JP2014021783A - 運転状態判定装置及びそれを備えた運転支援装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】構成及び判定手段が簡潔であり、容易に自動車に備えることができる運転状態判定装置を提供する。
【解決手段】自動車1の進行方向に対して左右の回転速度情報である左右の角速度を取得する角速度センサーと、自動車1の速度情報を取得する速度装置と、速度装置によって取得した速度情報である自動車1の速度から自動車1が移動状態又は停止状態であるかを判定する第1判定部と、第1判定部によって自動車1が移動状態と判定した際、角速度センサーによって取得した回転速度情報から自動車1が直進状態又は右左折状態であるかを判定する第2判定部と、自動車1の直進状態及び右左折状態の夫々に対応して、速度又は加速度の閾値、及び左右の角速度の閾値を有しており、自動車1の速度又は加速度が閾値を超えると、又は自動車1の左右の角速度が閾値を超えると、危険運転であると判定する第3判定部とを備えている。
【選択図】図1
【解決手段】自動車1の進行方向に対して左右の回転速度情報である左右の角速度を取得する角速度センサーと、自動車1の速度情報を取得する速度装置と、速度装置によって取得した速度情報である自動車1の速度から自動車1が移動状態又は停止状態であるかを判定する第1判定部と、第1判定部によって自動車1が移動状態と判定した際、角速度センサーによって取得した回転速度情報から自動車1が直進状態又は右左折状態であるかを判定する第2判定部と、自動車1の直進状態及び右左折状態の夫々に対応して、速度又は加速度の閾値、及び左右の角速度の閾値を有しており、自動車1の速度又は加速度が閾値を超えると、又は自動車1の左右の角速度が閾値を超えると、危険運転であると判定する第3判定部とを備えている。
【選択図】図1
Description
本発明は運転状態判定装置及びそれを備えた運転支援装置に関する。
特許文献1は従来の運転状態判定装置及びそれを備えた運転支援装置を開示している。この運転状態判定装置は、運転者情報検出器と、車両・運転環境情報検出器と、運転者状態判定手段とを備えている。運転者情報検出器は、ドライバの頭部を顔面側から撮影するカメラ、このカメラで撮影した画像からドライバの目の閉眼時間を検出する閉眼検出器、このカメラで撮影した画像から頭部加速度を頭部動揺量として検出する加速度検出器、及びシート尻下部の上下加速度を検出する加速度センサーを有している。車両・運転環境情報検出器は、車速、車両加速度、車両角加速度等の少なくとも1つを検出することができる。
この運転状態判定装置は、先ず、車両・運転環境情報検出器によって取得した車両・運転環境情報(市街地道路、自動車専用道路、山岳道路)に応じて、運転者情報の判定閾値を定める。そして、この運転状態判定装置を備えた自動車を運転して走行させた際に、運転者情報検出器から取得したデータが運転情報判定手段によって判定閾値と照合され、運転者の状態(集中状態、漫然状態、眠気葛藤状態、居眠り状態)を判定することができる。また、この運転状態判定装置を備えた運転支援装置は、運転状態判定装置で判定した運転者の状態に応じて、香りや危険警報を提示することができる。
しかし、特許文献1の運転状態判定装置は、運転者情報検出器、及び車両・運転環境情報検出器の夫々を備え、夫々の検出器の複数のセンサーから得た多種類のデータに基づいて運転者の状態を判定する。このため、運転状態判定装置の構成及び判定手段が複雑になっている。また、運転者情報検出器のカメラは、ドライバの頭部を顔面側から撮影することができ、かつ運転に支障のない場所に設置しなければならず、その設置場所は限定され、かつ設置に手間を要する。
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、構成及び判定手段が簡潔であり、容易に自動車に備えることができる運転状態判定装置及びそれを備えた運転支援装置を提供することを解決すべき課題としている。
