JP2013211430A - 半導体装置、半導体ウエハ、及び半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置、半導体ウエハ、及び半導体装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】半導体装置、半導体ウエハ、及び半導体装置の製造方法において、樹脂による封止の気密性を維持しながら、半導体装置の放熱効率を高めること。
【解決手段】半導体素子30と、半導体素子30の表面に立設された複数のカーボンナノチューブ15と、半導体素子30の表面とカーボンナノチューブ15の側面とを覆い、かつ、カーボンナノチューブ15の先端15bが表出する上面27aを備えた樹脂27とを有する半導体装置による。
【選択図】図11

Description

本発明は、半導体装置、半導体ウエハ、及び半導体装置の製造方法に関する。
サーバやパーソナルコンピュータ等の電子機器においては、LSI等の様々な半導体装置が使用される。半導体装置は、その内部の半導体素子を外部雰囲気から保護するための封止樹脂を有すると共に、当該半導体素子で発生した熱を放熱するためのヒートシンク等の放熱機構を備える。
このような半導体装置の更なる高性能化を図るには、樹脂による封止の気密性を維持して半導体素子を外部雰囲気から的確に保護すると共に、放熱機構による放熱効率を高めるのが好ましい。
特開2010−240871号公報
半導体装置、半導体ウエハ、及び半導体装置の製造方法において、樹脂による封止の気密性を維持しながら、半導体装置の放熱効率を高めることを目的とする。
以下の開示の一観点によれば、半導体素子と、前記半導体素子の表面に立設された複数のカーボンナノチューブと、前記半導体素子の前記表面と前記カーボンナノチューブの側面とを覆い、かつ、前記カーボンナノチューブの先端が表出する上面を備えた樹脂とを有する半導体装置が提供される。
また、その開示の別の観点によれば、半導体基板と、前記半導体基板に形成された複数の半導体素子と、複数の前記半導体素子の各々の表面に立設された複数のカーボンナノチューブと、複数の前記半導体素子の各々の前記表面と前記カーボンナノチューブの側面とを覆い、かつ、前記カーボンナノチューブの先端が表出する上面を備えた樹脂とを有する半導体ウエハが提供される。
更に、その開示の他の観点によれば、複数のカーボンナノチューブの一方の先端をプレートの表面に固着する工程と、半導体素子の表面に、複数の前記カーボンナノチューブの他方の先端を当接させる工程と、前記他方の先端が前記半導体素子の前記表面に当接した状態で、前記半導体素子の前記表面と前記プレートの前記表面との間に樹脂を供給する工程と、前記樹脂を供給する工程の後、複数の前記カーボンナノチューブの前記一方の先端から前記プレートを剥離する工程とを有する半導体装置の製造方法が提供される。
以下の開示によれば、樹脂の上面からカーボンナノチューブの先端を表出させることで、当該先端から熱を外部に効率的に逃がすことができ、半導体装置の放熱効率が高まる。更に、そのカーボンナノチューブの側面を樹脂で覆うことで当該樹脂による封止の気密性が維持される。
図1は、検討に利用した半導体ウエハの断面図である。 図2は、検討された放熱構造について説明するための断面図である。 図3(a)、(b)は、本実施形態に係る半導体装置の製造途中の断面図(その1)である。 図4(a)、(b)は、本実施形態に係る半導体装置の製造途中の断面図(その2)である。 図5(a)、(b)は、本実施形態に係る半導体装置の製造途中の断面図(その3)である。 図6は、本実施形態に係る半導体装置の製造途中の断面図(その4)である。 図7(a)、(b)は、本実施形態に係る半導体装置の製造途中の断面図(その5)である。 図8(a)、(b)は、本実施形態に係る半導体装置の製造途中の断面図(その6)である。 図9(a)、(b)は、本実施形態に係る半導体装置の製造途中の断面図(その7)である。 図10(a)、(b)は、本実施形態に係る半導体装置の製造途中の断面図(その8)である。 図11は、本実施形態に係る半導体装置の製造途中の断面図(その9)である。 図12は、本実施形態で使用する基板の全体平面図である。 図13は、本実施形態で使用するプレートの全体平面図である。 図14は、本実施形態で使用する基板とプレートの全体平面図である。 図15は、本実施形態においてカーボンナノチューブ側から見たプレートの全体平面図である。 図16は、本実施形態で使用するシリコン基板の全体平面図である。 図17は、本実施形態で使用するシリコン基板とプレートの全体平面図である。 図18は、本実施形態における樹脂の供給方法について説明するための平面図である。 図19は、本実施形態の他の例に係る半導体装置の断面図である。
