JP2014003586A - 画像処理システム、画像処理方法およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】スクリーンに投影される画像の歪みを少ない計算量で補正する画像処理システムを提供する。
【解決手段】画像を投影面に投影する投影部211と、第1コンテンツ画像が投影されている投影面を含む領域を撮影して第1撮影画像を得る撮影部410と、所定の処理により、第1撮影画像のデータ量を削減し、データ量削減後の第2撮影画像を得るデータ量削減部411と、第1コンテンツ画像と、第2撮影画像とに基づいて、投影面への投影対象となる画像を補正するための補正情報を算出する補正情報算出部112と、補正情報に基づいて、投影面への投影対象となる第2コンテンツ画像を補正する補正部113とを備え、投影部211は、補正後の第2コンテンツ画像を投影面に投影する。
【選択図】図3

Description

本発明は、画像処理システム、画像処理方法およびプログラムに関する。
従来、スクリーンへ画像を投影するプロジェクタが知られている。プロジェクタからスクリーンへ投影される画像には、通常プロジェクタとスクリーンの相対的な位置関係による台形歪みが生じている。また、スクリーン面の局所的な凹凸やねじれを反映した非線形歪みが見られる場合もある。特に超短焦点の至近プロジェクタの利用時にはスクリーンのわずかな凹凸でも投影画像の大きな歪みを引き起こしてしまう。
こうした歪みを補正するために、カメラでスクリーンを撮影し、その歪み状態を観測し、歪みをキャンセルするような補正を画像に施すことで、歪んだスクリーンでも歪みのない画像を投影することができる。
特許文献1には、スクリーンの傾きや歪み等に起因して発生する投影像の非線形な歪みを補正する技術が開示されている。この技術では、特定の図形配列からなる校正用パターン画像を投影したスクリーンをカメラ付き携帯電話で撮像する。そして、画像変換装置が図形配列に基づいて撮像画像上で抽出される特徴点の理想的な位置と実際の抽出位置とのずれから歪みの程度を算出し、算出された歪みを解消するように、画像を補正する。こうして得られた補正後の画像をプロジェクタから投影することにより、歪みのない画像をスクリーンに表示することができる。
歪み検出精度を高くするためには、画像が投影されたスクリーンの撮影画像が適切な情報量を有することが望まれる。しかしながら、撮影画像の画素数や色数が多い場合には、画像のデータ量が大きくなり、補正情報の算出にかかる計算量が大きくなってしまうといった問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、スクリーンに投影される画像の歪みを少ない計算量で補正することのできる画像処理システム、画像処理方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、画像処理システムであって、画像を投影面に投影する投影部と、前記投影部により第1コンテンツ画像が投影されている前記投影面を含む領域を撮影して第1撮影画像を得る撮影部と、所定の処理により、前記第1撮影画像のデータ量を削減し、データ量削減後の第2撮影画像を得るデータ量削減部と、前記第1コンテンツ画像と、前記第2撮影画像とに基づいて、前記投影面への投影対象となる画像を補正するための補正情報を算出する補正情報算出部と、前記補正情報に基づいて、前記投影面への投影対象となる第2コンテンツ画像を補正する補正部とを備え、前記投影部は、補正後の前記第2コンテンツ画像を前記投影面に投影することを特徴とする。
また、本発明は、画像処理方法であって、画像を投影面に投影する投影工程と、前記投影工程において第1コンテンツ画像が投影されている前記投影面を含む領域を撮影して第1撮影画像を得る第1撮影工程と、所定の処理により、前記第1撮影画像のデータ量を削減し、データ量削減後の第2撮影画像を得るデータ量削減工程と、前記第1コンテンツ画像と、前記第2撮影画像とに基づいて、前記投影面への投影対象となる画像を補正するための補正情報を算出する補正情報算出工程と、前記補正情報に基づいて、前記投影面への投影対象となる第2コンテンツ画像を補正する補正工程と、補正後の前記第2コンテンツ画像を前記投影面に投影する第2投影工程とを含むことを特徴とする。
また、本発明は、プログラムであって、コンピュータを、所定の処理により、投影装置により第1コンテンツ画像が投影されている投影面を含む領域を含む第1撮影画像のデータ量を削減し、データ量削減後の第2撮影画像を得るデータ量削減部と、前記第1コンテンツ画像と、前記第2撮影画像とに基づいて、前記投影面への投影対象となる画像を補正するための補正情報を算出する補正情報算出部と、前記補正情報に基づいて、前記投影面への投影対象となる第2コンテンツ画像を補正する補正部として機能させるためのプログラムである。
本発明によれば、スクリーンに投影される画像の歪みを少ない計算量で補正することができるという効果を奏する。
図1は、第1の実施の形態にかかる画像処理システムの全体構成を示す図である。 図2は、歪み補正を説明するための図である。 図3は、第1の実施の形態にかかるPC、プロジェクタおよびカメラの機能構成を示すブロック図である。 図4は、第1の実施の形態にかかる画像補正処理を示すシーケンス図である。 図5は、第2の実施の形態にかかる画像処理システムの全体構成を示す図である。 図6は、第2の実施の形態にかかるPC、プロジェクタおよびカメラの機能構成を示すブロック図である。 図7は、第2の実施の形態にかかる画像補正処理を示すシーケンス図である。 図8は、第3の実施の形態にかかる画像処理システムの全体構成を示す図である。 図9は、第3の実施の形態にかかるPC、プロジェクタおよびカメラの機能構成を示すブロック図である。 図10は、第3の実施の形態にかかる画像補正処理を示すシーケンス図である。 図11は、第4の実施の形態にかかる画像処理システムの全体構成を示す図である。 図12は、第4の実施の形態にかかるプロジェクタおよびカメラの機能構成を示すブロック図である。 図13は、第4の実施の形態にかかる画像補正処理を示すシーケンス図である。 図14は、第5の実施の形態にかかる画像処理システムの全体構成を示す図である。 図15は、第5の実施の形態にかかるPC、プロジェクタおよびカメラの機能構成を示すブロック図である。 図16は、第5の実施の形態にかかる画像補正処理を示すシーケンス図である。 図17は、第6の実施の形態にかかる画像処理システムの全体構成を示す図である。 図18は、第6の実施の形態にかかるPC、プロジェクタ、カメラおよび演算装置の機能構成を示すブロック図である。 図19は、第6の実施の形態にかかる画像補正処理を示すシーケンス図である。 図20は、第1の実施の形態にかかる画像処理システムの第1の変更例を示す図である。 図21は、第2の実施の形態にかかる画像処理システムの第2の変更例を示す図である。 図22−1は、カメラの上下方向を重力方向に略垂直に保った状態で撮影された撮影画像を示す図である。 図22−2は、カメラの上下方向を重力方向に略平行に保った状態で撮影された撮影画像を示す図である。 図23は、第2の変更例にかかる画像処理システムの機能構成を示すブロック図である。 図24は、他の例にかかる画像処理システムの機能構成を示すブロック図である。 図25は、他の例にかかる画像処理システムの機能構成を示すブロック図である。 図26−1は、カメラの傾きを適切に保った状態で撮影された撮影画像を示す図である。 図26−2は、カメラの傾いた状態で撮影された撮影画像を示す図である。 図26−3は、カメラの傾いた状態で撮影された撮影画像を示す図である。 図27は、第4の変更例にかかる画像処理システムの機能構成を示すブロック図である。 図28−1は、表示される水準器の一例を示す図である。 図28−2は、表示される水準器の一例を示す図である。 図29は、撮影画像と補正後の画像の一例を示す図である。
