JP2013231871A - 光スキャナーおよび画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型化、薄型化を図ることができる光スキャナーおよび画像形成装置を提供すること。
【解決手段】光スキャナー1は、第1の軸および第3の軸周りに搖動可能な可動板11と、第1の軸部と、第2の軸周りに搖動可能な1対の駆動板16a、16bと、1対の第2の軸部と、1対の屈曲部14a、14bと、1対の連結部13a、13bと、第1永久磁石と、1対の第2永久磁石と、コイル30と、コイル30に電圧を印加する電圧印加手段とを備え、電圧印加手段は、第1周波数の第1の電圧と、第2周波数の第2の電圧とを重畳し、その重畳された電圧をコイル30に印加することにより、可動板11を第1周波数で第1の軸周りに搖動させるとともに、各駆動板16a、16bを第2周波数で第2の軸周りに搖動させ、該搖動によって各屈曲部14a、14bを屈曲させることにより、可動板11を第2周波数で第3の軸周りに搖動させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、光スキャナーおよび画像形成装置に関するものである。
例えば、プロジェクター、レーザープリンター等にて光走査により描画を行うための光スキャナーとして、捩り振動子で構成されたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
従来の光スキャナーは、例えば、光反射性を有する光反射部を備え、第1の軸周りに揺動可能な可動板と、前記可動板の前記第1の軸に沿う方向の両端に接続された第1の軸部材と、前記可動板を囲んでおり、前記第1の軸部材が接続され、前記第1の軸に直交する第2の軸周りに搖動可能な枠状部材と、前記枠状部材の前記第2の軸に沿う方向の両端に接続された第2の軸部材と、前記可動板に配置された第1磁性材料と、前記枠状部材に配置された第2磁性材料と、前記第1磁性材料に作用する磁界を発生する第1コイルと、前記第2磁性材料に作用する磁界を発生する第2コイルとを備えている。そして、第1コイルおよび第2コイルにそれぞれ所定の周波数の電圧を印加することにより、可動板を第1の軸周りに揺動させるとともに、第2の軸周りに揺動させることができる。
しかしながら、従来の光スキャナーでは、コイルが2つ必要であるので、光スキャナーが大型化するという問題がある。また、枠状部材上にコイルを配置するため振動する部分の慣性モーメントが増大し、消費電力の増加及び、コイルの発熱による振動する部分の変形が問題となる。
特開2003−29190号公報
本発明の目的は、小型化、薄型化を図ることができる光スキャナーおよび画像形成装置を提供することにある。
このような目的は、下記の本発明により達成される。
本発明の光スキャナーは、光反射性を有する光反射部を備え、第1の軸および前記第1の軸と方向の異なる第3の軸周りに搖動可能な可動板と、
前記可動板の前記第1の軸に沿う方向の両端に接続された第1の軸部と、
前記第1の軸と方向の異なる第2の軸周りに搖動可能な1対の駆動板と、
前記各駆動板の前記第2の軸に沿う方向の両端に接続された1対の第2の軸部と、
前記第1の軸部に接続され、前記可動板の厚さ方向に屈曲可能な1対の屈曲部と、
前記各屈曲部と、前記各駆動板とをそれぞれ連結する1対の連結部と、
前記可動板に配置され、一方の磁極と他方の磁極とが前記第1の軸を挟んで配置された第1永久磁石と、
前記各駆動板にそれぞれ配置され、一方の磁極と他方の磁極とが前記第2の軸を挟んで配置された1対の第2永久磁石と、
前記可動板および前記各駆動板に対向して配置され、電圧の印加により前記第1永久磁石および前記各第2永久磁石に作用する磁界を発生するコイルと、
前記コイルに電圧を印加する電圧印加手段と、を備え、
前記電圧印加手段は、第1周波数の第1の電圧を発生させる第1電圧発生部と、前記第1周波数と周波数の異なる第2周波数の第2の電圧を発生させる第2電圧発生部と、前記第1の電圧と前記第2の電圧とを重畳する電圧重畳部とを備え、前記電圧重畳部で重畳された電圧を前記コイルに印加することにより、前記可動板を前記第1周波数で前記第1の軸周りに搖動させるとともに、前記各駆動板を前記第2周波数で前記第2の軸周りに搖動させ、該搖動によって前記各屈曲部を屈曲させることにより、前記可動板を前記第2周波数で前記第3の軸周りに搖動させるよう構成されていることを特徴とする。
これにより、可動板を異なる2つの軸周りに揺動させることができる光スキャナーにおいて、装置の小型化、薄型化を図ることができる。
本発明の光スキャナーでは、前記第1永久磁石および前記各第2永久磁石は、それぞれ、長手形状をなしており、
前記第1永久磁石の軸線と前記各第2永久磁石の軸線との少なくとも一方が、前記第1の軸に対して傾斜していることが好ましい。
これにより、第1永久磁石の軸線と第2永久磁石の軸線とを直交させない配置をとることができ、これによって、第1永久磁石用の硬磁性体を可動板に設置し、第2永久磁石用の硬磁性体を駆動板に設置した状態で、着磁を確実に行うことができる。
本発明の光スキャナーでは、前記第1周波数は、前記第2周波数よりも高いことが好ましい。
これにより、より確実かつ円滑に、可動板を第1周波数で第1の軸周りに搖動させるとともに、第2周波数で第3の軸周りに搖動させることができる。
本発明の光スキャナーでは、前記第1周波数は、前記可動板、前記第1永久磁石および前記第1の軸部で構成される振動系の前記第1の軸周りのねじり共振周波数と等しいことが好ましい。
これにより、可動板の第1の軸周りの回動角を大きくすることができる。
本発明の光スキャナーでは、前記第2周波数は、前記1対の駆動板の一方、前記1対の第2の磁石の一方、前記1対の第2の軸部の一方、前記1対の連結部の一方および前記1対の屈曲部の一方で構成される振動系の前記第2の軸周りのねじり共振周波数よりも低いことが好ましい。
これにより、可動板を第3の軸周りに非共振状態で搖動させることができる。
本発明の光スキャナーでは、前記コイルの中心軸と、前記可動板の中心軸とが一致していることが好ましい。
これにより、可動板を円滑に搖動することができる。
本発明の光スキャナーでは、前記コイルが設置され、前記第1永久磁石および前記各第2永久磁石に対向する部位を有するヨークを備えることが好ましい。
これにより、より大きな磁界を第1永久磁石および第2永久磁石に作用させることができる。
本発明の光スキャナーでは、前記各駆動板は、前記可動板を挟んで、前記第1の軸上に配置されていることが好ましい。
これにより、装置をさらに薄くすることができる。
