JP2013194298A - 装飾部品、時計部品、時計および装飾部品の製造方法 - Google Patents

装飾部品、時計部品、時計および装飾部品の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】複雑形状を有する装飾部品において、気相蒸着法によるチタン被膜に、電解処理を施し色彩化する場合、凹部または孔の内面のチタン被膜未形成部で母材の溶解が起こり色彩化に不具合が起こる。
【解決手段】部品の表面に、めっき被膜を形成し、その後に気相法によりチタン被膜を形成し、その表面を酸化処理し酸化被膜を形成する。また、前記めっき被膜を構成する金属材料として装飾部品の材料より、標準酸化還元電位が高い材料を用いる。これによりチタン被膜未形成部があっても、めっき被膜が形成されているために、電解処理において、部品の溶けだしが起こらず、均質に色彩化し装飾部品を提供することが可能である。
【選択図】図7

Description

本発明は、装飾部品、時計部品、時計および装飾部品の製造方法に関するものである。
従来から装飾部品の美観を向上させる方法として、チタンもしくはチタン合金で作られた装飾部品に陽極酸化処理を施す技術が提案されている(例えば特許文献1、2参照)。また、装飾部品がチタン以外の材料で作られたものであっても、イオンプレーティング法やスパッタリング法等により、装飾部品に下地となるチタンや窒化チタン等の被膜を形成し、この後、電解処理にて酸化被膜を形成し色彩化する技術が様々提案されている(例えば特許文献3、4参照)。
特開2005−118180号公報 特開平5−51796号公報 特開平4−202653号公報 特開昭61−163262号公報
しかしイオンプレーティングやスパッタ処理に代表される気相蒸着は、複雑形状、例えば凹部、孔などの入り組んだ形状への付きまわりが悪く、凹部または孔を有する部品においては、部品の全面に均一にチタン、もしくはチタン合金の被膜を成膜することが困難となる。それにより一部のチタン被膜が極端に薄くなったり、場合によっては部品の母材そのものが露わになる。
このような状態で電解処理を行うと、チタン被膜またはチタン合金被膜が薄い部分や、露出した部分で母材の溶解が起こる。これによって、薄肉部品の場合、部品の強度が下がる虞があり、さらに電解処理のための付加電圧が不安定になるために、チタン被膜に形成される酸化被膜の膜厚が不均一になり、それに伴い、色彩も不均一となりやすく、外観上見栄えが悪くなるという課題がある。
上記課題の一例を、図4および図5を用いて説明する。
図4および図5は自動巻機構を有する時計の部品である回転錘体164と回転重錘166の組み合わさった回転錘(部品)161の縦断面を示す模式図である。図4は回転錘体164と回転重錘166を組み合わせ、回転錘161を構成した状態を示し、この回転錘161に気相蒸着によりチタン被膜30aを成膜した構造を図5に示す。
図4において、回転錘161には、回転錘体164と回転重錘166の境界部に両者の組み合わせにより構成される第一凹部20が形成され、さらに回転重錘166上には第二凹部21が形成されている。ここで第一凹部20の幅w1と深さL1の関係はL1/w1≧1であり、第二凹部21の幅w2と深さL2の関係はL2/w2<1である。また、第一凹部20の方が第二凹部21より深く形成されている。
チタン成膜後の状態を示す図5では第二凹部21の内側側面および底面にむらなくチタン被膜が形成されているが、一方で第一凹部20の内部の第一凹部底面20a、第一凹部奥壁面20b、第一凹部奥内天井面20cといった入り組んだ構造部にはチタン被膜30aが形成されずに母材が露わになった被膜未形成部が形成されてしまう。以上のように、幅に対する深さの比率が1以上である凹形状では、気相蒸着によるチタン被膜30aの成膜が不完全になる虞がある。
この状態において部品に電解処理を行うと、付加電圧によって、母材が露出している第一凹部底面20a、第一凹部奥壁面20b、第一凹部奥内天井面20cでは、母材の溶解が起こる。この際付加電圧は不安定となり、チタン被膜30aの表面に形成される酸化被膜が不均一になり、外観に不具合が生じ、また母材が薄い部分では強度不足となる虞がある。
