JP2014092351A - 空気調和機 - Google Patents

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英一 前田
Hiroyuki Miyajima
広行 宮島
Hiroyuki Kondo
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Abstract

【課題】ドレンポンプの空運転防止、及びドレンポンプの発停に伴う騒音を軽減した空気調和機を提供することを目的とする。
【解決手段】本空気調和機は、室内側熱交換器と、室内ファン4と、空調運転中に発生するドレン水を貯留するドレン水貯留部と、ドレン水貯留部に貯留されたドレン水を排水するためのドレンポンプ10とを有する。また、本空気調和機は、室内ファン4のモータ回転数Rfを制御する室内ファン制御部31と、ドレンポンプ10のモータ回転数Rfを制御するドレンポンプ制御部32と、室内ファン4のモータ回転数Rfが高いときにドレンポンプ10のモータ回転数Rpを高くし、室内ファン4のモータ回転数Rfが低いときにドレンポンプ10のモータ回転数Rpを低くするように、室内ファン制御部31とドレンポンプ制御部32とを連動させる連動制御部33とを有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、空気調和機に係り、特に、ドレン水を排水するためのドレンポンプを搭載した空気調和機に関する。
従来、一部の空気調和機、例えば、天井埋込型、天井吊型などの高所設置型の空気調和機は、冷房又は除湿運転中に発生したドレン水をドレンポンプで汲み上げて排水している。また、このようなドレンポンプを搭載した空気調和機では、特許文献1に記載のように、一般にドレンポンプを一定の回転数で運転している。また、このような空気調和機では、ドレン水貯留部の水位が一定レベル以上になったときにドレンポンプを運転し、ドレン水貯留部の水位が一定レベル以下になったときにドレンポンプを停止していた。なお、ドレン水貯留部の水位が一定レベル以下でドレンポンプを運転した場合、ドレンポンプは空気を噛み込む所謂空運転を行うことになり、ドレンポンプの騒音が大きくなったりドレンポンプ損傷の原因が発生したりするため、ドレンポンプは停止されていた。
特開平05−141686号公報
ところで、上記のようにドレンポンプを発停させる方法の場合、ドレンポンプ停止期間中はドレンポンプによる騒音の発生はないが、冷房運転又は除湿運転中に唐突的にドレンポンプの運転音が発生したり、停止したりすることになる。このようにドレンポンプの運転音が間歇的に生じると、運転音自体はあまり大きな音でなくても図書館、寝室などの静かな場所では、不定期に耳障りな騒音が発生することとなり、居住者に不快感を与えていた。また、ドレンポンプの運転音は余り大きくないが、静かな場所でドレンポンプを高速で運転させた場合には耳障りに感じられることもあった。
本発明は、このような問題点を解消するためになされたものであって、ドレンポンプの不定期な騒音の発生による不快感を軽減するとともに、ドレンポンプを高速で回転させた場合の運転音による不快感を軽減した空気調和機を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明に係る空気調和機は、室内側熱交換器と、室内側熱交換器に送風する室内ファンと、空調運転中に前記室内側熱交換器に発生するドレン水を貯留するドレン水貯留部と、ドレン水貯留部に貯留されたドレン水を排水するためのドレンポンプと、前記室内ファンのモータ回転数を可変制御する室内ファン制御部と、ドレンポンプのモータ回転数を可変制御するドレンポンプ制御部と、前記室内ファンのモータ回転数が高いときに前記ドレンポンプのモータ回転数を高くし、前記室内ファンのモータ回転数が低いときに前記ドレンポンプのモータ回転数を低くするように、前記室内ファン制御部と前記ドレンポンプ制御部とを連動させる連動制御部とを有することを特徴とする。
