JP2013197236A - 発光装置および発光装置の製造方法 - Google Patents

発光装置および発光装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】封止部の信頼性が高く、光の取り出し効率の低下が生じることなく高輝度の発光が得られ、特に高温・高湿条件での発光量の低下が少ない発光装置を提供する。
【解決手段】この発光装置は、無機絶縁材料からなり、一部が発光素子の搭載される搭載部となる搭載面を有する基板と、前記基板の前記搭載面上に形成された素子接続端子と、前記基板の前記搭載部に搭載され、前記素子接続端子と電気的に接続された発光素子と、蛍光体が分散された630℃以下のTsを有するホウケイ酸ガラスから構成され、前記発光素子の外側を覆うように前記基板の前記搭載面上に設けられたガラス封止体と、前記ガラス封止体と前記発光素子との間に配設された、透明樹脂からなる接着層を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、発光装置および発光装置の製造方法に係り、特に、蛍光体を含有するガラス封止体を有する発光装置と、その発光装置の製造方法に関する。
近年、発光ダイオード(LED)素子を用いた発光装置では、基板に搭載された発光素子や配線導体層を保護するために、シリコーン樹脂やエポキシ樹脂からなる封止層が設けられている。封止層に蛍光体を分散させて発光素子からの光の波長を変換し、波長変換された光と発光素子からの発光との組合せで疑似的な白色発光を得る発光装置も実用化されている。
しかし、このような発光装置では、封止層を構成する樹脂の耐湿性が十分でないばかりでなく、発光素子の高出力化に伴い、発光素子から発せられる光や熱によって、樹脂の劣化が経時的に進行して着色や変形が生じやすかった。そのため、基板部分に比べて封止部分の信頼性が十分でなかった。
このような問題を解決するため、ガラスからなる封止部材を設けた発光装置も開発されているが、軟化温度の高いガラス材料を使用したのでは、封止部材を軟化させて基板と接着させる際の発光素子に与える熱的なダメージが大きかった。軟化・接着の際に発光素子に与えるダメージを低減するために、リン酸アルカリ系ガラスのような軟化温度の低いガラスで封止部材を構成することも考えられるが、リン酸アルカリ系ガラスの使用では、基板との熱膨張率の差によりガラスに割れ等が生じたり、化学的な耐久性が低いという問題があった。
一方、蛍光体が含有されたガラスからなる部材を、発光素子の外側に設けた構造の発光装置も提案されている。例えば、特許文献1には、蛍光体等の波長変換材料を含むSnO−P−B系ガラス等からなる波長変換部材を、有機・無機ハイブリッド材料からなる接着剤層を介して、発光素子と基板との少なくとも一方に接着した発光装置が開示されている。
しかしながら、特許文献1に記載された発光装置では、有機・無機ハイブリッド材料による接着に高温加熱を要するため、発光素子および蛍光体を劣化させるおそれがあるばかりでなく、有機・無機ハイブリッド材料が発光素子と基板との両方に対して十分な接着性を有しているとはいえなかった。また、例示されているガラス材料の耐湿性が不十分であるため、例えば高温・高湿下での通電試験で発光量の低下が生じるなど、信頼性が不十分であった。
特開2011−14767号公報
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、封止部の信頼性が高く、光の取り出し効率の低下が生じることなく高輝度の発光が得られ、特に高温・高湿条件での発光量の低下が少ない発光装置の提供を目的とする。
本発明の発光装置は、無機絶縁材料からなり、一部が発光素子の搭載される搭載部となる搭載面を有する基板と、前記基板の前記搭載面上に形成された素子接続端子と、前記基板の前記搭載部に搭載され、前記素子接続端子と電気的に接続された発光素子と、蛍光体が分散された630℃以下の軟化温度(Ts)を有するホウケイ酸ガラスから構成され、前記発光素子の外側を覆うように前記基板の前記搭載面上に設けられたガラス封止体と、前記ガラス封止体と前記発光素子との間に配設された、透明樹脂からなる接着層を備えることを特徴とする。
本発明の発光装置において、前記ホウケイ酸ガラスは、酸化物基準のモル%表示で、SiOを40%より大きく50%以下、Bを38%以上48%以下、ZrOを0%以上5%以下、ZnOを0%以上10%以下、KOとNaOから選ばれる1種以上を合計で2%以上6%以下含有する組成を有するガラス粉末の焼結体であることが好ましい。また、前記透明樹脂はシリコーン樹脂が好ましい。
本発明の発光装置の製造方法は、無機絶縁材料からなり、一部が発光素子の搭載される搭載部となる搭載面を有する基板と、前記基板の前記搭載面上に形成された素子接続端子を有する発光素子用基板を作製する工程と、前記発光素子用基板において、前記基板の前記搭載部に発光素子を搭載し、該発光素子を前記素子接続端子と電気的に接続する工程と、630℃以下の軟化温度(Ts)を有するホウケイ酸ガラスの粉末を主体とし、蛍光体を含む組成物を所定形状に成形し焼成して、前記蛍光体が分散して含有された前記ホウケイ酸ガラスからなるガラス成形体を形成する工程と、前記ガラス成形体の主面に所定形状の凹部を形成して、ガラス封止体を形成する工程と、前記基板に搭載された前記発光素子が前記凹部内に収容されるように、前記ガラス封止体を前記発光素子の外側に配置するとともに、該ガラス封止体と前記発光素子との間に透明樹脂からなる接着層を形成し、前記ガラス封止体と前記発光素子とを前記接着層を介して接着する工程を備えることを特徴とする。
本発明の発光装置の製造方法において、前記ホウケイ酸ガラスの粉末は、酸化物基準のモル%表示で、SiOを40%より大きく50%以下、Bを38%以上48%以下、ZrOを0%以上5%以下、ZnOを0%以上10%以下、KOとNaOから選ばれる少なくとも一方を合計で2%以上6%以下含有する組成を有することが好ましい。また、前記透明樹脂はシリコーン樹脂が好ましい。
本発明の発光装置によれば、光の取り出し効率が高く、高輝度の発光が得られる。また、封止部の耐湿性が高く、高温・高湿下で発光量の低下がほとんどなく、経時的な信頼性が高い。
本発明の発光装置の製造方法によれば、封止部の耐湿性が高く、高輝度の発光が得られる発光装置を、連結基板として形成された発光素子用基板を用いて効率的に製造できる。すなわち、連結基板の分割が容易であるため、作業効率の高い多数個取りの連結基板を使用する製造が可能である。