以下に添付図面を参照して、画像処理システム、画像処理方法およびプログラムの実施の形態を詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態にかかる画像処理システム1の全体構成を示す図である。画像処理システム1は、PC(Personal Computer)11と、プロジェクタ(投影装置)21と、カメラ41とを備えている。PC11とカメラ41の間、およびPC11とプロジェクタ21の間でそれぞれ各種情報が送受信される。
PC11は、スクリーン30への投影対象画像であるコンテンツ画像などの情報を記憶している。プロジェクタ21は、PC11からスクリーン30に投影すべき画像を受信し、受信した画像を投影する。
カメラ41は、例えばデジタルカメラ、カメラ付き携帯電話や、スマートフォンなどである。カメラ41は、ユーザ操作にしたがい、画像が投影されているスクリーン30を含む画像を撮影する。すなわち、カメラ41により撮影された撮影画像には、スクリーン30に表示されている投影画像が含まれている。
スクリーン30に投影される投影画像には、スクリーン30の歪み等に起因した歪みが生じている。本実施の形態にかかる画像処理システム1は、カメラ41により撮影された撮影画像を用いて、投影面に投影されたコンテンツ画像の歪みを補正するための補正情報を算出し、補正情報に基づいて投影面への投影対象となるコンテンツ画像を補正する。これにより、本実施の形態にかかる画像処理システム1においては、歪みが生じることなくコンテンツ画像をスクリーン30に投影することができる。
なお、プロジェクタ21とPC11との間の通信およびカメラ41とPC11との間の通信は、例えばLAN(Local Area Network)などのネットワークを介して行われる。通信は、有線であってもよく、また無線であってもよい。また、他の例としては、各通信は、通信ケーブルを介して行われるものとしてもよい。
図2は、歪み補正を説明するための図である。図2の最上段には、歪み補正(キャリブレーション)用に用意されたパターン画像の一例として格子点画像を示している。図2の2段目に示すように歪み補正を行うことなく、パターン画像を投影した場合には、スクリーン30の歪み等に起因し、投影画像の格子点が歪んだ状態となる。コンテンツ画像を投影した場合にも、同様の歪みが生じる。
本実施の形態にかかる画像処理システム1においては、図2の2段目に示すように、パターン画像が投影されたスクリーン30を含む画像をカメラ41により撮影し、図2の3段目に示すような撮影画像を得る。
そして、PC11により、撮影画像と、図2の最上段に示すパターン画像とに基づいて、プロジェクタ21による投影対象となるコンテンツ画像を補正するための補正情報を生成する。
プロジェクタ21においてコンテンツ画像を投影する際には、生成された補正情報により投影対象となるコンテンツ画像を補正し、補正後のコンテンツ画像、すなわち補正画像をスクリーンに投影する。図2の4段目は、スクリーン30に投影された補正画像の一例を示している。このように、補正画像を投影することにより、スクリーン30に歪みのない画像を投影することができる。
本実施の形態においては、補正情報を生成するためにスクリーン30に投影される補正情報生成用画像として、歪み補正用に用意されたパターン画像を用いることとする。この場合、補正情報生成用画像としてのパターン画像により補正情報が生成され、投影対象となるコンテンツ画像は、補正情報により補正されてスクリーン30に投影される。すなわち、補正情報生成用画像とスクリーン30への投影対象となるコンテンツ画像とは異なる画像である。
他の例としては、補正情報生成用画像は、スクリーン30への投影対象のコンテンツ画像であってもよい。この場合、投影対象のコンテンツ画像により補正情報が生成され、さらにこのコンテンツ画像は、補正情報により補正されてスクリーン30に投影される。すなわち、補正情報生成用画像とスクリーン30への投影対象となるコンテンツ画像とは同一の画像である。
このように、補正情報生成用画像は、カメラ41により撮影された撮影画像と、補正情報生成用画像とに基づいて、スクリーン30に投影された撮影画像の歪みの程度を検知可能であればよく、その種類は特に限定されるものではない。
図3は、第1の実施の形態にかかるPC11、プロジェクタ21およびカメラ41の機能構成を示すブロック図である。PC11は、画像データ記憶部110と、通信部111と、補正情報算出部112と、補正部113とを有している。プロジェクタ21は、通信部210と、投影部211とを有している。カメラ41は、撮影部410と、データ量削減部411と、通信部412とを有している。
PC11の画像データ記憶部110は、プロジェクタ21によりスクリーン30に投影されるコンテンツ画像およびパターン画像を記憶している。PC11の通信部111は、プロジェクタ21およびカメラ41と通信を行う。通信部111は例えば、画像データをプロジェクタ21に送信する。通信部111はまた、カメラ41から画像を受信する。
なお、パターン画像およびコンテンツ画像は、プロジェクタ21またはカメラ41が記憶していてもよい。また、投影面への投影対象となるコンテンツ画像は、PC11、プロジェクタ21およびカメラ41が記憶する画像に限定されるものではなく、他の装置が記憶する画像であってもよい。
一方、プロジェクタ21の通信部210は、PC11からパターン画像およびコンテンツ画像を受信する。投影部211は、通信部210が受信したパターン画像およびコンテンツ画像を投影する。
また、カメラ41の撮影部410は、ユーザからの操作にしたがい、プロジェクタ21によりパターン画像が投影されたスクリーン30を含む画像(撮影画像)を撮影する。
データ量削減部411は、撮影部410により得られた撮影画像のデータ量を削減する。データ量削減部411は具体的には、撮影画像の倍率を一定量だけ縮小する変倍処理、撮影画像に含まれる色数を一定量だけ減ずる減色処理、および撮影画像を所定の割合に圧縮する圧縮処理のうち少なくとも1つの処理を、撮影画像に対して施すことにより、撮影画像のデータ量を削減する。圧縮処理としては、JPEG(Joint Photographic Experts Group)、JPEG2000、PNG(Portable Network Graphics)などの圧縮技術を用いることができる。なお、撮影部410により撮影された撮影画像およびデータ量削減後の撮影画像は、それぞれ第1撮影画像および第2撮影画像に相当する。通信部412は、データ量削減後の撮影画像をPC11に送信する。
PC11の補正情報算出部112は、通信部111が受信した撮影画像と、画像データ記憶部110に記憶されているパターン画像とに基づいて、補正情報を算出する。補正情報とは、プロジェクタ21によるスクリーン30への投影対象となるコンテンツ画像の、スクリーン30の歪み等に起因した歪みを補正するための情報である。
補正情報算出部112は、具体的には、撮影画像とパターン画像それぞれにおける、対応する画像の相対的な位置関係を算出し、この位置関係に基づいて補正情報を算出する。
対応する画像を抽出する処理としては、SIFT(Scale−Invariant Feature Transform)などの対応点抽出プログラムを用いることができる。また、対応画像を抽出する処理としては、特開2006−33357号公報の技術を参照することができる。
