JP2014078870A - 固体撮像素子および撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】固体撮像素子において、読出時のリセットkTCノイズを適切に除去する。
【解決手段】光電変換層107において発生した信号電荷を捕集する画素電極104に電気的に接続された第1の増幅回路12と、第1の増幅回路12の入力端子に設けられた電荷蓄積部Cpと、第1の増幅回路12の出力端子に対して入力端子が電気的に接続された第2の増幅回路15と、第2の増幅回路15の入力端子に電気的に接続された蓄積スイッチトランジスタ13と、蓄積スイッチトランジスタ13に電気的に接続された容量部14と、第1の増幅回路12と第1の増幅回路駆動用電流源19との間に設けられた書き込みトランジスタ18と、画素電極104に電気的に接続されたリセットトランジスタ17とから読出回路を構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、光の照射を受けて電荷を発生する光電変換部を備えた固体撮像素子およびその固体撮像素子を備えた撮像装置に関するものである。
近年、ビデオカメラやデジタルカメラなどが広く一般に普及している。これらのカメラには、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサが用いられるが、高速駆動が可能などの観点から、CCDに変えてCMOSイメージセンサが主流となってきている。
また、最近では画素数増加のために一画素あたりの面積が縮小し、受光部の面積が減少することによる感度の低下が大きな問題となっている。この問題を解決する固体撮像素子として、受光部に有機光電変換膜を用いた有機CMOSセンサが提案されている(たとえば特許文献1参照)。この有機CMOSセンサは読み出し回路の上方に受光部である有機光電変換膜を設け、これらを金属配線で電気的につないだ構造である。画素サイズが縮小しても受光部の面積を大きく取れるため、感度が高い。
有機CMOSセンサも含めて、これらのCMOSイメージセンサにおいて用いられる画素部の読出回路には、3つのトランジスタを用いた読出回路(以下、3Tr読出回路という)と4つのトランジスタを用いた読出回路(以下、4Tr読出回路という)のいずれかが用いられるのが一般的である。これらの回路について説明する。
特許文献1には、3Tr読出回路が提案されている。この回路は受光部とフローティングディフュージョンノードFDが電気的に直接つながっており、FDをリセットするようにリセットトランジスタが設けられている。この構造では受光部からの電荷転送を行わないため、受光部が完全空乏化されていない場合にも、転送ノイズや残像などの問題が発生しないなどのメリットがある。
しかしながら、この3Tr読出回路は、一般的に、リセット時に発生するリセットkTCノイズを除去することができない問題がある。
その理由は、3Tr読出回路においては、まず露光により発生した電荷をFDに蓄積した状態で信号読み出しが行われ、その後、FDをリセットした状態での信号読み出しが行われ、それぞれの信号読み出しによって取得された信号の差分が取得される。この場合、露光前のリセット時の信号と上述した露光後のリセット時の信号とのそれぞれに時間的にランダムなリセットkTCノイズが発生してしまうからである。すなわち、FDに蓄積された電荷信号には、露光前のリセット時におけるリセットkTCノイズが含まれているが、このリセットkTCノイズと、露光後のリセット時に読み出した信号に含まれるリセットkTCノイズに相関がないため、これらを減算しても露光前のリセット時におけるリセットkTCノイズを除去することができない。
また、読出回路としては、上述したような3Tr読出回路だけでなく、4Tr読出回路も提案されている。
4Tr読出回路は受光部とフローティングディフュージョンノードFDの間に転送トランジスタを設けた構造である。リセットトランジスタはFDをリセットするように設けられている。この4Tr読出回路においては、3Tr読出回路では除去できないリセットkTCノイズも除去することできる。その理由は、4Tr読出回路の構成では、受光部に蓄積された電荷信号の読み出しの前に、まず、FDをリセットしてそのリセット時の信号を読み出し、その後、転送トランジスタをオンにして露光により生じた電荷信号を受光部からFDへ転送し、その転送後の電荷信号を読み出すという制御により、1回のリセット後に続けてそのリセット時の信号読出しおよび転送された電荷信号の読出しが行われるためである。したがって、これらを減算すればリセットkTCノイズを除去することができる。
しかし、4Tr読出回路は受光部からFDへ全ての信号電荷を完全転送できないと不完全転送ノイズや残像の問題が発生する。このため、4Tr読出回路においては受光部が完全空乏化されていることが必要である。
