JP2013214918A - シャッター装置、画像表示システム、及び、タイミング調整方法 - Google Patents

シャッター装置、画像表示システム、及び、タイミング調整方法 Download PDF

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Abstract

【課題】映像の明るさとクロストークのバランスを調整できる技術を提供する。
【解決手段】3Dメガネ20は、3D画像を構成する左目用画像と右目用画像とを駆動によって透過させるシャッター部240と、シャッター部240の駆動タイミングを制御する同期信号を受信する同期信号受信部222と、シャッター部240の駆動タイミングを調整するための調整情報の入力を受け付ける調整情報受付部280と、同期信号受信部222によって受信された同期信号と、調整情報受付部280によって受け付けられた調整情報とに従って、シャッター部240を駆動させるシャッター駆動部230とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、シャッター装置、画像表示システム、及び、タイミング調整方法に関するものである。
従来、左目用画像及び右目用画像から構成される3D画像を出力する画像出力装置と、当該画像出力装置から出力された3D画像を視るために用いられる3Dメガネとを備えるシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。上記システムにおいて、3Dメガネは、左目用画像と右目用画像とを交互に透過させる(左目と右目に交互に光を透過、遮断させる)ように駆動する左右のシャッターを備え、外部から受信した同期信号に基づいてシャッター駆動信号を生成し、シャッター駆動信号による駆動タイミングでシャッターを駆動させている。
特開2010−61105号公報
しかしながら、3Dメガネが受信する同期信号は、3D画像の表示タイミングに基づき3Dメガネのシャッターが所定の駆動タイミングで駆動するように予め規定されたものである。つまり、3Dメガネのシャッターの駆動タイミングは一定である。従って、以下のような問題が生じる。
1.既定の駆動タイミングによるシャッター開口時間が、あるユーザーにとって長い場合、そのユーザーは、映像が暗いと感じ難いが、左目用画像と右目用画像とが重なって見え易い。即ち、不快感を生むクロストークを感じ易い。
2.既定の駆動タイミングによるシャッター開口時間が、あるユーザーにとって短い場合、そのユーザーは、不快感を生むクロストークを感じ難いが、映像が暗いと感じ易い。
クロストークの感度は個人差がある。そのため、クロストークを感じ難いユーザーであれば、映像を明るくするためにシャッター開口時間を長くしてもクロストークを感じない場合がある。また例えば、クロストークを感じ易いユーザーであれば、映像を暗くしてでも、シャッター開口時間を短くしてクロストークを低減させたい場合がある。ところが、上述の如く、3Dメガネのシャッターの駆動タイミングは一定であるため、映像の明るさとクロストークのバランスを調整できないという問題がある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであって、映像の明るさとクロストークのバランスを調整できる技術を提供する。
上記問題を解決するために、本発明の一態様であるシャッター装置は、立体画像を構成する左目用画像と右目用画像とを駆動によって透過させるシャッター部と、前記シャッター部の駆動タイミングを制御する同期信号を受信する同期信号受信部と、前記シャッター部の駆動タイミングを調整するための調整情報の入力を受け付ける調整情報受付部と、前記同期信号受信部によって受信された前記同期信号と、前記調整情報受付部によって受け付けられた前記調整情報とに従って、前記シャッター部を駆動させるシャッター駆動部とを備えることを特徴とする。
上記構成によれば、上記シャッター装置は調整情報に応じてシャッター部を駆動させるため、シャッター装置のユーザーは、調整情報を入力し、自身の感覚に応じたクロストークと明るさのバランスを調整することできる。
上記シャッター装置において、前記シャッター駆動部は、前記同期信号受信部によって受信された前記同期信号に基づく前記駆動タイミングを前記調整情報に基づいて補正した補正後の前記駆動タイミングに従って、前記シャッター部を駆動させるようにしてもよい。
上記構成によれば、既定の駆動タイミングを補正して所望の駆動タイミングを得ることができる。
上記シャッター装置において、前記同期信号受信部によって受信された前記同期信号に基づく前記駆動タイミングによる左目用画像及び右目用画像の透過時間の中心時刻を変化させずに、前記同期信号に基づく前記駆動タイミングを補正するようにしてもよい。
上記構成によれば、左目用画像と右目用画像との切り替わりが見えないようにしつつ、シャッター開口時間を最大限に長くする調整することができる。
上記シャッター装置において、前記調整情報を送信する調整情報送信部を更に備えるようにしてもよい。
上記構成によれば、画像表示装置において調整情報に応じた光源制御を実現すれば、シャッターの駆動タイミングの補正に応じて光源を制御することができる。