本発明の発光装置の実施形態を示し、(a)は斜視図であり、(b)は(a)におけるX−X線を通り、基板の搭載面に垂直な面で切断した断面図である。 本発明の製造方法の第1の実施形態の態様(B1)において、連結基板上に搭載された発光素子に個片化されたガラス封止体を接着した状態を示す斜視図である。 本発明の製造方法の第2の実施形態(態様(B2))において、連結基板上に搭載された発光素子に一括ガラス封止体を接着した状態を示す斜視図である。 実施例および比較例で得られた発光装置において、高温・高湿下での光束量の経時変化を示すグラフである。
以下、本発明の実施の形態について説明するが、本発明はこれに限定されない。
本発明の実施形態の発光装置は、無機絶縁材料からなり、一部が発光素子の搭載される搭載部となる搭載面を有する基板と、この基板の搭載面上に形成された素子接続端子と、前記基板の搭載部に搭載され、前記素子接続端子と電気的に接続された発光素子と、この発光素子の外側を覆うように前記基板の搭載面上に設けられた、蛍光体が分散された630℃以下の軟化温度(Ts)を有するホウケイ酸ガラスからなるガラス封止体と、このガラス封止体と前記発光素子との間に配設された透明樹脂からなる接着層とを備える。
本発明の発光装置によれば、蛍光体が分散・含有された630℃以下のTsを有するホウケイ酸ガラスからなるガラス封止体が、発光素子の外側を覆うように設けられ、透明樹脂からなる接着層を介して接着されているので、封止部の耐湿性および化学的な耐久性が高く、白色等の所望の色で高輝度の発光が得られる。また、高温・高湿下で発光量の低下がほとんど生じない。
さらに、本発明の発光装置によれば、多数個取りの連結基板を使用する作業効率の高い製造が可能である。
すなわち、ガラスからなる封止部材を接着層を介することなく基板に直接接合した構造の発光装置を、多数個取りの方法で製造する場合には、例えば、連結基板上に多数個の発光素子が配置された搭載部の上に、ガラス材料を板状に成形し、成形体を軟化状態で接着する方法が採られる。このとき、連結基板が分割溝を有する場合には、熱膨張率の差に起因する応力や成形の際に加わる圧力により、分割溝に閉塞や割れが生じるため、連結基板には分割溝を形成しておくことができない。したがって、連結基板を分割して個別の発光装置を得るには、ガラスからなる成形体を基板に軟化状態で接着した後、ダイシングなどの方法で、ガラス成形体と連結基板とを順に切断する必要があるが、連結基板のダイシングには時間がかかり、作業性が悪い。
それに対して、本発明の発光装置を多数個取りで製造する場合には、分割溝が形成された連結基板の上に多数個の発光素子を搭載し、あるいは連結基板の上に多数個の発光素子を搭載した後、分割溝を形成し、その上に、蛍光体が分散・含有されたガラスにより予め個片化して形成されたガラス封止体を配置し、接着剤層を介して接着した後、連結基板を分割溝から分割する、作業性の良好な方法を採ることができる。
また、予め個片化されたガラス封止体を用いない場合でも、蛍光体が分散・含有されたガラスにより形成された板状の成形体を、多数個の発光素子が搭載された連結基板の上に配置し、接着剤層を介して接着した後、ガラス成形体にのみダイシングなどの機械加工を施して切断し、連結基板は分割溝から分割できる。このように本発明の発光装置は、多数個取りの方法で作業性よく製造できる。
以下、本発明の発光装置の実施形態を、図面に基づいて説明する。図1(a)は、実施形態の発光装置を示す斜視図であり、図1(b)は、図1(a)の発光装置をX−X線を通り、基板の搭載面に垂直な面で切断した断面図である。
この発光装置1は、平面形状が矩形(例えば長方形)で略平板状の基板2を有している。基板2は無機絶縁材料からなり、発光素子を搭載する上側の面を搭載面21として有する。なお、その反対側の面を非搭載面22とする。基板2の形状、厚さ、大きさ等は特に制限されず、通常、発光素子を搭載して発光装置を形成するための基板として用いられるものと同様にできる。本明細書において、「略平板状の基板」とは、上側の主面と下側の主面、すなわち搭載面21と非搭載面22がともに目視レベルで平板形状と認識できるレベルの平坦面である基板をいう。また、以下同様に、略を付けた表記は、特に断らない限り、目視レベルで認識できるレベルのことをいう。
基板2を構成する無機絶縁材料としては、酸化アルミニウム質焼結体(アルミナセラミックス)や窒化アルミニウム質焼結体、ムライト質焼結体、ガラス粉末とセラミックス粉末とを含むガラスセラミックス組成物の焼結体(Low Temperature Co−fired Ceramics。以下、LTCCと示す。)等が挙げられる。本発明においては、高反射性、製造の容易性、易加工性、経済性等の観点から、基板2を構成する無機絶縁材料はLTCCが好ましい。基板2を構成するガラスセラミックス組成物の焼結体の原料組成、焼結条件等については、後述する製造方法において説明する。
基板2の抗折強度は、発光素子の搭載時、およびその後の使用時における損傷等を抑制する観点から、250MPa以上が好ましい。そして、基板2は、搭載面21の略中央部に、発光素子を搭載するための搭載部を有する。
基板2の搭載面21上には、1対(アノードとカソード)の素子接続端子3が設けられている。これらの素子接続端子3は、搭載される発光素子が有する1対の電極と金スズ半田等を介して金属間接続が可能なように、一方の端部が搭載部と重なるように形成されている。また、基板2の非搭載面22上には、外部回路と電気的に接続されるアノードとカソードとなる1対の外部接続端子4が設けられている。そして、前記アノード側とカソード側の素子接続端子4は、基板2内部に埋設された接続ビア5を介して、非搭載面22に形成された前記1対の外部接続端子4にそれぞれ電気的に接続されている。
素子接続端子3、外部接続端子4および基板2内部に埋設された接続ビア5については、これらが素子接続端子3→接続ビア5→外部接続端子4→外部回路へと、アノードとカソードが短絡することなく電気的に接続される限りは、その配設される位置や形状は限定されない。