本実施形態の説明に先立ち、本願発明者が行った検討結果について説明する。
図1は、その検討に利用した半導体ウエハの断面図である。
その半導体ウエハ1は、シリコン基板2と、その上に形成された半導体回路層3と、半導体回路層3を封止する樹脂4とを備える。
このうち、半導体回路層3は、トランジスタや多層配線を備えており、製品仕様に適した回路構成を有する。
その半導体回路層3とシリコン基板2とによって複数の半導体素子6がウエハレベルで形成され、ダイシングラインLに沿ってシリコン基板2をダイシングすることにより、個々の半導体装置に個片化されることになる。
このような半導体ウエハ1では、樹脂4は、外部雰囲気から半導体回路層3を保護する役割を担う。但し、その樹脂4によって半導体回路層3で発生する熱が外部に逃げ難くなり、半導体装置の放熱効果が低下するおそれがある。
そこで、本願発明者は、この半導体ウエハ1の放熱効果を高めるための種々の放熱構造を検討した。
図2は、検討された放熱構造について説明するための断面図である。なお、図2において、図1で説明したのと同じ要素には図1におけるのと同じ符号を付し、以下ではその説明を省略する。
図2に示すように、この例では、半導体回路層3を樹脂4で封止した後、各々の半導体素子6ごとに樹脂に開口4aを形成する。そして、その開口4a内に、メッキ法等により銅膜等の金属膜9を形成し、その金属膜9を放熱パスとして使用する。
この構造によれば、半導体回路層3で発生した熱が、樹脂4よりも熱伝導性に優れた金属膜9によって速やかに外部に放熱され、図1の場合と比較して放熱効率が高められると考えられる。
しかし、この構造を得るには、半導体回路層3を樹脂4で一旦封止した後に樹脂4に開口4aを形成しなければならず、その開口4aが原因で樹脂4による封止の気密性が失われてしまう。更に、失われた気密性を補償するために十分な厚さの金属膜9をメッキ法で形成しようとしても、メッキ時間が長時間に及んだり、ウエハの面内でメッキ厚がばらついたりして、量産に耐え得ることができない。
しかも、金属膜9と樹脂4の各々の熱膨張率の相違が原因で半導体ウエハ1に大きな反りが発生することも考えられる。
このような検討の結果、本願発明者は以下に説明するような本実施形態に想到した。
(本実施形態)
本実施形態では、カーボンナノチューブを放熱パスに利用することで、半導体装置で発生した熱をそのカーボンナノチューブを介して外部に速やかに放熱し、半導体装置の放熱効率を高める。
そのような半導体装置について、その製造工程を追いながら説明する。
図3〜図11は、本実施形態に係る半導体装置の製造途中の断面図である。
最初に、図3(a)に示すように、基板10としてシリコン基板を用意し、その基板10の上に熱酸化膜11を300nm程度の厚さに形成する。
後述のように、基板10はカーボンナノチューブを形成する際に加熱されるため、基板10としては耐熱性に優れた基板を用いるのが好ましい。そのような基板としては、上記のシリコン基板の他に、アルミナ基板、サファイア基板、MgO基板、及びガラス基板等がある。
次いで、図3(b)に示すように、熱酸化膜11の上にスパッタ法で下地膜12として窒化チタン膜を約5nmの厚さに形成し、更にその上に触媒金属膜13としてコバルト膜をスパッタ法で2.6nm程度の厚さに形成する。
その後に、下地膜12と触媒金属膜13とをリフトオフ法によりパターニングし、これらの膜を基板10の複数の領域Rのみに選択的に残す。
下地膜12と触媒金属膜13の各々の材料は上記に限定されない。
下地膜12としては、モリブデン、チタン、ハフニウム、ジルコニウム、ニオブ、バナジウム、チタンシリサイド、アルミニウム、タンタル、タングステン、銅、金、白金、パラジウム、及びのいずれかを材料とする金属膜を形成し得る。また、酸化アルミニウム、酸化チタン、窒化チタン、及び窒化タンタルのいずれかを材料とする酸化金属膜や窒化金属膜を下地膜12として形成してもよい。
一方、触媒金属膜13としては、鉄、コバルト、ニッケル、金、銀、白金、又はこれらの合金を材料とする金属膜を形成し得る。
