JP2014098813A - 電子看板装置及び動作方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】投影映像中にある人物像等のオブジェクトが透過型スクリーンからずれていてもその透過型スクリーンをオブジェクトに重ねられるようにする。
【解決手段】電子看板装置1が、オブジェクト92が含まれる映像91の映像信号に従ってその映像を投影するプロジェクター20と、プロジェクター20の投影先に設けられ、オブジェクト92の外郭線に象られた透過型のスクリーン81と、スクリーン81とプロジェクター20が投影するオブジェクト92のずれを算出する制御部50と、そのずれに基づいてスクリーン81をそのスクリーンに沿って移動させる移動装置30,40と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子看板装置及び動作方法に関する。
お客や鑑賞者に対して広告内容等のコンテンツを提示する際の印象を高めるために、人型に象られた透過型スクリーンに映像中の人物像をプロジェクターで投影する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この技術では、透過型スクリーンの外郭線が映像中の人物像の外郭線に象られており、透過型スクリーンと人物像が重なる。この技術は、展示会等における斬新で効果的な展示の演出や、あるいは、「バーチャルマネキン」等、人間代わりの商品説明等に利用されている。
特開2011−150221号公報
しかし、プロジェクター、透過型スクリーン又は光学系等の設置誤差によって人物像が透過型スクリーンからはみ出たり、人物像が透過型スクリーンに重ならなかったりすることがある。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、投影映像中にある人物像等のオブジェクトが透過型スクリーンからずれていてもその透過型スクリーンをオブジェクトに重ねられるようにすることである。
以上の課題を解決するために、本発明に係る電子看板装置は、オブジェクトが含まれる映像の映像信号に従ってその映像を投影するプロジェクターと、前記プロジェクターの投影先に設けられ、前記オブジェクトの外郭線に象られた透過型のスクリーンと、前記スクリーンと前記プロジェクターが投影するオブジェクトのずれを算出するずれ算出手段と、前記ずれ算出手段によって算出されたずれに基づいて前記スクリーンをそのスクリーンに沿って移動させる移動手段と、を備える。
本発明に係る動作方法は、オブジェクトが含まれる映像の映像信号に従ってその映像を投影するプロジェクターの投影先に設けられ、前記オブジェクトの外郭線に象られた透過型のスクリーンの動作方法であって、前記スクリーンと前記プロジェクターが投影するオブジェクトのずれを算出するずれ算出工程と、前記ずれ算出工程により算出されたずれに基づいて前記スクリーンをそのスクリーンに沿って移動させる移動工程と、を含む、ことを特徴とする。
本発明によれば、映像中のオブジェクトが透過型スクリーンからずれていても、移動手段によって透過型スクリーンを移動させることによって、そのスクリーンをオブジェクトに重ねることができる。
電子看板装置の斜視図である。 電子看板装置の一部を破断した状態でその電子看板装置を示した側面図である。 電子看板装置のブロック図である。 メディアプレイヤーによって再生されて投影される映像の一例を示した図面である。 投影される映像に含まれる計測用フレームを示した図面である。 スクリーンを移動させる状態を映像とともに示した図面である。
以下に、本発明を実施するための形態について、図面を用いて説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されている。そのため、本発明の技術的範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
図1は電子看板装置(コンテンツ表示装置、コンテンツ再生装置又はデジタルサイネージ装置ともいう。)1の斜視図であり、図2は電子看板装置1の側面図であり、図3は電子看板装置1のブロック図である。
この電子看板装置1は、映像(動画コンテンツ)を再生して、その映像の一部をスクリーン81に投影する装置である。
電子看板装置1は、メディアプレイヤー10、プロジェクター20、移動装置(横移動装置30及び縦移動装置40からなる)、制御部50、位置入力装置(座標入力装置、デジタイザともいう。)60、反射ミラー70及び板型模型80等を備える。
