JP2014098728A - 電子看板装置及び投影方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】投影映像中にある人物像等のオブジェクトが透過型スクリーンに重なるようにする。
【解決手段】電子看板装置1は、映像信号に従って映像を投影する投影装置20と、投影装置20の投影先に設けられ、オブジェクトの外郭線に象られた透過型のスクリーン80と、スクリーン80中の第一基準点80aの位置を特定して、その位置を入力する位置入力装置60と、を備える。投影装置20が、映像中のオブジェクト中の第二基準点94の位置から第一基準点80aの位置までのベクトルを算出するシステムコントローラ31と、算出されたベクトル分だけ映像信号の映像を平行移動させる映像信号処理部24と、映像信号処理部24によって平行移動された映像の映像信号に従ってその映像を表示する表示素子26と、表示素子26に表示された映像を投影する投影レンズ29と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子看板装置及び投影方法に関する。
お客や鑑賞者に対して広告内容等のコンテンツを提示する際の印象を高めるために、人型に象られた透過型スクリーンに映像中の人物像をプロジェクターで投影する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。透過型スクリーンの外郭線が映像中の人物像の外郭線に象られており、透過型スクリーンと人物像が重なる。この技術は、展示会等における斬新で効果的な展示の演出や、あるいは、「バーチャルマネキン」等、人間代わりの商品説明等に利用されている。
特開2011−150221号公報
しかし、プロジェクター、透過型スクリーン、光学系等の設置誤差により、人物像が透過型スクリーンからはみ出たり、人物像が透過型スクリーンに重ならなかったりすることがある。その場合、人物像が透過型スクリーンに重なるように、プロジェクター、透過型スクリーン及び光学系等の設置位置を調整する必要がある。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、プロジェクター、透過型スクリーン及び光学系等の設置位置を調整せずとも、投影映像中にある人物像等のオブジェクトが透過型スクリーンに重なるようにすることである。
以上の課題を解決するために、本発明に係る電子看板装置は、オブジェクトが含まれる映像の映像信号に従ってその映像を投影するプロジェクター装置と、前記プロジェクター装置の投影先に設けられ、前記オブジェクトの外郭線に象られた透過型のスクリーンと、前記スクリーン中の第一基準点の位置を特定して、その位置を入力する位置入力手段と、を備え、前記プロジェクター装置が、前記オブジェクト中の第二基準点の位置と前記位置入力手段により入力した前記第一基準点の位置とに基づいて前記映像信号の映像を移動させる映像信号処理手段と、前記映像信号処理部によって移動された映像の映像信号に従ってその映像を表示する表示素子と、前記表示素子に表示された映像を投影する投影レンズと、を有する。
本発明に係る投影方法は、オブジェクトが含まれる映像の映像信号に従ってその映像をプロジェクター装置によって投影するに際して、前記プロジェクター装置の投影先に設けられ且つ前記オブジェクトの外郭線に象られた透過型のスクリーンに前記オブジェクトを投影する投影方法において、前記スクリーン中の第一基準点の位置を位置入力手段によって入力し、その入力した前記第一基準点と前記オブジェクト中の第二基準点の位置とに基づいて前記映像信号の映像を移動させることを特徴とする。
本発明によれば、プロジェクター、透過型スクリーン及び光学系等の設置位置を調整せずとも、位置入力手段によってスクリーンの基準点の位置を入力するだけで、プロジェクターによって投影される映像中のオブジェクトをスクリーンに重ねることができる。
電子看板装置の斜視図である。 電子看板装置の側面図である。 メディアプレイヤーによって再生されて投影される映像の一例を示した図面である。 投影される映像に含まれる計測用フレームを示した図面である。 プロジェクターのブロック図である。 同期信号の遅延による映像の平行移動を示した説明図である。 平行移動された後の映像を示した図面である。 メディアプレイヤーのブロック図である。
以下に、本発明を実施するための形態について、図面を用いて説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されている。そのため、本発明の技術的範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
図1は電子看板装置(コンテンツ表示装置、コンテンツ再生装置又はデジタルサイネージ装置ともいう。)1の斜視図であり、図2は電子看板装置1の側面図である。
この電子看板装置1は、映像(動画コンテンツ)を再生して、その映像の一部をスクリーン80に投影する装置である。
