつ原稿載置面11B上に載置された原稿の画像を読み取る移動読取センサ21と、第一プラテン27の上方に配設されて原稿の画像を読み取る固定読取センサ22と、固定側押さえ部30を第一プラテン27に向かって付勢する付勢部材32と、を備え、原稿載置面11Bに対して原稿カバー4を開放したときには第一プラテン27と固定側押さえ部30とが互いに離間する。
【選択図】図4

Description

本発明は、スキャナ又はプリンタ、複写機、ファクシミリ或いはこれらを機能的に組み合わせた複合機等に搭載される画像読取装置に関する。
従来、スキャナ又はプリンタ、複写機、ファクシミリ或いはこれらを機能的に組み合わせた複合機等には、原稿を載置する透明ガラス等のプラテンと、このプラテンの下方に配置されてプラテンの下方を移動しつつ原稿の画像を読み取る読取センサ等が組み込まれた読取ユニットの上側に、更に自動原稿送り装置(ADF)を搭載するとともに、この自動原稿送り装置側にも原稿を搬送しつつ原稿の画像を読み取る固定の読取センサを組み込んだものが知られている。
また、このような移動の読取センサと固定の読取センサとを備えた画像読取装置では、移動の読取センサと固定の読取センサの何れにおいても、画像の読み取りの前にシェーディング補正を行う必要がある。
そこで、傾斜面を有する固定の突き当て部材を読取センサに対向して配置し、固定の読取センサは、突き当て部材に形成された白基準を読み取ることで白レベル補正(シェーディング補正)を行うようにしているものがある(例えば、特許文献1参照)。
特許4423952号公報
上記引用文献1に開示の自動原稿送り装置は、プラテン上面を覆うことが可能な原稿カバーに搭載されている。そして、この原稿カバーを自動原稿送り装置と共に読取ユニットに対して開放することでプラテン上面を開放し、プラテンに原稿を載置して移動の読取センサで原稿の画像を読み取ることができるようになっている。したがって、自動原稿送り装置に配置された固定の読取センサは、読み取りユニットに対する原稿カバー(自動原稿送り装置)の開閉に伴って、固定の読取センサが突当部材から離間したり当接したりするように構成されている。
一方、突当部材は位置が固定されているため、例えば、プラテンに載置した原稿の画像の読み取りが終了して原稿をプラテンから取り出した際などには、原稿カバーを勢いよく閉じてしまう場合がある。このような場合、固定の読取センサは、突当部材に対して勢いよく当接してしまい、その衝撃が固定の読取センサの故障の原因となる可能性があった。
本発明の目的は、原稿カバー開閉時に、原稿の画像を読み取るために原稿カバーに設けられた固定読取手段への衝撃を緩和することで固定読取手段の故障の発生を抑制することができる画像読取装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本願発明の画像読取装置は、原稿が載置される原稿載置面と、前記原稿載置面上を開放する位置と前記原稿載置面上を覆う位置とに変位可能な原稿カバーと、前記原稿カバーに設けられて所定の搬送経路に沿って原稿を搬送する搬送手段を有する原稿搬送ユニットと、前記搬送手段によって原稿が搬送される際に、原稿の一方の面に接触する第一プラテンと、前記搬送経路を挟むように前記第一プラテンの下方に対向して配設されて、前記搬送手段によって原稿が搬送される際に、原稿を他方の面側から前記第一プラテンに向かって押圧する第一押さえ部と、前記原稿載置面の下方を移動しつつ前記原稿載置面上に載置された原稿の画像を読み取る移動読取部と、前記第一プラテンの上方に配設されて前記搬送手段によって搬送される原稿の画像を読み取る固定読取部と、前記第一押さえ部を前記第一プラテンに向かって付勢する第一付勢部材と、を備え、前記原稿載置面に対して前記原稿カバーを開放したときには前記第一プラテンと前記第一押さえ部とが互いに離間することを特徴とする。
本発明の画像読取装置によれば、原稿載置面に対して原稿カバーを閉じる際に、原稿カバーが第一押さえ部に向かって勢いよく接触してしまう場合であっても、第一付勢部材を配置したことによって荷重方向に第一押さえ部が退避可能であるため、原稿カバーを閉じる方向への変位にともなう固定読取手段及び第一押さえ部への衝撃を和らげることができ、これらの故障の発生を抑制することができる。
また、本発明の画像読取装置は、前記第一付勢部材は前記第一押さえ部に対して1箇所設けられていることが望ましい。
この画像読取装置によれば、固定読取手段の主走査方向に沿って第一押さえ部が自由に揺動可能とすることができ、原稿カバーの浮き上がりや変形によって固定読取手段の傾きが変化している場合であっても、第一押さえ部をその傾きに追従させることができる。
また、本発明の画像読取装置では、前記移動読取部は、前記原稿搬送手段によって搬送される原稿の他方の面が接触する第二プラテンと、前記第二プラテンの上方に配設されて前記搬送手段によって搬送される原稿を一方の面側から前記第二プラテンに向かって押圧する第二押さえ部と、を備え、原稿の両面の画像を読み取る場合には、前記移動読取部は前記第二プラテンの下側に移動し、前記第二押さえ部は、前記第二プラテンに向かって付勢する第二付勢部材を備え、前記原稿載置面に対して前記原稿カバーを開放したときには前記第二プラテンと前記第二押さえ部とが互いに離間することが望ましい。
この画像読取装置によれば、搬送経路を挟んで移動読取部と固定読取部とが配置され、原稿の表面画像を読み取る側も原稿の裏面画像を読み取る側も同じ条件で読み取ることができる。
また、本発明の画像読取装置は、前記第一押さえ部の前記第一プラテンとの対向面に設けられて前記固定読取部における各種補正を行うための白基準部材と、前記原稿載置面に対する前記原稿カバーの開閉状態を検出する検出部と、を備え、前記検出部により、前記原稿カバーが前記原稿載置面に対して開いている状態が検出された場合には、前記各種補正を行わないように制御する制御部を備えるこことが望ましい。
この画像読取装置によれば、固定読取部と白基準部材との距離が不適切な状態での各種補正を規制するように制御部で制御することで、画像の読み取り品質が低下してしまうことを抑制することができる。