本発明の光スキャナーでは、前記各屈曲部は、それぞれ、前記可動板の厚さ方向の一方側に凸のV字状となるように屈曲する第1の変形と、他方側に凸のV字状となるように屈曲する第2の変形とをし得ることが好ましい。
これにより、より確実かつ円滑に、可動板を第3の軸周りに搖動させることができる。
本発明の光スキャナーでは、前記各屈曲部のうちの一方の前記屈曲部が前記第1の変形をし、他方の前記屈曲部が前記第2の変形をした状態と、前記一方の屈曲部が前記第2の変形をし、前記他方の屈曲部が前記第1の変形をした状態とを交互に繰り返すことにより、前記可動板が前記第3の軸周りに搖動することが好ましい。
これにより、より確実かつ円滑に、可動板を第3の軸周りに搖動させることができる。
本発明の光スキャナーでは、前記各屈曲部は、それぞれ、前記第1の軸方向および前記第2の軸方向に交互に延在して蛇行する部位を有していることが好ましい。
これにより、屈曲部は、より確実に屈曲することができ、また、可動板、第1永久磁石および第1の軸部で構成される振動系と、駆動板、第2の軸部、第2の磁石、連結部および屈曲部で構成される振動系とをより確実に分離することができる。
本発明の光スキャナーでは、前記各屈曲部は、それぞれ、前記第1の軸方向に延在する複数の延在部と、前記第2の軸方向に延在する複数の延在部とを有し、前記各延在部は、それぞれ、中心軸まわりに捩じり変形可能であるとともに湾曲変形可能であることが好ましい。
これにより、屈曲部は、より確実に屈曲することができ、また、可動板、第1永久磁石および第1の軸部で構成される振動系と、駆動板、第2の軸部、第2の磁石、連結部および屈曲部で構成される振動系とをより確実に分離することができる。
本発明の光スキャナーでは、前記第2の軸と前記第3の軸は、平行であることが好ましい。
これにより、より確実かつ円滑に、可動板を第3の軸周りに搖動させることができる。
本発明の画像形成装置は、光を出射する光源と、
前記光源からの光を走査する光スキャナーと、を備え、
前記光スキャナーは、
光反射性を有する光反射部を備え、第1の軸および前記第1の軸と方向の異なる第3の軸周りに搖動可能な可動板と、
前記可動板の前記第1の軸に沿う方向の両端に接続された第1の軸部と、
前記第1の軸と方向の異なる第2の軸周りに搖動可能な1対の駆動板と、
前記各駆動板の前記第2の軸に沿う方向の両端に接続された1対の第2の軸部と、
前記第1の軸部に接続され、前記可動板の厚さ方向に屈曲可能な1対の屈曲部と、
前記各屈曲部と、前記各駆動板とをそれぞれ連結する1対の連結部と、
前記可動板に配置され、一方の磁極と他方の磁極とが前記第1の軸を挟んで配置された第1永久磁石と、
前記各駆動板にそれぞれ配置され、一方の磁極と他方の磁極とが前記第2の軸を挟んで配置された1対の第2永久磁石と、
前記可動板および前記各駆動板に対向して配置され、電圧の印加により前記第1永久磁石および前記各第2永久磁石に作用する磁界を発生するコイルと、
前記コイルに電圧を印加する電圧印加手段と、を備え、
前記電圧印加手段は、第1周波数の第1の電圧を発生させる第1電圧発生部と、前記第1周波数と周波数の異なる第2周波数の第2の電圧を発生させる第2電圧発生部と、前記第1の電圧と前記第2の電圧とを重畳する電圧重畳部とを備え、前記電圧重畳部で重畳された電圧を前記コイルに印加することにより、前記可動板を前記第1周波数で前記第1の軸周りに搖動させるとともに、前記各駆動板を前記第2周波数で前記第2の軸周りに搖動させ、該搖動によって前記各屈曲部を屈曲させることにより、前記可動板を前記第2周波数で前記第3の軸周りに搖動させるよう構成されていることを特徴とする。
これにより、装置の小型化、薄型化を図ることができる。
本発明の光スキャナーの実施形態を示す平面図である。 図1に示す光スキャナーの断面図(図1中のA−A線での断面図)である。 図1に示す光スキャナーの屈曲部の斜視図である。 図1に示す光スキャナーの駆動を説明する図である。 図1に示す光スキャナーの駆動を説明する図である。 図1に示す光スキャナーが備える駆動手段の電圧印加手段を示すブロック図である。 図6に示す第1の電圧発生部および第2の電圧発生部での発生電圧の一例を示す図である。 本発明の画像形成装置の実施形態を模式的に示す図である。
以下、本発明の光スキャナーおよび画像形成装置の好適な実施形態について、添付図面を参照しつつ説明する。
<第1実施形態>
まず、本発明の光スキャナーの第1実施形態について説明する。
図1は、本発明の光スキャナーの実施形態を示す平面図、図2は、図1に示す光スキャナーの断面図(図1中のA−A線での断面図)、図3は、図1に示す光スキャナーの屈曲部の斜視図、図4および図5は、図1に示す光スキャナーの駆動を説明する図、図6は、図1に示す光スキャナーが備える駆動手段の電圧印加手段を示すブロック図、図7は、図6に示す第1の電圧発生部および第2の電圧発生部での発生電圧の一例を示す図である。
なお、以下では、説明の便宜上、図1中の右側を「右」、左側を「左」と言い、図2中の上側を「上」、下側を「下」、右側を「右」、左側を「左」と言う。
また、各図に示すように互いに直交する3軸を、X軸、Y軸およびZ軸とし、非駆動状態の可動板の面と、X軸およびY軸で形成される面とが一致し(平行であり)、可動板の厚さ方向とZ軸とが一致するようにする。
また、X軸を第1の軸とし、Y軸に平行なY2軸、Y3軸をそれぞれ第2の軸とし、Y軸に平行なY1軸を第3の軸とする。
また、以下では、X軸に平行な方向を「X軸方向」と言い、Y軸に平行な方向を「Y軸方向」と言い、Z軸に平行な方向を「Z軸方向」と言う。また、X軸に平行な軸の軸周りを「X軸周り」と言い、Y軸に平行な軸の軸周りを「Y軸周り」と言う。特に、Y1軸の軸周りを「Y1軸周り」と言い、Y2軸の軸周りを「Y2軸周り」と言い、Y3軸の軸周りを「Y3軸周り」と言う。
図1および図2に示すように、光スキャナー1は、可動板本体110および光反射性を有する光反射部12を備える可動板11と、可動板11の両端に接続された軸部(第1の軸部)13a、13bと、各軸部13a、13bに接続され、可動板11の厚さ方向に屈曲可能な1対の屈曲部14a、14bと、1対の駆動板16a、16bと、1対の屈曲部14a、14bと1対の駆動板16a、16bとをそれぞれ連結する1対の連結部15a、15b、1対の駆動板16a、16bの両端に接続された1対の軸部(第2の軸部)17a、17b、17c、17dと、支持枠19と、可動板11に配置された永久磁石(第1永久磁石)20cと、1対の駆動板16a、16bに配置された1対の永久磁石(第2永久磁石)20a、20bと、ホルダー18と、コイル30およびヨーク31を有する磁界発生部32と、コイル30に電圧を印加する電圧印加手段40とを備えている。光反射部12は、可動板本体110の上面(ホルダー18と反対側の面)に設けられている。
