JP2013222271A - 電子機器および変換アダプタ - Google Patents

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Abstract

【課題】カプラ面積に制限があっても、アンテナ特性の低下を抑制すること。
【解決手段】 実施形態によれば、電磁波を送受信するカプラを有するカード装置が取り外し自在に挿入されるカードスロットを備える電子機器は、無給電素子を具備する。前記カード装置は、結合素子と、前記結合素子と給電点との間を接続し、第1の面上に設けられた給電素子とを具備する。前記カードスロットに前記カード装置が挿入されている場合、前記無給電素子の少なくとも一部又は前記無給電素子から突出する導電部材の少なくとも一部が、隙間をおいて前記給電素子と対向する。
【選択図】 図6

Description

本発明の実施形態は、電磁波を送受信するためのカプラの面積に制限がある場合の電子機器および変換アダプタに関する。
近年、近接無線通信技術の開発が進められている。近接無線通信技術は、互いに近接された2つのデバイス間の通信を可能にする。近接無線通信機能を有するデバイスそれぞれはカプラを含む。2つのデバイスが通信範囲内に近接された時、それら2つのデバイスのカプラは互いに電磁気的に結合される。この結合により、それらデバイスは互いに信号を無線で送受信することができる。
典型的なカプラは、例えば、結合素子、電極ポール、共振スタブ、グランド等から構成される。共振スタブは共振部として機能する。この共振スタブは、プリント回路基板上の導体パターンによって形成される。信号は、共振スタブおよび電極ポールを介して結合素子に供給される。この結果、結合素子に電流が流れ、カプラの周囲には電磁場が生じる。この電磁場は、互いに近接された2つのデバイスそれぞれに設けられたカプラ同士の電磁的結合を可能にする。
国際公開第2009/022387号パンフレット
限られた面積にカプラを設ける場合がある。例えば、カプラを有しない電子機器のためにカプラをmicroSDカードに搭載する場合や、カプラを設ける電子機器内の実装面積に限りがある場合等である。そして、狭い面積にカプラを設けるとカプラのサイズが小さくなり、所望の周波数における通信特性が低下する恐れがある。
本発明の目的は、カプラ面積に制限があっても、通信特性の低下を抑制することが可能な電子機器および変換アダプタを提供することにある。
実施形態によれば、電磁波を送受信するカプラを有するカード装置が取り外し自在に挿入されるカードスロットを備える電子機器は、無給電素子を具備する。前記カード装置は、結合素子と、前記結合素子と給電点との間を接続し、第1の面上に設けられた給電素子とを具備する。前記カードスロットに前記カード装置が挿入されている場合、前記無給電素子の少なくとも一部又は前記無給電素子から突出する導電部材の少なくとも一部が、隙間をおいて前記給電素子と対向する。
実施形態の電子機器およびカード装置の構成の一例を示す斜視図。 図1に示すカード装置に設けられたカプラの構成の一例を示す斜視図。 実施形態の電子機器に設けられたカプラ補助素子の構成の一例を示す図。 カード装置が電子機器のカードスロットに挿入されている場合のカプラとカプラ補助素子との配置関係を示す斜視図。 図4の方向Aからカプラとカプラ補助素子を見た側面図。 図4のB−B’線に沿ったカプラとカプラ補助素子の断面図。 特性シミュレーションにおいて用いられるパラメータを説明するための図。 カプラおよびカプラ補助素子のS21特性、放射効率、およびリターンロス特性(S11)を示す図。 カプラの表面電流とカプラ補助素子の表面電流とを加算した表面電流分布、カプラの表面電流分布、およびカプラ補助素子の表面電流分布を示す図。 カプラの各素子およびカプラ補助素子の各素子の配置例を示す図。 カプラの各素子およびカプラ補助素子の各素子の配置例を示す図。 カプラの各素子およびカプラ補助素子の各素子の配置例を示す図。 カプラの各素子およびカプラ補助素子の各素子の配置例を示す図。 カプラの各素子およびカプラ補助素子の各素子の配置例を示す図。 カプラの各素子およびカプラ補助素子の各素子の配置例を示す図。 実施形態のカプラの構成の一例を示す斜視図。 図16のC−C’線に沿ったカプラの断面図。 図16に示すカプラを有するカード装置が挿入されるカードスロットを有する電子機器に設けられているカプラ補助素子を示す斜視図。 図16に示すカプラを有するカード装置が電子機器のカードスロットに挿入されている場合、カプラとカプラ補助素子とを示す斜視図。 図19のD−D’線に沿ったカプラおよびカプラ補助素子の断面図で。 カード装置が挿入されるカードスロットを有する電子機器の外観を示す斜視図。 図21のカードスロットの部分を拡大した斜視図。 カード装置をスレートPCに挿入した例を示す斜視図。 コンピュータおよびカード装置のシステム構成を示すブロック図 microSDカードをSDカードスロットに挿入するための変換アダプタを示す斜視図。 microSDカードを変換アダプタに装着した状態を示す図。 カード装置が電子機器のカードスロットに挿入されている場合のカプラとカプラ補助素子との配置関係を示す平面図。 図27のE−E’線に沿ったカプラおよびカプラ補助素子の断面図。
