JP2013223357A - 電力変換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】熱破壊に対する信頼性を保ちつつ、電磁騒音とモータ損失を低減させ、さらにコスト上昇とノイズの増大を抑えた電力変換装置を得ること。
【解決手段】電力変換装置は、SiCによって形成されたスイッチング素子3aとSiによって形成された還流ダイオード2aを逆並列接続した第一の素子対と、Siによって形成されたスイッチング素子1bとSiCによって形成された還流ダイオード4bを逆並列接続した第二の素子対とを直列接続した上下アーム構成の電圧形ブリッジ回路22を有して構成される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電力変換装置に関する。
スイッチング素子や還流ダイオードは、スイッチング素子がスイッチングするときにスイッチング損失を発生する。スイッチング損失は熱を発生させるため熱破壊を引き起こす可能性があり、従って信頼性を低下させる。また、周知のようにスイッチング損失は、スイッチング周波数に比例する。このため、従来の電力変換装置は、熱破壊に対する信頼性の確保のため、スイッチング周波数を可能な限り低くすることが行われていた。
その一方で、人によって異なるが、もっぱらスイッチング周波数が人間の可聴周波数帯にあると、電力変換装置に接続されたモータやリアクトルなどからの電磁騒音が問題となることがある。また、スイッチング周波数が高いスイッチング周波数に比べて低い場合には、モータやリアクトルの電流に高調波成分が大きく重畳し、モータやリアクトルの損失が増大してしまうことから、スイッチング周波数を高くすることが望まれてきた。
そこで、信頼性を保ちつつスイッチング周波数を高くするため、Siに比べ低損失なパワーデバイスであるSiCのスイッチング素子および還流ダイオードへの採用が行われつつある。
なお、発明の目的は上記の内容と一部異なるが、例えば、下記特許文献1では、電力変換装置(インバータ)に具備されるトランジスタとしてSiC−JFETを採用し、SiC−JFETに逆並列に接続される還流ダイオードとしてSiC−SBD(ショットキーバリアダイオード)を採用する構成を開示している。
特開2000−224867号公報
しかしながら、電力変換装置を構成するスイッチング素子および還流ダイオード全てにSiCを採用すると、チップそのもののコスト増加が課題となっている。また、SiCデバイス特有の高速動作によりノイズの増大が予想されている。SiCを採用した場合のスイッチング波形では、SiCの構造上、ターンオンと同時に特有のリンギング現象が発生するためノイズを増大させてしまうことに繋がる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、熱破壊に対する信頼性を保ちつつ、電磁騒音とモータ損失を低減させ、さらにコスト上昇とノイズの増大を抑止可能に構成される電力変換装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し目的を達成するため、本発明に係る電力変換装置は、SiCで構成されたスイッチング素子とSiで構成された還流ダイオードを逆並列接続した一対と、Siで構成されたスイッチング素子とSiCで構成された還流ダイオードを逆並列接続した一対を直列接続した上下アーム構成の電圧形ブリッジ回路を有することを特徴とする。
本発明に係る電力変換装置によれば、熱破壊に対する信頼性を保ちつつ、電磁騒音とモータ損失を低減させ、さらにコスト上昇とノイズの増大を抑えることができるという効果を奏する。
