JP2013196474A - タッチパネル入力装置、携帯端末装置、およびタッチパネル入力処理方法 - Google Patents

タッチパネル入力装置、携帯端末装置、およびタッチパネル入力処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】端部領域がタッチされた場合に有効な操作と誤検出とを的確に判別する。
【解決手段】タッチ領域が1つだけであってタッチパネルの周縁の端部座標点を含む場合、およびタッチ領域が複数あって少なくとも1つのタッチ領域が端部座標点を含み、かつ何れかの端部座標点と他のタッチ領域の座標点間の最大距離があらかじめ設定された所定の距離よりも小さい場合に、入力操作の判別が保留にされ(S106,S111)、上記保留後に新たなタッチ操作がなされた場合に、上記保留にされたタッチ領域と、新たなタッチ領域とに基づいて、入力操作が判別される。
【選択図】図4

Description

本発明は、タッチパネルを用いた入力装置、そのような入力装置を備えた携帯電話等の携帯端末装置、およびそのような入力装置による入力処理方法に関するものである。
携帯端末装置等の表示画面に重ねて設けられるタッチパネル入力装置としては、例えば静電容量の変化を検出することなどによって、同時に複数の領域がタッチされた場合でも検出可能にするものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、カメラの操作に関して、指先と、指の付け根寄りの部分とで複数の領域がタッチされた場合に、指先の方のタッチを有効にして誤検出を防ぐ技術も知られている。この技術では、指先の方向を認識するために、ジャイロセンサによってカメラの姿勢を検出し、左右どちらの手で操作されたかを推定するようになっている(例えば、特許文献2参照)。
さらに、操作領域の端部付近に重心があるタッチを原則として無視するとともに、いわゆるドラッグジェスチャーやピンチジェスチャーなどのジェスチャー操作の一部として認識される場合は有効とすることによって、誤検出を防止しつつ、入力装置の機能の拡大を図る技術も知られている(例えば、特許文献3参照)。
特開2002−342033号公報 特願2008−308371号公報 特願2008−336240号公報
しかしながら、上記特許文献2のように指先の方のタッチを有効にする技術では、意図的に複数の領域をタッチすることによる操作に適用することはできないうえ、ジャイロセンサなどの姿勢検出センサが必須となるので製造コストも高くつく。
また、特許文献3のような技術では、原則として、タッチの重心が端部付近にある場合に、そのタッチを無視するものなので、ユーザの意図しないタッチが広い範囲に及んで重心が端部付近より内部側に位置する場合には、誤検出を防止することができない。しかも、ジェスチャー操作の一部として認識されないような操作を有効に処理することもできない。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、タッチパネル入力装置における端部領域がタッチされた場合でも、有効な操作と誤検出とをより的確に判別できるようにすることにある。
第1の発明は、
表示部に重ねて設けられたタッチパネルのタッチ領域を検出し、そのタッチ領域に基づいて入力操作を判別するタッチパネル入力装置であって、
タッチ領域に基づいて入力操作を判別するタッチ判別部と、
タッチ領域が、タッチパネルの周縁の端部領域にある端部座標点を含むか否かを判別する端部判別部と、
タッチ領域が1つだけであって端部座標点を含む場合、およびタッチ領域が複数あって少なくとも1つのタッチ領域が端部座標点を含み、かつ何れかの端部座標点と他のタッチ領域の座標点間の最大距離があらかじめ設定された所定の距離よりも小さい場合に、上記タッチ判別部による判別を保留にする判別保留部と、
上記保留後に新たなタッチ操作がなされた場合に、上記保留にされたタッチ領域と、新たなタッチ領域とに基づいて、入力操作を判別する保留後タッチ判別部と、
を有することを特徴とする。
これにより、タッチパネルの周縁の端部領域がタッチされた場合に、タッチ領域に基づく入力操作の判別が保留されて、後の新たなタッチ領域とに基づいて入力操作が判別され得るので、端部領域のタッチが、例えば指の付け根や腹などが意図せずして接触した誤操作なのか、次の複数タッチ等の操作への導入であるのかなどの判別が、より適切に可能になる。
第2の発明は、
第1の発明のタッチパネル入力装置であって、