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、電子機器およびカード装置の外観を示す図である。電子機器は、例えばノートブック型パーソナルコンピュータ、タブレット、およびデジタルカメラ等によって実現される。
図1に示すように、電子機器10は、カードスロット11を有する。カード装置20は、カードスロット11に取り外し自在に挿入される。カード装置20は、例えばmicroSDカード(登録商標)によって実現される。
次に、図2を参照して、カード装置20内に設けられているカプラ30の構成について説明する。このカプラ30は、カプラ30と他のカプラとの間の電磁的結合によって電磁波を送受信する。カプラ30は、近接無線通信において使用される。近接無線通信は、互いに近接されたデバイス間のデータ転送を実行する。近接無線通信方式としては、例えばTransferJet(登録商標)を使用し得る。TransferJetは、UWB(Ultra Wide Band)を利用した近接無線通信方式である。2つのデバイスが通信範囲(例えば3cm)内に接近した場合、それらデバイスそれぞれに設けられたカプラ間が電磁気的に結合される。これによってそれらデバイスは互いに信号を無線で送受信することができる。
図2に示されるように、カプラ30は、結合素子31と、地板32と、給電素子33と、給電点34と、短絡素子35とを含む。結合素子31と、地板32と、給電素子33と、給電点34と、短絡素子35とは導体で構成されている。結合素子31、地板32、および給電素子33は平板状である。結合素子31、地板32、給電素子33、および短絡素子35は、基板(第1の面)36上に設けられている。
結合素子31は、カプラ30と他のカプラとの間の電磁気的な結合のために用いられる。結合素子31は、素子31Aと、素子31Bと、素子31Cとから構成されている。素子31Aの一端が、素子31Bの一端に接続されている。素子31Bの他端は、第1開放端E1である。素子31Aの他端が、素子31Cの一端に接続されている。素子31Cの他端は、第2開放端E2である。素子31Aは、その結合素子31Aの長手方向が地板32に対して平行に延在するように配置されている。
給電素子33は、給電点34と結合素子31との間を接続する。この給電素子33の一端は、素子31Aの中間部A1に接続されている。一方、給電素子33の他端は、給電点34に接続されている。
なお、給電点34から素子31Bの先端までの電気長、及び給電点34から素子31Cの先端までの電気長は、カプラ30によって送受信される電磁波(高周波信号)の中心周波数に対応する波長λの略1/4である。即ち、給電点34から給電素子33、素子31A、および素子31Bを介した素子31Bの開放端までの距離、及び給電点34から給電素子33、素子31A、および素子31Cを介した素子31Cの開放端までの距離は、送受信される電磁波の中心周波数に対応する波長の略1/4である。
図2に示されているように、短絡素子35は、カプラ30のインピーダンス(入力インピーダンス)を高めるために、結合素子31と地板32との間を接続する(短絡)。本実施形態においては、短絡素子35は、結合素子31を直接的に地板32に接続するのではなく、給電素子33と地板32との間を接続する。より詳しくは、短絡素子35の一端は給電素子33の一端と他端との間に配置(接続)され、短絡素子35の他端は地板32に接続されている。
TransferJetの場合、中心周波数が4.48GHz、帯域が560MHzである。microSDカードにカプラを実装した場合、帯域が狭くなったり、特性が低下したりする恐れがある。
電子機器10は、カプラ30の特性の低下を抑制するためのカプラ補助素子を有する。図3は、カプラ補助素子40を示す図である。
図3に示すように、カプラ補助素子40は、導電素子41、地板42、および接続素子43を含む。導電素子41、地板42、および接続素子43は、導体で構成されている。ここで導電素子41及び接続素子43は、給電されていない無給電素子である。導電素子41、地板42、および接続素子43は、基板(第2の面)44上に形成されている。接続素子43は、導電素子41の長手方向における中央部の位置から、当該長手方向に対して例えば直角方向に突出した導電素子である。導電素子41と地板42とが接続素子43によって、電気的に接続されている。導電素子41、地板42、および接続素子43は平板状である。基板(第1の面)44は、隙間をおいて基板36(第1の面)に対して対向配置されている。