更に、触媒金属膜13に代えて、触媒金属膜13と同一の材料を含む金属微粒子を下地膜12の上に付着させてもよい。この場合、金属微粒子は、微分型静電分級器等によって予め所定の直径のもののみが収集されて下地膜12の上に供給される。
次に、図4(a)に示すように、触媒金属膜13の触媒作用を利用して、ホットフィラメントCVD(Chemical Vapor Deposition)法により触媒金属膜13の上にのみ複数のカーボンナノチューブ15を選択的に成長させる。このとき、下地膜12が触媒金属膜13の触媒作用を活性化させるように機能するため、下地膜12がない場合と比較して多くの本数のカーボンナノチューブ15を形成できる。
そのカーボンナノチューブ15は、触媒金属膜13の表面に対して垂直な方向に成長する性質がある。よって、本実施形態では各カーボンナノチューブ15の延在方向が基板10の法線方向nに平行となる。
カーボンナノチューブ15の成長条件は特に限定されない。本実施形態では、原料ガスとしてアセチレンとアルゴンとをそれぞれ1:9の分圧比で混合してなる原料ガスを使用し、成膜室内の圧力を1kPa、ホットフィラメントの温度を1000℃、成長時間を20分とすることによりカーボンナノチューブ15を成長させる。
この成長条件によれば、カーボンナノチューブ15の面密度は約1×1011本/cm2となり、各カーボンナノチューブ15の直径は4nm〜8nmで平均直径は約6nmとなる。また、成長レートは4μm/minとなり、各カーボンナノチューブ15の長さは約80μmとなる。
各カーボンナノチューブ15においては、その中心軸から外側に向かって単層のグラフェンシートが3層〜6層程度積み重なり、その層数の平均値は4層程度となる。このように多層のグラフェンシートを積層してなるカーボンナノチューブは多層カーボンナノチューブとも呼ばれる。
このような多層カーボンナノチューブに代えて単層のグラフェンシートを形成してもよい。
カーボンナノチューブ15の面密度やサイズは上記に限定されないが、カーボンナノチューブ15による放熱効果の実効を図るには、なるべく高い面密度、例えば1×1010本/cm2以上の面密度でカーボンナノチューブ15を形成するのが好ましい。また、カーボンナノチューブ15の長さは、最終的な半導体装置の用途によっても異なるが、本実施形態では5μm〜500μm程度とする。
更に、カーボンナノチューブ15の成膜方法は上記のホットフィラメントCVD法に限定されず、熱CVD法やリモートプラズマCVD法であってもよい。また、アセチレンに代えてメタン若しくはエチレン等の炭化水素類、又はエタノール若しくはメタノール等のアルコール類を炭素の原料としてもよい。
図12は、本工程を終了した後の基板10の全体平面図であり、先の図4(a)は図10のI−I線に沿う断面図に相当する。
図12に示すように、カーボンナノチューブ15が成長する各領域Rは平面視で矩形状である。
次いで、図4(b)に示すように、基板10の上側全面にアトミックレイヤーデポジション(ALD)法により被覆膜16として酸化アルミニウムの原子層を複数積層する。そのALD法においては、原料ガスとしてトリメチルアルミニウム(Al(CH3)3)と水(H2O)との混合ガスを使用すると共に、成膜温度を80℃とすることにより、被覆膜16を数十nmの厚さに形成する。
この被覆膜16は、各カーボンナノチューブ15の側面15aと一方の先端15bと覆ってカーボンナノチューブ15を補強する機能の他に、後述の封止用の樹脂に対する各カーボンナノチューブ15の濡れ性を向上させる機能を有する。酸化アルミニウム等の金属酸化物は、これらの機能を有すると共に、熱伝導率が高くカーボンナノチューブの放熱効果を阻害しないので、被覆膜16の材料として特に好適である。
このような機能を有する膜には酸化アルミニウム膜の他に酸化亜鉛膜もあり、酸化亜鉛膜を被覆膜16として形成してもよい。その場合は、原料ガスとしてジエチル亜鉛(Zn(C2H5)2)と水との混合ガスを使用すればよい。
更に、銅膜、ルテニウム膜、及びプラチナ膜等の金属膜を被覆膜16として形成してもよい。
また、ALD法においては、成膜雰囲気中で成膜材料が極めて微細な粒状となるため、カーボンナノチューブ15の根元まで成膜材料が行き渡り、カーボンナノチューブ15の側面15aに被覆膜16の未形成領域が生じることがない。
次に、図5(a)に示すように、主面17bに粘着シート18が貼付されたプレート17を用意し、粘着シート18を下にしてプレート17を基板10の上方に配する。
