JP2013228036A - 流体圧アクチュエータ - Google Patents

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康裕 米原
Eishin Noguchi
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Abstract

【課題】小型化を実現できる流体圧アクチュエータを提供する。
【解決手段】流体圧アクチュエータ100は、シリンダ10内に設けられる一端側流体室30、他端側流体室40、及び収容室50と、一端側流体30室を第1流体室31と第2流体室32とに画成する第1ピストン11と、第1ピストン11が連結されシリンダ10の一端から外部へ突出する第1ピストンロッド11Aと、他端側流体室40を第3流体室41と第4流体室42とに画成する第2ピストン12と、第2ピストン12が連結されシリンダ10の他端から外部へ突出する第2ピストンロッド12Aと、第1流体室31と第4流体室42を接続する接続通路60と、収容室50内に設けられ第2流体室32及び第3流体室41の流体圧を制御する流体圧供給源70と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、作動流体の流体圧に基づいて動作する流体圧アクチュエータに関する。
特許文献1には、シリンダの両端を貫通するピストンロッドと、当該ピストンロッドの略中央に固定されるとともに、シリンダ内に摺動自在に設けられるピストンと、を備える電動油圧アクチュエータが開示されている。
この電動油圧アクチュエータでは、シリンダ内の作動油圧に基づいてピストン及びピストンロッドが移動すると、ピストンロッドの両端部は同じ方向に変位する。また、電動油圧アクチュエータは、ピストンロッドの一端の変位を検出する位置検出器の信号に基づいてピストンロッドの他端に設けられた制御対象の位置をフィードバック制御するように構成されている。
特開平8−326705号公報
しかしながら、特許文献1に記載の電動油圧アクチュエータでは、シリンダ内の作動油の給排を、外部に設置した油圧ポンプ及び電動機を用いて行っている。そのため、これら油圧供給源を含めた電動油圧アクチュエータが大型化してしまうという問題がある。
そこで、本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、小型化を実現できる流体圧アクチュエータを提供することを目的とする。
本発明に係る流体圧アクチュエータは、シリンダと、前記シリンダ内に設けられ、作動流体で満たされる一端側流体室及び他端側流体室と、前記一端側流体室と前記他端側流体室の間に位置する収容室と、前記一端側流体室内において前記シリンダに対して摺動自在に設けられ、前記一端側流体室を前記シリンダ端側の第1流体室と前記収容室側の第2流体室とに画成する第1ピストンと、前記第1ピストンが連結され、前記シリンダの一端から外部へ突出する第1ピストンロッドと、前記他端側流体室内において前記シリンダに対して摺動自在に設けられ、前記他端側流体室を前記収容室側の第3流体室と前記シリンダ端側の第4流体室とに画成する第2ピストンと、前記第2ピストンが連結され、前記シリンダの他端から外部へ突出する第2ピストンロッドと、前記第1流体室と前記第4流体室を接続する接続通路と、前記収容室内に設けられ、前記第2流体室及び前記第3流体室内の流体圧を制御する流体圧供給源と、を備える。
本発明では、シリンダ内を第1ピストンを収容する一端側流体室と、第2ピストンを収容する他端側流体室と、両流体室の間に位置する収容室とに画成し、一端側流体室の第2流体室及び他端側流体室の第3流体室の流体圧を制御するための流体圧供給源を収容室内に設けるので、流体圧供給源を含むアクチュエータを小型化することが可能となる。
本発明の実施形態によるアクチュエータの概略構成図である。
図1を参照して、本発明の実施形態によるアクチュエータ100の構成について説明する。
アクチュエータ100は、シリンダ10内の作動油(作動流体)の油圧(流体圧)に基づいて動作する油圧アクチュエータ(流体圧アクチュエータ)である。
シリンダ10は、円筒状部材であって、アクチュエータ100が搭載される機器等の所定位置に固定される。このシリンダ10内には、一対の仕切壁20が設けられる。一対の仕切壁20により、シリンダ10の内部空間は、一端側油室30、他端側油室40、及び両油室30,40の間に位置する収容室50の3つの空間に隔てられる。収容室50は空気室として構成されており、一端側油室30及び他端側油室40は作動油が満たされた油室として構成されている。
