JP2013248233A - ホックおよびその取り付け方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】雌雄係合部とカシメ固定部を強固に接合するとともに取り付け生地に皺が発生しないようなホックを提供する。
【解決手段】一対の雌雄ホックであり、合成樹脂製の雌雄係合本体と、雌雄係合本体を生地3の裏から支持する金属製のカシメ固定部2からなる。雌雄係合本体は、少なくとも先端係合部11と、生地に取り付ける前にはカシメ固定部に固定するための穴を持たない底部を有する。カシメ固定部は、少なくとも雄係合本体にカシメ固定するための突起22と、この突起を支持する支持基板23を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ホックおよびその取り付け方法であって、特に雌雄係合本体に合成樹脂を使用し、カシメ固定部に金属を用いたものに関する。
全体を合成樹脂で製作したホックは、たとえば特開平8−294405により公知である。この発明では、雌雄係合本体とカシメ固定部を共に合成樹脂で製作する。両者をかしめるには、雌雄係合本体にあらかじめカシメ固定部の突起が貫入する穴を設けておき、生地を介して両者を打ち付け機で強固に接合する。この先願発明では雌雄係合本体の合成樹脂よりも軟質のパッキン部材を使用していることを特徴とする。このパッキンにもあらかじめカシメ固定部の突起が貫入する穴を設けている。
上記従来技術では、パッキン部材を介在させているので、欠点は目立たないと思われるが、もしそのようなパッキン部材を使用しなければ、打ち込みのときに生地に皺ができやすい。また、雌雄係合本体とカシメ固定部の突起との間に遊びができることは避けられず、接合の強度が弱くなりやすい。
本発明はこれらの問題を解決するために行われたもので、雌雄係合部とカシメ固定部を強固に接合するとともに、パッキン部材を使用しないでも取り付け生地に皺が発生しないようなホックを提供することを目的とする。
本発明は第1の観点では、一対の雌雄ホックにおいて使用する雄ホックであって、合成樹脂製の雄係合本体と、この雄係合本体を生地の裏から支持する金属製のカシメ固定部からなり、前記雄係合本体は、少なくとも先端係合部と、前記生地に取り付ける前には前記カシメ固定部に固定するための穴を持たない底部を有し、前記カシメ固定部は、少なくとも前記雄係合本体に固定するための係合突起と、この係合突起を支持する表面板を有することを特徴とする。
第2の観点では、一対の雌雄ホックにおいて使用する雌ホックであって、合成樹脂製の雌係合本体と、この雌係合本体を生地の裏から支持する金属製のカシメ固定部からなり、前記雌係合本体は、少なくとも先端係合部と、前記生地に取り付ける前には前記カシメ固定部に固定するための穴を持たない底部を有し、前記カシメ固定部は、少なくとも前記雌係合本体に固定するための係合突起と、この係合突起を支持する表面板を有することを特徴とする。
本発明は第3の観点では、第1の観点の雄ホックを生地に取り付ける方法であって、前記雄係合本体と前記カシメ固定部をかしめて一体化するときに、カシメ固定部の突起の先端で生地および雄係合本体の底部を共に貫通させて穴あけを行うことを特徴とする。
本発明は第4の観点では、第2の観点の雌ホックを生地に取り付ける方法であって、前記雌係合本体と前記カシメ固定部をかしめて一体化するときに、カシメ固定部の突起の先端で生地および雌係合本体の底部を共に貫通させて穴あけを行うことを特徴とする。
本発明によれば、前記雌雄係合本体と前記カシメ固定部をかしめて一体化するときに、カシメ固定部の突起の先端で生地および雌雄係合本体の底部を共に貫通させて穴あけを行うので、生地とカシメ固定部の突起との間に遊びが発生しない。そのため、生地に皺がほとんどできない。また、接合強度が強いものとなった。
以下、添付の図面に基づき、本発明の実施例を説明する。
本発明の1実施例にかかる雄ホック部材の製造方法を示す斜視図である。 図1の雄ホック部材の(a)平面図、(b)側面図、(c)断面図である。 本発明の1実施例にかかる雌ホック部材の製造方法を示す斜視図である。 図3の雌ホック部材の(a)平面図、(b)側面図、(c)断面図である。 雌雄ホック部材の(a)係合前の断面図、(b)係合後の断面図である。 カシメ部材の別の例を示す(a)斜視図、(b)断面図、(c)雄部材と結合させた状態の断面図である。 カシメ部材の別の例を示す(a)斜視図、(b)断面図、(c)雄部材と結合させた状態の断面図である。 カシメ部材の別の例を示す(a)斜視図、(b)断面図、(c)雄部材と結合させた状態の断面図である。
図1,2に示すように、この実施例の雄ホック部材Mは、合成樹脂製の係合本体1と、生地3の裏から支持する金属製カシメ固定部2からなる。ここで、合成樹脂としてはナイロン、PET、ジュラコン等が使用可能である。金属としては、真ちゅう、アルミニウム、等が使用可能である。
雄係合本体1は、先端係合部11と鍔状基部12からなる。先端係合部11は円筒状であるが、複数個所(図示の例では4カ所)に切り込み13を入れてバネ性を持たせている。鍔状基部12は、先端係合部11から続く窪み14を有し、底部15があるので全体としては皿状である。生地3に取り付けたとき生地3に食い込ませて接合度を高めるため、底部15から下方向に伸びるリング状のすべり止め16を有している。底部15は、生地に取り付ける前には、カシメ固定部に固定するための穴を持たない。