図4〜図6は、カード装置20がカードスロット11に挿入(装着)されている場合のカプラ30とカプラ補助素子40との配置関係を示す図である。図4は、カプラ30とカプラ補助素子40との配置関係を示す斜視図である。図4は、カプラ30とカプラ補助素子40との配置関係を示す斜視図である。図5は、図4の方向Aからカプラ30とカプラ補助素子40を見た側面図である。図6は、図4のB−B’線に沿ったカプラ30とカプラ補助素子40の断面図である。
図5および図6に示すように、基板(第1の面)35と基板(第2の面)44とは、基板35,44の平面に垂直な方向に重なっている。即ち、基板(第1の面)44は、隙間をおいて基板36(第1の面)に対して対向配置されている。そして、カプラ補助素子40の導電素子41は、カプラ30の結合素子31に重なって(対向して)おり、導電素子41と結合素子31とが近接している。カプラ補助素子40の導電素子41とカプラ30の結合素子31とは、基板(第2の面)44に対して垂直方向に重なって(対向して)いる。即ち、導電素子41は、隙間をおいてカプラ30に対して対向配置されている。
また、図6に示すように、カプラ補助素子40の接続素子43は、カプラ30の給電素子33に重なっており、接続素子43と給電素子33とが近接している。カプラ補助素子40の接続素子43とカプラ30の給電素子33とは、基板44に対して垂直方向に重なって(対向して)いる。また図6に示すように、カプラ補助素子40の導電素子41の一部は、カプラ30の給電素子33に重なって(対向して)いる。
なお図6では、地板42における導電素子41側の端部の位置が、地板32における結合素子31側の端部の位置よりも導電素子41及び結合素子31から遠い位置に位置しているが、これら端部の位置関係はこれに限らない。しかし、結合素子31と地板42との間の距離が、結合素子31と地板32との間の距離よりも長ければ、通信特性が改善する可能性がある。また、導電素子41と地板42の間の距離が、結合素子31と地板32との間の距離よりも長ければ、通信特性が改善する可能性がある。
給電点34から給電素子33に電流を流した場合、電磁誘導によって給電素子33に近接するカプラ補助素子40の接続素子43に電流が流れる。また、給電素子33から結合素子31に電流が流れると、電磁誘導によって結合素子31に近接するカプラ補助素子40の導電素子41に電流が流れる。導電素子41の大きさは、結合素子31の大きさより大きいので、カプラ30をカプラ補助素子40と共に用いた場合に放射される電磁波は、カプラ補助素子40を用いない場合よりも低周波化し、通信に用いられる所望の周波数における放射効率若しくはS21が改善する。このため、カプラ30の小型化と共振周波数の低周波化を両立させることができる。なお導電素子41は、結合素子31よりも面積が狭くても構わないが、少なくとも、導電素子41の長手方向の長さが結合素子31の長手方向の長さよりも長ければ、通信特性が改善する。
また、他のカプラからデータが転送される場合、電磁誘導によって他のカプラから、導電素子41に電流が流れる。導電素子41に電流が流れると、電磁誘導によって導電素子41に近接する結合素子31に電流が流れる。導電素子41から接続素子43に電流が流れると、電磁誘導によって接続素子43に近接する給電素子33に電流が流れる。
なお、給電点34から導電素子41の先端までの電気長は、カプラ30及びカプラ補助素子40を共に用いた場合に送受信される電磁波(高周波信号)の中心周波数に対応する波長λの略1/4である。
なお図3乃至図6の説明においては、カプラ補助素子40が接続素子43及び地板42を備えている場合を説明したが、カプラ補助素子40は必ずしも接続素子43及び地板42を備えていなくとも構わない。即ち、例えばカプラ補助素子40は、地板42を備えず、導電素子41、接続素子43及び基板44から構成されても良い。そしてこの場合、導電素子41及び接続素子43の少なくとも一方は、カード装置20がカードスロット11に挿入されていると、カプラ30の給電素子33の少なくとも一部と重なる位置に設けられる。なお、地板42が無い場合、接続素子43は導電素子41と地板42を接続させるための部材ではなく、単に導電素子41から突出する部材になる。このため、接続素子43を突出素子と呼んでもよい。
また、カプラ補助素子40は、地板42及び接続素子43を備えず、無給電素子41及び基板44から構成されても良い。この場合に導電素子41は、カード装置20がカードスロット11に挿入されていると、カプラ30の給電素子33の少なくとも一部と重なる(対向する)位置に設けられる。
なお、カプラ30の地板32とカプラ補助素子40の地板42とが電気的に接続されている。カプラ30の地板32とカプラ補助素子40の地板42とが電気的に接続されることによって、より特性の低下を抑制することが可能になる。