本発明の運転状態判定装置は、自動車の運転状態を判定する運転状態判定装置であって、
前記自動車の進行方向に対して左右の回転速度情報である左右の角速度を取得する角速度センサーと、
前記自動車の速度情報を取得する速度装置と、
前記速度装置によって取得した速度情報である前記自動車の速度から前記自動車が移動状態又は停止状態であるかを判定する第1判定部と、
前記第1判定部によって前記自動車が移動状態と判定した際、前記角速度センサーによって取得した回転速度情報から前記自動車が直進状態又は右左折状態であるかを判定する第2判定部と、
前記自動車の直進状態及び右左折状態の夫々に対応して、速度又は加速度の閾値、及び左右の角速度の閾値を有しており、前記速度装置によって取得した速度情報である前記自動車の速度又は加速度が前記速度又は加速度の閾値を超えると、又は前記角速度センサーによって取得した回転速度情報である前記自動車の左右の角速度が前記左右の角速度の閾値を超えると、危険運転であると判定する第3判定部とを備えていることを特徴とする。
前記自動車の進行方向に対して左右の回転速度情報である左右の角速度を取得する角速度センサーと、
前記自動車の速度情報を取得する速度装置と、
前記速度装置によって取得した速度情報である前記自動車の速度から前記自動車が移動状態又は停止状態であるかを判定する第1判定部と、
前記第1判定部によって前記自動車が移動状態と判定した際、前記角速度センサーによって取得した回転速度情報から前記自動車が直進状態又は右左折状態であるかを判定する第2判定部と、
前記自動車の直進状態及び右左折状態の夫々に対応して、速度又は加速度の閾値、及び左右の角速度の閾値を有しており、前記速度装置によって取得した速度情報である前記自動車の速度又は加速度が前記速度又は加速度の閾値を超えると、又は前記角速度センサーによって取得した回転速度情報である前記自動車の左右の角速度が前記左右の角速度の閾値を超えると、危険運転であると判定する第3判定部とを備えていることを特徴とする。
この運転状態判定装置は、回転速度情報及び速度情報で運転状態を判定することができる。つまり、この運転状態判定装置は、第1判定部で速度情報を利用して第1判定部で移動状態又は停止状態であるかを判定する。そして、第2判定部で、回転速度情報を利用して直進状態又は右左折状態であるかを判定する。その後に第3判定部で速度情報又は回転速度情報を閾値と比較し危険運転であるか否かを判定する。このように、この運転状態判定装置は、構成及び判定手段を簡潔にすることができる。また、回転速度情報を取得する角速度センサー及び速度情報を取得する速度装置は設置場所の自由度が高い。このため、この運転状態判定装置は自動車に容易に設置することができる。また、速度情報等は自動車が本来備えているセンサーを利用して取得することもできる。
したがって、本発明の運転状態判定装置は、構成及び判定手段が簡潔であり、容易に自動車に備えることができる。
また、本発明の運転支援装置は、前記第3判定部の出力に応じた信号を発信する発信部を備えた前記運転状態判定装置と、
前記発信部の発信信号を受信する受信部、芳香液を貯留する貯留部、及び受信部が受信した信号に応じて運転者に向けて貯留部に貯留した芳香液を噴霧するノズルを有しており、前記自動車内に固定することができる噴霧装置とを備えていることを特徴とする。
前記発信部の発信信号を受信する受信部、芳香液を貯留する貯留部、及び受信部が受信した信号に応じて運転者に向けて貯留部に貯留した芳香液を噴霧するノズルを有しており、前記自動車内に固定することができる噴霧装置とを備えていることを特徴とする。
この運転支援装置は、運転状態判定装置で危険運転と判定された際、芳香液を運転者に向けて噴霧し、その香りによって、運転者の覚醒又は疲労回復を図ることができる。また、噴霧装置は簡易な構成でよく、自動車に容易に設置することができる。
したがって、本発明の運転支援装置も、構成及び判定手段が簡潔であり、容易に自動車に備えることができる。
