JP2014086182A - 無電極放電紫外線照射装置を用いた液体処理装置 - Google Patents

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【課題】 効率よく放電管の全長にわたってほぼ均一に紫外放射の強い安定した放電を生起させ得る無電極放電紫外放射装置を備えた液体処理装置の提供。
【解決手段】 被処理液体の流入口から流出口に至る処理液体流路に配設されて前記流路を通る処理液体に対して紫外線を照射する紫外線放電管を有する液体処理装置において、放電管を内部を貫通する空洞部を有してなる筒状に形成し、該空洞部内にフェライトコアを配置すると共に放電管の外周に1乃至複数の誘導コイルを巻き回す。これによれば、比較的に高電圧が放電管の外周側に印加されることから放電が生起しやすく、また放電空間が放電管表面に近くなって有機物分解に有効な真空紫外線の放射量を増大させ得る。また、フェライトコアと誘導コイルとの間に広い空隙を確保できるので、放電を安定的且つ継続的に生起させやすい。さらに、フェライトコアを冷却して紫外線放射効率を最適にすることが簡単である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、誘導コイルの高周波励起に応じて紫外線放射放電管から紫外線を照射する無電極の放電紫外線照射装置を用いた液体処理装置に関する。特に、効率よく放電管の全長にわたってほぼ均一に紫外放射の強い安定した放電を生起して液体を処理するための技術に関する。
従来から、液体の殺菌並びに液体中の微量有機物の酸化分解あるいは難分解性有機物の分解等の液体処理を行うために、紫外線放射装置を用いた液体処理装置が知られている。また、半導体や液晶などの製造に不可欠な超純水製造過程において、微量の有機物を除去するために紫外線放射装置を用いた液体処理装置がある。上記紫外線放射装置としては、蛍光ランプのような構成で管材料を紫外線透過性の石英管などに変更したものが用いられている。
ところで、近年では寿命の長い無電極放電管が一般照明用として実用化されている。また、無電極の放電紫外線照射装置としては、従来からフェライトコアに誘導コイル(以下、単に「コイル」とも記す)を巻き回したものを紫外線放射放電管(以下、単に「放電管」とも記す)の近傍に配置しておき、当該コイルに対し高周波電流(又は高周波電圧)を印加して前記放電管内に環状電界を誘起することにより、前記放電管から紫外線を発生させて照射させるようにしたものが知られている(例えば、下記に示す特許文献1参照)。
特許文献1に記載の装置においては、フェライトコアに巻き回されたコイルに対し高周波電流(又は電圧)を印加することにより略球形状(詳しくは電球状)に形成されてなる放電管内にドーナツ状の安定した放電が生じることに応じて、該放電管内に封入されている封入ガス特有の放射光が発せられる。例えば、放電管は石英などの材質からなる紫外線を透過するガラスで形成されており、またこの放電管内に封入されている封入ガスの構成物が水銀であるような場合には、当該放電管から254nmの殺菌線や185nmの真空紫外線等の放射が行われる。
また、コイルを複数に分割して並列接続し、複数の放電を独立的に並列生起することによって、光放射の均一化を改善した無電極放電ランプもある(例えば、下記に示す特許文献2参照)。さらに、誘導コイルを巻き回したフェライトコアを同軸円筒放電管に複数個配して、光放射の均一化を改善した無電極低圧ランプもある(例えば、下記に示す特許文献3参照)。
特開2009−205819号公報 特開平10−269993号公報 特表2005−506676号公報
ところで、上記特許文献1に記載の無電極放電紫外線照射装置では、放電管の長さがその直径の数倍以上である場合に、放電が放電管全長のうちの一部箇所に片寄って行われやすく、放電管全長にわたっての均一な放電を実現させることが難しいことから液体処理装置には不向きであった。そこで、上記特許文献2に記載の装置や特許文献3に記載の装置のように、放電管において複数の誘導コイルによる放電を独立的に放電管の複数箇所で並列的に生起させることによって、放電管全長にわたって放電の均一化を図ることが考えられる。
