JP2014003489A - 文書管理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数人による手書き追記情報を判り易く提示することが可能な技術を提供する。
【解決手段】文書管理装置10は、複数のユーザのそれぞれによって紙文書に対して手書きで追記された複数の追記情報ADiを取得する追記情報取得手段と、当該複数の追記情報ADiを統合した統合電子文書DTを生成する生成手段とを備える。追記情報取得手段は、第iユーザ(ただし、i=1,2,...,N;Nは2以上の整数)による手書き追記後の第iユーザ用の紙文書Piをスキャンして電子化した追記後文書データDFiと第iユーザによる手書き追記前の紙文書Piのデータである追記前文書データDBとの差分情報に基づいて、第iユーザによる追記情報ADiを取得する。
【選択図】図1

Description

本発明は、文書を管理する文書管理装置に関する。
近年、文書の電子化が進行している。文書はコンピュータで作成され、必要に応じて印刷出力される。また、紙媒体に印刷された文書(紙文書)は、スキャナーで読み取られて電子データ化されることも多い。
紙文書に手書きで追記した場合において、追記後の紙文書をスキャナーに読み取らせて電子化し、追記後の電子文書を保存する技術(特許文献1参照)が存在する。
このような技術においては、手書きで追記された部分のみを抽出して別ファイルとして保存させることが可能である。
特開2005−149097号公報
しかしながら、会議などにおいて複数の出席者が手書きで何らかの情報を紙文書の資料に追記する場合において、上記特許文献1の技術を適用して手書き追記分を抽出するときには、ユーザごとに別々のファイルが作成される。複数のユーザの手書き情報を閲覧するためには、ユーザ毎に作成された複数のファイルを閲覧することを要するため、操作が煩雑である。
そこで、この発明の課題は、複数人による手書き追記情報を判り易く提示することが可能な技術を提供することにある。
上記課題を解決すべく、請求項1の発明は、複数のユーザのそれぞれによって紙文書に対して手書きで追記された複数の追記情報を取得する追記情報取得手段と、前記複数の追記情報を統合した統合電子文書を生成する生成手段と、を備え、前記追記情報取得手段は、第iユーザ(ただし、i=1,2,...,N;Nは2以上の整数)による手書き追記後の前記第iユーザ用の紙文書をスキャンして電子化した追記後文書データと前記第iユーザによる手書き追記前の前記第iユーザ用の紙文書のデータである追記前文書データとの差分情報に基づいて、前記第iユーザによる追記情報を取得することを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の発明に係る文書管理装置において、前記生成手段は、異なるユーザによって各ユーザ用の紙文書における対応ページに手書きで追記された2以上の追記情報を前記統合電子文書の同一ページに統合して配置することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2の発明に係る文書管理装置において、前記生成手段は、前記2以上の追記情報のそれぞれの追記ユーザの名称を前記2以上の追記情報にそれぞれ付随して、前記統合電子文書の前記同一ページ内に配置することを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項2または請求項3の発明に係る文書管理装置において、前記生成手段は、前記2以上の追記情報を追記ユーザごとに異なる色で配置することを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項2ないし請求項4のいずれかの発明に係る文書管理装置において、前記生成手段は、前記2以上の追記情報を、前記統合電子文書の同一ページ内において前記各ユーザ用の紙文書における元の追記位置と同じ位置に配置することを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項2ないし請求項4のいずれかの発明に係る文書管理装置において、前記生成手段は、前記統合電子文書において前記2以上の追記情報が配置されるページ内に前記紙文書の対応ページの縮小画像を配置するとともに、前記縮小画像内において前記2以上の追記情報の追記位置を示すマークを付し且つ当該縮小画像の周囲に前記2以上の追記情報を配置することを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項2の発明に係る文書管理装置において、前記2以上の追記情報のそれぞれの出力属性を追記ユーザごとに決定する決定手段、をさらに備えることを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項7の発明に係る文書管理装置において、前記決定手段は、前記2以上の追記情報のそれぞれの前記出力属性を、所定のデータテーブルに予め定められた設定内容に従って決定することを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項7または請求項8の発明に係る文書管理装置において、前記出力属性は、前記2以上の追記情報の表示色、前記2以上の追記情報の追記ユーザのユーザ名称の表示の有無、および前記2以上の追記情報の配置パラメータ、の少なくとも1つを含むことを特徴とする。