また、本発明の画像読取装置は、前記原稿載置面と前記移動読取部を収容する読取筐体を備え、前記原稿カバーは、前記読取筐体の一縁に沿う回動軸心周りに揺動可能に前記読取筐体に支持され、前記検出部は、前記読取筐体における前記原稿載置面よりも前記第二プラテン側であって、前記一縁を除く他の縁で前記第一プラテンと前記第二プラテンとを避けた位置に配置されることが望ましい。
この画像読取装置によれば、原稿カバーの開閉状態を検出部により検出することが可能であり、原稿カバーで読取ユニットを閉じていない状態、すなわち、固定読取部が白基準部材の読み取りにとって不適切な状態であることを、固定読取部の近くに検出部があることで、原稿カバーの開放角度に対する固定読み取り部と検出部とが相対的に略対等な関係とすることができ、より精度良く検出することができる。
また、本発明の画像読取装置は、前記第一押さえ部と第二押さえ部とは、共通部品を用いていることが望ましい。
この画像読取装置によれば、使用部品の共用化にともなう部品管理コストの削減等に貢献することができるうえ、第二押さえ部においても白基準部材を配置することが可能となり、原稿の幅が狭い場合における読み取り画像の背景を白とするために利用することができる。
本発明の画像読取装置は、前記第二プラテンと前記原稿載置面とは一部材であることが望ましい。
この画像読取装置によれば、第二プラテンを別部材により構成する場合に比べ、部品点数を少なくすることができる。
本発明によれば、固定読取手段への衝撃を緩和することができ、固定読取手段の故障の発生を抑制することができる。
本発明の一実施形態に適用される画像読取装置を搭載した複合機の一例を示す複合機の全体斜視図である。 本発明の一実施形態に適用される画像読取装置を搭載した複合機において本体ユニットに対して原稿カバーを開放状態とした場合の斜視図である。 本発明の一実施形態に適用される画像読取装置を搭載した原稿カバーの斜視図である。 本発明の一実施形態に適用される画像読取装置を搭載した複合機において画像読取部周辺の要部の断面図である。 本発明の一実施形態の画像読取装置における制御系のブロック図である。 本発明の一実施形態の画像読取装置におけるCPUが実行する画像読取に関する制御処理を示すフロー図である。 本発明の一実施形態に適用される画像読取装置を搭載した複合機における実施例1を示し、(A)は図2のA−A線に沿う原稿カバーを閉じた状態の要部の拡大断面図、(B)は図2のA−A線に沿う原稿カバーを開いた状態の要部の拡大断面図である。 本発明の一実施形態に適用される画像読取装置を搭載した複合機における実施例2を示し、(A)は図2のA−A線に沿う原稿カバーを閉じた状態の要部の拡大断面図、(B)は図2のA−A線に沿う原稿カバーを開いた状態の要部の拡大断面図である。 本発明の一実施形態に適用される画像読取装置を搭載した複合機における実施例3を示し、(A)は図2のA−A線に沿う原稿カバーを閉じた状態の要部の拡大断面図、(B)は図2のA−A線に沿う原稿カバーを開いた状態の要部の拡大断面図である。
次に、本発明の一実施形態に係る画像読取装置について、複合機に適用して説明する。なお、本実施形態において例示する画像読取装置は、画像読取装置としての機能(スキャン機能)に加え、その他の機能(例えば、プリント機能、コピー機能、ファクシミリ送受信機能など)を兼ね備えた複合機の一部として構成されたものである。なお、以下に示す実施形態は本発明の画像読取装置における好適な具体例であり、技術的に好ましい種々の限定を付している場合もあるが、本発明の技術範囲は、特に本発明を限定する記載がない限り、これらの態様に限定されるものではない。また、以下に示す実施形態における構成要素は適宜、既存の構成要素等との置き換えが可能であり、かつ、他の既存の構成要素との組合せを含む様々なバリエーションが可能である。したがって、以下に示す実施形態の記載をもって、特許請求の範囲に記載された発明の内容を限定するものではない。また、以下の説明においては、複合機の各部について、それらの相対的な位置関係をわかりやすくするため、図中に併記した上下左右前後の各方向を利用して説明をする。
[複合機の外観構成]
図1及び図2に示すように、複合機1は、本体ユニット2と、本体ユニット2の上段に搭載された読取ユニット3と、読取ユニット3の上段に搭載された原稿カバー4と、を備えている。
本体ユニット2は、画像形成部、制御部、及び電源部といった複合機1の画像形成処理における主たる機能部を内蔵している。また、本体ユニット2、読取ユニット3、及び原稿カバー4に配設された各種駆動機構等は、本体ユニット2が備える制御部をメインとして制御される。本体ユニット2の正面、すなわち図示手前側には、下段に配置された引き出し方式の記録紙収納カセット5と、中段に開口されて画像形成後の記録紙の排紙を行う排紙口6と、上段に位置して読取ユニット3の正面側を一体に覆う正面カバー7と、上段中央に配置されてスイッチ8及びタッチパネル方式の液晶表示パネル9を配置した操作部10と、を備えている。なお、転写紙収納カセット5は、オプション等によって増設可能となっているもので、配置されていない場合もある。
読取ユニット3は、本体ユニット2及び読取ユニット3の背面側(図示奥行き側)において図示左右方向へと延びる軸線(図示せず)を回動中心として、本体ユニット2に対して開閉可能な構造とされている。
読取ユニット3を開位置へ変位させると、本体ユニット2の上面側が開放され、詳細には図示を略すが、本体ユニット2に内蔵された画像形成部、制御部、及び電源部等の各部のメンテナンス作業等を実施することができる。