特開2011−228621号公報
しかしながら、有機CMOSセンサのような積層型固体撮像素子においては受光部と信号読み出し回路を金属配線で接続するため、受光部を完全空乏化することができない。このため、上述した4Tr読出回路を適用することができず、リセットkTCノイズが発生する。
本発明は、上記の事情に鑑み、上述したリセットkTCノイズを適切に除去することができる固体撮像素子およびその固体撮像素子を備えた撮像装置を提供することを目的とする。
本発明の固体撮像素子は、入射光の光量に応じた信号電荷を発生する光電変換層と、光電変換層において発生した信号電荷を捕集する画素電極と、画素電極に電気的に接続された第1の増幅回路、第1の増幅回路の入力端子に設けられた電荷蓄積部、第1の増幅回路の出力端子に対して入力端子が電気的に接続された第2の増幅回路、第2の増幅回路の入力端子に電気的に接続された第1のスイッチ素子、第1のスイッチ素子に電気的に接続された容量部、第1の増幅回路と第1の増幅回路駆動用電流源との間に設けられた第2のスイッチ素子および画素電極に電気的に接続されたリセット回路を含む読出回路とを備えた画素部が2次元状に複数配列されていることを特徴とする。
また、上記本発明の固体撮像素子においては、電荷蓄積部の容量よりも容量部の容量の方を大きくすることができる。
また、第1の増幅回路を、第2のスイッチ素子がオンした場合のみ動作するものとできる。
また、第1の増幅回路および第2の増幅回路をソースフォロワ回路で構成することができる。
また、第1の増幅回路駆動用電流源を、画素部の列毎に設けることができる。
また、容量部を、MOS(Metal Oxide Semiconductor)キャパシタ、MIM(Metal-Insulator-Metal)キャパシタまたはPIP(Poly-Insulator-Poly)キャパシタで形成することができる。
また、リセット回路によってリセット動作を行った後、第1のスイッチ素子および第2のスイッチ素子をオンすることによって容量部にリセット電位を蓄積し、その後、電荷蓄積部に信号電荷を蓄積した後、第1のスイッチ素子をオンすることによって容量部に蓄積されたリセット電位に応じたリセット信号を第2の増幅回路を介して読み出し、その後、第2のスイッチ素子をさらにオンすることによって電荷蓄積部に蓄積された信号電荷に応じた蓄積信号を第2の増幅回路を介して読み出すように制御する制御部を設けることができる。
また、制御部によって読み出された蓄積信号からリセット信号を減算することによって画素信号を取得する信号処理部を設けることができる。
また、第2の増幅回路の出力端子が電気的に接続される信号線に対して設けられた第2の増幅回路駆動用電流源の電流値よりも第1の増幅回路駆動用電流源の電流値の方を小さくすることができる。
また、上記信号電荷を正孔とし、読出回路をnMOSで構成することができる。
また、光電変換層を、有機光電変換膜を含むものとできる。
また、有機光電変換膜を、全ての画素部について共通なものとできる。
本発明の撮像装置は、上記本発明の固体撮像素子を備えたことを特徴とする。
本発明の固体撮像素子および撮像装置によれば、読出回路を、画素電極に電気的に接続された第1の増幅回路と、第1の増幅回路の入力端子に設けられた電荷蓄積部と、第1の増幅回路の出力端子に対して入力端子が電気的に接続された第2の増幅回路と、第2の増幅回路の入力端子に電気的に接続された第1のスイッチ素子と、第1のスイッチ素子に電気的に接続された容量部と、第1の増幅回路と第1の増幅回路駆動用電流源との間に設けられた第2のスイッチ素子と、画素電極に電気的に接続されたリセット回路とから構成するようにしたので、リセット回路によって電荷蓄積部のリセット動作を行った後、第2のスイッチ素子をオンすることにより第1の増幅回路駆動用電流源によって第1の増幅回路を動作させることができ、第1のスイッチ素子をオンすることによって、上述した4Tr読出回路のような電荷転送を伴うことなく、容量部にリセット電位を蓄積することができる。
そして、その後、電荷蓄積部に信号電荷を蓄積した後、第1のスイッチ素子をオンすることによって容量部に蓄積されたリセット電位に応じたリセット信号を第2の増幅回路を介して読み出し、その後、第2のスイッチ素子をさらにオンすることによって電荷蓄積部に蓄積された信号電荷に応じた蓄積信号を第2の増幅回路を介して読み出すことができるので、蓄積信号からリセット信号を減算することによってリセットkTCノイズを適切に除去することができる。
また、容量部からのリセット信号の読出しや電荷蓄積部からの蓄積信号の読出しの際、上述した4Tr読出回路のような電荷転送動作を行わないので、不完全な転送による転送ノイズの発生やリニアリティ不良などの問題も生じることはない。
