JP2014100427A - 食器洗い機 - Google Patents
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Abstract
【課題】食器洗い機の重要性能である洗浄性能及び騒音性能を低下させることなしに生産性の向上が図れる食器洗い機を提供する。
【解決手段】内蓋3の形状を、内面側は内蓋3内面からの落下水が食器かご6に収納された食器類5により多く当たるように、食器類5の上方が下に凸となった波形形状にし、さらに、外面側は洗浄ノズル4から噴射される洗浄水が内蓋3を叩く時に発生する音を低下させる為に貼るゴム系の防振材14が貼り付け易いように凹凸のない平坦な形状にすることにより、洗浄性能や騒音性能を低下させることなしに上記課題を解決できる。
【選択図】図1
【解決手段】内蓋3の形状を、内面側は内蓋3内面からの落下水が食器かご6に収納された食器類5により多く当たるように、食器類5の上方が下に凸となった波形形状にし、さらに、外面側は洗浄ノズル4から噴射される洗浄水が内蓋3を叩く時に発生する音を低下させる為に貼るゴム系の防振材14が貼り付け易いように凹凸のない平坦な形状にすることにより、洗浄性能や騒音性能を低下させることなしに上記課題を解決できる。
【選択図】図1
Description
本発明は食器類の洗浄、すすぎ及び乾燥を行う食器洗い機に関するものである。より詳しくは、食器類を出し入れする洗浄槽の開口部を開閉する蓋体に関するものである。
従来、食器洗い機本体から洗浄槽を引き出して洗浄槽に設けられた開口部から食器類を出し入れする引き出し式の食器洗い機においては、洗浄槽を食器洗い機本体内に収納して運転をする際に、洗浄水が洗浄槽外に漏れ出さないように、開口部を水密に閉塞する内蓋を備えるのが一般的である(例えば、特許文献1参照)。そして、この内蓋について、洗浄性能の向上、運転時の騒音の低減等を目的として種々の工夫がなされてきた。
図3はこの種の食器洗い機を示す側面断面図である。以下その構成について説明する。洗浄槽1は上方に開口部2を有し、この開口部2を内蓋3により開閉するとともに、内部に洗浄水を噴射する洗浄ノズル4が回転自在に設けられており、洗浄槽1内に食器類5を収納する食器かご6が配置されている。また、洗浄槽1内の洗浄水はヒータ7によって温水化され、洗浄ポンプ8にて洗浄ノズル4に圧送されて食器類5に向けて噴射し、循環することにより食器類5が洗浄される。洗浄工程が終了すると、排水ポンプ9によって洗浄水は機外に排出される。
また、乾燥工程時に洗浄槽1内の蒸気を排気口11から機外に排出するための送風ファン10を備え、温度検知装置12は洗浄槽1の外底部に設けられ、洗浄槽1内の洗浄水の温度、外気温等を検知する。制御装置13はヒータ7、洗浄ポンプ8、排水ポンプ9、温度検知装置12、送風ファン10等を制御して洗浄、すすぎ、乾燥の各工程を逐次制御する。
図4は内蓋3の部分断面を示したもので、内蓋3は、内蓋3内面からの落下水が食器かご6に収納された食器類5により多く当たるように、平坦ではなく食器類5の上方が下に凸となった波形形状となっており、さらに、外面側には洗浄ノズル4から噴射される洗浄水が内蓋3を叩く時に発生する音を低下させる為にゴム系の防振材14が貼り付けられている。
以上のように構成された食器洗い機について、その動作を以下に説明する。食器類5を食器かご6にセットし、洗剤を投入し運転を開始すると、所定の水位まで洗浄水が洗浄槽1内に給水される。所定水位に達すると給水が停止し、洗浄ポンプ8、ヒータ7に通電され、洗浄水は加熱されながら洗浄ノズル4から食器類5に向け噴射され、食器類5の洗浄を行う。洗浄工程が終了すると排水ポンプ9に通電され、洗浄水を機外に排出する。つぎに新たに洗浄水が給水され、洗浄工程と同様の動作で食器類5のすすぎ工程が行われる。このすすぎ工程では、洗浄水を入れ替えながら複数回のすすぎ動作が行われ、最後のすすぎでは後の乾燥工程での食器類5の乾燥性能をより良くするため、高い温度の洗浄水ですすぐ加熱すすぎが行われる。加熱すすぎが終了すると排水ポンプ9に通電され、すすぎ水が機外に排出される。最後にヒータ7に断続的に通電しながら送風ファン10を運転し食器類5を乾燥させる乾燥工程が行われる。
