JP2013258071A - 照明装置、表示装置、及びテレビ受信装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】反射シートの光入射面側の端部が押圧されることに起因する反射シートの撓みを解消することで、光学特性を良好なものとすること。
【解決手段】バックライト装置24は、底面部36aと、光入射面20aと光出射面20bと反対板面20cとを有する導光板20と、LED28と、反射シート26と、光出射面20bの端縁を支持する表側挟持部14aと、底面部36aの表面上に配され、平面視において反射シート26の光入射面20a側の端部と重畳し、反射シート26よりも底面部36a側に配された本体部37bと、本体部37bから段差をなして反射シート26の厚みよりも大きな高さで導光板20側に突出し、平面視において表側挟持部14aと重畳する突出部37aと、を有し、突出部37aの導光板20側の先端が光反射性を有するとともに反対板面20cと当接することで表側挟持部14aとの間で導光板20を挟み込む裏側挟持部37とを備える。
【選択図】図4
【解決手段】バックライト装置24は、底面部36aと、光入射面20aと光出射面20bと反対板面20cとを有する導光板20と、LED28と、反射シート26と、光出射面20bの端縁を支持する表側挟持部14aと、底面部36aの表面上に配され、平面視において反射シート26の光入射面20a側の端部と重畳し、反射シート26よりも底面部36a側に配された本体部37bと、本体部37bから段差をなして反射シート26の厚みよりも大きな高さで導光板20側に突出し、平面視において表側挟持部14aと重畳する突出部37aと、を有し、突出部37aの導光板20側の先端が光反射性を有するとともに反対板面20cと当接することで表側挟持部14aとの間で導光板20を挟み込む裏側挟持部37とを備える。
【選択図】図4
Description
本発明は、照明装置、表示装置、及びテレビ受信装置に関する。
近年、テレビ受信装置をはじめとする画像表示装置の表示素子は、従来のブラウン管から液晶パネルやプラズマディスプレイパネルなどの薄型表示素子を適用した薄型表示装置に移行しつつあり、画像表示装置の薄型化を可能としている。液晶表示装置は、これに用いる液晶パネルが自発光しないため、別途に照明装置としてバックライト装置を必要としている。このようなバックライト装置の一例として、導光板の側面に入光面が設けられ、導光板の側面側にLED等の光源が配されたエッジライト型のバックライト装置が知られている。
エッジライト型のバックライト装置では、筺体としてのシャーシ内に導光板が収容され、導光板から漏れた光を反射させて再び導光板に入光させるための反射シートが、シャーシの底板側に向けられた導光板の光出射面とは反対側の板面に当接して配されることがある。このような反射シートは、通常、その少なくとも一辺が導光板の光入射面側の端部近傍に位置した形でシャーシ内に収容される。このような反射シートを備えるエッジライト型の照明ユニットが、例えば特許文献1に開示されている。
ところで、筺体内に収容される導光板は、その厚み方向に挟持されることで筐体内において保持されるが、上記のように導光板と当接された状態の反射シートが配されていると、導光板とともに反射シートが挟持され、保持されることとなる。ここで、上記の特許文献1の照明ユニットでは、反射シートが、導光板の光入射面近傍において導光板と当該導光板を支持する部材との間に挟持された状態となっている。このように反射シートが挟持されていると、挟持された部位が押圧されることにより拘束されるので、光源からの熱によって当該部位に熱応力が発生した場合、反射シートが撓む虞がある。反射シートが撓んでしまうと、反射シートに向かった光が好適に反射されず、導光板の光出射面において輝度ムラ等が発生する。
本明細書で開示される技術は、上記の課題に鑑みて創作されたものである。本明細書では、エッジライト型の照明装置において、反射シートの光入射面側の端部が押圧されることに起因する反射シートの撓みを解消することで、光学特性を良好なものとすることが可能な技術を提供することを目的とする。
本明細書で開示される技術は、板状部材と、少なくとも一つの側面に設けられた光入射面と、一方の板面に設けられた光出射面と、他方の板面に設けられた反対板面と、を有し、前記板状部材の一方の面側に配された導光板と、前記光入射面と対向して配された光源と、前記導光板の反対板面と当接して配された反射シートと、前記光出射面側に配され、該光出射面の端縁を支持するものとされた第1挟持部と、前記板状部材の前記一方の面上に配された第2挟持部であって、平面視において少なくとも一部が前記反射シートの前記光入射面側の端部と重畳し、前記反射シートよりも前記板状部材側に配された本体部と、該本体部から段差をなして前記反射シートの厚みよりも大きな高さで前記導光板側に突出し、平面視において少なくとも一部が前記第1挟持部と重畳するものとされた突出部と、を有し、少なくとも該突出部の前記導光板側の先端が光反射性を有するとともに前記反対板面と当接することで前記第1挟持部との間で前記導光板を挟み込むものとされた第2挟持部と、を備える照明装置に関する。
上記のような照明装置によれば、第2挟持部に設けられた突出部と第1挟持部との間に導光板の光入射面側の端部が挟持されることによって導光板が保持されることとなる。ここで、その先端が導光板の反対板面と当接するものとされた突出部は、その突出する高さが反射シートの厚みよりも大きいものとされているので、第1挟持部と第2挟持部との間に導光板が挟持される際に、反射シートの光入射面側の端部に対して導光板を挟持して保持するための圧力(第2挟持部からの圧力)が付与されないものとなる。このため、反射シートの光入射面側の端部が押圧され難いものとなり、反射シートの光入射面側の端部が押圧されることに起因して反射シートが撓むことを防止ないし抑制することができる。さらに、少なくとも突出部の導光板側の先端が光反射性を有することから、導光板を透過して当該先端に向かった光が反射されるため、当該先端に光が当たることによって当該先端の温度が上昇することを防止ないし抑制することができる。このため、当該先端の温度が上昇することに起因して当該先端近傍(反射シートの光入射面側の端部近傍)の反射シートが撓むことを防止ないし抑制することができる。以上のように、反射シートの光入射面側の端部において当該反射シートが撓むことを防止ないし効果的に抑制することができ、その結果、表示装置の光学特性を良好なものとすることができる。
