JP2013532928A - パイロット系列生成装置とその方法、搬送波周波数オフセット推定装置、チャネル情報推定装置、搬送波周波数オフセットおよびチャネル情報の推定方法 - Google Patents

パイロット系列生成装置とその方法、搬送波周波数オフセット推定装置、チャネル情報推定装置、搬送波周波数オフセットおよびチャネル情報の推定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 信頼性の高いパイロット系列生成装置および方法を提案する。
【解決手段】 パイロット系列生成装置は、副搬送波へのパイロット系列の周期性マッピング情報を決定するように構成されるマッピング情報決定手段と、前記周期性マッピング情報に基づいて生成予定のパイロット系列の位相情報を計算することにより、前記パイロット系列を生成するように構成されるパイロット系列生成手段とを備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、無線通信に関し、特にパイロット系列の生成装置および方法に関する。
単一周波数ネットワーク(SFN:Single Frequency Network)においては、複数個の送信機が同じ情報を同じ時間資源と同じ周波数資源を使用して単一の受信機に送信する。例えば、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:直交周波数分割多重)変調方式をベースとするSFNは、DAB(Digital Audio Broadcast:デジタル・オーディオ・ブロードキャスト)システムやDVB−T(Digital Video Broadcast−Terrestrial)システムで広く使用されている。
最も広く普及している直交パイロット配置方式は、周波数領域内にパイロット系列を直交に配置するものである。このようなパイロット配置方針のもとでは、受信機は、一連の周波数領域フィルタを用いて異なる送信機から送信されてきたパイロット系列を識別し、復調することができる。周波数領域の直交性に加えて、時間領域の直交性を始めとする他の直交方針も広く採用されている。
SFNにおいてシステムのマルチパス対策の信頼性を高めるためには、受信機にきわめて正確で信頼性が非常に高い同期機能を備えることが必須となる。OFDM変調方式を使用する単一周波数ネットワークでは、搬送波周波数オフセット(CFO:Carrier Frequency Offset)の存在によってシステムの復調性能が低下する。SFNでシステムの受信性能を向上させるためには、受信機がチャネル状態情報(CSI:Channel State Information)を認識することが必要となる。
従来技術においては、周波数領域フィルタを用いるアルゴリズムが広く採用されている。受信機には、個々の送信機から送信されてきたパイロットを検出および識別するための周波数領域フィルタが備えられる。しかし、従来のパイロットは、パイロットおよび副搬送波間のマッピング情報を考慮せずに設計されているため、パイロットの内容はパイロットおよび副搬送波間のマッピング情報とは無関係なものとなっている。そのため、周波数領域フィルタを用いた従来のアルゴリズムは、大きな搬送波周波数オフセットが存在する場合には、パイロット位置オフセットが原因でパイロット系列の識別および復調を正しく行えない可能性がある。
従来設計のパイロット系列は、前述したように、パイロットおよび副搬送波間のマッピング情報とは無関係である。通常、システムはまずパイロット系列を生成し、その後生成したパイロット系列を予約済みパイロット副搬送波にマッピングする(予約済みパイロット副搬送波はシステムによって事前に構成されるため、その位置は送信機と受信機には既知である)。しかし、従来のパイロット系列はパイロットおよび副搬送波間のマッピング情報を含んでいないため、システム内に大きな搬送波周波数オフセットが存在する場合には、(周波数領域フィルタによる)パイロット系列の復調の性能は搬送波周波数オフセットによって顕著な影響を受けるのは必至であり、場合によっては、受信機でのパイロット副搬送波の位置とシステム内でのパイロット副搬送波の既定の位置との差異が原因で復調が失敗することさえある。
上記の問題を解決するため、信頼性の高いパイロット系列生成装置および方法を提案する。本発明によれば、システム内に大きな搬送波周波数オフセットが存在することによるパイロット系列の検出の失敗を回避することが可能である。この信頼性は、SFNに代表されるマルチポイントツーポイント送信環境において特に重要である。本発明においては、システム内の搬送波周波数オフセットがどんなに大きくても、受信機が各送信機から送信されてきたパイロット系列を正しく識別し、復調することができる。また、これに加えて、搬送波周波数オフセットおよびチャネル情報推定方法も提案する。
本発明の好ましい態様によるパイロット系列生成装置は、副搬送波へのパイロット系列の周期性マッピング情報を決定するように構成されるマッピング情報決定手段と、周期性マッピング情報に基づいて生成予定のパイロット系列の位相情報を計算することにより、パイロット系列を生成するように構成されるパイロット系列生成手段とを備える。
好ましい態様によれば、パイロット系列生成手段は、パイロット系列数と周期性マッピング情報の積を計算し、当該積に基づいて位相情報を計算することにより、パイロット系列を生成するパイロット系列生成手段は、パイロット系列数と周期性マッピング情報の積を計算し、この積に基づいて位相情報を計算することにより、パイロット系列を生成する。
