JP2014001644A - ポンプの軸封装置 - Google Patents

ポンプの軸封装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2014001644A
JP2014001644A JP2012135852A JP2012135852A JP2014001644A JP 2014001644 A JP2014001644 A JP 2014001644A JP 2012135852 A JP2012135852 A JP 2012135852A JP 2012135852 A JP2012135852 A JP 2012135852A JP 2014001644 A JP2014001644 A JP 2014001644A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seal
main shaft
pump
liquid
casing cover
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012135852A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6050960B2 (ja
Inventor
Shigeru Sadoshima
茂 佐渡島
Tomohiro Ito
智大 伊藤
Taishi Shima
泰資 嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawamoto Pump Mfg Co Ltd
Original Assignee
Kawamoto Pump Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawamoto Pump Mfg Co Ltd filed Critical Kawamoto Pump Mfg Co Ltd
Priority to JP2012135852A priority Critical patent/JP6050960B2/ja
Publication of JP2014001644A publication Critical patent/JP2014001644A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6050960B2 publication Critical patent/JP6050960B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

【課題】構造が簡単で部品点数を減らすことができ、しかも、メンテナンスを容易に行えるポンプの軸封装置を得ることにある。
【解決手段】ポンプの軸封装置は、ケーシングカバー(7)、主軸(9)およびメカニカルシール(61)を備えている。ケーシングカバー(7)は、ポンプケーシング(6)に連結されて、当該ポンプケーシング(6)との間にうず形室(11)を規定している。主軸(9)は、ケーシングカバー(7)を貫通してうず形室(11)に導入されたインペラ支持部(9b)を有するとともに、当該インペラ支持部(9b)に固定されたインペラ(10)と一緒に回転する。メカニカルシール(61)は、主軸(9)の外周部に設けられて、主軸(9)がケーシングカバー(7)を貫通する部分を液密にシールする。ケーシングカバー(7)にメカニカルシール(61)を取り囲む中空の液収容部(50)が一体に形成され、当該液収容部(50)にメカニカルシール(61)に供給される液体が充填されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、メカニカルシールを用いて液漏れを防止するようにしたポンプの軸封装置に関する。
例えばスラリー液のような固体粒子を含む液体を移送するうず巻ポンプでは、インペラにモータのトルクを伝える主軸がケーシングカバーを貫通してうず形室に導かれている。
従来のうず巻ポンプによると、主軸がケーシングカバーを貫通する部分からの液漏れを防止するため、特許文献1に示されるようなメカニカルシールが主軸の外周部に装着されている。メカニカルシールは、主軸に追従して回転する回転環と、ケーシングカバーに固定された固定環と、回転環を固定環に向けて付勢するスプリングと、を備えている。回転環および固定環は、主軸の外側で弾性的に摺動可能に接しており、これにより主軸とケーシングカバーとの間が液密にシールされている。
さらに、スラリー液を移送するうず巻ポンプでは、メカニカルシールの寿命を延ばすために、ケーシングカバーにメカニカルシールを取り囲むオイル室を形成し、このオイル室にオイルを充填することが行われている。
この構成によれば、メカニカルシールがオイルの中に浸漬されるので、回転環と固定環との間の摺接部分が常時オイルで満たされる。このため、回転環および固定環の摩耗および固着を防止でき、メカニカルシールのシール性能を長期に亘って維持することができる。
特開2011−58411号公報
従来のうず巻ポンプによると、オイル室は、ケーシングカバーとは別の部品である専用の容器で構成され、当該容器は、複数のボルトのような締結具を介してケーシングカバーに固定されている。それとともに、容器とケーシングカバーとの間には、オイル漏れを防ぐOリングが介在されている。
