JP2013203683A - Iii型コラーゲン産生促進剤 - Google Patents

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Abstract

【課題】真皮の構成成分であるIII型コラーゲンの産生を効果的に促進することができ、継続的な経口摂取も可能な天然由来で安全性の高い有効成分を配合したIII型コラーゲン産生促進剤の提供。
【解決手段】III型コラーゲン産生促進剤において、オウギの茎又は葉、ニンジン、カンゾウ、ヘンズ、ハトムギ、バクガ、ビャクズク、サンザシ及びチンピからなる生薬又はこれらの抽出物を含有。また、生薬又は抽出物は、オウギの茎又は葉2.0、ニンジン1.0、カンゾウ1.0、ヘンズ0.6、ハトムギ0.4、バクガ0.4、ビャクズク0.4、サンザシ0.2、チンピ0.1の比率で含有。
【選択図】図1

Description

本発明は、細胞外マトリックス成分の一つであるIII型コラーゲンの産生促進剤に関する。
加齢による皮膚のシワやたるみの発生の要因の一つとして、皮膚の弾力性(柔軟性)の低下が挙げられる。人の皮膚は、角層、表皮層、基底膜、及び真皮で構成されており、真皮はその中で最も広い領域を占める。真皮中に多く存在するI型及びIII型コラーゲン(それぞれ約80%、約15%)は、加齢による線維芽細胞の機能低下等に伴い減少することが知られており、これらの減少が皮膚の弾力性(柔軟性)を失わせ、シワ、たるみの発生に関与しているものと考えられている。
特に、III型コラーゲンは、柔軟性を付与する働きがあると言われるが、成人組織は乳児組織に比べて真皮中でのIII型コラーゲンの割合がきわめて低く、加齢に伴い急速に減少する傾向にあることが知られている。
また、コラーゲン線維形成機構の異常を原因とするエーラス・ダンロス症候群(Ehlers-Danlos syndrome)の臨床症状IV型は、皮膚症状としては皮膚にシワが目立つものであり、非常に弱い外力で出血を起こしやすく、動脈破綻や腸穿孔などの症状を引き起こす危険性があるとするものであるが、これらの疾患は、III型コラーゲンの合成不全が原因であると考えられている(非特許文献1)。
このようにIII型コラーゲンは、正常で柔らかい皮膚を構築し、加齢による皮膚の老化を抑制する上で不可欠な成分であるとともに、III型コラーゲンの合成不全を原因とする各種疾患を改善し得る重要な成分であるといえる。したがって、III型コラーゲンの産生を効果的に促進することができ、継続的な経口摂取も可能な天然由来で安全性の高い有効成分を配合したIII型コラーゲン産生促進剤の開発が望まれる。
特開2001−039849号公報 特開2006−316050号公報
コラーゲン代謝と疾患、第60頁、講談社(1989年)
本発明の目的は、真皮の構成成分であるIII型コラーゲンの産生を効果的に促進することができ、継続的な経口摂取も可能な天然由来で安全性の高い有効成分を配合したIII型コラーゲン産生促進剤を提供することにある。
本発明者は、上記課題を解決するために種々の物質についてヒト皮膚由来線維芽細胞のIII型コラーゲンの産生促進作用を検討した結果、オウギの茎又は葉、ニンジン、カンゾウ、ヘンズ、ハトムギ、バクガ、ビャクズク、サンザシ、及びチンピからなる生薬又はこれらの抽出物がすぐれた作用を発揮することを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、オウギの茎又は葉、ニンジン、カンゾウ、ヘンズ、ハトムギ、バクガ、ビャクズク、サンザシ及びチンピからなる生薬又はこれらの抽出物を含有することを特徴とするIII型コラーゲン産生促進剤である。
さらに本発明は、オウギの茎又は葉、ニンジン、カンゾウ、ヘンズ、ハトムギ、バクガ、ビャクズク、サンザシ及びチンピからなる生薬又はこれらの抽出物を、オウギの茎又は葉2.0、ニンジン1.0、カンゾウ1.0、ヘンズ0.6、ハトムギ0.4、バクガ0.4、ビャクズク0.4、サンザシ0.2、チンピ0.1の比率で配合することを特徴とするIII型コラーゲン産生促進剤である。
本発明のIII型コラーゲン産生促進剤によれば、線維芽細胞によるIII型コラーゲン産生を促進し、加齢による皮膚の老化を効果的に抑制することができる。
