JP2014095182A - 既設共同住宅の改修方法および共同住宅 - Google Patents

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Abstract

【課題】プライバシーの保護とコミュニティーの再生とを意図して、バルコニーを路地化することができる既設共同住宅の改修方法および共同住宅を提供する。
【解決手段】既設共同住宅のバルコニー2における複数の住戸4間の間仕切りを撤去し、バルコニー2を、複数の住戸4の相互間でアクセスが可能となるように通路化する通路化工程と、バルコニー2に面する各住戸4の掃出し窓13の部分に、バルコニー2側に対し目隠しとなる引違の格子戸23を設ける目隠し工程と、を備えたものである。
【選択図】図3

Description

本発明は、バルコニー廻りの改修を主体とする既設共同住宅の改修方法および共同住宅に関するものである。
従来、この種の既設集合住宅(共同住宅)の改修方法として、集合住宅のバルコニー側にエレベータを設置するものが知られている(特許文献1参照)。
この改修方法では、各階4戸の住戸が面するバルコニーの外側に、新たに通路を付設し、この通路にエレベータを内蔵するエレベータシャフトを設置するようにしている。その第1実施形態における通路は、バルコニーからコ字状に延在させたものであり、居住者は、隣接する住戸の中間位置において、バルコニーから通路に至り更に通路を通ってエレベータに達する。また、第2実施形態における通路は、バルコニーに沿って平行に延在させたものであり、居住者は、自身の住戸の正面位置において、バルコニーから通路に至り更に通路を通ってエレベータに達する。そして、エレベータを利用するために、バルコニーの手摺壁の一部を斫って撤去すると共に、各住戸のバルコニー側の居室に、バルコニー側からの出入りを可能にする玄関を設けるようにしている。
特許第3488095号公報
ところで、近年、社会問題となっている高齢化や孤独化に対し、地域社会のコミュニティーの再生(絆)が重要視されている。身近なコミュニティーの再生として、隣近所における住民同士の気楽なコミュニケーションが求められ、またそのためにコミュニケーションの場が求められている。
この点において、上記従来の改修方法のよる集合住宅では、各住戸が面するバルコニーから新設の通路を経てエレベータに至る構成となっており、居住者のプライバシーの保護とバリアフリーは考慮されているものの、コミュニケーションの場は考慮されていない。すなわち、従来の集合住宅には、バルコニーをコミュニケーションの場とする発想はない。
本願の出願人は、共同住宅(集合住宅)のバルコニーが本来共有スペースであり、災害時等の避難通路を兼ねていることから、バルコニーに下町風の路地の機能を持たせることで、居住者におけるプライバシーの保護とコミュニティーの再生とが、両立可能であることに気付いた。
本発明は、避難通路を兼ねるバルコニーが、住戸共有の通路として活用できることに着目してなされたものであり、プライバシーの保護とコミュニティーの再生とを意図して、バルコニーを路地化することができる既設共同住宅の改修方法および共同住宅を提供すること課題とする。
本発明の既設共同住宅の改修方法は、既設共同住宅のバルコニーにおける複数の住戸間の仕切りを撤去し、バルコニーを、複数の住戸の相互間でアクセスが可能となるように通路化する通路化工程と、バルコニーに面する各住戸の掃出し窓の部分に、バルコニー側に対し目隠しとなる目隠し材を設ける目隠し工程と、を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、仕切りを撤去してバルコニーを通路化すると共に、各住戸の掃出し窓(開口部)の部分に目隠し材を設けることにより、居住者個人の生活空間とバルコニー側の共有空間とを弱く縁切りし、バルコニーを疑似的に路地化することができる。これにより、バルコニーをコミュニケーションの場に改変することができ、居住者のプライバシーの保護と居住者間のコミュニティーの再生とを図ることができる。すなわち、バルコニーの路地化を足掛かりとして、居住者の孤独化(孤立化)の問題を解消することができる。なお、目隠し材は、掃出し窓の屋内側や屋外側に添設するものであってもよいし、掃出し窓に組み込むものであってもよい。
