JP2013503413A - ビットラインをフロートさせる不揮発性メモリの中速及び全速プログラム - Google Patents

ビットラインをフロートさせる不揮発性メモリの中速及び全速プログラム Download PDF

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Abstract

中速(細かい)プログラミング及び全速(粗い)プログラミングが、不揮発性メモリシステムのために達成される。プログラム動作中、第1の期間(t1−t3)に、禁止される記憶素子のビットラインがプレチャージされる。一方、中速でプログラミング(細かいプログラミング)される記憶素子のビットライン及び全速でプログラミング(粗いプログラミング)される記憶素子のビットラインは接地電位で固定される。第2の期間(t4からt5)では、中速でプログラミングされる記憶素子のビットラインはより高く駆動される。一方、禁止される記憶素子のビットラインはフロートされ、プログラミングされる記憶素子のビットラインは接地されたままとなる。第3の期間(t5からt8)に、禁止される記憶素子のビットラインは高く駆動される。一方、中速又は全速でプログラミングされる記憶素子のビットラインは、それらが結合されて高くなるようにフロートされる。

Description

本技術は、不揮発性メモリに関する。
半導体メモリは、様々な電子装置に使用されることが一般的になってきている。例えば、不揮発性半導体メモリは、携帯電話、デジタルカメラ、パーソナルデジタルアシスタント、モバイルコンピュータ、非モバイルコンピュータ及び他の装置の中に使用されている。電気的消去・プログラム可能型読取専用メモリ(EEPROM)と、フラッシュメモリは、最も普及している不揮発性半導体メモリの一つである。EEPROMの一種であるフラッシュメモリを用いると、従来のフル機能を備えたEEPROMとは対照的に、メモリアレイ全体のコンテンツ、又はメモリの一部のコンテンツを一つのステップで消去できる。
従来のEEPROMとフラッシュメモリの何れもが、半導体基板内のチャネル領域上に配置され、そのチャネル領域から絶縁されたフローティングゲートを利用している。フローティングゲートは、ソース領域とドレイン領域の間に配置されている。制御ゲートは、フローティングゲート上に配置されており、そのフローティングゲートから絶縁されている。このように形成されたトランジスタの閾値電圧(Vth)は、フローティングゲート上に保持される電荷量によって制御される。つまり、そのソースとドレインの間の導通を可能にするためにトランジスタをオンにする前に制御ゲートに印加しなければならない電圧の最小量は、そのフローティングゲート上の電荷レベルにより制御される。
いくつかのEEPROM及びフラッシュメモリ素子は2つの範囲の電荷を記憶するために使用される記憶素子その他のフローティングゲートを含むセルを有するため、記憶素子は2つの状態、たとえば消去状態とプログラム状態の間でプログラム/消去できる。各記憶素子は1ビットのデータを記憶できるため、このようなフラッシュメモリ素子はバイナリフラッシュメモリ素子と呼ばれることもある。
マルチ状態(マルチレベルとも呼ばれる)フラッシュメモリ素子が、複数の別個の許可/有効プログラム閾値電圧範囲を識別することによって実現される。各閾値電圧範囲は、記憶素子内で符号化される一組のデータビットの所定値に相当する。例えば、各メモリエレメントは、そのエレメントを4つの別々の閾値電圧範囲に相当する4つの別々の電荷バンドの内の一つに置くことができ、2ビットのデータを記憶できる。
通常、プログラム動作中に制御ゲートに印加されるプログラム電圧Vpgmは、経時的に大きさが大きくなる一連のパルスとして印加される。プログラム電圧は、選択されたワードラインに印加され得る。一つの考えられる手法では、パルスの大きさは、例えば0.2から0.4V等の所定のステップサイズでそれぞれの連続パルスで大きくなる。Vpgmは、フラッシュメモリエレメントの制御ゲートに印加され得る。プログラムパルス間の期間では、検証動作が実施される。すなわち、並行してプログラムされているエレメントのグループの内の各エレメントのプログラムレベルは、エレメントがプログラムされている検証レベル以上であるか否かを判断するために、連続プログラムパルスの間に読み出される。マルチ状態フラッシュメモリエレメントのアレイの場合、検証ステップは、エレメントがそのデータ関連検証レベルに達したのかどうかを判断するために、エレメントの状態ごとに実行され得る。例えば、4つの状態にデータを記憶できるマルチ状態メモリエレメントは、3つの比較点について検証動作を実行する必要がある場合がある。
さらに、EEPROM又はNANDストリング内のNANDフラッシュメモリ素子等のフラッシュメモリ素子をプログラムするときには、通常、Vpgmが制御ゲートに印加され、ビットラインが接地され、記憶素子のチャネルからフローティングゲートの中に電子が注入される。電子がフローティングゲート内に蓄積すると、フローティングゲートは負に帯電され、メモリエレメントの閾値電圧は上昇し、プログラムされた状態にあると見なされる。
しかしながら、記憶素子が小型化されるにつれて、プログラム中の容量結合による影響が、より問題となっている。
中速プログラムにおいてチャネルとフローティングゲートの容量結合を低減する方法及び不揮発性記憶装置を提供する。
記憶素子が小型化されるにつれて、プログラム中の容量結合による影響が、より問題となっている。特に、プログラム中では、プログラムの完了した記憶素子は、昇圧されたビットライン電圧を通じてチャネル電位を上昇させることにより禁止される。しかしながら、上昇したチャネル電位は、プログラム中にある近傍の記憶素子のフローティングゲートと容量結合し、フローティングゲートの不都合な電圧上昇を招く。通常、プログラム中にある近傍の記憶素子のフローティングゲートの電位はゼロボルトに維持される。このような結合を避ける一つの方法は、プログラム中の記憶素子においてチャネルをフロートさせることである。しかしながら、この方法では、プログラム中の記憶素子のチャネル電位をゼロボルトよりも高くして、完全に禁止するまでには至らないが、プログラムを減速させるという、中速プログラムが不可能となる。この一つの解決手段は、プログラム中にある記憶素子のチャネル電位を、完全に禁止するまでには至らないが、プログラムを減速させる電位において、フロートさせることである。
NANDストリングの平面図。
NANDストリングの等価回路図。
NANDストリングの断面図。
NANDフラッシュメモリセルのブロックを示す。
NANDフラッシュメモリセルのアレイのブロック図。
不揮発性メモリシステムのブロック図。
閾値電圧分布の例とワンパスプログラムを示す図。
プログラム動作中に記憶素子の制御ゲートに印加される電圧波形を示す。
NANDストリングの断面図とチャネルブーストを示す。
図10aの回路で使用するプログラム動作のタイムチャート。
プログラム動作で使用する回路の一実施例を示す。
禁止されたビットラインで使用するように構成された図10aの回路。
全速プログラムされるビットラインで使用するように構成された図10aの回路。
中速プログラムされるビットラインで使用するように構成された図10aの回路。
図12aの回路で使用するプログラム動作のタイムチャート。
プログラム動作で使用する回路の他の一実施例を示す。
図11のt10−t14の期間に、禁止されたビットラインと部分的に禁止されたビットライン、即ち中速プログラムされるビットラインで使用するように構成された図12aの回路。
図11のt10−t14以外の期間に、禁止されずに全速プログラムされるビットラインと部分的に禁止されたビットライン、即ち中速プログラムされるビットラインで使用するように構成された図12aの回路。
プログラム動作を示す。
