JP2013254670A - スパークプラグ - Google Patents

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Magoshige Shimadachi
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Abstract

【課題】放電電圧を極めて効果的に低減させ、貫通放電や中心電極等の急速消耗をより確実に防止する。
【解決手段】スパークプラグ1は、軸線CL1方向に貫通する軸孔4を有する絶縁碍子2と、軸孔4の先端側に挿設され、自身の先端部が絶縁碍子2の先端よりも先端側に位置する中心電極5と、絶縁碍子2の外周に設けられた主体金具3と、主体金具3の先端部に配置され、自身の先端部が中心電極5の先端部との間で火花放電間隙28を形成する接地電極27とを備える。火花放電間隙28には、中心電極5の先端部と接地電極27の先端部とに接触する一方で、絶縁碍子2から離間して設けられ、少なくとも外表面が絶縁性材料及び半導体材料の少なくとも一方により形成されたブリッジ部材31が設けられる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、内燃機関等に使用されるスパークプラグに関する。
スパークプラグは、内燃機関(エンジン)等に取付けられ、燃焼室内の混合気等への着火のために用いられる。一般的にスパークプラグは、軸線方向に延びる軸孔を有する絶縁体と、前記軸孔の先端側に挿通される中心電極と、前記絶縁体の外周に設けられる主体金具と、主体金具の先端部に固定される接地電極とを備えている。また、接地電極の先端部と中心電極の先端部との間には火花放電間隙が形成されており、火花放電間隙に高電圧を印加し、火花放電を生じさせることで混合気等への着火がなされるようになっている(例えば、特許文献1等参照)。
特開2007−242588号公報
ところで近年では、燃費の向上や環境規制への対応等を図るために、高過給・高圧縮化等を図ったエンジンが提案されている。このようなエンジンにおいては、その動作時に、燃焼室内の圧力が比較的大きなものとなるため、火花放電を発生させるために必要な電圧(放電電圧)も大きなものとなる。放電電圧が大きなものとなると、主体金具及び中心電極との間において絶縁体を貫通した火花放電(貫通放電)が生じ、正常な火花放電に支障が生じてしまったり(失火を招いてしまったり)、火花放電に伴い中心電極や接地電極の消耗が急速に進んでしまったりするおそれがある。
本発明は、上記事情を鑑みてなされたものであり、その目的は、放電電圧を極めて効果的に低減させることができ、貫通放電や中心電極等の急速消耗をより確実に防止することができるスパークプラグを提供することにある。
以下、上記目的を解決するのに適した各構成につき、項分けして説明する。なお、必要に応じて対応する構成に特有の作用効果を付記する。
構成1.本構成のスパークプラグは、軸線方向に貫通する軸孔を有する筒状の絶縁体と、
前記軸孔の先端側に挿設され、自身の先端部が前記絶縁体の先端よりも前記軸線方向先端側に位置する中心電極と、
前記絶縁体の外周に設けられた筒状の主体金具と、
前記主体金具の先端部に配置され、自身の先端部が前記中心電極の先端部との間で間隙を形成する接地電極とを備えるスパークプラグであって、
前記間隙には、前記中心電極の先端部と前記接地電極の先端部とに接触する一方で、前記絶縁体から離間して設けられ、少なくとも外表面が絶縁性材料及び半導体材料の少なくとも一方により形成されたブリッジ部材が設けられることを特徴とする。
上記構成1によれば、中心電極及び接地電極間に形成された間隙に、両電極の先端部に接触する一方で、絶縁体から離間し、少なくとも外表面が絶縁性材料等により形成されたブリッジ部材が設けられている。従って、前記間隙にて火花放電を生じさせる際には、両電極間において、ブリッジ部材の外表面を這うようにして火花放電を生じさせることができ、両電極間において気中にて火花放電を生じさせる場合と比較して、放電電圧を著しく低減させることができる。その結果、貫通放電や中心電極等の急速消耗をより確実に防止することができる。
構成2.本構成のスパークプラグは、上記構成1において、前記ブリッジ部材の外表面に沿った前記中心電極の先端部と前記接地電極の先端部との間の最短距離Aが、0.3mm以上2.5mm以下であることを特徴とする。
