JP2014103602A - 映像表示装置 - Google Patents

映像表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2014103602A
JP2014103602A JP2012255603A JP2012255603A JP2014103602A JP 2014103602 A JP2014103602 A JP 2014103602A JP 2012255603 A JP2012255603 A JP 2012255603A JP 2012255603 A JP2012255603 A JP 2012255603A JP 2014103602 A JP2014103602 A JP 2014103602A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
terminal
video
input
signal input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012255603A
Other languages
English (en)
Inventor
Norihiro Azuma
則宏 東
Keisuke Tsukamoto
敬祐 塚本
Kenji Okamoto
賢二 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Funai Electric Co Ltd filed Critical Funai Electric Co Ltd
Priority to JP2012255603A priority Critical patent/JP2014103602A/ja
Publication of JP2014103602A publication Critical patent/JP2014103602A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Color Television Systems (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】映像表示装置において、Y/CVBS端子から入力されている信号がコンポジット映像信号であるのか、コンポーネント映像信号のY信号であるのかを判定できるようにする。
【解決手段】映像表示装置は、Y/CVBS端子から入力されている信号に含まれている同期信号の周波数が31.4kHz、33.7kHz、44.2kHz、67.5kHzのいずれかであれば(#3でYES)、コンポーネント映像信号のY信号が入力されていると判定する(#4)。また、Y/CVBS端子から入力されている信号にカラーバースト信号が含まれていれば(#7でYES)、コンポジット映像信号が入力されていると判定する(#8)。また、カラーバースト信号が含まれていない場合には(#7でNO)、15.7kHzの周波数の同期信号が含まれていれば(#10でYES)、コンポーネント映像信号のY信号が入力されていると判定する(#11)。
【選択図】図6

Description

本発明は、外部装置から入力される映像信号による映像を表示する映像表示装置に関するものである。
従来から、外部装置(チューナ、ゲーム機、BDプレイヤなどの映像信号を出力する外部装置)に接続して使用され、外部装置から入力される映像信号による映像を表示する映像表示装置がある。このような映像表示装置としては、外部装置から映像信号を入力するための映像信号入力用の端子においては、コンポジット映像信号入力用のコンポジット端子と、コンポーネント映像信号入力用のコンポーネント端子を備えるものがある。コンポーネント端子は、Y信号入力用のY端子と、Pb信号入力用のPb端子と、Pr信号入力用のPr端子とからなっている。
また、このような映像表示装置において、コストダウン等のために、コンポジット端子とコンポーネント端子のY端子を共用したものがある。すなわち、この映像表示装置は、映像信号入力用の端子として、コンポジット端子とコンポーネント端子のY端子を共用したY/CVBS端子と、コンポーネント端子のPb端子と、コンポーネント端子のPr端子と、を備えている。
このようなコンポジット端子とコンポーネント端子のY端子を共用した映像表示装置では、Pr端子に信号ケーブルの端子が挿入されているか否か(Pr端子に信号ケーブルが接続されているか否か)をメカスイッチにより検知するようになっている。そして、Pr端子に信号ケーブルの端子が挿入されていれば、自動的に、映像信号処理モードをコンポーネントモードに設定し、Pr端子に信号ケーブルの端子が挿入されていなければ、自動的に、映像信号処理モードをコンポジットモードに設定するようになっている。
すなわち、Pr端子に信号ケーブルの端子が挿入されている場合(コンポーネントモードのとき)には、Y/CVBS端子、Pb端子、Pr端子から入力されている信号をコンポーネント映像信号として処理するようになっている。つまり、Pr端子に信号ケーブルの端子が挿入されている場合には、Y/CVBS端子、Pb端子、Pr端子から入力されている信号に対して、コンポーネント映像信号による映像を表示するための各種の映像信号処理を行うようになっている。
また、Pr端子に信号ケーブルの端子が挿入されていない場合(コンポジットモードのとき)には、Y/CVBS端子から入力されている信号をコンポジット映像信号として処理するようになっている。つまり、Pr端子に信号ケーブルの端子が挿入されていない場合には、Y/CVBS端子から入力されている信号に対して、コンポジット映像信号による映像を表示するための各種の映像信号処理を行うようになっている。
一方、コンポーネント端子と、コンポーネント端子とは別に設けられたコンポジット端子とを備え、コンポーネント端子のY端子にピンジャックが差し込まれているか否かによって、コンポーネント映像信号とコンポジット映像信号のいずれが入力されているかを判断して、色信号処理系を自動的に切り替えるようにした映像表示装置が知られている(例えば特許文献1参照)。また、コンポジット端子とコンポーネント端子のY端子を共用したY/CVBS端子を備え、Y/CVBS端子にカラーバースト信号を含む信号が入力されたときに、コンポーネント端子のPb端子及びPr端子から入力された信号を音声信号処理回路に送るようにした映像表示装置が知られている(例えば特許文献2参照)。
特開2007−6150号公報 特開2012−114741号公報
ところで、上述した従来の映像表示装置においては、Pr端子に信号ケーブルの端子が挿入されていれば、自動的に、映像信号処理モードをコンポーネントモードに設定するようになっている。
このため、Y/CVBS端子に信号ケーブルの端子が接続されていて、Y/CVBS端子からコンポジット映像信号が入力されていても、Pr端子に信号ケーブルの端子が挿入されていると、映像信号処理モードがコンポーネントモードに設定されてしまう。この場合、Y/CVBS端子からコンポジット映像信号が入力されていて、Pb端子、Pr端子から信号が入力されていなくても、コンポーネント映像信号による映像を表示するための各種の映像信号処理が行われてしまう。その結果、Y/CVBS端子からコンポジット映像信号が入力されているにも関わらず、Y/CVBS端子から入力されているコンポジット映像信号による映像が適正に表示されない(例えば映像が白黒になるなど)という不具合を生じる。