図1は、実施の形態1に係る電力変換装置の構成を示す図である。 図2は、SiおよびSiCを採用したときのターンオンスイッチング波形を示す図である。 図3は、図1の上アームと下アームを入れ替えた電力変換装置を示す図である。 図4は、実施の形態1に係る昇降圧チョッパ回路における電力変換装置を示す図である。 図5は、図4の上アームと下アームを入れ替えた電力変換装置を示す図である。 図6は、実施の形態2に係る単相フルブリッジ回路における電力変換装置を示す図である。 図7は、図4の上アームと下アームを入れ替えた電力変換装置を示す図である。 図8は、実施の形態2に係る三相電力変換装置を示す図である。 図9は、図8の上アームと下アームを入れ替えた電力変換装置を示す図である。 図10は、実施の形態3に係る電力変換装置の構成を示す図である。 図11は、図10における極性判別器の詳細を示す図である。 図12は、電流極性を用いたスイッチング周波数の切り替えに係る制御部の詳細を示す図である。 図13は、電流極性が正のときの電流の流れを示す図である。 図14は、図10におけるスイッチング指令を示す図である。 図15は、実施の形態3に係る電圧形ブリッジ回路を複数個並列接続した電力変換装置を示す図である。 図16は、図15における電流極性を用いたスイッチング周波数の切り替えに係る制御部の詳細を示す図である。 図17は、図15におけるスイッチング指令を示す図である。 図18は、実施の形態3に係る電力変換装置の、図10とは異なる電流極性判別手段を示す図である。 図19は、実施の形態3に係る電力変換装置の、図10、図18とは異なる電力極性判別手段を示す図である。 図20は、電流実効値を用いたスイッチング周波数の切り替えに係る制御部の詳細を示す図である。 図21は、温度を用いたスイッチング周波数の切り替えに係る制御部の詳細を示す図である。 図22は、電流実効値に対するスイッチング周波数のテーブルを用いたスイッチング周波数の切り替えに係る制御部の詳細を示す図である。 図23は、温度に対するスイッチング周波数のテーブルを用いたスイッチング周波数の切り替えに係る制御部の詳細を示す図である。 図24は、電流極性と電流実効値を用いたスイッチング周波数の切り替えに係る制御部の詳細を示す図である。 図25は、電流極性と電流実効値とテーブルを用いたスイッチング周波数の切り替えに係る制御部の詳細を示す図である。
以下、添付図面を参照し、本発明の実施の形態に係る電力変換装置について説明する。なお、以下に示す実施の形態により本発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る電力変換装置の構成を示す図である。実施の形態1に係る電力変換装置は、炭化珪素(SiC)で構成したスイッチング素子3aと珪素(Si)で構成した還流ダイオード2aを逆並列接続した一対(第一の素子対)と、Siで構成したスイッチング素子1bとSiCで構成した還流ダイオード4bを逆並列接続した一対(第二の素子対)とを直列接続した上下アーム構成の電圧形ブリッジ回路22と、この電圧形ブリッジ回路22に並列に直列接続された平滑用コンデンサ11a,11bとで構成されている。さらに、電圧形ブリッジ回路22の上アームと下アームとの接続点と平滑用コンデンサ11a,11bの接続点とは、誘導性負荷12を介して接続されている。
また、制御部14は、例えば外部から与えられた速度指令を各スイッチング素子に対するスイッチング指令に変換し、変換したスイッチング指令を対応するスイッチング素子に対して付与する。各スイッチング指令が付与されたスイッチング素子では、平滑コンデンサ11a,11bに充電された直流電圧が任意幅のパルスに変調され、上下アームで相補的なオン・オフ動作が行われることにより所望電圧・所望周波数の擬似正弦波が誘導性負荷12に供給される。
実施の形態1の電力変換装置における主たる要旨は、上アームのスイッチング素子をSiCで構成し、かつ下アームの還流ダイオードをSiCで構成している点にある。具体的に説明すると、図1の構成において、Siで構成したスイッチング素子1bは、例えばSi−IGBT(Si‐Insulated Gate Bipolar Transistor)であり、Siで構成した還流ダイオード2aは、例えばSi−FRD(Si‐Fast Recovery Diode)であり、SiCで構成したスイッチング素子3aは、例えばSiC−MOSFET(SiC‐Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)であり、SiCで構成した還流ダイオード4bは、例えばSiC−SBD(SiC‐Schottky Barrier Diode)である。すなわち、実施の形態1に係る電力変換装置では、SiCを採用したスイッチング素子とSiCを採用した還流ダイオードは、タスキ掛けの位置に配した構成となっている。