上記問題を解決するために、本発明の他の態様である画像表示システムは、左目用画像及び右目用画像を含む立体画像を表示する画像表示装置と、前記立体画像を視るために用いられるシャッター装置とを備える画像表示システムにおいて、前記シャッター装置は、前記立体画像を構成する左目用画像と右目用画像とを駆動によって透過させるシャッター部と、前記シャッター部の駆動タイミングを制御する同期信号を受信する同期信号受信部と、前記シャッター部の駆動タイミングを調整するための調整情報の入力を受け付ける調整情報受付部と、前記同期信号受信部によって受信された前記同期信号と、前記調整情報受付部によって受け付けられた前記調整情報とに従って、前記シャッター部を駆動させるシャッター駆動部と、前記調整情報を送信する調整情報送信部とを有し、前記画像表示装置は、前記立体画像を表示する画像表示部と、前記シャッター装置に送信する前記同期信号を生成する同期信号生成部と、前記シャッター装置から送信された前記調整情報を取得する調整情報受信部と、前記立体画像の表示タイミングと調整情報受信部によって受信された前記調整情報とに従って、前記画像表示部の光源を制御する光源制御部とを有することを特徴とする。
上記構成によれば、シャッターの駆動タイミングの補正に応じて光源を制御することができる。
上記画像表示システムにおいて、前記調整情報受信部は、複数の前記シャッター装置の夫々の前記調整情報を受信し、前記光源制御部は、前記表示タイミングと、夫々の前記調整情報のうち左目用画像及び右目用画像の透過時間を最大に調整する前記調整情報とに従って、前記光源を制御するようにしてもよい。
上記構成によれば、何れのユーザーの視聴に対しても、必要な光を確保するように光源を制御することができる。
上記問題を解決するために、本発明の他の態様であるタイミング調整方法は、立体画像を構成する左目用画像と右目用画像とを駆動によって透過させるシャッター部を備えるシャッター装置におけるタイミング調整方法であって、前記シャッター装置の同期信号受信部が、前記シャッター部の駆動タイミングを制御する同期信号を受信し、前記シャッター装置の調整情報受付部が、前記シャッター部の駆動タイミングを調整するための調整情報の入力を受け付け、前記シャッター装置のシャッター駆動部が、前記同期信号受信部によって受信された前記同期信号と前記調整情報とに従って、前記シャッター部を駆動させることを特徴とする。
上記構成によれば、上述の効果を得ることができる。
本発明の第1の実施形態による、シャッター装置を含む画像表示システムの機能ブロック図の一例である。 本発明の第1の実施形態による調整情報に関する画面例である。 本発明の第1の実施形態による調整情報の記憶例である。 本発明の第1の実施形態における、調整情報とシャッター駆動信号との関係を説明する説明図である。 本発明の第1の実施形態における、調整情報とシャッター駆動信号との関係を説明する説明図である。 本発明の第1の実施形態における、調整情報とシャッター駆動信号との関係を説明する説明図である。 本発明の第1の実施形態によるシャッター装置の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態による、シャッター装置を含む画像表示システムの機能ブロック図の一例である。 本発明の第2の実施形態による光源の制御例である。
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の第1の実施形態による、シャッター装置を含む画像表示システム1の機能ブロック図の一例である。
画像表示システム1は、図1に示すように、左目用画像及び右目用画像を含む3D画像(立体画像)を表示する画像表示装置10と、3D画像を視るために用いられる3D画像観賞用メガネ(シャッター装置。以下、「3Dメガネ」という)20とを備える。画像表示装置10は、例えば、3Dテレビ、プロジェクターなどが該当する。なお、図1において1つの3Dメガネ20を示したが、画像表示システム1は複数の3Dメガネ20を備えていてもよい。
(画像表示装置10)
画像表示装置10は、制御部(CPU)100、画像表示部110及び通信部120を備える。制御部100は、画像制御部102、光源制御部104、タイミング制御部106及び同期信号生成部108を有する。画像表示部110は、液晶パネル112及び光源114を有する。通信部120は、同期信号送信部122を有する。
画像制御部102は、外部又は内部から3D画像を取得(受信)する。例えば、画像制御部102は、外部装置(例えば、パーソナルコンピューター、サーバー)から3D画像を取得する。また、例えば、画像表示装置10がアンテナ部(非図示)を備える場合、画像制御部102は、アンテナ部を介して、放送局(放送波)から3D画像を受信する。また、例えば、画像表示装置10が画像記憶部(非図示)を内蔵する場合、画像制御部102は、画像記憶部から3D画像を取得する。画像制御部102は、取得した3D画像を一時記憶する。
また、画像制御部102は、表示タイミング(表示タイミング信号)を取得する。画像制御部102は、外部(例えば、パーソナルコンピューター、サーバー、放送局)から3D画像を取得する態様の場合、タイミング制御部106から表示タイミングを取得する。また、画像制御部102は、内部(例えば、内蔵する画像記憶部)から3D画像を取得する態様の場合、内部(例えば、タイミング記憶部(非図示))から表示タイミングを取得してもよい。