電子看板装置1は、プロジェクター装置2、位置入力装置(座標入力装置、デジタイザともいう。)60、反射ミラー70、スクリーン80、下部ボード85及び台座88等を備える。プロジェクター装置2がメディアプレイヤー10及び投影装置20を有する。
メディアプレイヤー10は、映像を再生して、その映像の映像信号を投影装置20に出力する。メディアプレイヤー10はノート型パソコン、デスクトップ型パソコン又はタブレット型パソコンその他のパーソナルコンピューターである。或いは、メディアプレイヤー10は映像音声再生装置(例えば、DVDプレイヤー(「DVD」は登録商標)、DVDレコーダー、Blue-ray Discプレイヤー、Blue-ray Discレコーダー、ハードディスクレコーダー)である。映像データ(動画ファイル)は、メディアプレイヤー10に内蔵された記憶媒体(例えば、ハードディスクドライブ、半導体メモリ)に格納されていてもよいし、メディアプレイヤー10に対して着脱可能な記憶媒体(例えば、光ディスク、半導体メモリ等)に格納されてもよい。
図3はメディアプレイヤー10によって再生される映像の一例である。図3に示すように、メディアプレイヤー10によって再生される映像91にはオブジェクト(例えば、人物の上半身、人物の頭部、キャラクターの上半身、キャラクターの頭部、動物の頭部等の画像)92が含まれており、その映像91中のオブジェクト92の背景93が暗色(例えば、黒色)である。
なお、投影装置20が映像再生機能を有する場合には、メディアプレイヤー10を省略してもよい。この場合には、映像データ(動画ファイル)が外部(例えば、半導体メモリ、磁気ディスク、光ディスク)に記憶されている。そして、その外部の記憶内容を読み取るリーダーと、そのリーダーによって読み取られた映像データを再生して映像信号を生成するプレイヤー(プレイヤーはハードウェアプレイヤーであってもよいし、ソフトウェアプレイヤーであってもよい)とが投影装置20に内蔵されている。
図1及び図2に示すように投影装置20は所謂データプロジェクターである。つまり、メディアプレイヤー10によって出力された映像信号が映像伝送ケーブルによって投影装置20に伝送され、投影装置20がその映像信号に従った映像91を反射ミラー70を介してスクリーン80に投影する。投影装置20によって投影される映像91中のオブジェクト92はスクリーン80に映し出され、その映像91中の背景93を構成する部分はスクリーン80の周囲に投射される。
投影装置20による映像91の投影向きは後ろ向きであり、より具体的には投影装置20による投影光の光軸が後ろ上がりに傾斜する。投影装置20の後方には反射ミラー70が立てた状態に設けられ、投影装置20による投影光の光軸が反射ミラー70に交差する。投影装置20の投影光が反射ミラー70によってスクリーン80に向けて前方に反射され、投影装置20による投影光の光軸が反射ミラー70によって前上がりに傾斜するように変換される。例えば、反射ミラー70は平面ミラーである。なお、反射ミラー70を省略してもよい。反射ミラー70を省略した場合の投影装置20の設置位置及び向きは、反射ミラー70に関して、図1及び図2に示す投影装置20の設置位置及び向きの鏡像の関係にある。
反射ミラー70及び投影装置20の前方には下部ボード85が設けられている。下部ボード85が立てられた状態で台座88上に取り付けられ、その下部ボード85が台座88に支持されている。下部ボード85は透明板(例えばアクリル板、ガラス板)である。下部ボード85の前面には、静止画像87が印刷されたフィルム86が貼り付けられている。なお、静止画像87が下部ボード85の前面に直接印刷されてもよい。
フィルム86に印刷された静止画像87がスクリーン80に投影されるオブジェクト92と組み合わせられることによって、一体的で調和のとれたものとなる。スクリーン80に投影されるオブジェクト92と、フィルム86に印刷された静止画像87との組み合わせを以下の表に挙げる。
Figure 2014098728
なお、フィルム86及び静止画像87を省略してもよい。フィルム86及び静止画像87を省略した場合、オブジェクト92が表1に示す例であってもよいし、オブジェクト92が人物、キャラクター、動物等の全身の像であってもよい。
スクリーン80が下部ボード85の上端に連結されており、このスクリーン80も立てられた状態に設けられている。スクリーン80は、このスクリーン80に投影されるオブジェクト82の外郭線に象られている。スクリーン80は透過型のスクリーンである。スクリーン80を含むとともにそのスクリーン80に沿った平面84を仮想スクリーン84という。この仮想スクリーン84には映像91の全体が投影装置20によって投影される。
スクリーン80は透明ボード81、リアプロジェクションスクリーン82及び光学素子83を有する。透明ボード81が下部ボード85の上端に連結されている。透明ボード81は樹脂板(例えばアクリル板)、ガラス板といった透明な板材である。下部ボード85と透明ボード81が一体成形されたものでもよいし、これらが別体に成形されて接合されてもよい。
