JP2013246078A - 放射線画像検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】SN比を向上させる。
【解決手段】シンチレータ20は、CsI:Tlにより形成された複数の柱状結晶31を有し、X線を可視光に変換して柱状結晶31の先端部31aから射出する。表面保護膜23は、ポリパラキシレンにより形成され、シンチレータ20の表面を覆い、柱状結晶31の先端部31aが侵入している。光電変換パネル21は、ガラス基板21aと、ガラス基板21a上に形成された素子部21bとから構成されている。素子部21bは、複数の画素を有するとともに、柱状結晶31の先端部31aに対向して配置され、先端部31aから射出され表面保護膜23を透過した可視光を各画素の受光領域で検出して電荷に変換する。先端部31aの表面保護膜23への侵入量Pと、画素の受光領域の面積Aは、0<P/A≦1.4×10−1の関係を満たすように設定されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、放射線画像を検出する放射線画像検出装置に関する。
近年、医療分野において、画像診断を行うために、放射線源から患者の撮影部位に向けて放射され、撮影部位を透過した放射線(例えば、X線)を検出して電荷に変換し、この電荷に基づいて撮影部位の放射線画像を表す画像データを生成する放射線検出装置が用いられている。この放射線検出装置には、放射線を直接電荷に変換する直接変換方式のものと、放射線を一旦可視光に変換し、この可視光を電荷に変換する間接変換方式のものがある。
間接変換方式の放射線画像検出装置は、放射線を可視光に変換するシンチレータ(蛍光体層)と、可視光を検出して電荷に変換する光電変換パネルとを有する。シンチレータには、ヨウ化セシウム(CsI)やガドリニウムオキサイドサルファ(GOS)が用いられている。
CsIは、GOSに比べて製造コストが高いものの、放射線から可視光への変換効率が高く、かつ柱状結晶構造を有し、光ガイド効果により画像データのSN比が向上することから、特にハイエンド向けの放射線画像検出装置のシンチレータとして用いられている。ただし、CsIのみでは発光効率が低いため、CsIには、タリウム(Tl)やナトリウム(Na)等の賦活剤が添加されている。柱状結晶構造とは、基板上に複数の柱状結晶が屹立し、隣接する柱状結晶間に空気が介在した構造である。
CsIのような柱状結晶構造のシンチレータは、潮解性を有するという問題がある。このため、柱状結晶構造のシンチレータは、潮解を防止するようにポリパラキシレン等の防湿性を有する表面保護膜で覆われている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1では、柱状結晶構造のシンチレータを、基板上に蒸着して形成し、基板及びシンチレータを表面保護膜で覆った後、シンチレータの柱状結晶の先端側を光電変換パネルに対向させている。また、特許文献1に記載の放射線検出装置では、柱状結晶の先端側において、隣接する柱状結晶の間に表面保護膜が一部入り込んでいる。
特許文献1には、表面保護膜は、空気と比べて屈折率が柱状結晶の屈折率に近いため、隣接する柱状結晶の間(隙間部)に表面保護膜が介在することにより、柱状結晶から隙間部に光が漏れやすくなり、光ガイド効果が低下することが記載されている。
特開2008−8741号公報
しかしながら、柱状結晶の先端部からは、光電変換パネルに向けて放射状に可視光が拡散して射出されるため、柱状結晶の先端部を表面保護膜にある程度侵入させることにより、先端部からの可視光の拡散が抑えられ、SN比が向上すると考えられる。特許文献1には、先端部からの可視光の拡散に関する記載がなく、柱状結晶の隙間部に表面保護膜を介在させないほうが良いということだけが記載されている。