上記判別保留部は、上記保留後の新たなタッチ領域が端部座標点を含む場合であって、その端部座標点を含む何れかの端部座標点と他のタッチ領域の座標点間の最大距離があらかじめ設定された所定の距離よりも小さい場合に、さらに、入力操作の判別を保留にする一方、
上記保留後タッチ判別部は、上記最大距離があらかじめ設定された所定の距離よりも大きい場合に、上記新たなタッチ領域に基づいて入力操作を判別するように構成されていることを特徴とする。
これにより、入力操作の判別が保留された後になされたタッチも含めて、やはり誤操作などの可能性がある場合には、さらに後のタッチ領域に基づいた入力操作の判別が可能になる。一方、入力操作の判別が保留された後になされたタッチが意図された操作である可能性が高い場合には、後のタッチ領域に基づいた入力操作の判別が可能になり、先のタッチによる誤動作がより適切に防止される。
第3の発明は、
第1の発明および第2の発明のうち何れか1つのタッチパネル入力装置であって、
上記保留後タッチ判別部は、上記保留後の新たなタッチ領域が端部座標点を含まない場合に、上記新たなタッチ領域に基づいて入力操作を判別するように構成されていることを特徴とする。
これにより、やはり、入力操作の判別が保留された後になされたタッチが意図された操作である可能性が高い場合には、後のタッチ領域に基づいた入力操作の判別が可能になり、先のタッチによる誤動作がより適切に防止される。
第4の発明は、
第1の発明から第3の発明のうち何れか1つのタッチパネル入力装置であって、
上記保留後タッチ判別部は、上記保留にされたタッチ領域、および上記保留後の新たなタッチ領域が、あらかじめ設定された規則に従った移動をする場合には、そのタッチ領域および移動に基づいて入力操作を判別するように構成されていることを特徴とする。
これにより、いわゆるジェスチャー操作などに応じた動作が適切に行われ得る。
第5の発明は、
第1の発明から第4の発明のうち何れか1つのタッチパネル入力装置であって、
上記タッチ判別部は、タッチ領域が複数あって少なくとも1つのタッチ領域が端部座標点を含み、かつ何れかの端部座標点と他のタッチ領域の座標点間の最大距離があらかじめ設定された所定の距離以上であって、上記他のタッチ領域の座標点が端部座標点でない場合に、上記他のタッチ領域に基づいて入力操作を判別するように構成されていることを特徴とする。
これにより、例えば指の付け根や腹などが意図せずして接触したことによる誤動作を防止しつつ、意図されたタッチによる動作を行わせることがより適切に可能になる。
第6の発明は、
第1の発明から第5の発明のうち何れか1つのタッチパネル入力装置であって、
上記タッチ判別部は、タッチ領域が1つだけであって端部座標点を含む場合において、上記タッチ領域が、あらかじめ設定された所定以上の速度で移動する場合には、そのタッチ領域および移動に基づいて入力操作を判別するように構成されていることを特徴とする。
第7の発明は、
第1の発明から第6の発明のうち何れか1つのタッチパネル入力装置であって、
上記タッチ判別部は、タッチ領域が複数あって少なくとも1つのタッチ領域が端部座標点を含む場合、および上記タッチ領域が端部座標点を含まない場合において、上記複数のタッチ領域が、あらかじめ設定された規則に従った移動をする場合には、そのタッチ領域および移動に基づいて入力操作を判別するように構成されていることを特徴とする。
これらにより、やはり、いわゆるジェスチャー操作などに応じた動作が適切に行われ得る。
本発明では、タッチパネル入力装置における複数の領域がタッチされた場合でも、有効な操作と誤検出とをより的確に判別できる。
本発明の実施形態の携帯端末装置100の例の外観を示す正面図である。 携帯端末装置100のタッチパネル操作に関連する機能構成を示すブロック図である。 用語等について説明する説明図である。 制御部121でなされる処理の例を示すフローチャートである。 端部座標点を含むフリック操作の例を示す説明図である。 端部座標点を含む静止タッチの例を示す説明図である。 端部座標点を含む複数タッチの例を示す説明図である。 端部座標点を含む複数タッチジェスチャーの例を示す説明図である。 最大距離の座標点の探索の例を示す説明図である。 最大距離の座標点の探索の他の例を示す説明図である。 最大距離の座標点の探索のさらに他の例を示す説明図である。 最大距離の座標点の探索のまたさらに他の例を示す説明図である。 認識が保留される端部座標点のタッチの例を示す説明図である。 