次に、図7〜図13を参照して、カプラ30とカプラ補助素子40とが重なった場合の特性シミュレーションの結果について説明する。図7(A)は、カプラ30とカプラ補助素子40とを重ねた状態での、カプラ30と基準カプラ50との通信特性をシミュレーションした際の条件を示す図である。なお基準カプラ50としてはこの分野で広く知られているカプラを用いればよい。図7(A),図7(B)の例では、基準カプラ50は、基板50A、結合素子50B、および地板50Cを備えている。
図7(B)は、カプラ30単体と基準カプラ50との通信特性のシミュレーション条件を示す図である。図8(A)は、図7(A),図7(B)のシミュレーション条件下におけるS21特性を示している。図8(A)の横軸は周波数を表し、図8(A)の縦軸は透過係数(S21[dB])を表している。同様に、図8(B)は、図7(A)、図7(B)のシミュレーション条件下における放射効率を示し、図8(C)は、図7(A)、図7(B)のシミュレーション条件下におけるリターンロス特性(S11[dB])を示している。シミュレーション条件は次の通りである。
図7(A)、図7(B)に示すように、カプラ30の結合素子31に対して基準カプラ50の結合素子50Bは左方向に10mmずらされ、かつカプラ30と基準カプラ50との間の縦方向のオフセット距離は10mmに設定されている。
図8(A)に示すS21特性および図8(B)に示す放射効率に示すように、所望の帯域(4.2−4.8GHz)の特性が改善されていることが分かる。また、図8(C)のリターンロス特性に示すように、カプラ30とカプラ補助素子40とを組み合わせた場合のピーク周波数は、カプラ30単体の特性に比べて、低周波化することが可能になったことが理解される。
図9は、カプラの電流(表面電流)分布の解析結果を示している。図9(A)は、カプラ30の表面電流とカプラ補助素子40の表面電流とを加算した表面電流分布を表している。図9(B)は、カプラ30の表面電流分布を表している。図9(C)は、カプラ補助素子40の表面電流分布を表している。図9では、電流量が多い部分ほど濃い色で示されている。無給電素子にも多くの電流が流れることが図9から理解されよう。
次に、図10〜図15は、カプラ30の各素子およびカプラ補助素子40の各素子の配置例を示す。
図10に示す配置例では、カプラ30の給電素子33とカプラ補助素子40の接続素子43とが重なっているが、カプラ30の結合素子31とカプラ補助素子40の導電素子41とが重なっていない。結合素子31の端部61と給電素子33の端部62とが接続されている。結合素子31は、給電素子33の長手方向と直交する方向、且つ基板32と平行な方向に設けられている。導電素子41の端部63と接続素子43の端部64とが接続されている。導電素子41は、接続素子43の長手方向と直交する方向、且つ基板42と平行な方向に設けられている。結合素子31の端部65と導電素子41の端部66とは、給電素子33および接続素子43を挟むように設けられている。結合素子31と導電素子41とが重なっていなくても、カプラ30の給電素子33とカプラ補助素子40の接続素子43とが重なっているので、電磁誘導により給電素子33と接続素子43との間で電磁波が結合される。
図11に示す配置例は、カプラ30の給電素子33とカプラ補助素子40の接続素子43とが重ならず、カプラ30の結合素子31とカプラ補助素子40の導電素子41とが重なっていない。
給電素子33の一端は、結合素子31の第1開放端E1と第2開放端E2の間の中間部A1に接続されている。一方、給電素子33の他端は、給電点34に接続されている。結合素子31の中間部A1は、結合素子31の長手方向の中間点またはその中間点近傍に位置する。カプラ30の結合素子31の周囲に近接して、導電素子41が設けられている。結合素子31は、端部71,72を有する。カプラ30の給電素子33を挟むように近接して、接続素子43A、43Bが設けられている。導電素子41の端部71は接続素子43Aの端部73に接続され、導電素子41の端部72は接続素子43Bの端部74に接続されている。結合素子31と導電素子41とが重っていないが、結合素子31と導電素子41とが近接しているので、電磁誘導により結合素子31と導電素子41との間に電流が流れる。また、給電素子33と接続素子43とが重なっていないが、結合素子31と導電素子41とが近接しているので、電磁誘導により給電素子33と接続素子43との間で電磁波が結合される。
図12に示す配置例は、図11に示した配置例の変形例である。結合素子31の端部81と給電素子33の端部82とが接続されている。結合素子31は、給電素子33の長手方向と直交する方向、且つ基板32と平行な方向に設けられている。結合素子31を囲うように近接して、導電素子41が設けられている。導電素子41は、素子41A、素子41B、および素子41Bから構成されている。素子41Aおよび素子41Bは、結合素子31を挟むように配置されている。素子41Cは、素子41Aと素子41Bとを電気的に接続する。導電素子41の素子41Aの端部83は接続素子43Cの端部85に接続され、導電素子41の素子41Bの端部84は接続素子43Bの端部86に接続されている。結合素子31と導電素子41とが重っていないが、結合素子31と導電素子41とが近接しているので、電磁誘導により結合素子31と導電素子41との間で電磁波が送受信される。また、給電素子33と接続素子43とが重なっていないが、結合素子31と導電素子41とが近接しているので、電磁誘導により給電素子33と接続素子43との間で電磁波が結合される。