また、上記本発明の固体撮像素子において、電荷蓄積部の容量よりも容量部の容量の方を大きくするようにした場合には、第2の増幅回路によるノイズを無視することができる。
また、第1の増幅回路を、第2のスイッチ素子がオンした場合のみ動作させることができるので、第1の増幅回路を使用しないときには第2のスイッチ素子をオフして第1の増幅回路をオフ動作させることができるので、第1の増幅回路の消費電力を低減することができる。
また、第1の増幅回路および第2の増幅回路をソースフォロワ回路で構成するようにした場合には、第1の増幅回路および第2の増幅回路の面積を小さくすることができる。
また、第1の増幅回路駆動用電流源を、画素部の列毎に設けるようにした場合には、第1の増幅回路駆動用電流源を複数の画素部で共有することができるので、画素毎に第1の増幅回路駆動用電流源を設ける場合と比較すると1画素あたりの面積を小さくすることができる。
また、容量部を、MOS(Metal Oxide Semiconductor)キャパシタ、MIM(Metal-Insulator-Metal)キャパシタまたはPIP(Poly-Insulator-Poly)キャパシタで形成するようにした場合には、容量部を不純物領域から形成する場合と比較すると容量部への漏れ光の入射の影響を小さくすることができ、また、暗電流も少なくすることができる。
また、第2の増幅回路の出力端子が電気的に接続される信号線に対して設けられた第2の増幅回路駆動用電流源の電流値よりも第1の増幅回路駆動用電流源の電流値の方を小さくするようにした場合には、第1の増幅回路駆動用電流源の消費電力の低減を図ることができる。
また、電荷蓄積部に蓄積される信号電荷を正孔とし、読出回路をnMOSから構成するようにした場合には、暗電流の影響を小さくすることができる。
本発明の固体撮像素子の一実施形態を構成する画素部を示す図 本発明の固体撮像素子の一実施形態の断面模式図 図2に示す固体撮像素子の周辺回路を含む全体構成を示す図 本発明の固体撮像素子の一実施形態における所定の一行の画素部における動作シーケンスを示す図 本発明の固体撮像素子の一実施形態の画素部の動作を説明するためのタイミングチャート
以下、図面を参照して本発明の固体撮像素子の一実施形態について説明する。図1は、本実施形態の固体撮像素子を構成する多数の画素部のうちの1つの画素部の回路構成を示す図である。本実施形態の固体撮像素子は、図1に示す画素部10を2次元状に多数配列したものである。
画素部10は、図1に示すように、光電変換部11と、電荷蓄積部Cpと、第1の増幅回路12と、蓄積スイッチトランジスタ13(請求項における第1のスイッチ素子に相当する)と、容量部14と、第2の増幅回路15と、選択トランジスタ16と、リセットトランジスタ17(請求項におけるリセット回路に相当する)と、書き込みトランジスタ18(請求項における第2のスイッチ素子の相当する)とを備えている。ノードPDおよびフローティングディフュージョンノードFdはそれぞれ第1、第2の増幅回路12,15の入力ノードである。
本実施形態においては、第1の増幅回路12と、蓄積スイッチトランジスタ13と、第2の増幅回路15と、選択トランジスタ16と、リセットトランジスタ17と、書き込みトランジスタ18は、それぞれnチャネルのMOSトランジスタから構成されている。
光電変換部11は、画素電極104と、画素電極104に対向して設けられた対向電極108と、画素電極104と対向電極108との間に設けられた光電変換層107とを備えている。
画素電極104は、画素部10毎に区分された電極であり、たとえばITOやアルミニウムや窒化チタンなどのような透明または不透明な導電性材料から形成されるものである。画素電極104は、光電変換層107において発生した電荷を画素部10毎に捕集するものである。
対向電極108は、画素電極104との間で光電変換層107に電圧を印加し、光電変換層107に電界を生じさせるための電極である。対向電極108は、光電変換層107よりも光の入射面側に設けられており、対向電極108を透過して光電変換層107に光を入射させる必要があるため、入射光に対して透明なITOなどの導電性材料から形成される。なお、本実施形態における対向電極108は、全ての画素部10で共通の1枚の電極から構成されるものであるが、画素部10毎に分割する構成としてもよい。また、本実施形態においては、この対向電極108に正のバイアス電圧が印加され、画素電極104によって正孔が捕集されるものとする。
光電変換層107は、入射光を吸収し、その吸収した光量に応じた電荷を発生する有機光電変換膜または無機光電変換膜を含むものである。なお、光電変換層107と対向電極108との間、または光電変換層107と画素電極104との間に、電極から光電変換層107へ電荷が注入されるのを抑制する電荷ブロッキング層などの機能層を設けるようにしてもよい。