この不具合を解消するには、Y/CVBS端子から入力されている信号がコンポジット映像信号であるのか、コンポーネント映像信号のY信号であるのかを判定することができればよい。Y/CVBS端子から入力されている信号がコンポジット映像信号であるのか、コンポーネント映像信号のY信号であるのかを判定することができれば、その判定結果に基いて、映像信号処理モードを適切に設定でき、上記の不具合を解消することができる。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、信号入力用の端子から入力されている信号がコンポジット映像信号であるのか、コンポーネント映像信号のY信号であるのかを判定することができる映像表示装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の映像表示装置は、信号入力用の端子と、信号入力用の端子から入力されている信号の特徴を検出する特徴検出手段と、特徴検出手段による検出結果に基いて、信号入力用の端子からコンポジット映像信号が入力されているか、信号入力用の端子からコンポーネント映像信号のY信号が入力されているか、を判定する判定手段と、を備える、ものである。
この構成によれば、信号入力用の端子から入力されている信号の特徴に基いて、その信号入力用の端子から入力されている信号がコンポジット映像信号であるのか、コンポーネント映像信号のY信号であるのかを判定することができる。
また、本発明の映像表示装置において、特徴検出手段は、信号入力用の端子から入力されている信号の特徴として、信号入力用の端子から入力されている信号にカラーバースト信号が含まれているか否かを検出するカラーバースト信号検出手段を有し、判定手段は、カラーバースト信号検出手段による検出結果に基いて、信号入力用の端子からコンポジット映像信号が入力されているか否かを判定する、ことが望ましい。
この構成によれば、信号入力用の端子から入力されている信号にカラーバースト信号が含まれているか否かに基いて、信号入力用の端子から入力されている信号がコンポジット映像信号であるのか否かを判定することができる。
また、本発明の映像表示装置において、特徴検出手段は、信号入力用の端子から入力されている信号の特徴として、信号入力用の端子から入力されている信号に所定の周波数の同期信号が含まれているか否かを検出する同期信号検出手段を有し、判定手段は、同期信号検出手段による検出結果に基いて、信号入力用の端子からコンポーネント映像信号のY信号が入力されているか否かを判定する、ことが望ましい。
この構成によれば、信号入力用の端子から入力されている信号に所定の周波数の同期信号が含まれているか否かに基いて、信号入力用の端子から入力されている信号がコンポーネント映像信号であるのか否かを判定することができる。
また、本発明の映像表示装置において、判定手段による判定結果に基いて、信号入力用の端子から入力されている信号に対して行う映像信号処理の処理モードを設定する設定手段をさらに備える、ことが望ましい。
この構成によれば、信号入力用の端子から入力されている信号に応じて、映像信号処理の処理モードを設定することができる。
本発明によれば、信号入力用の端子から入力されている信号の特徴に基いて、その信号入力用の端子から入力されている信号がコンポジット映像信号であるのか、コンポーネント映像信号のY信号であるのかを判定することができる。しかも、この判定は、信号入力用の端子から入力されている信号に基いて行われる。従って、別の信号入力用の端子に信号ケーブルの端子が挿入されているか否かに関係なく、信号入力用の端子から入力されている信号がコンポジット映像信号であるのか、コンポーネント映像信号のY信号であるのかを判定することができる。これにより、この判定結果に基いて、映像信号処理の処理モードを適切に設定することができ、映像を適正に表示することができる。
本発明の第1の実施形態に係る映像表示装置の概略構成を示す平面図。 同映像表示装置の信号入力部の構成を示す平面図。 同映像表示装置の電気的ブロック構成図。 同映像表示装置に入力されるコンポーネント映像信号のY信号及びコンポジット映像信号の特徴を説明する図。 同映像表示装置に入力されるコンポジット映像信号のカラーバースト信号を示す図。 同映像表示装置のノーシグナル状態のときの動作を示すフローチャート。 本発明の第2の実施形態に係る映像表示装置のノーシグナル状態のときの動作を示すフローチャート。
以下、本発明を具体化した実施形態による映像表示装置について図面を参照して説明する。
<第1の実施形態>
まず、第1の実施形態による映像表示装置について説明する。図1は、第1の実施形態による映像表示装置の構成を示す。映像表示装置1は、外部装置(チューナ、ゲーム機、BDプレイヤなどの映像信号を出力する外部装置)に接続して使用され、外部装置から入力される映像信号による映像を表示する装置である。
映像表示装置1は、映像の表示や音声の出力等の各種動作を行う本体10と、ユーザが本体10の各種動作(映像表示装置1の各種動作)を指示するために操作するリモコン20とを備える。リモコン20は、本体10と別体に構成されており、ユーザにより操作されることにより、その操作内容を示す操作信号を赤外線によって送信する。
本体10は、外部装置から映像信号及び音声信号を入力するための信号入力部11と、信号入力部11から入力された映像信号による映像を表示するためのディスプレイ12と、信号入力部11から入力された音声信号による音声を出力するためのスピーカ13と、リモコン20から送信される操作信号を受信するリモコン受信部14とを備える。ディスプレイ12、スピーカ13、及びリモコン受信部14は、本体10の正面側に設けられており、信号入力部11は、本体10の背面側に設けられている。
図2は、信号入力部11の構成を示す。信号入力部11は、コンポジット端子(CVBS端子)31と、コンポーネント端子32と、HDMI端子33と、アナログ音声端子34と、デジタル音声端子35と備えている。
コンポジット端子31は、コンポジット映像信号入力用の端子である。コンポーネント端子32は、コンポーネント映像信号入力用の端子であり、Y端子32yと、Pb端子32pbと、Pr端子32prとを有している。Y端子32yは、コンポーネント映像信号のY信号(輝度信号と同期信号とを合成した信号)入力用の端子である。Pb端子32pbは、コンポーネント映像信号のPb信号(青の色信号から輝度信号を取り除いた色差信号)入力用の端子である。Pr端子32prは、コンポーネント映像信号のPr信号(赤の色信号から輝度信号を取り除いた色差信号)入力用の端子である。コンポジット端子31とコンポーネント端子32のY端子32yは、Y/CBVS端子40として共用されている。すなわち、Y/CVBS端子40は、コンポジット映像信号入力用のコンポジット端子31とコンポーネント映像信号のY信号入力用のY端子32yとを兼ねた端子である。HDMI端子33は、HDMI信号及びDVI信号入力用の端子である。
