JP2013541869A - 広帯域の周波数ランプを形成する高周波出力信号を発生させるための回路装置 - Google Patents

広帯域の周波数ランプを形成する高周波出力信号を発生させるための回路装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2013541869A
JP2013541869A JP2013525176A JP2013525176A JP2013541869A JP 2013541869 A JP2013541869 A JP 2013541869A JP 2013525176 A JP2013525176 A JP 2013525176A JP 2013525176 A JP2013525176 A JP 2013525176A JP 2013541869 A JP2013541869 A JP 2013541869A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency
oscillator
output signal
local oscillator
divider
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013525176A
Other languages
English (en)
Inventor
ムッシュ トーマス
ポール ニルス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Krohne Messtechnik GmbH and Co KG
Original Assignee
Krohne Messtechnik GmbH and Co KG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Krohne Messtechnik GmbH and Co KG filed Critical Krohne Messtechnik GmbH and Co KG
Publication of JP2013541869A publication Critical patent/JP2013541869A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03LAUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
    • H03L7/00Automatic control of frequency or phase; Synchronisation
    • H03L7/06Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal applied to a frequency- or phase-locked loop
    • H03L7/16Indirect frequency synthesis, i.e. generating a desired one of a number of predetermined frequencies using a frequency- or phase-locked loop
    • H03L7/18Indirect frequency synthesis, i.e. generating a desired one of a number of predetermined frequencies using a frequency- or phase-locked loop using a frequency divider or counter in the loop
    • H03L7/183Indirect frequency synthesis, i.e. generating a desired one of a number of predetermined frequencies using a frequency- or phase-locked loop using a frequency divider or counter in the loop a time difference being used for locking the loop, the counter counting between fixed numbers or the frequency divider dividing by a fixed number
    • H03L7/185Indirect frequency synthesis, i.e. generating a desired one of a number of predetermined frequencies using a frequency- or phase-locked loop using a frequency divider or counter in the loop a time difference being used for locking the loop, the counter counting between fixed numbers or the frequency divider dividing by a fixed number using a mixer in the loop
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03LAUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
    • H03L7/00Automatic control of frequency or phase; Synchronisation
    • H03L7/06Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal applied to a frequency- or phase-locked loop
    • H03L7/16Indirect frequency synthesis, i.e. generating a desired one of a number of predetermined frequencies using a frequency- or phase-locked loop
    • H03L7/22Indirect frequency synthesis, i.e. generating a desired one of a number of predetermined frequencies using a frequency- or phase-locked loop using more than one loop
    • H03L7/23Indirect frequency synthesis, i.e. generating a desired one of a number of predetermined frequencies using a frequency- or phase-locked loop using more than one loop with pulse counters or frequency dividers
    • H03L7/235Nested phase locked loops
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03LAUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
    • H03L2207/00Indexing scheme relating to automatic control of frequency or phase and to synchronisation
    • H03L2207/05Compensating for non-linear characteristics of the controlled oscillator
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03LAUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
    • H03L2207/00Indexing scheme relating to automatic control of frequency or phase and to synchronisation
    • H03L2207/12Indirect frequency synthesis using a mixer in the phase-locked loop

Landscapes

  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)

Abstract

基準発振器(1)と、位相検出器(2)と、ループフィルタ(3)と、出力信号を発生させるための電圧制御発振器(4)と、分周器(5)と、ダウンコンバージョンミキサ(7)と、局部発振器信号を発生させるための局部発振器(8)とを備える、広帯域の周波数ランプを形成する高周波出力信号を発生させるための回路装置であって、
基準発振器と、位相検出器と、ループフィルタと、電圧制御発振器と、分周器と、ダウンコンバージョンミキサとは1つの位相同期回路に属しており、
分周器とダウンコンバージョンミキサは位相同期回路のフィードバックパス内に位置しており、
ダウンコンバージョンミキサは出力信号と局部発振器信号とを混合し、
出力信号の周波数は、分周器の分周比を変化させることによって調整される、
回路装置において、
局部発振器信号の調整可能な周波数によって、出力信号の特性曲線が改善される。