前記第2挟持部は、前記板状部材と一体成形されていてもよい。
この構成によると、照明装置の製造工程において、第2挟持部を製造し易いものとすることができる。
この構成によると、照明装置の製造工程において、第2挟持部を製造し易いものとすることができる。
前記第2挟持部は、緩衝性を有する部材で形成されていてもよい。
この構成によると、第2挟持部が緩衝性を有する部材で形成されているため、導光板がその厚み方向に振動等した場合であっても、第2挟持部によって導光板の振動を吸収させることができる。
この構成によると、第2挟持部が緩衝性を有する部材で形成されているため、導光板がその厚み方向に振動等した場合であっても、第2挟持部によって導光板の振動を吸収させることができる。
前記反射シートの前記光入射面側の端部に該反射シートをその厚み方向に貫通する貫通孔が設けられ、前記突出部が前記貫通孔を貫通していてもよい。
この構成によると、反射シートの先端を突出部よりも導光板の光入射面側に配することができるので、導光板の光入射面の近傍において反対面に向かった光を反射シートによって光出射面側へと反射させることができる。これにより、表示装置の輝度を一層向上させることができる。
この構成によると、反射シートの先端を突出部よりも導光板の光入射面側に配することができるので、導光板の光入射面の近傍において反対面に向かった光を反射シートによって光出射面側へと反射させることができる。これにより、表示装置の輝度を一層向上させることができる。
前記貫通孔は開口とされ、前記反射シートの前記光入射面側の端縁に沿って複数設けられていてもよい。
この構成によると、隣接する開口と開口との間にそれぞれ橋状の部位が形成されることとなるので、反射シートの先端が複数の橋状の部位によって支持されることとなる。このため、突出部よりも導光板の光入射面側に反射シートの先端が設けられた構成において、反射シートの先端部位の剛性を高めることができる。
この構成によると、隣接する開口と開口との間にそれぞれ橋状の部位が形成されることとなるので、反射シートの先端が複数の橋状の部位によって支持されることとなる。このため、突出部よりも導光板の光入射面側に反射シートの先端が設けられた構成において、反射シートの先端部位の剛性を高めることができる。
前記本体部はブロック状をなし、平面視において該本体部が前記突出部を取り囲むような形で該突出部が突出するものとされていてもよい。
この構成によると、反射シートの開口を取り囲む部位の全体が本体部との間にわずかな隙間を空けて配された構成とすることができる。これにより、当該部位が導光板の反対板面から離間することを効果的に防止ないし抑制することができ、反射シートが導光板から離間することに起因して光漏れ等が発生することを一層防止ないし抑制することができる。
この構成によると、反射シートの開口を取り囲む部位の全体が本体部との間にわずかな隙間を空けて配された構成とすることができる。これにより、当該部位が導光板の反対板面から離間することを効果的に防止ないし抑制することができ、反射シートが導光板から離間することに起因して光漏れ等が発生することを一層防止ないし抑制することができる。
前記貫通孔は切り欠きとされ、該切り欠きの前記光入射面に直交する方向における切り欠き幅が1.0mmから10mmの範囲内とされていてもよい。
反射シートの光入射面側の端部が光入射面から離れ過ぎていると、光入射面の近傍において反対板面側に向かった光が反射シートに当たらず、光出射面側に反射されない場合がある。この場合、光出射面における輝度が低下してしまう。上記の構成によると、反射シートの光入射面側の端部が光入射面から離れ過ぎないものとなり、光入射面の近傍において反対板面側に向かった光の大部分が反射シートに当たって反射されることとなるので、光出射面における輝度が低下することを防止ないし抑制することができる。
反射シートの光入射面側の端部が光入射面から離れ過ぎていると、光入射面の近傍において反対板面側に向かった光が反射シートに当たらず、光出射面側に反射されない場合がある。この場合、光出射面における輝度が低下してしまう。上記の構成によると、反射シートの光入射面側の端部が光入射面から離れ過ぎないものとなり、光入射面の近傍において反対板面側に向かった光の大部分が反射シートに当たって反射されることとなるので、光出射面における輝度が低下することを防止ないし抑制することができる。
前記導光板と前記光源と前記反射シートを収容するシャーシをさらに備え、前記板状部材は、前記シャーシの一部をなしていてもよい。
この構成によると、板状部材とシャーシとを別部材とする必要がないため、照明装置を簡単な構成とすることができる。
この構成によると、板状部材とシャーシとを別部材とする必要がないため、照明装置を簡単な構成とすることができる。
前記板状部材をその一部とし、放熱性を有する放熱部材と、前記導光板と前記光源と前記反射シートと前記放熱部材とを収容するシャーシをさらに備えてもよい。
この構成によると、光源基板とシャーシとの間に放熱部材が介在する構成となるので、光源基板に発生する熱を照明装置の外部へと効果的に放熱させることができる。
この構成によると、光源基板とシャーシとの間に放熱部材が介在する構成となるので、光源基板に発生する熱を照明装置の外部へと効果的に放熱させることができる。
