JP2013228533A - 偏光子ユニット - Google Patents

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Makoto Imai
誠 今井
Hidekazu Asami
英一 浅見
Yasubumi Kawanabe
保文 川鍋
Hirokazu Ishitobi
裕和 石飛
Masayuki Ono
正之 大野
Yukimasa Saito
行正 齋藤
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Abstract

【課題】ワイヤーグリッド偏光子の間の境界によって生じるムラを抑えること。
【解決手段】光を偏光する複数のワイヤーグリッド偏光子16を横並びに配列した偏光子ユニット10において、光の透過を遮光する遮光領域30を、隣り合うワイヤーグリッド偏光子16同士の境界部28に沿って設けるとともに、前記ワイヤーグリッド偏光子16の配列方向Bに亘り、前記ワイヤーグリッド偏光子16の配列方向と直交した搬送方向Cでは、前記遮光領域30と、前記遮光領域により遮光されない前記ワイヤーグリッド偏光子の非遮光の非遮光領域との長さの比率が等しくなるように前記遮光領域30を設けた。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数のワイヤーグリッド偏光子を並べて設けた偏光子ユニットに関する。
従来、配向膜、或いは配向層(以下、これらを「光配向膜」と称する)に偏光光を照射することで配向する光配向と呼ばれる技術が知られており、この光配向は、液晶表示パネルの液晶表示素子が備える液晶配向膜の配向等に広く応用されている。
光配向に用いる照射装置は、一般に、光源と、偏光子とを備えて構成される。近年では、帯状の長い光配向膜の光配向を可能にするために、光配向膜の幅相当の長さの棒状ランプを光源とし、複数のワイヤーグリッド偏光子を棒状ランプの長軸方向に配列してライン状の偏光光を照射する照射装置を構成し、光配向膜を長さ方向に搬送しながら照射装置でライン状の偏光光を照射することで光配向する技術も提案されている(例えば、特許文献1参照)。
ワイヤーグリッド偏光子は、多数の導体のワイヤーを同一平面内に互いに平行に並べて配列したものであり、偏光光を入射させると、ワイヤーに平行な偏光光を反射し、垂直な偏光光を透過する偏光フィルターとして機能する。このようなワイヤーグリッド偏光子を配列して使用する場合、ワイヤーグリッド偏光子の各々の境界部では偏光光が他の箇所よりも弱くなるため、光配向膜の光配向にムラが生じる。
そこで、従来、この光配向のムラを改善するために、列状に配置したワイヤーグリッド偏光子の配列を、光配向膜の搬送方向において複数列配置するとともに、各配列の間では、ワイヤーグリッド偏光子の境界部が搬送方向において重ならないようにワイヤーグリッド偏光子の位置をずらして配置することで、光配向膜への偏光光の照射ムラを抑える技術が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2004−163881号公報 特開2006−126464号公報
しかしながら、特許文献2の技術では、ワイヤーグリッド偏光子の列を複数備える必要があるため、各列に光を均等に照射する必要があることから装置が複雑化し、また非常にコスト高になる、といった問題がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、ワイヤーグリッド偏光子の間の境界によって生じるムラを抑えられる偏光子ユニットを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、光を偏光する複数のワイヤーグリッド偏光子を横並びに配列した偏光子ユニットにおいて、光を遮光する遮光領域を、隣り合うワイヤーグリッド偏光子の境界部に沿って設けるとともに、前記ワイヤーグリッド偏光子の配列方向に亘り、当該配列方向と直交した方向では、前記ワイヤーグリッド偏光子における前記遮光領域と、前記遮光領域により遮光されない非遮光領域との長さの比率が等しくなるように前記遮光領域を設けたことを特徴とする。
