JP2014056989A - 半導体記憶装置 - Google Patents

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剛 四方
Takuya Futayama
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Abstract

【課題】チップサイズを縮小することができる半導体記憶装置を提供する。
【解決手段】ビット線とワード線が交差する位置に配置されたメモリセルが半導体基板上に複数配列されたメモリセルアレイ11Aと、読み出し動作時にビット線を介してメモリセルに記憶されたデータを読み出すセンスアンプと、メモリセルアレイとセンスアンプとの間に配置され、ビット線より半導体基板側の配線層に形成された第1の配線に電流経路の一端が接続され、その他端がセンスアンプに接続された転送トランジスタを有するフックアップ領域13と、メモリセルアレイ11Aを囲むようにメモリセルアレイとフックアップ領域との間に配置され、半導体基板に電位を供給するセルガードリング31,32,33を含むガードリング領域11Bと、ガードリング領域と重なるように配置され、ビット線を第1の配線に電気的に接続するコンタクトプラグV1とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、半導体記憶装置に関するものである。
半導体記憶装置、例えばNAND型フラッシュメモリは、複数のメモリセルが配列されたメモリセルアレイと、メモリセルアレイの周辺に配置された周辺回路とを有している。さらに、メモリセルアレイと周辺回路との間には、複数のセルガードリングを配するガードリング領域を有している。しかし、ガードリング領域にはセルガードリングに電位を与える配線が配置されているため、ガードリング領域を有効に利用することが困難であった。
特開2008−85101号公報
チップサイズを縮小することができる半導体記憶装置を提供する。
一実施態様の半導体記憶装置は、ビット線とワード線が交差する位置に配置されたメモリセルが半導体基板上に複数配列されたメモリセルアレイと、読み出し動作時に前記ビット線を介して前記メモリセルに記憶されたデータを読み出すセンスアンプと、前記メモリセルアレイと前記センスアンプとの間に配置され、前記ビット線より前記半導体基板側の配線層に形成された第1の配線に電流経路の一端が接続され、前記電流経路の他端が前記センスアンプに接続された転送トランジスタを有するフックアップ領域と、前記メモリセルアレイを囲むように前記メモリセルアレイと前記フックアップ領域との間に配置され、前記半導体基板に電位を供給するセルガードリングを含むガードリング領域と、前記ガードリング領域と重なるように配置され、前記ビット線を前記第1の配線に電気的に接続するコンタクトプラグとを具備することを特徴とする。
第1実施形態のNAND型フラッシュメモリの全体構成を示すブロック図である。 第1実施形態におけるメモリセルアレイとビット線フックアップ部に配置されるM0配線のパターンをそれぞれ示す図である。 第1実施形態におけるビット線フックアップ部が有する転送トランジスタの回路図である。 第1実施形態におけるビット線フックアップ部が有する転送トランジスタの断面図である。 第1実施形態におけるガードリング領域に形成されるセルガードリングのレイアウトを示す平面図である。 第1実施形態におけるメモリセルアレイとガードリング領域の断面図である。 第1実施形態におけるガードリング領域のパターンレイアウトを示す平面図である。 第1実施形態におけるガードリング領域のパターンレイアウトを示す平面図である。 第1実施形態におけるガードリング領域のパターンレイアウトを示す平面図である。 図7に示したガードリング領域におけるA−A線に沿った断面図である。 図7に示したガードリング領域におけるB−B線に沿った断面図である。 第1実施形態におけるガードリング領域のパターンレイアウトの詳細な一例を示す図である。 第1実施形態におけるガードリング領域のパターンレイアウトの詳細な一例を示す図である。 第1実施形態におけるガードリング領域のパターンレイアウトの詳細な一例を示す図である。 図12に示したガードリング領域におけるC−C線に沿った断面図である。 第2実施形態におけるガードリング領域のパターンレイアウトを示す平面図である。 第2実施形態におけるガードリング領域のパターンレイアウトを示す平面図である。 第2実施形態におけるガードリング領域のパターンレイアウトを示す平面図である。 図16に示したガードリング領域におけるD−D線に沿った断面図である。 第2実施形態におけるガードリング領域のパターンレイアウトの詳細な一例を示す図である。 第2実施形態におけるガードリング領域のパターンレイアウトの詳細な一例を示す図である。 第2実施形態におけるガードリング領域のパターンレイアウトの詳細な一例を示す図である。 図20に示したガードリング領域におけるE−E線に沿った断面図である。 第1、第2実施形態に用いられるメモリセル及び選択ゲートトランジスタの一例を示す断面図である。 比較例のガードリング領域におけるパターンレイアウトの一例を示す図である。
以下、図面を参照して実施形態の半導体記憶装置について説明する。ここでは、半導体記憶装置として、NAND型フラッシュメモリを例に取る。なお、以下の説明において、同一の機能及び構成を有する構成要素については、同一符号を付し、重複説明は必要な場合にのみ行う。