リアプロジェクションスクリーン82が透明ボード81の後面に貼り付けられ、光学素子83がリアプロジェクションスクリーン82の後面に貼り付けられ、リアプロジェクションスクリーン82が光学素子83と透明ボード81との間に挟持されている。なお、リアプロジェクションスクリーン82が透明ボード81の前面に貼り付けられ、光学素子83が透明ボード81の後面に貼り付けられていてもよい。
光学素子83は例えばフレネルレンズシートである。光学素子83は、反射ミラー70によって反射された投影光を屈折により前方へ偏向させる。つまり、反射ミラー70によって反射された投影光がスクリーン80全体としての後面には斜投射されるが、その投影光が光学素子83によって前方に偏向されるとその投影光がリアプロジェクションスクリーン82及び透明ボード81に略垂直投射される。
なお、以上に挙げたスクリーン80の積層構造は一例であり、スクリーン80の積層構造が以上に挙げた構造以外であってもよい。例えば、光学素子83がフレネルレンズシートに加えて拡散シート、レンチキュラレンズシート等をスタックしたものでもよい。
ところで、投影装置20によって投影されるオブジェクト92の一部又は全体がスクリーン80に重ならず、オブジェクト92の外郭線がスクリーン80の外郭線からずれることがある。これは、投影装置20の設置誤差、反射ミラー70の設置誤差、スクリーン80の設置誤差、投影装置20のレンズの光学的誤差、光学素子83の設置誤差等によって投影映像91がずれてしまうためである。そのような場合であっても、本実施形態では投影装置20によって投影される映像91が仮想スクリーン84に沿って平行移動されることによって、オブジェクト92の全体がスクリーン80に投影されて、オブジェクト92の外郭線がスクリーン80の外郭線に重なるか、ほぼ重なる。そのための手段としての位置入力装置60及び投影装置20について以下に具体的に説明する。
位置入力装置60はセンサー等を有する。位置入力装置60は、センサー等を利用してスクリーン80の基準点80aの位置を特定して、その特定位置を入力する。基準点80aとはスクリーン80中の特定の点であり、例えばスクリーン80の中心又は重心などが基準点80aである。
投影映像91及び仮想スクリーン84に沿って直交座標系(水平方向・横方向に沿ったY座標軸と、鉛直方向・縦方向に沿ったY座標軸とからなる)が設定されており、位置入力装置60はスクリーン80の基準点80aの位置を直交座標系のXY座標で特定する。位置入力装置60は、入力した特定位置を投影装置20に転送する。位置入力装置60から投影装置20への特定位置の転送は通信ケーブル(例えば、USBケーブル)又は無線によって行われる。なお、位置入力装置60によって仮想スクリーン84に設定された直交座標系と、投影装置20(主に後述の映像信号処理部24やシステムコントローラ31)によって映像91に設定された直交座標系とはキャリブレーション処理により正確に対応付けられている。
位置入力装置60による位置の特定方式はどのようなものでもよい。以下に、位置入力装置60による位置の特定方式について幾つかの例(A)〜(E)を挙げて説明する。
(A) 投影装置20によって仮想スクリーン84に投影される映像91には、図4に示すような計測用フレーム95が所定周期で含まれている。計測用フレーム95には複数のドットが格子状に配列されており、これらのドットの階調値(RGB値)が互いに相違する。例えば、計測用フレーム95はグラデーションである。位置入力装置60は、受光器(色検出器)又は電子カメラを有したインタラクティブペンである。受光器又は電子カメラは計測用フレーム95の発生周期に同期して検出を行う。ユーザーが位置入力装置60をスクリーン80の基準点80aに当てる(近接させる又は接触させる)と、スクリーン80の基準点80aに重なったドットの階調値が位置入力装置60の受光器又は電子カメラによって検出される。計測用フレーム95では位置によってドットの階調値が異なるので、位置入力装置60の受光器又は電子カメラによって検出された階調値がスクリーン80の基準点80aの位置を表す。
(B) 位置入力装置60が仮想スクリーン84に投影される映像91の周縁部に沿って配列された複数の投光素子及び受光素子等を有し、これら投光素子が仮想スクリーン84に沿って光(可視光帯域外の光が望ましい。)を発し、投光素子から発した光がこれら受光素子によってそれぞれ受光される。ユーザーが指又は指示棒等をスクリーン80の基準点80aに当てると、何れかの投光素子から発した光が指又は指示棒等によって遮光され、その位置が受光素子によって特定される。つまり、指又は指示棒等によって光を受光しない受光素子がオフになり、光を受光した受光素子がオンなるから、スクリーン80の基準点80aの位置が特定される。