しかしながら、上記のような従来の食器洗い機においては、洗浄槽の天面を形成する内蓋の内面が、食器かごに収納された食器類に内蓋からの落下水がより多く当たるように、平坦ではなく波形形状になっており、それに合わせて外面も平坦ではなく波形形状になっている為、洗浄ノズルから噴射される洗浄水が内蓋を叩く時に発生する音を低下させる為に内蓋外面に貼られるゴム系の防振材が貼りにくいという問題を有していた。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、内蓋の形状に工夫をこらし、洗浄性能や騒音性能を低下させることなしに、生産性が向上する食器洗い機を提供することを目的としている。
本発明は上記目的を達成するために、食器洗い機の洗浄槽の天面を形成する内蓋を、内面側は凹凸のある波形形状に形成され、かつ、外面側は凹凸のない平坦な形状に形成されている。
これにより、食器洗い機の洗浄性能や騒音性能を低下させることなしに、生産性の向上を図ることができる。
本発明の食器洗い機は、洗浄性能や騒音性能を低下させることなしに、生産性が向上する食器洗い機を実現することができる。
第1の発明は、食器類を収納する上方に開口部を有する洗浄槽と、前記開口部に開閉自在に設けられた内蓋と、前記洗浄槽内に配した洗浄ノズルと、前記洗浄ノズルに洗浄水を圧送する洗浄ポンプと、洗浄水の温水化及び食器類の乾燥を行うためのヒータと、乾燥運転時に前記洗浄槽内の蒸気を機外に排出するための送風ファンと、前記洗浄槽内の洗浄水の温度を検知するための温度検知装置と、前記ヒータ、洗浄ポンプ、温度検知装置、送風ファン等を制御して洗浄、すすぎ、乾燥の各工程を逐次制御する制御装置とを備え、前記内蓋は、内面側は凹凸のある波形形状に形成され、かつ、外面側は凹凸のない平坦な形状に形成されることにより、洗浄性能や騒音性能を低下させることなしに、生産性が向上する食器洗い機を実現することができる。
第2の発明は、上記第1の発明において、前記内蓋は、内面側は凹凸のある波形形状、外面側は平坦な形状に形成されたことにより生じる肉厚になる部分に中空部を備えたことにより、内蓋の品質の安定及び材料の削減を図ることができ、洗浄性能や騒音性能を低下させることなしに、生産性の向上を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における食器洗い機の側面断面図、図2は同食器洗い機の内蓋の要部断面図である。なお、上記従来例の食器洗い機と同一構成については同一符号を付してその説明を省略する。
図1は本発明の実施の形態1における食器洗い機の側面断面図、図2は同食器洗い機の内蓋の要部断面図である。なお、上記従来例の食器洗い機と同一構成については同一符号を付してその説明を省略する。
以下、本発明の実施の形態1の食器洗い機について、その動作、作用を説明する。図1において、使用者は、食器洗い機本体内にレール装置(図示せず)によって前後に移動可能に支持された洗浄槽1を食器洗い機本体から前方(図面上では左方)に引き出し、洗浄槽1の上方に設けた開口部2から食器類5を食器かご6にセットし、洗剤を投入した後、洗浄槽1を押し込んで食器洗い機本体内に収納する。このとき、食器洗い機本体内の上方に待機していた内蓋3は、洗浄槽1の収納動作に連動して下降し、収納状態において開口部2を水密に閉塞する。
運転を開始すると、所定の水位まで洗浄水が洗浄槽1内に給水される。所定水位に達すると給水が停止し、洗浄ポンプ8、ヒータ7に通電され、洗浄水は加熱されながら洗浄ノズル4から食器類5に向け噴射され、食器類5の洗浄を行う。この際、運転開始時に温度検知装置12によって外気温を測定し、その情報を制御装置13に伝達しておく。温度検知装置12は外気温の他、洗浄槽1内の洗浄水の温度も測定し、その情報を制御装置13に伝達する。洗浄工程が終了すると排水ポンプ9に通電され、洗浄水を機外に排出する。
つぎに新たに洗浄水が給水され、洗浄工程と同様の動作で食器類5のすすぎが行われる。このすすぎ工程は、ヒータ7に通電しない状態で洗剤を用いずに洗浄水を入れ替えて行う水すすぎを2〜3回行った後、最後には、後の乾燥工程での食器類5の乾燥性能をより良くするため、ヒータ7に通電して高い温度の洗浄水ですすぐ加熱すすぎが行われる。加熱すすぎが終了すると排水ポンプ9に通電され、すすぎ水が機外に排出され、すすぎ工程を終了する。
つぎにヒータ7に断続的に通電しながら送風ファン10を運転し、食器類5の乾燥を行う乾燥工程が行われる。乾燥工程が終了すると、食器洗い機の運転を終了する。