本発明の実施に適したメモリシステムの一例は、NANDフラッシュメモリ構造を用いる。そのNANDフラッシュメモリ構造は2つの選択ゲートの間に直列に接続された複数のトランジスタを有している。直列に配置されたトランジスタと選択ゲートは、NANDストリングと呼ばれる。図1aは、一つのNANDストリングを示す平面図である。図1bはその等価回路である。図示されたNANDストリングは、直列に接続されており、第1の選択ゲート120と第2の選択ゲート122の間に挟まれている4つのトランジスタ100、102、104及び106を有する。選択ゲート120は、NANDストリングをビットライン126に接続する。選択ゲート122は、NANDストリングをソースライン128に接続する。選択ゲート120は、制御ゲート120CGに適切な電圧が印加されることによって制御される。選択ゲート122は、制御ゲート122CGに適切な電圧が印加されることによって制御される。トランジスタ100、102、104及び106のそれぞれは制御ゲート及びフローティングゲートを有する。トランジスタ100は、制御ゲート100CG及びフローティングゲート100FGを有する。トランジスタ102は制御ゲート102CG及びフローティングゲート102FGを有する。トランジスタ104は、制御ゲート104CG及びフローティングゲート104FGを有する。トランジスタ106は、制御ゲート106CGおよびフローティングゲート106FGを有する。制御ゲート100CGは、ワードラインWL3に接続されており、制御ゲート102CGはワードラインWL2に接続されており、制御ゲート104CGはワードラインWL1に接続されており、制御ゲート106CGはワードラインWL0に接続されている。一実施形態では、トランジスタ100、102、104及び106は、それぞれ、メモリセルである。他の実施形態では、メモリセルは、複数のトランジスタを有していることもある。あるいは、図示されているのとは異なることもある。選択ゲート120は、選択ラインSGDに接続されている。選択ゲート122は、選択ラインSGSに接続されている。
図2は、前述されたNANDストリングの断面図を示す。NANDストリングのトランジスタはp−ウェル領域140に形成されている。p−ウェル領域は、代わりにp−タイプ基板144のn−ウェル領域142内にあってよい。各トランジスタは、制御ゲート(100CG、102CG、104CG及び106CG)とフローティングゲート(100FG、102FG、104FG及び106FG)から構成される積層ゲート構造を有している。フローティングゲートは、p−ウェルの表面に、酸化膜又は他の誘電体膜の上に形成される。制御ゲートはフローティングゲートの上にあり、ポリシリコン間の誘電体層が制御ゲート及びフローティングゲートを分離している。メモリセル(100、102、104及び106)の制御ゲートは、ワードラインを構成している。N+ドープ層130、132、134、136及び138が、隣接するセルの間で共有され、これによってセルが互いに直列に接続されており、NANDストリングを形成している。これらのN+ドープ層は、各セルのソース及びドレインを構成している。例えば、N+ドープ層130はトランジスタ122のドレイン及びトランジスタ106のソースとしての機能を果たし、N+ドープ層132はトランジスタ106のドレイン及びトランジスタ104のソースとしての機能を果たし、N+ドープ層134はトランジスタ104のドレイン及びトランジスタ102のソースとしての機能を果たし、N+ドープ層136はトランジスタ102のドレイン及びトランジスタ100のソースとしての機能を果たし、N+ドープ層138はトランジスタ100のドレイン及びトランジスタ120のソースとしての機能を果たす。N+ドープ層126は、NANDストリングのためのビットラインに接続する。一方、N+ドープ層128は複数のNANDストリングのための一つの共通ソースラインに接続する。
各メモリセルは、アナログ形式又はデジタル形式で表されるデータを記憶できる。1ビットのデジタルデータを記憶するとき、メモリセルの閾値電圧の範囲は、論理データ「1」及び「0」が割り当てられる2つの範囲に分割される。NANDタイプのフラッシュメモリの一例では、電圧閾値は、メモリセルが消去された後に負となり、論理「1」として定義される。プログラム動作後に閾値電圧は正となり、論理「0」として定義される。閾値電圧が負であり、制御ゲートに0ボルトを印加することにより読み出しが試行されると、メモリセルがオンして論理1が記憶されていることが示される。閾値電圧が正であり、制御ゲートに0ボルトを印加することにより読み出し動作が試行されると、メモリセルはオンせず、論理ゼロが記憶されることが示される。
メモリセルは、複数の状態を記憶し、それによって複数ビットのデジタルデータを記憶することもできる。データの複数の状態を記憶するケースでは、閾値電圧の範囲は状態の数に分割される。例えば、4つの状態が使用される場合、データ値「11」、「10」、「01」及び「00」に割り当てられる4つの閾値範囲がある。NANDタイプメモリの一例では、消去動作後の閾値電圧は負であり、「11」として定義される。正の閾値電圧は「10」、「01」及び「00」の状態のために使用される。いくつかの実施形態では、フローティングゲートの閾値電圧が誤って隣の物理状態にシフトしても、1ビットだけが影響を受けるように、データ値(例えば、論理状態)は、グレーコード割り当てを使用して閾値範囲に割り当てられる。メモリセルにプログラムされたデータと、セルの閾値電圧範囲の間の特殊な関係は、メモリセルのために採用されるデータ符号化方式に依存する。
NANDフラッシュメモリに加えて、他のタイプの不揮発性メモリも使用できる。
フラッシュEEPROMシステムで有用な別のタイプのメモリセルは、不揮発的に電荷を蓄えるために、導電性のフローティングゲートの代わりに非導電性の誘電材料を用いる。酸化ケイ素、窒化ケイ素及び酸化ケイ素(「ONO」)から形成される三層誘電体が、導電性の制御ゲートと、メモリセルチャネル上の半導体基板の表面の間に挟まれる。セルは、セルチャネルから窒化物に電子を注入することによってプログラムされ、電子は限られた領域内に閉じ込められ、蓄えられる。次に、この蓄えられた電荷が、検出可能な態様で、セルのチャネルの一部の閾値電圧を変化させる。セルは、窒化物の中にホットホールを注入することによって消去される。ドープされたポリシリコンゲートがメモリセルチャネルの一部の上に延在していることで別個の選択トランジスタが形成されている分割ゲート構造の類似するセルが提供される。
別の手法では、ONO誘電体層がソース拡散とドレイン拡散の間のチャネルを横切って延在する各NROMセルに2ビットが記憶される。1データビットの電荷は、ドレインに隣接する誘電体層に局所化され、他のデータビットの電荷はソースに隣接する誘電体層に局所化される。マルチ状態データ記憶は、誘電体内の空間的に分離された電荷蓄積領域のバイナリ状態を別々に読み出すことによって実現される。
図3は、NANDフラッシュメモリセルのブロックを示す。ブロックは、複数のNANDストリングと、それぞれのビットライン、例えばBL0、BL1、・・・を備えている。それぞれのNANDストリングは、その一端においてドレイン選択ゲート(SGD)に接続され、ドレイン選択ゲートの制御ゲートは、共通のSGDラインを介して接続されている。それぞれのNANDストリングは、その他端においてソース選択ゲートに接続されており、ソース選択ゲートについては共通のソースラインに接続されている。64本のワードライン、例えばWL0−WL63がソース選択ゲートとドレイン選択ゲートの間に延在する。
図4は、図1aから2に示すようなNANDセルのアレイ400の例を示す。各列に沿って、ビットライン406が、NANDストリング450のドレイン選択ゲートのドレイン端子426に接続されている。NANDストリングの各行に沿って、ソースライン404が、NANDストリングのソース選択ゲートの全てのソース端子428に接続されている。
記憶素子のアレイは、記憶素子の多数のブロックに分割される。フラッシュEEPROMシステムでは一般的なように、ブロックは消去の単位である。つまり、各ブロックは、共に消去される最小数の記憶素子を有する。各ブロックは、一般に複数のページに分割される。ページは、プログラムの最小単位である。1ページ又は複数ページのデータは、通常、記憶素子の1行に記憶される。例えば、1行は、通常、いくつかのインタリーブされたページを含む、あるいは、1行は1ページを構成してよい。ページの全ての記憶素子は、一度に読み出され、又は、プログラムされる。さらに、ページは、一つ又は複数のセクタからユーザデータを記憶できる。セクタは、ユーザデータの便利な単位としてホストによって使用される論理概念である。つまり、セクタは、通常、コントローラに限定されるオーバヘッドデータは含まない。オーバヘッドデータは、セクタのユーザデータから計算されたエラー訂正コード(ECC)を含むことができる。(後述される)コントローラの一部は、データがアレイにプログラムされるときにECCを計算し、データがアレイから読み出されるときにそれをチェックする。また、ECC及び/又は他のオーバヘッドデータは、それらが関連するユーザデータ以外の異なるページに記憶されてもよいし、もしくは、異なるブロックに記憶されてもよい。
ユーザデータのセクタは一般に512バイトであり、磁気ディスクドライブ内のセクタのサイズに対応する。オーバヘッドデータは一般に、追加の16〜20バイトである。多数のページがブロックを構成し、それは8ページから、例えば最大32、64又はそれ以上のページのいずれであってもよい。いくつかの実施形態では、NANDストリングの列はブロックを含む。