好ましい態様によれば、パイロット系列生成手段は、パイロット系列数と周期性マッピング情報と予め定義された係数との積を計算し、当該積に基づいて位相情報を計算することにより、パイロット系列を生成し、予め定義された係数は、副搬送波の総数以下で、かつ所定のチャネル長以上の素数を含む。
好ましい態様によれば、パイロット系列生成手段によって生成されるパイロット系列は、一定のモジュラス値を有する。
本発明の好ましい態様による搬送波周波数オフセットを推定する搬送波周波数オフセット推定装置は、受信した信号から、位相情報に副搬送波への当該パイロット系列の周期性マッピング情報を含むパイロット系列を検出するように構成されるパイロット系列検出手段と、検出したパイロット系列から、搬送波周波数オフセットによる相回転ベクトルを推定するように構成される相回転ベクトル推定手段と、推定した相回転ベクトルに基づいて搬送波周波数オフセットを推定するように構成される搬送波周波数オフセット推定手段とを備える。
好ましい態様によれば、相回転ベクトル推定手段は、干渉と雑音を除去しかつパイロット系列の有効な情報を維持するために、パイロット系列に関連付けられた行列を生成して受信した信号に行列演算を実行し、それにより相回転ベクトルを生成するよう構成される。
好ましい態様によれば、相回転ベクトル推定手段は、チャネル情報を受信するための入力を備え、相回転ベクトル推定手段は、推定した相回転ベクトルと、当該入力で受信したチャネル情報とに基づいて、搬送波周波数オフセットを推定する。
本発明の好ましい態様によるチャネル情報を推定するチャネル情報推定装置は、受信した信号から、位相情報に副搬送波への当該パイロット系列の周期性マッピング情報を含むパイロット系列を検出するように構成されるパイロット系列検出手段と、検出したパイロット系列から、最小二乗アルゴリズムを用いてチャネル情報を推定するように構成されるチャネル情報推定手段とを備える。
好ましい態様によれば、チャネル情報推定手段は、搬送波周波数オフセットを受信するための入力を備え、チャネル情報推定手段は、最小二乗アルゴリズムを用いて検出したパイロット系列から、入力で受信した搬送波周波数オフセットに基づいてチャネル情報を推定する。
本発明の好ましい態様によるパイロット系列生成方法は、副搬送波へのパイロット系列の周期性マッピング情報を決定する決定ステップと、当該周期性マッピング情報に基づいて生成予定のパイロット系列の位相情報を計算することによりパイロット系列を生成する生成ステップとを含む。
好ましい態様によれば、生成ステップは、パイロット系列数と周期性マッピング情報との積を計算し、積に基づいて位相情報を計算することにより、パイロット系列を生成する。
好ましい態様によれば、生成ステップは、パイロット系列数と周期性マッピング情報と予め定義された係数との積を計算し、積に基づいて位相情報を計算することにより、パイロット系列を生成し、予め定義された係数は、副搬送波の総数以下で、かつ所定のチャネル長以上の素数を含む。
好ましい態様によれば、 生成されるパイロット系列は、一定のモジュラス値を有する。
本発明の好ましい態様による搬送波周波数オフセットおよびチャネル情報の推定方法は、受信した信号から、位相情報に副搬送波への当該パイロット系列の周期性マッピング情報を含むパイロット系列を検出するステップと、検出したパイロット系列から搬送波周波数オフセットを推定するステップと、検出したパイロット系列から、当該搬送波周波数オフセットに基づき最小二乗アルゴリズムを用いて、チャネル情報を推定するステップと、検出したパイロット系列から、推定したチャネル情報に基づいて、搬送波周波数オフセットによる相回転ベクトルを推定し、推定した相回転ベクトルに基づいて搬送波周波数オフセットを推定するステップとを含む。
好ましい態様によれば、チャネル情報を推定するステップと搬送波周波数オフセットを推定するステップを、少なくとも2回、循環して実行する。
本発明によるパイロット系列を使用すれば、マルチポイントツーポイント送信システム内に大きな搬送波周波数オフセットが存在する場合でも、従来技術においてCFIにより発生していた受信機でのパイロット系列検出の失敗を回避することが可能である。さらに、従来技術における周波数領域フィルタを用いたパイロット検出に比較して、本発明のパイロット系列検出プロセスは、搬送波周波数オフセットの存在に起因する有効エネルギーの損失を回避することができる。このように、この新しいパイロットはより高い搬送波周波数オフセット推定精度を達成することが可能である。
本発明によるパイロット系列のパイロット識別性能は、非常に堅牢である。パイロット検出の性能はシステム内の搬送波周波数オフセットに影響されないため、本発明のパイロット系列をSFN、OFDMAシステム等のマルチポイントツーポイント送信環境に適用すると大きな効果が得られる。
本開示の上記および他の特徴は、下記の詳細な説明と以下の図面を併せて参照することでより明らかとなるであろう。