請求項10の発明は、a)複数のユーザのそれぞれによって紙文書に対して手書きで追記された複数の追記情報を取得するステップと、b)前記複数の追記情報を統合した統合電子文書を生成するステップと、をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記ステップa)は、a−1)第iユーザ(ただし、i=1,2,...,N;Nは2以上の整数)による手書き追記後の前記第iユーザ用の紙文書をスキャンして電子化した追記後文書データと前記第iユーザによる手書き追記前の前記第iユーザ用の紙文書のデータである追記前文書データとの差分情報に基づいて、前記第iユーザによる追記情報を取得するステップ、を有することを特徴とする。
請求項1ないし請求項10に記載の発明によれば、紙文書に対する複数人による手書き追記情報を判り易く提示することが可能である。
特に、請求項3に記載の発明によれば、2以上の追記情報のそれぞれの追記ユーザの名称が当該2以上の追記情報にそれぞれ付随して表示されるので、各追記情報を追記したユーザを容易に認識することが可能である。
また特に、請求項4に記載の発明によれば、2以上の追記情報が追記ユーザごとに異なる色で配置されるので、各追記情報を追記ユーザごとに容易に区別することが可能である。
また特に、請求項5に記載の発明によれば、2以上の追記情報が元の追記位置と同じ位置に配置されるので、各追記情報の紙文書内での位置が判りやすい。
また特に、請求項6に記載の発明によれば、2以上の追記情報が縮小画像の周囲に配置されるので、当該2以上の追記情報が紙文書内の同様の位置に追記されている状況においても、当該2以上の追記情報の重複表示を回避することが可能である。
また特に、請求項7に記載の発明によれば、各追記情報の相互間の識別性を向上させることが可能である。
文書管理装置に関する動作を示す概念図である。 文書管理装置の概略構成を示すブロック図である。 文書管理装置の動作を示すフローチャートである。 メニュー画面を示す図である。 別のメニュー画面を示す図である。 設定画面を示す図である。 設定画面を示す図である。 設定画面を示す図である。 設定用データテーブルを示す図である。 別の設定用データテーブルを示す図である。 或るユーザの追記情報が埋め込まれた統合電子文書を示す図である。 複数のユーザの追記情報が埋め込まれた統合電子文書を示す図である。 統合電子文書における別の表示形式を示す図である。 統合電子文書における別の表示形式を示す図である。 統合電子文書における別の表示形式を示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
<1.概要>
図1は、文書管理装置10(図2参照)に関する動作を示す概念図である。文書管理装置10は、ここでは、MFP(マルチ・ファンクション・ペリフェラル(Multi Function Peripheral)として構成されている。
まず、文書管理装置10は、ユーザからの印刷指示に応答して、或る内容の電子文書DA(電子文書ファイル)を複数部(N部)印刷出力する。これにより、紙文書(手書き追記前の文書あるいは原本とも称する)Pi(ただし、i=1,2,...,N;Nは2以上の整数(ユーザ数))が印刷出力されて生成される。詳細には、複数のユーザ向けの複数の紙文書が印刷出力されて生成される。
つぎに、複数のユーザは、それぞれ、自分用に作成された紙文書に対して様々な情報を手書きで書き込む。すなわち、自分用の紙文書に対する手書きによる追記が行われる。
その後、文書管理装置10は、スキャン機能を用いて、第iユーザ(i=1,2,...,N)による手書き追記前の第iユーザ用の紙文書Piのデータである追記前文書データDBと、第iユーザによる手書追記後の第iユーザ用の紙文書Piをスキャンして電子化した追記後文書データDFiとを取得する。さらに、文書管理装置10は、両データDBi,DFiの差分情報に基づいて、第iユーザによる追記情報ADiを取得する。
このような動作が繰り返されることによって、複数のユーザによる追記情報がそれぞれ取得される。たとえば、図1では、2名のユーザによる追記情報AD1,AD2が取得される様子が示されている。すなわち、N=2の場合が示されている。
さらに、文書管理装置10は、これらの複数の追記情報(AD1,AD2,...)を統合した統合電子文書DTを生成する。たとえば、最初の電子文書(紙文書の原本の電子データ)(詳細には、当該電子文書の複製データファイル)に対して上記複数の追記情報が追記されて記憶され、統合電子文書DTが生成される。
これによれば、紙文書に対する複数人による手書き情報を判り易い形式で提示することが可能である。
<2.構成>