Description

本発明は、基準発振器と、位相検出器と、有利にはループフィルタと、出力信号を発生させるための電圧制御発振器(VCO)と、分周器と、ダウンコンバージョンミキサと、局部発振器信号を発生させるための局部発振器とを備える、広帯域の周波数ランプを形成する高周波出力信号を発生させるための回路装置であって、前記基準発振器と、前記位相検出器と、場合によっては前記ループフィルタと、前記電圧制御発振器と、前記分周器と、前記ダウンコンバージョンミキサとは1つの位相同期回路に属しており、前記分周器と前記ダウンコンバージョンミキサは前記位相同期回路のフィードバックパス内に位置しており、前記ダウンコンバージョンミキサは前記出力信号と前記局部発振器信号とを混合し、前記出力信号の周波数は、前記分周器の分周比を変化させることによって調整することができる、回路装置に関する。
広帯域の周波数ランプを形成する高周波出力信号を発生させるための回路装置は、多方面に知られている(ドイツ連邦共和国特許公開公報第10065657号および第102004032130号、米国特許第5642066号および米国特許公開公報第2008/0061891号、ならびに、刊行物『A High Precision 24-GHz FMCW Radar Based on a Fractional-N Ramp-PLL』 IEEE TRANSACTIONS ON INSTRUMENTATION AND MEASUREMENT, VOL. 52, NO. 2, April 2003, 『SiGe Bipolar VCO With Ultra- Wide Tuning Range at 80 GHz Center Frequency』 IEEE JOURNAL OF SOLID- STATE CIRCUITS, VOL. 44, NO. 10, Oct. 2009を参照のこと)。
ここで話題となっている形式の回路装置は、高精度、高分解能、かつ高ダイナミクスで距離および速度を測定するための最新のFMCWレーダーシステム、すなわち周波数変調連続波レーダーのために使用されるものである。このFMCWという略称は、英語のFrequency Modulated Continues Waveという用語に由来する(ウィキペディアの「FMCWレーダー」を参照のこと)。
FMCWレーダーシステムには回路装置が必要であり、この回路装置の高周波出力信号は、周期的かつ線形に上昇および/または下降する周波数を有する。周期的かつ線形に上昇および/または下降する周波数を有する、話題となっている形式の回路装置の高周波出力信号を冒頭において周波数ランプと称したが、以下においても引き続き周波数ランプと称する。
高い位置分解能および良好なアンテナ指向性による適用のために、近年ではミリメータ波範囲における周波数帯が標準となってきた。自動車で使用するためには76GHzから81GHzの周波数帯が許可されており、さらに工業的な流体レベル測定のためには75GHzから85GHzまでの広い10GHzの周波数帯が許可されている。
図1は、ここで話題となっている形式の、従来技術に属する回路装置を図示している。この回路装置は、基準発振器1と、位相検出器2と、ループフィルタ3と、高周波出力信号を発生させるためのVCO、つまり電圧制御発振器4と、分周器5と、制御ユニット6とを備える。
図2aは、時間tに亘る、高周波出力信号の所期の線形の周波数ランプ、すなわち出力信号の周波数fを図示している。これに対して図2bは、電圧制御発振器の同調曲線の典型的な非線形推移を図示している。
図1に図示する従来技術に属する回路装置においては、基準発振器1として水晶発振器が設けられており、位相検出器2と、ループフィルタ3と、電圧制御発振器4と、分周器5と、制御ユニット6とが1つの位相同期回路(通例の英語の短縮形:PLL)を形成している。図1による回路装置においては、通例のシングルループPLLが実現されている。この際にループフィルタ3による安定的な制御を仮定すると、位相検出器2における2つの入力信号の位相差はゼロに調整される。
以下では、分周係数の逆数をNで示すこととする。つまり分周器5における出力周波数は、入力周波数のN倍に相当する:
=N・f
周波数ランプを形成するために最も簡単な場合では、分周器5は制御ユニット6によって各クロックにつき値1だけ上昇させる。ループフィルタ3の平滑化するローパス特性により、ここから線形化された周波数ランプが生じる。分数の分周係数シーケンスを使用することによって有理数の変化も可能となり、これによって周波数ランプの傾きないしその持続時間を選択する際にさらなる自由度が可能となる。
以下、上述した位相同期回路の制御特性および安定特性をループゲインに基づいて考えることとする。
位相検出器2に関して、2つの入力信号の位相差、つまり基準発振器1から来る入力信号と分周器5から来る入力信号との位相差に比例している、KPDを備える中間出力電圧が生じる。位相検出器2の出力電圧はループフィルタ3においてフィルタリングされ、電圧制御発振器4の入力電圧として電圧制御発振器4に供給される。その後電圧制御発振器4は高周波出力信号を送出する。この高周波出力信号の周波数は、入力電圧、つまりループフィルタ3によってフィルタリングされた、位相検出器2からの出力電圧に相当する。電圧制御発振器4における入力電圧と電圧制御発振器4の高周波出力信号の周波数との関係は、図2bに図示している。
電圧制御発振器4における入力電圧と電圧制御発振器4の高周波出力信号の周波数との関係は、動作周波数について線形化されて、比例係数KVCOによって表すことができる。つまり電圧制御発振器4に対して、KVCO/sを有する該電圧制御発振器4の出力相に関して、積分動作が生じる。位相同期回路、つまりフィードバックパスにおける分周器5の分周係数を加える場合、以下のように制御回路全体のループゲインが生じる:
loop(s)=KPD・F(s)・KVCO/s・1/N