本発明の一実施例による無線ネットワークシステムの概略図である。 本発明の一実施例によるパイロット系列生成装置のブロック図である。 本発明の一実施例によるパイロット系列の生成を示す概略図である。 本発明の他の実施例によるパイロット系列の生成を示す概略図である。 本発明の一実施例によるCFO推定装置のブロック図である。 本発明の一実施例によるチャネル状態情報推定装置のブロック図である。 本発明の一実施例によるパイロット系列生成方法のフローチャートである。 本発明の一実施例による搬送波周波数オフセット推定方法のフローチャートである。 本発明の一実施例によるチャネル状態情報推定方法のフローチャートである。 本発明の一実施例による搬送波周波数オフセットおよびチャネル状態情報推定方法のフローチャートである。 本発明の一実施例による搬送波周波数オフセットおよびチャネル状態情報推定プロセスの原理を示す概略図である。 本発明の一実施例による搬送波周波数オフセット推定の性能を示すグラフである。 本発明の一実施例によるチャネル推定の性能を示すグラフである。 本発明の一実施例によるビット誤り率性能を示すグラフである。
本発明の原理と実装は、図面を参照しながら本発明実施例の下記の説明を読むことによりさらに明らかになるであろう。本発明は下記の実施例に限定されないことに留意されたい。また、説明の煩雑化を避けるため、周知の要素については説明を省略する。
下記の特定の実施例においては、本発明のパイロット系列はOFDM変調方式を使用するSFNと組み合わせて説明されているが、本発明はOFDM変調方式を使用するSFNに限定されず、直交時分割多重変調方式等を使用する無線ネットワークなど、他の無線ネットワークにも同様に適用できることは理解されるであろう。
図1は、本発明の一実施例による、OFDM変調方式を使用するSFNの送受信システムを示す。図1に示すように、複数の送信機101が、同じ時間資源と同じ周波数資源を共有して同じ情報を単一の受信機102に送信する。複数の送信機が同じ時間資源と同じ周波数資源を用いて送信するため、受信機におけるパイロット識別性能は非常に重要である。
図2は、本発明の一実施例によるパイロット系列生成装置1のブロック図である。図2に示すように、パイロット系列生成装置1は、マッピング情報決定手段100とパイロット系列生成手段110とを含む。マッピング情報決定手段100は、副搬送波へのパイロット系列の周期性マッピング情報(すなわち、パイロット副搬送波の位置)を決定するように構成されている。パイロット系列生成手段110は、装置1そのものの数(または、装置1によって送信されるパイロット系列の数)と、マッピング情報決定手段100によって決定されたパイロットマッピング情報とに基づいて、生成予定のパイロット系列の位相情報を計算し、これによってパイロット系列を生成するように構成されている。これはつまり、パイロットマッピング情報はパイロット系列の内容(具体的には、パイロット系列の位相情報)に反映されていることを意味する。
図3は、本発明の一実施例によるパイロット系列の生成を示す概略図である。図3に示すマッピング方式に従って生成されたパイロット系列は、下記で説明する受信機での搬送波周波数オフセット推定において特に利点が大きい。
図3に示すように、周波数領域の副搬送波へのパイロット系列のマッピングは周期的である。この例では、各パイロット系列の長さはNで、2つの隣接するパイロット副搬送波間の距離はN/Nであると想定する。ここで、Nはシステム内の副搬送波の総数、すなわちDFT長を表す。NはN以下である(ただし、NはN未満であるのが一般的である)。この例ではさらに、パイロット副搬送波の位置は(θ,…,θNp)であると想定する。ここで、0≦θ<θNp≦N−1である。
パイロット系列生成手段110は、以下の式(1)を使用してパイロット系列を生成できる。
Figure 2013532928
ここで、Eは総パイロット電力を表し、(x)はx mod Nの剰余を表す。
パイロット系列の生成においては、チャネル情報を考慮する必要がある。周波数選択性フェージングチャネルの場合、パイロットチャネルは定モジュラス(constant modulus)を有していない。しかし、チャネル情報が既知の場合、パイロット系列生成手段110によって生成されたパイロット系列にチャネルフェージング係数を乗算することで得られる有効パイロット系列は、
Figure 2013532928
の定モジュラスを有する。ここで、Mは送信機の総数である。
表1は、図3の実施例によって生成された2つのパイロット系列の例である。周波数オフセット推定に最適なパイロットが生成される
Figure 2013532928


Figure 2013532928
図4は、本発明の他の実施例によるパイロット系列の生成を示す概略図である。図4に示すマッピング方式に従って生成されたパイロット系列は、下記で説明する、受信機でのチャネル推定において特に利点が大きい。
図4に示すように、周波数領域の副搬送波へのパイロット系列のマッピングはやはり周期的である。この例では、各パイロット系列の長さはNで、2つの隣接するパイロット副搬送波間の距離はN/Nであると想定している。ここで、NはDFT長を表す。NはN以下であり、典型的にはNより小さい。この例において、チャネル推定用として最適なパイロット系列は定モジュラスを有する。具体的には、この例においては、パイロット系列生成手段110は以下の式(2)を使用してパイロット系列を生成できる。
Figure 2013532928
チャネル長がLmaxとすると、M×LmaxがNを上回ることはあり得ない。ここで、Mは送信機の総数である。N個のパイロット副搬送波(θ,…,θNp)は、以下の条件を満たさなければならないことに留意されたい。