可動板11と、永久磁石20cと、軸部13a、13bとで、軸部13a、13b(第1の軸)を回動軸とする第1の振動系が構成される。
また、駆動板16aと、永久磁石20aと、軸部17a、17bと、屈曲部14aと、連結部15aとで、軸部17a、17b(第2の軸)を回動軸とする第2の振動系が構成される。同様に、駆動板16bと、永久磁石20bと、軸部17c、17dと、屈曲部14bと、連結部15bとで、軸部17c、17d(第2の軸)を回動軸とする第2の振動系が構成される。
支持枠19は、可動板11、駆動板16a、16b等を支持する機能を有し、この支持枠19は、ホルダー(支持部)18に支持されている。ホルダー18の形状は、図示の構成では、凹状、すなわち上側が開放した箱状をなし、また、平面視で四角形をなしている。なお、ホルダー18の形状は、これに限定されない。
可動板11は、支持枠19(ホルダー18)内に配置されている。この可動板11は、平板状をなしている。また、可動板11の光反射部12は、例えば、可動板本体110の上面に金、銀、アルミニウム等の金属膜などを蒸着等により形成することにより得られる。
また、可動板11の形状は、図示の構成では、平面視で円形をなしているが、これに限定されず、平面視で、例えば、楕円形、四角形等の多角形であってもよい。
駆動板16a、16bは、それぞれ、支持枠19内に配置されている。この駆動板16a、16bは、可動板11を挟んで、図1に示すX軸(第1の軸)上に配置されている。これにより、光スキャナー1の図1に示すY軸(第2の軸)方向の厚さを薄くすることができる。なお、この駆動板16aは可動板の左側に位置し、16bは、可動板11の右側に位置している。
また、駆動板16a、16bの形状は、それぞれ、図示の構成では、平面視で四角形をなしているが、これに限定されず、平面視で、例えば、円形、楕円形、五角形等の他の多角形であってもよい。
軸部13a、13b、17a、17b、17c、17dは、それぞれ、弾性変形可能である。
軸部17a、17bは、駆動板16aを図1に示すY2軸(第2の軸)周りに回動(搖動)可能とするように、駆動板16aと支持枠19とを連結している。この場合、軸部17a、17bは、支持枠19のY軸に沿う方向の両端に接続され、駆動板16aを支持枠19に両持ち支持する。
同様に、軸部17c、17dは、駆動板16bを図1に示すY3軸(第2の軸)周りに回動(搖動)可能とするように、駆動板16bと支持枠19とを連結している。この場合、軸部17c、17dは、支持枠19のY軸に沿う方向の両端に接続され、駆動板16bを支持枠19に両持ち支持する。
可動板11に接続された軸部13aの左側の端部には、屈曲部14aの一方の端部が接続されている。なお、屈曲部14aについては、後で詳述する。
連結部15aは、軸状をなし、剛性を有している。連結部15aの一方の端部は、駆動板16aに接続され、他方の端部は、屈曲部14aの他方の端部に接続され、この連結部15aにより、屈曲部14aと駆動板16aとが連結されている。
同様に、可動板11に接続された軸部13bの右側の端部には、屈曲部14bの一方の端部が接続されている。なお、屈曲部14bについては、後で詳述する。
連結部15bは、軸状をなし、剛性を有している。連結部15bの一方の端部は、駆動板16bに接続され、他方の端部は、屈曲部14bの他方の端部に接続され、この連結部15bにより、屈曲部14bと駆動板16bとが連結されている。
これら軸部13a、13b、屈曲部14a、14b、連結部15a、15bは、X軸に沿って配置されており、可動板11を駆動板16a、16bに両持ち支持する。
そして、軸部13a、13bは、それぞれ、可動板11を図1に示すX軸(第1の軸)周りに回動(搖動)可能とするように、可動板11と屈曲部14a、14bとを連結している。この場合、軸部13a、13bは、可動板11のX軸に沿う方向の両端に接続され、可動板11を屈曲部14a、14bに両持ち支持する。
なお、可動板11の中心は、図1の平面視にて、X軸とY1軸の交点上に位置し、駆動板16aの中心は、図1の平面視にて、X軸とY2軸の交点上に位置し、駆動板16bの中心は、図1の平面視にて、X軸とY3軸の交点上に位置している。また、軸部13a、13bの軸線は、X軸と一致し、軸部17a、17bの軸線は、Y2軸と一致し、軸部17c、17dの軸線は、Y3軸と一致している。
可動板11、軸部13a、13b、屈曲部14a、14b、連結部15a、15b、駆動板16a、16b、軸部17a、17b、17c、17d、支持枠19は、例えばシリコンを主材料として一体に形成されている。シリコンを主材料とすることにより、優れた回動特性を実現できるとともに、優れた耐久性を発揮することができる。また、微細な処理(加工)が可能であり、光スキャナー1の小型化を図ることができる。なお、SOI基板等の積層構造を有する基板を用いてこれらを形成してもよく、この場合、可動板11、軸部13a、13b、屈曲部14a、14b、連結部15a、15b、駆動板16a、16b、軸部17a、17b、17c、17d、支持枠19が一体となるように、積層構造基板の1つの層で形成するのが好ましい。
ホルダー18は、例えば、ガラスやシリコンを主材料として構成されている。軸部17a、17b、17c、17dと支持枠19との接合方法は、特に限定されず、例えば接着剤を用いて接合してもよいし、陽極接合により接合してもよい。また、例えば、軸部17a、17b、17c、17dと支持枠19との間にSiOを主材料として構成されたSiO層が介在していてもよい。
次に、屈曲部14a、14bについて説明する。
屈曲部14aは、可動板11の厚さ方向に屈曲可能であるとともに、永久磁石20cと、軸部13a、13bとで構成される第1の振動系と、駆動板16aと、永久磁石20aと、軸部17a、17bと、屈曲部14aと、連結部15aとで構成される第2の振動系とを分離する機能を有している。
同様に、屈曲部1bは、可動板11の厚さ方向に屈曲可能であるとともに、第1の振動系と、駆動板16bと、永久磁石20bと、軸部17c、17dと、屈曲部14bと、連結部15bとで構成される第2の振動系とを分離する機能を有している。
本実施形態では、図1に示すように、屈曲部14a、14bは、それぞれ、X軸方向およびY軸方向に交互に延在するように蛇行したミアンダー構造をなしている。これら屈曲部14a、14bは、互いに同様の構成であるため、以下では、屈曲部14aについて代表して説明し、屈曲部14bについては、その説明を省略する。なお、屈曲部14a、14bは、それぞれ、可動板11の厚さ方向に屈曲可能であれば、前記形状に限定されないことは、言うまでもない。