原稿カバー4は、図2に示すように、読取ユニット3及び原稿カバー4の背面側において左右方向へと延びる軸線Pを回動中心として、読取ユニット3に対して開閉可能な構造とされている。したがって、原稿カバー4は、図1に示すように、読取ユニット3の上面に設けられた透明ガラス等からなるプラテン11を覆った状態(以下、この状態を「閉じた」状態とする)の閉位置と、図2に示すように、プラテン11を露出させた状態の開位置とに変位可能となっている。また、プラテン11に対して原稿カバー4を閉じた閉位置にあるときには、原稿カバー4は、原稿載置面としてのプラテン11を覆うカバーとして機能する。原稿カバー4には、自動原稿送り装置(以下、ADFとする)が搭載されている。そして、原稿カバー4の上面中央に原稿載置カバー12が開閉可能に設けられており、図3に示すように、この原稿載置カバー12は、開放することで、ADFにより搬送する原稿を載置する原稿載置トレイ12Aとして機能する。また、原稿カバー4には、原稿載置カバー12を開放したときに、原稿の搬送方向と直交する幅方向の二辺を押さえてスキュー搬送を抑制する一対のガイド部材15が設けられている。一対のガイド部材15は、連動して互いに接近・離反が可能となっており、例えば、予め設定されたA4サイズ等の最大幅と、予め設定された名刺サイズ等の最小幅との間で無段階若しくは所定段階で変更可能となっている。また、原稿カバー4の一方の側面寄りで、閉じた状態の原稿載置カバー12の隣には、通常時は閉じられて、メンテナンス時や搬送過程の原稿が紙詰まり(ジャム)した場合の原稿取り出し時に開放されるADFカバー13が設けられている。なお、ADFカバー13は、その下側に位置する後述する搬送経路を開放できれば良いため、開閉式及び着脱式の何れでも良い。
[読取ユニット3及び原稿カバー4の詳細構成]
次に、図4に基づいて、読取ユニット3及び原稿カバー4の具体的な構成を説明する。なお、以下の説明において、原稿の搬送方向(太い二点鎖線参照)を基準として、原稿が搬送される方向を下流側、その逆側を上流側として説明する。
図4に示すように、読取ユニット3にはプラテン11の下方に移動読取センサ21が設けられ、原稿カバー4には、移動読取センサ21よりも下流側に固定読取センサ22が設けられている。本実施形態において、移動読取センサ21と固定読取センサ22とは、何れも密着読取センサ(Contact Image Sensor)が採用されている。
プラテン11は、原稿を載置して読み取る際に、その載置原稿の載置基準位置となる突当部材11Aが設けられている。この突当部材11Aを基準として、図4において右側のプラテン11の部分は載置原稿の読み取り用として用いられ、左側のプラテン11の部分は搬送原稿の読み取り用として用いられる。なお、プラテン11は、この載置原稿読み取り用と搬送原稿読み取り用とで別々のものを用いても良い。
移動読取センサ21は、図示しない読取モータの駆動によって読取ユニット3の内部を図示左右方向(副走査方向)へ往復移動するホルダ23に保持され、コイルスプリング等の付勢部材24によって常時はプラテン11に向けて付勢された構造とされている。移動読取センサ21は、ADFによる搬送原稿の読取時においては、図4の実線で示した位置、すなわち、突当部材11Aよりも下流側に位置している。また、移動読取センサ21は、プラテン11に原稿を載置して読み取りを行う場合においては、図4の鎖線で示した位置、すなわち、突当部材11Aよりも上流側に位置している。したがって、移動読取センサ21は、プラテン11に原稿を載置して読み取りを行う時はプラテン11の載置原稿読み取り側に位置しており、この位置を移動開始位置としている。
固定読取センサ22は、原稿カバー4の保持フレーム25に保持され、コイルスプリング等の付勢部材26によって常時は第一プラテン27に向けて付勢された構造とされている。なお、第一プラテン27は保持フレーム25に保持されている。また、以下の説明においては、上述したプラテン11のうち、突当部材11Aよりも上流側に位置している部分を原稿載置面11B、突当部材11Aよりも下流側に位置している部分を第二プラテン11Cと称する。したがって、プラテン11は、前後左右に長く延設された矩形状であり、原稿載置部11Bは、本装置が読み取り可能な最大の原稿サイズ(例えば、A4サイズ)の原稿を載置できるだけのサイズ以上を有している。そして、移動読取センサ21は、プラテン11の全体の下側を図示左右方向に移動可能となっているとともに、原稿載置面11Bに原稿を載置した場合には、原稿載置面11Bの下方を移動しながら、原稿載置面11Bの上面に載置された載置原稿の画像を読み取る。また、搬送される搬送原稿の画像を読み取る際には、移動読取センサ21は、図4に示す位置で停止する。この位置において、第二プラテン11Cが移動読取センサ21と対向する。第二プラテン11Cの下方で停止した移動読取センサ21よりも図示左側である下流側に固定読取センサ22が設けられている。固定読取センサ22は、図4に示す位置で、搬送原稿の一方の面を読み取り、また、停止位置にある移動読取センサ21が搬送される原稿の他方の面を読み取る。これにより、一度の同一原稿の搬送により、原稿の両面に形成された画像を読み取ることができる。
移動読取センサ21は上方にプラテン11を配置することにより上向きで画像を読み取る。また、固定読取センサ22は下方に第一プラテン27を配置することにより下向きで画像を読み取る。移動読取センサ21の搬送原稿読み取り位置での上方には、原稿カバー4の保持フレーム25に保持されるとともに第二プラテン11Cを挟んで対向する位置に移動側押さえ部28が配設されている。固定読取センサ21の下方には、読取ユニット3の配置された保持フレーム29に保持されるとともに第一プラテン27を挟んで対向する位置に固定側押さえ部30が配設されている。移動側押さえ部28と固定側押さえ部30とは、それぞれ圧縮ばね等の付勢部材31,32によって第二プラテン11C及び第一プラテン27に向って付勢されている。これにより、移動側押さえ部28は第二プラテン11Cの上面側を軽く押圧する状態とされ、また、固定側押さえ部30は第一プラテン27の下面側を軽く押圧する状態になっている。付勢部材31,32は、移動側押さえ部28及び固定側押さえ部30に対して、例えば、幅方向(主走査方向)中央の1箇所に設けられている。これにより、各読取センサ21,22の各押さえ部28,30を幅方向に自由に揺動可能とすることができ、原稿カバー4の浮き上がりや変形によって各読取センサ21,22の傾きが変化している場合であっても、各押さえ部28,30をその傾きに追従させることができる。なお、付勢部材31,32は、移動側押さえ部28及び固定側押さえ部30に対して、複数でも良い。また、移動側押さえ部28の『移動』は、実際に動くことを意味するものではなく、移動読取センサ21に文言的に対応する意味での移動である。
