JP2014035671A - タッチセンサの静電容量検出回路 - Google Patents
タッチセンサの静電容量検出回路 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014035671A JP2014035671A JP2012176974A JP2012176974A JP2014035671A JP 2014035671 A JP2014035671 A JP 2014035671A JP 2012176974 A JP2012176974 A JP 2012176974A JP 2012176974 A JP2012176974 A JP 2012176974A JP 2014035671 A JP2014035671 A JP 2014035671A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- capacitance
- terminal
- detection
- lines
- circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 title claims abstract description 258
- 230000003068 static effect Effects 0.000 claims 2
- 230000003071 parasitic effect Effects 0.000 abstract description 2
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 44
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 25
- 230000014509 gene expression Effects 0.000 description 6
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 4
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 3
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 2
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 2
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 2
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Position Input By Displaying (AREA)
Abstract
【解決手段】演算回路8が、複数の第1ライン1と複数の第2ライン2の間に構成される複数の静電容量において、第1の選択回路5と第2の選択回路6により順次出力される出力信号を演算することで、タッチパネル3の第1のライン1と第2のライン2で構成される隣接する静電容量の差を算出する。
【選択図】図1
Description
この特許文献1に記載のものは、タッチパネル上の2つ以上の位置を同時にタッチする場合においてタッチ位置を確実に検出するもので、タッチパネル上のタッチ位置を検出するタッチセンサ用の信号処理回路に関し、駆動回路とマルチプレクサと2つの基準容量と電荷増幅器とを備えている。
さらに、電荷増幅器は、差動増幅器が使用され、マルチプレクサによって選択された1つの駆動ラインと2つのセンスラインの間の容量値A1,A2において、容量値A1と基準容量の差及び容量値A2と基準容量との差に応じた電圧を出力するもので、この電荷増幅器から出力された出力電圧に基づいてタッチ位置を検出している。
さらに、タッチセンサの静電容量検出回路の新たな出現に際しては、タッチパネルに指を触れるときに発生するノイズを軽減することができる上に、S/Nの向上を図ることが望まれている。
また、請求項4に記載の発明は、請求項2又は3に記載の発明において、前記第5の静電容量(C5)と前記第6の静電容量(C6)は、集積回路に実装することを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、請求項2,3又は4に記載の発明において、前記第1の駆動端子(4a)と前記第2の駆動端子(4b)は、振幅が等しく、かつ位相が180度異なる交流の駆動波形を出力することを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、請求項2乃至6のいずれかに記載の発明において、前記演算回路(8)は、前記複数の第1ライン(1)と前記複数の第2ライン(2)の間に構成される複数の静電容量において、前記第1の選択回路(5)と前記第2の選択回路(6)により順次出力される、前記第1の出力信号と前記第2の出力信号を演算することで、前記タッチパネル(3)の前記第1のライン(1)と前記第2のライン(2)で構成される全ての隣接する静電容量の差を算出し、静電容量の変化量に関連付けられたタッチセンサ(3)へのタッチ情報を算出することを特徴とする。
