JP2013240377A - 車両のシートリクライニング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ベースブラケットとアッパブラケットとの軸方向の間隔を小さくする。
【解決手段】ベースブラケット1に固定されたベース部材4と、アッパブラケット2に固定された蓋体5と、ロックツース6と、該ロックツース6を蓋体5の内歯歯車5eに押圧するカム7と、該カム7を回転付勢するばね8と、ロックツース6のひとつに形成された突起部6bを半径方向に規制する規制ガイド凸部5gとを有し、蓋体5には、内歯歯車5eが形成された円筒部5aと、該円筒部5aから軸方向に突出する第1円形突出部5bと第2円形突出部5cとを設け、第1円形突出部5bの内周面5fには突出量が異なる2種類の規制ガイド凸部5gと低凸部5hを形成する一方、外周面5iにはくぼみ量が異なる第1凹部5jと第2凹部5kとを2種類の凸部と対応する位置に形成し、第1凹部5jと第2凹部5kに、アッパブラケット2の嵌合孔2aの第1凸部2b,第2凸部2cを嵌合した。
【選択図】図1

Description

本発明は、軸方向の取付寸法を小さくした車両のシートリクライニング装置に関する。
車両のシートには、シートクッションに対してシートバックを所定の角度でロックできるようにするため、シートリクライニング装置が設けられている。
従来の車両のシートリクライニング装置としては、例えば特許文献1に記載の発明が知られている。シートクッションに設けられたベースブラケットと、シートバックに設けられたアッパブラケットとがリクライナを介して結合されている。該リクライナは、ベース部材に対して蓋体を、ロックツースによりロック可能に設けたものであり、蓋体には、ロックツースが噛み合う内歯を形成した円筒部と、ロックツースから軸方向へ突出する突起部が半径方向へ移動するのを規制しながら円周方向へガイドする規制ガイド凸部が内周面に形成され、前記円筒部から軸方向へ突出する第1円形突出部と、該第1円形突出部から軸方向へ突出する第2円形突出部が形成されている。そして、該第2円形突出部から更に軸方向へ突出する第3円形突出部として円柱形の複数の小さなエンボス突起が形成され、該複数のエンボス突起がベースブラケットまたはアッパブラケットに形成した孔に嵌合されている。
一方、特許文献2に記載の発明は、前記蓋体の前記第1円形突出部から、軸方向へ突出させてカムを付勢するスプリングを収容するための第2円形突出部が形成され、該第2円形突出部から軸方向へ突出させて第3円形突出部が形成され、該第3円形突出部の外周面に半径方向へ突出する複数の突出部が形成され、該複数の突出部にベースブラケットまたはアッパブラケットが嵌め込まれている。
つまり、いずれも軸方向の第3円形突出部の位置にベースブラケットまたはアッパブラケットが配置されている。
特表2002−521165号公報 特開2003−310376号公報
ところが、特許文献1に記載の車両のシートリクライニング装置は、ベースブラケットとアッパブラケットとの軸方向の間隔が大きいため、ブラケットに倒れが生じてリクライナがこじりを生じ、リクライナの強度が低下する。また、特許文献2に記載の車両のシートリクライニング装置も、ベースブラケットとアッパブラケットとの軸方向の間隔は特許文献1に記載の車両のシートリクライニング装置と略同じであり、リクライナがこじりを生じてリクライナの強度が低下する。
そこで本発明は、上記の課題を解決した車両のシートリクライニング装置を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、シートクッションに設けられたベースブラケットとシートバックに設けられたアッパブラケットとのいずれか一方が固定されたベース部材と、他方に固定され前記ベース部材に対して回動自在な蓋体と、前記ベース部材に半径方向へ移動自在に設けられた複数のロックツースと、該ロックツースを前記蓋体の内周面に形成された内歯歯車に押圧してロックするカムと、該カムをロック方向へ回転付勢する付勢手段と、前記ロックツースのひとつに形成され軸方向へ突出する突起部と、前記蓋体が所定の回動位置では前記ロックツースが前記内歯歯車に噛み合わないように前記突起部を半径方向に規制して円周方向にガイドする規制ガイド凸部とを有する車両のシートリクライニング装置において、