移動側押さえ部28と固定側押さえ部30とは、その材質や形状並びに長さ等、全く同一のものを用いている。これにより、異なった部品の加工や在庫管理といった管理コストを含め、コストの削減に貢献することができる。また、移動側押さえ部28と固定側押さえ部30とは、各読取センサ21,22と対向する位置に、薄肉のために図示は略すが、シェーディング補正等の各種補正に使用する白基準部材が設けられている。なお、シェーディング補正等の各種補正としては、黒補正、白補正が含まれる。
シェーディング補正は、具体的には、図示を略する照明光源の光量や読取センサの感度のほか、照明光源の光量ムラや読取センサの画素毎の感度ムラ等の複数の読み取り変動要因を個体毎並びに1スキャン毎に補正する。この、シェーディング補正を行うことにより、読取値の絶対反射率等の再現性と、繰り返し再現性、各読取センサ21,22の個体差や経時的な劣化、寒暖といった周辺使用環境等に拘わらず、一定の画像の読み取りデータを得ることができる。
ADFカバー13の下方には、アッパドキュメントカバー14が配置されている。このアッパドキュメントカバー14の下方の原稿カバー4には、原稿供給ローラ33、分離ローラ34、及び搬送ローラ対35が配置されている。また、固定読取センサ22よりも下流側の原稿カバー4には、原稿を折返し搬送するための折返駆動ローラ36と、折返駆動ローラ36の周囲に位置して折返駆動ローラ36と協働して原稿をニップ搬送する複数の折返従動ローラ37,38,39と、を備えている。
図3に示すように、原稿載置カバー12を開放し、原稿載置トレイ12Aとして機能させた状態とすると、図4に示す原稿セット面4Bが原稿載置トレイ12Aと接続され、原稿載置トレイ12Aにセットされた原稿を支持することができる。原稿は、その搬送方向下流側となる先端が、原稿供給ローラ33に達するように原稿載置トレイ12Aにセットされることで、分離ローラ34に向けて搬送され、分離ローラ34において、図示されていない分離パッドとの協働により一枚ずつに分離されて、下流側へと搬送される。本実施の形態において、原稿の搬送経路は、アッパドキュメントカバー14の上流端14Aと原稿カバー4の原稿セット面4Bとの間から、移動側押さえ部28と第二プラテン11Cとの間、及び固定側押さえ部30と第一プラテン27との間を経由して折返駆動ローラ36と折返従動ローラ37との間に至る経路は、これら各部材及びアッパドキュメントカバー14の下方とで原稿の読取経路40を形成している。また、折返駆動ローラ36と折返従動ローラ37との間から、ADFカバー13に設けられた対向部13Aと折返駆動ローラ36との間を経由して折返駆動ローラ36と折返従動ローラ39に至る経路は原稿の折返経路41を形成している。さらに、折返駆動ローラ36と折返従動ローラ39との間からADFカバー13とアッパドキュメントカバー14との間の経路は原稿の排出経路42を形成している。したがって、移動読取センサ21と固定読取センサ22とは、搬送原稿の搬送経路である読取経路40を挟んで配置され、原稿の表面画像を移動読取センサ21で読み取る側(他面)も原稿の裏面画像を固定読取センサ22読み取る側(一面)も同じ条件で読み取ることができる。なお、これら各経路40,41,42を構成する各部材が搬送手段であり、原稿カバー4に設けられているものが搬送ユニットを構成している。
このような構成において、搬送対象となる原稿は開放した原稿載置カバー12の原稿載置トレイ12Aにセットされ、操作部10での操作、図示しないパーソナルコンピュータからの遠隔操作等により、複合機1に対してスキャン指令が与えられる。なお、このスキャン指令の際、利用者は片面読み取りか両面読み取りかを任意に指定することができる。
複合機1にスキャン指令が与えられた場合、複合機1は、まず、装置各部を初期化する処理を実行し、続いて、原稿カバー4が備えるローラ群を作動させる。このとき、原稿供給ローラ33によって搬送方向上流側から供給される原稿は、分離ローラ34によって1枚ずつに分離されつつ、更に搬送方向下流側へと搬送される。
そして、分離された原稿は搬送ローラ対35によりさらに搬送方向下流側へと搬送されて、第二プラテン11Cと移動側押さえ部28との間を通過する。スキャン指令の際に、両面読み取り又は移動読取センサ21による片面読み取りが指定されている場合、原稿が移動読取センサ21と対向する位置に到来したら、移動読取センサ21による画像の読み取りを行う。なお、片面原稿の場合には原稿載置トレイ12Aに載置される原稿はフェースダウン載置となり、最下位のものから順次取り出される。
具体的には、移動読取センサ21は、複合機1の前後方向を主走査方向、搬送方向に沿う方向を副走査方向として、移動読取センサ21に対向する位置を副走査方向へと移動する原稿から、主走査方向に並ぶ複数の画素を繰り返し読み取ることで、原稿の表面側の画像を読み取る。
また、第二プラテン11Cと移動側押さえ部28との間を通過した原稿は、引き続いて、搬送原稿用第二透明部28と固定側押さえ部30との間を通過する。スキャン指令の際に、両面読み取り指定されている場合、原稿が固定読取センサ22と対向する位置に到来したら、固定読取センサ22による画像の読み取りを行う。
具体的には、固定読取センサ22は、複合機1の前後方向を主走査方向、搬送方向を副走査方向として、固定読取センサ22に対向する位置を副走査方向へと移動する原稿から、主走査方向に並ぶ複数の画素を繰り返し読み取ることで、原稿の裏面側の画像を読み取る。
第一プラテン27と固定側押さえ部30との間を通過した原稿は、折返駆動ローラ36に到達し、折返駆動ローラ36の下端側から折返駆動ローラ36を周回するように折り返されて折返経路41から排出経路42を経由して排出される。こうして排出経路42に沿って搬送された原稿は、アッパドキュメントカバー14の上面に集積される。