補正部113は、補正情報算出部112により算出された補正情報に基づいて、画像データ記憶部110に記憶されているコンテンツ画像のうち、スクリーン30への投影対象となっているコンテンツ画像を補正し、補正画像を得る。
図4は、画像処理システム1による画像補正処理を示すシーケンス図である。まず、PC11の通信部111は、画像データ記憶部110に記憶されているパターン画像をプロジェクタ21に送信する(ステップS100)。プロジェクタ21においては、通信部210がパターン画像を受信すると、投影部211は、パターン画像をスクリーン30に投影する(ステップS101)。
次に、カメラ41の撮影部410は、ユーザ操作にしたがい、スクリーン30を含む画像を撮影する(ステップS102)。次に、データ量削減部411は、撮影部410により得られた撮影画像のデータ量を削減する(ステップS103)。次に、通信部412は、データ量削減後の撮影画像をPC11に送信する(ステップS104)。このように、通信部412により送信される撮影画像のデータ量が削減されているので、データ転送時間を短縮することができる。
PC11においては、通信部111が撮影画像を受信すると、補正情報算出部112は、撮影画像と、画像データ記憶部110に記憶されているパターン画像とに基づいて、補正情報を算出する(ステップS105)。ここで、補正情報算出部112が利用する撮影画像は、カメラ41によるデータ量削減後の画像である。したがって、補正情報算出にかかる計算量を削減することができ、処理時間を短縮することができる。
次に、PC11の補正部113は、補正情報に基づいて、投影対象のコンテンツ画像を補正し、補正画像を得る(ステップS106)。次に、通信部111は、補正画像をプロジェクタ21に送信する(ステップS107)。
プロジェクタ21においては、通信部210が補正画像を受信すると、投影部211は、補正画像を投影する(ステップS108)。以上で、画像補正処理が完了する。
このように、本実施の形態にかかる画像処理システム1においては、補正画像をスクリーン30に投影することにより、スクリーン30に投影される画像の歪みを補正することができる。
さらに、補正画像を得るための撮影画像は、カメラ41においてデータ量が削減されるので、撮影画像のデータ転送にかかる時間を短縮することができる。さらに、PC11における補正情報算出部112による補正情報算出処理にかかる計算量を削減することができる。
(第2の実施の形態)
図5は、第2の実施の形態にかかる画像処理システム2の全体構成を示す図である。画像処理システム2においては、カメラ42とプロジェクタ22の間で各種情報が送受信される。
第2の実施の形態にかかる画像処理システム2においては、カメラ42により得られた撮影画像はプロジェクタ22に送信され、プロジェクタ22において、補正情報が算出され、補正情報はPC12に送信される。PC12は、プロジェクタ22において算出された補正情報に基づいて、投影対象のコンテンツ画像を補正し、補正画像を得、これをプロジェクタ22に送信する。
図6は、第2の実施の形態にかかるPC12、プロジェクタ22およびカメラ42の機能構成を示すブロック図である。PC12は、画像データ記憶部120と、通信部121と、補正部123とを有している。プロジェクタ22は、通信部220と、投影部221とに加え、補正情報算出部222を有している。カメラ42は、撮影部420と、データ量削減部421と、通信部422とを有している。
本実施の形態にかかる画像処理システム2においては、カメラ42の通信部422は、撮影画像をプロジェクタ22に送信する。プロジェクタ22の補正情報算出部222は、通信部220がカメラ42から受信した撮影画像と、通信部220がPC12から受信したパターン画像とに基づいて、補正情報を算出する。通信部220はさらに、補正情報をPC12に送信する。PC12の補正部123は、通信部121が受信した補正情報に基づいて、投影対象のコンテンツ画像を補正し、補正画像を得る。
図7は、画像処理システム2による画像補正処理を示すシーケンス図である。なお、ステップS200〜ステップS203の処理は、図4を参照しつつ説明した第1の実施の形態にかかる画像処理システム1による画像補正処理のステップS100〜ステップS103の処理と同様である。
カメラ42において、データ量削減(ステップS203)の後、通信部422は、データ量削減後の撮影画像をプロジェクタ22に送信する(ステップS204)。プロジェクタ22においては、通信部220が撮影画像を受信すると、補正情報算出部222は、撮影画像とパターン画像とに基づいて、補正情報を算出する(ステップS205)。次に、通信部220は、補正情報をPC12に送信する(ステップS206)。
PC12においては、通信部121が補正情報を受信すると、補正部123は、補正情報に基づいて、投影対象のコンテンツ画像を補正し、補正画像を得る(ステップS207)。なお、ステップS207〜ステップS209の処理は、第1の実施の形態にかかるステップS106〜ステップS108の処理と同様である。
このように、本実施の形態にかかる画像処理システム2においては、第1の実施の形態にかかる画像処理システム1と同様に、補正画像をスクリーン30に投影することにより、スクリーン30に投影される画像の歪みを補正することができる。また、補正画像を得るための撮影画像は、カメラ42においてデータ量が削減されるので、撮影画像のデータ転送にかかる時間の短縮、補正情報算出処理にかかる計算量の削減を図ることができる。
さらに、第2の実施の形態にかかる画像処理システム2においては、プロジェクタ22が補正情報を算出する。これにより、画像処理システム2においては、PC12を他の機器に変更した場合には、プロジェクタ22から変更後の機器に補正情報を送信することにより、変更後の機器に記憶されているコンテンツ画像に対し、スクリーン30に投影した際の歪みを矯正するための補正を施すことができる。したがって、変更後の機器が、補正画像生成にかかる機能を有する必要がない。また、PC12を他の機器に変更する度に、補正情報を算出する必要がなく、処理の効率化を図ることができる。
なお、第2の実施の形態にかかる画像処理システム2のこれ以外の構成および処理は、第1の実施の形態にかかる画像処理システム1の構成および処理と同様である。
(第3の実施の形態)
図8は、第3の実施の形態にかかる画像処理システム3の全体構成を示す図である。第3の実施の形態にかかる画像処理システム3においては、カメラ43により得られた撮影画像はプロジェクタ23に送信され、プロジェクタ23において、補正情報が算出され、さらに補正画像が得られる。
図9は、第3実施の形態にかかるPC13、プロジェクタ23およびカメラ43の機能構成を示すブロック図である。PC13は、画像データ記憶部130と、通信部131とを有している。プロジェクタ23は、通信部230と、投影部231とに加え、補正情報算出部232と、補正部233とを有している。カメラ43は、撮影部430と、データ量削減部431と、通信部432とを有している。
本実施の形態にかかる画像処理システム3においては、カメラ43の通信部432は、撮影画像をプロジェクタ23に送信する。プロジェクタ23の補正情報算出部232は、通信部230がカメラ43から受信した撮影画像と、通信部230がPC13から受信したパターン画像とに基づいて、補正情報を算出する。補正部233は、補正情報に基づいて、投影対象のコンテンツ画像を補正し、補正画像を得る。補正画像は、投影部231によりスクリーン30に投影される。