[第1実施形態]
第1実施形態のNAND型フラッシュメモリについて説明する。
[1]全体構成
図1は、第1実施形態のNAND型フラッシュメモリの全体構成を示すブロック図である。
図示するように、NAND型フラッシュメモリは、メモリセルアレイ11A、ガードリング領域11B、ローデコーダ12、ビット線フックアップ部13、センスアンプ部14、周辺回路15、及び電源パッド16を備える。
メモリセルアレイ11Aの端部には、メモリセルアレイ11Aを囲むようにレイアウトされたガードリング領域11Bが配置されている。メモリセルアレイ11Aの両端(左右端)には、ガードリング領域11Bを介してローデコーダ12が配置されている。
メモリセルアレイ11Aの下側には、センスアンプ部14が配置されている。メモリセルアレイ11Aとセンスアンプ部14との間には、ガードリング領域11Bとビット線フックアップ部13が配置されている。メモリセルアレイ11Aとビット線フックアップ部13との間には、ガードリング領域11Bが配置されている。
センスアンプ部14の下側には、周辺回路15が配置されている。さらに、周辺回路15の下部には、電源パッド16が配置されている。
メモリセルアレイ11Aは、複数のNANDセルユニットを有する。NANDセルユニットは、直列接続された複数のメモリセルMCと、複数のメモリセルMCを挟むように両端に接続された選択ゲートトランジスタSGD,SGSを有する。
メモリセルMCは、浮遊ゲート電極、及び制御ゲート電極を含む不揮発性メモリセルトランジスタからなる。NANDセルユニットの一端は、選択ゲートトランジスタSGDを介してビット線BLに、他端は選択ゲートトランジスタSGSを介して共通ソース線SLに接続される。
同一行のメモリセルMCの制御ゲート電極は、ワード線WLに接続されている。また、選択ゲートトランジスタSGD,SGSのゲート電極には選択ゲート線SGLがそれぞれ接続されている。
ローデコーダ12は、メモリセルアレイ11A内のメモリセルMCに接続された複数のワード線WLから、アドレスに基づいて特定のワード線WLを選択する。
ビット線フックアップ部13には、ビット線BLとセンスアンプ部14との間で信号を転送する転送トランジスタ(高耐圧トランジスタ)と、M1配線のビット線をM0配線に繋ぎ換えるコンタクトプラグが配置されている。M0配線は、メモリセルアレイ11Aに配置されるワード線上の第一配線層に形成された配線であり、主に、セルトランジスタのソースへソース電位を与える電源線(ソース線)として使用されている。M1配線は、メモリセルアレイのM0配線上の第二配線層に形成された配線であり、主に、セルトランジスタのビット線として使用されている。
センスアンプ部14は、メモリセルMCに接続されたビット線BLからメモリセルMCに記憶されたデータを読み出す。すなわち、センスアンプ部14は、メモリセルMCからビット線に読み出したデータをセンス及び増幅する。
周辺回路15は、メモリセルアレイ11A内のメモリセルMCに対して書き込み、読み出し、及び消去を行うための回路を有する。電源パッド16には、NAND型フラッシュメモリを動作するための電源電圧及び基準電圧(例えば、接地電位)などが供給される。
次に、メモリセルアレイ11Aとビット線フックアップ部13におけるM0配線のパターンについて説明する。
図2(a)及び図2(b)は、メモリセルアレイ11Aとビット線フックアップ部13に配置されるM0配線のパターンを示す図である。
NAND型フラッシュメモリでは、メモリセルアレイ11Aのワード線WL上のM0配線は、メモリセルMCのソースにソース電位を与える電源線(ソース線)として主に使用されている。そのため、できる限り抵抗を下げるために、図2(a)に示すように、M0配線には太いライン&スペース(L&S)パターンが使用されている。
一方、ビット線フックアップ部13には、メモリセルアレイ11A上のビット線BLをセンスアンプ部14に接続するための転送トランジスタ(高耐圧または高電圧)トランジスタ)が配置されている。
ビット線フックアップ部13では、M1配線のビット線をM0配線へ繋ぎ換えているが、全てのビット線もしくは半分(偶数番目あるいは奇数番目)のビット線をM0配線へ繋ぎ換えなければならないために、図2(b)に示すように、M0配線には細いライン&スペースパターンが使用されている。
次に、メモリセルアレイ11Aとセンスアンプ部14間のビット線フックアップ部13に形成される転送トランジスタについて説明する。
図3は、ガードリング領域11Bとセンスアンプ部14間のビット線フックアップ部13が有する転送トランジスタの回路図である。
図示するように、ビット線フックアップ部13は、高耐圧の転送トランジスタTFを備えている。転送トランジスタTFの電流経路の一端は、メモリセルアレイ11A内のビット線BLに電気的に接続されている。転送トランジスタTFの電流経路の他端は配線BLIに接続され、この配線BLIはセンスアンプ部14内のセンス回路に接続されている。
センスアンプ部14内のセンス回路は、メモリセルのデータを読み出す低耐圧(または低電圧)のトランジスタで構成される。消去動作時には、転送トランジスタTFをオフすることによって、消去電圧(例えば、15V以上)が低耐圧トランジスタで構成されたセンスアンプ部14に転送されないようにしている。
図4に、ビット線フックアップ部13が有する転送トランジスタTFの断面構造を示す。
