JP2014083945A - サイドシルスカッフのオープニングトリム挟持構造 - Google Patents

サイドシルスカッフのオープニングトリム挟持構造 Download PDF

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Abstract

【課題】係止部の数を増やすこと無く、連続的な挟持効果を持たせることによりサイドシルスカッフの倒れや位置ズレを防ぎ、良好な外観品質を維持することにある。
【解決手段】ドア開口部2の周縁にオープニングトリム3が取付けられ、ドア開口部2の下部にサイドシルスカッフ4が設けられ、サイドシルスカッフ4の室外側の端部がオープニングトリム3の上部に重なって取付けられており、サイドシルスカッフ4の裏面の複数箇所には、ツメ形状の係止部42が間隔を空けて突設され、隣り合う係止部42同士は、サイドシルスカッフ4の長手方向に沿って延在するリブ43によって連結されている一方、ドア開口部2の下部側には、係止部42と係止するスカッフクランプ5の係止孔51が設けられ、リブ43は、オープニングトリム3の可撓リップ35に当接され、可撓リップ35の弾性力による反力で、係止部42が係止孔51に対して係止する方向へ押し付けられるように構成されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、車両のドア開口部の下部を覆うサイドシルスカッフのオープニングトリム挟持構造に関する。
従来から、車両のドア開口部の下部には、乗降などに際して起こる擦れや傷などからサイドシル部を保護するためのサイドシルスカッフが設けられている。このようなサイドシルスカッフは、裏面側の複数箇所に長手方向へ間隔を空けて設けられる係止部を備えており、これら係止部をサイドボディのフランジ部に嵌合した嵌着部材に係止させることによって取付けられている。また、ドア開口部の周縁には、サイドドアとサイドボディとの間のシールを確保するために、オープニングトリムが取付けられている。このため、従来におけるサイドシルスカッフは、嵌着部材とオープニングトリムとの間に係止部が挟持される構造となっている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−262607号公報
上述した従来のサイドシルスカッフの固定構造においては、係止部が設けられた箇所の車両幅方向の位置規制は可能となるが、サイドシルスカッフは乗降に際して踏まれることが多いので、係止部を設けた箇所以外では位置規制の効果が得られず、サイドシルスカッフの倒れや位置ズレによるオープニングトリムとの隙間が発生しやすいというおそれがあった。
これを防ぐための手段としては、係止部の設置数を増やすことも考えられるが、サイドシルスカッフの組み付け箇所が増えることになるので、組み付け工数や重量が増加するとともに、型費及び部品コストの増加を伴うという問題を有している。
本発明はこのような実状に鑑みてなされたものであって、その目的は、係止部の数を増やすこと無く、連続的な挟持効果を持たせることによりサイドシルスカッフの倒れや位置ズレを防ぎ、良好な外観品質を維持することが可能なサイドシルスカッフのオープニングトリム挟持構造を提供することにある。
上記従来技術の有する課題を解決するために、本発明は、ドア開口部の周縁にオープニングトリムが取付けられ、前記ドア開口部の下部にサイドシルスカッフが設けられ、前記サイドシルスカッフの室外側の端部が前記オープニングトリムの上部に重なって取付けられているサイドシルスカッフのオープニングトリム挟持構造において、前記サイドシルスカッフの裏面の複数箇所には、ツメ形状の係止部が間隔を空けて突設され、隣り合う前記ツメ形状の係止部同士は、前記サイドシルスカッフの長手方向に沿って延在するリブによって連結されている一方、前記ドア開口部の下部側には、前記ツメ形状の係止部と係止する被係止部が設けられ、前記リブは、前記オープニングトリムの可撓部に当接され、前記可撓部の弾性力による反力で、前記ツメ形状の係止部が前記被係止部に対して係止する方向へ押し付けられるように構成されている。