しかし、上記特許文献2に記載の装置においては、誘導コイルが単に空洞の筒部などに巻き回された空芯コイルであって、該コイルに印加される高周波(電流又は電圧、以下同じ)は数十MHzと非常に高くなる。そのような数十MHzと非常に高い高周波は磁性材料からなるフェライトコアに巻き回された誘導コイルを励磁するには不向きであり、また特に誘電率の高い水を主体とした処理液体を処理する液体処理装置に適用する場合には、高周波電力が液体に吸収されて無駄な高周波電力損失をきたすことになる。つまり、効率的に放電を生起させ難いという欠点がある。
一方、特許文献3に記載の装置においては、巻き回されたコイルの存在によりフェライトコアから熱を放出させることつまりはフェライトコアの冷却が簡単でないこと、コイルを直にフェライトコアに巻き回すことからコイルとフェライトコアとの間に空隙を確保するのが難しいこと、紫外線放射量を高くするためには放電管始動電圧を高くしなければならないことなどから、効率よく紫外放射の強い安定した放電を生起させることが難しい、という欠点がある。また、コイルを直にフェライトコアに巻き回すために巻線を絶縁しなければならず、コストがかかるなどの欠点もある。
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、主要構成要素のひとつである紫外線照射装置に、水などの処理液体の誘電率が高いがために、従来では無電極放電を用いることが難しかったフェライトコアを用いた無電極放電紫外線照射装置を適用した液体処理装置であって、この無電極放電紫外線照射装置に効率的に放電管全長にわたってほぼ均一に放電を生起させて、望ましい有機物分解や殺菌に必要な紫外線を効率的に放射することのできるようにした液体処理装置を提供しようとするものである。
本発明に係る無電極放電紫外線照射装置を用いた液体処理装置は、処理液体の流入口及び流出口を備えた処理液体流路に配設されて、流路を通る処理液体に対して無電極放電紫外放射装置で紫外線を照射するものである。その無電極放電紫外線照射装置は、長手方向に沿って内部を貫通する空洞部を有してなる筒状の紫外線放電管であって、前記紫外線放電管は前記空洞部を囲む本体部の内部に放電媒体が封入されてなるものと、前記空洞部に前記紫外線放電管の長手方向に沿って配置されるフェライトコアと、前記紫外線放電管に巻き回された1乃至複数の誘導コイルであって、該誘導コイルは前記紫外線放電管の長手方向に沿って配設されてなり、前記紫外線放電管に高周波磁界を作用させて放電を生起させるものと、前記誘導コイルにリード線を介して高周波電流又は電圧を供給する高周波電源であって、該高周波電源は前記誘導コイルを通電することにより前記紫外線放電管に紫外線を発生させるものとを備える。
本発明の無電極放電紫外線照射装置を用いた液体処理装置によれば、放電媒体が封入されてなる紫外線放電管を内部を貫通する空洞部を有してなる筒状に形成しておき、該空洞部にフェライトコアを配置する。そして、フェライトコアを収容した当該紫外線放電管に誘導コイルを巻き回し、該巻き回された誘導コイルにリード線を介して高周波電流又は電圧を供給することによって紫外線放電管から紫外線を生起させるようにした。すなわち、フェライトコアと誘導コイルとを紫外線放電管を介して離間させるようにして、フェライトコアが収容されてなる紫外線放電管の外周に1乃至複数の誘導コイルを巻き回す構成としたので、特に処理液体に吸収されて電力損失の原因となる高い周波数で誘導コイルを励磁しなくとも紫外線放電管に比較的に高電圧が印加されることから放電を生起しやすく、また放電空間が放電管表面に近くなることから有機物分解に有効な真空紫外線の放射量が増大する利点が生じる。
また、1乃至複数の誘導コイルによる放電を独立的に紫外線放電管の複数箇所で並列的に生起させて放電を放電管の一部に集中させることなく放電管全長にわたって均一的に生起させ、処理液体流路のほぼ全体に渡って液体を処理することが容易に実現可能である。さらには、フェライトコアと誘導コイルとを離間させてそれらの間に従来に比較して広い空隙を確保できることから、放電を安定的且つ継続的に生起しやすい。
また、こうした構成によればフェライトコアを冷却しやすいがために、紫外線放電管の最冷部温度を適正値に保持し、もって紫外線放射効率を最適にすることが簡単にできるようになる。さらに、無電極の紫外線放電管は有電極の放電管に比べて長寿命であるので、放電管交換の頻度を低減できる。