図示するように、半導体基板のアクティブエリア20上にはゲート絶縁膜21が形成され、ゲート絶縁膜21上にはゲート電極22が形成されている。ゲート電極22の両側のアクティブエリア上には、コンタクトプラグ23,24がそれぞれ形成されている。
コンタクトプラグ23上にはM0配線25が形成されている。さらに、M0配線25上にはコンタクトプラグ26が形成され、コンタクトプラグ26上にはM1配線(ビット線)BLが形成されている。
コンタクトプラグ24上にはM0配線27が形成されている。さらに、M0配線27上にはコンタクトプラグ28が形成され、コンタクトプラグ28上にはM1配線BLIが形成されている。
次に、メモリセルアレイ11Aの端部、すなわちメモリセルアレイ11Aとビット線フックアップ部13との境界部に形成されるガードリング領域11Bについて説明する。
図5は、メモリセルアレイ11A端部のガードリング領域11Bに形成されるセルガードリングのレイアウトを示す平面図である。
図示するように、半導体基板上には複数のメモリセルを含むメモリセルアレイ11Aが形成されている。さらに、半導体基板上には、メモリセルアレイ11Aを囲むように、メモリセルアレイ11A側から順にセルガードリング31,32,33が形成されている。すなわち、メモリセルアレイ11Aの周囲にはセルガードリング31が配置され、セルガードリング31の外側にはセルガードリング32が配置されている。さらに、セルガードリング32の外側にはセルガードリング33が配置されている。セルガードリング31,32,33は、半導体基板内のアクティブエリアから形成される。
メモリセルアレイ11Aとセルガードリング31との間には素子分離領域34が配置されている。セルガードリング31,32間、及びセルガードリング32,33間には素子分離領域35,36がそれぞれ配置されている。さらに、セルガードリング33の外側には素子分離領域37が配置されている。素子分離領域34,35,36,37は、例えばSTI(Shallow Trench Isolation)から形成されている。
図6に、メモリセルアレイ11Aとガードリング領域11Bの断面構造を示す。
図示するように、例えば、P型半導体基板(P-sub)30内にはN型ウェル領域(N-well)が形成されている。このN型ウェル領域内には、メモリセルアレイ11Aが配置されるP型ウェル領域(P-well)が形成されている。なお、半導体基板30上の層間絶縁膜は省略している。
P型ウェル領域上には、複数のメモリセルMC、選択トランジスタSGD,SGSが形成されている。選択トランジスタSGSは、コンタクトプラグCP1を介してM0配線(ソース線)43に接続されている。さらに、選択トランジスタSGDは、コンタクトプラグCP2を介してビット線BLに接続されている。
素子分離領域34,35間のP型ウェル領域は、セルガードリング31を構成している。素子分離領域35,36間のN型ウェル領域は、セルガードリング32を構成している。さらに、素子分離領域36,37間のP型半導体基板は、セルガードリング33を構成している。
セルガードリング31上にはコンタクトプラグCS1が形成され、コンタクトプラグCS1上にはM0配線38が配置されている。セルガードリング32上にはコンタクトプラグCS2が形成され、コンタクトプラグCS2上にはM0配線38が配置されている。
素子分離領域35の上方にはGC配線39が配置されている。このGC配線39上にはコンタクトプラグCS3が形成され、コンタクトプラグCS3上にはM0配線38が配置されている。素子分離領域36の上方にはGC配線40が配置されている。このGC配線40上にはコンタクトプラグCS4が形成され、コンタクトプラグCS4上にはM0配線38が配置されている。なお、GC配線は、セルトランジスタのゲート電極(ワード線)と同一の配線層から形成された配線である。
セルガードリング31はコンタクトプラグCS1を介してM0配線38に電気的に接続され、セルガードリング32はコンタクトプラグCS2を介してM0配線38に電気的に接続されている。GC配線39はコンタクトプラグCS3を介してM0配線38に電気的に接続され、GC配線40はコンタクトプラグCS4を介してM0配線38に電気的に接続されている。これにより、セルガードリング31,32には、M0配線38及びGC配線39,40にてウェル電位が供給されている。
また、セルガードリング33上にはコンタクトプラグCS5が形成され、コンタクトプラグCS5上にはM0配線41が配置されている。素子分離領域37の上方にはGC配線42が配置されている。このGC配線42上にはコンタクトプラグCS6が形成され、コンタクトプラグCS6上にはM0配線41が配置されている。
セルガードリング33は、コンタクトプラグCS5を介してM0配線41に電気的に接続されている。GC配線42は、コンタクトプラグCS6を介してM0配線41に電気的に接続されている。これにより、セルガードリング33には、M0配線41及びGC配線42にて接地電位Vssが供給されている。
さらに、M0配線43(ソース線SL)、M0配線38,41の上方には、M1配線(ビット線)BLが配置されている。
次に、メモリセルアレイ11Aとビット線フックアップ部13との間に配置されたガードリング領域11Bの構成について、図7〜図11の概略図を用いて説明する。
図7、図8、及び図9は、第1実施形態におけるガードリング領域11Bのパターンレイアウトを示す平面図である。