図5は、一実施形態に従って、メモリセルのページを同時に読み出し、プログラムするための読出/書込回路を有するメモリ装置500を示す。メモリ装置500は、一つ以上のメモリダイ502を有する。メモリダイ502は、メモリセルの2次元のアレイ400、制御回路510及び読出/書込回路522を有する。メモリアレイ400は行デコーダ530を介してワードラインにより及び列デコーダ520を介してビットラインにより、アドレスできる。読出/書込回路522は複数の検出ブロック524を有しており、1ページのメモリセルを並列に読み出し又はプログラムすることができる。一般に、制御部540は、一つ以上のメモリダイ502のように、同じメモリ装置500(例えば、取り外し可能なストレージカード)内に含まれる。コマンド及びデータは、ライン544を介してホストと制御部540の間及びライン542を介して制御部と一つ以上のメモリダイ502の間で送られる。
制御回路510は、読出/書込回路522と協調して、メモリアレイ400上でメモリ動作を実行する。制御回路510は、状態マシン512、オンチップアドレスデコーダ514及び電力制御モジュール516を含む。状態マシン512は、メモリ動作のチップレベル制御を提供する。オンチップアドレスデコーダ514は、ホスト又はメモリコントローラによって使用されるとともに、デコーダ530と520によって使用されるハードウェアアドレスの間にアドレスインタフェースを提供する。電力制御モジュール516は、メモリ動作中、ワードライン及びビットラインに供給される電力及び電圧を制御する。
別の手法では、二重の行/列デコーダ及び読出/書込回路を使用し得る。メモリアレイ400に対する種々の周辺回路によるアクセスは、アレイの対向する側で対称的に実施され、これによって各側のアクセスライン及び回路の密度が半減される。したがって、行デコーダは2つの行デコーダに分割されており、列デコーダは2つの列デコーダに分割されている。同様に、読出/書込回路は底部からビットラインに接続する読出/書込回路と、アレイ400の上部からビットラインに接続する読出/書込回路に分割される。このようにして、読出/書込モジュールの密度は、基本的に2分の1、削減される。
図6は、一組の閾値電圧分布及びワンパスプログラムの例を示す。記憶素子アレイのための例示の閾値電圧分布は、各記憶素子が2ビットのデータを記憶する場合に提供される。第1の閾値電圧分布600は、消去された(状態E)記憶素子を表す。3つの閾値電圧分布602、604及び606は、それぞれプログラムされた状態A、B及びCを表す。一実施形態では、E分布内の閾値電圧は負であり、A、B及びC分布内の閾値電圧は正である。
それぞれの独立した閾値電圧範囲は、一組のデータビットの所定値に対応する。記憶素子にプログラムされたデータと記憶素子の閾値電圧レベルの特定の関係は、記憶素子のために採用されるデータ符号化方式に依存する。4つの状態が図示されているが、本技術は、4つの状態より多い又は少ない状態を含む他のマルチ状態構造に使用することもできる。
記憶素子からデータを読み出すための3つの読み出し基準電圧、Vra、Vrb及びVrcが提供される。所与の記憶素子の閾値電圧がVra、Vrb及びVrcを超えているのか、それとも下回っているのかをテストすることによって、システムは、例えば、プログラム状態等の、記憶素子の状態を特定することができる。
さらに、3つの検証基準電圧Vva、Vvb及びVvcが、記憶素子からデータを読み出すために提供される。記憶素子を状態Aにプログラムするとき、システムは、それらの記憶素子がVva以上の閾値電圧を有するかどうかをテストする。記憶素子を状態Bにプログラムするとき、システムは、記憶素子がVvb以上の閾値電圧を有するかどうかをテストする。記憶素子を状態Cにプログラムするとき、システムは、記憶素子がVvc以上の閾値電圧を有するかどうかをテストする。
一実施形態では、フルシーケンスプログラムとして知られるが、記憶素子は、消去状態Eからプログラム状態A、B又はCの何れかに直接的にプログラムされる。例えば、まず、プログラムされる記憶素子の集合中の全ての記憶素子が消去状態Eとなるように、当該集合が消去される場合がある。図7に示される一連のプログラムパルスは、記憶素子を直接的に状態A、B、又はCにプログラムするために使用される。いくつかの記憶素子は状態Eから状態Aにプログラムされ、他の記憶素子は状態Eから状態Bに及び/又は、状態Eから状態Cにプログラムされる。WLn上で状態Eから状態Cにプログラムするときには、WLn下のフローティングゲート上の電荷の量の変化が、状態Eから状態Aに、又は、状態Eから状態Bにプログラムするときの電荷の変化と比較して最大となるので、WLn―1下の隣接フローティングゲートに対する寄生結合の量は最大値に達する。状態Eから状態Bにプログラムするときは、隣接フローティングゲートへの結合の量はより少ない。状態Eから状態Aにプログラムするときは、結合の量はさらに削減される。
他の選択肢として、一又は複数のデータ状態のために、低検証レベルと高検証レベルを使用することが挙げられる。例えば、VvaLとVvaHをそれぞれ状態Aのための低検証レベルと高検証レベルとし、VvbLとVvbHをそれぞれ状態Bのための低検証レベルと高検証レベルとすることができる。プログラムの間、目標状態として状態Aにプログラムされている記憶素子の閾値電圧がVvaLを超えた時に、それに接続されたビットライン電圧を、プログラム、即ち、非禁止レベルと完全禁止レベルとの間のあるレベルまで上げることによって、記憶素子のプログラム速度を全速から中速へ減速させる。ビットライン電圧を上昇させると、接続されたNANDストリングのチャネル電圧も上昇する。これにより、閾値電圧の大きな増大が避けられ、正確性が上がる。ビットライン電圧を上昇させることは、プログラムパルスのステップ幅を縮小するのと同じ効果をもたらす。同時に、他のNANDストリングの記憶素子は、最大のステップ幅の効果を受けて、全速でプログラムすることができる。閾値電圧がVvaHに達した時、記憶素子はさらなるプログラムからロックアウトされる。同様に、目標状態として状態Bにプログラムされている記憶素子の閾値電圧がVvbLを超えた時に、その記憶素子のプログラム速度を減速し、閾値電圧がVvbHに達した時に、記憶素子をさらなるプログラムからロックアウトする。このようなプログラム技術は、クイックパス書き込み、あるいは二重検証技術と称される。ここで、一例ではあるが、最高位の状態(例えば状態C)については、いくらかのオーバーシュートは基本的に許容されるので、二重の検証レベルを使用しなくてもよい。その代わり、一例として、消去状態よりも高く、最高位の状態よりも低いプログラム状態に関しては、二重の検証レベルを使用することができる。
図7は、プログラム動作において記憶素子の制御ゲートに印加される電圧波形を示す。波形又はパルストレインは、ステップサイズ別に振幅が逓増するプログラムパルス710、714、716、718及び720…と、例えば図6に関連して説明したVva、Vvb及びVvc、又はVvaL、VvaH、VvbL、VvbH及びVvcで例示される検証パルス712を含む、各プログラムパルス間の一組の検証パルスを含む。プログラムパルスは、振幅を固定されたものであってもよいし、あるいは、例えば固定した速度又は変化する速度で逓増するものであってもよい。
一実施形態では、プログラミングパルスは、12V等の初期レベルで開始し、例えば20から25Vの最大値に達するまで、連続するプログラミングパルスごとに、例えば0.5Vの増分で増加する電圧を有する。いくつかの実施形態では、例えば状態A、B及びCにプログラミングされている各状態のために、一つの検証パルスが存在してもよい。他の実施形態では、より多くの又はより少ない検証パルスが存在してもよい。このような波形は、例えば、偶数番号のビットライン及び奇数番号のビットラインの記憶素子がともにプログラミングされ、ともに検証される、全ビットラインプログラミングで使用することができる。あるいは、検証動作は、例えば最初は偶数番号ビットラインのために、次いで奇数番号ビットラインのために等、別々に実行してもよい。
図8は、NANDストリングの断面図であり、チャネルブーストを示す。この断面図は、制御ゲート(CG)、あるいはワードライン方向で複数の記憶素子を横切って伸びる、選択されたワードライン800を示す。各記憶素子は、制御ゲートとフローティングゲート(FG)を含み、フローティングゲート(FG)は、基板(通常はpウェル内)のそれぞれのチャネル領域の上に存在する。例えば、記憶素子810は、制御ゲート812と、チャネル領域816の上にあるフローティングゲート814とを含み、記憶素子820は、制御ゲート822と、チャネル領域826の上にあるフローティングゲート824とを含み、記憶素子830は、制御ゲート832と、チャネル領域836の上にあるフローティングゲート834とを含む。各チャネル領域は、ワードライン方向に対して直角であるビットライン方向で、紙面に対して垂直に延びる領域として、NANDストリングの一部として視覚化できる。
