JP2013240191A - 車両および車両の制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】車載蓄電装置の外部充電と、蓄電装置から電気機器への給電とが可能な車両において、故障発生時のフェールセーフ制御を故障モードに応じて適切に実行する。
【解決手段】充電装置170は、インレット175からの電力によって蓄電装置110を充電する外部充電モードと、蓄電装置110の放電電力を電気機器への供給する給電モードとを切替える。ACリレー195は、外部充電モード時に電力線ACL1,ACL2の接続先を電力線ACL3,ACL4とする第1の状態と、給電モード時に電力線ACL1,ACL2の接続先を電力線ACL5,ACL6とする第2の状態とを切替える。ECU300は、充電装置170の動作モードを切替える際には、ACリレー195の制御の実行時にACリレー195の故障モードを診断し、診断された故障モードに応じて外部充電モードおよび給電モードの実行を許可または禁止する。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両外部の電源からの電力を用いた車載蓄電装置の充電と、車載蓄電装置から電気機器への給電とが可能な車両の制御に関する。
搭載する蓄電装置を商用電源などの車両外部の電源(以下、単に「外部電源」とも称する。)によって充電(以下、単に「外部充電」とも称する。)が可能な車両が注目されている。このような車両には、たとえば電気自動車、ハイブリッド自動車、燃料電池車などが含まれる。その一例として、家屋に設けられたコンセントと車両に設けられた充電口とを充電ケーブルで接続することにより、一般家庭の電源から蓄電装置を充電可能ないわゆる「プラグイン・ハイブリッド車」が知られている。これにより、ハイブリッド自動車の燃料消費効率を高めることが期待できる。
このような外部充電が可能な車両においては、車両を電力供給源として考え、車両外部の一般の電気機器に対して車両から電力を供給する構想が検討されている。また、車両の室内で電気機器を使用する場合の電源として、蓄電装置が使用される場合もある。
特開2008−312395号公報(特許文献1)は、系統電源のコンセントに接続可能なプラグと、家電製品のプラグを接続可能なアダプタとしてのコンセントとを備えたプラグイン・ハイブリッド車を開示する。このプラグイン・ハイブリッド車においては、プラグおよびコンセントは配線を介して双方向インバータに接続され、かつ、この配線の途中には、リレーのc接点で構成されたスイッチが設けられている。スイッチは、リレーがオン状態のときにプラグを双方向インバータと通電可能な状態に保持する。これにより、系統電源からプラグを介して双方向インバータに交流電圧が供給される。一方、スイッチは、リレーがオフ状態のときにコンセントを双方向インバータと通電可能な状態に保持する。これにより、双方向インバータからコンセントを介して家電製品に交流電圧が供給される。
特開2008−312395号公報 特開2011−160604号公報 特開平11−299095号公報 特開2004−098921号公報 特開2010−259274号公報
上記の特許文献1に開示された電源装置においては、スイッチを構成するリレーのオンオフを制御することによって、外部充電と蓄電装置から電気機器への給電とを切替える構成となっている。しかしながら、このような構成では、リレーのc接点が溶着する故障が生じた場合に、プラグとコンセントとがリレーを介して直接的に接続されてしまう虞がある。このような事態となると、系統電源からプラグを介して供給された交流電圧が、リレーを介してコンセントに印加されることになる。家電製品がコンセントに接続されている状態で、家電製品の定格電圧を超える電圧が系統電源からコンセントに印加されると、家電製品に悪影響を与える可能性がある。
この発明はこのような問題点を解決するためになされたものであって、この発明の目的は、電気機器に悪影響が与えることがないように、故障発生時のフェールセーフ制御を故障モードに応じて適切に実行することである。
この発明のある局面では、車両は、再充電可能な蓄電装置と、外部電源からの電力を受けるための受電部と、蓄電装置からの電力を負荷に供給するための給電部と、受電部からの電力を蓄電装置の充電電力に変換する第1のモードと、蓄電装置の放電電力を負荷への供給電力に変換する第2のモードとを切替えて実行可能に構成された電力変換装置と、電力変換装置に接続される第1の電力線対、受電部に接続される第2の電力線対、および給電部に接続される第3の電力線対の間に設けられた切替装置と、電力変換装置および切替装置を制御するための制御装置とを備える。切替装置は、第1のモード時に第1の電力線対の接続先を第2の電力線対とする第1の状態と、第2のモード時に第1の電力線対の接続先を第3の電力線対とする第2の状態とを切替えで切替え可能に構成される。制御装置は、第1のモードおよび第2のモードを切替える際には、第1の状態および第2の状態を切替えるように切替装置を制御し、かつ、切替装置の制御の実行時に切替装置の故障モードを診断する。制御装置は、診断された故障モードに応じて、第1のモードおよび第2のモードの実行を許可または禁止する。
好ましくは、切替装置は、第1の電力線対に接続される第1接点、第2の電力線対に接続される第2接点、および第3の電力線対に接続される第3接点を含む。切替装置は、非通電時に第1接点および第2接点を接続することによって第1の状態となる一方で、通電時に第1接点および第3接点を接続することによって第2の状態となるように構成される。制御装置は、切替装置が、第2接点および第3接点の間が短絡する可能性のある故障モードと診断されたときには、診断時点以降の第2のモードの実行を禁止する。
好ましくは、第2接点および第3接点の間が短絡する可能性のある故障モードは、切替装置が第1の状態に固着する第1の故障モードと、切替装置が第2の状態に固着する第2の故障モードとを含む。制御装置は、切替装置が第1の故障モードと診断されたときには、診断時点以降の第2のモードの実行を禁止する一方で、第1のモードの実行を許可する。
好ましくは、制御装置は、切替装置が第2の故障モードと診断されたときには、診断時点以降の第1のモードおよび第2のモードの実行を禁止する。
好ましくは、制御装置は、切替装置が第2の状態とならない第3の故障モードと診断されたときには、診断時点における第2のモードの実行を禁止する。
好ましくは、制御装置は、切替装置が第1の状態とならない第4の故障モードと診断されたときには、診断時点における第1のモードの実行を禁止する。