しかしながら、従来のうず巻ポンプでは、オイル室を構成する容器を始めとして、容器をケースカバーに固定する格別なボルトやOリングを必要とし、メカニカルシールを潤滑するための構成が複雑となるのを避けられない。このため、うず巻ポンプの部品点数が増大し、コストが嵩むといった問題が生じてくる。
加えて、容器は、主軸を支持する軸受箱とケーシングカバーとの間の限られたスペースに設置されるために、容器をケーシングカバーから取り外したり、逆に容器をケーシングカバーに固定する時に、ケーシングカバーや軸受箱が邪魔となるのを否めない。そのため、容器の着脱に手間を要し、うず巻ポンプのメンテナンスに難がある。
本発明の目的は、構造が簡単で部品点数を減らすことができ、しかも、メンテナンスを容易に行えるポンプの軸封装置を得ることにある。
上記目的を達成するため、本発明の一つの形態に係るポンプの軸封装置は、ケーシングカバー、主軸およびメカニカルシールを備えている。ケーシングカバーは、ポンプケーシングに連結されて、当該ポンプケーシングとの間にうず形室を規定している。主軸は、ケーシングカバーを貫通してうず形室に導入された先端部を有するとともに、当該先端部に取り付けられたインペラと一緒に回転する。メカニカルシールは、主軸の外周部に設けられて、主軸がケーシングカバーを貫通する部分を液密にシールする。ケーシングカバーにメカニカルシールを取り囲む中空の液収容部が一体に形成され、当該液収容部にメカニカルシールに供給される液体が充填されている。
本発明の一つの形態によれば、液体を蓄える専用の構成要素およびボルトやOリングのような付属部品を省略することができる。このため、メカニカルシールに液体を供給するための構成を簡素化して部品点数を削減することができる。よって、ポンプのコストを低減できるとともに、ポンプのメンテナンスを容易に行うことができる。
実施形態に係るうず形ポンプの断面図。 主軸、シールホルダー、オイルシールおよびメカニカルシールの位置関係を示す断面図。 液収容部が一体化されたケーシングカバーの正面図。 液収容部が一体化されたケーシングカバーの断面図。 シールホルダーの断面図。
以下本発明の実施形態を図1ないし図5に基づいて説明する。
図1は、例えばスラリー液のような固形粒子を含む液体を移送するうず巻ポンプ1を開示している。うず巻ポンプ1は、ポンプ本体2および電動モータ3を備えている。ポンプ本体2および電動モータ3は、共通の架台4を介して設置面5の上に水平に据え付けられている。
図1に示すように、ポンプ本体2は、ポンプケーシング6、ケーシングカバー7、軸受箱8、主軸9およびインペラ10を主要な要素として備えている。ポンプケーシング6は、架台4の上に支持されている。ポンプケーシング6は、うず形室11と、うず形室11の中心部に連通された吸込口12と、うず形室11の外周部に連通された吐出口13と、うず形室11に開口された開口部14と、を有している。
吸込口12は、うず形室11の中心を通る水平線O1と同軸となるようにポンプケーシング6の側方に向けて開口されている。吐出口13は、うず形室11の上部でポンプケーシング6の上方に向けて開口されている。開口部14は、うず形室11に対し吸込口12の反対側に位置されているとともに、ポンプケーシング6の側方に向けて開口されている。
ケーシングカバー7は、ポンプケーシング6の開口部14に嵌合されて、開口部14を液密に閉塞している。ケーシングカバー7の外周部は、開口部14を規定するポンプケーシング6の開口端部に突き合わされているとともに、当該外周部の複数個所がボルトを介してポンプケーシング6に固定されている。このため、ケーシングカバー7は、うず形室11に露出されている。
図1に示すように、ケーシングカバー7の中央部に円筒状の凹部16が形成されている。凹部16は、うず形室11に向けて開口されているとともに、うず形室11の中心を通る水平線O1に対し同軸状に形成されている。凹部16は、水平線O1と直交するフラットな底面16aを有し、当該底面16aの中央部に貫通孔17が形成されている。
凹部16の内側にシールホルダー18が嵌合されている。シールホルダー18は、凹部16の底面16aに複数のボルト19で固定されて、うず形室11の方向から貫通孔17を液密に閉塞している。
図5に示すように、シールホルダー18は、第1の支持部21、第2の支持部22および通孔23を有している。第1の支持部21および第2の支持部22は、夫々円筒状であって、シールホルダー18に一体に形成されている。第1の支持部21は、ケーシングカバー7の貫通孔17に嵌合されている。同様に、第2の支持部22は、シールホルダー18から凹部16の内側に向けて突出されている。通孔23は、第1の支持部21および第2の支持部22と同軸となるようにシールホルダー18の中央部に形成されている。
図1、図3および図4に示すように、四個のボス部25がケーシングカバー7に形成されている。ボス部25は、ケーシングカバー7の周方向に間隔を存して並んでいるとともに、ケーシングカバー7からうず形室11の反対側に向けて突出されている。各ボス部25は、ねじ孔26を有している。
図1に示すように、軸受箱8は、筒状の本体28と、一対のアーム部29a,29bと、を有している。本体28は、前記水平線O1と同軸状に配置されている。アーム部29a,29bは、本体28の一端からケーシングカバー7に向けて突出されているとともに、前記水平線O1を間に挟んで互いに向かい合っている。