跳躍形の周波数エラーも、線形に上昇する位相エラーも補償できるようにするために、ループフィルタ3は積分動作を有する必要がある。しかしながら電圧制御発振器4の固有の積分(inherent integration)によって位相余裕は90°まで低減されているので、ループフィルタ3の定数設定のためにループゲインのゲイン交点周波数において進相要素によって位相余裕を増加させなければならない。しかしながらこの周波数範囲ではループフィルタ3は積分動作とは異なっており、これによって制御が不良になり、とりわけ入力側の位相雑音の障害抑制がより不良になる。この理由からこの周波数範囲を、増加した位相余裕によってゲイン交点周波数の周辺の狭い範囲のみに限定すべきである。このことは、周波数ランプの内部でループゲインが一定である場合にのみ可能である。
位相同期回路がフィードバックパスにおいて分周係数Nの切換によって周波数ランプを形成するために使用される場合、これによってループゲインの変化が引き起こされる。一方では分周係数Nが直接ループゲインに入り、他方では変化した出力周波数が電圧制御発振器4の同調傾斜度を変化させる(図2bを参照)。不利なことに2つの効果は同一の方向に作用し、したがって互いに逆向きに増大する。低い周波数の場合には、図2による電圧制御発振器4は最も高い同調傾斜度を有し、この同調傾斜度は分周係数Nの最小値によって分割される。これに対して高い周波数の場合には、小さい同調傾斜度が大きい分周係数Nによって分割される。これによって係数10:1よりも多く、ループゲインを変化させる可能性がある。
ループフィルタ3を、ループゲインの変化が大きい場合にもロバストな制御が生じるように定数設定することは基本的に可能ではある。しかしながらその場合には通常の制御特性、とりわけ搬送波付近の位相雑音に関し、不安定化することは甘受しなければならない。
従来技術においては、電圧制御発振器4における入力電圧の非線形の歪みによってループゲインを一定に保つというアプローチが公知である。このアプローチは、デジタル回路またはアナログ回路によって実施することができる(米国特許公開公報第20080061891号ないし米国特許第5642066号を参照のこと)。これにより、選択されたPLLのコンセプトに基づいてほぼ任意の非線形形状を補償することができる。しかしながら非常に広い帯域の周波数ランプは非常に大きな同調帯域を有する電圧制御発振器も必要としており、このことは大きな同調傾斜度によってのみ実現することができる。この大きな同調傾斜度のせいで、いかなるアナログ回路またはデジタル回路よっても不可避にもたらされる、同調電圧、つまり電圧制御発振器における入力電圧が限界に達するという障害が、高周波出力信号の周波数の変調を引き起こすので、広帯域の周波数ランプのためのPLLにおいて、位相検出器2から電圧制御発振器4へ至るパスへ付加的な回路を導入することは非常に不利となる。
上に説明したことを考慮して本発明の課題は、本発明の前提である、広帯域の周波数ランプを形成する高周波出力信号を発生させるための回路装置を、この高周波出力信号の周波数の線形性を良好にするという目的を以て改善することである。
上記課題が解消された本発明による回路装置は、まず実質的に、局部発振器の調整可能な周波数によって出力信号の特性曲線が改善されることを特徴としている。
本発明の核心部分は位相同期回路にあり、位相同期回路において、フィードバックパスにダウンコンバージョンミキサとして逆方向位置ミキサ(Kehrlagemischer)が設けられており、位相同期回路のループゲインにて、分周係数の変化が電圧制御発振器の同調傾斜度によって補償されるようになっている。これによって、良好な制御特性を備える、非常に広い周波数範囲における電圧制御発振器の安定化が可能となる。特に高い周波数にて、つまりミリメータ波範囲、例えば80GHzの範囲にて使用するためには電圧制御発振器4の雑音特性は基本的に悪いので、良好な安定化が必須である。
本発明の回路装置においては局部発振器を電圧制御することができ、局部発振器に位相同期回路を設けることも可能である。
本発明の別の1つの実施形態によれば、局部発振器信号の周波数は、局部発振器の位相同期回路のフィードバックパスに設けられた、可変の分周比を備える分周器によって調節することができる。局部発振器の位相同期回路は、基準として専用の基準発振器を有することができるか、または最優先に必須不可欠な基準発振器を共同で使用することができる。
その他の点では、本発明の回路装置において有利には局部発振器の周波数は、ダウンコンバージョンミキサの入力信号の周波数、つまり電圧制御発振器の周波数よりも高い。
本発明の回路装置を構成部材によって実現するために、電圧制御発振器と局部発振器とを、LC共振素子が集積された集積回路として実現することが提案される。コスト的に有利なのは、少なくとも電圧制御発振器と局部発振器とが同一の1つのチップ上にて実現されている実施形態である。さらには局部発振器を付加的な位相同期回路によって安定化させることが提案される。
本発明が前提とする回路装置には、したがって本発明の回路装置にも同じく、上述したように分周器が含まれる。しかしながら全体として望まれる分周比を、いずれにせよ既存の分周器と付加的な前置分周器−電圧制御発振器とダウンコンバージョンミキサの間にある−とによって実現するよう提案することができる。
電圧制御発振器と局部発振器とが同一の1つのチップ上にて実現されており、かつ上述したように付加的に前置分周器が設けられている場合には、該前置分周器を、電圧制御発振器と局部発振器とが実現されている前記チップ上にて実現することが推奨される。最後にさらにダウンコンバージョンミキサも、電圧制御発振器と局部発振器と、場合によっては前置分周器とが実現されている前記チップ上に実現することができる。
上で有利であると述べた高集積化によれば、一方ではインターフェース数の低減によってコストが最小化され、他方では省電力に実現することが可能となり、給電と冷却のための付加的なコストを低く抑えつつ、エネルギ収支が厳格に制限された使用を可能にする。とりわけ工業的な測定技術においては、2線式標準信号を使用する場合、使用可能な電力は非常に制限されている。
詳細には、本発明の回路装置を構成し発展させる種々の可能性が存在する。これに関しては、請求項1に後続する請求項2〜11および図面に図示した実施形態が参照される。