ここで、図2は、SiおよびSiCを採用したときのターンオンスイッチング波形を示す図である。より詳細に説明すると、上段部(a)はスイッチング素子としてSi−IGBTを採用したときのターンオンスイッチング波形の一例であり、下段部(b)はスイッチング素子としてSiC−MOSFETを採用したときのターンオンスイッチング波形である。スイッチング素子にSiCを採用した場合には、下段部において太線で示すようなリンギング現象が発生するが、スイッチング素子にSiを採用した場合には、SiCのようなリンギング現象は生じない。このため、実施の形態1に係る電力変換装置は、第1の素子対を構成する各素子と第2の素子対を構成する各素子の双方にSiCを採用した場合に比して、ノイズの発生量を低減することが可能となる。
すなわち、実施の形態1に係る電力変換装置によれば、低損失なパワーデバイスであるSiCを採用することで素子の導通損失およびスイッチング損失を低減することが可能となり、かつ電力変換装置を構成するスイッチング素子および還流ダイオードの全てにSiCを採用するよりもコスト上昇およびノイズ増加を抑えることが可能となる。
なお、上記図1では、電圧形ブリッジ回路の上アームのスイッチング素子をSiCで構成し、上アームの還流ダイオードをSiで構成し、下アームのスイッチング素子をSiで構成し、下アームの還流ダイオードをSiCで構成した電力変換装置を一例として説明したが、この構成に限定されるものではない。例えば、図3に示すように、上アームのスイッチング素子をSiで構成し、上アームの還流ダイオードをSiCで構成し、下アームのスイッチング素子をSiCで構成し、下アームの還流ダイオードをSiで構成しても上述した効果が得られる。
また、例えば、コイル13を誘導性負荷として構成した図4に示すような昇降圧チョッパ回路に適用することも可能であり、上述した効果が同様に得られる。なお、図4の構成では、上アームのスイッチング素子をSiCで構成し、下アームの還流ダイオードをSiCで構成しているが、上下の関係を入れ替え、図5のように下アームのスイッチング素子をSiCで構成し、上アームの還流ダイオードをSiCで構成してもよいことは無論である。
以上説明したように、実施の形態1の電力変換装置によれば、電力変換装置を構成するスイッチング素子および還流ダイオードの一部にSiCを採用したので、損失が及ぼす熱破壊に対する信頼性を確保しつつ、コスト上昇とSiC特有のノイズの増大を抑えることができる。
実施の形態2.
つぎに、実施の形態2について説明する。図6は、この発明の実施の形態2に係る電力変換装置の構成を示す図である。実施の形態1では、上下アーム構成の電圧形ブリッジ回路22を一つ用いた、いわゆる単相ハーフブリッジ構成の電力変換装置を一例として説明したが、図6は、上下アーム構成の電圧形ブリッジ回路22を二個用いた、いわゆる単相フルブリッジ構成の電力変換装置である。なお、その他の構成については、実施の形態1と同一である。
このような構成でも、実施の形態1で示した効果が同様に得られる。なお、図6の構成では、SiCで構成したスイッチング素子を上アームのスイッチング素子のみに構成し、SiCで構成した還流ダイオードを下アームの還流ダイオードのみに構成しているが、上下の関係を入れ替え、図7に示すようにSiCで構成したスイッチング素子を下アームのスイッチング素子のみに構成し、SiCで構成した還流ダイオードを上アームの還流ダイオードのみに構成してもよいことは無論である。
また、例えば、図8に示すような三相の電力変換装置に適用することも可能であり、上述した効果が同様に得られる。なお、図8の構成では、上アームのスイッチング素子をSiCで構成し、下アームの還流ダイオードをSiCで構成しているが、上下の関係を入れ替え、図9のように下アームのスイッチング素子をSiCで構成し、上アームの還流ダイオードをSiCで構成してもよいことは無論である。
以上説明したように、実施の形態2の電力変換装置によれば、電力変換装置を構成するスイッチング素子および還流ダイオードの一部にSiCを採用したので、損失が及ぼす熱破壊に対する信頼性を確保しつつ、コスト上昇とSiC特有のノイズの増大を抑えることができる。
実施の形態3.