これら素子接続端子3、外部接続端子4および接続ビア5を構成する材料は、通常発光素子を搭載する基板に用いられる配線導体と同様の構成材料であれば、特に制限なく使用できる。素子接続端子3、外部接続端子4および接続ビア5の構成材料として、具体的には、銅、銀、金等を主成分とする導電性金属材料が挙げられる。このような金属材料のなかでも、銀、銀と白金、または銀とパラジウムからなる金属材料が好ましく用いられる。これらの金属材料については、後述する発光装置1の製造方法で具体的に説明する。素子接続端子3および外部接続端子4の厚さは、3〜20μmが好ましい。
また、素子接続端子3や外部接続端子4においては、前記金属材料からなる層上に、この層を酸化や硫化から保護するための導電性保護層(図示を省略する。)が、その端縁を含む全体を覆うように形成された構成が好ましい。導電性保護層は、前記金属層を保護する機能を有する導電性材料で構成されていれば、構造や形成方法は特に制限されない。具体的には、ニッケルメッキ、クロムメッキ、銀メッキ、ニッケル/銀メッキ、金メッキ、ニッケル/金メッキ等からなる層が挙げられる。
本発明においては、素子接続端子3および外部接続端子4を被覆する導電性保護層として、例えば、素子接続端子3については、後述する発光素子の半田、金、金−スズ共晶等のバンプ電極と良好な金属間接続が得られる等の点から、少なくとも最外層に金メッキ層を有する金属メッキ層を用いることが好ましい。導電性保護層は、金メッキ層のみで形成されていてもよいが、ニッケルメッキの上に金メッキを施したニッケル/金メッキ層形成がより好ましい。この場合、導電性保護層の膜厚としては、ニッケルメッキ層が2〜20μm、金メッキ層が0.1〜1μmが好ましい。
基板2の熱抵抗を低減するために、基板2の内部にサーマルビア(図示を省略する。)を埋設できる。サーマルビアは、例えば、発光素子の搭載部より小さい柱状のものであり、非搭載面22から、基板2の厚さ方向の中間の位置まで配設するのが好ましい。このような配置とすることで、搭載面21全体、特に搭載部の平坦度を向上でき、熱抵抗を低減し、かつ発光素子を搭載したときの傾きも抑制できる。
そして、本発明の実施形態の発光装置1においては、このように接続ビア5やサーマルビアが埋設された基板2の搭載面21の搭載部に、LEDチップ等の発光素子6が搭載されている。発光素子6は、下面に1対の電極を有し、半田、金、金−スズ共晶等を介する金属間接続によって素子接続端子3に電気的に接続されている。
また、基板2の搭載面21上には、蛍光体が分散・含有されたガラス(以下、蛍光体入りガラスというときがある。)により構成された、略直方体の外形形状を有するガラス封止体7が、発光素子6の外側を覆うように配置されている。ガラス封止体7は、発光素子6が収まるサイズの凹部7aを下面に有しており、この凹部7a内に発光素子6が収まるように被せられている。そして、ガラス封止体7の凹部7aの内周面と発光素子6の外表面との間には、透明樹脂からなる接着層8が設けられており、ガラス封止体7はこの接着層8を介して発光素子6に接着されている。なお、ガラス封止体7の下面と基板2の搭載面21との間にも前記接着層8を設け、ガラス封止体7を発光素子6だけでなく基板2に接着するのが好ましい。
ガラス封止体7を構成する蛍光体入りガラスは、蛍光体が含有された630℃以下のTsを有するホウケイ酸ガラスである。このホウケイ酸ガラスは、Tsが630℃以下の後述する組成を有するガラス粉末の焼結体である。
ホウケイ酸ガラス粉末のTsが630℃を超えると、焼成の際に蛍光体に劣化が生じやすい。ガラス粉末のTsは、好ましくは600℃以下である。
また、ホウケイ酸ガラス粉末は、ガラス転移点(Tg)が600℃以下のものが好ましい。Tgが600℃を超えると、蛍光体に劣化が生じやすい。
このようなガラス粉末としては、例えば酸化物基準のモル%表示で、SiOを40モル%より大きく50モル%以下、Bを38モル%以上48モル%以下、ZrOを0モル%以上5モル%以下、ZnOを0モル%以上10モル%以下、KOとNaOから選ばれる少なくとも一方を合計で2モル%以上6モル%以下含有する組成のものが好ましい。
ここで、SiOはガラスの骨格をなす成分となるものである。SiOの含有量が40モル%未満の場合、安定なガラスを得ることが難しく、また化学的耐久性も低下するおそれがある。
一方、SiOの含有量が50モル%を超える場合、ガラスのTsやTgが過度に高くなるおそれがある。SiOの含有量は、好ましくは40.5モル%以上、より好ましくは42モル%以上である。また、SiOの含有量は、好ましくは48モル%以下、より好ましくは47モル%以下である。
は、Tsを低下させる効果を有するものである。Bの含有量が38モル%未満の場合、TsやTgを低下させる効果を十分に得られないおそれがある。一方、Bの含有量が48モル%を超える場合、安定なガラスを得ることが難しく、また化学的耐久性も低下するおそれがある。Bの含有量は、好ましくは39モル%以上、より好ましくは41モル%以上である。また、Bの含有量は、好ましくは45モル%以下、より好ましくは43モル%以下である。
ZrOは、ガラスの安定性を高めるために、5モル%以下の範囲で含有させてもよい。ZrOの含有量が5モル%を超えると、Tsが高くなるおそれがある。ZrOの含有量は、好ましくは4モル%以下である。
ZnOはTsを低下させるために添加してもよい。ZnOの含有量が10モル%を超えると、ガラス封止体7の強度が低下するおそれがある。ZnOの含有量は、好ましくは9モル%以下であり、4モル%未満であることがより好ましい。また、ZnOの含有量は、好ましくは、1モル%以上である。
NaO、KOは、ガラス化を促進すると共に、TsおよびTgを低下させるために添加される。
NaOとKOの含有量の合計は、2モル%以上10モル%以下であることが好ましい。NaOおよびKOの含有量の合計が2モル%未満であると、TsやTgが高くなったり、ガラスが不安定となって分相しやすくなったりする。一方、NaOおよびKOの含有量の合計が10モル%を超えると、耐酸化性が低下したり、ガラス封止体7の強度が低下したりする。NaOおよびKOの含有量の合計は、より好ましくは6モル%以上8モル%以下である。
なお、ガラス封止体7の形成に用いるガラス粉末は、必ずしも上記成分のみからなるものに限定されず、Ts、Tg等の諸特性を満たす範囲で他の成分を含有できる。他の成分を含有する場合、その合計した含有量は10モル%以下であることが好ましい。
Alは、ガラスの安定性、化学的耐久性、および強度を高めるために5モル%を超えない範囲で添加してもよい。Alの含有量が5モル%を超える場合、TsやTgが過度に高くなるおそれがある。Alの含有量は、好ましくは3モル%以下である。
