JP2014082674A - 電子機器、制御方法及び制御プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザに不便さを感じさせないようにすること。
【解決手段】1つの態様において、電子機器(例えば、携帯電話1)は、複数のマイクと、通話時に、前記複数のマイクのいずれを使用するかを決定するコントローラとを備える。例えば、電子機器(例えば、携帯電話1)は、通話時に、姿勢検出ユニット15による検出結果に基づいて、第1マイク8a及び第2マイク8bのいずれを使用するかを決定する。例えば、電子機器(例えば、携帯電話1)は、パネル20に接触する耳の形状を判定し、判定した耳の形状に応じて、第1マイク8a及び第2マイク8bのいずれを使用するかを決定する。
【選択図】図6

Description

本出願は、電子機器、制御方法及び制御プログラムに関する。
携帯電話、スマートフォンなどの携帯型の電子機器に、タッチスクリーンディスプレイを搭載するものがある。これらの電子機器は、タッチセンサをユーザインタフェースとして機能させることにより、操作ボタンなどの物理的な構造の一部を排除して、機器表面に大型のディスプレイを配設する構造上のデザインを有するものが主流となりつつある。
特開2010−262636号公報
機器表面に大型のディスプレイを配設する構造上のデザインは、ディスプレイを取り囲む略四角形状のものが多く、一見、ユーザが使用するときの正しい機器の向きが分かりにくい場合がある。このため、ユーザは、例えば、着信時などに、機器の正しい向きを瞬時に判断できず、不便さを感じる場合がある。このように、機器表面に大型のディスプレイを配設する構造上のデザインを有する電子機器には、ユーザに不便さを感じさせないようにしたいというニーズが存在する。
1つの態様に係る電子機器は、複数のマイクと、通話時に、前記複数のマイクのいずれを使用するかを決定するコントローラとを有する。
1つの態様に係る制御方法は、複数のマイクを備える電子機器によって実行される制御方法であって、通話時に、前記複数のマイクのいずれを使用するかを決定するステップと、決定されたマイクにより集音するステップとを含む。
1つの態様に係る制御プログラムは、複数のマイクを備える電子機器に、通話時に、前記複数のマイクのいずれを使用するかを決定するステップと、決定されたマイクにより集音するステップとを実行させる。
図1は、携帯電話の正面図である。 図2は、携帯電話のa−a断面を模式的に示す断面図である。 図3は、携帯電話のb−b断面を模式的に示す断面図である。 図4は、パネルの形状の例を示す図である。 図5は、パネルの振動の例を示す図である。 図6は、実施形態に係る携帯電話のブロック図である。 図7は、実施形態1に係る通話時のマイク切替処理の処理手順の一例を示す図である。 図8は、通話時の携帯電話の姿勢の一例を示す図である。 図9は、通話時の携帯電話の姿勢の一例を示す図である。 図10は、実施形態2に係る通話時のマイク切替処理の処理手順の一例を示す図である。 図11は、パネルへの耳の接触検出、及び耳の形状判定の説明に用いる図である。 図12は、筐体に向きに応じて使用するマイクを決定して、通話開始後のマイクの変更禁止する処理手順の一例を示す図である。 図13は、パネルに接触する耳の形状に基づいて使用するマイクを決定して、通話開始後のマイクの変更禁止する処理手順の一例を示す図である。 図14は、携帯電話の内部構造の変形例に対応するb−b断面を模式的に示す断面図である。 図15は、補強部材による周波数特性の変化例を示す図である。
本出願に係る電子機器、制御方法、及び制御プログラムを実施するための実施形態を、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下では、1つの実施形態に係る電子機器の例として、携帯電話について説明する。
(実施形態1)
図1、図2及び図3を参照しながら、実施形態に係る携帯電話1の全体的な構成について説明する。図1は、携帯電話1の正面図である。図2は、携帯電話1のa−a断面を模式的に示す断面図である。図3は、携帯電話1のb−b断面を模式的に示す断面図である。図1に示すように、携帯電話1は、ディスプレイ2と、照度センサ4と、近接センサ5と、圧電素子7と、第1マイク8a及び第2マイク8bと、カメラ12と、パネル20と、タッチスクリーン21と、筐体40とを備える。
図1に示すように、携帯電話1は、機器表面に大型のディスプレイを配設し、筐体40の長手方向の両端部の対称な位置にマイクを有する構造上のデザインを有する。携帯電話1は、筐体40の長手方向の第1マイク8a側の端部を上にした場合と筐体40の長手方向の第2マイク8b側の端部を上にした場合とで、ほぼ外観上の差異がない。
ディスプレイ2は、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)、有機ELディスプレイ(OELD:Organic Electro−Luminescence Display)、又は無機ELディスプレイ(IELD:Inorganic Electro−Luminescence Display)等の表示デバイスを備える。ディスプレイ2は、文字、画像、記号、及び図形等を表示する。
照度センサ4は、携帯電話1の周囲光の照度を検出する。照度は、光の強さ、明るさ、又は輝度を示す。照度センサ4は、例えば、ディスプレイ2の輝度の調整に用いられる。近接センサ5は、近隣の物体の存在を非接触で検出する。近接センサ5は、磁界の変化又は超音波の反射波の帰還時間の変化等に基づいて物体の存在を検出する。近接センサ5は、例えば、ディスプレイ2が顔に近づけられたことを検出する。照度センサ4及び近接センサ5は、一つのセンサとして構成されていてもよい。照度センサ4は、近接センサとして用いられてもよい。
圧電素子7は、電気信号(音信号に応じた電圧)が印加されると、構成材料の電気機械結合係数に従い伸縮又は屈曲する。すなわち、圧電素子7は、電気信号が印加されると変形する。圧電素子7は、パネル20に取り付けられ、パネル20を振動させるための振動源として用いられる。圧電素子7は、例えば、セラミック又は水晶を用いて形成される。圧電素子7は、ユニモルフ、バイモルフ、又は積層型圧電素子であってよい。積層型圧電素子には、バイモルフを積層した(例えば16層又は24層積層した)積層型バイモルフ素子が含まれる。積層型の圧電素子は、例えば、PZT(チタン酸ジルコン酸鉛)からなる複数の誘電体層と、該複数の誘電体層間に配設された電極層との積層構造体から構成される。ユニモルフは、電気信号(電圧)が印加されると伸縮する。バイモルフは、電気信号(電圧)が印加されると屈曲する。
第1マイク8aおよび第2マイク8bは、音入力部である。第1マイク8aおよび第2マイク8bは、入力される音を電気信号へ変換してコントローラ10へ送る。第1マイク8aおよび第2マイク8bは、例えば、通話時に、ユーザから発せられる音声を集音(入力)する。