図1は、従来技術に属する回路装置を図示している。 図2aは、時間tに亘る、高周波出力信号の所期の線形の周波数ランプ、すなわち出力信号の周波数fを図示している。 図2bは、電圧制御発振器の同調曲線の典型的な非線形推移を図示している。 図3は、広帯域の周波数ランプを形成する高周波出力信号を発生させるための本発明の回路装置の有利な実施形態を示す概略図である。 図4は、本発明の基礎となる原理を説明するための線図である。 図5は、広帯域の周波数ランプを形成する高周波出力信号を発生させるための回路装置の、有利な実施形態を示す概略図である。
図3および5は、広帯域の周波数ランプを形成するための高周波出力信号を発生させるための本発明の回路装置の有利な実施形態を示す。この回路装置には、基準発振器1と、位相検出器2と、ループフィルタ3と、高周波出力信号を発生させるためのVCO、つまり電圧制御発振器4と、分周器5と、前記分周器5の分周係数Nを設定可能にする前記分周器5に割り当てられた制御ユニット6と、ダウンコンバージョンミキサ7と、局部発振器信号を発生させるための局部発振器8とが属する。この際、基準発振器1と、位相検出器2と、ループフィルタ3と、電圧制御発振器4と、分周器5と、ダウンコンバージョンミキサ7とが1つの位相同期回路に属しており、ダウンコンバージョンミキサ7と分周器5は位相同期回路のフィードバックパスに位置しており、ダウンコンバージョンミキサ7は、(電圧制御発振器4の)出力信号と局部発振器信号とを混合し、出力信号の周波数、つまり電圧制御発振器4の出力信号の周波数は、制御ユニット6によって分周器5の分周比を変化させることにより調節することができる。
本発明の回路装置は、まず実質的に、局部発振器信号の調整可能な周波数によって出力信号の特性曲線を改善すること、つまり線形にできることを特徴としている。
図3の実施形態に関して補足的に、分周器5に加えて前置分周器9が、電圧制御発振器4とダウンコンバージョンミキサ7との間に設けられている。例えばこの回路装置が全体として、電圧制御発振器4の出力信号の周波数が80GHzとなるように設計される場合には、前置分周器9の出力信号=ダウンコンバージョンミキサ7の入力信号が20GHzとなるように、かつ、ダウンコンバージョンミキサ7による影響なしに20GHzである分周器5の入力信号から20MHzの出力信号が得られるように、前置分周器を実現すると有利である。つまりフィードバックパスにおける「総分周器」は、高周波の固定的な前置分周器9と、低周波のプログラム可能な分周器5とからなる。
図3による実施形態の場合には、前置分周器9と分周器5との間に−制御ユニット6によってプログラム可能な−ダウンコンバージョンミキサ7が設けられている。
一般的に位相同期回路においてミキサが使用されることが多い。なぜならこれによって電圧制御発振器4の搬送波付近の位相雑音を低減することができるからである。正方向位置ミキサ(Gleichlagemischer)を使用する通常のアプローチであれば、分周器5の値の相対変化がより大きいので、PLLにおけるループゲインの変化はむしろ著しく拡大されてしまう。したがって本発明の回路装置の場合には、逆方向位置(Kehralge)においてダウンコンバージョンミキサが使用されている。簡単な位相同期回路に関して既に説明したループゲインの方程式が、ここで考えられている線形化された形式において存続している。その場合、分周係数Nを積P・Nによって置き換えるだけでよい。しかしながら同調傾斜度が大きい場合、つまり周波数が低い場合には、補償が行われるように大きな分周係数を生じさせるということに注意しなければならない。しかし、自由度として残っている局部発振器信号の周波数の設定によって、最適な補償作用を達成できる。
図4は、本発明によって達成された結果を示している。
図4aは、周波数に亘る、電圧制御発振器4の同調傾斜度を示す。図4bが図示するように、この同調傾斜度は、逆方向位置(Kehrlage)におけるダウンコンバージョンミキサ7によって周波数について反映され、したがってこの同調傾斜度は、分周係数の逆数に対して逆向きの推移を有する。図4cは、局部発振器信号の周波数を最適に選択した場合における、同調傾斜度とフィードバック分周係数との商の結果の推移を概略的に示している。
図5は、広帯域の周波数ランプを形成する高周波出力信号を発生させるための本発明の回路装置の特に有利な実施形態を示している。この実施形態においてはまず図3の実施形態のように、基準発振器1と、位相検出器2と、ループフィルタ3と、電圧制御発振器4と、分周器5と、該分周器5に割り当てられた制御ユニット6と、ダウンコンバージョンミキサ7と、局部発振器8と、前置分周器9が設けられている。図5に図示した本発明の回路装置の実施形態によれば、刊行物には全く記載されていないような帯域の高線形の周波数ランプが達成される。
図5の実施形態においては、局部発振器8が電圧制御発振器4のように電圧制御され、局部発振器8には、位相検出器10とループフィルタ11と分周器12とが属する位相同期回路が設けられる。4の分周係数を備える前置分周器9によって、ダウンコンバージョンミキサ7と局部発振器8の動作周波数が低減されるので、これらを僅かなコストによって実現することが可能となる。電圧制御発振器4と局部発振器8の安定化のための出力周波数は7GHzを下回っており、したがって低コストの商用PLLモジュールにおいて選択肢の広いPLLを実現することができる。ランプ形成のために、電圧制御発振器4のPLLにおいて分周器5は(分数的に)変化し、その一方で局部発振器8のPLLは固定的な周波数の場合に動作し、良好な位相雑音のために高い基準周波数によって動作することができる。
その他に図5の実施形態においてはさらに別の分周器13,14,15が設けられており、これらの分周器の機能は当業者には容易に理解できるものである。
本発明の回路装置の最初の試験室試料により、システムコンセプトの機能が確認されており、22GHzを超える同調帯域を有する電圧制御発振器のほぼ全ての同調範囲において電圧制御発振器4の安定化が可能になると同時に、位相雑音も良好になった。温度変動および製造公差によって、実際には同調範囲の低減を考慮すべきである。ループゲインの変化は非常に小さいのでループフィルタ3を設計する際には無視され、したがってループフィルタを良好な位相雑音へと最適化することができた。実現された回路装置の電流消費量は、電圧供給が5Vの場合に100mAのみであった。