アーム部29a,29bの突出端は、ケーシングカバー6のボス部25に突き合わされている。さらに、複数のボルト30(図1に一つのみを図示)がアーム部29a,29bの突出端を貫通してボス部25のねじ孔26にねじ込まれている。このねじ込みにより、軸受箱8がケーシングカバー7に連結されている。
図1に示すように、主軸9は、軸受箱8の本体28にボール軸受31で支持されて、水平線O1の上に同軸状に位置されている。主軸9の基端は、電動モータ3の出力軸に連結されている。そのため、主軸9は、電動モータ3のトルクを受けて回転する。
主軸9は、先端部9aを有している。先端部9aは、軸受箱8の本体28からアーム部29a,29bの間を通してケーシングカバー7の方向に延びている。さらに、主軸9の先端部9aは、インペラ支持部9bを含んでいる。インペラ支持部9bは、シールホルダー18の通孔23を貫通してうず形室11に導入されている。
インペラ支持部9bは、主軸9の先端部9aよりも小径である。そのため、先端部9aとインペラ支持部9bとの境界部分には、主軸9の径方向に沿う段差9cが形成されている。段差9cは、シールホルダー18の第2の支持部22の内側に位置されている。
インペラ10は、例えばクローズドインペラ又はセミオープンインペラであって、ポンプケーシング6のうず形室11に収容されている。インペラ10は、インペラ本体32およびケーシングライナー33の二つの要素を備えている。
インペラ本体32は、ディスク部34および複数の羽根35を有している。ディスク部34は、円盤状であるとともに、その中心部に主軸9のインペラ支持部9bが嵌合されたボス部36が形成されている。ボス部36は、袋ナット37およびキー(図示せず)を介して主軸9のインペラ支持部9bに同軸状に固定されている。そのため、主軸9は,インペラ本体32と一緒に回転する。
羽根35は、ディスク部34の表面から突出されて、ボス部36の周囲からディスク部34の外周縁部に向けて放射状に延びている。
ケーシングライナー33は、インペラ本体32のディスク部34と略同じ大きさの円盤状であり、うず形室11を規定するポンプケーシング6の内面に固定されている。ケーシングライナー33は、羽根35を間に挟んでディスク部34と同軸状に向かい合っている。
さらに、円筒状のガイド部38がケーシングライナー33に一体に形成されている。ガイド部38は、ケーシングライナー33の中央部から突出されてポンプケーシング6の吸込口12に接続されているとともに、羽根35で取り囲まれたディスク部34の中央部と向かい合っている。このため、ガイド部38は、吸込口12に供給されたスラリー液をインペラ本体32の中央部に導く入口39を構成している。
本実施形態のうず巻ポンプ1によると、ケーシングライナー33とポンプケーシング6との間に第1の室41が形成され、インペラ本体32のディスク部34とケーシングカバー7との間に第2の室42が形成されている。第1の室41および第2の室42は、インペラ10の外周部とうず形室11の外周部との間の隙間に通じている。
図1に示すように、インペラ本体32のディスク部34の裏面に環状の突起43が一体に形成されている。突起43は、インペラ10の入口39となるガイド部38と略同等の直径を有している。突起43は、ディスク部34の裏面から同軸状に突出されて、ケーシングカバー7の凹部16に摺動可能に嵌合されている。
突起43は、インペラ本体32とケーシングカバー7との間の第2の室42を第1の領域44と第2の領域45とに仕切っている。第1の領域44は、ボス部36の周囲に位置されているとともに、オイルシール62が第2の領域45は、第1の領域44を取り囲んでいる。
さらに、本実施形態では、インペラ本体32のディスク部34の中央部に複数の連通孔46が形成されている。連通孔46は、ディスク部34を貫通して第2の室42の第1の領域44およびインペラ10の入口39の双方に開口されている。
図1に示すように、円筒状のスリーブ48が主軸9のインペラ支持部9bの上に挿入されている。スリーブ48は、インペラ本体32のボス部36と主軸9の段差9cとの間に介在されているとともに、シールホルダー18の第2の支持部22の内側に同軸状に位置されている。さらに、スリーブ48は、インペラ支持部9bに対しねじ止め又はキーにより固定されて、インペラ支持部9bに追従して回転するようになっている。
図1、図3および図4に示すように、ケーシングカバー7に円筒状の液収容部50が一体に形成されている。液収容部50は、主軸9の先端部9aが貫通するオイル室51を構成する要素であって、ケーシングカバー7から軸受箱8の本体28に向けて突出されている。オイル室51は、ケーシングカバー7およびシールホルダー18を間に挟んでうず形室11と隣り合っている。言い換えると、ケーシングカバー7およびシールホルダー18は、うず形室11とオイル室51との間を仕切っている。
液収容部50は、その突出端に位置された端壁52を有している。端壁52は、主軸9の先端部9aが貫通する通孔53と、環状の壁部54と、を備えている。壁部54は、端壁52の内面からケーシングカバー7に向けて突出されて、通孔53の周囲にシール受け部55を構成している。
シール受け部55は、シールホルダー18の第1の支持部21に対し主軸9の軸方向に離れている。すなわち、シール受け部55は、オイル室51の内部でシールホルダー18の第1の支持部21と向かい合っている。