メディアプレイヤー10は、映像を再生して、その映像の映像信号をプロジェクター20に出力する。メディアプレイヤー10はノート型パソコン、デスクトップ型パソコン又はタブレット型パソコンその他のパーソナルコンピューターである。或いは、メディアプレイヤー10は映像音声再生装置(例えば、DVDプレイヤー(「DVD」は登録商標)、レコーダー機能付きDVDプレイヤー、Blue-ray Discプレイヤー、レコーダー機能付きBlue-ray Discプレイヤー、レコーダー機能付きハードディスクプレイヤー)である。映像データ(動画ファイル)は、メディアプレイヤー10に内蔵された記憶媒体(例えば、ハードディスクドライブ、半導体メモリ)に格納されていてもよいし、メディアプレイヤー10に対して着脱可能な記憶媒体(例えば、光ディスク、半導体メモリ等)に格納されてもよい。
図4はメディアプレイヤー10によって再生される映像の一例である。図4に示すように、メディアプレイヤー10によって再生される映像91にはオブジェクト(例えば、人物の上半身、人物の頭部、キャラクターの上半身、キャラクターの頭部、動物の頭部等の画像)92が含まれており、その映像91中のオブジェクト92の背景93が暗色(例えば、黒色)である。
なお、プロジェクター20が映像再生機能を有する場合には、メディアプレイヤー10を省略してもよい。この場合には、映像データ(動画ファイル)が外部(例えば、半導体メモリ、磁気ディスク、光ディスク)に記憶されている。そして、その外部の記憶内容を読み取るリーダーと、そのリーダーによって読み取られた映像データを再生して映像信号を生成するプレイヤー(プレイヤーはハードウェアプレイヤーであってもよいし、ソフトウェアプレイヤーであってもよい)とがプロジェクター20に内蔵されている。
図1及び図2に示すようにプロジェクター20は所謂データプロジェクターである。つまり、メディアプレイヤー10によって出力された映像信号が映像伝送ケーブルによってプロジェクター20に伝送され、プロジェクター20がその映像信号に従った映像91を投影する。プロジェクター20は例えばDLPプロジェクター(DLPは登録商標)、液晶プロジェクター、LCOSプロジェクター、CRTプロジェクター又はGSVプロジェクターである。
プロジェクター20による映像91の投影向きは後ろ向きであり、より具体的にはプロジェクター20による投影光の光軸が後ろ上がりに傾斜する。プロジェクター20の後方には反射ミラー70が立てた状態に設けられ、プロジェクター20による投影光の光軸が反射ミラー70に交差する。プロジェクター20の投影光が反射ミラー70によって前方に反射され、プロジェクター20による投影光の光軸が反射ミラー70によって前上がりに傾斜するように変換される。例えば、反射ミラー70は平面ミラーである。なお、反射ミラー70を省略してもよい。反射ミラー70を省略した場合のプロジェクター20の設置位置及び向きは、反射ミラー70に関して、図1及び図2に示すプロジェクター20の設置位置及び向きの鏡像の関係にある。
反射ミラー70及びプロジェクター20の前方には板型模型80、横移動装置(第一移動装置)30及び縦移動装置(第二移動装置)40が設けられている。
板型模型80はスクリーン81、下部ボード85及びフィルム86等を有する。
下部ボード85は立てられた状態に設けられている。この下部ボード85は透明板(例えばアクリル板、ガラス板)である。下部ボード85の前面には、静止画像87が印刷されたフィルム86が貼り付けられている。静止画像87は例えば人物の下半身、人物の上半身(但し頭部を除く)、キャラクターの下半身、キャラクターの上半身(但し頭部を除く)、動物の全身(但し頭部を除く)の画像である。なお、静止画像87が下部ボード85の前面に直接印刷されてもよい。
スクリーン81が下部ボード85の上端に連結されており、このスクリーン81も立てられた状態に設けられている。プロジェクター20によって投影される映像91中のオブジェクト92はスクリーン81に映し出され、その映像91中の背景93を構成する部分はスクリーン81の周囲に投射される。
スクリーン81は、プロジェクター20によって投影される映像91中のオブジェクト92の外郭線に象られている。スクリーン81は透過型のスクリーンである。スクリーン81を含むとともにそのスクリーン81に沿った平面81bを仮想スクリーン81bという。この仮想スクリーン81bには映像91の全体がプロジェクター20によって投影される。
スクリーン81に投影されるオブジェクト92がフィルム86に印刷された静止画像87と組み合わせられることによって、一体的で調和のとれたものとなる。スクリーン81に投影されるオブジェクト92と、フィルム86に印刷された静止画像87との組み合わせを以下の表に挙げる。
Figure 2014098813
なお、フィルム86及び静止画像87を省略してもよい。フィルム86及び静止画像87を省略した場合、オブジェクト92が表1に示す例であってもよいし、オブジェクト92が人物、キャラクター、動物等の全身の像であってもよい。
スクリーン81は透明ボード82、リアプロジェクションスクリーン83及び光学素子84を有する。透明ボード82、リアプロジェクションスクリーン83及び光学素子84は、プロジェクター20によって投影される映像91中のオブジェクト92の外郭線に象られている。
