JP2014058792A - 戸当り - Google Patents
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Abstract
【課題】扉を所定の位置に保持することが可能な戸当りにおいて、係止プレートが磁石に吸着されたときに、扉を開状態に保持することが可能な戸当りを提供する。
【解決手段】磁石を内蔵した戸当り本体と、対応する磁性体からなる係止プレートを備えた戸当りであって、係止具は先端部に水平支軸に平行な開口縁を有する窓孔からなる被係止部が形成され、前記戸当り本体は前記磁石が前記係止プレートを磁力で起立させた被係止体の先端部が扉の移動に伴って嵌挿係止可能で先端面が前記開口縁に沿って収まる長さを有する係止突起を有し、前記係止プレートの先端部によって前記係止突起が押し退けられる付勢力を有するとともに前記係止部と被係止部との係合により扉の開状態を保持し、前記磁力と前記付勢力の和を超える力が前記扉に作用したときに前記係止突起が前記被係止部から抜脱して前記被係止部との係合が解除され前記戸当り本体と係止具との係合が解除される。
【選択図】図1
【解決手段】磁石を内蔵した戸当り本体と、対応する磁性体からなる係止プレートを備えた戸当りであって、係止具は先端部に水平支軸に平行な開口縁を有する窓孔からなる被係止部が形成され、前記戸当り本体は前記磁石が前記係止プレートを磁力で起立させた被係止体の先端部が扉の移動に伴って嵌挿係止可能で先端面が前記開口縁に沿って収まる長さを有する係止突起を有し、前記係止プレートの先端部によって前記係止突起が押し退けられる付勢力を有するとともに前記係止部と被係止部との係合により扉の開状態を保持し、前記磁力と前記付勢力の和を超える力が前記扉に作用したときに前記係止突起が前記被係止部から抜脱して前記被係止部との係合が解除され前記戸当り本体と係止具との係合が解除される。
【選択図】図1
Description
本発明は、開いた扉を所定の開放位置に解除可能に保持することが可能な戸当りに関するものである。
従来から扉を開いたときに所定の開放位置に保持するとともにそのまま扉を閉じることが可能な戸当りが知られており、扉を所定の開放位置に開くだけで保持されるとともに扉を閉じ方向に移動させるだけの簡単な操作で保持状態を解除することが可能なものとして例えば扉の下部に設置されるケース体に磁石を内蔵した戸当り本体と、床面に設置される台座に磁性体からなる係止プレートが基端部に配置した水平支軸により先端部が上下方向に揺動可能に配置された係止具とからなる戸当りが特開平10−115139号公報、特開平11−287062号公報などに提示されている。
しかしながら、前記公報に提示されている戸当りは磁石の吸着力により扉を床面に固定するものであり、例えば、強風の際などには扉を所定の開放位置に保持させていたいにも拘わらず保持状態が解除してしまうという問題があった。
そこで、例えば特開2003−20848号公報に提示されているように、扉の下部に設置されるケース体に磁石を内蔵した戸当り本体と、床面に設置される台座に磁性体からなる係止プレートが基端部に配置した水平支軸により先端部が上下方向に揺動可能に配置された係止具とからなる戸当りであって、前記係止具は先端部に前記水平支軸にほぼ平行な段状の被係止部が形成されており、前記戸当り本体は前記磁石が前記係止プレートを磁気吸着力で斜めに起立させるための傾斜面を有するとともに、前記斜めに起立させた被係止体の先端部が扉の移動に伴って前記係止プレートに形成した前記被係止部を係止凹部に嵌挿係止する戸当りが提示されている。
この従来の戸当りは、不使用時には係止具が床面から突出することがなく、単に磁力により吸着させるだけのものと異なりプレートの先端に形成した段状部が戸当り本体に設置された係止部の係止凹部に嵌挿係止されるとともにこの係止状態がばねによる付勢力により保持されるので扉の外側から風などのような外力が作用しても扉は開状態を保持することができるという利点を有している。