本明細書で開示される技術は、上記の照明装置からの光を利用して表示を行う表示パネルと、を備える表示装置として表現することもできる。また、当該表示パネルを、液晶を用いた液晶パネルとする表示装置も、新規で有用である。また、上記の表示装置を備えるテレビ受信装置も、新規で有用である。
本明細書で開示される技術によれば、反射シートの光入射面側の端部が押圧されることに起因する反射シートの撓みを解消することで、光学特性を良好なものとすることができる。
<実施形態1>
図面を参照して実施形態1を説明する。なお、各図面の一部にはX軸、Y軸およびZ軸を示しており、各軸方向が各図面で共通した方向となるように描かれている。このうちY軸方向は、鉛直方向と一致し、X軸方向は、水平方向と一致している。また、特に断りがない限りは、上下の記載については鉛直方向を基準とする。
図面を参照して実施形態1を説明する。なお、各図面の一部にはX軸、Y軸およびZ軸を示しており、各軸方向が各図面で共通した方向となるように描かれている。このうちY軸方向は、鉛直方向と一致し、X軸方向は、水平方向と一致している。また、特に断りがない限りは、上下の記載については鉛直方向を基準とする。
テレビ受信装置TVは、液晶表示装置(表示装置の一例)10と、当該液晶表示装置10を挟むようにして収容する表裏両キャビネットCa、Cbと、電源Pと、チューナーTと、スタンドSと、を備えている。なお、図2に示す上側を表側とし、同図下側を裏側とする。図2に示すように、液晶表示装置10は、全体として横長の方形を成し、表示パネルである液晶パネル16と、外部光源であるバックライト装置(照明装置の一例)24とを備え、これらが枠状を成すベゼル12などにより一体的に保持されるようになっている。
続いて、液晶パネル16について説明する。液晶パネル16は、透明な(高い透光性を有する)一対のガラス基板が所定のギャップを隔てた状態で貼り合わせられるとともに、両ガラス基板間に液晶層(図示しない)が封入された構成とされる。一方のガラス基板には、互いに直交するソース配線とゲート配線とに接続されたスイッチング素子(例えばTFT)と、そのスイッチング素子に接続された画素電極、さらには配向膜等が設けられ、他方のガラス基板には、R(赤色),G(緑色),B(青色)等の各着色部が所定配列で配置されたカラーフィルタや対向電極、さらには配向膜等が設けられている。このうち、ソース配線、ゲート配線および対向電極などには、図示しない駆動回路基板から画像を表示するのに必要な画像データや各種制御信号が供給されるようになっている。なお、両ガラス基板の外側には偏光板(図示しない)が配されている。
続いて、バックライト装置24について説明する。図3は、液晶表示装置10を鉛直方向(Y軸方向)に沿って切断した断面の断面図を示している。図2及び図3に示すように、バックライト装置24は、フレーム14と、光学部材18と、シャーシ22と、一対の放熱部材36,36と、を備えている。フレーム14は、枠状を成しており、導光板20の表面(光出射面20b)の端縁側に沿って配され、内側端縁(以下、表側挟持部(第1挟持部の一例)14aと称する)に沿って液晶パネル16を支持している。表側挟持部14aは、平面視において導光板20の光出射面20cにおける端縁と重畳しており、フレーム14と導光板20との間に配された光学部材18を介して導光板20の光出射面20bの端縁を支持するものとされている。光学部材18は、導光板20の表側に設けられた光出射面20b上に載置されている。液晶パネル16と光学部材18との間は、その一部にフレーム14の一部が介在することで離間したものとなっている。
シャーシ22内には、一対のLED(Light Emitting Diode)ユニット32,32と、反射シート26と、導光板20と、一対の放熱部材36,36と、が収容されている。放熱部材36は、シャーシ22の長辺方向(X軸方向)に延びると共に断面略L字状をなしている。LEDユニット32は、シャーシ22の長辺方向(X軸方向)に沿って延びており、導光板20の両長辺側であって各放熱部材36の内側に当接して配されており、導光板20の光入射面20a側に向かって光を出射する。導光板20の長手方向側面(光入射面)20aはそれぞれLEDユニット32と対向する位置に配されており、当該LEDユニット32から出射される光を液晶パネル16側へ導く。このように本実施形態に係るバックライト装置24では、導光板20および光学部材18が液晶パネル16の直下に配されていると共に光源であるLEDユニット32が導光板20の側端部に配されてなる、いわゆるエッジライト方式(サイドライト方式)を採用している。
シャーシ22は、例えばアルミ系材料などの金属製とされ、平面視長方形状の底板22aと、底板22aの両長辺の各外縁から立ち上がる側板22b,22cと、底板22aの両短辺の各外縁から立ち上がる側板とから構成されている。シャーシ22内において一対のLEDユニット32,32と対向する空間が、導光板20用の収容空間となっている。なお、底板22aの裏側には、LEDユニット32に電力を供給する電源回路基板(図示しない)等が取り付けられている。
光学部材18は、平面視長方形状をなし、導光板20側から順に、拡散シート18a、レンズシート18b、反射型偏光板18cが積層されたものである。拡散シート18a、レンズシート18b、反射型偏光板18cは、LEDユニット32から出射され、導光板20を通過した光を面状の光とする機能を有している。反射型偏光板18dの上面側には反射型偏光板18dから離間した形で液晶パネル16が設置されている。光学部材18は、図3に示すように、その短辺方向の両端の位置が、光入射面20aの位置と平面視において一致している。また、光学部材18の縁部は、平面視において後述する表側挟持部14aと重畳するように配置されている。