透明ボード82が下部ボード85の上端に連結されている。透明ボード82は樹脂板(例えばアクリル板)、ガラス板といった透明な板材である。下部ボード85と透明ボード82が一体成形されたものでもよいし、これらが別体に成形されて接合されてもよい。
リアプロジェクションスクリーン83が透明ボード82の後面に貼り付けられ、光学素子84がリアプロジェクションスクリーン83の後面に貼り付けられ、リアプロジェクションスクリーン83が光学素子84と透明ボード82との間に挟持されている。なお、リアプロジェクションスクリーン83が透明ボード82の前面に貼り付けられ、光学素子84が透明ボード82の後面に貼り付けられていてもよい。
光学素子84は例えばフレネルレンズシートである。光学素子84は、反射ミラー70によって反射された投影光を屈折により前方へ偏向させる。つまり、反射ミラー70によって反射された投影光がスクリーン81の後面には斜投射されるが、その投影光が光学素子84によって前方に偏向されるとその投影光がリアプロジェクションスクリーン83及び透明ボード82に略垂直投射される。
なお、以上に挙げたスクリーン81の積層構造は一例であり、スクリーン81の積層構造が以上に挙げた構造以外であってもよい。例えば、光学素子84がフレネルレンズシートに加えて拡散シート、レンチキュラレンズシート等をスタックしたものでもよい。
移動装置は板型模型80を仮想スクリーン81bに沿って移動させるものであり、移動装置の横移動装置30が板型模型80を横方向(水平方向・左右方向)に直線的に移動させ、移動装置の縦移動装置40が板型模型80を縦方向(鉛直方向・上下方向)に直線的に移動させる。横移動装置30及び縦移動装置40について説明する。
横移動装置30はガイド部31、ボールネジ32、軸受33、可動台34及びモーター35を有する。ガイド部31が反射ミラー70及びプロジェクター20の前方において設置床上に設けられている。このガイド部31が横方向(左右方向)に延在する。可動台34が左右方向に摺動可能となってガイド部31に支持され、ガイド部31が可動台34を横方向に案内する。ガイド部31の左右両端に軸受33が設けられ、ボールネジ32が軸受33に支持されている。このボールネジ32が横方向に延在し、ボールネジ32とスクリーン81が互いにである。ボールネジ32のラジアル荷重及びアキシャル荷重が軸受33に受けられ、ボールネジ32が軸受33によってその軸線を中心にして回転可能に設けられている。可動台34がボールネジ32に螺合する。ボールネジ32が減速機等の伝動機構を介してモーター35に接続され、このモーター35が設置床上に設けられている。モーター35は例えばステッピングモーター又はサーボモーターである。ボールネジ32がモーター35によって回転させられると、可動台34がガイド部31及びボールネジ32に沿って横方向に移動する。
縦移動装置40が可動台34に設けられている。縦移動装置40はガイド部41、昇降ロッド42、ボールネジ43及びモーター44等を有する。ガイド部41が筒状に設けられている。ガイド部41が立てられた状態で可動台34上に取り付けられ、このガイド部41が縦方向(上下方向)に延在し、ガイド部41の延在方向とガイド部31の延在方向が直交する。昇降ロッド42がガイド部41に内挿され、昇降ロッド42のラジアル荷重及び周方向荷重がガイド部41に受けられ、昇降ロッド42がガイド部41によって縦方向に案内される。昇降ロッド42が筒状に設けられ、ボールネジ43が昇降ロッド42に内挿されている。昇降ロッド42の内周面にねじ山が形成され、ボールネジ43が昇降ロッド42の内周面に螺合する。ボールネジ43は可動台34に設けられた軸受に軸支され、ボールネジ43のラジアル荷重及びアキシャル荷重がその軸受に受けられる。ボールネジ43が減速機等の伝動機構を介してモーター44に接続され、このモーター44が可動台34に設けられている。モーター44は例えばステッピングモーター又はサーボモーターである。ボールネジ43がモーター44によって回転させられると、昇降ロッド42がガイド部41及びボールネジ43に沿って縦方向に移動する。
昇降ロッド42の上端部がブラケット45を介して板型模型80に取り付けられている。具体的には、ブラケット45が下部ボード85の後面又は透明ボード82の下端に固定され、昇降ロッド42の上端部がそのブラケット45に連結されて固定されている。
以上の横移動装置30は一例であり、横移動装置30の構成は電動で板型模型80を移動させるものであれば上述の構成に限られるものではない。縦移動装置40についても同様である。
位置入力装置60はセンサー等を有する。位置入力装置60は、センサー等を利用してスクリーン81の第一基準点81aの位置を特定して、その特定位置を入力する。第一基準点81aとはスクリーン81中の特定の点であり、例えばスクリーン81の中心又は重心等が第一基準点81aである。