この発明によれば、放電媒体が封入されてなる放電管でフェライトコアを囲んだうえで、該放電管に誘導コイルを巻き回した無電極放電紫外線照射装置を液体処理装置に配置する構成としたので、高い周波数でコイルを励磁する必要がなく比較的低い数百KHzの周波数で励磁でき、誘電率の高い水などを主体とした処理液体でも高周波電力損失を少なくできて効率的な紫外線放射が可能となる。また、紫外放射の強い安定した放電を放電管全長にわたってほぼ均一的に生起させることが簡易な構成ででき、且つ液体処理に必要な紫外線放射が効果的に行われ、さらに長寿命であるために放電管交換などのメンテナンス回数が大幅に減る、という効果を奏する。
本発明に係る液体処理装置の一実施例を示す概念図である。 無電極放電紫外線照射装置の一実施例を示す斜視図である。 無電極放電紫外線照射装置の別の実施例を示す斜視図である。 無電極放電紫外線照射装置のさらに別の実施例を示す斜視図である。
以下、添付図面を参照してこの発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明に係る液体処理装置の一実施例を示す概念図である。図1に示す液体処理装置1は、例えばステンレスなどの腐食し難い材質からなる円筒形状の容器A内に、後述する図2又は図3に示す無電極放電紫外線照射装置3を収納した保護外管2を配置してなり、無電極放電紫外線照射装置3から放射される紫外線によって該円筒容器Aと保護外管2との間を通る処理液体Pの液体処理を行うタイプのものである。
円筒容器Aは、その両端がシール部Fによって処理液体Pが外部に漏れ出すことのないように液密に密閉されることによって、図中において点線の矢印で示すような、該容器A側面に設けられた図中左側の処理液体流入口Aaから取り入れた処理液体Pを、該容器A側面に設けられた図中右側の処理液体流出口Abから排出する流路が形成される。円筒容器A内には、紫外線を透過する石英ガラス等で形成された保護外管2内に挿入された状態で無電極放電紫外線照射装置3が配置されている。無電極紫外線放射放電装置3は、例えば260nm以下典型的には185nmや254nmの波長の紫外線を発する紫外線ランプである。紫外線の波長が254nm前後であれば殺菌効果が、185nm前後であれば有機物分解効果がそれぞれ顕著に現われることは従来知られている通りである。
このタイプの液体処理装置1では、処理液体流入口Aaから流れ込んだ処理液体Pが円筒容器A内を通過するときに、無電極放電紫外線照射装置3から発せられる紫外線が保護外管2を透過して処理液体Pに照射されることにより、処理液体Pの殺菌並びに処理液体P中の有機物(微生物等)の防除といった液体処理が行われる。液体処理後の処理液体Pは、浄化水などとして処理液体流出口Abから外部に流れ出る。
なお、保護外管2は必ずしも管でなくてよく、無電極放電紫外線照射装置3の外周表面に塗布された例えばフッ素樹脂からなるものであってもよい。また、図1では円筒容器A内に無電極放電紫外線照射装置3を収納した保護外管2を1本のみ配置した例を示したがこれに限らず、無電極放電紫外線照射装置3を収納した保護外管2を複数配置してよいのは勿論である。さらに、1本の保護外管2内に複数の無電極放電紫外線照射装置3を収納できるようになっていてもよい。
あるいは、保護外管2はなくともよい。すなわち、無電極放電紫外線照射装置3は、保護外管2に収納されることなく円筒容器A内に配置されてもよい。ただし、この場合には無電極放電紫外線照射装置3が処理液体Pに直に触れた状態となることから、特に処理液体Pの温度が低すぎる場合には水銀による適正な紫外線放射が得られない恐れがある。そこで、適正な紫外線放射を確保するためには、無電極放電紫外線照射装置3を保護外管2に収納して円筒容器A内に配置する方がよい。
図2は、無電極放電紫外線照射装置3の一実施例を示す斜視図である。図2に示すように、本発明に係る液体処理装置1の構成要素をなす無電極放電紫外線照射装置3は、石英等で構成された中空円筒状の無電極紫外線放射放電管Hと、磁性材料からなるフェライトコア4と、誘導コイルEと、前記誘導コイルEを高周波励起するための駆動回路等を含んでなる高周波電源(図示せず)と前記誘導コイルEとを接続するリード線B(つまり巻線)とから構成されてなる。