図2は、文書管理装置10の概略構成を示すブロック図である。上述のように、文書管理装置10は、ここでは、MFP(マルチ・ファンクション・ペリフェラル)として構成されている。
図2の機能ブロック図に示すように、MFP10は、画像読取部2、印刷出力部3、通信部4、格納部5、入出力部6およびコントローラ9等を備えており、これらの各部を複合的に動作させることによって、各種の機能を実現する。
画像読取部2は、MFP10の所定の位置に載置された原稿を光学的に読み取って、当該原稿の画像データ(原稿画像とも称する)を生成する処理部である。この画像読取部2は、スキャン部であるとも称される。
印刷出力部3は、印刷対象に関するデータに基づいて紙などの各種の媒体に画像を印刷出力する出力部である。
通信部4は、公衆回線等を介したファクシミリ通信を行うことが可能な処理部である。さらに、通信部4は、通信ネットワークを介したネットワーク通信が可能である。このネットワーク通信では、TCP/IP(Transmission Control Protocol / Internet Protocol)およびFTP(File Transfer Protocol)等の各種のプロトコルが利用される。当該ネットワーク通信を利用することによって、MFP10は、所望の相手先との間で各種のデータを授受することが可能である。また、MFP10は、この通信部4を用いて、電子メールの送受信を行うことも可能である。
格納部5は、ハードディスクドライブ(HDD)等の記憶装置で構成される。格納部5は、複数のボックス(フォルダ)を有している。各ボックスは、電子文書等を格納するフォルダ領域(電子文書格納部)として利用される。また、格納部5は、設定情報格納部5sをも有している。設定情報格納部5sには、後述のデータテーブルTB1,TB2等が格納される。
入出力部6は、MFP10に対する入力を受け付ける操作入力部6aと、各種情報の表示出力を行う表示部6bとを備えている。詳細には、MFP10にはタッチスクリーン63(図4等参照)が設けられている。このタッチスクリーン63は、液晶表示パネルに圧電センサ等が埋め込まれて構成されており、表示部62の一部として機能するとともに、操作入力部61の一部としても機能する。
コントローラ9は、MFP10に内蔵され、MFP10を統括的に制御する制御装置である。コントローラ9は、CPUおよび各種の半導体メモリ(RAMおよびROM等)等を備えるコンピュータシステムとして構成される。コントローラ9は、CPUにおいて、ROM(例えば、EEPROM等)内に格納されている所定のソフトウエアプログラム(以下、単にプログラムとも称する)を実行することによって、各種の処理部を実現する。
具体的には、図2に示すように、コントローラ9は、データ取得部11と追記情報取得部12と出力属性決定部14と統合文書生成部15とを含む各種の処理部を実現する。
データ取得部(電子文書ファイル取得部とも称する)11は、手書き追記前後の紙文書(原稿)Piの電子データ(電子文書ファイルとも称する)DB,DFi(図1参照)を取得する処理部である。たとえば、データ取得部91は、手書き追記後の紙文書(原稿)Piのスキャン画像データ(電子文書ファイルとも称する)DFiを生成して取得する(図1参照)。
追記情報取得部12は、紙文書に対して複数のユーザのそれぞれによって手書きで追記された複数の追記情報ADiを取得する処理部である。追記情報取得部12は、第iユーザ(i=1,2,...,N)による手書き追記後の第iユーザ用の紙文書Piを電子化した追記後文書データDFiと手書き追記前の紙文書Piのデータである追記前文書データDB(DBi)との第iの差分情報に基づいて、第iユーザによる追記情報ADiを取得する。
統合文書生成部15は、追記情報取得部12によって取得された複数の追記情報ADiを統合した統合電子文書DTを生成する処理部である。統合電子文書DTは、追記前文書情報(手書き追記前の紙文書に記載された情報)と複数の追記情報ADiとを有する文書として生成される。
出力属性決定部14は、統合電子文書DTにおける複数の追記情報ADiのそれぞれの出力属性をユーザごと(追記ユーザごと)に決定する処理部である。出力属性決定部14は、複数の追記情報ADiのそれぞれの出力属性を、後述のデータテーブルTB1,TB2に予め定められた設定内容に従って決定する。
<3.動作>
ここでは、会議資料が紙文書として複数のユーザ(会議参加者)に配布され、当該配布された各ユーザ用の会議資料(紙文書)に当該各ユーザが手書きで追記する状況を想定する。
上述のように、文書管理装置10は、或るユーザ(たとえば会議支援ユーザ)からの印刷指示に応答して、或る内容の電子文書(電子文書ファイル)を複数部(N部)印刷する。これにより、紙文書(手書き追記前の文書あるいは原本とも称する)Pi(i=1,2,...,N;Nはユーザ数)が印刷出力されて生成される。すなわち、各ユーザ向けの各紙文書Piが印刷出力されて生成される。これら複数の紙文書Piは互いに同一の内容を有している。
生成された各紙文書Piは各ユーザUiに配布される。そして、会議が開始される。