カシメ固定部2は、表面円板部21と、その内側に設けられた円筒突起22を有する支持基板23からなる。
本願発明の特徴は、雄係合本体1とカシメ固定部2をかしめて突起先端24で一体化するときの態様にある。すなわち、カシメ固定部2の突起22の先端で生地3および雄係合本体1の底部15を共に貫通させて穴あけを同時に行うことが特徴である。この点で、従来技術が生地や係合本体の底部にあらかじめ穴をあけておくのとは根本的に相違する。
図3,4に示すように、この実施例の雌ホック部材Fは、合成樹脂製の係合本体4と、生地6の裏から支持する金属製のカシメ固定部5からなる。ここでも、合成樹脂としてはナイロン、PET、ジュラコン等が使用可能である。金属としては、真ちゅう、アルミニウム、等が使用可能である。
雌係合本体4は、先端係合部41と、底部42からなるので、全体としては皿状である。先端係合部41は円筒状であるが、内側は多角形(図示の例では8角形)状である。生地6に取り付けたとき生地6に食い込ませて接合度を高めるため、底部42から下方向に伸びるリング状のすべり止め43を有している。底部42は、生地に取り付ける前には、カシメ固定部に固定するための穴を持たない。
カシメ固定部5は、表面円板部51と、その内側に設けられた円筒突起52を有する支持基板53からなる。
本願発明の特徴は、雌係合本体4とカシメ固定部5をかしめて突起先端54で一体化するときの態様にある。すなわち、カシメ固定部5の突起52の先端で生地6および雌係合本体4の底部42を共に貫通させて穴あけを同時に行うことが特徴である。この点で、従来技術が生地や係合本体の底部にあらかじめ穴をあけておくのとは根本的に相違する。
このようにして形成された雌雄ホックM,Fは、通常通り使用することができる。図5(a)のように雌雄ホックを接近させ、図5(b)のように押し付けて係合させる。雄ホック部材Mがバネ性を有し、雌ホック部材Fの内側形状が多角形であるので、嵌合・離脱がスムーズに行われる。
雌雄係合部のカシメ固定部2,5としては、前記した円筒状の突起22,52を有するもののほか、さまざまなそれ自体公知のものを使用することができる。たとえば図6のものは釘状の突起22Aを有するものである。図7は複数の抜け止め25を有し、クリスマスツリー状の突起を有するものである。図8は2本の釘状の突起22Cを有するものである。
特開平8−294405
1 雄係合本体
11 先端係合部
12 鍔状基部
15 底部
16 すべり止め
2 カシメ固定部
21 表面円板部
22 突起
23 支持基板
24 突起先端
3 生地
4 雌係合本体
41 先端係合部
42 底部
43 すべり止め
5 カシメ固定部
51 表面円板部
52 突起
53 支持基板
54 突起先端
6 生地
22A 釘状突起
22B クリスマスツリー状突起
22C 2本の突起
F 雌ホック部材
M 雄ホック部材

Claims (7)

  1. 一対の雌雄ホック(M,F)において使用する雄ホック(M)であって、
    合成樹脂製の雄係合本体(1)と、この雄係合本体(1)を生地(3)の裏から支持する金属製のカシメ固定部(2)からなり、
    前記雄係合本体(1)は、少なくとも先端係合部(11)と、前記生地(3)に取り付ける前には前記カシメ固定部(2)に固定するための穴を持たない底部(15)を有し、
    前記カシメ固定部(2)は、少なくとも前記雄係合本体(1)にカシメ固定するための突起(22)と、この突起(22)を支持する支持基板(23)を有する
    ことを特徴とする雄ホック(M)。
  2. 一対の雌雄ホック(M,F)において使用する雌ホック(F)であって、
    合成樹脂製の雌係合本体(4)と、この雌係合本体(4)を生地(6)の裏から支持する金属製のカシメ固定部(5)からなり、
    前記雌係合本体(4)は、少なくとも先端係合部(41)と、前記生地(6)に取り付ける前には前記カシメ固定部(5)に固定するための穴を持たない底部(45)を有し、
    前記カシメ固定部(5)は、少なくとも前記雌係合本体(4)に固定するための突起(52)と、この突起(52)を支持する支持基板(53)を有する
    ことを特徴とする雌ホック(F)。
  3. 前記底部(15)に、生地方向に伸びるすべり止め(16)を設けた請求項1記載の雄ホック(M)。
  4. 前記底部(45)に、生地方向に伸びるすべり止め(43)を設けた請求項2記載の雌ホック(F)。
  5. 請求項1記載の雄ホックと請求項2記載の雌ホックからなる一対の雌雄ホック。
  6. 請求項1記載の雄ホック(M)を生地(3)に取り付ける方法であって、前記雄係合本体(1)と前記カシメ固定部(2)をかしめて一体化するときに、前記カシメ固定部(2)の前記突起(22)の先端で前記生地(3)および前記雄係合本体(1)の前記底部(15)を共に貫通させて穴あけを行うことを特徴とする方法。
  7. 請求項2記載の雌ホック(F)を生地(6)に取り付ける方法であって、前記雌係合本体(4)と前記カシメ固定部(5)をかしめて一体化するときに、前記カシメ固定部(5)の前記突起(52)の先端で前記生地(6)および前記雌係合本体(4)の前記底部(42)を共に貫通させて穴あけを行うことを特徴とする方法。
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