カメラ12は、撮影した画像を電気信号へ変換してコントローラ10へ送る。カメラ12には、例えば、ディスプレイ2に面している物体を撮影するインカメラ、ディスプレイ2の反対側の面に面している物体を撮影するアウトカメラが含まれる。
パネル20は、圧電素子7の変形(伸縮又は屈曲)にともなって振動し、利用者がパネル20に接触させる耳の軟骨(耳介軟骨)等にその振動を伝える。パネル20は、例えば、ガラス、又はアクリル等の合成樹脂により形成される。パネル20の形状は、例えば、板状である。パネル20は、平板であってよい。パネル20は、表面が滑らかに湾曲する曲面パネルであってもよい。パネル20は、バッテリリッドであってもよい。バッテリリッドは、筐体40に取り付けられ、バッテリを覆う部材である。圧電素子7が筺体40の角部(例えば四隅の少なくとも一か所)を振動させる構成であっても良い。この場合、圧電素子7は、筺体40の角部の内面に取り付けられる構成でもよいし、中間部材をさらに備え、圧電素子7の振動が中間部材を介して筺体40の角部に伝達される構成でもよい。この構成によれば、振動する範囲を比較的狭くできるため、振動により発生する気導音が周囲に漏れにくい。また、この構成によれば、例えば利用者が筺体40の角部を外耳道に挿入した状態で気導音と振動音とが利用者に伝わるため、周囲のノイズが利用者の外耳道に入りにくい。そのため、利用者に伝わる音の品質を向上することができる。
パネル20の背面には、接合部材30により、ディスプレイ2と、圧電素子7とが取り付けられる(図2、図3参照)。圧電素子7は、パネル20の背面に配置された状態で、筺体40の内表面と所定の距離だけ離間している。圧電素子7は、伸縮または屈曲した状態でも、筺体40の内表面と離間しているとよい。すなわち、圧電素子7と筺体40の内表面との間の距離は、圧電素子7の最大変形量よりも大きいとよい。圧電素子7は、補強部材(例えば、板金又はガラス繊維強化樹脂)を介してパネル20に取り付けられてもよい。接合部材30は、例えば、両面テープ、又は熱硬化性あるいは紫外線硬化性等を有する接着剤である。接合部材30は、無色透明のアクリル系紫外線硬化型接着剤である光学弾性樹脂でもよい。
圧電素子7は、パネル20の短手方向の端部から所定の距離だけ離間した近傍に、圧電素子7の長手方向がパネル20の長手方向と平行になるように配設される(図3参照)。圧電素子7の長手方向の中心は、パネル20の長手方向における中心を通りパネル20の短手方向に平行な直線上に位置する。
タッチスクリーン(タッチセンサ)21は、ディスプレイ2に重ねて配設される。タッチスクリーン21は、接触を検出する。コントローラ10(携帯電話1)は、タッチスクリーン21によって検出される接触に基づいて、指、スタイラス、ペン等(以下、単に「指」という)を用いてタッチスクリーン21に対して行われる各種操作(ジェスチャ)を検出する。例えば、タッチスクリーン21は、タッチセンサを有する。タッチセンサは、タッチスクリーン21への指の接触を、接触された場所のタッチスクリーン21上での位置とともに検出し、コントローラ10に通知する。コントローラ10は、タッチスクリーン21と協働することによって、ディスプレイ20の表面におけるユーザの操作(ジェスチャ)を検出する。コントローラ10が、タッチスクリーン21を介して検出する各種操作(ジェスチャ)には、例えば、タッチ、ロングタッチ、リリース、スワイプ、タップ、ダブルタップ、ロングタップ、ドラッグ、フリック、ピンチイン、及びピンチアウトが含まれるがこれらに限定されない。タッチスクリーン21の検出方式は、静電容量方式、抵抗膜方式、表面弾性波方式(又は超音波方式)、赤外線方式、電磁誘導方式、及び荷重検出方式等の任意の方式でよい。図1に示すように、ディスプレイ2と、タッチスクリーン21とは機能的には分離したものであるが、物理的にはタッチスクリーンディスプレイとして統合されていてよい。
タッチスクリーン21により検出される接触には、パネル20に対する耳介の接触等が含まれる。
筐体40は、樹脂又は金属を用いて形成される。筐体40は、ディスプレイ2、照度センサ4、近接センサ5、第1マイク8a、第2マイク8b、カメラ12、およびパネル20等を支持する。
図1から図5を参照しながら、実施形態に係る携帯電話1による音の出力についてより詳細に説明する。図4は、パネル20の形状の例を示す図である。図5は、パネル20の振動の例を示す図である。
圧電素子7には、出力する音に応じた電気信号が印加される。圧電素子7には、例えば、外耳道を介する気導音によって音を伝える所謂パネルスピーカの印加電圧である±5Vよりも高い、±15Vが印加されてもよい。これにより、利用者が、例えば、3N以上の力(5N〜10Nの力)でパネル20に自身の体の一部を押し付けた場合であっても、パネル20に十分な振動を発生させ、利用者の体の一部を介して伝わる振動音を発生させることができる。圧電素子7に印加される電圧は、パネル20の筺体40に対する固定強度、又は圧電素子7の性能等に応じて適宜調整可能である。
電気信号が印加されると、圧電素子7は長手方向に伸縮又は屈曲する。圧電素子7が取り付けられたパネル20は、圧電素子7の伸縮又は屈曲に合わせて変形する。これにより、パネル20は、振動し、気導音を発生させる。さらに、利用者が体の一部(例えば、耳介軟骨)をパネル20に接触させた場合、パネル20は、体の一部を介して利用者に伝導する振動音を発生させる。すなわち、パネル20は、圧電素子7の変形にともなって、パネル20に接触する物体に対して振動音として知覚される周波数で振動する。
例えば、圧電素子7に、通話の相手の音声、又は着信音、音楽等の音データに応じた電気信号が印加されると、パネル20は、電気信号に対応する気導音及び振動音を発生させる。圧電素子7及びパネル20を介して出力される音信号は、後述するストレージ9に記憶されている音データに基づくものであってよい。圧電素子7及びパネル20を介して出力される音信号は、外部のサーバ等に記憶され、後述する通信ユニット6によりネットワークを介して取得される音データに基づくものであってもよい。
本実施形態において、パネル20は、利用者の耳とほぼ同じ大きさであってよい。また、パネル20は、図4に示すように、利用者の耳よりも大きなサイズであってもよい。この場合、利用者は、音を聞くときに耳の外周部のほぼ全体をパネル20に接触させることができる。このようにして音を聞くことにより、周囲音(ノイズ)が外耳道に入り難くなる。本実施形態では、少なくとも、パネル20は、人間の対耳輪下脚(下対輪脚)から対耳珠までの間の距離に相当する長手方向(又は短手方向)の長さと、耳珠から対耳輪までの間の距離に相当する短手方向(又は長手方向)の長さとを有する領域よりも広い領域が振動する。パネル20は、耳輪における対耳輪上脚(上対輪脚)近傍の部位から耳垂までの間の距離に相当する長手方向(又は短手方向)の長さと、耳珠から耳輪における対耳輪近傍の部位までの間の距離に相当する短手方向(又は長手方向)の長さを有する領域が振動してもよい。上記の長さおよび幅を有する領域は、長方形状の領域であってもよいし、上記の長手方向の長さを長径、上記の短手方向の長さを短径とする楕円形状であってもよい。人間の耳の平均的な大きさは、例えば、社団法人 人間生活工学研究センター(HQL)作成の日本人の人体寸法データベース(1992−1994)等を参照すれば知ることができる。