CaOは、ガラスの安定性を高めるとともに、TsやTgを低下させるために、5モル%を超えない範囲で添加してもよい。CaOの含有量が5モル%を超える場合、ガラスが不安定となるおそれがある。CaOの含有量は、好ましくは3モル%以下、より好ましくは1モル%以下である。
MgOは、ガラスを安定化するために、5モル%以下の範囲で含有してもよい。5モル%を超えると、Tsが高くなるおそれがある。MgOの含有量は、好ましくは3モル%以下である。
BaOも、ガラスを安定化するために添加できるが、その含有量は、1モル%以下であることが好ましい。
ガラス封止体7の形成に用いるガラス粉末は、上記したようなガラス組成を有するガラスを溶融法によって製造し、乾式粉砕法や湿式粉砕法によって粉砕することにより得ることができる。湿式粉砕法の場合、溶媒として水またはエチルアルコールを用いることが好ましい。粉砕は、例えばロールミル、ボールミル、ジェットミル等の粉砕機を用いて行うことができる。
ガラス粉末の50%粒径(D50)は0.5μm以上4μm以下であることが好ましい。ガラス粉末の50%粒径が0.5μm未満の場合、ガラス粉末が凝集しやすく、取り扱いが困難になるばかりでなく、粉末化に要する時間が長くなりすぎるおそれもある。一方、ガラス粉末の50%粒径が4μmを超える場合、Tsの上昇や焼結不足が発生するおそれがある。また、ガラス粉末の最大粒径は20μm以下であることが好ましい。最大粒径が20μmを超えると、ガラス粉末の焼結性が低下し、焼結体中に未溶解成分が残留して、ガラス封止体7の透過性を低下させるおそれがある。ガラス粉末の最大粒径は、より好ましくは10μm以下である。
ガラス粉末の粒径の調整は、例えば、粉砕後に必要に応じて分級することにより行うことができる。なお、本明細書において、50%粒径(D50)は、レーザー回折/散乱式粒度分布測定装置を用いて測定したものをいう。
このような組成のガラス粉末の焼結体であるホウケイ酸ガラスは、従来から封止体を構成するガラスとして使用されているリン酸アルカリ系ガラスやSnO−P−B系ガラスに比べて、耐湿性、強度、耐薬品性、透明性(光透過率)の点で優れており、かつ熱膨張が小さく熱衝撃に強い。
このようなガラス粉末の焼結体中に分散状態で含有される蛍光体は、無機化合物からなる蛍光体であり、具体例としては、YAl12、BaSiO:Eu2+、SrBaSiO:Eu2+などの酸化物蛍光体、ZnS:(Cu,Al3+)、SrS:Eu2+、CaS:Eu2+、SrGa:Eu2+などの硫化物蛍光体、YS:Eu3+等の酸硫化物蛍光体、M(POCl:Eu2+(MはSr、Ca、BaまたはMg)等のハロゲン化物蛍光体、BaMgAl1017:(Eu2+,Mn2+)、SrAl:Eu2+等のアルミン酸塩蛍光体等が挙げられる。
波長変換特性および分散均一性の観点から、蛍光体の50%粒径(D50)は3μm以下であることが好ましい。同様に、波長変換特性および分散均一性の観点から、ガラス封止体7中の蛍光体の含有割合は、5〜20質量%であることが好ましい。
蛍光体の種類は、発光素子6から出射する光の波長と、波長変換してガラス封止体7から出射させたい光の波長とに基づいて、適宜選択できる。
発光素子6から出射された光の一部は、ガラス封止体7中に含有された蛍光体によって吸収され、残りはガラス封止体7を透過する。蛍光体は、発光素子6から出射された光によって励起され、発光素子6からの光とは異なる波長の光(可視光)を出射する。そして、こうして蛍光体から出射された光は、発光素子6から発せられてガラス封止体7を透過した光と混合され、生成された混合光が発光装置1から出射する。実施形態では、蛍光体から出射する光の色調を、発光素子6から出射する光の色調(青色)に対して補色関係にある黄色にすることで、発光装置1として白色の混合光を発光できる。
ガラス封止体7と発光素子6との間に設けられる接着層8を構成する透明樹脂としては、発光素子6に対する接着性、光透過性(透明性)、耐光性、耐熱性等の諸点で優れているため、シリコーン樹脂が好ましく用いられるが、シリコーン樹脂以外のエポキシ樹脂、フッ素樹脂などの使用を制限するものではない。
実施形態において、接着層8の厚みは、1mm以下であることが好ましく、0.5mm以下とすることがより好ましく、0.1mm以下とすることがさらに好ましい。接着層8の厚みを薄くすることにより、光の取り出し効率を高めることができる。
次に、本発明の発光装置の製造方法の第1の実施形態を、LTCCからなる基板を有する図1に示される発光装置の製造を例にして説明する。
図1に示される発光装置1は、例えば、以下に示す(A)基板用グリーンシート作製工程、(B)導体ペースト層形成工程、(C)積層工程、および(D)焼成工程を順に経て、発光素子用基板を製造した後、(E)発光素子搭載工程、(F)ガラス封止体の形成工程、および(G)ガラス封止体の接着工程を順に経て製造できる。なお、製造に用いる部材については、完成品の部材と同一の符号を付して説明する。
(A)基板用グリーンシート作製工程
ガラス粉末とセラミックス粉末とを含むガラスセラミックス組成物を用いて、基板用グリーンシートを作製する。なお、基板用グリーンシートは、例えば、上層を形成するための上層用グリーンシート、内層を形成するための内層用グリーンシート、下層を形成するための下層用グリーンシートを含む。
基板用グリーンシートは、ガラス粉末とセラミックス粉末とを含むガラスセラミックス組成物に、バインダー、必要に応じて可塑剤、分散剤、溶剤等を添加してスラリーを調製し、これをドクターブレード法等によりシート状に成形し、乾燥させることで製造できる。
基板用グリーンシートを作製するための基板用ガラス粉末としては、Tgが550℃以上700℃以下のものが好ましい。Tgが550℃未満の場合には、脱脂が困難となるおそれがあり、700℃を超える場合には、収縮開始温度が高くなり、寸法精度が低下するおそれがある。また、基板用ガラス粉末は、800℃以上930℃以下で焼成したときに結晶が析出するものが好ましい。結晶が析出しないものの場合、十分な機械的強度が得られないおそれがある。
このような基板用ガラス粉末としては、酸化物基準のモル%表示で、SiOを57〜65%、Bを13〜18%、CaOを9〜23%、Alを3〜8%、KOおよびNaOから選ばれる少なくとも一方を合計で0.5〜6%含有するものが好ましい。このような組成のものを用いることで、基板2の表面平坦度の向上が容易となる。