本発明は、SN比を向上させることができる放射線画像検出装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の放射線画像検出装置は、複数の柱状結晶を有し、放射線を可視光に変換して柱状結晶の先端部から射出するシンチレータと、シンチレータの表面を覆い、柱状結晶の先端部が侵入した表面保護膜と、複数の画素を有するとともに、柱状結晶の先端部に対向して配置され、先端部から射出され表面保護膜を透過した可視光を各画素の受光領域で検出して電荷に変換する光電変換パネルと、を備え、先端部の表面保護膜への侵入量をP、画素の受光領域の面積をAとした場合に、0<P/A≦1.4×10−1の関係を満たすことを特徴とする。さらに、侵入量Pと面積Aは、0.1×10≦P/A≦1.0×10−1の関係を満たすことが好ましい。
なお、シンチレータは、アルカリ金属のハロゲン化合物に賦活剤が添加されたもので形成されていることが好ましい。特に、シンチレータは、ヨウ化セシウムに、タリウムが添加されたもので形成されていることが好ましい。また、表面保護膜は、ポリパラキシレンにより形成されていることが好ましい。
また、表面保護膜の屈折率をn、シンチレータの屈折率をnとした場合に、n−0.3≦n≦n+0.2の関係を満たすことが好ましい。さらに、表面保護膜の屈折率nと、シンチレータの屈折率nとは、n−0.2≦n≦n+0.1の関係を満たすことが好ましい。
また、各画素の受光領域は、正方形状であることが好ましい。
また、光電変換パネルの表面に粘着層が形成され、シンチレータは、粘着層を介して光電変換パネルに貼り合わされていることが好ましい。
また、シンチレータを支持する支持基板を備え、支持基板は、シンチレータに対して、光電変換パネルとは反対側に配置されていることが好ましい。この支持基板上に基板保護膜を備え、基板保護膜上にシンチレータが蒸着形成されていることが好ましい。
また、シンチレータは、基板保護膜上に形成された非柱状結晶と、非柱状結晶上に形成された柱状結晶とにより形成されていることが好ましい。
また、支持基板は、アルミニウムにより形成され、基板保護膜は、ポリパラキシレンにより形成されていることが好ましい。
また、シンチレータ、支持基板、粘着層の側部を覆う端部封止材を備えることが好ましい。
また、光電変換パネルは、ガラス基板と、ガラス上に形成された素子部とを有し、素子部は、複数の画素を有し、シンチレータに対向していることが好ましい。
また、各画素は、可視光を吸収して電荷を生成するフォトダイオードと、フォトダイオードが発生した電荷を蓄積するキャパシタと、キャパシタに蓄積された電荷を外部に出力させるための薄膜トランジスタとを含むことが好ましい。
また、光電変換パネルは、フォトダイオードより放射線の入射側に配置されていることが好ましい。
本発明の放射線画像検出装置によれば、シンチレータの柱状結晶の先端部が表面保護膜に侵入する侵入量をP、画素の受光領域の面積をAとした場合に、0<P/A≦1.4×10−1の関係を満たすことにより、SN比を向上させることができる。
X線画像検出装置の一部破断斜視図である。 X線画像検出装置の概略断面図である。 シンチレータの詳細な構成を示す概略断面図である。 光電変換パネルの素子部の構成を示す回路図である。 柱状結晶の先端部の表面保護膜への侵入量に対するSN比の特性を説明するグラフである。 画素の受光領域の形状を示す概略図である。 侵入量を受光面積で規格化した値に対するSN比のシミュレーション結果を示すグラフである。 表面保護膜の屈折率に対するSN比のシミュレーション結果を示すグラフである。
図1において、X線画像検出装置10は、フラットパネル検出器(FPD)11と、基台12と、電気回路13と、これらを収容する筐体14とで構成されている。筐体14は、天板14aと、扁平した箱形状の本体14bとを有する。
天板14aは、本体14bの上部に形成された開口部14cを封止している。天板14aの上面は、X線発生器(図示せず)から射出され、被写体(患者)の撮影部位を透過したX線が照射される照射面である。このため、天板14aは、X線の透過性が高いカーボン等で形成されている。本体14bはABS樹脂等で形成されている。