図3に示すように、屈曲部14aは、軸部13aに接続され、Y軸方向に延在する第1の延在部141と、第1の延在部141の端部からX軸方向に向けて延出する第2の延在部142と、第2の延在部142の端部からY軸方向に向けて延出する第3の延在部143と、第3の延在部143の端部からX軸方向に向けて延出する第4の延在部144と、第4の延在部144の端部からY軸方向に延出する第5の延在部145と、第5の延在部145の端部からX軸方向に延出する第6の延在部146とを有している。
X軸方向に延在する3つの延在部142、144、146のうちの第6の延在部146は、XY平面視(図1の平面視)にてX軸上に設けられており、第2の延在部142および第4の延在部144は、XY平面視にて、X軸に対して互いに反対側に設けられている。なお、第2の延在部142および第4の延在部144のX軸との離間距離は互いに等しいことが好ましい。
一方、Y軸方向に延在する3つの延在部141、143、145のうちの第3の延在部143は、XY平面視にて、X軸を跨いで設けられており、第1の延在部141および第5の延在部145は、XY平面視にて、X軸に対して互いに反対側に設けられている。なお、これら3つの延在部141、143、145は、X軸方向に等ピッチで並んでいるのが好ましい。すなわち第1の延在部141と第3の延在部143の離間距離と、第3の延在部143と第5の延在部145の離間距離が等しいことが好ましい。
以上説明した6つの延在部141〜146は、それぞれ、その中心軸まわりに捩じり変形可能であり、また湾曲変形可能でもある。
このような屈曲部14aでは、各延在部141〜146が捩じり変形および湾曲変形の少なくとも一方の変形をすることにより、第3の延在部143を軸にして屈曲することができ、また、軸部13aの捩じり変形により生じる応力を緩和することができる。
本実施形態では、屈曲部14bは、屈曲部14aを図1中180°回転させた構成となっている。すなわち、屈曲部14aと屈曲部14bとは、可動板11に対して回転対称、すなわち、可動板11の中心に対して点対称になっている。
なお、屈曲部14aは、6本の延在部がX軸方向とY軸方向に交互に延在する構成であるが、延在部の本数は、これに限定されず、例えば、10本や14本であってもよい。ただし、X軸方向に延在する複数の延在部のうち、X軸に対して一方側にある延在部の数と、他方側にある延在部の数とが等しいことが好ましい。
図1および図2に示すように、駆動板16a、16bの下面(ホルダー18と対向する面)には、1対の永久磁石20a、20bが設けられており、可動板11の下面(光反射部12とは反対側の面)には、永久磁石20cが設けられている。なお、永久磁石20a、20bと駆動板16a、16bとの接合方法、永久磁石20cと可動板11との接合方法は、それぞれ、特に限定されず、例えば接着剤を用いて接合することができる。
また、ホルダー18の底部の上面には、永久磁石20a、20bおよび20cに作用する磁界を発生するコイル30およびそのコイル30が設置されたヨーク(磁心)31を有する磁界発生部32が設けられている。コイル30の中心軸は、Z軸と平行であり、図1に示す平面視でコイル30の中心を貫く軸である。また、可動板11の中心軸は、Z軸と平行であり、図1に示す平面視で可動板11の中心を貫く軸である。このコイル30の中心軸と、可動板11の中心軸とは、一致している。
ヨーク31は、上方に向かって突出した3つの突出部311、312、313を有しており、コイル30は、中央の突出部312に巻回されている。この磁界発生部32は、永久磁石20a、20b、20cに対向するように、すなわち、永久磁石20a、20b、20cの直下に配置されている。具体的には、永久磁石20aに突出部311が対向し、永久磁石20bに突出部313が対向し、永久磁石20cに突出部312が対向している。すなわち、永久磁石20aの直下に突出部311が位置し、永久磁石20bの直下に突出部313が位置し、永久磁石20cの直下に突出部312が位置している。これにより、コイル30で発生する磁界を効率的に永久磁石20a、20b、20cに作用させ、より大きな磁界を永久磁石20a、20bおよび20cに作用させることができる。これにより、光スキャナー1の省電力化および小型化を図ることができる。
このような磁界発生部32のコイル30は電圧印加手段40に電気的に接続されている。永久磁石20a、20b、20c、磁界発生部32および電圧印加手段40によって可動板11および駆動板16a、16bを回動させる駆動手段が構成される。
なお、磁界発生部32において、ヨーク31が省略されていてもよい。
永久磁石20a、20bは、それぞれ、長手形状、図示の構成では、板状でかつ真っ直ぐな棒状をなしており、その長手方向に磁化されている。すなわち、永久磁石20aのS極とN極とを結ぶ線分の方向が、永久磁石20aの長手方向と一致している。換言すれば、永久磁石20aのS極とN極とを結ぶ線分が、永久磁石20aの軸線と一致している。永久磁石20bについても同様である。
永久磁石20aと永久磁石20bとは、形状、寸法等が異なっていてもよいが、本実施形態では、永久磁石20aと永久磁石20bとは、形状および寸法が同一に設定されている。なお、永久磁石20a、20bの形状は、それぞれ、長手形状であれば、特に限定されるものではない。
以下、永久磁石20a、20bについて詳細に説明するが、永久磁石20aと永久磁石20bとは同様であるので、代表的に、永久磁石20aについて説明し、永久磁石20bについては説明を省略する。
永久磁石20aは、その両極がY2軸を挟んで配置されている。すなわち、永久磁石20aは、両端部(各磁極)が、Y2軸で分割される2つの領域に位置するように配置されている。また、平面視にて、永久磁石20aの中心は、Y2軸上に位置している。そして、永久磁石20aは、その軸線がX軸およびY2軸に対して傾斜するように配置されている。
ここで、後述するように、永久磁石20cは、その軸線がX軸に対して直交するように配置されているので、永久磁石20aの軸線の軸線がX軸に対して傾斜していることにより、永久磁石20aの軸線と、永久磁石20cの軸線とは直交しない。これによって、永久磁石20a用の着磁前の硬磁性体および永久磁石20c用の着磁前の硬磁性体をそれぞれ駆動板16aおよび可動板11に設置した状態で、各硬磁性体の着磁を確実に行うことができる。