一般に、冷房あるいは除湿の空調運転を行っているときに送風量を大とすると、空調能力が大きくなり、ドレン水発生量が増大する。逆に、送風量を小とすると、空調能力が小となり、ドレン水発生量が減少する。したがって、上記のように構成すると、概ねドレン水発生量が大きくなるときにドレンポンプの能力が大きくなり、ドレン水発生量が小さくなるときにドレンポンプの能力が小さくなる。このため、ドレン水貯留部における水位変化を従来より小さくし、ドレンポンプを長期間連続的に運転させることができる。この結果、ドレンポンプの空運転防止のための停止頻度を軽減することができ、不定期かつ間欠的なドレンポンプ運転音の発生による不快感を抑制することができる。また、高速運転させた場合のドレンポンプの騒音は、送風量を増大させたときの室内ファンの運転音により打ち消されるため、ドレン水排水能力を増大させた場合のドレンポンプの騒音による不快感を緩和することができる。
請求項2記載の発明は、前記室内ファン制御部は、室内ファンのモータ回転数を段階的に可変制御するように構成されるとともに、前記ドレンポンプ制御部は、前記ドレンポンプのモータ回転数を、前記室内ファンのモータ回転数を段階的に可変制御するのと同一の段階数により段階的に可変制御するように構成されていることを特徴とする。
このように構成すれば、室内ファンの回転数変化にドレンポンプの回転数を同期して変化させることができるので、ドレン水発生量の変化に対しドレンポンプの排水能力の変化を同期させることができる。したがって、ドレン水貯留部における水位変化を小さくすることができる。
請求項3載の発明は、請求項1又は2記載の空気調和機において、前記ドレンポンプのモータは直流モータであることを特徴とする。
このような構成によれば、ドレンポンプの駆動モータを、簡略な入力電圧制御或いはインバータ制御により回転数可変に制御することができる。
請求項4記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の空気調和機において、前記ドレン水貯留部にはドレン水の水位を検出する水位センサが設けられ、前記ドレンポンプ制御部は、前記水位センサが上限水位に到達したことを検出したときに、異常と判断して空調運転を停止するように制御することを特徴とする。
このような構成によれば、万一ドレンポンプやドレン水排水系統の異常により、ドレン水貯留部の水位が上限水位に到達したことを検出したときに、空気調和機の運転を停止するため、ドレン水貯留部におけるオーバーフローを防止することができる。
請求項5記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の空気調和機において、前記ドレン水貯留部にはドレン水の下限水位を検出する水位センサが設けられ、前記ドレンポンプ制御部は、前記水位センサが下限水位未満の水位を検出したときに、前記ドレンポンプの運転を停止するように制御することを特徴とする。
このような構成によれば、ドレンポンプの空運転することを防止することができる。なお、本発明の場合は、前述のようにドレン水の発生量に応じてドレンポンプの回転数を可変制御しているので、従来のものに比しドレンポンプの発停頻度が少なくなる。
本発明によれば、室内ファンのモータ回転数が高いときにドレンポンプのモータ回転数を高くなるように制御し、室内ファンのモータ回転数が低いときにドレンポンプのモータ回転数を低くなるように制御するので、概ねドレン水の発生量に対応してドレンポンプの回転数を可変制御することになる。これにより、ドレンポンプの発停頻度を少なくして安定的に運転させることができる。また、ドレンポンプを高速運転させた場合のドレンポンプの騒音は、送風量を増大させたときの室内ファンの運転音により打ち消されるため、ドレン水の排水能力を増大させた場合のドレンポンプの騒音による不快感を緩和することができる。
本発明の実施の形態に係る天井埋込型空気調和機の概略構成図である。 同空気調和機におけるドレン水貯留部の模式図である。 同空気調和機におけるドレンポンプの制御に関する機能ブロック図である。 同ドレンポンプ制御における室内ファンのモ−タ回転数とドレンポンプのモータ回転数との関係図である。 同空気調和機におけるドレンポンプの制御フローチャートである。
以下図面を参照しながら、実施の形態に係る空気調和機について説明する。