図1および図2に示すように、主軸9の先端部9aがシールホルダー18を貫通する部分は、シール装置60によって液密にシールされている。本実施形態のシール装置60は、ダブルメカニカルシール61およびオイルシール62を備えている。
図2に示すように、ダブルメカニカルシール61は、オイル室51に収容されている。ダブルメカニカルシール61は、第1のメカニカルシール63と第2のメカニカルシール64とを備えている。第1のメカニカルシール63および第2のメカニカルシール64は、主軸9の軸方向に並んでいる。
第1のメカニカルシール63は、固定環66および回転環67を備えている。固定環66は、シールホルダー18の第1の支持部21にリング状のサポート68を介して固定されている。固定環66は、主軸9の先端部9aを同軸状に取り囲んでいるとともに、シールホルダー18の反対側にフラットな摺動面66aを有している。
回転環67は、主軸9の先端部9aの外周面に嵌合されて、固定環66と隣り合っている。回転環67は、主軸9と一緒に回転するとともに、主軸9の軸方向に移動可能である。回転環67は、リップ部69およびスプリング受け部70を有している。リップ部69は、回転環67から固定環66に向けて突出されているとともに、リップ部69の先端が固定環66の摺動面66aに摺動可能に接している。スプリング受け部70は、リップ部69の反対側に位置されている。
第2のメカニカルシール64は、基本的に第1のメカニカルシール63と共通の構成を有している。すなわち、第2のメカニカルシール64は、固定環72および回転環73を備えている。固定環72は、液収容部50のシール受け部55にリング状のサポート74を介して固定されている。固定環72は、主軸9の先端部9aを同軸状に取り囲んでいるとともに、シール受け部55の反対側にフラットな摺動面72aを有している。
回転環73は、主軸9の先端部9aの外周面に嵌合されて、固定環72と隣り合っている。回転環73は、主軸9と一緒に回転するとともに、主軸9の軸方向に移動可能である。回転環73は、リップ部75およびスプリング受け部76を有している。リップ部75は、回転環73から固定環72に向けて突出されているとともに、リップ部75の先端が固定環72の摺動面72aに摺動可能に接している。スプリング受け部76は、リップ部75の反対側に位置されている。
図2に示すように、第1のメカニカルシール63のスプリング受け部70と第2のメカニカルシール64のスプリング受け部76とは、主軸9の軸方向に互いに向かい合っている。二つのスプリング受け部70,76の間に圧縮コイルスプリング77が介在されている。圧縮コイルスプリング77は、回転環67,73を互いに遠ざかる方向に押圧している。
この押圧により、回転環67のリップ部69の先端が固定環66の摺動面66aに弾性的に押し付けられている。同様に、回転環73のリップ部75の先端が固定環72の摺動面72aに弾性的に押し付けられている。
したがって、主軸9の先端部9aとシールホルダー18の通孔23との間が第1の第1のメカニカルシール63によって液密にシールされ、主軸9の先端部9aと液収容部50の通孔53との間が第2のメカニカルシール64によって液密にシールされる。
図1および図2に示すように、前記オイルシール62は、リング状に形成された汎用の製品である。オイルシール62は、シールホルダー18の第2の支持部22に嵌合されて、前記第2の室42の第1の領域44に露出されている。オイルシール62は、ダブルメカニカルシール61よりもうず形室11の方向に位置されているとともに、主軸9の先端部9aの上で主軸9の軸方向に隣り合っている。
オイルシール62は、主軸9と一緒に回転するスリーブ48を同軸状に取り囲んでいる。オイルシール62の内周面は、スリーブ48の外周面に摺動可能に接することで、スリーブ48を弾性的に締め付けている。これにより、主軸9とシールホルダー18との間がオイルシール62により液密にシールされて、ダブルメカニカルシール61がうず形室11に導かれるスラリー液から隔離されている。
図1、図3および図4に示すように、前記液収容部50は、一対の中空凸部80a,80bを有している。中空凸部80a,80bは、液収容部50の端壁52から軸受箱8の本体28に向けて突出されているとともに、個々に液収容部50のオイル室51に連通されている。
本実施形態では、一方の中空凸部80aが主軸9の先端部9aの上側に位置され、他方の中空凸部80bが主軸9の先端部9aの下方に位置されている。そのため、中空凸部80a,80bは、主軸9の先端部9aを上下方向から挟むように互いに向かい合っているとともに、軸受箱8のアーム部29a,29bの間からうず巻ポンプ1の外に露出されている。
図3および図4に示すように、中空凸部80a,80bの間に一対のリブ81a,81bが形成されている。リブ81a,81bは、中空凸部80a,80bの間を結んでいるとともに、液収容部50の端壁52から中空凸部80a,80bと同じ方向に突出されている。
さらに、リブ81a,81bは、中空凸部80a,80bと協働して主軸9の先端部9aのうち端壁52と軸受箱8の本体28との間に跨る部分を取り囲んでいる。本実施形態によると、リブ81a,81bは、主軸9を中心とする円弧を描くように湾曲されている。
