JP2013518383A - ビデオ照明システムの制御方法 - Google Patents
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Abstract
本発明は、ビデオ照明システム(100)を提供する。このビデオ照明システムは、固有のユニット識別子付きの複数個の照明ユニットを有する照明システムを含む。識別子は、光の中に埋め込まれている。照明システムは、複数個の照明ユニットの光を検出するよう構成されると共に複数個の照明ユニットの固有ユニット識別子を検出するよう構成された照明ユニットセンサ(120)及び光学像(131)を生じさせるよう構成されたビデオ装置(130)を更に有する。照明システムは、ビデオ装置の状態を検出するよう構成されると共に対応のビデオセンサ信号を生じさせるよう構成されたビデオセンサ(132)及び照明計画に従って複数個の照明ユニットの光の強度をビデオセンサ信号の関数として制御するよう構成されたコントローラ(150)を更に有する。
Description
本発明は、ビデオ照明システムを制御する方法並びにかかるビデオ照明システムそれ自体に関する。本発明は又、ビデオシステム及びかかる方法において利用できる制御システムに関する。
国際公開第2008/110973号パンフレットは、投影面上に投影された静止画又は動画に従って部屋の照明を制御する方法を記載しており、この方法は、映像の多くの固有の特徴を光学的に測定するステップ及び測定した固有の特徴に基づいて部屋の照明を調節するステップを有する。さらに、国際公開第2008/110973号パンフレットは、投影面上に投影された像に従って部屋の照明を制御するシステム、かかるシステムに用いられる制御装置及びかかるシステムに用いられる投影スクリーン装置に関する。さらに、この特許文献は、投影面上に投影された像に従って部屋を照明する部屋照明システムを記載している。
国際公開第2004/006578号パンフレットは、ビデオ信号と一緒に受け取られたメタデータのオンライン分析を記載している。この分析の結果として、表示装置の周りの照明の調節又は適合が行われる。メタデータの1つ又は2つ以上の特性がフィルタ処理されて1つ又は2つ以上の光要素の照明設定値に変換され、光要素は、1つ又は2つ以上の光源を有する場合がある。
国際公開第2007/113738号パンフレットは、周囲照明要素を制御する方法を記載しており、かかる方法は、周囲照明データを決定して周囲照明要素を制御するステップを有する。この方法は、組み合わせ状態の周囲照明データを処理するステップを有し、この場合、組み合わせ周囲照明データは、対応の映像内容部分及び対応の音声内容部分に基づいている。次に、処理された組み合わせ周囲照明データを用いると、周囲照明要素を制御することができる。一実施形態では、組み合わせ周囲照明データを組み合わせ周囲照明スクリプトとして受け取ることができる。映像に基づく周囲照明データと音声に基づく周囲照明データを組み合わせると、組み合わせ周囲照明データを生じさせることができる。映像に基づく周囲照明データと音声に基づく周囲照明データを組み合わせるステップは、映像に基づく周囲照明データを音声に基づく周囲照明データによって調整するステップを含む場合がある。映像内容及び/又は音声内容を分析すると、映像に基づくと共に/或いは音声に基づく周囲照明データを得ることができる。
最新のオフィスビルディングでは、どの会議室でも全て、プロジェクタや電話会議装置のようなオーディビデオ装置を備えている。これら装置のうちの1つが用いられているとき、照明条件を調節することが必要な場合があり、その目的は、現在の使用に最適に適合させることにある。例えば、プロジェクタがオン状態にある場合、鮮明な像を得るために投影スクリーンの近くに位置する照明ユニットの光強度を落とすことが望ましい。今日、これは、壁に設置された調光器を介して個々の照明ユニットを手動で調節することによって達成できる。しかしながら、現在のこのやり方は不便である。というのは、これには、いずれの場合においても、うんざりすると共に複雑な手作業が必要だからである。その結果、ユーザは、この手作業を放棄して貧弱な照明条件を受け入れる場合が多い。この手順を完全に自動化することが望ましい場合がある。
それ故、本発明の一観点は、好ましくは上述の欠点のうちの1つ又は2つ以上を少なくとも部分的に解決する別のシステムを提供することにある。
本発明では、ビデオ(オーディオ‐ビデオ)装置の使用の検出に応答して照明スクリーンの自動調整を可能にするシステム及び方法が開示される。このシステムは、ビデオ(オーディオ‐ビデオ)装置とペアを組む「スマートコントローラ」(「コントローラ」)とも呼ばれる全ての照明ユニット及び装置からの光の中に埋め込まれた固有の識別子(例えば、ネットワークアドレス)の使用に基づいている。1つ又は2つ以上の照明ユニットセンサが所与のビデオ(オーディオ‐ビデオ)装置により作られる光学像の付近に設置されるのが良い。コントローラは、1つ又は2つ以上の照明ユニットセンサを介して照明ユニット(ビデオ装置の周囲に配置されている)の固有識別子を検出する。ビデオセンサが装置それ自体の状態を検知することができる。次いで、コントローラは、ビデオ(オーディオ‐ビデオ)装置の状態に基づいて識別された照明ユニットを制御する。例えば、プロジェクタがオン状態にある場合、照明ユニットのうちの1つ又は2つ以上を減光することができる。
それ故、第1の観点では、本発明は、ビデオ照明システムを制御する方法であって、ビデオ照明システムは、
a.固有の照明ユニット識別子を備えた複数個の照明ユニットを有する照明システムを含み、照明ユニットは、光を生じさせるよう構成され、照明ユニット識別子は、光の中に埋め込まれており、
b.複数個の照明ユニットの光を検出するよう構成されると共に複数個の照明ユニットの光中に埋め込まれた固有照明ユニット識別子を検出するよう構成されている照明ユニットセンサを含み、
c.光学像を生じさせるよう構成されたビデオ装置を含み、ビデオ装置は、オン状態及びオフ状態を有し、
この方法は、照明計画に従って、複数個の照明ユニットの光の強度をビデオ装置の状態の関数として制御するステップを有し、照明計画は、照明ユニットセンサによる固有照明ユニット識別子の検出に基づく情報を含むことを特徴とする方法を提供する。
a.固有の照明ユニット識別子を備えた複数個の照明ユニットを有する照明システムを含み、照明ユニットは、光を生じさせるよう構成され、照明ユニット識別子は、光の中に埋め込まれており、
b.複数個の照明ユニットの光を検出するよう構成されると共に複数個の照明ユニットの光中に埋め込まれた固有照明ユニット識別子を検出するよう構成されている照明ユニットセンサを含み、
c.光学像を生じさせるよう構成されたビデオ装置を含み、ビデオ装置は、オン状態及びオフ状態を有し、
この方法は、照明計画に従って、複数個の照明ユニットの光の強度をビデオ装置の状態の関数として制御するステップを有し、照明計画は、照明ユニットセンサによる固有照明ユニット識別子の検出に基づく情報を含むことを特徴とする方法を提供する。
かかる方法により、ビデオ装置の状態に応じて照明の容易且つ自動式の制御が可能である。例えば、かかる方法により、ビデオ装置の光学像の付近に位置した照明ユニットの減光が可能であると共に光学像から見てより遠くに位置する照明ユニットの減光の度合いを小さくし又は減光しないようにすることが可能である。