この場合、通路化工程では、更にバルコニーの床面にデッキ材を敷設することが好ましい。
この構成によれば、バルコニーを、複数の住戸の相互間で気軽に行き来可能なアクセス通路に改変することができる。また、デッキ材による床面の嵩上げにより、掃出し窓との段差を少なくしてバリアフリー化を図ることができる。なお、デッキ材は、所定の導水勾配を有するバルコニー床に対し、その床面が水平になるようにその根太等により調整することが好ましい。また、根太等よる嵩上げスペースを、エアコンの室外機等の配管スペース(冷媒管)として利用することが好ましい。
また、通路化工程では、更にバルコニーを照明する照明器具を設置することが好ましい。
この構成によれば、バルコニーに設けた照明器具を、街灯として機能させることができ、バルコニーの路地化を促進することができる。なお、照明器具は、バルコニーの天井(上階スラブの下面)や外壁の上部に設置することが好ましい。また、照明器具は、玄関灯を兼ねるイメージで、各住戸の掃出し窓の位置に設けるようにしてもよいし、バルコニーの延在方向に、ライン状に連続させて設けるようにしてもよい。
さらに、目隠し工程では、掃出し窓の屋内側および屋外側のいずれかに、目隠し材となる引違の格子戸および引違のがらり戸のいずれかを設けることが好ましい。
この構成によれば、引違の格子戸或いはがらり戸により、室内側および室外側の双方から違和感のない遮蔽境界(緩衝空間)を、簡単に構築することができる。また、掃出し窓と引違の格子戸或いはがらり戸とにより、2重の窓(遮蔽物)を構成することができ、防犯性を強化することができる。これら格子戸等の目隠し材を屋内側に設ければ、目隠し材を室内のインテリアとして活用することができると共に、施錠操作の操作性を向上させることができる。一方、目隠し材を屋外側に設ければ、バルコニー側における路地のイメージを強調することができる。なお、格子戸(がらり戸)は、バルコニー側からの視線を遮るものであれば、目の高さに対応した部分のみ格子(がらり)を設けたものであってもよい。また、格子戸(がらり戸)を面材(ガラスや樹脂のパネル)付のものとすれば、防犯性に加え断熱性をも向上させることができる。
一方、掃出し窓の屋内側に、玄関スペースを設ける玄関設置工程を、更に備えることが好ましい。
この構成によれば、バルコニー側から居室に直接出入りできる、文字通り敷居の低い出入口を容易に構築することができる。なお、玄関スペースは、バルコニー床の高さ(デッキ材の高さ)を考慮した高さとし、土間の機能を奏する仕上げとすることが好ましい。また、玄関スペースに関し、上り框や窓枠の前後にスロープを設け、バリアフリー化を図ることが好ましい。
また、バルコニーの外側に、各住戸に対応して専有スペースを設ける専有スペース設置工程を、更に備えることが好ましい。
既設のバルコニーは、本来共有スペースであり災害時の避難通路を兼ねているが、災害時以外は、通常、各住戸の専有スペースとして利用されている。
この構成によれば、バルコニーに専有スペースを設けることにより、バルコニーが通路化(路地化)しても、既得権的な専有部分を残すことができ、バルコニーの路地化を促進することができる。なお、専有スペースは、室外機、鉢植え、物干し等の設置スペースとして活用できるように構成することが好ましく、またバルコニーに対し持出し(出窓)の形式とすることが好ましい。
一方、地上と、少なくとも上層階のバルコニーとを連絡するエレベータ設備を設置するエレベータ設置工程を、更に備えることが好ましい。
この構成によれば、エレベータの無い共同住宅(いわゆる中層住宅)において、階段ウォークアップの負担を軽減することができる。これにより、共同住宅のバリアフリー化を達成することができると共に、上層階が空き家となる傾向を抑制することができる。また、このエレベータ設備は、各階(または上層階)のバルコニーを着床部とすることから、1の集合住宅に対し1基の設置で済み、1住戸当りの設置コストを極端に軽減することができる。なお、エレベータ設備は、各棟に1基設けることを原則とするが、棟同士が桁行方向に隣接する場合には、2棟に1基設けるようにしてもよい(更にコストダウン)。