オイル室51にオイルが充填されている。オイルは、ダブルメカニカルシール61に供給される液体の一例であって、本実施形態では、機械用又は食品用のオイルを使用している。オイルは、オイル室51に連通された中空凸部80a,80bにも充填されている。
このため、ダブルメカニカルシール61は、オイル中に完全に浸漬されており、第1のメカニカルシール63の固定環66と回転環67との間、および第2のメカニカルシール64の固定環72と回転環73との間がオイルで満たされている。
図1および図2に示すように、液収容部50の上側の中空凸部80aに空気抜き孔83およびゲージ取付孔84が形成されている。空気抜き孔83は、オイル室51にオイルを補給する際にオイル室51内の空気を排出するための要素であり、通常は栓85で閉じられている。
ゲージ取付孔84は、オイルゲージ86を取り付けるための要素である。オイルゲージ86は、軸受箱8のアーム部29a,29bの間からうず巻ポンプ1の外に露出されている。そのため、オイルゲージ86をうず巻ポンプ1の外から目視することで、オイル室51に充填されたオイルの量を認識することができる。
液収容部50の下側の中空凸部80bにオイル注入口87が形成されている。オイル注入口87には、管継手88がねじ込まれている。さらに、軸受箱8の本体28の上部にオイルを蓄えるリザーブタンク90が設置されている。リザーブタンク90の底部と管継手88との間は、オイルホース91を介して接続されている。そのため、リザーブタンク90に蓄えられたオイルは、オイルホース91からオイル室51に補給されるようになっている。
このように構成されたうず巻ポンプ1において、電動モータ3が駆動されると、電動モータ3のトルクが主軸9に伝わり、主軸9と一緒にインペラ10が回転する。インペラ10の回転により、ポンプケーシング6の吸込口12に導かれたスラリー液が、ケーシングライナー33のガイド部38で規定された入口39からインペラ本体32の中心部に吸い込まれる。
インペラ本体32の中心部に吸い込まれたスラリー液は、インペラ本体32の回転により発生する遠心力を受けて増圧されるとともに、隣り合う羽根35の間を通してインペラ本体32の外周部からうず形室11に吐き出される。うず形室11に吐き出されたスラリー液は、吐出口13からうず巻ポンプ1の外に移送される。
インペラ本体32が回転している時、吸い込み側となるインペラ10の入口39の圧力は大気圧以下となる。この際、インペラ本体12の外周部からうず形室11に吐き出されたスラリー液は、遠心力により増圧されているので、増圧されたスラリー液がインペラ本体32の吸い込み側に位置された第1の室41およびインペラ本体32の背後に位置された第2の室42に流入する。
第2の室42は、第1の室41よりも容積が大きいために、第2の室42の圧力が第1の室41の圧力よりも高くなる。この圧力差により、インペラ本体32は、インペラ本体32の裏側から入口39の方向に押圧するような軸推力を受ける。軸推力は、インペラ本体32から主軸9に伝わるので、主軸9および主軸9を支持するボール軸受31に過度の負荷がかかる。
本実施形態では、インペラ本体32のディスク部34の裏面にインペラ10の吸い込み側の入口39と略同径の突起43が設けられ、当該突起43がケーシングカバー7の凹部16に嵌合されている。
これにより、インペラ本体32の背後に位置された第2の室42が、インペラ本体32の回転中心部に位置された第1の領域44と、インペラ10の外周部から吐き出されたスラリー液が流入する第2の領域45とに仕切られている。そのため、インペラ10の外周部から第2の室42に導かれたスラリー液を第2の領域45に止めることができ、第1の室41と第2の室42との圧力を吊り合わすことができる。
さらに、第2の領域45は、連通孔46を通じてインペラ10の入口39に通じている。これにより、第2の領域45から第1の領域44に漏れたスラリー液を連通孔46からインペラ10の入口39に逃がして、インペラ本体12の背後の圧力を減じることができる。
この結果、インペラ10の入口39とインペラ本体12の背後との間の圧力差を解消することができ、主軸9およびボール軸受31に軸推力が加わるのを防止できる。
加えて、オイルシール62が露出された第1の領域44の圧力を連通孔46からインペラ10の入口39に逃がすことができるので、増圧されたスラリー液の圧力がオイルシール62に働くのを回避できる。そのため、オイルシール62が過度の圧力を受けることはなく、オイルシール62とスリーブ48との接触状態を良好に維持して、所望のシール性能を長期に亘って継続することができる。
この結果、スラリー液が吐き出されるうず形室11とダブルメカニカルシール61との間をオイルシール62で液密に遮断することができる。よって、ダブルメカニカルシール61に増圧されたスラリー液が侵入するのを防止でき、ダブルメカニカルシール61の寿命が長くなる。
それとともに、うず形室11とダブルメカニカルシール61との間にオイルシール62を配置したことで、液漏れに対するダブルメカニカルシール61の負担を軽減できる。このため、汎用のオイルシール62に比べて複雑な構成を有するダブルメカニカルシール61のグレードを下げることが可能となり、うず巻ポンプ1のコストの低減に寄与する。