本実施例1が適用される静電容量検出回路は、図1に示すように、タッチパネル3と第1の選択回路5と第2の選択回路6と駆動回路4とキャパシタ5とキャパシタ6とスイッチ(SW)5とスイッチ(SW)6と検出回路7と演算回路8とを備えている。
また、検出回路7は、第1の選択回路5と第2の選択回路6に接続され、第1の検出端子7a及び第2の検出端子7bと、第1の検出端子7aと第2の検出端子7bとの差を出力する出力端子7cとを備え、後述のように第1の検出端子7aと第2の検出端子7bの差を、駆動回路4と同期して、出力端子7cに直流信号に変換して出力するものである。
また、演算回路8の入力端子8aが、検出回路7の出力端子7cと接続され、この演算回路8は、後述のように検出回路7の出力を元に演算を行い、タッチパネル3に発生する、タッチによる静電容量の変化に関連付けられるタッチの情報を演算回路8の出力端子8bに出力するものである。
図2は、図1に示す第1の選択回路の具体的な回路構成図である。この第1の選択回路5は、図2に示すように、タッチパネルの電極ライン(L11〜L1m)1に接続されるスイッチSWa11〜SWa1m、SWb11〜SWb1m、SWc11〜SWc1m、SWd11〜SWd1mを備えている。スイッチは、ONすることでスイッチが接続されている電極ラインを選択し、OFFすることでスイッチが接続されている電極ラインを非選択とする。例えば、スイッチSWa11がオンすると、電極ラインL11は、第1の駆動端子(D1)4aに接続され、スイッチSWb11がオンすると、電極ラインL11は、第2の駆動端子(D2)4bに接続され、SWc11がオンすると、電極ラインL11は、第1の検出端子(S1)7aに接続され、スイッチSWd11がオンすると、電極ラインL11は、第2の検出端子(S2)7bに接続される。他のスイッチについても同様である。
図4(a)に示す各スイッチの制御タイミングは、タッチパネルの電極ライン1の本数が4本、選択するライン数が2本の場合について、各電極ラインを順次全て選択する例を示している。スイッチの制御信号はHigh期間がスイッチON期間、Low期間がスイッチOFF期間を示している。
期間2では、スイッチSWa12とスイッチSWb13がONし、その他のスイッチは全てOFFしているため、第1の駆動端子4aには電極ラインL12が選択され、第2の駆動端子4bには電極ラインL13が選択され、第1の検出端子7aと第2の検出端子7bには何も接続されていない。
図5(a)に示す各スイッチの制御タイミングは、タッチパネル3の第2の電極ライン2の本数が4本、選択するライン数が2本の場合について、各電極ラインを順次全て選択する例を示している。スイッチの制御信号は、High期間がスイッチON期間、Low期間がスイッチOFF期間を示している。
期間2では、スイッチSWc22とスイッチSWd23がONし、その他のスイッチは全てOFFしているため、第1の検出端子7aには電極ラインL22が選択され、第2の検出端子7bには電極ラインL23が選択され、第1の駆動端子4aと第2の駆動端子4bには何も接続されていない。
図4(b)に示す各スイッチの制御タイミングは、タッチパネル3の第1の電極ライン1の本数が4本、選択するライン数が2本の場合について、各電極ラインを順次全て選択する例を示している。スイッチの制御信号は、High期間がスイッチON期間、Low期間がスイッチOFF期間を示している。
期間2では、スイッチSWc12とスイッチSWd13がONし、その他のスイッチは全てOFFしているため、第1の検出端子7aには電極ラインL12が選択され、第2の検出端子7bには電極ラインL13が選択され、第1の駆動端子4aと第2の駆動端子4bには何も接続されていない。
期間2では、スイッチSWa22とスイッチSWb23がONし、その他のスイッチは全てOFFしているため、第1の駆動端子4aには電極ラインL22が選択され、第2の駆動端子4bには電極ラインL23が選択され、第1の検出端子7aと第2の検出端子7bには何も接続されていない。
また、タッチパネル3には、第1のライン1と第2のライン2とでタッチパネル3上に形成されている第1の駆動端子4aと第1の検出端子7aの間に接続されている第1の静電容量C11と、第1のライン1と第2のライン2とでタッチパネル3上に形成されている第2の駆動端子4bと第1の検出端子7aの間に接続されている第2の静電容量C21と、第1のライン1と第2のライン2とでタッチパネル3上に形成されている第1の駆動端子4aと第2の検出端子7bの間に接続されている第3の静電容量C12と、第1のライン1と第2のライン2とでタッチパネル3上に形成されている第2の駆動端子4bと第2の検出端子7bの間に接続されている第4の静電容量C22とを有している。
検出回路7の出力電圧を、上述した高い線形性を考慮してVO2とすると、次式のようになる。
第1の検出端子7aと第2の検出端子7bには、式(6),式(7)又は式(9),式(10)の電圧が出力され、VAは交流信号であるため、V1,V2も交流信号である。図9に示す検波回路71は、交流信号を直流信号に復調するための回路である。