無視される端部座標点のタッチの例を示す説明図である。 認識される端部座標点のタッチの例を示す説明図である。 端部座標点を含まない複数タッチの例を示す説明図である。 端部座標点を含まない複数タッチジェスチャーの例を示す説明図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、タッチパネル112を有するタッチパネル入力装置を備えた、例えば携帯電話や情報処理端末等である携帯端末装置100の例の外観を示す正面図である。上記タッチパネル112は、携帯端末装置100の本体部111における表面のほぼ全域に亘って設けられ、外縁の四辺に沿った端部領域112b、すなわちタッチパネル112の周縁の領域と、その内側の主領域112aとを有している。上記タッチパネル112としては、例えば静電容量の変化によってタッチ領域を判別するものが用いられるが、複数タッチの検出が可能なものであれば、特に方式は限定されず、他の種々のものを用いてもよい。
図2は、携帯端末装置100におけるタッチパネル操作に関連する機能構成を示すブロック図である。制御部121(タッチ判別部、端部判別部、判別保留部、保留後タッチ判別部)は、表示部122aと、タッチパネル112を含む操作部122bとを有するタッチパネルユニット122、および記憶部123に接続され、記憶部123に記憶されているプログラムを実行することにより、表示部122aの表示動作を制御するとともに、操作部122bに対してなされた操作を認識し、これに応じた処理を行うようになっている。なお、制御部121は、さらに、例えば携帯電話としての通話制御や、情報処理端末としての情報処理など、種々の制御や処理を行わせるようにしてもよい。
上記記憶部123には、具体的には、例えば、接触判定プログラム、ポインタ表示プログラム、およびジェスチャー処理実行プログラムが記憶されている。
上記接触判定プログラムは、ユーザの指などがタッチパネル112にどのように接触したかを判定するもので、例えば次のようなルーチンが含まれる。
接触位置認識ルーチンは、タッチパネル上で接触のある全ての位置座標(x,y)を認識するためのものである。ここで、以下では、図1におけるタッチパネル112の左上が原点、右方向がX軸の正方向、下方向がY軸の正方向として説明する。
端部接触判定ルーチンは、予め定義された端部領域112bの範囲の座標を記憶し、その端部領域112bに接触があるかどうかを判定するためのものである。
複数点接触判定ルーチンは、上下左右に隣接する、または一定間隔以内の距離にある接触点を1つの接触面と判断し、そのような接触面がいくつあるかを識別するためのものである。
ジェスチャー認識ルーチンは、ユーザの指などの接触後の動作が予め定められた規則通りの動作であった場合、ジェスチャー操作がなされたと判断するためのものである。
端点からの最遠接触位置特定ルーチンの処理内容については、後に詳述する。
また、上記ポインタ表示プログラムは、表示部122aにポインタを表示させるためのものである。
また、上記ジェスチャー処理実行プログラムは、認識されたジェスチャー操作に従った処理を実行するためのものである。
ここで、以下で用いる用語等について説明する。上記タッチパネル112は、例えば、図3等に示す桝目(座標点)単位で電極が設けられ、指などの接触圧力を検知し得るようになっている。例えば、図3(a)の領域Pが指などによって押圧され、各座標点の圧力分布は図3(b)に示すようになったとすると、ノイズの影響などを回避するために一定以下の圧力による接触を無視すれば、図3(b)に太矢印で示す一定の圧力を超える座標点の集合を1つのタッチとして認識することができる。ここで、一定の圧力を超える座標点の数を接触面積とする。また、図3(c)に示すように、そのような座標点についての圧力の重心を接触の重心Gとする。図3(d)(e)に示すように、一定以上の距離(例えば1つ以上の座標点)だけ離れたタッチは別のタッチとみなし、複数のタッチと認識される。また、このような複数のタッチが、あらかじめ定められた規則通りの動作を伴う場合に、複数タッチジェスチャー操作がなされたと認識される。
以下、制御部121でなされる具体的な処理の例について、図4に基づいて説明する。
(S101) タッチパネル112の1つまたは複数のタッチが新たに検出されることによって、以下の一連の処理が開始される。