本発明において、前記オープニングトリムは、前記リブと前記サイドシルスカッフの室外側の端縁とによって挟持されている。
また、本発明において、前記リブは、前記ツメ形状の係止部の突出高さよりも低く形成されている。
さらに、本発明において、前記被係止部は、前記サイドシルスカッフ内に配置されるスカッフクランプに設けた係止孔である。
上述の如く、本発明に係るサイドシルスカッフのオープニングトリム挟持構造は、ドア開口部の周縁にオープニングトリムが取付けられ、前記ドア開口部の下部にサイドシルスカッフが設けられ、前記サイドシルスカッフの室外側の端部が前記オープニングトリムの上部に重なって取付けられているものであって、前記サイドシルスカッフの裏面の複数箇所には、ツメ形状の係止部が間隔を空けて突設され、隣り合う前記ツメ形状の係止部同士は、前記サイドシルスカッフの長手方向に沿って延在するリブによって連結されている一方、前記ドア開口部の下部側には、前記ツメ形状の係止部と係止する被係止部が設けられ、前記リブは、前記オープニングトリムの可撓部に当接され、前記可撓部の弾性力による反力で、前記ツメ形状の係止部が前記被係止部に対して係止する方向へ押し付けられるように構成されているので、ツメ形状の係止部の数を増やすこと無く、リブに負荷される可撓部からの反力で係止部の係止力を高めることが可能となり、連続的な挟持効果を持たせることによってサイドシルスカッフの倒れや位置ズレを防止することができる。したがって、本発明のオープニングトリム挟持構造によれば、乗降に際してサイドシルスカッフが踏まれても位置規制された状態を維持することができ、ドア開口部の下部における外観品質の向上を図ることができる。
また、本発明において、前記オープニングトリムは、前記リブと前記サイドシルスカッフの室外側の端縁とによって挟持されているので、リブやツメ形状の係止部に対する可撓部の弾性力が大きい場合でも、サイドシルスカッフの室内側への位置ズレを確実に防ぐことができる。すなわち、本発明のオープニングトリム挟持構造においては、サイドシルスカッフの室外側の端縁がオープニングトリムに被さるように係止しているので、リブやツメ形状の係止部が可撓部により過度に押し付けられても、サイドシルスカッフの位置が室内側に移動してずれてしまうということは無くなる。
さらに、本発明において、前記リブは、前記ツメ形状の係止部の突出高さよりも低く形成されているので、リブがサイドシルスカッフの長手方向に亘って連続して設けられていても、サイドシルスカッフの意匠面にヒケ等が発生するのを防ぐことが可能となり、サイドシルスカッフの外観を高品質で維持することができる。
また、本発明において、前記被係止部は、前記サイドシルスカッフ内に配置されるスカッフクランプに設けた係止孔であるので、ハーネスなどの配線を束ねるのに必要なスカッフクランプを利用することが可能となり、被係止部として嵌着部材を新たに追加して設ける場合と比べて、部品点数及び取付工数を削減することが可能となり、部品コストの低減化及び取付作業性の向上を図ることができる。
本発明の実施形態に係るサイドシルスカッフのオープニングトリム挟持構造が適用されるドア開口部の下部を室外側から見た斜視図である。 図1におけるサイドシルスカッフの裏面側を斜め上方から見た拡大斜視図である。 図1におけるA−A線断面図である。 図1におけるB−B線断面図である。
以下、本発明を図示の実施の形態に基づいて詳細に説明する。
図1〜図4は本発明の実施形態に係るサイドシルスカッフのオープニングトリム挟持構造を示すものである。なお、図1において、矢印O方向は車室内Rと反対側の室外側を示し、矢印F方向は車両前方を示している。
図1〜図4に示すように、本発明の実施形態に係るサイドシルスカッフのオープニングトリム挟持構造が適用される車両のサイドボディ1には、ドア開口部2を開閉する図外のサイドドアが回動自在に設けられており、ドア開口部2の周縁には、当該サイドドアとサイドボディ1との間をシールする帯状のオープニングトリム3が取付けられている。このため、ドア開口部2の周縁には、オープニングトリム3を嵌め込むシールフランジ11が起立して形成されている。