(C) 位置入力装置60がスクリーン80に正対する電子カメラ(例えば、赤外線電子カメラ)等を有し、スクリーン80の基準点80a(その基準点80aには、除去可能なマークが付されていることが好ましい。)を含む仮想スクリーン84が電子カメラによって撮像され、その撮像画像中の基準点80aの像の位置が画像処理技術によって特定されることによって、スクリーン80の基準点80aの位置が特定される。
(D) 位置入力装置60がスクリーン80の周辺に配置された複数の電子カメラ(例えば、赤外線電子カメラ等)を有し、スクリーン80の基準点80a(その基準点80aには、除去可能なマークが付されていることが好ましい。)を含む仮想スクリーン84がこれら電子カメラによって撮像され、これら撮像画像から三角法的にスクリーン80の基準点80aの位置が特定される。
(E) 位置入力装置60が仮想スクリーン84に投影される映像91の周縁部に沿って配列された複数の超音波検出器等からなり、ユーザーが超音波発振器をスクリーン80の基準点80aに位置させると、その超音波発振器から発した超音波がこれら超音波検出器によって検出され、各超音波検出器に超音波が到達するまでの時間を超音波検出器毎に距離に換算し、これら距離から三角法的にスクリーン80の基準点80aの位置が特定される。
(F) 位置入力装置60がマウスである。投影装置20にGUI(Graphical User Interface)機能があり、メディアプレイヤー10から投影装置20に転送された映像91にポインタ(カーソル)が投影装置20によって合成され、投影装置20によって仮想スクリーン84に投影される映像91にはポインタが含まれている。ユーザーが位置入力装置60を操作することによって、映像91中のポインタが投影装置20のGUI機能により移動される。そして、ユーザーがポインタをスクリーン80の基準点80aに重ね、位置入力装置60のクリックボタンをクリックすると、スクリーン80の基準点80aの位置が特定される。
位置入力装置60による位置の特定方式は以上の(A)〜(F)を組み合わせたものでもよい。位置入力装置60による位置の特定方式は以上の(A)〜(F)に限るものではない。
図5は投影装置20のブロック図である。
投影装置20は、映像入力インターフェース21、映像信号変換部22、VRAM23、映像信号処理部24、表示コントローラ25、表示素子26、光源駆動回路27、光照射装置28、投影レンズ29、レンズ駆動部30、システムコントローラ31、インターフェース32及び映像平行移動量記憶部(RAM)33等を備える。
メディアプレイヤー10の映像出力端子が映像伝送ケーブルを介して映像入力インターフェース21に接続され、メディアプレイヤー10によって出力された映像信号が映像入力インターフェース21に入力される。
映像信号変換部22は、映像入力インターフェース21に入力された映像信号を所定の形式の映像信号に変換する。なお、投影装置20が映像再生機能(上述のリーダー及びプレイヤー)を有する場合には、再生された映像の映像信号が映像信号変換部22に入力され、その映像信号が映像信号変換部22によって所定の形式の映像信号に変換される。
映像信号処理部24は、映像信号変換部22によって変換された映像信号に対して各種の信号処理を行う。例えば、映像信号処理部24は、映像信号の映像の解像度を増減したり、映像信号の映像の射影変換(キーストーン補正)をしたり、映像信号の映像のアフィン変換(映像の拡大・縮小・回転・平行移動を伴ったフィッティング補正)をしたりする。
VRAM23は、映像信号変換部22による変換処理や映像信号処理部24による信号処理の際に映像信号を一時的に保持して、その映像信号の映像を一時的に記憶する。
表示コントローラ25は、映像信号処理部24によって信号処理された映像信号に基づいて表示素子26を駆動する。表示コントローラ25が映像信号処理部24から入力した映像信号に従って表示素子26の画素毎にPWM制御又はPNM制御等をすることで、表示素子26に照射される光が画素によって画素毎に変調される。これにより、表示素子26によって映像が形成される。
表示素子26は、二次元アレイ状に配列された複数の画素等を有するDMD(デジタル・マイクロミラー・デバイス)、透過型LCDパネル(液晶表示パネル)又は反射型LCDパネルである。表示素子26はDMDである場合には、表示素子26の画素が可動マイクロミラーであり、表示素子26がLCDパネルである場合には、表示素子26の画素が液晶シャッター素子である。
表示コントローラ25は、映像信号処理部24によって信号処理された映像信号に基づいてタイミング信号及び調光信号を光源駆動回路27に出力する。光源駆動回路27は、表示コントローラ25から入力したタイミング信号及び調光信号に基づいて光照射装置28を駆動する。光照射装置28は、表示素子26に向けて可視光を照射するものである。具体的には、光照射装置28は、時分割方式又は色分離方式のものである。
光照射装置28が色分離方式である場合、光照射装置28が白色光源及び色分離器等を有し、白色光源から発した白色光が色分離器によって複数色(例えば、赤色、緑色、青色)に分離される。この場合、表示素子26が色毎にあり、複数色の光が表示素子26にそれぞれ照射され、各表示素子26を透過又は反射した光が合成される。