(S102) まず、上記新たなタッチが、タッチパネル112の端部領域112b(例えば図5に示す破線長方形よりも外側の領域)の座標点(端部座標点)を含んでいるか、または主領域112a内の座標点だけを含んでいるかが判定される。このようにタッチ領域の重心ではなく、何れかの座標点が端部領域112bに含まれるかどうかが判定されることにより、タッチ領域が広い場合でも誤操作である可能性が高いタッチを適切に判別することが容易になる。
(S103) 後述する保留タッチ(タッチは検出されたが操作の認識は保留されたタッチ)も含めて複数のタッチがなされたかどうか、すなわち、上記新たなタッチが複数の同時タッチ、または保留タッチ後の1つ以上のタッチの何れかであるか、それとも新たなタッチが1つであり保留タッチもないかが判定される。
(S104) 新たなタッチが1つだけで、保留タッチもなければ、次に、あらかじめ定義された、いわゆるフリック操作がなされたか、すなわち例えば図5に示すようにタッチ(領域)PがP’にあらかじめ設定された所定以上の速度で移動する操作がなされたか、それとも図6に示すようにタッチPが静止したままであるかが判定される。ここで、上記フリック操作などのジェスチャー操作については、例えば接触の重心に基づいて行われる。
(S105) フリック操作がなされたと判定されれば、そのフリック操作が受け付けられ、あらかじめ対応付けられた処理がなされる。すなわち、端部座標点を含むタッチであっても、フリック操作と判定されるようなタッチは有効なものとして扱われ、その操作に応じた処理が行われる。
(S106) 一方、フリック操作はなされずタッチPが静止したままと判定されれば、そのような端部座標点を含む1つだけのタッチは、誤操作、および次の複数タッチ等の操作への導入の何れの可能性もあるので、そのタッチによって示される操作の認識は保留され、後に、続いてなされたタッチとの組み合わせで認識が行われる。ただし、この保留は、次の操作についての処理がなされたときにタッチが終了している場合には解除される。
(S107) また、上記(S103)で、例えば図7に示すタッチP1,P2のように複数タッチと判定された場合には、次にあらかじめ定義された複数タッチジェスチャー操作がなされたかどうか、すなわち例えば図8に示すようにタッチP1,P2が白矢印の方向に接近移動する(縮小ジェスチャー、ズームダウン操作)などの操作がなされたかどうかが判定される。
(S108) 複数タッチジェスチャー操作がなされたと判定された場合には、その複数タッチジェスチャー操作が受け付けられ、あらかじめ対応付けられた処理がなされる。すなわち、上記フリック操作について説明したのと同様に、端部座標点を含むタッチであっても複数タッチジェスチャー操作と判定されるようなタッチは有効なものとして扱われ、その操作に応じた処理が行われる。
(S109) 上記(S103)(S107)で、複数タッチではあるが、複数タッチジェスチャー操作ではないと判定された場合には、(S102)で新たなタッチに含まれていると判定された端部座標点からの距離が最大である、他のタッチの座標点が求められる。すなわち、例えば親指の付け根付近で端部座標点を含むタッチがなされるような場合には、その端部座標点から最も遠い座標点の操作が意図されている可能性が高いので、上記のように端部座標点からの距離が最大の座標点について調べることが有効な場合が多いと考えられる。具体的には、例えば図9の例の場合には、次のような処理が行われ、処理結果が得られる。
1.端部接触判定ルーチンは、端部座標点を含むタッチにおいて、その端部座標点がタッチパネル112の上下左右(X座標が最小,最大、Y座標が最小,最大)の4辺のうちのどの「辺」に属するかを判断する。例えば、図9の例では、タッチPAは、X座標が最大側の辺に属する端部座標点PA1等を含んでいる。
2.端部座標点のX座標が最大または最小であれば、X軸方向の距離が最大となる他のタッチの座標点を探索する。また、端部座標点のY座標が最大または最小であれば、Y軸方向の距離が最大となる他のタッチの座標点を探索する。図9の例では、X座標が最小となる座標点を探索することになり、タッチPBにおける座標点PB1,PB2がこれに該当する。タッチPCは何れの座標点もX軸方向の距離が座標点PB1,PB2より小さいため無視される。