以下、図2を用いて内蓋3の形状について説明する。図2(a)に示すように、内蓋3は略矩形の板状に形成され、内面側は、内蓋3内面からの落下水が食器かご6に収納された食器類5により多く当たるように、食器類5の上方に位置する部分が下に凸となった波形形状に形成されている。さらに、外面側は、洗浄ノズル4から噴射される洗浄水が内蓋3を叩く時に発生する音を低下させる為に貼るゴム系の防振材14が貼り付け易いように、凹凸のない平坦な形状に形成されている。
内蓋3をこのように構成することにより、本実施の形態の食器洗い機は、洗浄性能や騒音性能を低下させることなしに、生産性の向上を図ることができる。また、防振材14の内蓋3への接着を確実かつ安定なものとすることができるので、騒音性能を長期に亘り安定して維持することができる。
さらに、図2(b)に示すように、内蓋3の形状を内面側は凹凸のある波形形状、外面側は平坦な形状に形成されたことにより生じる肉厚になる部分に中空成形等により中空部3aを設けることにより、内蓋3の品質の安定及び材料の削減を図ることができる。
以上のように、本発明にかかる食器洗い機は、洗浄性能や騒音性能を低下させることなしに、生産性を向上させることができるので、洗浄槽の天面が開閉自在な内蓋で構成される食器洗い機等として有用である。
1 洗浄槽
3 内蓋
3a 中空部
4 洗浄ノズル
5 食器類
7 ヒータ
8 洗浄ポンプ
10 送風ファン
11 排気口
13 制御装置
14 防振材
3 内蓋
3a 中空部
4 洗浄ノズル
5 食器類
7 ヒータ
8 洗浄ポンプ
10 送風ファン
11 排気口
13 制御装置
14 防振材
Claims (2)
- 食器類を収納する上方に開口部を有する洗浄槽と、前記開口部に開閉自在に設けられた内蓋と、前記洗浄槽内に配した洗浄ノズルと、前記洗浄ノズルに洗浄水を圧送する洗浄ポンプと、洗浄水の温水化及び食器類の乾燥を行うためのヒータと、乾燥運転時に前記洗浄槽内の蒸気を機外に排出するための送風ファンと、前記洗浄槽内の洗浄水の温度を検知するための温度検知装置と、前記ヒータ、洗浄ポンプ、温度検知装置、送風ファン等を制御して洗浄、すすぎ、乾燥の各工程を逐次制御する制御装置とを備え、前記内蓋は、内面側は凹凸のある波形形状に形成され、かつ、外面側は凹凸のない平坦な形状に形成された食器洗い機。
- 前記内蓋は、内面側は凹凸のある波形形状、外面側は平坦な形状に形成されたことにより生じる肉厚になる部分に中空部を備えた請求項1記載の食器洗い機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012256177A JP2014100427A (ja) | 2012-11-22 | 2012-11-22 | 食器洗い機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012256177A JP2014100427A (ja) | 2012-11-22 | 2012-11-22 | 食器洗い機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014100427A true JP2014100427A (ja) | 2014-06-05 |
Family
ID=51023543
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012256177A Pending JP2014100427A (ja) | 2012-11-22 | 2012-11-22 | 食器洗い機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2014100427A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108634906A (zh) * | 2018-05-30 | 2018-10-12 | 芜湖互益电子科技有限公司 | 一种洗碗机烘干装置 |
CN109464101A (zh) * | 2018-08-03 | 2019-03-15 | 李树芹 | 振动式洗碗机 |
CN111281151A (zh) * | 2020-04-03 | 2020-06-16 | 北京如影智能科技有限公司 | 清洗装置 |
-
2012
- 2012-11-22 JP JP2012256177A patent/JP2014100427A/ja active Pending
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