この場合、エレベータ設備は、居住者の識別情報を居住階と関連付けて記憶する記憶部と、取得した識別情報に基づいて、ホール呼び信号およびかご呼び信号を生成する信号生成部と、ホール呼び信号およびかご呼び信号に基づいて、エレベータかごの昇降を制御する運転制御部と、を有することが好ましい。
この構成によれば、エレベータ設備の利用を、基本的に居住者のみに制限することができ、各階のバルコニーから乗降する形態であっても、防犯性を損なうことがない。これにより、セキュリティー性を損なうことなく、バリアフリー化を達成することができる。
本発明の共同住宅は、複数の住戸の相互間でアクセスが可能となるように通路化したバルコニーと、各住戸において、バルコニーに面して設けた掃出し窓と、掃出し窓の部分に設けられ、バルコニー側に対し目隠しとなる目隠し材と、を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、バルコニーを住戸の相互間でアクセスが可能となるように通路化すると共に、各住戸の掃出し窓の部分に目隠し材を設けることにより、居住者個人の生活空間とバルコニー側の共有空間とを弱く縁切りし、バルコニーを路地化することができる。これにより、バルコニーをコミュニケーションの場に改変することができ、居住者のプライバシーの保護と居住者間のコミュニティーの再生とを図ることができる。
この場合、地上と、少なくとも上層階のバルコニーとを連絡するエレベータ設備を、更に備えることが好ましい。
この構成によれば、バルコニーの路地化と共に、バルコニーをエレベータ設備への通路として活用することができる。これにより、プライバシーの保護、コミュニティーの再生およびバリアフリー化を図ることができ、特に高齢化社会に適合する共同住宅を提供することができる。
実施形態に係る既設共同住宅の改修前の平面図(a)、および改修後の平面図(b)である。 改修後のバルコニー廻りのイメージ図である。 改修後のバルコニーおよび居室廻りの断面図である。 間取り3DK−1タイプの改修前後の平面詳細図(a)、および改修後のイメージ図(b)である。 間取り3DK−2タイプの改修前後の平面詳細図(a)、および改修後のイメージ図(b)である。 間取り2DKタイプの改修前後の平面詳細図(a)、および改修後のイメージ図(b)である。 各種の既設共同住宅における改修方法を示す平面図である。 他の実施形態に係る既設共同住宅の改修後の平面図である。 エレベータ設備におけるセキュリティーシステムの説明図である。
以下、添付の図面を参照して、本発明の一実施形態に係る既設共同住宅の改修方法および共同住宅について説明する。この改修方法のコンセプトは、居住者の高齢化に伴いエレベータの設置されていない中層住宅に、エレベータを設置してバリアフリー化を図ること、および高齢者の孤独化に対応して、バルコニーを路地化し、コミュニティーの再生を図ることにある。また、このバルコニーの路地化を積極的に推進することが、同時にエレベータ設置の低コスト化に寄与するものとなっている。
図1(a)は、改修前の共同住宅を表しており、図1(b)は、改修後の共同住宅を表している。これらの図に示すように、この共同住宅1の改修方法は、大別してバルコニー2廻りの路地化とエレベータ設備3の増設と、を含んでいる。実施形態の共同住宅1は、昭和の40年代を中心に建設されたものであり、例えば各階に8戸の住戸4を有し、エレベータ設備3の無い5階建、計40戸の中層住宅を構成している。共同住宅1の北側には、各階2住戸につき1つ、計4つの階段室5が設けられ、南側には、住戸4間に簡易な間仕切り6(仕切り)を有するバルコニー2が設けられている(階段室型共同住宅)。また、各階に4戸の住戸4を有する共同住宅1(図7参照)や、6戸の住戸4を有する共同住宅1等も、改修の対象としている。
そして、改修対象となる共同住宅1の住戸4は、概ね以下の間取りのものが主体となっている。
すなわち、各住戸4の間取りには、バルコニー2に面して2つの和室11を有する3DK−1タイプ(図4(a)参照)、バルコニー2に面して2つの和室11とダイニングキッチン12を有する3DK−2タイプ(図5(a)参照)、バルコニー2に面して1つの和室11とダイニングキッチン12を有する2DKタイプ(図6(a)参照)等があり、バルコニー2の改修に伴って、これらの居室も一部改修するようにしている。また、いずれのタイプにおいても、バルコニー2に面する各居室には、引違の掃出し窓13が設けられており、居住者は、この掃出し窓13からバルコニー2に出入りするようになっている。