この発明の別の局面では、車両の制御方法であって、車両は、再充電可能な蓄電装置と、外部電源からの電力を受けるための受電部と、蓄電装置からの電力を負荷に供給するための給電部と、受電部からの電力を蓄電装置の充電電力に変換する第1のモードと、蓄電装置の放電電力を負荷への供給電力に変換する第2のモードとを切替えて実行可能に構成された電力変換装置と、電力変換装置に接続される第1の電力線対、受電部に接続される第2の電力線対、および給電部に接続される第3の電力線対の間に設けられた切替装置とを含む。切替装置は、第1のモード時に第1の電力線対の接続先を第2の電力線対とする第1の状態と、第2のモード時に第1の電力線対の接続先を第3の電力線対とする第2の状態とを切替えで切替え可能に構成される。制御方法は、第1のモードおよび第2のモードを切替える際には、第1の状態および第2の状態を切替えるように切替装置を制御するステップと、制御するステップによる切替装置の制御の実行時に、切替装置の故障モードを診断するステップと、診断するステップにより診断された故障モードに応じて、第1のモードおよび第2のモードの実行を許可または禁止するステップとを備える。
本発明によれば、外部充電モードと、蓄電装置からの電力を電気機器に供給する給電モードとを切替えるための切替装置の故障モードに応じて故障発生後のフェールセーフ制御を適切に実行することによって、電気機器に悪影響を与えることを回避できる。
本発明の実施の形態による車両の代表例として示されるハイブリッド車両の概略構成図である。 図1に示したACリレーの構成図である(外部充電モード時)。 図1に示したACリレーの構成図である(給電モード時)。 充電装置を給電モードに切替える際のACリレーの故障診断処理を説明するためのタイミングチャートである。 図4に示した故障診断によって診断された故障モードと、故障モードに応じて設定されたフェールセーフ制御とを説明する図である。 充電装置を外部充電モードに切替える際のACリレーの故障診断処理を説明するためのタイミングチャートである。 図6に示した故障診断によって診断された故障モードと、故障モードに応じて設定されたフェールセーフ制御とを説明する図である。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、以下では、図中の同一または相当部分には同一符号を付して、その説明は原則的に繰り返さないものとする。
図1は、本発明の実施の形態による車両の代表例として示されるハイブリッド車両100の概略構成図である。
図1を参照して、ハイブリッド車両100は、エンジン(内燃機関)160と、モータジェネレータ130、135とを搭載する。さらに、ハイブリッド車両100は、モータジェネレータ130,135に対して電力を入出力可能な蓄電装置110を搭載する。
蓄電装置110は、再充電可能な電力貯蔵要素であり、代表的には、リチウムイオン電池やニッケル水素などの二次電池が適用される。ただし、電気二重層キャパシタなどの電池以外の電力貯蔵要素、あるいは、電池以外の電力貯蔵要素と二次電池との組合せによって、蓄電装置110を構成してもよい。図1には、ハイブリッド車両100のうちの蓄電装置110の充放電制御に関連するシステム構成が記載されている。蓄電装置110には、蓄電装置110の電圧VBおよび電流IBを検出するための電池センサ(図示せず)が設けられる。上述のように、蓄電装置110として代表的に二次電池が用いられるため、蓄電装置110の電圧VBおよび電流IBについて、以下では、電池電圧VBおよび電池電流IBとも称する。
エンジン160は、ガソリンや軽油などの燃料の燃焼によって作動する。エンジン160の作動によって生じる動力は、エンジン160の出力軸(クランク軸)と機械的に接続された動力分割機構140へ伝達される。
動力分割機構140は、エンジン160、モータジェネレータ130およびモータジェネレータ135と機械的に接続され、それぞれの間で動力の合成および分配を行なう機構である。一例として、動力分割機構140は、プラネタリキャリア、サンギヤ、リングギヤの三要素からなる遊星歯車機構からなり、それぞれの要素にエンジン160、モータジェネレータ130およびモータジェネレータ135が連結される。そして、エンジン160で発生した動力の一部は、モータジェネレータ135からの動力と合成されて駆動輪150へ伝達されるとともに、その動力の残部は、モータジェネレータ130へ伝達されてモータジェネレータ130によって電力に変換される。
モータジェネレータ130は、エンジン160の作動により生じる動力を受けて発電可能な発電機(ジェネレータ)として作用し、動力分割機構140を介して伝達される回転駆動力を受けて発電する。
一方、モータジェネレータ135は、モータジェネレータ130で発電された電力および蓄電装置110からの電力の少なくとも一方からの電力により駆動力を発生する電動機(モータ)として作用する。モータジェネレータ135で発生した回転駆動力は、動力分割機構140でエンジン160の回転駆動力と合成されて駆動輪150に与えられる。なお、モータジェネレータ135は、運転者のブレーキ操作などの車両制動時において、発電機(ジェネレータ)としても作用し、ハイブリッド車両100の運動エネルギーを電力エネルギーとして蓄電装置110へ回生することもできる。
モータジェネレータ130および135は、一例として、永久磁石が埋設されたロータと中性点でY結線された三相コイルを有するステータとを備える永久磁石型の三相交流同期回転機からなる。
ハイブリッド車両100は、電力制御ユニット(以下、PCU(Power Control Unit)とも称する。)120と、制御装置(以下、ECU(Electronic Control Unitとも称する。)とをさらに備える。
PCU120は、モータジェネレータ130およびモータジェネレータ135と、蓄電装置110との間で双方向に電力変換するように構成される。PCU120は、コンバータ(CONV)121と、モータジェネレータ130および135にそれぞれ対応付けられた第1インバータ(INV1)122および第2インバータ(INV2)123とを含む。
コンバータ121は、蓄電装置110と、第1インバータ122および第2インバータ123の直流リンク電圧を伝達する電力線PL2,NL1との間で、双方向の直流電圧変換を実行するように構成される。すなわち、蓄電装置110の入出力電圧と、電力線PL2,NL1間の直流電圧とは、双方向に昇圧または降圧される。コンバータ121における昇降圧動作は、ECU300からのスイッチング指令PWCに従ってそれぞれ制御される。また、電力線PL2およびNL1の間には、平滑コンデンサC2が接続される。そして、電力線PL2およびNL1間の直流電圧Vhは、電圧センサ125によって検出される。
第1インバータ122および第2インバータ123は、電力線PL2の直流電力と、モータジェネレータ130および135に入出力される交流電力との間の双方向の電力変換を実行する。主として、第1インバータ122は、ECU300からのスイッチング指令PWI1に応じて、エンジン160の出力によってモータジェネレータ130が発生する交流電力を直流電力に変換し、電力線PL2,NL1へ供給する。これにより、車両走行中にも、エンジン160の出力によって蓄電装置110を能動的に充電できる。