Claims (11)

  1. 基準発振器と、位相検出器と、有利にはループフィルタと、出力信号を発生させるための電圧制御発振器(VCO)と、分周器と、ダウンコンバージョンミキサと、局部発振器信号を発生させるための局部発振器とを備える、広帯域の周波数ランプを形成する高周波出力信号を発生させるための回路装置であって、
    前記基準発振器と、前記位相検出器と、場合によっては前記ループフィルタと、前記電圧制御発振器と、前記分周器と、前記ダウンコンバージョンミキサとは1つの位相同期回路に属しており、
    前記分周器と前記ダウンコンバージョンミキサは前記位相同期回路のフィードバックパス内に位置しており、
    前記ダウンコンバージョンミキサは前記出力信号と前記局部発振器信号とを混合し、
    前記出力信号の周波数は、前記分周器の分周比を変化させることによって調整される、
    回路装置において、
    前記局部発振器信号の調整可能な周波数によって、前記出力信号の特性曲線を改善する、
    ことを特徴とする回路装置。
  2. 前記局部発振器(8)は電圧制御されている、
    ことを特徴とする請求項1記載の回路装置。
  3. 前記局部発振器(8)に位相同期回路が設けられている、
    ことを特徴とする請求項2記載の回路装置。
  4. 前記局部発振器信号の周波数は、前記局部発振器(8)の前記位相同期回路のフィードバックパスに設けられた、可変の分周比を有する分周器によって調整される、
    ことを特徴とする請求項3記載の回路装置。
  5. 前記局部発振器(8)の前記位相同期回路は、基準として専用の基準発振器を有するか、または第1の前記基準発振器(1)を共同で使用する、
    ことを特徴とする請求項3または4記載の回路装置。
  6. 前記局部発振器信号の周波数は、前記ダウンコンバージョンミキサ(7)の前記入力信号の周波数よりも高い、
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項記載の回路装置。
  7. 前記電圧制御発振器(4)と前記局部発振器(8)は、LC共振素子が集積された集積回路として実現されている、
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項記載の回路装置。
  8. 少なくとも前記電圧制御発振器(4)と前記局部発振器(8)は、同一の1つのチップ上に実現されている、
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれか一項記載の回路装置。
  9. 前記電圧制御発振器(4)と前記ダウンコンバージョンミキサ(7)との間に前置分周器(9)が設けられている、
    ことを特徴とする請求項1から8のいずれか一項記載の回路装置。
  10. さらに前記前置分周器(9)も、前記同一の1つのチップ上に実現されている、
    ことを特徴とする請求項8または9記載の回路装置。
  11. さらに前記ダウンコンバージョンミキサ(7)も、前記同一の1つのチップ上に実現されている、
    ことを特徴とする請求項8から10のいずれか一項記載の回路装置。
JP2013525176A 2010-08-22 2011-08-22 広帯域の周波数ランプを形成する高周波出力信号を発生させるための回路装置 Pending JP2013541869A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102010035243 2010-08-22
DE102010035243.8 2010-08-22
PCT/EP2011/004209 WO2012031684A1 (de) 2010-08-22 2011-08-22 Schaltungsanordnung zur erzeugung von eine breitbandige frequenzrampe bildenden hochfrequenten ausgangssignalen