図7は、セルガードリング、GC配線、コンタクトプラグ、及びM0配線を表している。図8は図7中のセルガードリング及びGC配線を表し、図9は図7中のコンタクトプラグ及びM0配線を表している。なお、M0配線の上方に配置されるM1配線(ビット線)は図示を省略する。
図7及び図8に示すように、メモリセルアレイ11Aとビット線フックアップ部13間のガードリング領域11Bには、セルガードリング31,32,33が配列されている。セルガードリング31,32,33はアクティブエリアから形成されている。これらセルガードリングの上方には、セルガードリング31,32,33に電位を供給するためのGC配線39,40,42が配置されている。
さらに、図7及び図9に示すように、ガードリング領域11B内のセルガードリング31,32,33上、及びGC配線39,40,42上には、M0配線38,41が配置されている。M0配線38とセルガードリング31間にはコンタクトプラグCS1が配置されている。同様に、M0配線38とGC配線39間、M0配線38とセルガードリング32間、及びM0配線38とGC配線40間には、コンタクトプラグCS3,CS2,CS4がそれぞれ配置されている。さらに、M0配線41とセルガードリング33間、M0配線41とGC配線42間には、コンタクトプラグCS5,CS6がそれぞれ配置されている。
メモリセルアレイ11AにはM0配線(ソース線)43が配置されている。ビット線フックアップ部13にはM0配線44が配置されている。M0配線44の上方には、図示しないM1配線(ビット線)がビット線方向に延伸するように配置されている。M0配線44とM1配線間にはコンタクトプラグV1が配置されている。M1配線は、コンタクトプラグV1を介してM0配線44に電気的に接続されている。さらに、M0配線44は、ビット線フックアップ部13内の転送トランジスタTFに電気的に接続されている。
図10は、図7に示したガードリング領域11BにおけるA−A線に沿った断面図である。
図示するように、半導体基板にはセルガードリング31,32,33が配置されている。セルガードリング31,32,33の間には、これらを分離する素子分離領域34,35,36,37が配置されている。
セルガードリング31,32,33及び素子分離領域34,35,36,37の上方には、GC配線層39,40,42が配置されている。GC配線層39,40,42の上方には、M0配線38,41が配置されている。さらに、M0配線38,41の上方には、M1配線(ビット線)BLが配置されている。なお、図10では配線間の層間絶縁膜は省略している。
セルガードリング31,32は、コンタクトプラグCS1,CS2によりM0配線38に電気的に接続されている。GC配線39,40は、コンタクトプラグCS3,CS4によりM0配線38に電気的に接続されている。GC配線39,40は、セルガードリング31,32にウェル電位を供給する。M0配線38は、ビット線方向に延伸しており、GC配線39,40、及びセルガードリング31,32を電気的に接続している。
セルガードリング33は、コンタクトプラグCS5によりM0配線41に電気的に接続されている。GC配線42は、コンタクトプラグCS6によりM0配線41に電気的に接続されている。GC配線42は、セルガードリング33に接地電位Vssを供給する。M0配線41は、ビット線方向に延伸しており、GC配線42及びセルガードリング33を電気的に接続している。
図11は、図7に示したガードリング領域11BにおけるB−B線に沿った断面図である。
図示するように、図10と同様に、半導体基板にはセルガードリング31,32,33が配置されている。セルガードリング31,32,33の間には、これらを分離する素子分離領域34,35,36,37が配置されている。
セルガードリング31,32,33及び素子分離領域34,35,36,37の上方には、GC配線層39,40,42が配置されている。GC配線層39,40,42の上方には、M0配線38,44が配置されている。M0配線38,44の上方には、M1配線(ビット線)BLが配置されている。
M0配線44とM1配線BL間には、コンタクトプラグV1が配置されている。M1配線BLは、コンタクトプラグV1によりM0配線44に電気的に接続されている。M0配線44は、ビット線フックアップ部13内の転送トランジスタTFに電気的に接続されている。なお、図11では配線間の層間絶縁膜は省略している。
第1実施形態では、前述したように、メモリセルアレイ11Aから伸びたM1配線(ビット線)BLをM0配線44に繋ぎ換えるコンタクトプラグV1を、以前、配置していたビット線フックアップ領域13ではなく、ガードリング領域11B上に配置している。これにより、ビット線フックアップ領域13の面積を削減することができ、チップサイズを縮小することができる。
詳述すると、従来においてはガードリング領域11Bではビット線方向に対して直交方向に延伸するM0配線を形成し、このM0配線をセルガードリングに電位を供給する配線として利用していた。このため、ガードリング領域11BにコンタクトプラグV1を配置できず、ビット線フックアップ領域13に配置していた。第1実施形態では、ガードリング領域11BのM0配線を、ビット線方向に平行に形成し、単にセルガードリング及びGC配線間を接続する配線として利用している。これにより、ガードリング領域11B上にコンタクトプラグV1を配置することが可能になっている。
以下に、第1実施形態のガードリング領域11Bにおける詳細なパターンレイアウトの一例を示す。
