JP2014065428A - 車両の安全運転支援システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 自動車や自動二輪車などの車両において、無免許運転、飲酒運転、心神耗弱状態運転などを防止すると共に、運転中の携帯電話の使用を抑制する。
【解決手段】 運転者において所定条件を満たさなければエンジンの始動を許可しないシステムを、免許被交付者の本人情報および免許の付与条件を記憶する機能と運転者の生体情報検出機能を有するメディカル免許証と、上記メディカル免許証から読み取った情報と、運転者の着席情報に基づきエンジンの始動の可否を判断するために車両に取り付けられるメディカルボックスと、メディカルボックスからの指示によりエンジンの始動を制御するために車両に取り付けられるセーフティーコントローラにより構成する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、自動車や自動二輪車などの車両において、無免許運転、飲酒運転、心神耗弱状態運転などを防止すると共に、運転中の携帯電話の使用を抑制する機能を有する車両の安全運転支援システムに関する。
無免許運転や飲酒運転、それに薬物などによる心神耗弱状態での運転が重大な事故を招来することはいうにおよばず、これに加えて最近では運転中の携帯電話の使用に起因する事故の危険性も大きな社会問題となっている。
運転者のアルコール濃度を検出してエンジンの始動を許可しない発明や、特定運転者以外のエンジン始動を許可しない発明、車両に携帯電話の電波の妨害装置を設ける発明などが従来から提案されている。
特開2012−30696号公報 特開2000−33851号公報 特開2006−140976号公報
この発明は前記の社会問題に鑑みて創作されたものであり、前記の従来技術をさらに進化させた車両の安全運転支援システムを提供することを目的とする。
すなわち、この発明の車両の安全運転支援システムは内燃機関又は電気モータからなるエンジンの始動に際し、運転者において所定条件を満たさなければ始動を許可しないシステムにして、このシステムは携帯電話番号および生体認証情報を含む免許被交付者の本人情報および免許の付与条件を記憶する機能と運転者の生体情報検出機能を有するメディカル免許証と、上記メディカル免許証から読み取った情報と、運転者の着席情報に基づきエンジンの始動の可否を判断するために車両に取り付けられるメディカルボックスと、メディカルボックスからの指示によりエンジンの始動を制御するために車両に取り付けられるセーフティーコントローラからなることを特徴とする。
また、請求項2記載の車両の安全運転支援システムは前記のシステムにおいて、メディカル免許証において検出される運転者の生体情報には、生体認証情報および体内のアルコール濃度が含まれることを特徴とする。
また、請求項3記載の車両の安全運転支援システムは前記の請求項2記載のシステムにおいて、メディカル免許証において検出される運転者の生体情報には、運転者の血圧・心拍・血液中の酸素量・摂取薬物が含まれることを特徴とする。
また、請求項4記載の車両の安全運転支援システムは前記のシステムにおいて、メディカルボックスは下記(1)から(6)の機能を有することを特徴とする。
(1)着席センサーおよびシートベルトセンサーにより乗車した運転者がシートベルトを着用したことを検出した場合にメディカル免許証を受け付ける機能。
(2)メディカル免許証に記録された免許条件に関する情報を読み取り、免許条件と車両の種別を照合し、これが合致してない場合はエンジンの始動を拒否する機能。
(3)メディカル免許証から送られた生体認証情報により運転者と免許証の被交付者とを照合し、一致しない場合はエンジンの始動を拒否する機能。
(4)メディカル免許証から送られた運転者の生体情報を分析し、所定の条件に合致しない場合はエンジンの始動を拒否する機能。
(5)自動車の走行中は携帯電話の電波を遮断する妨害電波を発生する機能。
(6)メディカル免許証から送られた運転者の携帯電話番号を記憶し、自動車の走行中は当該携帯電話番号宛の電話の着信表示を行うとともに、応答メッセージを発する機能。
また、請求項5記載の車両の安全運転支援システムは前記のシステムにおいて、エンジンをかけた状態で運転者が降車した場合、運転者が再度乗車した段階でエンジンを停止するとともに、メディカルボックスが認証した事項をリセットすることを特徴とする。
また、請求項6記載の車両の安全運転支援システムは前記のシステムにおいて、セーフティーコントローラは内燃機関のクランクケース内に取り付けられるとともに、セーフティーコントローラを正規な方法以外で開けようとしたり接続ケーブルを切断した場合は、動力伝達軸にノックピンが挿入されて動力伝達軸をロックすることを特徴とする。