放電管Hには、開口された一方の端部から開口された他方の端部までにわたって内部を貫通する中空部(空洞部)Haが形成されてなり(つまり放電管Hの断面は環状になる)、該中空部Ha(空洞部)には管軸に沿って1個の長尺形状のフェライトコア4が配置される。この実施形態では、例えばセラミック製のフェライトコア4が放電管Hと同様の円筒形状に構成されてなり、該放電管Hとほぼ同軸になるように放電管H内に配設される。なお、フェライトコア4の全長は、放電管Hの最大径の10倍以上に形成されるとよい。また、ここでは図示を省略したが、フェライトコア4を上記の放電管H内において同軸に配設するための支持部材を有していてよい。
放電管Hの中空部Ha以外の本体部Hbは、紫外線を透過する石英等の材質を用いて形成されてなる閉じられた空間を有してなり、当該空間に紫外線を放射するガスとなる例えば水銀粒あるいは水銀アマルガムなどが封入されている。
放電管Hの外周には、1乃至複数の誘導コイルEが巻き回されている。リード線Bは、放電管Hの開口端から引き出されて図示を省略した高周波電源と誘導コイルEとを接続する。誘導コイルE(及びリード線B)は、銀、銅、アルミニウムなどの良導体、あるいはニッケル、ステンレスなどの難腐食性金属の材質からなる単線あるいは細線を、絶縁を保ちながら束ねた所謂リッツワイヤーなどで構成される。なお、誘導コイルE(及びリード線B)の表面はテフロン(登録商標)などの耐紫外線材料で被覆してあってもよい。
上記構成の無電極放電紫外線照射装置3による紫外線放射について説明する。高周波電源によりリード線Bを介して放電管H外周に巻き回されている誘導コイルEが高周波励起されると、該コイルEにより誘起された磁束が放電管H内に配置されたフェライトコア4を通過する。フェライトコア4内において磁束が通過すると、その磁束により放電管H内に閉ループ状に電界が誘起されることに応じて、放電空間にドーナツ状の放電が起きる。その結果、電力供給されたコイルEと放電プラズマリングとがそれぞれ結合しコイルEのエネルギーがプラズマに注入されることに従い、放電管Hの本体部Hb内部に封入された水銀粒あるいは水銀アマルガムによる紫外線の放電発光を継続的に生ずる。すなわち、無電極の放電管Hでは、高周波電源によりコイルEを介してフェライトコア4が励磁されると、長尺形状に形成された放電管Hに2次誘起起電力を発生させるので、これにより放電管H内の放電が生起される。そして、放電管H内に封入されている水銀粒(あるいは水銀アマルガム)の一部が気体となって存在することで、紫外線が効率よく放射される。
本実施形態においては、特にコイルEがフェライトコア4を中に配した放電管Hの外周に巻き回してあるので、コイルEが空洞の筒部やフェライトコア4などに巻き回された従来の場合に比較して、例え同じ電圧で放電管Hを起動したとしても、比較的高い電圧が放電管H内において中心から離れた外側に印加されることから、放電を生起しやすい。また、生起されたプラズマがコイルEに引き寄せられて放電管Hの外側近傍に多く存在した状態となりやすいことから、有機物分解に効果的な波長の短い真空紫外光などがより強く放射される。さらには、フェライトコア4とコイルEとの間に広い空隙を確保できるので、フェライトコア4にコイルEを直に巻き回した場合と比較して、磁束が漏れやすいが故に放電が安定的に継続されやすい。
本実施形態においては、無電極の放電管Hを利用している。無電極の放電管Hは有電極放電管に比較して、寿命が数倍から数十倍程度に長くほぼメンテナンスを必要としないので、コイルEを外周に巻き回してあってもメンテナンスに伴いコイルEを一旦取り外すなどの面倒な作業を行うことがほとんどない点で有利なだけでなく、無電極放電紫外線照射装置3の製造乃至運用コストを低くに抑えられるという点でも有利である。さらには、図2に示したように両端を開口させて内部を貫通させた中空の円筒状に構成した放電管Hの製作が容易であること、つまりは放電管Hの本体部Hbにより覆われる形でフェライトコア4を挿入設置するのが容易な放電管Hを製作しやすい、という利点もある。