投影映像91及び仮想スクリーン81bに沿って直交座標系(水平方向・横方向に沿ったY座標軸と、鉛直方向・縦方向に沿ったY座標軸とからなる)が設定されており、位置入力装置60はスクリーン81の第一基準点81aの位置を直交座標系のXY座標で特定する。位置入力装置60は、入力した特定位置を制御部50に転送する。位置入力装置60から制御部50への特定位置の転送は通信ケーブル(例えば、USBケーブル)又は無線によって行われる。なお、位置入力装置60によって設定されるX座標軸は横移動装置30の移動方向に対してであり、位置入力装置60によって設定されるY座標軸は縦移動装置40の移動方向に対してである。
位置入力装置60による位置の特定方式はどのようなものでもよい。以下に、位置入力装置60による位置の特定方式について幾つかの例(A)〜(E)を挙げて説明する。
(A) プロジェクター20によって仮想スクリーン81bに投影される映像91には、図6に示すような計測用フレーム95が所定周期で含まれている。計測用フレーム95には複数のドットが格子状に配列されており、これらのドットの階調値(RGB値)が互いに相違する。例えば、計測用フレーム95はグラデーションである。位置入力装置60は、受光器(色検出器)又は電子カメラを有したインタラクティブペンである。受光器又は電子カメラは計測用フレーム95の発生周期に同期して検出を行う。ユーザーが位置入力装置60をスクリーン81の第一基準点81aに当てる(近接させる又は接触させる)と、スクリーン81の第一基準点81aに重なったドットの階調値が位置入力装置60の受光器又は電子カメラによって検出される。計測用フレーム95では位置によってドットの階調値が異なるので、位置入力装置60の受光器又は電子カメラによって検出された階調値がスクリーン81の第一基準点81aの位置を表す。
(B) 位置入力装置60が仮想スクリーン81bに投影される映像91の周縁部に沿って配列された複数の投光素子及び受光素子等を有し、これら投光素子が仮想スクリーン81bに沿って光(可視光帯域外の光が望ましい。)を発し、投光素子から発した光がこれら受光素子によってそれぞれ受光される。ユーザーが指又は指示棒等をスクリーン81の第一基準点81aに当てると、何れかの投光素子から発した光が指又は指示棒等によって遮光され、その位置が受光素子によって特定される。つまり、指又は指示棒等によって光を受光しない受光素子がオフになり、光を受光した受光素子がオンなるから、スクリーン81の第一基準点81aの位置が特定される。
(C) 位置入力装置60がスクリーン81に正対する電子カメラ(例えば、赤外線電子カメラ)等を有し、スクリーン81の第一基準点81a(その第一基準点81aには、除去可能なマークが付されていることが好ましい。)を含む仮想スクリーン81bが電子カメラによって撮像され、その撮像画像中の第一基準点81aの像の位置が画像処理技術によって特定されることによって、スクリーン81の第一基準点81aの位置が特定される。
(D) 位置入力装置60がスクリーン81の周辺に配置された複数の電子カメラ(例えば、赤外線電子カメラ等)を有し、スクリーン81の第一基準点81a(その第一基準点81aには、除去可能なマークが付されていることが好ましい。)を含む仮想スクリーン81bがこれら電子カメラによって撮像され、これら撮像画像から三角法的にスクリーン81の第一基準点81aの位置が特定される。
(E) 位置入力装置60が仮想スクリーン81bに投影される映像91の周縁部に沿って配列された複数の超音波検出器等からなり、ユーザーが超音波発振器をスクリーン81の第一基準点81aに位置させると、その超音波発振器から発した超音波がこれら超音波検出器によって検出され、各超音波検出器に超音波が到達するまでの時間を超音波検出器毎に距離に換算し、これら距離から三角法的にスクリーン81の第一基準点81aの位置が特定される。
(F) 位置入力装置60がマウスである。メディアプレイヤー10又はプロジェクター20にGUI(Graphical User Interface)機能があり、映像にポインタ(カーソル)がメディアプレイヤー10又はプロジェクター20によって合成され、プロジェクター20によって仮想スクリーン81bに投影される映像91にはポインタが含まれている。ユーザーが位置入力装置60を操作することによって、映像91中のポインタがメディアプレイヤー10又はプロジェクター20のGUI機能により移動される。そして、ユーザーがポインタをスクリーン81の第一基準点81aに重ね、位置入力装置60のクリックボタンをクリックすると、スクリーン81の第一基準点81aの位置が特定され、その特定位置を表す信号がメディアプレイヤー10又はプロジェクター20から制御部50に転送される。
位置入力装置60による位置の特定方式は以上の(A)〜(F)を組み合わせたものでもよい。位置入力装置60による位置の特定方式は以上の(A)〜(F)に限るものではない。