「ビデオ照明システム」という用語は、照明装置並びにビデオ装置を含むシステムを意味している。本発明との関連において、かかるビデオ照明システムは、照明ユニットセンサ及びビデオセンサを更に有するのが良い。ビデオ照明システムは、一般に、部屋、例えば会議室又は空間、例えば劇場若しくは照明が利用できると共にビデオ装置が使用される任意他の空間に使用できる。
本明細書で用いられる「照明」という用語は、電気エネルギーを利用した照明、例えばハロゲンランプ、蛍光灯、エネルギーランプ、放電ランプ等を意味している。「光」という用語は、特に可視光、即ち380〜780nmの波長範囲から選択された光を意味している。複数個の照明ユニットとの関連において「光」という用語は、複数の光、即ち個々の照明ユニットの光を意味する場合がある。
照明システムは、複数個の照明ユニットを含む。かかる照明ユニットは、1つ又は2つ以上の光源を有する場合がある。それ故、照明ユニットは、複数個の光源、例えば2〜100個の光源を有する場合がある。照明システムは、例えば、2〜500、4〜500又は4〜50個の照明ユニットを有する場合がある。照明ユニットの数は、一般に、部屋又は空間の大きさで決まる。照明ユニットは、例えばハロゲンランプ、蛍光灯、LEDランプ、放電ランプ等から成る群から選択された1つ又は2つ以上の光源を有する場合がある。
ビデオ照明システムの照明ユニットは、これらの光の中に埋め込まれた固有の識別子を有する。これは、他の照明ユニットも又、ビデオ照明システムが利用されている部屋又は空間内に利用できるということを排除するわけではない。
固有識別子は、例えば、DALI(Digitally Addressable Lighting Interface)、ZigBee、DMX、IP(インターネットプロトコル)及びLON(ローカル動作ネットワーク)又は照明システムに用いられる他の制御プロトコルの中から選択されるのが良い。固有識別子は、例えば、DALI(Digitally Addressable Lighting Interface)、ZigBee、DMX、IP(インターネットプロトコル)若しくはLON(ローカル動作ネットワーク)ディジタルアドレス又は照明システムに用いられる他の制御プロトコルへの固有の参照から選択されても良い。かかる参照(固有の参照)は、例えば、上述の参照とDALI、ZigBee、DMX、IP、LON又は照明ユニット(及びオプションとして他の装置(ビデオ照明システムに属する))の他の公知のディジタルアドレスとの固有の組み合わせを含むライブラリ(例えば、コントローラ内に格納されている)を意味する場合がある。それ故、かかる識別子は、照明に用いることができると共に光の中に埋め込むことができるアドレス識別子を利用している。「光の中に埋め込まれる」という語句は、光が識別子(情報)を運ぶことを意味している。
照明ユニットの固有の識別子に起因して、個々の照明ユニットを照明ユニットセンサ(及びかくしてコントローラ)によって認識することができると共にコントローラによって個々に制御できる。
照明ユニットの光は、識別子情報を運ぶだけでなく、照明ユニットの特性に関する情報、例えば、色、強度、色相、飽和度(彩度)、光の方向(照明ユニットの光ビームの方向)、ビーム角度、照明機能、色の範囲、強度範囲(減光(調光)特性)、色相の範囲、飽和度(彩度)の範囲、光方向の範囲、ビーム角度の範囲、照明機能の範囲等から成る群(光特性)から選択された1つ又は2つ以上に関する情報を埋め込むことができる。照明ユニットの光は、照明ユニットの設置場所に関する情報をも運ぶことができる。あらゆる種類の情報も又、照明ユニット情報として示すことができる。「照明機能」という用語は、考えられる照明の機能、例えばイルミネーション(illumination)、標的照明等を意味し、更に、例えば安全照明(脱出道順、脱出ドア照明)等を含むことができる。
「光を生じさせるよう配置された」という表現は、照明ユニットが照明(lighting)(オンに切り替えられたとき)、例えばイルミネーションを提供することができるということを意味している。照明ユニットの照明は、可変的な特性(上記を参照されたい)を有する場合がある。照明は、コントローラ(ビデオ照明システム又は他のシステムのコントローラ、以下も又参照されたい)によって制御される。コントローラは、スレーブコントローラを含む場合がある。
ビデオ装置は、例えば、プロジェクタであるのが良い。ビデオ照明システムのビデオ装置は、例えば、ディスプレイ装置であっても良い。前者の場合、一般に、光学像は、ビデオ装置(例えば、劇場又は例えば多くの場合、会議室内に設置されている)から見て遠くに位置したスクリーン又は壁上に作られ、後者の場合、光学像は、ビデオ装置、例えばTVのディスプレイ上に作られる(表示される)。「光学像」という用語は、像を生じさせるようビデオ装置を用いるユーザによって視認されるべき像を意味している。「ビデオ装置」という用語は、一実施形態では、複数個のビデオ装置を意味する場合がある。「ビデオ装置」という用語は、オーディオ‐ビデオ装置(又はこれら視聴覚装置)を更に含む場合がある。「光学像」という用語は、静止画又は動画を意味する場合がある。
上述したように、この方法は、照明計画に従って、複数個の照明ユニットの光の強度をビデオ装置の状態の関数として制御するステップを有し、一実施形態では、照明計画は、照明ユニットセンサによる固有照明ユニット識別子の検出に基づく情報を含む。照明計画は、上述の照明ユニットセンサと関連している。例えば、初期化段階の際、照明ユニットセンサは、照明ユニットの光を検知すると共に照明ユニット識別子を検出して照明計画のための照明ユニットの識別データ(及び好ましくは更に光強度データ)を提供する。したがって、本明細書において説明するシステムのコントローラは、照明ユニットセンサにより初期化段階において、照明ユニットの固有識別子を検出するよう構成されているのが良い。さらに、コントローラは、固有識別子に関する情報に基づくと共にオプションとして別の情報(例えば手動入力により提供され又は光の中に埋め込まれた別の情報に由来する)に基づいて、ビデオ照明システムが利用される部屋に関する照明計画を立てるよう構成されるのが良い。
上述したように、照明ユニットセンサは又、他の特性(照明ユニット情報)(以下を更に参照されたい)を検出するよう構成されているのが良い。
初期段階からのデータに基づいて、照明計画を立てることができる。この照明計画に基づいて、コントローラは、オプションとして、別の情報、ユーザ入力情報及び/又は既定の基準に基づいて、照明ユニットをビデオ装置の状態の関数として制御することができる。照明計画は、照明ユニットの設置場所に関する情報を含むのが良い。それ故、照明計画は、照明ユニットマップを含むのが良い。照明計画は、照明ユニットセンサによる固有照明ユニット識別子の検出に基づく情報を含むのが良い。この検出を利用すると、照明ユニットの設置場所を判定し、それにより照明ユニットマップを作成することができる。オプションとして、照明ユニットの光の他の特性、例えば色、光強度等も又検出することができる(以下を更に参照されたい)。
照明ユニットマップ(又は照明マップ)は、照明ユニットが部屋の中のどこに設置されているかについての情報を含むのが良い。これは、例えば、ビデオ装置が光学像を生じさせたときに光学像からの照明ユニットの距離に依存したカテゴリー化である。
照明計画は、照明ユニットのカテゴリー化を更に含むのが良い。例えば、光学像が提供される場所の近くに存在する照明ユニットをより遠くに位置する照明ユニットから識別することができる。これにより、専用照明が可能になる場合があり、この場合、例えば、光学像の近くの照明は光学像から見て遠くに位置する照明よりもいっそう減光される。