しかしながら、この従来の戸当りは、前記段状の被係止部と係止凹部との係合が被係止部を係止凹部を有する鈎形の係止部により押圧することにより保持するものであり、保持力が十分でないという問題がある。
本発明は、開いた扉を所定の開放位置に解除可能に保持することが可能な戸当りにおいて、前記係止プレートが磁石に吸着されたときに、従来例のものに比較して大きな保持力で扉を開状態に保持することが可能な戸当りを提供することを課題とする。
扉の下部に設置されるケース体に磁石を内蔵した戸当り本体と、床面に設置される台座に磁性体からなる係止プレートが基端部に配置した水平支軸により先端部が上下方向に揺動可能に配置された係止具とからなる戸当りであって、
前記係止具は先端部に少なくとも前記水平支軸にほぼ平行な開口縁を有する窓孔からなる被係止部が形成されており、前記戸当り本体は前記磁石が前記係止プレートを磁気吸着力で斜めに起立させるための傾斜面を有するとともに、前記斜めに起立させた前記被係止体の先端部が扉の移動に伴って前記係止プレートに形成した前記被係止部の開口縁に沿って嵌挿係止可能で先端面が前記開口縁に沿って収まる長さを有する係止突起を持っており、前記係止プレートの先端部によって前記係止突起が押し退けられる付勢力を有しているとともに前記係止部と前記被係止部との係合により扉の移動に抵抗を与えることにより扉を開状態に保持し、その状態で前記磁気吸着力と前記付勢力の和よりも大きな閉じ力が前記扉に作用したときに前記係止突起が前記付勢力に抗して前記被係止部から抜脱して前記被係止部との係合が解除され前記戸当り本体と前記係止具との係合が解除されて扉が閉成することを特徴とする。
前記係止具は先端部に少なくとも前記水平支軸にほぼ平行な開口縁を有する窓孔からなる被係止部が形成されており、前記戸当り本体は前記磁石が前記係止プレートを磁気吸着力で斜めに起立させるための傾斜面を有するとともに、前記斜めに起立させた前記被係止体の先端部が扉の移動に伴って前記係止プレートに形成した前記被係止部の開口縁に沿って嵌挿係止可能で先端面が前記開口縁に沿って収まる長さを有する係止突起を持っており、前記係止プレートの先端部によって前記係止突起が押し退けられる付勢力を有しているとともに前記係止部と前記被係止部との係合により扉の移動に抵抗を与えることにより扉を開状態に保持し、その状態で前記磁気吸着力と前記付勢力の和よりも大きな閉じ力が前記扉に作用したときに前記係止突起が前記付勢力に抗して前記被係止部から抜脱して前記被係止部との係合が解除され前記戸当り本体と前記係止具との係合が解除されて扉が閉成することを特徴とする。
また、本発明において、前記被係止体は先端部に肉厚の補強部が形成されている場合には耐久性が増し、前記補強部が前記被係止部の部分を除いて形成されている場合には係止に影響もない。
本発明によれば、施錠部材がきわめて簡単であり、更に、操作性が良く、多量生産にも適しているとともに、特に、大きな保持力で扉を開状態に保持させることができる。
図1乃至図4は本発明の好ましい実施の形態を示すものであり、戸当り1は、例えば開き戸における扉2の引き寄せ側の側面21における下部に設置される戸当り本体3と床面4に設置される係止具5から構成される。
そして、戸当り本体3は例えば適宜硬質の合成樹脂や金属などにより成型されたケース体31に磁石32と中央部において配置された支持軸35により回動可能に支持された鈎形の係止部材34を有しており、係止具5は、台座51に磁性体である金属帯を加工してなる係止プレート52が基端部に配置した水平支軸53により先端部が上下方向に揺動可能に配置された構成を有し、前記係止プレート52の先端部に少なくとも前記水平支軸53にほぼ平行な開口縁54を有する窓孔からなる被係止部55が形成されている。
また、前記戸当り本体3は、前記磁石32の底面が前記係止プレート52を磁気吸着力で斜めに起立させるための傾斜面321を有するとともに、先端に先端面がほぼ方形で前記被係止部の開口縁54に沿って嵌挿入可能な長さを有す係止突起33が形成された鈎形の係止部材34が支持軸35により回動可能に支持されており、この係止部材34の基端側にはコイルばね36により先端方向に付勢されて前記係止突起33が磁石32の傾斜面321に押圧状態にある。