Figure 2013532928
ここで、JはNより小さい素数である。上記の条件を課す意図は、2つのパイロット系列間の直交性を満足するために、各パイロット系列が必ずN個の異なるパイロット値を有するようにすることにある。
表2は、図4の実施例によって生成された2つのパイロット系列の例である。このように、チャネル推定用に最適なパイロットが生成される
Figure 2013532928

Figure 2013532928
図5は、本発明の一実施例による搬送波周波数オフセット(CFO)推定装置2のブロック図である。図5に示すように、CFO推定装置2は、パイロット系列検出手段200と相回転ベクトル推定手段210とCFO推定手段220とを含む。パイロット系列検出手段200は、受信した信号からパイロット系列を検出するように構成されている。パイロット系列の位相情報は、パイロット系列の副搬送波への周期性マッピング情報を含む。相回転ベクトル推定手段210は、検出したパイロット系列から、搬送波周波数オフセットによる相回転ベクトルを推定するように構成されている。CFO推定手段は、推定した相回転ベクトルに基づいて搬送波周波数オフセットを推定するように構成されている。次に、装置2の搬送波周波数オフセットを推定する動作について詳述する。
システム内に搬送波周波数オフセットが存在するために、各送信機は受信機に対して
Figure 2013532928
という相回転ベクトルを生じさせる。ここで、εはk番目の送信機の受信機に対する搬送波周波数オフセットを表わす。そのため、相回転ベクトル推定手段210は以下の式(3)に従って相回転ベクトルυを推定する。
Figure 2013532928
ここで、
Figure 2013532928
はIDFT行列のk列目のベクトルを表し、
Figure 2013532928
はk番目の送信機から送信されたパイロットベクトルを表し、yは受信されたベクトルを表わす。
次にCFO推定手段220は、以下の式(4)に従って、推定された相回転ベクトル
Figure 2013532928
に基づいて搬送波周波数オフセットを推定する。
Figure 2013532928
ここで、θはベクトル
Figure 2013532928
内における非ゼロ係数の位置を表わす(このパイロット系列を使用することで、推定された相回転ベクトル
Figure 2013532928
内に非ゼロの値が1つしか存在しないことになる)。
具体的には、搬送波周波数オフセットの存在に起因する相回転情報は、まずパイロット系列と一致する推定器を用いて推定される。異なる複数のパイロット系列について推定器によって推定された結果(対象ユーザの搬送波周波数オフセットによって生じた相回転情報に対応する)は、パイロット系列間の直交性の結果であり、よって互いに直交である。各パイロット系列に対応する推定された相回転ベクトルに含まれる非ゼロ要素は1つのみであるため、非ゼロ要素の位置は、複数の異なるパイロット系列の間で互いに異なる。この特性により、複数の異なるパイロット系列に対応して出力される相回転ベクトルは、互いに直交となることが保証される。
したがって、システムの搬送波周波数オフセットは、各パイロット系列に対応する相回転ベクトルの非ゼロ要素に基づいて推定することができる。各推定された相回転ベクトルは非ゼロ値を1つしか含まないため、他のゼロ値位置に存在するデータは干渉と雑音のみである。受信機が対象のパイロット系列を決定した後には、推定された相回転ベクトルの非ゼロ位置を決定することが可能になる。受信機は、他の非ゼロ位置における干渉と雑音を有効に除去した後に、相回転ベクトル内の非ゼロの推定値に基づき、例えば上記の式(4)を用いて、システムの搬送波周波数オフセットを容易に推定できる。
そのため、本実施例によるCFO推定装置2は、従来の推定方式に比較して、受信機において干渉と雑音を有効に抑制できるため、受信機における搬送波周波数オフセットの推定精度とSINRを効果的に改善することができる。加えて、システム内の搬送波周波数オフセットがどんなに大きくても、各送信機から送信されてきたパイロットを受信機において識別し、復調することが可能である。
図6は、本発明の一実施例によるチャネル状態情報推定装置3のブロック図である。図6に示すように、チャネル状態情報推定装置3は、パイロット系列検出手段300とチャネル情報推定手段310とを含む。パイロット系列検出手段300は、受信した信号からパイロット系列を検出するように構成されている。パイロット系列の位相情報は、パイロット系列の副搬送波への周期性マッピング情報を含む。チャネル情報推定手段310は、最小二乗アルゴリズムを用いて、検出されたパイロット系列からチャネル情報を推定するように構成されている。次に、装置3のチャネル状態情報を推定する動作について詳述する。
チャネル情報推定手段310は、以下の式(5)を参照して、LS(Least−Square:最小二乗)チャネル情報を利用してチャネル状態情報を推定する。
Figure 2013532928
ここで、
Figure 2013532928
(FはDFT行列を表わす)であり、行列PはP=[P,…,P](Pは行列Pの疑似逆行列を表し、P=(PP)−1として定義される)として定義され、
Figure 2013532928
は行列Fの最初のF(Lmax)行から成る新規の行列を表し、
Figure 2013532928
である.