また、Y1軸、すなわち軸部17a、17bの軸線と、永久磁石20aの軸線とのなす角(Y1軸に対する永久磁石20aの軸線の傾斜角)θは、特に限定されないが、30°以上60°以下であるのが好ましく、45°以上60°以下であることがより好ましく、45°であるのがさらに好ましい。このように永久磁石20aを設けることで、円滑かつ確実に駆動板16aをY1軸の周りに回動させることができ、前記着磁を確実に行うことができる。
なお、永久磁石20aの傾斜角θと、永久磁石20bの傾斜角θとは、同一でもよく、また、異なっていてもよいが、本実施形態では、同一に設定されている。すなわち、永久磁石20a、20bは、それぞれの軸線が互いに平行となるように配置されている。そして、本実施形態では、永久磁石20a、20bは、平面視にて、永久磁石20aと永久磁石20bとが可動板11の中心に対して点対称となるように配置されている。なお、永久磁石20aのN極と永久磁石20bのS極とが点対称となり、永久磁石20aのS極と永久磁石20bのN極とが点対称となっている。
また、永久磁石20cは、長手形状、図示の構成では、板状でかつ真っ直ぐな棒状をなしており、その長手方向に磁化されている。すなわち、永久磁石20cのS極とN極とを結ぶ線分の方向が、永久磁石20cの長手方向と一致している。換言すれば、永久磁石20cのS極とN極とを結ぶ線分が、永久磁石20cの軸線と一致している。なお、永久磁石20cの形状は、長手形状であれば、特に限定されるものではない。
この永久磁石20cは、その両極がX軸を挟んで配置されている。そして、永久磁石20cは、その軸線がX軸に対して直交するように配置されている。また、永久磁石20cは、両極がY1軸を挟んで配置されている。すなわち、永久磁石20cは、両端部(各磁極)が、X軸で分割される2つの領域に位置するように配置されている。永久磁石20cの軸線がX軸に対して直交していることにより、円滑かつ確実に可動板11をX軸の周りに回動させることができる。すなわち、駆動の際、可動板11に撓みが生じることを防止または抑制することができ、また、可動板11がその面内において回動するモードが生じることを防止または抑制することができる。また、可動板11のX軸周りの回動角を大きくすることができる。
また、永久磁石20cは、平面視にて、X軸、すなわち軸部13a、13bの軸線に対して線対称となるように配置されている。これにより、駆動の際、可動板11に撓みが生じることを防止または抑制することができ、また、可動板11がその面内において回動するモードが生じることを防止または抑制することができる。
また、永久磁石20cは、平面視にて、Y1軸に対して線対称となるように配置されており、平面視で、その中心が可動板11の中心と一致している。これにより、駆動の際、可動板11に撓みが生じることを防止または抑制することができ、また、可動板11がその面内において回動するモードが生じることを防止または抑制することができる。
なお、本実施形態では、永久磁石20a、20bは、駆動板16a、16bの下面(ホルダー18と対向する面)に設けられているが、これに限らず、永久磁石20aは、駆動板16aの上面(光反射部12が設けられている側の面)に設けられていてもよく、また、駆動板16aの下面と上面の両方に設けられていてもよい。同様に、永久磁石20bは、駆動板16bの上面に設けられていてもよく、また、駆動板16bの下面と上面の両方に設けられていてもよい。なお、永久磁石20aが駆動板16aの上面に設けられる場合は、永久磁石20bも駆動板16bの上面に設けられることが好ましく、また、永久磁石20aが駆動板16aの下面と上面の両方に設けられる場合は、永久磁石20bも駆動板16bの下面と上面の両方に設けられることが好ましい。
永久磁石20a、20b、20cとしては、例えば、ネオジム磁石、フェライト磁石、サマリウムコバルト磁石、アルニコ磁石、ボンド磁石などの硬磁性体を着磁したものを好適に用いることができる。また、硬磁性体を着磁して永久磁石20a、20b、20cとする際は、着磁前の硬磁性体を駆動板16a、16bおよび可動板11に設置した後に着磁を行う。既に着磁がなされて永久磁石20a、20b、20cとなったものを駆動板16a、16bおよび可動板11に設置しようとすると、永久磁石20a、20b、20cを駆動板16a、16bおよび可動板11上に配置した際に、永久磁石20a、20b、20cのうちのいずれか2つまたは3つが磁力によって引き寄せ合い、その力によって駆動板16a、16bおよび可動板11の構造が破壊されたり、また、永久磁石20a、20b、20cのうちのいずれか2つまたは3つが吸着し、永久磁石20a、20b、20cを設置できないからである。
なお、この光スキャナー1では、永久磁石20a、20bの軸線と永久磁石20cの軸線とが直交していないので、前記着磁を確実に行うことができる。
また、この光スキャナー1では、電圧印加手段40により磁界発生部32のコイル30に電圧が印加されることで、その磁界発生部32からX軸およびY軸に直交する磁束を有する磁界が発生する。
電圧印加手段40は、図6に示すように、駆動板16a、16bをY2軸、Y3軸周りに回動させるための第2の電圧V2を発生させる第2の電圧発生部42と、可動板11をX軸周りに回動させるための第1の電圧V1を発生させる第1の電圧発生部41と、第1の電圧V1と第2の電圧V2とを重畳し、その電圧をコイル30に印加する電圧重畳部43とを備えている。
第2の電圧発生部42は、図7(a)に示すように、周期T2で周期的に変化する第2の電圧V2(垂直走査用電圧)を発生させるものである。
第2の電圧V2は、鋸波のような波形をなしている。そのため、光スキャナー1は効果的に光を垂直走査(副走査)することができる。なお、第2の電圧V2の波形は、これに限定されない。ここで、第2の電圧V2の周波数(第2周波数)(1/T2)は、垂直走査に適した周波数であれば、特に限定されないが、30〜120Hz(60Hz程度)であるのが好ましい。
本実施形態では、第2の電圧V2の周波数は、前述した第2の振動系のねじり共振周波数(共振周波数)と異なる周波数、すなわち、前記ねじり共振周波数よりも小さい周波数となるように調整されている。
一方、第1の電圧発生部41は、図7(b)に示すように、周期T2と異なる周期T1で周期的に変化する第1の電圧V1(水平走査用電圧)を発生させるものである。
第1の電圧V1は、正弦波のような波形をなしている。そのため、光スキャナー1は効果的に光を主走査することができる。なお、第1の電圧V1の波形は、これに限定されない。