上記構成2によれば、前記最短距離Aが2.5mm以下とされている。従って、絶縁体の表面を這った中心電極と主体金具との間における火花放電(いわゆる奥飛火)をより確実に防止することができ、良好な着火性を確保することができる。
また、上記構成2によれば、前記最短距離Aが0.3mm以上とされているため、中心電極及び接地電極を跨るようにしてデポジットや発汗粒等の導電性物質が中心電極等に付着してしまうことを抑制でき、両電極間の短絡をより確実に防止することができる。従って、ブリッジ部材の外表面を這った火花放電をより安定的に発生させることができる。
構成3.本構成のスパークプラグは、上記構成1又は2において、前記ブリッジ部材の外表面に沿った前記中心電極の先端部と前記接地電極の先端部との間の最短距離をA(mm)とし、前記中心電極の先端部と前記接地電極の先端部との間の最短距離をB(mm)としたとき、A−B≦1を満たすことを特徴とする。
上記構成3によれば、中心電極及び接地電極間において、気中での火花放電をより確実に抑制することができ、ブリッジ部材の外表面を這った火花放電をより確実に発生させることができる。その結果、放電電圧を一層効果的に低減させることができる。
構成4.本構成のスパークプラグは、上記構成1乃至3のいずれかにおいて、前記中心電極のうち前記間隙に臨む面の面積が、0.23mm2以上であることを特徴とする。
上記構成4によれば、中心電極のうち間隙に臨む部位の面積を十分に確保することができる。従って、火花放電に伴い間隙が急激に拡大してしまうといった事態をより確実に防止することができ、低い放電電圧を長期間に亘って維持することができる。
構成5.本構成のスパークプラグは、上記構成1乃至4のいずれかにおいて、前記ブリッジ部材の少なくとも外表面は、酸化アルミニウム(Al23)、酸化ジルコニウム(ZrO2)、窒化珪素(Si34)、及び、炭化珪素(SiC)のうちの少なくとも一種を含む材料から構成されることを特徴とする。
上記構成5によれば、ブリッジ部材の少なくとも外表面はAl23等から構成されている。従って、ブリッジ部材において十分な耐熱性を確保することができる。
構成6.本構成のスパークプラグは、上記構成1乃至5のいずれかにおいて、前記主体金具は、自身の外周面にねじ部を備え、
前記ねじ部のねじ径がM12以下であることを特徴とする。
上記構成6のように、主体金具におけるねじ部のねじ径がM12以下とされる場合、主体金具の内周に配置される絶縁体は、比較的小径で、かつ、薄肉とされる。このような絶縁体においては、貫通放電の発生が特に懸念されるが、上記構成1等を採用することで、貫通放電の発生をより確実に防止することができる。換言すれば、上記構成1等は、ねじ部のねじ径がM12以下とされ、絶縁体が薄肉とされるスパークプラグにおいて、特に有意である。
構成7.本構成のスパークプラグは、上記構成1乃至6のいずれかにおいて、前記中心電極の先端部及び前記接地電極の先端部には、それぞれ凹部又は孔部が形成されており、
前記ブリッジ部材の両端部は、前記凹部又は前記孔部に嵌め込まれていることを特徴とする。
上記構成7によれば、内燃機関等の動作に伴う振動などにより、間隙からブリッジ部材が脱落してしまうといった事態をより確実に防止することができ、上記構成1等による作用効果を長期間に亘って発揮させることができる。
スパークプラグの構成を示す一部破断正面図である。 スパークプラグの先端部の構成を示す一部破断拡大正面図である。 間隙等の構成を示す部分拡大断面図である。 図3のJ−J線断面図である。 火花放電間隙の大きさGを3.0mm〜2.0mmとしたサンプルにおいて、ブリッジ部材の有無と放電電圧との関係を示すグラフである。 火花放電間隙の大きさGを1.5mm〜0.5mmとしたサンプルにおいて、ブリッジ部材の有無と放電電圧との関係を示すグラフである。 別の実施形態における、スパークプラグ先端部を示す部分拡大正面図である。 別の実施形態における、スパークプラグ先端部を示す部分拡大正面図である。 別の実施形態における、スパークプラグ先端部を示す部分拡大正面図である。 別の実施形態における、スパークプラグ先端部を示す部分拡大正面図である。 別の実施形態における、接地電極の構成を示す拡大断面図である。 別の実施形態における、間隙等の構成を示す部分拡大断面図である。