画像制御部102は、表示タイミングを取得した場合、取得した表示タイミングにて、一時記憶している3D画像を液晶パネル112に出力する。即ち、画像制御部102は、一時記憶している3D画像に対し必要な処理(スケーリング、キーストーン、フレームレート変換等)を実行し、取得した表示タイミングで液晶パネル112を駆動して3D画像を表示する。
また、画像制御部102は、タイミング制御部106から表示タイミングを取得した場合、タイミング制御部106から取得した表示タイミングを光源制御部104に出力する。また、画像制御部102は、タイミング記憶部から表示タイミングを取得した場合、タイミング記憶部から取得した表示タイミングを光源制御部104及びタイミング制御部106に出力する。
光源制御部104は、画像制御部102から表示タイミングを取得する。光源制御部104は、画像制御部102から表示タイミングを取得した場合、画像制御部102から取得した表示タイミングに従って光源114を制御する。
液晶パネル112は、画像制御部102から取得した3D画像を表す画像データに基づいて、光源114から射出された光を変調する光変調装置である。なお、画像表示装置10がプロジェクターである場合、液晶パネル112によって変調された3D画像を表す光は、レンズ(非図示)によって、画像表示装置10の前面に設置されたスクリーン(非図示)に投射される。
タイミング制御部106は、外部(例えば、パーソナルコンピューター、サーバー、放送局)、又は、画像制御部102から表示タイミングを取得する。タイミング制御部106は、外部から表示タイミングを取得した場合には、外部から取得した表示タイミングを、画像制御部102及び同期信号生成部108に出力する。また、タイミング制御部106は、画像制御部102から表示タイミングを取得した場合には、画像制御部102から取得した表示タイミングを、同期信号生成部108に出力する。
同期信号生成部108は、タイミング制御部106から表示タイミングを取得する。同期信号生成部108は、タイミング制御部106から表示タイミングを取得した場合、タイミング制御部106から取得した表示タイミングに従って、3Dメガネ20に送信する同期信号を生成する。
同期信号生成部108は、同期信号を生成した場合、生成した同期信号を同期信号送信部122に出力する。なお、同期信号送信部122に出力された同期信号は、3Dメガネ20に送信され、シャッター部240の駆動タイミングを制御するシャッター駆動信号の生成に用いられる。つまり、同期信号生成部108は、同期信号を生成することによって、3Dメガネ20のシャッター部240の駆動タイミングを制御する。
同期信号送信部122は、同期信号生成部108から同期信号を取得する。同期信号送信部122は、同期信号生成部108から同期信号を取得した場合、同期信号生成部108から取得した同期信号を無線通信によって3Dメガネ20に送信する。なお、「無線通信」とは、伝送路として線を使わない通信である。画像表示装置10と3Dメガネ20間の無線通信として、3Dメガネ20が1つの場合には赤外線通信又はブルートゥースを利用し、3Dメガネ20が複数の場合にはブルートゥースを利用してもよい。
(3Dメガネ20)
3Dメガネ20は、通信部220、シャッター駆動部230、シャッター部240、調整情報受付部280及び調整情報記憶部290を備える。通信部220は、同期信号受信部222を有する。シャッター駆動部230は、信号解析部232、駆動信号生成部234及びタイミング調整部236を有する。シャッター部240は、それぞれ液晶パネルを含む左目シャッター240L、及び右目シャッター240Rを有する。
調整情報受付部280は、ユーザーから調整情報の入力(設定)を受け付ける。調整情報受付部280は、調整情報を調整情報記憶部290に記憶する。調整情報とは、映像の明るさとクロストークのバランスを調整するために、3D画像の表示タイミングと3Dメガネ20との同期を調整するための情報である。なお、調整情報は、メガネ制御タイミング変更情報とも称する。
同期信号受信部222は、無線通信によって、画像表示装置10から同期信号を受信する。同期信号受信部222は、画像表示装置10から同期信号を受信した場合、画像表示装置10から受信した同期信号を信号解析部232に出力する。
信号解析部232は、同期信号受信部222から同期信号を取得する。信号解析部232は、同期信号受信部222から同期信号を取得した場合、同期信号受信部222から取得した同期信号を解析する。具体的には、信号解析部232は、プロトコル記憶部(非図示)に記憶されているプロトコル情報を用いて同期信号を解析する。信号解析部232は、同期信号の解析結果を駆動信号生成部234に出力する。
駆動信号生成部234は、信号解析部232から同期信号の解析結果を取得する。駆動信号生成部234は、信号解析部232から同期信号の解析結果を取得した場合、信号解析部232から取得した同期信号の解析結果に基づいて、第1のシャッター駆動信号を生成する。駆動信号生成部234は、第1のシャッター駆動信号をタイミング調整部236に出力する。
タイミング調整部236は、駆動信号生成部234から第1のシャッター駆動信号を取得する。タイミング調整部236は、駆動信号生成部234から第1のシャッター駆動信号を取得した場合、駆動信号生成部234から取得した第1のシャッター駆動信号と、調整情報記憶部290に記憶されている調整情報とに従って、必要に応じて、第2のシャッター駆動信号を生成する。詳細は後述するが、簡単に説明すると、タイミング調整部236は、調整を要する旨の調整情報が記憶されている場合には、第2のシャッター駆動信号を生成する。例えば、タイミング調整部236は、遅延時間カウンタを用いて、駆動信号生成部234から周期的に取得する第1のシャッター駆動信号のタイミングを調整し、第2のシャッター駆動信号を生成する。一方、タイミング調整部236は、調整を要する旨の調整情報が記憶されていない場合には、第2のシャッター駆動信号を生成しない。