最初に、及び図6に関連して言及されるように、プログラミングを完了した記憶素子のチャネルは、これらの記憶素子のさらなるプログラミングを回避するために、以後のプログラム反復が実行されるときに禁止される。例えば、記憶素子810が禁止されていると仮定する。この場合、チャネル領域816は、接続されたビットライン電圧を上昇させることによって数ボルトまで昇圧、つまりブーストされる。かかるブーストは、プログラム電圧がワードライン800に印加されるときに、フローティングゲート814を跨ぐ電圧を削減することによって、フローティングゲート814のプログラミングを禁止する。また、記憶素子820が未だプログラミングされていると仮定する。矢印817で示すチャネルとフローティングゲート間の結合は、チャネル826が例えば0Vといった固定電圧で維持されていると、フローティングゲート824の電位を上昇させる傾向がある。プログラム電圧がワードライン800に印加されると、フローティングゲート824の電位はさらに上昇する。ただし、フローティングゲート824によって見られる全プログラミング電圧は、結合817のために意図されるよりも大きく、それにより、フローティングゲート824は意図されるよりも高い閾値電圧にプログラミングされる。例えば、ステップサイズが0.2Vのプログラム電圧をワードライン800に印加しても、チャネル816からの結合による影響により、フローティングゲート824の電位は、ステップサイズが例えば0.3Vのようにもっと高く、かつ、チャネル816からの結合がない場合に予想される量だけ、増加し得る。チャネル領域836からの結合は、同様にフローティングゲート824の電位も意図せず増加させ、それによい、フローティングゲートは予想以上に速くプログラミングされることがある。これによって、一組の記憶素子の閾値電圧分布が広くなってしまう。これは主に、隣接ビットライン/NANDストリングが同時にプログラミングされる全ビットラインプログラミング技法において懸念される事項である。
上述したように、チャネルとフローティングゲートとの結合は、例えば、フローティングゲート824に対してチャネル816及び/又は836というように、フローティングゲートに対して一方又は両方の隣接チャネルから発生することがある。フローティングゲートに隣接していないチャネルからの結合は、隣接チャネルからのものよりはるかに小さく、補償されない二次効果である。
かかるチャネルとフローティングゲートとの結合に対抗するために、未だプログラミングされている記憶素子のチャネル826は、隣接する記憶素子810が禁止されている間、フロートさせることができる。ただし、これは、図6に関連して説明したような、中速プログラミングの使用を不可にし得る。本明細書に説明される一つのプログラミング技法は、未だプログラミングされている記憶素子のチャネルを、中速プログラミング又は全速プログラミングをなし得る所望のレベルまで上昇させるものである。
図9は、図10aの回路において使用されるプログラム動作の時系列を示す。図10aの回路は、このプログラム動作が使用される回路の一つの実装例である。図10aの回路は、ビットラインごとに個別に図示され、図10aの回路は、ビットラインがプログラミングから禁止されるのか(図10bを参照)、現在のプログラム反復において全速プログラミングを受けるのか(図10cを参照)、又は、中速プログラミングを受けるのか(図10dを参照)に応じて、接続されたビットラインごとに異なる構成となり得る。一つ又は複数の制御回路は、各回路に、回路を構成するためのコマンドを通信できる。時系列は、複数の反復処理を含むプログラム動作における一つの反復処理の期間を示す。さらに、時系列が示す期間に続いて、検証動作(不図示)が実行されてもよい。
波形900は、選択された記憶素子が全度プログラミングされるNANDストリング又は記憶素子の他の直列接続ストリングの、ビットライン又はチャネルの電圧を示す。波形902は、選択された記憶素子がプログラムを禁止された、例えば完全に禁止された、あるいは停止されたNANDストリング又は記憶素子の他の直列接続ストリングの、ビットライン又はチャネルの電圧を示す。波形904は、選択された記憶素子が中速プログラミング(部分的に禁止された速度とも言える)されるNANDストリング又は記憶素子の他の直列接続ストリングの、ビットライン又はチャネルの電圧を示す。波形906は、選択されたワードラインの電圧VWLを示す。t6からt7では、二段のプログラムパルスが供給される。波形908は、図10aのUSGDトランジスタ1090に印加される電圧を示す。これは、ビットラインが制御回路と通信できるようにするために制御される選択ゲートドレイントランジスタである。波形910は、図10aの高圧BLSトランジスタBLS1080に印加される電圧を示す。波形912は、図10aの低圧BLCトランジスタ1078に印加される電圧を示す。波形914は、図10aのBLYトランジスタ1052に印加される電圧を示す。
波形916は、図10aのFLAトランジスタ1024に印加される電圧を示す。波形918は、図10のICOトランジスタ1032に印加される電圧を示す。波形920は、図10aのRSBトランジスタ1018に印加される電圧を示す。RSBは、プログラムパルスの最後でリセット信号を提供し、FLGを高にセットする。波形922は、図10aのLCOトランジスタ1044に印加される電圧を示す。
縦線で示されるt0からt10は、プログラムの一反復処理における各時点を表す。
期間t1からt3は、ブースト、即ちプレチャージの期間を表す。禁止されたビットラインについては、図10bを参照すること。最初、t1において、BLinhibitは上昇、即ち0Vから特定のレベルVddsa−ΔVまでプレチャージされる。Vddsaは、ブーストを実行するのに十分に高い供給電力である。言い換えると、BLinhibitは、プログラムパルスが選択されたワードラインに印加されたときに到達することが所望される最終レベルのVddsaよりも、ΔVだけ低いレベルまで昇圧される。ΔVは、メモリ装置の形式に応じて適宜設定できる設計パラメータである。ΔVは、シリコンにおいて最大補償を達成するために最適化できる。
一般に、禁止ビットラインの場合は、t1からt3において、BLinhibitは、点線の経路1091によって示すように、トランジスタFLA1024とBLC1078を通る導電経路を有効にすることによって、上昇させる。フラグ回路1002の出力におけるFLG経路1028は低レベルに設定され、LAT経路1062は高レベルに設定される。
具体的には、VWL(波形906)は、プログラムパルスが印加される前のプレチャージの段階であるので、0Vに固定される。USGD(波形908)は、USGDトランジスタ1090が非導電性となってビットライン1086で電荷が蓄積されるように、0Vに固定される。BLS(波形910)は、BLCからビットライン1086に電圧がかかるように、十分なレベルまで上昇される。BLC(波形912)は、Vddsa−ΔV+Vthまで上昇され、ここでVthはBLCトランジスタ1078の閾値電圧である。その結果、BLSトランジスタ1080を介してビットライン1086に通されるBLCトランジスタ1078の出力は、Vddsa−ΔVとなる。
BLY(波形914)は、BLYトランジスタ1052の閾値電圧(Vth)にVddsaを加えた値まで上昇され、VddsaがCOM経路1082に印加される。FLA(波形916)は、Vddsaから0Vに低下し、FLAトランジスタ1024(pMOS)を導通させる。ICO(波形918)は、0Vから、フラグ回路1002のMUX経路1036とINV経路1030とを接続するレベルまで上昇される。これによって、BLprogram−全速と、BLprogram−中速は0Vに設定される。RSB(波形920)は、RSBトランジスタ1018(pMOS)が非導電となるように、Vddsaで固定される。LCO(波形922)は、LAT経路1062がMUX経路1036から切り離されるように、0Vで固定される。
禁止ビットラインの場合、t3からt4では、BLinhibitはフロートされる。図9及び図11における点線はフロート電圧を指す。この期間、BLinhibitは、隣接ビットラインの電圧の上昇によって、一時的により結合されて高くなり得る。例えば、隣接ビットラインが、BLprogram−中速で示されるように、中速プログラミングの対象である場合、そのビットラインは、以下に説明されるように、0VからVbl_qpwと呼ばれるレベルへの電圧の上昇を生じる。これは、矢印903で表される、BLinhibitへの結合を引き起こす。禁止ビットラインの電位は、このようにして一瞬の間より高くブロートされ、次いで以前のレベルVddsa−ΔVへ減衰して戻る。禁止ビットラインをt3からt4においてフロートさせることにより、BLinhibitがBLprogram−中速からの結合によって影響を受けないようにすることができる。また、t3からt4において、一つの手法として、USGDをVddsaとは異なる供給電圧であるが同じレベルであるVddに上昇させることができる。これは、USGDを有効にすることによって、BLinhibitに結合されていた余分な電荷を未選択のブロックチャネルに放電できるようにする。この放電によって、BLinhibitのVddsa−ΔVへの減衰が生じる。