LEDユニット32は、樹脂製の矩形状を成すLED基板30に、白色発光するLED28が一列に並んだ構成となっている。LED基板30は、LED28が配された面(以下、実装面30aと称する)が光反射性を有するものとされ、実装面30aとは反対側の面が後述する放熱部材36の立ち上がり部36bの板面と当接した状態で配されている。LED基板30は、その下端部、即ちLED基板30の短辺方向(Z軸方向)におけるシャーシ22側の端部が放熱部材36側に向かって延びており、その先端面が後述する放熱部材36の底面部(板状部材の一例)36aと当接している。なお、LED28は、青色発光素子に、黄色の領域に発光ピークを持つ蛍光体を塗布することにより白色発光するものとしたものであってもよい。また、青色発光素子に、緑色と赤色の領域にそれぞれ発光ピークを持つ蛍光体を塗布することにより白色発光するものとしたものであってもよい。また、青色発光素子に、緑色の領域に発光ピークを持つ蛍光体を塗布すると共に、赤色発光素子を組み合わせることにより白色発光するものとしたものであってもよい。また、LED28は、青色発光素子と、緑色発光素子と、赤色発光素子と、を組み合わせることにより白色発光するものとしたものであってもよい。また、紫外光発光素子と、蛍光体と、を組み合わせたものであってもよい。特に、紫外光発光素子に、青色と緑色と赤色にそれぞれ発光ピークを持つ蛍光体を塗布することにより白色発光するものとしたものであってもよい。
導光板20は、矩形状の板状部材とされ、アクリル等の透光性の大きい(透明度の高い)樹脂により形成されており、反射シート26と当接していると共に、シャーシ22の底板22aから離間した状態で、後述する配線ホルダ40によって放熱部材36の底面部36a上に支持されている。導光板20は、図2及び図3に示すように、一対のLEDユニット32,32の間に、主板面である光出射面20bを拡散シート18a側に向け、光出射面20bとは反対側の板面である反対板面20cを反射シート26側に向ける形で配されている。このような導光板20が配設されることにより、LEDユニット32から生じた光は、導光板20の入光面20aから入射して拡散シート18aと対向する光出射面20bから出射することで、液晶パネル16をその背面側から照射する。
放熱部材36は、断面視L字状をなし、LED基板30よりも高い放熱性を有する板状部材とされている。放熱部材36は、シャーシ22の長辺方向(X軸方向)に沿って配され、底面部36aと、立ち上がり部36bとから構成されている(図4参照)。底面部36aは、平面視矩形状をなし(図2参照)、シャーシ22の長辺方向に沿った各側板22b、22c側から導光板20の長辺方向に沿った各端面(光入射面20a)側に亘ってシャーシ22の底板22aに沿って延びており、シャーシ22の底板22aと当接して配されている。底面部36aの一方の端部は、シャーシ22の側板22bと当接している。立ち上がり部36bは、シャーシ22の側板22b、22cと当接する側の底面部36aの端縁から板状をなしてシャーシ22の底板22aに対して垂直に立ち上がっており、一方の面(外側の面)がシャーシ22の側板22bと当接すると共に、他方の面(内側の面)がLED基板30の実装面30aとは反対側の板面(外側の面)と当接している。なお、底面部36a上には、後述する裏側挟持部(第2挟持部の一例)37が設けられている。
続いて本実施形態の要部である反射シート26の構成、放熱部材36の底面部36aに設けられた裏側挟持部37、及び反射シート26と放熱部材36との配置態様について説明する。反射シート26は、合成樹脂製とされると共にその表面が光反射性に優れた白色とされており、導光板20の反対板面20cに貼り付けられることで反対板面20cと当接して配されている。このため、反射シート26は、LEDユニット32又は導光板20からその反射板面20c側へ漏れた光を光反射性に優れたその表面によって導光板20側へ反射させることが可能となっている。反射シート26は、長方形状を成しており、その長辺方向(X軸方向)とその短辺方向(Y軸方向)とが導光板20の長辺方向と短辺方向とにそれぞれ並行した形で配されている。反射シートの長辺方向の寸法は、導光板20の長辺方向の寸法よりもわずかに大きいものとされ、短辺方向(Y軸方向)の寸法は、導光板20の短辺方向の寸法よりもわずかに小さいものとされている。詳しくは、反射シート26における短辺方向の両端部(導光板20の光入射面20a側の端部26a)は、次述する裏側挟持部37の突出部37aとの間にわずかな隙間を設けた状態で裏側挟持部37よりも内側(導光板20の中央側)に位置している。
一方、放熱部材36aの底面部36bには、平面視における反射シート26の光入射面20a側の端部26aよりも外側の位置に表側(導光板20側)に向かって突出する裏側挟持部37が設けられている。裏側挟持部37は、放熱部材36の底面部36aと一体成形された部位であり、その全体が光反射性を有するものとされ、底面部36aから導光板20側に突出する本体部37bと、本体部37bからさらに導光板20側に突出する突出部37aとから構成されている。裏側挟持部37を構成する本体部37bは、図2及び図5に示すように、平面視長方形状のブロック状をなすとともに、その長辺方向が反射シート26の長辺方向(導光板20の長辺方向、X軸方向)に沿ったものとされている(図5参照)。本体部37bは、反射シート26よりも下側(裏側)に設けられている。なお、本実施形態のように裏側挟持部37が放熱部材36と一体をなす構成において、裏側挟持部37にのみ光反射性を持たせるためには、例えば、裏側挟持部37に該当する部位を白色とすることで実現することができる。