一端側油室30内には、第1ピストンロッド11Aの先端に連結された第1ピストン11が収容されている。第1ピストン11は、シリンダ10に対して摺動自在に設けられる。第1ピストン11により、一端側油室30は、シリンダ10の一端側の第1油室31と、収容室50側の第2油室32とに画成される。
第1ピストンロッド11Aは、シリンダ軸方向に延設されており、シリンダ10の一端から外部へ突出している。シリンダ10の外側に位置する第1ピストンロッド11Aの端部には、図示しない制御対象が連結される。
一方、他端側油室40内には、第2ピストンロッド12Aの先端に連結された第2ピストン12が収容されている。第2ピストン12は、シリンダ10に対して摺動自在に設けられる。第2ピストン12により、他端側油室40は、収容室50側の第3油室41と、シリンダ10の他端側の第4油室42とに画成される。
第2ピストンロッド12Aは、シリンダ軸方向に延設されており、シリンダ10の他端から外部へ突出している。シリンダ10の外側に位置する第2ピストンロッド12Aの端部には、図示しない制御対象が連結される。
一端側油室30の第1油室31と他端側油室40の第4油室42とは、接続通路60を通じて接続されている。接続通路60は、シリンダ10のシリンダ壁(側壁)に外側から取り付けられる配管として構成してもよいし、シリンダ10のシリンダ壁内に形成される流路として構成してもよい。接続通路60をシリンダ壁内に形成する場合には、アクチュエータ100の大型化を抑制できる。
収容室50内には、一端側油室30の第2油室32及び他端側油室40の第3油室41の作動油を給排する油圧供給源70が収容される。油圧供給源70は、第2油室32及び第3油室41の作動油を給排することで、第2油室32及び第3油室41内の油圧を制御する。
油圧供給源70は、第2油室32と第3油室41を連通する連通路71と、連通路71の途中に設置されるポンプ72と、ポンプ72を駆動する電動機73と、を備える。
連通路71は、仕切壁20,20間にわたって設けられる配管である。連通路71の一方の開口端は第2油室32に臨むように第2油室32側の仕切壁20に取り付けられ、連通路71の他方の開口端は第3油室41に臨むように第3油室41側の仕切壁20に取り付けられる。
ポンプ72は、第2油室32側又は第3油室41側に作動油を吐出可能な双方向吐出型のポンプである。ポンプ72には、小型のギヤポンプや斜板型ピストンポンプ等が使用される。
電動機73は小型モータであって、電動機73の出力軸はポンプ72に連結されている。電動機73には、配線73Aが接続されている。この配線73Aは、シリンダ10のシリンダ壁に形成された貫通孔を介してアクチュエータ100の外部に引き出され、図示しないコントローラに接続されている。電動機73の動作は、コントローラによって制御される。
次に、アクチュエータ100の動作について説明する。
第1ピストンロッド11A及び第2ピストンロッド12Aの制御対象を図1において左方向に移動させる場合には、電動機73が正回転駆動される。電動機73により駆動されるポンプ72は、連通路71を通じて第3油室41の作動油を吸込み、吸込んだ作動油を連通路71を通じて第2油室32に供給する。このように作動油が供給されると、第2油室32内の油圧が高くなり、第1ピストン11が左方向に移動し、第2油室32が拡大するとともに第1油室31が縮小する。縮小する第1油室31内の作動油は、接続通路60を通じて第4油室42に供給され、第4油室42内の油圧が高くなる。これにより、第2ピストン12が左方向に移動し、第4油室42が拡大するとともに第3油室41が縮小する。
第1ピストン11及び第2ピストン12の移動に伴って、第1ピストンロッド11A及び第2ピストンロッド12Aは左方向に移動し、各ピストンロッド11A,12Aに設けられた制御対象が左方向に移動する。なお、アクチュエータ100では、第1ピストン11及び第2ピストン12は同形状に形成されており、第1ピストンロッド11A及び第2ピストンロッド12Aも同形状に形成されているので、各ピストンロッド11A,12Aの移動による各制御対象の変位量は等しくなる。
第1ピストンロッド11A及び第2ピストンロッド12Aの制御対象を図1において右方向に移動させる場合には、電動機73が逆回転駆動される。電動機73により駆動されるポンプ72は、連通路71を通じて第2油室32の作動油を吸込み、吸込んだ作動油を連通路71を通じて第3油室41に供給する。このように作動油が供給されると、第3油室41内の油圧が高くなり、第2ピストン12が右方向に移動し、第3油室41が拡大するとともに第4油室42が縮小する。縮小する第4油室42内の作動油は、接続通路60を通じて第1油室31に供給され、第1油室31内の油圧が高くなる。これにより、第1ピストン11が右方向に移動し、第1油室31が拡大するとともに第2油室32が縮小する。