以下に、一実施形態について図面を参照しつつ説明する。図1は、スパークプラグ1を示す一部破断正面図である。尚、図1では、スパークプラグ1の軸線CL1方向を図面における上下方向とし、下側をスパークプラグ1の先端側、上側を後端側として説明する。
スパークプラグ1は、筒状をなす絶縁体としての絶縁碍子2、これを保持する筒状の主体金具3などから構成されるものである。
絶縁碍子2は、周知のようにアルミナ等を焼成して形成されており、その外形部において、後端側に形成された後端側胴部10と、当該後端側胴部10よりも先端側において径方向外向きに突出形成された大径部11と、当該大径部11よりも先端側においてこれよりも細径に形成された中胴部12と、当該中胴部12よりも先端側においてこれよりも細径に形成され、軸線CL1に沿った長さがLとされた脚長部13とを備えている。加えて、絶縁碍子2のうち、大径部11、中胴部12、及び、大部分の脚長部13は、主体金具3の内部に収容されている。そして、中胴部12と脚長部13との連接部にはテーパ状の段部14が形成されており、当該段部14にて絶縁碍子2が主体金具3に係止されている。
さらに、絶縁碍子2には、軸線CL1に沿って延びる軸孔4が貫通形成されており、当該軸孔4の先端側には中心電極5が挿入、固定されている。当該中心電極5は、熱伝導性に優れる金属〔例えば、銅や銅合金、純ニッケル(Ni)等〕からなる内層5Aと、Niを主成分とする合金からなる外層5Bとを備えている。また、中心電極5は、全体として棒状(円柱状)をなし、その先端部が絶縁碍子2の先端よりも軸線CL1方向先端側に位置している。
加えて、軸孔4の後端側には、絶縁碍子2の後端から突出した状態で端子電極6が挿入、固定されている。
さらに、軸孔4の中心電極5と端子電極6との間には、円柱状の抵抗体7が配設されている。当該抵抗体7の両端部は、導電性のガラスシール層8,9を介して、中心電極5と端子電極6とにそれぞれ電気的に接続されている。
加えて、前記主体金具3は、低炭素鋼等の金属により筒状に形成されており、その外周面にはスパークプラグ1を燃焼装置(例えば、内燃機関や燃料電池改質器等)に取付けるためのねじ部(雄ねじ部)15が形成されている。また、ねじ部15の後端側には座部16が外周側に向けて突出形成されており、ねじ部15後端のねじ首17にはリング状のガスケット18が嵌め込まれている。さらに、主体金具3の後端側には、主体金具3を燃焼装置に取付ける際にレンチ等の工具を係合させるための断面六角形状の工具係合部19が設けられている。また、主体金具3の後端部には、径方向内側に向けて屈曲する加締め部20が設けられている。尚、本実施形態においては、スパークプラグ1の小型化を図るべく、主体金具3が小径化されており、ねじ部15のねじ径がM12以下とされている。
加えて、主体金具3の内周面には、絶縁碍子2を係止するためのテーパ状の段部21が設けられている。そして、絶縁碍子2は、主体金具3に対してその後端側から先端側に向かって挿入され、自身の段部14が主体金具3の段部21に係止された状態で、主体金具3の後端側の開口部を径方向内側に加締めること、つまり上記加締め部20を形成することによって主体金具3に固定されている。尚、段部14,21間には、円環状の板パッキン22が介在されている。これにより、燃焼室内の気密性を保持し、燃焼室内に晒される絶縁碍子2の脚長部13と主体金具3の内周面との隙間に入り込む燃料ガスが外部に漏れないようになっている。
さらに、加締めによる密閉をより完全なものとするため、主体金具3の後端側においては、主体金具3と絶縁碍子2との間に環状のリング部材23,24が介在され、リング部材23,24間には滑石(タルク)25の粉末が充填されている。すなわち、主体金具3は、板パッキン22、リング部材23,24及び滑石25を介して絶縁碍子2を保持している。
また、図2に示すように、主体金具3の先端部26には、自身のほぼ中間部分にて曲げ返されて、その先端部側面が中心電極5の先端部と対向する棒状の接地電極27が接合されている。加えて、中心電極5の先端面5Fと接地電極27の先端部側面との間には、間隙としての火花放電間隙28が形成されている。