一方、この複合機1では、プラテン11の原稿載置面11B上に原稿を載置して、その原稿の画像を読み取ることもできる。このような方法で画像を読み取る場合には、まず、原稿カバー4が開かれて、原稿載置面11Bに原稿が載置される。この状態で、操作部10での操作や図示しないパーソナルコンピュータ等からの遠隔操作により、複合機1に対してスキャン指令が与えられる。
複合機1にスキャン指令が与えられた場合、複合機1は、まず、装置各部を初期化する処理を実行し、続いて、移動読取センサ21による画像の読み取りを行う。具体的には、移動読取センサ21は、複合機1の前後方向を主走査方向、左右方向を副走査方向として、副走査方向へ移動しながら、主走査方向に並ぶ複数の画素を繰り返し読み取ることで、原稿載置面11B上に載置されている原稿の画像を読み取る。
一方、原稿カバー4の底面には、図2に示すように、読取ユニット3の上面に設けられた検出孔3Bに臨む検出用突起4Cが設けられている。この検出用突起4Cは、読取ユニット3に対して原稿カバー4を閉じているときに検出孔3Bに下端が臨み、読取ユニット3に対して原稿カバー4を開いたときに検出孔3Bから離れる。これにより原稿載置面11Bを含むプラテン11が原稿カバー4に覆われているか、すなわち、閉じているかを検出することができる。
検出孔3Bと検出用突起4Cとは、読取ユニット3のケース3Aと原稿カバー4のケース4Aとであって、互いに対向するように上面及び底面に設けられている。この際、その位置は、ケース3A,4Aの周縁寄りであって、第二プラテン11Cと第一プラテン27から外れた位置に配置される。しかも、実際には、本体ユニット2の背面側に開閉のための回動軸線Pを備えていることから、その背面側の縁部を除く他の縁、特に、開放時の角度に対して上面及び底面の離間距離が大きい正面側の縁若しくは正面寄りの側縁に配置するのが良い。なお、例えば、第二プラテン11Cと第一プラテン27との間等に配置することも可能である。
次に、本発明の画像読取装置における具体的な制御系の一例を図5のブロック図に基づいて説明する。
本実施の形態においては、上述したように画像形成装置の各部全般を制御する制御部(図示せず)とは別のCPU51、ROM52、RAM53を備え、これらにバス54を介して操作部10、液晶表示パネル9の表示を制御する表示ドライバ55、各読取センサ21,22を制御する読取ドライバ制御部56、各読取センサ21,22で読み取った画像データを処理する移動アナログフロントエンド(AFE)57及び固定アナログフロントエンド(AFE)58、分離ローラ34や折返駆動ローラ36等を駆動させる搬送モータ59を駆動制御するためのモータドライバ60、移動読取センサ21を保持したホルダ23を移動させる読取モータ61を駆動制御するためのモータドライバ62等の駆動系が接続されている。また、CPU51には、例えば、読取ユニット3のプラテン11を原稿カバー4で覆っていること(閉じていること)を検出する原稿カバーセンサ63、ADFによる搬送原稿の有無を検出するフロントセンサ64、搬送原稿の先端、後端を検出するリヤセンサ65、からの検出信号が入力される。さらに、バス54は、本体ユニット2や読取ユニット3に設けられて記録紙(図示せず)に画像形成を行うための画像形成部66との通信接続や、ファクシミリ機能としての通信接続、パーソナルコンピュータ等との通信接続として利用される。
ROM52には、画像読取装置の動作を制御するための制御プログラムなど、各種のプログラムが記憶されており、CPU51は、ROM52から読み出した制御プログラムに従って各部の制御を行う。
各読取センサ21,22は、CPU51からの命令に基づいて、各押さえ部28,30に設けられた白基準部材から反射される反射光を受光し、その受光した受光量に応じたアナログ信号である読取電圧をAFE57,58に出力する。
フロントセンサ64は、分離ローラ34よりも上流側に配置されて搬送原稿の有無を検出する。リヤセンサ65は、搬送経路上に配置され、読取センサ21,22の読み取りタイミング制御等に用いられる。また、リヤセンサ65は、原稿の後端を検出すると、次の原稿がセットされていた場合の次原稿の搬送を開始する。
図6はCPU51が実行する、画像読取に関する具体的な制御処理を示すフロー図である。
ステップS1では、CPU51は、タッチパネル方式である液晶表示パネル9を含む操作部10での画像の読み取り処理操作や外部機器からの指示信号の受信に基づき、画像の読み取りの開始指示を受け付ける。そして、その指示内容に応じた駆動制御を実行するための事前準備、例えば、スタンバイモードに入り、ステップS2へと移行する。
ステップS2では、CPU51は、原稿載置トレイ12Aに原稿が載置されているか否かをフロントセンサ64の検出結果に基づいて判定する。原稿載置トレイ12Aに原稿が載置されている場合には、ADFによる原稿の読取が指定されていると判断し、ステップS8に移行する。また、原稿載置トレイ12Aに原稿が載置されていない場合には、ADFを用いない画像の読み取り処理、すなわち原稿載置面11Bにセットされた原稿(載置原稿)の画像の読み取りが指示されているとしてステップS3へと移行する。
ステップS3では、CPU51は、ホーム位置(図示せず)にある移動読取センサ21で、突当部材11Aの裏面に配設された移動側押さえ部28用の白基準部材を読み取り、上述した各種補正を行い、ステップS4へと移行する。なお、本実施の形態においては、移動側押さえ部28と固定側押さえ部30とで同一のものを用いていることから、ここでの白基準部材の読み取りは、突当部材11Aではなく、移動側押さえ部28の白基準部材を用いて行っても良い。
ステップS4では、CPU51は、読取モータ61を駆動させ、ホーム位置にある移動読取センサ21を、図4の鎖線で示した原稿載置面11Bのうち突当部材11Aに近接する移動開始位置へと移動させてステップS5へと移行する。
ステップS5では、CPU51は、読取モータ61を駆動させ、移動読取センサ21を副走査方向に移動させることによって原稿載置面11Bに載置された載置原稿の画像の読み取りを行い、ステップS6へと移行する。