本発明における好ましい実施の形態を説明する。
本発明の運転状態判定装置において、前記速度装置は、前記自動車の位置情報を取得するGPS受信器と、このGPS受信器によって取得した位置情報から前記自動車の速度、又は加速度を演算して前記速度情報とする演算装置とを有し得る。この場合、速度装置はGPS受信器によって取得した位置情報から自動車の速度又は加速度を演算する。このため、自動車の速度又は加速度を間接的に取得することになるが、精度よく取得することができる。また、自動車の速度、又は加速度を自動車が本来備えているセンサーを利用せずに取得することができるため、運転状態判定装置を自動車とは独立して構成し、後付けすることができる。
本発明の運転状態判定装置は、前記自動車の進行方向の加速度を取得する加速度センサーを備えており、前記第3判定部は前記加速度センサーによって取得した加速度が前記加速度の閾値を超えると危険運転であると判定し得る。この場合、トンネル内等のGPS受信器が位置情報を取得することができない状況において加速度センサーが取得した加速度によって危険運転か否かを判定することができる。
本発明の運転状態判定装置において、前記速度、加速度、又は左右の角速度の閾値は、前記角速度センサー及び前記速度装置によって、設定期間の間に取得した各情報を利用して更新し得る。この場合、閾値を自動車を運転する運転者の運転技術の経年変化に応じて設定することができる。つまり、運転者の運転技術の習熟度等によって閾値を変更することができる。
本発明の運転状態判定装置は、自動車内に着脱固定することができ、かつ持ち運びすることができ、GPS受信器、及び角速度センサーを有している携帯型装置であり得る。また、本発明の運転状態判定装置は、自動車内に着脱固定することができ、かつ持ち運びすることができ、GPS受信器、角速度センサー、及び加速度センサーを有している携帯型装置であり得る。この場合、運転者の夫々が独自の閾値を有した運転状態判定装置を携帯することができる。また、特定の自動車に限らず、運転状態判定装置を携帯した運転者が運転する自動車に設置して運転状態を判定することができる。
前記携帯型装置は多機能型携帯電話であり得る。この場合、多機能型携帯電話のGPS受信器、角速度センサー、及び加速度センサーを利用し、かつ多機能型携帯電話に第1判定部〜第3判定部を実行するアプリケーション・プログラムをインストールすることによって、運転状態判定装置を容易に構成することができる。
本発明の運転支援装置において、前記噴霧装置は、複数種類の芳香液を貯留することができる貯留部を有しており、この貯留部に貯留した複数種類の芳香液を切り替えて前記ノズルから噴霧し得る。この場合、芳香液の香りの違いによって、運転者の覚醒又は疲労回復を図ることができる。また、複数種類の芳香液を噴霧することによって、運転者の覚醒又は疲労回復の度合いを調整することができる。
前記噴霧装置は、断続的に前記ノズルから芳香液を噴霧し得る。この場合、断続的に芳香液を噴霧することによって、運転者の覚醒又は疲労回復を良好に行うことができる。
次に、本発明の運転状態判定装置を備えた運転支援装置を具体化した実施例について、図面を参照しつつ説明する。
<実施例>
実施例の運転状態判定装置を備えた運転支援装置は、図1に示すように、自動車1内に設けた図示しないホルダーに取付けることができる多機能型携帯電話、いわゆるスマートフォン10と、自動車1内に取付けた噴霧装置20とを備えている。
実施例の運転状態判定装置を備えた運転支援装置は、図1に示すように、自動車1内に設けた図示しないホルダーに取付けることができる多機能型携帯電話、いわゆるスマートフォン10と、自動車1内に取付けた噴霧装置20とを備えている。
このスマートフォン10は、GPS受信器、角速度センサー、加速度センサー、及びブルートゥース(Bluetooth:登録商標)による無線通信機能を有している。また、このスマートフォン10は、GPS受信器、角速度センサー、及び加速度センサーによって取得したデータから運転状態判定を実行するアプリケーション・プログラムをインストールしている。つまり、スマートフォン10の機能を利用して運転状態判定装置が構成されている。このスマートフォン10は自動車1内に設けたホルダーに着脱固定することができ、かつ持ち運びすることができる。
