JP2014030575A - Rfidタグ搭載洗濯機 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品交換等のサービスが容易に行えるRFIDタグ搭載洗濯機を提供すること。
【解決手段】機器情報を記憶させたRFIDタグ4を備え、洗濯機の個体を示す製品ラベル3と前記RFIDタグを同一のアセンブリ部品として洗濯機に配した構成としてあり、洗濯機に貼り付けてある製品ラベル3が示す機器情報とRFIDタグ4が示す機器情報が不一致となるようなことがなく、かつ、記載された機器情報を視覚的に確認できないRFIDタグを製品ラベルとともに一元的に管理でき、使用者が携帯端末を介して送信した機器情報が正規品と異なり部品の交換間違いを起こすということのないRFIDタグ搭載洗濯機とすることができる。
【選択図】図1

Description

本発明はインターネット等の通信網を利用したサービスシステムに好適なRFIDタグ搭載ドラム式洗濯機に関する。
一般にインターネット等の通信網を介し家電機器と情報をやり取りして、家電機器の利便性を向上させたシステムがみられる。例えば洗濯機をインターネットに接続し、故障内容をサービス業者に伝達して、的確な故障修理を可能にするようにしたものがみられる(例えば、特許文献1参照)。
このようなシステムに使用する機器としては洗濯機に限らず、他の家電機でも同様のものが多くみられる。そして、このような機器はいわゆるネット家電と称され、近年通信インフラの整備を受けて、ますますの広がりを見せ、家庭内にある複数の家電機器にこのような通信機能が装備されていくことが予測される。
特開2006−6467号公報
上記のように家電機器の情報化が進められていく中において、白物家電と呼ばれる機器は日常生活のなかで、老若男女に関わらず使用されることから、その使いやすさがとても重要視される。すなわち、単独の洗濯機がインターネットに接続されているだけであれば、使用性の問題はなく、そのサービスを十分に享受できる。しかしながら、家電の情報化が広まり複数の家電機器がインターネットに接続されてサービス対象となると、機器情報の双方向のやり取りの中で、対象の機器がどの固体を示しているのか、子供やお年寄りにはわかりづらく、使いにくいという課題が生じる。
そこで本発明者らは機器に近距離通信を行うためのRFID(Radio Frequency IDentification)タグを設け、近距離通信機能を備えた携帯電話等の携帯端末を近接させて直接情報のやり取りを行い、その情報を携帯端末からインターネット回線を介してホストコンピュータとつなぐことによって、各種のサービスを行うシステムを考え、実証してみた。
このシステムによると、複数の家電機器の対象選択があっても、通信実施時には、必ず対象となる家電機器本体に携帯端末をタッチする等の動作をして機器情報を読み取るので、子供やお年寄り等であっても対象を誤解することなく直感的に理解することができ、操作に迷うことがなく安心して使用でき、使いやすいものとなる。
このような白物家電機器の情報化が進められていく中で、サービス提供のために洗濯機の固体を識別する必要が発生する。すなわち洗濯機の製品名や製品カラーや製品スペックや製造番号や製造場所などが関連付けされる識別記号を製品に付与し、これを通信機能により取り出し識別するのである。
一方で洗濯機には、同様に製品名などの情報が製品ラベルにより貼り付け明示されている。したがって本洗濯機には同様の情報を付与した二つの部品を組み付けることが必要と
なってくる。二つの部品とは例えば製品ラベルと識別記号を付与したRFIDタグであり、製品ラベルは視覚的に確認できるが、RFIDタグは電子情報を含むが視覚的には情報内容が確認出来ないものである。
このような洗濯機の固体を識別するRFIDタグを間違って取り付けた場合、情報通信した端末などで洗濯機情報を表示したときに異なる種類の洗濯機情報を表示したり、インターネットを通じて間違った洗濯機の情報を提供したり、サービス修理時に間違った情報をサービスマンに提供してしまうなどの問題が発生し、つけ間違いがあってはならない重要な管理項目である。