照明計画は、状態(ビデオセンサにより検出されるビデオ装置の状態)を照明ユニットの光強度に関連付け又は特にビデオ装置の状態を照明ユニットのカテゴリーの光強度に関連付ける指令(既定の指令)のリストを更に含むのが良い。オプションとして、照明計画は、装置の状態を照明ユニット(それぞれの照明ユニット)の他の光特性、例えば色相、彩色、光強度等(照明ユニット情報)のうちの1つ又は2つ以上に関連付ける指令(既定の指令)のリストを更に含むのが良い。
ユーザ入力情報及び/又は既定の基準は、例えば光学像(ビデオ装置が用いられているとき)の場所、照明ユニットのうちの1つ又は2つ以上の設置場所と関連した光学像(ビデオ装置が使用されているとき)の場所、照明ユニットの設置場所、ビデオ装置の状態の関数としての所望の光強度、ビデオ装置の状態の関数としての所望の色彩、状態の関数としての所望の色相、状態の関数としての所望の彩度、状態の関数としての所望の光方向、状態の関数としての所望のビーム角度等のうちの1つ又は2つ以上を含むのが良い。
一実施形態では、光の強度又は光によって運ばれる光強度に関する情報に基づいて、照明ユニットセンサにより照明ユニットの強度を検出することができる。それ故、照明ユニットセンサは(も又)、照明計画のための光強度に関する情報源であるのが良い。「照明ユニットセンサ」という用語は又、複数個の照明ユニットセンサを意味する場合がある。
光の強度を検出するか光の中に埋め込まれた強度情報を検出するかのいずれかによる強度に関する情報を用いると、照明ユニットの設置場所に関する情報を提供することができる。この情報を用いると、照明ユニットマップを作成することができる。
好ましい実施形態では、照明ユニットセンサは、照明ユニットの近くよりも光学像(ビデオ装置が使用中であり、光学像を生じさせるとき)の近くに配置される。かかる実施形態では、照明ユニットセンサは、特に、照明ユニットを識別して照明ユニットマップを提供するのに適している場合がある。別の実施形態では、プロジェクタについて言及する場合、照明ユニットセンサは、好ましくは、投影スクリーンよりも1mの範囲内に配置される。別の実施形態では、ディスプレイ装置について言及する場合、照明ユニットセンサは、ディスプレイ装置のディスプレイの1mの範囲内に配置される。特に、いずれかの距離は、0.5mよりも短くても良い。
照明は、ビデオ装置の状態の関数として制御される。「状態」という用語は、特に、ビデオ装置が光学像を生じさせる「オン状態」及びビデオ装置がオフに切り替えられている「オフ状態」を意味している。状態は、待機状態であっても良い。ビデオ装置の状態を知るためには、ビデオセンサを用いるのが良い。かかるビデオセンサは、ビデオ照明システムに組み込まれるのが良い。一実施形態では、ビデオセンサは、ビデオ装置に組み込まれるのが良い。さらに別の実施形態では、ビデオセンサは、コントローラに組み込まれるのが良い。
ビデオセンサは、例えばビデオ装置(光学像が作られているとき)からの光を検出する光センサであるのが良いが、ビデオ装置に送られ、ビデオ装置から送られ、ビデオ装置を通る電流を検出し、それにより、ビデオ装置の状態(「オン」「オフ」又は「待機」を検出するよう構成された電流センサをビデオ装置が更に有しても良い。「ビデオセンサ」という用語は、一実施形態では、例えば複数個のビデを装置が用いられている場合、複数個のビデオセンサも又意味する場合がある。
一実施形態では、単一形式の光センサがビデオ装置の状態を検出すると共に固有識別子(並びにオプションとして他の照明ユニット情報)を検出するよう用いられる。この場合も又、センサという用語は、複数個のセンサを意味する場合がある。
照明は、照明計画の関数として制御される。これは、一実施形態では、例えば単一の初期化プロセス後、照明ユニットセンサが用いられない(それ以上用いられない)ことを意味する場合がある。かかる初期化プロセスは、それぞれ、ビデオ照明システムを用いる場合、例えばビデオ装置をオンに切り替える場合又はビデオシステムを使用する場合(以下を参照されたい)若しくは制御システムを用いる場合(以下を参照されたい)、当初のプロセス(オプションとしての当初のプロセス)として利用されるのが良い。
代替的に又は追加的に、初期化プロセスは、1回利用されても良く、即ち、ビデオ照明システム、ビデオシステム又は制御システムをそれぞれ設置する場合に利用されても良い。かかる初期化プロセスは、システム内の全ての装置、特に照明ユニット(これらの固有識別子に基づく)の認識を含む完全自動化プロセスを含むのが良いが、オプションとして、手動ステップ、例えば好みの入力及び/又は例えば上述したような1つ又は2つ以上の照明ユニットパラメータを更に含んでも良い。初期化プロセスをビデオ照明システムの装置の設置場所又はパラメータの変更後及び/又は装置(照明ユニットを含む)の取り外し又は導入後に繰り返すのが良い。
それ故、照明ユニットセンサは、照明ユニット(近くに位置する)の識別子を検出することができる。オプションとして、照明ユニットセンサは又、これらの強度を推定すると共に/或いは光の中に埋め込まれた情報からこれらの強度を導き出す。オプションとして、照明ユニットセンサは、より多くの情報(即ち、照明ユニット情報)を収集することができる。特定の実施形態では、照明ユニットセンサは、複数個の照明ユニットの光を検知するよう構成されていると共に複数個の照明ユニットの光の中に埋め込まれた固有の照明ユニット識別子を検出するよう構成されており、オプションとして、更に、別の照明ユニット情報(性質/特性)、例えば、照明ユニット(又はそれぞれの照明ユニット)の色、強度、色相、飽和度(彩度)、光の方向(照明ユニットの光ビームの方向)、ビーム角度、照明機能、色の範囲、光強度範囲(減光(調光)特性)、色相の範囲、飽和度(彩度)の範囲、光方向の範囲、ビーム角度の範囲、照明機能の範囲等から成る群から選択された1つ又は2つ以上を検出するよう構成されている。
この動作は、システムの第1の構成中に実施できると共にこの場合も又、システムを変更するときにはいつでも(初期化プロセス、上記も又参照されたい)、例えば、新たな照明ユニットを設置する場合に手動で又は自動的にトリガできる。さらに、照明ユニットセンサは、照明ユニット識別子及びオプションとしての光強度をコントローラに伝えることができる。
それ故、コントローラは、ビデオ照明システム(又は、それぞれビデオシステム若しくは制御システム)が最初に用いられたときに初期化プロセスを実行するよう構成されているのが良い。コントローラは又、ビデオ照明システム(又はそれぞれ、ビデオシステム若しくは制御システム)が用いられるたびに、特に、ビデオシステムをオンに切り替えた段階で、初期化プロセスを実施するよう構成されているのが良い。例えば、プロジェクタについて言えば、かかるプロジェクタは、ウォーミングアップ時間を有するのが良く、その間、初期化プロセスを実施するのが良い。さらに、コントローラは、初期化プロセスを一定間隔で実施するよう構成されているのが良い。
それ故、コントローラは、ビデオ照明システムの最初の構成中、照明ユニットセンサを読み取る(そして、識別子情報及びオプションとして他の照明ユニット情報を引き出す)よう構成されているのが良い。コントローラは、ビデオ装置をオンに切り替えたときに照明ユニットセンサを読み取るよう構成されているのが良く又はこれを行うようになっているのが良い。コントローラは、ビデオ装置をオフ状態(及び/又は待機状態)に切り替えたときに照明ユニットセンサを読み取るよう構成されているのが良い。コントローラは、ビデオ装置を一定間隔でオンに切り替えたときに照明ユニットセンサを読み取るよう構成されているのが良い。さらに、コントローラは、固有の識別子を持つ新たな装置、特に照明ユニットを検出し、そして初期化プロセスを開始するよう構成されているのが良い。