前記蓋体には、前記内歯歯車が形成された円筒部と、該円筒部から軸方向に突出する第1円形突出部と、該第1円形突出部から軸方向に突出する第2円形突出部とを設け、前記蓋体の第1円形突出部の内周面に、半径方向の突出量が異なる2種類の凸部を内側へ向って形成し、該2種類の凸部のうちの突出量が大きい凸部を前記規制ガイド凸部とする一方、
前記蓋体の第2円形突出部の外周面に、半径方向のくぼみ量が異なる2種類の凹部を前記2種類の凸部と対応する位置に内側へ向って形成し、
前記蓋体の第2円形突出部の外周面に形成された前記2種類の凹部に、前記ベースブラケットまたはアッパブラケットの嵌合孔に形成されて前記2種類の凹部と対応する凸部を嵌合したことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の発明において、
前記蓋体における第2円形突出部の外周面であって2種類の凹部が形成されていない部分を、ベースブラケットまたはアッパブラケットに溶接結合したことを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1または2に記載の発明において、
前記第2円形突出部の内側に前記付勢手段を配置したことを特徴とする。
請求項1に係る車両のシートリクライニング装置によれば、蓋体における第2円形突出部の外周面に形成されるブラケットとの結合用の凹部と、蓋体における第1円形突出部の内周面に形成される規制ガイド凸部となる凸部とを円周方向の同じ位置に対応させたことにより、ブラケットと蓋体との軸方向での結合位置を、蓋体における第2円形突出部の位置に設定したので、第3円形突出部の位置に設定した従来の構成に比べてベースブラケットとアッパブラケットとの軸方向の間隔を小さくすることができる。このため、ブラケットの倒れが抑制され、リクライナにこじりが生じにくくリクライナの強度低下が抑制される。
請求項2に係る車両のシートリクライニング装置によれば、蓋体における第2円形突出部の外周面であって最大外径部分を溶接結合するので、溶接による熱影響が蓋体における第1円形突出部の内周面であって最小内径部分である規制ガイド凸部に及ぶのが抑制され、規制ガイド凸部の熱変形が防止される。また、蓋体における第2円形突出部の外周面であって最大外径部分を溶接結合するので、蓋体とベースブラケットまたはアッパブラケットとの結合強度が大きくなる。
請求項3に係る車両のシートリクライニング装置によれば、第2円形突出部の内側に付勢手段を設けたので、付勢すべきカムの近くに付勢手段を配置でき、付勢のための構成が簡単になる。
車両のシートリクライニング装置の断面図(実施の形態)。 図3のA−A矢視図(実施の形態)。 図1の右側面図(実施の形態)。 図1の左側面図(実施の形態)。 車両のシートリクライニング装置の蓋体を破断した状態の正面図(実施の形態)。 ロック状態の作用説明図(実施の形態)。 非ロックのフリー状態にあることを示す作用説明図(実施の形態)。
以下、本発明による車両のシートリクライニング装置の実施の形態を説明する。
(構成)
車両のシートは、シートクッションと該シートクッションに対して回動自在なシートバックとにより構成されており、シートクッションにはベースブラケットが固定され、シートバックにはアッパブラケットが固定されている。そして、図1に示すようにベースブラケット1とアッパブラケット2との間にリクライナ3が設けられている。