図3に示すように、位置入力装置60によって入力された位置はインターフェース51を介して制御部50に転送される。インターフェース51は、位置入力装置60によって転送された信号(その信号はスクリーン81の第一基準点81aの位置を表す)を入力して、その信号を制御部50に転送する。位置入力装置60が無線によって信号を転送するものであれば、インターフェース51は無線受信器(例えば、赤外線受信器、Bluetooth(登録商標)規格の受信器)等を有する。位置入力装置60が有線によって信号を転送するものであれば、インターフェース51は例えばUSBインターフェースを有する。また、位置入力装置60がセンサーの後段回路(AD変換器等からなる座標検出回路)を有さない場合には、インターフェース51が後段回路を有し、位置入力装置60のセンサーの出力信号が後段回路によって信号処理されることによってその出力信号が座標信号(座標信号はスクリーン81の第一基準点81aの位置を表す)に変換され、これにより座標信号はスクリーン81の第一基準点81aの位置がXY座標として検出される。
制御部50は、CPU及び記憶媒体(例えば半導体メモリ)等を有するマイコンである。その記憶媒体に格納されたプログラムに従った各種の機能が制御部50に実現され、横移動装置30(特にモーター35)及び縦移動装置40(特にモーター44)が制御部50によって統合的に制御される。この制御部50は、プロジェクター20に内蔵されたマイコン(システムコントローラ)であってもよいし、メディアプレイヤー10に内蔵されたコンピューター(システムコントローラ)であってもよいし、これらマイコン又はコンピューターとは独立したコンピューターであってもよい。
モーター駆動回路39は、制御部50から入力した制御信号に従ってモーター35を駆動する。モーター駆動回路49は、制御部50から入力した制御信号に従ってモーター44を駆動する。
制御部50の記憶媒体に格納されたプログラムには、映像91中のオブジェクト92の第二基準点94(図4参照)の位置がXY座標として設定されている。ここで、オブジェクト92中の第二基準点94はスクリーン81の第一基準点81aに対応するものであり、第二基準点94と第一基準点81aが重なればオブジェクト92の全体がスクリーン81に投影されて、オブジェクト92の外郭線がスクリーン81の外郭線に重なるか、ほぼ重なる。制御部50の記憶媒体に格納されたプログラムには、プロジェクター20からスクリーン81までの投影光軸に沿った距離と、投影倍率20の投影倍率とが設定されている。
制御部50の記憶媒体に格納されたプログラムは、制御部50をずれ算出部として機能させる。ずれ算出部として機能する制御部50は、位置入力装置60によって入力された第一基準点81aの位置から第二基準点94の位置までのベクトル(X方向のずれ量と、Y方向のずれ量)を算出する。つまり、ずれ算出部として機能する制御部50は、第二基準点94の位置のX座標から位置入力装置60によって入力された第一基準点81aの位置のX座標を減算するとともに、第二基準点94の位置のY座標から位置入力装置60によって入力された第一基準点81aの位置のY座標を減算する。本実施形態では、プロジェクター20とスクリーン81までの距離は予め決まっており、映像91の倍率等を考慮することで、両者94,81aのX座標の差及びY座標の差からX方向のずれ量とY方向のずれ量を求めることができる。従って、ずれ算出部として機能する制御部50は、両者94,81aのX座標の差に投影倍率を乗ずる。これにより得られた積がX方向のずれ量である。ずれ算出部として機能する制御部50は、両者94,81aのY座標の差に投影倍率を乗ずる。これにより得られた積がY方向のずれ量である。
制御部50の記憶媒体に格納されたプログラムは、位置入力装置60によって入力されたスクリーン81の基準点81aの位置とオブジェクト92の第二基準点94の位置とに基づいて横移動装置30及び縦移動装置40を制御する手段として、制御部50を機能させる。つまり、制御部50の記憶媒体に格納されたプログラムは、制御部50を横方向移動制御部として機能させるとともに、制御部50を縦方向移動制御部として機能させる。横方向移動制御部として機能する制御部50は、モーター駆動回路39に制御信号を出力することによって、算出したX方向のずれ量に相当する回転量だけモーター35を回転させる。縦方向移動制御部として機能する制御部50は、モーター駆動回路49に制御信号を出力することによって、算出したY方向のずれ量に相当する回転量だけモーター44を回転させる。
続いて、この電子看板装置1の使用方法及びそれに伴う電子看板装置1の動作について説明する。
まず、メディアプレイヤー10、プロジェクター20、横移動装置30、縦移動装置40、制御部50、位置入力装置60、反射ミラー70及び板型模型80等を設置現場において組み立てる。
次に、メディアプレイヤー10、プロジェクター20、横移動装置30、縦移動装置40、制御部50及び位置入力装置60の電源を投入し、これらを起動させる。