粘着シート18は、熱剥離性を有する粘着剤を含浸しており、常温では粘着性を有するものの、加熱によりその粘着力が低下する。このような粘着シート18としては、例えば、120℃で粘着力が十分に低下する日東電工社製のリバルファがある。
また、プレート17は、粘着シート18のハンドリング性を高める役割を担うものであり、金属プレート等のように十分な剛性のあるプレートを使用するのが好ましい。本実施形態では、プレート17としてステンレスプレートを使用する。
図13は、そのプレート17の全体平面図である。なお、図13では粘着シート18を省略してある。
図13に示すように、プレート17には複数の矩形状の孔17aが設けられる。
次いで、図5(b)に示すように、フリップチップボンダ等の治具28でプレート17を吸着しながら、基板10にプレート17を近接させる。そして、粘着シート18の粘着力によりプレート17の主面17b側に各カーボンナノチューブ15の一方の先端15bを固着する。
図14は、本工程を終了後の基板10とプレート17の全体平面であり、先の図5(b)は図14のII−II線に沿う断面図に相当する。なお、図14では治具28を省いてある。
図14に示すように、基板10の個々の領域Rはプレート17によって覆われ、その領域Rに成長した各カーボンナノチューブ15の横に孔17aが位置する。
次に、図6に示すように、治具28によりプレート17の裏面を吸着しながら、治具28を引き上げることにより基板10からプレート17を離し、各カーボンナノチューブ15の他方の先端15cを基板10から引き剥がす。これにより、当該先端15cが表出した状態で、プレート17の主面17b側に各カーボンナノチューブ15が転写されることになる。
なお、カーボンナノチューブ15と触媒金属膜13との密着力は先端15cにおいて微弱なため、本工程では容易にプレート17に各カーボンナノチューブ15を転写することができる。
図15は、カーボンナノチューブ15側から見たプレート17の全体平面図であり、先の図6は図15のIII−III線に沿う断面図に相当する。なお、図15では治具28を省いてある。
図15に示すように、カーボンナノチューブ15は、プレート17の複数の矩形状の一部領域PRに選択的に固着される。
ここまでの工程により、プレート17に対する処理を終える。
続いて、図7(a)に示すように、上記のカーボンナノチューブ15を放熱パスとする半導体素子30を用意する。
半導体素子30は、直径が8インチのシリコン基板20と、その一方の主面20aに形成された半導体回路層22とを備え、シリコン基板20に複数形成される。
そして、シリコン基板20の他方の主面20bにはポリイミド膜等のパシベーション膜21が形成されると共に、そのパシベーション膜21の開口21a内に銅を材料とするパッド35が設けられる。
パッド35は、シリコン基板20を貫通する貫通電極25を介して上記の半導体回路層22と電気的に接続される。なお、貫通電極25の材料は銅である。また、シリコン基板20は半導体基板の一例である。
半導体回路層22はトランジスタや多層配線を備えており、製品仕様に適した回路構成を有する。その回路構成は、各半導体素子30で同一であってもよいし、半導体素子30ごとに異なっていてもよい。
更に、後述のように本実施形態の半導体装置は放熱効率に優れているため、その放熱効率を活かすために半導体回路層22としてパワーアンプのように発熱量が多いものを形成してもよい。
図16は、このシリコン基板20の全体平面図であり、先の図7(a)は図16のIV−IV線に沿う断面図に相当する。
図16に示すように、各半導体素子30の配列と平面形状は、プレート17の一部領域PR(図15参照)のそれらと同一である。
次に、図7(b)に示すように、治具28によりプレート17の裏面を吸着しながら、シリコン基板20の上方にプレート17を配する。
続いて、図8(a)に示すように、治具28を下降させることにより、各半導体素子30の表面30aに、複数のカーボンナノチューブ15の他方の先端15cを当接させる。
このとき、各半導体素子30が備える半導体回路層22に先端15cを確実に当接させるため、プレート17の自重に加え、治具28からカーボンナノチューブ15に押圧力を加えるのが好ましい。
このように押圧力を加えても、被覆膜16によって各カーボンナノチューブ15を予め補強してあるので、本工程において各カーボンナノチューブ15が過度に変形するのを防止できる。