図1に示すようにリクライナ3はベース部材4と該ベース部材4に対して回動自在な蓋体5とにより構成されており、ベース部材4がベースブラケット1に固定され、蓋体5がアッパブラケット2に結合されている。ベース部材4には凹部4cが形成される一方、蓋体5は、円筒部5aと、該円筒部5aから軸方向に突出した第1円形突出部5bと、該第1円形突出部5bから軸方向に突出した第2円形突出部5cと、該第2円形突出部5cから軸方向に突出した第3円形突出部5dとから構成されており、円筒部5aがベース部材4の凹部4cに嵌まり込んで、ホルダ12により相対回転自在に保持されている。
前記円筒部5aの内周面には内歯歯車5eが形成され、該内歯歯車5eに噛み合うロックツース6が半径方向へ移動自在に、ベース部材4の凹部4cに3つ設けられている。即ち、図5に示すように3つのロックツース6をガイドするため、ベース部材4には回転中心となる3つの軸部4aとロックツース6の外周部をガイドする3つの外周ガイド部4bとが凹部4cに突出形成されており、軸部4aを中心として回動する夫々のロックツース6には、蓋体5の前記内歯歯車5eに噛み合う外歯6aが形成されている。
該ロックツース6を押し出して、該ロックツース6の外歯6aを前記蓋体5の内周面に形成された内歯歯車5eに押圧するカム7が、3つのロックツース6の間に設けられている。そして、該カム7を回転付勢する付勢手段としてのばね8が、蓋体5の第3円形突出部5dの内側に設けられている。ばね8とカム7との軸方向間には、ばね支持板9が設けられている。
図5に示すように、ばね支持板9は略リング状に形成されており、ばね支持板9には、ばね8の収容空間を形成するため、内周部に2つの立ち上がり部9aが形成され、外周部には4つの立ち上がり部9bが形成されている。ばね支持板9には円周方向に沿って略等間隔に2つの係合孔9cと1つのバネ掛け孔9dとが形成されている。2つの係合孔9cには、図6におけるカム7の円周方向に略等間隔に形成された2つの係合突起7aと1つの遊び穴7bとのうちの、2つの係合突起7aが遊嵌され、ばね支持板9はカム7と一体に回動する。ばね8は、軸方向へ突出する一端部8aが前記外周ガイド部4bのひとつに形成されたバネ掛け穴4dに挿入され、他端部8bがばね支持板9のバネ掛け孔9dとカム7の遊び穴7bに挿入され、カム7の遊び穴7bとの間には遊び空間が存在する。
前記ロックツース6のひとつには軸方向へ突出する突起部6bが形成されている。そして、ベース部材4に対して蓋体5が所定の回動位置にあるときに、前記ロックツース6が前記内歯歯車5eに噛み合わないように、図7に示すように前記突起部6bを半径方向に規制して円周方向にガイドする規制ガイド凸部5gが、蓋体5の内周面に形成されている。なお、前記突起部6bは、3つのロックツース6のうちのひとつに形成されている。ひとつのロックツース6の半径方向外側への移動を規制すれば、カム7の回動が規制され、カム7は残りの2つのロックツース6を押圧することもできないからである。
この規制ガイド凸部5gについて詳細に説明する。図1に示す蓋体5の第1円形突出部5bの内周面には、図6に示すように半径方向の突出量の異なる2種類の凸部が内周面5fから内側(中心部)へ向って円弧状に突出形成され、該2種類の凸部のうちの突出量が大きい凸部が前記規制ガイド凸部5gであり、残りの3つが低凸部5hである。3つの低凸部5hは、ロックツース6の噛み合いを規制するだけの突出量がなく、噛み合いに影響を与えることはない。
一方、図1に示す蓋体5の第2円形突出部5cの外周面には、図3に示すように半径方向のくぼみ量の異なる2種類の凹部が前記2種類の凸部5g,5hと対応する位置に外周面5iから内側(中心部)中心部へ向って円弧状に掘り込み形成され、ひとつの第1凹部5jと3つの第2凹部5kとが形成されている。例えば図3のA−A矢視図を図2に示すように、蓋体5はエンボス加工を行うことにより、円筒部5aに対して図中の右方へ順次に第1円形突出部5b,第2円形突出部5c,第3円形突出部5dが形成されており、図6の突出量の異なる規制ガイド凸部5g,低凸部5hと、図3のくぼみ量の異なる第1凹部5j,第2凹部5kとは、円周方向の同じ位置において内外で対応する位置に配置されている。