本実施形態によると、ダブルメカニカルシール61は、オイル室51に充填されたオイルの中に浸漬されている。このため、固定環66,72の摺動面66a,72aと回転環67,73のリップ部69,75との間の摺接部分が常にオイルで満たされている。それとともに、オイルは、水等の蒸発性の流体と異なり、揮発により消失することがない。このため、オイルが固定環66,72の摺動面66a,72aと回転環67,73のリップ部69,75との摺接部分に滞留し、当該摺接部分を常にオイルで潤滑することができる。
したがって、例えば回転環67,73および固定環66,72の摩耗および固着を要因とするダブルメカニカルシール61のシール性能の低下を防止できる。よって、主軸9の先端部9aがシールホルダー18を貫通する部分をダブルメカニカルシール61で適切にシールすることができ、うず形室11に吐き出されたスラリー液の漏れを防止することができる。
一方、例えば長期間の使用によりダブルメカニカルシール61のシール性能が低下した場合、逆にオイル室51内のオイルが主軸9の先端部9aの外周面を伝わってうず形室11に漏れ出すことがあり得る。
しかるに、本実施形態では、うず形室11とダブルメカニカルシール61との間にオイルシール62が配置されているので、オイル室51からうず形室11に向かうオイルをオイルシール62で遮ることができる。これにより、うず形室11に吐き出されたスラリー液にオイルが混入するのを未然に防ぐことができる。
本実施形態では、うず形室11を規定する液収容部50がケーシングカバー7に一体に形成されている。この構成によれば、オイルを蓄える専用の構成要素が不要となるのは勿論のこと、ボルトやOリングのような付属部品も省略することができる。
このため、ダブルメカニカルシール61のシール性能を維持するための構成を簡素化してうず巻ポンプ1の部品点数を削減することができる。よって、うず巻ポンプ1のコストを低減できるとともに、うず巻ポンプ1のメンテナンスを容易に行うことができる。
本実施形態では、主軸9のインペラ支持部9bに主軸9と一体に回転するスリーブ48が挿入され、このスリーブ48の外周面にオイルシール62が摺動可能に接している。オイルシール62は、スリーブ48を弾性的に締め付けることでシール性能を確保しているので、オイルシール62が主軸9に直に接することはない。このため、オイルシール62の摺接に伴う主軸9の摩耗を回避することができる。
さらに、スリーブ48は、主軸9に対し取り外し可能であるため、オイルシール62との接触によりスリーブ48が摩耗した場合には、スリーブ48のみを交換すればよく、主軸9はそのまま継続して使用することができる。したがって、主軸9を交換するといった大掛かりな作業が不要となり、シール性能を維持するためのメンテナンスを容易に行うことができる。
本実施形態では、ケーシングカバー7に一体に形成された液収容部50に中空凸部80a,80bが付設され、これら中空凸部80a,80bもオイルで満たされている。これにより、ダブルメカニカルシール61を潤滑するオイルの量を十分に確保できる。
それとともに、中空凸部80a,80bは、主軸9の先端部9aと軸受箱8のアーム部29a,29bとの間に位置するので、主軸9とアーム部29a,29bとの間に生じたデッドスペースに中空凸部80a,80bを収めることができる。
さらに、中空凸部80a,80bの間を連結するリブ81a,81bは、液収容部50の端壁52から中空凸部80a,80bと同方向に突出され、当該中空凸部80a,80bと協働して主軸9の先端部9aのうち軸受箱8の本体28と液収容部50の端壁52との間に跨る部分を取り囲んでいる。
この構成によれば、万一第2のメカニカルシール64が摩耗してオイル室51内のオイルが端壁52の通孔53から漏洩したとしても、漏れたオイルが主軸9の回転に伴って主軸9の周囲に飛散するのを防止できる。
さらに、中空凸部80a,80bを有する液収容部50を鋳造により成形する場合においては、リブ81a,81bが中空凸部80a,80bを構成する鋳型内の空所に溶湯を導くための湯道となる。そのため、液収容部50から突出する中空凸部80a,80bに均等に溶湯が回り、中空凸部80a,80bに箇所に鋳造欠陥が発生するのを回避できる。
本実施形態によると、液収容部50が一体化されたケーシングカバー7の中央部にシールホルダー18がボルト19で固定され、当該シールホルダー18に第1のメカニカルシール63の固定環66を受け止める第1の支持部21と、オイルシール62を受け止める第2の支持部22とが一体に設けられている。
この構成により、単一のシールホルダー18でオイルシール62および第1のメカニカルシール63の双方を支えることができ、ポンプ本体2の内部の限られたスペースを有効に活用できる利点がある。
前記実施形態では、ダブルメカニカルシールを利用して主軸回りからのオイル漏れを防止するようにしたが、単一のメカニカルシールで主軸回りからのオイル漏れを防ぐようにしてもよい。
さらに、うず巻ポンプが取り扱う流体は、スラリー液に特定されるものではなく、例えば清水、排水あるいは工業用水であってもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
6…ポンプケーシング、7…ケーシングカバー、9…主軸、9b…インペラ支持部、10…インペラ、11…うず形室、12…吸込口、13…吐出口、14…開口部、18…シールホルダー、50…液収容部、61…メカニカルシール(ダブルメカニカルシール)。