X線画像検出装置10は、従来のX線フィルムカセッテと同様に可搬性を有し、X線フィルムカセッテに代えて用いることが可能であり、電子カセッテと称される。
筐体14内には、天板14a側から順に、FPD11、基台12が配置されている。基台12は、筐体14の本体14bに固定されている。FPD11は、基台12上に取り付けられている。電気回路13は、筐体14内の短手方向に沿った一端側に配置されている。電気回路13は、マイクロコンピュータやバッテリ(いずれも図示せず)を収容している。
天板14aには、複数個の発光ダイオード(LED)で構成された表示部15が設けられている。表示部15には、X線画像検出装置10の動作モード(例えば「レディ状態」や「データ送信中」等)や電気回路13内のバッテリの残容量等の動作状態が表示される。なお、表示部15を、LED以外の発光素子や、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等で構成してもよい。
図2において、FPD11は、シンチレータ20と、光電変換パネル21とを有している。シンチレータ20は、支持基板22上に、CsI:Tl(タリウムを添加したヨウ化セシウム)を蒸着することにより形成されたものであり、柱状構造を有する。支持基板22は、例えば、厚みが約300μmのアルミニウムで形成されている。支持基板22のシンチレータ20が形成される表面上には、基板保護膜22aが形成されている。基板保護膜22aは、例えば、厚みが約10μmのポリパラキシレンにより形成されている。このポリパラキシレンとして、より具体的には、パリレンC(日本パリレン株式会社製の商品名;「パリレン」は登録商標)を用いる。
シンチレータ20と支持基板22との外部に露出した表面全体には、シンチレータ20の防湿を図るように表面保護膜23が形成されている。表面保護膜23は、例えば、厚みが約20μmのポリパラキシレンにより形成されている。このポリパラキシレンとして、より具体的には、パリレンC(日本パリレン株式会社製の商品名;「パリレン」は登録商標)を用いる。シンチレータ20の屈折率は1.81であり、基板保護膜22a及び表面保護膜23の屈折率は1.64である。
光電変換パネル21は、シンチレータ20の天板14a側に配置されており、光電変換パネル21とシンチレータ20とは、粘着層24を介して貼り合わされている。粘着層24は、可視光に対して透明な樹脂(例えば、アクリル樹脂)からなり、例えば、約30μmの厚みを有する。また、シンチレータ20、支持基板22、及び粘着層24の側部は、端部封止材25により覆われている。端部封止材25は、紫外線硬化樹脂により形成されている。さらに、光電変換パネル21は、接着層26を介して天板14aに貼り付けられている。
基台12は、本体14bの底面に脚部12aで固定されている。基台12のシンチレータ20とは反対側の面には、光電変換パネル21の駆動及び信号処理等を行う電子基板27が取り付けられている。電子基板27と光電変換パネル21とは、フレキシブルケーブル28を介して電気的に接続されている。
シンチレータ20は、撮影部位を透過して天板14aに照射された後、天板14a、接着層26、光電変換パネル21、粘着層24、表面保護膜23を透過して入射したX線を吸収して可視光を発生する。シンチレータ20により発生された可視光は、表面保護膜23及び粘着層24を透過して光電変換パネル21に入射する。光電変換パネル21は、入射した可視光を電荷に変換し、この電荷に基づいて放射線画像を表す画像データを生成する。
図3において、シンチレータ20は、非柱状結晶30と柱状結晶31とで構成されている。非柱状結晶30は、粒子状であり、支持基板22上の全体に渡って形成されている。柱状結晶31は、非柱状結晶30を基礎として、非柱状結晶30上に、結晶成長されたものである。柱状結晶31は、非柱状結晶30上に複数形成されており、それぞれは互いに空気層32を介して離間している。柱状結晶31の径は、その長手方向に沿ってほぼ均一(数6μm程度)である。