つぎに実施の形態3について説明する。図10は、この発明の実施の形態3に係る電力変換装置の構成を示す図である。なお、前提となる電圧形ブリッジ回路22と平滑用コンデンサ11a,11bおよび誘導性負荷12の構成については、実施の形態1と同一である。
また、電圧形ブリッジ回路22の上アームと下アームとの接続点と誘導性負荷12の間に電流情報を検出する電流センサ16を設け、電流センサ16が検出した電流情報は極性判別器15に入力する。図11は、極性判別器15の詳細を示す図である。差動増幅器202によって二つの入力電圧の電位差を増幅し、比較器203によってゼロと比較し正または負の電流極性を判別する。判別した正または負の電流極性は制御部14に入力する。なおここでは、図10に示す電圧形ブリッジ回路22の接続点から誘導性負荷12に向かって流れる電流の方向を正の電流極性とする。
図12は、電流極性を用いたスイッチング周波数の切り替えに係る制御部14の詳細を示す図である。制御部14は、あらかじめ設定した低いスイッチング周波数(第一のスイッチング周波数)を生成して出力する構成部と、この第一のスイッチング周波数よりも高いスイッチング周波数(第二のスイッチング周波数)を生成して出力する構成部を備えると共に、極性判別器15が出力した正または負の電流極性に応じて、電流極性が正ならば高いスイッチング周波数、電流極性が負ならば低いスイッチング周波数をスイッチング指令として出力する切替器17を備える。このように、制御部14はスイッチング周波数切替部として動作する。
ここで図13は、電流極性が正のときの電流の流れを示す図であり、太線が電流の流れを示す。電流極性が正のときは、どのような動作条件でも、SiCで構成されたスイッチング素子を流れるドレイン電流103か、SiCで構成された還流ダイオードを流れる順方向電流105の流れのどちらかであり、いずれにせよSiCの素子を必ず流れる。
図14は、図10で示す電力変換装置の電流と前記電流に対応したスイッチング指令を示す図である。(a)は誘導性負荷12またはコイル13を流れる負荷電流301の波形を示し、(b)はスイッチング電圧302の波形を示している。負荷電流301の電流極性に従って、正の電流極性のときは高いスイッチング周波数、負の電流極性のときは低いスイッチング周波数でスイッチング電圧302を出力する。
これによると、負荷電流301が正で、すなわちSiCで構成したスイッチング素子または還流ダイオードを流れる期間はスイッチング周波数が高くなり、負荷電流301が負で、すなわちSiで構成したスイッチング素子または還流ダイオードを流れる期間はスイッチング周波数が低くなる。したがって、電力変換装置として一時的にスイッチング周波数を高くすることができる。ここで、SiCであれば低損失性によりスイッチング周波数を高くしても損失を許容することができるため信頼性を悪化させることはない。
さらに、図15は、電圧形ブリッジ回路を並列接続した電力変換装置の構成を示す図であり、これをもとに動作を説明する。具体的には、上下アーム構成の電圧型ブリッジ回路22を三個並列接続した構成となっており、すなわちU相、V相、W相を形成した三相電力変換装置である。また、SiCで構成されるスイッチング素子は、U相、V相、W相の全てで電圧形ブリッジ回路の上アームのみに位置している。
図16は、三相電力装置のときの電流極性を用いたスイッチング周波数の切り替えに係る制御部14の詳細を示す図である。極性判別器15が出力したU相、V相、W相の各電流極性に応じて、電流極性が正ならば高いスイッチング周波数、電流極性が負ならば低いスイッチング周波数を、各相のスイッチング指令としてそれぞれ出力する。
このとき、図17は、図15に示す三相電力変換装置の電流と電流に対応したスイッチング指令を示す図である。(a)は電流センサ16a,16b,16cで検出した三相電流波形を示し、すなわちU相電流303とV相電流304とW相電流305である。また、(b)はU相スイッチング指令306であり、U相電流303が正の電流極性のときに高いスイッチング周波数、負の電流極性のときに低いスイッチング周波数となる。また、(c)はV相スイッチング指令307であり、V相電流304が正の電流極性のときに高いスイッチング周波数、負の電流極性のときに低いスイッチング周波数となる。また、(d)はW相スイッチング指令308であり、W相電流305が正の電流極性のときに高いスイッチング周波数、負の電流極性のときに低いスイッチング周波数となる。
これによると、三相交流電流では常に少なくとも一相は逆方向に流れるため、SiCで構成したスイッチング素子を上アームのみに配すれば、必ずSiCに流れることとなる。よって、いかなる運転状態でも必ずSiCを活用することができ、最も効率がよい。