光照射装置28が時分割方式である場合、光照射装置28が互いに異なる色の可視光(例えば、赤色光、緑色光、青色光)を順次繰り返して表示素子26に照射し、その繰り返しの1周期が1フレームの期間に相当する。時分割方式としては、カラーフィルタ方式やカラー光源方式がある。カラーフィルタ方式とは、光照射装置28がカラーフィルタ、スピンドルモータ及び白色光源等を有し、カラーフィルタがスピンドルモータによって回転され、白色光源から発した白色光が回転中のカラーフィルタを通過することによって、白色光が各色(赤色、緑色、青色)に順次繰り替えし変換される。カラー光源方式とは、光照射装置28が互いに異なる色の複数の光源(例えば、赤色光源、緑色光源、青色光源)を有し、これらの光源が順次繰り返し点灯する。なお、光源とは、半導体発光素子(例えば、レーザーダイオード、発光ダイオード)又はランプ(例えば、ハロゲンランプ、キセノンランプ、メタルハライド、水銀ランプ、放電灯)であるか、半導体発光素子又はランプに蛍光体を組み合わせたものをいう。
投影レンズ29は、表示素子26によって形成された映像を投影する。投影レンズ29がレンズ駆動部30によって光軸に沿って移動すると、投影レンズ29のピントが合わせられる。また、投影レンズ29はズームレンズであり、投影レンズ29がレンズ駆動部30によって駆動されることによって、投影レンズ29の焦点距離が調整される。
インターフェース32は、位置入力装置60によって転送された信号(その信号はスクリーン80の基準点80aの位置を表す)を入力して、その信号をシステムコントローラ31に転送する。位置入力装置60が無線によって信号を転送するものであれば、インターフェース32は無線受信器(例えば、赤外線受信器、Bluetooth(登録商標)規格の受信器)等を有する。位置入力装置60が有線によって信号を転送するものであれば、インターフェース32は例えばUSBインターフェースを有する。また、位置入力装置60がセンサーの後段回路(AD変換器等からなる座標検出回路)を有さない場合には、インターフェース32が後段回路を有し、位置入力装置60のセンサーの出力信号が後段回路によって信号処理されることによってその出力信号が座標信号(座標信号はスクリーン80の基準点80aの位置を表す)に変換され、これにより座標信号はスクリーン80の基準点80aの位置がXY座標として検出される。
システムコントローラ31は、CPU及び記憶媒体(例えば半導体メモリ)等を有するマイコンである。その記憶媒体に格納されたプログラムに従った各種の機能がシステムコントローラ31に実現され、映像入力インターフェース21、映像信号変換部22、映像信号処理部24、表示コントローラ25及びレンズ駆動部30がシステムコントローラ31によって統合的に制御される。
システムコントローラ31の記憶媒体に格納されたプログラムには、映像91中のオブジェクト92の基準点94(図3参照)の位置がXY座標として設定されている。ここで、オブジェクト92中の基準点94はスクリーン80の基準点80aに対応するものであり、基準点94と基準点80aが重なればオブジェクト92の全体がスクリーン80に投影されて、オブジェクト92の外郭線がスクリーン80の外郭線に重なるか、ほぼ重なる。
プログラムは、システムコントローラ31をベクトル算出部として機能させる。ベクトル算出部として機能するシステムコントローラ31は、オブジェクト92の基準点94の位置から位置入力装置60によって入力されたスクリーン80の基準点80aの位置までのベクトル(X方向のずれ量と、Y方向のずれ量)を算出する。つまり、システムコントローラ31は、位置入力装置60によって入力されたスクリーン80の基準点80aのX座標からオブジェクト92の基準点94のX座標を減算するとともに、位置入力装置60によって入力されたスクリーン80の基準点80aのY座標からオブジェクト92の基準点94のY座標を減算する。そして、システムコントローラ31は、算出したベクトルを映像平行移動量記憶部33に記録する。
プログラムは、システムコントローラ31を平行移動処理部として機能させる。平行移動処理部として機能するシステムコントローラ31は、プログラムに設定された基準点94の位置と、位置入力装置60によって入力されたスクリーン80の基準点80aの位置とに基づいて映像の平行移動処理を映像信号処理部24に行わせる。つまり、平行移動処理部として機能するシステムコントローラ31は、算出したベクトルを映像信号処理部24に引き渡し、映像の平行移動処理を映像信号処理部24に行わせる。これにより、映像信号処理部24は、映像信号変換部22から入力した映像信号の映像をベクトル分だけ平行移動させて、その平行移動後の映像信号を表示コントローラ25に転送する。