ノードPDは、第1の増幅回路12の入力ノードであり、画素電極104と読出回路116をつなぐノードである。具体的には、ノードPDは、画素電極104、第1の増幅回路12のソースフォロワ回路のゲート、リセットトランジスタ17のドレインが電気的につながったノードである。画素電極104と読出回路116をつなぐために、ノードPDにはn型不純物領域がつながっており、このため、ノードPDは完全空乏化出来ない。
電荷蓄積部CpはノードPDにつながった電荷蓄積部である。ノードPDのn型不純物領域や配線の寄生容量などによって電荷蓄積部Cpは形成される。光電変換層107で発生し、画素電極104に捕集され、電荷蓄積部Cpに蓄積された信号電荷(電子または正孔)の量に応じてノードPDの電位が変化する。
第1の増幅回路12は、その入力端子が画素電極104に電気的に接続されるものである。また、第1の増幅回路12は、ソースフォロワ回路から構成されるものであり、そのソース端子(出力端子)に対して書き込みトランジスタ18のドレイン端子が接続されている。そして、書き込みトランジスタ18のソース端子は電源ラインL1に接続されており、電源ラインL1には、第1の増幅回路駆動用電流源19が設けられている。この第1の増幅回路駆動用電流源19は、第1の増幅回路12を動作させるために設けられたものである。そして、書き込みトランジスタ18のゲート端子Writeに印加される書き込みパルスがハイレベルになると書き込みトランジスタ18がオンし、この場合にのみ第1の増幅回路駆動用電流源19と第1の増幅回路12とが接続され、これにより第1の増幅回路12が動作して第1の増幅回路12の出力端子から所望の信号が出力される。このように書き込みトランジスタ18のオン・オフを制御することによって、第1の増幅回路12の動作期間を制限することができ、消費電力を低減することができる。
また、本実施形態における電源ラインL1および第1の増幅回路駆動用電流源19は、画素部10の列毎に設けられるものである。すなわち1つの第1の増幅回路駆動用電流源19が、1列の画素部10の第1の増幅回路12の駆動のために共通して用いられる。このように第1の増幅回路駆動用電流源19を複数の画素部10で共通化し、画素部10内に電流源を設けないことで、画素部の面積を小さくすることができる。
また、第2の増幅回路15を動作させるための第2の増幅回路駆動用電流源20も信号線L2に対して設けられるが、第1の増幅回路12の出力端子に接続される容量部14の容量はせいぜい数10fFであり、これに対し、第2の増幅回路15が接続される信号線L2が有する容量は数pFであるため、第1の増幅回路駆動用電流源19によって流される電流値は、第2の増幅回路駆動用電流源20によって流される電流値よりも小さくてよい。これによっても消費電力の低減を図ることができる。
フローティングディフュージョンノードFDは、第2の増幅回路15のゲートにつながっており、第2の増幅回路15の入力ノードである。また、フローティングディフュージョンノードFDは、第1の増幅回路12の出力にもつながっている。
蓄積スイッチトランジスタ13は、フローティングディフュージョンノードFDと容量部14との間に設けられるものである。第1の増幅回路12のオン期間中に蓄積スイッチトランジスタ13がオンすることによって第1の増幅回路12の出力が容量部14に蓄積される。また、読出期間中に蓄積スイッチトランジスタ13がオンすることで、容量部14に蓄積された信号をフローティングディフュージョンノードFDおよび第2の増幅回路15を介して読み出すことができる。
容量部14は、上述したように第1の増幅回路12から出力された信号電圧を蓄積するものである。容量部14としては、MOS(Metal Oxide Semiconductor)キャパシタ、MIM(Metal-Insulator-Metal)キャパシタまたはPIP(Poly-Insulator-Poly)キャパシタで形成することが望ましい。容量部14をこれらのキャパシタよって形成することによって、不純物領域から形成する場合と比較すると容量部14への漏れ光の入射の影響を小さくすることができ、また、暗電流も少なくすることができる。
また、容量部14は、その容量が電荷蓄積部Cpの容量よりも大きくなるように形成することが望ましい。このように容量を制御することによって蓄積スイッチトランジスタ13および第2の増幅回路15によるノイズを無視することができる。容量部14の容量制御の方法としては、たとえば容量部14を構成する電極の面積を制御するようにすればよい。
第2の増幅回路15は、ソースフォロワ回路から構成されるものであり、フローティングディフュージョンノードFDの電位に応じた信号を信号線L2に出力するものである。第2の増幅回路15の出力端子(ソース端子)には選択トランジスタ16が接続されている。そして、この選択トランジスタ16がオンされた場合に、第2の増幅回路15と信号線L2に接続された第2の増幅回路駆動用電流源20とが接続され、これにより第2の増幅回路15が動作して第2の増幅回路15の出力端子(ソース端子)から信号が出力される。信号線L2および第2の増幅回路駆動用電流源20は、画素部10の列毎に設けられるものである。