3.次に、上記2.と直行する座標軸方向で、タッチPAの何れかの端部座標点との距離が最大となる座標点の組み合わせを探索する。図9の例では、座標点PA1とPB1、PA1とPB2、PA2とPB1、PA2とPB2の4つの組み合わせのうちY軸方向の距離が最大となるPA1とPB1が求められる。なお、具体的な求め方は種々可能であり、例えば必ずしも上記のように4つの組み合わせの距離を全て比較するのに限らず、例えばタッチPAの端部座標点PA1,PA2のうちY座標が最大の座標点PA1とタッチPBの座標点BP1,BP2のうちY座標が最小の座標点PB1との組み合わせ、およびタッチPAの端部座標点PA1,PA2のうちY座標が最小の座標点PA2とタッチPBの座標点BP1,BP2のうちY座標が最大の座標点PB2との組み合わせの2組についてだけ距離を比較するなどしてもよい。
4.タッチが2つ以上の辺の端部座標点を含む場合には、それぞれの辺について同様の探索を行い、求められた座標点の組のうち、距離が最大のものを求める。また、端部座標点を含むタッチが複数ある場合には、それぞれについて同様の探索を行い、求められた座標点の組のうち、最大距離のものを求める。
上記最大距離は、端点からの最遠接触位置特定ルーチンによって求められ、例えば2つの座標点間のX,Y軸方向の距離の2乗和、またはその平方根(図9の例では(8^2+11^2)^(1/2)=13.6:「^」はべき乗を表す。)が所定の閾値より大きいかどうかで行うようにしてもよいし、X,Y軸方向の距離(図9の例ではX=8,Y=11)が、それぞれ所定の閾値より大きいかどうかで行うようにしてもよいし、また、X,Y軸方向の距離の少なくとも一方が、所定の閾値より大きいかどうかで行うようにしてもよい。
また、図10の例の場合には、次のような処理結果が得られる。
1.タッチPAはX座標が最大側の辺に属する端部座標点PA1〜PA3を含んでいることが判断される。
2.X座標が最小となる座標点を探索し、タッチPBにおける座標点PB1,PB2が求められる。タッチPCは何れの座標点もX軸方向の距離が座標点PB1,PB2より小さいため無視される。
3.次に、タッチPAの端部座標点PA1〜PA3と、タッチPBの座標点PB1,PB2のうちY軸方向の距離が最大となる座標点PA3とPB1、および距離D1等が求められる。
また、図11の例の場合には、次のような処理結果が得られる。
1.タッチPAはY座標が最大側の辺に属する端部座標点PA1,PA2を含んでいることが判断される。
2.Y座標が最小となる座標点を探索し、タッチPBにおける座標点PB1〜PB3が求められる。タッチPCは何れの座標点もY軸方向の距離が座標点PB1〜PB3より小さいため無視される。
3.次に、タッチPAの端部座標点PA1,PA2と、タッチPBの座標点PB1,PB2のうちX軸方向の距離が最大となる座標点PA2とPB3、および距離D2等が求められる。
4.さらに、タッチPBはX座標が最小側の辺に属する端部座標点PB3〜PB5を含んでいるので、同様の処理が行われ、距離が最大のものが求められる。ただし、この例では、探索結果は同じ座標点PA2とPB3、および距離D2等となる。なお、このように同じ結果が得られる場合には、一方の算出が省略されるようにしてもよい。
また、図12の例の場合には、次のような処理結果が得られる。
1.タッチPAはXまたはY座標が最大側の辺に属する端部座標点PA1〜PA4を含んでいることが判断される。
2.X座標が最小となる座標点を探索し、タッチPBにおける座標点PB2,PB3が求められる。また、Y座標が最小となる座標点を探索し、タッチPBにおける座標点PB1,PB2が求められる。
3.次に、タッチPAの端部座標点PA1,PA2と、タッチPBの座標点PB2,PB3のうちY軸方向の距離が最大となる座標点PA2とPB2、および距離D3等が求められる。また、タッチPAの端部座標点PA2〜PA4と、タッチPBの座標点PB1,PB2のうちX軸方向の距離が最大となる座標点PA2とPB2、および距離D3等が求められる。すなわち、この例では、探索結果は同じ座標点PA2とPB2、および距離D3等が求められるが、異なる場合には距離が最大のものが求められる。なお、上記のような場合には角の端部座標点PA2からの距離が最大の座標点として座標点PB2を求めるなどしてもよい。
(S110) 次に、上記(S109)で求められた最大距離が、所定の閾値以上かどうかが判定される。
(S111) 最大距離が所定の閾値以上でない場合、すなわち端部座標点を含む複数タッチがなされたが、複数タッチジェスチャー操作はなされずタッチ領域が静止したままと判定された場合において、そのような複数タッチ間の距離が所定の閾値以上でない場合には、そのような操作は、例えば図13に示すように親指の付け根によるタッチP1、および親指の腹によるタッチP2であって、ユーザの意図する操作は、その後に親指の先端でなされるタッチであるか、または次の複数タッチ等の操作への導入であるか、または単なる誤操作などである可能性がある。そこで、そのタッチによって示される操作の認識は保留され、後に、続いてなされたタッチとの組み合わせで、本当にユーザーがタッチしたい点がどこかの判定が行われる。