また、請求項7記載の車両の安全運転支援システムは前記のシステムにおいて、セーフティーコントローラは電気モーターの制御ボックス内に取り付けられるとともに、セーフティーコントローラを正規な方法以外で開けようとしたり接続ケーブルを切断した場合は、動力伝達軸にノックピンが挿入されて動力伝達軸をロックすることを特徴とする。
また、請求項8記載の車両の安全運転支援システムは前記のシステムにおいて、緊急車両からの発信電波の受信およびGPSによる自動車現在位置の検出結果に基づき、近傍における緊急車両の接近を表示部上に表示する機能を備えたことを特徴とする。
この発明の特徴は、安全運転支援システムを従来技術のように単一の装置のみに依存させずに、
(1)携帯電話番号および生体認証情報を含む免許被交付者の本人情報および免許の付与条件を記憶する機能と運転者の生体情報検出機能を有するメディカル免許証と、
(2)上記メディカル免許証から読み取った情報と、運転者の着席情報に基づきエンジンの始動の可否を判断するために車両に取り付けられるメディカルボックスと、
(3)メディカルボックスからの指示によりエンジンの始動を制御するために車両に取り付けられるセーフティーコントローラ、
〜の3つの装置に振り分けた点にある。
このうちのメディカル免許証は本人情報と免許の付与条件のみがICチップに記録される現行の免許証を一歩進め、そこに免許証の被交付者の携帯電話番号および生体認証情報を記録させるとともに、センサーにより生体認証情報および体内のアルコール濃度、さらに血圧・心拍・血液中の酸素量・摂取薬物などの運転者の生体情報を検出する機能を持たせている。
そして、車両には前記メディカル免許証から読み取った情報と、運転者の着席情報に基づきエンジンの始動の可否を判断するメディカルボックスを取り付け、メディカルボックスにおいては、例えば次の項目をチェックして始動の可否を決する。
(1)着席センサーおよびシートベルトセンサーにより乗車した運転者がシートベルトを着用したことを検出した場合にメディカル免許証を受け付ける。
(2)メディカル免許証に記録された免許条件に関する情報を読み取り、免許条件と車両の種別を照合し、これが合致してない場合はエンジンの始動を拒否する。
(3)メディカル免許証から送られた生体認証情報により運転者と免許証の被交付者とを照合し、一致しない場合はエンジンの始動を拒否する。
(4)メディカル免許証から送られた運転者の生体情報を分析し、所定の条件に合致しない場合はエンジンの始動を拒否する。
よって、以上の働きにより、この発明の安全運転支援システムによれば、無免許運転、飲酒運転、心神耗弱状態運転などが未然に防止される効果が奏される。
以上の場合において、この発明の安全運転支援システムはエンジンをかけた状態で運転者が降車した場合、直ちにエンジンを停止するのではなく、運転者が再度乗車した段階でエンジンを停止するとともに、メディカルボックスが認証した事項をリセットするので、例えば一旦エンジンをかけた後に車両を離れて暖気運転を行う場合にも支障を生じることがない。
また、メディカルボックスは次の機能も果たす。
(5)自動車の走行中は携帯電話の電波を遮断する妨害電波を発生する機能。
(6)メディカル免許証から送られた運転者の携帯電話番号を記憶し、自動車の走行中は当該携帯電話番号宛の電話の着信表示を行うとともに、応答メッセージを発する機能。
よって、以上の働きにより、この発明の安全運転支援システムによれば、運転中の携帯電話の使用が抑制される効果が奏され、一方、重要な着信は携帯電話に代わってメディカルボックスが受け取り、発信者に電話に出られない旨を伝えることにより、携帯電話の使用が抑制されることの不都合を補完する効果が奏される。
一方、メディカルボックスからの指示によりエンジンの始動を制御するために車両に取り付けられるセーフティーコントローラは内燃機関の場合はエンジンのクランクケース内に、電気モーターの場合は制御ボックス内に取り付けることにより、外部から容易に操作されないようにし、正規な方法以外で開けようとしたり接続ケーブルを切断した場合は、動力伝達軸にノックピンが挿入されて動力伝達軸をロックするようにすることにより、従来技術においては考慮されていなかった、安全運転支援システムのセキュリティ面での保護を完全なものにしている。
また、請求項8記載の車両の安全運転支援システムは前記のシステムにおいて、緊急車両からの発信電波の受信およびGPSによる自動車現在位置の検出結果に基づき、近傍における緊急車両の接近を表示部上に表示する機能を備えているので、緊急サイレンを聞き取れない難聴者であっても緊急車両の存在を事前に知ることができる。