図13に示す配置例は、カプラ補助素子40に導電素子41と地板42とを接続する接続素子が設けられていない例である。カプラ補助素子40の導電素子41は、カプラ30の結合素子31に対して重なっている。接続素子がないが、導電素子41がカプラ30の結合素子31に対して重なっているので、電磁誘導により結合素子31と導電素子41との間で電磁波が結合される。
図14に示す配置例は、図13に示した配置例の変形例である。図14に示す配置例は、図13に示した配置例と同様に、カプラ補助素子40に導電素子41と地板42とを接続する接続素子が設けられていない。結合素子31の端部91と給電素子33の端部92とが接続されている。結合素子31は、給電素子33の長手方向と直交する方向、且つ基板32と平行な方向に設けられている。
図15に示す配置例は、カプラ30の給電素子33とカプラ補助素子40の接続素子43とが重ならず、カプラ30の結合素子31とカプラ補助素子40の導電素子41とが重なっていない。
給電素子33の一端は、結合素子31の第1開放端E1と第2開放端E2の間の中間部A1に接続されている。一方、給電素子33の他端は、給電点34に接続されている。結合素子31の中間部A1は、結合素子31の長手方向の中間点またはその中間点近傍に位置する。
導電素子41C,41Dが、給電素子33を挟むように、配置されている。導電素子41Cの端部102は、結合素子31の第1端部E1に近接している。導電素子41Dの端部104は、結合素子31の第2端部E2に近接している。導電素子41C,41Dの一部が給電素子33に重なっても良いし、重ならなくても良い。導電素子41Cの端部101が接続素子43Eの端部105に接続されている。接続素子43Eの端部106は、地板42に接続されている。導電素子41Dの端部103が接続素子43Fの端部107に接続されている。接続素子43Fの端部108は、地板42に接続されている。
導電素子41Cの端部102が結合素子31の第1端部E1に近接し、導電素子41Dの端部104が結合素子31の第2端部E2に近接しているので、電磁誘導により、
導電素子41Cと結合素子31との間、および導電素子41Dと結合素子31との間で電磁波が結合される。
次に、三次元構造を有するカプラの例について説明する。図16、図17を参照して、一実施形態に係るカプラの構造について説明する。図16は、カプラ200を示す斜視図である。図17は、図16のC−C’線に沿ったカプラ200の断面図である。なお、当該カプラ200は、例えばカード装置20内に設けられても良いし、あるいはカードスロットのない電子機器内に設けられても良い。
図16、図17に示されるように、カプラ200は、結合素子201と、基板202とを含む。結合素子201と、基板202とは、いずれも平板状である。
基板202は例えば誘電体を含むベース部材である。以下では、基板202は誘電体基板と称する。結合素子201は、例えば、誘電体基板202の表面上に設けられている。結合素子201は平板状の電極(結合電極)である。この結合電極は誘電体基板202の表面上に配置されている。
図17に示すように、誘電体基板202を介して結合素子201の給電点P1に接続される給電端子203が設けられている。給電端子203は給電ケーブル(例えば、同軸ケーブル)を接続するためのコネクタとして機能する。信号は、給電ケーブル、給電端子203、および第1スルーホール200Aを介して、結合素子201の給電点P1に給電される。
次に、結合素子201の形状について説明する。結合素子201は、平板状をなす。そして結合素子201は、結合素子201においては、図16に示すように、2つの素子(矩形素子)211,212が互いに離間した状態で平行して存在する。結合素子201には、矩形素子211,212の中央部どうしを連結するように延びる連結素子213が存在する。換言すれば、結合素子201は略H型の形状を有している。給電点P1は、例えば、結合素子201の中心(連結素子113の中心)またはその近傍に位置されている。
図18は、本実施形態のカプラ200に対応するカプラ補助素子を示す図である。なお当該カプラ補助素子300は、カプラ200を有する電子機器、あるいはカプラ200を有するカード装置が挿入されるカードスロットを有する電子機器に設けられている。なお電子機器がスマートフォンの場合、カードスロットは、リアカバーを取り外した状態で露出する。そしてカプラ補助素子300は、本体の背面側の電池カバー302の本体側の表面に設けられる場合がある。なお、カプラ200は、スマートフォンに装着される電池やスマートフォン内の基板等に設けられていても良い。