ここで、SiOは、ガラスのネットワークフォーマとなるものである。SiOの含有量が57%未満の場合、安定なガラスを得ることが難しく、また化学的耐久性も低下するおそれがある。一方、SiOの含有量が65%を超える場合には、TsやTgが過度に高くなるおそれがある。SiOの含有量は、好ましくは58%以上、より好ましくは59%以上、特に好ましくは60%以上である。また、SiOの含有量は、好ましくは64%以下、より好ましくは63%以下である。
は、ガラスのネットワークフォーマとなるものである。Bの含有量が13%未満の場合、TsやTgが過度に高くなるおそれがある。一方、Bの含有量が18%を超える場合、安定なガラスを得ることが難しく、また化学的耐久性も低下するおそれがある。Bの含有量は、好ましくは14%以上、より好ましくは15%以上である。また、Bの含有量は、好ましくは17%以下、より好ましくは16%以下である。
Alは、ガラスの安定性、化学的耐久性、および強度を高めるために添加される。Alの含有量が3%未満の場合、ガラスが不安定となるおそれがある。一方、Alの含有量が8%を超える場合、TsやTgが過度に高くなるおそれがある。Alの含有量は、好ましくは4%以上、より好ましくは5%以上である。また、Alの含有量は、好ましくは7%以下、より好ましくは6%以下である。
CaOは、ガラスの安定性や結晶の析出性を高めるとともに、TsやTgを低下させるために添加される。CaOの含有量が9%未満の場合、Tsが過度に高くなるおそれがある。一方、CaOの含有量が23%を超える場合、ガラスが不安定になるおそれがある。CaOの含有量は、好ましくは12%以上、より好ましくは13%以上、特に好ましくは14%以上である。また、CaOの含有量は、好ましくは22%以下、より好ましくは21%以下、特に好ましくは20%以下である。
OおよびNaOは、TsやTgを低下させるために添加される。KOおよびNaOの合計した含有量が0.5%未満の場合、TsやTgが過度に高くなるおそれがある。一方、KOおよびNaOの合計した含有量が6%を超える場合、化学的耐久性、特に耐酸性が低下するおそれがあり、電気的絶縁性も低下するおそれがある。KOおよびNaOの合計した含有量は、0.8%以上5%以下が好ましい。
なお、基板用ガラス粉末は、必ずしも上記成分のみからなるものに限定されず、Tg等の諸特性を満たす範囲で他の成分を含有できる。他の成分を含有する場合、その合計した含有量は10%以下が好ましい。
基板用ガラス粉末は、上記したような組成を有するガラスを溶融法によって製造し、乾式粉砕法や湿式粉砕法によって粉砕して得られる。湿式粉砕法の場合、溶媒として水またはエチルアルコールを用いることが好ましい。粉砕機としては、例えばロールミル、ボールミル、ジェットミル等が挙げられる。
基板用ガラス粉末の50%粒径(D50)は0.5μm以上2μm以下が好ましい。ガラス粉末のD50が0.5μm未満の場合、ガラス粉末が凝集しやすく取り扱いが困難になるばかりでなく、均一分散が困難になる。一方、ガラス粉末のD50が2μmを超える場合には、Tsの上昇や焼結不足が発生するおそれがある。粒径は、例えば、粉砕後に必要に応じて分級して調整してもよい。
セラミックス粉末としては、従来からLTCC基板の製造に用いられるものが使用でき、例えば、アルミナ粉末、ジルコニア粉末、またはアルミナ粉末とジルコニア粉末との混合物等を好適に使用できる。特に、アルミナ粉末とともに、アルミナよりも高い屈折率を有するセラミックスの粉末(以下、高屈折率セラミックス粉末と示す。)の併用が好ましい。
高屈折率セラミックス粉末は、焼結体である基板2の反射率を向上させるための成分であり、例えば、チタニア粉末、ジルコニア粉末、安定化ジルコニア粉末等が挙げられる。アルミナの屈折率が1.8程度であるのに対して、チタニアの屈折率は約2.7、ジルコニアの屈折率は約2.2であり、アルミナに比べて高い屈折率を有している。これらのセラミックス粉末のD50は、0.5μm以上4μm以下が好ましい。
前記したガラス粉末とセラミックス粉末とを、例えば、ガラス粉末が30質量%以上50質量%以下、セラミックス粉末が50質量%以上70質量%以下となるように配合し、混合することにより、ガラスセラミックス組成物が得られる。また、このガラスセラミックス組成物に、バインダー、必要に応じて可塑剤、分散剤、溶剤等を添加することによりスラリーが得られる。
バインダーとしては、例えば、ポリビニルブチラール、アクリル樹脂等を好適に使用できる。可塑剤としては、例えば、フタル酸ジブチル、フタル酸ジオクチル、フタル酸ブチルベンジル等を使用できる。溶剤としては、トルエン、キシレン、2−プロパノール、2−ブタノール等の有機溶剤を好適に使用できる。
このようにして得られたスラリーをドクターブレード法等によりシート状に成形し、乾燥させて、例えば3枚の基板用グリーンシート(上層用グリーンシート、内層用グリーンシートおよび下層用グリーンシート)を作製する。また、これらの基板用グリーンシートの所定の位置に、打ち抜き型またはパンチングマシンを使用して層間接続用のビアホールを形成し、さらに必要に応じてサーマルビア用のホールを形成する。
(B)導体ペースト層形成工程
各基板用グリーンシートの所定の位置に導体ペースト層を形成することにより、未焼成素子接続端子3、未焼成外部接続端子4を形成する。また、前記したビアホール内に導体ペーストを充填することによって、未焼成接続ビア5を形成する。さらに、サーマルビア用のホール内に金属ペーストを充填することによって、未焼成サーマルビアを形成する。
導体ペースト層および導体ペースト充填層の形成方法としては、導体ペーストをスクリーン印刷により塗布または充填する方法が挙げられる。形成される導体ペースト層の膜厚は、最終的に得られる素子接続端子3、外部接続端子4等の膜厚が所定の膜厚となるように調整される。また、金属ペースト充填層の形成方法としては、金属ペーストをスクリーン印刷により充填する方法が挙げられる。
未焼成素子接続端子3、未焼成外部接続端子4および未焼成接続ビア5の形成に用いる導体ペーストとしては、例えば、銅、銀、金等を主成分とする導体金属の粉末に、エチルセルロース等のビヒクル、必要に応じて溶剤等を添加してペースト状としたものを使用できる。なお、上記導体金属粉末としては、銀粉末、銀と白金または銀とパラジウムからなる金属粉末が好ましく用いられる。未焼成サーマルビアの形成に用いる金属ペーストとしては、銀を主成分とする金属粉末を、エチルセルロース等のビヒクル、および必要に応じて溶剤等を添加してペースト状としたものを使用できる。