t4からt5において、BLinhibitは、再びVddsa−ΔVで駆動される。t5からt8において、BLinhibitは、より高いレベルのVddsa、即ち、ΔVだけ高いレベルで駆動される。具体的には、t5で、BLC(波形912)が、Vddsa−ΔV+VthからVddsa+VthまでΔVだけ上昇され、それにより、BLinhibitの上昇ΔVが生じる。t8からt9で、BLinhibitはフロートされる。t8で、BLinhibitは0Vに放電される。
BLprogram−全速(波形900)は、BLprogram−中速(波形904)がt3からt4において上昇される期間を含むt1からt5において、0Vである。BLprogram−全速は、t1で一時的で小さな増加、つまりブリップを生じることがある。BLprogram−全速はt5からt9においてフロートされ、それにより、BLprogram−全速は、ΔVと矢印905で表される結合率CR1に基づくレベルまで結合されて高くなる。結合の量は、BLprogram−全速のビットラインがBLinhibitのビットラインにどの程度近いのかに依存する。ビットライン又は接続されたチャネルが隣接するとき、結合は最も強くなる。t8で、BLprogram−全速は、0Vに放電される。
特に、フラグ回路1002の出力においてFLG経路1028は高レベルに設定され、LAT経路1062は低レベルに設定される。FLGを高レベルに設定することによって、トランジスタ1022は非導通となる。LATを低レベルに設定することによって、トランジスタ1044は導通され、したがって点線経路1093(図10c)によって示されるように、接地への導電経路が形成される。
BLprogram−中速(波形904)は、t1からt2で0Vであり、t2からt3では、LCOトランジスタ1044(波形922)を非導通とすることによってフロートされる。BLprogram−中速は、t3からt5における0Vから、接続されたビットラインに中速(迅速パス書き込み、つまりqpw)プログラミングを提供するために、所望されるレベルのVbl_qpwまで上昇される。これは、t3からt5においてLCOトランジスタ1044(図10d)を0VからVbl_qpw+Vthまで上昇させることによって達成される。BLprogram−中速は、t1で一時的に小さな増加、つまりブリップを生じることがある。BLprogram−中速は、t5からt9でフロートされ、それにより、BLprogram−中速は、ΔV及び矢印907で表される結合率CR2に基づいたレベルまで結合されて高くなる。CR2はCR1に等しくてもよい。結合の量は、BLprogram−中速のビットラインがBLinhibitのビットラインにどの程度近いのかに依存する。ビットライン又は結合されたチャネルが隣接するときに、結合は最も強くなる。t8で、BLprogram−中速は、0Vに放電される。
特に、フラグ回路1002の出力においてFLG経路1028は高レベルに設定され、LAT経路1062は高レベルに設定される。FLGを高レベルに設定することによって、トランジスタ1022は非導通となる。また、LATを高レベルに設定することによって、トランジスタ1044は非導通となり、それにより、電源ノード1068からの導電経路が、点線の経路1095(図10d)で示されるように形成される。ビットライン1086に接続されたLCOトランジスタ1044の出力は、Vbl_qpwである。
トランジスタBLX1050、XX01056、HLL1040及びH001042並びにクロックノードCLK1088は、プログラムの反復処理において0Vに固定される。
したがって、プログラミングの一反復処理は、以下のように要約できる。
パターン: 全速プログラム 中速プログラム 禁止
BL Vss Vblc_qpw Vddsa
FLG 高 高 低
LAT 低 高 高
図10aは、プログラム動作で使用するための回路の1つの実装例を示す。図示されたトランジスタは、MOSFETS又はpMOSFETであってもよい。pMOSは、円の付いたトランジスタ記号で識別される。フラグ回路1002は、経路1028上のフラグFLGを高レベル又は低レベルに設定する。経路1030上のINVはFLGの反対である。ノード1004及び1006は、ローカル電源Vddsa、つまり検出増幅器のためのVddを受信する。STFトランジスタ1008及びFRBトランジスタ1010は、所望されるFLGレベルを提供するために適切な制御信号を受信する。トランジスタ1005のゲートは、接地経路のトランジスタ1012に接続される。同様に、トランジスタ1007のゲートは、接地経路のトランジスタ1014に接続される。
FLGが高レベルであると、トランジスタ1022は非導通となる。トランジスタ1022は、導通であるとき、電源端子1020をFLAトランジスタ1024に接続する。
NCOトランジスタ1034は、MUX経路1036を、データの入力及び出力用の検出バス(SBUS)に接続する。IC0トランジスタ1032は、INV経路1030がMUX経路1036と接続するのか否かを制御する。FC0トランジスタ1026は、FLG経路1028がMUX経路1036と接続するのか否かを制御する。
リセットつまりRSBトランジスタ1018は、電源ノード1016がFLG経路1028と接続するのか否かを制御する。
ラッチ回路1076は、経路1062上のフラグLATを高レベル又は低レベルにセットする。経路1064上のINTは、LATの逆である。
ノード1066及び1069はVddsaを受け取る。STLトランジスタ1072及びPRSトランジスタ1074は、所望されるLATレベルを提供するために適切な制御信号を受信する。トランジスタ1068のゲートは、接地経路のトランジスタ1073に接続される。同様に、トランジスタ1070のゲートは、接地経路のトランジスタ1075に接続される。
LC0トランジスタ1044は、LAT経路1062がMUX経路1036と接続するのか否かを制御する。LRSトランジスタ1046は、INT経路1064がMUX経路1036と接続するのか否かを制御する。
検証動作又は読み出し動作の間に使用される検出回路1037は、検出経路1054と、検出経路がCOM経路1082と接続するのか否かを制御するXX0トランジスタと、検出経路が電源ノード1038と接続するのか否かを制御するHLLトランジスタ1040と、検出回路がMUX経路1036と接続するのか否かを制御するH00トランジスタ1042とを含む。SEN経路1054は、トランジスタ1060の制御ゲートに接続され、STRトランジスタ1058は、トランジスタ1060がMUX経路1036と接続するのか否かを制御する。クロックCLK信号は、ノード1088でコンデンサ1084に提供される。
BLYトランジスタ1052は、MUX経路1036がCOM経路1082と接続するのか否かを制御する。一方、BLXトランジスタ1050は、COM経路1082が電源ノード1048と接続するのか否かを制御する。BLCトランジスタ1078及びBLSトランジスタ1080は、COM経路1082がビットラインBLI1086と接続するのか否かを制御する。ビットライン1086は、一つ又は複数のNANDストリングと通信してよい。例のNANDストリングは、ドレイン選択ゲート1090、並びに例えば、その制御ゲートがそれぞれワードラインWL63、WL62及びWL61と接続された記憶素子1092、1094及び1096を含む。
図10aの回路は、1つの考えられる実施形態である。他の変形例も考えられる。
例えば、図11は、図12aの回路において使用されるプログラム動作の時系列を示す。
図12aの回路の別個のコピーは、ビットラインごとに個別に図示され、図12aの回路は、現在のプログラムの一反復処理において、ビットラインが、プログラミングから禁止されているのか、全速プログラミングを受けるのか、それとも中速プログラミングを受けるのかに応じて、接続されたビットラインごとに異なる構成となり得る。具体的には、図12bは、図12aの回路が、禁止ビットラインのための構成となった様子を示す。また、図12bは、図12aの回路が、部分的に禁止される、即ち図11のt10からt14で中速プログラミングされるビットラインのための構成となった様子を示す。図12cは、図12aの回路が、禁止されず全速プログラミングされるビットラインのための構成となった様子を示す。また、図12cは、図12aの回路が、図11のt10からt14以外の期間で部分的に禁止される、即ち中速プログラミングされるビットラインのための構成となった様子も示す。時系列は、複数の反復処理を含むプログラム動作における一つの反復処理の期間を示す。さらに、時系列が示す期間に続いて、検証動作(不図示)が実行されてもよい。