また、第1インバータ122は、エンジン160の始動時には、ECU300からのスイッチング指令PWI1に応じて、蓄電装置110からの直流電力を交流電力に変換して、モータジェネレータ130へ供給する。これにより、エンジン160は、モータジェネレータ130をスタータとして始動することができる。
第2インバータ123は、ECU300からのスイッチング指令PWI2に応じて、電力線PL2,NL1を介して供給される直流電力を交流電力に変換して、モータジェネレータ135へ供給する。これによりモータジェネレータ135は、ハイブリッド車両100の駆動力を発生する。
一方、ハイブリッド車両100の回生制動時には、モータジェネレータ135は、駆動輪150の減速に伴って交流電力を発電する。このとき、第2インバータ123は、ECU300からのスイッチング指令PWI2に応じて、モータジェネレータ135が発生する交流電力を直流電力に変換し、電力線PL2,NL1へ供給する。これにより、減速時や降坂走行時に蓄電装置110が充電される。
蓄電装置110とPCU120との間には、電力線PL1,NL1に介挿接続されたシステムメインリレー(以下、SMR(System Main Relay)とも称する。)115が設けられる。SMR115は、ECU300からのリレー制御信号SE1に応答して、オン(閉成)/オフ(開放)される。
ECU300は、ハイブリッド車両100の走行時において、運転者要求に応じた車両駆動力を発生させるために、エンジン160、PCU120、およびモータジェネレータ130,135を制御するための制御装置であり、一例として、CPU(Central Processing Unit)と、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)などのメモリ領域と、入出力インターフェイスとを主体として構成される。この車両駆動力の制御に加えて、ECU300は、蓄電装置110で充放電される電力をも制御する。なお、ECUの少なくとも一部は、電子回路等のハードウェアにより所定の数値・論理演算処理を実行するように構成されてもよい。
ECU300に入力される情報として、図1には、蓄電装置110に設けられた電池センサからの電池電圧VBおよび電池電流IBや、電力線PL2,NL1の線間に配置された電圧センサ125からの直流電圧Vhを例示する。図示しないが、モータジェネレータ130,135の各相の電流検出値やモータジェネレータ130,135の回転角検出値についても、ECU300に入力される。ECU300は、車両走行時には、ハイブリッド車両100が運転者要求に応じた駆動力あるいは制動力を出力するように、エンジン160およびモータジェネレータ130,135の出力を制御する。
さらに、ハイブリッド車両100は、外部電源220からの電力を用いて蓄電装置110を充電する(以下、単に「外部充電」とも称する。)ための構成として、充電リレー(以下、CHRとも称する。)180、充電装置170、およびインレット175をさらに備える。
インレット175は、外部電源220からの電力を受けるために、ハイブリッド車両100のボディに設けられる。インレット175は、外部電源220からの電力を受けるための「受電部」を構成する。インレット175には、充電ケーブル400のコネクタ410が接続される。そして、充電ケーブル400のプラグ420が外部電源220のコンセント210に接続されることによって、外部電源220からハイブリッド車両100へ電力が供給される。なお、充電ケーブル400には、外部電源220からハイブリッド車両100への給電と遮断とを切替えるための充電回路遮断装置(「CCID(Charging Circuit Interrupt Device」とも称される。)440が介挿される。ECU300は、充電ケーブル400の接続状態を示す信号PISWをコネクタ410から受ける。また、ECU300は、充電ケーブル400のCCID440からパイロット信号CPLTを受ける。ECU300は、これらの信号に基づいて充電動作を実行する。
充電装置170は、電力線ACL1,ACL2および電力線ACL3,ACL4を介してインレット175に接続される。また、充電装置170は、電力線PL3およびNL3を介してCHR180に接続される。充電装置170は、たとえば、電力線PL3およびNL3間の直流電力と電力線ACL1およびACL2間の交流電力との間で、双方向の電力変換を実行するAC/DCコンバータによって構成される。充電装置170は、蓄電装置110を外部充電するための「外部充電モード」において、ECU300からの制御信号PWDに応じて、外部電源220から供給された交流電力を蓄電装置110の充電に適した直流電力に変換する。
CHR180に含まれるリレーの一方端は、SMR115を介して蓄電装置110の正極端子および負極端子にそれぞれ接続される。CHR180に含まれるリレーの他方端は、充電装置170に接続された電力線PL3およびNL3にそれぞれ接続される。そして、CHR180は、ECU300からのリレー制御信号SE2に応答して、オン(閉成)/オフ(開放)される。
なお、外部電源220は、代表的には単相交流の商用電源により構成される。したがって、インレット175に供給される交流電圧は、たとえばAC100VまたはAC200V程度である。ただし、商用電源に代えて、もしくは商用電源に加えて、住宅の屋根などに設置された太陽電池パネルによる発電電力によって外部電源の電力が供給されてもよい。すなわち、外部電源の種類は特に限定されるものではない。
また、図1に示す構成に代えて、外部電源220とハイブリッド車両100とを非接触のまま電磁的に結合して電力を供給する構成、具体的には外部電源220側に一次コイルを設けるとともに、ハイブリッド車両100側に二次コイルを設け、一次コイルと二次コイルとの間の相互インダクタンスを利用して電力供給を行なう構成により、外部電源220からの電力を受入れてもよい。
さらに、ハイブリッド車両100は、蓄電装置110からの電力を電気機器に供給するための構成として、アウトレット190と、ACリレー(以下、ACRとも称する)195と、スイッチ185とをさらに備える。
アウトレット190は、ハイブリッド車両100の室外あるいは室内で使用可能な電気機器(以下、単に「電気機器」とも称する。)へ交流電力を供給するための「給電部」を構成する。アウトレット190は、電気機器に接続される電源コネクタと嵌合可能に構成される。なお、アウトレット190は、電気機器を主に車室内で使用することを想定してハイブリッド車両100の室内に設けられてもよいし、電気機器を主に車室外で使用することを想定してハイブリッド車両100のボディに設けられてもよい。
ACR195は、充電装置170に接続された電力線ACL1,ACL2、インレット175に接続された電力線ACL3,ACL4、およびアウトレット190に接続された電力線ACL5,ACL6の間に設けられる。ACR195は、ECU300からのリレー制御信号SEH,SECに基づいて、充電装置170を電力線ACL1,ACL2および電力線ACL3,ACL4を介してインレット175に接続させる状態と、充電装置170を電力線ACL1,ACL2および電力線ACL5,ACL6を介してアウトレット190に接続させる状態とを切替える。