したがって、本実施例によるチャネル状態情報推定装置3を使用すれば、システム内に搬送波周波数オフセットが存在する場合でもパイロット系列を有効に識別することができる。加えて、本実施例では、チャネル推定用のパイロット系列は定モジュラスを有する。
さらに、図5と図6には示していないが、本発明によるCFO推定装置2とチャネル状態情報推定装置3はそれぞれ、チャネル推定を受信するための入力と、搬送波周波数オフセットを受信するための入力をさらに含むことができる。追加の入力において得られた情報に基づき、搬送波周波数オフセット推定とチャネル情報推定とを改善することが可能となる。それは、チャネル状態情報を使用して搬送波周波数オフセット推定を最適化し、搬送波周波数オフセット推定結果を使用してチャネル推定の性能を向上させることができるからである。以下では、これについて詳細に説明する。
図7は、本発明の一実施例によるパイロット系列生成方法10のフローチャートである。
図7に示すように、方法10はステップS1000から開始する。最初に、ステップS1100において、副搬送波へのパイロット系列の周期性マッピング情報(すなわち、パイロット系列副搬送波の位置に関する情報)が決定される。この周波数副搬送波へのパイロット系列のマッピングは、周期的である。
ステップS1200において、生成予定のパイロット系列の位相情報が、周期性マッピング情報に基づいて計算される。続くステップS1300において、例えば上記の式(1)または(2)を使用し、計算された位相情報に基づいて、パイロット系列が生成される。
最後に、方法10はステップS1400で終了する。
図8は、本発明の一実施例による搬送波周波数オフセット推定方法20のフローチャートである。
図8に示すように、方法20はステップS2000から開始する。まずステップS2100において、受信された信号からパイロット系列が検出される。検出されたパイロット系列の位相情報は、パイロット系列の副搬送波への周期性マッピング情報を含む(上記参照)。
続いてステップS2200において、周期性マッピング情報に基づき、例えば上記の式(3)を使用して、検出されたパイロット系列から搬送波周波数オフセットに起因する相回転ベクトルが推定される。
次にステップS2300において、例えば上記の式(4)を使用し、推定された相回転ベクトルに基づいて、搬送波周波数オフセットが推定される。
最後に、方法20はステップS2400で終了する。
図9は、本発明の一実施例によるチャネル状態情報推定方法30のフローチャートである。
図9に示すように、方法30はステップS3000から開始する。まずステップS3100において、受信された信号からパイロット系列が検出される。検出されたパイロット系列の位相情報は、パイロット系列の副搬送波への周期性マッピング情報を含む(上記参照)。続くステップS3200において、最小二乗アルゴリズムと例えば上記の式(5)とを用いて、検出されたパイロット系列からチャネル情報が推定される。最後に、方法30はステップS3300で終了する。
チャネル状態情報を使用して搬送波周波数オフセット推定アルゴリズムを最適化し、搬送波周波数オフセット推定の結果を使用してチャネル推定の性能を改善できることから、本発明の一実施例によれば、搬送波周波数オフセットとチャネル情報とを同時に推定するためのアルゴリズムが提供される。以下では、このアルゴリズムについて説明する。
図10は、本発明の一実施例による搬送波周波数オフセットおよびチャネル状態情報推定方法40のフローチャートである。図11は、図10に示す搬送波周波数オフセットおよびチャネル状態情報推定方法40の原理を示す概略図である。
図10に示すように、方法40はステップS4000から開始する。最初にステップS4100において、受信された信号からパイロット系列が検出される。続くステップS4200において、検出されたパイロット系列から、まず搬送波周波数オフセットが推定される。ステップS4200における搬送波周波数オフセットの最初の推定はチャネル特性の面で堅牢であり、当該技術の複数の方法によって実行できる。そのため、ここではこのステップの詳細な説明を省略する。
ステップS4300において、検出されたパイロット系列から、最初に推定された搬送波周波数オフセットに基づき、最小二乗アルゴリズムを用いて、チャネル情報が推定される(このステップは、例えば、上記の図9のステップS3200に従って実行できる)。
ステップS4400において、検出されたパイロット系列から、推定されたチャネル情報に基づき、搬送波周波数オフセットに起因する相回転ベクトルが推定され、この推定された相回転ベクトルに基づき、搬送波周波数オフセットが推定される(このステップは、例えば、上記の図8のステップS2200とS2300に従って実行できる)。
