JP2014023210A - モータ - Google Patents

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由紀子 中野
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Abstract

【課題】複数の導体セグメントの端部同士を接合して構成されたステータコイルを備えるものにおいて、複数の接合部周辺のスペースが狭いときでも複数の接合部をキャップで被覆できるようにする。
【解決手段】キャップ40が、先端側要素44と外周側要素46,48とによって構成される。そして、そのキャップ40は、複数の収容部42のそれぞれに複数の接合部38が収容されることになるよう先端側要素44と外周側要素46,48とが複数の接合部38近傍で組み合わせられて複数の接合部38に取り付けられる。
【選択図】図4

Description

本発明は、モータに関する。
従来、この種のモータとしては、固定子コアの両端の少なくともいずれか一方の端面にコイルの第1接続端子部と第2接続端子部とが突出し、第1接続端子部と第2接続端子部とが接続線で接続されることによってコイルが電気回路を形成するものにおいて、接続線が絶縁被覆され、接続線とコイルの第1接続端子部や第2接続端子部との接合部が封止材によって絶縁被覆されたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−142075号公報
複数の導体セグメントの端部同士を接合して構成されたステータコイルを備えるモータでは、複数の導体セグメントの端部同士による複数の接合部をキャップで被覆することが考えられているが、複数の接合部周辺のスペースが狭い場合により対応できるようにすることが課題の一つとされている。
本発明のモータは、複数の導体セグメントの端部同士を接合して構成されたステータコイルを備えるものにおいて、複数の接合部周辺のスペースが狭いときでも複数の接合部をキャップで被覆できるようにすることを主目的とする。
本発明のモータは、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明のモータは、
複数の導体セグメントの端部同士を接合して構成されたステータコイルを備えるモータであって、
前記複数の導体セグメントの端部同士による複数の接合部を複数の収容部のそれぞれに収容するキャップを備え、
前記キャップは、各々に別体の、前記複数の接合部を該複数の接合部の延長方向から覆うための先端側要素と、前記複数の接合部を外周側から覆うための複数の外周側要素と、が組み合わせられて構成されてなる、
ことを要旨とする。
この本発明のモータでは、複数の導体セグメントの端部同士による複数の接合部を複数の収容部のそれぞれに収容するキャップを備え、そのキャップは、各々に別体の、複数の接合部を複数の接合部の延長方向(先端側)から覆うための先端側要素と、複数の接合部を外周側から覆うための複数の外周側要素と、が組み合わせられて構成される。したがって、複数の接合部が先端側要素と複数の外周側要素とによって形成される複数の収容部のそれぞれに収容されることになるよう複数の接合部近傍で先端側要素と複数の外周側要素とを組み合わせることによってキャップを複数の接合部に取り付けることにより、キャップが一つの部材(複数の接合部に取り付けられる前から一体の部材)として構成されるものに比して、複数の接合部周辺のスペース(特に、複数の接合部の先端の延長方向のスペース)が狭いときでもキャップを複数の接合部に取り付ける(キャップで複数の接合部を被覆する)ことができる。
本発明の一実施例としてのモータ20が備えるステータ21の構成の概略を示す構成図である。 複数の導体セグメント30を用いてステータコイル24を製造する工程を示す説明図である。 複数の接合部38周辺(キャップ40なし)の様子を示す説明図である。 複数の接合部38周辺(キャップ40あり)の様子を示す説明図である。 図4の複数の接合部38周辺をA−A面から見たAA視図である。 図4の複数の接合部38周辺をB−B面から見たBB視図である。 比較例の複数の接合部38周辺の様子を示す説明図である。
次に、本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例としてのモータ20が備えるステータ21の構成の概略を示す構成図であり、図2は、複数の導体セグメント30を用いてステータコイル24を製造する工程を示す説明図である。なお、図2(a)の拡大図は、導体セグメント30の端部36周辺を示している。