図3に示すように、蓋体5における第2円形突出部5cの外周面5iと対応する位置に、アッパブラケット2には嵌合孔2aが形成されており、該嵌合孔2aにおける蓋体5の第1凹部5j,第2凹部5kと対応する位置には、第1凸部2b,第2凸部2cが形成されている。そして、蓋体5における第2円形突出部5cがアッパブラケット2の嵌合孔2aに嵌合され、蓋体5における第2円形突出部5cの外周面5iであって第1凹部5j,第2凹部5kが形成されていない部分が、アッパブラケット2の嵌合孔2aの孔縁に溶接部10を介して溶接結合されている。
図1に示すように、ベース部材4の外部には、軸方向へ突出する円形の突起部4eと楕円形の突起部4fとが3つずつ形成され、図4に示すように該突起部4e,4fはベースブラケット1に形成された孔1a,1bに嵌合され、孔1bの孔縁と突起部4fの外周部が、溶接部11を介して溶接結合されている。
(作用)
次に、車両のシートリクライニング装置の作用を説明する。
図6に示すように、外力を付与しない状態では、ばね8の付勢力がばね支持板9に作用し、該ばね支持板9は係合突起7a・係合孔9cを介してカム7と一体に回動するので、カム7がロックツース6を押し出し、該ロックツース6が軸部4aを中心として時計方向へ回動し、該ロックツース6の外歯6aが蓋体5の内歯歯車5aと噛み合うので、ベース部材4に対して蓋体5の回動が拘束され、リクライナ3がロック状態になる。
図6の状態から図示しない操作レバーを操作し、カム7をばね8の付勢力に抗して反時計方向へ回動させると、カム7が回動し、3つのロックツース6は軸部4aを中心として時計方向へ回動するため、ロックツース6の外歯6aが蓋体5の内歯歯車5aから離れ、ベース部材4に対して蓋体5が開放され、リクライナ3が非ロック状態になる。
非ロック状態のときに、回動する蓋体5の内周面に形成されている規制ガイド凸部5gが、図7に示すように、円周方向でロックツース6の突起部6bと対応する位置を占めると、ロックツース6が半径方向外側へ移動できないので、ロックツース6の外歯6aが内歯歯車5eと噛み合うことができないため、リクライナ3をロックすることができず、非ロックのフリー状態になる。なお、ロックツース6の突起部6bが低凸部5hと対応する位置を占める場合は、ロックツース6の外歯6aは内歯歯車5eと噛み合うことができる。
この実施の形態によれば、図3に示すように蓋体5における第2円形突出部5cの外周面の2種類の第1凹部5j,第2凹部5kにはアッパブラケット2の内周面の2種類の第1凸部2b,第2凸部2cが嵌合され、図6に示すように蓋体5における第1円形突出部5bの内周面の2種類の凸部のうちの半径方向の突出量の大きい凸部は規制ガイド凸部5gとして機能し、ロックツース6から軸方向へ突出する突起部6bが円周方向で規制ガイド凸部5gと対応する位置を占めるときは、突起部6bは規制ガイド凸部5gの内周面に当接し、半径方向外側への移動が規制される。このため、ロックツース6は半径方向外側へ移動することができず、ロックツース6は蓋体5の内歯歯車5eに噛み合うことができないので、シートリクライニング装置がロックされることはない。
この車両のシートリクライニング装置によれば、蓋体5における第2円形突出部5cの外周面に形成される図3のアッパブラケット2との結合用の第1凹部5jと、蓋体5における第1円形突出部5bの内周面に形成される凸部である図6の規制ガイド凸部5gとを円周方向の同じ位置に内外で対応させたことにより、アッパブラケット2と蓋体5との軸方向での結合位置を、蓋体5における第2円形突出部5cの位置に設定したので、第3円形突出部の位置に設定した従来の構成に比べてベースブラケット1とアッパブラケット2との軸方向の間隔を小さくすることができる。図1に示すようにベースブラケット1とアッパブラケット2との軸方向の間隔はTとなる。軸方向の間隔が従来よりも小さくなるので、ブラケットの倒れが抑制され、リクライナ3にこじりが生じにくくリクライナ3の強度低下が抑制される。