検波回路71のスイッチSWe1〜SWe4の制御においては、検波回路71の制御タイミングと駆動回路の制御タイミングとは同期していることが重要であり、例えば、駆動回路4の制御タイミングが図6(c)の場合は、図10(a)の制御タイミングで検波回路71のスイッチを制御する。また、駆動回路4の制御タイミングが図6(d)の場合は、図10(b)の制御タイミングで復調回路のスイッチを制御する。この検波回路71の制御タイミングにより、交流信号であるV1,V2を検波し、直流信号へ復調することができる。
図9に示すアンチエイリアスフィルタ73は、次段のA/Dコンバータ74で実行されるサンプリング時に発生するエイリアスノイズを除去するためのものである。図9では1次のRCローパスフィルタを示しているが、2次以上のフィルタであってもよい。また、減算回路72を構成する際に、この減算回路72にローパスフィルタ特性を内包する構成をとってもよい。例えば、図9に示す減算回路72のR3と並列にキャパシタを接続することでアンチエイリアス効果のある減算回路を実現できる。
次に、図1に示す演算回路の詳細について説明する。
演算回路8は、複数の第1ライン1と複数の第2ライン2の間に構成される複数の静電容量において、第1の選択回路5と第2の選択回路6により順次出力される、第1の出力信号と第2の出力信号を演算することで、タッチパネル3の第1のライン1と第2のライン2で構成される全ての隣接する静電容量の差を算出し、静電容量の変化量に関連付けられたタッチセンサ3へのタッチ情報を算出する。
VO11=((ΔC11―ΔC21)―(ΔC12―ΔC22))VA
・・・(101)
VO12=((ΔC12―ΔC22)―(ΔC13―ΔC23))VA
・・・(102)
VO13=((ΔC13―ΔC23)―(ΔC14―ΔC24))VA
・・・(103)
VO14=((ΔC21―ΔC31)―(ΔC22―ΔC32))VA
・・・(104)
VO15=((ΔC22―ΔC32)―(ΔC23―ΔC33))VA
・・・(105)
VO16=((ΔC23―ΔC33)―(ΔC24―ΔC34))VA
・・・(106)
VO17=((ΔC31―ΔC41)―(ΔC32―ΔC42))VA
・・・(107)
VO18=((ΔC32―ΔC42)―(ΔC33―ΔC43))VA
・・・(108)
VO19=((ΔC33―ΔC43)―(ΔC34―ΔC44))VA
・・・(109)
VO11b=(ΔC11―ΔC21)VA ・・・(110)
VO14b=(ΔC21―ΔC31)VA ・・・(111)
VO17b=(ΔC31―ΔC41)VA ・・・(112)
VO21b=(ΔC11―ΔC12)VA ・・・(113)
VO22b=(ΔC12―ΔC13)VA ・・・(114)
VO23b=(ΔC13―ΔC14)VA ・・・(115)
式(110)〜式(115)を演算することでタッチパネル上の全ての隣接する静電容量の差を算出することができる。
図11は、VAで規格化した演算結果のタッチパネルに対応したマトリクスを示す図である。
以上のことから、本発明によれば、全ての電極ラインの差分情報を差動検出で取得できるので、タッチパネルに指を触れるときに発生するノイズを軽減することができる上に、S/Nの向上を図ることができる。
本実施例2は、上述した実施例1の説明に示したタッチパネルの電極ライン数と、選択するライン数の変形例であり、6本の第1の電極ライン1と4本の第2の電極ライン2とで構成されるタッチパネルの場合の例である。
図12は、第1の電極ライン1から4本を駆動ラインとして選択し、第1の駆動端子4aにL11とL12を選択し、第2の駆動端子4bにL14とL15を選択し、第1の検出端子7aにL21を選択し、第2の検出端子7bにL22を選択した場合の図である。
V1=[{(ΔC11+ΔC21)−(ΔC41+ΔC51)}]VA
V2=[{(ΔC12+ΔC22)−(ΔC42+ΔC52)}]VA
VO1=V1−V2=[{(ΔC11+ΔC21)−(ΔC41+ΔC51)}―{(ΔC12+ΔC22)−(ΔC42+ΔC52)}]VA
図12に、キャパシタC5,C6を接続する場合も第1の実施形態で示したものと同様に、キャパシタC5を第1の駆動端子4aと第2の検出端子7bに接続し、キャパシタC6を第2の駆動端子4bと第2の検出端子7bに接続すれば、同様の効果が得られ、
V1=[{(ΔC11+ΔC21)−(ΔC41+ΔC51)}]VA
V2=0
VO2=V1−V2=[{(ΔC11+ΔC21)−(ΔC41+ΔC51)}]VA
を得ることができる。
また、タッチパネル上の電極ラインで形成される容量の変化の差を検出する構成をとるため、タッチパネルに指を触れるときに、第1の検出端子7aと第2の検出端子7bにはノイズがコモンモードとして重畳するため、VO1とVO2出力においてはノイズを常にキャンセルすることができ、ノイズを軽減することができる上に、S/Nの向上を図ることができる。
本実施例3は、上述した実施例1の説明に示した検出回路において、タッチパネルにタッチする際に発生する低周波数帯域のノイズを除去する特徴がある。図13においては、図9の検波回路71に直列にキャパシタC10,C11を追加したものである。低周波数帯域のノイズとしては、商用電源の50Hzや60Hzといったものが知られている。これらのノイズを除去できるよう、キャパシタC10,C11及び抵抗R1,R2で構成されるハイパスフィルタのカットオフ周波数を設定する。