それ故、コントローラは、照明ユニットセンサを介して照明ユニットの固有識別子及びオプションとして他の照明ユニット情報を手動で又は自動的に検出して識別データ、オプションとして光強度データ及びオプションとして別の照明ユニット情報を提供し、必要ならば照明計画をアップデートするよう構成されているのが良い。
このようにして照明ユニットを識別し、そしてこれらの固有識別子に基づいて識別された照明ユニットを照明計画に導入するのが良い。照明計画は、ビデオ装置の状態の関数として照明ユニットをこれらの固有識別子によって照明ユニットの光の照明強度に結びつけることができる。照明ユニットの光の強度及びオプションとして更に別の特性を指令(既定の指令)に従ってビデオ装置の状態に結びつけることができる。
それ故、照明計画は、照明ユニットセンサによる固有の照明ユニット識別子の検出に基づく情報を含むのが良い。かくして、照明計画は、照明ユニットセンサによる検出に基づき、各照明ユニットと関連した固有識別子情報、特に、DALI、ZigBee、DMX、IP及びLON又は照明システムに用いられる他の制御プロトコル又はかかるDALI、ZigBee、DMX、IP及びLON又は照明システムに用いられる他の制御プロトコルへの固有の参照から選択された固有識別子情報を含むのが良い。
ビデオ照明システムは、部品のキットとして提供できるが、ビデオ照明システムは、基本の装置を用い、それぞれ本発明のビデオシステム又は制御システムを提供することによっても構成できる。以下において、上述しなかった限りにおいてこれらシステムを更に説明する。
それ故、別の観点では、本発明は、ビデオ照明システムであって、
a.固有の照明ユニット識別子を備えた複数個の照明ユニットを有する照明システムを含み、照明ユニットは、光を生じさせるよう構成され、照明ユニット識別子は、光の中に埋め込まれており、
b.複数個の照明ユニットの光を検出するよう構成されると共に複数個の照明ユニットの光中に埋め込まれた固有照明ユニット識別子を検出するよう構成されている照明ユニットセンサを含み、
c.光学像を生じさせるよう構成されたビデオ装置を含み、ビデオ装置は、オン状態及びオフ状態を有し、
d.ビデオ装置の状態を検知するよう構成されると共に対応のビデオセンサ信号を生じさせるよう構成されたビデオセンサを有し、
e.照明計画に従って、複数個の照明ユニットの光の強度をビデオセンサ信号の関数として制御するよう構成されたコントローラを含み、照明計画は、照明ユニットセンサによる固有照明ユニット識別子の検出に基づく情報を含むことを特徴とするビデオ照明システムを提供する。
a.固有の照明ユニット識別子を備えた複数個の照明ユニットを有する照明システムを含み、照明ユニットは、光を生じさせるよう構成され、照明ユニット識別子は、光の中に埋め込まれており、
b.複数個の照明ユニットの光を検出するよう構成されると共に複数個の照明ユニットの光中に埋め込まれた固有照明ユニット識別子を検出するよう構成されている照明ユニットセンサを含み、
c.光学像を生じさせるよう構成されたビデオ装置を含み、ビデオ装置は、オン状態及びオフ状態を有し、
d.ビデオ装置の状態を検知するよう構成されると共に対応のビデオセンサ信号を生じさせるよう構成されたビデオセンサを有し、
e.照明計画に従って、複数個の照明ユニットの光の強度をビデオセンサ信号の関数として制御するよう構成されたコントローラを含み、照明計画は、照明ユニットセンサによる固有照明ユニット識別子の検出に基づく情報を含むことを特徴とするビデオ照明システムを提供する。
かかるシステムは、主要構成要素、即ち、光によって運ばれる特定の識別子を備えた照明ユニット、かかる識別子を検出するセンサ、ビデオ装置及びそのビデオセンサ並びに照明をビデオ装置の状態の関数として且つ照明計画に従って制御するコントローラを有するシステム一式である。かかるシステムにより、ビデオ装置の状態に対する自動応答が可能であり、かかるシステムは、照明強度を調節するための手動介入を必要としない。
上述したように、識別子は、DALI(Digitally Addressable Lighting Interface)、ZigBee若しくはIP識別子又は本明細書において言及する他の識別子であるのが良く或いは識別子は、かかる識別子への参照(即ち、照明システムにより用いられる制御プロトコルへの固有参照)であっても良い。一実施形態では、照明ユニットのうちの1つ又は2つ以上は、複数個の光源を有する。
このビデオ照明システムの種々の装置、即ち、少なくとも照明システム、ビデオ装置、ビデオセンサ、コントローラ及び照明ユニットセンサは、別個の構成要素であるが、これらのうちの1つ又は2つ以上は、単一ユニットの状態に統合されても良い。例えば、一実施形態では、ビデオセンサは、ビデオ装置に組み込まれる。
さらに、ビデオ照明システムを制御する方法に関して上述した実施形態を参照し、これら実施形態は、ビデオ照明システムにも利用できる。
さらに別の観点では、本発明は、ビデオシステムであって、
a.光学像を生じさせるよう構成されたビデオ装置を有し、ビデオ装置は、プロジェクタ及びディスプレイ装置から成る群から選択され、ビデオ装置は、オン状態及びオフ状態を有し、
b.ビデオ装置の状態を検知すると共に対応のビデオセンサ信号を生じさせるよう構成されたビデオセンサを有し、
c.照明計画に従って複数個の照明ユニットの光の強度をビデオセンサ信号の関数として制御するよう構成されたコントローラを有し、照明ユニットは、固有の照明ユニット識別子を有し、照明ユニットは、光を生じさせるよう構成され、照明ユニット識別子は、光の中に埋め込まれ、一実施形態では、照明計画は、照明ユニットセンサによる固有照明ユニット識別子の検出に基づく情報を含み、
d.複数個の照明ユニットの光を検知するよう構成されると共に複数個の照明ユニットの固有照明ユニット識別子を検出するよう構成されている照明ユニットセンサを有することを特徴とするビデオシステムを提供する。
a.光学像を生じさせるよう構成されたビデオ装置を有し、ビデオ装置は、プロジェクタ及びディスプレイ装置から成る群から選択され、ビデオ装置は、オン状態及びオフ状態を有し、
b.ビデオ装置の状態を検知すると共に対応のビデオセンサ信号を生じさせるよう構成されたビデオセンサを有し、
c.照明計画に従って複数個の照明ユニットの光の強度をビデオセンサ信号の関数として制御するよう構成されたコントローラを有し、照明ユニットは、固有の照明ユニット識別子を有し、照明ユニットは、光を生じさせるよう構成され、照明ユニット識別子は、光の中に埋め込まれ、一実施形態では、照明計画は、照明ユニットセンサによる固有照明ユニット識別子の検出に基づく情報を含み、
d.複数個の照明ユニットの光を検知するよう構成されると共に複数個の照明ユニットの固有照明ユニット識別子を検出するよう構成されている照明ユニットセンサを有することを特徴とするビデオシステムを提供する。