図12、図13、及び図14は、ガードリング領域11Bにおけるパターンレイアウトの詳細な一例を示す図である。なお、M0配線の上方に配置されるM1配線は図示を省略している。
図12は、セルガードリング31,32,33を形成するアクティブエリア、GC配線39,40,42、コンタクトプラグCS1〜CS6,V1、及びM0配線38,41,44を表している。図13は図12中のセルガードリング31,32,33等のアクティブエリア、及びGC配線39,40,42等を表し、図14は図12中のコンタクトプラグCS1〜CS6,V1、及びM0配線38,41,44等を表している。
図12〜図14に示すように、パターン41,44が高密度にレイアウトされているため、コンタクトプラグV1の位置がメモリセルアレイ側のガードリング11B領域上に移動できるだけで、十分にチップサイズを削減する効果が得られる。
図15は、図12に示したガードリング領域11BにおけるC−C線に沿った断面図である。なおここでは、M0配線の上方に配置されるM1配線(ビット線)BLを図示し、配線間の層間絶縁膜は省略している。
図示するように、半導体基板にはセルガードリング31,32,33が配置されている。セルガードリング31,32,33の間には、これらを分離する素子分離領域34,35,36,37が配置されている。
セルガードリング31,32,33及び素子分離領域34,35,36,37の上方には、GC配線層39,40,42が配置されている。GC配線層39,40,42の上方には、M0配線38,41が配置されている。
GC配線層39とM0配線38間にはコンタクトプラグCS3が配置され、GC配線層39は、コンタクトプラグCS3によりM0配線38に電気的に接続されている。GC配線層40とM0配線38間にはコンタクトプラグCS4が配置され、GC配線層40は、コンタクトプラグCS4によりM0配線38に電気的に接続されている。
セルガードリング31とM0配線38間にはコンタクトプラグCS1が配置され、セルガードリング31は、コンタクトプラグCS1によりM0配線38に電気的に接続されている。セルガードリング32とM0配線38間にはコンタクトプラグCS2が配置され、セルガードリング32は、コンタクトプラグCS2によりM0配線38に電気的に接続されている。
これらにより、セルガードリング31,32はGC配線層39,40に電気的に接続されている。
また、GC配線層42とM0配線41間にはコンタクトプラグCS6がそれぞれ配置され、GC配線層42は、コンタクトプラグCS6によりM0配線41に電気的にそれぞれ接続されている。セルガードリング33とM0配線41間にはコンタクトプラグCS5が配置され、セルガードリング33は、コンタクトプラグCS5によりM0配線41に電気的に接続されている。
これらにより、セルガードリング33はGC配線層42に電気的に接続されている。
さらに、M0配線38,41の上方には、M1配線(ビット線)BLが配置されている。
図25に、比較例としてのガードリング領域におけるパターンレイアウトの一例を示す。
図示するように、ガードリング領域には、セルガードリング31,32,33が配列されている。これらセルガードリングの上方にはGC配線39,40,42が配置され、さらにGC配線39,40,42の上方にはM0配線38,41が配置されている。
セルガードリング31,32とM0配線38間にはコンタクトプラグCS1,CS2がそれぞれ配置され、セルガードリング31,32は、コンタクトプラグCS1,CS2によりM0配線38に電気的にそれぞれ接続されている。セルガードリング33とM0配線41間にはコンタクトプラグCS5が配置され、セルガードリング33は、コンタクトプラグCS5によりM0配線41に電気的に接続されている。GC配線39,40,42とM0配線38,41間にはコンタクトプラグが配置されておらず、GC配線とM0配線との間は電気的に接続されていない。
ビット線フックアップ部には、M0配線44が配置されている。M0配線44の上方には、図示しないM1配線(ビット線)がビット線方向に延伸するように配置されている。M0配線44とM1配線間にはコンタクトプラグV1が配置されている。M1配線は、コンタクトプラグV1を介してM0配線44に電気的に接続されている。
比較例では、セルガードリングに電位を供給する配線としてM0配線を用いているため、M1配線BLをM0配線へ繋ぎ換える領域(コンタクトプラグV1)をビット線フックアップ部に形成している。
これに対して第1実施形態では、ガードリング11B領域上に配置されたGC配線をセルガードリングに電位を供給する配線として用いる。これにより、比較例でセルガードリングに電位を供給する配線として用いていたM0配線を、転送トランジスタTFへ接続するための配線として用いることができる。このため、M1配線(ビット線)BLをM0配線へ繋ぎ換える領域(コンタクトプラグV1)をガードリング領域上に配置することができる。
これにより、ビット線フックアップ部13に形成していたコンタクトプラグV1をガードリング領域11B上に形成できるため、ビット線フックアップ部13の面積を削減できる。この結果、センスアンプ部14をメモリセルアレイ11A側に近づけて配置することができ、チップサイズを縮小することが可能となる。
なお、GC配線をセルガードリングに電位を供給する配線として用いるため、GC配線の電気抵抗、例えばシート抵抗は十分に低いことが望ましい。例えば、GC配線のシート抵抗はM0配線のシート抵抗と同程度以下であることが望ましい。