上記の課題を解決するために、本発明にかかる装飾部品の製造方法は、酸化処理可能な部品の表面に、気相法によりチタン被膜を形成する工程と、前記チタン被膜の表面を酸化処理して酸化被膜を形成する工程とを有する装飾部品の製造方法であって、前記チタン被膜を形成する工程の前に、前記部品の表面に、めっき処理によりめっき被膜を形成する工程を有し、前記めっき被膜を構成する金属材料として、前記部品を構成する金属材料より、標準酸化還元電位が高い金属材料を用いることを特徴とする。
このような製造方法を用いることで、気相法によるチタン被膜形成が困難な凹部または孔を有する部品であっても、チタン被膜の下に標準酸化還元電位の高い物質で構成されためっき被膜を形成することで、電解処理における部品の溶け出し、およびそれに起因する付加電圧の不安定化が起こらないため、部品の薄肉化による強度低下を伴わず、チタン被膜を均質に色彩化することが可能である。
本発明にかかる装飾部品の製造方法は、上記に記載の製造方法において、前記チタン被膜が純チタン被膜、窒化チタン被膜、炭化チタン被膜、チタンアルミ被膜のうち1つまたは複数の被膜からなることを特徴とする。
このような製造方法を用いることで、凹部または孔を有する部品において、部品の形状および材料を鑑みて、最適な気相法およびチタン被膜を選択し、均質に色彩化することができる。
本発明にかかる装飾部品の製造方法は、上記に記載の製造方法において、前記標準酸化還元電位がニッケルより高いことを特徴とする。
このような製造方法を用いることで、凹部または孔を有する部品であっても、部品の形状および材料を鑑みて、最適なめっき処理を選択することが可能で、その際コスト面で優れたニッケルを優先的に採用し、均質に色彩化することができる。
本発明にかかる装飾部品は、凹部または孔を有する部品であって、前記凹部の幅に対する深さの比率、または孔の径に対する貫通部の長さの比率が1以上であって、前記部品の表面に装飾部品側から順にめっき被膜、チタン被膜、酸化被膜を有し、前記めっき被膜を構成する金属材料は前記部品を構成する金属材料より標準酸化還元電位が高いことを特徴とする。
このように構成することで、気相法によるチタン被膜形成が困難な凹部または孔を有する部品であっても、チタン被膜の下に標準酸化還元電位の高い物質で構成されためっき被膜を形成することで、電解処理における部品の溶け出し、およびそれに起因する付加電圧の不安定化が起こらないため、部品の薄肉化による強度低下を伴わず、チタン被膜を均質に色彩化された装飾部品を提供することが可能である。
本発明にかかる装飾部品は、上記に記載の装飾部品において、前記チタン被膜が純チタン被膜、窒化チタン被膜、炭化チタン被膜、チタンアルミ被膜のうち1つまたは複数の被膜からなることを特徴とする。
このように構成することで、凹部または孔を有する部品において、部品の形状および材料を鑑みて、最適な気相法およびチタン被膜を選択し、均質に色彩化した装飾部品を提供することが可能である。
本発明にかかる装飾部品は、上記に記載の装飾部品において、前記めっき被膜を構成する金属材料の標準酸化還元電位がニッケルより高いことを特徴とする。
このように構成することで、 このような製造方法を用いることで、凹部または孔を有する部品であっても、部品の形状および材料を鑑みて、最適なめっき処理を選択することが可能で、その際コスト面で優れたニッケルを優先的に採用し、安価に均質な色彩化した装飾部品を提供することが可能である。
本発明にかかる時計部品は、先のいずれか一項に記載の装飾部品を備えていることを特徴とする。
このように構成することで、均質に色彩化し装飾部品を有する時計部品を提供することが可能である。
本発明にかかる時計は、先に記載の時計部品を備えたことを特徴とする。
このように構成することで、均質に色彩化した時計部品を有する時計を提供することが可能である。
本発明にかかる製造方法によれば、気相法によるチタン被膜形成が困難な凹部または孔を有する部品であっても、チタン被膜の下に標準酸化還元電位の高い物質で構成されためっき被膜を形成することで、電解処理における部品の溶け出し、およびそれに起因する付加電圧の不安定化を防ぎ、部品の薄肉化による強度低下を伴わず、チタン被膜を均質に色彩化することが可能である。