かかるビデオシステムは、照明システムが設けられている部屋又は空間内で使用でき、この場合、照明ユニットは、これらユニットの照明の中に埋め込まれた固有の識別子を有する(既に有している)。コントローラは、上述のビデオ照明システムを構成する全ての(関連の)装置を検出するために使用されるのが良い。この場合、ビデオシステムのコントローラは、このようにして構成されたビデオ照明システムの照明ユニットの照明を制御するよう使用できる。
上述したように、識別子は、DALI(Digitally Addressable Lighting Interface)、ZigBee若しくはIP識別子又は本明細書において言及する他の識別子であるのが良く或いは識別子は、かかる識別子の参照記号であっても良い。
このビデオ照明システムの種々の装置、即ち、少なくとも照明システム、ビデオ装置、ビデオセンサ、コントローラ及び照明ユニットセンサは、別個の構成要素であるが、これらのうちの1つ又は2つ以上は、単一ユニットの状態に統合されても良い。例えば、一実施形態では、ビデオセンサは、ビデオ装置に組み込まれる。
さらに、ビデオ照明システムを制御する方法に関して上述した実施形態並びにビデオ照明システムそれ自体に関して上述した実施形態を参照し、これら実施形態も又、ビデオシステムに利用できる。
さらに別の観点によれば、本発明は、ビデオ照明システムを制御するよう構成された制御システムであって、制御システムは、
a.複数個の照明ユニットの光を検出するよう構成されると共に照明ユニットの固有の照明ユニット識別子を検出するよう構成された照明ユニットセンサを有し、照明ユニットは、光を生じさせるよう構成され、照明ユニット識別子は、光の中に埋め込まれており、
b.ビデオ装置の状態を検知するよう構成されると共に対応のビデオセンサ信号を生じさせるよう構成されたビデオセンサを有し、ビデオ装置は、プロジェクタ及びディスプレイ装置から成る群から選択され、ビデオ装置は、光学像を生じさせるよう構成され、ビデオ装置は、オン状態及びオフ状態を有し、
c.照明計画に従って、複数個の照明ユニットの光の強度をビデオセンサ信号の関数として制御するよう構成されたコントローラを有し、照明計画は、照明ユニットセンサによる固有照明ユニット識別子の検出に基づく情報を含むことを特徴とする制御システムを提供する。
a.複数個の照明ユニットの光を検出するよう構成されると共に照明ユニットの固有の照明ユニット識別子を検出するよう構成された照明ユニットセンサを有し、照明ユニットは、光を生じさせるよう構成され、照明ユニット識別子は、光の中に埋め込まれており、
b.ビデオ装置の状態を検知するよう構成されると共に対応のビデオセンサ信号を生じさせるよう構成されたビデオセンサを有し、ビデオ装置は、プロジェクタ及びディスプレイ装置から成る群から選択され、ビデオ装置は、光学像を生じさせるよう構成され、ビデオ装置は、オン状態及びオフ状態を有し、
c.照明計画に従って、複数個の照明ユニットの光の強度をビデオセンサ信号の関数として制御するよう構成されたコントローラを有し、照明計画は、照明ユニットセンサによる固有照明ユニット識別子の検出に基づく情報を含むことを特徴とする制御システムを提供する。
かかるビデオシステムは、照明システムが設けられている部屋又は空間内で使用でき、この場合、照明ユニットは、これらユニットの照明の中に埋め込まれた固有の識別子を有する(既に有している)。コントローラは、上述のビデオ照明システムを構成する全ての(関連の)装置を検出するために使用されるのが良い。この場合、ビデオシステムのコントローラは、このようにして構成されたビデオ照明システムの照明ユニットの照明を制御するよう使用できる。上述したように、識別子は、DALI(Digitally Addressable Lighting Interface)、ZigBee若しくはIP識別子又は本明細書において言及する他の識別子であるのが良く或いは識別子は、かかる識別子の参照記号であっても良い。
さらに、ビデオ照明システムを制御する方法に関して上述した実施形態並びにビデオ照明システムそれ自体に関して上述した実施形態を参照し、これら実施形態も又、制御システムに利用できる。
この制御システムの種々の装置、即ち、少なくともビデオセンサ、コントローラ及び照明ユニットセンサは、別個の構成要素であるが、これらのうちの1つ又は2つ以上は、単一ユニットの状態に統合されても良い。例えば、ビデオセンサは、コントローラに組み込まれても良い。例えば、一実施形態では、照明ユニットは、コントローラに組み込まれても良い。このことは、以下の表に更に説明されている。
この表の見出しでは、本発明の3つの上述のシステムが示されており、見出しの下の横の並びにおいて、照明システム、照明ユニットセンサ、ビデオ装置、ビデオセンサ及びコントローラがシステムに含まれているかどうかが示されている。上述したように、「システム」という用語は、部品のキットを意味する場合があり、必ずしも単一の装置を意味しているわけではない。
次に、添付の図面を参照して本発明の実施形態を説明するが、これらは例示に過ぎず、図中、対応の参照符号は、対応の部分を示している。
図1aは、本発明のビデオ照明システム100を収容している部屋1とも示されている部屋又は空間1を概略的に示している。ビデオ照明システム100は、ビデオシステム又は制御システム(以下を参照されたい)を有するのが良いが、理解しやすくするため、本明細書では、「一式のビデオ照明システム100」として説明する。
ビデオ照明システム100は、照明ユニット110(1)、110(2)、110(3)を含む照明システム110を有している。「110(1)・・・」という記載は、複数個の照明ユニットであることを示している。照明ユニット110(1)・・・は、光を生じさせるよう構成されている。光は、参照符号111で示されている。照明ユニット110(1)・・・の光は、単一の参照符号111で示されているが、本明細書では、照明ユニットは、互いに異なる種類の可視光を提供するよう構成されても良い。それ故、複数個の照明ユニットのうちの1つ又は2つ以上は、照明ユニットの性状が様々であっても良い。例えば、1つ又は2つ以上の照明ユニットは、ウォーム(温かい感じの)白色光を提供するよう構成されるのが良く、1つ又は2つ以上の照明ユニットは、クール(冷たい感じの)白色光等を提供するよう構成されても良い。
ビデオ照明システム100は、ビデオ装置130を更に有し、このビデオ装置は、この実施形態では、プロジェクタ31である。ビデオ装置130は、この実施形態では、光学像131をビデオ装置130から所与の距離を置いたところに生じさせるよう配置されている。この場合、一例を挙げると、光学像131は、壁に取り付けられたスクリーン2上に表示される。光学像131は、例えば、プレゼンテーションの像(投影スライド)であるのが良く、この光学像は、活動写真の像等であっても良い。ビデオ照明システム100は、ビデオセンサ132を更に有し、このビデオセンサは、ビデオ装置130の状態、例えば、オン状態、オフ状態又はオプションとして更に待機状態を検出するよう構成されている。ビデオセンサ132は、例えばこの図に例示として示されているようにビデオ装置130に取り付けられても良いが、ビデオ装置130に組み込まれても良い。
ビデオ照明システム100は、照明ユニットセンサ120を更に有する。この照明ユニットセンサ120は、照明ユニット110(1)・・・の識別子を検出するよう構成されている。事実、照明ユニット110(1)・・・は、それぞれの照明ユニット110(1)・・・の光111の識別子を検知することによって検知される。
さらに、ビデオ照明システム100は、コントローラ150を有する。コントローラ150は、照明ユニットセンサ120及びビデオセンサ132からのセンサ信号を受け取る。コントローラ150は、照明計画に基づいて、照明ユニット(それぞれの照明ユニット)110(1)・・・を制御する。