次に、メディアプレイヤー10を操作して、映像(動画コンテンツ)をメディアプレイヤー10によって再生する。そうすると、メディアプレイヤー10によって再生された映像の映像信号がメディアプレイヤー10からプロジェクター20に転送される。その映像信号に従った映像91がプロジェクター20によって投影される。
映像91中のオブジェクト92がスクリーン81に重なっていない場合には、位置入力装置60を操作して、位置入力装置60によってスクリーン81の第一基準点81aの位置を入力する(入力工程)。そうすると、制御部50は、第二基準点94のX座標から第一基準点81aのX座標を差し引き、その差に投影倍率を乗じて、X方向のずれ量を求める。更に、制御部50は、第二基準点94のY座標から位置入力装置60によって入力された第一基準点81aのY座標を差し引き、その差に投影倍率を乗じて、Y方向のずれ量を求める。
そして、制御部50は、モーター駆動回路39を制御して、算出したX方向のずれ量に相当する回転量だけモーター35を回転させる(制御工程)。これにより、板型模型80が横移動装置30によってX方向のずれ量だけ横方向に移動させられる。板型模型80がX方向のずれ量だけ移動したら、制御部50がモーター35を停止する。
また、制御部50は、モーター駆動回路49を制御して、算出したY方向のずれ量に相当する回転量だけモーター44を回転させる(制御工程)。これにより、板型模型80が縦移動装置40によってY方向のずれ量だけ縦方向に移動させられる。板型模型80がY方向のずれ量だけ移動したら、制御部50がモーター44を停止する。
板型模型80及びスクリーン81が移動装置によって移動させられると、オブジェクト92の全体がスクリーン81に投影され、オブジェクト92の外郭線がスクリーン81の外郭線に重なるか、ほぼ重なる(図6参照)。
なお、モーター駆動回路39に接続されたスイッチをユーザーがオンすることによってモーター35を作動させ、これによりスクリーン81を横方向に移動させてもよい。更に、モーター駆動回路49に接続されたスイッチをユーザーがオンすることによってモーター44を作動させ、これによりスクリーン81を縦方向に移動させてもよい。このような操作によってもスクリーン81をオブジェクト92に重ねることができる。
本実施形態によれば、スクリーン81がオブジェクト92からずれていても、位置入力装置60によってスクリーン81の第一基準点81aを入力するだけで、スクリーン81が移動装置によって縦横に移動させられ、これによりオブジェクト92がスクリーン81に重なる。従って、電子看板装置1を組み立てて設置する際に、プロジェクター20、反射ミラー70、スクリーン81の位置等を手作業で微調整しなくても済み、電子看板装置1の組立・設置作業が容易になる。
また、位置入力装置60によって位置を特定する際のX座標の方向に沿ってスクリーン81が横移動装置30によって移動させられるから、スクリーン81の横方向の位置決めが容易になる。同様に、位置入力装置60によって位置を特定する際のY座標の方向に沿ってスクリーン81が縦移動装置40によって移動させられるから、スクリーン81の縦方向の位置決めが容易になる。
なお、上述の実施の形態では、スクリーン81の設置位置を補正するために移動装置(横移動装置30及び縦移動装置40)によってスクリーン81を縦横に移動した。それに対して、別のタイミング・用途でスクリーン81を移動装置によって移動してもよい。例えば、投影映像91中のオブジェクト92が縦横に移動する際に、移動装置によってスクリーン81を移動することによってオブジェクト92がスクリーン81に重なった状態を保ってもよい。この場合、制御部50の記憶媒体には、投影映像91中のオブジェクト92の移動に合わせた制御順序(移動開始タイミング、X方向移動量、Y方向移動量及び移動停止タイミング等を時系列で並べたもの)を表す制御プログラムが格納されており、制御部50が制御プログラムに従って移動装置を駆動する。そうすると、投影映像91中を移動するオブジェクト92がスクリーン81に重なった状態でスクリーン81が移動装置によって移動させられる。
以上に本発明の実施形態及びその変形例について説明したが、本発明の技術的範囲は上述の実施の形態又は変形例に限定するものではなく、本発明の趣旨・要旨を逸脱しない範囲で上述の実施の形態から変更した実施形態も本発明の技術的範囲に属する。更に、本発明の技術的範囲は特許請求の範囲の記載に基づいて定められるものであり、特許請求の範囲の記載から本発明の本質とは関係のない変更を加えた均等な範囲も本発明の技術的範囲に含まれる。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
オブジェクトが含まれる映像の映像信号に従ってその映像を投影するプロジェクターと、
前記プロジェクターの投影先に設けられ、前記オブジェクトの外郭線に象られた透過型のスクリーンと、
前記スクリーンと前記プロジェクターが投影するオブジェクトのずれを算出するずれ算出手段と、