X線は、光電変換パネル21側からシンチレータ20に入射するため、シンチレータ20内での可視光の発生は、主に柱状結晶31の光電変換パネル21側で生じる。シンチレータ20で発生した可視光は、柱状結晶31の光ガイド効果によって柱状結晶31内を光電変換パネル21に向かって伝搬し、先端部31aから光電変換パネル21に向けて射出される。先端部31aは、ほぼ円錐状であり、その頂部の角度が鋭角(例えば、40°〜80°)である。
柱状結晶31で生じた可視光は、光ガイド効果によって支持基板22側へも伝搬する。柱状結晶31内を支持基板22側に向かって伝搬した可視光は、非柱状結晶30に到達し、非柱状結晶30で大部分が反射されて光電変換パネル21側に向かう。このため、シンチレータ20で発生した可視光の損失が少ない。
柱状結晶31の先端部31aは、表面保護膜23に侵入している。この先端部31aの表面保護膜23への侵入量Pは、10μm程度である。先端部31aから光電変換パネル21までの距離は、表面保護膜23の厚みと粘着層24の厚みとを足しあわせた厚みに等しく、約50μmである。
光電変換パネル21は、ガラス基板21aと、ガラス基板21a上に形成された素子部21bとから構成されている。ガラス基板21aは、光電変換パネル21よりX線入射側に配置されており、例えば、700μmの厚みを有する。
図4において、素子部21bは、複数の画素40が2次元マトリクス状に配列することにより構成されている。各画素40は、フォトダイオード(PD)41、キャパシタ42、及び薄膜トランジスタ(TFT)43を有する。PD41は、アモルファスシリコンにより形成され、シンチレータ20から入射した可視光を吸収して電荷を生成する。キャパシタ42は、PD41が生成した電荷を蓄積する。TFT43は、キャパシタ42に蓄積された電荷を各画素40の外部に出力させるためのスイッチング素子である。
各画素40は、ゲート配線44とデータ配線45とに接続されている。ゲート配線44は、行方向に延在し、列方向に複数配列されている。データ配線45は、列方向に延在し、ゲート配線44と交わるように、行方向に複数配列されている。ゲート配線44は、TFT43のゲート端子に接続されている。データ配線45は、TFT43のドレイン端子に接続されている。
ゲート配線44の一端は、ゲートドライバ46に接続されている。データ配線45の一端は、信号処理部47に接続されている。ゲートドライバ46及び信号処理部47は、電子基板27に設けられている。ゲートドライバ46は、各ゲート配線44に順にゲート駆動信号を与え、各ゲート配線44に接続された画素40のTFT43をオンさせる。TFT43がオンすると、キャパシタ42に蓄積された電荷がデータ配線45に出力される。
信号処理部47は、データ配線45ごとに積分アンプ(図示せず)を有している。データ配線45に出力された電荷は、積分アンプにより積分され電圧信号に変換される。また、信号処理部47は、A/D変換器(図示せず)を有しており、各積分アンプにより生成された電圧信号をデジタル信号に変換し、画像データを生成する。
この画像データのSN比が、前述の柱状結晶31の先端部31aの表面保護膜23への侵入量Pに依存して、図5に示すように変化することを本出願人は見出した。具体的には、侵入量PをPD41の受光面積Aで割ったP/Aが、0から臨界点δの範囲内にあるときに、先端部31aが表面保護膜23に侵入していない場合よりSN比が向上する。詳しくは後述するが、臨界点δは、約1.4×10−1である。