図1bは、図1aに概略的に示されているビデオ照明システム100の類似の実施形態を概略的に示しており、この実施形態は、ビデオ照明システム100が図1aに示されているようなプロジェクタ31ではなく、ディスプレイ装置32であるという点で図1aの構成とは異なっている。
ビデオセンサ132及び照明ユニットセンサ120は、別個の装置として示されているが、これらのうちの1つ又は2つ以上は、別の装置、例えばビデオ装置130又はコントローラ150に組み込まれても良い。特に、ビデオセンサ132は、ビデオ装置130に組み込まれるのが良い。照明ユニットセンサ120は、ディスプレイ装置132に組み込まれるのが良い。当業者には明らかなように、照明ユニットセンサ120は、光センサであり、ビデオセンサは、光センサであっても良いが、例えば、電流センサ(上記説明をも参照されたい)であるのが良い。
添付図面には示されていない特定の実施形態では、ビデオセンサ132及び照明ユニットセンサ120は、単一のセンサ又は複数個の単一形式のセンサ(光センサ)である。
種々の装置、例えば照明ユニットセンサ120を備えたコントローラ150、ビデオセンサ132及び照明システム110(照明ユニット110(1)・・・)は、無線又は有線で互いに通信するのが良い。
一例を挙げると、照明計画が以下のように概略的に示されており、この照明計画は、照明ユニット110(1)・・・の光の強度及びビデオ装置130の状態を関連付ける1組(既定の)指令を含むのが良い。
ここでは、照明ユニットの特性(即ち、識別子、位置、及び強度範囲)が、この照明計画に含まれている。識別子は、照明ユニットセンサにより検知され、位置及び強度範囲のうちの1つ又は2つ以上は、照明ユニットセンサにより検出可能である。代替的に又は追加的に、位置及び強度範囲のうちの1つ又は2つ以上に関する情報を照明ユニットの光の中に埋め込まれている情報から引き出すことができると共に照明ユニットセンサにより検知することができる。識別子は、一例として、参照記号IP1,IP2・・・で示されている。固有識別子は又、IPアドレス以外の識別子の形式からも選択可能であり、或いは、照明システムに用いられるかかるプロトコルへの固有の参照から選択可能である。
「ビデオ装置の状態がオンである場合の照明ユニットの強度」及び「ビデオ装置の状態がオフである場合の照明ユニットの強度」という項目は、初期化(最初の初期化)中、手動で又は実行可能な命令を備えていてコンピュータ上でランされると本発明の方法を実行するコンピュータプログラム製品中に既に組み込まれている指令として既定可能な指令である。これら項目は、それぞれの照明ユニットに直接関連付けられても良く或いは、これらの照明ユニットに間接的に関連付けられても良いが、カテゴリー化(例えば、第3欄に示されているように距離に基づくカテゴリー化)に直接関連づけられても良い。
図2aは、ビデオ照明システム100の一実施形態を概略的に示している。一般に、ビデオ照明システム100の一部に属する特定の装置、即ち、ビデオ装置130、ビデオセンサ132、照明システム110、照明ユニットセンサ120及びコントローラ150が示されている。図2bは、ビデオシステム200の一実施形態を概略的に示している。一般に、ビデオシステム200に属する特定の装置、即ち、ビデオ装置130、ビデオセンサ132、照明ユニットセンサ120及びコントローラ150が示されている。ビデオシステム200は、コントローラ150を介して照明システム110と通信することができる。図2cは、制御システム300の一実施形態を概略的に示している。一般に、制御システム300に属する特定の装置、即ち、ビデオセンサ132、照明ユニットセンサ120及びコントローラ150が示されている。ビデオシステム200は、コントローラ150を介して照明システム110及びビデオ装置130と通信することができる。
図1a及び図1bには、それぞれの一体形ビデオ照明システム100が概略的に示されている。しかしながら、かかる一体形ビデオ照明システム100は、ビデオシステム200及び照明システム110で構成されても良く、或いは、制御システム300、ビデオ装置130及び照明システム110で構成されても良い。分かりやすくするために、以下の表に種々の実施形態が示されている。
コンピュータ上でランされると、本発明の方法を実施することができるコンピュータプログラム製品並びにかかるコンピュータプログラム製品を支持したデータキャリヤも又、本発明の一部をなす。
したがって、固有の識別子を光出力の中に埋め込むことができる照明ユニット、照明ユニットセンサの信号を検知すると共に照明ユニット(近くに位置する)の固有識別子を検出するコントローラ及びビデオ装置の状態を検知する「ビデオセンサ」と呼ばれる検出器を有するビデオ照明システムが提案される。上述したように、「ビデオ装置」という用語は又、オーディオ‐ビデオ装置に関する場合がある。コントローラは、制御ユニット(制御ユニットの状態)を制御する。コントローラは、ワイヤード又はワイヤレス手段を介して照明ユニットにアクセスすることができる。
センサ(ビデオセンサ及び/又は照明ユニットセンサ)及びコントローラは、単一ケーシング内に統合されても良く又は別体であっても良い。後者の場合、これらユニットは、ワイヤード又はワイヤレス手段を介して互いに通信することができる。
本発明は、更に、ビデオ照明システムを制御する方法を提供する。照明ユニットセンサ(これを接続することができるビデオ装置の付近に設置される)は、照明ユニット(近くに位置する)の識別子を検出する。場合によっては、コントローラは又、照明ユニットセンサを介して、例えば強度を測定し又は光の中に埋め込まれた情報から強度情報を引き出すことによって、種々の照明ユニットの相対的位置に関する情報を引き出すことができる。コントローラは又、光から他の特性を引き出すと共に/或いは光の中に埋め込まれた情報を引き出すことができる。ビデオセンサは、所与のビデオ装置の状態を検知する。コントローラは、ビデオ装置、例えばディスプレイビデオ装置の状態に関し且つ既定の規則に従って照明ユニットを制御する。
例えば図1aに示された一例では、その目的は、ビデオ装置130、この場合プロジェクタ31がオンに切り替えられると、照明ユニット110(3)として示された照明ユニットを全光出力の20%まで減光し、照明ユニット110(2)として示された照明ユニットを30%まで減光することにある。
この目的を達成するため、本発明の一実施形態によれば、次の構成要素、即ち、固有識別子を光出力の中に埋め込むことができる照明ユニット110(1)・・・を含む照明システム110及びコントローラ制御システム300を有するビデオ照明システムが用いられる。制御システム300のビデオセンサ132は、ビデオ装置の状態を検知する。制御システムのコントローラ150は、照明ユニットの状態を制御し、或いは、一般的に、光の強度を照明計画に従って制御する。制御装置は、ワイヤード又はワイヤレス手段を介して照明ユニットにアクセスすることができる。制御システム300の種々の装置は、別々であって互いに異なる場所に設置可能である。これら装置は、ワイヤレス通信リンクを介して互いに通信することができる。
一実施形態では、照明ユニットセンサ120は、光検出器及び検出アルゴリズムを実行するプロセッサを有するのが良い。照明ユニットセンサ120は、スクリーンに隣接して設置されるのが良い。この位置では、照明ユニットセンサは、付近に位置する照明ユニットの識別子を検出することができ、そして、オプションとして、これらの相対強度を推定することも可能である。