本発明の装飾部品を備えた第一実施形態における、自動巻機構を取り外した状態でムーブメントを表側からみた平面図である。 本発明の装飾部品を備えた第一実施形態における、自動巻機構の概略構成図である。 本発明の装飾部品を備えた実施形態における、回転錘の平面図である。 凹部を備えた回転錘の縦断面の模式図である。 チタン被膜を成膜した回転錘の縦断面の模式図である。 本発明の第一実施形態における、めっき被膜を成膜した回転錘の縦断面の模式図である。 本発明の第一実施形態における、めっき被膜を成膜した後、チタン被膜を成膜し、電解処理によって酸化被膜を形成した回転錘の模式図である。 本発明の第一実施形態における、めっき被膜を成膜した後、チタン被膜を成膜した回転錘の第一凹部の縦断面の模式図である。 本発明の第一実施形態における、めっき被膜を成膜した後、チタン被膜を成膜し、電解処理によって酸化被膜を形成した回転錘の第一凹部の縦断面の模式図である。 本発明の第二実施形態における、めっき被膜を成膜した後、チタン被膜を成膜し、電解処理によって酸化被膜を形成した回転錘を構成する回転重錘上の孔の縦断面の模式図である。 本発明の第一実施形態における、めっき被膜および、チタン被膜を成膜した回転錘において、チタン被膜の三層構造を説明する模式図である。
(第一実施形態)
次に、本発明の実施形態である装飾部品としての回転錘を備えた時計に関して図1、図2、図3に基づいて説明する。
図1は、自動巻機構を取り外した状態でムーブメント100を表側からみた平面図、図2は、自動巻機構の概略構成図である。
図1、図2に示すように、本発明にかかる装飾部品(例えば、後述の回転錘160)が組み込まれた自動巻腕時計10は、ムーブメント100と、このムーブメント100を収納する不図示のケーシングとにより構成され、ムーブメント100に不図示の文字板が取り付けられている。ムーブメント100は、基板を構成する地板102と、一番受105と、二番受106と、てんぷ受108と、アンクル受109とを備えている。二番受106は、一番受105と地板102との間に配置される。地板102には巻真案内孔103が形成されており、ここに巻真110が回転可能に組み込まれている。
ここで、地板102の両側のうち、文字板が配置される側(図1、図2における紙面奥側)をムーブメント100の裏側と称し、文字板が配置される側とは反対側(図1、図2における紙面手前側)をムーブメント100の表側と称する。ムーブメント100の裏側には、裏輪列と称する輪列や、おしどり140、かんぬき142、およびおしどり押さえ144を含む切換装置が配置されている。この切換装置により、巻真110の軸方向の位置が決定するようになっている。
一方、ムーブメント100の表側には、表輪列と称する輪列、表輪列の回転を制御するための脱進・調速装置40、および自動巻機構60等が組み込まれている。
表輪列は、香箱車120、二番車124、三番車126、四番車128により構成されている。香箱車120は、一番受105と地板102とにより回転可能に支持されており、不図示のぜんまいを有している。そして、巻真110を回転させると不図示のつづみ車が回転し、さらにきち車、丸穴車(いずれも不図示)、および角穴車118を介してぜんまいが巻き上げられる。
さらに、角穴車118の歯部には、板状のこはぜ117が噛合されており、これにより、角穴車118の回転が規制されるようになっている。
一方、ぜんまいが巻き戻される際の回転力により香箱車120が回転し、さらに二番車124が回転するように構成されている。二番車124は、二番受106と地板102とにより回転可能に支持されている。二番車124が回転すると、三番車126が回転する。
三番車126は、一番受105と地板102とにより回転可能に支持されている。三番車126が回転すると、四番車128が回転する。四番車128は、一番受105と二番受106とにより回転可能に支持されている。四番車128が回転することにより脱進・調速装置40が駆動する。
脱進・調速装置40は、てんぷ136と、がんぎ車134と、アンクル138とを備えている。アンクル138は、アンクル受109と地板102とにより回転可能に支持されている。てんぷ136は、てんぷ受108と地板102とにより回転可能に支持されている。てんぷ136は、てん真136aと、てん輪136bと、ひげぜんまい136cとを有している。