また、視覚的に認識できる製品ラベルは誰もが都度確認が可能であり比較的管理しやすいが、見た目には変わらないRFIDタグなどは非常に管理がしにくい部品である。加えて、洗濯機はたくさんの部品がサブアッセンブリされた上で組立てるように構成されており、これらの部品は生産途中や流通、客先で部品不具合があった場合に交換される。特に、RFIDタグを設ける場所の候補である洗濯機の天板は簡易に取り外しが可能であり、外観上の傷つきや変形などで交換されることもある。
本発明はこのような点に鑑みてなしたもので、製品ラベルとRFIDタグを一元的に管理でき、機器情報の不一致による混乱を未然防止して、部品管理や部品交換等のサービスが容易に行えるRFIDタグ搭載洗濯機の提供を目的としたものである。
前記課題を解決するために本発明の洗濯機は、機器情報を記憶させたRFIDタグを備え、洗濯機の個体を示す製品ラベルと前記RFIDタグを同一のアセンブリ部品として洗濯機に配した構成としてある。
例えば洗濯機の天板部品に製品ラベルとRFIDタグを設けたものなどである。
これにより、洗濯機の複数の製品情報がひとつの部品群(製品ラベルとRFIDタグがセットとなった部品)として構成してあるので、異なる情報を付与する間違いを大幅に機会低減できる。例えば製品ラベルとRFIDタグを別々のアセンブリ部品としていると、これらのアセンブリ部品が別々のドラム式洗濯機に組見つけられてしまう可能性がある。換言すると一つのドラム式洗濯機に組みつけられる製品ラベルとRFIDタグの製品情報が異なる場合が発生する可能性が高くなるが、上記製品ラベルとRFIDタグをひとつの部品群(製品ラベルとRFIDタグがセットとなった部品)として構成し同一のアセンブリ部品とした洗濯機にし、例えばドラム式洗濯機の天板部品に設けたとすると、上記したような問題発生は確実に防止することができる。また、RFIDタグへ付与する製品情報も製品ラベル表記で内容を確認することも容易である。さらにRFIDタグでは付与情報が視覚的に確認できない問題が製品ラベルを確認することで解決でき、専用の機器によりRFIDタグの情報を読み出すことをしなくても、製品ラベルにより視覚的に判別可能となる。
本発明は、製品個体情報を付与された複数の部品を一つのサブアッセンブリ部品として管理することで、製品ラベルとRFIDタグを一元的に管理でき、視覚的に判別できないRFIDタグの管理を容易にすることができるとともに、製品ラベルとRFIDタグに付与された個体情報が異なってしまうというようなこともなくなって、部品のつけ間違いや交換間違いを防止でき、信頼性の高いRFIDタグ搭載洗濯機の提供が可能となる。
本発明の実施の形態1におけるドラム式洗濯機の使用状態を示す斜視図 同ドラム式洗濯機の概略平面図 同ドラム式洗濯機の縦断面図 同ドラム式洗濯機の天板を外した分解斜視図 同ドラム式洗濯機の製造方法を示す工程図 同ドラム式洗濯機のシステム構成ブロック図
本発明は、機器情報を記憶させたRFIDタグを備え、洗濯機の個体を示す製品ラベルと前記RFIDタグを同一のアセンブリ部品としてドラム式洗濯機に配した構成としてある。
これにより、洗濯機の複数の製品情報がひとつの部品群(製品ラベルとRFIDタグがセットとなった部品)として構成してあるので、異なる情報を付与する間違いを大幅に機会低減できる。例えば製品ラベルとRFIDタグを別々のアセンブリ部品としていると、これらアセンブリ部品が別々のドラム式洗濯機に組みつけられてしまう可能性がある。換言すると一つの洗濯機に組みつけられる製品ラベルとRFIDタグの製品情報が異なる場合が発生する可能性が高くなるが、上記製品ラベルとRFIDタグをひとつの部品群(製品ラベルとRFIDタグがセットとなった部品)として構成し同一のアセンブリ部品とした洗濯機にし、例えば洗濯機の天板部品に設けたとすると、上記したような問題発生は確実に防止することができる。従って、洗濯機に貼り付けてある製品ラベルが示す機器情報とRFIDタグが示す機器情報が不一致となるようなことがなく、RFIDタグの機器情報を活用して部品管理が容易になるとともに、製品ラベルとRFIDタグを一元的に管理でき、かつ、生産時に製品ラベルの内容を見て組み立てた洗濯機がRFIDタグに記載されている機器情報と異なっていて、使用者が携帯端末を接近させて送信した機器情報が正規品と異なり部品の交換間違いを引き起こすということもなくなる。