Claims (13)

  1. ポンプケーシングに連結され、当該ポンプケーシングとの間にうず形室を規定するケーシングカバーと、
    前記ケーシングカバーを貫通して前記うず形室に導入されたインペラ支持部を有し、当該インペラ支持部に固定されたインペラと一緒に回転する主軸と、
    前記主軸の外周部に設けられ、前記主軸が前記ケーシングカバーを貫通する部分を液密にシールするメカニカルシールと、
    前記メカニカルシールを取り囲むように前記ケーシングカバーに一体に形成され、前記メカニカルシールに供給される液体が充填された中空の液収容部と、
    を具備したポンプの軸封装置。
  2. 請求項1の記載において、前記液収容部は、前記ケーシングカバーから遠ざかる方向に突出された複数の中空凸部を含み、当該中空凸部は、前記液体が流入するように前記液収容部に連通されたポンプの軸封装置。
  3. 請求項2の記載において、前記中空凸部のいずれか一つに空気抜き用のブリーザ口が設けられ、他の中空凸部に前記液体が注入される注入口が設けられたポンプの軸封装置。
  4. 請求項2又は請求項3の記載において、前記中空凸部のいずれか一つに前記液体の充填量を表示するレベルゲージが設けられたポンプの軸封装置。
  5. 請求項2ないし請求項4のいずれか1項の記載において、前記中空凸部が前記主軸の周囲で前記ケーシングカバーの外に露出されたポンプの軸封装置。
  6. 請求項2ないし請求項5のいずれか1項の記載において、前記中空凸部の間を結合する複数のリブをさらに備えたポンプの軸封装置。
  7. 請求項6の記載において、前記リブは、前記液収容部から前記中空凸部と同じ方向に突出されたポンプの軸封装置。
  8. 吸込口および吐出口を有するポンプケーシングと、
    前記ポンプケーシングに連結され、当該ポンプケーシングと協働してうず形室を規定するとともに、前記うず形室に開口された開口部を有するケーシングカバーと、
    前記開口部を液密に閉塞するように前記ケーシングカバーに連結されたシールホルダーと、
    前記シールホルダーを貫通して前記うず形室に導入されたインペラ支持部を有し、当該インペラ支持部に固定されたインペラと一緒に回転する主軸と、
    前記主軸の外周部に設けられ、前記主軸が前記シールホルダーを貫通する部分を液密にシールするメカニカルシールと、
    前記メカニカルシールを取り囲むように前記ケーシングカバーに一体に形成され、前記メカニカルシールに供給される液体が充填された中空の液収容部と、
    を具備したポンプの軸封装置。
  9. 請求項8の記載において、前記液収容部は、前記ケーシングカバーから遠ざかる方向に突出された複数の中空凸部を含み、当該中空凸部は、前記液体が流入するように前記液収容部に連通されたポンプの軸封装置。
  10. 請求項8又は請求項9の記載において、前記液収容部は、前記シールホルダーに対し前記主軸の軸方向に離れたシール受け部を有し、当該シール受け部と前記シールホルダーとの間で前記メカニカルシールが保持されたポンプの軸封装置。
  11. 請求項10の記載において、前記シールホルダーと前記主軸との間にリング状のオイルシールが介在され、前記オイルシールと前記メカニカルシールとが前記主軸の軸方向に並べられたポンプの軸封装置。
  12. 請求項11の記載において、前記シールホルダーは、前記メカニカルシールの一端を支持する第1の支持部と、前記オイルシールを支持する第2の支持部と、を備えたポンプの軸封装置。
  13. 請求項11又は請求項12の記載において、前記主軸の外側に取り外し可能に装着された円筒状のスリーブをさらに備えており、前記スリーブは前記主軸に追従して回転するとともに、前記スリーブの外周面が前記オイルシールの内周面に摺動可能に接したポンプの軸封装置。
JP2012135852A 2012-06-15 2012-06-15 ポンプの軸封装置 Active JP6050960B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012135852A JP6050960B2 (ja) 2012-06-15 2012-06-15 ポンプの軸封装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012135852A JP6050960B2 (ja) 2012-06-15 2012-06-15 ポンプの軸封装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014001644A true JP2014001644A (ja) 2014-01-09
JP6050960B2 JP6050960B2 (ja) 2016-12-21