GPS受信器は、自動車1の位置情報を取得することができる。アプリケーション・プログラムはGPS受信器によって取得した位置情報から自動車1の速度を演算する演算部を有している。このように、スマートフォン10はGPS受信器とアプリケーション・プログラムの一部の演算部(演算装置)とによって自動車1の速度(速度情報)を取得する速度装置を構成している。
角速度センサーは自動車1の進行方向に対して左右の回転速度情報である左右の角速度を取得することができる。加速度センサーは、3次元加速度計であり、自動車1の進行方向の加速度、及び左右方向の加速度を取得することができる。すなわち、左右方向の加速度は自動車1の加速度の進行方向に直交する方向の分力としての加速度である。スマートフォン10は無線通信機能を利用して後述する噴霧装置20に信号を発信する発信部を有している。
アプリケーション・プログラムは、第1判定部、第2判定部、及び第3判定部の演算を実行する。第1判定部はGPS受信器によって取得した位置情報から得た自動車1の速度から自動車1が移動状態又は停止状態であるかを判定する。第2判定部は角速度センサーによって取得した左右の角速度(回転速度情報)から自動車1が直進状態又は右左折状態であるかを判定する。第3判定部は、速度又は加速度の閾値、及び左右の角速度の閾値を有しており、GPS受信器によって取得した位置情報から得た自動車1の速度又は加速度センサーによって取得した自動車1の加速度が、速度又は加速度の閾値を超えると、又は角速度センサーによって取得した自動車1の左右の角速度が、左右の角速度の閾値を超えると、危険運転であると判定する。危険運転であると判定すると、スマートフォン10の発信部から後述する噴霧装置20に信号を発信する。
噴霧装置20は、制御部21、別々の芳香を有する2種類の芳香液を別々に貯留する2つ貯留部22A、22B、運転者に向けて芳香液を噴霧するノズル23、2つの貯留部22A、22Bから延び、途中の合流点で合流してノズル23へ連通する芳香液の流路24、流路24の合流点に設けた切替弁25、及び芳香液を貯留部22A、22Bから流路24を介してノズル23から噴霧するために圧縮空気を貯留部22A,22Bに送るエア−コンプレッサー26を備えている。噴霧装置20は自動車1内に固定することができる。
制御部21は受信部を有している。受信部はスマートフォン10の発信部から発信された信号を受信する。制御部21は、受信部が受信した信号に基づいて、ノズル23から噴霧する芳香液を切り替えたり(例えば、2.5分、5分毎に切り替える)、断続的(例えば、15秒、30秒、60秒間隔)にノズル23から芳香液を噴霧したりするように切替弁25及びエアーコンプレッサー26を駆動する。2つの貯留部22A、22Bには、ペパーミントの香り、イランイランの香り、ローズマリーの香り、レモンの香り、ユーカリの香り、ラベンダーの香り等を有する複数の芳香液から、適宜、選択して貯留する。
次に、このような運転状態判定装置として機能するスマートフォン10を自動車1内に取付け、自動車1を走行させた際、GPS受信器によって取得した位置情報から得た自動車1の速度S、及び角速度センサーによって取得した左右の角速度Aの変化を自動車1の挙動と共に説明する。
自動車1が直進、急ブレーキ、急発進する際、図2のグラフに示すように、自動車1の速度S及び左右の角速度Aが変化する。自動車1は、矢視ア付近では直進しており、矢視イで急ブレーキがかかり、矢視ウ付近では停止し、矢視エで急発進している。これらの結果に基づいて、式(1)を満たした場合、自動車1が停止状態であると判定する。また、式(2)及び式(3)を満たした場合、自動車1が直進状態であると判定する。