波形1100は、選択された記憶素子が全度プログラミングされるNANDストリング又は記憶素子の他の直列接続ストリングの、ビットライン又はチャネルの電圧を示す。波形1102は、選択された記憶素子がプログラムを禁止された、例えば完全に禁止された、あるいは停止されたNANDストリング又は記憶素子の他の直列接続ストリングの、ビットライン又はチャネルの電圧を示す。波形1104は、選択された記憶素子が中速プログラミング(部分的に禁止された速度とも言える)されるNANDストリング又は記憶素子の他の直列接続ストリングの、ビットライン又はチャネルの電圧を示す。波形1106は、選択されたワードラインの電圧VWLを示す。t16からt17では、二段のプログラムパルスが供給される。波形1108は、図12aのソース接地(SRCGND)ノード1257に印加される電圧を示す。波形1110は、ストローブノード(STBn)1220又は1238に印加される電圧を示す。波形1112は、図12aのリセットトランジスタ1228及び1242に印加される。波形1114は、図12aのSETトランジスタ1244に印加される。SBUS波形1116は、図12aのバスノード1245に印加される。この波形は、t8からt9及びt13からt14の間の波形1112と同様に、データを走査するときに駆動される。それは、SETが高レベルとなるときはいつも、接地電位にしっかりと設定される。それ以外の時は、それは、通常0V又は0V近くで、破線で示されるようにフロートしている。波形1118は、図12aのBLSトランジスタ1262に印加される。トランジスタはt28で放電される。波形1120は、図12aのBLCトランジスタ1254に印加される。波形1122は、図12aのXXLトランジスタ1208に印加される。波形1124は、図12aのHLLトランジスタ1204に印加される。
t0−t28で示される縦線は、プログラム動作の一反復処理における各時点を表す。このタイムスケールは、必ずしも図9のタイムスケールに一致しない。
期間t1からt10は、ブースト、即ちプレチャージの期間を表す。最初、t1で、BLinhibitは、0VからVddsa−ΔVまで上昇、即ちプレチャージされる。通常、禁止ビットラインでは、t1からt10において、BLinhibitは、点線の経路1253(図12b)によって示されるように、SRCGRD1257から、トランジスタLAT1256及びINV1260を通る導電経路を有効にすることによって、上昇される。LATは低レベル(0)に設定され、INVは高レベル(1)に設定される。トランジスタ1246及び1250はオフである。
具体的には、VWL(波形1106)は、ここではプログラムパルスが印加される前のプレチャージ段階であるため、0Vで固定されている。BLS(波形1118)は、BLCからビットライン1264に電圧を渡すために十分なレベルまで上昇される。BLC(波形1120)は、Vddsa−ΔV+Vthまで上昇され、ここでVthはBLCトランジスタ1254の閾値電圧である。その結果、BLSトランジスタ1262を介してビットライン1264に渡されるBLCトランジスタ1254の出力は、Vddsa−ΔVである。
禁止ビットラインの場合、t10からt13では、BLinhibitがフロートされる。この期間で、BLinhibitは、隣接ビットラインの電圧の上昇分だけ、結合されて高くなり得る。例えば、隣接ビットラインが、BLprogram−中速で示される中速プログラミングを受けると、そのビットラインでは、0VからVbl_qpwと示されるレベルまで、電圧の増加が生じ得る。これにより、矢印1103で表されるBLinhibitへの結合が生じる。BLinhibitは、より高くフロートするときにNMOS(BLCトランジスタ1254)から荷電されるので、BLinhibitは減衰せず、わずかなジャンクション漏れを無視する。すなわち、BLinhibit1102は、BLCがt1からt4(つまり、Vbl_qpw<Vddsa−ΔV)の間よりもt10からt14で低いために、t10からt14で減衰しない。これは、例えばVddsa−ΔVが約2Vであり、Vbl_qpwが約0.6Vであるときに当てはまる。Vbl_qpwが約0.6Vの状態で、BLinhibitの結合、つまり、結合エラーは大きくなく、Vddsa−ΔVをほんの少し低く設定することによってこのエラーを半減できる。t13からt14で、BLinhibitは再びVddsa−ΔVで駆動される。t14からt21で、BLinhibitはより高いレベルVddsaで駆動され、したがってΔVの増分、より高く駆動される。
具体的には、t1からt4で、BLC(波形1120)は、0VからVddsa−ΔV+Vthに上昇し、それによってVddsa−ΔVでBLinhibitを駆動する。t10からt12で、BLC(波形1120)は、0VからVbl_qpw+Vthに上昇し、それによってVbl_qpwでBLprogram−中速を駆動する。t14からt21で、BLC(波形1120)は、0VからVddsa+Vthに上昇し、それによってVddsaでBLinhibitを駆動する。t25で、BLCがVddsaに増加すると、全てのビットラインが0Vに放電される。
BLprogram−全速は、t14からt21でフロートされ、それにより、BLprogram−全速は、矢印1105によって表されるように、ΔV及び結合率CR1に基づくレベルまで結合されて高くなる。また、BLprogram−中速は、t14からt21でフロートされ、それにより、BLprogram−中速は、矢印1107によって表されるように、ΔV及び結合率CR2に基づくレベルまで結合により高くなる。CR2はCR1に等しくてもよい。
図12aの回路では、NANDストリングは、例えばそれぞれワードラインWL63、WL62及びWL61、並びにUSGDトランジスタ1270を介してビットライン(BLI)1264に接続された記憶素子1272、1274及び1276を含む。ビットライン1264は、BLSトランジスタ1262及びCOM2経路1252に接続されたBLCトランジスタ1254に接続される。INVトランジスタ(例えばnMOS)1260への入力は、端子1258を介して電源Vddsaを受け取るLATトランジスタ1256(例えばPiFET)への入力の反対である。同様に、LATトランジスタ1246(例えばnMOS)への入力は、端子1248を介してVddsaを受け取るINVトランジスタ1250(例えばPiFET)への入力の反対である。一つの経路では、BLXトランジスタ1206は、COM1経路1210と電源端子1202との間に伸びる。別の経路では、HLLトランジスタ1204及びXXLトランジスタ1208が、COM1経路1210と電源端子1202との間に伸びる。
CM1経路1210は、データの入力及び出力のために、SETトランジスタ1244を介してバス端子1245に接続される。検出SEN経路1212は、コンデンサ1214を介してクロック(CLK)端子1216に接続される。SEN経路1212は、piFETトランジスタ1222を介してINV経路1224に結合され、INV経路1224はRST_NCOトランジスタ1242を介してバス端子1245に結合される。トランジスタ1222は、検出中ストローブ信号を受信するpiFET STBnトランジスタ1220を介して電源ノード1218に結合される。また、INV経路1224は、STBnトランジスタ1238及びプルダウントランジスタ1240を介して接地にも結合される。
LAT経路1237は、INV経路1224の反対である。LAT経路1237は、piFETトランジスタ1234を介して電源ノード1032に、並びにpiFETトランジスタ1230及びRST_PCO piFETトランジスタ1228を介して電源ノード1226に結合される。また、LAT経路1237は、プルダウントランジスタ1236を介して接地に結合される。
プログラム動作の反復中、禁止ビットラインに対しては、t1からt10、t10からt13及びt14からt21で、導電経路1253がアクティブである。
全速プログラミングされるビットライン、又は図11のt10からt14以外(t10の前、且つt14の後)の中速プログラミングされるビットラインに対しては、導電経路1255がアクティブである(図12c)。導電経路1253は、SETが高レベルであるときに、プログラムビットライン又は中速プログラミングされたビットラインを接地するために使用される。SETが低であるとき、BLprogram−全速及びBLprogram−中速が、t14からt21でフロートする。