また、上述した本発明に係る液体処理装置1で被処理液の殺菌や処理液体中の有機物分解などの液体処理を行う場合には、上記したように本発明の液体処理装置1の構成要素のひとつである無電極放電紫外線照射装置3を処理液体Pの流路の途中に配置しておき、これを外部に配置した高周波電源(図示せず)により動作する。ここで、上述したような水銀が封入された放電管Hを用いた無電極放電紫外放射装置3の場合には、その水銀蒸気圧を適正に保ち紫外放射効率を最適にする必要があり、それはとりもなおさず放電管Hの最冷部温度を適正値に保持することによる。本発明に係る液体処理装置1はこの点においても、コイルEがフェライトコア4を中に配した放電管Hの外周に巻き回してあり、このコイルE自身が抵抗発熱するので、フェライトコア4にコイルEを直に巻き回した従来の場合より有利である。
本実施形態ではフェライトコア4にコイルEを直に巻き回していないことから、フェライトコア4を効率よく冷却するための構成が容易である。例えば、図1に示すように、フェライトコア4を冷却するための冷却部Cが円筒容器Aの一端に取り付けられており、該冷却部Cはフェライトコア4を挿入した後の放電管Hの中空部Haに、冷却した気体をファンなどで送り循環させる(空冷式)又は冷却した液体をポンプなどで送り循環させる(水冷式)ことによって、フェライトコア4を冷却する。
あるいは、フェライトコア4を中空に形成しておき、冷却部Cはこの中空部に冷却した気体や冷却した液体などを送って循環させることにより、フェライトコア4を冷却するものであってもよい。さらには、フェライトコア4の中心軸に熱伝達の良い例えばヒートパイプや金属棒などを通しておき、冷却部Cはこれらの端部を冷却用液体や気体等に直接的又は間接的に接触させることにより、フェライトコア4を冷却するものであってもよい。なお、放電管Hの温度が適正温度よりもはるかに高温度になる場合には、水銀蒸気圧を下げるため、例えばアマルガム等を使用してもよいことは勿論である。
本実施例において、フェライトコア4の動作効率上の観点からすれば、高周波電源によるコイルEの駆動周波数が高ければ高いほど損失が大きくなることから、前記駆動周波数はできれば高くないほうが望ましい。反対に、高周波電源によるコイルEの駆動周波数が低すぎる場合には、フェライトコア4を太くつまりは直径を大きくしなければならずコスト的に不利である。これらに鑑みれば、高周波電源によるコイルEの駆動周波数は、20kHz以上1MHz以下であるのが望ましい。
すなわち、フェライトコア4の透磁率をμ、磁界強度をHとすると、フェライトコア4を介して高周波電源から放電管Hへと伝達されるエネルギーは、フェライトコア4の単位体積当り「μfH2/2」で表される。したがって、周波数(f)が低くなると単位体積当りのエネルギー伝達量が少なくなるので、一定量のエネルギーを伝達するためにはフェライトコア4を大きくしなければならなくなる。例えば20kHzの周波数で駆動する場合には、200kHzの周波数で駆動する場合に比べて約10倍の大きさのフェライトコア4が必要になる。そこで、本実施形態においては放電管Hから紫外線を発生させるための駆動周波数の下限がフェライトコア4の外周に巻き回されたコイルEへの駆動周波数で決まり、望ましくは20kHz以上(更に望ましくは50kHz以上)の周波数で駆動するように調整するのがよい。そうすることで、フェライトコア4をあえて大きくしなくても、高周波電源から放電管Hへと効率的にエネルギーを伝達させることが簡単にできるようになる。
さらには処理液体Pが、誘電率が高いがために高周波電磁波をより多く吸収して高周波電力損失の大きい水などを主体とした液体である場合には、コイルEの駆動周波数が高いと紫外線を放射するべきエネルギーが、紫外線を放射しないで処理液体に直接吸収されてしまい多大な電力損失をきたす原因となる。そのために、コイルEの駆動周波数は1MHz以下が望ましい。500kHz以下ならば更に望ましい。
フェライトコア4の紫外線による劣化を防止するため、フェライトコア4の表面にはアルミナ粉末を塗布するなどして紫外線反射材を取り付けるとよい。あるいは、放電管Hの内壁近傍に紫外線反射材を取り付けることも容易である。このように、この実施形態においては紫外線反射材を取り付けることが簡単にでき、これにより発生された紫外線の影響によるフェライトコア4やコイルEの劣化を防止することができるだけでなく、且つ紫外線の放射対象である処理液体Pの存在する放電管Hの外周側への紫外線放射量を増やして液体処理の効率を挙げることが容易にできる。また、フェライトコア4を紫外線反射性金属チューブで構成することで、紫外線反射と冷却媒体を通す管とを兼ねるようにすることも簡便である。