タイミング調整部236は、第2のシャッター駆動信号を生成した場合、第2のシャッター駆動信号をシャッター部240に出力する。タイミング調整部236は、第2のシャッター駆動信号を生成しなかった場合、駆動信号生成部234から取得した第1のシャッター駆動信号を、シャッター部240に出力する。
つまり、映像の明るさとクロストークのバランスを調整情報によって調整される前の既定(標準)のシャッター駆動信号が第1のシャッター駆動信号に相当し、映像の明るさとクロストークのバランスを調整情報によって調整された後のシャッター駆動信号が第2のシャッター駆動信号に相当する。なお、シャッター駆動信号(第1のシャッター駆動信号及び第2のシャッター駆動信号)は、左目シャッター240Lの液晶パネルの透過率、及び、右目シャッター240Rの液晶パネルの透過率を制御する信号である。
以上のように、シャッター駆動部230(信号解析部232、駆動信号生成部234、タイミング調整部236)は、画像表示装置10から受信した同期信号と、調整情報とに従って、シャッター部240を駆動させている。
シャッター部240は、タイミング調整部236からシャッター駆動信号(第1のシャッター駆動信号又は第2のシャッター駆動信号)を取得する。シャッター部240は、タイミング調整部236からシャッター駆動信号を取得した場合、タイミング調整部236から取得したシャッター駆動信号に従って、左目シャッター240L、右目シャッター240Rを交互に駆動させる。つまり、シャッター部240の左目シャッター240Lは、シャッター駆動信号に従って、画像表示装置10が表示する3D画像(例えば、プロジェクターが投射した3D画像、3Dテレビが表示する3D画像)の左目用画像を透過し、右目用画像を遮断する。一方、右目シャッター240Rは、画像表示装置10が表示する3D画像の右目用画像を透過し、左目用画像を遮断する。これにより、3Dメガネ20を通して3D画像を視た場合、ユーザーの左目と右目に交互に、左目用画像と右目用画像とが透過され、意図したように3D画像を見ることができる。
ここで、シャッター部240は、タイミング調整部236から第1のシャッター駆動信号を取得した場合には、映像の明るさとクロストークのバランスに関し、標準的なバランスの3D画像をユーザーに提供する。一方、シャッター部240は、タイミング調整部236から第2のシャッター駆動信号を取得した場合には、映像の明るさとクロストークのバランスに関し、標準的なバランスから調整(補正)したバランスの3D画像をユーザーに提供する。
図2は、本発明の第1の実施形態による調整情報に関する画面例である。3Dメガネ20は、表示部(非図示)を備え、表示部に調整情報に関する画面を表示する。例えば、3Dメガネ20は、図2(a)の画面を表示する。図2(a)の画面は、3Dメガネ20の調整情報(設定値)を表している。
ユーザーは、図2(a)の画面において、調整情報の値(「−50」〜「+50」。初期値「0」)を設定する。例えば、ユーザーは、映像の明るさとクロストークのバランスに関し、映像の明るさを優先させるときはマイナスの値を設定する。また、ユーザーは、映像の明るさとクロストークのバランスに関し、クロストークの削減を優先(以下、「画質の優先」とも称する)させるときはプラスの値を設定する。なお、図2(a)の三角は設定値を表している。つまり、3Dメガネ20は明るさ優先(設定値「−30」)に設定されている。なお、3Dメガネ20は、図2(a)の画面に代えて図2(b)又は図2(c)の画面を表示してもよい。
図2(a)(c)の画面を表示する場合、ユーザーは、3Dメガネ20上のハードボタン(PUSHスイッチ、スライドスイッチ等。非図示)を用いて設定値を変更(増減)する。図2(b)の画面を表示する場合、ユーザーは、画面上に設けられた増減ボタン(プラスボタン、マイナスボタン)を用いて設定値を変更する。
図3は、本発明の第1の実施形態による調整情報の記憶例である。3Dメガネ20の調整情報記憶部290は、図3(a)に示すように、調整情報を記憶する。なお、図3(b)については後述する。
図4〜図6は、本発明の第1の実施形態における、調整情報とシャッター駆動信号との関係を説明する説明図である。具体的には、図4は、設定値「0」の場合に生成されるシャッター駆動信号について説明する説明図である。図5は、設定値「−30」の場合に生成されるシャッター駆動信号について説明する説明図である。図6は、設定値「+20」の場合に生成されるシャッター駆動信号について説明する説明図である。
なお、図4〜図6において、映像信号Rは右目用画像、映像信号Lは左目用画像である。破線は、左目用画像及び右目用画像の透過時間の中心時刻である。「R_open」「R_close」「L_open」「L_close」は同期信号である。具体的には、「R_open」は右目シャッター240Rのオープン(透過開始)信号、「R_close」は右目シャッター240Rのクローズ(透過終了)信号、「L_open」は左目シャッター240Lのオープン信号、「L_close」は左目シャッター240Lのクローズ信号である。また、図4〜図6において、右目シャッター透過率は右目シャッター240Rの液晶パネルの透過率、左目シャッター透過率は左目シャッター240Lの液晶パネルの透過率である。