この空気調和機は、高所設置型の空気調和機の一つであって、セパレート型空気調和機における天井埋込型の室内ユニットである。図1に示すように、この室内ユニットは、内部に各種装置を収納する本体1と、本体1の下部に配置される化粧パネル2とを備えている。本体1は、空調室の天井材3の上方天井裏に取り付けられている。化粧パネル2は、天井材3の開口部3aに嵌めこまれて、天井の空調室内側に密着して取り付けられている。この化粧パネル2の中央部には、空調室内の空気を吸入する吸入口2aが形成され、この吸入口2aを取り囲む周辺4辺部に、冷却又は除湿された空気を吹き出す吹出口2bが形成されている。
本体1内には、化粧パネル2の中央部に設けられた吸入口2aを通じて空調室内の空気を本体1内に吸入して外周方向に吹き出す室内ファン4と、室内ファン4の外周を取り囲むように配置された室内側熱交換器5とが収納されている。また、室内側熱交換器5の下方には、冷房又は除湿の空調運転中に室内側熱交換器5に発生するドレン水の滴下を受け止めるドレンパン6が配置されている。なお、本明細書において単に空調運転というときは、冷房又は除湿運転を行う運転を意味するものとする。
室内ファン4を駆動するモータ(電動機)は、誘導電動機であって、2段階に回転速度を変速して運転される。すなわち、室内ファン4は、電源回路がHタップに接続されたときは予め設定された高速回転数で運転され、電源回路がLタップに接続されたときは予め設定された低速回転数で運転されるように構成されている。
そして、ドレンパン6の一部にはドレン水を貯留するドレン水貯留部7が形成され、ドレン水貯留部7にはドレン水を排水するためのドレンポンプ10が取り付けられている。なお、図1において、室内側熱交換器5が左右に記載されているが、これらは平面的に見ると一体に繋がっている。また、ドレンパン6もこの図1においては左右に分離されているように見えるが、これらは平面的には一体に接続されている。
ドレンポンプ10は、モータ駆動(電動機駆動)の遠心ポンプであって、図2に概略示されているように、回転羽根11を内部に収納した本体ハウジング12と、回転羽根11を駆動する直流モータ13と、本体ハウジング12の下部に形成された吸込口14と、汲み上げたドレン水を吐出する吐出口15とを備えている。このような構成のドレンポンプ10は、回転羽根11を回転することによって生じる遠心力で吸込口14からドレン水を吸い上げ、吐出口15からドレン水を吐出する。また、ドレンポンプ10の吐出口15には、機外に導出されるドレン配管16が接続されている。ドレン配管16は、ドレンポンプ10停止時にドレン配管16からドレン水が逆流するのを抑制するために立ち上げて配設されている。
ドレン水貯留部7には、図2に示すように、水位センサ20が設置されている。水位センサ20は、ドレン水の水位の変化に応じて上昇又は下降するフロート21と、フロート21を支持する支持筒22とを備えている。水位センサ20は、ドレン水貯留部7の下限水位Lで作用する低位スイッチ23と、ドレン水貯留部7の上限水位Hで作用する高位スイッチ24とを備えている。
水位センサ20の低位スイッチ23は、ドレン水貯留部7の水面が低下してドレンポンプ10が空気を噛み込むのを防止するためのものであって、ドレン水貯留部7の水位が下限水位L以上となったときにドレンポンプ10を運転し、この下限水位L未満になったときにドレンポンプ10を停止する。水位センサ20の高位スイッチ24は、ドレンポンプ10の運転異常やドレン配管16のごみ詰まり等によりドレン水の排水に異常が生じた場合に、ドレン水がドレン水貯留部7よりオーバーフローするのを防止するためのものであって、ドレン水貯留部7の水位が上限水位Hに到達した場合に、これを異常状態として検出する。なお、水位センサ20の高位スイッチ24が作用した場合には、この空気調和機の運転を停止させている。
次にこのようなドレンポンプ10の制御系について、図3及び図4に基づき説明する。
先ず、ドレンポンプ10の制御系の構成について、図3に基づき説明する。ドレンポンプ10の制御系は、室内ファン4と、ドレンポンプ10と、水位センサ20と、室内ファン制御部31と、ドレンポンプ制御部32と、連動制御部33、操作部34などから構成されている。
室内ファン制御部31は、1又は複数の集積回路からなるものであって、室内ファン4のモータ駆動回路を備えている。そして、室内ファン制御部31は、操作部34で選択された風量に基づき、具体的には、操作部34で選択された「強」風量、「弱」風量、「自動」風量に基づき室内ファン4のモータ回転数Rfを制御する。