ビデオセンサは、一実施形態では、プロジェクタ又は他のビデオ装置に隣接して設置されるのが良い。ビデオセンサは、例えば利用される電力を測定することによってプロジェクタ又は他のビデオ装置のオンオフ状態を検出することができる。ビデオセンサは又、プロジェクタ又は他のビデオ装置の待機状態を検出することができる。
コントローラ150は、部屋1の任意の位置に設置可能である。コントローラは、照明ユニットセンサ120及びビデオセンサ132から情報を受け取ることができる。好ましい実施形態では、以下の方法を利用することができる。
‐ 照明ユニットセンサ120は、照明ユニット110(1)・・・(近くに位置する)の識別子を検出し、これらの強度を推定し又は強度に関する情報を受け取る。この動作は、ビデオ照明システム100の最初の構成中に実施され、この動作をこの場合も又、ビデオ照明システム100を交換した任意の時点で、例えば新たな照明ユニット110(n)が設置されたときに手動で又は自動的にトリガすることができる。さらに、照明ユニットセンサ120は、照明ユニットの識別子及び強度をコントローラ150に伝えることができる。
‐ ビデオセンサ132は、ビデオ装置130、例えばプロジェクタのオン状態又はオフ状態(若しくは待機状態)を検知する。次に、このビデオセンサは、状態をコントローラ150に伝える。
‐ コントローラ150は、照明ユニット識別子及び強度のリストを受け取り、そしてこれらを強度に基づいて分類する。最上部に位置する照明ユニットは、最も高い推定強度を有し、それ故、最も関連性の高い照明ユニットである。さらに、照明計画(部屋の中の照明ユニットの位置を示す)が利用できる場合、コントローラは、照明ユニットリストに関する情報を照明計画と組み合わせて照明ユニットグループ、例えば、図1aに示されているグループ110(3)、グループ110(2)、グループ110(1)を導き出す。終わりに、コントローラは、推定強度により分類された照明ユニットのリスト(グループ化されたリスト)を得る。このリストは、メモリに記憶される。この動作は、ビデオ照明システム100の第1の構成中に実施され、この動作をこの場合も又、ビデオ照明システム100を交換した任意の時点で、例えば新照明ユニットが設置されたときに手動で又は自動的にトリガすることができる。通常の動作中、コントローラ150は、ビデオセンサ132からのビデオ装置状態アップデートを受け取ることができる。この情報は、上述の照明ユニットのリストと一緒に処理される。内蔵の又は手動で構成された制御規則に基づいて、コントローラは、各照明ユニットのための所望の光出力を導き出す。図3aは、一実施形態では、コントローラ150の行うことができる手順の流れ図を示している。
‐ コントローラは、所望の光出力を種々の照明ユニット110(1)・・・に伝える。
図3aを参照すると、参照符号Aは、照明ユニットの強度及び識別子の入力に関する。段階Bは、これらの強度に基づく照明ユニットのオプションとしての分類を意味している。段階Cは、照明ユニットマップが利用できるかどうかをチェックする。利用できる場合、照明ユニットグループを定めるのが良い(参照符号D)。また、照明マップからの入力を得ることができる(参照符号E)。照明マップが利用できない場合、段階Gは、強度(推定強度)で分類された照明ユニットのリスト(グループ化リスト)が利用できる段階を示す。これは、例えば、強度と識別子の両方を検出することによって実施可能である。段階Iは、制御規則がビデオ装置のランキング及び状態に基づいて照明ユニットに適用される段階を示している。この段階Iは、制御規則から入力を受け取る(参照符号H)、と共にビデオ装置を検知するためにセンサからの検出信号を受け取る(参照符号F)ことができる。参照符号Jは、例えば所望の強度、及びオプションとしての他の特性、例えば色彩、色相、方向等を示す各照明ユニットのための制御指令を示す。
本発明の(特に、プロジェクタ又は他のディスプレイ装置に利用できる)の変形実施形態では、以下の方法が用いられる。
‐ 照明ユニットセンサは、或る特定の領域(代表的には、ビデオ装置、例えばプロジェクタが照明する領域)内における照明ユニットの光効果を吟味する。
‐ 各照明ユニットは、所要の時間又は常時、そのビデオ照明システムアドレス(コントローラにより用いられる)が埋め込まれた光を生じさせることができる。このように、照明ユニットセンサは、観察された領域内における光効果への各照明ユニットの寄与を引き出すことができる。
‐ ビデオセンサは、ビデオ装置の状態をその電力消費量によって、しかしながら、プロジェクタの場合、プロジェクタが照明する領域内における光効果を吟味することによって検知することができる。
‐ ビデオセンサによりビデオ装置がオン状態にあることが検出されると、ビデオ照明システムは、壁上の光効果への各照明ユニットの寄与を読み取る。次に、ビデオ照明システムは、壁上の寄与が快適な視認のための所要のしきい値に達するまで、コントローラを介して(フィードバックループを用いて)各検出照明ユニットの輝度を減少させる。
図3bを参照すると、参照符号Kは、ビデオセンサがビデオ装置のオン状態を検知した段階を示している。参照符号は、照明ユニットセンサが或る特定の領域(例えば、ディスプレイ装置のディスプレイ/スクリーン(図1bを参照されたい)又はプロジェクタが利用された場合、光学像が投影される投影領域(図1aを参照されたい))における光効果への各照明ユニットの寄与を検出する。参照符号Mは、コントローラが1つ又は2つ以上の照明ユニットの強度を減少させることを示している。参照符号Nは、この領域における照明ユニット(それぞれの照明ユニット)の寄与が所要通りである(例えば、或る特定のしきい値未満である)段階を示している。もしそうでなければ、この方法は、所要の寄与に達成するまでLに戻る。もしそうであれば、所要の光の段階が達成され、これは参照符号Oで示されている。
本明細書で用いられる「実質的に」という用語、例えば、「実質的に全てのエミッション」又は「実質的に〜から成る」という表現は、当業者には理解されよう。「実質的」という用語は、「全体的に」、「完全に」、「全て」等が記載された実施形態をも含む場合がある。それ故、幾つかの実施形態では、副詞(実質的に)という用語も又除かれる場合がある。該当する場合、「実質的に」という用語は又、90%以上、例えば95%以上、特に99%以上、それどころか特に99.5%以上に関する場合があり、100%を含む。原文明細書において“comprise”(翻訳文では、「〜を有する」としている場合が多い)は、“comprises”という用語が「〜から成る」を意味している実施形態をも含む。
本発明は又、例えば媒体、例えば光ディスク(CD、DVD、BD)に記憶されたソフトウェアコードの形態をしたコンピュータプログラム製品、実行可能な命令を有する半導体メモリユニット(USBスティック)、SDカード等としても具体化できる。実行可能な命令により、プロセッサ(例えば、インタフェース回路を備えた汎用コンピュータ)が上述したような方法実施形態を実施することができる。
さらに、本明細書及び特許請求の範囲に記載された第1、第2、第3等の用語は、互いに類似した要素を識別するために用いられており、必ずしも、連続又は時間的順序を説明するものではない。理解されるべきこととして、このように用いられている用語は、該当する状況下では区別なく用いられ、本明細書において説明した本発明の実施形態は、本明細書において説明した又は図示した順番以外の順番で動作を行うことができる。