(設定値「0」の場合)
駆動信号生成部234は、図4に示すように、信号解析部232から取得した同期信号の解析結果に基づいて、第1のシャッター駆動信号(「r_open」「r_close」「l_open」「l_close」)を生成する。タイミング調整部236は、駆動信号生成部234から第1のシャッター駆動信号を取得するとともに、調整情報記憶部290から調整情報(設定値「0」)を読み出して、駆動信号生成部234から取得した第1のシャッター駆動信号の調整(補正)を要しないと解釈(判断)する。続いて、タイミング調整部236は、駆動信号生成部234から取得した第1のシャッター駆動信号をシャッター部240に出力する。シャッター部240は、上記第1のシャッター駆動信号を取得し、図4に示すように、左目シャッター240L、右目シャッター240Rを交互に駆動させる。
(設定値「−30」の場合)
駆動信号生成部234は、図5に示すように、信号解析部232から取得した同期信号の解析結果に基づいて、第1のシャッター駆動信号(「r_open」「r_close」「l_open」「l_close」)を生成する。タイミング調整部236は、駆動信号生成部234から第1のシャッター駆動信号を取得するとともに、調整情報記憶部290から調整情報(設定値「−30」)を読み出して、駆動信号生成部234から取得した第1のシャッター駆動信号に対する明るさ優先の調整(補正)を要すると解釈(判断)し、調整情報(設定値「−30」)に基づいて第1のシャッター駆動信号を補正して第2のシャッター駆動信号を生成する。具体的には、タイミング調整部236は、図5に示すように、第1のシャッター駆動信号による左目用画像及び右目用画像の透過時間(シャッター開口時間)の中心時刻を変化させないように、設定値「−30」に相当する時間、透過開始(「r_open」「l_open」)のタイミングを早くし、透過終了(「r_close」「l_close」)のタイミングを遅くする。中心時刻を変化させないのは、なるべく、左目用画像と右目用画像との切り替わり部分(図中の点線内)を見えないようにするためである。続いて、タイミング調整部236は、駆動信号生成部234から取得した第1のシャッター駆動信号を補正した第2のシャッター駆動信号をシャッター部240に出力する。シャッター部240は、上記第2のシャッター駆動信号を取得し、図5に示すように、左目シャッター240L、右目シャッター240Rを交互に駆動させる。つまり、設定値がマイナスの場合、設定値がゼロの場合に比べ、透過時間が拡大する(画像が明るくなる)。
(設定値「+20」の場合)
駆動信号生成部234は、図6に示すように、信号解析部232から取得した同期信号の解析結果に基づいて、第1のシャッター駆動信号(「r_open」「r_close」「l_open」「l_close」)を生成する。タイミング調整部236は、駆動信号生成部234から第1のシャッター駆動信号を取得するとともに、調整情報記憶部290から調整情報(設定値「+20」)を読み出して、駆動信号生成部234から取得した第1のシャッター駆動信号に対する画質優先の調整(補正)を要すると解釈(判断)し、調整情報(設定値「+20」)に基づいて第1のシャッター駆動信号を補正して第2のシャッター駆動信号を生成する。具体的には、タイミング調整部236は、図6に示すように、第1のシャッター駆動信号による左目用画像及び右目用画像の透過時間(シャッター開口時間)の中心時刻を変化させないように、設定値「+20」に相当する時間、透過開始(「r_open」「l_open」)のタイミングを遅くし、透過終了(「r_close」「l_close」)のタイミングを早くする。続いて、タイミング調整部236は、駆動信号生成部234から取得した第1のシャッター駆動信号を補正した第2のシャッター駆動信号をシャッター部240に出力する。シャッター部240は、上記第2のシャッター駆動信号を取得し、図6に示すように、左目シャッター240L、右目シャッター240Rを交互に駆動させる。つまり、設定値がプラスの場合、設定値がゼロの場合に比べ、透過時間が縮小する(クロストークが削減する)。
以下、図7を参照して、画像表示システム1の動作を説明する。図7は、本発明の第1の実施形態による3Dメガネ20(シャッター装置)の動作の一例を示すフローチャートである。図7(a)は調整情報の取得に関する動作を示し、図7(b)は調整情報による制御に関する動作を表している。
図7(a)において、調整情報受付部280は、ユーザーから調整情報(設定値)の入力を受け付ける(ステップS10)。調整情報受付部280は、調整情報を調整情報記憶部190に記憶する(ステップS12)。そして、図7(a)のフローチャートは終了する。
図7(b)において、同期信号受信部222は、画像表示装置10からの同期信号を受信する(ステップS20)。信号解析部232は、プロトコル記憶部(非図示)に記憶されているプロトコル情報を用いて同期信号を解析する(ステップS22)。駆動信号生成部234は、同期信号の解析結果に基づいて第1のシャッター駆動信号を生成する(ステップS22)。タイミング調整部236は、駆動信号生成部234から第1のシャッター駆動信号を取得するとともに、調整情報記憶部290に記憶されている調整情報の設定値がゼロであるか否かを判断する(ステップS26)。即ち、駆動信号生成部234から第1のシャッター駆動信号を取得したタイミング調整部236は、調整情報に基づいて、第1のシャッター駆動信号に対する補正の要否を判断する。
