JP2013254027A - 位置決め機構及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】精度良く位置決めすることができる位置決め機構を提供する。
【解決手段】第1の部材を第2の部材に対して位置決めする位置決め機構である。位置決め機構は、第1の部材側に設けられた突き当て部22A,22Bと、突き当て部22A,22Bが当接するように第2の部材側に設けられた位置決め部40A,40B,41とを備える。突き当て部22A,22Bは、互いに離れた位置に2つ設けられている。位置決め部40A,40B,41は、2つの突き当て部22A,22Bと対応するように互いに離れた位置に設けられ、かつ、第1の部材を第2の部材に接近させる方向に対して略直交するように設けられた2つの平面部40A,40Bと、2つの平面部40A,40Bのうちの一方40Bの近傍に設けられ、かつ、第1の部材を第2の部材に接近させる方向に対して傾斜するように設けられた斜面部41とを有する。
【選択図】図7

Description

本発明は、センサ等の部材を中間転写ベルト等の部材に対して位置決めする位置決め機構、及びその位置決め機構を備える画像形成装置に関する。
複写機、プリンタ、ファクシミリ、あるいはこれらの複合機等の画像形成装置において、トナー画像の濃度や位置を適正に制御するために、中間転写ベルト等の表面に検知用の画像パターンを形成し、それをパターン検知手段としてのセンサで検知することが広く行われている。
ここで、センサの検知精度を向上させるには、中間転写ベルト等の表面に対してセンサを接近させた状態で位置決めする必要がある。しかし、センサを中間転写ベルト等の表面に接近させると、中間転写ベルト等を交換するときに、その表面がセンサの検知面に接触して傷付くなどの虞がある。そのため、センサを中間転写ベルト等に対して離間できるようにしたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
上記のように、センサを接離可能に構成した場合、中間転写ベルト等に対するセンサの位置精度を確保するために位置決め手段を設ける必要がある。しかしながら、部品の寸法公差や取付誤差などが積み上がることにより、センサを精度良く位置決めすることができず、センサの検知精度(読取精度)のばらつきが大きくなることがある。
そこで、本発明は、斯かる事情に鑑み、センサ等の部材を精度良く位置決めすることができる位置決め機構、及びその位置決め機構を備えた画像形成装置を提供しようとするものである。
上記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、第1の部材を第2の部材に対して位置決めする位置決め機構であって、前記第1の部材側に設けられた突き当て部と、前記突き当て部が当接するように前記第2の部材側に設けられた位置決め部とを備え、前記突き当て部は、互いに離れた位置に2つ設けられ、前記位置決め部は、前記2つの突き当て部と対応するように互いに離れた位置に設けられ、かつ、前記第1の部材を前記第2の部材に接近させる方向に対して略直交するように設けられた2つの平面部と、前記2つの平面部のうちの一方の近傍に設けられ、かつ、前記第1の部材を前記第2の部材に接近させる方向に対して傾斜するように設けられた斜面部とを有することを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、部品の寸法公差等によるずれが生じた場合であっても、突き当て部を、2つの平面部と1つの斜面部を有する3つの位置決め部のうち、少なくとも2箇所に当接させることができる。これにより、第2の部材に対して第1の部材を精度良く位置決めすることができるようになる。
本発明の実施の一形態に係る画像形成装置としてのカラーレーザープリンタの概略構成図である。 装置本体に対する転写装置の着脱方法を説明するための図である。 転写装置及びセンサ接離機構の側面図である。 転写装置及びセンサ接離機構の正面図である。 センサ接離機構を斜め後方から見た斜視図である。 センサ接離機構を斜め前方から見た斜視図である。 センサの位置決め機構を拡大した図である。 転写装置を下方から見た図である。 突き当て部と圧縮バネとの位置関係を示す図である。 センサの接離動作を説明するための図である。 転写装置に対して保持部材を位置決めした状態のバリエーションを示す図である。 第1の突き当て部が第2の突き当て部よりも先に転写装置に当接した状態を示す図である。 第2の突き当て部が第1の突き当て部よりも先に転写装置に当接した状態を示す図である。 本発明の他の実施形態の構成を示す図である。 図14に示す実施形態におけるセンサの接離動作を説明するための図である。 清掃部材を設けた実施形態の構成を示す図である。 汚れ検知手段と報知手段とを設けた実施形態の構成を示す図である。 搬送ベルト上で画像パターンを検知するように構成された画像形成装置の概略構成図である。 図18に示す画像形成装置において、装置本体に対する転写装置の着脱方法を説明するための図である。
以下、添付の図面に基づき、本発明の実施形態について説明する。なお、各図面において、同一の機能もしくは形状を有する部材や構成部品等の構成要素については、判別が可能な限り同一符号を付すことにより一度説明した後ではその説明を省略する。
図1は、本発明の実施の一形態に係る画像形成装置としてのカラーレーザープリンタの概略構成図である。まず、図1を参照して、カラーレーザープリンタの全体構成及び動作について説明する。