このような構成を有する本実施の形態は、図4(a)に示すように、開き戸における扉2の引き寄せ側の側面21における下部に戸当り本体3を取り付けるとともに床面4に係止具5が取り付けられる。
そして、扉が開いたときに、図4(b)に示すように、前記磁石32が前記係止プレート52を磁気吸着力で傾斜面に321に吸着させて斜めに起立させる。
そして、更に、扉が開くと、図4(c)に示すように、前記斜めに起立させた係止プレート52の先端部が扉の移動に伴って係止プレート52の先端が前記コイルばね36の付勢力に抗して係止突起33と磁石32の傾斜面321との間に差し込まれ、係止プレート52の被係止部55に係止突起33が嵌挿係止して扉2が所定の開位置で保持される。
このとき、本実施の形態では、係止突起33が係止プレート52に形成した少なくとも直線状の開口縁を有する窓孔から被係止部55に嵌挿係止されるので確実に扉2か所定の開位置に保持される。尚、この保持力は、前記コイルばね36の付勢力により調整可能であり、扉や使用する環境に応じて適宜選択すればよい。
そして、扉2の開状態から前記磁石32の磁気吸着力と前記コイルばね36の付勢力の和よりも大きな閉じ力が前記扉2に作用したときに係止プレート52が前記付勢力に抗して前記係止突起33から抜脱して前記被係止部55との係合が解除され前記戸当り本体3と係止具5との係合が解除されて扉2が閉成する。
また、本実施の形態では、係止プレート52の先端を巻き込んで段部521を形成したので、係止プレート52の先端強度が増しており、大気優勢に優れているが、図5に示すように先端の段部521を前記被係止部55の部分を除いて形成することにより、係止プレート52の先端が係止突起33と磁石32の傾斜面321に差し込み易くなり円滑な作動を確保することができる。
1 戸当り、2 扉、3 戸当り本体、4 床面、5 係止具、21 引き寄せ側の側面、31 ケース体、32 磁石、33 係止突起、34 係止部材、35 支持軸、36 コイルばね、51 台座、52 係止プレート、53 水平支軸、54 開口部、55 被係止部、321 傾斜面、521 段部
本発明は、開いた扉を所定の開放位置に解除可能に保持することが可能な戸当りに関するものである。
従来から扉を開いたときに所定の開放位置に保持するとともにそのまま扉を閉じることが可能な戸当りが知られており、扉を所定の開放位置に開くだけで保持されるとともに扉を閉じ方向に移動させるだけの簡単な操作で保持状態を解除することが可能なものとして例えば扉の下部に設置されるケース体に磁石を内蔵した戸当り本体と、床面に設置される台座に磁性体からなる係止プレートが基端部に配置した水平支軸により先端部が上下方向に揺動可能に配置された係止具とからなる戸当りが特開平10−115139号公報、特開平11−287062号公報などに提示されている。
しかしながら、前記公報に提示されている戸当りは磁石の吸着力により扉を床面に固定するものであり、例えば、強風の際などには扉を所定の開放位置に保持させていたいにも拘わらず保持状態が解除してしまうという問題があった。
そこで、例えば特開2003−20848号公報に提示されているように、扉の下部に設置されるケース体に磁石を内蔵した戸当り本体と、床面に設置される台座に磁性体からなる係止プレートが基端部に配置した水平支軸により先端部が上下方向に揺動可能に配置された係止具とからなる戸当りであって、前記係止具は先端部に前記水平支軸にほぼ平行な段状の被係止部が形成されており、前記戸当り本体は前記磁石が前記係止プレートを磁気吸着力で斜めに起立させるための傾斜面を有するとともに、前記斜めに起立させた被係止体の先端部が扉の移動に伴って前記係止プレートに形成した前記被係止部を係止凹部に嵌挿係止する戸当りが提示されている。
この従来の戸当りは、不使用時には係止具が床面から突出することがなく、単に磁力により吸着させるだけのものと異なりプレートの先端に形成した段状部が戸当り本体に設置された係止部の係止凹部に嵌挿係止されるとともにこの係止状態がばねによる付勢力により保持されるので扉の外側から風などのような外力が作用しても扉は開状態を保持することができるという利点を有している。