アナログ音声端子34は、アナログ音声信号入力用の端子であり、左音声端子34Lと、右音声端子34Rとを有している。左音声端子34Lは、アナログ音声信号の左の音声信号入力用の端子であり、右音声端子34Rは、アナログ音声信号の右の音声信号入力用の端子である。デジタル音声端子35は、デジタル音声信号入力用の端子である。
コンポジット端子31、コンポーネント端子32、HDMI端子33、アナログ音声端子34、デジタル音声端子35には、信号ケーブルの端子が挿入されることにより、信号ケーブルが接続される。映像表示装置1は、信号ケーブルを介して、外部装置に接続される。外部装置からの映像信号は、信号ケーブルを介して、コンポジット端子31、コンポーネント端子32、又はHDMI端子33から入力される。また、外部装置からの音声信号は、信号ケーブルを介して、アナログ音声端子34、デジタル音声端子35、又はHDMI端子33から入力される。
図3は、映像表示装置1の電気的ブロック構成を示す。映像表示装置1は、上述の構成に加え、HDMIレシーバ15と、映像処理部16と、音声処理部17と、制御部(判定手段、設定手段)18とを備えている。
信号入力部11は、上述のように、Y/CBVS端子40(コンポジット端子31、Y端子32y)と、Pb端子32pbと、Pr端子32prと、HDMI端子33と、アナログ音声端子34と、デジタル音声端子35とを備えている。Y/CBVS端子40から入力された信号、Pb端子32pbから入力された信号、及びPr端子32prから入力された信号は、映像処理部16に入力される。HDMI端子33から入力された信号は、HDMIレシーバ15に入力される。アナログ音声端子34から入力された信号、及びデジタル音声端子35から入力された信号は、音声処理部17に入力される。
HDMIレシーバ15は、HDMI端子33から入力されたHDMI信号を処理して、HDMI端子33から入力されたHDMI信号の映像信号及び音声信号を生成する。HDMIレシーバ15により生成されたHDMI信号の映像信号は、映像処理部16に入力され、HDMIレシーバ15により生成されたHDMI信号の音声信号は、音声処理部17に入力される。また、HDMIレシーバ15は、HDMI端子33から入力されたDVI信号を処理して、HDMI端子33から入力されたDVI信号の映像信号を生成する。HDMIレシーバ15により生成されたDVI信号の映像信号は、映像処理部16に入力される。
また、HDMIレシーバ15は、常時、HDMI端子33から入力されている信号に同期信号が含まれているか否かを検出して、その検出結果を制御部18に出力する。また、HDMIレシーバ15は、常時、HDMI端子33から入力されている信号に音声信号が含まれているか否かを検出して、その検出結果を制御部18に出力する。
映像処理部16は、Y/CBVS端子40、Pb端子32pb、Pr端子32pr、及びHDMIレシーバ15から入力されている信号に対して、それらの信号による映像をディスプレイ12で表示するための各種の映像信号処理を行う。すなわち、映像処理部16は、Y/CBVS端子40、Pb端子32pb、Pr端子32pr、及びHDMIレシーバ15から入力されている信号から、それらの信号による映像をディスプレイ12で表示するための映像信号(ディスプレイ12のRGBの各画素の輝度を示す輝度信号、クロック信号、同期信号等)を生成する。そして、映像処理部16は、その生成した映像信号をディスプレイ12に供給する。
映像処理部16は、制御部18による制御のもと、映像信号処理モードがコンポジットモード(CVBS(NTSC)モード)、コンポーネントモード、HDMIモードのいずれかに選択的に設定される。そして、映像処理部16は、その設定された映像信号処理モードで、映像をディスプレイ12で表示するための各種の映像信号処理を行う。
映像処理部16は、コンポジットモードのときは、Y/CBVS端子40から入力されている信号をコンポジット映像信号として処理する。つまり、映像処理部16は、コンポジットモードのときは、Y/CBVS端子40から入力されている信号に対して、コンポジット映像信号による映像をディスプレイ12で表示するための各種の映像信号処理を行う。すなわち、映像処理部16は、コンポジットモードのときは、Y/CBVS端子40から入力されている信号をコンポジット映像信号として処理して、その信号による映像をディスプレイ12で表示するための映像信号を生成する。
また、映像処理部16は、コンポーネントモードのときは、Y/CBVS端子40、Pb端子32pb、Pr端子32prから入力されている信号をコンポーネント映像信号として処理する。つまり、映像処理部16は、コンポーネントモードのときは、Y/CBVS端子40、Pb端子32pb、Pr端子32prから入力されている信号に対して、コンポーネント映像信号による映像をディスプレイ12で表示するための各種の映像信号処理を行う。すなわち、映像処理部16は、コンポーネントモードのときは、Y/CBVS端子40、Pb端子32pb、Pr端子32prから入力されている信号をコンポーネント映像信号として処理して、その信号による映像をディスプレイ12で表示するための映像信号を生成する。
また、映像処理部16は、HDMIモードのときは、HDMIレシーバ15から入力されている信号をHDMI信号又はDVI信号の映像信号として処理する。つまり、映像処理部16は、HDMIモードのときは、HDMIレシーバ15から入力されている信号に対して、HDMI信号又はDVI信号の映像信号による映像をディスプレイ12で表示するための各種の映像信号処理を行う。すなわち、映像処理部16は、HDMIモードのときは、HDMIレシーバ15から入力されている信号をHDMI信号又はDVI信号の映像信号として処理して、その信号による映像をディスプレイ12で表示するための映像信号を生成する。
ディスプレイ12は、映像処理部16から映像信号が供給されることにより、供給された映像信号に基いて各画素を駆動して、供給された映像信号による映像を表示する。
また、映像処理部16は、Y/CVBS端子40から入力されている信号の特徴を検出する特徴検出部60を有している。特徴検出部60は、Y/CVBS端子40から入力されている信号の特徴として、Y/CVBS端子40から入力されている信号にカラーバースト信号が含まれているか否かを検出するカラーバースト信号検出部61を有している。また、特徴検出部60は、Y/CVBS端子40から入力されている信号の特徴として、Y/CVBS端子40から入力されている信号に所定の周波数の同期信号が含まれているか否かを検出する同期信号検出部62を有している。
カラーバースト信号検出部61は、映像処理部16の映像信号処理モードがコンポジットモードのときに、常時、Y/CVBS端子40から入力されている信号にカラーバースト信号が含まれているか否かを検出して、その検出結果を制御部18に出力する。
同期信号検出部62は、映像処理部16の映像信号処理モードがコンポジットモードのときに、常時、Y/CVBS端子40から入力されている信号に所定の周波数の同期信号として15.7kHzの周波数の同期信号が含まれているか否かを検出して、その検出結果を制御部18に出力する。