以上説明したように、実施の形態3の電力変換装置によれば、熱破壊に対する信頼性を保ちつつ、SiCを積極的に活用して動作条件に応じてスイッチング周波数を高くすることが可能となるため、スイッチングによる電磁騒音や高調波電流によるモータ損失の低減を実現させ、さらに全てのスイッチング素子および還流ダイオードにSiCを採用するよりも、コストおよびノイズを抑制することができる。
ここで、上記実施の形態3では、図10および図15に示すように、電流極性は電流センサ16もしくは16a,16b,16cの電流情報から得たが、電流センサにのみ決まるものではなく、図18に示すように下アームのスイッチング素子に直列に接続したシャント抵抗器18の端子間電圧からも電流情報が検出可能である。また、図19に示すようにスイッチング素子のコレクタ−エミッタ間の電圧からも電流情報が検出可能である。
また、上記実施の形態3では、図10や図15に示すようにスイッチング周波数の切り替え要素として極性判別器15から出力される電流極性を用いたが、電流極性にのみ決まるものではなく、図20に示すように実効値検出器19から出力される電流実効値を用いてもよい。その場合、あらかじめ設定した閾値に対して、電流実効値<閾値であれば高いスイッチング周波数、電流実効値>閾値であれば低いスイッチング周波数をスイッチング指令として出力する。また、図21に示すようにスイッチング素子および還流ダイオードの温度を測定または推定する温度検出手段20から出力される温度を用いてもよい。その場合、あらかじめ設定した閾値に対して、温度<閾値であれば高いスイッチング周波数、温度>閾値であれば低いスイッチング周波数をスイッチング指令として出力する。
また、図22に示すように、あらかじめ設定されている実効値検出器19から出力される電流実効値に対するスイッチング周波数の関係(同図ではテーブル21aを例示)に基づいてスイッチング周波数を変化させて、このスイッチング周波数をスイッチング指令としてもよい。また、図23に示すように、あらかじめ設定した温度検出手段20から出力される温度に対するスイッチング周波数の関係(同図ではテーブル21bを例示)に基づいてスイッチング周波数を変化させて、このスイッチング周波数をスイッチング指令としてもよい。
なお、上記実施の形態3では、図12、図20、図21に示すように切り替え器17には一つの情報しか入力していないが、一つに限定するものではない。例えば、図24は、電流極性と電流実効値を用いたスイッチング周波数の切り替えに係る制御部14の詳細を示す図である。制御部14は、極性判別器15が判別した正または負の電流極性と実効値検出器19が出力した電流実効値に応じて、電流極性が正または電流実効値<閾値であれば高いスイッチング周波数をスイッチング指令として出力し、電流極性が負でかつ電流実効値>閾値であれば低いスイッチング周波数をスイッチング指令として出力する。
また例えば、図25は、電流極性と電流実効値に対するスイッチング周波数のテーブル21aを用いたスイッチング周波数の切り替えに係る制御部14の詳細を示す図である。制御部14は、極性判別器15が判別した正または負の電流極性と、実効値検出器19が出力した電流実効値に応じて、電流極性が正のときは高いスイッチング周波数をスイッチング指令として出力し、電流極性が負のときは、あらかじめ設定した電流実効値に対するスイッチング周波数のテーブル21aに基づいてスイッチング周波数をスイッチング指令として出力する。
なお、実施の形態1〜3では、低損失なパワーデバイスであるSiCを採用した構成を開示したが、SiCに限定されるものではない。SiCはSiよりもバンドギャップが大きいという特性を捉えて、ワイドバンドギャップ半導体と称される半導体の一例である(これに対し、Siは、ナローバンドギャップ半導体と称される半導体の一例である)。このSiC以外にも、例えば窒化ガリウム系材料(GaN)または、ダイヤモンド(C)を用いて形成される半導体もワイドバンドギャップ半導体に属しており、それらの特性もSiCに類似した点が多い。従って、SiC以外の他のワイドバンドギャップ半導体を用いる構成も、本発明の要旨を成すものである。
また、このようなワイドバンドギャップ半導体によって形成されたスイッチング素子およびダイオード素子は、耐電圧性が高いため、スイッチング素子および還流ダイオードの小型化が可能であり、半導体素子モジュールの小型化が可能となる。また、ワイドバンドギャップ半導体によって形成された素子は、耐熱性も高いため、ヒートシンクの小型化が可能となり、半導体素子モジュールを冷却する冷却構造の小型化が可能となる。
以上のように、本発明に係る電力変換装置は、熱破壊に対する信頼性を保ちつつ、電磁騒音とモータ損失を低減させ、さらにコスト上昇とノイズの増大を抑えることができる発明として有用である。
1a〜1f Siで構成したスイッチング素子
2a〜2f Siで構成した還流ダイオード