しかしながら、この従来の戸当りは、前記段状の被係止部と係止凹部との係合が被係止部を係止凹部を有する鈎形の係止部により押圧することにより保持するものであり、保持力が十分でないという問題がある。
本発明は、開いた扉を所定の開放位置に解除可能に保持することが可能な戸当りにおいて、前記係止プレートが磁石に吸着されたときに、従来例のものに比較して大きな保持力で扉を開状態に保持することが可能な戸当りを提供することを課題とする。
前記課題を解決するためになされた本発明は、扉の下部に設置されるケース体に磁石を内蔵した戸当り本体と、床面に設置される台座に磁性体からなる係止プレートが基端部に配置した水平支軸により先端部が上下方向に揺動可能に配置された係止具とからなり、前記扉を所定の開度に開いた位置で前記係止具を前記戸当り本体の磁石に吸着させた状態で前記係止具本体に形成した係止突起により前記係止具を下方から係脱自由に係止する構成の戸当りであって、前記係止具の被係止部は先端部に少なくとも前記水平支軸にほぼ平行な開口縁を有する窓孔からなり、前記戸当り本体は前記磁石が前記係止プレートを磁気吸着力で斜めに起立させるための傾斜面を有するとともに、前記斜めに起立させた被係止体の先端部が扉の移動に伴って前記係止プレートに形成した前記被係止部の開口縁に沿って嵌挿係止可能で先端面が前記開口縁に沿って収まる長さを有する係止突起を持っており、前記係止プレートの先端部によって前記係止突起が押し退けられる付勢力を有しているとともに前記係止部と前記被係止部との係合により扉の移動に抵抗を与えることにより扉を開状態に保持し、その状態で前記磁気吸着力と前記付勢力の和よりも大きな閉じ力が前記扉に作用したときに前記係止突起が前記付勢力に抗して前記被係止部から抜脱して前記被係止部との係合が解除され前記戸当り本体と係止具との係合が解除されて扉が閉成することを特徴とする。
また、本発明において、前記被係止体は先端部に肉厚の補強部が形成されている場合には耐久性が増し、前記補強部が前記被係止部の部分を除いて形成されている場合には係止に影響もない。
本発明によれば、施錠部材がきわめて簡単であり、更に、操作性が良く、多量生産にも適しているとともに、特に、大きな保持力で扉を開状態に保持させることができる。
図1乃至図4は本発明の好ましい実施の形態を示すものであり、戸当り1は、例えば開き戸における扉2の引き寄せ側の側面21における下部に設置される戸当り本体3と床面4に設置される係止具5から構成される。
そして、戸当り本体3は例えば適宜硬質の合成樹脂や金属などにより成型されたケース体31に磁石32と中央部において配置された支持軸35により回動可能に支持された鈎形の係止部材34を有しており、係止具5は、台座51に磁性体である金属帯を加工してなる係止プレート52が基端部に配置した水平支軸53により先端部が上下方向に揺動可能に配置された構成を有し、前記係止プレート52の先端部に少なくとも前記水平支軸53にほぼ平行な開口縁54を有する窓孔からなる被係止部55が形成されている。
また、前記戸当り本体3は、前記磁石32の底面が前記係止プレート52を磁気吸着力で斜めに起立させるための傾斜面321を有するとともに、先端に先端面がほぼ方形で前記被係止部の開口縁54に沿って嵌挿入可能な長さを有す係止突起33が形成された鈎形の係止部材34が支持軸35により回動可能に支持されており、この係止部材34の基端側にはコイルばね36により先端方向に付勢されて前記係止突起33が磁石32の傾斜面321に押圧状態にある。
このような構成を有する本実施の形態は、図4(a)に示すように、開き戸における扉2の引き寄せ側の側面21における下部に戸当り本体3を取り付けるとともに床面4に係止具5が取り付けられる。
そして、扉が開いたときに、図4(b)に示すように、前記磁石32が前記係止プレート52を磁気吸着力で傾斜面に321に吸着させて斜めに起立させる。