このシールフランジ11は、図3及び図4に示すように、サイドボディ1を構成するインナパネル(サイドシルインナパネル)12の上端フランジ部12aとアウタパネル13の上端フランジ部13aとが、強度を高めるリーンフォースメントパネル14の上端フランジ部14aを間に置いて、3枚重ね合わせた状態で接合されることにより形成されている。
オープニングトリム3は、弾力性を有するゴム材などを押し出し成形することによって形成された一体成形品であり、図1、図3及び図4に示すように、シールフランジ11に嵌着させる断面略逆U字状の嵌着部31と、室外側に配置される中空状のシール部32とを有している。嵌着部31は、互いに間隔を空けて向き合う対向壁31a,31bの内側面に突設された保持リップ33,34と、車室内R側に位置する対向壁31aの外側面の上部に突設された可撓リップ(可撓部)35とを備えており、保持リップ33,34の先端部をインナパネル12及びアウタパネル13の上端フランジ部12a,13aに圧接させることによって、シールフランジ11に押し込んだ嵌着部31が嵌着されるように構成されている。可撓リップ35は、車室内R側に位置する対向壁31aの外側面から離れて位置し、インナパネル12の上面12bに向かって延びながら車室内R側へ向かって湾曲形成されており、これによって、必要な反力が生じるような弾性力を持たせている。また、シール部32は、図示しないサイドドアの閉鎖時において、ドア周縁部に圧接して変形することによって、当該サイドドアとサイドボディ1との間がシールされるようになっている。
一方、本実施形態のドア開口部1の下部には、図1〜図4に示すように、乗降に際して乗員などに踏まれる可能性があるオープニングトリム3を保護するための樹脂製のサイドシルスカッフ4が車両前後方向に沿って設けられている。このようなサイドシルスカッフ4は、サイドボディ1を構成するインナパネル12の上部側面からシールフランジ11及びオープニングトリム3の上部にかけてこれらを覆うように配置され、室外側の端部がオープニングトリム3の上部に重なって取付けられる断面略逆L字状のスカッフ本体41を有している。しかも、スカッフ本体41の室外側の端縁41aは、オープニングトリム3の嵌着部31に被さるように、更に室外側へ延びて湾曲形成されており、室外側の対向壁31bの上部外側面に当接して係止すべく配置されている。
また、スカッフ本体41の裏面の複数箇所(本実施形態では4箇所)には、図2及び図4に示すように、先端部分が後述の被係止部に引っ掛かるようなツメ形状の係止部42が長手方向(車両前後方向)に所定の間隔を空けながら、インナパネル12の上面12bへ向かって突設されている。これらツメ形状の係止部42は、サイドシルスカッフ4をドア開口部2の下部に取付けた状態で車室内R側に位置する端縁41a寄りに配置されており、サイドシルスカッフ4をドア開口部2の下部に取付けたときに、オープニングトリム3の嵌着部31の可撓リップ35に当接され、該可撓リップ35の弾性力による反力が受けられるように構成されている。このため、ツメ形状の係止部42は、ツメ部分が突出する方向と反対側で、オープニングトリム3の可撓リップ35に臨む背面が平坦な四角形に形成され、係止部42の背面と嵌着部31の車室内R側の対向壁31aとの間に可撓リップ35を挟み込むようになっている。
さらに、本実施形態の挟持構造では、図2及び図4に示すように、隣り合うツメ形状の係止部42同士がスカッフ本体41の長手方向に沿って連続して延在するリブ43によって互いに連結されている。このため、本実施形態のリブ43は、係止部42と同位置で、隣り合う係止部42の間に位置するスカッフ本体41の端縁41a寄りの裏面に突設されており、サイドシルスカッフ4をドア開口部2の下部に取付けたときに、オープニングトリム3の嵌着部31の可撓リップ35に当接され、該可撓リップ35の弾性力による反力が受けられるように構成されている。
このため、本実施形態の挟持構造では、リブ43を介しても可撓リップ35の弾性力による反力を受けることになり、ツメ形状の係止部42が後述の被係止部に対して係止する方向へ更に押し付けられるように構成されている。したがって、リブ43に負荷される可撓リップ35からの反力で係止部42の係止力が高められることになり、サイドシルスカッフ4は、車両前後方向に亘って、オープニングトリム3への連続的な挟持効果を持ち、特に、係止部42間の倒れを防ぐとともに、オープニングトリム3との不均一な隙間発生を防ぐことが可能になっている。