裏側挟持部37を構成する突出部37aは、本体部37bの上面のうち内側(導光板20の中央側)端部を除く部位から段差をなして導光板20側に突出している。突出部37aの先端面37a1は導光板20の反対板面20cと当接しており、導光板20を支持するものとされている。ここで、図5における二点鎖線は、フレーム14が配された場合におけるフレーム14の内側端縁(表側挟持部14aの端縁)を表している。図5に示すように、突出部37aは、平面視においては表側挟持部14aと重畳する位置に設けられている。このため、導光板20の光入射面20a側の端部は、表側挟持部14aと裏側挟持部37との間で挟持された状態となっている。また、突出部37aは、その高さH2が反射シート26の厚みH1よりもわずかに大きいものとされている。従って、反射シート26の裏面(反対板面20cと当接された面とは反対側の面)と本体部37bとの間にはわずかな隙間が形成されている(図4参照)。このように反射シート26と本体部37bとの間にわずかな隙間が設けられた構成とされていることで、本体部37bと反対板面20cとの間に位置する反射シート26の部位(反射シート26の光入射面20a側の端部26a1)が導光板20の反対板面20cから離間し難いものとなっており、反射シート26が導光板20から離間することに起因して光漏れ等が発生することが防止ないし抑制されている。
さて、上記のように反射シート26の厚みH1よりも大きな高さH2とされた裏側挟持部37の突出部37aが反射シート26の光入射面20a側の端部よりも外側(シャーシ22の側板22b、22c側)に配され、導光板20の光入射面20a側の端部が表側挟持部14aと裏側挟持部37との間に挟持されることから、反射シート26の光入射面20a側の端部が挟持されることなく、導光板20が保持される構成となっている。これにより、導光板20が保持された状態において、反射シート26の光入射面20a側の端部26a1には導光板20を保持するための押圧力が付与されないものとなっている。このため、反射シート26の光入射面20a側の端部26a1は拘束されておらず、LED28の近傍に発生した熱が当該端部26a1に伝わったとしても、当該端部26a1に加わる熱応力が解消される。この結果、熱応力によって反射シート26の光入射面20a側の端部26a1に撓みが生じることが防止ないし抑制されている。ここで、裏側挟持部37における突出部37aの先端面が光反射性を有するものとされていなければ、導光板20内を進む光が裏側挟持部37側に向かうことで裏側挟持部37の温度が高められ、裏側挟持部37の近傍に位置する反射シート26の光入射面20a側の端部が裏側挟持部37からの熱放射によって撓む虞がある。これに対し、本実施形態に係るバックライト装置24では、裏側挟持部37の全体が光反射性を有するものとされているので、導光板20内を進む光が裏側挟持部37側に向かったとしても、当該裏側挟持部37によって光出射面側に反射されることとなる。この結果、裏側挟持部37の温度が高められることに起因して反射シート26の光入射面20a側の端部が撓むことが防止ないし抑制されている。
以上のように本実施形態に係るバックライト装置24では、裏側挟持部37に設けられた突出部37aと表側挟持部14aとの間に導光板20の光入射面20a側の端部が挟持されることによって導光板20が保持されることとなる。ここで、その先端が導光板20の反対板面20cと当接するものとされた突出部37bは、その突出する高さH2が反射シート26の厚みよりも大きいものとされているので、表側挟持部14aと裏側挟持部37との間に導光板20が挟持される際に、反射シート26の光入射面20a側の端部に対して導光板20を挟持して保持するための圧力(裏側挟持部37からの圧力)が付与されないものとなる。このため、反射シート26の光入射面20a側の端部が押圧され難いものとなり、反射シート26の光入射面20a側の端部が押圧されることに起因して反射シート26が撓むことを防止ないし抑制することができる。さらに、少なくとも突出部37aの導光板10側の先端が光反射性を有することから、導光板20を透過して当該先端に向かった光が反射されるため、当該先端に光が当たることによって当該先端の温度が上昇することを防止ないし抑制することができる。このため、当該先端の温度が上昇することに起因して当該先端近傍(反射シート26の光入射面20a側の端部近傍)の反射シート26が撓むことを防止ないし抑制することができる。以上のように、反射シート26の光入射面20a側の端部において当該反射シート26が撓むことを防止ないし効果的に抑制することができ、その結果、液晶表示装置10の光学特性を良好なものとすることができる。
また、本実施形態に係るバックライト装置24では、裏側挟持部37の突出部37aが反射シート26の厚みH1よりわずかに大きな高さH2とされているので、反射シート26と底面部36aとの間の隙間は微小なものとなっている。このため、反射シート26が底面部36a上に載置された構成とほぼ同様の効果を得ることができる。即ち、反射シート26が導光板20から離間しそうな場合であっても、反射シート26が底面部36aと当接することで、反射シート26が導光板20から剥離することが防止される。この結果、反射シート26の光入射面20a側の端部26aが導光板20から剥離して導光板20と反射シート26との間に光が入光することに起因する光漏れ等を防止ないし抑制することができ、バックライト装置24の輝度が低下することを防止ないし抑制することができる。
また、本実施形態に係るバックライト装置24では、裏側挟持部37が、放熱部部材36の底面部36aと一体成形されている。このため、バックライト装置24の製造工程において、裏側挟持部37を製造し易いものとすることができる。
<実施形態2>
図面を参照して実施形態2を説明する。実施形態2は、反射シート126における光入射面120a側の端部の構成、裏側挟持部137の構成及び形状が実施形態1のものと異なっている。その他の構成については実施形態1のものと同様であるため、構造、作用、及び効果の説明は省略する。なお、図6、図7において、それぞれ図4、図5の参照符号に数字100を加えた部位は、実施形態1で説明した部位と同一である。