具体的には、映像信号処理部24は、映像信号変換部22から入力した映像信号の水平同期信号及び垂直同期信号を遅らせることによってその映像信号の映像をベクトル分だけ平行移動させる。ここで、直交座標系における映像の水平方向(X方向)の長さをLxとし、ベクトルの水平方向の成分をVxとし、水平同期信号の周期をPxとしたら、映像信号処理部24は次式に示すTdxだけ水平同期信号を遅らせる。また、直交座標系における映像の垂直方向(Y方向)の長さをLyとし、ベクトルの垂直方向の成分をVyとし、垂直同期信号の周期をPyとしたら、映像信号処理部24は次式に示すTdyだけ垂直同期信号を遅らせる。
Figure 2014098728
図6は、同期信号の遅延による映像91の平行移動を示した説明図である。
なお、映像信号処理部24のデジタル画像処理によって映像が平行移動されてもよい。つまり、映像信号処理部24は、映像信号変換部22から入力した映像信号の映像を座標変換(アフィン変換)することによってその映像をベクトル分だけ平行移動させる。
映像信号処理部24によって平行移動処理が行われると、図7に示すように投影装置20によって投影される映像91中のオブジェクト92が平行移動され、オブジェクト92の基準点94がスクリーン80の基準点80aに重なる。これにより、オブジェクト92の全体がスクリーン80に投影されて、オブジェクト92の外郭線がスクリーン80の外郭線に重なるか、ほぼ重なる。
続いて、この電子看板装置1の使用方法及びそれに伴う電子看板装置1の動作について説明する。
まず、メディアプレイヤー10、投影装置20、位置入力装置(座標入力装置、デジタイザともいう。)60、反射ミラー70、スクリーン80、下部ボード85及び台座88を設置現場に輸送し、これらを設置現場において組み立てる。
次に、メディアプレイヤー10、投影装置20及び位置入力装置60の電源を投入し、これらを起動させる。
次に、メディアプレイヤー10を操作して、映像(動画コンテンツ)をメディアプレイヤー10によって再生する。そうすると、メディアプレイヤー10によって再生された映像の映像信号がメディアプレイヤー10から投影装置20に転送される。投影装置20では、メディアプレイヤー10から転送された映像信号の形式が映像信号変換部22によって変換される。形式が変更された映像信号が映像信号処理部24によって信号処理される。そして、表示コントローラ25が、信号処理された映像信号に基づいて表示素子26及び光源駆動回路27を駆動する。そうすると、表示素子26によって映像が形成されるとともに、光照射装置28によって光が表示素子26に照射され、その光が表示素子26によって画素毎に変調される。これにより映像91が形成され、その映像91が投影レンズ29及び反射ミラー70によって仮想スクリーン84へ投影される。
映像91中のオブジェクト92がスクリーン80に重なっていない場合には、位置入力装置60を操作して、位置入力装置60によってスクリーン80の基準点80aの位置を入力する。そうすると、システムコントローラ31は、オブジェクト92の基準点94の位置から位置入力装置60によって入力されたスクリーン80の基準点80aの位置までのベクトルを算出して、そのベクトルを映像平行移動量記憶部33に記録する。そして、システムコントローラ31が映像の平行移動処理を映像信号処理部24に行わせる。そうすると、映像信号処理部24が、映像信号変換部22から入力した映像信号の映像をベクトル分だけ平行移動させる。その後も、映像信号処理部24は平行移動処理を継続して行う。
映像信号処理部24によって平行移動処理が行われると、オブジェクト92の全体がスクリーン80に投影され、オブジェクト92がスクリーン80に重なる。
本実施形態によれば、投影されるオブジェクト92がスクリーン80からずれていても、位置入力装置60によってスクリーン80の基準点80aを入力するだけで、オブジェクト92がスクリーン80に重なる。よって、電子看板装置1を組み立てて設置する際に、投影装置20、反射ミラー70、スクリーン80の位置等を微調整しなくても済み、電子看板装置1の組立・設置作業が容易になる。
なお、上記実施形態では、第二基準点の位置から前記位置入力装置により入力した第一基準点の位置までのベクトルを算出し、算出されたベクトルの分だけ移動させていたがこれに限らず、第二基準点の位置が第一の基準点の位置となればよい。