すなわち、操作部34において「強」風量が選択された場合は、室内ファン4のモータは、Hタップが接続され、予め定められた高速回転数で運転される。また、操作部34において「弱」風量が選択された場合は、室内ファン4のモータは、Lタップが接続され、予め定められた低速回転数で運転される。また、操作部34において「自動」風量が選択された場合は、室内ファン4のモータは、空調設定温度と空調室内の室温との温度差により高速又は低速の回転数で運転される。なお、室温は、室内側熱交換器5の入口側に設置された室内空気温度センサ35により測定される温度である。
そして、空調設定温度と空調室内の室温との温度差が予め定められた温度差より大きい場合には、室内ファン4のモータは、操作部34において「強」風量が選択された場合と同一の高速回転数で運転される。また、この温度差が予め定められた温度差より小さい場合には、室内ファン4のモータは、操作部34において「強」風量が選択された場合と同一の高速回転数で運転される。
ドレンポンプ制御部32は、1又は複数の集積回路からなるものであって、ドレンポンプ10のモータ駆動回路を備えている。また、操作部34からの操作指令が室内ファン制御部31を介して連動制御部33へ伝達される。そして、ドレンポンプ制御部32は、このような連動制御部33からの操作指令に基づきドレンポンプ10のモータ回転数Rpを制御する。また、ドレンポンプ制御部32へは、水位センサ20からドレン水貯留部7の水位情報が入力される。ドレンポンプ制御部32は、このようにして伝達される操作指令や水位情報に基づきドレンポンプ10のモータ回転数Rpを制御している。
連動制御部33は、1又は複数の集積回路からなるものであって、マスクROMやフラッシュメモリ等の不揮発メモリ等を備えている。不揮発メモリには、室内ファン4のモータ回転数Rfに対しドレンポンプ10のモータ回転数Rpを図4に示すように制御する制御プログラムが記憶されている。
次に、図5の制御フローチャートに基づき、本空気調和機の作用説明として、ドレンポンプ10の回転数可変制御について説明する。
本実施の形態に係る空気調和機において、操作部34に設けられている運転スイッチが投入されて冷房又は除湿の空調運転が開始された場合、一定時間経過してから動作が開始される(ステップS1)。最初の動作は、一定時間毎にドレンポンプ10のモータ回転数Rpを室内ファン4のモータ回転数Rfに連動して変速させるために、タイマがスタートされる(ステップS2)。次いで、ドレン水貯留部7の水位が下限水位L以上か判断される(ステップS3)。ここで、ドレン水貯留部7の水位が下限水位L以上の場合(ステップS3でYESの場合)は、室内ファン4のモータ回転数Rfに基づく操作指令が連動制御部33からドレンポンプ制御部32に伝達される。
そして、連動制御部33から伝達された指令に基づき、室内ファンのモータ回転数Rfとドレンポンプ10のモータ回転数Rpとが図4の関係となるように連動運転される(ステップS4)。すなわち、室内ファン4のモータがLタップに接続されてモータ回転数Rfが低速のときにはドレンポンプ10のモータ回転数Rpが低速に制御され、室内ファン4のモータがHタップに接続されて室内ファン4のモータ回転数Rfが高速のときにはドレンポンプ10のモータ回転数Rpが高速に制御される。
なお、ステップS3においてドレン水貯留部7の水位が下限水位L未満の場合(ステップS3でNOの場合)は、ドレンポンプ10は空運転防止のために運転停止状態に保持される(ステップS8)。
そして、操作部34の運転スイッチが投入されている状態(ステップS5でYESの状態)で所定時間が経過し、タイマがカウント終了した場合(ステップS6でYESの場合)は、タイマがリセットされ(ステップS7)、ステップS2に戻る。なお、ステップS6においてタイマのカウントが終了していない場合は、ステップS6に戻る。
このようにして一定時間(例えば、2〜3分)経過毎にステップS2に戻り、ドレン水貯留部7における水位が下限水位となっていないか確認した上で(ステップS3)、ドレンポンプ10のモータ回転数Rpを室内ファン4のモータ回転数Rfに連動して変速させるようにしている。すなわち、この間に室内ファン4のモータ回転数Rfが変更された場合は、ドレンポンプ10のモータ回転数Rpも変更するように可変制御されている(ステップS4)。