バルコニー2廻りの改修(路地化)は、バルコニー2自体の通路化、デッキ材21の敷設、照明器具22の設置を含む通路化工程と、各住戸4の掃出し窓13の部分に引違の格子戸23を設ける目隠し工程と、各住戸4の掃出し窓13の屋内側居室に、玄関スペース24等を設ける玄関設置工程と、バルコニー2の外側に、各住戸4に対応して専有スペース25を設ける専有スペース設置工程と、を備えている。
図1に示すように、通路化工程は、バルコニー2を路地のイメージを意図して通路化するものであり、先ず各住戸4間に設置してある既存の間仕切り6を撤去する。具体的には、バルコニー2に設置された全ての間仕切り6を撤去し、バルコニー2を、一方の妻側の手摺壁7から他方の妻側の手摺壁7まで、障害物無く延在するように通路化する。間仕切り6を撤去では、撤去後の外壁8等の補修も含む。これにより、各階の複数(8戸)の住戸4の相互間で人に行き来、すなわちアクセスが可能となる。また、詳細は後述するが、エレベータ設備3を設置する関係で、東側に位置する妻側の手摺壁7を撤去する。
図2および図3に示すように、デッキ材21の敷設では、バルコニー2の床面2aに適宜の間隔で根太21aを設けると共に、根太21a上にデッキプレート21bを敷設する。バルコニー2の床面2aは、屋内外方向(梁間方向)に下り傾斜となっており、根太21aはこの導水勾配に倣って下部をカットし、上面が水平になるように調整する。すなわち、敷設したデッキプレート21bがほぼ水平になるように、根太21aを加工しておく。また、出入り口となる掃出し窓13の下枠上面と、デッキプレート21bの上面と、の段差(水返しとバリアフリーとを考慮)を根太21aで調整する。なお、デッキプレート21aとバルコニー2の床面2aとの間隙に、後述する室外機41の冷媒管を配管するようにする。また、室内機(図示省略)から延びる凝縮水配管は、バルコニー2の床面2aに開放し、床面2aの端部に設けた溝2bおよびこれに連なるルーフドレイン(図示省略)から排水する。
照明器具22の設置は、蛍光灯やLEDランプで構成された複数の照明器具22をバルコニー2の天井2cに等間隔で取り付けるものであり、夜間にバルコニー2を照明する街灯のイメージとする。また、複数の照明器具22のうちの8個は、玄関先の街灯(玄関灯)を兼ねるべく、各住戸4の掃出し窓13の位置(玄関スペース24)に対応して設置することが好ましい。そして、複数の照明器具22には、共有部分の電源から配管配線する。なお、照明器具22は、バルコニー2の延在方向にライン状に設置してもよい。この場合には、照明器具22を外壁8の上端部に配置することが好ましい。
目隠し工程は、バルコニー2側からの視線を遮蔽すべく、各住戸4の掃出し窓13の屋内側に、目隠し材となる引違の格子戸23を設けるものである。各住戸4には、バルコニー2に面して複数の掃出し窓13が設けられており、これら全ての掃出し窓13の部分に格子戸23を設ける。引違の格子戸23は、枠体23aと枠体23aに引戸形式で開閉自在に設けた2枚の格子戸本体23bとから成り(図3参照)、掃出し窓13の内側に添設される。すなわち、格子戸23は、掃出し窓13と略同サイズ(格子戸23の枠体23aと掃出し窓13の窓枠が略同サイズ)のものを用意され、掃出し窓13に屋内側から添設される。
格子戸本体23bは、目隠しを考慮して横格子を主体とするものとし、また防犯を考慮して施錠が可能なものとしている。さらに、格子戸23は、落ち着いたデザインとなるように、木目模様のもの或いは木質のものとすることが好ましい。
このように、格子戸23を掃出し窓13に屋内側に設けることにより、通風性および防犯性を確保しつつ、バルコニー2側からの視線を遮ることができる。また、格子戸23を室内のインテリアとして取り込むことができると共に、格子戸23の寿命を延ばすことができる。さらに、格子戸23の施錠・解錠操作において、掃出し窓13が邪魔になることがなく、高齢者でも施錠・解錠操作を簡単に行うことができる。