また、放電管Hの内側管を硬質ガラスや軟質ガラスなどで形成する一方、放電管Hの外側管を石英で形成するなどして、放電管Hの内側管と外側管とを異なる素材で形成しておきこれを組み合わせることにより内部に中空部Haを有する放電管Hを形成するとよい。硬質又は軟質ガラスのような紫外線を透過しない素材で内側管を形成することで、中空部Haに配設されるフェライトコア4や外周に巻き回されたコイルEを本体部Hbから発せられる紫外線から保護するための例えば上記した紫外線反射材などを取り付けるなどの保護策を講ずる必要がなくなるので、コストを下げることができる。なお、膨張係数の異なる硬質又は軟質ガラスで形成された内側管と、石英で形成された外側管との気密接合は、膨張係数が少しずつ異なるガラスを複数段重ね合わせて接合した、いわゆるグレーテッドチューブ(傾斜管)を用いればよい。
通常の電極を有する放電管は電極による寿命により高々2万時間程度の寿命であるが、本願発明に係る液体処理装置1の構成要素である無電極放電紫外線照射装置3のようなフェライトコア4を用いた放電管Hは電極が無いので有電極放電管に比べて数倍の寿命となる。しかし、放電管Hが紫外線劣化のほとんど無いアルミナなどのセラミックで構成されている場合は別として、一般的な石英等で構成されている場合には、185nmなどの真空紫外線放射により石英を構成する原子間結合が切断されて石英の体積が変化することによって放電管Hに微細クラックが生じてしまい、ついには放電管H自体が破損することが生じ得、これが放電管Hの寿命を短くし得る1つの原因となっている。
ここで、石英中に水酸基OHが100ppm以上存在し、尚且つ塩素やフッ素などのハロゲン元素が0.1ppm以上含有されている場合には、真空紫外線光の影響による微細クラックの生成が少ないことが実験的に分かっている。これは、ハロゲンの存在で真空紫外線光の透過率が向上して石英内での吸収が減ることによることと、OH基の存在で石英の切断された結合が回復することによる。そこで、本願発明に係る無電極放電紫外線照射装置3においても、石英中に水酸基OHを100ppm以上且つ塩素やフッ素などのハロゲン元素を0.1ppm以上含有させて中空円筒状の放電管Hを形成することによって、紫外線劣化による放電管Hの寿命の向上を図るとよい。
本願発明に係る液体処理装置1の構成要素である無電極放電紫外線照射装置3の放電管Hの内壁面(内周)には真空紫外光を吸収する酸化チタンなどを塗布することで、放電管Hを構成している石英内への真空紫外線の侵入を抑えることができ、こうすることによっても放電管Hの寿命を改善することができる。さらには、従来から知られているが、酸化アルミや希土類酸化物などを放電管Hの本体部Hb内部の特に外周表面側に塗布することで、該放電管H内において封入されている水銀の付着量を減少させることができるので、これにより外部への紫外線放射量が減少することを防止するようにもしている。
なお、上記したこれらの対策を同時に用いてよいことは当然である。そうすると、放電管Hの寿命を飛躍的に延ばすことがより効果的にできるようになるので非常に有利である。
以上詳述したように、本発明に係る液体処理装置1によれば、その構成要素である無電極放電紫外線照射装置3を、放電媒体が封入されてなる紫外線放電管Hでフェライトコア4を囲んだうえで、該放電管Hの外周に1乃至複数の誘導コイルEを巻き回すといった簡単な構成とし、フェライトコア4と誘導コイルEと放電管Hを介して離間させることで、処理液体に吸収されて電力損失の原因となる高い周波数で誘導コイルEを励磁しなくとも放電管Hに比較的に高電圧が印加されることから放電を生起しやすく、また放電空間が放電管Hの表面近くになることから有機物分解に有効な真空紫外線の放射量が増大する(つまりは効率がよい)。また、放電管Hの管軸方向において一部箇所に集中させることなく管軸方向全長にわたってほぼ均一に、且つ安定的且つ継続的に放電を生起することができる。さらに、無電極の放電管Hは有電極の放電管に比べて長寿命であるが、放電管Hの寿命をより長くしたり出力低下を減少させたりすることが容易である。駆動周波数を適正にすることでフェライトコア4の電力損失を少なくでき、尚且つ処理液体への高周波電力損失を低減できる。これらの利点を有した、長寿命且つ安定した放電を行う無電極放電紫外放射装置3を備えた液体処理装置1を提供することができるようになる。