また、RFIDタグへ付与する製品情報も製品ラベル表記で内容を確認することも容易である。さらにRFIDタグでは付与情報が視覚的に確認できない問題が製品ラベルを確認することで解決でき、専用の機器によりRFIDタグの情報を読み出すことをしなくても、製品ラベルにより視覚的に判別可能となる。
さらに、本発明は、製品ラベルとRFIDタグを同一のアセンブリ部品として天板を選定してもよい。
これにより、製品ラベルの表示内容も確認し易く、かつ携帯端末をかざす上でも非常に使い勝手が良く、さらには天板の上は物置にもされたりするため、汚れ、傷や変形が目立ち、交換されたりもするが、天板交換時での組み付け間違いによる問題を未然に防止でき、サービス性、信頼性を向上させることができる。
さらに、本発明は、洗濯機は前記RFIDタグと同様機器情報を記憶している機器情報記憶部と、前記機器情報記憶部から情報を読み出す制御手段とを備え、
前記制御手段は、前記RFIDタグの機器情報と前記機器情報記憶手段の機器情報とが不一致の場合、警告を発する構成としてもよい。
これにより、交換する天板が異なっている場合は警告を発してくれるので、交換間違いを起こすことがなく、部品交換サービスの信頼性を極めて高いものとすることができる。
従来の無線装置であれば、洗濯機の背面や側面など手が届かない場所や見えない場所であっても問題なかったが、他の家電機器との間違いを防止するための近接距離で直感的な
タッチする動作による通信を実現する場合、使いやすさの観点から手が届く範囲、つまり洗濯機の前面上部にRFIDタグを配設することが必須である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1におけるドラム式洗濯機の使用状態を示す斜視図、図2は同ドラム式洗濯機の概略平面図、図3は同ドラム式洗濯機の縦断面図、図4は同ドラム式洗濯機の天板を外した分解斜視図、図5は同ドラム式洗濯機の製造方法を示す工程図、図6は同ドラム式洗濯機のシステム構成ブロック図である。
図1〜3において、本実施形態に係るドラム式洗濯機の全体構成について説明する。ドラム式洗濯機本体1内に図示しないサスペンション構造により水槽31が支持されている。水槽31内には有底円筒形に形成された回転ドラム38が配置されている。回転ドラム38は、有底円筒形の開口部側をドラム式洗濯機本体1の正面側に、底面側をドラム式洗濯機本体1の背面側にして、回転軸34の方向が正面側から背面側に向けて下向き傾斜となるように配置される。回転ドラム38の底面軸心位置から延出された回転軸34を介して水槽31の背面に取り付けられたドラム駆動モータ33によって回転駆動される。なお、回転軸34の方向が傾斜しておらず水平方向であってもよい。
水槽31の正面側には洗濯物を回転ドラム38内から出し入れするための開口部39が形成され、この開口部39に対向させてドラム式洗濯機本体1の正面側に形成された傾斜面には開閉自在に扉体40が設けられている。開口部39は上向きに開口し、扉体40は上向き傾斜面に設けられているので、扉体40を開くことにより回転ドラム38に対して洗濯物を出し入れする作業を容易に行うことができる。さらに、扉体40の一部あるいは全体を透明体によって形成することにより、回転ドラム38内を外部から透視することも容易となる。
また、回転ドラム38の内周壁の複数位置に撹拌突起37が設けられている。撹拌突起37の形状とドラム駆動モータ33による回転ドラム38の回転駆動制御とによって、洗濯物の位置入れ替えを行い、回転ドラム38内の最も低い位置となる底面側の下部に集まりがちな洗濯物個々の位置を入れ替え、すべての洗濯物に満遍なく洗浄力を与える。さらに、脱水動作において洗濯物が回転ドラム38の内周壁に均等に張り付く状態が得られるようにしている。
ドラム式洗濯機本体1内には、水槽31内に水を給水するための給水弁32を有する給水部30、水槽31内の水を排水するための排水弁35若しくは排水ポンプを有する排水部36が配設されている。
図1において、ドラム式洗濯機本体1の天板2の上面には、製品ラベル3が貼り付けられている。RFIDタグ4は、必ずしもドラム式洗濯機本体1の表面に露出させる必要はなく、防水性確保や破損防止のために天板2の内部または、天板2内側に設置するのが望ましい。この天板2は通常樹脂成型品であるため、通信上全く影響はない。本実施の形態においては、RFIDタグは天板内に設置されている。使用者は図1に示すように携帯電話5をRFIDタグ4に近接させてデータのやり取りを行うことができる。