図面を参照して実施形態2を説明する。実施形態2は、反射シート126における光入射面120a側の端部の構成、裏側挟持部137の構成及び形状が実施形態1のものと異なっている。その他の構成については実施形態1のものと同様であるため、構造、作用、及び効果の説明は省略する。なお、図6、図7において、それぞれ図4、図5の参照符号に数字100を加えた部位は、実施形態1で説明した部位と同一である。
実施形態2に係るバックライト装置124では、図6及び図7に示すように、反射シート126における導光板120の光入射面120a側の端部126aに、反射シート126をその厚み方向(Z軸方向)に貫通する開口(貫通孔の一例)126a1が設けられている。開口126a1は、反射シート126における導光板120の光入射面120a側の端縁からわずかに離間した位置に設けられており、平面視において長方形状をなすとともに、その長辺方向が反射シート126の長辺方向(導光板120の長辺方向、X軸方向)に沿ったものとされている(図5参照)。また、開口126a1は、反射シート126の長辺方向(X軸方向)に沿って間欠的に複数設けられている。図7に示すように、各開口126a1は、平面視において、反射シート126の光入射面120a側の端縁126a1と、反射シート126における表側挟持部114aの端縁と重畳する部位と、の間に形成されている。換言すれば、各開口126a1は、平面視において表側挟持部114aと重畳する形で設けられている。
一方、本実施形態に係る裏側挟持部137は、放熱部材136の底面部136aと一体成形されておらず、当該底面部136aとは別体とされている。裏側挟持部137は、その全体がウレタン化合物等の緩衝性を有する部材で形成されている。裏側挟持部137の本体部137bは、平面視において上記した反射シート126の開口126a1と重畳する位置に設けられ、開口126a1と平面視同形状のブロック状とされるとともに、当該開口126a1よりも一回り大きな大きさとされている(図7参照)。突出部137aは、図6及び図7に示すように、本体部137bより一回り小さな大きさ(開口126a1よりわずかに小さな大きさ)で本体部137bと同様の形状をなしており、本体部137bの中央から段差をなして開口126a1を貫通する形で導光板120側に突出している。そして、突出部137aは、その先端面137a1が導光板120の反対板面120cと当接している。これにより、導光板120が裏側挟持部137によって支持されている。なお、突出部137aは、平面視において表側挟持部137と重畳するように設けられている(図7参照)。
上記のように、本実施形態に係るバックライト装置124では、反射シート126において隣接する開口126a1と開口126a1との間にそれぞれ橋状の部位が形成されることとなるので、反射シート126の先端が複数の橋状の部位によって支持されることとなる。このため、突出部137aよりも導光板120の光入射面120a側に反射シート126の先端が設けられた構成において、反射シート126の先端部位の剛性を高めることができる。また、反射シート126の先端を突出部137aよりも導光板120の光入射面120a側に配することができ、導光板120の光入射面120aの近傍において反対面120cに向かった光を反射シート126によって光出射面120a側へと反射させることができる。これにより、液晶表示装置110の輝度を一層向上させることができる。
また、本実施形態に係るバックライト装置124では、裏側挟持部137が、上記したようにその突出部137aが反射シート126の開口136a1を貫通するものとされており、その本体部137bが反射シート126の開口136a1を取り囲む部位との間にわずかな隙間を空けた状態で反射シート126の下方に配されている。このため、反射シート126の開口136a1を取り囲む部位が本体部137b上に載置された構成とほぼ同様の効果を得ることができる。即ち、反射シート126が導光板120から離間しそうな場合であっても、反射シート126が本体部137bと当接することで、反射シート126が導光板120から剥離することを効果的に防止ないし抑制することができる。その結果、反射シート126が導光板120から離間することに起因して光漏れ等が発生することを一層防止ないし抑制することができる。また、裏側挟持部137が緩衝性を有する部材で形成されていることで、導光板120がその厚み方向(Z軸方向)に振動等した場合であっても、裏側挟持部137によって導光板120の振動を吸収させることができる。
<実施形態3>
図面を参照して実施形態3を説明する。実施形態3は、裏側挟持部の一部の構成が実施形態1のものと異なっている。その他の構成については実施形態1のものと同様であるため、構造、作用、及び効果の説明は省略する。なお、図8において、図4の参照符号に数字200を加えた部位は、実施形態1で説明した部位と同一である。
図面を参照して実施形態3を説明する。実施形態3は、裏側挟持部の一部の構成が実施形態1のものと異なっている。その他の構成については実施形態1のものと同様であるため、構造、作用、及び効果の説明は省略する。なお、図8において、図4の参照符号に数字200を加えた部位は、実施形態1で説明した部位と同一である。
実施形態3に係るバックライト装置224では、図8に示すように、裏側挟持部237が実施形態1と同様の形状とされ、さらに、その突出部237aにおける先端側の部位(反対板面220cと当接する部位)が光反射性を有する光反射性部材237cで構成されている。即ち、光反射性部材237cが突出部237aの先端面に含まれることで、突出部237aの一部をなす構成とされている。このような構成とされていることで、裏側挟持部227における光反射性部材237c側に向かった光が反射されることとなるので、突出部237aにおける先端側の部位(反対板面220cと当接する部位)に光が当たることによって当該部位の温度が上昇することを防止ないし抑制することができる。この結果、当該部位の温度が上昇することに起因して当該部位近傍の反射シート226が撓むことを防止ないし抑制することができる。