以上、図面に基づいて実施形態の一例を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、様々な実施形態が可能であることは言うまでもない。例えば、図2に示した放電管Hの中空部Haに配設された1本のフェライトコア4は、複数に分割されたものからなっていてもよい。すなわち、複数のフェライトコア4を間隔を空けずに(つまりギャップを設けずに)軸方向に並べて棒状に配置したものであってよい。一般的に市販されているフェライトコア4の長さは高々20cm程度の長さのものが最長であることから、複数のフェライトコア4を間隔を空けずに軸方向に複数並べることにより、全長が放電管Hの最大径の10倍以上に形成された1本のフェライトコア4として使用できるようにしてよい。
次に、図3は無電極放電紫外線照射装置3の別の実施例を示す斜視図である。図3に示す無電極放電紫外線照射装置3のように、フェライトコア4の軸方向において離間した位置に複数(ここでは2個)の誘導コイルE1,E2を巻き回した構成としてもよい。図2に示した1個のフェライトコア4に1個のコイルEのみを巻き回した単一な構成とした場合には、特に直径に比較して管軸方向が長い長尺状の放電管H内においては、放電の起きた領域は放電の負特性から抵抗成分が減少することとなり、もって電流が当該領域に集中する傾向にある。そうすると、放電がますます前記領域に集中する現象が生じるので、放電管Hの管軸方向において均一な放電発光が阻害されやすい。
そこで、図3に示す無電極放電紫外線照射装置3のように、放電管H内に1個のフェライトコア4を配設しておき、該フェライトコア4に複数のコイルE1,E2(ここでは2個のものを例に示したが、2個以上であってよい)を分割配置することによれば、個々のコイルE1,E2ごとに放電が行われて放電管Hの特定箇所に集中し偏って放電が行われることがなくなる。したがって、図2に示したような1個のフェライトコア4に1個のコイルEのみを巻き回した場合に比べれば、ほぼ均一な放電発光を放電管Hの全長にわたって得ることができるようになる。本実施形態では、放電管Hの外周にコイルEを巻き回す構成であることから、このような変更を行うことが容易である。
図4は、無電極放電紫外線照射装置3のさらに別の実施例を示す斜視図である。図4に示すように、1本のフェライトコア4に複数の放電管H1〜H4を配置してよい。この場合、各放電管H1〜H4毎に分散して放電が行なわれることにより、特定箇所に集中し偏って放電が行われることがない。したがって、ほぼ均一な放電発光をフェライトコア4の軸方向にわたって得ることができるようになる。なお、この場合、1本のフェライトコア4に複数の放電管H1〜H4の全てを配置することに限らず、1乃至複数の放電管H1〜H4毎に1本のフェライトコア4を配するようにしてもよい。例えば、放電管H1及びH2共通に1本のフェライトコアを、放電管H3及びH4共通に別の1本のフェライトコアを配するようにしてもよい。また、図示のように複数の放電管H1〜H4個々に対応させるようにして複数のコイルE1〜E4各々を巻き回すのが望ましいが、複数の放電管H1〜H4を1個のコイルEでまとめて巻き回してもよい。
なお、上記のようにして複数のコイルEを配する場合、複数のコイルEは高周波電源に対して並列接続されてもよいし直列接続されてもよい。複数のコイルEを直列あるいは並列にして高周波電源に接続すれば、それら複数のコイルEを少ない数の駆動回路により駆動できることから、コストを低減でき且つ回路寿命を改善することができる。ただし、各コイルEを並列に接続した場合には、高周波電源からのコイル駆動電圧を低くして、高周波電源における駆動回路内にある各部品の耐電圧値を下げることで、これらの部品の寿命を長くすることができるという利点がある。
なお、上述した実施例においては、放電管Hの外周にコイルEを巻き回したものを例にしたがこれに限らず、保護外管2の外周にコイルEを巻き回してもよい。あるいは、放電管H及び保護外管2の両方の外周にコイルEを巻き回してもよい。