会議中においては、複数のユーザUiは、それぞれ、自分用に作成された紙文書Piに対して様々な情報を手書きで書き込む。すなわち、自分用の紙文書に対する手書きによる追記が行われる。
そして、会議終了後において、図3に示すような動作が行われる。図3は、文書管理装置10の動作を示すフローチャートである。また、図4は、文書管理装置10のメニュー画面MN1を示す図である。当該メニュー画面MN1は、ユーザ操作に応じて文書管理装置10の表示部6b(詳細にはタッチスクリーン63)に表示される。以下、これらの図を参照しながら、当該動作について説明する。
メニュー画面MN1においては、6個のボタンBN1〜BN6が配置されている。各ボタンBN1〜BN6の押下に応答して、対応する処理が実行される。このうち、「手書き集約スキャン」ボタンBN5が押下されると、メニュー画面MN1に代えて、「手書き集約スキャン」に関するメニュー画面MN2(図5)がタッチスクリーン63に表示される。
メニュー画面MN2においては、3つのボタンBN11,BN12,BN13が配置されている。
ボタンBN11が押下されると、「紙文書の原本をスキャンします。準備ができたらスタートボタンを押してください。」などのメッセージを含む画面が表示される。当該メッセージに従って、手書き追記前の紙文書がADF(オートドキュメントフィーダ:自動原稿送り装置)に或いは原稿載置面に載置された後にスタートボタンが押下されると、紙文書のスキャンが実行され、追記前文書データDBが生成される。追記前文書データDBの生成後には、タッチスクリーン63には、再びメニュー画面MN2が表示される。
このように、ステップS1においては、文書管理装置10は、紙文書の原本(手書き追記前の紙文書)をスキャンして、追記前文書データDBを生成する。たとえば、複数の紙文書Piのうち書き込みがなされていない紙文書(あるいは余分に印刷出力された紙文書)が会議支援ユーザ等(操作者)の操作によってスキャンされ、そのスキャンデータDBが追記前文書データDBとして登録される。このように複数の紙文書Piに関する追記前文書データDBは、複数の紙文書Piについて共通のデータとして生成されればよい。
また、ステップS2においては、操作者(会議支援ユーザ等)によって、追記情報の出力属性の設定入力操作が実行される。
図6〜図8は、このような設定入力操作に用いられる設定画面SE1〜SE3を示す図である。
具体的には、メニュー画面MN2内の「出力属性設定」ボタンBN12が押下されると、図6の設定画面SE1がタッチスクリーン63に表示される。
設定画面SE1(図6)においては、4つの設定項目(「カラー」、「ユーザ名付加」、「配置変更」および「配置場所(変更後)」)が列挙されている。4つの設定項目は、それぞれ、2つの選択肢を有している。具体的には、設定項目「カラー」は、2つの選択肢(「自動」および「ユーザ指定」)を有している。設定項目「配置場所(変更後)」も同様である。また、設定項目「ユーザ名付加」は、2つの選択肢(「はい」および「いいえ」)を有している。設定項目「配置変更」も同様である。
そして、各設定項目について、ユーザ操作に応じて設定入力が行われる。具体的には、各選択肢の選択操作(ここでは、各設定項目の2つのラジオボタンの一方を選択する操作)が行われることによって、各設定項目の内容が設定される。たとえば、設定項目「カラー」の「自動」に対応するラジオボタンが選択されると、設定項目「カラー」の設定内容として「自動」が設定される。一方、設定項目「カラー」の「ユーザ指定」に対応するラジオボタンが選択されると、設定項目「カラー」の設定内容として「ユーザ指定」が設定される。このような設定操作に応じて、図9のような設定用データテーブルTB1の内容が更新(設定)される。
また、詳細ボタンBN21が押下されると、設定画面SE1に代えて別の設定画面SE2(図7)がタッチスクリーン63に表示される。設定画面SE2は、ユーザを選択する画面である。所望の設定対象ユーザに対応する選択肢が操作者によって選択されると、今度は当該ユーザに関する設定画面が表示される。図8においては、ユーザUA(ユーザ名「A」)に関する設定画面SE3(図8)が示されている。
操作者は、当該設定画面SE3を用いて、設定項目(「追記カラー」および「追記配置場所」)に関する設定操作を行う。図8においては、設定項目「追記カラー」の設定内容が「赤」に設定され、設定項目「追記配置場所」の設定内容が「右上」に設定されている様子が示されている。
設定画面SE2,SE3を用いて、2つの設定項目(「追記カラー」および「追記配置場所」)に関する設定操作がユーザごとに行われる。これにより、図10のような設定用データテーブルTB2の内容が更新(設定)される。
ここにおいて、データテーブルTB1(図9)の設定項目「カラー」が「ユーザ指定」に設定されているときには、データテーブルTB2(図10)における各ユーザの「追記カラー」の値が「ユーザ指定」の具体的な内容として用いられる。たとえば、データテーブルTB2の規定内容に基づいて、ユーザUA(「A」)に関する追記カラーは「赤」に決定され、ユーザUB(「B」)に関する追記カラーは「青」に決定される。