図10は、画像処理システム3による画像補正処理を示すシーケンス図である。なお、ステップS300〜ステップS305の処理は、図7を参照しつつ説明した第2の実施の形態にかかる画像処理システム2による画像補正処理のステップS200〜ステップS205の処理と同様である。
プロジェクタ23において、補正情報が算出されると(ステップS305)、次に、補正部233は、補正情報に基づいて、通信部230がPC13から受信した、投影対象のコンテンツ画像を補正し、補正画像を得る(ステップS306)。次に、投影部231は、補正部233により得られた補正画像をスクリーン30に投影する(ステップS307)。以上で画像補正処理が完了する。
このように、本実施の形態にかかる画像処理システム3においては、他の実施の形態にかかる画像処理システムと同様に、補正画像をスクリーン30に投影することにより、スクリーン30に投影される画像の歪みを補正することができる。また、補正画像を得るための撮影画像は、カメラ43においてデータ量が削減されるので、撮影画像のデータ転送にかかる時間の短縮、補正情報算出処理にかかる計算量の削減を図ることができる。
さらに、第3の実施の形態にかかる画像処理システム3においては、プロジェクタ23が補正情報を算出し、補正画像を得るので、PC13は、スクリーン30に投影すべきコンテンツ画像を送信するのみでよく、補正画像生成にかかる機能を有さなくてよい。このため、プロジェクタ23は、PC13に限らず、テレビやカメラから受信したコンテンツ画像に対応する補正画像をスクリーン30に投影することができる。
なお、第3の実施の形態にかかる画像処理システム3のこれ以外の構成および処理は、他の実施の形態にかかる画像処理システムの構成および処理と同様である。
(第4の実施の形態)
図11は、第4の実施の形態にかかる画像処理システム4の全体構成を示す図である。
第4の実施の形態にかかる画像処理システム4では、カメラ44において、撮影画像から補正画像が生成され、補正画像がプロジェクタ24に送信される。
図12は、第4の実施の形態にかかるプロジェクタ24およびカメラ44の機能構成を示すブロック図である。プロジェクタ24は、通信部240と、投影部241と、画像データ記憶部242とを有している。カメラ44は、撮影部440と、データ量削減部441と、通信部442と、補正情報算出部443と、補正部444とを有している。
本実施の形態にかかる画像処理システム4では、カメラ44の通信部442は、プロジェクタ24からパターン画像およびコンテンツ画像を受信する。補正情報算出部443は、データ量削減部441によるデータ削減後の撮影画像と、パターン画像とに基づいて、補正情報を算出する。補正部444は、補正情報に基づいて、通信部442が受信したコンテンツ画像を補正し、補正画像を得る。通信部442はさらに、補正画像をプロジェクタ24に送信する。
図13は、画像処理システム4による画像補正処理を示すシーケンス図である。画像処理システム4においては、まずプロジェクタ24の通信部240がパターン画像をカメラ44に送信する(ステップS400)。続くステップS401〜ステップS403の処理は、図4を参照しつつ説明した第1の実施の形態にかかる画像処理システム1による画像補正処理のステップS101〜ステップS103の処理と同様である。
さらに、プロジェクタ24の通信部240は、投影対象のコンテンツ画像をカメラ44に送信する(ステップS404)。なお、プロジェクタ24がコンテンツ画像をカメラ44に送信するタイミングは任意である。カメラ44へのコンテンツ画像の送信タイミングは、プロジェクタ24によるカメラ44へのパターン画像の送信と同時であってもよく、また他の例としては、カメラ44へのパターン画像の送信よりも前であってもよい。
カメラ44においては、通信部442がプロジェクタ24からコンテンツ画像を受信すると、補正情報算出部443は、通信部442が受信したパターン画像と、データ量削減部441によるデータ削減後の撮影画像とに基づいて補正情報を算出する(ステップS405)。次に、補正部444は、補正情報に基づいて、通信部442が受信したコンテンツ画像、すなわち投影対象のコンテンツ画像を補正し、補正画像を得る(ステップS406)。次に、通信部442は、補正画像をプロジェクタ24に送信する(ステップS407)。そして、プロジェクタ24の投影部241は、通信部240がカメラ44から受信した補正画像をスクリーン30に投影する(ステップS408)。以上で、画像補正処理が完了する。
このように、本実施の形態にかかる画像処理システム4においては、他の実施の形態にかかる画像処理システムと同様に、補正画像をスクリーン30に投影することにより、スクリーン30に投影される画像の歪みを補正することができる。また、補正画像を得るための撮影画像は、カメラ44においてデータ量が削減されるので、撮影画像のデータ転送にかかる時間の短縮、補正情報算出処理にかかる計算量の削減を図ることができる。
さらに、第4の実施の形態にかかる画像処理システム4においては、カメラ44において、補正画像を生成するまでの一連の処理を行うことができるので、画像処理システム4の構成を簡略化することができる。また、プロジェクタ24が、補正画像生成に関する機能を有する必要がないので、プロジェクタ24を他のプロジェクタに交換した場合には、交換後のプロジェクタに補正画像を送信すればよい。このように、プロジェクタを交換した場合に、再度補正情報を生成する必要がない。したがって、処理の効率化を図ることができる。また、プロジェクタ24は、テレビやカメラから受信した画像データに対応する補正画像をスクリーン30に投影することができる。
なお、第4の実施の形態にかかる画像処理システム4のこれ以外の構成および処理は、他の実施の形態にかかる画像処理システムの構成および処理と同様である。
第4の実施の形態の画像処理システム4の変更例としては、コンテンツ画像およびパターン画像は、プロジェクタ24の画像データ記憶部242に代えてカメラ44の記憶部が記憶してもよい。この場合には、カメラ44からパターン画像をプロジェクタ24に送信し、プロジェクタ24は、カメラ44から受信したパターン画像をスクリーン30に投影する。さらに、カメラ44は、自身の記憶部に記憶されているコンテンツ画像から補正画像を得て、これをプロジェクタ24に送信する。
(第5の実施の形態)
図14は、第5の実施の形態にかかる画像処理システム5の全体構成を示す図である。
第5の実施の形態にかかる画像処理システム5では、第4の実施の形態にかかる画像処理システム4と同様、カメラ45において、撮影画像から補正画像が生成され、補正画像がプロジェクタ25に送信されるが、本実施の形態にかかる画像処理システム5においては、画像データ記憶部150は、PC15に設けられている。
図15は、第5の実施の形態にかかるPC15、プロジェクタ25およびカメラ45の機能構成を示すブロック図である。PC15は、画像データ記憶部150と、通信部151とを有している。プロジェクタ25は、通信部250と、投影部251とを有している。カメラ45は、撮影部450と、データ量削減部451と、通信部452と、補正情報算出部453と、補正部454とを有している。
本実施の形態にかかる画像処理システム5では、PC15の通信部151は、パターン画像をプロジェクタ25と、カメラ45とに送信する。カメラ45の通信部452は、PC15からパターン画像を受信する。補正情報算出部453は、データ量削減部451によるデータ削減後の撮影画像と、PC15から受信したパターン画像とに基づいて、補正情報を算出する。補正部454は、補正情報に基づいて、通信部452が受信した、投影対象のコンテンツ画像を補正し、補正画像を得る。通信部452はさらに、補正画像をプロジェクタ25に送信する。