図12aから図12cの回路が一つしかラッチを有さないのに対し、図10aから図10dの設計は二つのラッチを有する。トランジスタINV1260及びLAT1256は、同時にオン又はオフになり、トランジスタ1250及びLAT1246は、同時にオン又はオフになる。t1からt10及びt14からt21のプログラム動作の一反復処理は、以下の通りに要約できる。
パターン 全速プログラム 中速プログラム 禁止
LAT 高 高 低
INV 低 低 高
t10からt13のプログラムの一反復処理は、以下の通りに要約できる。
パターン 全速プログラム 中速プログラム 禁止
LAT 高 低 低
INV 低 高 高
t5からt10及びt13からt14(図11)で、BLCは遮断され、ラッチ値が変化できるように、ビットラインをCOM2経路1252から分離する。
図13は、プログラム動作を示す。プログラム動作はステップ1300で始まる。プログラム動作の一反復は、ステップ1302で始まる。ステップ1304は、禁止されるビットラインの第1のグループを識別する処理を含む。これは、通常、プログラミングが完了したNANDストリングに接続されたビットラインを含む。また、ステップ1304は、中速でプログラミングされるビットラインの第2のグループを識別する処理も含む。これは、通常、より低い検証レベルに達したが、より高い検証レベルには達していない記憶素子の接続されたビットラインを含む。例えば、図6で、これは、VvaLに達したが、VvaHには達していないA状態の記憶素子及びVvaBには達したが、VvbHには達していないB状態の記憶素子を含むことがあり得る。また、ステップ1304は、全速でプログラミングされるビットラインの第3のグループを識別する処理も含む。これは、通常、低い検証レベルが使用されるときはその低い検証レベルに達していない記憶素子、又は低い検証レベル及び高い検証レベルが使用されないときは通常の検証レベルに達していない記憶素子に接続されたビットラインを含む。例えば、図6では、これは、VvaLに達していないA状態記憶素子、VvaBに達していないB状態記憶素子及びVvcに達していないC状態記憶素子を含むことがあり得る。
ステップ1306は、第1のグループのビットラインを初期レベルVddsa−ΔVにプレチャージする処理、並びに第2のグループ及び第3のグループのビットラインの電位を0Vといった定常状態レベルVssに固定することを含む。これは、図9に示す例のt1からt3で、又は図11に示す例のt1からt10で生じる。ステップ1308は、第2のグループのビットラインを初期レベルVbl_qpwにプレチャージする処理、第1のグループのビットラインをフロートさせる処理及び第3のグループのビットラインの電位を0Vといった定常状態レベルVssに固定する処理を含む。これは、図9に示す例のt3からt4、又は図11に示す例のt10からt13で生じる。ステップ1310は、第2のグループのビットラインのVbl_qpwへのプレチャージを継続する処理、並びに第1のグループ及び第3のグループのビットラインの電位を0Vといった定常状態レベルVssに固定する処理を含む。これは、図9に示す例のt4からt5で、又は図11に示す例のt13からt14で生じる。ステップ1312は、第1のグループのビットラインの電位をVddsaに駆動する処理、第2のグループ及び第3のグループのビットラインをフロートさせる処理及びプログラム電圧Vpgmを選択されたワードラインに印加する処理を含む。これは、Vpgmがt6からt7で印加される図9に示す例のt5からt8で、又はVpgmがt16からt19で印加される図11に示す例のt14からt21で生じる。
検証動作は、ステップ1314で実行される。これが同様に、図6に示されるさまざまなレベルでワードライン検証電圧を印加することを含んでよいことに留意されたい。決定ステップ1316で、全ての記憶素子が検証試験に合格しない場合、ステップ1302でプログラム動作の追加の反復処理が実行される。決定ステップ1316においてYESの場合、追加の反復が必要とされるのか否かについて、決定ステップ1318において決定がなされる。高い検証レベルと低い検証レベルの両者が使用されるときは、全ての記憶素子が高い検証レベルを満たし、状態ごとに一つの検証レベルだけが使用されるときには、全ての記憶素子が通常のレベルを満たすことが検証された場合、プログラム動作はステップ1320で終了する。いくつかの記憶素子について高い検証レベルに達したことが検証されない場合、ステップ1302でプログラム動作の追加の反復が実行される。
本明細書に説明される技術の一実施形態において、不揮発性記憶装置を動作させるための方法は、一組の不揮発性記憶素子のための複数反復型のプログラム動作の一の反復処理の実行を含む。一組の不揮発性記憶素子は、少なくとも第1、第2及び第3の不揮発性記憶素子のストリングを含む。第1、第2及び第3の不揮発性記憶素子のストリングは、それぞれ第1のビットライン、第2のビットライン及び第3のビットラインに接続されている。一の反復処理の実行は、(a)第1の期間に、第2のビットライン及び第3のビットラインの電位を固定(Vss=0V)しながら、第1のビットラインの電位を第1のレベル(Vddsa−ΔV)にプレチャージすること、(b)第1の期間後の第2の期間の少なくとも一部に、第1のビットラインをフロートさせつつ第3のビットラインの電位を固定(Vss=0V)しながら、第2のビットラインを第2のレベル(Vbl_qpw)にプレチャージすること及び(c)第2の期間の後の第3の期間に、第2のビットライン及び第3のビットラインをフロートさせつつ、第1のストリングの不揮発性記憶素子、第2のストリングの不揮発性記憶素子及び第3のストリングの不揮発性記憶素子にプログラム電圧(Vpgm)を同時に印加しながら、第1のビットラインの電位を第1のレベル(Vddsa−ΔV)よりも高い第3のレベル(Vddsa)に駆動することを含む。
別の実施形態では、不揮発性記憶システムは、基板上の一組の記憶素子を含む。一組の記憶素子は、少なくとも第1、第2及び第3の不揮発性記憶素子のストリングを含む。第1、第2及び第3のビットラインは、それぞれ第1、第2及び第3のストリングに接続されている。少なくとも一つの制御回路が、一組の記憶素子、並びに第1、第2及び第3のビットラインに接続されている。少なくとも一つの回路は、一組の不揮発性記憶素子のための複数反復型のプログラム動作の一の反復処理を実行するために、(a)第1の期間に、第1のビットラインの電位を第1のレベル(Vddsa−ΔV)にプレチャージしつつ、同時に第2の及び第3のビットラインの電位を固定し(Vss=0V)、(b)第1の期間の後の第2の期間の少なくとも一部に、第2のビットラインを第2のレベル(Vbl_qpw)にプレチャージしつつ、同時に第1のビットラインをフロートさせるとともに第3のビットラインの電位を固定し(Vss=0V)、(c)第2の期間の後の第3の期間に、第1のレベル(Vddsa−ΔV)よりも高い第3のレベル(Vddsa)に第1のビットラインの電位を駆動しつつ、同時に第2の及び第3のビットラインをフロートさせながら、第1のストリングの不揮発性記憶素子、第2のストリングの不揮発性記憶素子及び第3のストリングの不揮発性記憶素子にプログラム電圧(Vpgm)を印加する。
別の実施形態では、不揮発性記憶システムを動作させるための方法は、(a)基板上に形成される一組の不揮発性記憶素子のなかから、プログラム動作の一の反復処理の間にプログラムが禁止されるべき第1の不揮発性記憶素子のストリングを特定すること、(b)一組の不揮発性記憶素子のなかから、プログラム動作の一の反復処理の間に減速された速度でのプログラムが許容される第2の不揮発性記憶素子のストリングを特定すること、(c)一組の不揮発性記憶素子のなかから、プログラム動作の一の反復処理の間に全速でのプログラムが許容される第3の不揮発性記憶素子のストリングを特定すること、(d)それぞれ第2及び第3の不揮発性記憶素子のストリングに接続された基板内の第2及び第3のチャネルの電位を固定しながら、第1の不揮発性記憶素子のストリングに接続された基板内の第1のチャネルを第1のレベルにプレチャージすること、(e)その後、第1のチャネルをフロートさせつつ、第3のチャネルの電位を固定しながら、第2のチャネルを第2のレベルにプレチャージすること及び(f)その後、第2及び第3のチャネルをフロートさせつつ、且つ第1のストリングの不揮発性記憶素子、第2のストリングの不揮発性記憶素子及び第3のストリングの不揮発性記憶素子にプログラム電圧を印加しながら、第1のチャネルを第1のレベルよりも高い第3のレベルに駆動することを含む。