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013541869A true JP2013541869A (ja) 2013-11-14

Family

ID=44759336

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013525176A Pending JP2013541869A (ja) 2010-08-22 2011-08-22 広帯域の周波数ランプを形成する高周波出力信号を発生させるための回路装置

Country Status (7)

Country Link
US (1) US8841973B2 (ja)
EP (1) EP2421154B1 (ja)
JP (1) JP2013541869A (ja)
CN (1) CN102812641B (ja)
DE (1) DE102011110781A1 (ja)
DK (1) DK2421154T3 (ja)
WO (1) WO2012031684A1 (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010092438A1 (en) * 2009-02-13 2010-08-19 Freescale Semiconductor, Inc. Integrated circuit comprising frequency generation circuitry for controlling a frequency source
WO2014181223A1 (en) 2013-05-10 2014-11-13 Koninklijke Philips N.V. Direct conversion radiation detector digital signal processing electronics
CN105143912A (zh) * 2013-11-13 2015-12-09 姆萨西诺机器株式会社 雷达装置
WO2015120619A1 (en) * 2014-02-14 2015-08-20 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Power supply electronic circuit
WO2016054614A1 (en) * 2014-10-03 2016-04-07 Zaretsky, Howard 60 ghz frequency generator incorporating third harmonic boost and extraction
DE102015109218A1 (de) * 2015-06-10 2016-12-15 Endress + Hauser Gmbh + Co. Kg Frequenzgenerator zur Erzeugung einer zusammengesetzten Frequenzrampe
CN106301359B (zh) * 2015-06-26 2019-05-03 深圳市中兴微电子技术有限公司 一种本振信号配置电路及本振信号配置方法
DE102016115785A1 (de) * 2016-08-25 2018-03-01 Infineon Technologies Ag Integrierte RF-Schaltung mit Möglichkeit zum Testen von Phasenrauschen
CN108418583B (zh) * 2018-03-20 2021-07-16 西安电子工程研究所 基于级联混频的宽带细步进捷变频频率合成装置及方法
RU2698543C1 (ru) * 2018-11-13 2019-08-28 Федеральное государственное казенное военное образовательное учреждение высшего образования "Военный учебно-научный центр Военно-воздушных сил "Военно-воздушная академия имени профессора Н.Е. Жуковского и Ю.А. Гагарина" (г. Воронеж) Министерства обороны Российской Федерации Способ генерации высокочастотных сигналов и устройство его реализации
RU2709602C1 (ru) * 2018-11-13 2019-12-18 Федеральное государственное казенное военное образовательное учреждение высшего образования "Военный учебно-научный центр Военно-воздушных сил "Военно-воздушная академия имени профессора Н.Е. Жуковского и Ю.А. Гагарина" (г. Воронеж) Министерства обороны Российской Федерации Способ генерации высокочастотных сигналов и устройство его реализации
RU195451U1 (ru) * 2019-10-23 2020-01-28 Акционерное общество "Научно-исследовательский институт Приборостроения имени В.В. Тихомирова" Формирователь свч сигналов