また、本実施形態のオープニングトリム3は、図3に示すように、サイドシルスカッフ4を構成するスカッフ本体41の室外側の端縁41aが嵌着部31の室外側の対向壁31bの上部外側面を被さるように形成され、スカッフ本体41のリブ43と室外側の端縁41aとによって挟持されるようになっている。すなわち、可撓リップ35の弾性力に基づく大きな反力が係止部42やリブ43に作用した場合でも、サイドシルスカッフ4が車室内R側へ向かって移動するということはなく、サイドシルスカッフ4の車室内R側への位置ズレが生じないように構成されている。
しかも、本実施形態のリブ43は、ツメ形状の係止部42の突出高さよりも低くなるように形成されている。リブ43の高さを係止部42よりも低く設定すると、リブ43がサイドシルスカッフ4の長手方向に亘ってスカッフ本体41の裏面に連続して設けられていても、サイドシルスカッフ4の意匠面にヒケなどの外観的な欠陥が生じるのを防ぐ構造が得られることになる。
また、本実施形態のサイドシルスカッフ4においては、図2に示すように、隣り合う係止部42同士を連結するためにスカッフ本体41の裏面の端縁41a寄りに設けたリブ43とは別に、縦方向リブ44と横方向リブ45が設けられている。これら縦方向リブ44及び横方向リブ45は、係止部連結用のリブ43が倒れるのを防ぐために、スカッフ本体41の裏面に設けられたものである。そのため、縦方向リブ44は、スカッフ本体41の端縁41aと反対側(車室内R側)に位置する裏面にリブ43と間隔を空けて平行に延在している。そして、横方向リブ45は、スカッフ本体41の長手方向に間隔を空けて複数本配置されており、各横方向リブ45は、係止部連結用のリブ43に対して直交方向へ延び、縦方向リブ44を跨りながらスカッフ本体41の湾曲部41bを越えて延在し、当該リブ43を支えるように構成されている。
一方、本実施形態のツメ形状の係止部42を係止する被係止部は、図4に示すように、サイドシルスカッフ4内に間隔を空けて配置されるスカッフクランプ(ハーネス保持部)5の上部に設けた係止孔51である。このスカッフクランプ5は、被係止部用としての嵌着部材を新たに設けられたものではなく、図示しないハーネスなどの配線を束ねるために必要な部品であり、部品点数及び取付作業工数を増加させるものではない。
このようなスカッフクランプ5は、スカッフ本体41の係止部42と対応する位置に配設されており、底部の突起52をインナパネル12の上面12bに穿設した差込孔15に差し込むことにより、インナパネル12に固定されている。また、係止孔51は、係止部42のツメ形状の先端部を押し込むことが可能であって、押し込んだ係止部42のツメ形状の先端部が周縁部分に引っ掛かって抜けないような大きさと形状に形成されている。
本発明の実施形態に係るサイドシルスカッフ4のオープニングトリム3に対する挟持構造を得るには、まず、スカッフクランプ5の突起52をドア開口部2の下部に位置するインナパネル12の差込孔15に差し込んで、インナパネル12の上面12bに固定する。また、オープニングトリム3の嵌着部31をシールフランジ11に嵌着させて取付け、可撓リップ35を車室内R側に配置する。
次いで、裏面側を下方に向けてサイドシルスカッフ4を持ち、上方からオープニングトリム3の嵌着部31及びスカッフクランプ5の上部を被せながら、係止部42をスカッフクランプ5の係止孔51内に押し込み、ツメ形状の先端部を係止孔51の周縁部分に引っ掛けると、サイドシルスカッフ4は、ドア開口部2の下部にしっかり固定されて取付けられることになる(図3及び図4参照)。この状態では、サイドシルスカッフ4のスカッフ本体41の係止部42及びリブ43がオープニングトリム3の可撓リップ35に当接され、係止部42が可撓リップ35の弾性力による反力でスカッフクランプ5の係止孔51に対して係止する方向(車室内R側)へ押し付けられ、かつ、オープニングトリム3がリブ43とスカッフ本体41の室外側の端縁41aとによって挟持されている。