このような第1の電圧V1の周波数(第1周波数)は、第2の電圧V2の周波数(第2周波数)よりも大きいことが好ましい。すなわち、周期T1は、周期T2よりも短いことが好ましい。これにより、より確実かつより円滑に、可動板11をX軸周りに第1周波数で回動させつつ、駆動板16a、16bをY2軸、Y3軸周りに第2周波数で回動させることで可動板11をY1軸周りに第2周波数で回動させることができる。
また、第1周波数は、第2周波数と異なり、かつ、水平走査に適した周波数であれば、特に限定されないが、10〜40kHzであるのが好ましい。このように、第1の電圧V1の周波数を10〜40kHzとし、前述したように第2の電圧V2の周波数を60Hz程度とすることで、ディスプレイでの描画に適した周波数で、可動板11を互いに直交する2軸(X軸およびY1軸)のそれぞれの軸周りに回動させることができる。ただし、可動板11をX軸周りに回動させることができ、駆動板16a、16bをY2軸、Y3軸周りに回動させることができれば、第1の電圧V1の周波数と第2の電圧V2の周波数との組み合わせは、特に限定されない。
本実施形態では、第1周波数は、前述した第1の振動系のねじり共振周波数(f1)と等しくなるように設定されている。つまり、第1の振動系は、そのねじり共振周波数f1が水平走査に適した周波数になるように設計(製造)されている。これにより、可動板11のX軸周りの回動角を大きくすることができる。また、第2周波数は、前述した第2の振動系のねじり共振周波数(f2)の10分の1以下であることが望ましい。第2の振動系を非共振状態(振幅ゲインが1)で駆動するためには、第2周波数はf2の10分の1以下に設定する必要がある。10分の1より大きい周波数で駆動すると、第2の振動系の共振を起こす可能性があるからである。
また、第1周波数は、第2の振動系を非共振状態(振幅ゲインが1)で駆動するため、第2周波数の10倍以上に設定することが望ましい。第1周波数が第2周波数に対して10倍未満であると、第1の電圧V1をコイル30に印加した時に、第2の振動系も回転運動してしまい、駆動信号のクロストークが発生してしまう。なお、上述のように、第2周波数はf2の10分の1以下が望ましいので、これらの関係から第1周波数は第2周波数よりも大きいことが望ましい。
また、第2の振動系のねじり共振周波数をf2[Hz]とし、第1の振動系のねじり共振周波数をf1[Hz]としたとき、f1とf2とが、f1>f2の関係を満たすことが好ましく、f1≧10f2の関係を満たすことがより好ましい。これにより、より円滑に、可動板11をX軸周りに第1の電圧V1の周波数で回動させつつ、駆動板16a、16bをY2軸、Y3軸周りに第2周波数で回動させることで可動板11をY1軸周りに第2周波数で回動させることができる。f1≦f2とした場合は、第2周波数による第1の振動系の振動が起こる可能性がある。
このような第1の電圧発生部41および第2の電圧発生部42は、それぞれ、制御部7に接続され、この制御部7からの信号に基づき駆動する。このような第1の電圧発生部41および第2の電圧発生部42には、電圧重畳部43が接続されている。
電圧重畳部43は、コイル30に電圧を印加するための加算器43aを備えている。加算器43aは、第1の電圧発生部41から第1の電圧V1を受けるとともに、第2の電圧発生部42から第2の電圧V2を受け、これらの電圧を重畳しコイル30に印加するようになっている。
次に、光スキャナー1の駆動方法について説明する。なお、本実施形態では、前述したように、第2の電圧V2の周波数は、第2の振動系のねじり共振周波数よりも小さい値に設定されており、第1の電圧V1の周波数は、第1の振動系のねじり共振周波数と等しく、かつ、第2の電圧V2の周波数よりも大きくなるように設定されている(例えば、第2の電圧V2の周波数が60Hzで、第1の電圧V1の周波数が18kHz)。
例えば、図7(a)に示すような第2の電圧V2と、図7(b)に示すような第1の電圧V1とを電圧重畳部43にて重畳し、重畳した電圧をコイル30に印加する。
すると、第2の電圧V2によって、駆動板16a、16bと永久磁石20a、20bのN極との接合部付近、および可動板11と永久磁石20cのN極との接合部付近をコイル30に引き付けようとするとともに、駆動板16a、16bと永久磁石20a、20bのS極との接合部付近、および可動板11と永久磁石20cのS極との接合部付近をコイル30から離間させようとする磁界(この磁界を「磁界A1」という)と、駆動板16a、16bと永久磁石20a、20bのN極との接合部付近、および可動板11と永久磁石20cのN極との接合部付近をコイル30から離間させようとするとともに、駆動板16a、16bと永久磁石20a、20bのS極との接合部付近、および可動板11と永久磁石20cのS極との接合部付近をコイル30に引き付けようとする磁界(この磁界を「磁界A2」という)とが交互に切り換わる。
ここで、上述したように、永久磁石20a、20bは、それぞれの端部(磁極)が、Y2軸、Y3軸で分割される2つの領域に位置するように配置される。すなわち図1の平面視において、Y2軸、Y3軸を挟んで一方側に永久磁石20a、20bのN極が位置し、他方側にS極が位置している。そのため、磁界A1と磁界A2とが交互に切り換わることで、軸部17a、17b、17c、17dを捩れ変形させつつ、駆動板16a、16bが、第2の電圧V2の周波数でY2、Y3軸周りに回動する。
具体的には、第2の電圧V2の印加により、磁界発生部32のヨーク31の突出部311、313がS極となる第1の状態と、突出部311、313がN極となる第2の状態とが交互にかつ周期的に切り替わる。
この場合、図4に示す第1の状態では、永久磁石20aのN極が突出部311に引き付けられるとともにS極が突出部311から遠ざかるため、軸部17a、17bを捩じり変形させつつ、駆動板16aがその上面を可動板11側に向けるようにY2軸まわりに回動し、傾斜する。これとともに、永久磁石20bのN極が突出部313に引き付けられるとともにS極が突出部313から遠ざかるため、軸部17c、17dを捩じり変形させつつ、駆動板16bがその下面を可動板11側に向けるようにY3軸まわりに回動し、傾斜する。すなわち、駆動板16a、16bがともに図4中時計回りに回動し、傾斜する。
この駆動板16a、16bの傾斜とともに、連結部15aは、可動板11側の端が下側を向くように傾斜し、連結部15bは、可動板11側の端が上側を向くように傾斜する。これにより、連結部15a、15bの可動板11側の端同士がZ軸方向にずれた状態となる。
そして、連結部15a、15bの可動板2側の端同士がZ軸方向にずれることによって、屈曲部14aがその下側が凸となるように屈曲するとともに、屈曲部14bがその上側が凸となるように屈曲し、軸部13a、13bおよび可動板11が一体的に図4中反時計回りに回動し、傾斜する。