Family

ID=50035052

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012135852A Active JP6050960B2 (ja) 2012-06-15 2012-06-15 ポンプの軸封装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6050960B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015105159A1 (ja) 2014-01-08 2015-07-16 株式会社神戸製鋼所 切削加工における切削条件の設計方法
JP2017133405A (ja) * 2016-01-27 2017-08-03 株式会社川本製作所 ケーシングカバー及びポンプ装置
CN108397414A (zh) * 2017-02-08 2018-08-14 温刚 带有双端面机械密封结构的立式砂泵

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60190998U (ja) * 1984-05-30 1985-12-18 小松ゼノア株式会社 ポンプの軸封装置
JPH0462391U (ja) * 1990-10-02 1992-05-28
JPH0596639U (ja) * 1992-06-03 1993-12-27 株式会社クボタ 軸封装置
JP2000224796A (ja) * 1999-01-29 2000-08-11 Shin Nippon Machinery Co Ltd 回転機械の検査窓
JP2005098460A (ja) * 2003-09-26 2005-04-14 Mitsubishi Heavy Ind Ltd スリーブ、軸受装置、圧縮機、及びスリーブ装着方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60190998U (ja) * 1984-05-30 1985-12-18 小松ゼノア株式会社 ポンプの軸封装置
JPH0462391U (ja) * 1990-10-02 1992-05-28
JPH0596639U (ja) * 1992-06-03 1993-12-27 株式会社クボタ 軸封装置
JP2000224796A (ja) * 1999-01-29 2000-08-11 Shin Nippon Machinery Co Ltd 回転機械の検査窓
JP2005098460A (ja) * 2003-09-26 2005-04-14 Mitsubishi Heavy Ind Ltd スリーブ、軸受装置、圧縮機、及びスリーブ装着方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015105159A1 (ja) 2014-01-08 2015-07-16 株式会社神戸製鋼所 切削加工における切削条件の設計方法
JP2017133405A (ja) * 2016-01-27 2017-08-03 株式会社川本製作所 ケーシングカバー及びポンプ装置
CN108397414A (zh) * 2017-02-08 2018-08-14 温刚 带有双端面机械密封结构的立式砂泵

Also Published As

Publication number Publication date
JP6050960B2 (ja) 2016-12-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5727792A (en) Triple cartridge seal having one inboard and two concentric seals for chemical processing pump
US11415145B2 (en) Vertical pump structure
JP6050960B2 (ja) ポンプの軸封装置
CN100370146C (zh) 潜水泵的机械密封装置
RU2681727C1 (ru) Уплотнительный герметичный модуль центробежного насоса
CN108071806B (zh) 旋转轴液封装置
CN109311028B (zh) 带有可拆卸的筒罩的离心分离器
US3089423A (en) Corrosive resistant pump
CN110735794A (zh) 具有油润滑真空泵的真空泵***
US10696280B2 (en) Vacuum pump with rotor shaft supported by friction bearings
KR100950847B1 (ko) 마그네트 펌프의 리어 컨테인먼트 쉘 구조체
JP7441035B2 (ja) マグネットポンプ
JP4750154B2 (ja) 横軸ポンプの軸封装置の保護機構
KR101528078B1 (ko) 오일 이송용 입형 펌프
CN110552889B (zh) 一种无泄漏离心泵
KR101852324B1 (ko) 원심펌프
CN202768407U (zh) 一种特殊自吸泵
CN108779815B (zh) 用于冷却剂泵的粘性耦合器
KR101851989B1 (ko) 횡형 원심펌프
CN106351868B (zh) 一种集装式水冷却机封及含有该机封的泵
US3367273A (en) Rotary fluid pump
JP7206088B2 (ja) 立形ポンプ
JP7441034B2 (ja) ポンプ用メカニカルシールおよびこれを備えるマグネットポンプ
US5435701A (en) Pump with medium tight shell and venting means
JP7028713B2 (ja) 流体機械の機械要素の冷却装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150526

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160314

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160322

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160523

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161101

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161128

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6050960

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250