また、同期信号検出部62は、映像処理部16の映像信号処理モードがコンポーネントモードのときに、常時、Y/CVBS端子40から入力されている信号に所定の周波数の同期信号として15.7kHz〜67.5kHzの周波数の同期信号が含まれているか否かを検出して、その検出結果を制御部18に出力する。このとき、同期信号検出部62は、15.7kHz〜67.5kHzの周波数の同期信号が含まれていることを検出した場合には、その同期信号の周波数を検出して、その検出結果を制御部18に出力する。
すなわち、映像処理部16は、コンポジットモードのときには、常時、カラーバースト信号検出部61により、Y/CVBS端子40から入力されている信号にカラーバースト信号が含まれているか否かを検出して、その検出結果を制御部18に出力する。また、映像処理部16は、コンポジットモードのときには、常時、同期信号検出部62により、Y/CVBS端子40から入力されている信号に15.7kHzの周波数の同期信号が含まれているか否かを検出して、その検出結果を制御部18に出力する。
また、映像処理部16は、コンポーネントモードのときには、常時、同期信号検出部62により、Y/CVBS端子40から入力されている信号に15.7kHz〜67.5kHzの周波数の同期信号が含まれているか否かを検出して、その検出結果を制御部18に出力する。また、映像処理部16は、コンポーネントモードのときには、常時、同期信号検出部62により、Y/CVBS端子40から入力されている信号に含まれている同期信号の周波数を検出して、その検出結果を制御部18に出力する。
音声処理部17は、アナログ音声端子34、デジタル音声端子35、及びHDMIレシーバ15から入力されている信号に対して、それらの信号による音声をスピーカ13から出力するための各種の音声信号処理を行う。すなわち、音声処理部17は、アナログ音声端子34、デジタル音声端子35、及びHDMIレシーバ15から入力されている信号から、それらの信号による音声をスピーカ13から出力するための音声信号を生成する。そして、音声処理部17は、その生成した音声信号をスピーカ13に供給する。
音声処理部17は、制御部18による制御のもと、音声信号処理モードがアナログモード、デジタルモード、HDMIモードのいずれかに選択的に設定される。そして、音声処理部17は、その設定された音声信号処理モードで、各種の音声信号処理を行う。
音声処理部17は、アナログモードのときは、アナログ音声端子34から入力されている信号に対して、各種の音声信号処理を行う。また、音声処理部17は、デジタルモードのときは、デジタル音声端子35から入力されている信号に対して、各種の音声信号処理を行う。また、音声処理部17は、HDMIモードのときは、HDMIレシーバ15から入力されている信号に対して、各種の音声信号処理を行う。
スピーカ23は、音声処理部17から音声信号が供給されることにより、供給された音声信号による音声を出力する。
リモコン20は、ユーザにより操作されることにより、その操作内容を示す操作信号を赤外線によって送信する。リモコン受信部14は、リモコン20から送信される操作信号を受信して、受信したリモコン操作信号に対応するリモコン受信信号を出力する。
制御部18は、信号入力部11からの信号の入力状況を判定する。また、制御部18は、映像処理部16の映像信号処理モード、すなわち、Y/CBVS端子40、Pb端子32pb、Pr端子32pr、及びHDMIレシーバ15から入力されている信号に対して行う映像信号処理の処理モードを設定する。また、制御部18は、音声処理部17の音声信号処理モード、すなわち、アナログ音声端子34、デジタル音声端子35、及びHDMIレシーバ15から入力されている信号に対して行う音声信号処理の処理モードを設定する。また、制御部18は、映像表示装置1の各種動作を制御する。
図4は、コンポーネント映像信号のY信号及びコンポジット映像信号の特徴を示す。コンポーネント映像信号には、フォーマット名が「1080p」「720p」「1080i」「480p」「480i」の5種類のものがある。フォーマット名が「1080p」のコンポーネント映像信号のY信号は、67.5kHzの周波数の同期信号を含んでいる。フォーマット名が「720p」のコンポーネント映像信号のY信号は、44.2kHzの周波数の同期信号を含んでいる。フォーマット名が「1080i」のコンポーネント映像信号のY信号は、33.7kHzの周波数の同期信号を含んでいる。フォーマット名が「480p」のコンポーネント映像信号のY信号は、31.4kHzの周波数の同期信号を含んでいる。フォーマット名が「480i」のコンポーネント映像信号のY信号は、15.7kHzの周波数の同期信号を含んでいる。また、フォーマット名が「1080p」「720p」「1080i」「480p」「480i」のいずれのコンポーネント映像信号のY信号も、カラーバースト信号を含んでいない。
コンポジット映像信号には、フォーマット名が「CVBS」の1種類のものがある。コンポジット映像信号は、15.7kHzの周波数の同期信号を含んでいる。すなわち、コンポジット映像信号に含まれている同期信号の周波数は、フォーマット名が「480i」のコンポーネント映像信号に含まれている同期信号の周波数と同じである。また、コンポジット映像信号は、カラーバースト信号を含んでいる。
制御部18は、これらコンポーネント映像信号のY信号及びコンポジット映像信号の特徴、及び特徴検出部60による信号の特徴の検出結果に基いて、Y/CVBS端子40からコンポジット映像信号が入力されているか否か、及びY/CVBS端子40からコンポーネント映像信号のY信号が入力されているか否か、を判定する。
すなわち、制御部18は、カラーバースト信号検出部61によるカラーバースト信号の検出結果に基いて、Y/CVBS端子40からコンポジット映像信号が入力されているか否かを判定する。つまり、制御部18は、カラーバースト信号検出部61による検出結果に基いて、Y/CVBS端子40から入力されている信号にカラーバースト信号が含まれているか否かを判定する。そして、Y/CVBS端子40から入力されている信号にカラーバースト信号が含まれていれば、制御部18は、Y/CVBS端子40からコンポジット映像信号が入力されていると判定する。一方、Y/CVBS端子40から入力されている信号にカラーバースト信号が含まれていなければ、制御部18は、Y/CVBS端子40からコンポジット映像信号が入力されていないと判定する。
また、制御部18は、同期信号検出部62による同期信号の検出結果に基いて、Y/CVBS端子40からコンポーネント映像信号のY信号が入力されているか否かを判定する。つまり、制御部18は、同期信号検出部62による検出結果に基いて、Y/CVBS端子40から入力されている信号に15.7kHz、31.4kHz、33.7kHz、44.2kHz、67.5kHzのいずれかの周波数の同期信号が含まれているか否かを判定する。そして、Y/CVBS端子40から入力されている信号に31.4kHz、33.7kHz、44.2kHz、67.5kHzのいずれかの周波数の同期信号が含まれていれば、制御部18は、Y/CVBS端子40からコンポーネント映像信号のY信号が入力されていると判定する。また、Y/CVBS端子40から入力されている信号に15.7kHzの周波数の同期信号が含まれている場合には、Y/CVBS端子40から入力されている信号にカラーバースト信号が含まれていないときに限って、制御部18は、Y/CVBS端子40からコンポーネント映像信号のY信号が入力されていると判定する。一方、Y/CVBS端子40から入力されている信号に15.7kHz、31.4kHz、33.7kHz、44.2kHz、67.5kHzのいずれの周波数の同期信号も含まれていなければ、制御部18は、Y/CVBS端子40からコンポーネント映像信号のY信号が入力されていないと判定する。