また、III型コラーゲン産生を促進することにより、コラーゲン線維形成機構の異常を原因とするエーラス・ダンロス症候群(Ehlers-Danlos syndrome)の臨床症状IV型に分類される動脈破綻や腸穿孔など、III型コラーゲンの合成不全を原因とする各種疾患を改善することが可能となる。
III型コラーゲン産生量の変化を示すグラフ
本発明のIII型コラーゲン産生促進剤は、オウギの茎又は葉、ニンジン、カンゾウ、ヘンズ、ハトムギ、バクガ、ビャクズク、サンザシ、及びチンピからなる生薬又はこれらの抽出物を含有する。
一般に知られるオウギ(黄耆)とは、「神農本草経」の上品に収載されているマメ科(Leguminosae)の薬物でキバナオウギ(Astragalus membranaceus)の根を乾燥したものであり、止汗・利尿・強壮薬・肌表の水毒を除く効果がある漢方として汎用されているものである。しかしながら、これらの効果は、主にオウギ(黄耆)の根から生じるものであり、オウギ(黄耆)の茎又は葉に関する薬効については報告がなく、知られているところは少ない。本発明のIII型コラーゲン産生促進剤は、オウギ(黄耆)の茎又は葉、あるいはこれらの抽出物と、他の植物成分を組み合わせることにより、III型コラーゲン産生を促進するものである。
オウギ(黄耆)の茎又は葉は、使用性、製剤化等の観点から生薬を乾燥粉末あるいは抽出物として用いることが好ましい。
乾燥粉末を得る方法としては、生薬を細断又は粉砕し、その後に乾燥する方法や生薬を乾燥した後に細断又は粉砕して乾燥粉末を得る方法がある。
本発明で用いる抽出物の抽出方法は溶媒抽出により行うことができる。溶媒抽出の場合には、生薬の全部あるいは各種部位(オウギでは茎部、葉部)を必要に応じて乾燥させ、必要に応じて細断又は粉砕した後、水性抽出剤、例えば冷水、温水、又は沸点若しくはそれより低温の熱水、あるいは有機溶媒、例えばメタノール、エタノール、1,3−ブタンジオール、エーテル等を常温で又は加熱して用いることにより抽出される。しかしながら、抽出方法は溶媒抽出に限定されず、当業界で知られている常用の手法によってもよい。上記抽出物の形態は、抽出液自体だけでなく、常用の手法により適宜希釈又は濃縮したものであってもよく、更に、抽出液を乾燥することによって得られる粉状あるいは塊状の固体であってもよい。
ニンジン(人参)は、従来から生薬としてよく知られているニンジン(人参)で、上腹部がつかえて苦しい・食欲がない・下痢・嘔吐などの胃腸機能の虚弱症状のある患者に対して使用されてきたものである。ニンジン(人参)の薬学的な作用としては、神経系の興奮作用、下垂体−副腎皮質経の興奮作用、性機能の増強作用、強心作用・血糖の降下作用、高コレステロール血症発生抑制・血中コレステロール降下作用、抗利尿作用、抗アナフィラキシー作用などが知られている。
カンゾウ(甘草)は、マメ科の多年草の根を乾燥させたもので、グリチルリチン、ブドウ糖、ショ糖などの甘味成分が含まれる。グリチルリチンは、その分解産物が生体の肝臓で有害産物と結合して解毒することでよく知られている。
ヘンズ(扁豆)は、マメ科 Leguminosae 扁豆 Dolichos lablab L. (フジマメ)の種子を乾燥したもので、漢方では、夏期の胃腸型感冒・急性胃腸炎・消化不良などで、頭痛・悪熱・煩躁・口渇・水を飲みたがる・上腹部通・嘔吐・下痢・食欲不振などの暑湿の症状があるときに用いられる。
ハトムギ(鳩麦)は、イネ科ハトムギ(Coix lachrymal-jobi var. ma-yuen、Coix lacryma-jobi L. var. frumentacea MakinoまたはCoix ma-yuen)の種子を漢方では苡仁(よくいにん)といい、利尿、鎮痛、鎮痙、強壮作用があるので、浮腫、神経痛、膀胱結石などに用いる。
バクガ(麦芽)は、漢方において健胃作用・退乳(乳汁分泌の消退・乳汁の再吸収を意味すると考えられる)作用を有することが知られており、生薬として用いられている。
ビャクズク(白豆蒄)は、ショウガ科 Zingiberaceae 白豆蒄 Amomum cardamomum L. の果実中の種子を乾燥したもので、漢方では、寒冷にさらされたり・暴飲暴食のあとでおこった急性胃炎で、腹が張って苦しい・悪心・嘔吐・腹痛などの症状があるときに服用して用いる。