選択トランジスタ16は、そのソース端子が信号線L2に接続されるものであり、各画素部10の第2の増幅回路15から出力される信号を列毎に設けられた信号線L2に選択的に出力するためのものである。選択トランジスタ16のゲート端子RWに印加される選択パルスがハイレベルになると、選択トランジスタ16はオンし、これにより各画素部10の第2の増幅回路15から出力された信号が信号線L2に出力される。
リセットトランジスタ17は、ノードPDの電位を基準電位にリセットするものである。リセットトランジスタ17のドレイン端子にはノードPDが電気的に接続され、ソース端子にはリセット電源が接続され、このリセット電源によって基準電圧RD1が供給される。リセットトランジスタ17のゲート端子RS1に印加されるリセットパルスがハイレベルになると、リセットトランジスタ17がオンし、ノードPDの電位が降下して基準電位RD1にリセットされる。
図2は、図1に示した画素部10を2次元状に多数配列した固体撮像素子100の断面模式図である。なお、図2においては、図1に示した画素部10と同じ構成については同じ名称と符号を付している。
固体撮像素子100は、図2に示すように、回路基板101と、配線層102と、接続電極103と、画素電極104と、接続配線105と、接続部106と、光電変換層107と、対向電極108と、封止層110と、カラーフィルタ111と、遮光層113と、保護層114と、対向電極電圧供給部115と、読出回路116とを備えている。
回路基板101は、読出回路116が形成されるものであり、Siなどの半導体基板から構成されるものである。回路基板101上には配線層102が形成されており、この配線層102に形成された接続配線105によって読出回路116と画素電極104とが接続されている。また、上述した電源ラインL1と信号線L2も配線層102中に形成される。また、配線層102の表面には複数の画素電極104と1つ以上の接続電極103とが形成されている。
光電変換層107は、上述したように受光した光に応じて電荷を発生するものである。光電変換層107は、複数の画素電極104を覆うように設けられている。光電変換層107は、画素電極104の上では一定の膜厚となっているが、画素部以外(有効画素領域外)では膜厚が変化していても問題ない。
対向電極108は、画素電極104と対向する電極であり、光電変換層107を覆うように設けられている。対向電極108は、光電変換層107よりも外側に配置された接続電極103の上にまで形成されており、接続電極103と電気的に接続されている。
接続部106は、配線層102に埋設されており、接続電極103と対向電極電圧供給部115とを電気的に接続するためのプラグなどである。対向電極電圧供給部115は、回路基板101に形成され、接続部106および接続電極103を介して対向電極108に所定の電圧を印加するものである。なお、対向電圧供給部115は、回路基板101に形成された構成ではなく、直接外部の電源とつながった構成としても良い。
読出回路116は、図1に示した電荷蓄積部Cpと、第1の増幅回路12と、蓄積スイッチトランジスタ13と、容量部14と、第2の増幅回路15と、選択トランジスタ16と、リセットトランジスタ17と、書き込みトランジスタ18と、ノードPDと、フローティングディフュージョンノードFDとを備え、配線層102中の金属配線によって配線されたものである。読出回路116は、複数の画素電極104の各々に対応して回路基板101に設けられており、対応する画素電極104で捕集された電荷に応じた信号を読み出すものである。
封止層110は、対向電極108を覆うように設けられている。
カラーフィルタ111は、封止層110上の各画素電極104と対向する位置に形成されている。遮光層113は、封止層110上のカラーフィルタ111を設けた領域以外に形成されており、有効画素領域以外に形成された光電変換層107に光が入射するのを防止するものである。カラーフィルタ111としては、たとえばベイヤー配列のカラーフィルタを用いることができるが、これに限らず、補色型のカラーフィルタやその他の公知なカラーフィルタを用いることができる。
保護層114は、カラーフィルタ111および遮光層113上に形成されており、固体撮像素子全体を保護するものである。
図3は、図2に示した固体撮像素子100の周辺回路を含む全体構成を示す図である。図3に示すように、本実施形態の固体撮像素子100は、垂直ドライバ121と、制御部122と、信号処理回路123と、水平ドライバ124と、LVDS125と、シリアル変換部126と、パッド127とを備えている。図3に示す画素領域は、図2に示した固体撮像素子100の画素部10が配列された領域を表している。