実施例のモータ20が備えるステータ21は、図1に示すように、複数のスロット23が形成されたステータコア22と、ステータコア22の複数のスロット23(図2参照)に分布巻によって巻回されたステータコイル24と、を備える。
ステータコイル24は、図2に示すように、素線(例えば、銅など)32が絶縁材(例えば、エナメルなど)34によって被覆されて略U字状に形成された複数の導体セグメント30(図2(a)参照)をそれぞれステータコア22のスロット23に差し込み(図2(b)参照)、それぞれの導体セグメント30の両端部36が近接して導体セグメント30が周回するよう折り曲げ(図2(c)参照)、電気的に見たときに一本の導線によって分布巻されているように導体セグメント30の端部36(絶縁材34の被覆が剥がされて素線32が露出している部分)を隣接する他の導体セグメント30の端部36と接合して(以下、この部分を接合部38という)構成されている。
図3は、複数の接合部38周辺(キャップ40なし)の様子を示す説明図であり、図4は、複数の接合部38周辺(キャップ40あり)の様子を示す説明図であり、図5は、図4の複数の接合部38周辺をA−A面から見たAA視図であり、図6は、図4の複数の接合部38周辺をB−B面から見たBB視図である。なお、図3では、点線で囲まれた箇所が接合部38に相当する。図3の例では、3つの接合部38ずつ近接している。
複数の接合部38は、図4〜図6に示すように、キャップ40の複数の収容部42にそれぞれ収容されている。キャップ40は、複数の接合部38(導体セグメント30の端部36)を複数の接合部38の延長方向(先端側)から覆うための先端側要素44と、複数の接合部38を外周側から覆うための外周側要素46,48と、によって構成されている。
先端側要素44は、絶縁材かつ接着材としての機能を有する樹脂(例えば、絶縁性樹脂(例えば、ポリフェニレンスルファイド(PPS)など)と熱硬化性樹脂(例えば、エポキシなど)との混合樹脂など)によって、半円筒状に形成されている。なお、先端側要素44は、半円筒状に限定されるものではなく、直方体状などとしてもよい。
外周側要素46,48は、絶縁材としての機能を有する樹脂(例えば、絶縁性樹脂(例えば、ポリフェニレンスルファイド(PPS)など)など)によって、複数(実施例では3つ)の溝部47a,49aと複数(実施例では4つ)のリブ部(突出部)47b,49bとが形成されている。
こうした構成されたキャップ40(先端側要素44,外周側要素46,48)を複数の接合部38に取り付ける際には、まず、外周側要素46,48の互いのリブ部47b,49bの先端が接すると共に(図6参照)、複数の接合部38の先端および外周側要素46,48のリブ部47b,49bの側面(図4および図5の上側の面)と先端側要素44における複数の接合部38側の面(円筒を中心軸を通る平面で切断したときの断面、図4および図5の下側の面)とが接するよう(図4および図5参照)複数の接合部38の周辺に先端側要素44と外周側要素46,48とを配置する。即ち、先端側要素44と外周側要素46,48とによって複数の収容部42が形成されると共にその複数の収容部42のそれぞれに複数の接合部38が収容されることになるよう、先端側要素44と外周側要素46,48とを配置するのである。そして、複数の収容部42に、接着材としての機能を有する熱硬化性樹脂(例えば、エポキシなど)などによって形成された充填材50を充填して加熱する。すると、充填材50および先端側要素44により(接着材としての機能により)、複数の接合部38がキャップ40の複数の収容部42にそれぞれ収容されている状態でキャップ40を固定することができる。このようにして、複数の接合部38にキャップ40を取り付ける(複数の接合部38をキャップ40によって被覆する)ことができるのである。
このように、複数の接合部38がキャップ40の複数の収容部42にそれぞれ収容されると共にそれぞれの収容部42に充填材50が充填されることにより、以下の効果を奏する。まず、接合部38間の間隔を保持することができる(接合部38のそれぞれの変位を吸収することができる)と共に、接合部38間の絶縁や対地絶縁(モータ20が収納されるケースなどに対する絶縁)を確保することができる。また、複数の接合部38を熱硬化樹脂150で一体に固定する比較例(図7参照)に比して、充填材50にクラック(ひび割れ・裂け目)が生じたときに、そのクラックが拡大する(一部が剥がれ落ちるなど)のを抑制することができ、接合部38が露出するのを抑制することができると共に、接合部38間の絶縁性が低下するのをより抑制することができる。