前記ずれ算出手段によって算出されたずれに基づいて前記スクリーンをそのスクリーンに沿って移動させる移動手段と、を備える、
ことを特徴とする電子看板装置。
<請求項2>
前記スクリーン中の第一基準点の位置を特定して、その位置を入力する位置入力手段と、
前記ずれ算出手段は、前記位置入力手段により入力した前記第一基準点の位置と前記オブジェクト中の第二基準点の位置と前記スクリーンと前記プロジェクターの距離と前記映像の倍率とに基づいて前記ずれを検出する、
ことを特徴とする請求項1に記載の電子看板装置。
<請求項3>
前記ずれ算出手段が、前記位置入力手段により入力した前記第一基準点の位置から前記第二基準点の位置までのベクトルを算出し、そのベクトルに基づいて前記ずれを算出する、
ことを特徴とする請求項2に記載の電子看板装置。
<請求項4>
前記移動手段が、
前記スクリーンに沿って直線的に前記スクリーンを移動させる第一移動手段と、
前記第一移動手段の移動方向に対して直交する方向に直線的に前記スクリーンを移動させる第二移動手段と、を有する、
ことを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の電子看板装置。
<請求項5>
前記スクリーン中の第一基準点の位置を特定して、その位置を入力する位置入力手段と、
前記移動手段が、
前記スクリーンに沿って直線的に前記スクリーンを移動させる第一移動手段と、
前記第一移動手段の移動方向に対して直交する方向に直線的に前記スクリーンを移動させる第二移動手段と、を有し、
前記位置入力手段が、前記第一基準点の位置を前記第一移動手段の移動方向に沿うX座標及び前記第二移動手段の移動方向に沿うY座標で特定し、
前記ずれ算出手段が、前記第二基準点の位置のX座標から前記位置入力手段により入力した前記第一基準点の位置のX座標を減算した値と前記スクリーンと前記プロジェクターの距離と前記映像の倍率とに基づいて第一ずれ量を算出し、
前記第一移動手段は、前記第一ずれ量差基づいて前記スクリーンを移動させ、
前記ずれ量算出手段が、前記第二基準点の位置のY座標から前記位置入力手段により入力した前記第一基準点の位置のY座標を減算した値と前記スクリーンと前記プロジェクターの距離と前記映像の倍率とに基づいて第二ずれ量を算出し、
前記第二移動手段は、前記第二ずれ量に基づいて前記スクリーンを移動させる、
ことを特徴とする請求項1に記載の電子看板装置。
<請求項6>
前記プロジェクターが計測用フレームを前記スクリーンに投影し、
前記位置入力手段が受光手段を有し、
前記受光手段を前記スクリーンに近接又は接触させることで前記第一基準点の位置を特定する、
ことを特徴とする請求項2、3又は5に記載の電子看板装置。
<請求項7>
前記プロジェクターが前記スクリーンに可視光帯域以外の光を投影し、
前記位置入力手段は、ユーザーが前記スクリーンに接触することによって生じる遮光部分によって前記第一基準点の位置を特定する、
ことを特徴とする請求項2、3又は5に記載の電子看板装置。
<請求項8>
前記スクリーンが除去可能なマークを有し、
前記位置入力手段が撮像手段を有し、
前記撮像手段によって撮像された撮像画像によって前記第一基準点の位置を特定する、
ことを特徴とする請求項2、3又は5に記載の電子看板装置。
<請求項9>
前記位置入力手段は、前記スクリーンの周辺に配置され、前記スクリーン中の前記第一基準点にある超音波発振器から発した超音波を検出する複数の超音波検出器を有し、
前記超音波発振器から前記複数の超音波検出器に超音波が到達するまでの時間に基づいて前記第一基準点の位置を特定する、
ことを特徴とする請求項2、3又は5に記載の電子看板装置。
<請求項10>
前記位置入力手段は、マウスポインタによって指定された位置を前記第一基準点として特定する、
ことを特徴とする請求項2、3又は5に記載の電子看板装置。
<請求項11>
オブジェクトが含まれる映像の映像信号に従ってその映像を投影するプロジェクターの投影先に設けられ、前記オブジェクトの外郭線に象られた透過型のスクリーンの動作方法であって、
前記スクリーンと前記プロジェクターが投影するオブジェクトのずれを算出するずれ算出工程と、
前記ずれ算出工程によって算出されたずれに基づいて前記スクリーンをそのスクリーンに沿って移動させる移動工程と、を含む、
ことを特徴とする動作方法。
1 電子看板装置
20 プロジェクター
30 横移動装置(第一移動手段)
40 縦移動装置(第二移動手段)
50 制御部(ずれ算出手段)
60 位置入力装置
80 スクリーン
80a スクリーンの第一基準点
91 映像
92 オブジェクト
94 オブジェクトの第二基準点

Claims (11)

  1. オブジェクトが含まれる映像の映像信号に従ってその映像を投影するプロジェクターと、
    前記プロジェクターの投影先に設けられ、前記オブジェクトの外郭線に象られた透過型のスクリーンと、
    前記スクリーンと前記プロジェクターが投影するオブジェクトのずれを算出するずれ算出手段と、