また、制御部18は、HDMIレシーバ15による同期信号及び音声信号の検出結果に基いて、HDMI端子33からHDMI信号が入力されているか否か、HDMI端子33からDVI信号が入力されているか否か、を判定する。つまり、制御部18は、HDMIレシーバ15による同期信号の検出結果に基いて、HDMI端子33から入力されている信号に同期信号が含まれているか否かを判定する。そして、HDMI端子33から入力されている信号に同期信号が含まれていれば、制御部18は、HDMI端子33からHDMI信号又はDVI信号が入力されていると判定する。このとき、制御部18は、さらに、HDMIレシーバ15による音声信号の検出結果に基いて、HDMI端子33から入力されている信号に音声信号が含まれているか否かを判定する。そして、HDMI端子33から入力されている信号に音声信号が含まれていれば、制御部18は、HDMI端子33からHDMI信号が入力されていると判定し、HDMI端子33から入力されている信号に音声信号が含まれていなければ、制御部18は、HDMI端子33からDVI信号が入力されていると判定する。一方、HDMI端子33から入力されている信号に同期信号が含まれていなければ、制御部18は、HDMI端子33からHDMI信号とDVI信号のいずれも入力されていないと判定する。
また、制御部18は、これらコンポジット映像信号が入力されているか否か、コンポーネント映像信号のY信号が入力されているか否か、HDMI信号が入力されているか否か、DVI信号が入力されているか否かの判定結果に基いて、映像処理部16の映像信号処理モード、及び音声処理部17の音声信号処理モードを設定する。
図5は、コンポジット映像信号のカラーバースト信号を示す。カラーバースト信号は、水平帰線消去期間内において、水平同期信号の後のバックポーチ部分に設けられている。すなわち、カラーバースト信号は、水平同期信号の立下りタイミングを基準とした所定の範囲(水平同期信号の立下りタイミングより19クロック(19fsc)後から、9クロック(9fsc)分の範囲(fsc=3.58MHz))に存在する。また、カラーバースト信号は、約3.58MHzの正弦波である。
従って、カラーバースト信号検出部61は、水平同期信号の立下りタイミングを基準とした所定の範囲内の信号の振幅レベルに基いて、Y/CVBS端子40から入力されている信号にカラーバースト信号が含まれているか否かを検出する。
つまり、カラーバースト信号検出部61は、まず、Y/CVBS端子40から入力されている信号から水平同期信号の立下りタイミングを検出する。続いて、カラーバースト信号検出部61は、検出した水平同期信号の立下りタイミングを基に、カラーバースト信号が存在すべき位置(水平同期信号の立下りタイミングを基準とした所定の範囲)を特定する。続いて、カラーバースト信号検出部61は、特定したカラーバースト信号が存在すべき位置の信号を複製し、複製した信号の振幅レベルを検出する。
そして、カラーバースト信号検出部61は、複製した信号の振幅レベルが所定レベルを超えている場合に、複製した信号内にカラーバースト信号が存在する、すなわち、Y/CVBS端子40から入力されている信号にカラーバースト信号が含まれていると検出する。一方、カラーバースト信号検出部61は、複製した信号の振幅レベルが所定レベル以下である場合には、複製した信号内にカラーバースト信号が存在しない、すなわち、Y/CVBS端子40から入力されている信号にカラーバースト信号が含まれていないと検出する。また、カラーバースト信号検出部61は、Y/CVBS端子40から入力されている信号から水平同期信号の立下りタイミングを検出できない場合(Y/CVBS端子40から入力されている信号に水平同期信号が含まれていない場合)にも、Y/CVBS端子40から入力されている信号にカラーバースト信号が含まれていないと検出する。
図6は、映像表示装置1がノーシグナル状態になったときの動作のフローチャートを示す。ノーシグナル状態とは、Y/CVBS端子40からコンポジット映像信号とコンポーネント映像信号のY信号のいずれも入力されておらず、かつ、HDMI端子33からHDMI信号とDVI信号のいずれも入力されていない状態のことである。
一旦ノーシグナル状態になると、制御部18は、まず、映像処理部16の映像信号処理モードをコンポーネントモードに設定する(#1)。続いて、制御部18は、同期信号検出部62による検出結果に基いて、Y/CVBS端子40から入力されている信号に31.4kHz〜67.5kHzの周波数の同期信号が含まれているか否かを判定する(#2)。
ここで、Y/CVBS端子40から入力されている信号に31.4kHz〜67.5kHzの周波数の同期信号が含まれていれば(#2でYES)、制御部18は、同期信号検出部62による検出結果に基いて、その同期信号の周波数が31.4kHz、33.7kHz、44.2kHz、67.5kHzのいずれかであるか否かを判定する(#3)。
そして、Y/CVBS端子40から入力されている信号に含まれている同期信号の周波数が31.4kHz、33.7kHz、44.2kHz、67.5kHzのいずれかであれば(#3でYES)、制御部18は、Y/CVBS端子40からコンポーネント映像信号のY信号が入力されていると判定する(#4)。
一方、Y/CVBS端子40から入力されている信号に含まれている同期信号の周波数が31.4kHz、33.7kHz、44.2kHz、67.5kHzのいずれでもなければ(#3でNO)、制御部18は、Y/CVBS端子40からコンポーネント映像信号のY信号とコンポジット映像信号のいずれも入力されていないと判定する(#5)。
また、Y/CVBS端子40から入力されている信号に31.4kHz〜67.5kHzの周波数の同期信号が含まれていなければ(#2でNO)、制御部18は、映像処理部16の映像信号処理モードをコンポジットモードに設定する(#6)。続いて、制御部18は、カラーバースト信号検出部61による検出結果に基いて、Y/CVBS端子40から入力されている信号にカラーバースト信号が含まれているか否かを判定する(#7)。
そして、Y/CVBS端子40から入力されている信号にカラーバースト信号が含まれていれば(#7でYES)、制御部18は、Y/CVBS端子40からコンポジット映像信号が入力されていると判定する(#8)。
一方、Y/CVBS端子40から入力されている信号にカラーバースト信号が含まれていなければ(#7でNO)、制御部18は、映像処理部16の映像信号処理モードをコンポーネントモードに設定する(#9)。続いて、制御部18は、同期信号検出部62による検出結果に基いて、Y/CVBS端子40から入力されている信号に15.7kHzの周波数の同期信号が含まれているか否かを判定する(#10)。
そして、Y/CVBS端子40から入力されている信号に15.7kHzの周波数の同期信号が含まれていれば(#10でYES)、制御部18は、Y/CVBS端子40からコンポーネント映像信号のY信号が入力されていると判定する(#11)。