この発明の車両の安全運転支援システムのブロック図。 同上、メディカル免許証のブロック図。 同上、メディカルボックスのブロック図。 この発明の車両の安全運転支援システムの手順の流れを示すフローチャート。 この発明の車両の安全運転支援システムの手順の流れを示すフローチャート。 この発明の車両の安全運転支援システムの手順の流れを示すフローチャート。
図1はこの発明の車両の安全運転支援システムの構成を示すブロック図である。この安全運転支援システムは次の3つの装置から構成される。
(1)携帯電話番号および生体認証情報を含む免許被交付者の本人情報および免許の付与条件を記憶する機能と運転者の生体情報検出機能を有するメディカル免許証1。
(2)上記メディカル免許証から読み取った情報と、運転者の着席情報に基づきエンジンの始動の可否を判断するために車両に取り付けられるメディカルボックス10。
(3)メディカルボックスからの指示によりエンジンの始動を制御するために車両に取り付けられるセーフティーコントローラ30。
図2はメディカル免許証1の構成を示すブロック図である。このメディカル免許証1は可視情報を印刷したカード状の本体に制御回路および記憶部を備えたICチップを埋め込んだものであるが、個人情報、免許の付与条件がICチップに記録される現行の免許証を一歩進め、そこに免許証の被交付者の携帯電話番号および生体認証情報を記録させるとともに、センサーにより生体認証情報および体内のアルコール濃度、さらに血圧・心拍・血液中の酸素量・摂取薬物などの運転者の生体情報を検出する機能を持たせている。図中符号2はメディカル免許証1の制御回路であり、ここに記憶部3、生体認証センサー4、呼気センサー5、健康状態センサー6、薬物センサー7が接続される。
記憶部3は免許付与時に個人情報、免許の付与条件などが都道府県公安委員会の管理下において記録され、管理者以外は書き換え不能の固有情報記憶部3Aと、前記の各センサーから検出されたデータが一時的に記録される都度情報記憶部3Bから構成される。この発明においては、前記の固有情報記憶部3Aに被交付者の携帯電話の番号も記録することを想定している。この番号は都道府県公安委員会の管理下において記録され、管理者以外は書き換え不能とする。
生体認証センサー4としては例えば指紋センサーや静脈センサーなどが想定できる。呼気センサー5は運転者の呼気中のアルコール濃度を検出するものである。健康状態センサー6は運転者の血圧・心拍・血液中の酸素量などを検出するものである。薬物センサー7は運転者の摂取薬物を検出するものである。なお、呼気センサーに代え血中酸素濃度センサーをもってアルコール濃度を検出してもよい。この場合は、血中酸素濃度センサーで他の生体情報を検出することが可能となる。
図3はメディカルボックス10の構成を示すブロック図である。このメディカルボックス10は前記のメディカル免許証1から読み取った情報と、運転者の着席情報に基づきエンジンの始動の可否を判断するために車両に取り付けられるものである。図中符号12はメディカルボックス12の制御回路であり、ここに記憶部14、携帯電話センサー15、着席センサー16、シートベルトセンサー17、車速センサー18、妨害電波発信部19、電波受信部20、GPS装置21、表示部13が接続される。図中符号11はメディカル免許証1を接続するためのインターフェースである。接続方法としては、コネクタを介して直接接続する他、無線を介してワイヤレスに接続する方法も想定される。
表示部13は例えば液晶ディスプレイなどから構成され、運転者に可視情報や音声情報を表示する他、運転者からの操作を受け付ける機能も果たす。
記憶部14はメディカルボックス10が取り付けられる車両の車種、ナンバーなどが記録される固有情報記憶部14Aと、前記の各センサーから検出されたデータが一時的に記録される都度情報記憶部14Bから構成される。固有情報記憶部14Aに記録される情報は陸運局の管理下において記録され、管理者以外は書き換え不能とする。
以上の構成よりなるメディカルボックス10からは、エンジンの始動を制御するために車両に取り付けられるセーフティーコントローラ30に制御信号が送られる。セーフティーコントローラ30からはエンジンの始動、停止の制御信号が車両のエンジン制御回路に送出される他、車両の速度制御信号も送出される。