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54138552U (ja) * 1978-03-20 1979-09-26
JPS5795727A (en) * 1981-10-14 1982-06-14 Hitachi Ltd Frequency synthesizer
JPH01215124A (ja) * 1988-02-23 1989-08-29 Yokogawa Electric Corp 掃引周波数発生回路
JPH03101521A (ja) * 1989-09-14 1991-04-26 Nec Corp 位相同期発振回路
JPH04271520A (ja) * 1991-02-26 1992-09-28 Kyocera Corp マルチpllシンセサイザ
JP2001053607A (ja) * 1999-08-11 2001-02-23 Fujitsu Ltd 周波数シンセサイザ及び装置
WO2001052427A1 (fr) * 2000-01-11 2001-07-19 Hitachi, Ltd. Emetteur et terminal de communication radio comportant un tel emetteur
JP2002151960A (ja) * 2000-11-10 2002-05-24 Kenwood Corp Pll回路
JP2004056172A (ja) * 2002-07-16 2004-02-19 Hitachi Ltd 多周波pll発振器及びそれを用いた多周波cwレーダ
JP2007081593A (ja) * 2005-09-13 2007-03-29 Neuro Solution Corp 発振器、pll回路および受信機、送信機
JP2010062707A (ja) * 2008-09-02 2010-03-18 Nec Electronics Corp 位相同期ループ回路

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3696422A (en) 1970-02-27 1972-10-03 King Radio Corp Navigation receiver/communications transceiver and frequency synthesizer associated therewith
US4160973A (en) 1977-10-11 1979-07-10 Massachusetts Institute Of Technology Three-dimensional display
US5557241A (en) 1995-05-24 1996-09-17 Ail Systems, Inc. Linear chirp generation using VCO tuning with polynomial predistortion
US6005443A (en) * 1998-03-19 1999-12-21 Conexant Systems, Inc. Phase locked loop frequency synthesizer for multi-band application
US6411820B1 (en) * 1999-04-20 2002-06-25 Conexant Systems, Inc. Switchable phase lock loop for dual mode applications
DE10065657A1 (de) 2000-12-29 2002-07-04 Thomas Musch Kaskadierte Phasenregelkreise zur Linearisierung von Oszillatoren mit starkem Phasenrauschen
KR100471156B1 (ko) * 2002-12-03 2005-03-10 삼성전기주식회사 주파수 분배방식을 이용한 광대역 주파수 발생 장치
US7835706B2 (en) * 2004-06-30 2010-11-16 Silicon Laboratories, Inc. Local oscillator (LO) port linearization for communication system with ratiometric transmit path architecture
DE102004063935A1 (de) 2004-07-01 2006-03-30 Krohne Meßtechnik GmbH & Co KG Frequenzsynthesizer und Verfahren zum Betrieb eines Frequenzsynthesizers
US7898344B2 (en) 2006-09-12 2011-03-01 Fujitsu Limited Phase-locked oscillator and multi-radar system using same
US7545224B2 (en) * 2007-04-12 2009-06-09 Teradyne, Inc. Cost effective low noise single loop synthesizer