図17は、本工程におけるシリコン基板20とプレート17の全体平面図であり、先の図8(a)は図17のV−V線に沿う断面図に相当する。
図17に示すように、各半導体素子30とプレート17の各一部領域PRとは平面視で重なる。
続いて、図8(b)に示すように、半導体素子30の表面30aとプレートの主面17bとの間に未硬化の熱硬化性の樹脂27を供給することにより、樹脂27で各半導体素子30をウエハレベルで封止する。
樹脂27を供給するときの雰囲気は特に限定されない。本実施形態では、大気中において樹脂27の供給を行う。
その樹脂27としては、粘度が低く各カーボンナノチューブ15の間を流通し易い樹脂を使用するのが好ましい。そのような樹脂としては、例えばエポキシ樹脂がある。このように粘度が低い樹脂27は、毛細管現象によって隣接するカーボンナノチューブ15の間に容易に入り込み、各カーボンナノチューブ15の間を隙間なく埋めることができる。
なお、粒状のエポキシ樹脂は、粘度が高くその内部にボイドが発生するおそれがあるので、樹脂27として使用するのは控えたほうがよい。
また、本実施形態では、カーボンナノチューブ15と比較して樹脂27に対する濡れ性が良好な被覆膜16によって樹脂27の毛細管現象が促されるため、樹脂27の内部にボイドが発生する危険性を抑制できる。
なお、樹脂27は熱硬化性樹脂に限定されず、放置することで自然に硬化する樹脂であってもよい。
図18は、樹脂27の供給方法について説明するための平面図である。なお、図18では治具28を省略してある。
図18に示すように、樹脂27の供給に際しては、プレート17の孔17aの内側にディスペンサのノズル33を配し、そのノズル33から孔17aの内側に樹脂27を吐出する。
ここで、孔17aは、平面視で各半導体素子30の四方に設けられているので、各々の孔17aから樹脂27を供給することにより、各半導体素子30の四方から樹脂27が濡れ広がり、樹脂27で各半導体素子30を速やかに覆うことができる。
また、プレート17の周縁からも樹脂27の供給を行うことで、プレート17の周縁の半導体素子30において樹脂27が不足するのを防止することができる。
その後、この状態で樹脂27をその熱硬化温度以上、例えば100℃以上に加熱し、樹脂27を熱硬化させる。加熱の方法は特に限定されず、治具28(図8(b)参照)を介して樹脂27を加熱してもよいし、不図示のホットプレート上で加熱を行ってもよい。
また、熱硬化時の脱ガスが樹脂27内に滞留してボイドが発生するのを防止すると共に、樹脂27の外部に速やかに脱ガスを逃がすために、真空雰囲気等の減圧雰囲気で本工程を行うのが好ましい。
このように脱ガスが発生しても、本実施形態ではプレート17に複数の孔17aを形成したため、脱ガスがその孔17aから外部に逃げ、樹脂27内にボイドが発生し難くなる。
更に、既述のように粘着シート18(図8(b)参照)に含浸された粘着剤が熱剥離性を有しているため、樹脂27の熱硬化と同時に粘着シート18の粘着力を弱められる。
これにより、本実施形態では粘着シート18の粘着力を弱めるための加熱工程を別途行う必要がなく、工程の簡略化が図られる。
次いで、図9(a)に示すように、粘着力が低下した粘着シート18を樹脂27から剥離することにより、各カーボンナノチューブ15の一方の先端15bからプレート17を剥離すると共に、樹脂27の上面27aを露出させる。
続いて、図9(b)に示すように、樹脂27を研磨することによりその上面27aを平坦化するのと同時に、上面27aに表出している部分の被覆膜16を研磨して除去し、当該上面27aに各カーボンナノチューブ15の一方の先端15bを表出させる。
本工程で使用する研磨剤は特に限定されない。本実施形態では、研磨粒として酸化セリウム(CeO2)粒を用い、これを水に溶いたものを研磨剤として使用する。
次に、図10(a)に示すように、例えば蒸着法法により樹脂27の上面27aと各カーボンナノチューブの一方の先端15bの各々の上に金属膜29として銅膜を形成する。
この金属膜29は、各カーボンナノチューブ15を伝ってきた各半導体素子30の熱を基板横方向に逃がす放熱部材としての役割を担うと共に、上記の研磨の際に樹脂27の上面27aに形成された研磨傷27xを埋め込む役割も担う。その研磨傷27xを埋め込むのに十分な厚さ、例えば300nm以上の厚さに金属膜29を形成するのが好ましい。
ここまでの工程により、本実施形態に係る半導体ウエハWの基本構造が完成する。