図18に示すように、カプラ補助素子300は、無給電素子301を有する。無給電素子301は、平板状をなす。そして無給電素子301は、その厚み方向に直交する平面において次のような形状をなす。無給電素子301においては、図18に示すように、2つの素子(矩形素子)311,312が互いに離間した状態で平行して存在する。無給電素子301には、矩形素子311,312の中央部どうしを連結するように延びる連結素子313が存在する。換言すれば、無給電素子301は略H型の形状を有している。
図19、図20は、本実施形態のカプラ200を有するカード装置が電子機器のカードスロットに挿入されている場合のカプラ200とカプラ補助素子300との配置関係を示す図である。図19は、カプラ200とカプラ補助素子300とを示す斜視図である。図20は、図19のD−D’線に沿ったカプラ200およびカプラ補助素子300の断面図である。
図19、図20に示すように、結合素子201と無給電素子301とが近接して重なっている。カプラ200の素子211とカプラ補助素子300の素子311とが近接して重なっている。カプラ200の素子212とカプラ補助素子300の素子312とが近接して重なっている。カプラ200の連結素子213とカプラ補助素子300の連結素子313とが近接して重なっている。
カプラ補助素子300の無給電素子301がカプラ200の結合素子201に対して重なっているので、電磁誘導により無給電素子301と結合素子201との間で電磁波が結合される。
図21は、カード装置20が挿入されるカードスロットを有する電子機器の外観を示す斜視図である。この電子機器は、情報処理装置、例えば、バッテリ駆動可能なノートブック型の携帯型パーソナルコンピュータ400として実現されている。
コンピュータ400は、本体500およびディスプレイユニット550を備えている。ディスプレイユニット550は、回動自在に本体500に取り付けられている。ディスプレイユニット550は、本体500の上面を露出させる開放位置と、本体500の上面を覆う閉塞位置との間で回動する。ディスプレイユニット550の筐体内には、LCD(liquid crystal display)551が設けられている。
本体500は薄い箱状の筐体を有している。本体500の筐体は、下部ケース500Aとこれに嵌合されたトップカバー500Bとを含んでいる。本体500の上面上には、キーボード501、タッチパッド502および電源スイッチ503等が配置されている。また本体500の筐体の外壁、たとえば、右側壁には、カードスロット504が設けられている。図21の例では、光ディスクドライブ505の収納部の上部にカードスロット504が配置されている。
図22は、カードスロット504の部分を拡大した斜視図である。図22に示すように、カード装置20がカードスロット504に取り外し自在に挿入される。
なお、カード装置20が挿入される電子機器は携帯型パーソナルコンピュータ400に制限されない。図23は、カード装置20をスレートPC600に挿入した例を示している。
図24は、コンピュータ400のシステム構成を示すブロック図である。
コンピュータ400は、キーボード501、タッチパッド502、電源スイッチ503、光ディスクドライブ(ODD)505およびLCD551の他に、ハードディスクドライブ(HDD)704、CPU705、主メモリ706、BIOS(basic input/output system)−ROM707、ノースブリッジ708、グラフィクスコントローラ709、ビデオメモリ(VRAM)710、サウスブリッジ711、エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)712、および電源コントローラ713を含む。
ハードディスクドライブ704は、オペレーティングシステム(OS)721や各種アプリケーションプログラム等を格納する。CPU705は、コンピュータ400の動作を制御するためのプロセッサであり、ハードディスクドライブ704から主メモリ706にロードされる各種プログラムを実行する。CPU705が実行するプログラムには、オペレーティングシステム721、近接無線通信ガジェットアプリケーションプログラム722、認証アプリケーションプログラム723、あるいは送信トレイアプリケーションプログラム724を含む。またCPU705は、ハードウェア制御のために、BIOS−ROM707に格納されたBIOSプログラムを実行する。