なお、上記実施形態では、投影装置20の内部処理(主にシステムコントローラ31や映像信号処理部24の処理)によって映像が平行移動された。それに対して、メディアプレイヤー10の内部処理によって映像が平行移動されてもよい。つまり、図8に示すように、メディアプレイヤー10は、記憶媒体に記憶された映像を再生して映像信号を生成する再生部11に加えて、システムコントローラ12及び映像処理回路13を有し、これらシステムコントローラ12及び映像処理回路13によって映像が平行移動されてもよい。つまり、位置入力装置60によってスクリーン80の基準点80aの位置が入力されると、システムコントローラ12の記憶媒体に格納されたプログラムがそのシステムコントローラ12をベクトル算出部及び平行移動処理部として機能させる。そうすると、そのシステムコントローラ12がシステムコントローラ31と同様にしてベクトルを算出するとともに、そのベクトルに基づいた平行移動処理を映像処理回路13に行わせる。よって、映像処理回路13から映像出力インターフェース14を介して投影装置20に出力される映像信号の映像はベクトル分だけ平行移動されたものとなる。図8に示すインターフェース15は、位置入力装置60によって転送された信号(その信号はスクリーン80の基準点80aの位置を表す)を入力して、その信号をシステムコントローラ12に転送するものである。メディアプレイヤー10の内部処理によって映像が平行移動される場合、投影装置20の内部処理では上述のような映像の平行移動が行われない。
以上に本発明の実施形態及びその変形例について説明したが、本発明の技術的範囲は上述の実施の形態又は変形例に限定するものではなく、本発明の趣旨・要旨を逸脱しない範囲で上述の実施の形態から変更した実施形態も本発明の技術的範囲に属する。更に、本発明の技術的範囲は特許請求の範囲の記載に基づいて定められるものであり、特許請求の範囲の記載から本発明の本質とは関係のない変更を加えた均等な範囲も本発明の技術的範囲に含まれる。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
オブジェクトが含まれる映像の映像信号に従ってその映像を投影するプロジェクター装置と、
前記プロジェクター装置の投影先に設けられ、前記オブジェクトの外郭線に象られた透過型のスクリーンと、
前記スクリーン中の第一基準点の位置を特定して、その位置を入力する位置入力手段と、を備え、
前記プロジェクター装置が、
前記オブジェクト中の第二基準点の位置と前記位置入力手段により入力した前記第一基準点の位置とに基づいて前記映像信号の映像を移動させる映像信号処理手段と、
前記映像信号処理部によって移動された映像の映像信号に従ってその映像を表示する表示素子と、
前記表示素子に表示された映像を投影する投影レンズと、を有する
ことを特徴とする電子看板装置。
<請求項2>
前記プロジェクター装置は、
投影装置と、メディアプレイヤーとからなり、
前記メディアプレイヤーが、
前記映像信号処理手段を有し、
前記プロジェクター装置が、
前記表示素子と、前記投影レンズとを有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の電子看板装置。
<請求項3>
前記プロジェクター装置が、前記オブジェクト中の第二基準点の位置から前記位置入力手段により入力した前記第一基準点の位置までのベクトルを算出するベクトル算出手段を更に有し、
前記映像信号処理手段は、前記ベクトル算出部により算出されたベクトル分だけ前記映像信号の映像を移動させる、
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電子看板装置。
<請求項4>
前記映像信号処理手段は、前記映像信号の同期信号を遅らせて移動させる、
ことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れかに記載の電子看板装置。
<請求項5>
前記プロジェクター装置は、計測用フレームを前記スクリーンに投影し、
前記位置入力手段は、受光手段を備え、
前記受光手段を前記スクリーンに近接又は接触させることで前記第一基準点の位置を特定する、
ことを特徴とする請求項1〜請求項4の何れかに記載の電子看板装置。
<請求項6>
前記プロジェクター装置は、前記スクリーンに可視光帯域以外の光を投影し、
前記位置入力手段は、ユーザーが前記スクリーンに接触することによって生じる遮光部分によって前記第一基準点の位置を特定する、
ことを特徴とする請求項1〜請求項4の何れかに記載の電子看板装置。
<請求項7>
前記スクリーンは、除去可能なマークを更に備え、
前記位置入力手段は、撮像手段を備え、
前記撮像手段によって撮像された撮像画像によって前記第一基準点の位置を特定する、
ことを特徴とする請求項1〜請求項4の何れかに記載の電子看板装置。
<請求項8>
前記位置入力手段は、前記スクリーンの周辺に配置され、前記スクリーン中の前記第一基準点にある超音波発振器から発した超音波を検出する複数の超音波検出器を有し、
前記超音波発振器から前記複数の超音波検出器に超音波が到達するまでの時間に基づいて前記第一基準点の位置を特定する、
ことを特徴とする請求項1〜請求項4の何れかに記載の電子看板装置。
<請求項9>
前記位置入力手段は、マウスポインタによって指定された位置を前記第一基準点の位置として特定する、
ことを特徴とする請求項1〜請求項4の何れかに記載の電子看板装置。
<請求項10>
オブジェクトが含まれる映像の映像信号に従ってその映像をプロジェクター装置によって投影するに際して、前記プロジェクター装置の投影先に設けられ且つ前記オブジェクトの外郭線に象られた透過型のスクリーンに前記オブジェクトを投影する投影方法において、