以上説明したように第1の実施形態よれば、M1配線(ビット線)をM0配線へ繋ぎ換える領域(コンタクトプラグV1を含む)を、セルガードリングが形成されたガードリング領域上に配置することにより、チップサイズを縮小することができる。
[第2実施形態]
半導体記憶装置の製造においては、配線層および層間絶縁膜の形成後には、均一な平坦表面を生成するためにCMP(Chemical Mechanical Polishing)プロセスが適用される。このCMPにおいては、太いライン&スペースパターンではディッシング(dishing)と呼ばれる、配線材料が周囲の絶縁膜に比べて過剰に削られる現象が起こりやすい。一方、細いライン&スペースパターンではエロージョン(erosion)と呼ばれる、細い配線材料とそれに挟まれた絶縁膜が周囲の絶縁膜に比べて過剰に削られる現象が起こりやすくなる。
これらを防ぐために配線幅に応じた被覆率を設定し、その被覆率を満たすように配線層を形成している。例えば、被覆率(配線幅大)>被覆率(配線幅小)のように設定している。そのため、メモリセルアレイ11Aとビット線フックアップ部13との境界領域(ガードリング領域11B)では、メモリセルアレイにおける太いライン&スペースパターンと、フックアップ部における細いライン&スペースパターンが混在する被覆率差の大きい領域ができてしまい、ディッシングやエロージョンが起こりやすいという問題がある。
第2実施形態では、このような問題を解決するために、セルガードリングに電位を供給する配線として、GC配線とM0配線の2つの配線層を使用することにより、ガードリング領域におけるM0配線の幅を細くし、ガードリング領域における被覆率差を小さくした例を述べる。
メモリセルアレイ11Aとビット線フックアップ部13との間に配置されたガードリング領域11Bの構成について、図16〜図19の概略図を用いて説明する。
図16、図17、及び図18は、第2実施形態におけるガードリング領域11Bのパターンレイアウトを示す平面図である。
図16は、セルガードリング、GC配線、コンタクトプラグ、及びM0配線を表している。図17は図16中のセルガードリング及びGC配線を表し、図18は図16中のコンタクトプラグ及びM0配線を表している。なお、M0配線の上方に配置されるM1配線は図示を省略する。
図16及び図17に示すように、メモリセルアレイ11Aとビット線フックアップ部13間のガードリング領域11Bには、セルガードリング31,32,33が配列されている。セルガードリング31,32,33はアクティブエリアから形成されている。セルガードリングの上方のセルガードリング31,32間及び32,33間には、セルガードリングに電位を供給するためのGC配線39,40がそれぞれ配置されている。
さらに、図16及び図18に示すように、ガードリング領域11B内のセルガードリング31,32,33上、及びGC配線39,40上には、M0配線52,53が配置されている。
M0配線52とセルガードリング31間にはコンタクトプラグCS11が配置されている。同様に、M0配線52とセルガードリング32間、M0配線52とGC配線39間にはコンタクトプラグCS12,CS13がそれぞれ配置されている。M0配線52及びGC配線39は、セルガードリング31,32にウェル電位を供給する。
M0配線53とセルガードリング33間、M0配線53とGC配線40間には、コンタクトプラグCS14,CS15がそれぞれ配置されている。M0配線53及びGC配線40は、セルガードリング33に接地電位Vssを供給する。
メモリセルアレイ11AにはM0配線(ソース線)51が配置されている。ビット線フックアップ部13にはM0配線54が配置されている。M0配線54の上方には、図示しないM1配線(ビット線)がビット線方向に延伸するように配置されている。M0配線54とM1配線間にはコンタクトプラグV1が配置されている。M1配線は、コンタクトプラグV1を介してM0配線54に接続されている。さらに、M0配線54は、ビット線フックアップ部13内の転送トランジスタTFに電気的に接続されている。
図19は、図16に示したガードリング領域11BにおけるD−D線に沿った断面図である。
図示するように、半導体基板にはセルガードリング31,32,33が配置されている。セルガードリング31,32,33の間には、これらを分離する素子分離領域34,35,36,37が配置されている。
セルガードリング31,32,33及び素子分離領域34,35,36,37の上方には、GC配線層39,40が配置されている。GC配線層39,40の上方には、M0配線52,53が配置されている。なお、図19では配線間の層間絶縁膜は省略している。
セルガードリング31,32は、コンタクトプラグCS11,CS12によりM0配線52に電気的に接続されている。GC配線39は、コンタクトプラグCS13によりM0配線52に電気的に接続されている。M0配線52及びGC配線39は、セルガードリング31,32にウェル電位を供給する。
セルガードリング33は、コンタクトプラグCS14によりM0配線53に電気的に接続されている。GC配線40は、コンタクトプラグCS15によりM0配線53に電気的に接続されている。M0配線53及びGC配線40は、セルガードリング33に接地電位Vssを供給する。
また、ビット線フックアップ部13には、M0配線54が配置されている。M0配線52,53,54の上方には、M1配線(ビット線)BLが配置されている。M0配線54とM1配線間には、コンタクトプラグV1が配置されている。M1配線BLは、コンタクトプラグV1によりM0配線54に電気的に接続されている。M0配線54は、ビット線フックアップ部13内の転送トランジスタTFに電気的に接続されている。