(C)積層工程
前記(B)工程で得られた導体ペースト層付きグリーンシートを所定の順で重ね合わせた後、加熱および加圧して一体化し、未焼成基板2を得る。
(D)焼成工程
前記(C)工程で得られた未焼成基板2について、必要に応じてバインダー等を脱脂後、ガラスセラミックス組成物等を焼結させるための焼成を行って発光素子用基板とする。
脱脂は、例えば、500℃以上600℃以下の温度で1時間以上10時間以下保持する条件で行う。脱脂温度が500℃未満または脱脂時間が1時間未満の場合、バインダー等を十分に除去できないおそれがある。一方、脱脂温度は600℃程度、脱脂時間は10時間程度とすれば、バインダー等を十分に除去でき、これを超えるとかえって生産性等が低下するおそれがある。
焼成は、基板2の緻密な構造の獲得と生産性を考慮して、800℃〜930℃の温度範囲で適宜時間を調整できる。具体的には、850℃以上900℃以下の温度で20分以上60分以下保持することが好ましく、特に860℃以上880℃以下の温度が好ましい。焼成温度が800℃未満では、基板2が緻密な構造のものとして得られないおそれがある。一方、焼成温度は930℃を超えると、基板2が変形するなど生産性等が低下するおそれがある。また、前記導体ペーストまたは金属ペーストとして、銀を主成分とする金属粉末を含有するペーストを用いた場合、焼成温度が880℃を超えると、過度に軟化するために所定の形状を維持できなくなるおそれがある。
このようにして発光素子用基板が得られるが、焼成後、必要に応じて素子接続端子3および外部接続端子4の全体を被覆するように、ニッケルメッキ、クロムメッキ、銀メッキ、ニッケル/銀メッキ、金メッキ、ニッケル/金メッキ等の、通常発光素子用基板において導体保護用に用いられる導電性保護層をそれぞれ形成できる。これらのうちでも、ニッケル/金メッキが好ましく用いられる。ニッケル/金メッキは、例えば、ニッケルメッキ層はスルファミン酸ニッケル浴等を使用して、金メッキ層はシアン化金カリウム浴等を使用して、それぞれ電解メッキによって形成できる。
(E)発光素子搭載工程
前記(D)工程で得られた発光素子用基板において、搭載部に、下面に1対のバンプ電極を有するLEDチップ等の発光素子6を配置し、半田、金、金−スズ共晶等を介する金属間接続によって、素子接続端子3と電気的に接続する。
(F)ガラス封止体の形成工程
ガラス粉末に蛍光体を所定の割合で添加し、均一に混合して得られたガラス−蛍光体混合粉末を、所定形状の金型に充填し、600〜650℃に加熱して溶融させた後冷却することで、例えば板状の一括成形体を形成する。この一括成形体の板を所定の大きさに切断加工した後、得られた略直方体形状のガラス成形体の主面(下面)の中央部に、発光素子6の外形形状に合わせてわずかに大きめの凹部7aを凸型の金型を用いて焼成前に成形し、焼成してガラス封止体7とする。また、焼成前または焼成後に、ガラス成形体の主面(下面)に切削加工によって凹部7aを形成し、ガラス封止体7とする。
(G)ガラス封止体の接着工程
前記ガラス封止体7を、その凹部7a内に発光素子6が収容されるように、発光素子6の外側に被せる。そして、ガラス封止体7の凹部7aの内周面と発光素子6の外表面との間に形成した透明樹脂の接着層8を介して、ガラス封止体7を発光素子6に接着するとともに、ガラス封止体7の下面と基板2の搭載面21との間に形成した透明樹脂の接着層8を介して、ガラス封止体7を基板2に接着する。
ガラス封止体7の凹部7aの内周面と発光素子6の外表面との間、およびガラス封止体7の下面と基板2の搭載面21との間に接着層8を形成するには、シリコーン樹脂等を含む液状の接着性組成物を該部に塗布し、硬化(例えば、加熱硬化)させる。接着性組成物は、発光素子6側に塗布してもよいし、ガラス封止体7側に塗布してもよい。すなわち、発光素子6の外表面および基板2の搭載面21に塗布してもよいし、ガラス封止体7の下面および凹部7a内に塗布してもよい。いずれにしても、ガラス封止体7と発光素子6および基板2との間に接着性組成物の硬化物である透明樹脂からなる接着層8を形成し、この接着層8を介してガラス封止体7と発光素子6および基板とを接着する。
接着性組成物の硬化は、大気圧雰囲気または減圧雰囲気で、100〜200℃程度に加熱しながら行うことができる。
以上の発光装置1の製造方法において、発光素子用基板の製造工程で用いられる基板用グリーンシートの枚数は、必ずしも3枚である必要はなく、2枚または4枚以上であってもよい。また、各部の形成順序等については、発光素子用基板の製造が可能な限度において適宜変更できる。
さらに、発光素子用基板は、そのサイズにより、分割溝を有する連結基板を作製し、この多数個取りの連結基板を分割する工程を経て個々の基板2を作製する方法で作製してもよい。連結基板を分割するタイミングは、(D)焼成工程の後であれば、発光素子6を搭載する前でも後でもよい。発光素子6を搭載する前に分割する場合は、分割後の所望のサイズの基板2に対して、前記と同様に発光素子6を搭載した後、ガラス封止体7を接着層8を介して接着し、個別の発光装置1を得る。
発光素子6を搭載した後連結基板を分割する場合は、ガラス封止体7を接着する前に分割する態様(A)と、ガラス封止体7を接着した後に分割する態様(B)に分けることができ、態様(B)は、個片化されたガラス封止体7を接着する態様(B1)と、板状に成形された一括ガラス封止体を接着する態様(B2)に分けることができる。
態様(A)においては、発光素子6を搭載後所望のサイズに分割された基板2に対して、前記と同様に個片化されたガラス封止体7を接着層8を介して接着し、個別の発光装置1を得る。態様(B1)では、図2に示すように、分割溝9aを有する連結基板9に複数の発光素子6を搭載した後、連結基板9上の複数の発光素子6に、個片化されたガラス封止体7をそれぞれ接着し、しかる後連結基板9を分割溝9aから分割することで、個別の発光装置1を得る。
態様(B2)は、本発明の製造方法の第2の実施形態として、以下に説明する。