このような構成のもと、脱進・調速装置40は、二番車124が1時間に1回転するように制御する。二番車124の回転に基づいて不図示の筒かなが同時に回転するように構成されており、この筒かなに取り付けられた不図示の分針が「分」を表示するようになっている。
また、筒かなには、二番車124に対するスリップ機構が設けられている。筒かなの回転に基づいて、日の裏車の回転を介し、筒車(いずれも不図示)が12時間に1回転するように構成されている。そして、筒車に取付けられた不図示の時針が「時」を表示するようになっている。
さらに、二番車124の回転により、三番車126の回転を介し、四番車128が1分間に1回転するように構成されている。四番車128には、不図示の秒針が取り付けられている。
自動巻機構60は、この自動巻機構60を構成する回転錘160をユーザーの腕の動きで動かし、香箱車120の不図示のぜんまいを巻き上げるものである。また、回転錘160は、不図示のぜんまいを巻き上げる役割を有していると共に、不図示のケーシングが透過性の部材により形成されている場合等、自動巻腕時計10の外観を構成する装飾部品としての役割を有している。
このような回転錘160は、ボールベアリング162と、回転錘体164と、回転重錘166とを有している。ボールベアリング162は、内輪と、外輪と、これら外輪と内輪との間に設けられた複数のボール(いずれも不図示)とを有しており、内輪がボールベアリング止めねじ168を介して一番受105に固定されている。
図3は、回転錘160の平面図である。
同図に示すように、回転錘160の回転錘体164は、平面視略扇状に形成されたものであって、その回転中心には図2に示すボールベアリング162が配置されている。そして、このボールベアリング162の外輪と、回転錘体164とが固定されている。回転錘体164の材料は、この表面にめっき処理を施すことが可能な材料であればよい。
また、回転錘体164の外周縁には、この回転錘体164の外周縁に対応するように湾曲形成された回転重錘166が複数のビス61を介して固定されている。回転重錘166は、重金属粉末を主成分とするコンパウンド、例えばタングステン(W)にニッケル(Ni)や銅(Cu)を含有させた粉末を成形・焼成することにより形成されたものである。また、真鍮等を用いてもよい。
なお、回転錘体164への回転重錘166の固定方法は、ビス61を用いる場合に限られるものではなく、例えば接着剤等を用いて固定することも可能である。
図2に戻り、ボールベアリング162の外輪には、回転錘かな178が設けられている。この回転錘かな178は、一番伝え車182の一番伝え歯車182aに噛合わされる。
一番伝え歯車182aは、一番受105と地板102とにより回転可能に支持されている。さらに、一番伝え車182と一番受105との間には、つめレバー180が組み込まれている。つめレバー180は、一番伝え車182の軸心から偏心した形で取り付けられたものであって、引きつめ180a、および押しつめ180bを有している。これら引きつめ180a、および押しつめ180bは、二番伝え車184の二番伝え歯車184aに噛合わされる。
二番伝え車184は、二番伝え歯車184aの他に二番伝えかな184bを有している。二番伝え歯車184aは、回転錘体164と一番受105との間に位置している。一方、二番伝えかな184bは、角穴車118と噛み合うようになっている。
そして、二番伝え歯車184aに噛合うつめレバー180の引きつめ180a、および押しつめ180bは、二番伝え歯車184aの中心に向かって弾性力により付勢されている。
このような構成のもと、回転錘160が回転すると、回転錘かな178も同時に回転し、回転錘かな178の回転により、一番伝え車182が回転する。この一番伝え車182の軸心から偏心した形で取り付けられているつめレバー180は、一番伝え車182の回転により往復運動を行う。そして、引きつめ180a、および押しつめ180bにより二番伝え車184を一定の方向に回転させる。すると、二番伝え車184の回転により角穴車118が回転し、香箱車120の不図示のぜんまいを巻き上げる。