3a〜3f SiCで構成したスイッチング素子
4a〜4f SiCで構成した還流ダイオード
11a,11b 平滑用コンデンサ
12 誘導性負荷
13 コイル
14 制御部
15 極性判別器
16,16a,16b,16c 電流センサ
17 切替器
18 シャント抵抗器
19 実効値検出器
20 温度検出手段
21a,21b テーブル
22 電圧形ブリッジ回路
103 ドレイン電流
105 順方向電流
202 差動増幅器
203 比較器
301 負荷電流
302 スイッチング指令
303 U相電流
304 V相電流
305 W相電流
306 U相スイッチング指令
307 V相スイッチング指令
308 W相スイッチング指令

Claims (12)

  1. ワイドバンドギャップ半導体によって形成されたスイッチング素子とナローバンドギャップ半導体によって形成された還流ダイオードを逆並列接続した第一の素子対と、ナローバンドギャップ半導体によって形成されたスイッチング素子とワイドバンドギャップ半導体によって形成された還流ダイオードを逆並列接続した第二の素子対とを直列接続した上下アーム構成の電圧形ブリッジ回路を有することを特徴とする電力変換装置。
  2. 前記上下アーム構成の電圧形ブリッジ回路を二個以上並列接続し、前記ワイドバンドギャップ半導体によって形成されたスイッチング素子を前記電圧形ブリッジ回路の上アームまたは下アームの何れか一方にのみ配することを特徴とする請求項1に記載の電力変換装置。
  3. あらかじめ設定した第一のスイッチング周波数を生成して出力する構成部と、前記第一のスイッチング周波数よりも高い第二のスイッチング周波数を生成して出力する構成部とを有し、前記第一のスイッチング素子か、前記第二のスイッチング素子のうちの少なくとも一方の素子をオン・オフ制御する際のスイッチング周波数を、前記第一のスイッチング周波数か前記第二のスイッチング周波数かの何れかに切り替えるスイッチング周波数切替部を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の電力変換装置。
  4. 前記電圧形ブリッジ回路に電流検出手段を備え、
    前記スイッチング周波数切替部は、前記電流検出手段から得られる電流極性の正負により、前記スイッチング周波数を切り替えることを特徴とする請求項3に記載の電力変換装置。
  5. 前記スイッチング周波数切替部は、前記電流検出手段から得られる電流実効値とあらかじめ設定した閾値との大小比較により、前記スイッチング周波数を切り替えることを特徴とする請求項3に記載の電力変換装置。
  6. 前記スイッチング素子および前記還流ダイオード素子の少なくとも一つ以上の温度を測定または推定する温度検出手段を備え、
    前記スイッチング周波数切替部は、前記温度検出手段から得られる温度とあらかじめ設定した閾値との大小比較により、前記スイッチング周波数を切り替えることを特徴とする請求項3に記載の電力変換装置。
  7. あらかじめ前記電流実効値に対するスイッチング周波数の関係が定められており、前記ナローバンドギャップ半導体によって形成されたスイッチング素子か、前記ワイドバンドギャップ半導体によって形成されたスイッチング素子のうちの少なくとも一方の素子をオン・オフ制御する際のスイッチング周波数を、前記関係に従って変化させる手段を設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の電力変換装置。
  8. あらかじめ前記温度検出手段から得られる温度に対するスイッチング周波数の関係が定められており、前記ナローバンドギャップ半導体によって形成されたスイッチング素子か、前記ワイドバンドギャップ半導体によって形成されたスイッチング素子のうちの少なくとも一方の素子をオン・オフ制御する際のスイッチング周波数を、前記関係に従って変化させる手段を設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の電力変換装置。
  9. 前記電流極性は、出力側に設けた電流検出器から得ることを特徴とする請求項4または5に記載の電力変換装置。
  10. 前記電流極性は、オンしているスイッチング素子に直列に接続したシャント抵抗から得ることを特徴とする請求項4または5に記載の電力変換装置。
  11. 前記電流極性は、オンしているスイッチング素子のコレクタ‐エミッタ間電圧またはドレイン‐ソース間電圧から得ることを特徴とする請求項4または5に記載の電力変換装置。
  12. 前記ワイドバンドギャップ半導体は、炭化ケイ素、窒化ガリウム系材料または、ダイヤモンドを用いた半導体であることを特徴とする請求項1〜11の何れか1項に記載の電力変換装置。
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