一方、Y/CVBS端子40から入力されている信号に15.7kHzの周波数の同期信号が含まれていなければ(#10でNO)、制御部18は、Y/CVBS端子40からコンポーネント映像信号のY信号とコンポジット映像信号のいずれも入力されていないと判定する(#12)。
上記の#5又は#12の判定結果のときは、制御部18は、HDMIレシーバ15による同期信号の検出結果に基いて、HDMI端子33から入力されている信号に同期信号が含まれているか否かを判定する(#13)。
そして、HDMI端子33から入力されている信号に同期信号が含まれていれば(#13でYES)、制御部18は、HDMI端子33からHDMI信号又はDVI信号が入力されていると判定する(#14)。
一方、HDMI端子33から入力されている信号に同期信号が含まれていなければ(#11でNO)、制御部18は、HDMI端子33からHDMI信号とDVI信号のいずれも入力されていないと判定し(#15)、ノーシグナル状態であると判定する(#16)。
ノーシグナル状態のとき、制御部18は、上記#1〜#16の処理を所定時間(例えば1秒)経過する毎に実行する。
上記の#4又は#11でコンポーネント映像信号のY信号が入力されていると判定した場合には、制御部18は、映像処理部16の映像信号処理モードをコンポーネントモードに維持(設定)する。これにより、映像処理部16は、その後にY/CBVS端子40、Pb端子32pb、及びPr端子32prから入力される信号に対して、コンポーネントモードで各種の映像信号処理を行う。従って、Y/CVBS端子40、Pb端子32pb、及びPr端子32prから入力されるコンポーネント映像信号は、映像処理部16においてコンポーネントモードで適正に処理される。そして、Y/CVBS端子40、Pb端子32pb、及びPr端子32prから入力されるコンポーネント映像信号による映像がディスプレイ12に適正に表示される。
コンポーネント映像信号のY信号が入力されていると判定した後においては、同期信号検出部62による検出結果に基いて、ノーシグナル状態になったか否か(継続してコンポーネント映像信号のY信号が入力されているか否か)を判定する。すなわち、制御部18は、所定時間(例えば1秒)経過する毎に、同期信号検出部62による検出結果に基いて、Y/CVBS端子40から入力されている信号に15.7kHz、31.4kHz、33.7kHz、44.2kHz、67.5kHzのいずれかの周波数の同期信号が含まれているか否かを判定する。そして、Y/CVBS端子40から入力されている信号に15.7kHz、31.4kHz、33.7kHz、44.2kHz、67.5kHzのいずれの周波数の同期信号も含まれていなければ、制御部18は、Y/CVBS端子40からコンポーネント映像信号のY信号が入力されなくなったと判定し、ノーシグナル状態になったと判定する。
また、上記の#8でコンポジット映像信号が入力されていると判定した場合には、制御部18は、映像処理部16の映像信号処理モードをコンポジットモードに維持(設定)する。これにより、映像処理部16は、その後にY/CBVS端子40から入力される信号に対して、コンポジットモードで各種の映像信号処理を行う。従って、Y/CVBS端子40から入力されるコンポジット映像信号は、映像処理部16においてコンポジットモードで適正に処理される。そして、Y/CVBS端子40から入力されるコンポジット映像信号による映像がディスプレイ12に適正に表示される。
コンポジット映像信号が入力されていると判定した後においては、制御部18は、カラーバースト信号検出部61による検出結果に基いて、ノーシグナル状態になったか否か(継続してコンポジット映像信号が入力されているか否か)を判定する。すなわち、制御部18は、所定時間(例えば1秒)経過する毎に、カラーバースト信号検出部61による検出結果に基いて、Y/CVBS端子40から入力されている信号にカラーバースト信号が含まれているか否かを判定する。そして、Y/CVBS端子40から入力されている信号にカラーバースト信号が含まれていなければ、制御部18は、Y/CVBS端子40からコンポジット映像信号が入力されなくなったと判定し、ノーシグナル状態になったと判定する。
また、上記の#14でHDMI信号又はDVI信号が入力されていると判定した場合には、制御部18は、映像処理部16の映像信号処理モードをHDMIモードに設定する。これにより、映像処理部16は、その後にHDMIレシーバ15から入力される信号に対して、HDMIモードで各種の映像信号処理を行う。従って、HDMI端子33から入力されるHDMI信号又はDVI信号の映像信号は、映像処理部16においてHDMIモードで適正に処理される。そして、HDMI端子33から入力されるHDMI信号又はDVI信号の映像信号による映像がディスプレイ12に適正に表示される。
HDMI信号又はDVI信号が入力されていると判定した後においては、制御部18は、HDMIレシーバ15による同期信号の検出結果に基いて、ノーシグナル状態になったか否か(継続してHDMI信号又はDVI信号が入力されているか否か)を判定する。すなわち、制御部18は、所定時間(例えば1秒)経過する毎に、HDMIレシーバ15による同期信号の検出結果に基いて、HDMI端子33から入力されている信号に同期信号が含まれているか否かを判定する。そして、HDMI端子33から入力されている信号に同期信号が含まれていなければ、制御部18は、HDMI端子33からHDMI信号又はDVI信号が入力されなくなったと判定し、ノーシグナル状態になったと判定する。
なお、コンポーネント映像信号のY信号が入力されていると判定した場合、及びコンポジット映像信号が入力されていると判定した場合、制御部18は、音声処理部17の音声処理モードをアナログモードにする。これにより、アナログ音声端子34から入力されるアナログ音声信号は、音声処理部17においてアナログモードで処理され、アナログ音声端子34から入力されるアナログ音声信号による音声がスピーカ13から出力される。
また、HDMI信号又はDVI信号が入力されていると判定した場合、制御部18は、HDMIレシーバ15による音声信号の検出結果に基いて、HDMI端子33から入力されている信号に音声信号が含まれているか否かを判定する。そして、HDMI端子33から入力されている信号に音声信号が含まれていれば、制御部18は、音声処理部17の音声処理モードをHDMIモードにする。これにより、HDMI端子33から入力されるHDMI信号の音声信号は、音声処理部17においてHDMIモードで処理され、HDMI端子33から入力されるHDMI信号の音声信号による音声がスピーカ13から出力される。一方、HDMI端子33から入力されている信号に音声信号が含まれていなければ、制御部18は、音声処理部17の音声処理モードをデジタルモードにする。これにより、デジタル音声端子35から入力されるデジタル音声信号は、音声処理部17においてデジタルモードで処理され、デジタル音声端子35から入力されるデジタル音声信号による音声がスピーカ13から出力される。