(回転錘の表面処理)
本実施形態では、図7に示すように回転錘(本願の部品の一例)161の外表面に、めっき被膜70とチタン被膜30と酸化被膜50がこの順に成膜された回転錘160(本願の装飾部品の一例)を構成している(即ち、部品にめっき被膜70等を成膜して装飾部品となる)。
図4〜9に基づいて、本発明の実施形態である回転錘160の表面処理に関して説明する。
図4に示すように回転錘161は回転錘体164と回転重錘166の組み合わせで成っており、その組み合わせ部には第一凹部20が形成されているが、第一凹部20の短辺の幅w1に対する深さL1の比率が1以上であるとき、気相蒸着を行っても、第一凹部底面20a、第一凹部奥壁面20b、第一凹部奥内天井面20cにはチタン被膜30aを生成できないことが、本発明者の鋭意検討の結果、明らかになっている(図5)。
第一凹部底面20a、第一凹部奥壁面20b、第一凹部奥内天井面20cにはチタン被膜30aが形成されていない状態で、後工程である電解処理を行うと、母材の溶け出しが生じてしまう。そこで、本発明にかかる製造方法においては、回転錘161の表面に回転錘体母材金属より標準酸化電位の高い金属材料でめっきを施し、その上に気相蒸着によりチタン被膜を生成する。なお、ここでの「チタン被膜」とは「純チタン被膜」、「窒化チタン被膜」、「炭化チタン被膜」、「チタンアルミ被膜」の1つまたは2つ以上を指す。
本実施形態において、回転重錘166はコバルトの添加されたタングステン合金からなり、回転錘体164は鉛を添加した真鍮からなる。図6に示すように、回転重錘166と回転錘体164からなる、回転錘161にめっき処理を施しめっき被膜70を成膜する。めっき処理方法は、電解めっき、無電解めっき伴に可能であるが、めっき被膜70が均一に形成される度合い(以下、付きまわり性という)が良好である無電解めっきが好ましい。めっきの膜種は、被めっき材料に含有される金属より標準酸化還元電位が高ければよく、本実施形態では、母材に含まれる金属材料は回転重錘166にはタングステン、コバルト、回転錘体164には銅、亜鉛、鉛が含まれるため、金、白金、パラジウム、銀、ニッケルなどが使用可能であるが、本実施形態ではコストを考慮しニッケルを採用し、特に還元剤に硼素化合物を用いた、無電解ニッケル―ボロンめっきを行う。
また、めっき被膜70の膜厚は、約1μm程度に設定されている。しかしながら、めっき被膜70の膜厚は、0.2μm〜2.0μmの範囲で設定することが可能である。これは技術的に0.2μm以下の膜厚形成は困難であり、また部品の寸法公差を考慮し2.0μm以下が望ましいためである。めっき処理、特に無電解めっきは、付きまわりが良く、第一凹部20の内側である第一凹部底面20a、第一凹部奥壁面20b、第一凹部奥内天井面20cといった入り組んだ部分にもめっき被膜70を施すことができる。
めっき処理をほどこした回転錘161に気相蒸着法の一つであるイオンプレーティング法により、チタン被膜30を形成する。このイオンプレーティング法によるチタン被膜30の被膜条件として、例えば、成膜雰囲気の真空度を10-5torrに設定し、且つ印加電圧が100Vに設定する。
めっき被膜70の上には、チタン被膜30が形成されている。チタン被膜30の膜厚は、0.2〜2.0μmの間で設定され、特に1.0μm程度が望ましい。これは、チタン被膜30の膜厚が薄すぎると、このチタン被膜30の上層に形成される酸化被膜50が発色できず、且つ膜厚が厚すぎると、部品の寸法公差の点で望ましくないだけではなく、チタン被膜30自身の圧縮残留応力によりひび割れして剥離してしまう虞があるからである。
なお、チタン被膜30を形成する方法としては、イオンプレーティング法に限られるものではなく、チタン被膜30を形成可能なさまざまな方法を採用することができる。例えば、イオンプレーティング法に代わってスパッタリング法を採用することも可能である。
チタン被膜30は純チタン被膜(Ti)または窒化チタン被膜(TiN)の1層で良いが、本実施形態において図11で示すようにチタン被膜30は、純チタン被膜30aと窒化チタン被膜30bと純チタン被膜30aの3層構造になっている。これは、母材側1層目の純チタン被膜30aでめっき層密着性を確保し、2層目の窒化チタン被膜30bでつきまわり性を向上させ、最外層である3層目の純チタン被膜30aで、このチタン被膜30の酸化反応によって生成される膜厚を均一として表面の色ムラを防止するためである。