また本発明は、上記偏光子ユニットにおいて、前記ワイヤーグリッド偏光子の各々は、前記ワイヤーグリッド偏光子を回動させてワイヤーの方向を調整可能にする調整用の隙間を前記境界部に設けて配列されるとともに、前記ワイヤーグリッド偏光子の各々の境界部を覆い前記遮光領域を形成する遮光板を備えることを特徴とする。
また本発明は、上記偏光子ユニットにおいて、前記ワイヤーグリッド偏光子を三角形に形成し、交互に天地反転させて前記ワイヤーグリッド偏光子を横並びに配列し、或いは前記ワイヤーグリッド偏光子を、前記配列方向に対して傾斜する辺を有する四辺形に形成し、当該辺同士を合わせるように前記ワイヤーグリッド偏光子を横並びに配列したことを特徴とする。
本発明によれば、ワイヤーグリッド偏光子の配列方向に亘り、ワイヤーグリッド偏光子の配列方向と直交した方向で、遮光領域と、非遮光の非遮光領域との長さの比率が等しくなるように遮光領域を設ける構成とした。これにより、配列方向と直交した方向に沿った積算光量が配列方向のどの点でも等しくなることから、配列方向と直交した方向に対象物を移動させながら偏光光を照射することで光配向のムラを抑えることができる。
本発明の実施形態に係る偏光子ユニットを備えた照射装置の模式図である。 偏光子ユニットの説明図であり、(A)は偏光子ユニットの概略構成を示す平面図、(B)は偏光子ユニットを通して照射される積算光量を示す図である。 単位偏光子ユニットの概略構成を示す平面図である。 偏光子ユニットにおける隣接する2つの単位偏光子ユニットの拡大図である。 本発明の変形例に係る偏光子ユニットの説明図であり、(A)は偏光子ユニットの概略構成を示す平面図、(B)は偏光子ユニットを通して照射される積算光量を示す図である。 本発明の変形例に係る偏光子ユニットの構成を示す図である。 本変形例に係る遮光板を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は本実施形態に係る偏光子ユニット10を備えた光配向装置1の模式図である。
光配向装置1は、光配向対象物2に偏光光を照射して光配向する装置である。図1において、ワークステージ3は、矩形板状のステージであり上面に光配向対象物2が載置される。光配向対象物2は、例えば液晶パネル等の薄板状のパネル体であり、光配向対象の光配向膜を含む。定盤4は、ワークステージ3を支持する防振が図られたステージであり、ワークステージ3を直動する直動機構(図示せず)が内設されており、この直動機構によってワークステージ3が直動方向Xに沿って定盤4の面上を往復移動する。照射器収容ボックス5は、定盤4に固定されることで、定盤4の上方位置で定盤4の幅方向(直動機構の直動方向Xに垂直な方向)に横架される箱体である。照射器6は、照射器収容ボックス5に内蔵され、定盤4に向けて偏光光を照射する。
照射器6は、ランプ7と、反射鏡8と、偏光子ユニット10とを備え、直動機構により直下を移動する光配向対象物2の面Sに偏光光を集光させて照射する。
具体的には、ランプ7は、少なくとも光配向対象物2の幅と同等以上に延びる直管型(棒状)の紫外線ランプである。反射鏡8は、断面楕円形、かつランプ7の長手方向に沿って延びるシリンドリカル凹面反射鏡であり、光配向対象物2に反射光を照射する。
偏光子ユニット10は、反射鏡8と光配向対象物2の間に配置され、光配向対象物2に照射される光を偏光する。この偏光光が光配向対象物2の光配向膜に照射されることで、当該光配向膜が偏光光の偏光軸方向に応じて配向される。
図2は偏光子ユニット10の説明図であり、図2(A)は偏光子ユニット10の概略構成を示す平面図、図2(B)は偏光子ユニット10を通して照射される積算光量を示す図である。