ステップS6では、CPU51は、原稿載置面11Bに載置された載置原稿の終端に達したら、載置原稿の画像の読み取りを終了してステップS7へと移行する。
ステップS7では、CPU51は、読取モータ61を駆動させ、ホーム位置に移動読取センサ21を復帰させて載置原稿に対する画像の読み取りルーチンを終了する。なお、次の載置原稿がある場合には、上述したステップS1からステップS7までのルーチンを繰り返して行う。
ステップS8では、CPU51は、原稿カバーセンサ63により、原稿カバー4が閉じているか否かを判断し、原稿カバー4が閉じていると判断した場合(Yes)にはステップS10へと移行し、原稿カバー4が閉じていない(No)と判断した場合にはステップS9へと移行する。
ステップS9では、CPU51は、原稿カバー4を閉じる旨のエラーを液晶表示パネル9の表示や警告音、音声等によって報知し、S8に戻って、原稿カバー4が閉じられるまでこのルーチンを監視する。
ステップS10では、CPU51は、ステップS3と同様に、ホーム位置にある移動読取センサ21において白基準部材を読み取り、上述した各種補正を行い、ステップS11へと移行する。なお、上述したステップS9において、原稿カバー4が閉じていない(開いている)と判断している間は、ステップS10には移行しないでステップS9でエラー報知したうえで継続して監視する制御とした。このステップS10に移行しないというのは、具体的には、CPU51は、白基準部材を読まないことで各種補正を行わない制御となるが、白基準部材を読むけれど、各種補正には使用しないということでも良い。これにより、各読取センサ21,22と白基準部材との距離が不適切に離れてしまった状態での白基準部材の読み取りを規制し、画像の読み取り品質が低下してしまうことを抑制することができる。
ステップS11では、CPU51は、操作部10において、原稿の読み取り方式として、両面指定がなされているか否かを判定する。両面指定されていると判断した場合、ステップS12へと移行し、両面指定されていないと判断した場合、片面指定であるとしてステップS12をスキップしてステップS13へと移行する。
ステップS12では、CPU51は、固定読取センサ22を対象として、固定側押さえ部30の白基準部材を読み取り、上述した各種補正を行い、ステップS13へと移行する。なお、ステップS12を行う前に、ステップS8と同様に原稿カバー4が閉じているかを判断し、開いている場合には、エラー表示し、先のステップに移行しないように制御してもよい。
ステップS13では、CPU51は、搬送モータ59を駆動させる。これにより、各ローラが回転し、原稿の搬送を開始する。続いて、ステップS14へと移行する。
ステップS14では、CPU51は、片面原稿の場合には第二プラテン11Cの下方に位置している移動読取センサ21のみを用いて搬送原稿の画像の読み取りを行い、両面原稿の場合には移動読取センサ21と固定読取センサ22とを用い、搬送原稿の画像の読み取りを行い、ステップS15へと移行する。なお、例えば、操作部10の指定により、原稿載置トレイ12Aへの原稿の載置をフェイスダウン(下向)とした場合には、片面原稿の画像の読み取りを移動読取センサ21により行い、原稿載置トレイ12Aへの原稿の載置をフェイスアップ(上向)とした場合には、片面原稿の画像の読み取りを固定読取センサ22により行うことも可能である。
ステップS15では、CPU51は、リヤセンサ65が後端検出してから所定時間経過、又は所定距離の原稿搬送が終了したら、片面原稿の場合には移動読取センサ21による搬送原稿の画像の読み取り、両面原稿の場合には各読取センサ21,22による搬送原稿の画像の読み取りを終了してステップS16へと移行する。
ステップS16では、CPU51は、片面原稿の場合には移動読取センサ21による搬送原稿の画像の読み取り、両面原稿の場合には各読取センサ21,22による搬送原稿の画像の読み取りを終了してから、折返経路41及び排出経路42を通紙して所定の排紙処理を行い、ステップS17へと移行する。
ステップS17では、CPU51は、例えば、フロントセンサ64により、次頁以降の原稿が存在しているか否かが判断され、次原稿有りの場合にはステップS13へとループして以降のルーチンを原稿無しと判定されるまで繰り返す。次原稿無しの場合にはステップS18へと移行する、
ステップS18では、CPU51は、原稿の搬送、即ち、図5で示した駆動系の駆動を停止してこのルーチンを終了する。
(実施例1)
図7は、本発明の一実施形態に適用される画像読取装置を搭載した画像形成装置における実施例1を示す。
この実施例1では、読取ユニット3の内部に、原稿カバーセンサ63(検出部の一例)が配置されている。原稿カバーセンサ63は、本体ユニット(図示せず)等に固定されている。原稿カバーセンサ63には、上向きの屈曲アーム部材71の下端が接続されており、その上端は自由端となっている。屈曲アーム部材71の上端寄りは、通常時はコイルスプリング72の付勢によって上方に付勢された変位部材73と接触している。変位部材73は、上端が検出孔3Bと同軸上に位置している。変位部材73は、読取ユニット3の読取モータ等の内部収納部品(図示せず)を支持する内部フレーム74,75に保持された受け皿76に昇降可能に支持されている。変位部材73の上端は、原稿カバー4が閉じているときに検出用突起4Cの下端が突き当てられ、コイルスプリング72の付勢に抗して下方へと押し下げられている。
原稿カバー4が閉じているときには、図7(A)に示すように、検出用突起4Cの下端が検出孔3Bの内部に臨み、コイルスプリング72の付勢に抗して変位部材73を押し下げ、屈曲アーム部材71の他端が押し下げられている。これにより、原稿カバーセンサ63は、原稿カバー3が読取ユニット4を閉じていることを検出する。
原稿カバー4が開放されると、図7(B)に示すように、検出用突起4Cの下端が検出孔3Bから離れ、コイルスプリング72の付勢によって変位部材73が押し上げられ、屈曲アーム部材71の他端も押し上げられる。これにより、原稿カバーセンサ63は、原稿カバー3が読取ユニット4に対して開放していることを検出する。また、これにより、ステップS8で示したように、CPU51は各種補正を行わないように制御する。したがって、検出用突起4Cと変位部材73とは原稿カバーセンサ63に関して一対のセンサ部材を構成している。