サンザシ(山査子)は、バラ科 Rosaceae 山里紅 Crataegus pinnatifidaBge.(ミサンザシ)、山査 Crataegus pinnatigida Bge.var. Major N.E.Br.(オオサンザシ)、野山査 Crataegus cuneata Sieb. Et Zucc.(サンザシ)などの成熟果実を乾燥したもので、消化促進作用、抗菌作用、血管拡張・降圧作用が知られている。
チンピ(陳皮)は、熟したみかんの皮を干したもので、漢方で痰が多い咳嗽に用いられる。
本発明のIII型コラーゲン産生促進剤を経口摂取(投与)する場合には、必要に応じて添加剤を任意に選択し併用することができる。添加剤としては機能性素材、賦形剤、呈味剤を含ませることができる。
機能性素材としては、パントテン酸、葉酸、ビオチンなど各種ビタミン類、亜鉛、カルシウム、マグネシウム、鉄など各種ミネラル類、アミノ酸、オリゴ糖、プロポリス、ローヤルゼリー、イチョウ葉、ウコン、EPA、DHA、コエンザイムQ10、コンドロイチン、乳酸菌、ラクトフェリン、イソフラボン、プルーン、キチン、キトサン、グルコサミン、α−リポ酸、アガリクス、ガルシニア、プロポリス、コラーゲン、アスタキサンチン、フォースリン、カテキン、セサミン、セラミド、モロヘイヤ、スピルリナ、キャッツクローなどが挙げられる。これらの機能性素材は、単独で又は二種以上で組み合わせて使用できる。
賦形剤としては、所望の剤型としたときに通常用いられるものであれば何でも良く、例えば、コムギデンプン、コメデンプン、トウモロコシデンプン、バレイショデンプン、デキストリン、シクロデキストリンなどのでんぷん類、結晶セルロース類、乳糖、ブドウ糖、砂糖、還元麦芽糖、水飴、フラクトオリゴ糖、乳化オリゴ糖などの糖類、ソルビトール、エリスリトール、キシリトール、ラクチトール、マンニトールなどの糖アルコール類が挙げられる。これら賦形剤は、単独で又は二種以上組み合わせて使用できる。
呈味剤としては、ボンタンエキス、ライチエキス、ゆずエキス等の各種果汁エキス、リンゴ果汁、オレンジ果汁、レモン果汁等の各種果汁、ピーチフレーバー、ウメフレーバー、ヨーグルトフレーバー等の各種フレーバー、アセスルファムK、スクラロース、エリスリトール、オリゴ糖類、マンノース、キシリトール、異性化糖類等の各種甘味料、クエン酸、リンゴ酸、酒石酸、グルコン酸等の各種酸味料、緑茶、ウーロン茶、バナバ茶、杜仲茶、鉄観音茶、ハトムギ茶、アマチャヅル茶、マコモ茶、昆布茶等の各種茶成分等が挙げられる。これら呈味剤は、単独で又は二種以上組み合わせて使用できる。
その他の着色剤、保存剤、増粘剤、結合剤、崩壊剤、分散剤、安定化剤、ゲル化剤、酸化防止剤、界面活性剤、保存剤、pH調整剤等については、食品、医薬品等の製剤過程において使用される公知のものを適宜選択して配合することができる。
III型コラーゲン産生促進剤の剤形としては、例えば、液体状、固形状、顆粒状、粒状、ペースト状、ゲル状など任意に選択することができる。
本発明のIII型コラーゲン産生促進剤は、外皮に適用される化粧料、医薬部外品等にも広く適用することが可能であり、その剤型も水溶液系、可溶化系、乳化系、粉末系、油液系、ゲル系、軟膏系、エアゾール系、水−油2層系、水−油−粉末3層系等、幅広い剤型を採り得る。そして、基礎化粧品であれば、化粧水、乳液、クリーム、ジェル、エッセンス(美容液)、パック、マスク等の形態に、上記の多様な剤型を広く適用することができる。また、メーキャップ化粧品であればファンデーション等の形態に広く適用でき、医薬部外品であれば各種の軟膏剤等の形態に広く適用できる。ただし、本発明のIII型コラーゲン産生促進剤の採り得る形態は、これらの剤型及び形態に限定されるものではない。
外皮に適用する場合は、化粧品や医薬部外品等の皮膚外用剤に通常用いられる成分、例えば、美白剤、保湿剤、酸化防止剤、油性成分、紫外線吸収剤、界面活性剤、増粘剤、アルコール類、粉末成分、色材、水性成分、水、各種皮膚栄養剤等を必要に応じて適宜配合することができる。
また、その他の成分として、エデト酸二ナトリウム、エデト酸三ナトリウム、クエン酸ナトリウム、ポリリン酸ナトリウム、メタリン酸ナトリウム、グルコン酸等の金属封鎖剤、カフェイン、タンニン、ベラパミル、トラネキサム酸およびその誘導体、甘草抽出物、グラブリジン、カリンの果実の熱水抽出物、各種生薬、酢酸トコフェロール、グリチルリチン酸およびその誘導体またはその塩等の薬剤、ビタミンC、アスコルビン酸リン酸マグネシウム、アスコルビン酸グルコシド、アルブチン、コウジ酸等の他の美白剤、グルコース、フルクトース、マンノース、ショ糖、トレハロース等の糖類なども適宜配合することができる。