偏光子ユニット10は、図2(A)に示すように、複数の単位偏光子ユニット12と、これら単位偏光子ユニット12を横並びに一列に配列するフレーム14とを備えている。この偏光子ユニット10は、反射鏡8で配光制御された光を偏光制御すべく、少なくとも反射鏡8の長手方向の長さLよりも長いMに亘る分の数だけ単位偏光子ユニット12の群が配列されている。フレーム14は、各単位偏光子ユニット12を横並びに連接して配置する板状の枠体である。光配向装置1では、この偏光子ユニット10の下を通過するように光配向対象物2が搬送される。光配向対象物2が偏光子ユニット10の下を通過する間に照射される積算光量は、図2(B)に示すように、少なくとも反射鏡8の長手方向の長さLに亘り、いずれの箇所でも一定となっている。
図3は、単位偏光子ユニット12の概略構成を示す平面図である。
単位偏光子ユニット12は、ワイヤーグリッド偏光子16と、このワイヤーグリッド偏光子16を支持する支持フレーム18とを備え、平面視略正三角形に形成されている。偏光子ユニット10のフレーム14には、前掲図2(A)に示すように、この単位偏光子ユニット12が交互に天地反転しながら配列されることで、上記長さMに亘る四辺形領域15にワイヤーグリッド偏光子16が敷き詰められる。
単位偏光子ユニット12の各部について詳述すると、支持フレーム18は、平面視正三角形の遮光性を有する金属板の面内に略正三角形の開口20を有した枠体であり、この開口20を塞ぐようにワイヤーグリッド偏光子16が設けられている。この支持フレーム18の3辺のうち、他の単位偏光子ユニット12が連なる側辺25は、光を遮り光出力の低下の要因となるから、その幅Wは極力狭く形成されている。なお、残りの1辺である底辺26は、偏光子ユニット10のフレーム14に支持可能な幅であれば任意であり、必ずしも側辺25と同じ幅である必要はない。
また図2(A)に示すように、ワイヤーグリッド偏光子16を光が透過する領域の幅(単位偏光子ユニット12の配列方向Bに直交する方向(搬送方向C)の長さ)は、支持フレーム18の開口20の幅に等しく、以下では、この幅を有効照射幅Kと称する。
ワイヤーグリッド偏光子16は、支持フレーム18の開口20を閉塞する大きさを有する略正三角形の板材であり、ワイヤーの方向Aが底辺26に略垂直になるように支持フレーム18に設けられている。ワイヤーグリッド偏光子16を正三角形とすることで、ワイヤーグリッド偏光子の製造工程において、ウエハからダイシングにより切り出せるワイヤーグリッド偏光子の数を多くでき、無駄を少なくできる。
偏光子ユニット10のフレーム14には、前掲図2(A)に示すように、かかる構成の単位偏光子ユニット12が交互に天地反転させながら側辺25同士を接触させて一列に配列され、これによりワイヤーグリッド偏光子16が敷き詰められた上記四辺形領域15が形成される。この四辺形領域15の中には、各単位偏光子ユニット12の側辺25が位置し、側辺25の各々が四辺形領域15の中に遮光領域30を形成する。
この遮光領域30は、隣り合う単位偏光子ユニット12同士の境界部28に沿って延在して光を遮光することから、隣り合うワイヤーグリッド偏光子16の間を通る光、すなわち偏光制御されない光は遮光領域30によって遮光され、ワイヤーグリッド偏光子16を通過して偏光制御された光のみが偏光子ユニット10の四辺形領域15から出力されることとなる。
ここで、四辺形領域15の中には上記遮光領域30が位置することから、照射野には、遮光領域30に対応した位置に偏光光が弱くなる箇所が生じる。したがって、光配向対象物2を搬送して照射野を通過させた場合、何ら対策を施さなければ、光配向対象物2においては、偏光光が弱い箇所を通過した箇所と、それ以外の箇所で光配向の程度にムラが生じ、製造品質の低下を招くことになる。
そこで、本実施形態では、次のようにして光配光のムラを防止するようにしている。
すなわち、遮光領域30を一定幅の線状とし、四辺形領域15の配列方向Bに沿った一端15Aと他端15Bの間のいずれの点でも、搬送方向Cに沿った遮光領域30と、非遮光領域(すなわち、ワイヤーグリッド偏光子16を光が通過する領域)との長さの比率が等しくなるように構成されている。