具体的には、ACR195は、ECU300からのリレー制御信号SEH,SECによって制御されることにより、通電状態と非通電状態とが切替えられる。ACR195は、L(論理ロー)レベルのリレー制御信号SEH,SECに応答して非通電状態となる一方で、H(論理ハイ)レベルのリレー制御信号SEH,SECに応答して通電状態となる。
なお、ACR195は、通常の走行を行なう「通常走行モード」、および「外部充電モード」時には、デフォルト状態として非通電状態とされる。これに対して、蓄電装置110からの電力を電気機器に供給するための「給電モード」時には、ACR195は、Hレベルに活性化されたリレー制御信号SEH,SECに応答して、非通電状態から通電状態に切替わる。
そして、ACR195は、非通電時には、充電装置170を、電力線ACL1,ACL2および電力線ACL3,ACL4を介してインレット175に接続する。一方、ACR195は、通電時には、充電装置170を、電力線ACL1,ACL2および電力線ACL5,ACL6を介してアウトレット190に接続する。
なお、給電モード時には、充電装置170は、ECU300からの制御信号PWDに応じて、蓄電装置110から供給された直流電力を電気機器の駆動に適した交流電力に変換する。あるいは、モータジェネレータ130,135により発電されてPCU120で変換された直流電力を交流電力に変換して、負荷へ供給することも可能である。充電装置170によって負荷に供給される交流電圧は、たとえばAC100V程度である。なお、充電装置170は、充電および給電の双方向の電力変換が可能な1つの装置であってもよいし、充電用の装置および給電用の装置を個別の装置として含むものであってもよい。
スイッチ185は、ユーザが給電モードを選択するためのスイッチであって、車室内に設けられる。ユーザは、スイッチ185の操作によって、給電モードを選択することができる。ユーザによる操作に応答してスイッチ185からECU300に対して給電要求REが送出されると、ECU300は、リレー制御信号SEH,SELをHレベルに活性化させることにより、ACR195を通電状態に制御する。一方、スイッチ185から給電要求REが送出されていないときには、ECU300は、デフォルト状態として、Lレベルのリレー制御信号SEH,SECを生成する。
このように、ACR195は、充電装置170とインレット175およびアウトレット190との間の電力伝達経路に設けられ、ECU300からのリレー制御信号SEH,SECに従ったACR195の通電および非通電の切替えによって、インレット175からの受電経路と、アウトレット190への給電経路とを選択的に形成可能に構成される。
図2および図3を参照して、ACR195についてさらに説明する。
ACR195は、電力線ACL1および電力線ACL3,ACL5の間に設けられたリレーACRHと、電力線ACL2および電力線ACL4,ACL6の間に設けられたリレーACRCとを含む。
リレーACRHは、電力線ACL1に接続される接点(第1接点)と、電力線ACL3に接続される接点(第2接点)と、電力線ACL5に接続される接点(第3接点)とを有しており、ECU300からのリレー制御信号SEHに応答して通電状態と非通電状態とが切替わることにより、電力線ACL1と電力線ACL3,ACL5との接続を切替え可能に構成される。具体的には、リレーACRHは、Lレベルのリレー制御信号SEHによって非通電状態とされたとき、第1接点が第2接点(以下、「IN側」とも称する。)にに接続される。リレーACRHの第1接点が「IN側」に接続されると、電力線ACL1が電力線ACL3と電気的に接続される。一方、リレーACRHは、Hレベルのリレー制御信号SEHによって通電状態とされたとき、第1接点が第3接点(以下、「OUT側」とも称する。)に制御される。リレーACRHの第1接点が「OUT側」に制御されると、電力線ACL1が電力線ACL5と電気的に接続される。
リレーACRCは、リレーACRHと同様の構成からなり、電力線ACL2に接続される接点(第1接点)と、電力線ACL4に接続される接点(第2接点)と、電力線ACL6に接続される接点(第3接点)とを有している。リレーACRCは、ECU300からのリレー制御信号SECに応答して通電状態と非通電状態とが切替わることにより、電力線ACL2と電力線ACL4,ACL6との接続を切替え可能に構成される。具体的には、リレーACRCは、Lレベルのリレー制御信号SECによって非通電状態とされたとき、第1接点が第2接点である「IN側」に接続される。リレーACRCの第1接点が「IN側」に接続されると、電力線ACL2が電力線ACL4と電気的に接続される。また、リレーACRCは、Hレベルのリレー制御信号SECによって通電状態とされたとき、第1接点が第3接点である「OUT側」に接続される。リレーACRCの第1接点が「OUT側」に接続されると、電力線ACL2が電力線ACL6と電気的に接続される。
そして、ECU300からのLレベルのリレー制御信号SEH,SECによって、リレーACRH,ACRCの各々の第1接点が「IN側」に制御されることにより、図2に示すように、電力線ACL1,ACL2および電力線ACL3,ACL4によって、インレット175から充電装置170への受電経路が形成される。
これに対して、ECU300からのHレベルのリレー制御信号SEH,SECによってリレーACRH,ACRCの各々の第1接点が「OUT側」に制御されることにより、図3に示すように、電力線ACL1,ACL2および電力線ACL5,ACL6によって、充電装置170からアウトレット190への給電経路が形成される。なお、上述したように、リレーACRH,ACRCの各々は、デフォルト状態(非通電状態)として第1接点が「IN側」に制御されており、ユーザによるスイッチ185の操作に応答して第1接点が「OUT側」に制御される。
しかしながら、リレーACRH,ACRCの少なくとも一方に故障が生じた場合には、リレー制御信号SEH,SECに従ったACR195の切替動作を正常に実行できなくなるため、外部充電モードと給電モードとの切替えが不可能となる。さらには、一方のリレーに故障が生じている状態でACR195の切替動作を実行すると、健全である他方のリレーにおいても故障が生じる可能性がある。例えば、リレーACRH,ACRCの一方において「IN側」と「OUT側」とが短絡する故障が生じている場合、健全な他方のリレーを通電させることによって、この他方のリレーに大きな電流が流れてしまい、その接点間が溶着する可能性がある。これにより、他方のリレーにおいても、「IN側」と「OUT側」とが短絡する故障が生じる虞がある。