前記スクリーン中の第一基準点の位置を位置入力手段によって入力し、その入力した前記第一基準点と前記オブジェクト中の第二基準点の位置とに基づいて前記映像信号の映像を移動させることを特徴とする投影方法。
1 電子看板装置
2 プロジェクター装置
10 メディアプレイヤー
12 システムコントローラ(ベクトル算出手段)
13 映像信号処理回路(映像信号処理手段)
20 投影装置
24 映像信号処理部(映像信号処理手段)
26 表示素子
29 投影レンズ
31 システムコントローラ(ベクトル算出手段)
60 位置入力装置(位置入力手段)
80 スクリーン
80a スクリーンの第一基準点
91 映像
92 オブジェクト
94 オブジェクトの第二基準点

Claims (10)

  1. オブジェクトが含まれる映像の映像信号に従ってその映像を投影するプロジェクター装置と、
    前記プロジェクター装置の投影先に設けられ、前記オブジェクトの外郭線に象られた透過型のスクリーンと、
    前記スクリーン中の第一基準点の位置を特定して、その位置を入力する位置入力手段と、を備え、
    前記プロジェクター装置が、
    前記オブジェクト中の第二基準点の位置と前記位置入力手段により入力した前記第一基準点の位置とに基づいて前記映像信号の映像を移動させる映像信号処理手段と、
    前記映像信号処理部によって移動された映像の映像信号に従ってその映像を表示する表示素子と、
    前記表示素子に表示された映像を投影する投影レンズと、を有する
    ことを特徴とする電子看板装置。
  2. 前記プロジェクター装置は、
    投影装置と、メディアプレイヤーとからなり、
    前記メディアプレイヤーが、
    前記映像信号処理手段を有し、
    前記プロジェクター装置が、
    前記表示素子と、前記投影レンズとを有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子看板装置。
  3. 前記プロジェクター装置が、前記オブジェクト中の第二基準点の位置から前記位置入力手段により入力した前記第一基準点の位置までのベクトルを算出するベクトル算出手段を更に有し、
    前記映像信号処理手段は、前記ベクトル算出部により算出されたベクトル分だけ前記映像信号の映像を移動させる、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電子看板装置。
  4. 前記映像信号処理手段は、前記映像信号の同期信号を遅らせて移動させる、
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れかに記載の電子看板装置。
  5. 前記プロジェクター装置は、計測用フレームを前記スクリーンに投影し、
    前記位置入力手段は、受光手段を備え、
    前記受光手段を前記スクリーンに近接又は接触させることで前記第一基準点の位置を特定する、
    ことを特徴とする請求項1〜請求項4の何れかに記載の電子看板装置。
  6. 前記プロジェクター装置は、前記スクリーンに可視光帯域以外の光を投影し、
    前記位置入力手段は、ユーザーが前記スクリーンに接触することによって生じる遮光部分によって前記第一基準点の位置を特定する、
    ことを特徴とする請求項1〜請求項4の何れかに記載の電子看板装置。
  7. 前記スクリーンは、除去可能なマークを更に備え、
    前記位置入力手段は、撮像手段を備え、
    前記撮像手段によって撮像された撮像画像によって前記第一基準点の位置を特定する、
    ことを特徴とする請求項1〜請求項4の何れかに記載の電子看板装置。
  8. 前記位置入力手段は、前記スクリーンの周辺に配置され、前記スクリーン中の前記第一基準点にある超音波発振器から発した超音波を検出する複数の超音波検出器を有し、
    前記超音波発振器から前記複数の超音波検出器に超音波が到達するまでの時間に基づいて前記第一基準点の位置を特定する、
    ことを特徴とする請求項1〜請求項4の何れかに記載の電子看板装置。
  9. 前記位置入力手段は、マウスポインタによって指定された位置を前記第一基準点の位置として特定する、
    ことを特徴とする請求項1〜請求項4の何れかに記載の電子看板装置。
  10. オブジェクトが含まれる映像の映像信号に従ってその映像をプロジェクター装置によって投影するに際して、前記プロジェクター装置の投影先に設けられ且つ前記オブジェクトの外郭線に象られた透過型のスクリーンに前記オブジェクトを投影する投影方法において、
    前記スクリーン中の第一基準点の位置を位置入力手段によって入力し、その入力した前記第一基準点と前記オブジェクト中の第二基準点の位置とに基づいて前記映像信号の映像を移動させることを特徴とする投影方法。
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