また、データテーブルTB1の設定項目「配置場所」が「ユーザ指定」に設定されているときには、データテーブルTB2における各ユーザの「配置場所」の値が「ユーザ指定」の具体的な内容として用いられる。たとえば、データテーブルTB2の規定内容に基づいて、ユーザUA(「A」)による追記情報の配置場所は「右上」に決定され、ユーザUB(「B」)による追記情報の配置場所は「右下」に決定される。
このような出力属性の設定操作が完了すると、再びメニュー画面MN2(図5)がタッチスクリーン63に表示される。なお、上述のようなステップS2での設定内容は、後述するように、統合電子文書DTにおける各追記情報ADiの出力形式の決定(ステップS5)等に利用される。
つぎに、文書管理装置10は、スキャン機能を用いて、各ユーザUiによる手書追記後のユーザUi用の紙文書Piを電子化したデータDFiを生成して取得する(ステップS3)。
より詳細には、メニュー画面MN2内のボタンBN13が押下されると、複数の新たな画面が順次にタッチスクリーン63に表示される。具体的には、ユーザUiの認証動作を行うべき旨を含む画面と、当該ユーザUiによって手書きの追記がなされた紙文書Piのスキャン動作を実行すべき旨を含む画面とが順次に表示される。詳細には、まずユーザUiが画面の指示に従ってユーザIDおよびパスワードを入力して認証動作を行い認証動作が成功すると、次に手書き追記後の紙文書Piのスキャン操作を実行すべき旨を含む画面が表示される。より具体的には、「手書き追記後の紙文書をスキャンします。準備ができたらスタートボタンを押してください。」などのメッセージを含む画面が表示される。当該メッセージに従って、認証ユーザUiによる手書き追記後の紙文書PiがADF(オートドキュメントフィーダ:自動原稿送り装置)に或いは原稿載置面に載置された後にスタートボタンが押下されると、手書き追記後の紙文書Piのスキャンが実行され、追記後文書データDFiが生成される。
さらに、文書管理装置10は、パターンマッチング処理等を行うことなどによって両データDBi,DFiの差分情報を抽出するとともに、当該差分情報を第iユーザによる追記情報ADiとして取得する(ステップS4)。当該差分情報は、紙文書内における記載位置とともに抽出される。また、各追記情報ADiの「追記ユーザ」(各追記情報ADiを手書きで追記したユーザ)は、上記のユーザ認証時に入力されたユーザIDに基づいて特定される。
また、文書管理装置10は、データテーブルTB1,TB2の設定内容に基づき、追記情報ADiの出力属性を決定する(ステップS5)。各追記情報ADiの出力属性は、ユーザID等により特定された「追記ユーザ」ごとに決定される。ステップS5での出力属性の決定動作については後に詳述する。
そして、文書管理装置10は、ユーザUiによる追記情報ADiが追加された統合電子文書DTを生成する(ステップS6)。
具体的には、(別ユーザによる追記情報ADが追加済みの)統合電子文書DTが未だ生成されていない場合には、文書管理装置10は、追記前文書データDBに対して、上記ユーザUiによる追記情報ADiを追加することによって、統合電子文書DTを新規作成する。一方、(別ユーザによる追記情報ADが追加済みの)統合電子文書DTが既に生成されている場合には、文書管理装置10は、当該生成済みの統合電子文書DTに追記情報ADiをさらに追加することによって、ユーザUiによる追記情報ADiをも有する統合電子文書DT(更新後の統合電子文書DT)を生成する。
このステップS6においては、ステップS5で決定された出力属性に基づく出力形式(表示形式)で追記情報ADiが埋め込まれる。
図11は、単一のユーザUAによる追記情報AD1が埋め込まれた統合電子文書DTの或るページを示す図である。図11に示すように、手書きによる追記情報(手書き文字「ここ」等を含む追記部分)が統合電子文書DT内に含まれている。
その後、終了判定処理(ステップS7)が行われる。具体的には、ステップS3〜S6の処理が、全てのユーザについて終了したか否かが判定される。未終了のユーザが存在する場合には、再びステップS3に戻り、当該ユーザに関するステップS3〜S6の処理が実行される。具体的には、タッチスクリーン63には、次のユーザに関する認証動作と追記後紙文書のスキャン動作とを促す画面が順次に表示される。そして、当該画面に従って操作者が上記と同様の操作を行うことによって、次のユーザによる追記情報が埋め込まれた統合電子文書DTが生成される。
このような動作が繰り返されることによって、統合電子文書DTにおいて、複数のユーザによる追記情報が順次に追加される。
図12は、2名のユーザUA,UBによる各追記情報AD1,AD2が埋め込まれた統合電子文書DTの或るページを示す図である。図12においては、ユーザUA(「A」)による手書き追記情報AD1のみならず、ユーザUB(「B」)による手書き追記情報AD2(手書き文字「要検討!」等を含む追記部分)もが統合電子文書DT内に含まれている。
このようにして、文書管理装置10は、複数の追記情報(AD1,AD2,...)を統合した統合電子文書DTを生成する。これによれば、紙文書に対する複数人による手書き情報を判り易く提示することが可能である。