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54138552U (ja) * 1978-03-20 1979-09-26
JPS5795727A (en) * 1981-10-14 1982-06-14 Hitachi Ltd Frequency synthesizer
JPH01215124A (ja) * 1988-02-23 1989-08-29 Yokogawa Electric Corp 掃引周波数発生回路
JPH03101521A (ja) * 1989-09-14 1991-04-26 Nec Corp 位相同期発振回路
JPH04271520A (ja) * 1991-02-26 1992-09-28 Kyocera Corp マルチpllシンセサイザ
JP2001053607A (ja) * 1999-08-11 2001-02-23 Fujitsu Ltd 周波数シンセサイザ及び装置
WO2001052427A1 (fr) * 2000-01-11 2001-07-19 Hitachi, Ltd. Emetteur et terminal de communication radio comportant un tel emetteur
JP2002151960A (ja) * 2000-11-10 2002-05-24 Kenwood Corp Pll回路
JP2004056172A (ja) * 2002-07-16 2004-02-19 Hitachi Ltd 多周波pll発振器及びそれを用いた多周波cwレーダ
JP2007081593A (ja) * 2005-09-13 2007-03-29 Neuro Solution Corp 発振器、pll回路および受信機、送信機
JP2010062707A (ja) * 2008-09-02 2010-03-18 Nec Electronics Corp 位相同期ループ回路

Non-Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
JPN6014028141; Yi-An Li, et al.: 'A fully integrated 77GHz FMCW radar system in 65nm CMOS' IEEE International Solid-State Circuits Conference Digest of Technical Papers (ISSCC) , 20100207, pp.216-217 *
JPN6014028143; Toshiya Mitomo, et al.: 'A 77 GHz 90 nm CMOS Transceiver for FMCW Radar Applications' IEEE JOURNAL OF SOLID-STATE CIRCUITS VOL.45, NO.4, 201104, pp.928-937 *
JPN6015013343; Thomas Musch: 'A High Precision 24-GHz FMCW Radar Based on a Fractional-N Ramp-PLL' IEEE TRANSACTIONS ON INSTRUMENTATION AND MEASUREMENT VOL. 52, NO. 2, 20030605, pp.324-327 *

Also Published As

Publication number Publication date
EP2421154A3 (de) 2012-03-07
CN102812641A (zh) 2012-12-05
WO2012031684A8 (de) 2012-09-20
WO2012031684A1 (de) 2012-03-15
EP2421154A2 (de) 2012-02-22
US20120268215A1 (en) 2012-10-25
EP2421154B1 (de) 2014-07-02
DE102011110781A1 (de) 2012-03-08
US8841973B2 (en) 2014-09-23
CN102812641B (zh) 2016-11-09
DK2421154T3 (da) 2014-09-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2013541869A (ja) 広帯域の周波数ランプを形成する高周波出力信号を発生させるための回路装置
US8884704B2 (en) Feedback-based linearization of voltage controlled oscillator
US7154342B2 (en) Phase locked loop circuit with a tunable oscillator and an independent frequency converter and frequency counter
US20120112806A1 (en) Frequency synthesizer and frequency synthesizing method
US7352250B2 (en) Phase locked loop circuits, offset PLL transmitters, radio frequency integrated circuits and mobile phone systems
JP5988662B2 (ja) 周波数変調発振源およびレーダ装置
US20120068745A1 (en) Injection-locked frequency divider
Ng et al. Low phase noise 77-GHz fractional-N PLL with DLL-based reference frequency multiplier for FMCW radars
US8736326B1 (en) Frequency synthesizer and frequency synthesis method thereof
US9628066B1 (en) Fast switching, low phase noise frequency synthesizer
Vovnoboy et al. A fully integrated 75–83 GHz FMCW synthesizer for automotive radar applications with− 97 dBc/Hz phase noise at 1 MHz offset and 100 GHz/mSec maximal chirp rate
CN107733431B (zh) 一种多路相参频率综合器
EP3308428A1 (en) Phase locked loop arrangement, transmitter and receiver and method for adjusting the phase between oscillator signals
Milosavljević et al. A highly linear and fully-integrated FMCW synthesizer for 60 GHz radar applications with 7 GHz bandwidth
US10944410B1 (en) Injection circuit system and method
US20170026050A1 (en) Frequency synthesizer
Herzel et al. An integrated 8-12 GHz fractional-N frequency synthesizer in SiGe BiCMOS for satellite communications
US8995506B2 (en) Transceiver with sub-sampling based frequency synthesizer
JP2013017037A (ja) レベル調整装置
JP7113987B2 (ja) 無線電力伝送装置
CN111464181B (zh) 一种射频信号源
Shen et al. A 24 GHz Self-Calibrated All-Digital FMCW Synthesizer With 0.01% RMS Frequency Error Under 3.2 GHz Chirp Bandwidth and 320 MHz/µs Chirp Slope
CN111800127A (zh) 锁相环电路
CN201985843U (zh) 一种内插混频器的dds激励pll的微波频率合成器
WO2018198226A1 (ja) 信号源

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140612

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140707

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20140819

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20140826

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150107

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20150406