具体的には、本実施形態では、前掲図2(A)に示すように、隣り合う単位偏光子ユニット12の支持フレーム18の側辺25同士を連接して遮光体29を構成し、この遮光体29によって遮光領域30を形成することで遮光領域30を幅2Wの線状とし、四辺形領域15の一端15Aから他端15Bに亘って遮光領域30を三角波形状(正弦波形状でも良い)に延ばした形状としている。これにより、図2(B)に示すように、四辺形領域15の配列方向Bに亘る各点において、四辺形領域15の高さに相当する有効照射幅Kの中で、搬送方向Cに沿った遮光領域30と非遮光領域との長さの比率が等しくなることから、光配向対象物2が通過する間に照射される積算光量も配列方向Bに亘る各点において等しくなり、光配向の程度にムラが生じるのが防止される。
なお、本実施形態では、前掲図4に示すように、もし開口20が遮蔽部分のない正三角形の形状であるとすれば、単位偏光子ユニット12の2つの側辺25が作る頂点40を、隣の単位偏光子ユニット12の底辺26の外縁26Aに一致させていることから、有効照射幅Kの範囲において、頂点40から搬送方向Cに沿った線Q1上では遮光領域30が存在せず、この線Q1上での積算光量が他よりも高くなる。また、図4に示すように、頂点40と、隣りの支持フレーム18の開口20の角42との間の範囲Rについても同様に、有効照射幅Kの範囲において、搬送方向Cに沿った線Q2上における遮光領域30が他の箇所よりも小さくなる。そこで、各支持フレーム18の頂点40から範囲Rの区間には、搬送方向Cにおける遮光領域30の割合を他の箇所の線Q3での割合と合わせる調整用遮光板50が設けられている。なお、搬送方向Cに沿った遮光領域30の長さNは、角42の角度をαとすると、N=2W/cosαとなることから、頂点40での調整用遮光板50の搬送方向Cに沿った長さも2W/cosαとなる。
以上説明したように、本実施形態によれば、ワイヤーグリッド偏光子16の境界部28に沿って遮光領域30を設けたため、偏光制御がされていない光が光配向対象物2に照射されるのを防止できる。
これに加え、ワイヤーグリッド偏光子16の配列方向Bに亘り、ワイヤーグリッド偏光子16の配列方向Bと直交する搬送方向Cで、遮光領域30と、非遮光の非遮光領域との長さの比率が等しくなるように遮光領域30を設ける構成とした。これにより、配列方向Bの各点で、有効照射幅Kに占める遮光領域30の長さNの割合いが一定となり、搬送方向Cに沿った積算光量が等しくなることから、光配向対象物2の光配向のムラを抑えることができる。
なお、上述した実施形態は、あくまでも本発明の一態様を例示するものであって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で任意に変形、及び応用が可能である。
例えば、上述した実施形態では、ワイヤーグリッド偏光子16を三角形とする場合を例示したが、これに限らず、矩形状としても良い。すなわち、図5に示すように、略矩形の支持フレーム118に矩形のワイヤーグリッド偏光子16を嵌め込んで単位偏光子ユニット112を構成し、これを横並びにフレーム14に配列して偏光子ユニット100が構成される。
このとき各単位偏光子ユニット112の支持フレーム118の左右両側の辺125は配列方向Bに対して所定角度(図示例では60度)だけ傾斜し、辺125同士が接するように各単位偏光子ユニット112が配列されて四辺形領域15が形成され、また辺125同士によってワイヤーグリッド偏光子16同士の境界部128には、互いに接する2つの辺125から成る遮光体129により遮光領域130が形成される。この偏光子ユニット100においても、配列方向Bに亘り、搬送方向Cでは、遮光領域130と非遮光領域との長さの比率が等しくなるように遮光領域130が設けられる。これにより配列方向Bの各点で、搬送方向Cに沿った積算光量が等しくなることから、光配向対象物2の光配向のムラを抑えることができる。
なお、上述した実施形態、及び変形例では、同一形状のワイヤーグリッド偏光子16(単位偏光子ユニット12、112)を横並びに配列する構成を例示したが、これに限らない。すなわち、配列方向Bに亘り、搬送方向Cにおいて遮光領域と非遮光領域との長さの比率が等しくなるように遮光領域が設けられていれば、形状が異なるものを横並びに配列しても良い。