以下、本発明のIII型コラーゲン産生促進剤について行った効果の確認試験を実施例として記載する。
本発明に使用される生薬の抽出物は、以下の方法を用いて抽出した。
「抽出方法」
9種の生薬を以下の比率で混合し、10倍量の水で60分間熱水抽出(約90℃)した。メッシュろ過後、残査を同条件で再度抽出・ろ過した。
得られたろ液を合わせ減圧濃縮しろ過後、ろ液を乾燥して抽出物を得た。
尚、実施例のような、9種の混合生薬から抽出物を得る方法に限られず、例えば、各生薬毎に得た抽出物を下記の比率で調合する方法によっても所望の抽出物を得ることができる。
配合比
1.オウギの葉 2.0
2.ニンジン 1.0
3.カンゾウ 1.0
4.ヘンズ 0.6
5.ハトムギ 0.4
6.バクガ 0.4
7.ビャクズク 0.4
8.サンザシ 0.2
9.チンピ 0.1
「試料の調製」
抽出物(乾固物)を所定濃度(終濃度で0.005及び0.01質量%)に希釈した試験試料を培養試験に用いた。
「試験方法」
III型コラーゲン産生促進効果に関する試験方法
(1)ヒト皮膚線維芽細胞の培養
10%FBS含有DMEM培地で培養したヒト皮膚線維芽細胞を24穴プレートに播種し、細胞が接着した後、0.25%FBS及び250μMアスコルビン酸リン酸マグネシウム含有DMEM培地に置換し、試験試料を添加した。3日後、培地上清を回収、遠心分離し、得られた上清中のIII型コラーゲン測定及び、細胞についてDNA量を測定し、細胞数の指標とした。
(2)DNA定量
DNA量の測定はHoechst社のH33342を用いた蛍光測定法で実施した。
(3)III型コラーゲンの測定
細胞のIII型コラーゲン生合成能は、培養上清中に分泌されるIII型プロコラーゲンの末端ペプチド(Procollagen type III-peptide:PIIIPと略す。)量を測定することにより評価した。測定は、市販品「リアグノストPIIIP測定キット(CISバイオインターナショナル社製)」を用いて行った。III型コラーゲンの産生量は、DNA量で割り、植物抽出物を添加していない試料(コントロール)に対する相対的な値をもって評価した。
また、収集したサンプルに基づいて違いがあるか検証するために、統計処理を実施した。検定結果で示された有意確率(p)が5%未満(p<0.05)であれば、検定に用いたデータ項目(変数という)間に有意差があるという。有意差が出たということは、何らかの原因で違いが生じたことを意味する。生物学試験を行うときは、最終的に有意差があったか否かが群間に変化があったかどうかを導き出す手法となる。検定はt検定にて実施した。
「試験結果」
図1は無添加対照(コントロール)に対する相対的なDNAあたりのIII型コラーゲン産生量(%)の変化を示すグラフである。添加濃度0.005質量%および0.01質量%の試験試料は、ともに対照(コントロール)に対してIII型コラーゲン産生量が増大し、有意差が認められた(添加濃度0.005質量%はp<0.05、添加濃度0.01質量%はp<0.001)。また、グラフに示されるように、含有する抽出物の濃度が高いほどIII型コラーゲンの産生量は増加しており、9種類の生薬の抽出物にはIII型コラーゲンの産生を効果的に促進する作用があることが確認された。

Claims (2)

  1. オウギの茎又は葉、ニンジン、カンゾウ、ヘンズ、ハトムギ、バクガ、ビャクズク、サンザシ及びチンピからなる生薬又はこれらの抽出物を含有することを特徴とするIII型コラーゲン産生促進剤。
  2. オウギの茎又は葉、ニンジン、カンゾウ、ヘンズ、ハトムギ、バクガ、ビャクズク、サンザシ及びチンピからなる生薬又はこれらの抽出物を、オウギの茎又は葉2.0、ニンジン1.0、カンゾウ1.0、ヘンズ0.6、ハトムギ0.4、バクガ0.4、ビャクズク0.4、サンザシ0.2、チンピ0.1の比率で含有することを特徴とするIII型コラーゲン産生促進剤。
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