また、ステップS5において運転スイッチがONでない場合(ステップS5でNOの場合)、すなわち、空気調和機の運転が停止された場合には、ドレンポンプ10の運転が停止される(ステップS9)。ステップS5において運転スイッチがONでない場合とは、例えば、運転開始直後に運転スイッチが切られたり、運転開始からある時間が経過した後に空調運転が不要になり運転が停止されたような場合である。
なお、空調運転中においてドレン水貯留部7の水位が上限水位Hに到達した場合は、ドレン水配管系統やドレンポンプ10に異常が発生した場合となるので、ドレン水貯留部7におけるオーバーフローを防止するために、ドレンポンプ制御部32は上記のドレンポンプ10の制御とは関係なく空調運転停止指令を発信する。
本実施の形態に係る空気調和機は、以上のように構成されているので、次のような効果を奏することができる。
(1)室内ファン4のモータ回転数Rfを高速としているときにドレンポンプ10のモータ回転数Rpを高速とし、室内ファン4のモータ回転数Rfを低速としているときにドレンポンプ10のモータ回転数Rpを低速としている。したがって、ドレン水発生量が大きくなるときにドレンポンプ10の回転数を高速とし、ドレン水発生量が小さくなるときにドレンポンプ10の回転数を低速とするので、ドレン水貯留部7における水位変化を小さくし、ドレンポンプ10を長期間連続的に運転させることができる。この結果、ドレンポンプ10の空気を噛み込む所謂空運転防止のためのドレンポンプ10の停止頻度を軽減することができ、不定期かつ間欠的なドレンポンプ10の運転音の発生を抑制することができる。
(2)ドレンポンプ10を高速運転させた場合の運転音は、送風量を増大させたときの室内ファン4の運転音により打ち消されるため、ドレン水排水能力を増大させた場合のドレンポンプ10の騒音による不快感を緩和することができる。
(3)室内ファン制御部31は、室内ファン4のモータ回転数Rfを段階制御(この場合2段階)するように構成され、これに対しドレンポンプ制御部32は、ドレンポンプ10のモータ回転数Rpを、室内ファン4と同一の段階数(この場合2段階)により段階的に可変制御するように構成されている。したがって、室内ファン4のモータ回転数Rfの変化に対しドレンポンプ10のモータ回転数Rpを同期して変化させることができるので、ドレン水発生量の変化に対しドレンポンプ10の排水能力を同期して変化させることができる。
(4)ドレンポンプ10は直流モータ13により駆動されているので、簡略な入力電圧制御或いはインバータ制御によりドレンポンプ10のモータ回転数Rpを可変に制御することができる。
(5)ドレン水貯留部7にはドレン水の上限水位Hを検出する水位センサ20が設けられている。これにより、ドレンポンプ10やドレン水排水系統の異常により、ドレン水貯留部7の水位が上限水位Hに到達したことを検出したときに、ドレンポンプ制御部32は、これを異常と判断して空調運転停止指令を発信するので、ドレン水貯留部7におけるオーバーフローを防止することができる。
(6)ドレン水貯留部7にはドレン水の下限水位Lを検出する水位センサ20が設けられている。これにより、水位センサ20が下限水位L未満の水位を検出したときに、ドレンポンプ制御部32はドレンポンプ10の運転を停止するように制御するので、ドレンポンプ10の空運転を防止することができる。
(変形例)
本空気調和機は、上記各実施形態に限定されることなく、以下の変更も可能である。この場合、以下の変形例は、対象となった実施形態についてのみ適用されるものでなく、他の実施の形態又は他の変形例と適宜組み合わせて実施することもできる。
・前記実施の形態において、室内ファン4のモータ回転数Rfを2段階に可変制御しているが、モータ回転数Rfを3段階以上の多段階あるいは無段階に可変制御としてもよい。なお、この場合はドレンポンプ10のモータ回転数Rpも、この室内ファン4のモータ回転数Rfの変速モードに同期する3段階以上あるいは無段階に可変制御させることが好ましい。
・前記実施の形態において、ドレン水貯留部7とドレンパン6との深さを特には異ならせていないが、ドレンパン6の一般部分の深さに対しドレン水貯留部7を深くしてもよい。このようにすれば、ドレン水貯留部7の下限水位Lと上限水位Hとの差を大きくすることができるので、よりドレンポンプの運転期間の長期化を図ることができる。