本明細書において開示した装置は、とりわけ、動作の際に説明されている。当業者には明らかなように、本発明は、動作方法又は動作中の装置には限定されない。
注目されるべきこととして、上述の実施形態は、本発明を限定するものではなく本発明を説明するものであり、当業者であれば、特許請求の範囲に記載された本発明の範囲から逸脱することなく多くの変形実施形態を設計することができよう。原文特許請求の範囲において、括弧内の参照符号は、本発明を限定するものと解釈されてはならない。原文特許請求の範囲に記載された動詞“comprise”(翻訳文では、「〜を有する」と訳している場合が多い)及びその活用語は、請求項に記載された要素又はステップ以外の要素又はステップの存在を排除するものではない。要素の前に位置する冠詞“a”又は“an”は、かかる要素が複数存在することを排除するものではない。本発明は、幾つかの別々の要素を有するハードウェア及び適当にプラグラムされたコンピュータによって実施できる。幾つかの手段を列挙した装置に関する請求項では、これら手段のうちの幾つかは、同一のハードウェアによって具体化できる。或る特定の手段が相互に異なる従属形式の請求項に記載されているという単なる事実は、これら手段の組み合わせを有利に使用できないということを意味しているわけではない。
Claims (15)
- ビデオ照明システムを制御する方法であって、前記ビデオ照明システムは、
固有の照明ユニット識別子を備えた複数個の照明ユニットを有する照明システムを含み、前記照明ユニットは、光を生じさせるよう構成され、前記照明ユニット識別子は、前記光の中に埋め込まれており、
前記複数個の照明ユニットの光を検出するよう構成されると共に前記複数個の照明ユニットの前記光中に埋め込まれた前記固有照明ユニット識別子を検出するよう構成されている照明ユニットセンサを含み、
光学像を生じさせるよう構成されたビデオ装置を含み、前記ビデオ装置は、オン状態及びオフ状態を有し、
前記方法は、照明計画に従って、前記複数個の照明ユニットの前記光の強度を、前記ビデオ装置の前記状態の関数として制御するステップを有し、前記照明計画は、前記照明ユニットセンサによる前記固有照明ユニット識別子の検出に基づく情報を含む、方法。 - 前記照明ユニットセンサが前記照明ユニットの光を検知すると共に前記照明ユニット識別子を検出して前記照明計画のための前記照明ユニットの識別データ及びオプションとして強度データを提供する初期化プロセスを有する、請求項1記載の方法。
- 前記ビデオ装置は、プロジェクタ又はディスプレイ装置である、請求項1又は2記載の方法。
- 前記識別子は、DALI(Digitally Addressable Lighting Interface)、ZigBee若しくはIP識別子又はかかる識別子への固有の参照である、請求項1又は2記載の方法。
- ビデオ照明システムであって、
固有の照明ユニット識別子を備えた複数個の照明ユニットを有する照明システムを含み、前記照明ユニットは、光を生じさせるよう構成され、前記照明ユニット識別子は、前記光の中に埋め込まれており、
前記複数個の照明ユニットの光を検出するよう構成されると共に前記複数個の照明ユニットの前記固有照明ユニット識別子を検出するよう構成されている照明ユニットセンサを含み、
光学像を生じさせるよう構成されたビデオ装置を含み、前記ビデオ装置は、オン状態及びオフ状態を有し、
前記ビデオ装置の状態を検知するよう構成されると共に対応するビデオセンサ信号を生じさせるよう構成されたビデオセンサを有し、
照明計画に従って、前記複数個の照明ユニットの前記光の強度を、前記ビデオセンサ信号の関数として制御するよう構成されたコントローラを含み、前記照明計画は、前記照明ユニットセンサによる前記固有照明ユニット識別子の検出に基づく情報を含む、ビデオ照明システム。 - 前記ビデオ装置は、プロジェクタ又はディスプレイ装置である、請求項5記載のビデオ照明システム。
- 前記識別子は、DALI(Digitally Addressable Lighting Interface)、ZigBee若しくはIP識別子又はかかる識別子への固有の参照である、請求項5又は6記載のビデオ照明システム。
- 前記コントローラは、前記照明ユニットセンサを介して前記照明ユニットの前記固有識別子を手動で又は自動的に検知して識別データを提供し、必要ならば前記照明計画をアップデートするよう構成されている、請求項5又は6記載のビデオ照明システム。
- ビデオシステムであって、
光学像を生じさせるよう構成されたビデオ装置を有し、前記ビデオ装置は、プロジェクタ及びディスプレイ装置から成る群から選択され、前記ビデオ装置は、オン状態及びオフ状態を有し、
前記ビデオ装置の状態を検知すると共に対応するビデオセンサ信号を生じさせるよう構成されたビデオセンサを有し、
照明計画に従って複数個の照明ユニットの光の強度を、前記ビデオセンサ信号の関数として制御するよう構成されたコントローラを有し、前記照明ユニットは、固有の照明ユニット識別子を有し、前記照明ユニットは、光を生じさせるよう構成され、前記照明ユニット識別子は、前記光の中に埋め込まれ、前記照明計画は、照明ユニットセンサによる前記固有照明ユニット識別子の検出に基づく情報を含み、
前記照明ユニットセンサは、前記複数個の照明ユニットの光を検知するよう構成されると共に前記複数個の照明ユニットの前記固有照明ユニット識別子を検出するよう構成されている、ビデオシステム。 - 前記ビデオセンサは、前記ビデオ装置に組み込まれている、請求項9記載のビデオシステム。
- 前記識別子は、DALI(Digitally Addressable Lighting Interface)、ZigBee若しくはIP識別子又はかかる識別子への固有の参照である、請求項9又は10記載のビデオシステム。
- ビデオ照明システムを制御するよう構成された制御システムであって、前記制御システムは、
複数個の照明ユニットの光を検出するよう構成されると共に前記照明ユニットの固有の照明ユニット識別子を検出するよう構成された照明ユニットセンサを有し、前記照明ユニットは、光を生じさせるよう構成され、前記照明ユニット識別子は、前記光の中に埋め込まれており、
ビデオ装置の状態を検知するよう構成されると共に対応するビデオセンサ信号を生じさせるよう構成されたビデオセンサを有し、前記ビデオ装置は、プロジェクタ及びディスプレイ装置から成る群から選択され、前記ビデオ装置は、光学像を生じさせるよう構成され、前記ビデオ装置は、オン状態及びオフ状態を有し、
照明計画に従って、前記複数個の照明ユニットの前記光の強度を、前記ビデオセンサ信号の関数として制御するよう構成されたコントローラを有し、前記照明計画は、前記照明ユニットセンサによる前記固有照明ユニット識別子の検出に基づく情報を含む、制御システム。 - 前記ビデオセンサは、前記コントローラに組み込まれている、請求項12記載の制御システム。
- 前記照明ユニットセンサは、前記コントローラに組み込まれている、請求項12又は13記載の制御システム。
- 前記識別子は、DALI(Digitally Addressable Lighting Interface)、ZigBee若しくはIP識別子又はかかる識別子への固有の参照である、請求項12又は13記載の制御システム。
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