JP2014015748A - 車両のハンドル装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】組立作業性が良好な車両のハンドル装置の提供を目的とする。
【解決手段】ハンドルベース1に操作ハンドル2とロックノブ3とを相対回転自在に連結するとともに、トーションスプリング4により前記操作ハンドル2に初期回転位置側への付勢力を付与した車両のハンドル装置であって、
前記操作ハンドル2とロックノブ3は、隣接する他の部材の壁面部との間に形成される嵌合ヒンジ部5周りに回転自在に保持されるとともに、
前記トーションスプリング4が、前記操作ハンドル2外部に配置されるように構成する。
【選択図】 図3

Description

本発明は車両のハンドル装置に関するものである。
ハンドルベースに操作ハンドルとロックノブとを回転自在に連結した車両のハンドル装置としては、特許文献1に記載のものが知られている。この従来例において、ハンドルベースには軸部が突設されており、操作ハンドルとロックノブとは、上記軸部を各々に設けられた貫通孔に上記軸部を嵌合させることによりハンドルベースに連結される。
操作ハンドルはスプリング(トーションスプリング)により初期回転位置に付勢されており、操作ハンドル2の裏面に形成される凹部内に収容される。
特許第3511730号公報
しかし、上述した従来例において、操作ハンドルは外観上の要求から大きさが決定されるために、スプリングを収容するための十分な凹部を確保することができない場合もあり、また、かかる制約下で形成された凹部内にスプリングを収容し、コイル部に必要な初期撓みを付与するためにスプリングの脚部を所定位置に係止させる作業は作業性が悪いという問題がある。
とりわけ、操作ハンドルが、該操作ハンドルを横断する貫通軸部品を使用して連結されている場合には、スプリングのコイル部に軸部品を挿通させることによりスプリングの移動範囲を規制した状態で脚部の係止操作が可能であるために、大きな問題とならないが、本従来例のように、貫通軸部品を使用することなく操作ハンドルが連結されている場合には、スプリングの凹部からの飛び出し等を防止しながら狭いスペースで脚部の係止操作を行う必要が生じるために、より作業性が低下する。
本発明は、以上の欠点を解消すべくなされたものであって、組立作業性が良好な車両のハンドル装置の提供を目的とする。
本発明によれば上記目的は、
ハンドルベース1に操作ハンドル2とロックノブ3とを相対回転自在に連結するとともに、トーションスプリング4により前記操作ハンドル2に初期回転位置側への付勢力を付与した車両のハンドル装置であって、
前記操作ハンドル2とロックノブ3は、隣接する他の部材の壁面部との間に形成される嵌合ヒンジ部5周りに回転自在に保持されるとともに、
前記トーションスプリング4が、前記操作ハンドル2外部に配置される車両のハンドル装置を提供することにより達成される。
ハンドル装置はハンドルベース1に操作ハンドル2とロックノブ3とを回転自在に連結して形成される。ロックノブ3は操作ハンドル2に隣接して配置することも、あるいは操作ハンドル2に形成したノブ嵌合凹部8内に嵌合させて配置することもできる。
操作ハンドル2、およびロックノブ3は、これら操作ハンドル2等とこれらに隣接する部材との間に嵌合ヒンジ部5を構成して相互に回転自在に連結される。嵌合ヒンジ部5は、隣接部材のいずれか一方に突設されたヒンジ突部13を他方に回転自在に嵌合することにより形成され、操作ハンドル2とロックノブ3とが隣接して配置される場合には、操作ハンドル2とハンドルベース1、操作ハンドル2とロックノブ3、およびロックノブ3とハンドルベース1の各々の境界部に配置され、ロックノブ3が操作ハンドル2のノブ嵌合凹部8内に嵌合される場合、操作ハンドル2の対向両側壁とハンドルベース1の境界部、およびノブ嵌合凹部8おt操作ハンドル2との境界部に配置される。
トーションスプリング4を操作ハンドル2外部に配置する本発明において、操作ハンドル2の形状等にかかわらず、十分な大きさのスプリング収容部を確保できる。この結果、上述した貫通軸部品のようなトーションスプリング4の飛び出しを防止する部材がなくてもトーションスプリング4の装着作業性が低下することがない。
また、ロックノブ3を操作ハンドル2のノブ嵌合凹部8内に収容して配置するように構成する場合、ハンドル装置は、
前記操作ハンドル2はハンドルベース1に形成されたハンドル保持壁6間に回転基端部7が挟み込まれて配置されるとともに、
ロックノブ3は、操作ハンドル2に形成されるノブ嵌合凹部8のノブ保持壁9間に挟み込まれて配置されるように構成することができる。
ロックノブ3を操作ハンドル2のノブ嵌合凹部8内に収容し、さらに、トーションスプリング4をロックノブ3内部、あるいはロックノブ3とノブ嵌合凹部8の壁面との間に収容してトーションスプリング4の脚部10を操作ハンドル2に係止させた場合、操作ハンドル2の連結に貫通軸部品が使用されていないと、該貫通軸部品をトーションスプリング4の姿勢矯正部品として利用することができないために、トーションスプリング4の傾き等が発生し、トーションスプリング4がロックノブ3に摺接する可能性が大きくなる。
トーションスプリング4とロックノブ3とが摺接すると、操作ハンドル2とは独立した動作部材であるロックノブ3が操作ハンドル2の操作により移動して初期位置からのずれたり、あるいはロックノブ3の操作に対する抵抗が大きくなる等の問題が発生する。