(S112) 最大距離が所定の閾値以上であれば、その最大距離である2つの座標点が何れも端部座標点であるか、または一方は主領域112a内の座標点であるかが判定される(なお、少なくとも一方の座標点は、上記(S102)でYESと判定されているので必ず端部座標点である。)。
(S113) そして一方の座標点が主領域112a内の座標点である場合には、例えば図14に示すように、端部座標点を含むタッチP1はユーザの意図しないタッチであって、主領域112a内の座標点を含むタッチP2が、例えばボタン領域Rの操作を意図したタッチである可能性が高い。それゆえ、上記タッチP1は誤接触として無視され、タッチP2が有効なものとして扱われ、その操作に応じた処理(その後の操作に応じたフリック判定や長押しや短押しなどの判定処理も含む)が行われる。
(S114) 一方、最大距離である2つの座標点が何れも端部座標点である場合には、例えば図15に示すように、親指の先端で操作されたタッチP2は、端部座標点を含んでいるがユーザの意図した操作である可能性がある。そのような場合には、通常、タッチP1が生じた後に、タッチP2の操作がなされることになるので、時間的に先に操作されたタッチP1は誤接触として無視され、後に操作されたタッチP2が有効なものとして扱われ、その操作に応じた処理が行われる。なお、通常は、図15に示す状態などではタッチP1,P2が同時になされる可能性は低いと考えられるが、例外的な処理として、もしタッチP1,P2が同時になされた場合には、(S111)のようにそれらのタッチを保留にして、その後の操作に応じてさらに判定が行われるようにしてもよい。
(115) 一方、前記(S102)で、新たなタッチに含まれる座標点は、例えば図16に示すようにタッチパネル112の主領域112a内の座標点だけであると判定された場合には、次に、そのタッチが、保留タッチも含めて複数のタッチであり、かつ、複数タッチジェスチャー操作がなされたかどうかが判定される。
(S116) 保留タッチはなく新たなタッチが1つだけである場合、および複数のタッチであっても複数タッチジェスチャー操作ではないと判定された場合には、その主領域112a内の座標点だけを含む新たなタッチだけが有効な操作として扱われて、その操作に応じた処理が行われ、保留タッチがあったとしても、その保留タッチは破棄される。
(117) また、複数タッチジェスチャー操作がなされたと判定された場合には、その複数タッチジェスチャー操作すなわち例えば図17に示すようにタッチP1,P2が白矢印の方向に離間移動する(拡大ジェスチャー、ズームアップ操作)などの操作が受け付けられ、あらかじめ対応付けられた処理がなされる。また、このときには、そのジェスチャー操作には関係しないタッチQは無視される。
上記のように、タッチパネルの周縁の端部領域がタッチされた場合に、タッチ領域に基づく入力操作の判別が保留されて、後の新たなタッチ領域とに基づいて入力操作が判別され得るので、端部領域のタッチが、例えば指の付け根や腹などが意図せずして接触した誤操作なのか、次の複数タッチ等の操作への導入であるのかなどの判別が、より適切に可能になり、端部領域がタッチされた場合に、有効な操作と誤検出とをより的確に判別できる。
以上説明したように、本発明は、タッチパネルを用いた入力装置、およびそのような入力装置を備えた携帯電話等の携帯端末装置等について有用である。
100 携帯端末装置
111 本体部
112 タッチパネル
112a 主領域
112b 端部領域
121 制御部
122 タッチパネルユニット
122a 表示部
122b 操作部
123 記憶部

Claims (9)

  1. 表示部に重ねて設けられたタッチパネルのタッチ領域を検出し、そのタッチ領域に基づいて入力操作を判別するタッチパネル入力装置であって、
    タッチ領域に基づいて入力操作を判別するタッチ判別部と、
    タッチ領域が、タッチパネルの周縁の端部領域にある端部座標点を含むか否かを判別する端部判別部と、
    タッチ領域が1つだけであって端部座標点を含む場合、およびタッチ領域が複数あって少なくとも1つのタッチ領域が端部座標点を含み、かつ何れかの端部座標点と他のタッチ領域の座標点間の最大距離があらかじめ設定された所定の距離よりも小さい場合に、上記タッチ判別部による判別を保留にする判別保留部と、