図16は、画像処理システム5による画像補正処理を示すシーケンス図である。なお、ステップS500〜ステップS503の処理は、図4を参照しつつ説明した第1の実施の形態にかかる画像処理システム1による投影画像補正処理のステップS100〜ステップS103の処理と同様である。
PC15の通信部151は、パターン画像をプロジェクタ25に送信するとともに、パターン画像をカメラ45に送信する(ステップS504)。なお、PC15がパターン画像をカメラ45に送信するタイミングは任意である。カメラ45へのパターン画像の送信タイミングは、プロジェクタ25へのパターン画像の送信と同時であってもよく、また他の例としては、プロジェクタ25への投影画像の送信よりも前であってもよい。
カメラ45においては、通信部452がPC15からパターン画像を受信すると、補正情報算出部453は、通信部452が受信したパターン画像と、データ量削減部451によるデータ削減後の撮影画像とに基づいて補正情報を算出する(ステップS505)。次に、通信部452は、PC15から投影対象のコンテンツ画像を受信する(ステップS506)。なお、カメラ45がコンテンツ画像を受信するタイミングは、実施の形態に限定されるものではく、ステップS505よりも前のタイミングであってもよい。
次に、補正部454は、補正情報に基づいて、通信部452が受信した投影対象のコンテンツ画像を補正し、補正画像を得る(ステップS507)。次に、通信部452は、補正画像をプロジェクタ25に送信する(ステップS508)。そして、プロジェクタ25の投影部251は、通信部250がカメラ45から受信した補正画像をスクリーン30に投影する(ステップS509)。以上で、画像補正処理が完了する。
このように、本実施の形態にかかる画像処理システム5においては、他の実施の形態にかかる画像処理システムと同様に、補正画像をスクリーン30に投影することにより、スクリーン30に投影される投影画像の歪みを補正することができる。また、補正画像を得るための撮影画像は、カメラ45においてデータ量が削減されるので、撮影画像のデータ転送にかかる時間の短縮、補正情報算出処理にかかる計算量の削減を図ることができる。
さらに、第5の実施の形態にかかる画像処理システム5においては、カメラ45において、補正画像を生成するまでの一連の処理を行うことができるので、画像処理システム5の構成を簡略化することができる。また、プロジェクタ25が、補正画像生成に関する機能を有する必要がないので、プロジェクタ25を他のプロジェクタに交換した場合には、交換後のプロジェクタに補正画像を送信すればよい。このように、プロジェクタを交換した場合に、再度補正画像を生成する必要がない。また、PC15を他の機器に変更した場合にも、同様に補正画像を生成する必要がない。したがって、処理の効率化を図ることができる。また、プロジェクタ25は、PC15に限らず、テレビやカメラから受信した画像データに対応する補正画像をスクリーン30に投影することができる。
なお、第5の実施の形態にかかる画像処理システム5のこれ以外の構成および処理は、他の実施の形態にかかる画像処理システムの構成および処理と同様である。
(第6の実施の形態)
図17は、第6の実施の形態にかかる画像処理システム6の全体構成を示す図である。
第6の実施の形態にかかる画像処理システム6は、PC16と、プロジェクタ26と、カメラ46の他に、補正画像を生成する演算装置60を備えている。演算装置60は、PC16、プロジェクタ26、カメラ46と各種情報を送受信する。
画像処理システム6においては、カメラ46から演算装置60に撮影画像が送信され、PC16から演算装置60にパターン画像とコンテンツ画像とが送信される。また、PC16からプロジェクタ26にパターン画像が送信される。そして、演算装置60において、補正画像が生成され、補正画像がプロジェクタ26に送信される。
図18は、第6の実施の形態にかかるPC16、プロジェクタ26、カメラ46および演算装置60の機能構成を示すブロック図である。PC16は、画像データ記憶部160と、通信部161とを有している。プロジェクタ26は、通信部260と、投影部261とを有している。カメラ46は、撮影部460と、データ量削減部461と、通信部462とを有している。演算装置60は、通信部600と、補正情報算出部601と、補正部602とを有している。
本実施の形態にかかる画像処理システム6では、PC16の通信部161は、パターン画像とコンテンツ画像とを演算装置60に送信する。通信部161はまた、パターン画像をプロジェクタ26に送信する。カメラ46の通信部462は、データ量削減後の撮影画像を演算装置60に送信する。
演算装置60の通信部600は、PC16からパターン画像を受信し、カメラ46から撮影画像を受信する。演算装置60の補正情報算出部601は、通信部600が受信した撮影画像とパターン画像とに基づいて、補正情報を算出する。補正部602は、補正情報算出部601が算出した補正情報に基づいて、通信部600が受信したコンテンツ画像を補正し、補正画像を得る。通信部600はさらに、補正画像をプロジェクタ26に送信する。
図19は、画像処理システム6による画像補正処理を示すシーケンス図である。なお、ステップS600〜ステップS603の処理は、図4を参照しつつ説明した第1の実施の形態にかかる画像処理システム1による画像補正処理のステップS100〜ステップS103の処理と同様である。
ステップS603に続き、カメラ46は、撮影画像のデータ量を削減すると、データ量削減後の撮影画像を演算装置60に送信する(ステップS604)。一方、PC16は、パターン画像を演算装置60に送信する(ステップS605)。なお、PC16がパターン画像を演算装置60に送信するタイミングは任意である。
演算装置60においては、通信部600は、カメラ46から撮影画像を受信すると、補正情報算出部601は、通信部600が受信したパターン画像と、撮影画像とに基づいて補正情報を算出する(ステップS606)。次に、通信部600は、PC16から投影対象のコンテンツ画像を受信する(ステップS607)。なお、通信部600がコンテンツ画像を受信するタイミングは任意である。
次に、補正部602は、補正情報に基づいて、通信部600が受信した、投影対象のコンテンツ画像を補正し、補正画像を得る(ステップS608)。次に、通信部600は、補正画像をプロジェクタ26に送信する(ステップS609)。そして、プロジェクタ26の投影部261は、通信部260が演算装置60から受信した補正画像をスクリーン30に投影する(ステップS610)。以上で、画像補正処理が完了する。
このように、本実施の形態にかかる画像処理システム6においては、他の実施の形態にかかる画像処理システムと同様に、補正画像をスクリーン30に投影することにより、スクリーン30に投影される画像の歪みを補正することができる。また、補正画像を得るための撮影画像は、カメラ46においてデータ量が削減されるので、撮影画像のデータ転送にかかる時間の短縮、補正情報算出処理にかかる計算量の削減を図ることができる。
さらに、第6の実施の形態にかかる画像処理システム6においては、演算装置60において、補正情報を算出し、さらに補正画像を生成する。これにより、PC16およびプロジェクタ26のいずれの装置も、補正画像生成にかかる機能を有する必要がない。