設定値がゼロの場合(ステップS26:Yes)、即ち、補正を要しない場合、タイミング調整部236は、駆動信号生成部234から取得した第1のシャッター駆動信号をシャッター部240に出力する。即ち、タイミング調整部236は、第1のシャッター駆動信号に基づいてシャッター部240を駆動させる(ステップS28)。そして、図7(b)のフローチャートは終了する。
一方、設定値がゼロでない場合(ステップS26:No)、即ち、補正を要する場合、タイミング調整部236は、調整情報に基づいて第1のシャッター駆動信号を補正して第2のシャッター駆動信号を生成する(ステップS30)。続いて、タイミング調整部236は、生成した第2のシャッター駆動信号をシャッター部240に出力する。即ち、タイミング調整部236は、第2のシャッター駆動信号に基づいてシャッター部240を駆動させる(ステップS32)。そして、図7(b)のフローチャートは終了する。
(第2の実施形態)
以下、本発明の第2の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図8は、本発明の第2の実施形態による、3Dメガネ21(シャッター装置)を含む画像表示システム2の機能ブロック図の一例である。
画像表示システム2は、図8に示すように、画像表示装置11と3Dメガネ21とを備える。なお、図8において1つの3Dメガネ21を示したが、画像表示システム2は複数の3Dメガネ21を備えていてもよい。
(3Dメガネ21)
3Dメガネ21は、通信部250、シャッター駆動部230、シャッター部240、調整情報受付部280及び調整情報記憶部290を備える。通信部250は、同期信号受信部222及び調整情報送信部224を有する。画像表示システム2の3Dメガネ21は、画像表示システム1の3Dメガネ20に対し、調整情報送信部224を付加している。調整情報送信部224は、調整情報受付部280によって受け付けられた調整情報を無線通信によって画像表示装置10に送信する。
(画像表示装置11)
画像表示装置11は、制御部130、画像表示部110、通信部140及び調整情報記憶部190を備える。制御部130は、画像制御部102、光源制御部105、タイミング制御部106及び同期信号生成部108を有する。画像表示部110は、液晶パネル112及び光源114を有する。通信部140は、同期信号送信部122及び調整情報受信部124を有する。なお、画像制御部102、タイミング制御部106、同期信号生成部108、液晶パネル112、光源114、及び、同期信号送信部122は、画像表示システム1と同様である。
調整情報受信部124は、3Dメガネ21から調整情報を受信する。調整情報受信部124は、3Dメガネ21から調整情報を受信した場合、3Dメガネ21から受信した調整情報を調整情報記憶部190に記憶する。
光源制御部105は、画像制御部102から表示タイミングを取得する。光源制御部105は、画像制御部102から表示タイミングを取得した場合、画像制御部102から取得した表示タイミングと、調整情報記憶部190に記憶されている調整情報とに従って、光源114を制御する。なお、光源制御部105の詳細は後述する。
図9は、本発明の第2の実施形態による光源114の制御例である。図9において、
シャッター駆動信号Aは、ある3Dメガネ21(3DメガネA)において、シャッター部240に送信するシャッター駆動信号(第1のシャッター駆動信号。図4参照)である。シャッター駆動信号Bは、ある3Dメガネ21(3DメガネB)において、シャッター部240に送信するシャッター駆動信号(第2の同期信号。図5参照)である。シャッター駆動信号Cは、ある3Dメガネ21(3DメガネC)において、シャッター部240に送信するシャッター駆動信号(第2の同期信号。図6参照)である。
調整情報受信部124は、夫々の3Dメガネ21(3DメガネA、B、C)から夫々に調整情報を受信する。具体的には、調整情報受信部124は、3DメガネAから調整情報(設定値「0」)を受信し、3DメガネBから調整情報(設定値「−30」)を受信し、3DメガネCから調整情報(設定値「+20」)を受信する。従って、調整情報記憶部190には、3DメガネAの調整情報(設定値「0」)、3DメガネBの調整情報(設定値「−30」)、及び、3DメガネCの調整情報(設定値「+20」)が記憶される。
光源制御部105は、画像制御部102から表示タイミングを取得した場合、画像制御部102から取得した表示タイミングと、調整情報記憶部190に記憶されている夫々の調整情報のうち左目用画像及び右目用画像の透過時間を最大に調整する調整情報とに従って、光源114を制御する。
3DメガネAの調整情報(設定値「0」)、3DメガネBの調整情報(設定値「−30」)、及び、3DメガネCの調整情報(設定値「+20」)のうち、透過時間を最大に調整する調整情報は、3DメガネBの調整情報である(図9参照)。従って、光源制御部105は、画像制御部102から取得した表示タイミングと、調整情報記憶部190に記憶されている3DメガネBの調整情報(設定値「−30」)とに従って、図9に示すように、光源114を制御する。より詳細には、光源制御部105は、図中の一点鎖線にて示したように、少なくとも同期信号Bによる透過時間において、光源114が発光するように、光源114を制御する。つまり、光源制御部105は、3DメガネA、3DメガネB、3DメガネCのうち、最も明るい画像を表示する3DメガネBに合わせて、光源114を制御する。