    上記保留後に新たなタッチ操作がなされた場合に、上記保留にされたタッチ領域と、新たなタッチ領域とに基づいて、入力操作を判別する保留後タッチ判別部と、
    を有することを特徴とするタッチパネル入力装置。
  2. 請求項1のタッチパネル入力装置であって、
    上記判別保留部は、上記保留後の新たなタッチ領域が端部座標点を含む場合であって、その端部座標点を含む何れかの端部座標点と他のタッチ領域の座標点間の最大距離があらかじめ設定された所定の距離よりも小さい場合に、さらに、入力操作の判別を保留にする一方、
    上記保留後タッチ判別部は、上記最大距離があらかじめ設定された所定の距離よりも大きい場合に、上記新たなタッチ領域に基づいて入力操作を判別するように構成されていることを特徴とするタッチパネル入力装置。
  3. 請求項1および請求項2のうち何れか1項のタッチパネル入力装置であって、
    上記保留後タッチ判別部は、上記保留後の新たなタッチ領域が端部座標点を含まない場合に、上記新たなタッチ領域に基づいて入力操作を判別するように構成されていることを特徴とするタッチパネル入力装置。
  4. 請求項1から請求項3のうち何れか1項のタッチパネル入力装置であって、
    上記保留後タッチ判別部は、上記保留にされたタッチ領域、および上記保留後の新たなタッチ領域が、あらかじめ設定された規則に従った移動をする場合には、そのタッチ領域および移動に基づいて入力操作を判別するように構成されていることを特徴とするタッチパネル入力装置。
  5. 請求項1から請求項4のうち何れか1項のタッチパネル入力装置であって、
    上記タッチ判別部は、タッチ領域が複数あって少なくとも1つのタッチ領域が端部座標点を含み、かつ何れかの端部座標点と他のタッチ領域の座標点間の最大距離があらかじめ設定された所定の距離以上であって、上記他のタッチ領域の座標点が端部座標点でない場合に、上記他のタッチ領域に基づいて入力操作を判別するように構成されていることを特徴とするタッチパネル入力装置。
  6. 請求項1から請求項5のうち何れか1項のタッチパネル入力装置であって、
    上記タッチ判別部は、タッチ領域が1つだけであって端部座標点を含む場合において、上記タッチ領域が、あらかじめ設定された所定以上の速度で移動する場合には、そのタッチ領域および移動に基づいて入力操作を判別するように構成されていることを特徴とするタッチパネル入力装置。
  7. 請求項1から請求項6のうち何れか1項のタッチパネル入力装置であって、
    上記タッチ判別部は、タッチ領域が複数あって少なくとも1つのタッチ領域が端部座標点を含む場合、および上記タッチ領域が端部座標点を含まない場合において、上記複数のタッチ領域が、あらかじめ設定された規則に従った移動をする場合には、そのタッチ領域および移動に基づいて入力操作を判別するように構成されていることを特徴とするタッチパネル入力装置。
  8. 請求項1から請求項7のうち何れか1項のタッチパネル入力装置と、
    表示部と、
    上記表示部に重ねて設けられたタッチパネルと、
    タッチ領域に基づいて判別された入力操作に応じた動作処理を行う動作処理部と、
    を備えたことを特徴とする携帯端末装置。
  9. 表示部に重ねて設けられたタッチパネルのタッチ領域を検出し、そのタッチ領域に基づいて入力操作を判別するタッチパネル入力処理方法であって、
    タッチ領域に基づいて入力操作を判別するタッチ判別ステップと、
    タッチ領域が、タッチパネルの周縁の端部領域にある端部座標点を含むか否かを判別する端部判別ステップと、
    タッチ領域が1つだけであって端部座標点を含む場合、およびタッチ領域が複数あって少なくとも1つのタッチ領域が端部座標点を含み、かつ何れかの端部座標点と他のタッチ領域の座標点間の最大距離があらかじめ設定された所定の距離よりも小さい場合に、上記タッチ判別ステップによる判別を保留にする保留ステップと、
    上記保留後に新たなタッチ操作がなされた場合に、上記保留にされたタッチ領域と、新たなタッチ領域とに基づいて、入力操作を判別する保留後タッチ判別ステップと、
    を有することを特徴とするタッチパネル入力処理方法。
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