本実施例4は、上述した実施例1の説明に示した検出回路7における、減算回路72の変形例であり、減算回路72aで設定するゲインと、ハイパスフィルタのカットオフ周波数を個別に設定できるようにしたものである。
本実施例5は、上述した実施例1の説明に示した検出回路7における、減算回路72の変形例であり、減算回路72bで設定するゲインと、ハイパスフィルタのカットオフ周波数を個別に設定できるようにし、さらに、計装アンプを構成するオペアンプ1A,オペアンプ1Bが持つオフセットを除去できるようにしたものである。ハイパスフィルタのカットオフ周波数は、キャパシタC10と抵抗R10//R11、キャパシタC11と抵抗R12//R13で設定する。オペアンプ1A,オペアンプ1Bが持つオフセットは、検波回路71の検波周波数に変調される。一方、検出端子1及び検出端子2に入力される、静電容量の変化量を示す交流信号は、検波回路71により直流に復調される。次段のアンチエイリアスフィルタ73のカットオフ周波数を検波周波数より低く設定することで、検波周波数に変調されたオペアンプのオフセットを除去しつつ、直流に復調された静電容量の変化量を効率的に検出することが可能である。
2 複数の第2のライン
3 タッチパネル
4 駆動回路
4a 第1の駆動端子
4b 第2の駆動端子
5 第1の選択回路
6 第2の選択回路
7 検出回路
7a 第1の検出端子
7b 第2の検出端子
7c 出力端子
8 演算回路
8a 入力端子
8b 出力端子
14 交流信号発生器
15 矩形波発生器
71 検波回路
72,72a,72b 減算回路
73 アンチエイリアスフィルタ
74 A/Dコンバータ
Claims (8)
- 複数の第1のラインと、該複数の第1のラインと絶縁層を介して交差するように配置される複数の第2のラインとを備えているタッチパネルを含むタッチセンサの静電容量検出回路において、
前記タッチパネルの前記複数の第1のラインに接続されている第1の選択回路と、前記タッチパネルの前記複数の第2のラインに接続されている第2の選択回路と、前記第1の選択回路と前記第2の選択回路に接続されている検出回路と、該検出回路に接続されている演算回路と、前記第1の選択回路と前記第2の選択回路に接続されている駆動回路とを備え、
前記演算回路が、前記複数の第1ラインと前記複数の第2ラインの間に構成される複数の静電容量において、前記第1の選択回路と前記第2の選択回路により順次出力される出力信号を演算することにより、前記タッチパネルの前記複数の第1のラインと前記複数の第2のラインで構成される隣接する前記複数の静電容量の差を算出することを特徴とするタッチセンサの静電容量検出回路。 - 前記駆動回路は、第1の駆動端子及び第2の駆動端子とを有し、
前記検出回路は、第1の検出端子及び第2の検出端子と、前記第1の検出端子と前記第2の検出端子の差を出力する出力端子とを有し、
前記第1の選択回路が、前記タッチパネルの前記複数の第1のラインを前記第1の駆動端子及び第2の駆動端子又は前記第1の検出端子及び前記第2の検出端子に接続し、
前記第2の選択回路が、前記タッチパネルの前記複数の第2のラインを前記第1の検出端子及び第2の検出端子又は前記第1の駆動端子及び前記第2の駆動端子に接続し、
前記演算回路が、前記検出回路の前記出力端子に接続され、
前記第1のラインと前記第2のラインとで前記タッチパネル上に形成されている前記第1の駆動端子と前記第1の検出端子の間に接続されている第1の静電容量と、
前記第1のラインと前記第2のラインとで前記タッチパネル上に形成されている前記第2の駆動端子と前記第1の検出端子の間に接続されている第2の静電容量と、
前記第1のラインと前記第2のラインとで前記タッチパネル上に形成されている前記第1の駆動端子と前記第2の検出端子の間に接続されている第3の静電容量と、
前記第1のラインと前記第2のラインとで前記タッチパネル上に形成されている前記第2の駆動端子と前記第2の検出端子の間に接続されている第4の静電容量とを備え、
前記第5の静電容量と第5のスイッチを直列に接続し、前記第5の静電容量と前記第5のスイッチとから構成される直列回路を前記第3の静電容量と並列に接続し、
前記第6の静電容量と第6のスイッチを直列に接続し、前記第6の静電容量と前記第6のスイッチとから構成される直列回路を前記第4の静電容量と並列に接続し、
前記第5のスイッチをオフ、かつ前記第6のスイッチをオフとした時の、前記第1の静電容量と前記第2の静電容量と前記第3の静電容量と前記第4の静電容量の変化量を前記検出回路の前記出力端子に第1の出力信号として出力し、
前記第5のスイッチをオン、かつ前記第6のスイッチをオンとした時の、前記第1の静電容量と前記第2の静電容量と前記第3の静電容量と前記第4の静電容量の変化量を前記検出回路の前記出力端子に第2の出力信号として出力することを特徴とする請求項1に記載のタッチセンサの静電容量検出回路。 - 前記第5の静電容量の値は、前記第3の静電容量の変化量が前記第2の検出端子に観測されないように前記第3の静電容量の変化量よりも十分に大きな容量値とし、
前記第6の静電容量の値は、前記第4の静電容量の変化量が前記第2の検出端子に観測されないように前記第4の静電容量の変化量よりも十分に大きな容量値とすることを特徴とする請求項2に記載のタッチセンサの静電容量検出回路。 - 前記第5の静電容量と前記第6の静電容量は、集積回路に実装することを特徴とする請求項2又は3に記載のタッチセンサの静電容量検出回路。