そして、更に、扉が開くと、図4(c)に示すように、前記斜めに起立させた係止プレート52の先端部が扉の移動に伴って係止プレート52の先端が前記コイルばね36の付勢力に抗して係止突起33と磁石32の傾斜面321との間に差し込まれ、係止プレート52の被係止部55に係止突起33が嵌挿係止して扉2が所定の開位置で保持される。
このとき、本実施の形態では、係止突起33が係止プレート52に形成した少なくとも直線状の開口縁を有する窓孔から被係止部55に嵌挿係止されるので確実に扉2か所定の開位置に保持される。尚、この保持力は、前記コイルばね36の付勢力により調整可能であり、扉や使用する環境に応じて適宜選択すればよい。
そして、扉2の開状態から前記磁石32の磁気吸着力と前記コイルばね36の付勢力の和よりも大きな閉じ力が前記扉2に作用したときに係止プレート52が前記付勢力に抗して前記係止突起33から抜脱して前記被係止部55との係合が解除され前記戸当り本体3と係止具5との係合が解除されて扉2が閉成する。
また、本実施の形態では、係止プレート52の先端を巻き込んで段部521を形成したので、係止プレート52の先端強度が増しており、大気優勢に優れているが、図5に示すように先端の段部521を前記被係止部55の部分を除いて形成することにより、係止プレート52の先端が係止突起33と磁石32の傾斜面321に差し込み易くなり円滑な作動を確保することができる。
1 戸当り、2 扉、3 戸当り本体、4 床面、5 係止具、31 ケース体、32 磁石、33 係止突起、34 係止部材、35 支持軸、36 コイルばね、51 台座、52 係止プレート、53 水平支軸、54 開口部、55 被係止部、321 傾斜面、521 段部
前記課題を解決するためになされた本発明は、扉の下部に設置されるケース体に磁石を内蔵した戸当り本体と、床面に設置される台座に磁性体からなる係止プレートが基端部に配置した水平支軸により先端部が上下方向に揺動可能に配置された係止具とからなり、前記扉を所定の開度に開いた位置で前記係止具を前記戸当り本体の磁石に吸着させた状態で前記戸当り本体に形成した係止突起により前記係止具を下方から係脱自由に係止する構成の戸当りであって、前記係止具の被係止部は先端部に少なくとも前記水平支軸にほぼ平行な開口縁を有する窓孔からなり、前記戸当り本体は前記磁石が前記係止プレートを磁気吸着力で斜めに起立させるための傾斜面を有するとともに、被係止体は先端部に扉の移動に伴って前記磁気吸着力により斜めに起立させた前記係止プレートに形成した前記被係止部の開口縁に沿って嵌挿係止可能で且つ先端面がほぼ方形で前記開口縁に嵌挿入可能な係止突起を持っており、前記係止プレートの先端部によって前記係止突起が押し退けられる付勢力を有しているとともに前記係止突起と前記被係止部との係合により扉の移動に抵抗を与えることにより扉を開状態に保持し、その状態で前記磁気吸着力と前記付勢力の和よりも大きな閉じ力が前記扉に作用したときに前記係止突起が前記付勢力に抗して前記被係止部から抜脱して前記被係止部との係合が解除され前記戸当り本体と係止具との係合が解除されて扉が閉成することを特徴とする。
前記課題を解決するためになされた本発明は、扉の下部に設置されるケース体に磁石を内蔵した戸当り本体と、床面に設置される台座に磁性体からなる係止プレートが基端部に配置した水平支軸により先端部が上下方向に揺動可能に配置された係止具とからなり、前記扉を所定の開度に開いた位置で前記係止具を前記戸当り本体の磁石に吸着させた状態で前記戸当り本体に形成した係止部材の付勢した係止突起により前記係止具の係止プレートを下方から係脱自由に係止する構成の戸当りであって、前記係止具の係止プレートは先端部に少なくとも前記水平支軸にほぼ平行な開口縁を有する窓孔からなる被係止部を有し、前記戸当り本体は前記磁石が前記係止プレートを磁気吸着力で斜めに起立させるための傾斜面を有するとともに、前記係止部材の係止突起は先端部に扉の移動に伴って前記磁気吸着力により斜めに起立させた前記係止プレートに形成した前記被係止部の開口縁に沿って嵌挿係止可能で且つ先端面がほぼ方形で前記開口縁に少なくとも前記先端面が挿入可能で、前記付勢力が前記係止プレートの先端部によって前記係止突起が押し退けられる付勢力であるとともに前記係止突起と前記被係止部との係合により扉の移動に抵抗を与えることにより扉を開状態に保持し、その状態で前記磁気吸着力と前記付勢力の和よりも大きな閉じ力が前記扉に作用したときに前記係止突起が前記付勢力に抗して前記被係止部から抜脱して前記被係止部との係合が解除され前記戸当り本体と係止具との係合が解除されて扉が閉成することを特徴とする。