この実施の形態によれば、蓋体5における第2円形突出部5cの外周面5iであって2種類の凹部が形成されていない最大外径部分をアッパブラケット2に溶接結合することにより、蓋体5における第2円形突出部5cの外周面であって最小内径部分である第1凹部5jを溶接しないことになり、溶接による熱影響が第1凹部5jと円周方向で対応する最小内径部分の規制ガイド凸部5gに及ぶのが抑制される。
この車両のシートリクライニング装置によれば、蓋体5における第2円形突出部5cの外周面5iであって最大外径部分を溶接結合するので、溶接による熱影響が蓋体5における第1円形突出部5bの内周面であって最小内径部分である規制ガイド凸部5gに及ぶのが抑制され、規制ガイド凸部5gの熱変形が防止される。また、蓋体5における第2円形突出部5cの外周面5iであって最大外径部分を溶接結合するので、蓋体5とアッパブラケット2との結合強度が大きくなる。
この車両のシートリクライニング装置によれば、第2円形突出部5cの内側にばね8を設けたので、付勢すべきカム7の近くにばね8を配置でき、付勢のための構成が簡単になる。
なお、ベース部材4をベースブラケット1に固定し、蓋体5をアッパブラケット2に固定したが、逆の組合せでもよい。蓋体5における第2円形突出部5cの外周面であって第2凹部5kが形成されている部分を、アッパブラケット2に溶接結合することもできる。該第2凹部5kは規制ガイド凸部5gに対して円周方向に離れていて、規制ガイド凸部5gへの熱の影響が少ないからである。
1…ベースブラケット
2…アッパブラケット
2a…嵌合孔
2b…第1凸部
2c…第2凸部
4…ベース部材
5…蓋体
5a…円筒部
5b…第1円形突出部
5c…第2円形突出部
5e…内歯歯車
5g…規制ガイド凸部(凸部)
5h…低凸部
5i…外周面
5j…第1凹部
5k…第2凹部
6…ロックツース
6b…突起部
7…カム
8…ばね(付勢手段)
10…溶接部

Claims (3)

  1. シートクッションに設けられたベースブラケットとシートバックに設けられたアッパブラケットとのいずれか一方が固定されたベース部材と、他方に固定され前記ベース部材に対して回動自在な蓋体と、前記ベース部材に半径方向へ移動自在に設けられた複数のロックツースと、該ロックツースを前記蓋体の内周面に形成された内歯歯車に押圧してロックするカムと、該カムをロック方向へ回転付勢する付勢手段と、前記ロックツースのひとつに形成され軸方向へ突出する突起部と、前記蓋体が所定の回動位置では前記ロックツースが前記内歯歯車に噛み合わないように前記突起部を半径方向に規制して円周方向にガイドする規制ガイド凸部とを有する車両のシートリクライニング装置において、
    前記蓋体には、前記内歯歯車が形成された円筒部と、該円筒部から軸方向に突出する第1円形突出部と、該第1円形突出部から軸方向に突出する第2円形突出部とを設け、
    前記蓋体の第1円形突出部の内周面に、半径方向の突出量が異なる2種類の凸部を内側へ向って形成し、
    該2種類の凸部のうちの突出量が大きい凸部を前記規制ガイド凸部とする一方、
    前記蓋体の第2円形突出部の外周面に、半径方向のくぼみ量が異なる2種類の凹部を前記2種類の凸部と対応する位置に内側へ向って形成し、
    前記蓋体の第2円形突出部の外周面に形成された前記2種類の凹部に、前記ベースブラケットまたはアッパブラケットの嵌合孔に形成されて前記2種類の凹部と対応する凸部を嵌合したことを特徴とする車両のシートリクライニング装置。
  2. 請求項1に記載の発明において、
    前記蓋体における第2円形突出部の外周面であって2種類の凹部が形成されていない部分を、ベースブラケットまたはアッパブラケットに溶接結合したことを特徴とする車両のシートリクライニング装置。
  3. 請求項1または2に記載の発明において、
    前記第2円形突出部の内側に前記付勢手段を配置したことを特徴とする車両のシートリクライニング装置。
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