第1ピストン11及び第2ピストン12の移動に伴って、第1ピストンロッド11A及び第2ピストンロッド12Aは右方向に移動し、各ピストンロッド11A,12Aに設けられた制御対象が右方向に移動する。
上記した本実施形態のアクチュエータ100によれば、以下の効果を奏することができる。
アクチュエータ100では、シリンダ10内が一端側油室30、他端側油室40、及び両油室30,40の間に位置する収容室50に画成され、一端側油室30の第2油室32及び他端側油室40の第3油室41の油圧を制御するための油圧供給源70が収容室50内に設けられる。このようにアクチュエータ100のシリンダ10内に油圧供給源70を内蔵することで、油圧供給源70を含むアクチュエータ100を小型化することができる。
また、油圧供給源70は、第2油室32と第3油室41を連通する連通路71と、連通路71に設置されるポンプ72と、ポンプ72を駆動する電動機73とから構成されているので、従来と同様に応答性のよいアクチュエータ100を実現することができる。
さらに、第1油室31及び第4油室42を接続する接続通路60をシリンダ10のシリンダ壁内に形成することで、アクチュエータ100をより小型化することが可能となる。
本発明は上記の実施形態に限定されずに、その技術的な思想の範囲内において種々の変更がなし得ることは明白である。
本実施形態のアクチュエータ100は、第1ピストンロッド11A及び第2ピストンロッド12Aの各端部に連結された制御対象を駆動するように構成したが、この構成に限られるものではない。アクチュエータ100は、第2ピストンロッド12Aの端部の位置を検出する位置検出器を備え、位置検出器の検出信号に基づいて第1ピストンロッド11Aの端部に設けられた制御対象の位置をフィードバック制御するように構成してもよい。
また、本実施形態のアクチュエータ100では、作動油を作動流体として使用しているが、作動油の代わりに水溶性の代替液等を使用してもよい。
100 アクチュエータ
10 シリンダ
11 第1ピストン
11A 第1ピストンロッド
12 第2ピストン
12A 第2ピストンロッド
20 仕切壁
30 一端側油室
31 第1油室
32 第2油室
40 他端側油室
41 第3油室
42 第4油室
50 収容室
60 接続通路
70 油圧供給源
71 連通路
72 ポンプ
73 電動機

Claims (3)

  1. シリンダと、
    前記シリンダ内に設けられ、作動流体で満たされる一端側流体室及び他端側流体室と、前記一端側流体室と前記他端側流体室の間に位置する収容室と、
    前記一端側流体室内において前記シリンダに対して摺動自在に設けられ、前記一端側流体室を前記シリンダ端側の第1流体室と前記収容室側の第2流体室とに画成する第1ピストンと、
    前記第1ピストンが連結され、前記シリンダの一端から外部へ突出する第1ピストンロッドと、
    前記他端側流体室内において前記シリンダに対して摺動自在に設けられ、前記他端側流体室を前記収容室側の第3流体室と前記シリンダ端側の第4流体室とに画成する第2ピストンと、
    前記第2ピストンが連結され、前記シリンダの他端から外部へ突出する第2ピストンロッドと、
    前記第1流体室と前記第4流体室を接続する接続通路と、
    前記収容室内に設けられ、前記第2流体室及び前記第3流体室内の流体圧を制御する流体圧供給源と、を備える流体圧アクチュエータ。
  2. 前記収容室は、前記シリンダ内に設けられる一対の仕切壁により画成され、
    前記流体圧供給源は、
    前記仕切壁間において前記第2流体室と前記第3流体室を連通するように設けられる連通路と、
    前記連通路に設置され、前記第2流体室又は前記第3流体室に作動流体を供給するポンプと、
    前記ポンプを駆動する電動機と、を備えることを特徴とする請求項1に記載の流体圧アクチュエータ。
  3. 前記接続通路は、前記シリンダのシリンダ壁内に形成されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の流体圧アクチュエータ。
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