本実施形態の映像表示装置1によれば、Y/CVBS端子40から入力されている信号に基いて、Y/CVBS端子40から入力されている信号がコンポジット映像信号であるのか、コンポーネント映像信号のY信号であるのかを判定することができる。しかも、この判定は、Y/CVBS端子40から入力されている信号に基いて行われる。従って、別の信号入力用の端子(Pb端子32pbやPr端子32pb)に信号ケーブルの端子が挿入されているか否かに関係なく、Y/CVBS端子40から入力されている信号がコンポジット映像信号であるのか、コンポーネント映像信号のY信号であるのかを判定することができる。
そして、この判定結果に基いて、映像処理部16の映像信号処理モードを適切に設定することができ、外部装置から入力されるコンポジット映像信号による映像及びコンポーネント映像信号による映像を適正に表示することができる。
すなわち、Y/CVBS端子40からコンポジット映像信号が入力されているときに、映像処理部16の映像信号処理モードをコンポジットに設定することができる。しかも、Y/CVBS端子40からコンポジット映像信号が入力されていれば、Pb端子32pbやPr端子32pbに信号ケーブルの端子が挿入されていても、映像処理部16の映像信号処理モードをコンポジットに設定することができる。これにより、Y/CVBS端子40から入力されるコンポジット映像信号による映像をディスプレイ12に適正に表示することができる。
また、Y/CVBS端子40、Pb端子32pb、及びPr端子32prからコンポーネント映像信号が入力されているとき(Y/CVBS端子40からコンポーネント映像信号のY信号が入力されているとき)に、映像処理部16の映像信号処理モードをコンポーネントに設定することができる。これにより、Y/CVBS端子40、Pb端子32pb、及びPr端子32prから入力されるコンポーネント映像信号による映像をディスプレイ12に適正に表示することができる。
<第2の実施形態>
次に、第2の実施形態による映像表示装置について説明する。図7は、第2の実施形態による映像表示装置がノーシグナル状態になったときの動作のフローチャートを示す。本実施形態の映像表示装置1は、ノーシグナル状態になったときの動作が上記第1の実施形態と異なっている。本実施形態における他の構成、他の動作については、上記第1の実施形態と同様である。
本実施形態では、一旦ノーシグナル状態になると、制御部18は、まず、映像処理部16の映像信号処理モードをコンポジットモードに設定する(#21)。続いて、制御部18は、カラーバースト信号検出部61による検出結果に基いて、Y/CVBS端子40から入力されている信号にカラーバースト信号が含まれているか否かを判定する(#22)。
そして、Y/CVBS端子40から入力されている信号にカラーバースト信号が含まれていれば(#22でYES)、制御部18は、Y/CVBS端子40からコンポジット映像信号が入力されていると判定する(#23)。
一方、Y/CVBS端子40から入力されている信号にカラーバースト信号が含まれていなければ(#22でNO)、制御部18は、映像処理部16の映像信号処理モードをコンポーネントモードに設定する(#24)。続いて、制御部18は、同期信号検出部62による検出結果に基いて、Y/CVBS端子40から入力されている信号に15.7kHz〜67.5kHzの周波数の同期信号が含まれているか否かを判定する(#25)。
ここで、Y/CVBS端子40から入力されている信号に15.7kHz〜67.5kHzの周波数の同期信号が含まれていれば(#25でYES)、制御部18は、同期信号検出部62による検出結果に基いて、その同期信号の周波数が15.7kHz、31.4kHz、33.7kHz、44.2kHz、67.5kHzのいずれかであるか否かを判定する(#26)。
そして、Y/CVBS端子40から入力されている信号に含まれている同期信号の周波数が15.7kHz、31.4kHz、33.7kHz、44.2kHz、67.5kHzのいずれかであれば(#26でYES)、制御部18は、Y/CVBS端子40からコンポーネント映像信号のY信号が入力されていると判定する(#27)。
一方、Y/CVBS端子40から入力されている信号に含まれている同期信号の周波数が15.7kHz、31.4kHz、33.7kHz、44.2kHz、67.5kHzのいずれでもなければ(#26でNO)、制御部18は、Y/CVBS端子40からコンポーネント映像信号のY信号とコンポジット映像信号のいずれも入力されていないと判定する(#28)。
また、Y/CVBS端子40から入力されている信号に15.7kHz〜67.5kHzの周波数の同期信号が含まれていなければ(#25でNO)、制御部18は、Y/CVBS端子40からコンポーネント映像信号のY信号とコンポジット映像信号のいずれも入力されていないと判定する(#28)。
上記の#28の判定結果のときは、制御部18は、HDMIレシーバ15による同期信号の検出結果に基いて、HDMI端子33から入力されている信号に同期信号が含まれているか否かを判定する(#29)。
そして、HDMI端子33から入力されている信号に同期信号が含まれていれば(#29でYES)、制御部18は、HDMI端子33からHDMI信号又はDVI信号が入力されていると判定する(#30)。
一方、HDMI端子33から入力されている信号に同期信号が含まれていなければ(#29でNO)、制御部18は、HDMI端子33からHDMI信号とDVI信号のいずれも入力されていないと判定し(#31)、ノーシグナル状態であると判定する(#32)。
ノーシグナル状態のとき、制御部18は、上記#21〜#32の処理を所定時間(例えば1秒)経過する毎に実行する。
上記#23でコンポジット映像信号が入力されていると判定した場合には、制御部18は、映像処理部16の映像信号処理モードをコンポジットモードに維持(設定)する。また、上記の#27でコンポーネント映像信号のY信号が入力されていると判定した場合には、制御部18は、映像処理部16の映像信号処理モードをコンポーネントモードに維持(設定)する。また、上記の#30でHDMI信号又はDVI信号が入力されていると判定した場合には、制御部18は、映像処理部16の映像信号処理モードをHDMIモードに設定する。
本実施形態の映像表示装置1によれば、上記第1の実施形態と同様に、Y/CVBS端子40から入力されている信号がコンポジット映像信号であるのか、コンポーネント映像信号のY信号であるのかを判定することができる。そして、この判定結果に基いて、上記第1の実施形態と同様に、映像処理部16の映像信号処理モードを適切に設定することができ、映像を適正に表示することができる。
なお、本発明は、上記各実施形態の構成に限られず、種々の変形が可能である。例えば、映像処理部の映像信号処理モードに関わらず、いずれの映像信号処理モードのときでも、カラーバースト信号検出部により、Y/CVBS端子から入力されている信号にカラーバースト信号が含まれているか否かを検出するようにしてもよい。この場合、第1の実施形態において、#6、#9の処理が不要であり、第2の実施形態において、#21の処理が不要である。また、映像処理部の映像信号処理モードに関わらず、いずれの映像信号処理モードのときでも、同期信号検出部により、Y/CVBS端子から入力されている信号に同期信号が含まれているか否かを検出するようにしてもよい。この場合、第1の実施形態において、#1、#9の処理が不要であり、第2の実施形態において、#24の処理が不要である。また、カラーバースト信号検出部、及び同期信号検出部は、映像処理部の一部として設けられたものに限られず、映像処理部とは別のものとして(映像処理部の外部に)設けられたものであってもよい。