そして、リレーACRH,ACRCの各々において「IN側」と「OUT側」とが短絡すると、リレーACRH,ACRCによってインレット175とアウトレット190とが直接的に接続されてしまうため、インレット175に供給される交流電圧(たとえばAC200V)が、電力線ACL3,ACL4および電力線ACL5,ACL6を通じてアウトレット190に印加されることになる。その結果、定格電圧がAC100Vの電気機器がアウトレット190に接続されている状態で、この定格電圧を超える電圧が外部電源220からアウトレット190に供給されると、電気機器に悪影響を与える虞がある。
その一方で、故障発生時の電気機器の安全性を保護するためのフェールセーフ制御として、リレーACRH,ACRCの少なくとも一方に故障が生じたときに直ちに外部充電モードおよび給電モードの双方の実行を禁止する構成とすると、リレーの故障モードによっては、正常に動作できる機会を充電装置170から奪ってしまう可能性がある。例えば、リレーACRHにおいて、第1接点が「OUT側」に閉じることが出来ない状態に固着される故障(以下、「OUT側開固着」とも称する。)が生じた場合、再度リレーACRHの通電を試みることによって、一時的な異物の噛み込み等が解消し、正常な状態に復帰する可能性がある。また、このような「OUT側開固着」が生じている状態では、リレーACRH,ACRCの通電時に「IN側」と「OUT側」とが短絡する可能性が低い。したがって、ACR195を正常復帰させるために、充電装置170の動作を許可することが望ましい。
あるいは、リレーACRH,ACRCの少なくとも一方において、第1接点が「IN側」に閉じた状態に固着される故障(以下、「IN側閉固着」とも称する。)が生じている場合には、この状態で外部充電モードを実行しても、リレーがデフォルト状態(非通電状態)に固定されているため、「IN側」と「OUT側」とが短絡するという不具合に繋がることがない。
したがって、本発明の実施の形態では、ECU300は、外部充電モードおよび給電モードを切替える際に、ACR195の故障を診断する。そして、ECU300は、その診断された故障モードに応じて、外部充電モードおよび給電モードの実行を許可または禁止する。なお、「故障モード」とは、ACR195における故障の態様であって、故障したリレーおよびそのリレーの故障の状態を示すものである。これにより、ECU300は、電気機器の安全性を保護するためのフェールセーフ制御を適切に実行することができる。
以下では、ACR195の故障診断、およびその診断結果である故障モードに基づいて実行されるフェールセーフ制御について、図面を参照して説明する。最初に、充電装置170を外部充電モードから給電モードへ切替える際に実行される、ACR195の故障診断およびフェールセーフ制御について説明する。
(1)給電モード時の故障診断およびフェールセーフ制御
再び図3を参照して、ユーザによる操作に応答してスイッチ185から給電要求REが送出されると、ECU300は、リレー制御信号SEH,SELをHレベルに活性化させることにより、リレーACRH,ACRCを通電状態に制御する。これにより、リレーACRH,ACRCの各々において、第1接点が「OUT側」に制御される。なお、ECU300は、後述する方法によって、リレーACRH,ACRCを交互に通電状態に制御する。
電力線ACL3と電力線ACL4との線間には、電圧センサ310が配置される。電圧センサ310は、電力線ACL3および電力線ACL4の線間の電圧V1を検出し、その検出値をECU300へ出力する。電力線ACL5と電力線ACL6との線間には、電圧センサ320が配置される。電圧センサ320は、電力線ACL5および電力線ACL6の線間の電圧V2を検出し、その検出値をECU300へ出力する。電力線ACL1と電力線ACL2との線間には、電圧センサ330が配置される。電圧センサ33は、電力線ACL1および電力線ACL2の線間の電圧V3を検出し、その検出値をECU300へ出力する。すなわち、ECU300は、電圧センサ310からインレット175への入力電圧V1の検出値を受け、電圧センサ320からアウトレット190への入力電圧V2の検出値を受け、電圧センサ330から充電装置170の出力電圧V3の検出値を受ける。
ECU300は、Hレベルに活性化されたリレー制御信号SEH,SECを交互に出力し、片側のリレーの第1接点が「OUT側」に制御されているときの電圧センサ310,320,330の検出値に基づいて、リレーACRH,ACRCの故障を診断する。
図4は、充電装置170を給電モードに切替える際のACRの故障診断処理を説明するためのタイミングチャートである。
図4を参照して、時刻t0において、外部充電モードが充電装置170の動作モードに選択されているものとする。この時刻t0では、ACR195は非通電状態(デフォルト状態)となっており、リレーACRH,ACRCの各々の第1接点が「IN側」に制御されている。
ここで、ユーザによる操作に応答してスイッチ185から給電要求REが送出されると(時刻t1)、ECU300は、充電装置170の動作モードを外部充電モードから給電モードに切替える。まず、時刻t2において、ECU300は、リレーACRHを通電する(すなわち、第1接点を「OUT側」に制御する)ための指令であるHレベルのリレー制御信号SEHをリレーACRHへ出力する。これにより、リレーACRHの第1接点を「OUT側」に接続させる。なお、時刻t2では、充電装置170による電力変換動作が行なわれていないため、リレーACRHでは、高電圧による電弧を発生させることなく回路を遮断する、いわゆる無電弧開放が実行される。
リレーACRHの第1接点を「OUT側」に接続し、かつ、リレーACRCの第1接点を「IN側」に接続させると、ECU300は、時刻t3から時刻t4までの間、蓄電装置110から供給された直流電力(またはモータジェネレータ130,135により発電されたPCU120で変換された直流電力)を電気機器の駆動に適した交流電力に変換するように、充電装置170における電力変換動作を制御する。充電装置170が電力変換動作(給電動作)を行なうことによって、電力線ACL1およびACL2の線間の電圧V3(すなわち、充電装置170の出力電圧)が変化する。このとき、ECU300は、電圧センサ310,320の検出値V1,V2に基づいてリレーACRH,ACRCの故障を診断する。
具体的には、リレーACRHおよびACRCが正常であって、リレーACRHの第1接点が「OUT側」に接続され、かつ、リレーACRCの第1接点が「IN側」に接続されている場合、充電装置170とインレット175との間の電路、および充電装置170とアウトレット190との間の電路が遮断されているため、電圧センサ310,320の検出値V1,V2は何れも零のままとなる。しかしながら、リレーACRHにおいて、第1接点が「IN側」に閉じた状態に固着される故障(以下、「IN側閉固着」とも称する。)が発生している場合には、充電装置170およびインレット175の間に電路が形成される。そのため、電圧センサ310の検出値V1(=インレット175への入力電圧)は、電圧V3(充電装置170の出力電圧)の変化に応じて変化する(図中の[1]参照)。