上述した実施形態では、境界部28に沿って延びる遮光領域30を支持フレーム18の側辺25によって形成したが、これに限らず、遮光領域30を形成する部材を単位偏光子ユニット12と別体に設けても良い。
詳述すると、ワイヤーグリッド偏光子16にあっては、個体差等によりワイヤーの方向Aが外形に対して一定の方向にならずズレが生じていることがある。すなわち、上述の実施形態では、前掲図3に示すように、ワイヤーグリッド偏光子16を正三角形とし、ワイヤーの方向Aが底辺26に略垂直になるように支持フレーム18に設けることとしたが、実際には、例えば図6に示すように、ワイヤーグリッド偏光子16のワイヤーの方向Aが底辺26の垂線Hに対して角度θ(θの値は、個々のワイヤーグリッド偏光子16によって異なる)だけ傾いている場合がある。
そこで、フレーム14に横並びに配列した複数の単位偏光子ユニット12の各々の間の境界部28に所定幅の隙間を調整しろδとして設ける構成とすることで、それぞれの単位偏光子ユニット12を調整しろδの範囲で個別に回転してワイヤーグリッド偏光子16のワイヤーの方向Aを調整可能にできる。
しかしながら、調整しろδを設けると、境界部28に隙間が生じ、この隙間から光が漏れてしまう。そこで、前掲図2に示す遮光領域30に相当する形状の遮光板80を図7に示すように形成し、この遮光板80を、フレーム14に横並びに配列しワイヤーの方向Aを調整した単位偏光子ユニット12の各々を覆うようにフレーム14に取り付ける構成とすることで、境界部28の隙間を塞ぎつつ、なおかつ、各単位偏光子ユニット12の調整量に拘わらずに遮光領域と非遮光領域との比率を常に一定にできる。
なお、単位偏光子ユニット12の側辺25の幅Wは、調整しろδの幅に応じて狭くすることは勿論である。
1 光配向装置
2 光配向対象物
6 照射器
7 ランプ
8 反射鏡
10、100、200 偏光子ユニット
12、112 単位偏光子ユニット
14 フレーム
15 矩形領域
15A 一端
15B 他端
16 ワイヤーグリッド偏光子
18、118 支持フレーム
20 開口
25 側辺
28、128 境界部
29、129 遮光体
30、120 遮光領域
50 調整用遮光板
80 遮光板
125 辺
B 配列方向
C 搬送方向(配列方向と直交する方向)
K 有効照射幅

Claims (3)

  1. 光を偏光する複数のワイヤーグリッド偏光子を横並びに配列した偏光子ユニットにおいて、
    光を遮光する遮光領域を、隣り合うワイヤーグリッド偏光子の境界部に沿って設けるとともに、
    前記ワイヤーグリッド偏光子の配列方向に亘り、当該配列方向と直交した方向では、前記ワイヤーグリッド偏光子における前記遮光領域と、前記遮光領域により遮光されない非遮光領域との長さの比率が等しくなるように前記遮光領域を設けたことを特徴とする偏光子ユニット。
  2. 前記ワイヤーグリッド偏光子の各々は、前記ワイヤーグリッド偏光子を回動させてワイヤーの方向を調整可能にする調整用の隙間を前記境界部に設けて配列されるとともに、
    前記ワイヤーグリッド偏光子の各々の境界部を覆い前記遮光領域を形成する遮光板を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の偏光子ユニット。
  3. 前記ワイヤーグリッド偏光子を三角形に形成し、交互に天地反転させて前記ワイヤーグリッド偏光子を横並びに配列し、
    或いは前記ワイヤーグリッド偏光子を、前記配列方向に対して傾斜する辺を有する四辺形に形成し、当該辺同士を合わせるように前記ワイヤーグリッド偏光子を横並びに配列した
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の偏光子ユニット。
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