このSN比の特性は、2つの要因のクロスオーバによって生じている。第1の要因は、先端部31aが表面保護膜23に侵入せず(P=0)、先端部31aの周囲が空気層32で覆われていると、光ガイド効果により柱状結晶31内を先端部31aに向かって伝搬してきた可視光は、先端部31aから拡散して射出され、先端部31aに対向するPD41に向かわないノイズ成分が多く生じるが、先端部31aが表面保護膜23に侵入すると先端部31aの周囲が、空気層32より屈折率が近い表面保護膜23で覆われ、ノイズ成分が低減(SN比が向上)することである。第2の要因は、侵入量Pが大きくなりすぎると、柱状結晶31の光ガイド効果が薄れて、隣接する柱状結晶31に可視光が伝搬しやすくなり、ノイズ成分が上昇(SN比が低下)することである。
SN比に対するパラメータとして、侵入量Pを受光面積Aで規格化した値(P/A)を用いている理由は、侵入量Pが同じであっても、PD41の受光面積Aが大きくなると、柱状結晶31の先端部31aから射出される可視光がPD41で受光されやすくなり、SN比が低下するためである。本実施形態では、図6に示すように、PD41の受光領域41aは矩形状であり、行方向の長さL、列方向の長さLがそれぞれ約150μmである。なお、画像の鮮鋭度を向上させるには、受光面積Aは小さいほうが好ましい。
本実施形態では、受光面積Aが2.25×10−8であり、侵入量Pが10μmであるため、P/Aは、4.44×10−1である。したがって、本実施形態では、P/Aは、図5に示すグラフのほぼピーク位置であり、SN比が最も向上している。
図7は、P/Aをパラメータとして変化させた場合のシミュレーションによるSN比の算出結果である。このシミュレーションでは、受光領域41aの大きさを変え、L=L=150μmの場合と、L=L=300μmの場合とについてSN比を算出している。なお、シンチレータ20の屈折率は1.81、表面保護膜23の屈折率は1.64としている。
このSN比は、直径6μm、長さ650μmの1つの柱状結晶31に、1つの受光領域41aを対向させた場合に、柱状結晶31から射出される可視光が該受光領域41aで受光される割合を示している。この受光領域41a以外の周囲は、100%吸収体であると仮定し、可視光の反射は考慮していない。
このシミュレーション結果から、P=0の場合と、SN比がほぼ一致するP/Aの値(臨界点δ)は、L=L=150μmと、L=L=300μmとのいずれの場合もほぼ一致し、約1.4×10−1であることが分かる。SN比をP=0の場合より向上させるには、P/Aを、0<P/A≦1.4×10−1の範囲内に設定する必要がある。さらには、0.1×10≦P/A≦1.0×10−1の範囲内に設定することが好ましい。
次に、FPD11の製造方法を説明する。まず、アルミニウム製の支持基板22を用意し、支持基板22上にポリパラキシレンを気相成膜法で成膜することにより、約10μmの厚みを有する基板保護膜22aを形成する。そして、基板保護膜22aが形成された支持基板22を蒸着装置(図示せず)のチャンバー内に入れ、チャンバー内の圧力と基板温度を制御することにより、基板保護膜22a上に、厚みが約650μmのCsI:Tlからなるシンチレータ20を形成する。このシンチレータ20には、柱状結晶31が形成される。
この後、シンチレータ20が基板保護膜22a上に形成された支持基板22を蒸着装置から取り出し、全体にポリパラキシレンを気相成膜法で成膜することにより、約10μmの厚みを有する表面保護膜23を形成する。このとき、ポリパラキシレンの成膜条件を制御することにより、前述の侵入量Pを調整することができる。例えば、侵入量Pが約10μmとなるように成膜条件を制御する。
次いで、光電変換パネル21の素子部21b側の表面に粘着層24を形成し、この粘着層24が表面保護膜23を介して、シンチレータ20の柱状結晶31の先端部31aに対向するように、光電変換パネル21とシンチレータ20とを貼り付ける。そして、シンチレータ20、支持基板22、及び粘着層24の側部を覆うように、紫外線硬化樹脂を形成し、紫外線を照射して効果させることにより、端部封止材25を形成する。以上により、FPD11が完成する。