あるいは、リレーACRCにおいて、第1接点が「OUT側」に閉じた状態に固着される故障(以下、「OUT側閉固着」とも称する。)が発生している場合には、リレーACRHの第1接点を「OUT側」に接続することによって、充電装置170およびアウトレット190の間に電路が形成される。そのため、電圧センサ320の検出値V2(アウトレット190への入力電圧)は、電圧V3(充電装置170の出力電圧)の変化に応じて変化する(図中の[2]参照)。
ECU300は、充電装置170における電力変換動作を終了した後(時刻t4)、リレーACRHを非通電とする(すなわち、第1接点を「IN側」に制御する)ための指令であるLレベルのリレー制御信号SEHをリレーACRHへ出力する。これにより、リレーACRHの第1接点を無電弧開放によって「IN側」に接続する。
次に、ECU300は、時刻t5において、Hレベルのリレー制御信号SECをリレーACRCへ出力する。これにより、リレーACRCの第1接点を「OUT側」に接続させる。リレーACRHの第1接点を「IN側」に接続し、かつ、リレーACRCの第1接点を「OUT側」に接続させると、ECU300は、時刻t6から時刻t7までの間、充電装置170における電力変換動作(給電動作)を制御する。さらに、ECU300は、電圧センサ310,320の検出値V1,V2に基づいて、リレーACRH,ACRCの故障を診断する。
具体的には、リレーACRCにおいて、第1接点が「IN側」に閉じた状態に固着される故障(IN側閉固着)が発生している場合には、充電装置170およびインレット175の間に電路が形成されるため、電圧センサ310の検出値V1は、電圧V3の変化に応じて変化する(図中の[3]参照)。
あるいは、リレーACRHにおいて、第1接点が「OUT側」に閉じた状態に固着される故障(OUT側閉固着)が発生している場合には、充電装置170およびアウトレット190の間に電路が形成されるため、電圧センサ320の検出値V2は、電圧V3の変化に応じて変化する(図中の[4]参照)。
さらに、ECU300は、リレーACRCの第1接点を「OUT側」に接続させた状態で、Hレベルのリレー制御信号SEHをリレーACRHへ出力すると(時刻t8)、充電装置170における電力変換動作を制御する(時刻t9)。リレーACRHおよびACRCが正常である場合、充電装置170およびアウトレット190の間に電路が形成されることによって、電圧センサ330の検出値V3および電圧センサ320の検出値V2は変化する。しかしながら、リレーACRH,ACRCの一方において、第1接点が「OUT側」に閉じることができない状態に固着される故障(OUT側開固着)が発生している場合、電圧センサ320の検出値V2は零のままとなる(図中の[5]参照)。
あるいは、リレーACRH,ACRCの各々において、第1接点が「IN側」に閉じた状態に固着される故障(IN側閉固着)が発生している場合には、充電装置170およびインレット15の間に電路が形成されるため、電圧センサ310の検出値V1は、電圧V3の変化に応じて変化する(図中の[6]参照)。なお、図4におけるリレーACRHおよびACRCが「IN側閉固着」となる故障とは、給電モードの開始前に正常であったリレーACRH,ACRCが、時刻t9以降における給電モードの実行中に何らかの不具合によって「IN側」に固着されてしまう場合が想定される。
以上説明した処理手順に従ってリレーACRH,ACRCの故障を診断すると、ECU300は、その診断された故障モードに応じたフェールセーフ制御を実行する。
図5は、上記の故障診断によって診断された故障モードと、故障モードに応じて設定されたフェールセーフ制御とを説明する図である。図5には、故障と診断されたリレーおよびその故障モードと、各故障モードに対応付けて設定されたフェールセーフ制御とが示される。なお、故障モードに付与されている番号は、図4にタイミングチャートにおいて、各故障の状態に付された番号と対応している。
図5を参照して、リレーACRHが「IN側閉固着」となる故障モードと診断された場合(図中の[1])、ECU300は、故障と診断された時点以降における給電モードの実行を禁止する。故障したリレーACRHおよび健全なリレーACRCへの通電によって、各リレーにおいて「IN側」および「OUT側」間の短絡が生じるのを未然に防止するためである。
詳細には、リレーACRHの「IN側閉固着」には、厳密には、リレーACRHの第1接点が「IN側」に閉じた状態に固着されている状態の他に、電力線ACL1およびACL3の間に短絡が生じている状態や、電力線ACL1,ACL3およびAL5の間に短絡が生じている状態などが含まれる。このような状態でリレーACRHを通電すると、リレーACRHにおいて「IN側」と「OUT側」とが短絡する可能性がある。さらには、リレーACRHの短絡に起因して、健全なリレーACRCにおいても、通電時に「IN側」と「OUT側」とが短絡する虞がある。各リレーにおいて「IN側」と「OUT側」とが短絡すると、インレット175とアウトレット190とが直接的に接続されるため、アウトレット190に接続された電気機器に悪影響を与えてしまう虞がある。そこで、ECU300は、リレーACRH,ACRCへの通電を阻止するために、給電モードの実行を禁止する。なお、リレーの故障が診断された後、車両のディーラー等で故障したリレーが修理されると、充電装置170に対する給電モードの実行の禁止は解除される。
その一方で、ECU300は、故障と診断された時点以降における外部充電モードの実行を許可する。外部充電モード時には、リレーACRH,ACRCはともに非通電状態とされるため、上述した「IN側」および「OUT側」の間の短絡が生じないことによる。
上記の理由と同様の理由により、リレーACRCが「IN側閉固着」となる故障モードと診断された場合においても(図中の[3])、ECU300は、故障と診断された時点以降における給電モードの実行を禁止する一方で、外部充電モードの実行を許可する。さらに、リレーACRHおよびACRCが「IN側閉固着」となる診断モードと診断された場合にも(図中の[6])、ECU300は、故障と診断された時点以降における給電モードの実行を禁止する一方で、外部充電モードの実行を許可する。
これに対して、リレーACRCが「OUT側閉固着」となる故障モードと診断された場合には(図中の[2])、ECU300は、故障と診断された時点以降における給電モードおよび外部充電モードの実行を禁止する。なお、リレーの故障が診断された後、車両のディーラー等で故障したリレーが修理されると、充電装置170に対する給電モードおよび外部充電モードの実行の禁止は解除される。