なお、実施形態の格子戸23は、掃出し窓13に屋内側に設けられるが、これを屋外側に設けるようにしてもよい。一方、上記引違の格子戸23に代えて、引違のがらり戸(よろい戸)を設けるようにしてもよい。この場合、採光を考慮し可動がらりとすることが、より好ましい。また、格子戸23(がらり戸)は、バルコニー2側からの視線を遮るものであれば、目の高さに対応した部分のみ格子(がらり)を設けたものであってもよい。さらに、格子戸(がらり戸)を面材(ガラスや樹脂のパネル)付のものとすれば、防犯性に加え断熱性をも向上させることができる。
玄関設置工程は、各住戸4の掃出し窓13の屋内側居室に、玄関スペース24を設けるものであり、併せて間取りの変更等も行うようにしている。
図4に示すように、3DK−1タイプの住戸4は、バルコニー2に面して2つの和室11(6畳)を有し、また一方の和室11の奥側には採光不足となりがちなダイニング15を有している。この3DK−1タイプでは、一方の和室11に玄関スペース24に相当する土間24aを設け、ダイニング15との仕切りを取り除いて板張り(フロアリング)のリビングダイニング(LD)31に改修する。また、他方の和室11は、洋室のベッドルーム32に改修すると共に、リビングダイニング31との間に可動のパーテーション33を設ける。土間24aは、掃出し窓13に面して1.5畳程度の広さとし、スラブに設けた下地上にシート張り等で仕上げを行う。
図5に示すように、3DK−2タイプの住戸4は、バルコニー2に面してダイニングキッチン(6畳)12と2つの和室(6畳、4.5畳)11とを有している。この3DK−2タイプでは、一方の和室11に玄関スペース24に相当する土間24aを設け、ダイニングキッチン12との仕切りを取り除いて板張り(フロアリング)のリビングダイニングキッチン(LDK)34に改修する。また、他方の和室11は、洋室のベッドルーム32に改修する。この場合も土間24aは、掃出し窓13に面して1畳程度の広さとし、スラブに設けた下地上にシート張り等で仕上げを行う。
図6に示すように、2DKタイプの住戸4は、バルコニー2に面してダイニングキッチン(5.5畳)12と和室(6畳)11とを有している。この2DKタイプでは、ダイニングキッチン12に玄関スペース24に相当する土間24aを設け、和室11との仕切りを取り除いて板張り(フロアリング)のリビングダイニングキッチン(LDK)34に改修する。土間24aは、掃出し窓13に面して2畳程度の広さとし、スラブに設けた下地上にシート張り等で仕上げを行う。
なお、これらのタイプ別住戸4の改修後の間取りにおいて、土間24aとデッキ材21とは、その高さ同一とすることが好ましい。また、玄関スペース24における上り框や掃出し窓13の窓枠(下枠)の前後にスロープを設け、バリアフリー化を図ることが好ましい。もっとも、玄関スペース24(土間24a)と居室との間に段差を設けず、床材を異なるものとすることで対応してもよい。
図2および図3に示すように、専有スペース設置工程は、バルコニー2の外側に、各住戸4に対応して、間口1間から1間半程度の専有スペース25を設けるものである。専有スペース25は、バルコニー2から持出すように形成され、下半部を室外機41や鉢植え42の設置スペースとし、上半部を物干し43や鉢植え42の設置スペースとする。このため、専有スペース25には、手摺壁7の高さに合せてカウンター44を設け、下半部の外側には面格子45を、上半部の外側にはガラススクリーン46を設けるようにしている。専有スペース25の床(縞鋼板等で構成)には、上記のデッキプレート21bを延長して設け(図2参照)、室外機41の冷媒配管は、このデッキプレート21bの下側空間に配管(スラブ上のころがし配管)する。
なお、バルコニー2の一部に床までのフェンスが設けられている場合には、このフェンスを撤去し(パラペット部分をそのまま残す)この部分に専有スペース25を突設するようにする(図3参照)。フェンスが無い場合には、適宜、手摺壁7を床面2aまで斫って撤去し、専有スペース25を設けるようにする。そして、バルコニー2における専有スペース25以外の部分は、手摺壁7の上部が屋外に開放された状態を維持する。