図8は図6で示されるめっき被膜70成膜後の回転錘161に対し、チタン被膜30を形成したものを第一凹部20付近で拡大して示した図である。付きまわりの良いめっき被膜70は第一凹部20の内側である第一凹部底面20a、第一凹部奥壁面20b、第一凹部奥内天井面20cといった入り組んだ部分にも成膜される。それに対して、イオンプレーティング法によるチタン被膜30は第一凹部底面20aには形成されないため、これらの部分はめっき被膜70が露出する。
このように形成されたチタン被膜30に陽極酸化処理を施し、チタン被膜30の表面に酸化被膜50を図7および図9に示すように形成し回転錘160(装飾部品)を得る。図9は図7で示した回転錘160の第一凹部20近傍を拡大した図である。図で示すように酸化被膜50はチタン被膜30の上には形成されるが、めっき被膜70の上には形成されない。
陽極酸化処理の具体例としては、リン酸水溶液(H3PO4)の電解液中に、チタン板を浸漬して陰極とすると共に、チタン被膜30が形成されている回転錘161を浸漬し、電解電圧を印加して陽極とする。すると、チタン被膜30の表面に酸化被膜50が形成され、回転錘160が発色される。
ここで、リン酸水溶液は、15ml/lを使用、濃度は、5〜100ml/lで適用可能である。また、印加電圧は、酸化被膜50の膜厚が0.03〜0.05μmとなるように設定されている。なお、回転錘160の色彩は、溶液の種類(アルカリ酸)、濃度、および印加電圧の大きさで決定されるので、これらをパラメータとして任意の膜厚を設定することが可能である。また、印加時間は、特に限定されるものではない。
したがって上記の実施形態によれば、気相法によるチタン被膜が形成され難い凹部または孔を有する部品であっても、チタン被膜の下に標準酸化還元電位の高い物質で構成されためっき被膜を形成することで、電解処理における部品の溶け出しによる付加電圧の不安定化を防ぎ、回転錘160を均一に色彩化することが可能となり結果として、高い装飾性を有する装飾部品を製造することができる。
なお、本発明は上記の実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上記の実施形態に種々の変更を加えたものを含む。例えば、上記の実施形態では、タングステン合金からなる回転重錘166と真鍮からなる回転錘体164の組み合わせである、回転錘160に対しての色彩化について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、様々な材料で作られた様々な装飾部品に、上記の実施形態を採用することができる。
上記第一実施形態においては、チタン被膜30は、母材側から順に純チタン被膜30a、窒化チタン被膜30b、純チタン被膜30aの3層構造の被膜を適用したが、純チタン被膜、窒化チタン被膜、炭化チタン(TiC)被膜、チタンアルミ(TiAl)被膜の一層でもよく、またこれらを組み合わせた多層被膜を成膜してもよい。
また、上記実施形態におけるリン酸水溶液を0.1〜1.0mol/lのリン酸と1.5〜7.0mol/lの硫酸との混合浴中に、0.2〜1.0mol/l範囲のアルミニウムイオンと0.1〜0.6mol/l範囲の亜鉛イオンとを添加したものに置き換えて、チタン板を浸漬して陰極とすると共に、チタン被膜30が形成されている回転錘161を浸漬し、電解電圧を印加して陽極とすると、白色被膜が生成され、回転錘161に着色被膜を形成することができる。
(第二実施形態)
次に、この発明の第二実施形態を図1、図2、図3を援用し、図10に基づいて説明する。なお、第一実施形態と同一態様には、同一符号を付して説明する。
図10は、この第二実施形態における回転錘161の縦断面である。