前述したように、セルガードリング31,32,33に電位を供給する配線として、GC配線39,40とM0配線52,53を用いることにより、GC配線とM0配線の両配線層に電流を流すことができるため、M0配線52,53の配線幅を細くすることができる。これにより、M0配線51,52(53),54の配線幅は、51>52(53)>54となり、M0配線の最大の被覆率も51>52(53)>54となる。これによって、M0配線の被覆率差を小さくできるため、M0配線におけるディッシングやエロージョンの発生を低減することができる。
以下に、第2実施形態のガードリング領域11Bにおける詳細なパターンレイアウトの一例を示す。
図20、図21、及び図22は、ガードリング領域11Bにおけるパターンレイアウトの詳細な一例を示す図である。なお、M0配線の上方に配置されるM1配線は図示を省略している。
図20は、セルガードリング31,32,33を形成するアクティブエリア、GC配線39,40、コンタクトプラグCS11〜CS15,V1、及びM0配線51〜54を表している。図21は図20中のセルガードリング31,32,33等のアクティブエリア、及びGC配線39,40等を表し、図22は図20中のコンタクトプラグCS11〜CS15,V1、及びM0配線51〜54等を表している。
図20〜図22に示すように、M0配線51,52(53),54の配線幅は、51>52(53)>54となり、M0配線の被覆率差を小さくできるため、M0配線に発生するディッシングやエロージョンを低減できる。
図23は、図20に示したガードリング領域11BにおけるE−E線に沿った断面図である。なおここでは、M0配線の上方に配置されるM1配線(ビット線)BLを図示し、配線間の層間絶縁膜は省略している。
図示するように、半導体基板にはセルガードリング31,32,33が配置されている。セルガードリング31,32,33の間には、これらを分離する素子分離領域34,35,36,37が配置されている。
セルガードリング31,32,33及び素子分離領域34,35,36,37の上方には、GC配線層39,40,42が配置されている。GC配線層39,40,42の上方には、M0配線52,53,54が配置されている。
GC配線層39とM0配線52間にはコンタクトプラグCS13が配置され、GC配線層39は、コンタクトプラグCS13によりM0配線52に電気的に接続されている。セルガードリング31とM0配線52間にはコンタクトプラグCS11が配置され、セルガードリング31は、コンタクトプラグCS11によりM0配線52に電気的に接続されている。セルガードリング32とM0配線52間にはコンタクトプラグCS12が配置され、セルガードリング32は、コンタクトプラグCS12によりM0配線52に電気的に接続されている。
これらにより、セルガードリング31,32はGC配線層39及びM0配線52に電気的に接続されている。
また、GC配線層40とM0配線53間にはコンタクトプラグCS15がそれぞれ配置され、GC配線層40は、コンタクトプラグCS15によりM0配線53に電気的にそれぞれ接続されている。セルガードリング33とM0配線53間にはコンタクトプラグCS14が配置され、セルガードリング33は、コンタクトプラグCS14によりM0配線53に電気的に接続されている。
これらにより、セルガードリング33はGC配線層40及びM0配線53に電気的に接続されている。
さらに、GC配線層42の上方には、M0配線54が配置されている。M0配線52,53,54の上方には、M1配線(ビット線)BLが配置されている。
M0配線54とM1配線BL間にはコンタクトプラグV1が配置され、M0配線54は、コンタクトプラグV1によりM1配線BLに電気的に接続されている。
図25に示した比較例では、セルガードリングに電位を供給する配線としてM0配線を用いているが、GC配線を用いていないため、M0配線の配線幅を太くする必要がある。
これに対して第2実施形態では、ガードリング領域11B上のGC配線をセルガードリングへ電位を与える配線として使用することにより、セルガードリングへ電位を供給しているM0配線の配線幅を縮小できる。そして、ガードリング領域(境界領域)11BのM0配線幅を、メモリセルアレイ11AのM0配線幅とビット線フックアップ部13のM0配線幅の中間程度の配線幅とすることにより、メモリセルアレイ11A、ガードリング領域11B、及びビット線フックアップ部13の3つの領域におけるM0配線の被覆率差を緩和する。これにより、メモリセルアレイ11A、ビット線フックアップ部13、及びその境界のガードリング領域11Bにおけるディッシングやエロージョンの発生を抑制することができる。この結果、本構成を備えた半導体記憶装置の製造歩留まりを向上させることが可能となる。また、ガードリング領域11BのM0配線幅を細くできるため、チップサイズを縮小することも可能である。
なお、GC配線のシート抵抗が低くない場合には、ガードリング領域上のM0配線の配線幅を細くできず、ガードリング領域11B上とビット線フックアップ部13上との間で、配線幅の差が大きくなる。このような場合、ディッシングやエロージョンの発生を低減することが困難となる。