ところで、上述のバルコニー2廻りの改修では、対象となる共同住宅1において、各階のバルコニー2が桁行方向に連続していること、バルコニー2に間仕切り6以外に作付けの障害物がないこと、バルコニー2の幅が十分にあること、が前提となる。しかし、この前提条件に当てはまらない共同住宅1も存在する。そこで、この前提条件に当てはまらない共同住宅1については、以下のような改修方法を執るようにしている。
図7(a)の共同住宅1Aは、隣接する2つの住戸4につき1つのバルコニー2が設けられ、各階において複数(2つ)のバルコニー2が連続していない。このような共同住宅1Aでは、隣接するバルコニー2間に連接部51を構築して複数のバルコニー2を連続させるようにしている。連接部51は、鉄筋コンクリート造、鉄骨造、プレキャストコンクリート造等とし、既存のバルコニー2および外壁8に支持する。
図7(b)の共同住宅1Bは、バルコニー2における各住戸4の境界部分に作付けの物置52が設けられている。このような共同住宅1Bでは、バルコニー2の前側に物置52を避ける迂回部53を構築してバルコニー2を連続させる。迂回部53は、上記の連接部51と同様に、鉄筋コンクリート造、鉄骨造、プレキャストコンクリート造等で構築し、既存のバルコニー2に支持する。
図7(c)の共同住宅1Cは、バルコニー2の幅が路地化には十分でないものとなっている。この種の共同住宅1Cでは、バルコニー2を所定の幅となるように拡幅する。この場合も、バルコニー2の拡幅部54は、鉄筋コンクリート造、鉄骨造、プレキャストコンクリート造等で構築し、既存のバルコニー2に支持する。もっとも、既存のバルコニー2を、鉄筋を残して斫って撤去し、十分な幅のバルコニー2を新たに構築(鉄筋コンクリート造)するようにしてもよい。
次に、図1を参照して、エレベータ設備3の増設について説明する。エレベータ設備3は、共同住宅1の一方の妻側前部に配置し、各階のバルコニー2から乗降できるようにしている。また、エレベータ設備3は、共同住宅1とは別の構造体とし、共同住宅1の妻側から僅かに離した位置に構築する。上述のように、この共同住宅1は、いわゆる階段室型共同住宅であり、1階部分が地上(GL)から半階分高い位置にある。そこで、エレベータ設備3では、地上階、1階、2階、3階、4階、5階の6箇所で乗降できるように設計されている(図9参照)。なお、コストの低減を図るべく、停止階を地上階、4階、5階の3箇所としてもよい。この場合には、1階、2階、3階において後述するエレベータホール62は設けない。
エレベータ設備3の増設は、エレベータシャフト61を構築するシャフト構築工程と、各階のバルコニー2とエレベータ設備3とを結ぶエレベータホール62を構築するホール構築工程と、エレベータ機器63を設置する機器設置工程と、を備えている。エレベータシャフト61には、最上部に位置して機械室61aが一体に設けられ、機械室61aには、エレベータ機器63の主要部分が収容される(図9参照)。なお、実施形態のエレベータ設備3は、日照を考慮して妻側前部に配置したが、共同住宅1の両妻側に設置スペースを執れない場合には、図8に示すように、バルコニー2の正面、好ましくは正面中央に配置してもよい。
シャフト構築工程では、エレベータシャフト61を構築すると共に、地上階のエレベータホール62となる前室65(風除室)を構築する。上述のように、エレベータシャフト61および前室65は、共同住宅1とは別の構造体とし、鉄筋コンクリート造としてもよいが、実施形態のものはプレキャストコンクリート造としている。すなわち、エレベータシャフト61および前室65は、現場打ちの基礎コンクリート上に複数のプレキャストボックスを積み重ね、これらプレキャストボックスを複数のPC鋼棒で緊結すると共に基礎コンクリートにアンカリングして、構築される。なお、前室65の出入り口には自動ドアを設けることが好ましい。
連絡通路構築工程では、エレベータシャフト61の各階の開口部と、対応する各階のバルコニー2とを接続するようにエレベータホール62を設ける。エレベータホール62は、バルコニー2の端からエレベータシャフト61の前面を越える位置まで延在させるようにしている。また、エレベータホール62は、例えば鉄骨造とし、バルコニー2側で支持することが好ましい。