この第二実施形態において、自動巻腕時計10は、ムーブメント100を有し、ムーブメント100の表側に、表輪列と称する輪列、表輪列の回転を制御するための脱進・調速装置40、および自動巻機構60等が組み込まれている点、自動巻機構60の回転錘160は、ボールベアリング162と、回転錘体164と、回転重錘166とを有している点等の時計の構造は、前記の第一実施形態と同様である。また、回転錘体164は平面視略扇状に形成されたものである点、回転重錘166は鉛を添加した真鍮である点、および表面処理として無電解ニッケルめっき処理、気相蒸着法によるチタン被膜生成、リン酸水溶液の電解液中での電解処理を行っている点等の回転錘161の表面処理に関する基本的構成においても、前記の第一実施形態と同様である。
第二実施形態と第一実施形態の相違点は、第二実施形態の回転重錘166はその面上に、孔径w3、貫通部の長さL3の孔22を有している点にある。このとき、孔径w3と貫通部の長さL3はL3/w3≧1の関係がある。
図10は上記の孔22を有する回転重錘166を回転錘体164と組み合わせた回転錘(部品)161に、第一実施形態と同様に、めっき処理によってめっき被膜70を成膜した後、気相蒸着法によりチタン被膜30を成膜し、電解処理によって酸化被膜50を形成した回転錘(部品)160において、孔22に対して縦断面をとった模式図である。
本実施形態において、図10のように、孔貫通部の中央22a(回転重錘166の厚さ方向中央部)でチタン被膜30が未形成の部分が現れ易い。しかし、この成膜未形成部には回転重錘166を構成する金属材料より標準酸化還元電位が高いめっき被膜70が成膜されており、回転重錘166の母材の露出が起こらない。したがって、酸化被膜を形成させるための電解処理を行っても、母材の溶け出しは起こらず、回転錘161の表面を均一に色彩化することができ、高い装飾性を有する装飾部品を製造することが可能となる。
10 自動巻時計
20 第一凹部
20a 第一凹部底面
20b 第一凹部奥壁面
20c 第一凹部奥内天井面
21 第二凹部
22 孔
22a 孔貫通部中央(厚さ方向中央)
30 チタン被膜
30a 純チタン被膜
30b 窒化チタン被膜
50 酸化被膜
60 自動巻機構
61 ビス(固定部材)
70 めっき被膜
100 ムーブメント
160 回転錘(装飾部品)
161 回転錘(部品)
164 回転錘体
166 回転重錘
1 第一凹部深さ
1 第一凹部幅
2 第二凹部深さ
2 第二凹部幅
3 孔径
3 孔貫通部長さ

Claims (8)

  1. 酸化処理可能な部品の表面に、気相法によりチタン被膜を形成する工程と、前記チタン被膜の表面を酸化処理して酸化被膜を形成する工程とを有する装飾部品の製造方法であって、
    前記チタン被膜を形成する工程の前に、前記部品の表面に、めっき処理によりめっき被膜を形成する工程を有し、
    前記めっき被膜を構成する金属材料として、前記部品を構成する金属材料より標準酸化還元電位が高い金属材料を用いることを特徴とする装飾部品の製造方法。
  2. 請求項1に記載の装飾部品の製造方法において、前記チタン被膜が純チタン被膜、窒化チタン被膜、炭化チタン被膜、チタンアルミ被膜のうち1つまたは複数の被膜からなることを特徴とする装飾部品の製造方法。
  3. 請求項1に記載の装飾部品の製造方法において、前記標準酸化還元電位がニッケルより高いことを特徴とする装飾部品の製造方法。
  4. 凹部または孔を有する部品であって、前記凹部の幅に対する深さの比率、または孔の径に対する貫通部の長さの比率が1以上であって、前記部品の表面に当該部品側から順にめっき被膜、チタン被膜、酸化被膜を有し、
    前記めっき被膜を構成する金属材料は、前記部品を構成する金属材料より標準酸化還元電位が高いことを特徴とする装飾部品。
  5. 請求項4に記載の装飾部品において、前記チタン被膜が、純チタン被膜、窒化チタン被膜、炭化チタン被膜、チタンアルミ被膜のうち1つまたは複数の被膜からなることを特徴とする装飾部品。
  6. 請求項4に記載の装飾部品であって、前記めっき被膜を構成する金属材料の標準酸化還元電位がニッケルより高いことを特徴とする装飾部品。
  7. 請求項4〜請求項6のいずれか一項に記載の装飾部品を備えていることを特徴とする時計部品。
  8. 請求項7に記載の時計部品を備えていることを特徴とする時計。
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