また、自動車1が右左折する際、図3及び図4のグラフに示すように、自動車1の速度S及び左右の角速度Aが変化する。図3(A)は右折時の変化を示しており、矢視ア付近の左右の角速度Aの傾きが小さく、矢視イ付近の自動車1の速度Sの傾きが小さい。図3(B)は急右折時の変化を示しており、矢視ウ付近の左右の角速度Aの傾きが大きく、矢視エ付近の自動車1の速度Sの傾きが大きい。図4(A)は左折時の変化を示しており、矢視ア付近の左右の角速度Aの傾きが小さく、矢視イ付近の自動車1の速度Sが減少する。図4(B)は急左折時の変化を示しており、矢視ウ付近の左右の角速度Aの傾きが大きく、矢視エ付近の自動車1の速度Sの変化が少ない。これらの結果に基づいて、式(4)及び式(5)を満たした場合、自動車1が右左折中であると判定する。
図5は、自動車1を任意に走行させた際、GPS受信器によって取得した位置情報から得た自動車1の速度S、及び角速度センサーによって取得した左右の角速度Aの変化を示している。この図において、矢視ア及びオの付近は急ブレーキをかけた際の自動車1の速度Sの変化を示し、矢視イ及びカ付近は急発進した際の自動車1の速度Sの変化を示し、矢視ウ及びエは急カーブの際の左右の角速度Aの変化を示す。
次に、運転状態判定装置として機能するスマートフォン10を自動車1内に取付け、自動車1を走行させた際、自動車1の挙動に応じて、加速度センサーによって取得した進行方向の加速度S’、左右の加速度B、及び角速度センサーによって取得した左右の角速度Aの変化を図6〜図10に示す。
図6は直進状態、図7は右折状態、図8は急右折状態、図9は左折状態、図10はふらつき状態を示す。これら状態において、左右の加速度Bの変化は左右の角速度Aの変化に似た傾向を示している。
自動車1の直進状態及び右左折状態の夫々に対応した速度、加速度、及び左右の角速度の夫々の閾値は、あらかじめ、模範運転の値を設定しておくことができる。また、これら夫々の閾値は、運転状態判定装置として機能するスマートフォン10を自動車1内に取付け、自動車1を走行させることによって決定することもできる。つまり、これら閾値は、自動車1を設定期間の間、走行させ、その際に取得した速度、加速度、左右の角速度に対して、所定の処理を行い決定することができる。各閾値を決定する処理もスマートフォン10にインストールしたアプリケーションによって自動的に実行される。このため、これら閾値は自動車1の走行時間の経過と共に自動的に更新される。よって、閾値を自動車1を運転する運転者の運転技術の経年変化に応じて設定することができる。つまり、運転者の運転技術の習熟度や年齢等によって閾値を変更することができる。
次に、運転状態判定装置を備えた運転支援装置の動作を図11を参照して説明する。
自動車1内に設けた図示しないホルダーにスマートフォン10を取付け、アプリケーション・プログラムを実行する。すると、運転状態判定装置は、GPS受信器によって取得した位置情報から得た自動車1の速度、角速度センサーによって取得した左右の角速度、及び加速度センサーによって取得した自動車1の進行方向の加速度の取得を開始する(ステップS1)。
次に、第1判定部に移行し、GPS受信器によって取得した位置情報から得た自動車1の速度が“0”であるか否かを判定する(ステップS2)。
自動車1の速度が“0”であると判定した場合(ステップS2でYes)、ステップS13に移行し、自動車1が停止状態であると判定する。一方、自動車1の速度が“0”でないと判定した場合(ステップS2でNo)、ステップS3に移行し、自動車1は移動状態であると判定する。
自動車1が移動状態と判定されると、第2判定部であるステップS4に移行し、角速度センサーによって取得した左右の角速度が0.1(rad/s)よりも小さいか否かを判定する。
左右の角速度が0.1(rad/s)未満であると判定した場合(ステップS4でYes)、ステップS5に移行し、自動車1が直進状態であると判定する。一方、左右の角速度が0.1(rad/s)以上であると判定した場合(ステップS4でNo)、ステップS9に移行し、自動車1が右左折状態であると判定する。