なお、第6の実施の形態にかかる画像処理システム6のこれ以外の構成および処理は、他の実施の形態にかかる画像処理システムの構成および処理と同様である。
以上、画像処理システムを実施の形態を用いて説明したが、上記実施の形態に多様な変更または改良を加えることができる。
そうした第1の変更例としては、所定の装置で算出した補正情報を他の装置に送信することにより、複数の装置が補正情報を格納することとしてもよい。これにより、補正情報を格納する装置において、補正画像を生成することができる。
例えば、図20に示すように、第1の実施の形態にかかる画像処理システム1のPC11において生成された補正情報をプロジェクタ21に格納してもよい。また他の例としては、図21に示すように、第4の実施の形態にかかる画像処理システム4のカメラ44において生成された補正情報をプロジェクタ24に格納してもよい。これにより、プロジェクタ24において、補正画像を生成することができる。
また、他の例としては、第2の実施の形態にかかる画像処理システム2のプロジェクタ22において算出された補正情報をカメラ42やPC12に格納してもよい。これにより、カメラやPCにおいて、補正画像を生成することができる。
また、第2の変更例としては、画像処理システムはさらに、カメラにより撮影された撮影画像の上下方向を変更することとしてもよい。カメラによる撮影を行う際に、ユーザがカメラを保持する向きは一定でない。図22−1は、カメラの上下方向を重力方向に略垂直に保った状態で撮影された撮影画像を示す図である。図22−2は、カメラの上下方向を重力方向に略平行に保った状態で撮影された撮影画像を示す図である。
図22−1に示すように、カメラの上下方向を重力方向に略垂直に保った状態で撮影された撮影画像においては、投影画像の上下方向が撮影画像の長辺方向に略垂直になる。これに対し、図22−2に示すように、カメラの上下方向を重力方向に略平行に保った状態で撮影された撮影画像においては、投影画像の上下方向が撮影画像の長辺方向に略平行になる。このように、ユーザがカメラを保持する状態により、撮影画像の上下方向と投影画像の上下方向の関係が変化する。
これに対し、補正情報算出処理においては、撮影画像の上下方向を規定した上で行われるため、補正情報算出処理において想定されている向きと異なる向きにカメラが保持された状態で得られた撮影画像からは正しく補正情報を算出することができない。
例えば、スクリーン30に投影されたパターン画像の上下方向が撮影画像の長辺方向に垂直になることが想定されている場合には、パターン画像の上下方向が撮影画像の長辺方向に平行となるような撮影画像からは、正しい補正情報を算出することができない。
そこで、本変更例にかかる画像処理システムは、撮影画像を回転させることにより、撮影画像の上下方向と、パターン画像の上下方向とを一致させるための処理を行う。
図23は、第2の変更例にかかる画像処理システム7の機能構成を示すブロック図である。画像処理システム7は、第1の実施の形態にかかる画像処理システム1とほぼ同様の構成である。画像処理システム7においては、カメラ47は、撮影部470と、データ量削減部471と、通信部472とに加えて、重力方向特定部473と、回転部474とを有している。
重力方向特定部473は、例えば加速度センサであり、重力方向を特定する。回転部474は、重力方向特定部473により得られた、撮影画像撮影時の重力方向に基づいて、撮影画像の上下方向が重力方向に一致するように撮影画像を回転させる。すなわち、回転部474は、撮影画像の上下方向を変更する上下方向変更部として機能する。
このように、本例にかかる画像処理システム7においては、撮影画像の上下方向をパターン画像の上下方向と一致させることができるので、正しい補正情報を生成することができる。
また、このように、画像処理システム7において、撮影画像の回転を行うので、ユーザによる画像撮影時のカメラの上下方向を制限する必要がない。したがって、ユーザは、撮影時のカメラの方向を意識することなく、自由に撮影することができる。
図24は、他の例にかかる画像処理システム8の機能構成を示すブロック図である。画像処理システム8は、画像処理システム7とほぼ同様の構成である。画像処理システム8においては、カメラ48は、撮影部480と、データ量削減部481と、通信部482とに加えて、重力方向特定部483と、回転部484とを有している。画像処理システム8においては、回転部484は、データ量削減後の撮影画像の上下方向が、重力方向特定部483により特定された上下方向に一致するように、データ量削減後の撮影画像を回転させる。これにより、撮影画像の回転にかかる計算量を低減し、処理時間を短縮することができる。
図25は、他の例にかかる画像処理システム9の機能構成を示すブロック図である。画像処理システム9においては、カメラ49は、撮影部490と、データ量削減部491と、通信部492とに加えて、重力方向特定部493を有している。また、PC19は、画像データ記憶部190と、通信部191と、補正情報算出部192と、補正部193とに加えて、回転部194を有している。
画像処理システム9においては、通信部492は、重力方向特定部493により特定された重力方向を示す重力方向情報を、データ量削減後の撮影画像とともにPC19に送信する。
PC19においては、通信部191は、撮影画像とともに重力方向情報を受信する。そして、回転部194は、重力方向情報に基づいて、撮影画像の上下方向を回転させることにより、撮影画像の上下方向をパターン画像の上下方向に揃える。
さらに、他の例としては、回転部をプロジェクタに設けることとしてもよい。このように、カメラ以外の装置において、撮影画像の回転処理を行うこととしてもよい。例えば、カメラに比べて、PCの方が処理性能が高い場合には、このように、PCにおいて、回転処理を行うことにより、回転処理にかかる処理時間の短縮を図ることができる。
また、上記においては、回転部としての加速度センサにより特定された重力方向に基づく、撮影画像の回転処理について説明したが、他の例としては、回転処理を行う装置において、ユーザから撮影画像の回転処理における回転角の入力を受け付け、入力された回転角だけ撮影画像を回転させることとしてもよい。
なお、回転角の入力を受け付ける入力装置と、回転処理を行う回転処理装置とは異なる装置であってもよい。この場合には、回転角の入力装置は、入力された回転角を示す情報を、回転処理装置に送信する。そして、回転処理装置においては、回転角を示す情報に基づいて、撮影画像の回転処理を行う。
第3の変更例としては、パターン画像およびコンテンツ画像は、画像システムのPC、プロジェクタまたはカメラのいずれに記憶されていてもよい。プロジェクタは、パターン画像が記憶されている装置からパターン画像を受信し、これをスクリーンに投影すればよい。また、補正画像を生成する装置は、コンテンツ画像を記憶している画像からコンテンツ画像を受信し、補正画情報に基づいて、補正画像を生成すればよい。また、コンテンツ画像を記憶する装置は、画像処理システム1の装置以外の装置であってもよい。
第4の変更例としては、画像処理システムはさらに、カメラにより撮影された撮影画像の傾きを補正することとしてもよい。投影画像の歪みを補正するためには、パターン画像の撮影を適切なカメラ姿勢で行う必要がある。通常は撮影画像の上下辺が地面と平行であり、左右辺が地面と垂直であることが望まれる。しかしこのような画像を撮影することは容易ではない。水準器のついた三脚などを使用すれば可能であるが、設置の手間がかかる。