- 前記第1の駆動端子と前記第2の駆動端子は、振幅が等しく、かつ位相が180度異なる交流の駆動波形を出力することを特徴とする請求項2,3又は4に記載のタッチセンサの静電容量検出回路。
- 前記第1の選択回路と前記第2の選択回路が、前記第1のラインと前記第2のラインを順次選択する各期間において、前記第1の駆動端子と前記第2の駆動端子は、出力する前記交流の駆動波形の周期が1周期以上であることを特徴とする請求項5に記載のタッチセンサの静電容量検出回路。
- 前記演算回路は、前記複数の第1ラインと前記複数の第2ラインの間に構成される複数の静電容量において、前記第1の選択回路と前記第2の選択回路により順次出力される、前記第1の出力信号と前記第2の出力信号を演算することで、前記タッチパネルの前記第1のラインと前記第2のラインで構成される全ての隣接する静電容量の差を算出し、静電容量の変化量に関連付けられたタッチセンサへのタッチ情報を算出することを特徴とする請求項2乃至6のいずれかに記載のタッチセンサの静電容量検出回路。
- 前記第1の選択回路は、前記複数の第1のラインから偶数本のラインを駆動ラインとして選択し、前記駆動ラインの半数を前記第1の駆動端子に順次接続し、残りの半数を前記第2の駆動端子に順次接続し、
前記第2の選択回路は、前記複数の第2のラインから偶数本のラインを検出ラインとして選択し、前記検出ラインの半数を、前記第1の検出端子に順次接続し、残りの半数を前記第2の検出端子に順次接続する第1の制御状態と、
前記第1の選択回路は、前記複数の第1のラインから偶数本のラインを検出ラインとして選択し、前記検出ラインの半数を前記第1の検出端子に順次接続し、残りの半数を前記第2の検出端子に順次接続し、
前記第2の選択回路は、前記複数の第2のラインから偶数本のラインを駆動ラインとして選択し、前記駆動ラインの半数を前記第1の駆動端子に順次接続し、残りの半数を前記第2の駆動端子に順次接続する第2の制御状態と
に制御されることを特徴とする請求項2乃至7のいずれかに記載のタッチセンサの静電容量検出回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012176974A JP5977113B2 (ja) | 2012-08-09 | 2012-08-09 | タッチセンサの静電容量検出回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012176974A JP5977113B2 (ja) | 2012-08-09 | 2012-08-09 | タッチセンサの静電容量検出回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014035671A true JP2014035671A (ja) | 2014-02-24 |
JP5977113B2 JP5977113B2 (ja) | 2016-08-24 |
Family
ID=50284630
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012176974A Expired - Fee Related JP5977113B2 (ja) | 2012-08-09 | 2012-08-09 | タッチセンサの静電容量検出回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5977113B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016099897A (ja) * | 2014-11-25 | 2016-05-30 | 株式会社ジャパンディスプレイ | 表示装置およびタッチ検出方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11505641A (ja) * | 1994-12-07 | 1999-05-21 | サーク コーポレイション | 干渉阻止装置および方法付き容量ベース近接センサ |
JP2010282539A (ja) * | 2009-06-08 | 2010-12-16 | Sanyo Electric Co Ltd | 静電容量型タッチセンサ用の信号処理回路 |
WO2013046513A1 (ja) * | 2011-09-30 | 2013-04-04 | 旭化成エレクトロニクス株式会社 | タッチセンサの信号処理回路、およびタッチセンサ |
-
2012
- 2012-08-09 JP JP2012176974A patent/JP5977113B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11505641A (ja) * | 1994-12-07 | 1999-05-21 | サーク コーポレイション | 干渉阻止装置および方法付き容量ベース近接センサ |
JP2010282539A (ja) * | 2009-06-08 | 2010-12-16 | Sanyo Electric Co Ltd | 静電容量型タッチセンサ用の信号処理回路 |