また、キャップ40を、先端側要素44と外周側要素46,48とによって構成して複数の収容部42のそれぞれに複数の接合部38が収容されることになるよう複数の接合部38に取り付けるから、一体に構成して複数の接合部38の延長方向(先端側)から被せるものに比して、複数の接合部38周辺のスペースが狭いときでも、キャップ40を複数の接合部38に取り付ける(キャップ40で複数の接合部38を被覆する)ことができる。また、先端側要素44を、絶縁材かつ接着材としての機能を有する樹脂によって形成するから、接着材としての機能を有する充填材50を先端側要素44と複数の接合部38との間に充填せずに、先端側要素44を、複数の接合部38の先端に接触するように取り付けることができる。即ち、先端側要素44を、絶縁材としての機能を有するが接着材としての機能を有しない樹脂(外周側要素46,48と同様の樹脂)によって形成する場合、複数の接合部38と外周側要素46,48との間だけでなく、複数の接合部38と先端側要素44との間にも、接着材としての機能を有する充填材50を充填する必要があるが、実施例では、先端側要素44を、絶縁材かつ接着材としての機能を有する樹脂によって形成することにより、先端側要素44を、複数の接合部38の先端に接触するように取り付けることができるのである。
以上説明した実施例のモータ20によれば、キャップ40が先端側要素44と外周側要素46,48とによって構成されて複数の収容部42のそれぞれに複数の接合部38が収容されることになるよう先端側要素44と外周側要素46,48とが複数の接合部38近傍で組み合わせられて複数の接合部38に取り付けられるから、キャップ40が一つの部材(複数の接合部38に取り付けられる前から一体の部材)として構成されるもの即ち複数の接合部38の延長方向(先端側)から被せられて取り付けられるものに比して、複数の接合部38周辺のスペースが狭いときでもキャップ40を複数の接合部38に取り付ける(キャップ40で複数の接合部38を被覆する)ことができる。
実施例のモータ20では、キャップ40の先端側要素44については、絶縁材かつ接着材としての機能を有する樹脂によって形成するものとしたが、絶縁材としての機能を有するが接着材としての機能を有しない樹脂(外周側要素46,48と同様の樹脂)によって形成するものとしてもよい。なお、この場合、複数の接合部38と外周側要素46,48との間だけでなく、複数の接合部38と先端側要素44との間にも、接着材としての機能を有する充填材50を充填する必要がある。
実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、導体セグメント30が「導体セグメント」に相当し、ステータコイル24が「ステータコイル」に相当し、モータ20が「モータ」に相当し、先端側要素44と外周側要素46,48とからなるキャップ40が「キャップ」に相当する。
なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、モータの製造産業などに利用可能である。
20 モータ、21 ステータ、22 ステータコア、23 スロット、24 ステータコイル、30 導体セグメント、32 素線、34 絶縁材、36 端部、38 接合部、40 キャップ、42 収容部、44 先端側要素、46,48 外周側要素、47a,49a 溝部、47b,49b リブ部、50 充填材。

Claims (1)

  1. 複数の導体セグメントの端部同士を接合して構成されたステータコイルを備えるモータであって、
    前記複数の導体セグメントの端部同士による複数の接合部を複数の収容部のそれぞれに収容するキャップを備え、
    前記キャップは、各々に別体の、前記複数の接合部を該複数の接合部の延長方向から覆うための先端側要素と、前記複数の接合部を外周側から覆うための複数の外周側要素と、が組み合わせられて構成されてなる、
    モータ。
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