図8は、P=10μm、L=L=150μm(すなわち、P/A=4.44×10−1)として、表面保護膜23の屈折率nを変化させた場合のシミュレーションによるSN比の算出結果である。ここで、シンチレータ20の屈折率nは、1.81としている。このシミュレーション結果から、表面保護膜23の屈折率nは、1.5≦n≦2.0(すなわち、n−0.3≦n≦n+0.2)の範囲であることが好ましく、この範囲でSN比が向上することが分かる。さらに、表面保護膜23の屈折率nは、1.6≦n≦1.9(すなわち、n−0.2≦n≦n+0.1)の範囲であることが好ましい。
なお、表面保護膜23として、ポリパラキシレン以外の材料を用いる場合には、波長550nmの光に対する透過率が90%以上であることが好ましい。
次に、本実施形態の作用を説明する。X線画像検出装置10を用いて放射線画像の撮影を行うには、撮影者(例えば、放射線技師)は、被写体の撮影部位と基台(図示せず)との間に、天板14aが撮影部位に対向するようにX線画像検出装置10を挿入し、位置調整を行う。
位置調整が終了すると、撮影者は、コンソール(図示せず)を操作して撮影開始を指示する。これにより、X線発生器(図示せず)からX線が射出され、撮影部位を透過したX線がX線画像検出装置10の天板14aに照射される。天板14aに照射されたX線は、天板14a、接着層26、光電変換パネル21、粘着層24、表面保護膜23を透過してシンチレータ20に入射する。
シンチレータ20は、入射したX線を吸収して可視光を発生する。シンチレータ20での可視光の発生は、主に、柱状結晶31内の天板14a側で生じる。柱状結晶31内で発生した光は、各柱状結晶31内を伝搬して、先端部31aから射出され、表面保護膜23及び粘着層24を透過して光電変換パネル21の素子部21bに入射する。
素子部21bに入射した可視光は、画素40毎に電荷に変換され、信号処理部47に出力される。信号処理部47では、各電荷を電圧信号に変換し、これをデジタル化することにより放射線画像を表す画像データを生成する。この画像データは、無線または有線によりコンソールに転送され、この画像データに基づく画像がコンソールに接続されたモニタ(図示せず)等に表示される。
上記実施形態では、X線の入射側から、光電変換パネル21、シンチレータ20の順に配置しているが、これとは逆に、X線の入射側から、シンチレータ20、光電変換パネル21の順に配置してもよい。
また、上記実施形態では、各画素の受光領域41aを正方形状(L=L)としているが、受光領域41aを長方形状(L≠L)としてもよい。さらに、受光領域41aは、矩形状に限られず、その他の多角形状としてもよい。
また、上記実施形態では、シンチレータ20をCsI:Tlで形成しているが、シンチレータ20の形成材料は、柱状結晶31を構成するものであればよく、アルカリ金属のハロゲン化合物に賦活剤を添加したものであればよい。賦活剤としては、タリウム(Tl)、ナトリウム(Na)、ユウロピウム(Eu)、サマリウム(Sm)のうちから1または2以上選択すればよい。
また、上記実施形態では、気相成膜法によりシンチレータ20に表面保護膜23を形成しているが、シート状の耐湿材(例えば、PETシート)をシンチレータ20に貼り合わせることにより表面保護膜23を形成してもよい。この場合には、耐湿材をシンチレータ20に貼り合わせる際の圧力を制御することで、前述の侵入量Pを調整することができる。
また、上記実施形態では、放射線としてX線を用いているが、γ線やα線等、X線以外の放射線を用いてもよい。また、上記実施形態では、本発明を可搬型の放射線画像検出装置である電子カセッテに適用しているが、立位型や臥位型の放射線画像検出装置や、マンモグラフィ装置等にも適用可能である。
10 X線画像検出装置
20 シンチレータ
21 光電変換パネル
21a ガラス基板
21b 素子部
22 支持基板
22a 基板保護膜
23 表面保護膜
24 粘着層
25 端部封止材
30 非柱状結晶
31 柱状結晶
31a 先端部
32 空気層
40 画素
41a 受光領域
42 キャパシタ
43 薄膜トランジスタ

Claims (17)