本明細書に示される方法を実行するための、対応する方法、システム及びコンピュータ読み出し可能な記憶装置、又はプロセッサ読み出し可能な記憶装置も提供されてよい。
前記発明を実施するための形態は、図解及び説明のために提示された。それは、網羅的であること、又は開示されている正確な形式に本技術を制限することを意図していない。上記の教示を鑑みて、多くの修正及び変形が考えられる。説明された実施形態は、本技術及びその実践的な用途の原則を最もよく説明し、それによって当業者が多様な実施例において及び意図された特定の使用に適するような多様な修正をもって本技術を最もよく活用できるようにするために選ばれた。本技術の範囲は、本明細書に添付される特許請求項の範囲により定められることが意図される。

Claims (15)

  1. 不揮発性記憶システムを動作させるための方法であって、
    一組の不揮発性記憶素子(100、102、104、106)のための複数反復型のプログラム動作の一の反復処理の実行を備え、前記一組の不揮発性記憶素子は少なくとも第1、第2及び第3の不揮発性記憶素子のストリング(450)を含み、前記第1、第2及び第3の不揮発性記憶素子は、それぞれ第1、第2及び第3のビットライン(BLinhibit、BLprogram−中速、BLprogram−全速)に接続されており、
    一の反復処理の実行は、
    (a)第1の期間(t1からt3)に、前記第2及び第3のビットライン(Vss)の電位を固定しながら、前記第1のビットラインの電位を第1のレベル(Vddsa−ΔV)へプレチャージすること、
    (b)前記第1の期間後の第2の期間(t3からt5)の少なくとも一部(t4からt5)に、前記第2のビットラインを第2のレベル(Vbl_qpw)にプレチャージするとともに、前記第3のビットライン(Vss)の前記電位を固定すること、及び
    (c)前記第2の期間後の第3の期間(t5からt8)に、前記第2及び第3のビットラインをフロートさせつつ、前記第1のストリングの不揮発性記憶素子、前記第2のストリングの不揮発性記憶素子及び前記第3のストリングの不揮発性記憶素子にプログラム電圧(Vpgm)を印加しながら、前記第1のビットラインの前記電位を前記第1のレベル(Vddsa−ΔV)よりも高い第3のレベル(Vddsa)に駆動すること、
    を含む方法。
  2. 前記第1のビットラインは、前記第2のビットラインに隣接しており、
    前記第3の期間に、前記第2のビットラインの前記電位が、前記第1のビットラインを前記第3のレベルに駆動することからの容量結合(907)によって、結合されて高くなる、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1のビットラインは、前記第3のビットラインに隣接しており、
    前記第3の期間に、前記第3のビットラインの前記電位が、前記第1のビットラインを前記第3のレベルに駆動することからの容量結合(905)によって、結合されて高くなる、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記第2の期間に、前記第1のビットラインの前記電位がフロートして高くなり、前記方法は、その電位が前記第2の期間内で前記第1のレベルに減衰して戻るように、前記第1のビットラインを放電することをさらに含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記第3の期間に、前記第2のビットラインの前記電位(Vbl_qpw+ΔVxCR2)が前記第3のレベル(Vddsa)よりも低く、前記第3のビットラインの前記電位(ΔVxCR1)が前記第2のビットラインの前記電位よりも低い、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記第1及び前記第2の期間に、前記第3のビットラインの前記電位が0Vに固定される、請求項1に記載の方法。
  7. 前記第1の及び前記第2の期間に前記第3のビットラインの前記電位が0Vに固定され、前記第1の期間に、前記第2のビットラインの前記電位が0Vに固定される、請求項1に記載の方法。
  8. 前記第2の期間の最後(t4−t5)に、前記第1のビットラインが前記第1のプレチャージレベル(Vddsa−ΔV)で駆動される、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記第3の期間に、前記第1のビットラインの前記電位が、前記第1のストリングの前記不揮発性記憶素子のプログラミングを禁止し、前記第2のビットラインの前記電位が、前記第2のストリングの前記不揮発性記憶素子の減速された速度でのプログラミングを可能にし、前記第3のビットラインの前記電位が、前記第3のストリングの前記不揮発性記憶素子の全速でのプログラミングを生じさせる、請求項1から8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記一の反復処理の実行は、前記第3の期間後の第4の期間に、前記第2のストリングの前記不揮発性記憶素子を、データ状態の上位検証レベル(VvaH、VvbH、VvcH)との対照によって検証するとともに、前記第3のストリングの前記不揮発性記憶素子を、前記データ状態の下位検証レベル(VvaL、VvbL、VvcL)との対照によって検証する、検証動作を実行することを含む、
    請求項9に記載の方法。
  11. 基板(144)上の一組の不揮発性記憶素子であって、少なくとも第1、第2及び第3の不揮発性記憶素子(100、102、104、106)のストリング(450)を含む一組の不揮発性記憶素子と、
    それぞれ前記第1、第2及び第3のストリングに接続された第1、第2及び第3のビットライン(BLinhibit、BLprogram−中速、BLprogram−全速)と、
    前記一組の不揮発性記憶素子並びに前記第1、第2及び前記第3のビットラインに接続された少なくとも一つの回路(510、540、522)であって、前記一組の不揮発性記憶素子のための複数反復型のプログラム動作の一の反復処理を実行するために、(a)第1の期間(t1からt3)に、前記第2及び第3のビットライン(Vss)の電位を固定しながら、前記第1のビットラインの電位を第1のレベル(Vddsa−ΔV)へプレチャージし、(b)前記第1の期間後の第2の期間(t3からt5)の少なくとも一部(t4からt5)に、前記第2のビットラインを第2のレベル(Vbl_qpw)にプレチャージしつつ、前記第3のビットライン(Vss)の前記電位を固定し、(c)前記第2の期間後の第3の期間(t5からt8)に、前記第1のビットラインの前記電位を前記第1のレベル(Vddsa−ΔV)よりも高い第3のレベル(Vddsa)に駆動しつつ前記第2及び第3のビットラインをフロートさせるとともに、前記第1のストリングの不揮発性記憶素子、前記第2のストリングの不揮発性記憶素子及び前記第3のストリングの不揮発性記憶素子にプログラム電圧(Vpgm)を印加する、一つの回路と、
    を備える不揮発性記憶システム。
  12. 前記第3の期間に、前記第1のビットラインの前記電位が、前記第1のストリングの前記不揮発性記憶素子のプログラミングを禁止し、前記第2のビットラインの前記電位が、前記第2のストリングの前記不揮発性記憶素子の減速された速度でのプログラミングを可能にし、前記第3のビットラインの前記電位が、前記第3のストリングの前記不揮発性記憶素子の全速でのプログラミングを生じさせる、請求項11に記載の不揮発性記憶システム。
  13. 前記第1のビットラインは、前記第2のビットラインに隣接しており、
    前記第3の期間に、前記第2のビットラインの前記電位が、前記第1のビットラインを前記第3のレベルに駆動することからの容量結合(907)によって、結合されて高くなる、請求項11又は12に記載の不揮発性記憶システム。
  14. 前記第1のビットラインは、前記第3のビットラインに隣接しており、
    前記第3の期間に、前記第3のビットラインの前記電位が、前記第1のビットラインを前記第3のレベルに駆動することからの容量結合(905)によって、結合されて高くなる、請求項11から13のいずれか一項に記載の不揮発性記憶システム。
  15. 前記第1、第2及び第3の不揮発性記憶素子のストリングは、それぞれのNANDストリングを備え、前記少なくとも1つの回路は、前記第1のストリングの前記不揮発性記憶素子、前記第2のストリングの前記不揮発性記憶素子及び前記第3のストリングの前記不揮発性記憶素子に、共通ワードライン(WL)を介して前記プログラム電圧を印加する、請求項11から14のいずれか一項に記載の不揮発性記憶システム。
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