また、HDMI端子及びHDMIレシーバを備えていなくてもよい。この場合、第1の実施形態において、#13、#14、#15の処理が不要であり、第2の実施形態において、#29、#30、#31の処理が不要である。また、どの種類の映像信号が入力されているかの判定結果に基いて映像信号処理モードを設定することに代えて、どの種類の映像信号が入力されているかの判定結果を表示し(ユーザに報知し)、ユーザの操作を受けて映像信号処理モードを設定するようにしてもよい。また、テレビジョン信号を受信するチューナを備え、チューナにより受信したテレビジョン信号の映像信号による映像を表示する機能を備えていてもよい。
1 映像表示装置
10 本体
11 信号入力部
12 ディスプレイ
13 スピーカ
14 リモコン受信部
15 HDMIレシーバ
16 映像処理部
17 音声処理部
18 制御部(判定手段、設定手段)
20 リモコン
31 コンポジット端子(CVBS端子)
32 コンポーネント端子
32y Y端子
32pb Pb端子
32pr Pr端子
33 HDMI端子
34 アナログ音声端子
34L 左音声端子
34R 右音声端子
35 デジタル音声端子
40 Y/CBVS端子
60 特徴検出部
61 カラーバースト信号検出部
62 同期信号検出部

Claims (4)

  1. 信号入力用の端子と、
    前記信号入力用の端子から入力されている信号の特徴を検出する特徴検出手段と、
    前記特徴検出手段による検出結果に基いて、前記信号入力用の端子からコンポジット映像信号が入力されているか、前記信号入力用の端子からコンポーネント映像信号のY信号が入力されているか、を判定する判定手段と、
    を備える映像表示装置。
  2. 前記特徴検出手段は、前記信号入力用の端子から入力されている信号の特徴として、前記信号入力用の端子から入力されている信号にカラーバースト信号が含まれているか否かを検出するカラーバースト信号検出手段を有し、
    前記判定手段は、前記カラーバースト信号検出手段による検出結果に基いて、前記信号入力用の端子からコンポジット映像信号が入力されているか否かを判定することを特徴とする、
    請求項1に記載の映像表示装置。
  3. 前記特徴検出手段は、前記信号入力用の端子から入力されている信号の特徴として、前記信号入力用の端子から入力されている信号に所定の周波数の同期信号が含まれているか否かを検出する同期信号検出手段を有し、
    前記判定手段は、前記同期信号検出手段による検出結果に基いて、前記信号入力用の端子からコンポーネント映像信号のY信号が入力されているか否かを判定することを特徴とする、
    請求項1又は請求項2に記載の映像表示装置。
  4. 前記判定手段による判定結果に基いて、前記信号入力用の端子から入力されている信号に対して行う映像信号処理の処理モードを設定する設定手段をさらに備えることを特徴とする、
    請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の映像表示装置。
JP2012255603A 2012-11-21 2012-11-21 映像表示装置 Pending JP2014103602A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012255603A JP2014103602A (ja) 2012-11-21 2012-11-21 映像表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012255603A JP2014103602A (ja) 2012-11-21 2012-11-21 映像表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014103602A true JP2014103602A (ja) 2014-06-05

Family

ID=51025718

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012255603A Pending JP2014103602A (ja) 2012-11-21 2012-11-21 映像表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014103602A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7970222B2 (en) Determining a delay
KR100846450B1 (ko) 해상도 자동 선택방법 및 이를 적용한 영상수신장치
US7420621B2 (en) Video and audio signal output device
JP2018093305A (ja) 表示装置及びその制御方法、プログラム、記憶媒体
KR20100095740A (ko) 디스플레이장치 및 그 제어 방법
JP2014103602A (ja) 映像表示装置
EP2071829A1 (en) Signal processing apparatus and control method thereof
US10762871B2 (en) Image control method and image display device
EP1492335A1 (en) Video signal processing apparatus
JP2007110215A (ja) 受信装置、受信方法および受信装置を用いた電子機器
KR100408069B1 (ko) 디지털 티브이의 입력신호 선택 방법 및 장치
JP5630843B2 (ja) 映像信号監視装置および映像表示装置
JP2012142716A (ja) 映像音声出力装置
US10984753B2 (en) Image display device and image processing method
JP6307655B1 (ja) 映像信号処理装置
KR20090085177A (ko) 아날로그 rgb 및 yuv포맷 영상신호 겸용 스카트단자를 구비한 디스플레이 장치
KR100425098B1 (ko) 디지털 티브이의 입력신호 처리장치 및 방법
KR101050996B1 (ko) 모니터 겸용 텔레비전에서 컴퓨터 입력 포맷에 따른 화면표시 방법 및 그 텔레비전 수상기
KR101652441B1 (ko) 영상 표시 장치 및 컴포넌트 입력 신호를 인식하는 방법
JP5498088B2 (ja) 映像処理装置、映像処理方法
KR100720340B1 (ko) 디스플레이장치
JP2019080296A (ja) 映像信号処理装置
KR20080000323A (ko) 동기신호 보정 방법
KR20050066732A (ko) 영상기기의 컴포넌트 영상 처리장치 및 그 방법
KR20050107937A (ko) 디지털 티브이의 입력신호 선택 장치