このように、第1の状態では、屈曲部14aは、図4において、下側(可動板11の厚さ方向の他方側)に凸のV字状に変形(第2の変形)するとともに、屈曲部14bは、図4において、上側(可動板11の厚さ方向の一方側)に凸のV字状に変形(第1の変形)することにより、Y1軸を中心として、可動板11が図4中反時計回りに回動し、傾斜する。
一方、図5に示す第2の状態では、前述した第1の状態と逆の変形が起こる。すなわち、第2の状態では、屈曲部14aは、図5において、上側に凸のV字状に変形するとともに、屈曲部14bは、図5において、下側に凸のV字状に変形することにより、Y1軸を中心として、可動板11が図5中時計回りに回動し、傾斜する。
このような第1の状態と、第2の状態とを交互に切り替えることによって、可動板11をY1軸まわりに回動させることができる。
なお、この第2の電圧V2では、可動板11は、X軸まわりには、回動しない。
一方、第1の電圧V1によって、駆動板16a、16bと永久磁石20a、20bのN極との接合部付近、および可動板11と永久磁石20cのN極との接合部付近をコイル30に引き付けようとするとともに、駆動板16a、16bと永久磁石20a、20bのS極との接合部付近、および可動板11と永久磁石20cのS極との接合部付近をコイル30から離間させようとする磁界(この磁界を「磁界B1」という)と、駆動板16a、16bと永久磁石20a、20bのN極との接合部付近、および可動板11と永久磁石20cのN極との接合部付近をコイル30から離間させようとするとともに、駆動板16a、16bと永久磁石20a、20bのS極との接合部付近、および可動板11と永久磁石20cのS極との接合部付近をコイル30に引き付けようとする磁界(この磁界を「磁界B2」という)とが交互に切り換わる。
ここで、上述したように、永久磁石20cは、それぞれの端部(磁極)が、X軸で分割される2つの領域に位置するように配置される。すなわち図1の平面視において、X軸を挟んで一方側に永久磁石20cのN極が位置し、他方側にS極が位置している。そのため、磁界B1と磁界B2とが交互に切り換わることで、軸部13a、13bを捩れ変形させつつ、可動板11が第1の電圧V1の周波数でX軸まわりに回動する。
なお、第1の電圧V1によっては、駆動板16a、16bは、回動しない。
以上説明したように、この光スキャナー1によれば、可動板11を異なる2つの軸周り、すなわちX軸およびY1軸周りに回動(揺動)させることができる。そして、コイル30の数が1つであり、また、駆動板16a、16bが、可動板11を挟んで、X軸上に配置されているので、小型化を図ることができ、特に、光スキャナー1のY軸方向の厚さを薄くすることができる。
なお、本実施形態では、永久磁石20a、20b、20cのうち、永久磁石20a、20bが、X軸に対して傾斜するように配置されているが、これに限らず、永久磁石20cの軸線と、永久磁石20a、20bの軸線との少なくとも一方が、X軸に対して傾斜していればよい。例えば、永久磁石20a、20bの軸線のみが、X軸に対して傾斜していてもよく、また、永久磁石20a、20b、20cが、X軸に対して傾斜していてもよい。
以上説明したような光スキャナー1は、光反射部12を備えているため、例えば、レーザープリンター、バーコードリーダー、走査型共焦点レーザー顕微鏡、プロジェクター、ヘッドアップディスプレイ(HUD)、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)のようなイメージング用ディスプレイ等の画像形成装置が備える光スキャナーに好適に適用することができる。その結果、優れた描画特性を有する画像形成装置を提供することができる。
<画像形成装置の実施形態>
図8は、本発明の画像形成装置の実施形態を模式的に示す図である。
本実施形態では、画像形成装置の一例として、光スキャナー1をイメージング用ディスプレイの光スキャナーとして用いた場合を説明する。なお、スクリーンSの長手方向を「横方向」といい、長手方向に直角な方向を「縦方向」という。また、X軸、すなわち回動中心軸XがスクリーンSの横方向と平行であり、Y軸、すなわち回動中心軸YがスクリーンSの縦方向と平行である。
画像形成装置(プロジェクター)9は、レーザーなどの光を照出する光源装置(光源)91と、複数のダイクロイックミラー92、92、92と、光スキャナー1とを有している。
光源装置91は、赤色光を照出する赤色光源装置911と、青色光を照出する青色光源装置912と、緑色光を照出する緑色光源装置913とを備えている。
各ダイクロイックミラー92は、赤色光源装置911、青色光源装置912、緑色光源装置913のそれぞれから照出された光を合成する光学素子である。
このようなプロジェクター9は、図示しないホストコンピューターからの画像情報に基づいて、光源装置91(赤色光源装置911、青色光源装置912、緑色光源装置913)から照出された光をダイクロイックミラー92で合成し、この合成された光が光スキャナー1によって2次元走査され、スクリーンS上でカラー画像を形成するように構成されている。
2次元走査の際、光スキャナー1の可動板11の、回動中心軸Y回りの回動により光反射部12で反射した光がスクリーンSの横方向に走査(主走査)される。一方、光スキャナー1の可動板11の、回動中心軸X回りの回動により光反射部12で反射した光がスクリーンSの縦方向に走査(副走査)される。
なお、図8中では、ダイクロイックミラー92で合成された光を光スキャナー1によって2次元的に走査した後、その光を固定ミラーKで反射させてからスクリーンSに画像を形成するように構成されているが、固定ミラーKを省略し、光スキャナー1によって2次元的に走査された光を直接スクリーンSに照射してもよい。
以上、本発明の光スキャナーおよび画像形成装置について、図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、本発明の光スキャナーおよび画像形成装置では、各部の構成は、同様の機能を発揮する任意の構成のものに置換することができ、また、任意の構成を付加することもできる。
1…光スキャナー 11…可動板 110…可動板本体 12…光反射部 13a、13b…軸部 14a、14b…屈曲部 141〜146…延在部 15a、15b…連結部 16a、16b…駆動板 17a、17b、17c、17d…軸部 18…ホルダー 19…支持枠 20a、20b、20c…永久磁石 30…コイル 31…ヨーク 311、312、313…突出部 32…磁界発生部 40…電圧印加手段 41…第1の電圧発生部 42…第2の電圧発生部 43…電圧重畳部 43a…加算器 7…制御部