このため、第2実施形態では、GC配線のシート抵抗(電気抵抗)が十分に低いこと、例えばGC配線のシート抵抗はM0配線のシート抵抗以下であることが望ましい。GC配線のシート抵抗が低く、セルガードリングに電位を供給するための配線としてGC配線を利用できれば、上述したように、メモリセルアレイとビット線フックアップ部との境界領域におけるM0配線の被覆率差を緩和でき、ディッシングやエロージョンの発生を抑制することができる。
また、本実施形態に用いられるメモリセルMC及び選択ゲートトランジスタSGD,SGSは、図24に示すように、これらのゲート側壁に空洞60A,60B,60Cが形成された構造を有していてもよい。このような構造をメモリセルMC及び選択ゲートトランジスタSGD,SGSに用いれば、ワード線及び選択ゲート線の寄生容量を減らすことができ、ワード線及び選択ゲート線における信号遅延を低減できる。これにより、書き込み、読み出し、及び消去の動作速度を向上させることができる。
以上説明したように実施形態によれば、チップサイズを縮小することができる、またディッシング及びエロージョンの発生を低減することが可能である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
11A…メモリセルアレイ、11B…ガードリング領域、12…ローデコーダ、13…ビット線フックアップ部、14…センスアンプ部、15…周辺回路、16…電源パッド、20…アクティブエリア、21…ゲート絶縁膜、22…ゲート電極、23,24…コンタクトプラグ、25…M0配線、26…コンタクトプラグ、BL…M1配線(ビット線)、27…M0配線、28…コンタクトプラグ、31,32,33…セルガードリング、34,35,36,37…素子分離領域、38…M0配線、39,40…GC配線、41…M0配線、42…GC配線、43…M0配線(ソース線)、44…M0配線、51…M0配線(ソース線)、52,53,54…M0配線、60A,60B,60C…空洞、CS1,CS2,CS3,CS4,CS5,CS6…コンタクトプラグ、CS11,CS12,CS13,CS14,CS15…コンタクトプラグ、CP1,CP2…コンタクトプラグ、MC…メモリセル、V1…コンタクトプラグ、SGD,SGS…選択ゲートトランジスタ、

Claims (5)

  1. ビット線とワード線が交差する位置に配置されたメモリセルが半導体基板上に複数配列されたメモリセルアレイと、
    読み出し動作時に前記ビット線を介して前記メモリセルに記憶されたデータを読み出すセンスアンプと、
    前記メモリセルアレイと前記センスアンプとの間に配置され、前記ビット線より前記半導体基板側の配線層に形成された第1の配線に電流経路の一端が接続され、前記電流経路の他端が前記センスアンプに接続された転送トランジスタを有するフックアップ領域と、
    前記メモリセルアレイを囲むように前記メモリセルアレイと前記フックアップ領域との間に配置され、前記半導体基板に電位を供給するセルガードリングを含むガードリング領域と、
    前記ガードリング領域と重なるように配置され、前記ビット線を前記第1の配線に電気的に接続するコンタクトプラグと、
    を具備することを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 前記ガードリング領域において前記第1の配線より前記半導体基板側の配線層に形成され、前記セルガードリングに前記電位を供給する第2の配線と、
    前記第1の配線と同一の配線層に配置され、前記セルガードリングに供給される前記電位を有する第3の配線と、
    前記第2の配線と前記第3の配線との間に配置され、前記第2の配線と前記第3の配線とを電気的に接続するコンタクトプラグと、
    をさらに具備することを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 前記セルガードリングと前記第3の配線との間に配置され、前記セルガードリングと前記第3の配線とを電気的に接続するコンタクトプラグをさらに具備することを特徴とする請求項2に記載の半導体記憶装置。
  4. 前記第2の配線の電気抵抗は、前記第1の配線の電気抵抗以下であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の半導体記憶装置。
  5. ビット線及びワード線に接続されたメモリセルが半導体基板上に複数配列されたメモリセルアレイと、
    読み出し動作時に前記ビット線を介して前記メモリセルに記憶されたデータを読み出すセンスアンプと、
    前記メモリセルアレイと前記センスアンプとの間に配置され、前記ビット線より前記半導体基板側の配線層に形成された第1の配線に電流経路の一端が接続され、前記電流経路の他端が前記センスアンプに接続された転送トランジスタを有するフックアップ領域と、
    前記メモリセルアレイを囲むように前記メモリセルアレイと前記フックアップ領域との間に配置され、前記半導体基板に電位を供給するセルガードリングを含むガードリング領域と、
    前記メモリセルアレイ上の前記配線層に形成された第2の配線と、
    前記ガードリング領域上の前記配線層に形成され、前記セルガードリングに前記電位を供給する第3の配線と、
    を具備し、
    前記第3の配線の配線幅は、前記第2の配線より細く、前記第1の配線より太いことを特徴とする半導体記憶装置。
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