その半導体ウエハWは、各半導体素子30の表面上に複数のカーボンナノチューブ15が立設された構造を有しており、各半導体素子30の半導体回路層22で発生した熱が各カーボンナノチューブ15を介して基板の厚さ方向に逃がされる。
また、このように樹脂27をその厚み方向に微細なカーボンナノチューブ15が貫いている構造では、両者の熱膨張率の相違に伴って基板横方向に生じる応力は僅かであり、その応力が原因で半導体ウエハWに反りが顕著に発生することはない。
更に、カーボンナノチューブ15自体が簡単に撓むため、仮に半導体基板20に反りが発生しても、半導体ウエハW全体がその反りに追従することができる。
この後は、半導体ウエハWから複数の半導体装置を切り出す工程に移る。
まず、図10(b)に示すように、ダイシングにより半導体素子30ごとにシリコン基板25を個片化する。
そして、図11に示すように、個片化された各々のシリコン基板25のパッド35に外部接続端子31としてはんだバンプを接合し、本実施形態に係る複数の半導体装置40の基本構造を完成させる。
その半導体装置40においては、各カーボンナノチューブ15が、半導体回路層22で発生した熱を外部に逃がす放熱パスの一部となる。カーボンナノチューブ15の熱伝導率は銅等の金属よりも高い3000W/(m・K)程度の高い値であるため、半導体装置40の放熱効率は極めて良好である。
しかも、カーボンナノチューブ15の他方の先端15cを半導体回路層22と直接接続したので、半導体回路層22からカーボンナノチューブ15に熱が直接移動し、放熱効率が向上する。
更に、樹脂27の上面27aにカーボンナノチューブ15の一方の先端15bを表出させたため、当該先端15bから外部に熱が速やかに逃がされ、放熱効果の一層の向上が図られる。
また、その先端15bに金属膜29を直接接続することにより、カーボンナノチューブ15を伝ってきた熱が先端15bで滞留せずに金属膜29に拡散し、半導体装置40の放熱効率が更に高められる。
ここで、本実施形態では、図8(b)に示したように、各カーボンナノチューブ15が半導体素子30に当接している状態で各カーボンナノチューブ15の周囲を樹脂27で埋め込み、その樹脂で各半導体素子30を封止する。
このような方法によれば、図2の場合と異なり、樹脂27による封止の後に金属膜等の放熱部材を埋め込むための開口をその樹脂27に形成する必要がない。よって、樹脂27による封止の気密性が破られることがなく、気密性の維持と放熱効率の向上とを両立させることができる。
また、カーボンナノチューブ15の長さはその成長時間によって簡単に制御できる。よって、図2のように放熱パスとしてメッキ法で金属膜9を形成する場合と異なり、カーボンナノチューブ15を長くすることにより十分に長い放熱パスを形成でき、放熱パスの長さの制約が解消される。
以上、本実施形態について詳細に説明したが、本実施形態は上記に限定されない。
例えば、上記では図11のように放熱部材として金属膜29を形成したが、これに代えて図19のような銅製の金属板33を放熱部材として設けてもよい。
図19は、本実施形態の他の例に係る半導体装置の断面図である。
図19に示すように、金属板33には銅を材料とする放熱フィン33aが設けられており、これにより金属板33の放熱効率が高められる。また、この場合においても、カーボンナノチューブ15の一方の先端15bを金属板33に直接接続することにより、先端15bから金属板33に熱を逃がして更なる放熱効率の向上が実現できる。
以上説明した各実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1) 半導体素子と、
前記半導体素子の表面に立設された複数のカーボンナノチューブと、
前記半導体素子の前記表面と前記カーボンナノチューブの側面とを覆い、かつ、前記カーボンナノチューブの先端が表出する上面を備えた樹脂と、
を有することを特徴とする半導体装置。
(付記2) 前記カーボンナノチューブと前記半導体素子の前記表面とが直接接続されたことを特徴とする付記1に記載の半導体装置。
(付記3) 前記カーボンナノチューブの前記側面を覆う被覆膜を更に有し、
前記被覆膜の上に前記樹脂が設けられたことを特徴とする付記1又は付記2に記載の半導体装置。
(付記4) 前記被覆膜の材料は金属酸化物であることを特徴とする付記3に記載の半導体装置。
(付記5) 前記金属酸化物は酸化アルミニウム又は酸化亜鉛であることを特徴とする付記4に記載の半導体装置。