図1に示すように、カラーレーザープリンタの装置本体(画像形成装置本体)100の中央には、カラー画像の色分解成分に対応するイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(BK)の異なる色の画像を形成する4つの作像部1Y,1M,1C,1BKが設けられている。各作像部1Y,1M,1C,1BKは、潜像担持体としての感光体2と、感光体2の表面を帯電させる帯電手段としての帯電ローラ3と、感光体2上に形成された静電潜像にトナーを供給して現像する現像手段としての現像装置4と、感光体2の表面をクリーニングするクリーニング手段としてのクリーニングブレード5などを備える。なお、図1では、イエローの画像を形成する作像部1Yが備える感光体2、帯電ローラ3、現像装置4、クリーニングブレード5のみに符号を付しており、その他の作像部1M,1C,1BKにおいては符号を省略している。
図1において、各作像部1Y,1M,1C,1BKの上方には、各感光体2の表面に静電潜像を形成する潜像形成手段としての露光装置6が配設されている。露光装置6は、光源、ポリゴンミラー、f−θレンズ、反射ミラー等を有し、画像データに基づいて各感光体2の表面へレーザー光を照射するようになっている。
一方、各作像部1Y,1M,1C,1BKの図の下方には、記録媒体としての用紙にトナー画像を転写する転写手段としての転写装置7が配設されている。転写装置7は、転写体としての無端状の中間転写ベルト8と、一次転写手段としての4つの一次転写ローラ9等を備える。中間転写ベルト8は、複数の支持ローラによって所定のテンションが付与された状態で張架されており、支持ローラの1つが駆動ローラとして回転駆動することで、中間転写ベルト8は図の矢印に示す方向に回転するようになっている。
4つの一次転写ローラ9は、それぞれ中間転写ベルト8を介して感光体2に当接している。これにより、各感光体2と中間転写ベルト8とが接触し、両者の間にトナー画像を転写するための一次転写ニップが形成されている。各一次転写ローラ9は、図示しない電源に接続されており、所定の直流電圧(DC)及び/又は交流電圧(AC)が一次転写ローラ9に印加されるようになっている。
また、中間転写ベルト8の支持ローラを配設した箇所には、二次転写手段としての二次転写ローラ10が当接している。これにより、二次転写ローラ10と中間転写ベルト8との間にトナー画像を転写するための二次転写ニップが形成されている。また、二次転写ローラ10は、一次転写ローラ9と同様に、図示しない電源に接続されており、所定の直流電圧(DC)及び/又は交流電圧(AC)が二次転写ローラ10に印加されるようになっている。
装置本体100の図の下部には、用紙Pを収容した給紙トレイ11や、給紙トレイ11から用紙Pを給送する給紙ローラ12等が設けてある。ここで、用紙Pには、厚紙、はがき、封筒、普通紙、薄紙、塗工紙(コート紙やアート紙等)、トレーシングペーパ等が含まれる。また、記録媒体として、OHPシートやOHPフィルム等を用いることも可能である。
また、装置本体100内には、用紙Pを給紙トレイ11から上記二次転写ニップを通過させて装置外へ排出するための搬送路Rが配設されている。この搬送路Rにおいて、二次転写ニップ(二次転写ローラ10)よりも用紙搬送方向上流側には、タイミングローラとしての一対のレジストローラ13が配設されている。一方、二次転写ニップ(二次転写ローラ10)よりも用紙搬送方向下流側には、用紙に転写された未定着画像を定着するための定着装置50が配設されている。また、搬送路Rの用紙搬送方向下流端には、用紙を装置外へ排出するための一対の排紙ローラ14が設けられている。さらに、装置本体100の上面部には、装置外に排出された用紙をストックするための排紙トレイ15が設けてある。
また、上記中間転写ベルト8の外周面に対向した位置に、パターン検知手段としてのセンサ16が配設されている。このセンサ16は、反射型光学式センサであり、中間転写ベルト8に形成された画像濃度検知用や画像位置ずれ検知用等の画像パターンを検知する。
続いて、図1を参照して、本実施形態に係るプリンタの基本的動作について説明する。
作像動作が開始されると、各作像部1Y,1M,1C,1BKの各感光体2が図示しない駆動装置によって図の時計回りに回転駆動され、各感光体2の表面が帯電ローラ3によって所定の極性に一様に帯電される。図示しない読取装置によって読み取られた原稿の画像情報に基づいて、露光装置6から各感光体2の帯電面にレーザー光が照射されて、各感光体2の表面に静電潜像が形成される。このとき、各感光体2に露光する画像情報は所望のフルカラー画像をイエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの色情報に分解した単色の画像情報である。このように感光体2上に形成された静電潜像に、各現像装置4によってトナーが供給されることにより、静電潜像はトナー画像として可視画像化(顕像化)される。
また、作像動作が開始されると、中間転写ベルト8が図の矢印の方向に回転駆動を開始する。さらに、各一次転写ローラ9に、トナーの帯電極性と逆極性の定電圧又は定電流制御された電圧が印加される。これにより、一次転写ニップにおいて転写電界が形成される。
その後、各感光体2の回転に伴い、感光体2上の各色のトナー画像が一次転写ニップに達したときに、一次転写ニップにおいて形成された上記転写電界によって、各感光体2上のトナー画像が中間転写ベルト8上に順次重ね合わせて転写される。かくして、中間転写ベルト8の表面にフルカラーのトナー画像が担持される。また、中間転写ベルト8に転写しきれなかった各感光体2上のトナーは、クリーニングブレード5によって除去される。
また、給紙ローラ12が回転駆動を開始し、給紙トレイ11から用紙Pが搬送路Rに送り出される。搬送路Rに送り出された用紙Pは、レジストローラ13によってタイミングを計られて、二次転写ニップに送られる。このとき、二次転写ローラ10には、中間転写ベルト8上のトナー画像のトナー帯電極性と逆極性の転写電圧が印加されており、これにより、二次転写ニップに転写電界が形成されている。
その後、中間転写ベルト8の回転に伴って、中間転写ベルト8上のトナー画像が二次転写ニップに達したときに、二次転写ニップにおいて形成された上記転写電界によって、中間転写ベルト8上のトナー画像が用紙P上に一括して転写される。
その後、用紙Pは定着装置50へと搬送され、定着装置50によって用紙P上のトナー画像が当該用紙Pに定着される。そして、用紙Pは、排紙ローラ14によって装置外へ排出され、排紙トレイ15上にストックされる。
以上の説明は、用紙上にフルカラー画像を形成するときの画像形成動作であるが、4つの作像部1Y,1M,1C,1BKのいずれか1つを使用して単色画像を形成したり、2つ又は3つの作像部を使用して、2色又は3色の画像を形成したりすることも可能である。
また、各色画像の濃度や位置ずれの調整を行う場合は、各作像部1Y,1M,1C,1BKが、中間転写ベルト8の表面に検知用の画像パターンを形成するパターン形成手段として機能する。具体的に、上述の画像形成及び画像転写と基本的に同様の方法で、各作像部1Y,1M,1C,1BKの各感光体2上に、画像濃度検知用や画像位置ずれ検知用等の画像パターンを形成し、各感光体2上に形成された画像パターンを一次転写ニップの位置で中間転写ベルト8上に転写する。そして、中間転写ベルト8の回転に伴い、画像パターンがセンサ16と対向する位置に到達したときに、センサ16によって画像パターンが検知され、このときの検知情報に基づいて、画像濃度や画像位置等が補正される。
以下、図2を参照して、装置本体100に対する転写装置7の着脱方法について説明する。
図2に示すように、本実施形態では、転写装置7が水平方向に移動可能に構成されている。また、装置本体100の前部(図2の右側)に設けられたカバー101が、支点102を中心に揺動することで、装置本体100に対して開閉可能となっている。カバー101を開放した状態にすると、カバー101と一緒に二次転写ローラ10やレジストローラ13等が転写装置7の前方から退避するようになっており、この状態で転写装置7を水平方向に移動させて装置本体100に対して着脱できるようになっている。
また、センサ16は転写装置7と一緒には着脱されるようにはなっておらず、転写装置7を取り外す際、センサ16は装置本体100に残された状態となる。このとき、センサ16は、転写装置7と接触しないように、転写装置7に対して接離可能に構成されている。
以下、センサ16の接離機構について説明する。
図3は、転写装置及びセンサ接離機構の側面図、図4は、その正面図、図5は、センサ接離機構を斜め後方から見た斜視図、図6は、センサ接離機構を斜め前方から見た斜視図である。なお、図3及び図4は、転写装置が装置本体に装着されており、その装着された転写装置に対してセンサが位置決めされた状態を示している。
図3に示すように、本実施形態では、センサ16を転写装置7に対して接離させる接離手段として、センサ16を中間転写ベルト8に対して接近させるように付勢する付勢手段である圧縮バネ21と、センサ16とは別の部材(例えば、装置本体100)に固定されたカムフォロワ28と、カムフォロワ28と摺接することで圧縮バネ21の付勢力に抗してセンサ16を中間転写ベルト8に対して離間する方向に移動させるカム部材27とを備えている。
詳しくは、センサ16は、保持部材17によって保持されており、圧縮バネ21はこの保持部材17を中間転写ベルト8側へ付勢している。また、カム部材27は、水平方向に配設された支軸23を介して保持部材17に対し回転可能に取り付けられている。カム部材27が支軸23を中心に回転すると、カム部材27がカムフォロワ28に対して摺接して、保持部材17を圧縮バネ21の付勢力に抗して図3の下方へ移動させ、センサ16を中間転写ベルト8から離間させる仕組みとなっている。
図4に示すように、保持部材17は、中間転写ベルト8の幅方向に延在するセンサ取付部18と、そのセンサ取付部18の長手方向の両端部に設けられた一対の側板部19とを有する。本実施形態では、センサ取付部18に2つのセンサ16が取り付けられている。
図3に示すように、中間転写ベルト8のセンサ16と対向する位置には、中間転写ベルト8の内周面(センサ16と対向する面とは反対側の面)を支持するベルト支持部材20が設けられている。このベルト支持部材20は、転写装置7が備える一対のフレーム部材51に取り付けられている。また、一対のフレーム部材51には、上記一次転写ローラ9や中間転写ベルト8を支持する支持ローラも回転可能に取り付けられている。
図4に示すように、ベルト支持部材20は、中間転写ベルト8の幅方向に渡って延在しており、その両端部はそれぞれ中間転写ベルト8の幅方向の両端縁よりも外側に突出している。そして、この外側に突出したベルト支持部材20の両端部と、上記一対のフレーム部材51とに、上記一対の側板部19が当接することで、センサ16が中間転写ベルト8に対して位置決めされるようになっている。詳しくは、上記圧縮バネ21(図3参照)によって、保持部材17がベルト支持部材20側へ付勢されることで、側板部19の上部2箇所に設けられた凸状の突き当て部22がベルト支持部材20の下面とフレーム部材51の下面とに当接して位置決めされる。
なお、保持部材17の上方に付勢手段を設けるスペースがある場合は、圧縮バネに代えて引張バネを用いてもよい。すなわち、引張バネの一端を保持部材17に取り付け、他端を装置本体100側に取り付けることで、同様に保持部材17をベルト支持部材20側へ付勢することができる。
図4に示すように、保持部材17は、支持手段としての上記支軸23によって回転可能に支持されている。支軸23の両端部は、保持部材17の一対の側板部19に形成された貫通孔に挿通されており、支軸23及び保持部材17は相対的に回転可能となっている。
図6に示すように、支軸23の端部には、上記圧縮バネ21を受ける受け部24が設けられている。受け部24は、支軸23に対して相対的に回転可能に取り付けられており、支軸23が回転しても受け部24は回転せず、安定して圧縮バネ21の付勢力を受けることができるようになっている。
また、受け部24は、装置本体100に設けられた図示しないガイド部に沿って移動可能に構成されている。ガイド部は、中間転写ベルト8のセンサ16が対向する表面と交差する方向へ延びるように形成されており、ガイド部に沿って受け部24が移動することで、保持部材17が中間転写ベルト8に対して接近・離間する方向に安定してガイドされるようになっている。
また、図6に示すように、保持部材17の背面には、付勢手段としての引張バネ25が取り付けられている。引張バネ25の一端部は、センサ取付部18の長手方向中央部の背面に設けられた掛止部26(図5参照)に引っ掛けて取り付けられ、他端部は、装置本体100に設けられた図示しない掛止部に引っ掛けて取り付けられている。この引張バネ25によって保持部材17は後方へ付勢されており、保持部材17が図6の矢印Aに示す方向に回転して前方へ傾いた場合に、同図の矢印B方向へ回転させて元の位置へ戻す力が付与される。なお、引張バネ25の代わりに圧縮バネを用いて、同様の方向へ保持部材17を押すようにしてもよい。また、引張バネ25によって保持部材17が元の位置へ戻される際、引張バネ25の付勢力に抗して保持部材17を所定の姿勢に規制する図示しない規制部が上記受け部24に設けられている。
図5に示すように、支軸23の両端部には、それぞれカム部材27が設けられている。支軸23とカム部材27は、カム部材27に形成されたD形孔と支軸23のD形にカットされた端部との嵌め合いにより互いに固定されており、一体的に回転するようになっている。
本実施形態では、カム部材27とカムフォロワ28を支軸23の両端部側にそれぞれ設けているため、それらを片側に設ける場合よりも、センサ16の退避動作をより安定して行うことが可能である。また、本実施形態では、カム部材27と保持部材17を支軸23を介して連結し、それぞれが支軸23を中心に回転するように構成されているので、カム部材27と保持部材17の各回転軸を別々に設けなくてもよい。このように構成することで、省スペース化を図っている。
また、カム部材27は、上記カバー101の開閉動作に伴って回転する。本実施形態では、図5に示すように、凸状の連結部29が一方のカム部材27に設けられており、この連結部29にカバー101の開閉動作と連動する図示しないリンク部材が連結されている。上記のように、2つのカム部材27は支軸23を介して一体的に連結されているため、一方のカム部材27がリンク部材との連動により回転すると、他方のカム部材27も回転するようになっている。この場合、カバー101を開放すると、カム部材27は図3に示す状態から図3の矢印Cに示す方向へ回転し、カバー101を閉鎖すると、カム部材27は同図の矢印Dで示す方向に回転するようになっている。なお、本実施形態では、連結部29を2つのカム部材27の一方にのみ設けているが、両方のカム部材27に連結部29を設け、両方のカム部材27がカバー101の開閉動作に伴って回転するようにしてもよい。
図7は、センサ16の位置決め機構を拡大した図である。
図7に示すように、転写装置7側には、保持部材17を位置決めするための位置決め部として、2つの平面部40と1つの斜面部41とが設けられている。2つの平面部40は、それぞれ、センサ16を中間転写ベルト8に接近させる方向(図7の上方向)に対して略直交するように設けられている。一方、斜面部41は、センサ16を中間転写ベルト8に接近させる方向に対して傾斜するように設けられている。
また、2つの平面部40は、2つの突き当て部22と対応するように互いに離れた位置に設けられている。以下、便宜的に、図7に示す右側の平面部40を第1の平面部40Aと称し、左側の平面部40を第2の平面部40Bと称する。本実施形態の場合、斜面部41は第2の平面部40Bの近傍に設けられている。特に、斜面部41は、第2の平面部40Bに対し第1の平面部40Aに近い側の近傍に設けられている。
本実施形態では、第1の平面部40Aはフレーム部材51に設けられているが、第2の平面部40Bはベルト支持部材20に設けられている。また、斜面部41は、フレーム部材51に設けられた突起部42上に形成されている。図8に示すように、突起部42は、ベルト支持部材20に形成された穴部43から突出するように設けられている。
このように、本実施形態では、2つの平面部40A,40B及び斜面部41を別個の部材に設けているが、これら全てを同一部材に設けてもよい。その場合、多部品を組み付けることから積み上げられる誤差が減るので、位置決め精度が向上する。さらに、2つの平面部40A,40Bを、同一部材の同一平面上に設けた場合は、位置決め精度が一層向上する。
2つの突き当て部22は、保持部材17の回転軸(支軸23)と交差する方向、すなわち図7の横方向に互いに離れて並んでいる。以下、便宜的に、上記第1の平面部40Aに対応する側の突き当て部22を第1の突き当て部22Aと称し、上記第2の平面部40Bに対応する側の突き当て部22を第2の突き当て部22Bと称する。各突き当て部22A,22Bは、先端部が円弧状に形成されている。本実施形態では、特に、第1の突き当て部22Aが第2の突き当て部22Bよりも大きい半径の円弧に形成されている。また、両突き当て部22A,22Bは、摺動性を有する部材で構成されることが望ましい。
図9において、点線X1は、第1の突き当て部22Aを通過する鉛直方向の直線であり、点線X2は、第2の突き当て部22Bを通過する鉛直方向の直線である。また、同図の点線X3は、点線X1とX2との中間位置を通る直線である。図9に示すように、本実施形態では、圧縮バネ21は、中間位置を通る点線X3よりも、第2の突き当て部22Bを通過する点線X2側に配設されている。言い換えれば、圧縮バネ21は、2つの突き当て部22A,22Bのうち、斜面部41に近い位置に配設される第2の突き当て部22B側に配設されている。また、同様に、本実施形態では、支軸23も、第2の突き当て部22B側に配設している。
次に、図10を参照しつつ、センサ16の接離動作について説明する。
図10(a)に示す状態では、保持部材17の突き当て部22A,22Bが平面部40A,40B及び斜面部41に当接しており、センサ16が転写装置7に対して接近した位置に配設されている。すなわち、センサ16は、中間転写ベルト上の画像パターンを検知可能な検知位置に位置決めされている。また、図10(a)に示す状態では、カバー101は閉じた状態となっている。
この状態から、転写装置7を交換する際に、カバー101を開放する方向へ揺動させると、そのカバー101の開放動作に伴い、図10(b)に示すように、カム部材27が図の時計回りに回転してカムフォロワ28に対して摺接する。その結果、カム部材27の回転中心とカムフォロワ28との間隔が圧縮バネ21の付勢力に抗して押し広げられる。これにより、図10(b)に示すように、保持部材17が押し下げられ、センサ16が中間転写ベルトの表面に対して略直交する方向へ離間した退避位置へと移動させられる。
続いて、カバー101を閉鎖するときの動作について説明する。
転写装置7の交換作業を終えてカバー101を閉鎖する方向へ揺動させると、図10(b)に示す状態から、カム部材27が図の反時計回り(開放動作時の回転方向とは反対回り)に回転し、カムフォロワ28に対してカム部材27が摺接する。このとき、圧縮バネ21の押圧によって、上記開放動作時とは反対に、カム部材27の回転中心とカムフォロワ28との間隔が狭められる。その結果、図10(a)に示すように、保持部材17が押し上げられ、保持部材17の突き当て部22A,22Bが平面部40A,40B及び斜面部41に当接し、センサ16が検知位置に位置決めされる。
上記のように、本実施形態では、カバー101を開放することで、センサ16を検知位置(接近位置)から退避位置に移動させることができる。これにより、転写装置7の着脱時に転写装置7がセンサ16に対して接触しにくくなるので、両者が接触することによる部品の傷付きや破損などを抑制することができる。
また、本実施形態では、カバー101を開閉動作に伴って、センサ16を検知位置と退避位置との間で移動させることができるので、センサ16を移動させるための専用の操作手段を設ける必要がない。このため、構成の簡素化、小型化及び低コスト化を図れる。また、カバー101を開放するとセンサ16が転写装置7に対して自動的に退避するため、転写装置7の交換時にセンサの退避操作をし忘れることがない。従って、転写装置7の交換時における部品の傷付きや破損を確実に防止することができる。
なお、センサ16を移動させる操作手段を、カバー101以外の部材で構成することも可能である。例えば、操作手段として、第1の位置と第2の位置との間で切換可能に構成された操作レバーを設け、操作レバーを第1の位置に切り換えた状態では、パターン検知手段を検知位置に配設し、操作レバーを第2の位置に切り換えた状態では、パターン検知手段を退避位置に配設するようにしてもよい。
図11は、本実施形態において、転写装置7に対して保持部材17を位置決めした状態のバリエーションを示す図である。
図11のうち、(a)は、部品の寸法公差や取付誤差などによるずれの無い状態で保持部材17が位置決めされた理想の位置決め状態を示している。この場合、保持部材17は、図中の円で囲んだ3箇所において当接している。すなわち、第1の突き当て部22Aが第1の平面部40Aに当接し、第2の突き当て部22Bが第2の平面部40Bと斜面部41の両方に当接した状態である。
一方、図11(b)〜(d)で示すのは、部品の寸法公差等によるずれが生じた場合における位置決め状態である。これらの場合は、2つの平面部40A,40Bと斜面部41との3箇所の位置決め部のうち、いずれか2箇所のみに保持部材17が当接している(各図中の円で囲んだ箇所が当接箇所である。)。
また、図12及び図13は、保持部材17の当接の仕方を示す図である。
具体的に、図12は、第1の突き当て部22Aが第2の突き当て部22Bよりも先に転写装置7に当接した場合を示している。この場合、先に第1の突き当て部22Aが第1の平面部40Aに当接すると、その当接箇所を基準として、保持部材17が図の時計回りに回転する。そして、第2の突き当て部22Bが第2の平面部40Bと斜面部41のいずれか一方又は両方に対して当接する。
一方、図13は、上記とは反対に、第2の突き当て部22Bが第1の突き当て部22Aよりも先に転写装置7に当接した場合を示している。この場合、第2の突き当て部22Bが斜面部41に当接すると、第2の突き当て部22Bが斜面部41上を滑って、第2の突き当て部22Bが第2の突き当て部22Bに当接するか、第1の突き当て部22Aが第1の平面部40Aに当接して位置決めされる。あるいは、各突き当て部22A,22Bが各平面部40A,40Bに当接して位置決めされる。
このように、本実施形態では、いずれの突き当て部22A,22Bが先に当接した場合であっても、3箇所の位置決め部のうち、少なくとも2箇所に保持部材17を当接させて位置決めできる。
仮に、位置決め部が、上記のような斜面部41を含まず、2つの平面部40A,40Bのみで構成されている場合は、部品の寸法公差等によるずれが生じると、2つの平面部40a,40bのうちのいずれか一方のみに保持部材17が当接した状態で保持される場合がある。
特に、斜面部41を有しない構成において、本発明の実施形態と同様に、保持部材17を転写装置7側へ付勢する圧縮バネ21が、第2の突き当て部22Bの下方に設けると、先に第2の突き当て部22Bが第2の平面部40Bに当接した場合に、その状態で保持部材17のバランスが保たれ、第1の突き当て部22Aが第1の平面部40Aに対して当接しないことがある。この場合、第1の突き当て部22Aを第1の平面部40Aに当接させるには、圧縮バネ21の配設位置を、両突き当て部22A,22Bの中間位置の下方(図9の点線X3上)へ配設し、第2の突き当て部22Bが第2の平面部40Bに当接した際に、その当接箇所を基準として、保持部材17が回転できるようにする必要がある。
しかしながら、圧縮バネ21の配設位置を、両突き当て部22A,22Bの中間位置の下方へ配設するのは、部品レイアウトの制限となる。また、両突き当て部22A,22Bから圧縮バネ21までの距離(特に図9における横方向の距離)を大きく確保することにもなり、保持部材17自体が大きくなって省スペース化に反する。
これに対し、上述の本発明の実施形態の場合は、圧縮バネ21を第2の突き当て部22Bの下方に配設しても、第2の突き当て部22Bを斜面部41に当接させることで、保持部材17が第2の突き当て部22Bの当接位置を基準として回転しやすくなる。これにより、部品の寸法公差等によるずれが生じた場合であっても、中間転写ベルト8に対してセンサ16を精度良く位置決めすることができ、中間転写ベルト8の表面に対するセンサ16の傾きを低減することができる。また、圧縮バネ21を第2の突き当て部22Bの下方に配設することができるので、部品レイアウトの点で有利であり、省スペース化及び装置の小型化も図れる。
なお、図13に示すように、先に第2の突き当て部22Bが当接する場合、転写装置7と保持部材17の位置関係や、圧縮バネ21の付勢による反動などにより、第2の突き当て部22Bが、斜面部41に当接せずに突起部42の先端平面部に乗り上がって、その状態で保持される可能性がある。これを防止するには、斜面部41を長く形成して、第2の突き当て部22Bが斜面部41に当接可能な範囲を広げることが望ましい。しかしながら、そのように構成すると、突起部42が大きくなり、転写装置7の着脱時に突起部42が保持部材17等と干渉する虞がある。そのため、転写装置7に対する保持部材17の退避量を大きくしなければならなくなり、装置が大きくなることも考えられる。
従って、転写装置7に対する保持部材17の当接は、図12に示すように、先に第1の突き当て部22Aが当接するように構成することが好ましい。この場合、上記のような突起部42の先端平面部への第2の突き当て部22Bの乗り上げが生じない、あるいは、生じにくくなるので、斜面部41を大きくしなくてもよくなり、装置の大型化を回避できる。
また、斜面部41(突起部42)の先端部は、転写装置7の最外郭よりも内側、又は、その最外郭と少なくとも同じ位置に配設されることが望ましい。このように構成することで、転写装置7の着脱時に、斜面部41の先端部が装置本体100のフレーム等と干渉しないように、装置本体100等に逃げ部を形成する必要がなくなる。
図14は、本発明の他の実施形態の構成を示す図である。
以下、上記本発明の実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
図14に示す実施形態では、カム部材27に、突片状の当接部30が一体的に設けられている。カム部材27と一緒に当接部30が回転すると、保持部材17の背面側(被当接部)に当接部30が当接するようになっている。なお、本実施形態では、当接部30を2つのカム部材27のうちの一方にのみ設けているが、両方のカム部材27に当接部30を設けてもよい。
次に、図15を参照しつつ、図14に示す実施形態におけるセンサ16の接離動作について説明する。
図15(a)に示す状態では、保持部材17の突き当て部22A,22Bが平面部40A,40B及び斜面部41に当接しており、センサ16が転写装置7に対して接近した検知位置に配設されている。また、図15(a)に示す状態では、カバー101は閉じた状態となっている。
この状態から、転写装置7を交換する際に、カバー101を開放する方向へ揺動させると、そのカバー101の開放動作に伴い、図15(b)に示すように、カム部材27が図の時計回りに回転してカムフォロワ28に対して摺接する。
カム部材27がカムフォロワ28に対して摺接することで、まず、カム部材27の回転中心とカムフォロワ28との間隔が圧縮バネ21の付勢力に抗して押し広げられる。これにより、図15(b)に示すように、保持部材17が押し下げられ、センサ16が中間転写ベルトの表面に対して略直交する方向へ離間した第1の退避位置へと移動させられる。
次いで、図15(c)に示すように、カム部材27の回転に伴い当接部30が保持部材17の背面側(被当接部)に当接し、保持部材17を回転方向へ押す。その結果、保持部材17は支軸23を中心に図の時計回りに回転して前方へ傾いた状態で保持され、センサ16は第2の退避位置に配設される。
その後、転写装置7の交換作業を終えてカバー101を閉鎖する方向へ揺動させると、図15(c)に示す状態から、カム部材27が図の反時計回り(開放動作時の回転方向とは反対回り)に回転する。また、このときのカム部材27の回転に伴い、当接部30も図の反時計回りに回転する。これにより、当接部30が保持部材17を押圧しない方向に回転するので、引張バネ25の引っ張り力によって保持部材17は支軸23を中心に図の反時計回りに回転し、図15(b)に示す状態に戻される。
さらに、図15(b)に示す状態から、カム部材27が図の反時計回りに回転すると、上記開放動作時とは反対に、カム部材27は、カムフォロワ28に対して回転中心からカム面までの距離が漸減するように接触するので、圧縮バネ21による押圧と相俟って、カム部材27の回転中心とカムフォロワ28との間隔が狭められる。その結果、図15(a)に示すように、保持部材17が押し上げられ、保持部材17の突き当て部22A,22Bが平面部40A,40B及び斜面部41に当接し、センサ16が検知位置に位置決めされる。
このように、図14に示す実施形態では、センサ16を、中間転写ベルトに対する略直交方向への移動と回転方向への移動とを組み合わせた接離機構を採用しているが、この接離機構と、上記略直交方向への移動のみの接離機構とのどちらを選択するかは、転写装置7の周辺部のレイアウトなどに応じて適宜決定すればよい。
また、上記のように、保持部材17を回転させて前方へ傾くように退避させる場合、図16に示すように、センサ16の移動先に、清掃手段としての清掃部材33を設けてもよい。この場合、センサ16を検知位置から退避位置へ移動させるときの操作で、センサを清掃部材33によって清掃する清掃位置にも移動させることができる。清掃部材33は、例えば、弾性又は柔軟性を有するスポンジやブラシ等の部材で形成されており、上記保持部材17の回転に伴いセンサ16の検知面16aが清掃部材33に接触すると、清掃部材33によって検知面16aの汚れが除去され清掃されるようになっている。
また、清掃部材33は、センサ16の検知面16aと接触することにより当該検知面16aをトナーの帯電極性と同極性に帯電させる材料で構成されることが望ましい。これにより、清掃後の検知面16aにおいてトナーに対し斥力を生じさせることができるので、検知面16aへのトナーの付着を抑制することができ、検知面16aがトナーで汚れにくくなる。
このように、センサ16を退避位置へ移動させると共に、清掃位置にも移動させるように構成することで、清掃部材33によってセンサ16の検知面16aを清掃することができ、検知面16aが汚れることによる画質の低下を抑制できる。また、この場合、1つの操作手段(カバー部材101)によってセンサ16の退避動作と清掃動作の両方を行うことができるので、操作性が向上する。また、操作手段が1つだけでよいので、操作手段を別途設ける場合に比べて、構成を簡素化でき、小型化及び低コスト化を図れる。
なお、カバー101は、転写装置7の着脱作業以外の目的で開閉するものであってもよい。例えば、廃トナーボックスなどの着脱作業や、画像形成装置内で詰まった紙の除去処理のために、カバー101を開放してもよい。特に、種々の目的でカバーの開閉を行うように構成した場合は、カバーの開閉回数が増えるため、センサ16の清掃回数が多くなり、センサ16の検知面が汚れることによる画質の低下をより効果的に抑制することが可能となる。
また、図17に示すように、センサ16の汚れを検知する汚れ検知手段34と、汚れ検知手段34で汚れを検知した場合にそのことを報知する報知手段35とを設けてもよい。汚れ検知手段34は、例えば、装置本体100に設けられたCPUであり、センサ16から入力される信号の強度(出力値)と予め定められた所定の閾値との比較によりセンサ16の汚れを検知する。また、報知手段35による報知は、装置本体100に設けられた表示パネルの表示による報知や、光源を用いた光による報知、あるいは、スピーカを用いた音による報知など、種々の方法を選択できる。
このように、汚れ検知手段34と報知手段35を設けることで、センサ16が汚れた場合に、ユーザー等にセンサ16の清掃(カバー101の開閉操作)を促すことができ、センサ16を良好な状態で保つことができるようになる。
以上のように、本発明に係る位置決め機構は上記の如く構成されているので、部品の寸法公差等によるずれが生じた場合であっても、転写装置7に対して保持部材17を少なくとも2箇所に当接させて位置決めでき、中間転写ベルト8に対してセンサ16を精度良く位置決めすることができる。これにより、中間転写ベルト8の表面に対するセンサ16の傾きを低減することができ、センサ16の検知精度(読取精度)を向上させることができる。
また、圧縮バネ21を第2の突き当て部22B側に配設しても、第2の突き当て部22Bの当接位置を基準として、保持部材17を回転させることができる。このため、両突き当て部22A,22Bから圧縮バネ21までの距離を大きく確保しなくてもよいので、省スペース化及び装置の小型化を図れる。
また、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加え得ることは勿論である。上述の実施形態では、中間転写ベルト上で画像パターンを検知するセンサの位置決め機構に、本発明の構成を適用した場合を例に挙げて説明したが、これに限定されるものではない。例えば、センサを用紙搬送ベルトや感光体等の回転体に対向するように配設し、それらの表面上で画像パターンを検知するように構成された画像形成装置においても、本発明の構成を適用可能である。
図18は、センサ16を搬送ベルト80に対向するように配設し、搬送ベルト80上で画像パターンを検知するように構成された画像形成装置の概略構成図である。
この場合、各作像部1Y,1M,1C,1Bkにおいて形成された感光体2上のトナー画像は、複数の転写ローラ81の位置で搬送ベルト80上の用紙に転写される。なお、この用紙は、給紙トレイ11から給紙ローラ12等によって搬送ベルト80上に供給されたものである。その他、図18において、上述の実施形態と同一符号を付している部材は、同一の機能を有するものであるので説明を省略する。
また、この実施形態において、画像濃度や画像位置等の補正を行う場合は、各作像部1Y,1M,1C,1Bkにおいて感光体2上に画像パターンを形成し、各画像パターンを各転写ローラ81の位置で搬送ベルト80上に転写する。そして、搬送ベルト80の回転に伴い、画像パターンがセンサ16と対向する位置に到達したときに、センサ16によって画像パターンが検知され、このときの検知情報に基づき、画像濃度や画像位置等が補正される。
また、図19に示すように、この実施形態では、上述の実施形態と同様に、装置本体100の前部に設けられたカバー101が、支点102を中心に揺動可能に構成されている。この場合、カバー101を図の二点鎖線で示すように揺動させて開放した状態にすると、カバー101と一緒にレジストローラ13等が搬送ベルト80の前方から退避するようになっている。この状態で、上記搬送ベルト80、転写ローラ81等から成る転写装置7は、装置本体100に対して水平方向に着脱可能となる。
このような構成の画像形成装置においても、上述の実施形態と同様に、本発明のセンサ接離機構を適用することで、1つの操作手段によってパターン検知手段の退避動作と清掃動作の両方を行うことができるようになるので、操作性が向上すると共に、小型化及び低コスト化を図れるようになる。
また、センサは、上記実施形態のように、搬送ベルトや中間転写ベルトなどの表面上で画像パターンを検知する以外に、搬送ベルトや中間転写ベルト、あるいは感光体等の回転体の表面の摩耗状態などを検知するために使用されるものであってもよい。
また、本発明の位置決め機構は、センサを回転体に対して接離させる構成に限らず、その他の部材(第1の部材)を相手部材(第2の部材)に対して位置決めする構成においても適用可能である。さらに、位置決めされる部材(第1の部材)は、相手部材(第2の部材)に対して接近して配設された際、相手部材に対して当該部材が非接触で配設されるものでも、接触して配設されるものでも構わない。また、本発明の位置決め機構を適用する画像形成装置は、上述の実施形態のようなカラーレーザープリンタに限らず、モノクロプリンタや、複写機、ファクシミリ、あるいはこれらの複合機等も可能である。
8 中間転写ベルト(第2の部材)
16 センサ(第1の部材)
21 圧縮バネ(付勢手段)
22 突き当て部
27 カム部材
28 カムフォロワ
40 平面部
41 斜面部
特開2001−34032号公報

Claims (10)

  1. 第1の部材を第2の部材に対して位置決めする位置決め機構であって、
    前記第1の部材側に設けられた突き当て部と、
    前記突き当て部が当接するように前記第2の部材側に設けられた位置決め部とを備え、
    前記突き当て部は、互いに離れた位置に2つ設けられ、
    前記位置決め部は、前記2つの突き当て部と対応するように互いに離れた位置に設けられ、かつ、前記第1の部材を前記第2の部材に接近させる方向に対して略直交するように設けられた2つの平面部と、前記2つの平面部のうちの一方の近傍に設けられ、かつ、前記第1の部材を前記第2の部材に接近させる方向に対して傾斜するように設けられた斜面部とを有することを特徴とする位置決め機構。
  2. 前記第1の部材は回転可能に支持され、
    前記2つの突き当て部を、前記第1の部材の回転軸と交差する方向に互いに離れて並ぶように設けた請求項1に記載の位置決め機構。
  3. 前記第1の部材を前記第2の部材に対して接近させるように付勢する付勢手段と、
    前記第1の部材とは別の部材に固定されたカムフォロワと、
    前記カムフォロワと摺接することで、前記付勢手段の付勢力に抗して前記第1の部材を前記第2の部材に対して離間する方向に移動させるカム部材とを備え、
    前記付勢手段を、前記2つの突き当て部のうち、前記斜面部に近い位置の突き当て部側に配設した請求項1又は2に記載の位置決め機構。
  4. 前記第1の部材を前記第2の部材に対して接近させる際、先に、一方の前記突き当て部が、前記斜面部が近傍に配設されていない方の前記平面部に当接し、次いで、他方の前記突き当て部が、前記斜面部が近傍に配設された方の前記平面部又は前記斜面部に当接するように構成した請求項1から3のいずれか1項に記載の位置決め機構。
  5. 前記2つの突き当て部の先端部を、円弧状に形成した請求項1から4のいずれか1項に記載の位置決め機構。
  6. 前記2つの突き当て部を、摺動性を有する部材で構成した請求項1から5のいずれか1項に記載の位置決め機構。
  7. 前記第2の部材を、画像形成装置本体に対して着脱可能に構成し、
    前記斜面部の先端部を、第2の部材又はそれと一体的に着脱可能に構成された部材の最外郭よりも内側、又は、当該最外郭と少なくとも同じ位置に配設するようにした請求項1から6のいずれか1項に記載の位置決め機構。
  8. 前記2つの平面部と前記斜面部とを、同一部材に設けた請求項1から7のいずれか1項に記載の位置決め機構。
  9. 前記第2の部材が、表面に検知用の画像パターンが形成される無端状のベルトであり、前記第1の部材が、前記ベルト上の画像パターンを検知するセンサである請求項1から8のいずれか1項に記載の位置決め機構。
  10. 請求項1から9のいずれか1項に記載の位置決め機構を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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