また、図12に示すように、各ユーザUi用の複数の紙文書Piの同一ページ(対応ページ)から取得された複数の追記情報ADiは、統合電子文書DTの同一ページに統合して配置される。換言すれば、異なるユーザUiによって各ユーザ用の紙文書Piにおける対応ページに手書きで追記された複数の追記情報ADiは、統合電子文書DTの同一ページに統合して配置される。たとえば、紙文書P1の第1ページにユーザUAによって手書き追記された追記情報AD1と、紙文書P2の第1ページにユーザUBによって手書き追記された追記情報AD2とは、いずれも、統合電子文書DTの第1ページに統合して配置される。
なお、図12においては、各ユーザUi用の複数の紙文書Piの同一ページ(対応ページ)から取得された複数の追記情報ADiは、それぞれ、統合電子文書DTの同一ページ内において、各ユーザ用の紙文書Piにおける元の追記位置と同じ位置(対応位置)に配置されている(図1も参照)。このような配置によれば、複数の追記情報ADiが元の追記位置と同じ位置に表示されているので、各追記情報ADiの紙文書内での位置(特に、各追記情報ADiと追記前情報との位置関係)が判りやすい。ただし、後述するように、複数の追記情報ADiは、別の表示形態(たとえば図13のような表示形態)で表示されることもある。
つぎに、ステップS5の決定動作、および当該決定動作に基づいて生成される統合電子文書DT等について、詳細に説明する。
各追記情報ADiは、それぞれ、データテーブルTB1(図9),TB2(図10)に規定された出力属性に従って統合電子文書DT内に配置される。ここでは、当該出力属性として、追記情報ADiの「表示色」と、追記情報ADiの追記ユーザの「ユーザ名称の表示の有無」と、追記情報ADiの「配置パラメータ」とを例示する。
具体的には、各追記情報ADiの「表示色」がデータテーブルTB1,TB2の設定内容に従って決定され、複数の追記情報ADiは、追記ユーザごとに互いに異なる色で表示されて配置される。
図9のデータテーブルTB1においては各追記情報ADi「カラー」が「ユーザ指定」内容に従うことが規定されている。この場合には、各追記情報ADiの表示色は、対応ユーザ向けの指定色に決定される。
たとえば、データテーブルTB2においては、認証ID「12345」のユーザ(すなわちユーザUA)の「追記カラー」は、「赤」であることが規定されている。したがって、ユーザUAの追記情報AD1の表示色は、「赤」に決定される。同様に、認証ID「99999」のユーザ(すなわちユーザUB)の「追記カラー」は、「青」であることが規定されている。したがって、ユーザUBの追記情報AD2の表示色は、「青」に決定される。この決定内容に従って、図12の統合電子文書DT内においては、追記情報AD1が赤色で表示され、追記情報AD2が青色で表示される。このように、各追記情報ADiが追記ユーザごとに異なる色で表示されて配置されることによれば、各追記情報ADiを追記ユーザごとに容易に区別することが可能である。
一方、図9のデータテーブルTB1において各追記情報ADiの「カラー」が「自動」に設定されている場合には、文書管理装置10は、各ユーザによる追記情報ADiの色を自動的に決定する。たとえば、所定の順序で列べられた複数の色(「赤」、「青」、「緑」、「紫」、...)が、複数のユーザの紙文書Piのスキャン順序に合わせて、当該複数のユーザによる追記情報ADiの表示色として順次に割り当てられればよい。
また、各追記情報ADiの「ユーザ名付加」の有無がデータテーブルTB1,TB2の設定内容に従って決定される。
図9のデータテーブルTB1においては各追記情報ADiに関する「ユーザ名付加」が「YES」であり、各追記情報ADiにユーザ名を付加することが規定されている。この場合には、各追記情報ADiの表示部分に付随して、対応ユーザの「ユーザ名」(追記ユーザの名称)が表示されることが決定される。この決定内容に従って、図12の統合電子文書DT内においては、追記情報AD1の近傍(右横)にユーザ名「A」が表示されており、追記情報AD2の近傍(右横)にユーザ名「B」が表示されている。このように、各追記情報ADiのユーザ名が各追記情報ADiに付随して表示されることによれば、各追記情報ADiを追記したユーザを容易に認識することが可能である。換言すれば、各追記情報ADiが誰によって追記されたものであるかを容易に識別することが可能である。
逆に、図9のデータテーブルTB1において各追記情報ADiに関する「ユーザ名付加」が「NO」であることが規定されている場合には、各追記情報ADiの表示部分に付随して、対応ユーザの「ユーザ名」が表示されないこと(ユーザ名非表示)が決定される。この場合には、当該決定内容に従って、統合電子文書DT内において追記情報AD1,AD2の近傍にユーザ名を表示することは行われない。
さらに、各追記情報ADiの配置場所の変更の是非がデータテーブルTB1,TB2の設定内容に従って決定される。換言すれば、各追記情報ADiの配置場所は、データテーブルTB1,TB2の設定内容に従って変更され得る。