機器設置工程では、組み上げたエレベータシャフト61の最上部から、エレベータ機器63を搬入設置する。エレベータ機器63は、エレベータシャフト61に昇降自在に収容されるエレベータかご66と、ワイヤーを介してエレベータかご66を昇降させる巻上げ装置67と、巻上げ装置67の運転を制御する制御装置68(制御盤)と、使用者(居住者)の乗降階を制限するセキュリティーシステム69等を有し、これら巻上げ装置67、制御装置68およびセキュリティーシステム69は機械室61aに設置される。
次に、図9を参照して、セキュリティーシステム69を含むエレベータの制御系について、簡単に説明する。同図に示すように、各階のエレベータ乗降口には、ホール用リーダー71が設けられ、エレベータかご66内には、かご用リーダー72が設けられている。ホール用リーダー71およびかご用リーダー72は、ICカードリーダーであり、居住者が所有するICキーホルダー(図示省略)を読み取る。ICキーホルダーは、各居住者(または各住戸4)に割り当てられた識別情報が記憶されており、玄関鍵に取り付けて用いられる。また、ICキーホルダーを、前室65の共用玄関に設けられたカードリーダー(図示省略)に翳すことで、前室65の自動ドアの開制御を行うこともできる。なお、ICキーホルダーに代えて、ICチップ付きのカード媒体、若しくはICチップが組み込まれた携帯端末(スマートフォン、携帯電話など)を用いても良い。
セキュリティーシステム69は、各居住者に割り当てられた識別情報と居住階とを関連付けて記憶するデータベース(記憶部)と、居住者の降階を指定するホール呼び信号、および居住者の乗階を指定する(エレベータかご66を呼び出す)かご呼び信号を生成する信号生成部と、を有している。一方、制御装置68は、信号生成部によって生成されたホール呼び信号およびかご呼び信号に基づいて、巻上げ装置67の駆動制御を行う(運転制御部)。
セキュリティーシステム69の信号生成部は、例えば各階に設置されたホール用リーダー71でICキーホルダーが読み取られると、そのホール用リーダー71の設置階を行き先としたかご呼び信号を生成する。
また、信号生成部は、かご用リーダー72でICキーホルダーが読み取られると、エレベータかご66の停止階(現在止まっている階)を判別する。例えば、停止階が1階である場合、信号生成部は、データベースを参照して、ICキーホルダーから取得した識別情報に関連付けられている居住階を特定し、特定した居住階を行き先としたホール呼び信号を生成する。これにより居住者は、1階でエレベータに登場した場合、かご用リーダー72にICキーホルダーを翳すだけの簡単な操作で、居住階を指定することができる。また、信号生成部は、エレベータかご66が1階以外の階に止まっている場合、ICキーホルダーから取得した識別情報に関わらず、1階を行き先としたホール呼び信号を生成する。これにより居住者は、居住階でエレベータに登場した場合、ICキーホルダーをかご用リーダー72に翳すだけの簡単な操作で、1階を指定することができる。
このように、セキュリティーシステム69は、ICキーホルダーの読取りを条件としてかご呼び信号を生成するため、部外者のエレベータの利用を禁止することができる。また、ICキーホルダーに記憶された識別情報またはエレベータの搭乗階に応じて特定階のみを行き先としたホール呼び信号を生成するため、居住者の利便性を向上させることができる。
なお、信号生成部は、ホール用リーダー71でICキーホルダーが読み取られた場合もデータベースを参照し、ICキーホルダーに記憶された識別情報がデータベースに記憶されている場合のみ、かご呼び信号を生成しても良い。この構成によれば、よりセキュリティー効果を高めることができる。
また、信号生成部は、エレベータかご66が1階に止まっている状態で、複数のICキーホルダーを読み取った場合、複数のICキーホルダーに関連付けられた各居住階を行き先としたホール呼び信号を生成することが好ましい。この構成によれば、複数の居住者をまとめて運搬することができるため、エレベータ待ち時間を短縮することができる。
以上のように本実施形態によれば、既設の共同住宅1において、間仕切り6を撤去してバルコニー2を通路化すると共に、各住戸の掃出し窓13に格子戸23を設けることにより、居住者個人の生活空間とバルコニー2側の共有空間とを縁切りし、バルコニー2を路地化することができる。これにより、バルコニー2をコミュニケーションの場に改変することができ、居住者のプライバシーの保護と居住者間のコミュニティーの再生とを図ることができる。また、バルコニー2にデッキ材21を敷設し、且つ照明器具22を設けることにより、バルコニー2の路地化を促進することができる。