ステップS4500において、必要に応じて、ステップS4300とS4400を循環して実行すべきかどうかが決定される。搬送波周波数オフセットとチャネル状態情報の推定の精度を向上させる上では、ステップS4300とS4400を循環して実行する方が有利である。
ステップS4500においてステップS4300とS4400を循環して実行することが決定された場合には、当該方法はステップS4300に戻り、循環実行することが決定されなかった場合には、当該方法はステップS4600で終了する。
図11は、図10に示す搬送波周波数オフセットおよびチャネル状態情報推定方法40の原理を示す概略図である。
図11に示すように、システムはまず、搬送波周波数オフセットの最初の推定用のポイント「1」に接続される。搬送波周波数オフセットの最初の推定が完了すると、システムは次にチャネル推定用のポイント「2」に接続される。搬送波周波数オフセットの最初の推定の結果は、チャネル推定の精度向上に有益である。
システムがチャネル推定を完了したら、チャネル推定の結果をフィードバックして、搬送波周波数オフセットの推定に利用することができる。
搬送波周波数オフセットとチャネル状態情報の推定精度は、搬送波周波数オフセットとチャネル状態情報の推定を複数回にわたり循環実行することで改善できることは、当業者には理解されるであろう。
次に、図12〜14を参照して、搬送波周波数オフセット推定とチャネル推定の性能を分析する。
図12は、本発明の一実施例による搬送波周波数オフセット推定の性能を示すグラフである。図12に示すように、本発明によれば、チャネル推定誤差に起因する搬送波周波数オフセット推定精度の損失は、チャネルの理想的な状態での結果と比較してもきわめて少ないことは明らかである。信号対雑音比(SNR:Signal to Noise Ratio)が高い状態では、常にクラメル−ラオの下限に到達している。
図13は、本発明の一実施例によるチャネル推定の性能を示すグラフである。図13に示すように、搬送波周波数オフセットは、チャネル推定アルゴリズムの性能に顕著な影響を及ぼす。信頼性が高く安定なチャネル推定を実現するためには、システム内における搬送波周波数オフセットの平均二乗誤差は10−3未満でなければならない。信号対雑音比が高く、搬送波周波数オフセットの推定誤差が低い環境では、クラメル−ラオの下限に到達することができる。
図14は、本発明の一実施例によるビット誤り率性能を示すグラフである。図14に示すように、データ変調方式はQPSKおよび16QAMとする。チャネル特性と搬送波周波数オフセット値が受信機に既知の場合には、結合アルゴリズム(例:等利得合成(EGC:Equal Gain Combining)、最大比合成(MRC:Maximum Ratio Combining)を受信機に備えることで、システムのビット誤り率性能が顕著に改善される。受信機に結合アルゴリズムを備えている場合は、同時送信する送信機数が多いほど、受信機での結合利得が増大する。
本発明により生成されるパイロット系列を使用すれば、マルチポイントツーポイント送信システム内に大きな搬送波周波数オフセットが存在する場合でも、従来技術においてCFIにより発生していた受信機でのパイロット系列検出の失敗を回避することが可能である。さらに、従来技術における周波数領域フィルタを用いたパイロット検出に比較して、本発明のパイロット系列検出プロセスは、搬送波周波数オフセットの存在に起因する有効エネルギーの損失を回避することができる。このように、この新しいパイロットはより高い搬送波周波数オフセット推定精度を達成することが可能である。
本発明によるパイロット系列のパイロット識別性能は、非常に堅牢である。パイロット検出の性能はシステム内のCFOに影響されないため、本発明のパイロット系列をSFN、OFDMAシステム等のマルチポイントツーポイント送信環境に適用すると大きな効果が得られる。
さらに、本発明のパイロット系列は下位互換性を有するため、周波数領域フィルタを使用する従来のアプリケーションにも適用できる。
以上、本発明について好適な実施例を参照して説明してきたが、当業者には、本発明の精神と範囲を逸脱することなく、様々な修正、改変、変更が可能なことは理解されるであろう。したがって、本発明の範囲は上記の実施例に限定されず、添付請求項とその同等物によって定義される。
さらに、上記実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、これに限定されない。
(付記1)
副搬送波へのパイロット系列の周期性マッピング情報を決定するように構成されるマッピング情報決定手段と、
前記周期性マッピング情報に基づいて生成予定のパイロット系列の位相情報を計算することにより、前記パイロット系列を生成するように構成されるパイロット系列生成手段と