図26−1は、カメラの傾きを適切に保った状態で撮影された撮影画像を示す図である。図26−2および図26−3は、カメラの傾いた状態で撮影された撮影画像を示す図である。歪み補正のためには、図26−1に示すようにカメラを水平に保った姿勢で撮影することが望ましい。しかし、図26−2および図26−3のようにカメラが傾いた状態で撮影すると、各図の下部に示すような傾いた画像が撮影される。図26−2は、スクリーン30に対して正対してはいるが、地面と垂直な面内でカメラが回転した場合の例である。図26−3は、スクリーン30に対して正対しておらず、下からあおったような角度の撮影となった場合の例である。
第4の変更例では、カメラが備える表示部の画面に水準器を表示して適切なカメラ姿勢で撮影できるようにする。また、第4の変更例では、カメラに内蔵された加速度センサの情報を用いて、撮影された画像の補正を行う。これにより、ユーザに手間をかけさせることなく適切な画像を得ることができる。
図27は、第4の変更例にかかる画像処理システム10の機能構成を示すブロック図である。画像処理システム10は、PC11、プロジェクタ21およびカメラ50を備えている。PC11およびプロジェクタ21は、第1の実施の形態と同様であるため同一の符号を付し説明を省略する。カメラ50は、撮影部410と、データ量削減部411と、通信部412と、検知部503と、回転部504と、表示制御部505と、を有している。
撮影部410、データ量削減部411、および、通信部412は、第1の実施の形態と同様であるため同一の符号を付し説明を省略する。
検知部503は、撮影時のカメラ50の傾きを検知する。検知部503は、例えば、加速度センサなどの傾きを検知可能なセンサにより構成できる。
回転部504は、検知部503により得られた傾きに基づいて、傾きがない状態で撮影された画像に相当するように撮影画像を回転させる。
このように、本例にかかる画像処理システム10では、撮影画像の傾きを補正することができるので、画像の歪みを補正するための正しい補正情報を生成することができる。また、画像処理システム10で撮影画像の回転を行うので、ユーザによる画像撮影時のカメラの撮影方向や傾きを制限する必要がない。したがって、ユーザは、撮影時のカメラの方向を意識することなく、自由に撮影することができる。
表示制御部505は、カメラ50が備える表示部(図示せず)に対する情報の表示を制御する。本変更例では、表示制御部505は、カメラ50の傾きの状態を表示するために、水準器(カメラ50の水平状態を示す画像など)を表示部に表示する。
図28−1および図28−2は、表示される水準器の一例を示す図である。図28−1は、傾き状態を表す円2801が中央に来るように調整する仕組みの水準器の例である。図28−2は、傾き状態を表す矩形2811および矩形2812のそれぞれが、左右および上下のバーの中央に位置するように調整する仕組みの水準器である。このような水準器を表示することにより、ユーザが適切なカメラ姿勢で画像を撮影する助けになる。
第4の変更例による画像補正処理の流れについて説明する。まず、カメラ50の加速度センサの情報を使用し、カメラ50の姿勢(傾き)を検知する。表示制御部505は、検知された傾きを示すように、図28−1および図28−2に例示するような水準器を表示部に表示する。ユーザは、表示された水準器の傾き状態を見てカメラ50を動かし、カメラ50が適切な姿勢になるように調整することができる。ユーザは、カメラ50が適切な姿勢になったときに撮影を行い、画像を取得する。
このように姿勢を調整して撮影しても、完全にカメラ50の傾きをなくすことができない場合もある。そこで、回転部504は、検知された傾きの情報を用いて撮影画像を補正(回転)する。回転部504は、撮影時のカメラ50の加速度センサの情報を用いて撮影画像を正しい向きとなるように回転させる。図29は、撮影画像と補正後の画像の一例を示す図である。本変更例によれば、例えば図26−2および図26−3のように傾いて撮影された撮影画像であっても、図29の右に示すように、適切な姿勢で撮影したときの画像になるように傾き補正を行うことができる。
なお、回転処理を行う機能(回転部504)は、カメラ50の内部に備える必要はない。例えば、撮影画像の送信先の機器(例えば図25と同様にPC11)が回転部504と同様の機能を備えてもよい。この場合は、例えば通信部412が、検知された傾きの情報を、撮影画像の送信先の機器に対して送信する。これにより、送信先の機器は、傾きの情報を用いて撮影画像の回転処理を実行可能となる。
また、第4の変更例では回転後の画像のデータ量を削減するが、図24と同様に、データ量削減後の画像を回転するように構成してもよい。
以上のような画像回転処理を行うことにより、ユーザが適切なカメラ姿勢で画像を撮影できなくても、適切な補正(歪み補正)が可能となる。
本実施の形態のプロジェクタ、PC、カメラおよび演算装置は、CPUなどの制御装置と、ROM(Read Only Memory)やRAMなどの記憶装置と、HDD、CDドライブ装置などの外部記憶装置と、ディスプレイ装置などの表示装置と、キーボードやマウスなどの入力装置を備えており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっている。
本実施形態のプロジェクタ、PC、カメラおよび演算装置で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)
等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、本実施形態のプロジェクタ、PC、カメラおよび演算装置で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施形態のプロジェクタ、PC、カメラおよび演算装置で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。また、本実施形態のプログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
本実施の形態のプロジェクタ、PC、カメラおよび演算装置で実行されるプログラムは、上述した各部を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記記憶媒体からプログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、各部が主記憶装置上に生成されるようになっている。
1 画像処理システム
11 PC
21 プロジェクタ
41 カメラ
110 画像データ記憶部
111 通信部
112 補正情報算出部
113 補正部
210 通信部
211 投影部
410 撮影部
411 データ量削減部
412 通信部
特開2006−33357号公報

Claims (16)

  1. 画像を投影面に投影する投影部と、
    前記投影部により第1コンテンツ画像が投影されている前記投影面を含む領域を撮影して第1撮影画像を得る撮影部と、
    所定の処理により、前記第1撮影画像のデータ量を削減し、データ量削減後の第2撮影画像を得るデータ量削減部と、
    前記第1コンテンツ画像と、前記第2撮影画像とに基づいて、前記投影面への投影対象となる画像を補正するための補正情報を算出する補正情報算出部と、
    前記補正情報に基づいて、前記投影面への投影対象となる第2コンテンツ画像を補正する補正部と
    を備え、
    前記投影部は、補正後の前記第2コンテンツ画像を前記投影面に投影することを特徴とする画像処理システム。
  2. 前記第1コンテンツ画像と前記第2コンテンツ画像とは、同一の画像であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理システム。