<実施形態4>
図面を参照して実施形態4を説明する。実施形態4は、裏側挟持部337の配置及び反射シート326に設けられた貫通孔の形状が実施形態2のものと異なっている。その他の構成については実施形態1のものと同様であるため、構造、作用、及び効果の説明は省略する。なお、図9、図10において、それぞれ図4、図5の参照符号に数字300を加えた部位は、実施形態1で説明した部位と同一である。
図面を参照して実施形態4を説明する。実施形態4は、裏側挟持部337の配置及び反射シート326に設けられた貫通孔の形状が実施形態2のものと異なっている。その他の構成については実施形態1のものと同様であるため、構造、作用、及び効果の説明は省略する。なお、図9、図10において、それぞれ図4、図5の参照符号に数字300を加えた部位は、実施形態1で説明した部位と同一である。
実施形態4に係るバックライト装置324では、図9及び図10に示すように、裏側挟持部337における外側(シャーシ322の側板322b側)の端面が、光入射面320aと直交する方向(Y軸方向)において導光板320の光入射面320aと一致するように裏側挟持部337が設けられている。一方、反射シート326における導光板320の光入射面320a側の端部326aには、開口ではなく、平面視矩形状の切り欠き(貫通孔の一例)326a1が設けられている。切り欠き326a1は、実施形態2と同様に、反射シート326の長辺方向(X軸方向)に沿って間欠的に複数設けられている。また、裏側挟持部337についても各切り欠き内326a1に収容されるような形状及び配置で、底面部336aから導光板320側に突出して設けられている。このような構成とされている場合であっても、導光板320が表側挟持部314aと裏側挟持部337との間に挟持されて保持されることとなるので、反射シート326の光入射面320a側の端部326a1に押圧力が付与されず、反射シート326の光入射面320a側の端部326aが押圧されることに起因して反射シート326が撓むことを防止ないし抑制することができる。
また、実施形態4に係るバックライト装置324では、切り欠き326a1のY軸方向における切り欠き幅W1は、1.0mmから10mmの範囲内とされている。ここで、反射シート326の光入射面320a側の端部326aが光入射面320aから離れ過ぎていると、光入射面320aの近傍において反対板面320c側に向かった光が反射シート326に当たらず、光出射面320b側に反射されない場合がある。この場合、光出射面320bにおける輝度が低下してしまう。本実施形態に係るバックライト装置324によると、反射シート326の光入射面320a側の端部326aが光入射面320aから離れ過ぎないものとなり、光入射面320aの近傍において反対板面320c側に向かった光の大部分が反射シート326に当たって反射されることとなるので、光出射面320bにおける輝度が低下することを防止ないし抑制することができる。
<実施形態5>
図面を参照して実施形態5を説明する。実施形態5は、裏側貫通部437がシャーシ422の底板422a上に設けられている点で実施形態1乃至4のものと異なっている。その他の構成については実施形態1のものと同様であるため、構造、作用、及び効果の説明は省略する。なお、図11において、それぞれ図3の参照符号に数字400を加えた部位は、実施形態1で説明した部位と同一である。
図面を参照して実施形態5を説明する。実施形態5は、裏側貫通部437がシャーシ422の底板422a上に設けられている点で実施形態1乃至4のものと異なっている。その他の構成については実施形態1のものと同様であるため、構造、作用、及び効果の説明は省略する。なお、図11において、それぞれ図3の参照符号に数字400を加えた部位は、実施形態1で説明した部位と同一である。
実施形態5に係るバックライト装置424では、図11に示すように、バックライト装置424のシャーシ422内に放熱部材436が配されておらず、シャーシ422の底板(板状部材の一例)422aの一部が導光板420側に突出することで裏側挟持部437とされた構成となっている。導光板420が表側挟持部414aと裏側挟持部437との間に挟持されることで保持されるので、反射シート426の光入射面320a側の端部326a1に押圧力が付与されず、反射シート426の光入射面420a側の端部426aが押圧されることに起因して反射シート426が撓むことを防止ないし抑制することができる。なお、この構成では、反射シート426とシャーシ422の底板422aとの間に微小な隙間が空けられており、反射シート426が導光板420から離間しそうな場合であっても、反射シート426が底面部436aと当接することで、反射シート426が導光板420から剥離することが防止される。
上記の各実施形態の変形例を以下に列挙する。
(1)上記の各実施形態では、裏側挟持部がブロック状とされた構成を例示したが、裏側挟持部は、その一部に設けられた貫通部が反射シートの開口又は切り欠きを貫通可能な形状とされていればよく、その形状は限定されない。ただし、貫通部と反射シートの開口又は切り欠きとの間の隙間が大きい場合は、光入射面近傍において反対板面側に向かった光が裏側挟持部側へ漏れてしまうこととなるので、当該隙間はなるべく小さい方がよい。
(1)上記の各実施形態では、裏側挟持部がブロック状とされた構成を例示したが、裏側挟持部は、その一部に設けられた貫通部が反射シートの開口又は切り欠きを貫通可能な形状とされていればよく、その形状は限定されない。ただし、貫通部と反射シートの開口又は切り欠きとの間の隙間が大きい場合は、光入射面近傍において反対板面側に向かった光が裏側挟持部側へ漏れてしまうこととなるので、当該隙間はなるべく小さい方がよい。