ノースブリッジ708は、CPU705のローカルバスとサウスブリッジ711との間を接続する。ノースブリッジ708は、主メモリ706をアクセス制御するメモリコントローラを内蔵する。また、ノースブリッジ708は、AGPバスなどを介してグラフィクスコントローラ709との通信を実行する機能を有する。グラフィクスコントローラ709は、LCD551を制御する。グラフィクスコントローラ709は、ビデオメモリ710に記憶された表示データから、LCD551に表示させる表示イメージを表す映像信号を生成する。なお表示データは、CPU705の制御の下にビデオメモリ710に書き込まれる。
サウスブリッジ711は、LPCバス上のデバイスを制御する。サウスブリッジ711は、ハードディスクドライブ704を制御するためのATAコントローラを内蔵している。さらに、サウスブリッジ711は、BIOS−ROM707をアクセス制御するための機能を有している。エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)712は、エンベデッドコントローラと、キーボードコントローラとが集積された1チップマイクロコンピュータである。エンベデッドコントローラは、ユーザによる電源スイッチ703の操作に応じて情報処理装置400をパワーオン/パワーオフするように電源コントローラ413を制御する。キーボードコントローラは、キーボード501およびタッチパッド502を制御する。電源コントローラ713は、図示しない電源装置の動作を制御する。なお当該電源装置は、コンピュータ400の各部の動作電力を生成する。
なお、近接無線通信デバイス414とサウスブリッジ411との間のデータの転送は、例えば、PCI(peripheral component interconnect)バスを介して行われる。なお、PCIの代わりにPCI Expressを用いても良い。
カード装置20内には、近接無線通信デバイス730が設けられている。近接無線通信デバイス730は近接無線通信を実行するための通信モジュールである。近接無線通信デバイス730は、PHY/MAC部731を備える。PHY/MAC部731は、CPU705による制御の下に動作する。PHY/MAC部731は、カプラ30を介して信号を無線で送受信する。
なお、ここでは、カプラ30を有するカード装置が挿入される電子機器の例としてコンピュータ400を説明したが、この電子機器としては、たとえば、TVであってもよいカードスロットに、カプラ30を内蔵したカード装置20、またはカプラ30と近接無線通信デバイス730の双方を内蔵したカードを挿入しても良い。
microSDカード20内のカプラ30の特性の低下を抑制するために電子機器にカプラ補助素子40を設けていたが、microSDカードをSDカードに変換するためのカードスロットに挿入するための変換アダプタにカプラ補助素子40を設けても良い。
図25は、変換アダプタを示す斜視図である。図26に示すように、変換アダプタ800は、microSDカード(カード装置)20が挿入されるカードスロット801を有する。
図26は、microSDカード20を変換アダプタ800に装着した状態を示す図である。図26に示すように、変換アダプタ800に設けられた接続素子43がmicroSDカード20内の給電素子33に重なり、変換アダプタ800に設けられた導電素子41がmicroSDカード20内の結合素子31に重なっている。
図27、図28は、カード装置が電子機器のカードスロットに挿入されている場合のカプラとカプラ補助素子との配置関係を示す図である。図27は、カード装置が電子機器のカードスロットに挿入されている場合のカプラとカプラ補助素子との配置関係を示す平面図である。図28は、図27のE−E’線に沿ったカプラおよびカプラ補助素子の断面図である。
図27,図28に示すように、カプラ補助素子40の導電素子41は、カプラ30の結合素子31と重なっていない。但し、カプラ補助素子40の接続素子43は、カプラ30の給電素子33と重なっている。カプラ30の給電素子33とカプラ補助素子40の接続素子43とが重なっているので、電磁誘導により給電素子33と接続素子43との間で電磁波が結合される。
図10〜図15に示したカプラとカプラ補助素子との配置例は、図4に示した電子機器の構造や図26に示した変換アダプタの構造に適用しても良い。また、図4に示したカプラとカプラ補助素子との配置を図26に示した変換アダプタに適用しても良い。図26に示した配置例を図4に示した電子機器に適用しても良い。
本実施形態では、カプラ自身がSDカードなどのカード装置に配置され、且つ電子機器または変換アダプタから脱着可能な構造の場合、あらかじめ電子機器の筐体や変換アダプタアダプタ側に給電部がない無給電素子を配置させておき、無線などを使用する際に筐体の無給電素子と給電点に接続された結合素子が近接することで単体時よりも特性が改善する。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…電子機器、11…カードスロット、20…カード装置、30…カプラ、31…結合素子、32…地板、33…給電素子、34…給電点、35…短絡素子、36…基板、40…カプラ補助素子、41…無給電素子、42…地板、43…接続素子、44…基板、400…携帯型パーソナルコンピュータ(電子機器)、600…スレートPC(電子機器)、800…変換アダプタ、801…カードスロット。