本発明の製造方法の第2の実施形態は、(A)基板用グリーンシート作製工程、(B)導体ペースト層形成工程、(C)積層工程、(C´)分割溝の形成工程および(D)焼成工程を順に経て、発光素子用基板である分割溝を有する連結基板を製造した後、この連結基板に対して、(E)発光素子搭載工程、(F´)一括ガラス封止体の形成工程、(G´)一括ガラス封止体の接着工程を順に行い、最後に(H)一括ガラス封止体および連結基板の分割工程を行う方法である。
このような第2の実施形態において、(A)〜(C)の各工程、(D)工程、および(E)工程は、いずれも前記第1の実施形態の製造方法と同様であるので説明を省略する。(C´)分割溝の形成工程および(F´)〜(H)の各工程について、以下に説明する。
(C´)分割溝の形成工程
上記(C)工程で得られた未焼成基板2の搭載面21側および非搭載面22側の両面において、縦横に配列された配線領域の境界領域に、グリーンシート積層体切断機等を用いて未焼成分割溝を形成する。さらに、未焼成分割孔として、未焼成分割溝の交点を中心とする円形の貫通孔を孔開け機等を用いて形成し、未焼成連結基板を得る。
(F´)一括ガラス封止体の形成工程
前記(F)工程と同様にして、板状の一括成形体を成形した後、一括成形体の主面に、発光素子6の外形形状および搭載位置に合わせて複数の凹部を、凸型の金型を用いて焼成前に成形する、もしくは焼成前または焼成後に切削加工によって形成し、一括ガラス封止体とする。
(G´)一括ガラス封止体の接着工程
図3に示すように、分割溝9aを有する連結基板9上に搭載された複数の発光素子6の各々が、一括ガラス封止体10の凹部にそれぞれ収容されるように、一括ガラス封止体10を複数の発光素子6の外側に一括して被せる。そして、一括ガラス封止体10の各凹部の内周面と発光素子6の外表面との間に形成した透明樹脂の接着層(図示を省略。)を介して、一括ガラス封止体10を発光素子6に接着する。
(H)一括ガラス封止体および連結基板の分割工程
連結基板9の分割溝9aの位置で、一括ガラス封止体10をダイシング機により切断した後、連結基板9を分割溝9aに沿って分割する。こうして個別化された発光装置1が得られる。一括ガラス封止体10の切断は高速で行うことができるうえに、連結基板9の分割は分割溝9aに沿って容易に行うことができるので、発光装置1の個別化に時間がかからない。
このような製造方法によれば、発光素子6封止部の耐湿性および化学的な耐久性が高く、高輝度で、高温・高湿下での経時的な発光量の低下がほとんど生じない、信頼性の高い発光装置が得られる。また、多数個取りの連結基板を使用する作業効率の高い製造が可能である。
以下、本発明の実施例について記載する。なお、本発明は実施例に限定されない。
実施例
以下に示す方法で、図1に示す構造の発光装置を製造した。
<発光素子用基板の作製>
発光装置1の基板2を作製するための上層用グリーンシート、内層用グリーンシートおよび下層用グリーンシートを作製した。
まず、酸化物換算のモル%表示で、SiOを60.4%、Bを15.6%、Alを6%、CaOを15%、KOを1%、NaOを2%となるように原料を配合、混合し、この原料混合物を白金ルツボに入れて1600℃で60分溶融させた後、溶融状態のガラスを流し出し冷却した。このガラスをアルミナ製ボールミルにより40時間粉砕して基板用のガラス粉末を製造した。なお、粉砕の溶媒にはエチルアルコールを用いた。
この基板用ガラス粉末が35質量%、アルミナ粉末(昭和電工社製、商品名:AL−45H)が40質量%、ジルコニア粉末(第一稀元素化学工業社製、商品名:HSY−3F−J)が25質量%となるように配合し、混合することによりガラスセラミックス組成物を製造した。このガラスセラミックス組成物50gに、有機溶剤(トルエン、キシレン、2−プロパノール、2−ブタノールを質量比4:2:2:1で混合したもの)15g、可塑剤(フタル酸ジ−2−エチルヘキシル)2.5g、バインダーとしてのポリビニルブチラール(デンカ社製、商品名:PVK#3000K)5g、さらに分散剤(ビックケミー社製、商品名:BYK180)0.5gを配合し、混合してスラリーを調製した。
このスラリーをPETフィルム上にドクターブレード法により塗布し、乾燥させたグリーンシートを積層して、平板状であって焼成後のサイズが60mm×60mmで厚さが0.35mmとなる上層用、内層用、下層用の各グリーンシートを製造した。そして、上層用、内層用、下層用の各グリーンシートにおいて、所定の位置に孔空け機を用いて直径0.3mmの接続ビア用の貫通孔を形成した。
一方、導電性粉末(大研化学工業社製、商品名:S550)、ビヒクルとしてのエチルセルロースを質量比85:15の割合で配合し、固形分が85質量%となるように溶剤としてのαテレピネオールに分散した後、磁器乳鉢中で1時間混練し、さらに三本ロールにて3回分散を行って導体ペーストを製造した。
前記各グリーンシートに形成された接続ビア用の貫通孔に、上記で得られた導体ペーストをスクリーン印刷法により充填して、接続ビア用導体ペースト層を形成した。その後、上層用グリーンシートの上側の面の接続ビア用導体ペースト層上に、前記導体ペーストをスクリーン印刷することにより、素子接続端子用導体ペースト層を形成した。また、下層用グリーンシートの下側の面の接続ビア用導体ペースト層上に、前記導体ペーストをスクリーン印刷することにより、外部接続端子用導体ペースト層を形成した。
次いで、こうして得られた導電ペースト層付きの上層用グリーンシート、内層用グリーンシートおよび下層用グリーンシートを積層して未焼結連結基板を得た。この未焼成連結基板に、各区画が焼成後に60mm×60mmの外寸となるような線状の分割溝(カットライン)を入れた後、550℃で5時間保持して脱脂を行い、さらに870℃で30分間保持して焼成を行って、多数個取り連結基板を製造した。得られた多数個取り連結基板を分割溝に沿って分割して、発光素子用基板を製造した。
<発光素子の搭載>
次に、こうして得られた発光素子用基板の搭載部に、下面に1対の電極を有するLEDチップ(CREE社製、商品名:DA350)6を配置し、前記1対の電極を素子接続端子3に金−スズ半田接着により接続した。
<ガラス封止体の形成>
まず、ガラス封止体用のガラス粉末を製造した。すなわち、SiOを45モル%、Bを41.5モル%、ZrOを4モル%、ZnOを1.5モル%、NaOを2モル%、KOを6モル%となるように原料を配合、混合し、この原料混合物を白金ルツボに入れて1300〜1400℃で60分間溶融させた後、この溶融状態のガラスを流し出し冷却した。このガラスをアルミナ製ボールミルにより20〜60時間粉砕してガラス封止体用のガラス粉末を製造した。なお、粉砕時の溶媒にはエチルアルコールを用いた。