なお、読取ユニット3に対して原稿カバー4が開放していると検出する原稿カバー4の開放角度にある程度の幅を持たせることができる。原稿カバー4が読取ユニット3に対して閉じた状態としても、少しの浮き上がりを生じる可能性がある。しかし、浮き上がりの程度によっては、固定読取センサによる白基準部材の読み取り、さらには各種補正に影響が無い。そのため、原稿カバー4が読取ユニット3に対して所定角度以上に開放している場合に、原稿カバー4が開放していると検出するように構成することが可能である。例えば、読取ユニット3に対する原稿カバー4の所定開放角度は屈曲アーム部材71の回動量と原稿カバーセンサ63のストロークとによって設定可能である。
(実施例2)
図8は、本発明の一実施形態に適用される画像読取装置を搭載した画像形成装置における実施例2を示す。
この実施例2では、原稿カバー4に設けられた検出用突起4Cの突出量を低くし、原稿カバー3を閉じた状態でも読取ユニット4の上面に検出用突起4Cの下端面が接触しないようになっている。
原稿カバー4が閉じているときには、図8(A)に示すように、検出用突起4Cの下端に、検出孔3Bから突出した変位部材73の上端が検出孔3Bの開口端と略面一で接触している。これにより、原稿カバーセンサ63は、原稿カバー3が読取ユニット4を閉じていることを検出する。
原稿カバー4が開放されると、図8(B)に示すように、検出用突起4Cの下端が検出孔3Bから離れ、コイルスプリング72の付勢によって変位部材73の上端が検出孔3Bから突出するように押し上げられ、屈曲アーム部材71の他端も押し上げられる。これにより、原稿カバーセンサ63は、原稿カバー3が読取ユニット4に対して開放していることを検出する。
(実施例3)
図9は、本発明の一実施形態に適用される画像読取装置を搭載した画像形成装置における実施例3を示す。
この実施例3では、回動式の屈曲アーム部材71を廃止して変位部材77で直接原稿カバーセンサ63を作用させるものである。
原稿カバー4が閉じているときには、図9(A)に示すように、検出用突起4Cの下端に、検出孔3Bから突出した変位部材77の先端が接触している。これにより、原稿カバーセンサ63は、原稿カバー4が読取ユニット3を閉じていることを検出する。
原稿カバー4が開放されると、図9(B)に示すように、検出用突起4Cの下端が検出孔3Bから離れ、コイルスプリング72の付勢によって変位部材77が押し上げられる。これにより、原稿カバーセンサ63は、原稿カバー4が読取ユニット3に対して開放していることを検出する。なお、読取ユニット3に対する原稿カバー4の開放状態を検出するにあたって、所定開放角度を設定する場合には、変位部材77の変位量と原稿カバーセンサ63のストロークとによって設定可能である。
このように、本発明の画像読取装置にあっては、原稿が載置される原稿載置面11Bと、原稿載置面11Bに対して開放する位置と閉成する位置とに変位可能な原稿カバー4と、原稿カバー4に設けられて所定の搬送経路に沿って原稿を搬送する複数のローラ33〜39等からなる搬送手段を有する原稿搬送ユニットと、搬送手段によって原稿が搬送される際に原稿の一方の面に接触する第一プラテン27と、搬送経路を挟むように第一プラテン27の下方に対向して配設されて搬送手段によって原稿が搬送される際に原稿を他方の面側から第一プラテン27に向かって押圧する固定側押さえ部30と、原稿載置面11Bの下方を移動しつつ原稿載置面11B上に載置された原稿の画像を読み取る移動読取センサ21と、第一プラテン27の上方に配設されて搬送手段によって搬送される原稿の画像を読み取る固定読取センサ22と、固定側押さえ部30を第一プラテン27に向かって付勢する付勢部材32と、を備え、原稿載置面11Bに対して原稿カバー4を開放したときには第一プラテン27と固定側押さえ部30とが互いに離間することにより、原稿載置面11Bに対して原稿カバー3を閉じる際に、原稿カバー3が固定側押さえ部30に向かって勢い良く接触してしまう場合であっても、付勢部材32を配置したことによって荷重方向に固定側押さえ部30が退避可能であるため、固定読取センサ22及び固定側押さえ部30への衝撃を和らげることができ、故障の発生を抑制することができる。
原稿搬送手段によって搬送される原稿の他方の面が接触する第二プラテン11Cと、第二プラテン11Cの上方に配設されて搬送手段によって搬送される原稿を一方の面側から第二プラテン11Cに向かって押圧する移動側押さえ部28と、を備え、原稿の両面の画像を読み取る場合には、移動読取センサ21は第二プラテン11Cの下側に移動し、移動側押さえ部28は、第二プラテン11Cに向かって付勢する付勢部材31を備え、原稿載置面11Bに対して原稿カバー4を開放したときには第二プラテン11Cと移動側押さえ部28とが互いに離間することにより、読取経路40を挟んで移動読取センサ21と固定読取センサ22とが配置され、原稿の表面画像を読み取る側も原稿の裏面画像を読み取る側も同じ条件で読み取ることができる。
固定側押さえ部30の第一プラテン27との対向面に設けられて固定読取センサ22における各種補正を行うための白基準部材と、原稿載置面11Bに対する原稿カバー4の開閉状態を検出する原稿カバーセンサ63と、を備え、原稿載置面11Bに対して原稿カバー4が開放していることを原稿カバーセンサ63が検出した場合には、固定読取センサ22における各種補正を行わないことにより、固定読取センサ22と白基準部材との距離が不適切な状態での白基準部材の読み取りを規制し、画像の読み取り品質が低下してしまうことを抑制することができる。