以上、第1、第2の実施形態を説明したが、第1、第2の実施形態に記載の3Dメガネ20(21)は、調整情報に応じたシャッター駆動信号を生成し、シャッター部240を駆動するため、3Dメガネ20(21)によれば、ユーザーは、適宜、調整情報を入力し、駆動タイミング(透過時間)を調整し、自身の感覚にあった明るさとクロストークのバランスにおいて3D画像を視聴することができるようになる。例えば、クロストークが強くなるが明るさをあげたい場合は、図5に示すように、調整情報の設定値をマイナスの値にすればよい。逆に、明るさを犠牲にしてクロストークを弱くしたい場合は、図6に示すように、調整情報の設定値をプラスの値にすればよい。
また、3Dメガネ21が調整情報を画像表示装置11に送信し、画像表示装置11が調整情報に応じて光源114を制御するため、駆動タイミング(透過時間)の調整後においても、最適な光源発光期間による3D画像を視認することができる。具体的には、図9に示すように、透過時間が最も長い3Dメガネに合わせて、発光時間の長さを調整している。従って、必要な光を確保しつつ、節電することができる。
なお、上記実施形態では、シャッター駆動部230は、同期信号受信部222によって受信された同期信号から得られる駆動タイミングを調整情報に基づいて補正し、補正後の駆動タイミングに従ってシャッター部240を駆動させる態様として、同期信号の解析結果から得られるシャッター駆動信号(第1のシャッター駆動信号)を調整情報に基づいて補正し、補正後のシャッター駆動信号(第2のシャッター駆動信号)をシャッター部240に出力する態様を説明したが、シャッター駆動部230は、同期信号の解析結果(第1の解析結果)を調整情報に基づいて補正し、補正後の解析結果(第2の解析結果)から得られるシャッター駆動信号をシャッター部240に出力してもよい。
つまり、シャッター駆動部240は、同期信号の解析結果から第1のシャッター駆動信号を生成し、調整情報に基づいて第1のシャッター駆動信号を補正して第2のシャッター駆動信号を生成してもよいし、同期信号の解析結果(第1の解析結果)を調整情報に基づいて補正し、補正後の同期信号の解析結果(第2の解析結果)からシャッター駆動信号を生成してもよい。
また、上記実施形態では、同期信号として「R_open」「R_close」「L_open」「L_close」を使用したが、使用する同期信号はこれに限定されない。例えば、上記に加えて更に、右目シャッター240Rのオープンと左目シャッター240Rのクローズとを同時に制御する「R_open&L_close」、左目シャッター240Lのオープンと右目シャッター240Rのクローズとを同時に制御する「L_open&R_close」を使用してもよい。
また、上記実施形態では、調整情報の設定方法として、−50(最小値)〜+50(最大値)の範囲を細かなステップ(例えば、ピッチ1)にて設定する方法を示したが、調整情報の設定方法はこれに限定されない。例えば、「明るさ優先モード」「標準モード」「画質優先モード」の3段階のモードを設けるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、光変調装置として透過型の液晶パネルを用いた例を説明したが、光変調装置は透過型の液晶パネルに限定されない。例えば、光変調装置としてデジタル・マイクロミラー・デバイス(DMD:Digital Micro−Mirror Device)や、反射型の液晶パネル等を用いて、光源からの光を変調する構成にしてもよい。また、小型CRT(陰極線管)上の映像を被投写面に投写するCRTプロジェクターでもよい。
また、上記実施形態では、画像表示装置10、11は透過型の表示デバイス(液晶パネル)を備えたが、自発光型の表示デバイス(プラズマディスプレイパネル、有機ELパネル)を備えてもよい。
なお、本発明の各実施形態による3Dメガネ20(21)の処理を実行するためのプログラムをコンピューター読み取り可能な記録媒体に記録して、当該記録媒体に記録されたプログラムをコンピューターシステムに読み込ませ、実行することにより、3Dメガネ20(21)の処理を実現させてもよい。なお、ここでいう「コンピューターシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものであってもよい。また、「コンピューターシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。また、「コンピューター読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、フラッシュメモリー等の書き込み可能な不揮発性メモリー、CD−ROM等の可搬媒体、コンピューターシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピューター読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバーやクライアントとなるコンピューターシステム内部の揮発性メモリー(例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory))のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピューターシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピューターシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピューターシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