制御部122は、タイミングジェネレータなどを備えたものであり、フレーム同期信号VDや行同期信号HDを出力するとともに、垂直ドライバ121や水平ドライバ124の動作を制御することによって画素部10における信号電荷の読出しなどを制御するものである。
特に、本実施形態の制御部122は、リセットトランジスタ17によってリセット動作を行った後、蓄積スイッチトランジスタ13と書き込みトランジスタ18とをオンすることによって第1の増幅回路12を介して容量部14にリセット電位を蓄積し、その後、電荷蓄積部Cpに信号電荷を蓄積した後、蓄積スイッチトランジスタ13をオンすることによって容量部14に蓄積されたリセット電位を第2の増幅回路15を介して読み出し、その後、書き込みトランジスタ18をさらにオンすることによって電荷蓄積部Cpに蓄積された信号電荷に応じた信号をノードPDから第1の増幅回路12および第2の増幅回路15を介して読み出すように制御するものである。なお、制御部122による上述した制御については、後で詳述する。
垂直ドライバ121は、制御部122から出力された制御信号に基づいて、読出回路116に対してリセットパルスおよび選択パルスを出力し、これにより読出回路116におけるリセット動作や信号電荷の読出動作を制御するものである。また、本実施形態における垂直ドライバ121は、読出回路116における蓄積スイッチトランジスタ13をオン・オフするための蓄積パルスや、書き込みトランジスタ18をオン・オフするための書き込みパルスも出力するものである。
信号処理回路123は、読出回路116の各列に対応して設けられるものである。信号処理回路123は、対応する列から出力された信号に対し、相関二重サンプリング(CDS)処理を行ない、処理後の信号をデジタル信号に変換するADC回路を備えたものである。信号処理回路123で処理後の信号は、列毎に設けられたメモリに記憶される。
水平ドライバ124は、信号処理回路123のメモリに記憶された画素部10の1行分の信号を順次読出してLVDS125に出力する制御を行なうものである。
LVDS125は、LVDS(low voltage differential signaling)に従ってデジタル信号を伝送する。シリアル変換部126は、入力されるパラレルのデジタル信号をシリアルに変換して出力するものである。パッド127は、外部との入出力に用いるインターフェースである。
次に、本実施形態の固体撮像素子100の動作について説明する。
本実施形態の固体撮像素子100においては、画素部10の各行が列方向に順次走査され、各行について、リセット動作、リセット電位の蓄積、リセット電位の読出動作および電荷信号の読出動作がそれぞれ行われる。図4は、所定の一行の画素部10における各動作のシーケンスを簡単に示したものである。なお、図4では説明のため読み出し期間が比較的長く示してあるが、実際には蓄積期間および排出期間に比べて読み出し期間は無視できるほど短い。
図4に示すように、まず、露光期間の始めの時刻t1においてノードPDがリセットされ、そのリセット電位が第1の増幅回路12および蓄積スイッチトランジスタ13を介して容量部14に蓄積される。
そして、その後の露光期間で電荷蓄積部Cpに光電変換部11において発生した信号電荷が画素電極104を介して蓄積される。
露光期間が終了すると、続いて読出期間に入る。読出期間では、始めに時刻t2において容量部14に蓄積されていたリセット電位が読み出され、そのリセット電位に応じたリセット信号がフローティングディフュージョンノードFD、第2の増幅回路15および選択トランジスタ16を介して信号線L2に読み出され、そのリセット信号が信号処理回路123によって取得される。
次に、時刻t3において、電荷蓄積部Cpに蓄積された信号電荷に応じた信号電圧がノードPDから第1の増幅回路12、フローティングディフュージョンノードFD、第2の増幅回路15および選択トランジスタ16を介して信号線L2に読み出され、その蓄積信号が信号処理回路123によって取得される。
そして、信号処理回路123は、入力された蓄積信号からリセット信号を減算することによって画素信号を取得する。
このような一連の動作で画素信号を取得した後、次の露光期間の開始まで各画素部10は排出期間となる。
以上が、所定の一行の画素部10における各動作のシーケンスである。
次に、図4に示すシーケンスを実行する際の読出回路116の詳細な動作制御について、図5を参照しながら説明する。
まず、図5に示すように、リセットトランジスタ17のゲート端子RS1に対してリセットパルスが供給され、これによりリセットトランジスタ17がオンすることによってノードPDがリセットされる。