9…プロジェクター 91…光源装置 911…赤色光源装置 912…青色光源装置
913…緑色光源装置 92…ダイクロイックミラー A1、A2…磁界 B1、B2…磁界 K…固定ミラー S…スクリーン T1、T2…周期 V1、V2…電圧

Claims (14)

  1. 光反射性を有する光反射部を備え、第1の軸および前記第1の軸と方向の異なる第3の軸周りに搖動可能な可動板と、
    前記可動板の前記第1の軸に沿う方向の両端に接続された第1の軸部と、
    前記第1の軸と方向の異なる第2の軸周りに搖動可能な1対の駆動板と、
    前記各駆動板の前記第2の軸に沿う方向の両端に接続された1対の第2の軸部と、
    前記第1の軸部に接続され、前記可動板の厚さ方向に屈曲可能な1対の屈曲部と、
    前記各屈曲部と、前記各駆動板とをそれぞれ連結する1対の連結部と、
    前記可動板に配置され、一方の磁極と他方の磁極とが前記第1の軸を挟んで配置された第1永久磁石と、
    前記各駆動板にそれぞれ配置され、一方の磁極と他方の磁極とが前記第2の軸を挟んで配置された1対の第2永久磁石と、
    前記可動板および前記各駆動板に対向して配置され、電圧の印加により前記第1永久磁石および前記各第2永久磁石に作用する磁界を発生するコイルと、
    前記コイルに電圧を印加する電圧印加手段と、を備え、
    前記電圧印加手段は、第1周波数の第1の電圧を発生させる第1電圧発生部と、前記第1周波数と周波数の異なる第2周波数の第2の電圧を発生させる第2電圧発生部と、前記第1の電圧と前記第2の電圧とを重畳する電圧重畳部とを備え、前記電圧重畳部で重畳された電圧を前記コイルに印加することにより、前記可動板を前記第1周波数で前記第1の軸周りに搖動させるとともに、前記各駆動板を前記第2周波数で前記第2の軸周りに搖動させ、該搖動によって前記各屈曲部を屈曲させることにより、前記可動板を前記第2周波数で前記第3の軸周りに搖動させるよう構成されていることを特徴とする光スキャナー。
  2. 前記第1永久磁石および前記各第2永久磁石は、それぞれ、長手形状をなしており、
    前記第1永久磁石の軸線と前記各第2永久磁石の軸線との少なくとも一方が、前記第1の軸に対して傾斜している請求項1に記載の光スキャナー。
  3. 前記第1周波数は、前記第2周波数よりも高い請求項1または2に記載の光スキャナー。
  4. 前記第1周波数は、前記可動板、前記第1永久磁石および前記第1の軸部で構成される振動系の前記第1の軸周りのねじり共振周波数と等しい請求項1ないし3のいずれかに記載の光スキャナー。
  5. 前記第2周波数は、前記1対の駆動板の一方、前記1対の第2の磁石の一方、前記1対の第2の軸部の一方、前記1対の連結部の一方および前記1対の屈曲部の一方で構成される振動系の前記第2の軸周りのねじり共振周波数よりも低い請求項1ないし4のいずれかに記載の光スキャナー。
  6. 前記コイルの中心軸と、前記可動板の中心軸とが一致している請求項1ないし5のいずれかに記載の光スキャナー。
  7. 前記コイルが設置され、前記第1永久磁石および前記各第2永久磁石に対向する部位を有するヨークを備える請求項1ないし6のいずれかに記載の光スキャナー。
  8. 前記各駆動板は、前記可動板を挟んで、前記第1の軸上に配置されている請求項1ないし7のいずれかに記載の光スキャナー。
  9. 前記各屈曲部は、それぞれ、前記可動板の厚さ方向の一方側に凸のV字状となるように屈曲する第1の変形と、他方側に凸のV字状となるように屈曲する第2の変形とをし得る請求項1ないし8のいずれかに記載の光スキャナー。
  10. 前記各屈曲部のうちの一方の前記屈曲部が前記第1の変形をし、他方の前記屈曲部が前記第2の変形をした状態と、前記一方の屈曲部が前記第2の変形をし、前記他方の屈曲部が前記第1の変形をした状態とを交互に繰り返すことにより、前記可動板が前記第3の軸周りに搖動する請求項9に記載の光スキャナー。
  11. 前記各屈曲部は、それぞれ、前記第1の軸方向および前記第2の軸方向に交互に延在して蛇行する部位を有している請求項1ないし10のいずれかに記載の光スキャナー。
  12. 前記各屈曲部は、それぞれ、前記第1の軸方向に延在する複数の延在部と、前記第2の軸方向に延在する複数の延在部とを有し、前記各延在部は、それぞれ、中心軸まわりに捩じり変形可能であるとともに湾曲変形可能である請求項11に記載の光スキャナー。
  13. 前記第2の軸と前記第3の軸は、平行である請求項1ないし12のいずれかに記載の光スキャナー。
  14. 光を出射する光源と、
    前記光源からの光を走査する光スキャナーと、を備え、
    前記光スキャナーは、
    光反射性を有する光反射部を備え、第1の軸および前記第1の軸と方向の異なる第3の軸周りに搖動可能な可動板と、
    前記可動板の前記第1の軸に沿う方向の両端に接続された第1の軸部と、
    前記第1の軸と方向の異なる第2の軸周りに搖動可能な1対の駆動板と、
    前記各駆動板の前記第2の軸に沿う方向の両端に接続された1対の第2の軸部と、
    前記第1の軸部に接続され、前記可動板の厚さ方向に屈曲可能な1対の屈曲部と、
    前記各屈曲部と、前記各駆動板とをそれぞれ連結する1対の連結部と、
    前記可動板に配置され、一方の磁極と他方の磁極とが前記第1の軸を挟んで配置された第1永久磁石と、
    前記各駆動板にそれぞれ配置され、一方の磁極と他方の磁極とが前記第2の軸を挟んで配置された1対の第2永久磁石と、
    前記可動板および前記各駆動板に対向して配置され、電圧の印加により前記第1永久磁石および前記各第2永久磁石に作用する磁界を発生するコイルと、
    前記コイルに電圧を印加する電圧印加手段と、を備え、
    前記電圧印加手段は、第1周波数の第1の電圧を発生させる第1電圧発生部と、前記第1周波数と周波数の異なる第2周波数の第2の電圧を発生させる第2電圧発生部と、前記第1の電圧と前記第2の電圧とを重畳する電圧重畳部とを備え、前記電圧重畳部で重畳された電圧を前記コイルに印加することにより、前記可動板を前記第1周波数で前記第1の軸周りに搖動させるとともに、前記各駆動板を前記第2周波数で前記第2の軸周りに搖動させ、該搖動によって前記各屈曲部を屈曲させることにより、前記可動板を前記第2周波数で前記第3の軸周りに搖動させるよう構成されていることを特徴とする画像形成装置。
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