一方、このように路地化したバルコニー2にエレベータ設備3を設置することにより、エレベータ設備3の無い共同住宅1のバリアフリー化を達成することができる。また同時に、上層階が空き家となる傾向を抑制することができる。さらに、設置されるエレベータ設備3の1住戸当りの設置コストを極端に軽減することができる。しかも、エレベータ設備3に設けられるセキュリティーシステム69により、不審者の共同住宅1への侵入を阻止することができ、十分な防犯性を維持することができる。
なお、本発明は、新設の共同住宅にも適用可能である。かかる場合には、バルコニー2を積極的に路地化すべく、これを広幅に形成し、上記の構成に加えてベンチや集会エリア等を設置することが好ましい。
1 共同住宅、2 バルコニー、2a 床面、2c 天井、3 エレベータ設備、4 住戸、6 間仕切り、7 手摺壁、13 掃出し窓、21 デッキ材、21b デッキプレート、22 照明器具、23 格子戸、24 玄関スペース、25 専有スペース、61 エレベータシャフト、62 エレベータホール、63 エレベータ機器、68 制御装置、69 セキュリティーシステム

Claims (10)

  1. 既設共同住宅のバルコニーにおける複数の住戸間の仕切りを撤去し、前記バルコニーを、前記複数の住戸の相互間でアクセスが可能となるように通路化する通路化工程と、
    前記バルコニーに面する各住戸の掃出し窓の部分に、前記バルコニー側に対し目隠しとなる目隠し材を設ける目隠し工程と、を備えたことを特徴とする既設共同住宅の改修方法。
  2. 前記通路化工程では、更に前記バルコニーの床面にデッキ材を敷設することを特徴とする請求項1に記載の既設共同住宅の改修方法。
  3. 前記通路化工程では、更に前記バルコニーを照明する照明器具を設置することを特徴とする請求項1または2に記載の既設共同住宅の改修方法。
  4. 前記目隠し工程では、前記掃出し窓の屋内側および屋外側のいずれかに、前記目隠し材となる引違の格子戸および引違のがらり戸のいずれかを設けることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の既設共同住宅の改修方法。
  5. 前記掃出し窓の屋内側に、玄関スペースを設ける玄関設置工程を、更に備えたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の既設共同住宅の改修方法。
  6. 前記バルコニーの外側に、前記各住戸に対応して専有スペースを設ける専有スペース設置工程を、更に備えたことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の既設共同住宅の改修方法。
  7. 地上と、少なくとも上層階の前記バルコニーとを連絡するエレベータ設備を設置するエレベータ設置工程を、更に備えたことを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の既設共同住宅の改修方法。
  8. 前記エレベータ設備は、居住者の識別情報を居住階と関連付けて記憶する記憶部と、
    取得した前記識別情報に基づいて、ホール呼び信号およびかご呼び信号を生成する信号生成部と、
    前記ホール呼び信号および前記かご呼び信号に基づいて、エレベータかごの昇降を制御する運転制御部と、を有することを特徴とする請求項7に記載の既設共同住宅の改修方法。
  9. 前記複数の住戸の相互間でアクセスが可能となるように通路化したバルコニーと、
    各住戸において、前記バルコニーに面して設けた掃出し窓と、
    前記掃出し窓の部分に設けられ、前記バルコニー側に対し目隠しとなる目隠し材と、を備えたことを特徴とする共同住宅。
  10. 地上と、少なくとも上層階の前記バルコニーとを連絡するエレベータ設備を、更に備えたことを特徴とする請求項9に記載の共同住宅。
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