リレーACRCの「OUT側閉固着」には、上述した「IN側閉固着」と同様に、リレーACRCの第1接点が「OUT側」に閉じた状態に固着されている状態の他に、電力線ACL2およびACL6の間に短絡が生じている状態や、電力線ACL2,ACL4およびACL6の間に短絡が生じている状態などが含まれる。そのため、リレーACRCの通電によって、リレーACRCの「IN側」と「OUT側」とが短絡する可能性がある。さらに、このリレーACRCの短絡によって健全なリレーACRHにおいても通電時に短絡が生じる虞があることから、ECU300は、給電モードの実行を禁止する。また、リレーACRCが「OUT側閉固着」となる故障モードと診断された場合には、リレーACRHにおいても「OUT側閉固着」となっている可能性が否定できないことから、アウトレット190に接続された電気機器への悪影響を未然に防ぐために、外部充電モードの実行を禁止する。
上記の理由と同様の理由により、リレーACRHが「OUT側閉固着」となる故障モードと診断された場合においても(図中の[4])、ECU300は、故障と診断された時点以降における給電モードおよび外部充電モードの実行を禁止する。
なお、リレーACRH,ACRCの一方が「OUT側開固着」となる故障モードと診断された場合には(図中の[5])、ECU300は、故障と診断された時点における給電モードの実行を禁止する一方で、再度ユーザによる操作に応答してスイッチ185から給電要求REが送出されたときには、給電モードの実行を許可する。また、ECU300は、故障と診断された時点以降における外部充電モードの実行を許可する。これは、上述した「IN側閉固着」および「OUT側閉固着」とは異なり、リレーの通電によって「IN側」と「OUT側」との間の短絡が生じる虞がないことによる。なお、再度の給電要求REに応答して給電モードを実行したときにも、リレーが正常な状態に復帰しない場合には、再び給電モードの実行が禁止されることになる。
なお、図4に示した故障診断処理では、リレーACRH、リレーACRCの順に通電する構成としたが、リレーを通電する順序は、給電モードを実行するごとに入れ替えるものとする。これにより、リレーACRHとリレーACRCとの間で通電回数を平準化させる。
ただし、リレーACRH,ACRCの一方において「OUT側閉固着」となる故障モードと診断されたときには、再度ユーザによる操作に応答してスイッチ185から給電要求REが送出されると、この故障したリレーのみを一時的に通電する。故障したリレーを通電することによって、一時的な異物の噛み込み等が解消し、正常な状態に復帰する可能性があるためである。なお、通電によっても故障したリレーが正常復帰しない場合には、ECU300は、当該リレーの「OUT側閉固着」とする診断結果を確定し、以降の給電モードおよび外部充電モードの実行を禁止する。
(2)外部充電モード時の故障診断およびフェールセーフ制御
再び図2を参照して、ECU300は、スイッチ185からの給電要求REが発せられていないときには、デフォルト状態として、リレーACRH,ACRCを非通電状態とする。これにより、リレーACRH,ACRCの各々において、接点が「IN側」に制御される。
そして、CCID440において、CCIDリレーが閉成されると、外部電源220から車両100へ電力が供給される。ECU300は、外部電源220から電力が供給されたときの電圧センサ310,320,330の検出値に基づいて、リレーACRH,ACRCの故障を診断する。
図6は、充電装置170を外部充電モードに切替える際のACRの故障診断処理を説明するためのタイミングチャートである。
図6を参照して、外部充電モードが充電装置170の動作モードに選択されているものとする。このとき、リレーACRH,ACRCの第1接点はそれぞれ「IN側」に制御されている。
時刻t11において、CCIDリレーが閉成(オン)されると、外部電源220からの交流電力がインレット175を介して電力線ACL3,ACL4に供給される。これにより、電力線ACL3およびACL4の線間の電圧V1(すなわち、インレット175の出力電圧)が変化する。ECU300は、電圧センサ320,330の検出値V2,V3に基づいてリレーACRH,ACRCの故障を診断する。
具体的には、リレーACRHおよびACRCが正常である場合、すなわち、リレーACRH,ACRCの第1接点がそれぞれ「IN側」に接続されている場合には、充電装置170とインレット175との間に電路が形成されるため、電圧センサ330の検出値V3(=充電装置170への入力電圧)は、電圧V1(=インレット175の出力電圧)の変化に応じて変化する。
しかしながら、リレーACRH,ACRCの各々において、第1接点が「OUT側」に閉じた状態に固着される故障(OUT側閉固着)が発生している場合には、「IN側」と「OUT側」とが短絡することによって、インレット175とアウトレット190との間に電路が形成されている可能性がある。そのため、電圧センサ320の検出値V2(=アウトレット190への入力電圧)は、電圧V1の変化に応じて変化する(図中の[7]参照)。
あるいは、リレーACRHおよびACRCのいずれかにおいて、第1接点が「IN側」に閉じない状態に固着される故障(IN側開故障)が発生している場合には、充電装置170とインレット175との間の電路が遮断されるため、電圧センサ133の検出値V3(=充電装置170への入力電圧)は零のままとなる(図中の[8]参照)。
また、リレーACRH,ACRCが正常であるにもかかわらず、CCIDリレーの接点が開放された状態に固着される故障、もしくは、充電ケーブルが断線する故障が発生している場合には、外部電源220とインレット175との間の電路が遮断される。したがって、電圧センサ310の検出値V1(=インレット175の出力電圧)は零のままとなる(図中の[9]参照)。
以上説明した処理手順に従ってリレーACRH,ACRCの故障を診断すると、ECU300は、その診断された故障モードに応じたフェールセーフ制御を実行する。
図7は、上記の故障診断によって診断された故障モードと、故障モードに応じて設定されたフェールセーフ制御とを説明する図である。図7には、故障と診断されたリレーおよびその故障モードと、各故障モードに対応付けて設定されたフェールセーフ制御とが示される。なお、故障モードに付与されている番号は、図6にタイミングチャートにおいて、各故障の状態に付された番号と対応している。
図7を参照して、リレーACRH,ACRCの各々が「OUT側閉固着」となる故障モードと診断された場合(図中の[7])、ECU300は、故障と診断された時点以降における給電モードおよび外部充電モードの実行を禁止する。リレーACRH,ACRCへの通電によって「IN側」および「OUT側」間の短絡が生じるのを防止するためである。また、万一「IN側」と「OUT側」とが短絡している場合には、インレット175とアウトレット190とが直接的に接続されるため、外部充電モードを実行すると、アウトレット190に接続された電気機器に悪影響を与える虞があるためである。なお、「IN側」と「OUT側」との短絡防止の観点から、再度のリレーACRC,ACRCの通電も禁止される。