このように、本発明の実施形態に係るサイドシルスカッフ4のオープニングトリム3に対する挟持構造では、ドア開口部2の下部に設けられるサイドシルスカッフ4の裏面の複数箇所に、ツメ形状の係止部42を間隔を空けて突設し、隣り合うツメ形状の係止部42同士をサイドシルスカッフ4の長手方向に沿って延在するリブ43によって連結し、ツメ形状の係止部42をドア開口部2の下部のインナパネル12に固定したスカッフクランプ5の係止孔51に係止するとともに、リブ43をドア開口部2の周縁に取付けられるオープニングトリム3の可撓リップ35に当接させ、可撓リップ35の弾性力による反力で、ツメ形状の係止部42を係止孔51に対して係止方向へ押し付けるように構成しているため、ツメ形状の係止部42の数を増やさなくとも、リブ43に負荷される可撓リップ35からの反力で係止部42の係止力を高めることができ、係止部42の箇所のみならず、リブ43を介した連続的な挟持効果によってサイドシルスカッフ4の倒れや位置ズレを防止することができる。
したがって、本発明のオープニングトリム3の挟持構造によれば、乗降に際してサイドシルスカッフ4が踏まれても位置規制された状態を維持することができ、特に、係止部42の間の倒れや、オープニングトリム3との不均一な隙間発生を防止でき、ドア開口部2の下部において高品質の外観を得ることができる。
以上、本発明の実施の形態につき述べたが、本発明は既述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づいて各種の変形及び変更が可能である。
例えば、既述の実施の形態では、ツメ形状の係止部42を係止する被係止部としてスカッフクランプ5の係止孔51を利用したが、シールフランジ11に取付けた嵌着部材にツメ形状の係止部42を係止するようにしても良い。
1 サイドボディ
2 ドア開口部
3 オープニングトリム
4 サイドシルスカッフ
5 スカッフクランプ
11 シールフランジ
12 インナパネル
12a 上端フランジ部
12b 上面
13 アウタパネル
13a 上端フランジ部
14 リーンフォースメントパネル
14a 上端フランジ部
15 差込孔
31 嵌着部
32 シール部
35 可撓リップ(可撓部)
41 スカッフ本体
41a 端縁
42 ツメ形状の係止部
43 リブ
51 係止孔(被係止部)
52 突起

Claims (4)

  1. ドア開口部の周縁にオープニングトリムが取付けられ、前記ドア開口部の下部にサイドシルスカッフが設けられ、前記サイドシルスカッフの室外側の端部が前記オープニングトリムの上部に重なって取付けられているサイドシルスカッフのオープニングトリム挟持構造において、
    前記サイドシルスカッフの裏面の複数箇所には、ツメ形状の係止部が間隔を空けて突設され、隣り合う前記ツメ形状の係止部同士は、前記サイドシルスカッフの長手方向に沿って延在するリブによって連結されている一方、前記ドア開口部の下部側には、前記ツメ形状の係止部と係止する被係止部が設けられ、
    前記リブは、前記オープニングトリムの可撓部に当接され、前記可撓部の弾性力による反力で、前記ツメ形状の係止部が前記被係止部に対して係止する方向へ押し付けられるように構成されていることを特徴とするサイドシルスカッフのオープニングトリム挟持構造。
  2. 前記オープニングトリムは、前記リブと前記サイドシルスカッフの室外側の端縁とによって挟持されていることを特徴とする請求項1に記載のサイドシルスカッフのオープニングトリム挟持構造。
  3. 前記リブは、前記ツメ形状の係止部の突出高さよりも低く形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のサイドシルスカッフのオープニングトリム挟持構造。
  4. 前記被係止部は、前記サイドシルスカッフ内に配置されるスカッフクランプに設けた係止孔であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のサイドシルスカッフのオープニングトリム挟持構造。
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