    前記ずれ算出手段によって算出されたずれに基づいて前記スクリーンをそのスクリーンに沿って移動させる移動手段と、を備える、
    ことを特徴とする電子看板装置。
  2. 前記スクリーン中の第一基準点の位置を特定して、その位置を入力する位置入力手段と、
    前記ずれ算出手段は、前記位置入力手段により入力した前記第一基準点の位置と前記オブジェクト中の第二基準点の位置と前記スクリーンと前記プロジェクターの距離と前記映像の倍率とに基づいて前記ずれを検出する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子看板装置。
  3. 前記ずれ算出手段が、前記位置入力手段により入力した前記第一基準点の位置から前記第二基準点の位置までのベクトルを算出し、そのベクトルに基づいて前記ずれを算出する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の電子看板装置。
  4. 前記移動手段が、
    前記スクリーンに沿って直線的に前記スクリーンを移動させる第一移動手段と、
    前記第一移動手段の移動方向に対して直交する方向に直線的に前記スクリーンを移動させる第二移動手段と、を有する、
    ことを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の電子看板装置。
  5. 前記スクリーン中の第一基準点の位置を特定して、その位置を入力する位置入力手段と、
    前記移動手段が、
    前記スクリーンに沿って直線的に前記スクリーンを移動させる第一移動手段と、
    前記第一移動手段の移動方向に対して直交する方向に直線的に前記スクリーンを移動させる第二移動手段と、を有し、
    前記位置入力手段が、前記第一基準点の位置を前記第一移動手段の移動方向に沿うX座標及び前記第二移動手段の移動方向に沿うY座標で特定し、
    前記ずれ算出手段が、前記第二基準点の位置のX座標から前記位置入力手段により入力した前記第一基準点の位置のX座標を減算した値と前記スクリーンと前記プロジェクターの距離と前記映像の倍率とに基づいて第一ずれ量を算出し、
    前記第一移動手段は、前記第一ずれ量差基づいて前記スクリーンを移動させ、
    前記ずれ量算出手段が、前記第二基準点の位置のY座標から前記位置入力手段により入力した前記第一基準点の位置のY座標を減算した値と前記スクリーンと前記プロジェクターの距離と前記映像の倍率とに基づいて第二ずれ量を算出し、
    前記第二移動手段は、前記第二ずれ量に基づいて前記スクリーンを移動させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子看板装置。
  6. 前記プロジェクターが計測用フレームを前記スクリーンに投影し、
    前記位置入力手段が受光手段を有し、
    前記受光手段を前記スクリーンに近接又は接触させることで前記第一基準点の位置を特定する、
    ことを特徴とする請求項2、3又は5に記載の電子看板装置。
  7. 前記プロジェクターが前記スクリーンに可視光帯域以外の光を投影し、
    前記位置入力手段は、ユーザーが前記スクリーンに接触することによって生じる遮光部分によって前記第一基準点の位置を特定する、
    ことを特徴とする請求項2、3又は5に記載の電子看板装置。
  8. 前記スクリーンが除去可能なマークを有し、
    前記位置入力手段が撮像手段を有し、
    前記撮像手段によって撮像された撮像画像によって前記第一基準点の位置を特定する、
    ことを特徴とする請求項2、3又は5に記載の電子看板装置。
  9. 前記位置入力手段は、前記スクリーンの周辺に配置され、前記スクリーン中の前記第一基準点にある超音波発振器から発した超音波を検出する複数の超音波検出器を有し、
    前記超音波発振器から前記複数の超音波検出器に超音波が到達するまでの時間に基づいて前記第一基準点の位置を特定する、
    ことを特徴とする請求項2、3又は5に記載の電子看板装置。
  10. 前記位置入力手段は、マウスポインタによって指定された位置を前記第一基準点として特定する、
    ことを特徴とする請求項2、3又は5に記載の電子看板装置。
  11. オブジェクトが含まれる映像の映像信号に従ってその映像を投影するプロジェクターの投影先に設けられ、前記オブジェクトの外郭線に象られた透過型のスクリーンの動作方法であって、
    前記スクリーンと前記プロジェクターが投影するオブジェクトのずれを算出するずれ算出工程と、
    前記ずれ算出工程によって算出されたずれに基づいて前記スクリーンをそのスクリーンに沿って移動させる移動工程と、を含む、
    ことを特徴とする動作方法。
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