このセーフティーコントローラ30は内燃機関のクランクケース内や電気モーターの制御ボックス内に取り付けられるとともに、セーフティーコントローラを正規な方法以外で開けようとしたり接続ケーブルを切断した場合は、不正動作センサー13がそれを感知し、ノックピン駆動ドライバー33を作動させ、動力伝達軸にノックピンを挿入して動力伝達軸をロックする。セーフティーコントローラ30は陸運局の管理下において取り付けられ、管理者以外は取り外し不能とする。
図4はこの発明の車両の安全運転支援システムの手順の流れを示すフローチャートである。以下、このフローチャートに沿って、先に概説したメディカル免許証1、メディカルボックス10、セーフティーコントローラ30の詳細を説明する。
先ず、運転者は運転に際し、メディカル免許証1の生体認証センサー4、呼気センサー5、健康状態センサー6、薬物センサー7により自身の生体情報をメディカル免許証に読み込ませる。これらのデーターはメディカル免許証1の都度情報記憶部3Bに一時的に記録される。
手順10(S10)、手順11(S11)
メディカルボックス10においては、着席センサー16、シートベルトセンサー17により運転者の着席およびシートベルトの着用の有無を検出し、これらを検出した場合にのみ、メディカル免許証1の読み取りを許可する。
手順12(S12)
メディカル免許証1の固有情報記憶部3Aに記録された個人情報、免許の付与条件および、都度情報記憶部3Bに記録された前記の運転者の生体情報は、メディカル免許証インターフェース11を介して、メディカルボックス10の都度情報記録部14Bに転送される。
手順13(S13)
メディカルボックス10においては、メディカル免許証1から転送された免許の付与条件と、メディカルボックスの固有情報記憶部14Aに記録された当該車両の種別を比較し、免許条件(例えば、車両が大型なのに対し、小型自動車免許などのような場合)が合致しない場合はエンジンの始動を拒否する。
手順14(S14)手順15(S15)
メディカルボックス10においては、メディカル免許証1の固有情報記憶部3Aから転送された免許証の被交付者の生体認証情報と、都度情報記憶部3Bから転送された運転者の生体認証情報を比較することにより本人認証を行い、運転者が免許証の被交付者でない場合はエンジンの始動を拒否する。
手順16(S16)、手順17(S17)
メディカルボックス10においては、メディカル免許証1の都度情報記憶部3Bから転送された運転者の呼気中のアルコール値を計測し、一定濃度以上の場合はエンジンの始動を拒否する。
手順18(S18)、手順19(S19)
メディカルボックス10においては、メディカル免許証1の都度情報記憶部3Bから転送された運転者の健康状態(例えば、血圧・心拍・血液中の酸素量など)、薬物の有無などの生体情報を分析し、所定値以上の場合はエンジンの始動を拒否する。なお、健康状態に関しては、中間段階としてエンジンの始動は拒否しないが、車両の最高速度を制限するように車載コンピューターを制御するようにしてもよい。
手順20(S20)
以上の手順を経てエンジンの始動が許可される。
図5はこの発明の車両の安全運転支援システムにおける運転者の降車時の手順の流れを示すフローチャートである。これは、例えば一旦エンジンをかけた後に車両を離れて暖気運転を行うような場合を想定したもので、このような場合に支障を来さない手順の流れとしている。
手順21(S21)、手順22(S22)
この発明においては、エンジンの回転中に運転者が離席しても、運転者がエンジンを切らない限りエンジンを停止することはない。この場合、運転者の離席は着席センサー16、シートベルトセンサー17により検出され、その情報がメディカルボックス10の都度情報記憶部10Bに記録される。
手順23(S23)、手順22(S22)、手順23(S23)
運転者が再度着席した場合は、これを着席センサー16、シートベルトセンサー17により検出し、都度情報記憶部10Bに記録されている直近の離席情報と照合し、再乗車であることを判断しエンジンを停止する。
手順24(S24)
同時に、メディカル免許証1の都度情報記録部3Bおよびメディカルボックス10の都度情報記録部14Bに記録された記録もリセットされ、前記の手順10(S10)に戻る。
図6はこの発明の車両の安全運転支援システムにおける走行中の携帯電話の使用禁止の手順の流れを示すフローチャートである。
手順30(S30)
メディカルボックス10の携帯電話センサー15により車内に存する携帯電話や無線電話を検出する。
手順31(S31)、手順32(S32)
メディカルボックス10の車速センサー18により車両が停止しているか、走行中であるかを検出し、走行中の場合はメディカルボックスの電波発信部19から携帯電話電波使用周波数帯、および無線電話電波使用周波数帯に妨害電波を発信して車内での使用を不可にする。