図9のデータテーブルTB1において各追記情報ADiに関する「配置変更」が「NO」であることが規定されている場合には、図12に示すように、各追記情報ADiが元の追記位置に配置される。
一方、図9のデータテーブルTB1において各追記情報ADiに関する「配置変更」が「YES」であることが規定されている場合には、図12とは異なり、各追記情報ADiが元の追記位置とは異なる位置に変更されて配置される(図13等参照)。
図13においては、統合電子文書DTの或るページ(たとえば第1ページ)内の左寄り中央付近において、手書き追記前の紙文書の対応ページ(たとえば第1ページ)の縮小画像SGが配置されている。また、当該縮小画像SG内においては、各追記情報ADiの追記位置を示すマークMK1,MK2(ここでは、複数のユーザ名称「A」,「B」を示す文字)が付されている。当該マークは、複数の追記情報ADiの元の記載位置の対応位置に付されている。そして、複数の追記情報ADi自体は、当該縮小画像SGの周囲に配置される。
より詳細には、図9のデータテーブルTB1において「配置場所」が「ユーザ指定」内容に従うことが規定されている場合には、各追記情報ADiの「配置場所」は、対応ユーザ向けの指定場所に決定される。
データテーブルTB2(図10)においては、認証ID「12345」のユーザ(すなわちユーザUA)による追記情報ADiの「配置場所」は、「右上」であることが規定されている。この場合には、ユーザUAの追記情報AD1の配置場所は、「右上」(詳細には右上領域R1(図13参照))に決定される。同様に、認証ID「99999」のユーザ(すなわちユーザUB)の「配置場所」は、「右下」であることが規定されている。この場合には、ユーザUBの追記情報AD2の配置場所は、「右下」(詳細には右下領域R3(図13参照))に決定される。その結果、図13に示すように、統合電子文書DT内において、ユーザUAによる追記情報AD1は、縮小画像SG(紙文書の該当ページの縮小画像SG)の「右上」部分(右上領域R1)に表示され、ユーザUBによる追記情報AD2は当該縮小画像SGの「右下」部分(右下領域R3)に表示される。このように複数のユーザによる複数の追記情報ADiが縮小画像SGの周囲(特に互いに異なる位置)に表示されることによれば、複数の追記情報ADiが紙文書内の同様の位置に追記されている状況においても、複数の追記情報ADiの重複表示を回避することが可能である。
なお、複数のユーザの追記情報ADiに対して同じ場所(たとえば「右下」)が指定された場合には、各追記情報ADiが当該同一指定領域内(右下領域内等)において互いに重複しないように互いにずらして配置されることが好ましい(図14参照)。
一方、図9のデータテーブルTB1において「配置場所」が「自動」に設定されている場合には、文書管理装置10は、各追記情報ADiの「配置場所」を自動的に決定する。たとえば、各追記情報ADiが、所定の基準による複数のユーザのソート結果(ソート順序)にしたがって、所定の順序(「右上」、「右中」、「右下」の順序)で配置されるようにすればよい。たとえば、3人のユーザUA,UB,UCに関する追記情報AD1,AD2,AD3のうち、ユーザUAによる追記情報AD1が「右上」(右上領域R1)に配置され、ユーザUBによる追記情報AD2が「右中」(右中領域R2)に配置され、ユーザUCによる追記情報AD3が「右下」(右下領域R3)に配置されるようにすればよい。
以上のように、ステップS5においては、複数の追記情報ADiのそれぞれの出力属性が追記ユーザごとに決定される。したがって、各追記情報ADiの相互間の識別性を向上させることが可能である。
<4.変形例等>
以上、この発明の実施の形態について説明したが、この発明は上記説明した内容のものに限定されるものではない。
たとえば、上記実施形態においては、縮小画像SGの右側に追記情報ADiが表示される態様が例示されているが、これに限定されない。具体的には、図15に示すように、縮小画像SGの左側(より詳細には、「左上」(左上領域L1)、「左中」(左中領域L2)、「左下」(左下領域L3)等)に追記情報ADiが表示されるようにしてもよい。同様に、縮小画像SGの上側あるいは下側等に追記情報ADiが表示されるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、会議開始後にステップS1,S2が行われる態様が例示されているが、これに限定されない。たとえば、ステップS1,S2の少なくとも一方は、会議開始前に行われるようにしてもよい。より具体的には、会議開始前において、複数の紙文書Piのうちのいずれかが会議支援ユーザ等(操作者)の操作によってスキャンされ、追記前文書データDBが生成される(ステップS1)ようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、追記前の紙文書(原本)をスキャンして生成された追記前文書データDBに対して追記情報ADiが追加されて統合電子文書DTが生成される態様が例示されているが、これに限定されない。