・前記実施の形態における空気調和機は、天井埋込型空気調和機を一例として掲げているが、空気調和機としては特にこの形式に限定されるものではない。ドレンポンプ10を使用してドレン水を排水するものであればよい。
・前記実施の形態においては、一つの水位センサ20がドレン水貯留部7の下限水位Lと上限水位Hとを検出するようにしているが、別の水位センサによりこれら水位を個別に検出するようにしてもよい。
・前記実施の形態において、水位センサ20が上限水位Hに到達したことを検出したときに空調運転を停止しているが、この動作と同時にこれを報知する報知装置を設けてもよい。報知装置としては、警報ランプ、警報音声発生器など用いることができる。
・前記実施の形態において、水位センサ20が下限水位L未満の水位を検出したときにドレンポンプ10の運転を停止又は停止状態を継続するようにしているが、ドレンポンプ10の運転停止と同時にドレンポンプ10の運転状態を報知する表示ランプ等の報知装置を設けてもよい。
・前記実施の形態において、水位センサ20は、ドレン水貯留部7の下限水位Lで作用する低位スイッチ23と、ドレン水貯留部7の上限水位Hで作用する高位スイッチ24とを備えているが、この両スイッチのうちの一方のみを備えたものとしてもよい。例えば、高位スイッチ24のみを備えたものとしてもよい。
H…上限水位、L…下限水位、Rf,Rp…モータ回転数、4…室内ファン、5…室内側熱交換器、7…ドレン水貯留部、10…ドレンポンプ、13…直流モータ、20…水位センサ、31…室内ファン制御部、32…ドレンポンプ制御部、33…連動制御部。

Claims (5)

  1. 室内側熱交換器(5)と、
    室内側熱交換器(5)に送風する室内ファン(4)と、
    空調運転中に前記室内側熱交換器(5)に発生するドレン水を貯留するドレン水貯留部(7)と、
    ドレン水貯留部(7)に貯留されたドレン水を排水するためのドレンポンプ(10)と、
    前記室内ファン(4)のモータ回転数(Rf)を制御する室内ファン制御部(31)と、
    ドレンポンプ(10)のモータ回転数(Rf)を制御するドレンポンプ制御部(32)と、
    前記室内ファン(4)のモータ回転数(Rf)が高いときに前記ドレンポンプ(10)のモータ回転数(Rp)を高くし、前記室内ファン(4)のモータ回転数(Rf)が低いときに前記ドレンポンプ(10)のモータ回転数(Rp)を低くするように、前記室内ファン制御部(31)と前記ドレンポンプ制御部(32)とを連動させる連動制御部(33)と
    を有することを特徴とする空気調和機。
  2. 請求項1記載の空気調和機において、
    前記室内ファン制御部(31)は、室内ファン(4)のモータ回転数(Rf)を段階的に可変制御するように構成されるとともに、前記ドレンポンプ制御部(32)は、前記ドレンポンプ(10)のモータ回転数(Rp)を、前記室内ファン(4)のモータ回転数(Rf)を段階的に可変制御するのと同一の段階数により段階的に可変制御するように構成されている
    ことを特徴とする空気調和機。
  3. 請求項1又は2記載の空気調和機において、
    前記ドレンポンプ(10)のモータは直流モータ(13)である
    ことを特徴とする空気調和機。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の空気調和機において、
    前記ドレン水貯留部(7)にはドレン水の上限水位(H)を検出する水位センサ(20)が設けられ、
    前記ドレンポンプ制御部(32)は、前記水位センサ(20)が上限水位(H)に到達したことを検出したときに、異常と判断して空調運転を停止するように制御する
    ことを特徴とする空気調和機。
  5. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の空気調和機において、
    前記ドレン水貯留部(7)にはドレン水の下限水位(L)を検出する水位センサ(20)が設けられ、
    前記ドレンポンプ制御部(32)は、前記水位センサ(20)が下限水位(L)未満の水位を検出したときに、前記ドレンポンプ(10)の運転を停止するように制御する
    ことを特徴とする空気調和機。
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