  3. 前記第1コンテンツ画像と前記第2コンテンツ画像とは、異なる画像であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理システム。
  4. 前記データ量削減部は、前記第1撮影画像の倍率を所定量縮小する変倍処理、前記第1撮影画像の色数を所定量減ずる減色処理および前記第1撮影画像を所定の割合に圧縮する圧縮処理のうち少なくとも1つの処理を、前記第1撮影画像に対して施すことにより、前記第2撮影画像を得ることを特徴とする請求項1に記載の画像処理システム。
  5. 前記撮影部を備える装置の傾き状態を表示部に表示させる表示制御部をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の画像処理システム。
  6. 前記撮影部は、ユーザが携帯可能な機器であって、
    前記機器の傾き情報を検知する検知部と、
    前記傾き情報に基づいて、前記第1撮影画像を回転する回転部と、をさらに備え、
    前記データ量削減部は、回転後の前記第1撮影画像のデータ量を削減することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の画像処理システム。
  7. 前記撮影部は、ユーザが携帯可能な機器であって、
    前記機器の傾き情報を検知する検知部と、
    前記傾き情報に基づいて、前記第2撮影画像を回転する回転部と、をさらに備え、
    前記補正情報算出部は、回転後の前記第2撮影画像と、前記第1コンテンツ画像とに基づいて、前記補正情報を算出することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の画像処理システム。
  8. 前記画像処理システムは、第1装置、第2装置および第3装置を備え、
    前記第1装置は、前記投影部を有し、
    前記第2装置は、
    前記撮影部と、
    前記データ量削減部と、
    前記第2撮影画像を前記第3装置に送信する送信部と
    を有し、
    前記第3装置は、
    前記第2撮影画像を前記第2装置から受信する受信部と、
    前記補正情報算出部と、
    前記補正部と、
    補正後の前記第2コンテンツ画像を前記第1装置に送信する送信部と
    を有し、
    前記第1装置は、補正後の前記第2コンテンツ画像を前記第3装置から受信する受信部をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の画像処理システム。
  9. 前記第2装置は、ユーザが携帯可能な機器であって、
    前記第2装置は、
    前記第2装置の傾き情報を検知する検知部と、
    前記傾き情報に基づいて、前記第1撮影画像を回転する回転部と、をさらに備え、
    前記データ量削減部は、回転後の前記第1撮影画像のデータ量を削減することを特徴とする請求項8に記載の画像処理システム。
  10. 前記第2装置は、ユーザが携帯可能な機器であって、
    前記第2装置は、
    前記第2装置の傾き情報を検知する検知部をさらに備え、
    前記傾き情報に基づいて、前記第2撮影画像を回転する回転部をさらに備え、
    前記補正情報算出部は、回転後の前記第2撮影画像に基づいて、前記補正情報を算出することを特徴とする請求項8に記載の画像処理システム。
  11. 前記第2装置は、ユーザが携帯可能な機器であって、
    前記第2装置は、
    前記第2装置の傾き情報を検知する検知部をさらに備え、
    前記送信部は、前記第2撮影画像とともに前記傾き情報を前記第3装置に送信し、
    前記第3装置は、
    前記傾き情報に基づいて、前記第2撮影画像を回転する回転部をさらに備え、
    前記補正情報算出部は、回転後の前記第2撮影画像に基づいて、前記補正情報を算出することを特徴とする請求項8に記載の画像処理システム。
  12. 前記画像処理システムは、第1装置、第2装置および第3装置を備え、
    前記第1装置は、前記投影部を有し、
    前記第2装置は、
    前記撮影部と、
    前記データ量削減部と、
    前記第2撮影画像を前記第1装置に送信する送信部と
    を有し、
    前記第1装置は、
    前記第2装置から前記第2撮影画像を受信する受信部と、
    前記補正情報算出部と、
    前記補正情報を前記第3装置に送信する送信部と
    をさらに有し、
    前記第3装置は、
    前記補正情報を前記第1装置から受信する受信部と、
    前記補正部と、
    前記補正後の前記第2コンテンツ画像を前記第1装置に送信する送信部と
    を有することを特徴とする請求項1に記載の画像処理システム。
  13. 前記画像処理システムは、第1装置、第2装置および第3装置を備え、
    前記第1装置は、前記投影部を有し、
    前記第2装置は、
    前記撮影部と、
    前記データ量削減部と、
    前記第2撮影画像を前記第1装置に送信する送信部と
    を有し、
    前記第1装置は、前記第2装置から前記第2撮影画像を受信する受信部と、
    前記補正情報算出部と、
    前記補正部と
    をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の画像処理システム。
  14. 前記画像処理システムは、第1装置、第2装置を備え、
    前記第1装置は、前記投影部を有し、
    前記第2装置は、
    前記撮影部と、
    前記データ量削減部と、
    前記補正情報算出部と、
    前記補正部と、
    補正後の前記第2コンテンツ画像を前記第1装置に送信する送信部と
    を有し、
    前記第1装置は、補正後の前記第2コンテンツ画像を前記第2装置から受信する受信部をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の画像処理システム。
  15. 画像を投影面に投影する投影工程と、
    前記投影工程において第1コンテンツ画像が投影されている前記投影面を含む領域を撮影して第1撮影画像を得る第1撮影工程と、
    所定の処理により、前記第1撮影画像のデータ量を削減し、データ量削減後の第2撮影画像を得るデータ量削減工程と、
    前記第1コンテンツ画像と、前記第2撮影画像とに基づいて、前記投影面への投影対象となる画像を補正するための補正情報を算出する補正情報算出工程と、
    前記補正情報に基づいて、前記投影面への投影対象となる第2コンテンツ画像を補正する補正工程と、
    補正後の前記第2コンテンツ画像を前記投影面に投影する第2投影工程と
    を含むことを特徴とする画像処理方法。
  16. コンピュータを、
    所定の処理により、投影装置により第1コンテンツ画像が投影されている投影面を有する領域を含む第1撮影画像のデータ量を削減し、データ量削減後の第2撮影画像を得るデータ量削減部と、
    前記第1コンテンツ画像と、前記第2撮影画像とに基づいて、前記投影面への投影対象となる画像を補正するための補正情報を算出する補正情報算出部と、
    前記補正情報に基づいて、前記投影面への投影対象となる第2コンテンツ画像を補正する補正部として機能させるためのプログラム。
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