たとえば、印刷出力前の電子文書DA(詳細には、当該電子文書の複製データファイル)に対して上記複数の追記情報ADiが追記され記憶されることによって、統合電子文書DTが生成されるようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、各ユーザが認証動作を行った後に、認証ユーザのユーザIDにより追記ユーザが特定されて、手書き追記後の紙文書Piがスキャンされて電子化データDFiが作成される(ステップS3)態様を例示したが、これに限定されない。たとえば、各ユーザの認証動作を伴わずに追記ユーザが特定されて各電子化データDFiが作成されるようにしてもよい。詳細には、ユーザの指定画面(図7と同様の画面)を用いて、スキャン対象の各紙文書Piの追記ユーザが特定ユーザ(会議支援ユーザ等)の操作によって順次に指定されて特定されつつ、追記後の各紙文書Piがそれぞれスキャンされて、各電子化データDFiが作成されるようにしてもよい。
10 MFP(文書管理装置)
63 タッチスクリーン
ADi 手書きによる追記情報
DA 電子文書
DB 追記前文書データ
DFi 追記後文書データ
DT 統合電子文書
MK1,MK2 マーク
Pi 紙文書
TB1,TB2 データテーブル
UA,UB,Ui ユーザ

Claims (10)

  1. 複数のユーザのそれぞれによって紙文書に対して手書きで追記された複数の追記情報を取得する追記情報取得手段と、
    前記複数の追記情報を統合した統合電子文書を生成する生成手段と、
    を備え、
    前記追記情報取得手段は、第iユーザ(ただし、i=1,2,...,N;Nは2以上の整数)による手書き追記後の前記第iユーザ用の紙文書をスキャンして電子化した追記後文書データと前記第iユーザによる手書き追記前の前記第iユーザ用の紙文書のデータである追記前文書データとの差分情報に基づいて、前記第iユーザによる追記情報を取得することを特徴とする文書管理装置。
  2. 請求項1に記載の文書管理装置において、
    前記生成手段は、異なるユーザによって各ユーザ用の紙文書における対応ページに手書きで追記された2以上の追記情報を前記統合電子文書の同一ページに統合して配置することを特徴とする文書管理装置。
  3. 請求項2に記載の文書管理装置において、
    前記生成手段は、前記2以上の追記情報のそれぞれの追記ユーザの名称を前記2以上の追記情報にそれぞれ付随して、前記統合電子文書の前記同一ページ内に配置することを特徴とする文書管理装置。
  4. 請求項2または請求項3に記載の文書管理装置において、
    前記生成手段は、前記2以上の追記情報を追記ユーザごとに異なる色で配置することを特徴とする文書管理装置。
  5. 請求項2ないし請求項4のいずれかに記載の文書管理装置において、
    前記生成手段は、前記2以上の追記情報を、前記統合電子文書の同一ページ内において前記各ユーザ用の紙文書における元の追記位置と同じ位置に配置することを特徴とする文書管理装置。
  6. 請求項2ないし請求項4のいずれかに記載の文書管理装置において、
    前記生成手段は、前記統合電子文書において前記2以上の追記情報が配置されるページ内に前記紙文書の対応ページの縮小画像を配置するとともに、前記縮小画像内において前記2以上の追記情報の追記位置を示すマークを付し且つ当該縮小画像の周囲に前記2以上の追記情報を配置することを特徴とする文書管理装置。
  7. 請求項2に記載の文書管理装置において、
    前記2以上の追記情報のそれぞれの出力属性を追記ユーザごとに決定する決定手段、
    をさらに備えることを特徴とする文書管理装置。
  8. 請求項7に記載の文書管理装置において、
    前記決定手段は、前記2以上の追記情報のそれぞれの前記出力属性を、所定のデータテーブルに予め定められた設定内容に従って決定することを特徴とする文書管理装置。
  9. 請求項7または請求項8に記載の文書管理装置において、
    前記出力属性は、前記2以上の追記情報の表示色、前記2以上の追記情報の追記ユーザのユーザ名称の表示の有無、および前記2以上の追記情報の配置パラメータ、の少なくとも1つを含むことを特徴とする文書管理装置。
  10. a)複数のユーザのそれぞれによって紙文書に対して手書きで追記された複数の追記情報を取得するステップと、
    b)前記複数の追記情報を統合した統合電子文書を生成するステップと、
    をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記ステップa)は、
    a−1)第iユーザ(ただし、i=1,2,...,N;Nは2以上の整数)による手書き追記後の前記第iユーザ用の紙文書をスキャンして電子化した追記後文書データと前記第iユーザによる手書き追記前の前記第iユーザ用の紙文書のデータである追記前文書データとの差分情報に基づいて、前記第iユーザによる追記情報を取得するステップ、
    を有することを特徴とするプログラム。
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