以上、この発明の実施形態について詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
1、2…画像表示システム 10、11…画像表示装置 20、21…3Dメガネ 100、130…制御部 102…画像制御部 104、105…光源制御部 106…タイミング制御部 108…同期信号生成部 110…画像表示部 112…液晶パネル 114…光源 120、140…通信部 122…同期信号送信部 124…調整情報受信部 190…調整情報記憶部 220、250…通信部 222…同期信号受信部 224…調整情報送信部 230…シャッター駆動部 232…信号解析部 234…駆動信号生成部 236…タイミング調整部 240…シャッター部 240L…左目シャッター 240R…右目シャッター 280…調整情報受付部 290…調整情報記憶部

Claims (7)

  1. 立体画像を構成する左目用画像と右目用画像とを駆動によって透過させるシャッター部と、
    前記シャッター部の駆動タイミングを制御する同期信号を受信する同期信号受信部と、
    前記シャッター部の駆動タイミングを調整するための調整情報の入力を受け付ける調整情報受付部と、
    前記同期信号受信部によって受信された前記同期信号と、前記調整情報受付部によって受け付けられた前記調整情報とに従って、前記シャッター部を駆動させるシャッター駆動部と
    を備えることを特徴とするシャッター装置。
  2. 前記シャッター駆動部は、
    前記同期信号受信部によって受信された前記同期信号に基づく前記駆動タイミングを前記調整情報に基づいて補正した補正後の前記駆動タイミングに従って、前記シャッター部を駆動させる
    ことを特徴とする請求項1に記載のシャッター装置。
  3. 前記シャッター駆動部は、
    前記同期信号受信部によって受信された前記同期信号に基づく前記駆動タイミングによる左目用画像及び右目用画像の透過時間の中心時刻を変化させずに、前記同期信号に基づく前記駆動タイミングを補正する
    ことを特徴とする請求項2に記載のシャッター装置。
  4. 前記調整情報を送信する調整情報送信部
    を更に備えることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載のシャッター装置。
  5. 左目用画像及び右目用画像を含む立体画像を表示する画像表示装置と、前記立体画像を視るために用いられるシャッター装置とを備える画像表示システムにおいて、
    前記シャッター装置は、
    前記立体画像を構成する左目用画像と右目用画像とを駆動によって透過させるシャッター部と、
    前記シャッター部の駆動タイミングを制御する同期信号を受信する同期信号受信部と、
    前記シャッター部の駆動タイミングを調整するための調整情報の入力を受け付ける調整情報受付部と、
    前記同期信号受信部によって受信された前記同期信号と、前記調整情報受付部によって受け付けられた前記調整情報とに従って、前記シャッター部を駆動させるシャッター駆動部と、
    前記調整情報を送信する調整情報送信部と
    を有し、
    前記画像表示装置は、
    前記立体画像を表示する画像表示部と、
    前記シャッター装置に送信する前記同期信号を生成する同期信号生成部と、
    前記シャッター装置から送信された前記調整情報を取得する調整情報受信部と、
    前記立体画像の表示タイミングと調整情報受信部によって受信された前記調整情報とに従って、前記画像表示部の光源を制御する光源制御部と
    を有することを特徴とする画像表示システム。
  6. 前記調整情報受信部は、
    複数の前記シャッター装置の夫々の前記調整情報を受信し、
    前記光源制御部は、
    前記表示タイミングと、夫々の前記調整情報のうち左目用画像及び右目用画像の透過時間を最大に調整する前記調整情報とに従って、前記光源を制御する
    ことを特徴とする請求項5に記載の画像表示システム。
  7. 立体画像を構成する左目用画像と右目用画像とを駆動によって透過させるシャッター部を備えるシャッター装置におけるタイミング調整方法であって、
    前記シャッター装置の同期信号受信部が、前記シャッター部の駆動タイミングを制御する同期信号を受信し、
    前記シャッター装置の調整情報受付部が、前記シャッター部の駆動タイミングを調整するための調整情報の入力を受け付け、
    前記シャッター装置のシャッター駆動部が、前記同期信号受信部によって受信された前記同期信号と前記調整情報とに従って、前記シャッター部を駆動させる
    ことを特徴とするシャッター装置におけるタイミング調整方法。
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