(付記6) 前記樹脂の前記上面と前記カーボンナノチューブの前記先端の各々の上に放熱部材が設けられたことを特徴とする付記1乃至付記5のいずれかに記載の半導体装置。
(付記7) 前記放熱部材は金属膜であることを特徴とする付記6に記載の半導体装置。
(付記8) 前記放熱部材は金属板であることを特徴とする付記6に記載の半導体装置。
(付記9) 前記半導体素子は、
半導体基板と、
前記半導体基板の一方の主面に形成された半導体回路層とを有し、
前記半導体回路層の上に前記カーボンナノチューブが立設されたことを特徴とする付記1乃至付記8のいずれかに記載の半導体装置。
(付記10) 前記半導体基板を貫通し、かつ、前記半導体回路層と電気的に接続された貫通電極と、
前記半導体基板の他方の主面に形成され、かつ、前記貫通電極と電気的に接続されたパッドと、
前記パッドの上に設けられた端子とを更に有することを特徴とする付記9に記載の半導体装置。
(付記11) 半導体基板と、
前記半導体基板に形成された複数の半導体素子と、
複数の前記半導体素子の各々の表面に立設された複数のカーボンナノチューブと、
複数の前記半導体素子の各々の前記表面と前記カーボンナノチューブの側面とを覆い、かつ、前記カーボンナノチューブの先端が表出する上面を備えた樹脂と、
を有することを特徴とする半導体ウエハ。
(付記12) 複数のカーボンナノチューブの一方の先端をプレートの表面に固着する工程と、
半導体素子の表面に、複数の前記カーボンナノチューブの他方の先端を当接させる工程と、
前記他方の先端が前記半導体素子の前記表面に当接した状態で、前記半導体素子の前記表面と前記プレートの前記表面との間に樹脂を供給する工程と、
前記樹脂を供給する工程の後、複数の前記カーボンナノチューブの前記一方の先端から前記プレートを剥離する工程と、
を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記13) 前記半導体素子の前記表面に、複数の前記カーボンナノチューブの他方の前記先端を当接させる工程の前に、前記カーボンナノチューブの側面と一方の前記先端とに被覆膜を形成する工程を更に有することを特徴とする付記12に記載の半導体装置の製造方法。
(付記14) 前記プレートを剥離する工程の後、前記樹脂を研磨することにより、該樹脂の上面に一方の前記先端を表出させる工程を更に有することを特徴とする付記13に記載の半導体装置の製造方法。
(付記15) 前記樹脂を研磨する工程の後、前記樹脂の前記上面と前記カーボンナノチューブの前記一方の先端の各々の上に金属膜を形成する工程を更に有することを特徴とする付記14に記載の半導体装置の製造方法。
(付記16) 前記プレートの前記表面に、複数の前記カーボンナノチューブの一方の前記先端を固着する工程は、熱剥離性を有する粘着剤を介して一方の前記先端を前記プレートの前記表面に固着することにより行われると共に、
前記プレートを剥離する工程の前に、前記粘着剤を加熱することにより、該粘着剤の粘着力を弱める工程を更に有することを特徴とする付記12乃至付記15のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
(付記17) 前記樹脂として熱硬化性樹脂を使用すると共に、
前記粘着剤の粘着力を弱める工程において、前記樹脂を加熱して熱硬化させることを特徴とする付記16に記載の半導体装置の製造方法。
(付記18) 前記半導体素子は半導体基板に複数形成されており、
前記複数のカーボンナノチューブの一方の前記先端を前記プレートの前記表面に固着する工程において、前記プレートの前記表面において前記複数の半導体素子の各々に対応する複数の一部領域に選択的に前記カーボンナノチューブを固着することを特徴とする付記12乃至付記17のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
(付記19) 前記プレートは、平面視で前記半導体素子の横に複数の孔を備え、
前記樹脂を供給する工程において、前記孔から前記樹脂の供給を行うことを特徴とする付記12乃至付記18のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
(付記20) 基板の表面に複数の前記カーボンナノチューブを成長させる工程を更に有し、
一方の前記先端を前記プレートの前記表面に固着する工程は、前記基板に前記プレートを近接させることにより行われ、