なお、上述した実施例においては、本発明に係る液体処理装置1として、円筒容器A内に無電極放電紫外線照射装置3を収納した紫外線透過性の保護外管2を配置してなり、該容器Aと保護外管2との間に処理液体Pを通し、前記無電極放電紫外線照射装置3から発せられる紫外線が保護外管2を透過して該容器A内を通り抜ける処理液体Pに照射されるタイプのものを示したがこれに限らない。液体処理装置1は、図2〜図4に示したような無電極放電紫外線照射装置3そのもののみが処理液体Pに浸漬されて、当該無電極放電紫外線照射装置3から発せられる紫外線が放電管Hの周囲に存在する処理液体Pに対して照射されるタイプのものであってもよい。
1・・・液体処理装置
2・・・保護外管
3・・・無電極紫外線放射放電装置
4・・・フェライトコア
A・・・円筒容器(密閉容器)
Aa・・・処理液体流入口
Ab・・・処理液体流出口
B・・・リード線
C・・・冷却部
E(E1〜E4)・・・誘導コイル
F・・・シール部
H(H1〜H4)・・・無電極紫外線放射放電管
Ha・・・中空部
Hb・・・本体部
P・・・処理液体

Claims (11)

  1. 長手方向に沿って内部を貫通する空洞部を有してなる筒状の紫外線放電管であって、前記紫外線放電管は前記空洞部を囲む本体部の内部に放電媒体が封入されてなるものと、
    前記空洞部に前記紫外線放電管の長手方向に沿って配置されるフェライトコアと、
    前記紫外線放電管に巻き回された1乃至複数の誘導コイルであって、該誘導コイルは前記紫外線放電管の長手方向に沿って配設されてなり、前記紫外線放電管に高周波磁界を作用させて放電を生起させるものと、
    前記誘導コイルにリード線を介して高周波電流又は電圧を供給する高周波電源であって、該高周波電源は前記誘導コイルを通電することにより前記紫外線放電管に紫外線を発生させるものと
    を備え、
    処理液体の流入口及び流出口を備えた処理液体流路に配設され、前記流路を通る処理液体に対し紫外線を照射して前記処理液体を処理する液体処理装置。
  2. 前記フェライトコアを冷却する冷却手段をさらに備える請求項1に記載の液体処理装置。
  3. 前記冷却手段は、前記フェライトコアを収容した前記紫外線放電管の空洞部にフェライトコア冷却用の液体又は気体を通して前記フェライトコアを冷却することを特徴とする請求項2に記載の液体処理装置。
  4. 前記フェライトコアは複数からなることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の液体処理装置。
  5. 前記紫外線放電管は、複数が長手方向に沿って分散して配設されてなることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の液体処理装置。
  6. 前記紫外線放電管の外周を紫外線透過性膜で被覆したことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の液体処理装置。
  7. 前記フェライトコア表面及び前記フェライトコアを配置してなる前記紫外線放電管の前記空洞部側の少なくとも一方を紫外線反射材で被覆したことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の液体処理装置。
  8. 前記誘導コイルを駆動する際の前記高周波電源の周波数は20kHz以上1MHz以下であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の液体処理装置。
  9. 前記紫外線放電管の前記本体部に、当該本体部の内部に封入されている放電媒体との反応を防止する保護膜を設けることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の液体処理装置。
  10. 前記紫外線放電管の前記本体部に、さらに185nmの紫外線を吸収して前記本体部を透過させない保護膜を設けることを特徴とする請求項9に記載の液体処理装置。
  11. 前記紫外線放電管の外周側に配置され、該放電管を保護する管状の紫外線透過性の保護部材をさらに備えてなり、前記誘導コイルを前記紫外線放電管又は前記保護部材の少なくともいずれか一方に巻き回すことを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載の液体処理装置。
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