  1. 複数の柱状結晶を有し、放射線を可視光に変換して前記柱状結晶の先端部から射出するシンチレータと、
    前記シンチレータの表面を覆い、前記柱状結晶の先端部が侵入した表面保護膜と、
    複数の画素を有するとともに、前記柱状結晶の先端部に対向して配置され、前記先端部から射出され前記表面保護膜を透過した可視光を前記各画素の受光領域で検出して電荷に変換する光電変換パネルと、を備え、
    前記先端部の前記表面保護膜への侵入量をP、前記画素の受光領域の面積をAとした場合に、0<P/A≦1.4×10−1の関係を満たす
    ことを特徴とする放射線画像検出装置。
  2. 前記侵入量Pと前記面積Aは、0.1×10≦P/A≦1.0×10−1の関係を満たすことを特徴とする請求項1に記載の放射線画像検出装置。
  3. 前記シンチレータは、アルカリ金属のハロゲン化合物に賦活剤が添加されたもので形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の放射線画像検出装置。
  4. 前記シンチレータは、ヨウ化セシウムに、タリウムが添加されたもので形成されていることを特徴とする請求項3に記載の放射線画像検出装置。
  5. 前記表面保護膜は、ポリパラキシレンにより形成されていることを特徴とする請求項4に記載の放射線画像検出装置。
  6. 前記表面保護膜の屈折率をn、前記シンチレータの屈折率をnとした場合に、n−0.3≦n≦n+0.2の関係を満たすことを特徴とする請求項1から4いずれか1項に記載の放射線画像検出装置。
  7. 前記表面保護膜の屈折率nと、前記シンチレータの屈折率nとは、n−0.2≦n≦n+0.1の関係を満たすことを特徴とする請求項6に記載の放射線画像検出装置。
  8. 前記受光領域は、正方形状であることを特徴とする請求項1から7いずれか1項に記載の放射線画像検出装置。
  9. 前記光電変換パネルの表面に粘着層が形成され、前記シンチレータは、前記粘着層を介して前記光電変換パネルに貼り合わされていることを特徴とする請求項1から7いずれか1項に記載の放射線画像検出装置。
  10. 前記シンチレータを支持する支持基板を備え、前記支持基板は、前記シンチレータに対して、前記光電変換パネルとは反対側に配置されていることを特徴とする請求項9に記載の放射線画像検出装置。
  11. 前記支持基板上に基板保護膜を備え、前記基板保護膜上に前記シンチレータが蒸着形成されていることを特徴とする請求項10に記載の放射線画像検出装置。
  12. 前記シンチレータは、前記基板保護膜上に形成された非柱状結晶と、前記非柱状結晶上に形成された前記柱状結晶とにより形成されていることを特徴とする請求項11に記載の放射線画像検出装置。
  13. 前記支持基板は、アルミニウムにより形成され、前記基板保護膜は、ポリパラキシレンにより形成されていることを特徴とする請求項12に記載の放射線画像検出装置。
  14. 前記シンチレータ、前記支持基板、前記粘着層の側部を覆う端部封止材を備えることを特徴とする請求項13に記載の放射線画像検出装置。
  15. 前記光電変換パネルは、ガラス基板と、前記ガラス上に形成された素子部とを有し、前記素子部は、前記複数の画素を有し、前記シンチレータに対向していることを特徴とする請求項1から14いずれか1項に記載の放射線画像検出装置。
  16. 前記各画素は、可視光を吸収して電荷を生成するフォトダイオードと、前記フォトダイオードが発生した電荷を蓄積するキャパシタと、前記キャパシタに蓄積された電荷を外部に出力させるための薄膜トランジスタとを含むことを特徴とする請求項15に記載の放射線画像検出装置。
  17. 前記光電変換パネルは、前記フォトダイオードより前記放射線の入射側に配置されていることを特徴とする請求項1から16いずれか1項に記載の放射線画像検出装置。
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