を備えることを特徴とするパイロット系列生成装置。
(付記2)
前記パイロット系列生成手段は、パイロット系列数と周期性マッピング情報の積を計算し、当該積に基づいて位相情報を計算することにより、パイロット系列を生成することを特徴とする付記1に記載のパイロット系列生成装置。
(付記3)
前記パイロット系列生成手段は、パイロット系列数と周期性マッピング情報と予め定義された係数との積を計算し、当該積に基づいて位相情報を計算することにより、前記パイロット系列を生成し、
前記予め定義された係数は、副搬送波の総数以下で、かつ所定のチャネル長以上の素数を含むことを特徴とする付記2に記載のパイロット系列生成装置。
(付記4)
前記パイロット系列生成手段によって生成されるパイロット系列は、一定のモジュラス値を有することを特徴とする付記3に記載のパイロット系列生成装置。
(付記5)
搬送波周波数オフセットを推定する搬送波周波数オフセット推定装置であって、
受信した信号から、位相情報に副搬送波への当該パイロット系列の周期性マッピング情報を含むパイロット系列を検出するように構成されるパイロット系列検出手段と、
検出した前記パイロット系列から、搬送波周波数オフセットによる相回転ベクトルを推定するように構成される相回転ベクトル推定手段と、
推定した前記相回転ベクトルに基づいて搬送波周波数オフセットを推定するように構成される搬送波周波数オフセット推定手段と
を備えることを特徴とする搬送波周波数オフセット推定装置。
(付記6)
前記相回転ベクトル推定手段は、干渉と雑音を除去しかつパイロット系列の有効な情報を維持するために、パイロット系列に関連付けられた行列を生成して受信した信号に行列演算を実行し、それにより相回転ベクトルを生成するよう構成されることを特徴とする付記5に記載の搬送波周波数オフセット推定装置。
(付記7)
前記相回転ベクトル推定手段は、チャネル情報を受信するための入力を備え、
前記相回転ベクトル推定手段は、推定した相回転ベクトルと、当該入力で受信したチャネル情報とに基づいて、搬送波周波数オフセットを推定することを特徴とする付記5に記載の搬送波周波数オフセット推定装置。
(付記8)
チャネル情報を推定するチャネル情報推定装置であって、
受信した信号から、位相情報に副搬送波への当該パイロット系列の周期性マッピング情報を含むパイロット系列を検出するように構成されるパイロット系列検出手段と、
検出した前記パイロット系列から、最小二乗アルゴリズムを用いてチャネル情報を推定するように構成されるチャネル情報推定手段と
を備えることを特徴とするチャネル情報推定装置。
(付記9)
前記チャネル情報推定手段は、搬送波周波数オフセットを受信するための入力を備え、
前記チャネル情報推定手段は、最小二乗アルゴリズムを用いて検出したパイロット系列から、前記入力で受信した搬送波周波数オフセットに基づいてチャネル情報を推定することを特徴とする付記8に記載のチャネル情報推定装置。
(付記10)
副搬送波へのパイロット系列の周期性マッピング情報を決定する決定ステップと、
当該周期性マッピング情報に基づいて生成予定のパイロット系列の位相情報を計算することによりパイロット系列を生成する生成ステップと
を含むことを特徴とするパイロット系列生成方法。
(付記11)
前記生成ステップは、
パイロット系列数と周期性マッピング情報との積を計算し、
前記積に基づいて位相情報を計算することにより、パイロット系列を生成することを特徴とする付記10に記載のパイロット系列生成方法。
(付記12)
前記生成ステップは、パイロット系列数と周期性マッピング情報と予め定義された係数との積を計算し、
前記積に基づいて位相情報を計算することにより、パイロット系列を生成し、
前記予め定義された係数は、副搬送波の総数以下で、かつ所定のチャネル長以上の素数を含むことを特徴とする付記11に記載のパイロット系列生成方法。
(付記13)
生成される前記パイロット系列は、一定のモジュラス値を有することを特徴とする付記12に記載のパイロット系列生成方法。
(付記14)
搬送波周波数オフセットおよびチャネル情報の推定方法であって、
受信した信号から、位相情報に副搬送波への当該パイロット系列の周期性マッピング情報を含むパイロット系列を検出するステップと、
検出したパイロット系列から搬送波周波数オフセットを推定するステップと、
検出したパイロット系列から、当該搬送波周波数オフセットに基づき最小二乗アルゴリズムを用いて、チャネル情報を推定するステップと、
検出したパイロット系列から、推定した前記チャネル情報に基づいて、搬送波周波数オフセットによる相回転ベクトルを推定し、推定した相回転ベクトルに基づいて搬送波周波数オフセットを推定するステップと