図12は、自動車1の走行時におけるGPS受信器によって取得した位置情報から得た自動車1の速度Sの変化と、角速度センサーによって取得した左右の角速度Aの変化と、上述した第1判定部、及び第2判定部で自動車1が停止状態、直進状態、右左折状態であるかを判定した結果とを重ねたグラフである。
自動車1が直進状態であると判定されると(ステップS5)、第3判定部であるステップS6に移行し、GPS受信器によって取得した位置情報から得た自動車1の速度が直進状態における速度の閾値1より大きいか否か、又は角速度センサーによって取得した左右の角速度が直進状態における左右の角速度の閾値1より大きいか否かを判定する。
速度及び左右の角速度のどちらも夫々の閾値1未満であると判定した場合(ステップS6でNo)、ステップS7に移行し、安全運転であると判定する。速度、又は左右の角速度の少なくともいずれか一方が夫々の閾値1以上であると判定した場合(ステップS6でYes)、ステップS8に移行し、危険運転であると判定する。
また、自動車1が右左折状態であると判定されると(ステップS9)、第3判定部であるステップS10に移行し、GPS受信器によって取得した位置情報から得た自動車1の速度が右左折状態における速度の閾値2より大きいか否か、又は角速度センサーによって取得した左右の角速度が右左折状態における左右の角速度の閾値2より大きいか否かを判定する。
速度及び左右の角速度のどちらも夫々の閾値2未満であると判定した場合(ステップS10でNo)、ステップS11に移行し、安全運転であると判定する。速度、又は左右の角速度の少なくともいずれか一方が夫々の閾値2以上であると判定した場合(ステップS10でYes)、ステップS12に移行し、危険運転であると判定する。
運転状態判定装置ではこのような処理を繰り返し実行する。また、運転状態判定装置は、停止状態であると判定し(ステップs13)、その際にアプリケーション・プログラムを終了することによって、処理を終了する。
図13は、図12で示す自動車1の走行時において、第3判定部で自動車1の速度及び左右の角速度を利用して安全運転又は危険運転と判定した結果を示すグラフである。
また、第3判定部では(ステップS6、S10)、GPS受信器によって取得した位置情報から得た自動車1の速度が速度の閾値1(閾値2)より大きいか否かを判定することに代えて、加速度センサーによって取得した自動車1の進行方向の加速度が直進状態、又は右左折状態における閾値1(閾値2)より大きいか否かを判定することができる。これは、トンネル内等のGPS受信器が位置情報を取得することができない状況において実行される。
この際も、進行方向の加速度及び左右の角速度のどちらも夫々の閾値1(閾値2)未満であると判定した場合(ステップS6、S10でNo)、ステップS7又はS11に移行し、安全運転であると判定する。また、進行方向の加速度及び左右の角速度の少なくともいずれか一方が夫々の閾値1(閾値2)以上であると判定した場合(ステップS6、S10でYes)、ステップS8又はS12に移行し、危険運転であると判定する。
図14は、図12で示す自動車1の走行時において、第3判定部で自動車1の加速度及び左右の角速度を利用して安全運転又は危険運転と判定した結果を示すグラフである。
このように、スマートフォン10のGPS受信器、角速度センサー、及び加速度センサーを利用し、かつ多機能型携帯電話に第1判定部〜第3判定部を実行するアプリケーション・プログラムをインストールすることによって、運転状態判定装置を容易に構成することができる。この際、自動車1の速度又は加速度を間接的に取得することになるが、精度よく取得することができる。また、自動車1の速度、又は加速度を自動車1が本来備えているセンサーを利用せずに取得することができるため、運転状態判定装置を自動車1とは独立して構成し、後付けすることができる。