(2)上記の各実施形態では、反射シートと本体部との間の隙間がわずかに空けられた構成を例示したが、当該隙間の大きさは限定されない。ただし、当該隙間が大きい場合、反射シートが反対板面から離間し易いものとなるので、当該隙間はなるべく小さい方がよい。
(3)上記の実施形態2及び実施形態4では、反射シートに設けられた開口又は切り欠きが平面視において矩形状(長方形状)をなすものとされた構成を例示したが、反射シートに設けられる開口又は切り欠きの形状は限定されない。
(4)上記の各実施形態以外にも、反射シートにおける光入射面側の端部の構成、形状、配置等については、限定されない。
(5)上記の各実施形態以外にも、裏側挟持部及び当該裏側挟持部における本体部、突出部の構成、形状、配置等については、適宜に変更可能である。
(6)上記の各実施形態では、表示パネルとして液晶パネルを用いた液晶表示装置を例示したが、他の種類の表示パネルを用いた表示装置にも本発明は適用可能である。
(7)上記の各実施形態では、チューナーを備えたテレビ受信装置を例示したが、チューナーを備えない表示装置にも本発明は適用可能である。
以上、本発明の各実施形態について詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時の請求項に記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
TV…テレビ受信装置、Ca、Cb…キャビネット、T…チューナー、S…スタンド、10、110、210、310、410…液晶表示装置、12、112、312、412…ベゼル、14、114、214、314、414…フレーム、14a、114a、214a、314a…表側挟持部、16、116、216、316、416…液晶パネル、18、118、218、318、418…光学部材、20、120、220、320、420…導光板、20a、120a、220a、320a、420a…光入射面、20b、120b、220b、320b、420b…光出射面、20c、120c、220c、320c、420c…反対板面、22、122、222、322、422…シャーシ、24、124、224、324、424…バックライト装置、26、126、226、326、426…反射シート、26a、126a、226a、326a:(反射シートの光入射面側の)端部、126a1…開口、28、128、228、328、428…LED、30、130、230、330、430…LED基板、32、132、232、332、432…LEDユニット、36、136、236、336、436…放熱部材、36a、136a、236a:底面部、37、137、237、337、437…裏側挟持部、37a、137a、237a、337a…突出部、37b、137b、237b、337b…本体部、326a1…切り欠き
Claims (12)
- 板状部材と、
少なくとも一つの側面に設けられた光入射面と、一方の板面に設けられた光出射面と、他方の板面に設けられた反対板面と、を有し、前記板状部材の一方の面側に配された導光板と、
前記光入射面と対向して配された光源と、
前記導光板の反対板面と当接して配された反射シートと、
前記光出射面側に配され、該光出射面の端縁を支持するものとされた第1挟持部と、
前記板状部材の前記一方の面上に配された第2挟持部であって、平面視において少なくとも一部が前記反射シートの前記光入射面側の端部と重畳し、前記反射シートよりも前記板状部材側に配された本体部と、該本体部から段差をなして前記反射シートの厚みよりも大きな高さで前記導光板側に突出し、平面視において少なくとも一部が前記第1挟持部と重畳するものとされた突出部と、を有し、少なくとも該突出部の前記導光板側の先端が光反射性を有するとともに前記反対板面と当接することで前記第1挟持部との間で前記導光板を挟み込むものとされた第2挟持部と、
を備える照明装置。 - 前記第2挟持部は、前記板状部材と一体成形されている、請求項1に記載の照明装置。
- 前記第2挟持部は、緩衝性を有する部材で形成されている、請求項1に記載の照明装置。
- 前記反射シートの前記光入射面側の端部に該反射シートをその厚み方向に貫通する貫通孔が設けられ、
前記突出部が前記貫通孔を貫通している、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の照明装置。 - 前記貫通孔は開口とされ、前記反射シートの前記光入射面側の端縁に沿って複数設けられている、請求項4に記載の照明装置。
- 前記本体部はブロック状をなし、平面視において該本体部が前記突出部を取り囲むような形で該突出部が突出するものとされている、請求項5に記載の照明装置。
- 前記貫通孔は切り欠きとされ、該切り欠きの前記光入射面に直交する方向における切り欠き幅が1.0mmから10mmの範囲内とされている、請求項4に記載の照明装置。
- 前記導光板と前記光源と前記反射シートを収容するシャーシをさらに備え、
前記板状部材は、前記シャーシの一部をなしている、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の照明装置。 - 前記板状部材をその一部とし、放熱性を有する放熱部材と、
前記導光板と前記光源と前記反射シートと前記放熱部材とを収容するシャーシをさらに備える、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の照明装置。 - 請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の照明装置からの光を利用して表示を行う表示パネルを備える表示装置。
- 前記表示パネルが液晶を用いた液晶パネルである、請求項10に記載の表示装置。
- 請求項10又は請求項11に記載の表示装置を備えるテレビ受信装置。
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