Claims (16)

  1. 電磁波を送受信するカプラを有するカード装置が取り外し自在に挿入されるカードスロットを備える電子機器であって、
    前記カード装置は、結合素子と、前記結合素子と給電点との間を接続し、第1の面上に設けられた給電素子とを具備し、
    前記電子機器は、
    無給電素子を具備し、
    前記カードスロットに前記カード装置が挿入されている場合、前記無給電素子の少なくとも一部又は前記無給電素子から突出する導電部材の少なくとも一部が、隙間をおいて前記給電素子と対向する、電子機器。
  2. 前記カプラは、他のカプラとの間の電磁的結合によって電磁波を送受信する
    請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記電子機器は第1の地板を更に備え、
    前記カード装置の前記給電素子は、第1の面上に設けられ、
    前記電子機器の前記突出素子は、隙間をおいて前記第1の面と対向する第2の面上に設けられ、前記無給電素子と前記第1の地板との間を接続する、
    請求項1または2の何れか1項に記載の電子機器。
  4. 前記突出素子は、前記無給電素子の長手方向の中央部から突出する、
    請求項1〜3の何れか1項に記載の電子機器。
  5. 前記カード装置は、第2の地板と、前記給電素子と前記第2の地板の間を接続する第2短絡素子とを更に具備し、
    前記第1の地板と前記第2の地板とが電気的に接続される
    請求項1〜4の何れか1項に記載の電子機器。
  6. 電磁波を送受信するカプラを有する電子機器であって、
    結合素子と、前記結合素子と給電点との間を接続し、第1の面上に設けられた給電素子とを具備するカプラと、
    無給電素子とを具備し、
    前記無給電素子の少なくとも一部又は前記無給電素子から突出する導電部材の少なくとも一部が、隙間をおいて前記給電素子と対向する、電子機器。
  7. 前記カプラは、他のカプラとの間の電磁的結合によって電磁波を送受信する
    請求項6に記載の電子機器。
  8. 前記電子機器は第1の地板を更に備え、
    前記給電素子は、第1の面上に設けられ、
    前記電子機器の前記突出素子は、隙間をおいて前記第1の面と対向する第2の面上に設けられ、前記無給電素子と前記第1の地板との間を接続する
    請求項6または7の何れか1項に記載の電子機器。
  9. 前記突出素子は、前記無給電素子の長手方向の中央部から突出する、
    請求項6〜8の何れか1項に記載の電子機器。
  10. 第2の地板と、前記給電素子と前記第2の地板の間を接続する第2短絡素子とを更に具備し、
    前記第1の地板と前記第2の地板とが電気的に接続される
    請求項6〜9の何れか1項に記載の電子機器。
  11. 前記カプラは、カード装置に設けられ、
    前記カード装置は、前記電子機器に設けられているカードスリットに挿入されている
    請求項6〜10の何れか1項に記載の電子機器。
  12. 電磁波を送受信するカプラを有するカード装置が取り外し自在に挿入される第1のカードスロットを有し、電子機器に設けられた第2のカードスロットに挿入される変換アダプタであって、
    前記カード装置は、結合素子と、前記結合素子と給電点との間を接続し、第1の面上に設けられた給電素子とを具備し、
    前記変換アダプタは、無給電素子を具備し、
    前記第1のカードスロットに前記カード装置が挿入されている場合、前記無給電素子の少なくとも一部又は前記無給電素子から突出する導電部材の少なくとも一部が、隙間をおいて前記給電素子と対向する、変換アダプタ。
  13. 前記カプラは、他のカプラとの間の電磁的結合によって電磁波を送受信する
    請求項12に記載の変換アダプタ。
  14. 前記変換アダプタは第1の地板を更に備え、
    前記給電素子は、第1の面上に設けられ、
    前記電子機器の前記突出素子は、隙間をおいて前記第1の面と対向する第2の面上に設けられ、前記無給電素子と前記第1の地板との間を接続する
    請求項12または13の何れか1項に記載の変換アダプタ。
  15. 前記突出素子は、前記無給電素子の長手方向の中央部から突出する、
    請求項12〜14の何れか1項に記載の変換アダプタ。
  16. 前記カード装置は、第2の地板と、前記給電素子と前記第2の地板の間を接続する第2短絡素子とを更に具備し、
    前記第1の地板と前記第2の地板とが電気的に接続される
    請求項12〜15の何れか1項に記載の変換アダプタ。
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