得られたガラス粉末のTg(℃)を、マックサイエンス社製熱分析装置TG−DTA2000を用い、昇温速度10℃/分の条件で1000℃まで測定したところ、443℃であった。また、Tsは602℃であった。
このガラス粉末に、蛍光体(三菱化学社製、商品名:P46−Y3)を14質量%の割合になるように添加し、V型ミキサー(入江商会製)により混合した。得られた混合粉末をステンレス製の金型内に充填し、640℃、30KPaに加熱・加圧して厚み0.6mmの板状の蛍光体入りガラス成形体を形成した。
次いで、この板状のガラス成形体を2mm×2mmに切断加工した後、小板の一方の主面の中央部に縦0.7mm、横0.5mm、深さ0.3mmの凹部を切削加工によって形成し、ガラス封止体とした。
こうして得られたガラス封止体を、前記発光素子用基板に実装された発光素子の上に、発光素子が凹部内に収容されるようにして被せ、接着剤である液状の透明シリコーン樹脂(信越化学工業社製、商品名:SCR−1016A)を介して、ガラス封止体と発光素子および基板を接着した。なお、シリコーン樹脂による接着は、予め発光素子の外表面に液状のシリコーン樹脂を塗布しておき、その上にガラス封止体を被せ、蛍光体および発光素子が劣化する温度より十分に低い150℃で2時間加熱することにより、シリコーン樹脂を硬化させて行った。
比較例
実施例と同様にして発光素子用基板を製造し、得られた発光素子用基板の搭載部に発光素子を実装した。次いで、硬化性のシリコーン樹脂(信越化学工業社製、商品名:KER−6075)に蛍光体(三菱化学社製、商品名:P46−Y3)を14質量%の割合で添加混合した蛍光体入り樹脂材料を、発光素子の上に、ディスペンサ(武蔵エンジニアリング社製、商品名:ML−5000XII)を用いて注入し、発光素子を覆う被覆層を形成した。そして、この被覆層を100℃で1時間加熱した後、150℃で3時間加熱して前記シリコーン樹脂を硬化させ、樹脂封止層を形成した。
<発光装置の評価>
以下に示すように、発光装置1の高温・高湿下での通電試験を行い、光束量の経時変化を測定した。
実施例および比較例で得られた発光装置1において、発光素子6に電圧/電流発生器(アドバンテスト社製、商品名:R6243)を用いて100mAの電流を印加し、発光装置1から得られる光の全光束量(ルーメン)を、初期全光束量として測定した。その後、これらの発光装置1に対して、温度85℃、湿度85%の環境下で前記通電状態を維持した。そして、100時間後、300時間後、500時間後、1000時間後、2000時間後、および3000時間後の各時点で、全光束量を測定し、初期全光束量からの低下率(%)を算出した。
全光束量の測定は、積分球(直径150mm)内に発光装置1を設置し、全光束測定装置(スペクトラコープ社製、商品名:SOLIDLAMBDA・CCD・LED・MONITOR・PLUS)を用いて行った。測定結果を図4にグラフで示す。
図4のグラフからわかるように、比較例の発光装置1では、高温・高湿条件の通電試験で、封止層を構成するシリコーン樹脂が劣化して光透過率が低下する結果、発光量が大きく低下しているのに対して、実施例の発光装置1では、高温・高湿条件での発光量の低下がほとんどなく、封止部の信頼性が高い。
1…発光装置、2…基板、3…素子接続端子、4…外部電極端子、5…接続ビア、6…発光素子、7…ガラス封止体、8…透明樹脂の接着層、9…連結基板、9a…分割溝、10…一括ガラス封止体、21…搭載面、22…非搭載面。

Claims (6)

  1. 無機絶縁材料からなり、一部が発光素子の搭載される搭載部となる搭載面を有する基板と、
    前記基板の前記搭載面上に形成された素子接続端子と、
    前記基板の前記搭載部に搭載され、前記素子接続端子と電気的に接続された発光素子と、
    蛍光体が分散された630℃以下の軟化温度(Ts)を有するホウケイ酸ガラスから構成され、前記発光素子の外側を覆うように前記基板の前記搭載面上に設けられたガラス封止体と、
    前記ガラス封止体と前記発光素子との間に配設された、透明樹脂からなる接着層
    を備えることを特徴とする発光装置。
  2. 前記ホウケイ酸ガラスは、酸化物基準のモル%表示で、SiOを40%より大きく50%以下、Bを38%以上48%以下、ZrOを0%以上5%以下、ZnOを0%以上10%以下、KOとNaOから選ばれる1種以上を合計で2%以上6%以下含有する組成を有するガラス粉末の焼結体である、請求項1に記載の発光装置。
  3. 前記透明樹脂はシリコーン樹脂である、請求項1または2に記載の発光装置。
  4. 無機絶縁材料からなり、一部が発光素子の搭載される搭載部となる搭載面を有する基板と、前記基板の前記搭載面上に形成された素子接続端子を有する発光素子用基板を作製する工程と、
    前記発光素子用基板において、前記基板の前記搭載部に発光素子を搭載し、該発光素子を前記素子接続端子と電気的に接続する工程と、
    630℃以下の軟化温度(Ts)を有するホウケイ酸ガラスの粉末を主体とし、蛍光体を含む組成物を、所定形状に成形し焼成して、前記蛍光体が分散して含有された前記ホウケイ酸ガラスからなるガラス成形体を形成する工程と、
    前記ガラス成形体の主面に所定形状の凹部を形成して、ガラス封止体を形成する工程と、
    前記基板に搭載された前記発光素子が前記凹部内に収容されるように、前記ガラス封止体を前記発光素子の外側に配置するとともに、該ガラス封止体と前記発光素子との間に透明樹脂からなる接着層を形成し、前記ガラス封止体と前記発光素子とを前記接着層を介して接着する工程
    を備えることを特徴とする発光装置の製造方法。
  5. 前記ホウケイ酸ガラスの粉末は、酸化物基準のモル%表示で、SiOを40%より大きく50%以下、Bを38%以上48%以下、ZrOを0%以上5%以下、ZnOを0%以上10%以下、KOとNaOから選ばれる少なくとも一方を合計で2%以上6%以下含有する組成を有する、請求項4に記載の発光装置の製造方法。
  6. 前記透明樹脂はシリコーン樹脂である、請求項4または5に記載の発光装置の製造方法。
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