前記一方の先端を前記プレートの前記表面に固着する工程の後、前記プレートを前記基板から離すことにより、複数の前記カーボンナノチューブの他方の前記先端を前記基板から引き剥がすことを特徴とする付記12乃至付記19のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
1…半導体ウエハ、2…シリコン基板、3…半導体回路層、4…樹脂、4a…開口、6…半導体素子、9…金属膜、10…基板、11…熱酸化膜、12…下地膜、13…触媒金属膜、15…カーボンナノチューブ、15a…側面、15b、15c…先端、16…被覆膜、17…プレート、17a…孔、17b…主面、18…粘着シート、20…シリコン基板、20a、20b…主面、21…パシベーション膜、21a…開口、22…半導体回路層、25…貫通電極、27…樹脂、27a…上面、27x…研磨傷、28…治具、30…半導体素子、30a…表面、29…金属膜、31…外部接続端子、33…金属板、33a…放熱フィン、40…半導体装置、R…領域、PR…一部領域、L…ダイシングライン。

Claims (10)

  1. 半導体素子と、
    前記半導体素子の表面に立設された複数のカーボンナノチューブと、
    前記半導体素子の前記表面と前記カーボンナノチューブの側面とを覆い、かつ、前記カーボンナノチューブの先端が表出する上面を備えた樹脂と、
    を有することを特徴とする半導体装置。
  2. 前記カーボンナノチューブと前記半導体素子の前記表面とが直接接続されたことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記カーボンナノチューブの前記側面を覆う被覆膜を更に有し、
    前記被覆膜の上に前記樹脂が設けられたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記樹脂の前記上面と前記カーボンナノチューブの前記先端の各々の上に放熱部材が設けられたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の半導体装置。
  5. 半導体基板と、
    前記半導体基板に形成された複数の半導体素子と、
    複数の前記半導体素子の各々の表面に立設された複数のカーボンナノチューブと、
    複数の前記半導体素子の各々の前記表面と前記カーボンナノチューブの側面とを覆い、かつ、前記カーボンナノチューブの先端が表出する上面を備えた樹脂と、
    を有することを特徴とする半導体ウエハ。
  6. 複数のカーボンナノチューブの一方の先端をプレートの表面に固着する工程と、
    半導体素子の表面に、複数の前記カーボンナノチューブの他方の先端を当接させる工程と、
    前記他方の先端が前記半導体素子の前記表面に当接した状態で、前記半導体素子の前記表面と前記プレートの前記表面との間に樹脂を供給する工程と、
    前記樹脂を供給する工程の後、複数の前記カーボンナノチューブの前記一方の先端から前記プレートを剥離する工程と、
    を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  7. 前記半導体素子の前記表面に、複数の前記カーボンナノチューブの他方の前記先端を当接させる工程の前に、前記カーボンナノチューブの側面と一方の前記先端とに被覆膜を形成する工程を更に有することを特徴とする請求項6に記載の半導体装置の製造方法。
  8. 前記プレートを剥離する工程の後、前記樹脂を研磨することにより、該樹脂の上面に一方の前記先端を表出させる工程を更に有することを特徴とする請求項7に記載の半導体装置の製造方法。
  9. 前記プレートの前記表面に、複数の前記カーボンナノチューブの一方の前記先端を固着する工程は、熱剥離性を有する粘着剤を介して一方の前記先端を前記プレートの前記表面に固着することにより行われると共に、
    前記プレートを剥離する工程の前に、前記粘着剤を加熱することにより、該粘着剤の粘着力を弱める工程を更に有することを特徴とする請求項6乃至請求項8のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
  10. 前記樹脂として熱硬化性樹脂を使用すると共に、
    前記粘着剤の粘着力を弱める工程において、前記樹脂を加熱して熱硬化させることを特徴とする請求項9に記載の半導体装置の製造方法。
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