を含むことを特徴とする推定方法。
(付記15)
前記チャネル情報を推定するステップと前記搬送波周波数オフセットを推定するステップを、少なくとも2回、循環して実行することを特徴とする付記14に記載の推定方法。
100:マッピング情報決定手段
110:パイロット系列生成手段
200:パイロット系列検出手段
210:相回転ベクトル推定手段
220:CFO推定手段
300:パイロット系列検出手段
310:チャネル情報推定手段

Claims (10)

  1. 副搬送波へのパイロット系列の周期性マッピング情報を決定するように構成されるマッピング情報決定手段と、
    前記周期性マッピング情報に基づいて生成予定のパイロット系列の位相情報を計算することにより、前記パイロット系列を生成するように構成されるパイロット系列生成手段と
    を備えることを特徴とするパイロット系列生成装置。
  2. 前記パイロット系列生成手段は、パイロット系列数と周期性マッピング情報の積を計算し、当該積に基づいて位相情報を計算することにより、パイロット系列を生成することを特徴とする請求項1に記載のパイロット系列生成装置。
  3. 前記パイロット系列生成手段は、パイロット系列数と周期性マッピング情報と予め定義された係数との積を計算し、当該積に基づいて位相情報を計算することにより、前記パイロット系列を生成し、
    前記予め定義された係数は、副搬送波の総数以下で、かつ所定のチャネル長以上の素数を含むことを特徴とする請求項2に記載のパイロット系列生成装置。
  4. 前記パイロット系列生成手段によって生成されるパイロット系列は、一定のモジュラス値を有することを特徴とする請求項3に記載のパイロット系列生成装置。
  5. 搬送波周波数オフセットを推定する搬送波周波数オフセット推定装置であって、
    受信した信号から、位相情報に副搬送波への当該パイロット系列の周期性マッピング情報を含むパイロット系列を検出するように構成されるパイロット系列検出手段と、
    検出した前記パイロット系列から、搬送波周波数オフセットによる相回転ベクトルを推定するように構成される相回転ベクトル推定手段と、
    推定した前記相回転ベクトルに基づいて搬送波周波数オフセットを推定するように構成される搬送波周波数オフセット推定手段と
    を備えることを特徴とする搬送波周波数オフセット推定装置。
  6. 前記相回転ベクトル推定手段は、干渉と雑音を除去しかつパイロット系列の有効な情報を維持するために、パイロット系列に関連付けられた行列を生成して受信した信号に行列演算を実行し、それにより相回転ベクトルを生成するよう構成されることを特徴とする請求項5に記載の搬送波周波数オフセット推定装置。
  7. 前記相回転ベクトル推定手段は、チャネル情報を受信するための入力を備え、
    前記相回転ベクトル推定手段は、推定した相回転ベクトルと、当該入力で受信したチャネル情報とに基づいて、搬送波周波数オフセットを推定することを特徴とする請求項5に記載の搬送波周波数オフセット推定装置。
  8. チャネル情報を推定するチャネル情報推定装置であって、
    受信した信号から、位相情報に副搬送波への当該パイロット系列の周期性マッピング情報を含むパイロット系列を検出するように構成されるパイロット系列検出手段と、
    検出した前記パイロット系列から、最小二乗アルゴリズムを用いてチャネル情報を推定するように構成されるチャネル情報推定手段と
    を備えることを特徴とするチャネル情報推定装置。
  9. 副搬送波へのパイロット系列の周期性マッピング情報を決定する決定ステップと、
    当該周期性マッピング情報に基づいて生成予定のパイロット系列の位相情報を計算することによりパイロット系列を生成する生成ステップと
    を含むことを特徴とするパイロット系列生成方法。
  10. 搬送波周波数オフセットおよびチャネル情報の推定方法であって、
    受信した信号から、位相情報に副搬送波への当該パイロット系列の周期性マッピング情報を含むパイロット系列を検出するステップと、
    検出したパイロット系列から搬送波周波数オフセットを推定するステップと、
    検出したパイロット系列から、当該搬送波周波数オフセットに基づき最小二乗アルゴリズムを用いて、チャネル情報を推定するステップと、
    検出したパイロット系列から、推定した前記チャネル情報に基づいて、搬送波周波数オフセットによる相回転ベクトルを推定し、推定した相回転ベクトルに基づいて搬送波周波数オフセットを推定するステップと
    を含むことを特徴とする推定方法。
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