また、スマートフォン10が運転状態判定装置を構成するため、運転者の夫々が独自の閾値を有した運転状態判定装置を携帯することができる。また、特定の自動車に限らず、運転状態判定装置(スマートフォン10)を携帯した運転者が運転する自動車に設置して運転状態を判定することができる。
実施例の運転状態判定装置は、上述したように、構成及び判定手段が簡潔であり、容易に自動車に備えることができる。
運転支援装置は、運転状態判定装置が危険運転と判定した際(ステップS8、S12)、スマートフォン10の発信部から噴霧装置20の制御部21に信号が発信される。すると、噴霧装置20は、一方の貯留部22Aに貯留した芳香液を30秒間隔で数回、ノズル23から噴霧する。また、芳香液を噴霧した後に運転状態判定装置が危険運転と判定した際には、噴霧装置20は、他方の貯留部22Bに貯留した芳香液、つまり香りが相違する芳香液を30秒間隔で数回、ノズル23から噴霧する。
このように、実施例の運転支援装置も、構成及び判定手段が簡潔であり、容易に自動車1に備えることができる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)実施例では、スマートフォンを利用して運転状態判定装置を構成したが、自動車の速度情報等は自動車が本来備えているセンサーを利用して取得してもよい。つまり、GPS受信器によって取得した位置情報から自動車の速度を得るのではなく、自動車の速度計によって速度を直接的に取得してもよい。この場合、運転状態判定装置を自動車に組み込むことができる。
(2)実施例では、スマートフォンを利用したが、GPS受信器、角速度センサー、加速度センサー、及び無線通信機能を有していれば、通話機能を有していない携帯型装置であってもよい。
(3)実施例では、第3判定部で角速度及び加速度の組合せで危険運転であるか否かを判定したが、角速度及び速度の組合せのみで危険運転であるか否かを判定してもよい。
(4)実施例では、GPS受信器、角速度センサー、加速度センサー、及び無線通信機能を有するスマートフォンを利用したが、加速度センサーを有しなくてもよい。
(5)実施例では、各閾値を更新することができたが、各閾値は固定値であってもよい。
(6)実施例では、芳香液を貯留する2つの貯留部を有していたが、1つ、又は3つ以上の貯留部を有していてもよい。
(7)実施例では、断続的にノズルから芳香液を噴霧したが、自動車内に香りが充満する程度、継続してノズルから芳香液を噴霧してもよい。
(8)実施例では、噴霧装置は貯留部やエアーコンプレッサーを備えていたが、噴霧装置は、ボンベ内に加圧用の圧縮ガスと一緒に芳香液を貯留し、ボンベ噴出口を開閉することで芳香液を噴霧することができるボンベと、スマートフォンからの信号を受けてボンベ噴出口を開閉する開閉機構とを備えたものでもよい。
(1)実施例では、スマートフォンを利用して運転状態判定装置を構成したが、自動車の速度情報等は自動車が本来備えているセンサーを利用して取得してもよい。つまり、GPS受信器によって取得した位置情報から自動車の速度を得るのではなく、自動車の速度計によって速度を直接的に取得してもよい。この場合、運転状態判定装置を自動車に組み込むことができる。
(2)実施例では、スマートフォンを利用したが、GPS受信器、角速度センサー、加速度センサー、及び無線通信機能を有していれば、通話機能を有していない携帯型装置であってもよい。
(3)実施例では、第3判定部で角速度及び加速度の組合せで危険運転であるか否かを判定したが、角速度及び速度の組合せのみで危険運転であるか否かを判定してもよい。
(4)実施例では、GPS受信器、角速度センサー、加速度センサー、及び無線通信機能を有するスマートフォンを利用したが、加速度センサーを有しなくてもよい。
(5)実施例では、各閾値を更新することができたが、各閾値は固定値であってもよい。
(6)実施例では、芳香液を貯留する2つの貯留部を有していたが、1つ、又は3つ以上の貯留部を有していてもよい。
(7)実施例では、断続的にノズルから芳香液を噴霧したが、自動車内に香りが充満する程度、継続してノズルから芳香液を噴霧してもよい。