携帯電話5のデータ通信手段には、例えばNFC規格に基づいたプロトコルに従って行う方法がある。このNFC規格とは国際標準規格として承認されている近距離無線通信技術であり、同じくNFCの通信規格を搭載している機器同士が双方向に通信可能なため、
現在幅広く活用されている。例えばこのNFC規格は交通系カードや電子マネーとして、さらには携帯電話ではおサイフケータイとして使用されている。よってドラム式洗濯機本体1のデータ通信も、このNFC規格に基づいた通信方式を使用することで、携帯電話との双方向通信が可能となる。
また、NFCは近距離で通信を行うため、使用者にとって操作性を良くするために、通常は操作表示パネル6近傍で携帯電話5とデータ通信を行うことが望ましく、例えば図2の操作表示パネル6の近傍にデータ通信手段であるRFIDタグ4を設置する。
上記RFIDタグ4には、製品を識別可能にするID番号を含む機器情報が登録されており、ID番号の送受信により製品個体を識別できるようになっている。
インターネット回線を介してサービス業者のホストコンピュータと送受信する家電機器サービスシステムを構成する。なお、この実施の形態ではRFIDタグ4はパッシブタグ方式で通信距離が100mm以内の近接タイプのものを用いている。
また、前記RFIDタグ4を設けた天板上面には品番や製品の色や製造番号等の機器情報が記載された製品ラベル3が貼り付けてある。すなわち、この製品ラベル3と前記RFIDタグ4は同一のアセンブル部品としてドラム式洗濯機の天板に装着してある。
以下、上記した製品ラベル3とRFIDタグ4を同一のアセンブル部品として装着する一手法を、図5を用いて説明する。
まずステップ10において従来と同様に各部品を組み込んでドラム式洗濯機本体1を組上げる。さらに、上記各部品の組み立て時にRFIDタグ4も組み込んでドラム式洗濯機本体1を完成させる。その後、ステップ11において、ドラム式洗濯機本体1の電源をオンして完成品検査を行う。検査完了後、ステップ12にて正常なドラム式洗濯機本体1に製品ラベルを貼り付けて、ドラム式洗濯機本体1を完成させるステップ13を終える。
その後、ステップ14においてRFIDタグ4にドラム式洗濯機本体1の個体識別を可能にするID番号を含む機器情報の書き込みを行う。これは専用端末をRFIDタグ4へ近接させることによって、当該専用端末からRFIDタグ4へ固有情報を送信して書き込む。以上の工程によってドラム式洗濯機本体1は完成状態となり、出荷可能な状態となる。
この様にドラム式洗濯機本体1の完成検査後の製品ラベル貼り付け時に、RFIDタグ4に機器情報を書き込むことによって、製品ラベル3とRFIDタグ4を同一のアセンブル部品として組み込むことができ、製品ラベル3とRFIDタグ4の機器情報の不一致を無くすることができる。
さらに、ドラム式洗濯機本体1の製造番号に空き番号を発生させない利点もある。通常、製造番号は検査合格したドラム式洗濯機本体1のみに付与されている。例えば製造番号記載の製品ラベルを貼り付けRFIDタグ4に機器情報を書き込んでから完成品検査を行うようにしても、その後の工程である完成検査で不合格とされて排除されると、製造番号に空き番号が生じる。このため、以後の製品や部品管理に煩雑さが残るが、本実施の形態によればそのような問題発生を未然に防止することができる。
なお、この実施の形態のドラム式洗濯機では、前記のようにして生産されたドラム式洗濯機を使用者が購入して使用を開始すべくドラム式洗濯機の電源をオンすると、ドラム式洗濯機の制御手段24はRF1Dタグ4と通信を行い、不揮発性メモリ27(機器情報記
憶部)にRFIDタグ4に書き込まれている機器情報を書き込み、記憶保持する。すなわち、出荷時にはRFIDタグ4にのみ機器情報を書き込んであり、使用者がドラム式洗濯機を購入して電源をオンしたとき初めてID番号が書き込まれて完全な完成状態となる。
RFIDタグ4は、制御手段24と通信可能なように有線で接続されており、実際には天板を交換するときに分離可能な様に、図4に示すように接続コネクタ4a等で着脱可能とさせている。
携帯端末は携帯電話に限らず、スマートフォンやPDA等でも代用可能で、NFC規格に基づいたプロトコルに従って行える携帯端末であれば問題ない。