WO2013046513A1 (ja) * | 2011-09-30 | 2013-04-04 | 旭化成エレクトロニクス株式会社 | タッチセンサの信号処理回路、およびタッチセンサ |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016099897A (ja) * | 2014-11-25 | 2016-05-30 | 株式会社ジャパンディスプレイ | 表示装置およびタッチ検出方法 |
US9965121B2 (en) | 2014-11-25 | 2018-05-08 | Japan Display Inc. | Display and touch detection method |
US10275107B2 (en) | 2014-11-25 | 2019-04-30 | Japan Display Inc. | Display and touch detection method |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5977113B2 (ja) | 2016-08-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5411670B2 (ja) | 静電容量型タッチパネルの信号処理回路 | |
CN111164558B (zh) | 电容检测电路、触控芯片及电子设备 | |
JP2010286981A (ja) | 静電容量型タッチセンサ用の信号処理回路 | |
KR101444580B1 (ko) | 정전용량 감지 장치 및 터치 스크린 장치 | |
EP3591506A1 (en) | Input device and method for controlling same | |
KR101548796B1 (ko) | 접촉 감지 장치 및 터치스크린 장치 | |
JP2010182290A (ja) | タッチパネルの信号処理装置 | |
JP2012043275A (ja) | 静電容量式の入力装置 | |
JP2012014509A (ja) | 静電容量型タッチセンサ | |
US9030429B2 (en) | Touchscreen having a capacitance sensing apparatus | |
KR20110126026A (ko) | 반전 적분회로 및 비반전 적분회로가 결합된 적분회로 | |
WO2021022459A1 (zh) | 电桥传感器的检测电路、芯片及检测*** | |
JP5443207B2 (ja) | タッチセンサ装置 | |
JP2011022744A (ja) | 静電容量型タッチセンサ用の信号処理回路 | |
KR101444524B1 (ko) | 정전용량 감지 장치, 정전용량 감지 방법 및 터치스크린 장치 | |
US9103858B2 (en) | Capacitance sensing apparatus and touch screen apparatus | |
US20140035653A1 (en) | Capacitance sensing device and touchscreen | |
JP2010282471A (ja) | 静電容量型タッチパネルの信号処理回路 | |
JP2011107086A (ja) | 静電容量検出回路、圧力検出装置、加速度検出装置、および、マイクロフォン用トランスデューサ | |
JP2011039663A (ja) | 静電容量型タッチセンサ用の信号処理回路 | |
JP2015069469A (ja) | 静電容量式タッチパネル | |
JP2011034176A (ja) | 電荷増幅器及び静電容量型タッチセンサ用の信号処理回路 | |
JP5977113B2 (ja) | タッチセンサの静電容量検出回路 | |
JP2011113186A (ja) | 静電容量型タッチパネルの信号処理回路 | |
JP2011113188A (ja) | 静電容量型タッチパネルの信号処理回路 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150219 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160129 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160223 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160331 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160705 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160721 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5977113 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |