JP2013253533A - 排気再循環装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ベンチュリによる圧力損失に起因して生じ得る、低負荷領域でのポンプ損失悪化及び燃費悪化を防止する。
【解決手段】吸気通路2に配設されたベンチュリ10と、吸気通路2のベンチュリ10の吸気上流側と吸気下流側とを連通するバイパス通路22と、ベンチュリ10よりも吸気上流側の吸気通路2とバイパス通路22との接続部Xに配設され、吸気の流路をベンチュリ10とバイパス通路22とに切り替える流路切替バルブ23と、エンジン1の運転状態を検出する運転状態検出手段15、16と、運転状態検出手段15、16により検出されたエンジン1の運転状態に応じて流路切替バルブ23を切替制御する流路切替制御手段5とを備え、流路切替制御手段5は、エンジン1の高負荷領域では、流路切替バルブ23により吸気の流路をベンチュリ10に切り替え、エンジン1の低負荷領域では、流路切替バルブ23により吸気の流路をバイパス通路22に切り替える。
【選択図】図1

Description

本発明は、エンジンの吸気通路に配設されたベンチュリを備える排気再循環装置に関する。
過給ディーゼルエンジンにおいては、NOx(窒素酸化物)を低減させるために排気再循環装置(以下、EGR装置ともいう)が用いられる。EGR装置(高圧EGR装置)は、一般的に、排気マニホールドとターボチャージャのコンプレッサよりも吸気下流側の吸気パイプとを連通するEGRパイプと、EGRパイプの途中に配設されるEGRバルブとを備える。
過給ディーゼルエンジンでは、低負荷時は吸気圧(吸気パイプの内圧)が排気圧(排気マニホールドの内圧)よりも低いため、EGRバルブを開くと、EGRガス(排気再循環ガス)がEGRパイプを介して排気マニホールドから吸気パイプへ戻される。しかしながら、過給ディーゼルエンジンでは、高負荷時には吸気圧が排気圧よりも高くなり、EGRバルブを開いても、EGRガスが排気マニホールドから吸気パイプへ戻らなくなることがある。
そこで、EGR装置においてベンチュリを用いる場合がある(例えば、特許文献1参照)。ベンチュリは、例えば、吸気パイプに設けられ、吸気パイプの通路面積を絞るノズル部と、ノズル部よりも吸気下流側の吸気パイプにノズル部と間隔を隔てて設けられ、吸気パイプの吸気下流側に行くに従い吸気パイプの通路面積を増加させるディフューザ部と、ノズル部とディフューザ部との間隙の外周に設けられ且つEGRパイプが接続されるEGRガス合流部と有する。
このようなベンチュリにより絞り部(ノズル部とディフューザ部との間の部分)において吸気パイプの内圧が下がるため、高負荷時にもEGRガスが排気マニホールドからベンチュリの絞り部まで戻る。
特開2007−92592号公報
ところで、ベンチュリにはディフューザ部(拡がり部分)が設けられているため、下がった吸気パイプの内圧はディフューザ部によりある程度回復するが、その回復率は90%程度である。このベンチュリによる圧力損失は過給ディーゼルエンジンのポンプ損失となり、燃費悪化にもつながり得る。一般的なEGR装置の場合、ベンチュリのノズル部により吸気パイプの内圧を下げることが必要なのは高負荷領域だけであるが、低負荷領域において、上記の圧力損失を背負ってしまい、低負荷領域でポンプ損失悪化、燃費悪化が生じ得る。
そこで、本発明の目的は、エンジンの吸気通路に配設されたベンチュリを備える排気再循環装置において、ベンチュリによる圧力損失に起因して生じ得る、低負荷領域でのポンプ損失悪化及び燃費悪化を防止することにある。
上述の目的を達成するために、本発明に係る排気再循環装置は、エンジンの排気通路から吸気通路へと排気ガスを再循環させるEGR通路と、前記吸気通路の前記EGR通路との接続部に配設されたベンチュリと、前記吸気通路の前記ベンチュリの吸気上流側と吸気下流側とを連通するバイパス通路と、前記ベンチュリよりも吸気上流側の前記吸気通路と前記バイパス通路との接続部に配設され、吸気の流路を前記ベンチュリと前記バイパス通路とに切り替える流路切替バルブと、前記エンジンの運転状態を検出する運転状態検出手段と、前記運転状態検出手段により検出された前記エンジンの運転状態に応じて前記流路切替バルブを切替制御する流路切替制御手段とを備え、前記流路切替制御手段は、前記エンジンの高負荷領域では、前記流路切替バルブにより吸気の流路を前記ベンチュリに切り替え、前記エンジンの低負荷領域では、前記流路切替バルブにより吸気の流路を前記バイパス通路に切り替えることを特徴とするものである。
前記排気再循環装置は、前記EGR通路に配設されたEGRバルブをさらに備え、前記流路切替制御手段は、前記EGRバルブが閉じられているときには、前記エンジンの運転状態に拘わらず、前記流路切替バルブにより吸気の流路を前記バイパス通路に切り替えるものであっても良い。
前記排気再循環装置は、前記EGRバルブよりもEGRガス下流側の前記EGR通路から分岐して、前記ベンチュリよりも吸気下流側の前記吸気通路に合流する第二EGR通路と、前記第二EGR通路に配設され、前記第二EGR通路を開閉する第二EGRバルブとをさらに備え、前記流路切替制御手段は、前記エンジンの高負荷領域では、前記流路切替バルブにより吸気の流路を前記ベンチュリに切り替えると共に、前記第二EGRバルブを閉じ、前記エンジンの低負荷領域では、前記流路切替バルブにより吸気の流路を前記バイパス通路に切り替えると共に、前記第二EGRバルブを開くものであっても良い。
本発明によれば、エンジンの吸気通路に配設されたベンチュリを備える排気再循環装置において、ベンチュリによる圧力損失に起因して生じ得る、低負荷領域でのポンプ損失悪化及び燃費悪化を防止することができるという優れた効果を奏する。
本発明の第一実施形態に係る排気再循環装置の概略構成図である。 エンジンの運転状態マップの一例を示す図である。 本発明の第二実施形態に係る排気再循環装置の概略構成図である。 本発明の他の実施形態に係る排気再循環装置の概略構成図である。
以下、本発明の好適な実施形態を添付図面に基づいて詳述する。
[第一実施形態]
図1に、本発明の第一実施形態に係る排気再循環装置を示す。
図1に示すように、EGR装置20Aが装着されるエンジン(本実施形態では、過給ディーゼルエンジン)1は、エンジン1に吸気を供給する吸気通路2と、エンジン1からの排気ガスを排出する排気通路3と、エンジン1に供給する吸気を昇圧するターボチャージャ(過給機)4と、エンジン1を制御する電子制御ユニット(以下、ECUという)5とを備える。
吸気通路2は、エンジン1の各気筒の吸気ポートに接続された吸気マニホールド6と、吸気マニホールド6の上流端に接続された吸気パイプ7とを有する。吸気パイプ7には、吸気上流側から順に、エアクリーナ8と、ターボチャージャ4のコンプレッサ4aと、コンプレッサ4aで昇圧された吸気を冷却するアフタークーラ(インタークーラ)9と、後述するベンチュリ10とが配設される。
排気通路3は、エンジン1の各気筒の排気ポートに接続された排気マニホールド11と、排気マニホールド11の下流端に接続された排気パイプ12とを有する。排気パイプ12には、排気上流側から順に、ターボチャージャ4のタービン4bと、排気ガス中のPM(粒子状物質)を捕集するディーゼルパティキュレートフィルタ(DPF)13と、マフラー14とが配設される。
ターボチャージャ4は、エンジン1からの排気ガスにより回転駆動されるタービン4bと、タービン4bにより回転駆動されるコンプレッサ4aとを有する。
ECU5は、エンジン1に装着され、エンジン回転数を検出するエンジン回転センサ15と、アクセルペダル(図示せず)の踏み込み量(アクセル開度)を検出するアクセル開度センサ16とに接続され、それらエンジン回転センサ15及びアクセル開度センサ16からの検出値(エンジン回転数、アクセル開度)が入力される。
また、ECU5は、エンジン1の各気筒に配設されたインジェクタ(図示せず)に接続され、そのインジェクタによる燃料噴射量をアクセル開度センサ16の検出値から算出して求める。
EGR装置20Aは、排気通路3から吸気通路2へと排気ガスを再循環させるEGRパイプ(EGR通路)21と、吸気通路2のEGRパイプ21との接続部に配設されたベンチュリ10と、EGRパイプ21のベンチュリ10の吸気上流側と吸気下流側とを連通するバイパスパイプ(バイパス通路)22と、ベンチュリ10よりも吸気上流側の吸気通路2とバイパスパイプ22との接続部Xに配設され、吸気の流路をベンチュリ10とバイパスパイプ22とに切り替える流路切替バルブ23と、エンジン1の運転状態を検出する運転状態検出手段と、運転状態検出手段により検出されたエンジン1の運転状態に応じて流路切替バルブ23を切替制御する流路切替制御手段とを備える。エンジン回転センサ15及びアクセル開度センサ16が、上記の運転状態検出手段を構成し、ECU5が、上記の流路切替制御手段を構成する。
EGR装置20Aは、いわゆる高圧EGR装置である。
EGRパイプ21は、タービン4bよりも排気上流側の排気通路3とコンプレッサ4aよりも吸気下流側の吸気通路2とを連通する。具体的には、EGRパイプ21は、上流端が排気マニホールド11に接続され、下流端がアフタークーラ9とエンジン1との間の吸気パイプ7に接続される。EGRパイプ21には、EGRガス上流側(排気通路3側)から順に、EGRパイプ21を流れる排気ガスを冷却するためのEGRクーラ24と、EGRパイプ21を流れる排気ガスの流量を調整するためのEGRバルブ25とが配設される。EGRクーラ24は、エンジン1の内部を循環するエンジン冷却水との熱交換により排気ガスを冷却する水冷式のものである。EGRバルブ25は、バルブ開度が連続的に調整可能なように構成される。EGRバルブ25は、ECU5に接続され、ECU5によりバルブ開度の制御が行われる。
具体的には、ECU5は、エンジン回転センサ15の検出値(エンジン回転数)とアクセル開度センサ16の検出値から算出して求めた燃料噴射量とに基づいて、EGRバルブ25のバルブ開度を決定する。例えば、ECU5内にエンジン回転数と燃料噴射量とをパラメータとしたEGRバルブ25のバルブ開度マップが予め記憶されており、ECU5は、エンジン回転センサ15の検出値(エンジン回転数)とアクセル開度センサ16の検出値から算出して求めた燃料噴射量とに対応するバルブ開度を上記のバルブ開度マップより読み込む。そして、ECU5は、上記のバルブ開度マップより読み込んだバルブ開度になるようにEGRバルブ25を制御する。
ベンチュリ10は、吸気パイプ7に設けられ、吸気パイプ7の通路面積を絞るノズル部10aと、ノズル部10aよりも吸気下流側の吸気パイプ7にノズル部10aと間隔を隔てて設けられ、吸気パイプ7の吸気下流側に行くに従い吸気パイプ7の通路面積を増加させるディフューザ部10bと、ノズル部10aとディフューザ部10bとの間隙の外周に設けられ且つEGRパイプ21が接続されるEGRガス合流部10cと有する。
バイパスパイプ22は、上流端がアフタークーラ9とベンチュリ10との間の吸気パイプ7に接続され、下流端がベンチュリ10とエンジン1との間の吸気パイプ7に接続される。バイパスパイプ22は、例えば、通路面積が吸気パイプ7と略同一となるように構成される。
流路切替バルブ23は、例えば三方弁から構成される。流路切替バルブ23は、ECU5に接続され、ECU5により切替制御が行われる。
次に、第一実施形態の作用効果を説明する。
ECU5は、エンジン回転センサ15の検出値(エンジン回転数)とアクセル開度センサ16の検出値から算出して求めた燃料噴射量とに基づいて、エンジン1の運転状態が高負荷領域及び低負荷領域の内のいずれであるかを判断する。例えば、ECU5内にエンジン回転数と燃料噴射量とをパラメータとしたエンジン1の運転状態マップ(図2参照)が予め記憶されており、ECU5は、エンジン回転センサ15の検出値(エンジン回転数)とアクセル開度センサ16の検出値から算出して求めた燃料噴射量とに対応するエンジン1の運転状態(高負荷領域又は低負荷領域)を上記の運転状態マップより読み込む。そして、ECU5は、上記の運転状態マップより読み込んだエンジン1の運転状態に応じて、流路切替バルブ23により吸気の流路をベンチュリ10とバイパスパイプ22とに切り替える。
具体的には、ECU5は、ベンチュリ10のノズル部10aにより吸気パイプ7の内圧を下げることが必要な高負荷領域では、流路切替バルブ23により吸気の流路をベンチュリ10に切り替える。流路切替バルブ23により吸気の流路をベンチュリ10に切り替えることで、吸気及びEGRガスがベンチュリ10を通過してエンジン1に導入される。
一方、ECU5は、ベンチュリ10のノズル部10aにより吸気パイプ7の内圧を下げることが不要な低負荷領域では、流路切替バルブ23により吸気の流路をバイパスパイプ22に切り替える。流路切替バルブ23により吸気の流路をバイパスパイプ22に切り替えることで、吸気がベンチュリ10をバイパスしバイパスパイプ22を通過してエンジン1に導入されるようになる。流路切替バルブ23によりベンチュリ10の吸気上流側の吸気パイプ7が閉塞されることでベンチュリ10のEGRガス合流部10cに発生する負圧が増加し、EGRガスはベンチュリ10を通過してエンジン1に導入される。
また、ECU5は、EGRバルブ25が閉じられているときには、エンジン1の運転状態に拘わらず、流路切替バルブ23により吸気の流路をバイパスパイプ22に切り替える。EGRバルブ25が閉じられている場合には、EGRガスを排気マニホールド11から吸気パイプ7へと戻す必要がないので、ベンチュリ10のノズル部10aにより吸気パイプ7の内圧を下げることが不要なためである。
本実施形態に係るEGR装置20Aでは、バイパスパイプ22及び流路切替バルブ23を追加し、ベンチュリ10のノズル部10aにより吸気パイプ7の内圧を下げることが不要な低負荷領域では、流路切替バルブ23により吸気の流路をバイパスパイプ22に切り替えることで吸気がベンチュリ10をバイパスしバイパスパイプ22を通過するようにしたので、低負荷領域でのポンプ損失悪化及び燃費悪化が防止される。
また、流路切替バルブ23により吸気の流路をバイパスパイプ22に切り替えても、ベンチュリ10からエンジン1に至る通路が閉塞されることはない。そのため、流路切替バルブ23の状態に拘わらずEGRガスはベンチュリ10を通過して吸気パイプ7へ戻るので、エンジン1の全運転領域(高負荷領域及び低負荷領域)でEGRをかけることができる。
[第二実施形態]
図3に、本発明の第二実施形態に係る排気再循環装置を示す。なお、図1に示す第一実施形態と実質的に同一の構成要素には同一符号を付して、その説明を省略する。
図3に示すように、EGR装置20Bは、EGRバルブ25よりもEGRガス下流側のEGRパイプ21から分岐して、ベンチュリ10よりも吸気下流側の吸気パイプ7に合流する第二EGRパイプ(第二EGR通路)26と、第二EGRパイプ26に配設され、第二EGRパイプ26を開閉する第二EGRバルブ27とを備える。
第二EGRパイプ26は、上流端がEGRバルブ25よりもEGRガス下流側のEGRパイプ21に接続され、下流端がベンチュリ10とエンジン1との間の吸気パイプ7に接続される。第二EGRパイプ26は、例えば、通路面積がEGRパイプ21と略同一となるように構成される。
第二EGRバルブ27は、例えばバタフライバルブから構成される。第二EGRバルブ27は、ECU5に接続され、ECU5により開閉制御が行われる。
ECU5は、ベンチュリ10のノズル部10aにより吸気パイプ7の内圧を下げることが必要な高負荷領域では、流路切替バルブ23により吸気の流路をベンチュリ10に切り替えると共に、第二EGRバルブ27を閉じる(全閉とする)。流路切替バルブ23により吸気の流路をベンチュリ10に切り替えると共に、第二EGRバルブ27を閉じることで、吸気及びEGRガスがベンチュリ10を通過してエンジン1に導入される。
一方、ECU5は、ベンチュリ10のノズル部10aにより吸気パイプ7の内圧を下げることが不要な低負荷領域では、流路切替バルブ23により吸気の流路をバイパスパイプ22に切り替えると共に、第二EGRバルブ27を開く(全開とする)。流路切替バルブ23により吸気の流路をバイパスパイプ22に切り替えることで、吸気がベンチュリ10をバイパスしバイパスパイプ22を通過してエンジン1に導入されるようになる。また、第二EGRバルブ27を開くことで、EGRガスがベンチュリ10をバイパスし第二EGRパイプ26を通過してエンジン1に導入されるようになる。
また、ECU5は、EGRバルブ25が閉じられているときには、エンジン1の運転状態に拘わらず、流路切替バルブ23により吸気の流路をバイパスパイプ22に切り替えると共に、第二EGRバルブ27を閉じる(全閉とする)。
第二実施形態に係るEGR装置20Bによれば、上述の第一実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
また、第二EGRパイプ26及び第二EGRバルブ27を追加し、ベンチュリ10のノズル部10aにより吸気パイプ7の内圧を下げることが不要な低負荷領域では、第二EGRパイプ26に配設した第二EGRバルブ27を開くことでEGRガスがベンチュリ10をバイパスし第二EGRパイプ26を通過するようにしたので、EGRガスが排気マニホールド11から吸気パイプ7へよりスムーズに戻るようになる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態には限定されず他の様々な実施形態を採ることが可能である。
例えば、図4に示すように、EGR装置20Cが、いわゆる低圧EGR装置であっても良い。EGR装置20Cがいわゆる低圧EGR装置である場合、EGRパイプ21は、タービン4bよりも排気下流側の排気通路3とコンプレッサ4aよりも吸気上流側の吸気通路2とを連通する。具体的には、EGRパイプ21は、上流端がDPF13とマフラー14との間の排気パイプ12に接続され、下流端がエアクリーナ8とコンプレッサ4aとの間の吸気パイプ7に接続される。また、バイパスパイプ22は、上流端がエアクリーナ8とベンチュリ10との間の吸気パイプ7に接続され、下流端がベンチュリ10とコンプレッサ4aとの間の吸気パイプ7に接続される。さらに、第二EGRパイプ26は、上流端がEGRバルブ25よりもEGRガス下流側のEGRパイプ21に接続され、下流端がベンチュリ10とコンプレッサ4aとの間の吸気パイプ7に接続される。なお、第二EGRパイプ26及び第二EGRバルブ27は必ずしも必要ではなく、省略が可能である。
また、EGR装置20が装着されるエンジン1は、ディーゼルエンジンには限定はされず、ガソリンエンジン等であっても良い。
1 エンジン
2 吸気通路
3 排気通路
5 ECU(流路切替制御手段)
10 ベンチュリ
15 エンジン回転センサ(運転状態検出手段)
16 アクセル開度センサ(運転状態検出手段)
20 排気再循環装置(EGR装置)
21 EGRパイプ(EGR通路)
22 バイパスパイプ(バイパス通路)
23 流路切替バルブ
25 EGRバルブ
26 第二EGRパイプ(第二EGR通路)
27 第二EGRバルブ

Claims (3)

  1. エンジンの排気通路から吸気通路へと排気ガスを再循環させるEGR通路と、前記吸気通路の前記EGR通路との接続部に配設されたベンチュリと、前記吸気通路の前記ベンチュリの吸気上流側と吸気下流側とを連通するバイパス通路と、前記ベンチュリよりも吸気上流側の前記吸気通路と前記バイパス通路との接続部に配設され、吸気の流路を前記ベンチュリと前記バイパス通路とに切り替える流路切替バルブと、前記エンジンの運転状態を検出する運転状態検出手段と、前記運転状態検出手段により検出された前記エンジンの運転状態に応じて前記流路切替バルブを切替制御する流路切替制御手段とを備え、
    前記流路切替制御手段は、前記エンジンの高負荷領域では、前記流路切替バルブにより吸気の流路を前記ベンチュリに切り替え、前記エンジンの低負荷領域では、前記流路切替バルブにより吸気の流路を前記バイパス通路に切り替えることを特徴とする排気再循環装置。
  2. 前記EGR通路に配設されたEGRバルブをさらに備え、
    前記流路切替制御手段は、前記EGRバルブが閉じられているときには、前記エンジンの運転状態に拘わらず、前記流路切替バルブにより吸気の流路を前記バイパス通路に切り替える請求項1に記載の排気再循環装置。
  3. 前記EGRバルブよりもEGRガス下流側の前記EGR通路から分岐して、前記ベンチュリよりも吸気下流側の前記吸気通路に合流する第二EGR通路と、前記第二EGR通路に配設され、前記第二EGR通路を開閉する第二EGRバルブとをさらに備え、
    前記流路切替制御手段は、前記エンジンの高負荷領域では、前記流路切替バルブにより吸気の流路を前記ベンチュリに切り替えると共に、前記第二EGRバルブを閉じ、前記エンジンの低負荷領域では、前記流路切替バルブにより吸気の流路を前記バイパス通路に切り替えると共に、前記第二EGRバルブを開く請求項2に記載の排気再循環装置。
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