さらに、本実施形態において、火花放電間隙28には、絶縁碍子2から離間する一方で、中心電極5の先端部と接地電極27の先端部とに接触するブリッジ部材31が設けられている。ブリッジ部材31は、その一端部が、中心電極5の先端面5Fに設けられた凹部5Cに嵌め込まれるとともに、その他端部が、接地電極27の先端部に設けられた孔部27Cに嵌め込まれた状態で、中心電極5及び接地電極27に接合されている。本実施形態において、ブリッジ部材31は、接地電極27の孔部27Cを通して、その一端部が中心電極5の凹部5Cに嵌め込まれることで、火花放電間隙28に設けられている。尚、ブリッジ部材31は、レーザー溶接や所定の耐熱性に優れる接着剤を用いることで、中心電極5や接地電極27に接合することができる。
また、ブリッジ部材31は、少なくとも外表面(本実施形態では、ブリッジ部材31の全体)が絶縁性材料及び半導体材料のうちの少なくとも一方により形成されている。本実施形態では、ブリッジ部材31を構成する材料として、酸化アルミニウム(Al23)、酸化ジルコニウム(ZrO2)、窒化珪素(Si34)、及び、炭化珪素(SiC)のうち少なくとも一種を含む材料が用いられている。
加えて、図3に示すように、ブリッジ部材31の外表面に沿った中心電極5の先端部と接地電極27の先端部との間の最短距離をA(mm)としたとき、0.3≦A≦2.5を満たすように構成されている。さらに、中心電極5の先端部と接地電極27の先端部との間の最短距離をB(mm)としたとき、A−B≦1を満たすように構成されている。尚、最短距離Bは、気中経路を含む、中心電極5の先端部と接地電極27の先端部との間の最短距離であり、火花放電間隙28の大きさGということができる。また、本実施形態では、前記最短距離Aと前記最短距離B(大きさG)とが同一とされている。
さらに、図4(図4は、図3のJ−J線断面図である)に示すように、中心電極5のうち火花放電間隙28に臨む面(中心電極5の先端面5Fであり、図4中において散点模様を付した面)の面積S1が、0.23mm2以上とされている。
以上詳述したように、本実施形態によれば、火花放電間隙28に、中心電極5の先端部及び接地電極27の先端部に接触し、少なくとも外表面が絶縁性材料等により形成されたブリッジ部材31が設けられている。従って、火花放電間隙28にて火花放電を生じさせる際には、両電極5,27間において、ブリッジ部材31の外表面を這うようにして火花放電を生じさせることができ、両電極5,27間において気中にて火花放電を生じさせる場合と比較して、放電電圧を著しく低減させることができる。その結果、貫通放電や中心電極5等の急速消耗をより確実に防止することができる。
加えて、最短距離Aが2.5mm以下とされているため、絶縁碍子2の表面を這った中心電極5と主体金具3との間における火花放電(いわゆる奥飛火)をより確実に防止することができ、良好な着火性を確保することができる。
また、最短距離Aが0.3mm以上とされているため、中心電極5及び接地電極27を跨るようにしてデポジットや発汗粒等の導電性物質が中心電極5等に付着してしまうことを抑制でき、両電極5,27間の短絡をより確実に防止することができる。従って、ブリッジ部材31の外表面を這った火花放電をより安定的に発生させることができる。
さらに、本実施形態では、前記最短距離A及び最短距離Bが、A−B≦1を満たすように構成されている。従って、両電極5,27間において、気中での火花放電をより確実に抑制することができ、ブリッジ部材31の外表面を這った火花放電をより確実に発生させることができる。その結果、放電電圧を一層効果的に低減させることができる。
併せて、中心電極5のうち火花放電間隙28に臨む面(先端面5F)の面積が、0.23mm2以上とされているため、中心電極5のうち火花放電間隙28に臨む部位の面積を十分に確保することができる。従って、火花放電に伴い火花放電間隙28が急激に拡大してしまうといった事態をより確実に防止することができ、低い放電電圧を長期間に亘って維持することができる。
また、ブリッジ部材31の少なくとも外表面(本実施形態では、ブリッジ部材31の全体)が、Al23等から形成されている。従って、ブリッジ部材31において十分な耐熱性を確保することができる。
加えて、ブリッジ部材31は、その一端部が、中心電極5の凹部5Cに嵌め込まれるとともに、その他端部が、接地電極27の孔部27Cに嵌め込まれている。従って、振動等により、火花放電間隙28からブリッジ部材31が脱落してしまうといった事態をより確実に防止することができ、放電電圧の低減等の作用効果を長期間に亘って発揮させることができる。
また、本実施形態のように、ねじ部15のねじ径がM12以下とされ、絶縁碍子2の薄肉であるときには、貫通放電の発生が特に懸念される。しかしながら、上述の構成により、放電電圧の低減を図ることができるため、本実施形態のように、絶縁碍子2が薄肉であっても、貫通放電の発生をより確実に防止することができる。
次いで、上記実施形態によって奏される作用効果を確認すべく、火花放電間隙の大きさG(mm;最短距離Bに相当する)を種々変更するとともに、火花放電間隙に中心電極及び接地電極に接触するブリッジ部材を設けたスパークプラグのサンプル(実施例に相当する)と、火花放電間隙の大きさGを種々変更するとともに、火花放電間隙にブリッジ部材を設けず、火花放電間隙において気中にて放電が生じるように構成したスパークプラグのサンプル(比較例に相当する)とを作製し、各サンプルについて、放電電圧測定試験を行った。
放電電圧測定試験の概要は次の通りである。すなわち、サンプルを所定のチャンバーに取付けるとともに、チャンバー内の圧力を0.5MPaから2.0MPaまでの範囲内で変更した上で、火花放電間隙において火花放電が生じる際に必要な電圧の平均値(放電電圧)を測定した。図5に、火花放電間隙の大きさGを3.0mm、2.5mm、又は、2.0mmとしたサンプルの試験結果を示し、図6に、火花放電間隙の大きさGを1.5mm、1.0mm、又は、0.5mmとしたサンプルの試験結果を示す。尚、図5においては、火花放電間隙の大きさGを3.0mmとしたサンプルの試験結果を丸印で示し、火花放電間隙の大きさGを2.5mmとしたサンプルの試験結果を三角印で示し、火花放電間隙の大きさGを2.0mmとしたサンプルの試験結果を四角印で示す。また、図6においては、火花放電間隙の大きさGを1.5mmとしたサンプルの試験結果を丸印で示し、火花放電間隙の大きさGを1.0mmとしたサンプルの試験結果を三角印で示し、火花放電間隙の大きさGを0.5mmとしたサンプルの試験結果を四角印で示す。さらに、図5及び図6においては、ブリッジ部材を設けたサンプルの試験結果について前記各印を白抜きで示し、ブリッジ部材を設けなかったサンプルの試験結果について前記各印を黒塗りで示す。
尚、一般に、火花放電間隙の大きさGが大きかったり、チャンバー内の圧力が高かったり、中心電極の先端部の外径が大きかったりするほど、放電電圧は増大する。本試験では、各サンプルともに、中心電極の先端部の外径を2.5mmとし、放電電圧が比較的大きくなるようにすることで、ブリッジ部材の有無による放電電圧の変化がより明確に表れるようにした。また、各サンプルともに、軸線に沿った脚長部の長さLを14mmとした。加えて、ブリッジ部材の少なくとも外表面は、Al23により形成した。
図5及び図6に示すように、ブリッジ部材を設けたサンプルは、火花放電間隙を同一とした比較例に相当するサンプルと比較して、放電電圧が著しく小さくなることが確認された。これは、火花放電が、ブリッジ部材の外表面を這うようにして生じたことによると考えられる。
尚、ブリッジ部材の少なくとも外表面を、SiC等の半導体材料により形成した場合であっても、ブリッジ部材により両電極間が短絡しない限り、同様の結果が得られると考えられる。
上記試験の結果より、放電電圧を効果的に低減するという観点から、火花放電間隙に、中心電極の先端部と接地電極の先端部とに接触し、少なくとも外表面が絶縁性材料及び半導体材料のうちの少なくとも一方により形成されたブリッジ部材を設けることが好ましいといえる。
次いで、ブリッジ部材を設けるとともに、前記最短距離A(mm)を種々変更したスパークプラグのサンプルと、ブリッジ部材を設けることなく、火花放電間隙の大きさG(mm)を種々変更したスパークプラグのサンプルとを作製し、各サンプルについて、奥飛火発生率測定試験を行った。奥飛火発生率測定試験は、JIS B8061の火花性試験に基づくものであり、その概要は次の通りである。すなわち、サンプルを所定のチャンバーに取付けるとともに、チャンバー内の圧力を2.0MPaとした上で(つまり、放電電圧が比較的大きなものとなる条件で)、火花放電間隙に電圧を印加することにより火花放電を100回生じさせた。そして、絶縁碍子の脚長部後端側まで火花が這って絶縁碍子と主体金具との間において火花放電(いわゆる奥飛火)が生じた回数を計測するとともに、100回中における奥飛火の発生割合(奥飛火発生率)を測定した。
ここで、奥飛火発生率が2%以下となったサンプルは、奥飛火の抑制効果に極めて優れるとして「◎」の評価を下し、奥飛火発生率が2%超10%未満となったサンプルは、奥飛火の抑制効果に優れるとして「○」の評価を下すこととした。一方で、奥飛火発生率が10%以上となったサンプルは、奥飛火が比較的発生しやすいとして「×」の評価を下すこととした。表1に、ブリッジ部材を設けたサンプルの試験結果を示し、表2に、ブリッジ部材を設けなかったサンプルの試験結果を示す。尚、各サンプルともに、中心電極の先端面と接地電極の先端部側面とが平行となるように構成し、最短距離A及び火花放電間隙の大きさGが等しくなるように構成した。
Figure 2013254670
Figure 2013254670
表1及び表2に示すように、最短距離A(火花放電間隙の大きさG)を1.5mm超とし、奥飛火の発生が懸念される場合であっても、ブリッジ部材を設けたサンプルは、最短距離Aを2.5mmまで拡大しても、奥飛火が極めて発生しにくいことが分かった。これは、ブリッジ部材を設けたことで、放電電圧が十分に小さなものとなり、絶縁碍子の表面を這った異常な火花放電が生じにくくなったためであると考えられる。尚、軸線に沿った脚長部の長さを種々変更した場合であっても、上記同様の結果が得られた。
上記試験の結果より、奥飛火の発生をより確実に抑制し、良好な着火性を確保するために、最短距離Aを2.5mm以下とすることが好ましいといえる。
尚、最短距離Aを0.3mm未満とした場合には、中心電極及び接地電極を跨るようにしてデポジットや発汗粒(発汗粒は、一般に径が0.3mm程度となる)が中心電極等に付着しやすくなってしまい、両電極間で短絡が生じてしまう(失火を招いてしまう)おそれがある。従って、失火をより確実に防止すべく、最短距離Aを0.3mm以上とすることが好ましいといえる。
次いで、ブリッジ部材を設けるとともに、中心電極の先端部と接地電極の先端部との間の最短距離B(mm;最短距離Bは火花放電間隙の大きさGと等しい)を0.5mm又は1.0mmとした上で、中心電極の先端面に傾斜を設けること等により、ブリッジ部材の外表面に沿った中心電極の先端部と接地電極の先端部との間の最短距離A(mm)を変更することにより、A−Bを種々変更したスパークプラグのサンプルXを作製し、各サンプルXについて、放電電圧低減効果確認試験を行った。
放電電圧低減効果確認試験の概要は次の通りである。すなわち、ブリッジ部材を設けることなく、火花放電間隙の大きさG(最短距離B)を0.5mm又は1.0mmとしたスパークプラグのサンプルYを作製し、サンプルYについて、圧力を1.5MPaとして、上述の放電電圧測定試験を行い、サンプルYの放電電圧(基準放電電圧)を測定した。次いで、上述のA−Bを変更したサンプルXについて、圧力を1.5MPaとして、上述の放電電圧測定試験を行い、各サンプルXの放電電圧を測定した。そして、最短距離Bを0.5mmとしたサンプルXにおいては、最短距離Bを0.5mmとしたサンプルYの基準放電電圧に対する、測定された放電電圧の低減割合を算出し、最短距離Bを1.0mmとしたサンプルXにおいては、最短距離Bを1.0mmとしたサンプルYの基準放電電圧に対する、測定された放電電圧の低減割合を算出した。
ここで、放電電圧の低減割合が10%以上となったサンプルは、放電電圧の低減効果に極めて優れるとして「◎」の評価を下し、放電電圧の低減割合が5%以上10%未満となったサンプルは、放電電圧の低減効果に優れるとして「○」の評価を下すこととした。一方で、放電電圧の低減割合が5%未満となったサンプルは、放電電圧の低減効果にやや劣るとして「△」の評価を下すこととした。表3に、当該試験の試験結果を示す。
Figure 2013254670
表3に示すように、A−B≦1を満たすサンプルは、放電電圧の低減割合が10%以上となり、放電電圧を極めて効果的に低減できることが分かった。これは、A−B≦1としたことで、中心電極及び接地電極間において、放電電圧が高くなる気中での火花放電がより確実に抑制され、放電電圧が低くなるブリッジ部材の外表面を這った火花放電が一層発生しやすくなったためであると考えられる。
上記試験の結果より、ブリッジ部材を設けることによる放電電圧の低減効果をより効果的に発揮させるべく、A−B≦1を満たすように構成することが好ましいといえる。
次に、中心電極のうち火花放電間隙に臨む面の面積S1(mm2)を種々変更したスパークプラグのサンプルを作製し、各サンプルについて机上火花耐久試験を行った。机上火花耐久試験の概要は次の通りである。
すなわち、所定のチャンバーにサンプルを取付けた上で、チャンバー内を窒素雰囲気にするとともに、チャンバー内の圧力を1.0MPaに設定した。その上で、印加電圧の周波数を100Hzとして(すなわち、毎分6000回の割合で)サンプルに対して電圧を印加し、火花放電を50時間に亘って生じさせた。そして、50時間経過後に、火花放電間隙の大きさを計測し、試験前の火花放電間隙の大きさに対する増加量(ギャップ増加量)を測定した。ここで、ギャップ増加量が0.1mm以下となったサンプルは、耐久性(耐消耗性)に優れるとして「◎」の評価を下し、ギャップ増加量が0.1mm超0.2mm未満となったサンプルは、良好な耐久性を有するとして「○」の評価を下すこととした。一方で、ギャップ増加量が0.2mm以上となったサンプルは、耐久性にやや劣るとして「△」の評価を下すこととした。表4に、当該試験の試験結果を示す。
尚、面積S1は、中心電極の先端面の外径やブリッジ部材の断面積を調節することで変更した。
Figure 2013254670
表4に示すように、面積S1を0.23mm2以上としたサンプルは、優れた耐久性を有することが分かった。尚、軸線に沿った脚長部の長さを種々変更した場合であっても、上記同様の結果が得られた。
上記試験の結果より、耐久性の向上を図るべく、中心電極のうち火花放電間隙に臨む面の面積を0.23mm2以上とすることが好ましいといえる。
尚、上記実施形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施してもよい。勿論、以下において例示しない他の応用例、変更例も当然可能である。
(a)図7に示すように、中心電極5の先端部に、耐消耗性に優れる所定の金属〔例えば、イリジウム(Ir)、白金(Pt)、ロジウム(Rh)、ルテニウム(Ru)、レニウム(Re)、タングステン(W)、パラジウム(Pd)、又は、これらの少なくとも一種を主成分とする合金など〕からなるチップ35を設け、当該チップ35の先端面と接地電極27の先端側部面との間に火花放電間隙36を形成することとしてもよい。この場合には、耐久性(耐消耗性)の更なる向上を図ることができる。
また、図8に示すように、接地電極27のうち中心電極5(チップ35)の先端面と対向する部位に、耐消耗性に優れる所定の金属(例えば、Ir、Pt、Rh、Ru、Re、W、Pd、又は、これらの少なくとも一種を主成分とする合金など)からなるチップ37を設け、当該チップ37と中心電極5(チップ31)との間に、火花放電間隙38を形成することとしてもよい。この場合には、耐久性(耐消耗性)のより一層の向上を図ることができる。
尚、接地電極27にチップを設けるにあたっては、図9に示すように、接地電極27の先端面27Fから突出する位置にチップ39を設け、当該チップ39の側面と中心電極5(チップ35)の先端面との間に火花放電間隙40を形成することとしてもよい。
(b)上記実施形態では、中心電極5(チップ35)の先端面と接地電極27との間に火花放電間隙28が形成されているが、図10に示すように、中心電極5(チップ35)の側面と接地電極27(チップ39)との間に、火花放電間隙41を形成し、当該火花放電間隙41に、中心電極5(チップ35)及び接地電極27(チップ39)に接触するブリッジ部材42を設けることとしてもよい。
(c)上記実施形態において、ブリッジ部材31は、接地電極27の孔部27Cに嵌め込まれているが、図11に示すように、ブリッジ部材31を、接地電極27に設けられた凹部27Dに嵌め込むこととしてもよい。また、中心電極5及び接地電極27のうちの一方に凹部や孔部を設け、ブリッジ部材31の一端部を前記凹部や孔部に嵌め込む一方で、ブリッジ部材31の他端部を中心電極5や接地電極27の表面に接触させることとしてもよい。また、凹部や孔部を設けることなく、ブリッジ部材31が中心電極5や接地電極27の表面に接触するように構成してもよい。
(d)上記実施形態では、最短距離Aと最短距離B(大きさG)とが同一とされているが、図12に示すように、例えば、中心電極5の先端面5Fを傾斜させることにより、最短距離Aが最短距離Bよりも大きくなるように構成してもよい。このように構成した場合であっても、A−B≦1を満たすことで、中心電極5及び接地電極27間における気中放電をより確実に抑制することができ、ブリッジ部材31の外表面を這った火花放電をより確実に発生させることができる。その結果、放電電圧を効果的に低減させることができる。
(e)上記実施形態では、ねじ部15のねじ径がM12以下とされているが、ねじ部15のねじ径はこれに限定されるものではない。
(f)スパークプラグ1を適用可能な燃焼装置は特に限定されるものではないが、スパークプラグ1は、高過給エンジンや高圧縮エンジン等、燃焼室内の圧力が比較的大きくなり、放電電圧が大きなものとなりやすい燃焼装置に対して特に好適に用いられる。
(g)上記実施形態では、主体金具3の先端部26に接地電極27が接合される場合について具体化しているが、主体金具の一部(又は、主体金具に予め溶接してある先端金具の一部)を削り出すようにして接地電極を形成する場合についても適用可能である(例えば、特開2006−236906号公報等)。
(h)上記実施形態では、工具係合部19は断面六角形状とされているが、工具係合部19の形状に関しては、このような形状に限定されるものではない。例えば、Bi−HEX(変形12角)形状〔ISO22977:2005(E)〕等とされていてもよい。
1…スパークプラグ
2…絶縁碍子(絶縁体)
3…主体金具
4…軸孔
5…中心電極
5C…凹部
15…ねじ部
27…接地電極
27C…孔部
28…火花放電間隙(間隙)
31…ブリッジ部材
CL1…軸線

Claims (7)

  1. 軸線方向に貫通する軸孔を有する筒状の絶縁体と、
    前記軸孔の先端側に挿設され、自身の先端部が前記絶縁体の先端よりも前記軸線方向先端側に位置する中心電極と、
    前記絶縁体の外周に設けられた筒状の主体金具と、
    前記主体金具の先端部に配置され、自身の先端部が前記中心電極の先端部との間で間隙を形成する接地電極とを備えるスパークプラグであって、
    前記間隙には、前記中心電極の先端部と前記接地電極の先端部とに接触する一方で、前記絶縁体から離間して設けられ、少なくとも外表面が絶縁性材料及び半導体材料の少なくとも一方により形成されたブリッジ部材が設けられることを特徴とするスパークプラグ。
  2. 前記ブリッジ部材の外表面に沿った前記中心電極の先端部と前記接地電極の先端部との間の最短距離Aが、0.3mm以上2.5mm以下であることを特徴とする請求項1に記載のスパークプラグ。
  3. 前記ブリッジ部材の外表面に沿った前記中心電極の先端部と前記接地電極の先端部との間の最短距離をA(mm)とし、前記中心電極の先端部と前記接地電極の先端部との間の最短距離をB(mm)としたとき、A−B≦1を満たすことを特徴とする請求項1又は2に記載のスパークプラグ。
  4. 前記中心電極のうち前記間隙に臨む面の面積が、0.23mm2以上であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のスパークプラグ。
  5. 前記ブリッジ部材の少なくとも外表面は、酸化アルミニウム、酸化ジルコニウム、窒化珪素、及び、炭化珪素のうちの少なくとも一種を含む材料から構成されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のスパークプラグ。
  6. 前記主体金具は、自身の外周面にねじ部を備え、
    前記ねじ部のねじ径がM12以下であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のスパークプラグ。
  7. 前記中心電極の先端部及び前記接地電極の先端部には、それぞれ凹部又は孔部が形成されており、
    前記ブリッジ部材の両端部は、前記凹部又は前記孔部に嵌め込まれていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のスパークプラグ。
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