図5に示すように、パネル20は、圧電素子7が取り付けられた取付領域20aだけでなく、取付領域20aから離れた領域も振動する。パネル20は、振動する領域において、当該パネル20の主面と交差する方向に振動する箇所を複数有し、当該複数の箇所の各々において、振動の振幅の値が、時間とともにプラスからマイナスに、あるいはその逆に変化する。パネル20は、それぞれの瞬間において、振動の振幅が相対的に大きい部分と振動の振幅が相対的に小さい部分とがパネル20の略全体に一見ランダム又は規則的に分布した振動をする。すなわち、パネル20全域にわたって、複数の波の振動が検出される。上記のように圧電素子7に対して印加される電圧が±15Vであれば、利用者が例えば5N〜10Nの力で自身の体にパネル20を押し付けた場合であっても、パネル20の上述した振動は減衰しにくい。このため、利用者は、パネル20上の取付領域20aから離れた領域に耳を接触させても、振動音を聞くことができる。
携帯電話1は、パネル20の振動により、気導音と、利用者の体の一部(例えば耳介軟骨)を介する振動音とを利用者に伝えることができる。そのため、携帯電話1は、ダイナミックレシーバと同等の音量の音を出力する場合、空気の振動により携帯電話1の周囲へ伝わる音を、ダイナミックスピーカのみを有する電子機器と比較して、少なくすることができる。このような特徴は、例えば、録音されたメッセージを電車内のような近くに他人がいる場所で聞く場合等に好適である。
さらに、携帯電話1は、パネル20の振動により利用者に振動音を伝える。そのため、利用者は、イヤホン又はヘッドホンを身につけていても、それらに携帯電話1を接触させることで、イヤホン又はヘッドホン及び体の一部を介して、パネル20の振動による振動音を聞くことができる。
さらに、携帯電話1は、パネル20の振動により音を伝える。そのため、携帯電話1が別途ダイナミックレシーバを備えない場合、パネル20が発する音を外部に伝えるための開口部(放音口)を筐体40に形成する必要がない。このため、防水構造を実現する場合に、構造を簡略化することができる。携帯電話1は、ダイナミックスピーカの放音口等の開口部を筐体40に形成する必要がある場合、防水構造を実現するために、気体は通すが液体は通さない部材によって開口部を閉塞する構造を採用してもよい。気体は通すが液体は通さない部材は、例えば、ゴアテックス(登録商標)である。
携帯電話1は、例えば、ダイナミックスピーカなどのスピーカを有してもよい。
以下の説明では、圧電素子7及びパネル20の組み合わせを振動レシーバと呼ぶことがある。
図6を参照しながら、携帯電話1の機能的な構成について説明する。図6は、実施形態に係る携帯電話1のブロック図である。図6に示すように、携帯電話1は、ディスプレイ2と、照度センサ4と、近接センサ5と、通信ユニット6と、圧電素子7と、第1マイク8aと、第2マイク8bと、ストレージ9と、コントローラ10と、カメラ12と、圧電素子7及びパネル20を含む振動レシーバ13と、姿勢検出ユニット15と、バイブレータ18と、タッチスクリーン21とを備える。
通信ユニット6は、無線により通信する。通信ユニット6によってサポートされる通信方式は、無線通信規格である。無線通信規格として、例えば、2G、3G、4G等のセルラーフォンの通信規格がある。セルラーフォンの通信規格として、例えば、LTE(Long Term Evolution)、W−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)、CDMA2000、PDC(Personal Digital Cellular)、GSM(登録商標)(Global System for Mobile Communications)、PHS(Personal Handy−phone System)等がある。無線通信規格として、さらに、例えば、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)、IEEE802.11、Bluetooth(登録商標)、IrDA(Infrared Data Association)、NFC(Near Field Communication)等がある。通信ユニット6は、上述した通信規格の1つ又は複数をサポートしていてもよい。
ストレージ9は、プログラム及びデータを記憶する。ストレージ9は、コントローラ10の処理結果を一時的に記憶する作業領域としても利用される。ストレージ9は、半導体記憶媒体、及び磁気記憶媒体等の任意の非一過的(non−transitory)な記憶媒体を含んでよい。ストレージ9は、複数の種類の記憶媒体を含んでよい。ストレージ9は、メモリカード、光ディスク、又は光磁気ディスク等の可搬の記憶媒体と、記憶媒体の読み取り装置との組み合わせを含んでよい。ストレージ9は、RAM(Random Access Memory)等の一時的な記憶領域として利用される記憶デバイスを含んでよい。
ストレージ9に記憶されるプログラムには、フォアグランド又はバックグランドで実行されるアプリケーションと、アプリケーションの動作を支援する制御プログラムとが含まれる。フォアグランドで実行されるアプリケーションは、例えば、ディスプレイ2に画面が表示される。制御プログラムには、例えば、OSが含まれる。アプリケーション及び制御プログラムは、通信ユニット6による無線通信又は非一過的な記憶媒体を介してストレージ9にインストールされてもよい。
ストレージ9は、例えば、制御プログラム9A、通話アプリケーション9B、音楽再生アプリケーション9C、動画再生アプリケーション9D、及び設定データ9Zを記憶する。通話アプリケーション9Bは、無線通信による通話のための通話機能を提供する。音楽再生アプリケーション9Cは、音楽データから音を再生するための音楽再生機能を提供する。動画再生アプリケーション9Dは、動画データから動画及び音を再生するための動画再生機能を提供する。設定データ9Zは、携帯電話1の動作に関連する各種の設定及び処理に関する情報を含む。
通話アプリケーション9Bが提供する機能による音(例えば、通話音声)は、振動レシーバ13から出力される。
制御プログラム9Aは、携帯電話1を稼働させるための各種制御に関する機能を提供する。制御プログラム9Aは、例えば、通信ユニット6、圧電素子7、第1マイク8a及び第2マイク8b等を制御することによって、通話を実現させる。制御プログラム9Aが提供する機能は、通話アプリケーション9B等の他のプログラムが提供する機能と組み合わせて利用されることがある。
制御プログラム9Aが提供する機能には、通話時に、第1マイク8a及び第2マイク8bのいずれを使用するかを決定する機能が含まれる。例えば、制御プログラム9Aは、通話時に、姿勢検出ユニット15による検出結果に基づいて、第1マイク8a及び第2マイク8bのいずれを使用するかを決定する機能が含まれる。
コントローラ10は、演算処理装置である。演算処理装置は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、SoC(System−on−a−chip)、MCU(Micro Control Unit)、及びFPGA(Field−Programmable Gate Array)を含むが、これらに限定されない。コントローラ10は、携帯電話1の動作を統括的に制御して各種の機能を実現する。
具体的には、コントローラ10は、ストレージ9に記憶されているデータを必要に応じて参照しつつ、ストレージ9に記憶されているプログラムに含まれる命令を実行する。そして、コントローラ10は、データ及び命令に応じて機能部を制御し、それによって各種機能を実現する。機能部は、例えば、ディスプレイ2、通信ユニット6、圧電素子7、第1マイク8a、第2マイク8b及びバイブレータ18を含むが、これらに限定されない。コントローラ10は、検出部の検出結果に応じて、制御を変更することがある。検出部は、例えば、照度センサ4、近接センサ5、カメラ12、姿勢検出ユニット15及びタッチスクリーン21を含むが、これらに限定されない。
コントローラ10は、例えば、制御プログラム9Aを実行することにより、通話時に、第1マイク8a及び第2マイク8bのいずれを使用するかを決定する処理を実行する。例えば、コントローラ10は、通話時に、姿勢検出ユニット15による検出結果に基づいて、第1マイク8a及び第2マイク8bのいずれを使用するかを決定する。
振動レシーバ13は、例えば、通話音声に対応する気導音と振動音を発生させ、ユーザに伝達する。
姿勢検出ユニット15は、携帯電話1の姿勢を検出する。姿勢検出ユニット15は、姿勢を検出するために、加速度センサ、方位センサ、及びジャイロスコープの少なくとも1つを備える。姿勢検出ユニット15は、例えば、加速度センサ、方位センサ、及びジャイロスコープの検出結果に基づいて、例えば、重力加速度(g)に対して携帯電話1の筐体40がなす角度(θ)を計測し、コントローラ10に送る。
バイブレータ18は、携帯電話1の一部又は全体を振動させる。バイブレータ18は、振動を発生させるために、例えば、圧電素子、又は偏心モータを有する。バイブレータ18による振動は、着信等の各種のイベントを利用者に報知するために用いられる。
図6においてストレージ9が記憶するプログラム及びデータの一部又は全部は、通信ユニット6による無線通信で他の装置からダウンロードされてもよい。図5においてストレージ9が記憶するプログラム及びデータの一部又は全部は、ストレージ9に含まれる読み取り装置が読み取り可能な非一過的な記憶媒体に記憶されていてもよい。非一過的な記憶媒体は、例えば、CD(登録商標)、DVD(登録商標)、Blu−ray(登録商標)等の光ディスク、光磁気ディスク、磁気記憶媒体、メモリカード、及びソリッドステート記憶媒体を含むが、これらに限定されない。
図6に示した携帯電話1の構成は例であり、本発明の要旨を損なわない範囲において適宜変更してよい。例えば、携帯電話1は、操作のためのボタンとして、テンキー配列又はQWERTY配列等のボタンを備えていてもよい。
図7〜図9を用いて、実施形態1に係る携帯電話1による処理手順について説明する。図7〜図9に示す処理手順は、コントローラ10が、ストレージ9に記憶されている制御プログラム9Aなどを実行することによって実現される。
図7は、実施形態1に係る通話時のマイク切替処理の処理手順の一例を示す図である。図8及び図9は、通話時の携帯電話1の姿勢の一例を示す図である。
図7に示すように、コントローラ10は、発信または着信の検出判定を実行する(ステップS101)。判定の結果、発信または着信が検出されない場合には(ステップS101、No)、コントローラ10は、図7に示す処理手順を終了する。
一方、判定の結果、発信または着信が検出された場合には(ステップS101、Yes)、コントローラ10は、姿勢検出ユニット15による検出結果に基づいて、筐体40の向きを検出する(ステップS102)。続いて、コントローラ10は、ステップS102において検出した筐体40の向きに応じて、使用するマイクを決定する(ステップS103)。
ステップS102及びステップS103の処理について具体的に説明する。例えば、コントローラ10は、図8または図9に示すように、姿勢検出ユニット15から送られる、重力加速度(g)に対して携帯電話1の筐体40がなす角度“θ”または“θ”に基づいて、筐体40の向き“d”または“d”を検出する。続いて、コントローラ10は、筐体40の向き“d”または“d”に基づいて、第1マイク8a及び第2マイク8bの中から、重力加速度(g)の方向を基準として筐体40における相対的な位置関係が下側であるマイクを、使用するマイクとして決定する。図8に示す例では、コントローラ10は、第2マイク8bを使用するマイクに決定する。図9に示す例では、コントローラ10は、第1マイク8aを使用するマイクに決定する。このように、コントローラ10は、第1マイク8a及び第2マイク8bの中から、重力加速度(g)の方向を基準として筐体40における相対的な位置関係が下側のマイクを自動的に選択する。つまり、ユーザの口に近い方のマイクで、通話時の音声の集音を行えるようにする趣旨である。
続いて、コントローラ10は、ステップS103において使用を決定したマイクによる集音を実行する(ステップS104)。集音のタイミングは、マイクの使用が決定された直後から開始してもよいし、通話の開始と同時に開始してもよい。
続いて、コントローラ10は、通話が終了したかどうかを判定する(ステップS105)。判定の結果、通話が終了していない場合には(ステップS105、No)、コントローラ10は、上記ステップS102に戻り、筐体40の向きを検出し、検出した筐体40の向きに応じて使用するマイクを決定し、集音する処理手順を繰り返す。すなわち、通話が終了されるまでの間に、例えば、携帯電話1が別の手に持ち替えられたり、携帯電話1が他のユーザに手渡されたりするなどして、携帯電話1の筐体40の向きが変更された場合であっても、適切なマイクが選択されるように柔軟に対応する。これとは反対に、判定の結果、通話が終了している場合には(ステップS105、Yes)、コントローラ10は、図7に示す処理手順を終了する。
上述してきたように、実施形態1では、携帯電話1は、通話時に、第1マイク8a及び第2マイク8bのいずれを使用するかを決定する。このため、実施形態1によれば、ユーザは、携帯電話1を使用する際、携帯電話1の向きにとらわれることなく(筐体40の長手方向の端部のどちら側を上にしても)利用することができる。実施形態1の携帯電話1によれば、例えば通話時に、ユーザに対して携帯電話1の向き(姿勢)を認識させる必要がなく、ユーザに不便さを感じさせない。本発明は、図1に示す携帯電話1のように、筐体40の長手方向の第1マイク8a側の端部を上にした場合と筐体40の長手方向の第2マイク8b側の端部を上にした場合とで、ほぼ外観上の差異がない電子機器に特に有用である。
また、実施形態1では、携帯電話1は、通話時に、姿勢検出ユニット15による検出結果に基づいて、第1マイク8a及び第2マイク8bのいずれを使用するかを決定する。このため、実施形態1によれば、携帯電話1は、重力加速度(g)の方向を基準として筐体40における相対的な位置関係が下側のマイクを、通話時の音声を集音するマイクとして自動的に選択することができる。言い換えれば、実施形態1によれば、第1マイク8a及び第2マイク8bの中から、ユーザの口に近い方のマイクを、通話時の音声を集音するマイクとして自動的に選択することができる。また、圧電素子7の長手方向の中心が、パネル20の長手方向の中心を通りパネル20の短手方向に平行な直線上に位置する。これにより、ユーザが電子機器1を使用する際、筐体40の長手方向に沿った両端部のうち第1マイク8a側を相対的に上側に位置させて使用する場合と第2マイク8b側を相対的に上側に位置させて使用する場合とで、ユーザに伝わる振動音の大きさが大きく変わらないようにすることができる。
(実施形態2)
実施形態1では、通話時に、姿勢検出ユニット15による検出結果に基づいて、第1マイク8a及び第2マイク8bのいずれを使用するかを決定する例を説明した。しかしながら、この例に限定されるものではなく、例えば、通話時にパネル20に接触するユーザの耳の形に基づいて、使用するマイクを決定するようにしてもよい。
制御プログラム9Aが提供する機能には、通話時に、タッチスクリーン21によりパネル20への接触が検出される人体の一部が耳である場合に、パネル20に接触する耳の形状を判定し、判定した耳の形状に応じて、第1マイク8a及び第2マイク8bのいずれを使用するかを決定する機能が含まれる。
コントローラ10は、例えば、制御プログラム9Aを実行することにより、通話時に、タッチスクリーン21によりパネル20への接触が検出される人体の一部が耳である場合に、パネル20に接触する耳の形状を判定し、判定した耳の形状に応じて、第1マイク8a及び第2マイク8bのいずれを使用するかを決定する。
図10及び図11を用いて、実施形態2に係る携帯電話1による処理手順について説明する。図10及び図11に示す処理手順は、コントローラ10が、ストレージ9に記憶されている制御プログラム9Aなどを実行することによって実現される。
図10は、実施形態2に係る通話時のマイク切替処理の処理手順の一例を示す図である。図11は、パネル20への耳の接触検出、及び耳の形状判定の説明に用いる図である。
図10に示すように、コントローラ10は、発信または着信の検出判定を実行する(ステップS201)。判定の結果、発信または着信が検出されない場合には(ステップS201、No)、コントローラ10は、図10に示す処理手順を終了する。
一方、判定の結果、発信または着信が検出された場合には(ステップS201、Yes)、コントローラ10は、タッチスクリーン21による検出結果に基づいて、パネル20に接触する耳の形状を判定する(ステップS202)。続いて、コントローラ10は、ステップS202における耳の形状の判定結果に応じて、使用するマイクを決定する(ステップS203)。
ステップS202及びステップS203の処理について具体的に説明する。例えば、コントローラ10は、図11に示すように、物体のパネル20への接触時にタッチスクリーン21の検出結果に基づいて得られる像73と、予め用意される標本75とのパターンマッチングによって、耳の接触を判定する。像73は、タッチスクリーン21の検出領域を格子状に分割し、分割されたそれぞれの領域における物体の接触の検出状態を、対応する画素の状態に変換することにより得られる。それぞれの領域においてタッチスクリーン21が検出する値が、例えば、タッチスクリーン21と物体の距離、物体がタッチスクリーン21を圧迫する押圧等によって変動する場合、像73は、多階調の画像となってもよい。
標本75は、耳の接触時に耳が接触している領域で像73と同様のやりかたで得られるはずの像である。標本75は、携帯電話1の利用者の耳の接触時に得られるはずの像であってもよいし、一般的な人の耳の接触時に得られるはずの像であってもよい。標本75は、右耳の像、左耳の像というように複数枚用意されてもよい。標本75には、上対輪脚側(図4参照)を耳の上側、耳垂側(図4参照)を耳の下側とする情報を含んでよい。標本75が複数用意されている場合には、パターンマッチングを行う場合の標本75が予め設定されていてもよいし、複数の標本75の全てについてパターンマッチングを行ってもよい。
コントローラ10は、携帯電話1は、像73が得られると、パターンマッチングによって、像73と標本75とが最もマッチする際の一致度を得る。例えば、図11に示す例では、像73の左上を基準として、標本75をX軸方向にx3、Y軸方向にy3だけシフトした場合に両者が最もマッチする。コントローラ10は、パターンマッチングによって得られる一致度が閾値よりも大きい場合には、パネル20に耳の接触が検出しているものと判定する。パネル20に対する耳の接触を、タッチスクリーン21を用いて検出する方式は、上記の方式に限定されず、特徴点抽出、エッジ検出など、他の方式を採用してもよい。パネル20に耳の接触が検出していると判定した場合、続いて、コントローラ10は、パネル20に接触する耳の形状を判定する。例えば、コントローラ10は、像73と標本75とが最もマッチする際の標本75の形状に基づいて、パネル20に接触する耳の形状を推定して判定する。
パネル20に接触する耳の形状を判定した後、コントローラ10は、耳の形状に基づいて、パネル20に接触する耳の上側、下側を特定する。続いて、コントローラ10は、第1マイク8a及び第2マイク8bの中から、パネル20に接触する耳の下側(耳垂側)にあるマイクを使用するマイクとして決定する。このように、コントローラ10は、第1マイク8a及び第2マイク8bの中から、パネル20に接触する耳の形状に基づいて、ユーザの口に近い方のマイクを自動的に選択する。つまり、ユーザの口に近い方のマイクで、通話時の音声の集音を行えるようにする趣旨である。
続いて、コントローラ10は、ステップS203において使用を決定したマイクによる集音を実行する(ステップS204)。集音のタイミングは、マイクの使用が決定された直後から開始してもよいし、通話の開始と同時に開始してもよい。