手順33(S33)、手順34(S34)
一方、メディカルボックス10においては都度情報記憶部14Bに記録された運転者の携帯電話の番号を参照し、電波受信部20により当該番号宛の呼び出しを検出し、発信者にただいま運転中などの応答メッセージを返す。また、この場合、表示部13に着信ありなどの表示を行ってもよい。
この発明の車両の安全運転支援システムにおいては、メディカルボックス10は自車社位置を検出するGPS装置を備えており、電波受信部20により緊急車両の交信用無線を傍受し、かつ自車が交差点付近に位置している場合には近傍における緊急車両の接近を表示部13上に表示する。
なお、以上の実施例は四輪自動車を例にとり説明したが、この発明の車両の安全運転支援システムは原動機付き自転車や自動二輪車にも実施可能であることは勿論である。この場合はハンドルのグリップに生体認証センサーを設けてもよい。
また、この発明の車両の安全運転支援システムを利用して、警察車両からの遠隔操作により違反車両のエンジン停止や速度制御を行うようにしてもよい。
1 メディカル免許証
10 メディカルボックス
30 セーフティーコントローラ

Claims (8)

  1. 内燃機関又は電気モータからなるエンジンの始動に際し、運転者において所定条件を満たさなければ始動を許可しないシステムにして、このシステムは携帯電話番号および生体認証情報を含む免許被交付者の本人情報および免許の付与条件を記憶する機能と運転者の生体情報検出機能を有するメディカル免許証と、上記メディカル免許証から読み取った情報と、運転者の着席情報に基づきエンジンの始動の可否を判断するために車両に取り付けられるメディカルボックスと、メディカルボックスからの指示によりエンジンの始動を制御するために車両に取り付けられるセーフティーコントローラからなることを特徴とする車両の安全運転支援システム。
  2. メディカル免許証において検出される運転者の生体情報には、生体認証情報および体内のアルコール濃度が含まれる請求項1記載の車両の安全運転支援システム。
  3. メディカル免許証において検出される運転者の生体情報には、運転者の血圧・心拍・血液中の酸素量・摂取薬物が含まれる請求項2記載の車両の安全運転支援システム。
  4. メディカルボックスは下記(1)から(6)の機能を有する請求項1から3のいずれかに記載の車両の安全運転支援システム。
    (1)着席センサーおよびシートベルトセンサーにより乗車した運転者がシートベルトを着用したことを検出した場合にメディカル免許証を受け付ける機能。
    (2)メディカル免許証に記録された免許条件に関する情報を読み取り、免許条件と車両の種別を照合し、これが合致してない場合はエンジンの始動を拒否する機能。
    (3)メディカル免許証から送られた生体認証情報により運転者と免許証の被交付者とを照合し、一致しない場合はエンジンの始動を拒否する機能。
    (4)メディカル免許証から送られた運転者の生体情報を分析し、所定の条件に合致しない場合はエンジンの始動を拒否する機能。
    (5)自動車の走行中は携帯電話の電波を遮断する妨害電波を発生する機能。
    (6)メディカル免許証から送られた運転者の携帯電話番号を記憶し、自動車の走行中は当該携帯電話番号宛の電話の着信表示を行うとともに、応答メッセージを発する機能。
  5. エンジンをかけた状態で運転者が降車した場合、運転者が再度乗車した時点でエンジンを停止するとともに、メディカルボックスが認証した事項をリセットする請求項1から4のいずれかに記載の車両の安全運転支援システム。
  6. セーフティーコントローラは内燃機関のクランクケース内に取り付けられるとともに、セーフティーコントローラを正規な方法以外で開けようとしたり接続ケーブルを切断した場合は、動力伝達軸にノックピンが挿入されて動力伝達軸をロックする請求項1から4のいずれかに記載の車両の安全運転支援システム。
  7. セーフティーコントローラは電気モーターの制御ボックス内に取り付けられるとともに、セーフティーコントローラを正規な方法以外で開けようとしたり接続ケーブルを切断した場合は、動力伝達軸にノックピンが挿入されて動力伝達軸をロックする請求項1から4のいずれかに記載の車両の安全運転支援システム。
  8. 緊急車両からの発信電波の受信およびGPSによる自動車現在位置の検出結果に基づき、近傍における緊急車両の接近を表示部上に表示する機能を備えた、請求項1から7のいずれかに記載の車両の安全運転支援システム。
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