そして、リセットパルスがローレベルになった直後に、書き込みトランジスタ18のゲート端子Writeに対して書き込みパルスが供給されるとともに、蓄積スイッチトランジスタ13のゲート端子Stに対して蓄積パルスが供給される。これにより書き込みトランジスタ18がオンして第1の増幅回路12が動作し、さらに蓄積スイッチトランジスタ13がオンすることによってノードPDのリセット電位に応じたリセット信号が、第1の増幅回路12および蓄積スイッチトランジスタ13を介して容量部14に蓄積される。
リセットトランジスタ17がオフの露光期間中は、光電変換部11において発生した信号電荷が画素電極104を介して電荷蓄積部Cpへ蓄積され、ノードPDの電位が変化する。
所定の露光期間が経過した後の読出期間において読み出しを行う。読出期間中は、選択トランジスタ16がオンすることによって第2の増幅回路15が動作し、フローティングディフュージョンノードFDの電位に応じた信号が第2の増幅回路15および選択トランジスタ16を介して読み出されて信号線L2に出力される。
読出期間では、始めに書き込みトランジスタ18をオフのまま、蓄積スイッチトランジスタ13をオンすることで、フローティングディフュージョンノードFDの電位が容量部14に蓄積されていたリセット電位になる。このリセット電位が、第2の増幅回路15および選択トランジスタ16を介して読み出されて信号線L2に出力される。そして、信号線L2に出力されたリセット信号は、信号処理回路123によって取得される。
次いで、蓄積スイッチトランジスタ13および選択トランジスタ16がオンした状態において、さらに書き込みトランジスタ18のゲート端子Writeに対して書き込みパルスが供給されて書き込みトランジスタ18もオン状態となる。そして、これにより第1の増幅回路12が動作することによってノードPDから電荷蓄積部Cpに蓄積された信号電荷に応じた蓄積信号が、第1の増幅回路12、フローティングディフュージョンノードFD、第2の増幅回路15および選択トランジスタ16を介して読み出されて信号線L2に出力される。そして、信号線L2に出力された蓄積信号は、信号処理回路123によって取得される。
信号処理回路123は、このようにして得られた蓄積信号とリセット信号を減算することによって画素信号を取得する。
また、画素部10では上記のようにして蓄積信号が読み出された後、さらにリセットトランジスタ17のゲート端子RS1に対してリセットパルスが供給され、これによりリセットトランジスタ17もオン状態となることによって、ノードPD、フローティングディフュージョンノードFDおよび容量部14がリセットされる。
このような一連の動作で露光・読み出しを完了した後、次の露光期間の開始まで各画素部10は排出期間となる。
上述したような一連の動作が画素部10の各行について順次行われ、第1フレームの画像信号が取得される。
そして、再び、上記と同様の一連の動作が行われることによって第2フレームの画像信号が取得され、その後、同じ処理が順次繰り返されて行われることによって各フレームの画像信号が順次取得される。
上記実施形態の固体撮像素子100によれば、リセットトランジスタ17によってノードPDのリセット動作を行った後、蓄積スイッチトランジスタ13および書き込みトランジスタ18をオンすることにより第1の増幅回路駆動用電流源19によって第1の増幅回路12を動作させることができるので、これにより上述した4Tr読出回路のような電荷転送を伴うことなく、容量部14にリセット電位を蓄積することができる。
そして、読み出し時には、蓄積スイッチトランジスタ13をオンすることによって容量部14に蓄積されたリセット電位に応じたリセット信号を第2の増幅回路15を介して読み出し、その後、書き込みトランジスタ18をさらにオンすることによって露光期間中に電荷蓄積部Cpに蓄積された信号電荷に応じた蓄積信号をノードPDから第2の増幅回路15を介して読み出すことができるので、蓄積信号からリセット信号を減算することによってリセットkTCノイズを適切に除去することができる。
また、容量部14からのリセット信号の読出しやノードPDからの蓄積信号の読出しの際、上述した4Tr読出回路のような電荷転送動作を行わないので、不完全転送による転送ノイズの発生や残像などの問題も生じることはない。
蓄積スイッチトランジスタ13のオン・オフに伴うスイッチングノイズについては、容量部14の容量が電荷蓄積部Cpの容量よりも大きいため、十分に小さく無視することが出来る。
なお、上記実施形態の固体撮像素子100においては、対向電極108に正のバイアス電圧を印加し、画素電極104によって正孔を捕集するようにしたが、これに限らず、対向電極108に負のバイアス電圧を印加し、画素電極104によって電子を捕集するようにしてもよい。
また、上記実施形態の固体撮像素子100においては、読出回路116の各トランジスタにnMOSを用いるようにしたが、pMOSを用いるようにしてもよい。
上述した駆動タイミングでは排出期間中、リセットトランジスタはオフとしたが、オンとしても構わない。
画素電極で正孔を捕集する構成の場合、ノードPDの電位が上がりすぎるのを防ぐための保護回路を設けても良い。これにより、ノードPDの電位が上がりすぎることによる故障を抑えることが出来る。
また、上述した実施形態の固体撮像素子は、種々の撮像装置に用いることができる。撮像装置としては、たとえばデジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、電子内視鏡、カメラ付携帯電話などがある。
10 画素部
11 光電変換部
12 第1の増幅回路
13 蓄積スイッチトランジスタ
14 容量部
15 第2の増幅回路
16 選択トランジスタ
17 リセットトランジスタ
18 トランジスタ
19 増幅回路駆動用電流源
20 増幅回路駆動用電流源
100 固体撮像素子
104 画素電極
107 光電変換層
116 読出回路
122 制御部
123 信号処理回路
FD フローティングディフュージョンノード
L1 電源ライン
L2 信号線
Cp 電荷蓄積部
PD 第1の増幅回路の入力ノード

Claims (13)

  1. 入射光の光量に応じた信号電荷を発生する光電変換層と、
    該光電変換層において発生した信号電荷を捕集する画素電極と、
    該画素電極に電気的に接続された第1の増幅回路、該第1の増幅回路の入力端子に設けられた電荷蓄積部、前記第1の増幅回路の出力端子に対して入力端子が電気的に接続された第2の増幅回路、該第2の増幅回路の入力端子に電気的に接続された第1のスイッチ素子、該第1のスイッチ素子に電気的に接続された容量部、前記第1の増幅回路と第1の増幅回路駆動用電流源との間に設けられた第2のスイッチ素子および前記画素電極に電気的に接続されたリセット回路を含む読出回路とを備えた画素部が2次元状に複数配列されていることを特徴とする固体撮像素子。
  2. 前記電荷蓄積部の容量よりも前記容量部の容量の方が大きいことを特徴とする請求項1記載の固体撮像素子。
  3. 前記第1の増幅回路が、前記第2のスイッチ素子がオンした場合のみ動作するものであることを特徴とする請求項1または2記載の固体撮像素子。
  4. 前記第1の増幅回路および前記第2の増幅回路がソースフォロワ回路で構成されたものであることを特徴とする請求項1から3いずれか1項記載の固体撮像素子。
  5. 前記第1の増幅回路駆動用電流源が、前記画素部の列毎に設けられたものであることを特徴とする請求項1から4いずれか1項記載の固体撮像素子。
  6. 前記容量部が、MOS(Metal Oxide Semiconductor)キャパシタ、MIM(Metal-Insulator-Metal)キャパシタまたはPIP(Poly-Insulator-Poly)キャパシタで形成されたものであることを特徴とする請求項1から5いずれか1項記載の固体撮像素子。
  7. 前記リセット回路によってリセット動作を行った後、前記第1のスイッチ素子および前記第2のスイッチ素子をオンすることによって前記容量部にリセット電位を蓄積し、その後、前記電荷蓄積部に前記信号電荷を蓄積した後、前記第1のスイッチ素子をオンすることによって前記容量部に蓄積されたリセット電位に応じたリセット信号を前記第2の増幅回路を介して読み出し、その後、前記第2のスイッチ素子をさらにオンすることによって前記電荷蓄積部に蓄積された信号電荷に応じた蓄積信号を前記第2の増幅回路を介して読み出すように制御する制御部を備えたことを特徴とする請求項1から6いずれか1項記載の固体撮像素子。
  8. 前記制御部によって読み出された前記蓄積信号から前記リセット信号を減算することによって画素信号を取得する信号処理部を備えたことを特徴とする請求項7記載の固体撮像素子。
  9. 前記第2の増幅回路の出力端子が電気的に接続される信号線に対して設けられた第2の増幅回路駆動用電流源の電流値よりも前記第1の増幅回路駆動用電流源の電流値の方が小さいことを特徴とする請求項1から8いずれか1項記載の固体撮像素子。
  10. 前記信号電荷が正孔であり、
    前記読出回路が、nMOSで構成されたものであることを特徴とする請求項1から9いずれか1項記載の固体撮像素子。
  11. 前記光電変換層が、有機光電変換膜を含むものであることを特徴とする請求項1から10いずれか1項記載の固体撮像素子。
  12. 前記有機光電変換膜が、全ての前記画素部について共通なものであることを特徴とする請求項11記載の固体撮像素子。
  13. 請求項1から12いずれか1項記載の固体撮像素子を備えたことを特徴とする撮像装置。
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