続いて、コントローラ10は、通話が終了したかどうかを判定する(ステップS205)。判定の結果、通話が終了していない場合には(ステップS205、No)、コントローラ10は、上記ステップS202に戻り、パネル20に接触する耳の形状を判定し、判定した耳の形状に応じて使用するマイクを決定し、集音する処理手順を繰り返す。すなわち、通話が終了されるまでの間に、例えば、携帯電話1が別の手に持ち替えられたり、携帯電話1が他のユーザに手渡されたりするなどして、パネル20に対する耳の接触の仕方が変わった場合であっても、適切なマイクが選択されるように柔軟に対応する。これとは反対に、判定の結果、通話が終了している場合には(ステップS205、Yes)、コントローラ10は、図10に示す処理手順を終了する。
上述してきたように、実施形態2では、携帯電話1は、通話時に、パネル20に接触する耳の形状を判定し、判定した耳の形状に応じて、使用するマイクを決定する。実施形態1では、重力加速度(g)の方向を基準として筐体40における相対的な位置関係が下側のマイクを、通話時の音声を集音するマイクとして自動的に選択する例(図7など参照)を説明した。しかしながら、携帯電話1の筐体40の向きが重力加速度に対して直交する姿勢となった場合、第1マイク8a及び第2マイク8bのうち、重力加速度(g)の方向を基準として筐体40における相対的な位置関係が下側のマイクを判定することが難しくなる。このような場合には、通話時に、使用するマイクを決定できないという事態も起こり得る。これに対して、実施形態2では、パネル20に対して接触する耳の形状に基づいて使用するマイクを決定するので、筐体40の向きに応じて使用するマイクを決定できないような場合であっても、使用するマイクを決定できる。つまり、実施形態2によれば、筐体40の向きに応じて、第1マイク8a及び第2マイク8bの中から、ユーザの口に近いほうのマイクを使用するマイクとして決定できない場合であっても、パネル20に接触する耳の形状に基づいてユーザの口に近いほうのマイクを使用するマイクとして決定できる。
ユーザの口に近いほうのマイクを、使用するマイクとして決定する方法は、実施形態1及び実施形態2で説明した例に限定されない。例えば、カメラ12を間欠駆動して、カメラ12により取得される画像の認識結果に基づいて、ユーザの口に近いほうのマイクを特定し、使用するマイクとして決定してもよい。例えば、画像の認識結果がユーザの顔の下側(顎、口など)である場合には、カメラ12と同じ側に設置されているマイク(例えば、第1マイク8a)を、使用するマイクとして決定する。例えば、画像の認識結果がユーザの顔の上側(頭、額など)である場合には、カメラ12とは異なる側に設置されているマイク(例えば、第2マイク8b)を、使用するマイクとして決定する。
実施形態1及び実施形態2において、携帯電話1は、着信をユーザに伝える画面を表示する場合に、例えば、画面を構成する文字および画像などを上下反転させた2つの画面をディスプレイ2に同時に表示するようにしてもよい。例えば、携帯電話1は、着信をユーザに伝える2つの画面をディスプレイ2に表示する際、姿勢検出ユニット15による検出結果に基づいて、重力加速度の方向を基準として、筐体40の長手方向または短手方向にディスプレイ2の表示領域を上下に分割する。そして、携帯電話1は、分割したそれぞれの領域に、文字および画像などが上下反転した画面を1つずつ表示させる。このようにすれば、ユーザが、着信時などに、ディスプレイ2を表示される画面をみて、誰から着信であるかを容易に認識できる。このような画面表示は、携帯電話1が、図1に示すような構造上のデザイン(通話時に、携帯電話1の向きにとらわれないユーザの利用を可能とする構造上のデザイン)を有する場合に適している。
(実施形態3)
実施形態1及び実施形態2において、通話が開始された後、使用するマイクの変更を禁止する制御を行ってもよい。
制御プログラム9Aが提供する機能には、通話が開始された後、使用するマイクの変更を禁止する機能が含まれる。
コントローラ10は、例えば、制御プログラム9Aを実行することにより、通話が開始された後、使用するマイクの変更を禁止する。
図12及び図13を用いて、実施形態3に係る携帯電話1による処理手順について説明する。図12及び図13に示す処理手順は、コントローラ10が、ストレージ9に記憶されている制御プログラム9Aなどを実行することによって実現される。
図12は、筐体40の向きに応じて使用するマイクを決定して、通話開始後のマイクの変更を禁止する処理手順の一例を示す図である。
図12に示すように、コントローラ10は、発信または着信の検出判定を実行する(ステップS301)。判定の結果、発信または着信が検出されない場合には(ステップS301、No)、コントローラ10は、図12に示す処理手順を終了する。
一方、判定の結果、発信または着信が検出された場合には(ステップS301、Yes)、コントローラ10は、姿勢検出ユニット15による検出結果に基づいて、筐体40の向きを検出する(ステップS302)。続いて、コントローラ10は、ステップS302において検出した筐体40の向きに応じて、使用するマイクを決定する(ステップS303)。
続いて、コントローラ10は、通話が開始されたか否かを判定する(ステップS304)。判定の結果、通話が開始されていない場合には(ステップS304、No)、コントローラ10は、上記ステップS302に戻り、筐体40の向きを検出し、検出した筐体40の向きに応じて、使用するマイクを決定する処理手順を繰り返す。すなわち、通話が開始されるまでの間に、筐体40の向きが変更された場合であっても、適切なマイクが選択されるように柔軟に対応する。
一方、判定の結果、通話が開始された場合には(ステップS304、Yes)、コントローラ10は、ステップS303において使用を決定したマイクの変更を禁止する(ステップS305)。つまり、通話が開始された後では、筐体40の向きが変更されることが少ないので、通話開始後は使用するマイクを固定し、筐体40の向きの検出処理を行わないようにする趣旨である。続いて、コントローラ10は、ステップS303において使用を決定したマイクによる集音を実行する(ステップS306)。
続いて、コントローラ10は、通話が終了したかどうかを判定する(ステップS307)。判定の結果、通話が終了していない場合には(ステップS307、No)、コントローラ10は、上記ステップS306に戻り、マイクによる集音を継続する。これとは反対に、判定の結果、通話が終了している場合には(ステップS307、Yes)、コントローラ10は、使用するマイクの変更の禁止を解除して(ステップS308)、図12に示す処理手順を終了する。
図13は、パネル20に接触する耳の形状に基づいて使用するマイクを決定して、通話開始後のマイクの変更を禁止する処理手順の一例を示す図である。
図13に示すように、コントローラ10は、発信または着信の検出判定を実行する(ステップS401)。判定の結果、発信または着信が検出されない場合には(ステップS401、No)、コントローラ10は、図13に示す処理手順を終了する。
一方、判定の結果、発信または着信が検出された場合には(ステップS401、Yes)、コントローラ10は、タッチスクリーン21による検出結果に基づいて、パネル20に接触する耳の形状を判定する(ステップS402)。続いて、コントローラ10は、ステップS202における耳の形状の判定結果に応じて、使用するマイクを決定する(ステップS403)。
続いて、コントローラ10は、通話が開始されたか否かを判定する(ステップS404)。判定の結果、通話が開始されていない場合には(ステップS404、No)、コントローラ10は、上記ステップS402に戻り、パネル20に接触する耳の形状を判定し、判定した耳の形状に応じて、使用するマイクを決定する処理手順を繰り返す。すなわち、通話が開始されるまでの間に、パネル20に対する耳の接触の仕方が変わった場合であっても、適切なマイクが選択されるように柔軟に対応する。
一方、判定の結果、通話が開始された場合には(ステップS404、Yes)、コントローラ10は、ステップS403において使用を決定したマイクの変更を禁止する(ステップS405)。つまり、通話が開始された後では、パネル20への耳の接触状態が変更されることが少ないので、通話開始後は使用するマイクを固定し、耳の形状の判定処理を行わないようにする趣旨である。続いて、コントローラ10は、ステップS403において使用を決定したマイクによる集音を実行する(ステップS406)。
続いて、コントローラ10は、通話が終了したかどうかを判定する(ステップS407)。判定の結果、通話が終了していない場合には(ステップS407、No)、コントローラ10は、上記ステップS406に戻り、マイクによる集音を継続する。これとは反対に、判定の結果、通話が終了している場合には(ステップS407、Yes)、コントローラ10は、使用するマイクの変更の禁止を解除して(ステップS408)、図13に示す処理手順を終了する。
上述してきたように、実施形態3では、携帯電話1は、通話開始後、使用するマイクの変更を禁止する。このため、通話開始後もマイクの変更を行うための処理が行われることによる処理負荷を回避することができる。
(その他の実施形態)
上記の実施形態で説明した携帯電話1の内部構造の変形例について説明する。図14は、携帯電話1の内部構造の変形例に対応するb−b線断面を模式的に示す断面図である。
図14に示すように、携帯電話1のパネル20と圧電素子7との間には、補強部材31が配設される。補強部材31は、例えば樹脂製の板、板金又はガラス繊維を含む板である。すなわち、携帯電話1においては、圧電素子7と補強部材31とが接合部材30により接着され、さらに補強部材31とパネル20とが接合部材30で接着される。
補強部材31は、例えばゴムまたはシリコン等の弾性部材である。補強部材31は、例えばある程度の弾性を有するアルミニウム等から成る金属板であってもよい。補強部材31は、例えばSUS304等のステンレス板であってもよい。ステンレス板等の金属板の厚さは、圧電素子7に印加される電圧値等に応じて、例えば0.2mm〜0.8mmのものが適宜用いられる。補強部材31は、例えば樹脂製の板であってもよい。ここでいう樹脂製の板を形成する樹脂としては、例えばポリアミド系樹脂が挙げられる。ポリアミド系樹脂には、例えば、メタキシリレンジアミンとアジピン酸とから得られる結晶性の熱可塑性樹脂から成り、強度および弾性に富むレニー(登録商標)がある。このようなポリアミド系樹脂は、それ自体をベースポリマーとして、ガラス繊維、金属繊維または炭素繊維等により強化された強化樹脂であってもよい。強化樹脂は、ポリアミド系樹脂に対するガラス繊維、金属繊維または炭素繊維等の付加量に応じて、強度および弾性が適宜調整される。強化樹脂は、例えば、ガラス繊維、金属繊維または炭素繊維等を編みこんで形成された基材に樹脂を含浸させ、硬化させて形成される。強化樹脂は、液状の樹脂に細かく切断された繊維片を混入させたのちに硬化させて形成されるものであってもよい。強化樹脂は、繊維を編みこんだ基材と樹脂層とを積層したものであってもよい。
圧電素子7とパネル20との間に補強部材31を配設することにより、以下の効果が得られる。パネル20に外力が加わった場合に、その外力が圧電素子7に伝わって圧電素子7が破損する可能性を低減することができる。例えば携帯電話1が地面に落下することでパネル20に対して外力が加わると、当該外力はまず補強部材31に伝わる。補強部材31は、所定の弾性を有しているため、パネル20から伝わる外力により弾性変形する。そのため、パネル20に対して加わった外力は補強部材31により少なくとも一部が吸収され、圧電素子7に伝達される外力が低減される。結果、圧電素子7の破損を低減することができる。補強部材31が圧電素子7と筺体40との間に配置される場合、例えば携帯電話1が地面に落下することで筺体40が変形し、変形した筺体40が圧電素子7に衝突して圧電素子7が破損する可能性を低減できる。
圧電素子7の伸縮または屈曲による振動は、まず補強部材31に伝達され、さらにパネル20に伝達される。すなわち、圧電素子7は、まず圧電素子7よりも大きな弾性係数を有する補強部材31を振動させ、さらにパネル20を振動させることになる。したがって、携帯電話1は、補強部材31を備えず、圧電素子7が接合部材30によりパネル20に接合される構造と比較して、圧電素子7の変形が過剰になりにくくすることができる。これにより、パネル20の変形量(変形の程度)を調節することができる。この構造は、圧電素子7の変形を阻害しにくいパネル20の場合に特に有効である。
さらに、圧電素子7とパネル20との間に補強部材31を配設することにより、図15に示すように、パネル20の共振周波数が下がり、低周波帯域の音響特性が向上する。図15は、補強部材31による周波数特性の変化例を示す図である。図15には、上記のSUS304のような板金を補強部材31として用いた場合の周波数特性と、上記のレニーのような強化樹脂を補強部材31として用いた場合の周波数特性とが示されている。横軸は周波数を、縦軸は音圧を示す。強化樹脂を用いた場合の共振点は約2kHzであり、板金を用いた場合の共振点は約1kHzである。強化樹脂を用いた場合のディップは約4kHzであり、板金を用いた場合のディップは約3kHzである。すなわち、強化樹脂を用いた場合には、板金を用いた場合に比べて、パネル20の共振点が高い周波数領域に位置しており、周波数特性のディップがより高い周波数領域に位置している。例えば、携帯電話1の音声通話で用いられる周波数帯は300Hz〜3.4kHzであるため、強化樹脂を補強部材31として用いた場合、ディップが携帯電話1の使用周波数帯に含まれないようにすることができる。尚、補強部材31として板金を用いる場合でも、板金を構成する金属の種類もしくは組成または板金の厚さ等を適宜調整することで、ディップが携帯電話1の使用周波数帯に含まれないようにすることができる。板金と強化樹脂とを比較すると、強化樹脂は、板金と比較してアンテナ性能への影響を低減することができる。強化樹脂は板金と比較して塑性変形しにくいため、音響特性が変化しにくいという利点がある。強化樹脂は板金と比較して、音発生時の温度上昇が抑えられる。補強部材31に換えて、板状の錘を接合部材30により圧電素子7に取り付けてもよい。
上記の実施形態では、振動レシーバ13により通話音声に対応する気導音と振動音を発生させて、ユーザに伝達する例を説明したが、これには限定されず、通話音声を出力するためのレシーバを備えていてもよい。例えば、通話時にユーザが使用するときの正しい向きというものが分からないような箇所にレシーバが設けられている場合には、上記の実施形態の処理を同様に適用できる。
上記の実施形態では、圧電素子7によりパネル20を変形させ、気導音と振動音とを発生させた。圧電素子7により筺体40の一部を変形させ、気導音と振動音とを発生させてもよい。筺体40の一部は、例えば筺体40の角部であってよい。
上記の実施形態では、携帯電話1として、ディスプレイ2が接合部材30を用いてパネル20の背面に取り付けられる例を示したが、携帯電話1は、パネル20とディスプレイ2の間に空間ができるように構成されてもよい。パネル20とディスプレイ2の間に空間を設けることにより、パネル20が振動しやすくなり、パネル20上において振動音を聞きやすい範囲が広くなる。
上記の実施形態では、圧電素子7をパネル20に取り付ける例を示したが、他の場所に取り付けられてもよい。例えば、圧電素子7は、バッテリリッドに取り付けられてもよい。バッテリリッドは、筐体40に取り付けられ、バッテリを覆う部材である。バッテリリッドは、携帯電話1などの携帯電子機器においてディスプレイ2と異なる面に取り付けられることが多いため、そのような構成によれば、利用者はディスプレイ2と異なる面に体の一部(例えば耳)を接触させて音を聞くことができる。圧電素子7が筺体40の角部(例えば四隅の少なくとも一か所)を振動させる構成であっても良い。この場合、圧電素子7は、筺体40の角部の内面に取り付けられる構成でもよいし、中間部材をさらに備え、圧電素子7の振動が中間部材を介して筺体40の角部に伝達される構成でもよい。この構成によれば、振動する範囲を比較的狭くできるため、振動により発生する気導音が周囲に漏れにくい。また、この構成によれば、例えば利用者が筐体40の角部を外耳道に挿入した状態で気導音と振動音とが利用者に伝わるため、周囲のノイズが利用者の外耳道に入りにくい。そのため、利用者に伝わる音の品質を向上することができる。
上記の実施形態では、補強部材31は板状部材であるが、補強部材31の形状はこれに限られない。補強部材31は、例えば、圧電素子7より大きく、かつその端部が圧電素子7側に湾曲し圧電素子7の側部を覆う形状を有していてもよい。また、補強部材31は、例えば、板状部と、当該板状部から延設されて圧電素子7の側部を覆う延設部とを有する形状であってもよい。この場合、延設部と圧電素子7の側部とが、所定の距離だけ離間しているとよい。これにより、延設部が圧電素子の変形を阻害しにくくなる。
パネル20は、表示パネル、操作パネル、カバーパネル、充電池を取り外し可能とするためのリッドパネルのいずれかの一部または全部を構成することができる。特に、パネル20が表示パネルのとき、圧電素子7は、表示機能のための表示領域の外側に配置される。これにより、表示を阻害しにくいという利点がある。操作パネルは、タッチパネルを含む。また、操作パネルは、例えば折畳型携帯電話において操作キーのキートップが一体に形成され、操作部側筺体の一面を構成する部材であるシートキーを含む。
パネル20と圧電素子7とを接着する接合部材およびパネル20と筺体40とを接着する接合部材等が同一の符号を有する接合部材30として説明した。しかしながら、接合部材は、接合する対象である部材に応じて適宜異なるものが用いられてよい。
上記の実施形態では、添付の請求項に係る装置の例として、携帯電話について説明したが、添付の請求項に係る装置は、携帯電話に限定されない。添付の請求項に係る装置は、携帯電話以外の携帯電子機器であってもよい。携帯電子機器は、例えば、タブレット、携帯型パソコン、デジタルカメラ、メディアプレイヤ、電子書籍リーダ、ナビゲータ、及びゲーム機を含むが、これらに限定されない。
添付の請求項に係る技術を完全かつ明瞭に開示するために特徴的な実施形態に関し記載してきた。しかし、添付の請求項は、上記実施形態に限定されるべきものでなく、本明細書に示した基礎的事項の範囲内で当該技術分野の当業者が創作しうるすべての変形例及び代替可能な構成により具現化されるべきである。
1 携帯電話
2 ディスプレイ
4 照度センサ
5 近接センサ
6 通信ユニット
7 圧電素子
8a 第1マイク
8b 第2マイク
9 ストレージ
9A 制御プログラム
9B 通話アプリケーション
9C 音楽再生アプリケーション
9D 動画再生アプリケーション
9Z 設定データ
10 コントローラ
12 カメラ
13 振動レシーバ
15 姿勢検出ユニット
18 バイブレータ
20 パネル
21 タッチスクリーン
30 接合部材
31 補強部材
40 筐体

Claims (7)

  1. 複数のマイクと、
    通話時に、前記複数のマイクのいずれを使用するかを決定するコントローラと
    を有する電子機器。
  2. 筐体と、
    前記筐体の向きを検出する検出部と
    を更に有し、
    前記コントローラは、前記通話時に前記検出部により検出される向きに応じて、前記複数のマイクのいずれを使用するかを決定する請求項1に記載の電子機器。
  3. 筐体と、
    前記筐体が有する面に対する人体の一部の接触を検出する検出部と
    を更に有し、
    前記コントローラは、前記通話時に、前記検出部により接触が検出される人体の一部が耳である場合に、前記面に接触する耳の形状を判定し、判定した耳の形状に応じて、前記複数のマイクのいずれを使用するかを決定する請求項1に記載の電子機器。
  4. 前記コントローラは、通話が開始された場合、使用することを決定した前記マイクの変更を禁止する請求項1〜3のいずれか一つに記載の電子機器。
  5. 圧電素子を更に有し、
    前記コントローラは、前記圧電素子の変形に基づいて、気導音及び人体の一部を振動させて伝わる振動音を前記筐体が有する面から発生させることによって、前記通話時の受話音声を出力する請求項1〜4のいずれか一つに記載の電子機器。
  6. 複数のマイクを備える電子機器によって実行される制御方法であって、
    通話時に、前記複数のマイクのいずれを使用するかを決定するステップと、
    決定されたマイクにより集音するステップと
    を含む制御方法。
  7. 複数のマイクを備える電子機器に、
    通話時に、前記複数のマイクのいずれを使用するかを決定するステップと、
    決定されたマイクにより集音するステップと
    を実行させる制御プログラム。
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