以上のように構成したRFIDタグ搭載ドラム式洗濯機は、部品故障、例えば天板2の故障等によって部品交換が必要となったようなときには、使用者が携帯電話5を、RFIDタグ4に近接させれば、ドラム式洗濯機の製品番号等の固有情報を含む機器情報を受信して、携帯端末経由インターネット回線によりサービス業者に情報送信することができる。よって、お年寄りや子供であっても製品番号等を間違えることなく伝達することができ、的確な修理サービスが受けられる。
また、RFIDタグ4は受信機能も持っているので、サービス業者による部品交換時に部品間違いに気付かずに交換してしまう、というようなことも未然に防止することができる。例えば、天板2交換時に天板2とドラム式洗濯機の制御手段24とで情報交信を行って、天板間違い等があれば、制御手段24が警告を発する。これにより、間違って取り付けていることを知らせることができ、天板2に貼りつけてある製品ラベル3の見間違い等によって生じやすい交換間違いを確実に知ることができ、部品交換間違いに気付かず交換して問題が発生するのを未然に防止することができる。
また、天板に設けたRFIDタグ4はコネクタ接続により、制御手段24と通信が可能であるが、これらはいずれも直流配線であり、当該天板には交流配線を設けていないので、交流配線から発生するノイズでRFIDタグ4の送信に支障をきたすようなことがなく、より正確かつ確実な通信性能を確保できる。
また、RFIDタグ4を設けた天板はドラム洗の最上位部に位置し、例え天板と本体の隙間から水が浸入したとしても、RFIDタグに水滴が付着することなく、通信状態の劣化や部品信頼性の低下等の障害をより少なくすることができる。
以上のようにこの実施の形態で説明したドラム式洗濯機は、製品ラベルとRFIDタグを一元的に管理でき、機器情報の不一致による混乱を未然防止できるというものであるが、上記実施の形態で説明したものは本発明を実現する一形態であり、本発明の目的達成範囲内であれば種々変更可能である。
例えば、通信方法については、製品にタッチ動作やかざす動作などで対象を限定して判別可能であれば他の近距離無線通信であっても良い。
また、本実施の形態において、洗濯機は回転軸が水平から傾斜したドラム式洗濯機としたが、これに限られるものではない。すなわち、回転軸が垂直である縦型洗濯機としてもよい。さらに、乾燥機能が付与されたドラム式洗濯乾燥機や縦型洗濯乾燥機であってもよい。
以上のように本発明は、製品個体情報を付与された複数の部品を一つのサブアッセンブ
リ部品として管理することで、製品ラベルとRFIDタグを一元的に管理でき、視覚的に判別できないRFIDタグの管理を容易にすることができるとともに、製品ラベルとRFIDタグに付与された個体情報が異なってしまうというようなこともなくなって、部品のつけ間違いや交換間違いを防止でき、信頼性の高いRFIDタグ搭載ドラム式洗濯機の提供が可能となり、家庭及び業務用に幅広く展開できる。
1 ドラム式洗濯機本体
2 天板
3 製品ラベル
4、21 RFIDタグ(データ通信手段)
4a 接続コネクタ
5 携帯電話
6 操作表示パネル
20 不揮発性メモリ
24 制御手段
25 表示手段
26 入力手段
27 不揮発性メモリ(機器情報記憶部)
30 給水部
31 水槽
32 給水弁
33 ドラム駆動モータ
34 回転軸
35 排水弁
36 排水部
37 撹拌突起
38 回転ドラム
39 開口部
40 扉体

Claims (3)

  1. 機器情報を記憶させたRFIDタグを備え、洗濯機の個体を示す製品ラベルと前記RFIDタグを同一のアセンブリ部品として洗濯機に配したRFIDタグ搭載洗濯機。
  2. 洗濯機は扉体が前面側に設けられたドラム式洗濯機であり、
    アセンブリ部品は、天板に配したことを特徴とする請求項1に記載のRFIDタグ搭載洗濯機。
  3. 洗濯機は前記RFIDタグと同様機器情報を記憶している機器情報記憶部と、前記機器情報記憶部から情報を読み出す制御手段とを備え、
    前記制御手段は、前記RFIDタグの機器情報と前記機器情報記憶手段の機器情報とが不一致の場合、警告を発する請求項1または2に記載のRFIDタグ搭載洗濯機。
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