(8)実施例では、噴霧装置は貯留部やエアーコンプレッサーを備えていたが、噴霧装置は、ボンベ内に加圧用の圧縮ガスと一緒に芳香液を貯留し、ボンベ噴出口を開閉することで芳香液を噴霧することができるボンベと、スマートフォンからの信号を受けてボンベ噴出口を開閉する開閉機構とを備えたものでもよい。
1…自動車
10…スマートフォン(多機能型携帯電話)
20…噴霧装置
22A、22B…貯留部
23…ノズル
10…スマートフォン(多機能型携帯電話)
20…噴霧装置
22A、22B…貯留部
23…ノズル
Claims (10)
- 自動車の運転状態を判定する運転状態判定装置であって、
前記自動車の進行方向に対して左右の回転速度情報である角速度を取得する角速度センサーと、
前記自動車の速度情報を取得する速度装置と、
前記速度装置によって取得した速度情報である前記自動車の速度から前記自動車が移動状態又は停止状態であるかを判定する第1判定部と、
前記第1判定部によって前記自動車が移動状態と判定した際、前記角速度センサーによって取得した回転速度情報から前記自動車が直進状態又は右左折状態であるかを判定する第2判定部と、
前記自動車の直進状態及び右左折状態の夫々に対応して、速度又は加速度の閾値、及び左右の角速度の閾値を有しており、前記速度装置によって取得した速度情報である前記自動車の速度又は加速度が前記速度又は加速度の閾値を超えると、又は前記角速度センサーによって取得した回転速度情報である前記自動車の左右の角速度が前記左右の角速度の閾値を超えると、危険運転であると判定する第3判定部とを備えていることを特徴とする運転状態判定装置。 - 前記速度装置は、前記自動車の位置情報を取得するGPS受信器と、
このGPS受信器によって取得した位置情報から前記自動車の速度、又は加速度を演算して前記速度情報とする演算装置とを有していることを特徴とする請求項1記載の運転状態判定装置。 - 前記自動車の進行方向の加速度を取得する加速度センサーを備えており、
前記第3判定部は前記加速度センサーによって取得した加速度が前記加速度の閾値を超えると危険運転であると判定することを特徴とする請求項1又は2記載の運転状態判定装置。 - 前記速度、加速度、又は左右の角速度の閾値は、前記角速度センサー及び前記速度装置によって、設定期間の間に取得した各情報を利用して更新することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の運転状態判定装置。
- 自動車内に着脱固定することができ、かつ持ち運びすることができ、GPS受信器、及び角速度センサーを有している携帯型装置であることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項記載の運転状態判定装置。
- 自動車内に着脱固定することができ、かつ持ち運びすることができ、GPS受信器、角速度センサー、及び加速度センサーを有している携帯型装置であることを特徴とする請求項3又は4記載の運転状態判定装置。
- 前記携帯型装置は多機能型携帯電話であることを特徴とする請求項5又は6記載の運転状態判定装置。
- 前記第3判定部の出力に応じた信号を発信する発信部を備えた請求項1乃至7のいずれか1項記載の運転状態判定装置と、
前記発信部の発信信号を受信する受信部、芳香液を貯留する貯留部、及び受信部が受信した信号に応じて運転者に向けて貯留部に貯留した芳香液を噴霧するノズルを有しており、前記自動車内に固定することができる噴霧装置とを備えていることを特徴とする運転支援装置。 - 前記噴霧装置は、複数種類の芳香液を貯留することができる貯留部を有しており、この貯留部に貯留した複数種類の芳香液を切り替えて前記ノズルから噴霧することを特徴とする請求項8記載の運転支援装置。
- 前記噴霧装置は、断続的に前記ノズルから芳香液を噴霧することを特徴とする請求項8又は9記載の運転支援装置。
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