その一方で、リレーACRH,ACRCのいずれかが「IN側開固着」となる故障モードと診断された場合(図中の[8])には、ECU300は、故障と診断された時点における外部充電モードの実行を禁止する一方で、再度CCIDリレーの閉成による外部充電モードの実行を許可する。上述した「OUT側閉固着」とは異なり、リレーの通電によって「IN側」と「OUT側」との間の短絡が生じる虞がないことによる。なお、再度の外部充電モードを実行したときにも、リレーが正常な状態に復帰しない場合には、再び外部充電モードの実行が禁止されることになる。
なお、CCIDリレーが開固着となる、または、充電ケーブル400が断線する故障モードと診断された場合(図中の[9])には、ECU300は、米国のSAE(Society of Automotive Engineers)や日本電動車両協会等において定められた処理手順に従ったフェールセーフ制御を実行する。
以上説明したように、本発明の実施の形態による車両は、外部充電モードおよび給電モードを切替えるためのリレー(ACR)の故障を診断するとともに、その診断された故障モードに応じて、外部充電モードおよび給電モードの各々の実行を許可または禁止する。これにより、故障発生時における電気機器の安全性を保護するためのフェールセーフ制御を適切に実行することができる。
なお、上記の実施の形態では、車両の一例として、ハイブリッド車両について説明したが、本発明の適用はこのような車両に限定されるものではない。具体的には、車両に搭載された蓄電装置を外部電源からの電力により充電するモードと、蓄電装置からの電力を電気機器に供給するモードとが選択的に適用するための切替装置が搭載されていれば、本発明を適用することが可能である点について確認的に記載する。たとえば、図1とは異なるハイブリッド構成のハイブリッド車両や、電気自動車、燃料電池自動車についても本発明は適用可能である。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
100 ハイブリッド車両、110 蓄電装置、120 PCU、121 コンバータ、122,123 インバータ、130,135 モータジェネレータ、140 動力分割機構、150 駆動輪、160 エンジン、170 充電装置、175 インレット、180 CHR、185 スイッチ、190 アウトレット、195 ACR、210 コンセント、220 外部電源、300 ECU、400 充電ケーブル、410 コネクタ、420 プラグ、440 CCID。

Claims (7)

  1. 再充電可能な蓄電装置と、
    外部電源からの電力を受けるための受電部と、
    前記蓄電装置からの電力を負荷に供給するための給電部と、
    前記受電部からの電力を前記蓄電装置の充電電力に変換する第1のモードと、前記蓄電装置の放電電力を前記負荷への供給電力に変換する第2のモードとを切替えて実行可能に構成された電力変換装置と、
    前記電力変換装置に接続される第1の電力線対、前記受電部に接続される第2の電力線対、および前記給電部に接続される第3の電力線対の間に設けられた切替装置と、
    前記電力変換装置および前記切替装置を制御するための制御装置とを備え、
    前記切替装置は、前記第1のモード時に前記第1の電力線対の接続先を前記第2の電力線対とする第1の状態と、前記第2のモード時に前記第1の電力線対の接続先を前記第3の電力線対とする第2の状態とを切替えで切替え可能に構成され、
    前記制御装置は、前記第1のモードおよび前記第2のモードを切替える際には、前記第1の状態および前記第2の状態を切替えるように前記切替装置を制御し、かつ、前記切替装置の制御の実行時に前記切替装置の故障モードを診断するとともに、診断された故障モードに応じて、前記第1のモードおよび前記第2のモードの実行を許可または禁止する、車両。
  2. 前記切替装置は、前記第1の電力線対に接続される第1接点、前記第2の電力線対に接続される第2接点、および前記第3の電力線対に接続される第3接点を含み、かつ、非通電時に前記第1接点および前記第2接点を接続することによって前記第1の状態となる一方で、通電時に前記第1接点および前記第3接点を接続することによって前記第2の状態となるように構成され、
    前記制御装置は、前記切替装置が、前記第2接点および前記第3接点の間が短絡する可能性のある故障モードと診断されたときには、診断時点以降の前記第2のモードの実行を禁止する、請求項1に記載の車両。
  3. 前記第2接点および前記第3接点の間が短絡する可能性のある故障モードは、前記切替装置が前記第1の状態に固着する第1の故障モードと、前記切替装置が前記第2の状態に固着する第2の故障モードとを含み、
    前記制御装置は、前記切替装置が前記第1の故障モードと診断されたときには、診断時点以降の前記第2のモードの実行を禁止する一方で、前記第1のモードの実行を許可する、請求項2に記載の車両。
  4. 前記制御装置は、前記切替装置が前記第2の故障モードと診断されたときには、診断時点以降の前記第1のモードおよび前記第2のモードの実行を禁止する、請求項3に記載の車両。
  5. 前記制御装置は、前記切替装置が前記第2の状態とならない第3の故障モードと診断されたときには、診断時点における前記第2のモードの実行を禁止する、請求項4に記載の車両。
  6. 前記制御装置は、前記切替装置が前記第1の状態とならない第4の故障モードと診断されたときには、診断時点における前記第1のモードの実行を禁止する、請求項4に記載の車両。
  7. 車両の制御方法であって、
    前記車両は、
    再充電可能な蓄電装置と、
    外部電源からの電力を受けるための受電部と、
    前記蓄電装置からの電力を負荷に供給するための給電部と、
    前記受電部からの電力を前記蓄電装置の充電電力に変換する第1のモードと、前記蓄電装置の放電電力を前記負荷への供給電力に変換する第2のモードとを切替えて実行可能に構成された電力変換装置と、
    前記電力変換装置に接続される第1の電力線対、前記受電部に接続される第2の電力線対、および前記給電部に接続される第3の電力線対の間に設けられた切替装置とを含み、
    前記切替装置は、前記第1のモード時に前記第1の電力線対の接続先を前記第2の電力線対とする第1の状態と、前記第2のモード時に前記第1の電力線対の接続先を前記第3の電力線対とする第2の状態とを切替えで切替え可能に構成され、
    前記制御方法は、
    前記第1のモードおよび前記第2のモードを切替える際には、前記第1の状態および前記第2の状態を切替えるように前記切替装置を制御するステップと、
    前記制御するステップによる前記切替装置の制御の実行時に、前記切替装置の故障モードを診断するステップと、
    前記診断するステップにより診断された故障モードに応じて、前記第1のモードおよび前記第2のモードの実行を許可または禁止するステップとを備える、車両の制御方法。
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