前記課題を解決するためになされた本発明は、扉の下部に設置されるケース体に磁石を内蔵した戸当り本体と、床面に設置される台座に磁性体からなる係止プレートが基端部に配置した水平支軸により先端部が上下方向に揺動可能に配置された係止具とからなり、前記扉を所定の開度に開いた位置で前記係止具を前記戸当り本体の磁石に吸着させた状態で前記戸当り本体に形成した係止部材の付勢した係止突起により前記係止具の係止プレートを下方から係脱自由に係止する構成の戸当りであって、前記係止具の係止プレートは先端部に少なくとも前記水平支軸にほぼ平行な開口縁を有する窓孔からなる被係止部を有し、前記戸当り本体は前記磁石が前記係止プレートを磁気吸着力で斜めに起立させるための傾斜面を有するとともに、前記係止部材の係止突起は先端部に扉の移動に伴って前記磁気吸着力により斜めに起立させた前記係止プレートに形成した前記被係止部の開口縁に沿って嵌挿係止可能で且つほぼ方形で少なくとも先端面が磁石または磁性体により形成されて少なくとも前記先端面が窓孔に挿入可能で、前記付勢力が前記係止プレートの先端部によって前記係止突起が押し退けられる付勢力であるとともに前記係止突起と前記被係止部との係合および前記窓に挿入した先端面が前記磁石に吸着することにより扉の移動に抵抗を与えることにより扉を開状態に保持し、その状態で前記磁気吸着力と前記付勢力の和よりも大きな閉じ力が前記扉に作用したときに前記係止突起が前記付勢力に抗して前記被係止部から抜脱して前記被係止部との係合が解除され前記戸当り本体と係止具との係合が解除されて扉が閉成することを特徴とする。
Claims (3)
- 扉の下部に設置されるケース体に磁石を内蔵した戸当り本体と、床面に設置される台座に磁性体からなる係止プレートが基端部に配置した水平支軸により先端部が上下方向に揺動可能に配置された係止具とからなる戸当りであって、前記係止具は先端部に少なくとも前記水平支軸にほぼ平行な開口縁を有する窓孔からなる被係止部が形成されており、前記戸当り本体は前記磁石が前記係止プレートを磁気吸着力で斜めに起立させるための傾斜面を有するとともに、前記斜めに起立させた被係止体の先端部が扉の移動に伴って前記係止プレートに形成した前記被係止部の開口縁に沿って嵌挿係止可能で先端面が前記開口縁に沿って収まる長さを有する係止突起を持っており、前記係止プレートの先端部によって前記係止突起が押し退けられる付勢力を有しているとともに前記係止部と前記被係止部との係合により扉の移動に抵抗を与えることにより扉を開状態に保持し、その状態で前記磁気吸着力と前記付勢力の和よりも大きな閉じ力が前記扉に作用したときに前記係止突起が前記付勢力に抗して前記被係止部から抜脱して前記被係止部との係合が解除され前記戸当り本体と係止具との係合が解除されて扉が閉成することを特徴とする戸当り。
- 前記被係止体は先端部に肉厚の補強部が形成されていることを特徴とする請求項1記載の戸当り。
- 前記補強部が前記被係止部の部分を除いて形成されていることを特徴とする請求項2記載の戸当り。
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JP2002004691A (ja) * | 2001-05-23 | 2002-01-09 | Oorisu Kk | 扉係止装置の床側ユニット |
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2012
- 2012-09-14 JP JP2012203555A patent/JP2014058792A/ja active Pending
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