この点、操作ハンドル2の外部にトーションスプリング4を配置する本発明においては、トーションスプリング4とロックノブ3との接触を完全に防止することが可能になるために、ロックノブ3の不用意な動揺等を防ぐことができる。
また、ハンドル装置は、
前記ハンドルベース1には、トーションスプリング4の脚部10への反力によるコイル部11の移動を規制するコイル規制部12を設けて形成することができる。
トーションスプリング4の脚部10をハンドルベース1、および操作ハンドル2に係止させてコイル部11に初期撓みを付与し、さらに、操作ハンドル2を操作してコイル部11の撓み角を増加させた場合、脚部10が受ける反力により所定方向に移動する。コイル規制部12は、上記コイル部11の移動を規制することにより、コイル部11の移動に伴う擦過音の発生を防止することができる上に、コイル部11の移動による撓み量の吸収が行われないために、撓み角の管理が容易で、良好な操作性を発揮することができる。
本発明によれば、トーションスプリングの収容領域を別途用意するために、組立作業性を良好にすることができる。
本発明を示す図で、(a)は正面図、(b)は側面図である。 ハンドル装置を示す図で、(a)は図1(b)の2A方向矢視図、(b)は図2(a)の2B-2B線断面図である。 図2の断面図で、(a)は図2(a)の3A-3A線断面図、(b)は図2(a)の3B-3B線断面図である。
図1以下に示すように、ハンドル装置は、ハンドルベース1に操作ハンドル2とロックノブ3とを回転自在に連結して形成され、ハンドルベース1を車両のドアのインナーパネルに固定することにより室内から車両のドアを開閉操作するために使用される。ハンドルベース1には、操作ハンドル2を回転操作するための指先の挿入スペースを形成するための湾曲状凹部1aが形成される。
操作ハンドル2とロックノブ3は、回転中心(C)周りに回転操作自在であり、図1に示す初期位置と、図1(b)において反時計回りに回転した操作位置間を移動する。図1(b)に示すように、この操作ハンドル2とロックノブ3には各々ロック連結孔14が開設され、一端が図外のロック装置に連結される連結部材(図示せず)の他端が連結される。操作ハンドル2を初期回転位置から回転操作すると、ロック装置が作動してドアを車両に係止して閉扉状態を保持するラッチが解除されてドアの開放操作が可能になり、ロックノブ3を回転操作すると、ロック装置が上記操作ハンドル2によるラッチ解除動作を禁止するロック状態からロック解除状態に移行し、操作ハンドル2によるドアの開扉操作が可能になる。
本例において連結部材にはインナーケーブルをアウターケーブル内に挿通させたケーブル装置が使用され、インナーケーブルの先端部が上記ロック連結孔14に、アウターケーブルの先端がハンドルベース1に形成されたケーブル係止部1bに係止、保持される(図2(a)参照)。
上記操作ハンドル2は、一端部に手掛け部2aを備え、他端部に形成される回転基端部7がハンドルベース1に形成された一対のハンドル保持壁6に挟み付けられて配置され、嵌合ヒンジ部5を介して回転自在に保持される。本例において嵌合ヒンジ部5は、ハンドル保持壁6から突設されるヒンジ突部13と、操作ハンドル2の回転基端部7に形成されて上記ヒンジ突部13が回転自在に嵌合するヒンジ凹部15とから構成される。
また、操作ハンドル2には、後述するスプリング収容部16に向けてバネ係止突部2bが突設される。
一方、ロックノブ3は、上記操作ハンドル2の回転基端部7に形成されるノブ嵌合凹部8に嵌合され、嵌合ヒンジ部5を介して操作ハンドル2に対して回転自在に連結される。図3に示すように、ロックノブ3と操作ハンドル2との間に形成される嵌合ヒンジ部5は、ノブ嵌合凹部8の内壁面に突設されるヒンジ突部13と、ロックノブ3の回転基端部7に形成されて上記ヒンジ突部13が回転自在に嵌合する孔状のヒンジ凹部15とから構成される。
さらに、上記ハンドルベース1のハンドル保持壁6に隣接してスプリング収容部16が形成され、トーションスプリング4が収容される。スプリング収容部16内には、トーションスプリング4の脚部10を係止するバネ掛け突部16aが設けられており、トーションスプリング4の一方の脚部10はこのバネ掛け突部16aに、他方の脚部10は上記操作ハンドル2のバネ係止突部2bに係止される。
トーションスプリング4の脚部10は直杆状に形成されており、スプリング収容部16には、トーションスプリング4の脚部10をバネ掛け突部16a、およびバネ係止突部2bに係止し、操作ハンドル2を回転操作した際のコイル部11の移動を規制するためのコイル規制部12が設けられている。本例においてコイル規制部12は、コイル部11の半径にほぼ等しい幅寸法を有してコイル部11のほぼ上半分を収容可能な枠形状に形成される。
したがってこの実施の形態において、トーションスプリング4のコイル部11は初期撓みを付与した状態で外周がコイル規制部12の壁面に圧接し、以後、コイル部11の移動が規制される。
1 ハンドルベース
2 操作ハンドル
3 ロックノブ
4 トーションスプリング
5 嵌合ヒンジ部
6 ハンドル保持壁
7 操作ハンドルの回転基端部
8 ノブ嵌合凹部
9 ノブ保持壁
10 脚部
11 コイル部
12 コイル規制部