原稿載置面11Bと移動読取センサ21とを備えたケース3Aと、ケース3Aの一縁に沿う回動軸を回動支点として原稿載置面11Bに対して開閉か可能となるようにケース3Aに回動可能に支持された原稿カバー4と、を備え、原稿カバーセンサ63は、ケース3Aに対して原稿カバー4を閉じた状態のときに対向するようにケース3Aと原稿カバー4とに配置された一対のセンサ部材4C,54を備え、一対のセンサ部材4C,54は、ケース3Aと原稿カバー4の周縁付近で対向する面のうち、一縁を除く他の縁であってかつ第一プラテン27と第二プラテン11Cとを避けた位置に配置されていることにより、固定読取センサ22が白基準部材の読み取りにとって不適切な状態であることを、固定読取センサ22の近くに原稿カバーセンサ63が位置していることで、より精度良く原稿カバー4が開放されたことを検出することができる。
ところで、上記実施の形態では、原稿カバー4は、下方から原稿を取り出して上方に折り返し排出するものを開示したが、上下を逆に構成してもよい。
1 複合機
2 本体ユニット
3 読取ユニット
3A ケース
3B 検出孔
4 原稿カバー
4A ケース(筐体)
4B 原稿セット面
4C 検出用突起
5 記録紙収納カセット
6 排紙口
7 正面カバー
8 スイッチ
9 液晶表示パネル
10 操作部
11 プラテン
11A 突当部材
11B 原稿載置面
11C 第二プラテン
12 原稿載置カバー
13 ADFカバー
14 アッパドキュメントカバー
14A 上流端
15 ガイド部材
21 移動読取センサ
22 固定読取センサ
23 ホルダ
24 付勢部材
25 保持フレーム
26 付勢部材
27 第一プラテン
28 移動側押さえ部(第二押さえ部)
29 保持フレーム
30 固定側押さえ部(第一押さえ部)
31 付勢部材(第二付勢部材)
32 付勢部材(第一付勢部材)
33 原稿供給ローラ
34 分離ローラ
35 搬送ローラ対
36 折返駆動ローラ
37 折返従動ローラ
38 折返従動ローラ
39 折返従動ローラ
40 読取経路
41 折返経路
42 排出経路
51 CPU
52 ROM
53 RAM
54 バス
55 表示ドライバ
56 読取ドライバ制御部
57 移動アナログフロントエンド(AFE)
58 固定アナログフロントエンド(AFE)
59 搬送モータ
60 モータドライバ
61 読取モータ
62 モータドライバ
63 原稿カバーセンサ
64 フロントセンサ
65 リヤセンサ
66 画像形成部
71 屈曲アーム部材
72 コイルスプリング
73 変位部材
74 内部フレーム
75 内部フレーム
76 受け皿
77 変位部材

Claims (7)

  1. 原稿が載置される原稿載置面と、
    前記原稿載置面上を開放する位置と前記原稿載置面上を覆う位置とに変位可能な原稿カバーと、
    前記原稿カバーに設けられて所定の搬送経路に沿って原稿を搬送する搬送手段を有する原稿搬送ユニットと、
    前記搬送手段によって原稿が搬送される際に、原稿の一方の面に接触する第一プラテンと、
    前記搬送経路を挟むように前記第一プラテンの下方に対向して配設されて、前記搬送手段によって原稿が搬送される際に、原稿を他方の面側から前記第一プラテンに向かって押圧する第一押さえ部と、
    前記原稿載置面の下方を移動しつつ前記原稿載置面上に載置された原稿の画像を読み取る移動読取部と、
    前記第一プラテンの上方に配設されて前記搬送手段によって搬送される原稿の画像を読み取る固定読取部と、
    前記第一押さえ部を前記第一プラテンに向かって付勢する第一付勢部材と、
    を備え、
    前記原稿載置面に対して前記原稿カバーを開放したときには前記第一プラテンと前記第一押さえ部とが互いに離間する
    ことを特徴とする画像読取装置。
  2. 請求項1に記載の画像読取装置において、
    前記第一付勢部材は前記第一押さえ部に対して1箇所設けられている
    ことを特徴とする画像読取装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の画像読取装置において、
    前記移動読取部は、
    前記原稿搬送手段によって搬送される原稿の他方の面が接触する第二プラテンと、
    前記第二プラテンの上方に配設されて前記搬送手段によって搬送される原稿を一方の面側から前記第二プラテンに向かって押圧する第二押さえ部と、
    を備え
    原稿の両面の画像を読み取る場合には、前記移動読取部は前記第二プラテンの下側に移動し、
    前記第二押さえ部は、前記第二プラテンに向かって付勢する第二付勢部材を備え、
    前記原稿載置面に対して前記原稿カバーを開放したときには前記第二プラテンと前記第二押さえ部とが互いに離間する
    ことを特徴とする画像読取装置。
  4. 請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の画像読取装置において、
    前記第一押さえ部の前記第一プラテンとの対向面に設けられて前記固定読取部における各種補正を行うための白基準部材と、
    前記原稿載置面に対する前記原稿カバーの開閉状態を検出する検出部と、
    を備え、
    前記検出部により、前記原稿カバーが前記原稿載置面に対して開いている状態が検出された場合には、前記各種補正を行わないように制御する制御部を備えた
    ことを特徴とする画像読取装置。
  5. 請求項4に記載の画像読取装置において、
    前記原稿載置面と前記移動読取部とを収容する読取筐体を備え、
    前記原稿カバーは、
    前記読取筐体の一縁に沿う回動軸心周りに揺動可能に前記読取筐体に支持され、
    前記検出部は、
    前記読取筐体における前記原稿載置面よりも前記第二プラテン側であって、前記一縁を除く他の縁で前記第一プラテンと前記第二プラテンとを避けた位置に配置されている
    ことを特徴とする画像読取装置。
  6. 請求項3乃至請求項5の何れか1項に記載の画像読取装置において、
    前記第一押さえ部と第二押さえ部とは、共通部品を用いている
    ことを特徴とする画像読取装置。
  7. 請求項3乃至請求項6の何れか1項に記載の画像読取装置において、
    前記第二プラテンと前記原稿載置面とは一部材である
    ことを特徴とする画像読取装置。
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