Claims (3)

  1. ハンドルベースに操作ハンドルとロックノブとを相対回転自在に連結するとともに、トーションスプリングにより前記操作ハンドルに初期回転位置側への付勢力を付与した車両のハンドル装置であって、
    前記操作ハンドルとロックノブは、隣接する他の部材の壁面部との間に形成される嵌合ヒンジ部周りに回転自在に保持されるとともに、
    前記トーションスプリングが、前記操作ハンドル外部に配置される車両のハンドル装置。
  2. 前記操作ハンドルはハンドルベースに形成されたハンドル保持壁間に回転基端部が挟み込まれて配置されるとともに、
    ロックノブは、操作ハンドルに形成されるノブ嵌合凹部のノブ保持壁間に挟み込まれて配置される請求項1記載の車両のハンドル装置。
  3. 前記ハンドルベースには、トーションスプリングの脚部への反力によるコイル部の移動を規制するコイル規制部が設けられる請求項1または2記載の車両のハンドル装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6437861U (ja) * 1987-08-31 1989-03-07
JPH08291651A (ja) * 1995-04-24 1996-11-05 Aisin Seiki Co Ltd 車両用ドア操作装置
JPH11336380A (ja) * 1998-05-22 1999-12-07 Alpha Corp 自動車のインサイドハンドルユニット構造

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